地球はいかにして生命を宿す惑星になったのでしょう?太陽系内での生命探しはどこまで進んでいるのでしょう?そして、この広い宇宙には地球以外にも生命を宿す天体は存在するのでしょうか?火星をはじめとする太陽系内天体の探査が急速に進み、地球に似た太陽系外惑星の発見も相次いで報告されている現在、わたしたち人類はいよいよこうした問いに対して現実的な議論が行える時代に突入しました。この講座では、こうした究極的な問いに答えるため、生命が誕生するような惑星が満たすべき条件について、最新の研究成果をもとにわかりやすく解説します。
佐々木 貴教:京都大学大学院理学研究科助教 1979年生まれ。2008年3月東京大学大学院理学系研究科地球惑星科学専攻博士課程修了。博士(理学)。東京工業大学GCOE特任助教および特任准教授などを経て、2014年より京都大学大学院理学研究科宇宙物理学教室助教。専門は、惑星と生命の起源と進化についての理論研究。
※設備費は、教室維持費です。