自分自身の身体の動き方によって、ときにスッと動いたり、ときに無理な力がかかったり、さらにはそのどちらも感じていなかったりすることもあります。どうしてそうなるのだろう?そんなこともひとつの大きなテーマにしながら、自分自身の体について、動きを通じてその本来もっている可能性を再発見していきます。ただこなすだけの動きではなく、ひとつひとつの動きの質に注目しながら進めていきます。(講師・記) 各回のテーマ(予定) 10月17日 力みは動きにくいことを教えてくれている1〜上下の負荷に安定感を〜 11月21日 力みは動きにくいことを教えてくれている2〜皮膚表層の効用〜 12月19日 力みは動きにくいことを教えてくれている3〜皮膚表層の活用〜
甲野 陽紀:身体技法研究者 武術研究者・甲野善紀氏の武術指導のアシスタント、演劇制作スタッフなどを経験した後、独立。分野や流儀、流派にとらわれない立場で身体技法の研究を始める。達人や名人と呼ばれるほどの技量を持つ武術家や職人などの技を観察・分析する研究を基盤に、さまざまに変化する身体の動きを、注意の向け方や言葉の使い方などとの関係から読み解き、そのエッセンスを日常に役立つ技法として提案する斬新なアプローチは、スポーツや介護、楽器奏法、教育関連など、さまざまな分野の専門家からも注目されている。 著書に『身体は「わたし」を映す間鏡である』(和器出版)、共著に『甲野善紀と甲野陽紀の不思議なほど日常生活が楽になる身体の使い方』(山と溪谷社)がある。 ※甲野陽紀先生オフィシャルホームページ konoharunori.com
動きやすい服装でご参加ください。更衣室内では会話をお控えください。