九州大学大学院地球社会統合科学府提携講座『日本とアジアの城郭・宮殿』(全6回)の最終回です。 チベットの中心都市ラサに聳えるポタラ宮は、「偉大なる5世」と呼ばれたダライラマ5世(1617-1682)の治世下で建設された宮殿であり、観音菩薩の化身としてのダライラマの権威と正統性を象徴する建築物です。本講座では、チベット史における数々の出来事の舞台となったポタラ宮に焦点を当てつつ、特に20世紀のチベットのあゆみをみていきたいと思います。
小林 亮介:九州大学大学院地球社会統合科学府准教授 筑波大学大学院人文社会科学研究科・博士(文学)。主に19世紀から20世紀のチベット史を研究している。
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