日本の古代史 深掘り
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中之島
大穴牟遅と少名昆古那(教室受講)
- 歴史
- 教室(事前選択講座)
- 光田 和伸/元国際日本文化研究センター准教授
- 2025/10/07〜
火
13:00〜14:30
日本列島が国家形成期に入る西暦1世紀の初頭ころ「大山津見神」(大穴牟遅・山神)と「大綿津見神」(海神・少名昆古那)を祖先神とてして奉じる2大渡来部族の力が確立します。「大国主命」「金印の奴国王」は列島・朝鮮半島共通の実在者です。8世紀の古事記・日本書紀のなかで、「大和王権前史」とする目的で「大穴牟遅」を「大国主命」に、「少名昆古那」を「神産巣日神の子」(紀は「高皇産霊尊の子」)に振り替えたことにより始原の日本古代史はにわかに見通しの効かないものになりました。ほんらいの2大渡来部族により列島最初の基礎は築かれたと考えると格段にすっきりとしたものに戻ります。「半島と列島」共通の始原の古代史です。
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大穴牟遅と少名昆古那(オンライン受講)
- 歴史
- オンライン(事前選択講座)
- 見逃し配信あり
- 光田 和伸/元国際日本文化研究センター准教授
- 2025/10/07〜
火
13:00〜14:30
日本列島が国家形成期に入る西暦1世紀の初頭ころ「大山津見神」(大穴牟遅・山神)と「大綿津見神」(海神・少名昆古那)を祖先神とてして奉じる2大渡来部族の力が確立します。「大国主命」「金印の奴国王」は列島・朝鮮半島共通の実在者です。8世紀の古事記・日本書紀のなかで、「大和王権前史」とする目的で「大穴牟遅」を「大国主命」に、「少名昆古那」を「神産巣日神の子」(紀は「高皇産霊尊の子」)に振り替えたことにより始原の日本古代史はにわかに見通しの効かないものになりました。ほんらいの2大渡来部族により列島最初の基礎は築かれたと考えると格段にすっきりとしたものに戻ります。「半島と列島」共通の始原の古代史です。
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運命に翻弄された親王・内親王たち
- 歴史
- 教室開催
- 瀧浪 貞子/京都女子大学名誉教授
- 2025/10/07〜
火
13:00〜14:30
わが国では飛鳥から奈良・平安時代にかけて、都を舞台にさまざまな人々が生死し、歴史を展開してきました。歴史に名を残した者がいれば、名も無く消えていった人も少なくありません。名前を残した人が必ずしも歴史の勝者だったとはいえませんが、勝者と敗者の違いは紙一重で、運命のいたずらによって勝者になり敗者となったのでした。これまで勝者が注目されてきましたが、敗者がたどった波瀾万丈の生涯にこそ、今日の私達が学ぶべき姿が隠されているように思います。講座では、そうした敗者の中でも、親王・内親王(天皇の皇子女)にスポットを当てます。彼ら・彼女たちの生き様を通して、新たな古代史を発見してみませんか。 (1)10/7 大来皇女・大津皇子の姉弟 〜天武天皇の皇子女〜 (第1火曜) (2)11/4 井上内親王・不破内親王 〜聖武天皇の娘たち〜 (第1火曜) (3)12/16 他戸親王 〜光仁天皇の息子〜 (第3火曜)
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歴史街道を行く 遺跡でたどる日本史
- 歴史
- 教室開催
- 残りわずか
- 前園 実知雄/奈良芸術短期大学特任教授
- 2025/10/11〜
土
13:00〜14:30
-
中之島
倭と加耶(教室受講)
- 歴史
- 教室(事前選択講座)
- 東 潮/徳島大学名誉教授
- 2025/10/13〜
月
13:00〜14:30
3〜6世紀のころ、韓国南部の洛東江流域に加耶の国々がありました。『日本書紀』では任那とよばれ、継体紀に任那四県の割譲、欽明紀に任那日本府、任那復建、任那十国滅亡などについて記されています。それらの任那記事を検討します。ついで加耶、馬韓・百済の古墳を概観します。大加耶(高霊)・金官加耶(金海)・阿羅加耶(咸安)・小加耶(固城)・比自火(昌寧)・多羅(陝川)・達句伐(大邱)・押督(慶山)卓淳(昌原)などの古墳、百済の熊津(公州)の横穴墓、韓国西南部の栄山江流域に分布する馬韓(慕韓)の大型甕棺墳、前方後円墳などです。『日本書紀』の任那関係記事を考古学から検証し、 倭と加耶の国際関係を考えます。2023年9月、「加耶古墳群」は世界遺産に登録されました。近年、加耶遺跡の発掘調査がすすめられてきましたが、2024年6月に大加耶王陵の高霊池山洞5号墳の再発掘が計画、開始されました。2026年まで継続、2028年に調査報告書を刊行する予定という。 〈各回テーマ〉 10月13日(月):『日本書紀』のなかの任那 11月10日(月):加耶諸国の墳墓―金官加耶・大加耶・阿羅加耶・小加耶― 12月 8日(月):百済・馬韓(慕韓)―栄山江流域の甕棺墳と前方後円墳
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倭と加耶(オンライン受講)
- 歴史
- オンライン(事前選択講座)
- 東 潮/徳島大学名誉教授
- 2025/10/13〜
月
13:00〜14:30
3〜6世紀のころ、韓国南部の洛東江流域に加耶の国々がありました。『日本書紀』では任那とよばれ、継体紀に任那四県の割譲、欽明紀に任那日本府、任那復建、任那十国滅亡などについて記されています。それらの任那記事を検討します。ついで加耶、馬韓・百済の古墳を概観します。大加耶(高霊)・金官加耶(金海)・阿羅加耶(咸安)・小加耶(固城)・比自火(昌寧)・多羅(陝川)・達句伐(大邱)・押督(慶山)卓淳(昌原)などの古墳、百済の熊津(公州)の横穴墓、韓国西南部の栄山江流域に分布する馬韓(慕韓)の大型甕棺墳、前方後円墳などです。『日本書紀』の任那関係記事を考古学から検証し、 倭と加耶の国際関係を考えます。2023年9月、「加耶古墳群」は世界遺産に登録されました。近年、加耶遺跡の発掘調査がすすめられてきましたが、2024年6月に大加耶王陵の高霊池山洞5号墳の再発掘が計画、開始されました。2026年まで継続、2028年に調査報告書を刊行する予定という。 〈各回テーマ〉 10月13日(月):『日本書紀』のなかの任那 11月10日(月):加耶諸国の墳墓―金官加耶・大加耶・阿羅加耶・小加耶― 12月 8日(月):百済・馬韓(慕韓)―栄山江流域の甕棺墳と前方後円墳
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天皇陵古墳を学ぶ20(教室受講)
- 歴史
- 教室(事前選択講座)
- 今尾 文昭/関西大学非常勤講師
- 2025/10/13〜
月
13:00〜14:30
-
中之島 オンライン
天皇陵古墳を学ぶ20(オンライン受講)
- 歴史
- オンライン(事前選択講座)
- 見逃し配信あり
- 今尾 文昭/関西大学非常勤講師
- 2025/10/13〜
月
13:00〜14:30
-
中之島
『倭国伝』と考古学成果
- NEW
- 歴史
- 教室開催
- 残りわずか
- 西川 寿勝/元大阪府立狭山池博物館学芸員
- 2025/10/23〜
木
15:00〜16:30
考古学は、主に発掘成果の遺構・遺物を分析することによって歴史復元する学問です。『古事記』『日本書紀』だけでは古代史を正確に復元することが困難とされ、考古学成果や中国史書が重要視されます。講座では『宋書』倭国伝・『隋書』倭国伝・『唐書』倭国伝などを現代語訳で読みながら、関連する発掘成果を紹介します。倭の五王に対応する天皇は誰なのか? 「倭国」はいかにして「日本」になったのか? 最新の研究や論争などをスライドを使い解説します。史学・考古学の入門講座です。 <10月期> 第1回 10月23日(木) 早わかり、ヤマト王権と中国王朝 第2回 11月27日(木) 「広開土王碑」が語る倭軍の半島進出 第3回 12月25日(木) 『宋書』倭国伝が語る履中天皇〜雄略天皇 <1月期予定> 第4回 1月22日(木) 『隋書』倭国伝が語る聖徳太子と推古天皇 第5回 2月26日(木) 『旧唐書』倭国伝が語る天智天皇 第6回 3月26日(木) 『新唐書』日本伝と『日本書紀』の遣唐使
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断夫山古墳の被葬者を推理する
- 歴史
- オンライン開催
- 見逃し配信あり
- 早野 浩二/愛知県埋蔵文化財センター
- 2025/10/28〜
火
18:30〜20:00
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中之島
大山古墳の墳丘を観察する(教室受講)
- NEW
- 歴史
- 教室(事前選択講座)
- 今尾 文昭/関西大学非常勤講師
- 犬木 努 /大阪大谷大学 教授
- 2025/12/13
土
13:30〜16:15
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中之島 オンライン
大山古墳の墳丘を観察する(オンライン受講)
- NEW
- 歴史
- オンライン(事前選択講座)
- 見逃し配信あり
- 今尾 文昭/関西大学非常勤講師
- 犬木 努 /大阪大谷大学 教授
- 2025/12/13
土
13:30〜16:15
※日時等は変更となる場合がございます。最新の情報は講座詳細ページにてご確認ください。