2025年も、一つの切り口で一ヶ月に一度、12回に渡って絵画や 彫刻を掘りさげていきます。 今年のテーマは「一枚の絵」。 ルネッサンスから印象派まで時代を追いながら、ある一枚の絵を 入り口にして、肖像画と自画像の違いについて思いを巡らしたり、 パトロンとアーティストの関係がどのように作品に反映される のかを確認したりしながら、アートの色々な側面を深掘りします。 ダ・ヴィンチの「モナ・リザ」やゴッホの「ひまわり」など、 広く知られる有名な作品も多く取り上げます。 たくさんの新しい発見がある一年になりますように。 【1月期】 1 Masaccioの聖母子ー祭壇画を描く 2 Botticelliのプリマヴェーラーパトロンと時代に応える 3 Leonardのモナ・リザー肖像画を描く 【4月期】 4 Leonardの岩窟の聖母ー名画とは? 5 Michelangeloのシスティーナ礼拝堂ー壁画を描く 6 Boschの快楽の園ー誰のために? なんのために? 【7月期】 7 van Eyckのゲント大祭壇画ー北方ルネッサンスとは? 8 Rembrantの自画像ー自画像を描く 9 Velazquezのラス・メニーナスー何を描いているのか? 【10月期】 10 Turnerの機関車ー自然を描く 11 Monetの国会議事堂ー連作を描く 12 Goghのひまわりー何枚あるの? ※カリキュラムは予定です。変更の可能性もございますので予めご了承ください。
詳しく見る2024年、阪神甲子園球場が100周年を迎える節目の年を迎えました。この記念すべき機会に、特別なイベントを開催いたします! ゲストに高校野球界の名将、小倉全由監督をお迎えし、朝日新聞スポーツ部の記者が聞き手となり、高校野球に関するさまざまな話題を語っていただきます。 小倉監督は、日大三高と関東一高の監督として、2度の全国制覇(01年夏、11年夏)を含め甲子園の舞台で数々の名勝負を繰り広げ、現在は高校日本代表の監督も務めています。監督として、「熱く」「一生懸命」の姿勢を選手に説き、「ほめて伸ばす」指導法にも注目が集まっています。 本トークイベントでは、甲子園の舞台裏や選手とのエピソードを交えながら、KKコンビや金農旋風など、記憶に残る名シーンや名試合、印象的な選手たちについて振り返ります。 さらに、近年の「タイブレーク制」や「投球数制限」、低反発バットや「夏の暑さ対策」の導入による現場での変化や、現在議論されている「7イニング制」などの規則改定についてから、選手や若手指導者の育成に関する考えまで、「高校野球の今とこれから」についてじっくりとお話しいただきます。 高校野球ファンや指導者、スポーツに関心のある皆様にとって、有意義な時間になること間違いなしの貴重な機会となります。ぜひご参加ください! ※こちらはオンラインでの参加お申込みページになります。 お教室でのご受講をご希望の方は[こちら](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=7777312)よりお申込みください。 ******** 当日は事前に頂戴したご質問にお答えいただくお時間を設ける予定です。 件名を「質甲子園100周年・質問」としていただき、1月10日(金)までに下記アドレスまでお送りください。 kouzainfo3@asahiculture.com なお、お時間の都合上すべてのご質問にお答えできない可能性がございます。予めご了承ください。 ********
詳しく見るクリスマス・イヴの夜、人形たちのふしぎな世界に迷い込んだ少女マーシャは、くるみ割りの王子に誘われて雪の国やお菓子の国を訪れますーー。 冬の風物詩といえば、チャイコフスキーの珠玉の音楽にのせたバレエ「くるみ割り人形」。東京バレエ団では、斎藤友佳理さんの演出・振付で上演し、毎年大人気を博しています。 2024年まで東京バレエ団のソリストを務め、現在国内外で活動するブラウリオさんに、この作品の見どころや魅力をダンサー兼振付家の視点で語っていただきます。作品を知ってより深く魅力を味わいませんか? ■ブラウリオさんへの質問を募集中。[こちらからぜひお寄せください!](https://forms.gle/A1cZHiP7DCni1Vi17) 〈東京公演のご案内〉 [東京バレエ団 創立60周年記念シリーズ11 「くるみ割り人形」全2幕](https://www.nbs.or.jp/stages/2024/nutcracker/) 音楽:ピョートル・チャイコフスキー 台本:マリウス・プティパ(E.T.A.ホフマンの童話に基づく) 改訂演出/振付:斎藤友佳理(レフ・イワーノフ及びワシーリー・ワイノーネンに基づく) 舞台美術:アンドレイ・ボイテンコ 装置・衣裳コンセプト:ニコライ・フョードロフ 12月12日(木)19:00 12月13日(金)19:00 12月14日(土)12:30 12月14日(土)17:30 12月15日(日)14:00
詳しく見る来年の干支は乙巳(きのと・み)、ヘビ年です。「巳」という漢字は胎児の形に由来しており、「未来の種を育む」という意味があります。辰が妊娠の「娠」で身籠る意味があり、翌年の巳はそれがお腹の中で着実に育っていく姿です。 脱皮をするヘビは「復活と再生」を連想させ、不老長寿や強い生命力につながる縁起のいい動物と考えられています。そこから、困難があっても這いつくばって紆余曲折しながら進む、努力を重ね物事を安定させていく、という年になります。 また再来年の2026年は丙午(ひのえ・うま)で、「丙」と「午」で火の性質を二重に持ち、非常に勢いのある干支。つまり大きく時代が動くときで、来年の乙巳はそのための力を貯める年ということになります。 歴史的には、645年に蘇我入鹿が暗殺された乙巳の変(いっしのへん)はその後「大化の改新」と呼ばれる改革へとつながり、1185年に壇ノ浦の戦いにより栄華を誇った平家が滅亡し平安時代が終焉に向かうなど、いずれも乙巳年に起こっています。 この講座は一回のみで、タロット講座を担当するムンロ王子が自ら引いたタロットカードと干支を組合せながら「2025年を迎える心得」について解説します。(講師・記)
詳しく見る2024年のNHK大河ドラマ『光る君へ』は、紫式部とその時代について様々なエピソードを盛り込みながら後半に入りました。『光る君へ』をごらんになりながら、紫式部とはどのような女性だったのか、平安時代の貴族たちはどのような生活をし、どのような人生を歩んでいたのか、紫式部と藤原道長はどのような関係だったのか、『源氏物語』は『光る君へ』にどのように関わっているのか等々、いっそう興味が湧いてきたという方もいらっしゃるのではないでしょうか。本講座では、平安時代への関心を掻き立てるドラマ『光る君へ』が創り出した数々のオリジナルな要素やしかけに注目するところから、改めて紫式部とその時代を探っていきたいと思います。(講師・記)
詳しく見る大みそかの夜、一条天皇の内裏一条院で、「御前(中宮藤原彰子)のかたにいみじくののしる(大声がする)」。紫式部は「火かと思へど、さにはあらず」。「裸なる人ぞ二人ゐたる」。中宮の女房の靫負と小兵部が、盗賊にみぐるみ剥がれていました(『紫式部日記』)。紫式部は火事を想起しましたが、実は盗賊でした。内裏の中宮の間近くまで、火事と盗賊が迫っていたのです。紫式部が暮らした時代、火事の件数が増加しました。放火が過半とみられ、大声が聞こえると火事を直観します。火事は日常的かつ最大の災害でした。貴族の邸宅がしばしば全焼し、火の回りが早かったと推測されます。内裏は960年に初めて焼けますが、その後約100年の間に13回も焼けています。一方、盗賊には単独犯と群盗集団があり、群盗は数十人の規模に達します。群盗の件数は少ないですが、貴族を襲うなど、劇的です。火事も盗賊も夜が主舞台でした。紫式部の言葉を手掛かりに、平安京の夜(闇)の世界を探ってみましょう。
詳しく見る※こちらは12月源氏香だけ受講(オンライン受講用)の詳細・申し込みページです。 定員管理のために申込ページを分けています。教室受講は[こちら](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=7316651) -------------------------------------------- 「源氏物語」を「お香」と共に味わう「直心流の源氏香講座」がカジュアルになりました。 この講座では源氏物語の原文を抜粋したテキストを基に、1月〜11月まで毎月一帖ずつ解説いたします。 そして十二月には「源氏香」と呼ばれる香道の遊びを行い、源氏物語をお香と共に味わっていただきます。 初めての方にも分かりやすくお話いたしますので、源氏物語に興味がある方、良い香りを楽しみたい方、お気軽に受講していただけましたら幸いに存じます 1月:桐壺巻 2月:帚木巻 3月:空蝉巻 4月:夕顔巻 5月:若紫巻 6月:末摘花巻 7月:紅葉賀巻 8月:花宴巻 9月:葵巻 10月:賢木巻 11月:花散里巻 12月:源氏香
詳しく見る永倉は新選組一の剣の遣(つか)い手とされ、副長助勤や二番組頭、撃剣師範を務めました。大坂力士との乱闘事件、池田屋事件、禁門の変などでは、負傷しながらも勇猛に戦いました。また、鳥羽伏見の戦いでは、決死隊10名余りを率いて、薩摩兵が駐屯する御香宮神社に斬り込みをかけ、淀小橋では自ら大砲を打つなど豪快なところを見せました。そして、浪士文久報国記事など多くの記録を残し、新選組の足跡を後世に多く伝えたのが、永倉です。その人柄は、義に厚く、真っ直ぐな熱血漢、性格は「江戸っ子気質」で、欲がなく、物事に執着しませんでした。大正4年に77歳で亡くなるまで、真っ直ぐ過ぎる人生をガムシャラに駆け抜けた永倉新八の生涯を語ります。
詳しく見る2025年は「昭和100年」であり、「戦後80年」である。これは何を意味するのであろうか。 昭和史が同時代史から歴史へと移行していく、あるいは昭和史が次の世代によって解釈される時代に入ったということである。昭和という時代を生きた人々が持っていた情緒的見方、政治優位の史実理解、はては当事者の意思を忖度する解釈などを超えて、新しい見方が提示されてくる。これまで同時代の解釈を示してきた体験を生かし、今私は歴史の核となる新解釈とはどのようなものかを示したい。太平洋戦争、2・26事件、敗戦体験などはいかなる解釈になるのだろうか。 (講師・記) 〈今回のテーマ〉 3月-----太平洋戦争の本質とその誤謬を歴史の視点で総括する。 〈今後の予定〉 変更する場合がございます。あらかじめご了承ください。 6月-----昭和天皇をどう歴史上に位置付けて考えるか。 9月-----高度成長による経済大国化はなぜ起きたか。 12月-----近代史の帰結と現代史の出発は昭和23年であった。
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