本年没後100年を迎えたイタリア・オペラの大作曲家、ジャコモ・プッチーニ。 《トスカ》《蝶々夫人》など、彼の代表作は世界中で高い人気を誇っています。その秘密はどこにあるのでしょう?日本を代表するプッチーニ歌いとして世界で活躍するソプラノの大村博美さんをお迎えし、実演を交えながらプッチーニ・オペラの魅力に迫ります。(加藤講師・記) 〈演奏予定曲目〉※変更する場合がございます。あらかじめご了承ください。 ・蝶々夫人 より « ある晴れた日 » ・トゥーランドットより « この宮殿の中で » ・トスカ より« 歌に生き愛に生き »
加藤 浩子:音楽評論家 東京生まれ。慶應義塾大学大学院修了(音楽学専攻)。音楽評論家。著書に『黄金の翼=ジュゼッペ・ヴェルディ』『バッハへの旅』(東京書籍)、『ようこそオペラ!』『今夜はオペラ!』『モーツァルト 愛の名曲20選』『オペラ 愛の名曲20+4選』(春秋社)、『ヴェルディ』『オペラでわかるヨーロッパ史』 『音楽で楽しむ名画』(平凡社新書)ほか多数。共著に鈴木雅明氏との対談集『バッハからの贈りもの』(春秋社)。最新刊は『16人16曲でわかるオペラの歴史」(平凡社新書)。 ブログ http://plaza.rakuten.co.jp/casahiroko/ ホームページhttp://www.casa-hiroko.com/
大村 博美:東京藝大大学院修了後イタリア留学中にベルヴェデーレコンクールオペラ部門(ウィーン)、ジャンフランコマズィ−ニオペラコンクール (イタリア/ レッジョエミリア) 等の国際コンクール入賞。その後、拠点をフランスに移しマルセイユ国際オペラコンクール優勝。欧米豪の歌劇場や音楽祭で ”蝶々夫人”、“オテロ”のデズデモナ、“トロヴァトーレ”の レオノーラ、 “フィガロの結婚 ” の伯爵夫人、難役として知られる “ノルマ ” 等、常にソプラノの主役で活躍。世界最高峰の野外フェスティバルの一つであるプッチーニフェスティバル (イタリア / トッレ・デル・ ラーゴ)で2018年19年に2年連続 “蝶々夫人”、21年に “トスカ” で主演し喝采を浴びた。日本では新国立劇場 “蝶々夫人”、 ”ドン・カルロ“ のエリザベッタ等で大成功を収め、東京二期会の椿姫、トスカ、蝶々夫人、また演奏会形式 ”ノルマ” 等で喝采を博す。コンサートの分野でも、ロンドン交響楽団とセントポール大聖堂でブラームスの "ドイツレクイエム”、フランス国立管弦楽団とパリのシャンゼリゼ劇場でメンデルスゾーンの “真夏の夜の夢‘’のソロを務める等、高い評価を受ける。東京交響楽団とのベートーヴェン第九のCD、オペラオーストラリアから違う演出で2本の蝶々夫人のDVDが発売中。
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