講座一覧
今年の夏を楽しむ
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新宿 オンライン
夏の京都学 とっておきの旅レクチャー
- 歴史
- 教室・オンライン自由講座
- 見逃し配信あり
- 若村 亮/(株)らくたび代表取締役
- 2025/07/11
金
13:00〜14:30
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中之島 オンライン
祇園祭 守り手が語る千年の祭り(オンライン受講のみ<山鉾巡行見学なし>)
- NEW
- 歴史
- オンライン(事前選択講座)
- 見逃し配信あり
- 茂 貴広/太子山保存会副理事長
- 2025/07/15
火
16:30〜17:30
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新宿 オンライン
パリ・オペラ座バレエの魅力
- NEW
- エンタメ・古典芸能
- オンライン開催
- 見逃し配信あり
- 永井 玉藻/音楽学者
- 2025/07/16
水
13:00〜14:00
今夏に行われる「バレエ・スプリーム」は、英国を代表するバレエ団であるロイヤル・バレエのダンサーと、フランスが誇るパリ・オペラ座バレエのダンサーの魅力を同時に堪能できる、またとない機会です。 7月16日の講座では、公演に先立ち、パリ・オペラ座バレエの歴史と今回の出演者たち、そして見どころの紹介をします。 [■バレエ・スプリーム BALLET SUPREME 2025公式サイト](https://www.nbs.or.jp/stages/2025/supreme/index.html) 2025年8月1日(金)〜8月11日(月・祝) 東京文化会館(東京・上野) 【Aプロ】(ロイヤルチーム出演) 8月1日(金) 18:30 8月2日(土) 14:00 8月3日(日) 14:00 【Bプロ】(合同公演) 8月5日(火) 18:30 8月6日(水) 18:30 8月7日(木) 18:30 【Cプロ】(オペラ座チーム出演) 8月9日(土) 14:00 8月10日(日) 14:00 8月11日(月祝) 14:00
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新宿 オンライン
「藤田嗣治 絵画と写真」展を10倍楽しむ3つのポイント
- NEW
- 美術史・鑑賞
- 教室・オンライン自由講座
- 見逃し配信あり
- 若山 満大/東京ステーションギャラリー学芸員
- 2025/07/21
月
10:30〜12:00
藤田嗣治は「美しき乳白色」と讃えられた絵画で世界的に知られた、エコール・ド・パリを代表する画家です。そんなフジタの生涯と芸術を「写真」をキーワードに紐解いていきます。いくつかのカメラを所有していた藤田は数千点にのぼる写真を残しました。その写真は一体どのように、なんのために撮られたのでしょうか? この講座では、画家と写真の関係を3つの視点からわかりやすく解説。知れば10倍!? 展覧会「藤田嗣治 絵画と写真」の鑑賞がきっと楽しくなるはずです。 (講師・記) 画像:ドラ・カルムス《藤田》1927年 東京藝術大学所蔵 <展覧会情報> 展覧会名|藤田嗣治 絵画と写真 会期|2025年7月5日(土)〜8月31日(日) 会場|東京ステーションギャラリー [展覧会情報はこちら](https://www.ejrcf.or.jp/gallery/exhibition.html)
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夏こそじっくり
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新宿 オンライン
身の回りの科学
- NEW
- 科学
- オンライン開催
- 見逃し配信あり
- 二間瀬 敏史/東北大学名誉教授
- 2025/07/01〜
火
10:30〜12:00
私たちの身の回りで起こっているさまざまな現象は、気にもとめないほど当たり前と思っていませんか。しかし、それらの現象の奥には自然法則の微妙な仕組みが潜んでいます。その仕組みを知ると、私たちがみている世界の奥に別の世界が広がってみえてきます。 本講座では、昆虫、金、相対性理論、火山、台風、宇宙天気予報、月など、私たちの生活に密接にかかわっているいくつかの例を取り上げながら、自然の仕組みを紹介します。(講師・記) 【カリキュラム】 第1回 人間と昆虫の見る世界 私たちが見ている世界は、本当の世界の姿だと思いますか。人間は可視光と呼ばれるある世界範囲の光でしか世界を見ていません。ほかの生物、例えば昆虫の中には人間の目には見えない光で世界を見ています。また、夜行性の蛇も人間には見えない光を見ています。可視光以外に光が存在することが発見された歴史と、そのような光の応用についてお話しします。 第2回 金閣寺と相対性理論 金閣寺と銀閣寺は京都を代表する名所です。なぜ金閣は金色で、銀閣は銀色なのでしょうか。実は、その色の違いは「相対性理論」ではじめてきちんと説明できるのです。相対性理論は、日常生活には関係がない物理の話と思っているかもしれませんが、実はそうではありません。相対性理論の簡単な紹介と色との関係についてお話しします。 第3回 太陽系最大の火山はなぜ「火星」にあるのか 地球上で最も高い山はエベレストです。では、太陽系で一番高い山はどこにあるでしょう。それは、火星にあるオリンポス山で、エベレストの3倍の高さです。なぜ、そんなに高い山が火星のような小さな惑星にあるのでしょうか。それを理解することで、なぜ地球は現在の姿の地球になったのかが分かります。惑星の誕生から進化の壮大な歴史をお話しします。 第4回 台風の科学 近年台風の季節が速くなり、またその規模も大きくなってきて、私たちの生活に大きな影響を及ぼしています。台風のメカニズムが分かれば、南半球で起きる台風と北半球で起きる台風の違いや、なぜ赤道付近で台風が起きないのかが分かります。また地球がすっぽり入る木星の超巨大台風、整然と多角形をつくっている土星の台風についてもお話しします。 第5回 宇宙天気予報:地球と宇宙のつながり 私たちがスマホをはじめとする通信やコンピュータを当たり前のように使っています。通信は世界中を結びつけていて現代社会の基礎です。しかし、その通信ネットワークが太陽の活動によって大きな影響を受けることをご存じでしょうか。太陽の活動を観測して地球の通信ネットワークにどのような影響があるかを予想するのが「宇宙天気予報」です。それについて詳しくお話しします。 第6回 「月」のない世界 夜空に月があることは当たり前ですが、実は月の存在は偶然の産物です。月がなかったら現在の地球はどうなっていたでしょう。実は、現在の地球のありようは月の存在と深くかかわっています。月と地球の関係についてお話しします。
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新宿 オンライン
学びを広げる!大人のための世界史
- NEW
- 歴史
- オンライン開催
- 見逃し配信あり
- 村山 秀太郎/スタディサプリ講師・世界史塾バロンドール主宰
- 2025/07/02〜
水
19:00〜20:30
ピラミッドについての新発見、悠久のエーゲ海ロマン、民主主義発祥のアテネにアレクサンドロス大王の武勇、そして歴史家ランケが「世界史の湖」と呼んだ古代ローマ史。雑誌や書籍そしてTV番組で常に特集が組まれることからもわかるように、話題に事欠かないのがこれら世界史の揺籃期。古代文明の時代区分とそれぞれのつながり具合を知っておくなら,真の知識と理解が深まります。 単なる面白いエピソード集ではなく、古代文明の相関図とそれぞれの文明が後代に与えた精神性をしっかり語り、受講生の皆さんが、今後ご自分で様々な媒体からの情報を縦横無尽に取り入れ、人生の糧にできるようになる基礎を築くお手伝いをする…そんな講義を提供します。(講師・記) 【カリキュラム】 @古代オリエント史 A古代ギリシア史 B古代ギリシア史とイラン・アフガニスタン史 C共和政ローマ Dローマ帝国 Eローマ帝国とキリスト教
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千葉 オンライン
もっと知りたい日本の城
- 歴史
- 教室・オンライン自由講座
- 見逃し配信あり
- 小和田 泰経/静岡英和学院大学講師
- 2025/07/02〜
水
13:00〜14:30
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立川 オンライン
屋久島の植物
- NEW
- 科学
- 教室・オンライン自由講座
- 見逃し配信あり
- 山田 隆彦/日本植物友の会会長
- 2025/07/10
木
15:30〜17:00
屋久杉でよく知られている屋久島は鹿児島県の大隅半島の南西約60kmに位置し、九州で一番高い山、宮之浦岳1936mを有しています。林芙美子は小説『浮雲』で、「屋久島は月に35日は雨の降るところ」と表現し、そこでは約1500種の植物が記録されていて、その内、コケスミレなど約70種が固有種です。屋久島の素晴らしい自然に生き続ける植物達を紹介します。(講師・記) 山田隆彦講師の野外講座[「四季の花と植物に出会う−舞岡公園」](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=8008876)もあります。
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立川 オンライン
「源氏物語」の世界
- 文学・文芸創作
- 教室・オンライン自由講座
- 見逃し配信あり
- 河添 房江/東京学芸大学名誉教授
- 2025/07/10〜
木
13:00〜15:00
この講座では『源氏物語』の豊穣な世界を、一回につき一巻のペースでわかりやすく解説していきます。今季は松風巻から朝顔巻まで、上京した明石の君との再会、明石の姫君の引き取り、藤壺の死と哀傷、春秋優劣論と六条院構想、前斎院・朝顔との恋の顛末など、名場面を中心に読み解いていきます。そのほかの源氏絵や衣食住などの文化的背景も、沢山のスライドを使って説明いたします。『源氏物語』を初めて読む方、改めて読みたい方、どちらも歓迎いたします。(講師・記) 【各回のテーマ(予定)】 第一回 松風巻の世界 第二回 薄雲巻の世界 第三回 朝顔巻の世界 画像は、土佐光吉「源氏物語絵色紙帖」槿(京都国立博物館蔵、出典:ColBase)
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福岡 オンライン
日本の名作 作家vs.映画監督
- エンタメ・古典芸能
- 教室・オンライン自由講座
- 見逃し配信あり
- 矢野 寛治/映画・文芸評論家
- 2025/07/17〜
木
14:30〜16:00
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川西 オンライン
浅田弘幸と中原中也(オンライン受講)
- NEW
- 文学・文芸創作
- オンライン(事前選択講座)
- 見逃し配信あり
- 浅田 弘幸/漫画家・イラストレーター
- 池田 誠/中原中也記念館学芸担当課長補佐
- 2025/07/21
月
14:00〜15:30
## 本講座は、講師が怪我をなさったため、延期いたします。 開催日程が決まりましたら、朝日カルチャーセンター川西教室のホームページでお知らせします。 『I’ll(アイル)』『テガミバチ』『眠兎』などの作品を生み出してきた、漫画家でイラストレーターの浅田弘幸さん。 今春に、中原中也の詩をモチーフにした絵本『月夜の浜辺』を出版しました。 『月夜の浜辺』にとどまらず、浅田作品には中也の影響が色濃く反映されています。 読み手の胸に深く、長く刺さる作品を輩出してきた浅田さんと中也。 二人はそれぞれどのようにそれらを創造しているのか。 本講座では、日本を代表する二人の作家の創造のとき、場面をじっくりとひもときます。 ::::::::::::::::::::::::::
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横浜 オンライン
能楽のススメ 「葵上」 能楽師が語る能楽の魅力
- NEW
- エンタメ・古典芸能
- 教室・オンライン自由講座
- 見逃し配信あり
- 小島 英明/観世流シテ方
- 2025/07/26
土
16:00〜17:30
日本の伝統芸能である能楽。重要無形文化財であり、ユネスコ世界無形文化遺産にも登録され、その価値は日本のみならず世界に認められています。ただ能楽に興味があっても、敷居を高く感じ、なかなか踏み出せない方もいらっしゃるのではないでしょうか。 この講座では、国内外で活躍する観世流能楽師の小島英明さんが、作品のストーリーや演目背景の説明、舞台の映像視聴、謡の体験、実際の能面を鑑賞し、実演を交えながら分かりやすく解説します。今回取り上げる演目「葵上」のシテ(主役)は、元東宮妃で誇り高き才女・六条御息所。光源氏の正妻・葵上に対する嫉妬、さらに「車争い」で受けた恥辱により、生き霊となって葵上を苦しめるが、修験者により祈り伏せられます。「源氏物語」を題材とした、能の中でも屈指の人気曲です。講師の小島さんが開催する、なかのZEROホールでの公演は19回目をかぞえ、その公演、また解説には定評があります。 能楽が全く初めての方、作品の魅力をあじわいたい方におすすめです。能楽を身近に感じていただき、その魅力を存分にお愉しみください。
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横浜 オンライン
声に出して読みたい英語シェイクスピア
- 外国語
- オンライン開催
- 岩崎MARK雄大/語学講師・俳優
- 2025/07/26〜
土
18:30〜20:00
全てが詩で書かれたシェイクスピアのセリフには、現代にも通じる美しい英語のリズムがあります。この講座では、作品の名シーンを声に出して読んでいきます。 日常で使える恋人たちの気の利いた会話や、名演説から学ぶ人の心を動かす一行、脇役たちが口にする慣用句など、シェイクスピア作品は英語のリズムをつかむことばの宝庫です。英語を使った喜怒哀楽や感情表現の奥深さを知ると、日常の会話や文章の質に磨きがかかります。 (講師記) ※今期は「夏の夜の夢」から3つのシーンをとりあげます。 ※英語力は問いません。シェイクスピア劇などの舞台でも活躍するネイティブ講師といっしょに、どなたでも楽しみながらご参加いただけます。 ※舞台俳優ならではの視点からの解説や舞台の裏話もお楽しみに。
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名古屋 オンライン
あの名作映画の原作を読む〜『カッコーの巣の上で』『フィールド・オブ・ドリームス』『フォレスト・ガンプ』(オンライン講座)
- 文学・文芸創作
- オンライン(事前選択講座)
- 見逃し配信あり
- 長澤 唯史/椙山女学園大教授
- 2025/07/26〜
土
13:30〜15:00
映画やミュージカルでおなじみの『オペラ座の怪人』、今回の「名作をもう一度」の講座ではガストン・ルルーによる原作小説(1910)を紐解いていきます。 ガストン・ルルー(1868-1927)は怪奇風味の推理小説『黄色い部屋の秘密』(1907)で高い評価を得たのち、『オペラ座の怪人』でその名声を確固たるものとしました。じつはこの作品を執筆するにあたり、新聞記者でもあったルルーはオペラ座に赴いて取材をしています。その際に耳にした過去の事件や不可思議な噂話、幽霊譚などに想を得て本作は書かれました。作品の背景となった地下の怪人にまつわる噂やシャンデリア落下事件などの史実などを紹介しながら、それを作者がいかにフィクションに仕立てあげたかを考察していきます。 アンドリュー・ロイド=ウェバーによるミュージカル(1986)ではロマンティックで悲劇的なラブストーリーとして脚色されていますが、原作はミステリー色の強いゴシック小説です。作品が書かれた時代や社会を踏まえて、『オペラ座の怪人』という作品の同時代的な意義について考えていきます。 そしてなぜこの作品が何度も映画化や舞台化をされ、いまだに愛され続けているのでしょうか。その後のアダプテーションにおける改変やミュージカルのプロダクションにまつわるエピソードなども紹介しながら、作品の深い魅力をともに味わいましょう。 *本作の翻訳は現在、角川文庫版(長島良三訳)、創元推理文庫版(三輪秀彦訳)、光文社古典新訳文庫版(平岡敦訳)、新潮文庫版(村松潔訳)が新刊として入手可能です。講師は最新の新潮文庫版(2022年)を使用する予定ですが、受講者の方はいずれの版でも大丈夫です。
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新宿 オンライン
昭和を映す名作映画
- NEW
- 時事・社会
- オンライン開催
- 見逃し配信あり
- 山本 昭宏/神戸市外国語大学准教授
- 2025/07/26〜
土
19:00〜20:30
昭和という時代はどのような時代だったのでしょうか。昭和を生きた人びとは、その時代に入り込んでいたがゆえに、意外と昭和を相対化するのが難しいかもしれません。昭和を知らない世代にとっては、完全な過去ですから、関心の触手が伸びないかもしれません。そこで、名作映画を手がかりにして、いまでは遠くなった昭和を手繰り寄せます。あの時代を生きた人びとは、何を考え、いかに生きたのか、改めて考えてみたいと思います。(講師:記) 【各回のテーマ】※各回ごとのお申込みも可能です。 7月:[昭和を映す名作映画:『白い巨塔』(1966)](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=7997002) 山崎豊子の原作を社会派映画の巨匠・山本薩夫が監督した『白い巨塔』は、繰り返しリメイクされることで誰もが知る作品となりました。私たちはなぜこの作品にこれほどまでに惹かれるのでしょうか?それは理想と現実のはざまで〈男〉たちの姿が描かれているからでしょう。この映画を通して、「昭和の男」の可能性と限界を論じます。 8月:[昭和を映す名作映画:『仁義なき戦い』(1973)](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=7997003) 『仁義なき戦い』は、俳優たちの演技と深作欣二の演出、そして笠原和夫の脚本が奇跡のように融合した傑作で、すでに評価は定まっています。レクチャーでは、この名作に込められた深作と笠原の戦争体験、東映の任侠映画からの転換を論じます。また、この映画を高く評価した評論家や観客に注目して、昭和という時代に迫ります。 9月:[昭和を映す名作映画:『火垂るの墓』(1988)](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=7997004) 高畑勲が監督したこの作品は、戦争を描いたアニメーションの金字塔です。野坂昭如の原作を、高畑はどのように解釈し、いかなるアニメーション表現に落とし込んだのでしょうか。作品が公開された時期は、昭和の終わりにほぼ重なります。「昭和」の戦争の記憶と合わせて、この作品の射程を見極めます。
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戦争・戦後を考える
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新宿 オンライン
米国の原爆は戦争を終わらせたのか
- NEW
- 時事・社会
- オンライン開催
- 見逃し配信あり
- 千々和 泰明/防衛省防衛研究所国際紛争史研究室長
- 2025/07/18
金
19:00〜20:30
被団協のノーベル平和賞受賞は、日本の被爆者の活動に対する敬意が世界から寄せられていることを示している。一方、ロシア・ウクライナ戦争に見られる通り、核兵器が侵略戦争や威嚇の手段として活用されているという現実がある。本講座では、核攻撃による被害から80年を迎える今、米国による広島・長崎への核使用とは何だったのかを問う。特に、「核外交説」と「コスト最小化説」の論争を検証し、米国はなぜ日本に対し核を使用したのか、そして核使用によって本当に早期戦争終結につながったといえるのかを再考する。それにより、過ちを含めた、政治や外交についての学びを得る。(講師:記) 【参考図書】 千々和泰明著[『誰が日本を降伏させたか 原爆投下、ソ連参戦、そして聖断』](https://www.php.co.jp/books/detail.php?isbn=978-4-569-85948-4) (PHP新書、2025年7月) ※2025年7月17日刊行予定
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立川 オンライン
≪戦後80年≫ 日本兵はなぜ捕虜になれなかったのか
- 歴史
- 教室・オンライン自由講座
- 見逃し配信あり
- 山田 朗/明治大学教授
- 2025/07/18
金
10:30〜12:00
日中戦争からアジア太平洋戦争(1937年〜1945年)において230万人もの日本兵が命を落としました(民間人も含めると310万人)。近年の研究によれば、戦没者の6割以上は餓死・病死で、戦没者の9割近くは戦争の最後の1年で生じたものとされています。これらの数値自体たいへん衝撃的なものですが、多くの兵士の犠牲者が出た要因の一つに、どんなに飢えても、動けなくなっても日本兵が捕虜になることを選択しなかった(できなかった)ことがあげられます。 日本兵が捕虜になれなかったのは1941年に出された「戦陣訓」に「生きて虜囚の辱めを受けず」とされていたことが大きな要因とされていますが、日本軍においても元々捕虜になることが禁じられていたわけではありませんでした。また、アジア太平洋戦争期には捕虜にした外国兵に対しても日本軍は冷遇したことが知られていますが、日露戦争の頃はロシア兵捕虜をたいへん丁寧に扱っていました。日本軍の捕虜観(外国兵捕虜に対する待遇、日本兵捕虜への見方)は、どのように変化したのでしょうか。 本講座では、日本軍の捕虜観を明治期から振り返り、どのようなことをきっかけにそれが変化していき、アジア太平洋戦争期には外国兵捕虜への冷遇、日本兵が捕虜になることを事実上禁止するに至ったのかを考察していきます。(講師・記)
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夏の夜空を楽しむ
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新宿 オンライン
無限の宇宙
- NEW
- 科学
- 教室・オンライン自由講座
- 見逃し配信あり
- 松原 隆彦/KEK高エネルギー加速器研究機構教授
- 2025/07/12〜
土
10:30〜12:00
-
横浜 オンライン
はじめての天文学 超入門
- 科学
- 教室・オンライン自由講座
- 見逃し配信あり
- 坪内 重樹/なかのZEROプラネタリウム解説員
- 2025/07/18〜
金
13:30〜15:00
星空や宇宙に関する超入門講座です。地球から太陽系、銀河系、そして宇宙の果てまで、毎回様々な切り口で私たちの宇宙について解説します。1年間で私たちの宇宙について理解を深めてみましょう。この道30年のベテランプラネタリウム解説員が、星空や宇宙についてわかりやすくお話しします。季節の星空のたどり方や、星座の物語などの星空の楽しみ方、近々見られるおすすめの天文現象や最新の天文ニュースもご案内します。(講師記) ★天文学が、初めての方向け対象の講座です。2025年1月開講。途中受講大歓迎です! <年間カリキュラム(予定)> 1月期 @ 夜空の星を見上げよう A 地球と月 B 太陽と太陽系 4月期 C 恒星と銀河系 番外編 ➀プラネタリウム100周年 D 恒星の一生 7月期 E 星までの距離を測る 番外編A 月食を見よう F 宇宙の誕生と進化 〜 宇宙に果てはあるのか 10月期 G 太陽系外の惑星 H 宇宙人はいるのか 番外編B オーロラを見に行こう
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夏といったらお化け・妖怪・怪談
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新宿 オンライン
小泉八雲の世界〜出雲国・ケルト・英文学
- NEW
- 文学・文芸創作
- オンライン開催
- 松本 侑子/作家・翻訳家
- 2025/07/05〜
土
13:30〜15:00
今年秋10月から始まるNHKの朝ドラは、「ばけばけ」。 このドラマは、明治時代にアメリカから来日したアイルランド人の作家・小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)と、その妻で出雲国松江藩士の娘小泉せつをモデルにした物語です。 7月から9月の講座「小泉八雲の世界」全3回では、小泉八雲の生涯、代表作「怪談」「骨董」、「日本の面影」を解説します。あわせて、八雲の作品におけるケルトの影響、八雲が書いた英文学批評、松江の小泉八雲記念館、八雲が暮らした松江藩士の屋敷、八雲が愛した出雲国各地(松江大橋、宍道湖、出雲大社、隠岐など)を、出雲市出身の講師が、わかりやすく、楽しく解説します。(講師・記) 【カリキュラム】 第1回 小泉八雲の生涯 第2回 『怪談』の解説 第3回 『日本の面影』の解説 ※7/5のみ講師は新宿教室で講義しますので、教室でもオンラインでも受講できます。 ※本講座は、見逃し配信はありません。 ※開始時間前(10〜15分前)より、関連する動画などを流すことがあります。お時間ある方はご視聴ください。 当講座は、全3回の講座です。各回のお申込もできます。 [第1回 小泉八雲の生涯](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=8091199&p=83d4046d6afdce27ca1b7c71178ef113450ed71a1486554dbd8e5eb5be5919c3) [第2回 『怪談』の解説](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=8091200&p=5f5518a917fd7e85d3da6a0478c46d6c650a1fb2aea6b8d7ffda80aebe1e89c7) [第3回 『日本の面影』の解説](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=8091201&p=e17394120dea259e411643e27c98dd69cb36064265329fee60f7fcbc06f12c90)
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横浜 オンライン
チェコにもカッパがいる
- NEW
- 歴史
- オンライン開催
- 見逃し配信あり
- ペトル・ホリー/チェコ蔵主宰
- 2025/07/12
土
10:30〜12:00
世界中のどこへいっても、お化け、妖怪、妖精、幽霊というものが存在すると言われている。形はさまざまであり、棲むところもいろいろである。怪奇現象、憑依などは古から人間の心を捉え、畏れられると同時に興味をそそった。一方では、童話や物語などの題材にもなっている。今回は、中欧の真ん中に位置するチェコでのあり方をたっぷり紹介する。プラハの名所であるカレル橋が1357年という奇数の列びで建立されたというのも偶然ではないのである。古き良きプラハの魔界は実はこのような数字とも深く関わっているのだ。プラハに生まれ育ったフランス・カフカの不条理なプラハ、また、プラハを拠点としたグスタフ・マイリンクによる摩訶不思議なプラハ。更には、1920年代にチェコに「東海道四谷怪談」を始め、日本の怪談も輸入され、広く読まれたことなどを踏まえながら、チェコの陰影礼讃を皆様と分かち合いたい。(講師・記)
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くずは オンライン
【オンライン講座】祭と妖怪
- 哲学・思想・宗教
- オンライン開催
- 見逃し配信あり
- 佐々木 高弘/京都先端科学大学名誉教授
- 2025/07/19〜
土
13:00〜14:30
-
横浜 オンライン
ブルガーコフ 「巨匠とマルガリータ」
- NEW
- 文学・文芸創作
- 教室・オンライン自由講座
- 見逃し配信あり
- 安達 紀子/早稲田大学講師
- 2025/07/21〜
月
10:30〜12:00
ソビエト時代、全体主義国家の圧力のもとで執筆を続けたブルガーコフ(1891年〜1940年)の代表作『巨匠とマルガリータ』は、作家の死後二十六年の歳月を経て出版されました。モスクワで暗躍する悪魔たち、悪魔の予言通り路面電車に轢かれる作家同盟議長、モスクワからヤルタに瞬間移動させられた劇場の支配人、言葉を話す巨大な黒猫、悪魔の舞踏会・・・。奇想天外な諷刺小説は、時空を超えて展開します。巨匠とマルガリータの真実の愛を主軸に、二千年前のエルサレムと1930年代のモスクワが交錯する謎の名作の魅力に迫ります。(講師記) <各回カリキュラム> 7/21 革命後の内乱が続くキエフ(キーウ)で白軍の軍医として活動した経験も持つブルガーコフの数奇な運命を辿りつつ、『巨匠とマルガリータ』の作品世界の中に入っていきます。 8/18 ロシアの舞台、テレビドラマの映像をお見せしながら、『巨匠とマルガリータ』に込められた意味、作者の意図を探り、作品に秘められた謎を解き明かしていきます。
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立川 オンライン
「ザシキワラシ」の話の表と裏
- 文学・文芸創作
- 教室・オンライン自由講座
- 見逃し配信あり
- 小田 富英/『柳田國男全集』編集委員
- 2025/07/24
木
13:30〜15:00
この講座は、常設講座「『遠野物語』は面白い」の初回のみをご受講いただける体験講座です。講座の内容などを確認してからスタートしたい方におすすめです。 ◆常設講座の内容◆ この4月から、8年目、第5期の「『遠野物語』を読む」講座がスタートしました今期は、『遠野物語』の面白さを多くの方に感じてもらうことを第一の目標としています。おかげさまで、たくさんの方に来ていただき、継続の方と新規の方と共に、『遠野物語』の面白さを共有できそうで、今後が楽しみです。 7月期は、『遠野物語』の代表的な話、「ザシキワラシ」と「母親殺し」の悲しい話の背景を考え、「狼」の話では、『遠野物語』以降も柳田が考え続け、柳田学の誕生秘話ともなりそうな話につなげます。まだ『遠野物語』の世界に足を踏み入れていない方のお出でもお待ちしています。もちろん、リピーター、ファンの方も大歓迎です。ご一緒に楽しみましょう。 (講師記) ≪各回のテーマ≫ 7月 「ザシキワラシ」の話の表と裏 8月 「母親殺し」の話を入れた柳田国男の想いは? 9月 「狼」の話とその後の柳田国男 ◆1日体験講座のテーマ◆ 「ザシキワラシ」の話の表と裏 ◆常設講座の詳細は[こちら](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=7555213)
詳しく見る -
千葉 オンライン
物の怪と恐れの日本文化
- 哲学・思想・宗教
- 教室・オンライン自由講座
- 見逃し配信あり
- 飯倉 義之/国学院大学教授
- 2025/07/26
土
15:30〜17:00
-
中之島 オンライン
殺される女の怪談とメディア(オンライン受講)
- NEW
- 歴史
- オンライン(事前選択講座)
- 見逃し配信あり
- 南郷 晃子/桃山学院大学准教授
- 2025/07/27
日
13:00〜14:30
江戸時代には酷く殺され祟る女の話がたくさんあります。お菊や累(かさね)、そしてお花という各地にある怨む女たちの物語はその土地の物語でありながら、江戸時代ー情報化社会において生まれたものでもあります。物語を媒介し変質させた版本、写本の性質とともに哀れで愛おしい女たちの物語を考えてみましょう。 ------------------------------------------------------------------------------------------- 「怪異学」はフシギなコトやモノについて歴史や文学・民俗の記録を解読することから、その認識を生み出した社会・文化の特質や日本人の心の軌跡を探る新しい学問です。東アジア恠異(かいい)学会の講師陣が、怪異学の世界へと誘います。 -------------------------------------------------------------------------------------------
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暑くても食べよう
-
新宿 オンライン
お菓子文化論
- NEW
- 歴史
- オンライン開催
- 見逃し配信あり
- 三浦 裕子/菓子研究者
- 2025/07/26
土
10:30〜12:00
暑い日に冷たいものを口にして涼をとる。人はこの喜びを求めて、長い間知恵を働かせてきました。古代エジプトで行われてきた気化熱を利用した冷却法、万年雪、天然氷の貯蔵から始まり、足の速い従者を走らせて山頂の残雪を運ばせるなどなど。そして、冷菓はイスラム文化で育まれて9世紀の地中海に伝わり、シチリアでは果物の果汁を甘くして凍らせた様々なシャーベットが作られるようになります。1533年にカトリーヌ・ド・メディシスがアンリ2世に嫁いだ際に、シャーベットを作る職人を同行したことはよく知られたことですが、人為的な冷却法はイタリアで発達してフランスに渡り、17世紀後半にホイップした生クリームが加えられるようになって、アイスクリームの原型ができました。高級なデザートの花形だったアイスクリームは、19世紀後半に新興国アメリカで一大お菓子産業へと成長していきます。 冷たいお菓子の系譜は、そのままお菓子のきた道と重なります。夏の一日に冷たいお菓子の歴史をたどりながら、お菓子が人々にもたらした喜び、そしてその社会背景について考えていきましよう。(講師・記) 【広報画像】 @すみれのアイスクリーム(ハプスブルク家の“シシー”が好んだ) ©宮崎司 A煮汁のシロップをみぞれ状のシャーベットにした桃のコンポート(手前のグラス) ©篠原健二 B三浦裕子先生
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くずは オンライン
【オンライン講座】湿気・暑さに負けない薬膳の知恵
- 健康とスポーツ
- オンライン開催
- 見逃し配信あり
- 森澤 孝美/モーリー薬膳ラボ代表・簡単エイジングケア薬膳講師
- 2025/07/28
月
10:30〜12:00
※日時等は変更となる場合がございます。最新の情報は講座詳細ページにてご確認ください。