本シリーズではこれまで、「中世は暗黒時代だった」「中世の人々は地球は平らだと考えた」「中世の人々は魔女を信じ火あぶりにした」等々、巷にあふれかえる中世ヨーロッパのフィクションを取り上げ、その出所を探り、ファクトとの峻別について考えてきました。 今期は、中世にその文化が全盛期を迎えたキリスト教修道院に着目します。修道院が現代のメディアでどのように取り上げられてきたかを論じた上で、新旧の名作映画を取り上げて詳しく解説します。一方で、中世において修道士がどのような生活をしていたのかを確認しながら、映像作品の描き方にみられる偏見や現代的な問題意識について、受講者のみなさんと一緒に考えてみたいと思います。 第1回 メディアに描かれる修道院 第2回 映画『大いなる沈黙へ グランド・シャルトルーズ修道院』 第3回 映画『薔薇の名前』
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