古代ギリシアで哲学がはじまって以来、「人間とは何か」という問いは、たえず探求されてきました。この問いにどう答えるかによって、哲学のさまざまな考えを整理することもできます。一見すると何の変哲もないテーマですが、あらためて問い直すと、私たち自身の隠された特性さえ浮かび上がってきます。ギリシアから現代まで、時代を代表する哲学を確認しながら、自己発見の旅に出かけましょう。「人間」に興味をお持ちの方は、どなたでも気軽に参加できます。(講師記) 2023年7月期開講。今期(2024年4月期)終了予定 <今期カリキュラム> 2024年4月期 現代の人間はどこへ向かうか? 10.人間存在論はどこで頓挫したか?ハイデガーの失敗 11.人間からサイバネティックスへ?ウィーナーからの技術論 12. 機械は人間の夢を見るか? カーツワイルの予想
岡本 裕一朗:おかもと・ゆういちろう 玉川大学名誉教授 1954年福岡県生まれ。九州大学大学院文学研究科修了。博士(文学)。九州大学文学部助手を経て、現在、玉川大学文学部名誉教授。専攻は哲学・倫理学。 著書に、『ネオ・プラグマティズムとは何か―ポスト分析哲学の新展開』『ヘーゲルと現代 思想の臨界』『ポストモダンの思想的根拠』『異議あり!生命・環境倫理学』(すべてナカニシヤ出版)、『12歳からの現代思想』(ちくま新書)、『モノ・ サピエンス』(光文社新書)、『ヘーゲル入門』(共著・河出書房新社)、『フシギなくらい見えてくる!本当にわかる現代思想』(日本実業出版社)、『フランス現代思想史』(中公新書)、『いま世界の哲学者が考えていること』(ダイヤモンド社)、『ほんとうの「哲学」の話をしよう』(中央公論新社)など多数。
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