日本百名山のうち、中央アルプスには2座、南アルプスには10座、その他甲信越に13座ある山々の成り立ちについて、地形・地質調査の成果を3回シリーズで紹介します。 中央アルプス(木曽山脈)と南アルプス(赤石山脈)は断層によって隆起した山脈で、北アルプスに比べると積雪量は少ないものの、氷河時代には氷河が発達してカールなどの氷河地形が形成されました。甲信越の山々は、火山や火山起源の山が多く、山の形成過程は複雑です。 また、高山植物の植生も地形や地質に影響を受けていることがわかっています。これらに加えて、登山の歴史や山と人間とのかかわりなどについても紹介していきます。(講師記) <各回に取り上げる山> 第1回:木曽駒ケ岳 空木岳 御岳山 雨飾山 妙高山 火打山 高妻山(戸隠連山) 苗場山 第2回:美ヶ原 霧ヶ峰 蓼科山 赤岳(八ヶ岳) 鳳凰山 甲斐駒ヶ岳 仙丈岳 第3回:北岳 間ノ岳 塩見岳 悪沢岳(荒川三山) 赤石岳 聖岳 光岳 ※画像説明:富士山・北岳・間ノ岳(仙丈岳より) 1981年10月27日
詳しく見る昨年生誕100年、没後55年を迎え、今もなお三島由紀夫(1925-70)の作品は世界中で読み継がれています。 『潮騒』や『金閣寺』など多くの作品の背景には、ドイツ文学の伝統である「教養小説」の影が色濃く反映されています。なぜ、三島は英米文学ではなくドイツ文学の手法を選んだのでしょうか?そこにはゲーテとトーマス・マンへの深い畏敬の念があります。 本講座では、三島の生涯を辿りながら、彼らが三島に与えた衝撃、そして1970年の自決へ至る思想的な関わりについて独自の視点から解き明かしします。 〈各回のテーマ〉 (1)形成期―三島由紀夫とゲーテとの出会い― 誕生から始まり、いかにしてドイツ文学を吸収したか (2)模倣と想像―トーマス・マンへの崇拝と実践― 具体的な作品を挙げながら、手法の採り入れ方を解説 (3)自決の深層―ドイツ的エートスと三島の最期― 文学的背景から1970年の行動を考察
詳しく見る2026年はマリリン・モンローの生誕100周年。 永遠の大女優の知られざる真実、また、来日時の極秘エピソードなど、不遇な子供時代を送ったノーマ・ジーン(本名)が世界的な女優マリリン・モンローに変貌し、謎の死を遂げた後もなお世界で愛されるモンローの真実を、モンローの映画ポスター収集家であり研究家でもある著者が解き明かします。 ・マリリン・モンローとは? 当時のハリウッドと、IQ160以上といわれる本人が作り上げた、セクシーアイコン ・マリリン・モンローの愛と結婚 ・マリリン・モンローと日本 1954年2月1日ジョー・ディマジオと日本への新婚旅行で全く報道されなかった日本女性Fさんとの出会い、化粧品を通してマリリンと知り合った彼女は「黒澤明に会いたい」「日本人のメイドを見つけたい」との2点を依頼された ・広島の原爆跡を訪れて、打ちのめされた ・マリリンの政治的部分 ハリウッドの俳優の中で、 SANE(反核団体)の重要なメンバーであった ・彼女の死の謎と、未だに現代に訴求している多くの事、フェミニズム、すべての差別への反対、女性の自立……etc.
詳しく見る東アジア恠異学会は「怪異」をキーワードとして、各分野からの研究者が集い、学際的な研究を続けている学術団体です。 「祟り」は「弱り目に祟り目」や「徹夜が祟って頭が痛い」など日常語として使われています。また、辞書には「神仏や怨霊によってこうむるわざわい」や「行為のむくいとして受ける災難」と説明されています。しかし、古代の史料を分析すると、神霊と人を結ぶより深い意味の語として使用されています。 この講座では、古代の様々な史料を読み解き、「祟り」をキーワードに、怪異学の視点で日本古代の人々の心の歴史に迫ります。 8/21 古代人と神々−「祟り」の原義− 9/4 神祇祭祀と「祟り」 9/18 「祟り」と怨霊−早良親王の霊−
詳しく見る100年前のディストピア小説『すばらしい新世界』は、21世紀の予言書だった! 生老病死はコントロールする時代に!富裕層は若さと長寿を金で買い、親はIQ180の赤ちゃんを卵子から選べ、死んだ愛犬はクローンで即複元、認知症もうつ病も自宅で消滅、会社は社員を、主治医は患者を、24時間AIでチェックする。 100年前の名著が予言したSFのような世界が、今まさに現実になりつつあるとしたら? 高速で進むバイオ医療と、各国で進む安楽死法の裏で、密かに進む驚愕の計画を、国際ジャーナリスト堤未果が、「お金・人事・歴史」の裏側から徹底取材。 あなたと大切な人の命をAIに奪われない為の方法と、このディストピアを阻止する日本人の美しい宝について、明かします!(講師・記)
詳しく見るこちらは講義のみのお申し込みページです。鑑賞券セット講座はこちら [教室受講](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=8928084) [オンライン受講](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=8973505) この夏、大阪中之島美術館にハーグのマウリッツハイス美術館からフェルメールの《真珠の耳飾りの少女》が来日します。この名作はモナリザに次ぐ人気と知名度を誇っており、今までも何度か来日していますが、現代ますます世界中で人気を高めています。 この講座では、《真珠の耳飾りの少女》がどのように成立したのか、なぜこれほどの人気を集めたのか、そしてこれを生み出した寡作の天才画家フェルメールの作品世界の特質について解き明かします。さらにこの展覧会で同時に来日するマウリッツハイス美術館の珠玉の名作を中心に、オランダの黄金時代の美術の魅力についてわかりやすく解説いたします。 会場:アサコムホール(中之島フェスティバルタワー12階) 画像情報:ヨハネス·フェルメール《真珠の耳飾りの少女》 1665年頃 44.5×39cm 油彩·カンヴァス マウリッツハイス美術館 ©Mauritshuis, The Hague --------------------------------------------------------------------- [フェルメール《真珠の耳飾りの少女》展 17世紀オランダ絵画の名品 奇跡の再来日](https://vermeer2026.exhibit.jp/) 大阪中之島美術館 大阪市北区中之島4丁目3−1 会期:2026年8月21日(金) – 9月27日(日) アクセス:JR大阪駅より南西へ徒歩約20分 京阪中之島線 渡辺橋駅より南西へ徒歩約5分 --------------------------------------------------------------------
詳しく見るこちらは講義のみのお申し込みページです。鑑賞券セット講座は[こちら](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=8974585) <講座内容文> この夏、フェルメールの《真珠の耳飾りの少女》が来日します。モナリザに次いで有名だというこの女性像は、どのような作品で、なぜこれほど有名になったのでしょう。これを描いたフェルメールは、わずかな作品を残したことで知られていますが、当時のオランダは風俗画、風景画、静物画など世俗のジャンルが流行し、西洋美術史上最大の黄金時代となりました。 この講座では、フェルメールと風俗画を中心に、こうした17世紀オランダ美術の魅力について紹介します。(講師・記) ※本講座は、オンライン開催のみです。 画像情報:ヨハネス·フェルメール《真珠の耳飾りの少女》 1665年頃 44.5×39cm 油彩·カンヴァス マウリッツハイス美術館 ©Mauritshuis, The Hague 【展覧会開催概要】 [フェルメール《真珠の耳飾りの少女》展 17世紀オランダ絵画の名品、奇跡の再来日](https://vermeer2026.exhibit.jp/) 会期:2026年8月21日(金)〜9月27日(日) 会場:大阪中之島美術館
詳しく見るこちらは講義のみのお申し込みページです。鑑賞券セット講座は[こちら](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=8956758) 2026年8月21日(火)から9月27日(日)まで大阪中之島美術館にて「フェルメール 真珠の耳飾りの少女展」が開催されます。展覧会名にもなっているヨハネス・フェルメールの《真珠の耳飾りの少女》が日本で展示されるのは2012年の「マウリッツハイス美術館展」以来、14年ぶりのことです。 この講座では、展覧会をより深く楽しむために、作品の所蔵元であるマウリッツハイス美術館が誇る傑作の数々によって、17世紀オランダ絵画の特徴や歴史的背景、その中でのフェルメールの位置づけなどを解説します。(講師記) 画像情報:ヨハネス·フェルメール《真珠の耳飾りの少女》 1665年頃 44.5×39cm 油彩·カンヴァス マウリッツハイス美術館 ©Mauritshuis, The Hague 【展覧会開催概要】 [フェルメール《真珠の耳飾りの少女》展 17世紀オランダ絵画の名品、奇跡の再来日](https://vermeer2026.exhibit.jp/) 会期:2026年8月21日(金)〜9月27日(日) 会場:大阪中之島美術館
詳しく見る[教室で受講希望の方はコチラをクリックしてください。](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=8917570) 皆さんが寝る頃、私の朝は始まります。刻々と変わる天気を追いながら、ご飯は2回、時には中継で関東を飛び回ることも。気づけばお天気キャスター4年目に突入しました。 仕事終わりも、勉強やYouTubeの編集、神社巡りと、まだまだ一日は終わりません。夢だった仕事に就いたその先で始まった、ちょっと忙しすぎる毎日。そのリアルを、ゆるくお話しします。(講師・記)
詳しく見る80余年前の「大東亜戦争」中、日本は現在の東南アジア諸国連合(ASEAN)に相当する地域を占領統治した。「大東亜戦争」という当時の呼称には「西洋帝国主義からアジアの諸民族を解放する正義の戦争」というイデオロギーがある。占領軍政の実態は解放や正義と程遠かったが、日本ではいまだに歴史認識論争のテーマとなっている。ひるがえって、占領統治された側の人々は、あの戦争をどのように受け止めているのか。最近、東南アジア諸国では自国の歴史の見直しが進行中である。本講義ではベトナム、インドネシア、フィリピンを事例として、東南アジア諸国の自国史の形成に「大東亜戦争」がどのように関わっているかを考察したい。(講師:記) <各回のテーマ> 第1回 ベトナム 第2回 インドネシア 第3回 フィリピン <講師詳細> 等松 春夫:1962年米国パサデナ市生。防衛大学校国際関係学科教授。専門は政治外交史・比較戦争史。筑波大学、早稲田大学を経て1991〜97年に英国留学。オックスフォード大学博士(政治学・国際関係論)。2011年にNATO国防大学で研修、ディプロマ取得。著書『日本帝国と委任統治』(名古屋大学出版会2011)、訳書『なぜ国々は戦争をするのか』(国書刊行会2015)、『大いなる聖戦:第二次世界大戦全史』(国書刊行会、2018)、共著書『日英交流史3〈軍事〉』(東京大学出版会、2001)、『日中戦争の軍事的展開』(慶應義塾大学出版会、2006)、『昭和史講義1・2』(筑摩書房、2015、2016)、Pearl Harbor (Cassell, 2001)、A Gathering Darkness (Scholarly Resources, 2004), Imperialism on Trial (Lexington Books, 2006), Russo Japanese War in Global Perspective (Brill, 2007), History Textbooks and the Wars in Asia (Routledge, 2011), Maritime Strategy and National Security in Japan and Britain (Brill, 2012), Spain 1936: Year Zero (Liverpool University Press, 2018), East Asians in the League of Nations (Palgrave Macmillan, 2023 )他多数。
詳しく見る19世紀前半、写真の発明は世界の見方を大きく変え、現在に繋がる視覚文化が誕生しました。本講座では、その変容について「人間はなぜ写真を必要とし、そこに何を託してきたのか」という視点から読み解いていきます。具体的には、19世紀の急速な視覚技術の拡大、肖像写真に託された欲望や社会的機能、「芸術写真」という考え方の成立、雑誌『ライフ』を中心とする報道写真の時代、20世紀後半に到来する情報社会における写真表現、そして21世紀における写真文化の転換までを、多くの名作や事例を通して辿ります。写真を学びたい方はもちろん、現代社会における映像の役割について考えたい方にもおすすめです。(講師・記) 【カリキュラム】 第1回 写真の発明とデジタル社会 1839年の写真発明から21世紀の現在まで、写真は「現実を記録する技術」と同時に「世界を計測して再構成する技術」を一貫して追求してきました。現在は、スマートフォン、生成AIの時代になりましたが、その欲望はすでにこの頃芽生えていたのです。現代のデジタル社会の原点を、19世紀の写真技術の発展に見出します。 第2回 19世紀の肖像写真:魅力と用途 写真が発明されると熱狂的な肖像写真ブームが到来します。19世紀の人々はなぜ肖像写真を求め、どのように使ったのか。名刺写真、家族写真、死者の肖像、政治家の宣伝写真、犯罪者の記録など、近代社会の成立とともに広がった肖像写真の文化と制度を通して、顔を撮ることの意味を考えます。 第3回 「芸術」と「芸術写真」 写真は芸術なのか。この問いは長きにわたって写真家たちを悩ませ続けました。その試行錯誤の中から、独自の性格をもった近代的な表現として見いだされ、結果として芸術そのものの価値観を更新しました。19世紀後半から1920年代までの美術と写真の関係をたどり、写真表現がどのように受容されていったのかを概観します。 第4回 報道写真の時代:雑誌『ライフ』の影響 20世紀、写真はジャーナリズムの主役となりました。なかでも1936年に創刊された雑誌『ライフ』は、報道写真が世界を変える力をもったことを示した、象徴的なメディアです。しかし、それはアメリカの価値観を広めるという機能もありました。同誌が廃刊する1970年代まで、報道写真の全盛期を振り返りながらその影響を再考します。 第5回 情報社会の写真表現 高度経済成長期、新聞や雑誌などのマスメディアの発達にともなう情報社会が到来し、写真は「情報」としての性格を強めていきました。スターの肖像、グラビア、広告、事件写真―。イメージは日常空間にあふれ、瞬時に消費されていきました。しかし、その氾濫は若い世代に新たな感覚を与え、「現代写真」と呼ばれる新しい表現を生み出していきます。情報社会と写真表現の関係を読み解きます。 第6回 デジタル時代:写真文化の変容 1990年代半ば、フィルムからデジタル写真への移行が始まります。誰もが大量に撮影し、インターネット上で瞬時に共有し、加工できる時代が到来しました。一方で、写真を必要とした紙媒体は没落していきました。写真をめぐる生活文化や表現の変化をたどりながら、デジタル時代の「写真とは何か」を考えます。 *** 【広報画像】 @1839年1月にフランスで公表された「ダゲレオタイプ(銀板写真)」 Aロベール・ドマシー《赤の習作》(1898) B雑誌『ライフ』の表紙(1945年4月9日号)
詳しく見る中国の軍拡と軍事活動の活発化は、地域の安全を脅かしています。こうしたなか高市政権は、殺傷能力のある武器を含め原則輸出可能とすることを決定しました。さらに国家安全保障戦略など安保三文書の前倒し改定に向けた作業を加速させています。日本の安全保障政策の新展開に、内外からの関心が高まっています。 この講座では、2013年の安倍政権による安保三文書策定、2022年の岸田政権による改定、さらにそこに至るまでの戦後日本の安全保障政策の歩みに加え、現在進められている三文書改定の背景と今後の展望について解説します。(講師・記) 【各回テーマ】 第1回 安倍・岸田両政権の安保三文書策定とその歴史的背景 第2回 高市政権による安保三文書改定の背景と今後の展望
詳しく見るご好評をいただいた講座が、待望の第2弾として帰ってきます! 「YMO第4の男」として知られ、日本のシンセサイザー音楽を最前線で支えてきた 松武秀樹さんと、YMOや坂本龍一をはじめとする日本のエレクトロニック・ミュージックを長年取材・考察してきた音楽ライター 吉村栄一さんによる対談講座のアンコール企画です。 YMOの登場は、日本の音楽シーンに大きな変化をもたらしました。シンセサイザーは一部の実験的な音楽や現代音楽のための楽器から、ポップスやロック、映画音楽など幅広いジャンルで用いられる存在へと発展していきます。 本講座では、「YMO以降の日本、世界の音楽シーンにおけるシンセサイザーの役割」をテーマに、1980年代から現在に至るまでの音楽の変化を、実際の音源や機材の紹介も交えながら探ります。 前回ご参加いただいた方はもちろん、今回初めての方にも楽しんでいただける内容です。是非ご参加ください。
詳しく見る「分断の時代だから、もっと対話を」——そんな言葉を耳にする機会が増えました。 けれども実際には、「対話」は多くのエネルギーを要する営みです。他者の言葉に耳を傾けることで、自分の価値観がゆらぐこともあり、また、自分の言葉を差し出すことに不安やためらいを感じることもあるかと思います。 「言葉」という場で対話することによって、私たちは他者と、自分自身と、どう向き合えるのか。「問い」を持つことで自分や他者にどんな影響があるのか。 本対談では、プラトンやソクラテス以来の対話の試みや現代における哲学対話の実践などを手がかりに、「対話」という営みについて、そしてこれからの「対話」の可能性について、納富信留さん、永井玲衣さんと一緒に考えます。
詳しく見る21世紀に入っても人類は戦争を繰り返し、核兵器の使用すら話題になっています。現在、地球上には1万発に近い核弾頭が配備されています。いったん核兵器が利用されると、人類の滅亡も非現実的ではありません。一方、核エネルギーは原子力発電所としてエネルギーの重要な供給源であり、将来的に人類のエネルギー消費をまかなうエネルギーの切り札として期待されています。唯一の被爆国であり福島原発事故を経験した日本にとって核の話題は軍事利用であれ、平和利用であれ敏感にならざるを得ない状況にあります。本講座では、核エネルギー、核兵器にまつわる歴史、人物などを通して、核に対する正しい理解を目指します。(講師・記) 【カリキュラム】 第1回 原子核の発見、原子核の構造 核エネルギーとは,原子の中心に位置する原子核の何らかの変化に起因するエネルギーです。核の知識の大前提として、原子核の存在を人類が知るまでの長い歴史を紹介します。さらに原子核の構造とその状態が変化する現象の発見について説明します。 第2回 核分裂と核融合 原子核の構造が解明されてほどなく原子核が分裂することが発見されます。この発見はアインシュタインの質量とエネルギーが等価であることと結びついて核兵器への道が見えてきました。一方で原子核同士が融合することでエネルギーが解放されること、そしてそれが星のエネルギー源であることも分かってきました。これらのことを詳しく紹介します。 第3回 核兵器開発の背景と現実 第二次大戦の激化に伴って核分裂を利用した兵器の実現に向けての研究が、アメリカ、イギリス、ドイツ、そして日本で始まります。最初に実現したのがアメリカのマンハッタン計画です。マンハッタン計画に至るまで、そしてその進展と原子爆弾の完成について紹介します。 第4回 原爆から水爆へ 最初に開発された原子爆弾は広島と長崎に落とされ、多数の無辜の人々の命をうがいました。その開発に携わった科学者の一部に強い自責の念をもたらしましたが、さらに虚力な水爆の開発を強く主張する科学者も存在し、結局、最終兵器とも呼べる水爆が出現しました。この経緯と水爆の仕組み構造について紹介します。 第5回 原子力発電所と事故 第二次世界大戦後の世界のエネルギー事情に大きな役割を果たしたのが核分裂を利用した原子力発電です。原子力発電の仕組みと放射性廃棄物について詳しく説明します。また原子力発電所は福島を含めてこれまで深刻な事故が起こっています。それの事故と、それによる放射能の影響について解説します。 第6回 核融合炉 核の平和利用の最終形は、人類をエネルギー問題から解放する核融合発電です。現在、日本も含めた世界各国で近い将来の商業的利用を目指して研究が進んでいます。現在最も有望と考えられている核融合炉の仕組みと、将来の展望について説明します。 *** 【広報画像】 @イメージ画像 Aイメージ画像 B物質の構造(物質の最小単位は原子。原子の中心に莫大な核エネルギーを秘めた陽子と中性子からできた原子核がある。)(講師作成)
詳しく見る来年はきっと世界中でさまざまな記念イベントが企画され、コンサートでもベートーヴェンの作品が「押すな押すな」の状況になることでしょう。でも、来年になってからでは遅いですね。今年のうちに準備して、見もの聴きものを逃さないようにいたしましょう。というわけで、鬼が笑いこけるのもかまわず、1年早くベートーヴェンを話題にしてしまいます。各回、独自のテーマを設定し、私の他講座と同様、気ままで気楽にやります。 2)7月25日 戦略:ベートーヴェンは自分に注目し、自分の作品を注意深く聴いてもらうために独自の工夫をしている。そう私には見えるのです。 ====================================
詳しく見る「悪名」は、歴史の何を映しているのか——。前講座に続き、満洲国・関東軍を舞台に活躍した三人の人物に迫ります。 満洲事変を主導し「王道楽土」の夢を描いた石原莞爾。関東軍防疫給水部(731部隊)を率い、人体実験と細菌兵器開発を推し進めた石井四郎。満洲国の財政を握りながら、アヘン専売政策にも深く関与した古海忠之。「参謀」「軍医将校」「官僚」と立場は異なりながら、三者はいずれも満洲国という「実験場」で巨大な権力を行使しました。その足跡を丁寧に辿ることで見えてくるのは、理想と暴力が表裏一体となった帝国日本の膨張の論理です。 史料を手がかりに、満洲国の深部へと踏み込みます。(講師・記) 【各回のテーマ】 第1回 石原莞爾——満洲事変の設計者と「王道楽土」の蹉跌 満洲事変を独断で起こし、満洲国建設の青写真を描いた石原莞爾。「世界最終戦論」という壮大なビジョンと、現実の満洲統治との落差を検証しながら、関東軍の自律的膨張がいかにして生まれたかを考えます。 第2回 石井四郎——731部隊と関東軍の「秘密戦」 関東軍の庇護のもと、細菌兵器の研究・開発・実戦使用を推進した石井四郎と731部隊の実態を検証します。組織的隠蔽と戦後の免責問題にも触れながら、「科学」と戦争犯罪の交差点を読み解きます。 第3回 古海忠之——満洲国財政とアヘンの影 大蔵省出身の高級官僚として満洲国国務院総務庁次長を務めた古海忠之。財政・経済政策の実権を握る一方、満洲国が国家管理のもとで推進したアヘン専売政策にも深く関与しました。「五族協和」の看板の裏に潜む収奪の構造を、アヘン問題を軸に読み解きます。
詳しく見るアメリカンフットボールは、将棋とラグビーを組み合わせたような、理詰めの戦術と格闘技の激しさの両方を競う特殊なスポーツです。関西学院大学ファイターズは現在部創設86年目で、最多34度の学生日本一に輝いています。選手・コーチ・ディレクターあるいは新聞記者として49年にわたり関わってきた立場から、2025年度の関西学生リーグや甲子園ボウルなどで、勝負を分けた関学ファイターズの戦術やプレーについて解説し、テレビ観戦やスタンドで見ているだけでは分からない、アメフトの本当の魅力についてお伝えします。 ★こちらはオンライン専用ページです。 川西教室でご受講希望の場合は別ページからお申し込みをお願いいたします。 ◆諸般の事情により、講座の変更や延期、中止の場合がございますのでご了承ください。
詳しく見る「分断の時代だから、もっと対話を」——そんな言葉を耳にする機会が増えました。 けれども実際には、「対話」は多くのエネルギーを要する営みです。他者の言葉に耳を傾けることで、自分の価値観がゆらぐこともあり、また、自分の言葉を差し出すことに不安やためらいを感じることもあるかと思います。 「言葉」という場で対話することによって、私たちは他者と、自分自身と、どう向き合えるのか。「問い」を持つことで自分や他者にどんな影響があるのか。 本対談では、プラトンやソクラテス以来の対話の試みや現代における哲学対話の実践などを手がかりに、「対話」という営みについて、そしてこれからの「対話」の可能性について、納富信留さん、永井玲衣さんと一緒に考えます。
詳しく見る本講座では、国立天文台4次元デジタル宇宙プロジェクトが開発したデジタル宇宙ビュア「Mitaka」を用いて、太陽系、天の川銀河を旅して宇宙の果てまで出かけます。 宇宙を研究することは、世の中とかけ離れたことでは決してありません。宇宙を見ていると、「地球はなんて素晴らしい星!」と実感させられます。宇宙の中で、地球が存在すること自体が奇跡と感じられることでしょう。宇宙と生命と社会のつながりについて考えてみましょう。(講師・記) 科学雑誌『Newton』のジュニア版として誕生した、大人気シリーズ「科学の学校」とのコラボ企画。 研究の最前線で活躍する先生方が、科学や自然に関するテーマを楽しく分かりやすくお話しします。 内容は小学生・中高学年以上を想定していますが大人の方にも十分楽しんでいただけます。 ぜひご参加ください。
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