定型詩としての俳句を、最新の句集をもとに考え、実作する講座です。俳句に使われる日本語を知り、現在の俳句に触れることで、実作の基礎を学べます。中級者の方は、文法について簡単に復習し、自分の文体に意識的になることで、ランクアップを目指しましょう。ほかのジャンルの表現者の方、オンラインなので地方在住のみなさんも歓迎。いろいろな角度から日本語表現の可能性をともに考える場になれば嬉しいです。(講師記) ◆講座の流れ: 提出作品の講評を行いながら講義します。講義では同時代を生きる作家の句集に加え、歌集や詩集等からも作品を取り上げます。課題の送付方法などは、マイページの「教材」からご確認ください。 ・一回目の課題テーマ:「ツッコミを入れたくなる句」(解釈はご自由に)1句を含む、計2句(提出は任意です) 締め切り:10月13日(金)/10月16日(月)作品集掲載 ・二回目締め切り:11月8日(水)/11月11日(土)作品集掲載 ・三回目締め切り:12月13日(水)/12月16日(土)作品集掲載 ●課題入力フォームおよび、作品集は「マイページ」よりご確認ください。 ●締め切り厳守です。締め切り日を過ぎてのご提出分は次回講評します。 ・・・・
佐藤 文香:(さとうあやか)俳人 兵庫県神戸市生まれ、愛媛県松山市で育つ。1998年、夏井いつきによる俳句の授業をきっかけに句作を開始し、高校時代は俳句甲子園に出場。第2回芝不器男俳句新人賞対馬康子奨励賞、第1回円錐新鋭作品賞白桃賞受賞。「里」・「クプラス」を経て現在「鏡」・「翻車魚」にて俳句活動。池田澄子に師事。漫画の俳句協力や作詞、句集のプロデュースなども手がける。 句集 『海藻標本』(第10回宗左近俳句大賞受賞)、 『君に目があり見開かれ』、『菊は雪』、『こゑは消えるのに』。編著 『15 歳の短歌・俳句・川柳2生と夢』、『俳句を遊べ!』、『天の川銀河発電所』。詩集に『渡す手』(第29回中原中也賞)、共編著に『おやすみ短歌』など。山田耕司『不純』(左右社)や柿本多映『ひめむかし』(深夜叢書社)など、句集の企画・編集協力を手掛ける。 講師ウェブサイト:https://satoayaka.com/
Zoomミーティングを使用したオンライン講座です。見逃し配信(1週間限定)はマイページにアップします。各自ご確認ください。お問合せはasaculonline001@asahiculture.comで承ります。