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シリーズ 古代文明の謎

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    古代ケルトの謎

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    • 原 聖/女子美術大学名誉教授
    • 2026/04/22〜
      13:00〜14:30

     古代ケルトといえば、鉄器時代ハルシュタット期の半ば、紀元前8世紀頃、欧州中部、アルプス山渓に出現し、前2-3世紀のラテーヌ期に全盛期を迎え、一部が西走して、ブリテン諸島に至り、今のウェールズやアイルランドの住民につながった、という見方が常識でした。これが2000年代以降、さまざまな形で揺らぎ出し、崩れつつあります。こうした状況について、3回に分けて解説します。ケルト諸語の出現は欧州中部ではなかった。巨石文化はケルト文化の前の時代ではなく、ケルトに含まれる文化だった。ハルシュタットとラテーヌはかなり様相が異なる文化だった、などが中心的話題となります。(講師・記) 第1回:「西からのケルト語」を考える 第2回:巨石文化はケルト文化と言えるのか 第3回:ハルシュタットとラテーヌを再考する

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    古代メソポタミア文明〜都市・文字・思想・社会

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    • 山田 重郎/筑波大学名誉教授
    • 2026/04/24〜
      13:00〜14:30

     紀元前4千年紀後半、メソポタミアでは人類最古の都市が形成され、最古の書字システムが誕生した。以来、三千年を超える長年月ティグリス・ユーフラテス両河地域に栄えたメソポタミア文明は、どのような環境でいかにして生まれたのか。人々はどのように世界の成り立ちを想像し、人間社会を生き、それを取り巻く自然の力に対峙したのか。人々はどのように生活の糧を手に入れ、何を飲み食いし、何に悩み、何を楽しみに生きていたのか。楔形文字文書と考古学資料を通して古代メソポタミア文明の諸相を探り、そこに生きた人々の社会と思想を明らかにする。(講師・記) 各回のテーマ ・第1回:「都市の誕生と文字文明の発展」 ・第2回:「メソポタミアの神話・文学・思想」 ・第3回:「メソポタミアの食生活:パン、ビール、ワイン」

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    ヒッタイト王国の外交の謎

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    • 山本 孟/筑波大学准教授
    • 2026/05/09
      15:30〜17:00

    紀元前2千年紀、現在のトルコに栄えたヒッタイト王国は、エジプトやバビロニアと並ぶ、古代西アジアの大国の一つでした。本講座では、前半でヒッタイト王国の歴史や文化を解説し、後半では、王国が用いた「条約」と「政略結婚」という二つの外交手段に迫ります。条約は、なぜ他国の支配者を縛り、結婚はどのように他国の王室を結び、国際関係が成り立っていたのか。本講座は、古代における国際秩序と、ヒッタイト外交の独自性を読み解きます。(講師記)

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    「交易の民」 フェニキア人の謎

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    • 佐藤 育子/日本女子大学学術研究員
    • 2026/05/29
      13:00〜14:30

    フェニキア人の活動は、長らく航海商人による広範な商業ネットワークに支えられていたものと考えられてきました。しかし、ここ30年余りにわたる発掘調査の成果により、フェニキア人の居住地は単なる交易拠点にとどまらないことが明らかになりつつあります。そこでは、農業生産や手工業が活発に行われ、宗教施設も整えられるなど、周辺の先住民社会と密接に関わりながら営まれた、定住的な共同体が形成されていました。 本講座では、現地の最新の研究状況を踏まえつつ、従来の「フェニキア人像」に新たな視点を提示したいと考えています。(講師記) 画像:カストロ・マリンと塩田(ポルトガル・アルガルヴェ地方) .

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    古代エジプト・ファラオの時代

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    • 和田 浩一郎/国学院大学講師
    • 2026/05/30
      13:00〜14:30

    今からおよそ6000年前、ナイル河のほとりに誕生した古代エジプト文明は、4000年にわたって続く独特な文化を生み出しました。その魅力は、今なお世界中の人々を引きつけています。この講座では、30の王朝で構成される王朝時代を中心に、古代エジプト文明の歴史をご紹介します。周辺世界でいくつもの国が生まれては消えていく中で、なぜエジプトは繁栄を続けることができたのか、その絶頂期や終焉はどのようなものだったのかを見ていきます。

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    インダス〈文明〉の謎

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    • 小茄子川 歩/京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科 特任准教授
    • 2026/05/30〜
      15:30〜17:00

     紀元前2600〜1900年頃に、現在のパキスタンとインド北西部を中心に興亡したインダス〈文明〉。古代都市であるモヘンジョダロやハラッパーが有名です。  その特徴は、〈都市〉や文字、そして外部社会との限定的な接続などの痕跡は存在しますが、中央集権的な社会構造、王や王墓、明確な神殿、労働集約的な灌漑事業、特定穀物の偏重大量生産、極端な集住、富の累積的集中、豪奢な副葬品をもつ墓、武器・軍隊・戦争、社会全体にいきわたるような強力な宗教などの痕跡は不在であることです。  インダス〈文明〉は、他の古代文明とは、いったい何がちがったのでしょうか。本講座では、最新の調査・研究成果にもとづき、謎の多いインダス〈文明〉のあり方を、マニアックにほりさげてみます。(講師・記) 写真:ラキー・ガリーにおける発掘の様子(©️ Rakhigarhi Archaeology Project) <各回カリキュラム> 第1回 伝統のない〈都市〉、宗教のない〈都市〉、王のいない〈都市〉―国家なきインダス〈文明〉の秘密 第2回 インダス〈文明〉の巨大集落遺跡ラキー・ガリーを掘る―〈都市〉とは何か? ※第1回は最新の概論、第2回は最新の調査・研究成果にもとづいたすこしマニアックな内容です。 ※当講座は、NHK E テレ「3か月でマスターする古代文明」(2025年10月〜12月)、および『考古学の黎明――最新研究で解き明かす人類史』(光文社新書)の序章・第一章の内容ともリンクします。 ★時間は5/30, 6/13 土曜 15:30〜17:00に変更しています★ お繰り合わせいただけますと幸いです。

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    中国文明の謎 殷と周の呪術と文字

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    • 角道 亮介/駒沢大学准教授
    • 2026/06/06
      15:30〜17:00

     中国文明の謎の一つに、漢字があります。漢字は私たちにもなじみ深い存在ですが、漢字が誕生したまさにそのころ、その使い方は今とは全く異なっていたようなのです。 紀元前1500年ころに成立した殷王朝では、亀の甲羅や牛の肩甲骨を使い、絶対神の意向を問う占いが盛んに行われていました。殷の王は占いの結果を読み解ける唯一の存在であり、それこそ王の権力の源だったのでしょう。それらの占いの道具に刻まれた文字こそが、最古の漢字、甲骨文です。殷に続く周王朝の時代には、漢字は主に青銅器の表面に銘文として記されました。周の青銅器銘文には、王の権力を高めるための心理的カラクリが仕掛けられていたのです。このように、中国文明において文字は単なる情報の伝達手段ではなく、王権と密接に結びついた、呪術的装置だったのです。 本講座では、出現期の漢字の姿を考古学の視点から検討し、どのような変遷を経て現在の漢字へと変わっていったのか、その過程を紹介します。言葉に込められた力を信じた当時の人々の社会を、一緒に俯瞰してみましょう。(講師・記)

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※日時等は変更となる場合がございます。最新の情報は講座詳細ページにてご確認ください。