神童モーツァルトが22歳の時に作曲した、明るいト長調とイ長調のソナタと、そしてモーツァルトを敬愛してやまなかったベートーヴェンの傑作、クロイツェルソナタなど、演奏を中心にお送りします。 日本を代表する国際的ヴァイオリニストの一人である漆原朝子さん、フランス音楽界の第一人者であるアンリエット・ピュイグ=ロジェに見出された鷲宮美幸さんのコラボレーションをお楽しみください。 【演奏予定曲】 ☆モーツァルト ソナタ k.301 ト長調 ☆モーツァルト ソナタ k.305 イ長調 ☆ベートーヴェン クロイツェルソナタ イ長調 ほか ※変更になる場合もございます。予めご了承ください。
鷲宮 美幸:ピアニスト 7歳よりピアノ、作曲、バイオリンを始める。その後、桐朋学園附属子供のための音楽教室、桐朋女子高等学校を経て、桐朋学園大学ピアノ科入学。在学中、フランス音楽界の第一人者H.ピュイグ=ロジェ氏に見い出され、パリに留学。帰国後、桐朋学園大学を卒業。第56回日本音楽コンクール入選を皮切りに、UFAM国際コンクール・室内楽部門第2位、日本室内楽コンクール第3位、国際ピアノデュオ・コンクール2台4手部門第2位(日本人最高位)など、多くのコンクールに入賞するとともに、トゥール国際アカデミーでは2年連続で最優秀受講生に選ばれた。音楽の構造を的確に把握した上での繊細かつ大胆な表現は高く評価され、現在各地の音楽祭での公式ピアニスト、オーケストラ公演のソリスト、室内楽奏者、桐朋学園大学嘱託演奏員などで活躍中。また多くの国内外の著名なソリストに請われ、ジャン・ワン、マクサンス・ラリュー、レ・ウァン・フランセのジルベール・オダン等と共演し、また世界屈指のチェリスト、ミッシャー・マイスキーと「徹子の部屋」「ニュース23」でも共演し、好評を博す。NHK FM名曲リサイタルにも度々出演し、2007年11月にはNHKBS「ぴあのピア」にソロで出演。これまでにピアノを寺西昭子、村手静子、T.パラスキヴェスコ、高木茉莉、松浪佳子の各氏に、室内楽をJ.M.ダマーズ、三善晃、H.ピュイグ=ロジェ、クリスチャン・イヴァルディの各氏に、チェンバロを遠藤陽子氏に師事。CDに、「ワッシー・ファンタジア」(PF.鷲宮美幸/DQC65パスティエル)他多数をリリースし、いずれも高い評価を得ている。↓↓公式サイトhttp://www.miyuki-washimiya.com/↓↓↓↓"
漆原 朝子:ヴァイオリニスト 東京藝大付属高校在学中に日本国際音楽コンクールにおいて最年少優勝。ジュリアード音楽院卒業。88年N響定期公演デビュー、ニューヨークでのリサイタル・デビューも絶賛を博す。マールボロ音楽祭でルドルフ・ゼルキン等と共演したほか、ザルツブルク音楽祭などにも登場。内外のオーケストラとの共演も数多い。ベリー・スナイダー(Pf)とは20年以上にわたってデュオを組んでおり、シューマンとブラームスのヴァイオリンソナタ全曲ライヴCDを相次いでリリースして極めて高い評価を得たほか、テーマ性をもったリサイタルツアーを度々行っている。2017年にリリースした エルガー:ヴァイオリン協奏曲 ライヴCDも絶賛を博す。平成26年度 文化庁芸術祭レコード部門優秀賞受賞。 現在 東京藝術大学教授。
・演奏中のご入室はご遠慮いただいております。遅れずにご参加ください。