「美術解剖学」は、美術用の応用解剖学です。美術解剖学を学ぶ事で、人体の体表を観察した時にその起伏が何によるものなのか識別できるようになり、人体表現がより豊かになったり、説得力のある作品を効率よく創作できるようになります。また、人体の知識を理解する事で、観察眼が向上し、拾える情報が増え、作り込んでいる箇所が理解できるようになり、作品鑑賞も楽しくなります。人体に対するものの見方や視野も広がります。 「筋肉」とは、筋線維の集合体で、収縮して骨を動かします。私が筋肉を描き始めたのは、トレーニングしていた際に筋肉に興味を持ち、当時のトレーナーさんに美術解剖学を勧められたことがきっかけでした。トレーニングする時にどこの筋肉を動かしているのかが明確にわかり、驚いたことを今でも覚えています。筋肉を学ぶ事で、自分自身の筋肉についての理解も深まります。ただ描くのではなく人体を学んだ上で描いてみると、新しい発見があり新鮮な気持ちで描き続けることができます。普段絵を描かない方でも人体を学んでみると様々な発見があるでしょう。 本講座では、全3回で男性の人体(胴体、腕、脚)の筋肉をテーマに、一緒にスケッチしながら学んでいきます。筋肉を学習する習慣を身につけ、自分の理想とする筋肉を発見し、最終的に自分の理想とする筋肉を描けるようになる事を目指します。私の日々の探求で培った筋肉に関する独自の視点と、観察ポイント、線画を描く時の細かいコツなどを解説します。基礎から丁寧に説明しますので、初心者の方もお気軽にご参加ください。(講師・記) 【カリキュラム】 第1回 胴体、頚部 筋肉は、筋線維の集合体で、収縮して骨を動かします。弛緩して元に戻すだけで、バネのように力を溜めることはありません。腱は骨を牽引(けんいん)するのみで収縮しません。これは人体を描画する際に、押さえておきたいポイントです。胴体と頚部の筋肉では、前面に胸鎖乳突筋、大胸筋や腹直筋、前鋸筋、外腹斜筋などがあります。後面は、僧帽筋、大円筋、広背筋などがわかりやすい筋肉です。それらの筋肉の境界部は、体表から確認しやすい溝ができます。体表から観察できるくぼみは、三角形をしている事が多く、名称があります。例えば、鎖骨と大胸筋、三角筋の筋肉と骨に囲まれた隙間がありますが、三角筋胸筋三角と言います。そのような名称を理解して、意識して観察する事で観察眼の向上が期待できます。さらに描画する時に、筋肉量によりその窪みを浅く描いたり、深く描いたり、自分好みの筋肉をコントロールして描く事に応用ができます。 第2回 腕(上腕、前腕、手) 腕の筋肉は、肩の筋肉の三角筋や、肘を曲げて力こぶをつくった時に最大収縮する上腕二頭筋などがあります。前腕の筋肉は、腕組みをした時に体表から浮き出やすく観察しやすい筋肉で、腕橈骨筋と長橈側手根伸筋がわかりやすいです。手の場合、男性は腱が観察しやすいです。腕の筋肉は、小さな筋肉が多く複雑そうですが、上腕、前腕、手とパーツで分けて学習すると描画するポイントが明確になります。 第3回 脚 脚の筋肉は、大腿の前面のボリュームを作っている大腿の伸筋群があります。後面にはハムストリングスがあり、後面の起伏を作っています。下腿では、体表から確認しやすい筋肉としては、後面の腓腹筋があります。また、脚の付け根には、三角形にくぼんだ大腿三角(スカルパ三角)という領域があります。体表から確認しやすく、脚を描く時にポイントとなるくぼみの一つです。 *** 【広報画像】 @胴体の筋肉図(講師作成) A[左]人体スケッチ例/[右]胴体のスケッチ例(講師作成) B[左]腋窩(えきか)の筋肉図/[右]手のスケッチ例(講師作成)
詳しく見る100年前のディストピア小説『すばらしい新世界』は、21世紀の予言書だった! 生老病死はコントロールする時代に!富裕層は若さと長寿を金で買い、親はIQ180の赤ちゃんを卵子から選べ、死んだ愛犬はクローンで即複元、認知症もうつ病も自宅で消滅、会社は社員を、主治医は患者を、24時間AIでチェックする。 100年前の名著が予言したSFのような世界が、今まさに現実になりつつあるとしたら? 高速で進むバイオ医療と、各国で進む安楽死法の裏で、密かに進む驚愕の計画を、国際ジャーナリスト堤未果が、「お金・人事・歴史」の裏側から徹底取材。 あなたと大切な人の命をAIに奪われない為の方法と、このディストピアを阻止する日本人の美しい宝について、明かします!(講師・記)
詳しく見る社会学者・見田宗介/秘教家・真木悠介が逝って4年。この多像的な思想家がのこしたヴィジョンの現代性と未来への可能性を、自発的な生のコミューン(共同体)を失いかけた私たちの世界でいかに引き継いでゆくかがいま問われています。とりわけ「真木悠介」という思想的「希求」のヴィジョンは、学問的な枠組を超えて、私たちの生と死をめぐる「倫理」と「道理」の探究のあらたな道筋を照らし出す力を持っています。「生命」の気流の鳴動を内なる耳で聴こうとするこの独創的なヴィジョンは、自らを隠すエソテリックでオカルト的(秘教的)な傾向を持っているので、その隠された叡知とふたたび出逢うには、未知の飛躍的な「発見」と「啓示」の時が必要です。 本講では、『気流の鳴る音』(ちくま学芸文庫)『宮沢賢治 存在の祭りの中へ』(岩波現代文庫)『うつくしい道をしずかに歩く』(河出書房新社)などの著作を取り上げながら、カルロス・カスタネダ、宮沢賢治、石牟礼道子、山尾三省らに託して探究された「コミューン」の交響する姿を、未来に向けてあらたに展望したいと思います。(講師・記)
詳しく見る夏休みの思い出に、自由研究に!親子で参加できるプラモデル作りの講座です。 デフォルメされたかわいらしい恐竜のプラモデルを組み立てます。道具の使い方や模型製作の基本を学びましょう。 組み立てた恐竜のプラモデルをマーカーでペイントします。世界にひとつの自分だけの作品を作りましょう。 使用する教材:童友社様 デフォルメプラモデル【恐竜】 Cバリオニクス ★小学生対象。1年生から受講可能です。必ず保護者様のご同伴をお願いいたします。受講料は親子2名様分の金額です。 ★教材準備のため、8/16(日)までにお申込みください。 ★ごきょうだいでのご参加など、お子様2名以上でご参加をご希望の場合は、追加でお一人分の受講料と教材費を申し受けます。詳細をご案内いたしますのでお申込み後にメール(yk9bikou@asahiculture.com)にてご連絡ください。※8/11〜8/16の夏季休業期間はご返信ができません。
詳しく見るこちらは講義のみのお申し込みページです。 人物は何を考えているか? フェルメールは明確な答えを示さず解釈を見る者に委ねます。 フェルメールを取り巻く世界、同時代の画家たちの作品、フェルメール作品同士の比較から浮かび上がってくるものが存在します。 画家が作品に隠した手掛かりを探り、人物の心の内に迫ります。(講師・記) ■紹介作品 第一部 フェルメールを取り巻く世界 第二部 牛乳を注ぐ女性・レースを編む女性・天秤を持つ女性 第三部 「窓辺で手紙を読む女性」他 ※オンライン受講をご選択の方には印刷資料を郵送いたします。 直前にお申し込みの場合は、講座当日までに届かないことがございます。講座は資料がなくてもお楽しみ頂ける内容です。(郵送代として教材費を頂戴いたしますので、お申し込み間違いのないようご注意ください。) ※欠席時の資料郵送はしておりません。ご来社時に事務所でお受け取りください。(保管期間3ヶ月) ★「フェルメール展」関連講座 画像情報:ヨハネス·フェルメール《真珠の耳飾りの少女》 1665年頃 44.5×39cm 油彩·カンヴァス マウリッツハイス美術館 ©Mauritshuis, The Hague 【展覧会開催概要】 [フェルメール《真珠の耳飾りの少女》展 17世紀オランダ絵画の名品、奇跡の再来日](https://vermeer2026.exhibit.jp/) 会期:2026年8月21日(金)〜9月27日(日) 会場:大阪中之島美術館
詳しく見るこちらは講義のみのお申し込みページです。 この夏、日本にふたたび《真珠の耳飾りの少女》がやってきます。30数点しか現存しないとされるヨハネス・フェルメールの展覧会が開催されるのは、それほどまでにわれわれ日本人がフェルメールに関心が高いからなのは言うまでもありません。では、その関心の高さはいつから始まったのか?フェルメールへの愛好は、他の西洋美術の画家と比べて何が異なるのか?…この講座では、フェルメール作品の「受容」について考えを巡らせてみたいと思います。(講師・記) ★「フェルメール展」関連講座 画像情報:ヨハネス·フェルメール《真珠の耳飾りの少女》 1665年頃 44.5×39cm 油彩·カンヴァス マウリッツハイス美術館 ©Mauritshuis, The Hague 【展覧会開催概要】 [フェルメール《真珠の耳飾りの少女》展 17世紀オランダ絵画の名品、奇跡の再来日](https://vermeer2026.exhibit.jp/) 会期:2026年8月21日(金)〜9月27日(日) 会場:大阪中之島美術館
詳しく見るこちらは講義のみのお申し込みページです。 フェルメールの絵画には、楽器を演奏する光景が描かれた作品がいくつかあります。リュートやヴァージナルなどの楽器は、17世紀オランダの人々の暮らしや教養、社交のあり方を伝える大切な手がかりです。本講座では、フェルメールが活躍した17世紀オランダの時代背景と音楽文化をひもときます。リュート奏者・高本一郎さんをお迎えし、実演を交えながら、フェルメールの絵画の中に響いていた音楽の世界へご案内します。 会場はアサコムホール(中之島フェスティバルタワー12階) 画像情報:ヨハネス·フェルメール《真珠の耳飾りの少女》 1665年頃 44.5×39cm 油彩·カンヴァス マウリッツハイス美術館 ©Mauritshuis, The Hague 【展覧会開催概要】 [フェルメール《真珠の耳飾りの少女》展 17世紀オランダ絵画の名品、奇跡の再来日](https://vermeer2026.exhibit.jp/) 会期:2026年8月21日(金)〜9月27日(日) 会場:大阪中之島美術館
詳しく見るアメリカ文学には、あまり関わりたくないようなちょっと変わった人たちが数多く登場します。白い鯨に取り憑かれた船長、無人島で孤独に生きた女性、大陸を走り続ける反抗的な若者たち、自由に生きているようでどこか危うさを抱えた女性――いずれも強烈で、一筋縄ではいきません。本講座では、そうしたキャラクターの魅力に焦点を当てながら、名作の読みどころを丁寧に紹介します。難解だと思われがちな古典も、人物から入ればぐっと身近になります。最初は少し距離を置きたくなるような彼ら、彼女たちに、いつのまにか心を奪われている――そんな読書の楽しみへとご案内します。(講師:記) ### こちらの講座は1年間で4回のシリーズ講座です。 6/15 ハーマン・メルヴィル『白鯨』――男たちの奇妙な友情⇒[アーカイブ販売中9/30まで](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=8999120) 9/7 セアラ・オーン・ジュエット『とんがりモミの木の郷』――孤独と繋がりへの秘めた想い 12/14 ジャック・ケルアック『オン・ザ・ロード』――止まらない若者たちの反抗文化 3/8 トルーマン・カポーティ『ティファニーで朝食を』――映画とは異なる原作の魅力
詳しく見る「分断の時代だから、もっと対話を」——そんな言葉を耳にする機会が増えました。 けれども実際には、「対話」は多くのエネルギーを要する営みです。他者の言葉に耳を傾けることで、自分の価値観がゆらぐこともあり、また、自分の言葉を差し出すことに不安やためらいを感じることもあるかと思います。 「言葉」という場で対話することによって、私たちは他者と、自分自身と、どう向き合えるのか。「問い」を持つことで自分や他者にどんな影響があるのか。 本対談では、プラトンやソクラテス以来の対話の試みや現代における哲学対話の実践などを手がかりに、「対話」という営みについて、そしてこれからの「対話」の可能性について、納富信留さん、永井玲衣さんと一緒に考えます。
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