寺子屋(現代の学校、あるいは塾)帰りの娘が、春の陽ざしに誘われて、道草しながら遊ぶ様子を踊りにしたものです。蝶々を追いかけて戯れ、桜の花びらを拾って集め、マリを作ってマリ唄を踊ったりします。 少し大人びてきてませた小娘が、初恋の初々しさや、素直な恋心を表現するところも愛らしい、踊りをやる時に必ず習う、女踊りの入門曲の一つです。 日本舞踊は、姿勢よく体幹をしっかり使って踊りますので、稽古を続けることで自然に、健康な体を無理なく楽しく作ることができます。日本舞踊の動きが身につくと、どんなに高齢になっても、健康なことは勿論、無理なく美しい動きで踊れますので、一生の宝になります。 思いたった時が吉日です。ともかく、始めてみてはいかがですか?
藤間 作介:藤間流師範 藤間流(勘右衛門派)師範、日本舞踊協会会員。
【各自ご用意ください】着物か浴衣(なければ動きやすい服で結構です)、白足袋 ・教室前に更衣室があります。 ・靴は各自のロッカー(一番下の段)にお入れください。 ・ロッカーは施錠できます。鍵の紛失にご注意ください。