音訳活動中の方と、音訳の基礎を勉強した方のための講座です。本格的な音訳活動(朗読ボランティア)が始まって約50年。現在では、文学作品以外に、幅広い分野の資料の音声化が求められています。それらの資料には声にする為の特別な配慮を必要とする情報が多数含まれており、小説でも地図や系図等を読みこまなければならない場合もあります。 この講座では、グラフ、表、流れ図、写真、イラスト、地図、系図の音声化。符号、略語・略記、伏字・欠字、ルビ、外国語の表現法。引用文の読み方。注、参照事項の読みこみ方。目次や誤植の扱い方。同音異義語の説明、音訳者注のいれ方。その他、音訳上必要な処理について、実例解説と共に、聞き手にとってわかりやすい表現の仕方を実習します。 ※音訳・初級クラス、応用クラス修了者もしくは同等の経験者のみ受講可能です。 ★音訳処理カリキュラム予定(変更になる場合もございます。予めご了承ください。) 第1回 音声処理とは何か 符号・カッコ ほか 第2回 引用文・注の使い方・ルビ 第3回 同音異義語・略語・伏字・欠字 第4回 誤植・目次・音訳者注・見出し 第5回 写真 第6回 図 第7回 地図・見取り図 第8回 表 第9回 グラフ 第10回 グラフ 第11回 イラスト・挿絵・表紙の説明 第12回 まんが・補足・まとめ
小泉 澄江:音訳講師 公立図書館、音訳グループで録音図書の製作、広報紙の音訳等に携わり新人を指導。東京都音訳奉仕員指導者。
・原則第4月曜です。月末とは限らないのでご注意下さい。祝日、振り替え休日も授業を行うことがあります。 ・教室は当日の案内表示をご確認ください。