200年前ポルトガルの首都リスボンに生まれた伝統的大衆歌謡「ファド」。2011年にユネスコ無形文化遺産にも選ばれ、近年注目を集めています。 講座ではファドに欠かせない楽器、ギターラ(ポルトガルギター)奏者でありファド研究家である講師が「ファドのことがだいたいわかる」をコンセプトとしてレクチャー&ミニコンサートを行います。 今回のテーマはカーネーション革命50周年をふまえ「カーネーション革命とファド 」としました。1974年4月25日に発生した通称カーネーション革命によりポルトガルは長きにわたった独裁体制を終え「民主化」されました。しかしながら前体制に近い立場であるとみなされていたファドはこれを機に低迷期を迎えます。 今回は後編として革命後のファド低迷期とその復興を中心に「ファドの復興と名曲『Lisboa Menina e Moça』」をテーマとしてお話いたします。初めてファドを聴く方からファドファンまで、リスボンへ旅した気分でお楽しみください。(講師・記)
窓口でお手続きされる方は、芸術のちらしをご確認ください。当日は受講券をご持参ください。 ※設備費は、教室維持費です。