
キャンペーン期間
2025/5/16(金)9:30 〜 2025/6/30(月)17:00キャンペーン内容
WEBでのお申し込み時に、対象講座にご利用いただける割引クーポンを2種類ご用意いたしました。【クーポン番号】
@対象講座にご利用いただける、購入金額指定なしの500円クーポン
25summerA
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A対象講座のみ(複数講座の合計で可)のお申し込み金額が12,000円以上でご利用いただける1,200円クーポン
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☆お客様に、より安全にクレジットカード決済を実施いただけるよう、2025年5月8日(木)より本人認証サービス「3Dセキュア2.0」を導入いたしました。くわしくはこちらをご覧ください。
講座一覧
時事・社会
-
名古屋 オンライン
緊急課題「トランプ大統領の描くシナリオ」(オンライン受講)
- NEW
- 時事・社会
- オンライン(事前選択講座)
- 見逃し配信あり
- 小澤 克彦/岐阜大名誉教授
- 2025/07/09
水
13:00〜15:00
「トランプ大統領」は就任以来「グリーンランドの買収」「パナマ運河の奪取」「カナダ・メキシコなどへの25%の関税」「中國への上乗せ関税」「さらに世界各国への関税」「開発途上国への支援の凍結」「ガザのアメリカ所有とリゾート都市化」「ロシア問題での様々の言動」等々さまざまの提言をしてきました。いずれも世界中がびっくりするようなものばかりです。その他「移民問題」もあります。しかし、これは「思い付き」とばかりいえません。その背景には何が在るのか、トランプは何をしたいのか、また国際的にはどんな意味・影響があるのか、様々の視点からその問題に迫ってみます。 当講座は、全3回の講座です。 ↓3回まとめてのお申込はこちらからお願いします。※会員限定 [全3回(7/9,7/30,9/10)](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=8035106&p=351cd63f70db128db6ec17a92310ece79fcdd6f4dc19278d2b367dee95eb184e) ↓その他の回の詳細・お申込はこちらからお願いします。 [第2回 ヨーロッパは何処へ行く (7/30(水)13:00〜15:00)](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=7993738&p=9d001bc4aa7d568ce24bf6c16f1c2ef8d69c05980e8fbfca3edcceb528d8858e) [第3回 西洋の没落と宗教の没落 (9/10(水)13:00〜15:00)](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=7993740&p=211ebe68f957e4d8b8f7713f4e4896089384ab439466d6986946cd7ca813e8fb)
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新宿 オンライン
基礎からわかる日米安保
- NEW
- 時事・社会
- 教室・オンライン自由講座
- 見逃し配信あり
- 川名 晋史/大東文化大学教授
- 2025/07/11〜
金
19:00〜20:30
いまトランプ政権は日本との安全保障関係を不平等だと主張しています。米国が一方的に損をしているということです。他方、日本においては、むしろ日本の方が損をしていると考える人が少なくありません。一体、どちらの見方が正しいのでしょうか。その答えを知るには、両者の関係性の法的基盤である日米安保条約を紐解かなければなりません。この条約は誰もが一度は名前を聞いたことがあるはずのものです。しかし、実際の条文を読んだことがある人はほとんどいないでしょう。本講座では、はじめて日米安保条約の条文を目にする方を対象に、同条約の基本的性質とそれにもとづく日米関係の構造をわかりやすく解説します。(講師:記) ■マーク=講師は新宿教室で講義 ◇マーク=講師はオンラインで講義、教室ではモニター投影します。 【各回の予定】 1. 日米「同盟」とはなにか? ■ 2. 旧安保条約―経緯と課題 ◇ 3. 新安保条約―安保改定とは何だったのか? ◇ 4. 地位協定―「特権」はなぜ生じるのか? ◇ 5. 平和安全法制とその後―日米安保の現在地 ◇
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新宿 オンライン
イノベーションと資本主義世界を問う
- NEW
- 時事・社会
- 教室・オンライン自由講座
- 見逃し配信あり
- 水野 和夫/元法政大学教授
- 2025/07/12〜
土
18:00〜19:30
イノベーション(技術革新)は、インダストリー(産業)に改革を生み、大きな社会変化を及ぼし、経済を押し上げていく。マルクス、ケインズ、シュンペーターという現代経済理論の巨人たちの著作も踏まえながら、インダストリーの事象を歴史的にたどり、資本主義世界を問い直す。 石炭・石油の発見による産業革命は人類にとって無から有を生み出し、「有機経済」から「無機経済」へと転換した。産業革命の本質は「蒸気は結合だ」ということにあり、インダストリー1.0〜5.0まで貫いている。機械化により飛躍的の生産性が上昇し、生活水準が向上した。 機械化の促進には化石燃料が安価で十分な量を使用できることが前提となっていた。この条件が満たされていたのはインダストリー3.0までの時代だった。ところが、インダストリー3.0〜4.0の時代以降、エネルギーが高価となり、無制限には使用できなくなって、先進国経済は「定常状態」に移行しつつある。 そこで、定常状態で低下しつつある利潤率を高めるためにインダストリー4.0とシフトした。さらに5.0となると、AIが人間の頭脳を結合しはじめ、人間とはいかなる存在であるかがパスカル以来問われている。(講師・記) 【カリキュラム】※状況によって変更することもございます。 ■7月期 導入回 「マルクス、ケインズ、シュンペーターと資本主義世界」 ・現代経済学の礎を築いたマルクス、ケインズ、シュンペーターの経済理論、その思想の骨格を経済社会の現象を踏まえて解説する。[導入回のみのお申し込みはこちらから](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=8031489&p=3de1e00e4be98666bf619b6ae2d07c71c000b5976fa763d481bbbc13bce7a9c1) ◆第T期(7‐9月)インダストリー1.0・・・筋肉エネルギーから化石燃料エネルギーへ 1石炭の時代・・・有機経済から無機経済への転換 2内燃機関の発明・・・蒸気は結合だ 3鉄道と運河の時代・・・大西洋を挟んでヨーロッパと南北アメリカ大陸が結合 帆船から蒸気船へ(貿易の活発化) ■10月期 ◆第U期(10‐12月)インダストリー2.0・・・エジソンとフォードの時代(アメリカの世紀始まり) 1電気の時代・・・家電製品の普及(家事労働時間を解放) 2自動車の時代・・・フォードの大量生産システム 3中間層の時代・・・大衆社会の到来 ■2026年1月期 ◆第V期(1‐3月)インダストリー3.0・・・コンピューターの時代 1大型コンピューターからPCへ 2IT(Information Technology)の時代・・・インターネットの普及 3グローバリゼーションの時代・・・資本の自由化 ■2026年4月期 ◆第W〜X期(4‐6月)インダストリー4.0&5.0・・・頭脳の結合 1インダストリー4.0・・・IoT(Internet of Things)とAI(Artificial Intelligence) 2インダストリー5.0・・・持続可能性と、人間とはいなかる存在か 3テクノロジーと不平等・・・21世紀の課題
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名古屋 オンライン
新聞から「いま」を読む〜時事解説(オンライン受講)
- NEW
- 時事・社会
- オンライン(事前選択講座)
- 見逃し配信あり
- 渡辺 斉/元朝日新聞論説委員
- 2025/07/19〜
土
10:30〜12:00
【オンライン受講コース】 情報過多な時代を生きる私たちはどのように情報を整理、活用できるでしょうか。新聞紙面から私たちの“今”を切り取り、講師と共に最新の情報を読み解いていきま しょう。7月「政治情勢」、8月「戦後80年」、9月「国際事情(パレスチナ、ウクライナ)」。 [教室受講コースもあります](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=7990499&p=a879bdcd75d12e46e6a39b6f41599323b4e4ab4e5bfd60ccff5bdaf85be45a16)
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横浜 オンライン
戦後80年のジャーナリズムを振り返る
- NEW
- 時事・社会
- 教室・オンライン自由講座
- 見逃し配信あり
- 金平 茂紀/ジャーナリスト、日本ペンクラブ言論表現委員会委員長
- 2025/07/26
土
18:00〜19:30
僕自身は、テレビ報道の世界に半世紀近く関わってきた人間です。今現在、私たちの社会で起きているSNSのインフラ化と、AIを神のごとく無条件で肯定する動きに対して、とても懐疑的な立場で日々思考しています。公共的メディアはこのままだと消滅するのではないか、という危機感をもっています。市民がユーザーとなり、プラットホーム事業の主宰者がユーザーに対して圧倒的な優位に立つ世の中は、どこへ向かうことになるのでしょうか。具体例をあげながら、皆さんと一緒に考えてみたいと思います。それは<伝送路の民主化>と括るだけで済むのですか? それで皆さんは解放され、幸福になったのですか? ちょっと大げさですね。肩の力を抜いて考える講座=場のひとつです。(講師記)
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新宿 オンライン
戦後80年、日本とアメリカは戦ってきた
- NEW
- 時事・社会
- オンライン開催
- 見逃し配信あり
- 水野 和夫/元法政大学教授
- 島田 裕巳/宗教学者
- 2025/07/26〜
土
16:00〜17:30
戦後80年を迎えた。日本とアメリカは同盟国とされてきたが、実際には、激しく戦ってきたのではないか。 水野和夫の近刊『シンボル・エコノミー』(祥伝社新書)が示しているように、アメリカは戦後急成長した日本経済をいかに抑えるかに腐心してきた。 また、島田裕巳の近刊『GHQは日本の宗教をどう変えたのか』(育鵬社)が明らかにしたように、アメリカは日本の伝統的な宗教のあり方にも深く介入してきた。 戦後80年の日米関係を、政治、経済、宗教にわたる戦争ととらえることによって、今、私たちがおかれている状況がよりよく理解されてくるのではないだろうか。 第1回では、ペリー来航から太平洋戦争での敗戦までを扱い、軍事力を伴う両国の対立を描き出す。 第2回では、日本の占領から高度経済成長、そしてバブル経済へと日本がいかにして経済力をつけ、アメリカに対抗してきたかを見ていく。 第3回では、日本のバブル崩壊後、強いドル政策をとるアメリカが、自国に優位な立場をいかに確立しようとしてきたのか、現在の関税戦争までを概観する。(島田講師・記)
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名古屋 オンライン
日本の政策展望〜貧困・介護・育児と日本の政治史(オンライン受講)
- 時事・社会
- オンライン(事前選択講座)
- 見学可
- 見逃し配信あり
- 残りわずか
- 稲葉 年計/東京都立大学大学院客員研究員
- 2025/07/28〜
月
13:00〜14:30
宮本太郎『貧困・介護・育児の政治−ベーシックアセットの福祉国家へ』を読む。 昨今の日本の政治は、いかに意味のある税の国民への還元ができるかが問われる。 ただお金をばら撒くだけでは批判され、またサービス提供だけでも十分でない。 どこにどのような福祉を提供すべきか。いかなる政治の動きが影響するのか。 貧困・介護・育児という個別問題に着目しながら、政治的背景を分析する。 1つのテキストをベースにしながら、さまざまな議論と考察を交わす。 本講座は、貧困・育児・介護の日本の政治を、海外も参照しつつ、展望する。(講師:記) 第1回 「新しい生活困難層」と福祉政治 第2回 日本の貧困政治と介護政治 第3回 日本の育児政治とベーシックアセット
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名古屋 オンライン
緊急課題「ヨーロッパは何処へ行く」(オンライン受講)
- 時事・社会
- オンライン(事前選択講座)
- 見逃し配信あり
- 小澤 克彦/岐阜大名誉教授
- 2025/07/30
水
13:00〜15:00
現在ヨーロッパ各国とも「極右」の台頭が著しいです。フランスの「ルペン」やドイツの「ドイツのための選択肢」はマスコミでもよく取り上げられています。しかしこの現象はヨーロッパ全域にわたっているのです。その中でハンガリーの「オルバン政権」は独特です。この極右とは何なのか、どうして大きく躍進しているのか、そして彼らは何をしたいのか、それに対する既存の政党の対応はいかなるものなのか、或いはNATOはどうなるのか、EUはどうなるのか、そもそも「ヨーロッパは何処へ行こうとしているのか」が見えないのが最大の問題となります。 当講座は、全3回の講座です。 ↓3回まとめてのお申込はこちらからお願いします。※会員限定 [全3回(7/9,7/30,9/10)](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=8035106&p=351cd63f70db128db6ec17a92310ece79fcdd6f4dc19278d2b367dee95eb184e) ↓その他の回の詳細・お申込はこちらからお願いします。 [第1回 トランプ大統領の描くシナリオ(7/9(水)13:00〜15:00)](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=7993736&p=a20681a24f90605ec10b73df2a44f1924495c3b24be65e208a0f3bafedb332e6) [第3回 西洋の没落と宗教の没落 (9/10(水)13:00〜15:00)](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=7993740&p=211ebe68f957e4d8b8f7713f4e4896089384ab439466d6986946cd7ca813e8fb)
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横浜 オンライン
政治学で読み解く戦後80年
- NEW
- 時事・社会
- 教室・オンライン自由講座
- 杉田 敦/法政大学教授
- 2025/08/02
土
18:00〜19:30
-
名古屋 オンライン
沈む祖国を救うには〜ウチダ流救国論(オンライン受講)
- NEW
- 時事・社会
- オンライン(事前選択講座)
- 見逃し配信あり
- 内田 樹/神戸女学院大名誉教授
- 2025/08/31
日
14:00〜15:30
【オンライン受講コース】 なぜ日本は加速的に「冷たい国」になったのか。慢性的な物価上昇に怯え、政界の癒着に慣らされ、マスメディアも機能不全に陥っている。泥船状態の日本丸は、どこに向かうのか・・・。 受け身のままではなく、祖国を救う思いで唇をかみしめる大人をひとりでも増やすために一緒に考えよう。 [教室受講コースもあります](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=7990491&p=33669ea218b6c442d00486fd6bd5e54b8d2621ce99b9bdb76b99aa34aa6be878)
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名古屋 オンライン
緊急課題「西洋の没落と宗教の没落」(オンライン受講)
- 時事・社会
- オンライン(事前選択講座)
- 見逃し配信あり
- 小澤 克彦/岐阜大名誉教授
- 2025/09/10
水
13:00〜15:00
最近フランスのトッドは『西洋の敗北』という著作を上程しました。これは「西洋がロシアに負ける」という意味ではありません。「西洋の自壊」となります。それには様々の要因があるのですがトッドは「宗教の没落が西洋の敗北の主な原因」としています。これは日本人からしてみると非常に分かりにくいと思います。しかも「既存宗教の再生」は出来ないしそもそも無意味なのです。「何なのか」となります。西洋にとっての宗教とは「ただの宗教」ではありませんでした。「資本主義」の基盤だったし「科学」とすら絡みます。そうした性格を簡明に説明します。 当講座は、全3回の講座です。 ↓3回まとめてのお申込はこちらからお願いします。※会員限定 [全3回(7/9,7/30,9/10)](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=8035106&p=351cd63f70db128db6ec17a92310ece79fcdd6f4dc19278d2b367dee95eb184e) ↓その他の回の詳細・お申込はこちらからお願いします。 [第1回 トランプ大統領の描くシナリオ(7/9(水)13:00〜15:00)](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=7993736&p=a20681a24f90605ec10b73df2a44f1924495c3b24be65e208a0f3bafedb332e6) [第2回 ヨーロッパは何処へ行く (7/30(水)13:00〜15:00)](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=7993738&p=9d001bc4aa7d568ce24bf6c16f1c2ef8d69c05980e8fbfca3edcceb528d8858e)
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千葉 オンライン
温泉ソムリエ記者おすすめの名湯・秘湯
- 時事・社会
- 教室・オンライン自由講座
- 見逃し配信あり
- 前田 基行/朝日新聞千葉総局記者
- 2025/09/14
日
13:30〜15:00
千葉の温泉と聞くと、どんなイメージをお持ちでしょうか。あまりピンと来ない人が多いかもしれません。かくいう私もそのひとりでした。でも、「泉質」という視点でみると、千葉はバラエティー豊かな温泉ぞろい! 珍しい含よう素泉もあれば、海水のように濃い温泉、コーヒーみたいな真っ黒な黒湯、硫黄臭が立ち込める乳白色の湯もある。海を望む絶景温泉アリ、山あいの秘湯アリと、様々な湯めぐりができるのも自然に恵まれた千葉ならではの楽しみ方。箱根や草津もいいけど、“ふだん使い”のお湯として千葉の温泉の良さを再発見してみてはいかがでしょうか。本講座では、温泉ソムリエ記者として昨年まで勤務した群馬の温泉の取材裏話や温泉分析書の楽しみ方も交えながら、千葉の隠れた温泉の魅力を紹介します。(講師・記)
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横浜 オンライン
現代に蘇る小泉八雲とセツ、そして怪談
- NEW
- 時事・社会
- 教室・オンライン自由講座
- 見逃し配信あり
- 小泉 凡/小泉八雲記念館館長
- 2025/09/20
土
15:30〜17:00
科学
-
福岡 オンライン
ダム湖と移転集落の半世紀―南部アフリカ・ザンビアの事例から―
- 科学
- オンライン(事前選択講座)
- 見逃し配信あり
- 伊藤 千尋/九州大学大学院人文科学研究院准教授
- 2025/07/05
土
13:00〜14:30
テーマは、『ダム湖と移転集落の半世紀−南部アフリカ・ザンビアの事例から−』 ザンベジ川流域に位置するカリバ湖は、1950年代に水力発電用ダムの建設のためにつくられた堰止湖です。カリバ湖の造成により、河川周辺に暮らしていた約5万7千人の地元住民が移住を強いられました。本講座では、ザンビアにおけるフィールドワークの成果をもとに、移転集落における生活・文化の変容、カリバ湖周辺の都市化や環境動態など、ダム湖と移転集落の半世紀を様々な視点・スケールで概観します。これを通じて、ダム開発が地域社会に与える影響の多様性と多層性についても考えたいと思います。 九州大学では、水とヒト,生物が持続的に共生する社会を実現するための研究に取り組んでいます。水環境に関連した問題は多種多様です。問題の解決には文系・理系問わない新たな学問が必要であり、私たちはそれを「水共生学」と名付けました。この新しい学問分野「水共生学(みずきょうせいがく)」の取り組みや成果について月1回「水共生学〜水、ヒト、生物が持続的に共生する社会を目指して」の講座でご紹介いたします。 前期のテーマは、「ゆらぐ水環境を生きる:人と水の関わり」で、4月〜9月に開講しています。 水環境は温暖化のような地球規模の自然変動、人口増加や技術発展などの社会変動の影響を大きく受けます。これらの影響により“ゆらいでいる”水環境のうえで私たちはどのように生きているのかを様々な学問分野を融合した水共生学の観点から解き明かしていきます。
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立川 オンライン
屋久島の植物
- NEW
- 科学
- 教室・オンライン自由講座
- 見逃し配信あり
- 山田 隆彦/日本植物友の会会長
- 2025/07/10
木
15:30〜17:00
屋久杉でよく知られている屋久島は鹿児島県の大隅半島の南西約60kmに位置し、九州で一番高い山、宮之浦岳1936mを有しています。林芙美子は小説『浮雲』で、「屋久島は月に35日は雨の降るところ」と表現し、そこでは約1500種の植物が記録されていて、その内、コケスミレなど約70種が固有種です。屋久島の素晴らしい自然に生き続ける植物達を紹介します。(講師・記) 山田隆彦講師の野外講座[「四季の花と植物に出会う−舞岡公園」](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=8008876)もあります。
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新宿 オンライン
無限の宇宙
- NEW
- 科学
- 教室・オンライン自由講座
- 見逃し配信あり
- 松原 隆彦/KEK高エネルギー加速器研究機構教授
- 2025/07/12〜
土
10:30〜12:00
-
横浜 オンライン
代数学の基本定理
- NEW
- 科学
- 教室・オンライン自由講座
- 見逃し配信あり
- 柳谷 晃/元早稲田大学理工学術院講師
- 2025/07/14〜
月
13:00〜14:30
数学は大切な定理を基本定理と呼びます。基本とは易しいということではありません。有名な基本定理に微分積分学の基本定理と代数学の基本定理があります。微積の基本定理は高校の教科書に載っています。代数学の基本定理は余り見ません。定数でない複素多項式は少なくとも一つ複素数の根を持つ。一見当たり前の定理ですが、当たり前でもないし証明も難しい。数学の大切な定理や証明方法を使わないといけません。それで余り扱われません。このガウスお気に入りの定理を極力ごまかさないでお話しようと思います。予備知識より好奇心。大事なことは全て説明します。大数学者の気分を味わいましょう。(講師記) <各回テーマ(予定)> 第1回 代数学の基本定理なのに解析学が必要 第2回 ダランベールとガウスの証明 ※授業の進度により、多少の変更がある場合がございます ※ご参加の方を個別にあてることはありませんので、お気軽にご受講ください
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横浜 オンライン
データが語る最新科学
- NEW
- 科学
- 教室・オンライン自由講座
- 見逃し配信あり
- 片山 真人ほか/国立天文台天文情報センター暦計算室長
- 2025/07/19〜
土
13:00〜14:45
皆さんは「理科年表」をご存じでしょうか。日の出日の入りなどの暦、惑星や様々な天体の情報、日本と世界の気象観測値、物質の性質や火山や地震の履歴、生物の寿命や遺伝子、そして地球温暖化まで、あらゆるデータを網羅した世界に誇る科学データブックです。1925年の創刊から今年で100年となるのを記念した今回の連続講座では、各分野の気鋭の研究者が科学の最先端をデータの視点で深掘りします。【監修:国立天文台 平松正顕・記】 ※2025年7月開講。全10回を予定。今期は前半です。 ★理科年表オフィシャルサイトは[こちら](https://official.rikanenpyo.jp/posts/6028) ## 第1回(7/19)暦部:国立天文台天文情報センター暦計算室長 片山真人 テーマ:暦から始まる理科年表 内容:今年で創刊100周年、自然科学の諸データを網羅する理科年表は、意外かもしれませんが、暦部の「国民の祝日」から始まります。そこで、本連続講座の初回となる今回は、そんな理科年表がどのように誕生したのか、暦部にはどんなデータが載っているのかなど、理科年表全般ならびに暦部の内容について、歴史的な経緯もふまえながら、解説いたします。 ## 第2回(8/2)地学部:国土地理院測地部宇宙測地課課長補佐 石垣真史 テーマ:宇宙測地技術で探る地球のかたち 内容:私たちが住んでいる地球は、日々刻々とその姿かたちを変えています。その変化を私たち自身が直接感じることはできませんが、近年、位置情報サービスなどの高度化にともない、地球の正確な姿を捉える技術の重要性がますます高まっています。本講演では、私たちの生活を見えないところで支えている宇宙測地技術とは何か、そして現在どのような取り組みが行われているのかを紹介します。 ## 第3回(8/30)物理/化学部(物理):東京科学大学理学院准教授 藤岡宏之 テーマ:理科年表で垣間見る物理学の進展 内容:最新の理科年表と過去の理科年表を見比べると、改訂を繰り返していることに気づきます。例えば、長らく1kgはキログラム原器の質量として定義されていましたが、2019年よりプランク定数と呼ばれる基礎物理定数を用いた定義に改定され、理科年表の「SI基本単位」「基礎物理定数」の項目に反映されています。この講義では、物理学の様々なトピックについて近年どのような進展があったのか、理科年表を片手に紹介します。 ## 第4回(9/6)天文部:国立天文台天文情報センター講師 平松正顕 テーマ:宇宙を測る〜最新研究が生み出す天文データ 内容:理科年表天文部には、太陽系惑星の情報をはじめ、星や銀河など様々な天体の大きさや距離、エックス線から電波に至るまで様々な電磁波で明るく輝く天体の一覧など非常に多くのデータが掲載されています。これらはすべて、積み重ねられた観測結果と天体力学や量子力学、宇宙論などの理論を組み合わせて初めて得られたものです。今回の講座では、こうしたデータがどのように導き出されたのかを解説するとともに、今後の最新研究が生み出すデータと展望について紹介します。 ## 第5回(9/20)物理/化学部(化学):物質・材料研究機構マテリアル基盤研究センター主任研究員 桂ゆかり テーマ:データ科学による無機材料開発の効率化 内容:周期表の様々な元素を混合して加熱すると、原子が規則正しく整列して、無機物質の結晶が形成します。結晶構造は3万種類以上ありますが、そこから有用な物質を探すのが新物質探索です。この研究を効率化するため、過去の論文のグラフから実験データを抽出することで、世界の研究者が使えるデータベースを作る研究を始めました。熱と電気を相互変換する「熱電材料」を中心に、世界初の巨大データベースからわかった知見を紹介します。
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横浜 オンライン
日本百名山の地形学・地質学1
- NEW
- 科学
- 教室・オンライン自由講座
- 見逃し配信あり
- 上本 進二/神奈川災害考古学研究所代表
- 2025/07/24〜
木
15:30〜17:00
日本百名山のうち、北アルプスには15座の山があります。これらの山々の成り立ちについて、地形・地質調査の成果を3回シリーズで紹介します。 北アルプス(飛騨山脈)は、日本の山地の中で最も険しい岩山が形成されており、積雪量が多く、氷河時代には大規模な氷河が発達してカールやU字谷などの氷河地形が形成されました。近年、現存する氷河が北アルプスで7ヶ所確認され、日本にも氷河があることが話題になりました。 北アルプスの地形・地質・植生に関する総合調査が白馬岳を中心に1975年から78年にかけて実施され、地質や断層が山稜形に反映されていることがわかりました。現在も寒冷地特有の周氷河地形が形成され続けており、また、高山植物の植生も、地形や地質に影響を受けていることがわかっています。さらに、登山の歴史や山と人間とのかかわりなどについても紹介していきます。(講師記) <各回のテーマ> 7月24日 白馬岳(朝日岳〜唐松岳) 五竜岳 鹿島槍ヶ岳 常念岳 8月28日 立山 剱岳 薬師岳 黒部五郎岳 黒岳 鷲羽岳 笠ヶ岳 9月25日 槍ヶ岳 穂高岳 焼岳 乗鞍岳 ※画像説明:白馬岳(杓子岳より) 1976年5月
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横浜 オンライン
花咲く植物の多様性と進化
- NEW
- 科学
- 教室・オンライン自由講座
- 見逃し配信あり
- 湯浅 浩史/一般財団法人 進化生物学研究所理事長・所長
- 2025/07/25〜
金
15:30〜17:00
動物と同じく植物も進化を遂げてきました。現代は花の咲く植物が世界中で繁茂しています。美しい花もあれば目立たない花もあり、花弁の数や形、雄しべや雌しべの数もさまざまです。花以外にも木と草、刺、葉の形もいろいろです。その多様性はどのように進化してきたのでしょうか。要因や道すじを身近な植物だけでなく、世界の珍しい植物も取りあげながら新しい研究や見解にも触れて紹介します。さらに気候変動が将来の植物進化に及ぼす影響を考えてみましょう。(講師記) ★今期開講。1年12講で学びます。 <年間カリキュラム> ◆2025年7月期 植物体の進化 1 ギアナ高地の古い植生 人跡未踏の地が鍵 2 木から草へ 消失による進化 3 葉の進化 複葉から単葉へ ◆2025年10月期 花の進化 4 花弁の進化 多数から5数性、3数性 5 花の構造の進化 雄しべ、雌しべの多様性、花のABCモデル 6 花の共進化 動物が花を進化させた ◆2026年1月期 進化の要因 7 ランの花の進化 ランは逆さに咲く 8 同所性とすみわけ 隔離とその乱れ 9 生殖的隔離と進化 染色体や遺伝子の分化 ◆2026年4月期 環境と進化 10 刺はなぜできたか 動物から守るためか 11 乾燥適応と進化 五つのタイプと先行進化 12 熱帯高山の巨草 寒さに適応できるわけ
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海から眺めた地球科学
- NEW
- 科学
- 教室・オンライン自由講座
- 見逃し配信あり
- 藤岡 換太郎/静岡大学防災総合センター客員教授
- 2025/07/26〜
土
13:30〜15:00
陸上の地質から日本列島を考えた人はたくさんいるが海から見た者は少ない。それは潜水調査船で海の底を探求する生物学者は多いが地球科学者は少なかったからである。海底の観察から出てきた地球科学の原理に「海洋底拡大説」がある。海の底からプレート境界である沈み込み帯(海溝)やプレートが生産される拡大軸を眺めて見て、そこからどのような重要な情報が得られたかを見ていきたい。題して「海から眺めた地球科学」である。 本講座では日本列島周辺の海底へ潜って見てきた話から始めて背弧海盆、深海湾、世界の三大洋の拡大軸の海底を見ていく。これらのことを通して地球科学全体の大枠を理解しようというものである。「百聞は一見に如かず」なのでいくつかの海底でのビデオもお見せする。(講師・記) *2025年7月開講・1年間(12回)の予定 【今期カリキュラム】 ■その1 構造侵食と付加体 プレートが沈み込む沈み込み帯にマリアナ型とチリ型に分類された。前者には構造侵食が卓越し、後者は付加体を作る。日本でのこの2つの代表的な模式地は日本海溝と南海トラフである。構造侵食とは海溝に沈み込むプレートが陸側の地層を削り取って地下深くへと引きずり込む作用である。付加体は海溝に貯まった海陸両側の堆積物が混ざって陸側へと押しあげられて陸地を作っていく作用である。この2つのタイプの沈み込み帯は世界に同じくらいの数あって、陸は増えもしないし減りもしない。これら2つの沈み込み帯尾海底での現象を深海調査船「しんかい6500」によって観察した結果をビデオを交えて紹介する。 1.日本海溝 構造侵食 日本海溝には太平洋プレートが沈み込んでいる。プレートは沈み込む前に外縁隆起帯(アウターライズ)を作るときに正断層によって地塁・地溝構造を作るが、これが歯車のような役割をして、沈み込まれる側の地層を削り取る。その部分は地下深くへと沈み込んで行くのであたかも鎮色が起こっているように見える。沈み込んだプレートは地下100qほどのところで陸側のマントルに水を供給し、マントルの岩石の融点が下ってマグマが形成される。マグマは地表へ上がると火山を作る。沈み込みに伴って巨大地震が起こり、化学合成生物群集が形成される。ここでは潜水調査や掘削船による調査が行われている。 2.伊豆・小笠原海溝 蛇紋岩海山と鯨骨生物群集と熱水系 伊豆・小笠原海溝は日本の本州に直交する方向、南北に分布しており、そこには太平洋プレートが沈み込んでいる。プレートは20qほどの地下で上部マントルの橄欖岩に水を供給し、橄欖岩が蛇紋岩に化けて軽いので上昇し山、蛇紋岩海山を形成する。背弧側には熱水鉱床が形成されている。東青ヶ島、ベヨネーズ列岩、(明神礁)、水曜海山などで熱水系がみつかっている。これらの熱水系は1983年に藤岡によってその存在が予想されており2000年にみつかった。沖縄トラフに次ぐ発見であった。ここでは潜水調査や掘削船による調査が行われている。マリアナに見られる蛇紋岩海山や珍しい鯨骨生物群集がみつかっている。 3.南海トラフと付加体 シロウリガイの大群集 南海トラフは水深4800mなので海溝とは呼ばず「トラフ」(舟状海盆)と呼ばれている。しかし底にたまった2000mにも及ぶ堆積物を取り去ると深さ6800mになって立派な海溝である。ここにはフィリピン海プレートが沈み込んでいる。若いフィリピン海プレートは沈み込む角度が緩くて海溝に貯まった堆積物を陸の上にのし上げる。それは丁度ドミノ倒しのような構造で、付加体を形成する。付加体は逆断層の積み上げで古い地層が上に積もっていく。ここでも巨大地震が起こっており、化学合成生物群集や泥火山が形成されている。活火山は海溝から離れた日本海側に三瓶山や大山が見られる。ここでは潜水調査や掘削船による調査が行われている。掘削によって付加体の先端部が掘り抜かれ沈み込むプレート玄武岩まで掘られ付加体の構造が明らかになった。 **** 【今後の予定】 ■10月期 その2 日本列島周辺の海溝 4.琉球海溝(南西諸島海溝) 日本で初めて見つかった熱水系 5.マリアナ海溝 前弧の蛇紋岩海山と背弧マリアナトラフの熱水系 6.ヤップ・パラオ海溝 石灰岩体の崩落とマントル(モホ面)を横切る ■2026.1月期 その3 特異な海溝、深海湾、背弧海盆 7.千島海溝 海山の沈み込んだ海溝と化学合成生物群集 8.日本海とフィリピン海 新しい沈み込みと巨大地震 9.深海湾である相模湾 プレート境界の湾とフォッサマグナ ■2026.4月期 その4 拡大系―海嶺 10.大西洋中央海嶺 メガムリオン 11.東太平洋海膨 浅いマグマだまり 12.インド洋 海嶺三重点と奇妙な生態系
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地震と地震災害
- NEW
- 科学
- 教室・オンライン自由講座
- 見逃し配信あり
- 大山 正雄 ほか/日本温泉協会相談役
- 2025/07/28〜
月
10:30〜12:00
わが国は地震、洪水、火山活動などの自然災害の発生頻度が高く、自分の身近な危険性はある程度理解している人が多いと思われます。近年、社会経済活動の範囲が広がることによりその災害危険性はますます高まり、それに立ち向かうには、災害の発生メカニズムや地域性をグローバルに理解し、自分事として受け止める必要があります。本講座では、上記の視点に立って地震と地震災害をテーマに概説します。(講師・記) 【カリキュラム】 第1回 「地震とその成因について」 講師:大山 正雄氏(日本温泉協会相談役(元会長)) 30年前の1995年阪神大震災の時には日本列島が活動期に入ったと報じられました。それから16年後の2011年にマグニチュード(M)9の超巨大地震が東北地方を襲っています。そして2016年には熊本地震、2024年元旦に能登半島地震が発生しました。 日本列島の骨格や山や平野の地形は巨視的には地震が関係していると言っても過言ではありません。地震は地球内部の熱および水が関係しており、この水とは火山の発生にも関わる地下深部の熱水で、地上に出れば温泉です。日本は地震大国であるが故に温泉大国でもあるのです。 本講では地球の構造や地震と観測の歴史をたどり、地震のメカニズムについて概観し、温泉との関わりについてもお話しします。 第2回 「衛星画像から見た近年のアジア地域の地震災害」 講師:杉浦 正美氏(一般財団法人アジア防災センター特任研究員) 最近のアジア地域で発生した地震災害として、エーゲ海地震(2020年10月)、トルコ・シリア地震(2023年2月)、台湾東部沖地震(2024年4月)などに焦点を当てます。具体的には、アジア太平洋域の自然災害の監視を目的とした国際協力プロジェクトであるセンチネルアジアや、世界的規模で実施される国際災害チャーターの活動を紹介して、各国から提供された被災地の高解像度の衛星画像と、それらから得られた解析成果(例えば地震前後の画像分析や、建物被害予測など)を紹介するとともに、実際の被災状況を対比させながら説明します。 第3回 「宅地の液状化被害とその対策」 講師:若松 加寿江氏(関東学院大学工学総合研究所研究員) 2011年の東日本大震災や昨年の能登半島地震をはじめとして、各地で大地震が起こる度に宅地地盤の深刻な液状化被害が発生しています。住まいは人生で最も高額な買い物であり、住まいの安全は生活の根幹をなすものです。本講では、液状化と住まいについて基本の「き」を学びます。 ・地盤が液状化したらどんな被害が起きるのか? ・液状化はどこで起きるのか? ・液状化を引き起こす地震の揺れの強さは? ・わが家・わが町の液状化リスクの調べ方 ・液状化被害を防ぐ方法 ・液状化被害を受けやすい土地の見分け方
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川の風景から流域と暮らしを考える
- 科学
- オンライン(事前選択講座)
- 見逃し配信あり
- 五三 裕太/九州大学大学院比較社会文化研究院助教
- 2025/08/02
土
13:00〜14:30
テーマは、『川の風景から流域と暮らしを考える』 川の風景は、人と水の物語を私たちに伝えています。 今回は、日本と西ヨーロッパの都市を題材にしながら、その土地に水がどう流れ、そこに人間がどう暮らし、どう働きかけてきたのかを考えます。そこから人と水の関係の“ゆらぎ”を捉え、今後の豊かな川の風景をつむいでいくために何ができるか、最新の取り組みをご紹介いたします。みなさまと一緒に、ちょっとディープな川の世界を楽しむことができれば幸いです。 九州大学では、水とヒト,生物が持続的に共生する社会を実現するための研究に取り組んでいます。水環境に関連した問題は多種多様です。問題の解決には文系・理系問わない新たな学問が必要であり、私たちはそれを「水共生学」と名付けました。この新しい学問分野「水共生学(みずきょうせいがく)」の取り組みや成果について月1回「水共生学〜水、ヒト、生物が持続的に共生する社会を目指して」の講座でご紹介いたします。 前期のテーマは、「ゆらぐ水環境を生きる:人と水の関わり」で、4月〜9月に開講しています。 水環境は温暖化のような地球規模の自然変動、人口増加や技術発展などの社会変動の影響を大きく受けます。これらの影響により“ゆらいでいる”水環境のうえで私たちはどのように生きているのかを様々な学問分野を融合した水共生学の観点から解き明かしていきます。
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横浜 オンライン
「植物」をやめた植物たち
- NEW
- 科学
- オンライン開催
- 見逃し配信あり
- 末次 健司/神戸大学教授
- 2025/08/02
土
13:00〜14:30
「植物の特徴を答えてください」と聞かれたら、どのように答えるでしょうか。多くの方が「葉緑素があって、光合成をすること」と答えるのではないでしょうか。でも実は、植物の中には光合成をやめて、キノコの菌糸を栄養源にして生きている不思議な仲間がいるのです。こうした“「植物」をやめた植物”というべき菌従属栄養植物の暮らしぶりを明らかにすることが、私の研究テーマです。 とはいえ、このような植物の研究は一筋縄ではいきません。というのも、光合成をやめた植物たちは、葉を広げる必要がないため、普段は地上に姿を見せません。出てくるのは、花が咲いたり実をつけたりするごく限られた時期だけ。しかもとても小さく目立たないので、たとえ姿を現していても見つけるのが大変です。 そのため私は、山奥で地面に這いつくばりながら何日も過ごす……そんな日々をよく送っています。でも、そうやってようやく出会えた彼らの暮らしぶりは、本当に驚きの連続です。花粉を運んでもらうための昆虫との駆け引き、種子を運んでもらうための動物との関係……光合成を捨てた代わりに、他の生き物との不思議な共生関係を築きながら、彼らはたくましく生きているのです。今回は、そんな“「植物」をやめた植物”の知られざる世界を、皆さんに少しだけのぞいていただきたいと思います。 【参考図書】『「植物」をやめた植物たち(たくさんのふしぎ傑作集)』(末次健司著、2024年11月、福音館書店)
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横浜 オンライン
心理学のプロが教える認知症の人のホントの気持ち
- NEW
- 健康とスポーツ
- オンライン開催
- 見逃し配信あり
- 大庭 輝/弘前大学教授
- 2025/08/23
土
15:30〜17:00
「認知症」に対してどのようなイメージを持っているでしょうか?もの忘ればかりする、道に迷う、何もできなくなるなど、様々なイメージを思い浮かべると思います。しかし、認知症ではない私たちであっても、実は日々の暮らしの中で認知症の人と同じような経験をしていることがあります。 この講座では、不思議に思える認知症の人の言動について、心理学の知見を基に私たちの日常的な体験に落とし込みながらわかりやすく解説します。ケースによっては、認知機能の問題ではなく「孤独感」をかかえている場合もあります。また、認知症の人とどのようにコミュニケーションをとれば良いかや、認知症を疑わせる会話の特徴などについて紹介します。現在介護を担っている方、認知症に関心を持っている方などにぜひご参加いただきたい講座です。 〈参考図書〉 『心理学のプロが教える認知症の人のホントの気持ちとかかわり方』(中央法規出版、2025年)
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福岡 オンライン
釧路湿原の開発と保全 ―ソーラーパネルの敷設と稀少生物の保全
- 科学
- オンライン(事前選択講座)
- 見逃し配信あり
- 藤岡 悠一郎/九州大学大学院地球社会統合科学府准教授
- 2025/09/06
土
13:00〜14:30
テーマは、『釧路湿原の開発と保全―ソーラーパネルの敷設と稀少生物の保全』 北海道東部に位置する釧路湿原は日本最大の湿原であり、固有種を含む多くの生物が生息しています。地域の人々は、湿原を谷地(やち)とよび、不毛な土地であるために開発の対象として農地などに転換してきました。一方、タンチョウヅルなどの固有の生物を保全する湿原の自然を保全する動きが広まり、保全と開発とのバランスのなかで湿原の環境が保たれてきた。そうしたなかで、近年では太陽光発電のためのソーラーパネル敷設が急速に進行している。本講義では、釧路湿原をめぐる水環境と社会、生き物との関係に注目して地域社会の変遷を紹介し、地域の将来について展望します。 九州大学では、水とヒト,生物が持続的に共生する社会を実現するための研究に取り組んでいます。水環境に関連した問題は多種多様です。問題の解決には文系・理系問わない新たな学問が必要であり、私たちはそれを「水共生学」と名付けました。この新しい学問分野「水共生学(みずきょうせいがく)」の取り組みや成果について月1回「水共生学〜水、ヒト、生物が持続的に共生する社会を目指して」の講座でご紹介いたします。 前期のテーマは、「ゆらぐ水環境を生きる:人と水の関わり」で、4月〜9月に開講しています。 水環境は温暖化のような地球規模の自然変動、人口増加や技術発展などの社会変動の影響を大きく受けます。これらの影響により“ゆらいでいる”水環境のうえで私たちはどのように生きているのかを様々な学問分野を融合した水共生学の観点から解き明かしていきます。
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哲学・思想・宗教
-
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ハイデガー入門
- 哲学・思想・宗教
- オンライン開催
- 見逃し配信あり
- 齋藤 元紀/高千穂大学学長・人間科学部教授
- 2025/07/02〜
水
19:00〜20:30
「存在とは何か」――ハイデガーは、簡潔ながらも深遠な射程をもつこの問いをめぐって、その生涯にわたり絶えずみずからの思考を掘り下げていきました。20世紀以降の思想の地図を塗り替えたとも言われる主著『存在と時間』をはじめ、全集102巻におよぶその作品群は、初学者にとって、質量ともにさながら難攻不落の要塞の観を呈していると言って過言ではありません。しかしながら、それらの作品群のなかにも、彼の思想のエッセンスが凝縮された見事な小品と言えるものを見出すことができます。本講座では、前期・中期・後期ハイデガー思想のいわば「要衝」をなすそうした著作・講演を1年間4期にわたり1冊ずつ取り上げ、丁寧に精読します。そうした精読作業をとおして、ハイデガーの思想の全体像への理解を深めることが本講座の狙いです。 第2期は「カッセル講演」(1925年)を精読します。本作品でハイデガーは、新カント派の歴史哲学に対するディルタイの歴史的意識の先進性に着目しつつ、現象学との緊張関係を挟みながら、人間存在の時間性と歴史性の問題圏を鮮やかに提示してみせています。時間と歴史性という『存在と時間』の根本問題の核心に迫ります。(講師・記)2025年4月開講 7月 2日 なぜ歴史が存在の問いとなるのか――時間と歴史性への問い 7月16日 歴史はいかに問われるべきか――ディルタイの問題設定 8月 6日 現象学による歴史的思考の先鋭化――志向性と人間存在 9月 3日 人間存在における時間性――死・日常性・歴史性 9月17日 時間性と歴史性の連関――ヨルクの洞察 <全体スケジュール> 第1期:『存在と時間』への序説――「アリストテレスの現象学的解釈」(1922年)精読 第2期:時間と歴史性とは何か――「カッセル講演」精読(1925年)精読 第3期:存在の思考における転回とは何か――「「ヒューマニズム」について」(1947年)精読 第4期:異言語間の対話とは何か――「言葉についての対話」(1958年)精読
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新宿 オンライン
古事記の英雄物語
- NEW
- 哲学・思想・宗教
- 教室・オンライン自由講座
- 見逃し配信あり
- 島田 裕巳/宗教学者
-
水
13:00〜14:30
古今東西の神話には必ず英雄が登場する。日本神話を語る「古事記」も、まさにその典型である、スサノオ、オオクニヌシ、山幸彦(ホオリ)、神武天皇、ヤマトタケルなどである。こうした英雄たちは弟である点で共通する。この点が「日本書紀」とは異なる。オオクニヌシは弟と明記はされていないが、兄たちから命じられたことを素直に実行するところで、末の弟と考えられる。一方、天孫降臨により地上を支配する天孫族は、アマテラスやニニギを含め、皆第一子である。弟の英雄たちには、暴力性と甘えという特徴があり、助力者が現れる点でも共通する。そうした新しい観点から、新たに古事記の神話を見直すことによって、いったい何が見えてくるのか。古代の日本人の心性に迫っていきたい(全6回)。(行講師・記) 1 古事記とは何か 日本書紀とどう違うのか 2 スサノオはなぜ暴力的なのに甘えを示すのか 3 オオクニヌシはなぜ死から蘇ることができたのか
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京都 オンライン
日本思想を貫くもの――無常への思い(オンライン受講)
- 哲学・思想・宗教
- オンライン(事前選択講座)
- 見逃し配信あり
- 藤田 正勝/京都大学名誉教授
- 2025/07/08
火
15:00〜16:30
古来、人の心をとくに強く動かしてきたのは何であったでしょうか。さまざま な答が考えられると思いますが、まず挙げられるものの一つは、親しい人、愛す る人の死ではないでしょうか。それを通して人は、生のはかなさを強く意識してきたように思います。日本では仏教を受容したときにも、それは純粋な理論としてではなく、むしろ情のレベルで受けとめてきました。「無常」という概念は、「はかない」とか、「切ない」、「哀しい」といった感情と結びつく形で受け容れられてきたのです。そのために人々は心のなかで感じた哀しみをくり返し歌に詠い、文章にしてきました。 本講座では、『万葉集』や鴨長明、吉田兼好、世阿弥の著作、芭蕉の俳句な どを取りあげ、その根底に流れる 「無常」 への思いがどのようなものであったのかを明らかにするとともに、日本思想の特質について考えたいと思います。 以下の参考文献に予めお目通しいただくと、より深くご理解いただけるかと思います。 参考文献:藤田正勝著『日本文化をよむ5つのキーワード』 (岩波新書) 第三章 「長明と兼好の無常」
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北九州 オンライン
漢文で読み解く「観無量寿経 ‐序分」
- 哲学・思想・宗教
- 教室・オンライン自由講座
- 見逃し配信あり
- 野村 和彰/真宗大谷派光清寺住職
- 2025/07/10〜
木
13:30〜15:00
「観無量寿経−序分」は仏教の歴史的展開の中で、浄土教が興起する重要な契機となります。そして欠かせないのが善導大師による独自の解釈で、それは「古今楷定(ここんかいじょう)」と言い、それまでの高僧による経典解釈を覆すものとなりました。 浄土三部経の中の「観無量寿経−序分」について、善導大師の解釈に基づいたお話をします。漢文の経典(白文)に、一緒に返り点をほどこしながら読み解いていきましょう。 【一年間カリキュラム】 ※開講期間は、2025年4月〜2026年3月です。 4月(第1回) 『観無量寿経』の概要 5月(第2回) 王舎城の悲劇(禁父縁) 6月(第3回) 王舎城の悲劇(禁母縁1) 7月(第4回) 王舎城の悲劇(禁母縁2) 阿闍世は父親殺しの計画を邪魔された韋提希に剣を向けようとするが、側近の大臣たちの諫言によって思い止まることとなる。そして母は座敷牢に監禁される。 7月(第5回) 韋提希の苦悩(厭苦厭1) 韋提希は監禁された我が身の境遇に苦悩するが、この韋提希の苦悩と救いがこの経典の中心テーマとなる。そして遙かにまします仏陀釈尊に助けを求める。 9月(第6回) 釈尊の出現(厭苦厭2) 韋提希の要請に応えてその場に釈尊は立ち現れ、苦悩のまっただ中にある韋提希は光り輝く釈尊の突然の出現に驚き、愚痴の言葉をぶつけていく。 10月(第7回) 浄土を求める韋提希(欣浄縁1) 11月(第8回) 浄土を求める韋提希(欣浄縁2) 12月(第9回) 釈尊の説法(散善顕行縁) 1月(第10回) 釈尊の説法(定善示観縁1) 2月(第11回) 釈尊の説法(定善示観縁2) 3月(第12回) そのあとの教説を概観する〜まとめ
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横浜 オンライン
哲学で考える12の言葉
- NEW
- 哲学・思想・宗教
- 教室・オンライン自由講座
- 見逃し配信あり
- 岡本 裕一朗/玉川大学名誉教授
- 2025/07/12〜
土
10:30〜12:00
哲学は世界を見るメガネです。そのメガネをかけて世界を見ると、どんな世界が広がっているのでしょうか。ここに哲学の面白さがあります。しかし、困ったことに哲学者が提示するメガネは、言葉や概念によってできており、その基本的な意味を理解する必要があります。この講座では、哲学の重要な言葉を取り上げ、それぞれの意味の違いや変化について明らかにします。分かったつもりの言葉も、意外と誤解しているものです。この機会に、今までの知識をぜひともブラッシュアップしてみませんか。(講師記) ★今期開講。1年12講で学びます。 <各回カリキュラム(予定)> 2025年7月期 「弁証法」って役に立つの? 1 ヘーゲルの「弁証法」? 2 プラトンがつくった「問答法」! 3 通俗化したマルクス・エンゲルスの「弁証法」 2025年10月期 「テクノロジー」って悪いもの? 4 プラトンやアリストテレスの「技術」論 5 ベーコンや百科全書派の「技術」論 6 ハイデガーの「技術」論 2026年1月期 「力」にも、さまざまな意味がある 7 ベンヤミンの「暴力」論 8 ニーチェの「権力」論 9 アーレントの「権力―暴力」論 2026年4月期 「自由」に関する誤解? 10 バーリンとフロムの「積極的自由」 11 カントかミルか? 12 スピノザとヘーゲルの「自由」
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福岡 オンライン
ひとを神に祀る風習
- 哲学・思想・宗教
- 教室・オンライン自由講座
- 見逃し配信あり
- 関 一敏/九州大学名誉教授
- 2025/07/12〜
土
10:00〜12:00
ユダヤ・キリスト教・イスラムなどの「一神教」と日本の「多神教」との最大の違いは、ひとと神との距離にあります。この講義では「ひとを神に祀る風習」をとりあげてわれわれになじみのある神さまのイメージを解明します。具体的には、日本史のなかの御霊信仰(中世の祟神[タタリガミ])と創建神社(近世・近代の生神[イキガミ])のふたつです。 ・7月12日(土)10:00〜12:00[「御霊信仰」](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=8062189) ・8月 9日(土)10:00〜12:00[「生神信仰」](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=8062214) ★1回ずつの受講もできます。会員 3,630円 一般 4,180円 ------------------------------------------------------------------------------
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新宿 オンライン
一神教の成立
- 哲学・思想・宗教
- 教室・オンライン自由講座
- 見逃し配信あり
- 市川 裕/東京大学名誉教授
- 2025/07/12〜
土
10:30〜12:00
古代地中海世界を舞台に、一神教は周囲の人々にどのようなインパクトを与えたのか。 この視点で古代ローマ宗教史やイスラム教成立史の研究成果を見ると、ある共通理解があることがわかります。 一神教と見なされているのは、ユダヤ・キリスト教でした。両者は互いの違いを明確に意識したとしても、周囲の人たちには、この二つの共同体はとても似ていて見分けがつかなかった。では、この歴史をどう描けばよいのでしょうか。 ユダヤ社会から二つの一神教共同体がどのように分離し、成立したかを、新たな視点で見直していきましょう。(講師・記) <今期カリキュラム>*都合により変更する場合があります。ご了承ください。 4.死海写本「教団規則」と贖罪の世界観 5.ローマの地中海支配とヘロデ王 6.ナザレ人イエスとは何者か 【全体スケジュール】 1. 総論:新たな視点からイエス時代の一神教を考える 2.ユダヤ教共同体の成立とヘレニズムの衝撃 3.パリサイ派による律法主義の考え方の登場 4.死海写本「教団規則」と贖罪の世界観 5.ローマの地中海支配とヘロデ王 6.ナザレ人イエスとは何者か: 7.エルサレム神殿の過越祭と最後の晩餐 8.ユダヤ教はいつ神殿供儀の宗教から離脱したか 9.ローマ5賢帝の平和の中のユダヤ戦争 10.危機は賢者を生む:ラビによる口伝トーラーの編纂: 11.新約聖書の成立と多様なキリスト教共同体の形成 12.エピローグ:世界のパラダイム転換:宗教共同体の国教化
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横浜 オンライン
入門・日本の哲学
- NEW
- 哲学・思想・宗教
- 教室・オンライン自由講座
- 見逃し配信あり
- 田中 久文/日本女子大学名誉教授
- 2025/07/16〜
水
13:00〜14:30
-
京都 オンライン
聖書は世界をどう見るか(オンライン受講)
- 哲学・思想・宗教
- オンライン(事前選択講座)
- 見逃し配信あり
- 中村 信博/同志社女子大学学芸学部特別任用教授
- 2025/07/17〜
木
13:30〜15:00
現代社会には、「見るもの」「見せるもの」が溢れています。情報や映像の洪水のなかで、違和感はもちながらも、改めて「見る」という行為について意識することは多くありません。まして、何を、どのように「見る」べきかなど知覚的認識とその意味について考える機会は、さらに少ないのではないでしょうか。 しかし、聖書には「見る」という行為をとおして様々な意味の次元が語られています。とりわけ、「神を見る」ことは、単純に神を図像的な姿としてとらえることと同じではありません。「神を見る」ことは、しばしば見るという意識そのものを深く揺さぶる精神的な出来事として描かれています。 今期の講座は、荒野の孤独のなかで神に見出されたハガル(創世記16章)、闇夜の格闘のなかで神の顔を見たヤコブ(創世記32章)、そして光のなかで変容するイエスの姿を見た弟子たち(マタイによる福音書17章)の物語を読みます。いずれの物語にも、視覚的認識を超えて自己と世界の見え方が変わる瞬間が刻まれています。 それぞれの物語は、「見る」ことは同時に「見られる」ことへの気づきを伴い、その気づきによって内面が変容していく過程でもあることを教えてくれるでしょう。現代人の自己認識をめぐる問いとも重ねながら、聖書をとおして、「見る」という認識行為の奥深さをご一緒に読み解いてみたいと思います。 第1回(7/17) 顧みられる神(旧約聖書・創世記16章13〜16節) 第2回(8/21) 闇夜の格闘(旧約聖書・創世記32章23〜33節) 第3回(9/18) イエスの変容(新約聖書・マタイによる福音書17章1〜13)
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新宿 オンライン
美学入門
- NEW
- 哲学・思想・宗教
- オンライン開催
- 見逃し配信あり
- 樋笠 勝士/慶応義塾大学言語文化研究所所員
- 2025/07/22〜
火
19:00〜20:30
-
新宿 オンライン
ドイツ古典哲学史
- NEW
- 哲学・思想・宗教
- オンライン開催
- 見逃し配信あり
- 大河内 泰樹/京都大学教授
- 2025/07/23〜
水
19:00〜20:30
1781年のカントの『純粋理性批判』の刊行以降、その圧倒的な影響力のもと19世紀中ばにいたるまで、ドイツ哲学はめまぐるしい発展を遂げました。この時期のドイツの哲学は、フィヒテ、シェリング、ヘーゲルといった名前とともに「ドイツ観念論」として知られていますが、最近では「ドイツ古典哲学」と呼ばれるようになっています。それは、この時期に登場したさまざまな哲学的立場が、「観念論」ではくくることのできない多様なものであったことがかかわっています。本講座では、ドイツ古典哲学の前半にあたる時期の、多様で入り組んだ議論状況をわかりやすく解説したいと思います。(講師・記) 【カリキュラム】 ※状況により変更することもございます。 ■2025年7月期 7/23 カント哲学のインパクト 8/27 カント哲学の継承と批判(ラインホルト/ヤコービ) 9/24 懐疑主義の挑戦 ---------------------------- ■2025年10月期 10/22 フィヒテの知識学@ 11/26 フィヒテの知識学A 12/24 ヘルダーリンの哲学 ---------------------------- ■2026年1月期 1/28 シェリングによる知識学の継承 2/25 フィヒテとシェリングのすれ違い 「どのような哲学を⼈が選択するのかは、その⼈がどのような⼈間であるのかによる」 ※お申し込みは、3か月単位です。途中からのご受講もいただけます。
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新宿 オンライン
バガヴァット・ギーターとヒンドゥー教
- NEW
- 哲学・思想・宗教
- オンライン開催
- 見逃し配信あり
- 赤松 明彦/京都大学名誉教授
- 2025/07/25〜
金
15:30〜17:00
ヒンドゥー教の聖典『バガヴァッド・ギーター』(神の歌)は、神であるクリシュナがアルジュナ王子に、神聖な義務(ダルマ)と最高の境地(モークシャ)への道についての教えを説く作品です。小さな詩篇ですが、二千年程前に作られ、長い歴史と大きな影響力をもってヒンドゥー教の中核となってきました。クリシュナが語る教えは、人間と世界の成り立ち、神と人間の様々な関係のあり方を私たちに示しています。この講座では、古代から現代に至るまで、この聖典がどんな風に読まれてきたか、その様々な解釈を踏まえながら、本文を読み解いていきたいと思います。(講師・記) ※全6回のカリキュラムですが、途中からのご受講もいただけます。
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名古屋 オンライン
現代ヨーガの歴史と思想(オンライン受講)
- NEW
- 哲学・思想・宗教
- オンライン(事前選択講座)
- 見逃し配信あり
- 伊藤 雅之/愛知学院大学教授
- 2025/07/26〜
土
13:00〜14:30
-
横浜 オンライン
神の愛と人の愛 神の愛に生きた人
- NEW
- 哲学・思想・宗教
- 教室・オンライン自由講座
- 見逃し配信あり
- 黒川 知文/愛知教育大学名誉教授
- 2025/07/28
月
10:30〜12:00
-
横浜 オンライン
東欧ユダヤの名作「ディブーク(憑依霊)」
- 哲学・思想・宗教
- 教室・オンライン自由講座
- 見逃し配信あり
- 市川 裕/東京大学名誉教授
- 2025/08/22
金
10:30〜12:00
-
新宿 オンライン
デリダ入門
- NEW
- 哲学・思想・宗教
- オンライン開催
- 見逃し配信あり
- 宮ア 裕助/専修大学教授
- 2025/08/23〜
土
15:30〜17:00
フランス現代思想の最後の巨星、ジャック・デリダ。昨年で没後20年を迎え、この哲学者の遺産を振り返る多くの試みがなされました。次第に明らかになってきたのは、私たちが生きる21世紀の現代思想が、デリダをはじめとする、いまだ20世紀に築かれた多くの試みの影のもとにあるということです。脱構築(ディコンストラクション)、読むこと(レクチュール)と書くこと(エクリチュール)、母語と翻訳、暴力と正義、他者と歓待、そして赦し……。本講座では、没後に出版された講義録や遺稿なども参照しながら、新たに見えてきたデリダ思想の全貌をあらためてたどることで、みなさんとともに現代思想の来歴を探り、21世紀における思想の未来を切り拓く可能性を模索したいと考えています。(講師・記)
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新宿 オンライン
ドゥルーズとレヴィナス ―繋辞との闘いの行方
- NEW
- 哲学・思想・宗教
- オンライン開催
- 見逃し配信あり
- 合田 正人/明治大学教授
- 2025/09/10
水
19:00〜20:30
1995年、相次いで二件の訃報に接した。ドゥルーズとレヴィナス。ほとんど理解できないまま二十歳の時に読んだのはドゥルーズの『プルーストとシーニュ』だった。それから数年後、レヴィナスの著作を発見することになる。しかし、それは単にドゥルーズから遠ざかることではなかった。内在と超越、autres qu’AutruiとAutrui、顔性と顔、スピノザとアンチ・スピノザ…、双方の表面的な無関心とあまりにも明白な数々の対立と同時に、波がしばし重なり交わってはまた離れていくような、あるいは汽水域のような不可思議な場に取り憑かれ、それを解明できないまま今日に至っている。問題の核心は、おそらく「超越論的なもの」(トランサンダンタル)とは何か、というドゥルーズが最後に発した問いのうちにある。そして、「超越論的なもの」とそれを「条件・制約」とする「経験的なもの」(アンピリック)との関係はどうなっているのか。今回は、ドゥルーズとレヴィナスの思索はいずれも「繋辞」(コプラ)——例えばêtre, sein——との闘いであった、という観点からこの点を考えてみたい。(講師記)
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千葉 オンライン
アフリカに哲学は存在するか
- 哲学・思想・宗教
- オンライン開催
- 見逃し配信あり
- 河野 哲也/立教大学教授
- 2025/09/23
火
13:00〜14:30
これまで日本でほとんど紹介されてこなかったアフリカの哲学の歴史と現状を紹介します。 アフリカの哲学と聞くと、「そもそもアフリカに哲学などあるのか」と思う人も少なくないでしょう。しかし、古代から近世まで、アフリカには豊かな哲学の歴史がありました。そして、近代以降のアフリカは西洋の植民地化に苦しめられてきましたが、それに対して思想で対抗するために、奴隷制や差別と闘うための哲学を形成してきました。特に大切なのは、アフリカ人たちは、自分たちの哲学が、自分たちのみならず、抑圧者である西洋人も救うものでなければならないと考えてきたことです。そうした考えは、アパルトヘイトの廃絶においてもはっきり表明されました。アフリカの哲学で私たちが注目すべきなのは、人間の相互扶助を強調した他者への思いやりとしての人間性「ウブントゥ」の概念や、懲罰や排除ではなく「和解」による関係修復を目指す道徳観です。ここには、生きとし生けるものが支え合うことで個としての生命が育まれるという考え方が含意されています。豊かで新しいアフリカの哲学にご案内します。(講師・記)
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千葉 オンライン
まじないと日本人―民俗学的考察―
- NEW
- 哲学・思想・宗教
- 教室・オンライン自由講座
- 見逃し配信あり
- 小池 淳一/国立歴史民俗博物館教授
- 2025/09/27
土
10:30〜12:00
まじない、ということばからどんなことを感じるでしょうか。なにか不思議な力を思い浮かべたり、非科学的な迷信と考えたり、人によってそのイメージはさまざまでしょう。ここでは「てるてる坊主で晴れるように祈る」とか「お客さんが早く帰るようにほうきを逆さに立てる」などといった日本列島の生活文化のなかで積み重ねられてきたまじないの民俗を広くとりあげることで、その意味やしくみを考えてみたいと思います。こうしたまじないを俗信と名づけて日本の民俗学では調査研究が行われています。その成果をふまえて、考察を深めていきましょう。(講師・記)。 <シリーズ「歴博講師に学ぶ歴史と民俗文化」> @7/25(金)15:30 〜 17:00 「縄文時代研究と人類史」/同館准教授 中村 耕作 A9/8(月)10:30 〜 12:00 「鏡と古墳時代」/同館准教授 上野 祥史 B9/26(金)15:30 〜 17:00 「遺跡からよみとく謎多き古代・中世の転換期」/同館准教授 村木 二郎 C9/27(土)10:30 〜 12:00 「まじないと日本人―民俗学的考察―」/同館教授 小池 淳一
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歴史
-
新宿 オンライン
学びを広げる!大人のための世界史
- NEW
- 歴史
- オンライン開催
- 見逃し配信あり
- 村山 秀太郎/スタディサプリ講師・世界史塾バロンドール主宰
- 2025/07/02〜
水
19:00〜20:30
ピラミッドについての新発見、悠久のエーゲ海ロマン、民主主義発祥のアテネにアレクサンドロス大王の武勇、そして歴史家ランケが「世界史の湖」と呼んだ古代ローマ史。雑誌や書籍そしてTV番組で常に特集が組まれることからもわかるように、話題に事欠かないのがこれら世界史の揺籃期。古代文明の時代区分とそれぞれのつながり具合を知っておくなら,真の知識と理解が深まります。 単なる面白いエピソード集ではなく、古代文明の相関図とそれぞれの文明が後代に与えた精神性をしっかり語り、受講生の皆さんが、今後ご自分で様々な媒体からの情報を縦横無尽に取り入れ、人生の糧にできるようになる基礎を築くお手伝いをする…そんな講義を提供します。(講師・記) 【カリキュラム】 @古代オリエント史 A古代ギリシア史 B古代ギリシア史とイラン・アフガニスタン史 C共和政ローマ Dローマ帝国 Eローマ帝国とキリスト教
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京都 オンライン
中世日本の境界領域と交流――蝦夷・琉球・対馬と周辺世界(オンライン受講)
- 歴史
- オンライン(事前選択講座)
- 見逃し配信あり
- 秦野 裕介/立命館大学授業担当講師
-
水
13:00〜14:30
近年、江戸時代の 「鎖国」については、単に「国を閉ざしていた」 という見方ではなく、江戸幕府が周辺諸国や地域との交流を 「四つの口」 と呼ばれる拠点を通じた交流に制限していたものと見られています。 江戸時代の「四つの口」とは、対オランダ・清の「長崎口」、対アイヌの「松前口」、対琉球の「薩摩口」、対朝鮮の「対馬口」を指します。 このうち「長崎口」は江戸幕府が新たに作り上げたものですが、それ以外は中世以来の長い伝統がある地域であり、江戸幕府の支配に なるまでも「外」の世界との交流の窓口となってきました。 そもそも当時は「国境」というのは現在のように「線」ではなく、「境界領域」と呼ばれる、どちらでもなく、どちらにも属するという複雑な様相を示していました。本講座では中世日本の境界領域である 「琉球」、「蝦夷地」、「対馬」と日本をはじめとした周辺の国との関係を見ていきます。 @7/2 「琉球王国〜万国津梁、守礼之国」 現在の沖縄県は1879年までは琉球王国という別の国家が成立していました。 日本では室町時代中期に琉球王国が成立し、室町幕府や江戸幕府と独 自の外交関係を樹立していました。 江戸時代の経緯から、 琉球王国と密接な関係を持っていたの は島津氏というイメージがありますが、 室町時代には琉球王国は室町幕府と独自の関係を構築 し、お互いに経済的・政治的にメリットを与え続けてきました。特に明からの物資を入手するに は琉球王国は欠かせないパートナーだったのです。 本講座では室町時代において琉球王国が成立す る経緯、室町将軍と琉球国王との関係、島津氏の影響が強まってくる近世への動きを見ていきます。 A8/6 「蝦夷地〜アイヌモシリ(アイヌの大地)」 現在の北海道はその大半が蝦夷地(アイヌモシリ=アイヌの大地の漢語訳) であり、そこにはアイヌが住んでいました。鎌倉から室町時代に は蝦夷管領津軽安藤氏(いわゆる安東水軍)とその末裔、 戦国時代には蠣崎(かきざき)氏、江戸時代には蠣崎氏が改姓した松前氏が道南の和人地に影響力を保持し、アイヌとの関係を築いてきました。 また当時のアイヌは北アジアと日本との中継貿易に携わっており、 今日の一般的なアイヌ像とは全 く違う生活をおこなっていました。 本講座ではアイヌ民族の形成、サハリンや千島列島、さらに はアムール川流域まで活動範囲を広げ、クビライのモンゴル帝国とも戦いを繰り広げたアイヌの姿を見ていきます。 B9/3 「対馬〜倭寇の根拠地」 対馬は政治的には一貫して日本の一部でありましたが、中世に は完全に朝鮮の経済圏に入って繁栄してきました。 そのキーとなったのが倭寇です。 倭寇は対馬・壱岐・松浦の人々による海賊行為というのが一般的な見方ですが、 その中身は北九州の名族 が関与していたり、明の武装商人だったりします。 鉄砲をもたらしたのは明の武装商人である倭 寇の船に便乗してきたポルトガル人でした。朝鮮王朝は倭寇対策に苦慮し、多くの対馬の人々が 朝鮮に定住して朝鮮から利益を得て対馬を支えてきました。 本講座では倭寇の広がり、朝鮮に定 住した対馬の人々の活躍とその結末の一つである三浦の乱など倭寇を取り巻く地域を見ていきます。 ※各回受講できます ※教室からオンライン同時配信します
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千葉 オンライン
もっと知りたい日本の城
- 歴史
- 教室・オンライン自由講座
- 見逃し配信あり
- 小和田 泰経/静岡英和学院大学講師
- 2025/07/02〜
水
13:00〜14:30
-
新宿 オンライン
大奥で読みとく江戸の歴史
- NEW
- 歴史
- 教室・オンライン自由講座
- 見逃し配信あり
- 菅野 俊輔/歴史家
- 2025/07/03〜
木
15:30〜17:00
江戸時代の徳川将軍の居所である江戸城の本丸御殿は、老中などの閣僚との政治的空間となる「表」と将軍の私的な生活空間の「奥」に分かれ、さらに「御台様」の生活空間と御台様に仕える女性たちの仕事・住居の空間を「大奥」と呼んでいます(管理の男性たちの仕事空間もあります)。なお、将軍の控え空間の二の丸と、前将軍(大御所)の居所となるか、後継者(大納言様)の生活空間となる西の丸にも「大奥」が存在しますが、今回は本丸のお話となります。江戸時代は、17世紀〜19世紀の260年以上になりますので、たくさんの話がありますが、今期は、17世紀の大奥草創期と18世紀の老女(御年寄)にかかわる3つの出来事を紹介いたします。 (講師・記) 7月:大奥の主人は、春日局、家光の「御台所」? (7/3前編・7/17後編) 8月:江島事件のターゲットは、大奥の実力者「江島」、それとも、遊興の芝居? (8/7前編・8/21後編) 9月:大奥老女(高岳)と官位昇進を願う仙台伊達家・大奥改革の松平定信 (9/4前編・9/18後編) ★東京国立博物館 「特別展 江戸 大奥」★ 日程:2025年7月19日(土)〜9月21日(日) 展覧会:特別展 江戸 大奥 場所:東京国立博物館 平成館 展覧会の詳細は[こちら](https://ooku2025.jp/)
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新宿 オンライン
環太平洋地域と満州事変
- NEW
- 歴史
- 教室・オンライン自由講座
- 見逃し配信あり
- 小林 英夫/早稲田大学名誉教授
- 2025/07/03〜
木
15:30〜17:00
満州事変は日中を含む東アジアのみならず環太平洋地域の国々にも大きな影響を与えた。 今期の本講座では1920年代交流活動を続けてきた太平洋問題調査会の動きを踏まえて満州事変とその後の華北分離工作を追いながらその過程での関係者たちの動きを見てみることとしたい。(講師・記) <7月期 スケージュール> @7月 3日 はじめに―課題設定と問題の限定 A7月17日 1920年代後半の中国東北の政治経済激動の深化 B8月 7日 「満洲問題」と太平洋問題調査会京都会議ー松岡洋右報告をめぐってー C8月21日 満洲事変と太平洋問題調査会上海会議 D9月 4日 環太平洋地域と満洲事変 E9月18日 おわりにー満洲事変から日中戦争へ
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名古屋 オンライン
傑物たちの中国史〜偉大なる皇帝 隋・唐・宋篇(オンライン受講)
- 歴史
- オンライン(事前選択講座)
- 見学可
- 見逃し配信あり
- 竹澤 英輝/中部大学非常勤講師
- 2025/07/04〜
金
15:30〜17:00
広大な中国大陸に生きる億万の人々の上に君臨する――それこそが「皇帝」という存在です。時に「天子」とも呼ばれる唯一絶対の地位にあって、国と国民の命運をその手に握った歴代の皇帝達は、国家を輝かしい栄光へと導き、或いは悲劇に満ちた滅亡へと導きました。彼等の足跡と事蹟は、時代を超越し永遠の歴史の中で語り継がれることでしょう。本講座では、そんな至高の存在となった皇帝達について学びたいと思います。(講師・記) 南北朝の皇帝たち 〜広がり続ける中国の世界 隋 煬帝(ヨウダイ) 〜日没する処の天子は稀代の暴君か? 唐 太宗李世民(リセイミン) 〜「名君」と呼ばれた男の光と影 唐 則天武后(ソクテンブコウ) 〜唯一の女帝が目指した国家の実像 唐 玄宗(ゲンソウ) 〜大唐帝国の繁栄と楊貴妃への愛と 宋 太祖趙匡胤(チョウキョウイン) 〜乱世から文治へと導いた英雄の器
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北九州 オンライン
サン・ヴィターレ聖堂壁画《ユスティニアヌスと随身達》[547年]とビザンツ帝国史
- NEW
- 歴史
- 教室・オンライン自由講座
- 見逃し配信あり
- 今林 常美/世界史教育研究者
- 2025/07/04〜
金
10:30〜12:00
世界史を「絵画」からアプローチする?!――。そんな講座です。 「身元」のはっきりした、史資料としての批判に耐えうる絵画類の中には、追求・探求の仕方次第で様々な歴史の側面を我々に垣間見せてくれるものがある。今日ある名画も、当時の画家たちも“時代の子”として描いています。その時代性を意識しながら読み解いていけば、立派な歴史資料。様々な絵画資料の読み解き、高校で学んだ世界史を振り返り、かつ絵画を通して学ぶ歴史学習の面白さを皆様とともに追求していきたい。 高校時代に、世界史教科書や副教材の図説に載っている絵画などは、どのように見られていたのだろう。多くが、挿絵的に、歴史上の人物のイメージや事件のあらましなどを知るものとして眺められていたのでは。 我々の生活も世界史の積み重なった土壌の上で営まれていることを意識し、絵画に潜む謎を探り、絵画から時代性を導き出して世界史を学ぶことの面白さ・楽しさを味わって、共有していく。どんな画家が登場し、そして絵画から何が飛び出してくるか、ご期待ください。 ☆こちらは、入会金不要でテーマごとに受講できる、7月のお申し込みページです。 サン・ヴィターレ聖堂壁画《ユスティニアヌスと随身達》[547年]とビザンツ帝国史 〜東ローマ帝国(ビザンツ帝国)はなぜ1453年まで存続することができたのか? その@A ☆8月・9月のテーマご紹介 8月 ムガル絵画《スーフィーに本を贈るジャハンギール》[1620年頃]とインド近世史 〜インドのミニアチュール(細密画)に挑戦! その@A 9月 マネ《エミール・ゾラの肖像》[1868年]とフランス近代史ー“画中画”としての浮世絵シリーズU― 〜なぜ、マネはゾラの肖像画をこのような形で描いたのか? その@A
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京都 オンライン
信長・秀吉とわたりあった戦国貴族 勧修寺晴豊の日記を読む 番外編(オンライン受講)
- 歴史
- オンライン(事前選択講座)
- 見逃し配信あり
- 外岡 慎一郎/元奈良大学文学部教授
- 2025/07/04〜
金
13:00〜14:30
前期(2025年4〜6月期)は勧修寺晴豊の日記(『日々記』)から「本能寺の変」の実情とその後の京都の姿を読み解きましたが、今回は晴豊と公私ともに親しく交わり、変後は晴豊とともに朝廷の使者として光秀との交渉の場に臨むなど、晴豊の日記にもたびたび登場した吉田兼見(吉田社神主、公卿)の日記を素材に、「本能寺の変」とその後の京都、公家社会の様相を眺めていきたいと思います。 兼見の日記には家職である神官、神道家としての活動記録が多くみられるのですが、「本能寺の変」がおこった天正10年6月の日記は、神官としての活動記録は皆無で、ほぼすべてが「本能寺の変」とその後の対処にかかる記事で占められます。というのも、兼見は明智光秀との縁が深く、変後の光秀を積極的に支援したこともあって、光秀敗死後は吉田家(吉田社)の存亡にかかわる危機に瀕したことが知られています。6月の日記も二種(二本)伝存し、光秀との関わりなどについては二本で異なる記述も確認できます。晴豊と兼見、それぞれの「本能寺の変」後の姿を、晴豊の日記も適宜参照(復習)しながら読み解いていきます。晴豊の日記の理解もまた、兼見の日記を読むことを通じて深まります。 @7/04 晴豊と兼見 本能寺の変、当日 A7/18 晴豊と兼見 ともに安土で明知光秀に会う、光秀入京 B8/01 晴豊と兼見 山崎合戦、ふたつの日記 C8/29 晴豊と兼見 光秀敗死後の京都で、兼見の窮地 D9/19 晴豊と兼見 兼見、窮地を脱する ★勧修寺晴豊ってどんな人?【動画】⇒ https://youtu.be/a1r9yr9Prlw
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福岡 オンライン
日本書紀
- 歴史
- 教室・オンライン自由講座
- トライアル可
- 見逃し配信あり
- 松木 俊暁/福岡大学非常勤講師
- 2025/07/05〜
土
10:30〜12:00
古代史研究等の成果を踏まえながら『日本書紀』全巻を読み進めます。意味を取りつつ本文(原文は漢文ですので、読み下し)を読み、その周辺事情や背景について分かりやすい解説を加えます。古語になじみのない方も、途中からでも楽しめます。4月からは、第40代・天武天皇紀上(巻第二十八。壬申紀ともいう)から読み始め、天武天皇紀下(巻二十九)の途中まで読み進める予定です。 白村江の戦などが起こった波乱の時代を率いた天智天皇が亡くなると、その後継者をめぐる内乱が672年に起こります。大友皇子と大海人皇子が争った壬申の乱です。圧倒的に不利な状況の中、この内乱に奇跡的に勝利した大海人皇子は、即位して天武天皇となります(皇統譜では明治3年に大友皇子を天皇と認定、第39代・弘文天皇と贈諡)。日本書紀はこの壬申の乱にまるまる一巻(天武紀上)をあてており、日本書紀が語る歴史において壬申の乱が如何に大きな意味をもっていたかが分かります。 即位した天武は圧倒的な権威の下、唐に倣った国政改革を強力に推進していきます。事実、この天武朝に「天皇」「日本」という名称の使用が開始されたと考えられており、次に続く持統天皇の時代と合わせて、律令国家への改革の総仕上げの時期に当たります。動乱と改革の西暦670年代の記事を、他史料と対照しながら読み解いていきます。
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千葉 オンライン
記録考古学史『いそのかみ』を読む
- NEW
- 歴史
- 教室・オンライン自由講座
- 見逃し配信あり
- 茂木 雅博/國學院大學客員教授
- 2025/07/07
月
13:00〜14:30
-
新宿 オンライン
贖罪都市&ス泉
- NEW
- 歴史
- 教室・オンライン自由講座
- 見逃し配信あり
- 桃崎 有一郎/武蔵大学人文学部教授
- 2025/07/07〜
月
13:00〜14:30
12世紀に東北地方の覇者となった奥州藤原氏は、平泉に全く新たな拠点を構築しました。それは史上初めて、朝廷制度と無関係に築かれた地方都市であり、なおかつ武士が築いた史上最初の地方都市でもあったという点で、極めて画期的でした。中尊寺(金色堂)・毛越寺(庭園)・柳之御所(居館跡)などの遺跡によって、平泉には京都文化の系譜を引く文化が花開き、特に熱心な浄土信仰があったことがよく知られています。しかし、通説には極めて重大な見落としがあります。平泉という都市の核心は、都風でもなければ貴族風でもない、東北の武士の歴史を重く背負った、唯一無二の自意識でした。鍵は中尊寺金色堂自体と、そこに収められた奥州藤原氏歴代のミイラです。近世まで日本にはミイラ文化が普及しなかったのに、なぜそこにミイラがあるのか?贖罪≠キーワードとして、初めてその謎を解き明かします。(講師・記) 【カリキュラム】 第一回:【奥州藤原氏の真の素性】 奥州藤原氏は秀郷流藤原氏≠ニされてきましたが、実はそう単純ではありません。講師の最新の研究(6月刊行予定の『中世武士団 偽りの血脈』)に基づき、これまで気づかれてこなかった奥州藤原氏の真の素性≠暴きます。 第二回:【奥州の戦略拠点と地政学】 平泉はなぜあの場所に、あの形で築かれたのか? それを解き明かすため、蝦夷を中心とした奥州の戦乱(三十八年戦争、前九年・後三年合戦)を、最新のデジタル地理学の手法で追跡します。 第三回:【奥州藤原氏の罪と償い】 中尊寺金色堂に奥州藤原氏歴代のミイラが現存する理由を解き明かし、平泉の遺跡群が、彼らのいかなる想いと願いを表現しているかを解き明かします。
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新宿 オンライン
大学で学ぶ西洋文化史2
- 歴史
- オンライン開催
- 見逃し配信あり
- 竹中 幸史/山口大学教授
- 2025/07/08〜
火
13:00〜14:30
日頃、私たちは、しばしば自らの考え方や行動を自明視しがちです。毎朝決まった時間に起きて、あくびを我慢しながら電車やバスに揺られ、学校や職場に遅れないように向かう。それなりの年になれば誰かと恋に落ち、いつか結婚を考える。またある時は議論や選挙などを通じて、身の周りの政治について思いを巡らせる。しかしよく考えると、こうした営みは普遍的に存在しえないことに気づきます。正確な時計の普及や定時運行できる公共交通の登場、恋愛結婚の一般化、民主主義と政治参加の意識のあらわれは19世紀以降です。ならば、先に挙げた何気ない行動には”近代人”特有の心性・感性が潜んでいるはずです。この講座では、近世・近代ヨーロッパを例に、日常生活にある「当たり前」の現象の歴史を、近年の成果をもとに紹介します。イマドキの大学生はどんな「歴史」を学んでいるでしょうか。大学生になったつもりでお越しください。(講師・記) @7月8日 ナポレオン:英雄か独裁者か A8月5日 フランスの街並みはなぜ美しいのか:歴史と今 B9月9日 大衆社会の誕生:アメリカは何を生み出したか
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新宿 オンライン
トルコの暮しを彩る民俗文化
- NEW
- 歴史
- 教室・オンライン自由講座
- 見逃し配信あり
- 野中 恵子/トルコ研究者
- 2025/07/09〜
水
15:30〜17:00
絨毯やモスクの壁タイル、絵皿や刺繍など、トルコの日常空間を飾る伝統意匠は色彩豊かで創意工夫に富んでいます。発想の源泉は、豊穣と一体の風光明媚な自然美、重層する歴史の中で生まれた多様な民族性であり、一つ一つの意匠には一定の意味づけがあるとされています。オスマン帝国時代には産業化が進み、西欧で憧憬の的となる交易品にもなりました。東西世界を繋いできたトルコの文化的影響力の強さを象徴しており、現代では日本も含め、様々な異文化圏でも生活雑貨として愛好されています。絢爛、可憐、素朴、神秘など様々な表情をした民俗文化の世界を、発展の歴史、意匠のパターン、製造技術とともに紹介します。(講師・記) ★配信方法をVimeoからZoomミーティング005に変更いたしました、ご了承いただけますと幸いです。 【7月】絨毯とキリム〈織物編〉 【8月】陶磁器とタイル〈窯物編〉 【9月】オヤとレース〈刺繍編〉
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新宿 オンライン
中国歴史人物列伝
- 歴史
- 教室・オンライン自由講座
- 見逃し配信あり
- 加藤 徹/明治大学教授
- 2025/07/10〜
木
10:30〜12:00
歴史を理解することは、人間を理解すること。ヒストリー(歴史)とストーリー(物語)は、もとは同じ言葉でした。中国の伝統的な「紀伝体」の歴史書も、個々人の伝記を中心とした文学作品でした。 本講座では、日本にも大きな影響を残した中国史上の人物をとりあげ、運や縁といった個人の一回性の生きざまと、社会学的な法則や理論など普遍的な見地の両面から、人生を紹介します。豊富な図像を使い、予備知識のないかたにもわかりやすく解説します。(講師・記) **7月期 各回テーマ** ・蘇秦 舌先三寸だけで戦国を動かす遊説家 ・荊軻 始皇帝暗殺未遂事件の伝説的な刺客 ・阿倍仲麻呂 中国史の一部となった日本人 ・黄巣 唐に引導を渡した科挙落第者の怨念 ・呉三桂 明清交替戦争の決定票を握る将軍
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福岡 オンライン
植物の民俗学
- 歴史
- 教室・オンライン自由講座
- 見逃し配信あり
- 吉田 扶希子/西南学院大学非常勤講師
- 2025/07/10〜
木
10:30〜12:00
-
新宿 オンライン
近世のヨーロッパとハプスブルク帝国
- 歴史
- オンライン開催
- 見逃し配信あり
- 岩ア 周一/京都産業大学教授
- 2025/07/12〜
土
15:30〜17:00
現在の西洋史研究においては、16世紀から18世紀までを独自の特色を持つ時期と捉え、「近世」と呼称することが一般的になっています。この講座では、この近世のヨーロッパを、講師が専門とするハプスブルク帝国を基軸として、できるだけ分かりやすく、しかしアカデミックな立場に基づいて扱っていきます。まず前半では、近世のヨーロッパをその特徴的な事象(大航海時代、ルネサンス、宗教改革、啓蒙主義など)から見ていきます。そして後半では、近世ヨーロッパを生きた人々が暮らした世界を宮廷・都市・農村の三つに分け、いわゆる社会史的な立場から多彩に論じていきます。 なお、基本的には講義形式で進めますが、毎回最後に10分ほど時間をとって受講者からの質問を受け付け、双方向的な性格も加えられればと思っています。(講師・記) <7月期スケジュール> 4 宗教改革 5 財政軍事国家 6 「啓蒙の世紀」 <全体スケジュール> 1 「近世ヨーロッパ」という時代 2 大航海時代 3 ルネサンス 4 宗教改革 5 財政軍事国家 6 「啓蒙の世紀」 7 宮廷社会(1) 8 宮廷社会(2) 9 都市社会(1) 10 都市社会(2) 11 農村社会(1) 12 農村社会(2)
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横浜 オンライン
戦国時代の日記・文書をひもとく
- NEW
- 歴史
- 教室・オンライン自由講座
- 見逃し配信あり
- 遠藤 珠紀/東京大学史料編纂所准教授
- 2025/07/12〜
土
13:00〜14:30
-
横浜 オンライン
チェコにもカッパがいる
- NEW
- 歴史
- オンライン開催
- 見逃し配信あり
- ペトル・ホリー/チェコ蔵主宰
- 2025/07/12
土
10:30〜12:00
世界中のどこへいっても、お化け、妖怪、妖精、幽霊というものが存在すると言われている。形はさまざまであり、棲むところもいろいろである。怪奇現象、憑依などは古から人間の心を捉え、畏れられると同時に興味をそそった。一方では、童話や物語などの題材にもなっている。今回は、中欧の真ん中に位置するチェコでのあり方をたっぷり紹介する。プラハの名所であるカレル橋が1357年という奇数の列びで建立されたというのも偶然ではないのである。古き良きプラハの魔界は実はこのような数字とも深く関わっているのだ。プラハに生まれ育ったフランス・カフカの不条理なプラハ、また、プラハを拠点としたグスタフ・マイリンクによる摩訶不思議なプラハ。更には、1920年代にチェコに「東海道四谷怪談」を始め、日本の怪談も輸入され、広く読まれたことなどを踏まえながら、チェコの陰影礼讃を皆様と分かち合いたい。(講師・記)
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立川 オンライン
「出雲国風土記」を読む、歩く
- NEW
- 歴史
- 教室・オンライン自由講座
- 見逃し配信あり
- 森田 喜久男/淑徳大学教授
- 2025/07/12〜
土
13:00〜14:30
『出雲国風土記』と聞いて、何を思い浮かべますか。出雲の古代史に興味を持つ人なら、国引き神話を挙げるかも知れません。海の向こうから余った土地を神様が引っ張ってきて縫い付け、出雲を大きくしたという神話です。このように、『出雲国風土記』には個性豊かな神話が登場しますが、実は、その神話は古代出雲の景観と深く結びついています。もっと言ってしまえば、古代出雲の豊かな自然が独特の神話を生み出したのです。そこで『出雲国風土記』に記された神社や山、野、川、海などに注目し、これを読み解きながら、古代出雲の原風景に迫ります。この講座を受講された皆さんが、出雲へ出かけられた時、観光地だけではなく、本当の古代出雲の遺産、つまり今も島根県に残る風土記が書かれた時代以来の豊かな自然の魅力を存分に味わうことができるような鋭敏な感覚を身につけていただけるよう、 現地の景観を意識しながら『出雲国風土記』を読み解いていきたいと思います。 今回は、秋鹿郡と楯縫郡を読み進めます。(講師・記) 画像は、恵曇神社本殿背後磐座 〈カリキュラム〉 第1回 古代出雲の小さなクニ、狭田! 国引きの神様が、海の向こうから「国来、国来」と言いながら引っ張ってきた国の一つに「狭田国」があります。この「狭田国」は、律令国家の行政区画で言えば、出雲国の島根郡から秋鹿郡にかけて広がっていました。島根郡の加賀神埼(加賀の潜戸)で生まれた佐太大神を祭る佐太神社は、まさに秋鹿郡にあります。そこでは、どのような祭祀が行われてきたのでしょうか? 第2回 砂丘の上に営まれたムラ、恵曇! 恵曇と書いて、なんと読むでしょう?これが読めたら、あなたは相当の出雲通、正解はエトモです。『出雲国風土記』によれば、恵曇の地はスサノオの子、イワサカヒコによって発見され、すっかりこの土地が気に入ったイワサカヒコは、そこに宮を建てて住むことになったのです。何故、イワサカヒコがこの場所を気に入ったのか?実際の恵曇はどんな場所だったのでしょうか? 第3回 出雲で一番海苔がおいしい、楯縫! 十六島と書いて、なんと読むでしょう?もしもあなたがすらすらとお読みになったら、「出雲の平田のご出身ですか?」と私は尋ねることでしょう。正解は、ウップルイです。場所は、島根県の旧平田市(現出雲市)の日本海沿岸。そこで採れる海苔は、大変おいしいのですが、お値段もそれなりにする。なぜか。日本海の絶壁を降りて、かなり危険な場所まで採りに行かなくてはならないからです。さて、この十六島の海苔。実は、『出雲国風土記』にも登場するのです。今でも出雲では、お正月のお雑煮に、十六島の海苔を使うお家が多いです。風土記時代以来の伝統の味なんです。さあ、古代出雲の食の世界へ。
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中之島 オンライン
飛鳥 キトラ・高松塚古墳壁画と東アジア(オンライン受講)
- 歴史
- オンライン(事前選択講座)
- 東 潮/徳島大学名誉教授
- 2025/07/14〜
月
13:00〜14:30
キトラ・高松塚古墳は四神にまもられた風水の地、天武の陵園内に築かれています。キトラの天文・四神・十二支の図像は天武朝の天下(天命)思想、高松塚の人物図像は昇仙思想を表現しています。大宝元年(701)の朝賀儀式と大宝律令、青谷横木遺跡の人物板絵、遣唐使の粟田真人(留学僧の道観)の果たした役割などについてふれます。 <カリキュラム> 7月14日(月) 飛鳥の陵墓とキトラ・高松塚古墳―風水・四神思想と陵園 欽明陵から文武陵、飛鳥の陵園、唐太宗昭陵と高宗乾陵と天武陵の陵園、百済・高句麗王陵と風水、飛鳥の古墳と被葬者、藤原京の造営と四神思想、倭と百済、倭と新羅の国際関係。 9月 8日(月) キトラ・高松塚壁画図像と様式 天文、人物(服飾・持物)、十二支像の系譜、粟田真人(道観)と高松塚古墳、大宝律令と高松塚壁画、遣唐使から遣新羅使、キトラ・高松塚古墳の葬祭と被葬者 9月29日(月) 唐と新羅・突厥・吐谷渾・吐蕃・高昌・ソグド。 唐昭陵と十四国蕃君長、新羅真徳王の弔祭と皇帝祭祀、乾陵と六十一蕃君像、新羅の唐の国際関係、突厥オラーン・ヘレム壁画墓(7世紀末葉)・僕固乙突墓(678年)、吐谷渾慕容智墓(691年)、吐蕃泉溝1号墓(阿柴王、8世紀)、高昌国(敦煌莫高窟、仏爺廟湾墓群、トルファン・アスターナ墓)、ソグド(ウズベキスタン・アフラシャブ壁画)。
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福岡 オンライン
歴史都市ローマの「地下の考古学」
- 歴史
- 教室・オンライン自由講座
- 見逃し配信あり
- 残りわずか
- 山田 順/西南学院大学准教授
- 2025/07/14
月
15:30〜17:00
「永遠の都ローマ」の地下には、古代から現代までの様々な時代の「時の堆積層」が、幾重にも重なって存在しており、その堆積層に埋もれた遺跡の発掘調査が、今も、人知れず行われています。この講座では、ローマ観光ツアーなどでは、通常行くことのできない、アッピア街道の地下から出土したカタコンベ(初期キリスト教徒たちの地下墓地)や、古い教会堂の地下から発見された古代ローマの遺跡、総合病院地下で現在進行中のキリスト教礼拝堂の遺跡など、ローマの「地下の考古学」に注目しながら、歴史都市ローマの見どころを探訪する全2回の講座です。 今回は、当講座講師が、現在、現地で実施している総合病院地下の発掘現場について、映像・画像を交えてご紹介しながら、歴史都市ローマの地下世界に潜り、調査研究することの意味と魅力、そして、苦労についてお話し致します。 ※当日入金は、受講料に550円加算されます。
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中之島 オンライン
祇園祭 守り手が語る千年の祭り(オンライン受講+山鉾巡行見学付き)
- NEW
- 歴史
- オンライン(事前選択講座)
- 見逃し配信あり
- 満席
- 茂 貴広/太子山保存会副理事長
- 2025/07/15〜
「山鉾巡行見学付き」のこちらのコースは満席となりました。 茂講師による「祇園祭 守り手が語る千年の祭」講座のみのコースはまだご受講いただけます。 別ページからお申し込みください。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 日本三大祭の一つ、祇園祭。 この千年続く日本の代表的な祭りを、山を守る当事者の目線からひもときます(7/15)。 ※オンライン受講 さらに後祭の日(7/24)に、山鉾巡行を見学。 涼しい場所でたっぷりと山鉾巡行をお楽しみください(講師なし)。 【講座】 7月15日16時30分〜17時30分 オンライン受講 講師・太子山保存協会副理事長 茂貴広さん 【山鉾巡行見学】 7月24日9時30分〜10時30分 朝日新聞京都総局(京都市中京区御池通柳馬場角 京都朝日ビル3階。 現地集合) 講師なし ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
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北九州 オンライン
筑紫君磐井の乱と継体天皇
- NEW
- 歴史
- 教室・オンライン自由講座
- 見逃し配信あり
- 宇野 愼敏/前福岡県行橋市歴史資料館館長
- 2025/07/15
火
13:30〜15:00
3世紀後半にヤマト政権が支配することによって九州古墳時代の幕開けとなったとされているが、実際には前方後円墳のすぐ近くに弥生時代の墳丘墓が築かれており、『古事記』『日本書紀』の記事とは齟齬が見られる。なぜそこに齟齬が生じるのか。 実際に発掘調査した九州の古墳および遺跡などから『記紀』の記事の信ぴょう性、記事が書かれた意図、政治的な背景を探り、九州の古墳から見たわが国の古墳時代を再検証していきたい。 (講師・記) ☆こちらは、7月受講の方のページです。8・9月の申し込みの方は別リンクよりお申込みください。 【7/15】筑紫君磐井の乱と継体天皇 前回の「再検証 ヤマト政権と九州―第5回石人石馬と筑紫君磐井」では語り切れなかったことを含めて再検証する。 それは北部九州各地域の在地豪族と筑紫君磐井との関係を、各地域の出土品および墓制、すなわち横穴式石室を再検証して明らかにするとともに、石人石馬の形態の分析や装飾古墳の円文・三角文・彩色壁画の分析を通じて各地域勢力の関係、さらに火の君との関係などを再検証しながら、継体天皇、ヤマト政権との関係を明らかにする。
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横浜 オンライン
都市からみる西洋経済史
- NEW
- 歴史
- 教室・オンライン自由講座
- 見逃し配信あり
- 斯波 照雄/中央大学名誉教授
- 2025/07/15〜
火
13:00〜14:30
中世都市は直接現代都市につながり、培われた市民意識は現代社会になお生きているといわれます。ドイツを中心にヨーロッパの都市を旅しながら、西洋の中世から現代に至る経済システムの変遷を背景に、近代社会、現代都市の成立過程を見ていきます。(講師記) ★今期開講。全6回で学びます。 <各回カリキュラム(予定)> 第1回 古代都市と中世都市:ドイツ都市をめぐる〜ミュンヘン、トリア、メルン 第2回 中世ハンザ都市:リューベック、リューネブルク、ダンツィヒ、ブラウンシュヴァイク、ベルゲン 第3回 中世社会から近世社会へ:フィレンツェ、アムステルダム 第4回 植民地物産貿易:リスボン、ナント、ラ・ロッシェル、ボルドー、チューリッヒ 第5回 不潔な都市から清潔な都市へ:パリ 第6回 繫栄する都市の条件:ハンブルク
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中之島 オンライン
祇園祭 守り手が語る千年の祭り(オンライン受講のみ<山鉾巡行見学なし>)
- NEW
- 歴史
- オンライン(事前選択講座)
- 見逃し配信あり
- 茂 貴広/太子山保存会副理事長
- 2025/07/15
火
16:30〜17:30
-
新宿 オンライン
「大東亜共栄圏」とは何であったのか?
- NEW
- 歴史
- オンライン開催
- 見逃し配信あり
- 安達 宏昭/東北大学大学院文学研究科教授、統合日本学センター長
- 2025/07/16〜
水
19:00〜20:30
第2次世界大戦期における日本の「大東亜共栄圏」構想は、基本的に日本を盟主とした「経済自給圏」の構築がその本質であった。その「経済自給圏」構想がどのように形成され、展開し、破綻したのかを明らかにする。 具体的には、「大東亜共栄圏」構想の中核であった大東亜建設審議会で作成された答申「大東亜経済建設基本方策」の特徴と、構想のアジア・太平洋戦争期における展開過程―特に外務大臣・重光葵の外交・圏域政策と中国・華北地域での占領支配政策―を取り上げ、日本の「経済自給圏」の消長を見ていく。(講師:記) 【カリキュラム】 第1回 経済時給圏としての「大東亜共栄圏」 第2回 「大東亜共栄圏」と「独立」問題 【参考文献】 安達 宏昭著[『大東亜共栄圏 帝国日本のアジア支配構想』](https://www.chuko.co.jp/shinsho/2022/07/102707.html)(中公新書、2022年)
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京都 オンライン
徳川家康の運命を決めた合戦(オンライン受講)
- 歴史
- オンライン(事前選択講座)
- 見逃し配信あり
- 秦野 裕介/立命館大学授業担当講師
- 2025/07/16〜
水
13:00〜14:30
戦国時代の末期の動乱を勝ち抜き、江戸幕府を開いて戦国時代を終わらせ、太平の世を作り上げた徳川家康はしばしば権謀術数に長けたイメージがありますが、彼が戦国時代を勝ち抜けた要因は卓越した合戦の能力がありました。ただ彼は自ら進んで合戦に臨んだことは少なく、多くは今川義元・織田信長・豊臣秀吉に動員されて戦いに巻き込まれるという形でした。その中で彼が自ら戦闘に乗り込んでいった合戦を取り上げ、合戦に至る過程、家康の用兵の妙、合戦の影響を取り上げていきます。 ※1回受講も可(別ページからお申し込みください) @7/16「天正壬午の乱〜徳川家康、五カ国を支配する大大名となる」 本能寺の変で天下人直前 だった織田信長が横死、織田氏の支配下に入って間がない旧武田領である甲斐・上野・信濃は、旧武田氏遺臣による反乱、隣国の小田原北条氏・越後上杉氏の侵攻により大混乱となります。清洲会議で何とか信長死後の体制を整えた織田家中は三河・遠江・駿河の三ヵ国の大名の徳川家康に武田氏旧領の保全を依頼、家康は北条氏直・上杉景勝との対戦を経て信濃南半分と甲斐の保全に成功、その二カ国を支配下に組み入れ、五カ国を支配する屈指の大大名となり、信長死後の天下人レースに臨むことになります。 A8/20「関ヶ原の戦い」 天下分け目の戦いと言われる関ヶ原の戦いですが、多くの逸話に彩られています。その最たるものが小早川秀秋の裏切りとそれに至る誘い鉄砲です。また関ヶ原の陣立 を見たドイツ帝国軍のクレメンス・メッケル少佐が一瞬で 「西軍の勝ちだ」と言った話も有名ですが、これもフィクションと言われています。 今日有力となっている関ヶ原像は、合戦が始まった段階で調略により東軍が圧倒的優勢であり、戦い自体は一瞬で決着がつき、その後の戦いは潰走 する西軍の掃討戦だったというものです。 本講座では最新の研究に基づき、関ヶ原合戦に至る経 緯とその経過、その後の影響について見ていきます。 B9/17「大坂の陣」 家康は豊臣家を滅ぼすために様々な奸計を用いて豊臣家を陥れ、大坂の陣に至り、さらに夏の陣でも豊臣家を騙して内堀まで埋めた上で用意周到に豊臣家を滅ぼした、と一般的には思われています。しかし事態の推移を詳細に見れば、豊臣家サイドのミス (「国家安康」の鐘の銘)や約束違反(真田信繁ら浪人衆の解散)、豊臣家の天下人への固執 (大和国への転封拒否)などがあり、一方で内堀の埋め立て自体は当時の講和のあり方であり、それにもかかわらず徳川家との講和条件を守らないなど、豊臣家サイドに多くの瑕疵があることが指摘されています。本講座では近年の研究に基づき、大坂の陣に至る過程、その経過、そして大坂の陣の影響である「元和偃武」について見ていきます。
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立川 オンライン
地図でたどる日本の都市100年
- 歴史
- 教室・オンライン自由講座
- 見逃し配信あり
- 今尾 恵介/地図研究家
- 2025/07/17〜
木
16:00〜17:30
ちょうど100年前の1925年といえば、急速に進む日本の近代化を反映した「大正デモクラシー」の時代で、それが普通選挙法の成立に反映されていますが、一方で自由に制限を加える治安維持法も施行されました。人と物の流れの急増に鉄道網も充実し、昭和の戦前期までにはほぼ完成形を示しています。都市は欧米に範をとった形で整備され、庶民の生活には欧米風な生活スタイルが少しずつ入っていきました。この講座では大正末から日中戦争開始までの市街地図を中心に取り上げ、それを現在の地図と比較することにより各都市の変貌を観察してみたいと思います。(講師・記) 【各回テーマ】(予定) 第1回 関東地方の都市−東京・横浜・千葉など 第2回 関西地方の都市−京都・大阪・神戸など 第3回 その他の地方都市−札幌・広島・福岡など
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立川 オンライン
≪戦後80年≫ 日本兵はなぜ捕虜になれなかったのか
- 歴史
- 教室・オンライン自由講座
- 見逃し配信あり
- 山田 朗/明治大学教授
- 2025/07/18
金
10:30〜12:00
日中戦争からアジア太平洋戦争(1937年〜1945年)において230万人もの日本兵が命を落としました(民間人も含めると310万人)。近年の研究によれば、戦没者の6割以上は餓死・病死で、戦没者の9割近くは戦争の最後の1年で生じたものとされています。これらの数値自体たいへん衝撃的なものですが、多くの兵士の犠牲者が出た要因の一つに、どんなに飢えても、動けなくなっても日本兵が捕虜になることを選択しなかった(できなかった)ことがあげられます。 日本兵が捕虜になれなかったのは1941年に出された「戦陣訓」に「生きて虜囚の辱めを受けず」とされていたことが大きな要因とされていますが、日本軍においても元々捕虜になることが禁じられていたわけではありませんでした。また、アジア太平洋戦争期には捕虜にした外国兵に対しても日本軍は冷遇したことが知られていますが、日露戦争の頃はロシア兵捕虜をたいへん丁寧に扱っていました。日本軍の捕虜観(外国兵捕虜に対する待遇、日本兵捕虜への見方)は、どのように変化したのでしょうか。 本講座では、日本軍の捕虜観を明治期から振り返り、どのようなことをきっかけにそれが変化していき、アジア太平洋戦争期には外国兵捕虜への冷遇、日本兵が捕虜になることを事実上禁止するに至ったのかを考察していきます。(講師・記)
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中之島 オンライン
地名と伝説(オンライン受講)
- 歴史
- オンライン(事前選択講座)
- 見逃し配信あり
- 齊藤 純/天理大学人文学部教授
- 2025/07/19
土
13:00〜14:30
-
千葉 オンライン
古代ローマ帝国とパンデミック
- 歴史
- オンライン開催
- 見逃し配信あり
- 南雲 泰輔/山口大学人文学部准教授
- 2025/07/22〜
火
13:00〜14:30
古代ローマ帝国は、地中海世界において空前の長期的・安定的な領域支配を実現しましたが、その繁栄は「ローマ気候最適期」という良好な気候条件のもとで初めて可能となったものでした。ところが、2世紀後半から気候条件が不安定化すると、凶作や飢饉が発生し、さらには疫病が数次にわたって大規模に流行したことで、帝国の回復力は徐々に損なわれてゆきます。本講座では、古代ローマ帝国を襲った主要なパンデミックについて、平易に解説したいと思います。(講師・記) 全3回 <各回テーマ>※各回テーマは予定です。変更になる場合もございますので、予めご了承ください。 7/22 ローマ帝国の衰亡と気候の歴史 8/26 アントニヌスの疫病とキュプリアヌスの疫病 9/9 ユスティニアヌスの疫病
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新宿 オンライン
サーサーン朝とローマ帝国
- NEW
- 歴史
- 教室・オンライン自由講座
- 見逃し配信あり
- 宮下 佐江子/国士舘大学共同研究員
- 2025/07/22〜
火
15:30〜17:00
-
中之島 オンライン
「断夫山古墳」の実像に迫る!
- NEW
- 歴史
- オンライン開催
- 見逃し配信あり
- 早野 浩二/愛知県埋蔵文化財センター
- 2025/07/22〜
火
18:30〜20:00
-
新宿 オンライン
入門・ヨーロッパの中のケルト
- NEW
- 歴史
- オンライン開催
- 見逃し配信あり
- 原 聖/女子美術大学名誉教授
- 2025/07/23〜
水
15:30〜17:00
文化を伝達するもののひとつに「言葉」があります。言葉を文化の基盤ととらえると、ケルト文化はケルト諸語を基礎とすると考えることができます。この観点から、歴史言語学ばかりでなく、歴史学と考古学さらには神話学、民俗学、文学、美術史などさまざまな角度からその全体像にせまります。 講座では、ヨーロッパの基層文化でもあるケルトについて、その深みを探ります。ケルトに興味をもつ人のための入門講座です。(講師・記) 写真:ローマ帝国がケルト人との境界に作った「ハドリアヌスの壁」 ※参考図書:原聖著『ケルトの解剖図鑑』(エクスナレッジ刊) [原聖著『ケルトの解剖図鑑』(エクスナレッジ刊)](https://www.xknowledge.co.jp/book/9784767830544) 【カリキュラム】※状況により変更することもございます。 ■2025年7月期 7/23 導入回 「インドヨーロッパ語族とケルト語派、その文化の広がり」 8/6 「ケルトとは何か」 9/3 「ケルトの国と地域」 9/24 「ケルトの文字と言語」 ---------------------------- ■2025年10月期 10/22 「古代ケルト文化」 11/26 「ケルト人の生活と社会」 12/24 「ケルトの信仰と神話」 ---------------------------- ■2026年1月期 1/28 「ケルト的修道院文化」 2/25 「アーサー王伝説」 3/25 「ケルト復興」 ※お申し込みは3か月単位です。途中からのご受講もいただけます。
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名古屋 オンライン
英雄たちの三国志〜歴史書から躍り出る英雄豪傑達の群像(オンライン受講)
- 歴史
- オンライン(事前選択講座)
- 見学可
- 見逃し配信あり
- 竹澤 英輝/中部大学非常勤講師
- 2025/07/25〜
金
15:30〜17:00
-
千葉 オンライン
縄文時代研究と人類史
- 歴史
- 教室・オンライン自由講座
- 見逃し配信あり
- 中村 耕作/国立歴史民俗博物館准教授
- 2025/07/25
金
15:30〜17:00
文字も無い数千年も昔の縄文時代の生活復元や社会像については、発掘されたモノとともに、民族学(文化人類学)の知見が元となって想定されています。一方、近年、縄文は人類史の中での採集・狩猟を中核とした生活の1つの典型例として注目を集めています。本講座では、これまでの縄文時代研究における文化人類学の影響を振り返るとともに、これからの人類史研究の中で、逆に、縄文時代研究の知見がどのように活用されうるのか考えてみたいと思います。(講師・記) <シリーズ「歴博講師に学ぶ歴史と民俗文化」> @7/25(金)15:30 〜 17:00 「縄文時代研究と人類史」/同館准教授 中村 耕作 A9/8(月)10:30 〜 12:00 「鏡と古墳時代」/同館准教授 上野 祥史 B9/26(金)15:30 〜 17:00 「遺跡からよみとく謎多き古代・中世の転換期」/同館准教授 村木 二郎 C9/27(土)10:30 〜 12:00 「まじないと日本人―民俗学的考察―」/同館教授 小池 淳一
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京都 オンライン
隋と新羅 オンライン受講
- 歴史
- オンライン(事前選択講座)
- 見逃し配信あり
- 田中 俊明/滋賀県立大学名誉教授
- 2025/07/25
金
13:00〜14:30
中国では、長い分裂の時代を経て、589年に隋が南北を統一しました。それまで周辺の諸国は、中国の南北対立の状況を利用した外交を進め、それぞれの生き延びる道を模索していましたが、ひとつの中国と向き合い、対峙する形勢になります。そこから起きる東アジアの大変動について考えます。朝鮮三国の高句麗・百済・新羅は、隋・唐や日本を巻き込んだ形での改編が進み、新羅が半島をなかば領有するようになります。 その過程と結果を具体的にみていくシリ―ズの第7回は、「隋と新羅」です。新羅は、隋に対して2回しか遣使していません。しかし情報として伝わっているのは新羅の国制・官制や、加羅を含む周辺諸国との関係であり、貴重な史料となっています。また隋と高句麗・百済との関係とは異なるやや冷めた関係をうかがうことができます。 (2025年1月から開講中、9月の第10回で終了します)
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新宿 オンライン
羽柴秀長
- NEW
- 歴史
- 教室・オンライン自由講座
- 見逃し配信あり
- 黒田 基樹/駿河台大学教授
- 2025/07/25〜
金
13:00〜14:30
2026年NHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」の時代考証者がお送りする講座です。「豊臣兄弟!」の主人公は羽柴(豊臣)秀長です。秀長は、秀吉の「補佐役」といわれていますが、その実態については十分に知られていないでしょう。 この講座では、秀長が秀吉の「天下一統」のためどのような役割を担っていたのか、とくに外様大大名との外交関係、政権首都・大坂近郊の大和・紀伊・和泉への領国統治、そして政権での政治的役割について注目していきます。 秀長が、秀吉政権においてどのような役割を果たしていたのかを明らかにしていきます。 (講師・記) <各回スケジュール>(スケジュールは変更になる場合がございます。) 第1回 外様大大名への外交 第2回 大和・紀伊・和泉の領国統治 第3回 秀長の政治的役割と特質
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横浜 オンライン
弥生人は二度死ぬ
- NEW
- 歴史
- 教室・オンライン自由講座
- 見逃し配信あり
- 設楽 博己/東京大学名誉教授
- 2025/07/25
金
13:00〜16:15
沖縄では遺体を骨にしてそれを洗い、甕に収めて埋葬する「洗骨葬」が、かつて広く行われていました。白い骨になることを「ちゅらくなすん」つまり「美しくする」と言います。それによってはじめて死者は祖先の仲間入りができると考えられています。洗骨の意味するところは、祖先になるための通過儀礼です。 東日本の弥生時代前半期に、遺体を掘り起こして骨を土器に納め、再度埋葬した「再葬墓」が多数見つかっています。再葬は繰り返し葬儀を行うのですから、弥生人は「二度死ぬ」と言ってよいでしょう。洗骨葬と同様に一見奇異な葬法に思えますが、火葬も一種の再葬ですので、私たちも実は二度死ぬのです。 今の沖縄では洗骨葬はほとんど行われていませんが、祖先を敬う意識は強烈です。弥生人の祖先との向き合い方を深掘りし、洗骨葬などの民俗に触れ、現代の葬式も思い起こすことによって、なぜ弥生人はそして私たちは二度死ぬのか、考える手掛かりにしたく思います。(講師・記) *本講座は、設楽講師監修のもと2024年10月5日〜11月24日に群馬県立歴史博物館(群馬県高崎市綿貫町992-1)にて開催された企画展「弥生人は二度死ぬ」を題材に構成しています。
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新宿 オンライン
「万葉集」遣唐使歌・遣新羅使歌の旅と祈り
- 歴史
- 教室・オンライン自由講座
- 見逃し配信あり
- 田中 史生/早稲田大学文学学術院教授
- 2025/07/25
金
15:30〜17:00
-
くずは オンライン
一から学ぶ考古学入門(オンライン受講)
- 歴史
- オンライン(事前選択講座)
- 見逃し配信あり
- 佐古 和枝/関西外国語大学教授
- 2025/07/25〜
金
10:30〜12:00
-
新宿 オンライン
遺跡でめぐるインダス「文明」
- NEW
- 歴史
- オンライン開催
- 見逃し配信あり
- 小茄子川 歩/京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科 特任准教授
- 2025/07/26〜
土
13:00〜14:30
当講座では、紀元前3千年紀中葉〜紀元前2千年紀前葉に、現在のパキスタンと北西インドを中心として展開したインダス「文明」について、代表的な遺跡を豊富な写真とともにめぐりつつ、その社会文化・政治経済のあり方を掘りさげてみます。インダス「文明」社会を生きた人びとは、どのような社会的仕組みのもと、どのような道具・美術品にかこまれ、日々の生活を営んでいたのでしょうか。 第1・2回ではインダス「文明」の古代「都市」、第3回ではインダス「文明」の大規模集落と農村をめぐります。古代「都市」とその他の遺跡のあり方を比較検討することで、当「文明」社会の実態についても考古学的にせまってみましょう。(講師・記) 《各回カリキュラム》 第1回 2025年7月26日 土曜 13:00〜14:30 インダス「文明」の古代「都市」(1)−−モヘンジョダロ 第2回 2025年8月23日 土曜 13:00〜14:30 インダス「文明」の古代「都市」(2)−−ハラッパー、カーリーバンガン、ドーラーヴィーラー 第3回 2025年9月27日 土曜 13:00〜14:30 インダス「文明」の大規模集落と農村−−ラキー・ガリー、ファルマーナー、その他の村落遺跡
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新宿 オンライン
東アジアの古墳3
- 歴史
- 教室・オンライン自由講座
- 見逃し配信あり
- 高久 健二/専修大学教授
- 2025/07/26〜
土
11:00〜12:30
日本列島の古墳時代は大型前方後円墳のような厚葬墓が造営され、これらが被葬者の社会的・政治的な関係を象徴的に示すものとして機能していた時代です。一方、古墳の造営は中国大陸や朝鮮半島でも認められ、東アジアの古墳文化は日本列島の古墳文化にも影響を与えました。この講座では、6世紀における中国大陸と朝鮮半島の古墳文化を概観するとともに、日本列島における渡来系文物から対外交流について論じます。(講師・記) 【カリキュラム】 第1回 7/26 中国南北朝時代の文化 中国南朝と北朝の都城や古墳から5世紀後半〜6世紀の中国大陸の情勢について概観します。 第2回 8/9 朝鮮三国時代後期の古墳文化 6世紀の高句麗、百済、新羅、加耶諸国の古墳をとりあげて、朝鮮半島における各国の興亡の様子を描きます。 第3回 9/27 古墳時代後期の古墳文化と対外交流 6世紀の西日本と東日本の古墳にみられる渡来系文化要素をとりあげて、古墳時代後期の対外交流について論じます。
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新宿 オンライン
乙巳の変・皇統をめぐる闘争
- NEW
- 歴史
- 教室・オンライン自由講座
- 見逃し配信あり
- 遠山 美都男/学習院大学講師
- 2025/07/26
土
15:30〜17:00
-
中之島 オンライン
殺される女の怪談とメディア(オンライン受講)
- NEW
- 歴史
- オンライン(事前選択講座)
- 見逃し配信あり
- 南郷 晃子/桃山学院大学准教授
- 2025/07/27
日
13:00〜14:30
江戸時代には酷く殺され祟る女の話がたくさんあります。お菊や累(かさね)、そしてお花という各地にある怨む女たちの物語はその土地の物語でありながら、江戸時代ー情報化社会において生まれたものでもあります。物語を媒介し変質させた版本、写本の性質とともに哀れで愛おしい女たちの物語を考えてみましょう。 ------------------------------------------------------------------------------------------- 「怪異学」はフシギなコトやモノについて歴史や文学・民俗の記録を解読することから、その認識を生み出した社会・文化の特質や日本人の心の軌跡を探る新しい学問です。東アジア恠異(かいい)学会の講師陣が、怪異学の世界へと誘います。 -------------------------------------------------------------------------------------------
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くずは オンライン
幕末偉人たちの修業時代(オンライン受講)
- 歴史
- オンライン(事前選択講座)
- 見逃し配信あり
- 米澤 亮介/霊山歴史館 学芸員
- 2025/07/28〜
月
13:30〜15:00
-
新宿 オンライン
修道院の歩みとヨーロッパの文化
- 歴史
- 教室・オンライン自由講座
- 見逃し配信あり
- 杉崎 泰一郎/中央大学教授
- 2025/07/30〜
水
10:30〜12:00
ヨーロッパの修道院のさまざまな姿は、小説『薔薇の名前』や『修道士カドフェル』、映画『大いなる沈黙へ』や『神々と男たち』、歌劇『修道女アンジェリカ』や『ドン・カルロ』などで日本でも知られています。修道院は修行の場であるとともに、造形芸術や音楽をはぐくみ、メッセージを発信するなど、ヨーロッパの文化を担ってきました。カール大帝のもとで発展した各地の修道院は、その王国が分裂した9〜10世紀の混乱を乗り越えて、ヨーロッパ各地のパワースポットとなり、社会や文化を支え続けました。今回はフランス東部の豊かなブルゴーニュ地方で栄えたクリュニー修道院を訪ね、文化と社会への貢献とともにお話しします。(講師・記) リーフレット画像:講師撮影 クリュニー修道院聖堂跡 〈スケジュール〉 7月30日 クリュニー修道院の成立:フランク王国分裂後の聖域、秩序、文化 9月3日 クリュニー修道院の発展と影響:フランス、スイス、南ドイツへの拡大、救いと平和のメッセージの発信
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北九州 オンライン
ムガル絵画《スーフィーに本を贈るジャハンギール》[1620年頃]とインド近世史
- 歴史
- 教室・オンライン自由講座
- 見逃し配信あり
- 今林 常美/世界史教育研究者
- 2025/08/01〜
金
10:30〜12:00
世界史を「絵画」からアプローチする?!――。そんな講座です。 「身元」のはっきりした、史資料としての批判に耐えうる絵画類の中には、追求・探求の仕方次第で様々な歴史の側面を我々に垣間見せてくれるものがある。今日ある名画も、当時の画家たちも“時代の子”として描いています。その時代性を意識しながら読み解いていけば、立派な歴史資料。様々な絵画資料の読み解き、高校で学んだ世界史を振り返り、かつ絵画を通して学ぶ歴史学習の面白さを皆様とともに追求していきたい。 高校時代に、世界史教科書や副教材の図説に載っている絵画などは、どのように見られていたのだろう。多くが、挿絵的に、歴史上の人物のイメージや事件のあらましなどを知るものとして眺められていたのでは。 我々の生活も世界史の積み重なった土壌の上で営まれていることを意識し、絵画に潜む謎を探り、絵画から時代性を導き出して世界史を学ぶことの面白さ・楽しさを味わって、共有していく。どんな画家が登場し、そして絵画から何が飛び出してくるか、ご期待ください。 ☆こちらは、入会金不要でテーマごとに受講できる、8月のお申し込みページです。 ムガル絵画《スーフィーに本を贈るジャハンギール》[1620年頃]とインド近世史 〜インドのミニアチュール(細密画)に挑戦! その@A ☆7月・9月のテーマご紹介 7月 サン・ヴィターレ聖堂壁画《ユスティニアヌスと随身達》[547年]とビザンツ帝国史 〜東ローマ帝国(ビザンツ帝国)はなぜ1453年まで存続することができたのか? その@A 9月 マネ《エミール・ゾラの肖像》[1868年]とフランス近代史ー“画中画”としての浮世絵シリーズU― 〜なぜ、マネはゾラの肖像画をこのような形で描いたのか? その@A
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福岡 オンライン
逆賊「恵美押勝」へと変貌した政治家 藤原仲麻呂
- 歴史
- 教室・オンライン自由講座
- 見逃し配信あり
- 原田 諭/西南学院大学非常勤講師
- 2025/08/23
土
13:00〜14:30
『続日本紀』は『日本書紀』に続いて編集された歴史書です。8世紀(おおよそ奈良時代)に起こったさまざまな出来事が時系列に記されています。なかには、亡くなった人の略歴が記されることもあります。簡略な人物伝なのですが、これを読むことで私たちは、ある人の一生とそのなかで起こった人生を左右する出来事などを知ることができます。それらの出来事は『続日本紀』に載るくらいですから、8世紀の政治・社会をゆるがした大事件であることも多々あります。また、その記述は人柄や生前のおこないに関する評価にまで及ぶことがあります。それらは1300年の時空を超えて、奈良時代の人びとに親しみを感じさせてくれ、ときには私たちの感情を揺さぶります。この講座では、『続日本紀』の時代を身近に感じながら学んでいくために、この人物伝を深掘りしていきます。
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横浜 オンライン
知られざる戦後日中関係史「留用」
- NEW
- 歴史
- 教室・オンライン自由講座
- 見逃し配信あり
- 堀井 弘一郎/元日本大学講師
- 2025/08/26〜
火
15:30〜17:00
-
福岡 オンライン
異世界の住人たち〜妖怪編
- 歴史
- 教室・オンライン自由講座
- 見逃し配信あり
- 吉田 扶希子 /西南学院大学非常勤講師
- 2025/08/28
木
13:00〜14:30
昨年十月に一度、「異世界の住人たち」と題してお話させていただきました。そのときは概要と幽霊の話で、具体的なお話はできませんでした。そこで今回は妖怪をテーマに、具体的な事例を見ていきたいと思います。妖怪と恐れられる彼らも、その姿になった過去があり、なかには悲しい話もあります。そんな彼らの背景に一歩踏み込んで、妖怪を探ってみましょう。妖怪も多種多様ですが、肉体的特徴で分類し、ひとつずつみていきます。 妖怪の首・口 首が伸びる「ろくろ首」は日本の妖怪として有名ですが、実はこれにも二種類あります。単に首が伸びるものだけでなく、首が体から離れて動くものも「ろくろ首」です。そして同じ首でも美女の首が多いですよね。なぜでしょう。 また顔の口とは別に、頭の後ろに口がある話が、昔話に多く出てきます。そして頭の後ろの口は大食いで、米を食べ尽くしてしまいます。なぜこのような妖怪がいるのでしょうか? 今回は、首に特徴がある妖怪と、口に特徴がある妖怪をみていきます。 ※当日入金は、受講料に550円加算されます。
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千葉 オンライン
オーストリア皇帝フランツ・ヨーゼフ1世と皇妃エリザベート
- NEW
- 歴史
- 教室・オンライン自由講座
- 見逃し配信あり
- 大井 知範/清泉女子大学教授
- 2025/09/08〜
月
15:30〜17:00
19世紀後半のハプスブルク帝国を治めた勤勉実直な皇帝フランツ・ヨーゼフ1世と美貌の皇妃エリザベート。斜陽の時代を迎えた帝国はこの若く麗しいカップルに帝国の再建を託します。しかし夫婦の関係は次第に揺らぎ帝国も大きく傾き始めます。本講座では愛情とすれ違いが交錯する二人の夫婦関係を往復書簡から読み解き、両者の関係が帝国の前途に与えた影響を探ります。 さらにこの講座では帝国末期のハプスブルク家にまつわる謎にも迫ります。姑ゾフィー大公妃はなぜエリザベートに厳しく接したのか。皇太子ルドルフはなぜ自殺したのか。なぜエリザベートは暗殺されたのか。ハプスブルク家の破滅は「死神」のしわざであったのか。ハプスブルク家の崩壊秘話を最新の研究にもとづいて紐解きます。(講師・記) 第1回 愛と現実の狭間で 第2回 死神にとりつかれた皇室
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千葉 オンライン
鏡と古墳時代
- 歴史
- 教室・オンライン自由講座
- 見逃し配信あり
- 上野 祥史/国立歴史民俗博物館准教授
- 2025/09/08
月
10:30〜12:00
古墳時代は、古墳の造営と古墳に副葬した品々が社会関係を表現した時代です。副葬品は時期により変化しますが、鏡は玉とともに古墳時代の始まりから終わりまで利用が継続しました。卑弥呼の時代から推古朝まで、古墳への副葬は続いたのです。利用が続くなかで、鏡の種類は変化します。継続と刷新、その繰り返しのなかで、古墳時代の移ろいはどのように映るのでしょうか。鏡から古墳時代を眺めてみたいと思います。(講師・記) ・シリーズ「歴博講師に学ぶ歴史と民俗文化」 @7/25(金)15:30 〜 17:00 「縄文時代研究と人類史」/同館准教授 中村 耕作 A9/8(月) 10:30 〜 12:00 「鏡と古墳時代」/同館准教授 上野 祥史 B9/26(金) 15:0 〜 17:00 「考古学からみた古代・中世の転換期」/同館准教授 准教授 村木 二郎 C9/27(土) 10:30 〜 12:00 「まじないと日本人―民俗学的考察―」/同館教授 教授 小池 淳一
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立川 オンライン
初めての古文書
- NEW
- 歴史
- 教室・オンライン自由講座
- 見逃し配信あり
- 西村 慎太郎/国文学研究資料館教授
- 2025/09/09
火
10:30〜12:00
-
立川 オンライン
平地のみどりと太平洋戦争
- NEW
- 歴史
- 教室・オンライン自由講座
- 見逃し配信あり
- 瀬田勝哉/武蔵大学名誉教授
- 2025/09/13
土
13:30〜15:00
山林のみどりではなく、見慣れた平地のみどりが一斉に伐られていく、そんな時代があった。太平洋戦争開始から1年後の1943年2月、ガダルカナル島の敗戦を機に国は木を「戦争資材」とみなし、屋敷林、街路樹、寺社の境内林、公園林、海岸林、学校林など身近な平地の巨木、大木に目を付けた。圧倒的に不足する船、それも木造船を大量に造るために。表向きは「強制」の形は取らず、国民が自主的に伐る国民運動の形をとった。だが実態はいかに。さらに木造船は役に立ったのか。(講師・記) 【参考図書】 ・瀬田勝哉 『戦争が巨木を伐った 太平洋戦争と供木運動・木造船』 平凡社 2021年 詳細は[こちら](https://www.heibonsha.co.jp/book/b529257.html) ★講師新刊情報★ ・『木に「伝記」あり 巨樹イチョウの史料を探して全国を歩く』 朝日新聞出版 2025年 詳細は[こちら](https://publications.asahi.com/product/25342.html)
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横浜 オンライン
モノノケの日本史
- NEW
- 歴史
- 教室・オンライン自由講座
- 見逃し配信あり
- 小山 聡子/二松學舍大学教授
- 2025/09/19〜
金
15:30〜17:00
もののけは、10世紀以降の記録に見える語である。古代のもののけとは、正体が分からない何らかの気であり、多くの場合死霊であり、生前に恨みを抱いた人間に病や死をもたらす性質を持つ。本講座では、もののけがどのように恐れられ、いかに対処されてきたのかを述べたうえで、恐怖の対象ではなくなっていく過程について、史料に基づきお話しします。古代から現代までの日本の社会で、もののけは時代によって様々な役割を与えられてきました。もののけを通して日本の歴史を眺めていきたいと思います。(講師記) <各回カリキュラム> ◆9/19 「恐れられたもののけ」 もののけ(物気)は、10世紀以降、病や死をもたらすと考えられ、恐れられてきました。もののけは、どのような姿をすると考えられ、いかに対処されていたのでしょうか。中世までのもののけとそれへの対処について、貴族の日記や医学書、説話、絵巻などを用いてお話します。 ◆9/26 「語られたもののけ」 近世になると、もののけは実在するとは考えれなくなり、恐れられるのではなく面白おかしく語られるようになる傾向にあります。幽霊、妖怪、怨霊などとの区別も曖昧になり「物の怪」と表記されるようになる点にも着目したいと思います。 現在、もののけというと、妖怪の類を思い描く方が多いと思います。どのような過程を経て現代のもののけになっていくのか、お話しします。
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新宿 オンライン
ベートーヴェンの足跡をたどる
- 歴史
- 教室・オンライン自由講座
- 見逃し配信あり
- 沖島 博美/旅行作家
- 2025/09/20
土
13:30〜15:00
ベートーヴェンはドイツのボンで生まれ、22歳になる時ハイドンに師事するためウィーンへやってきました。ベートーヴェンはピアノ奏者として名を高めていき、作曲も加わって4年後には有名な音楽家として知られるようになります。しかし20代後半より難聴の症状が現れ30歳の頃には高度難聴者になってしまいました。絶望した彼は1802年にハイリゲンシュタットの家で遺書を書き自殺を考えます。しかし思い留まり、交響曲第3番を発表するなど再び音楽への意欲を取り戻して生きて行きました。遺書を書いたハイリゲンシュタットの家は立派なベートーヴェン博物館になっています。彼が構想を練りながら歩いた近くの道は“ベートーヴェンの道”と呼ばれ、今も小川が流れる素敵な散歩道です。1804年から1815年まで頻繁に住んでいたパスクヴァラティハウスもベートーヴェン博物館になっています。ベートヴェンの足跡はあちらこちらにあるため、生誕地ボンなどを含めた次回との2回に分けてお伝え致します。(講師記)
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千葉 オンライン
遺跡からよみとく謎多き古代・中世の転換期
- 歴史
- 教室・オンライン自由講座
- 見逃し配信あり
- 村木 二郎/国立歴史民俗博物館准教授
- 2025/09/26
金
15:30〜17:00
平安時代の10世紀後半から11世紀は、考古学では謎の時代です。日本各地の遺跡が消滅するのです。その原因は解明されていません。そして12世紀になると遺跡が再び出現し始めます。この時代はすでに中世です。12世紀を代表する遺跡が、極楽往生の願いを込めて経典を埋納した経塚です。全国各地に造られた経塚は、地域社会再生の象徴でもありました。こうした経塚資料を中心に、古代から中世への転換期をみなさんと共に考えてみます。(講師・記)。 <シリーズ「歴博講師に学ぶ歴史と民俗文化」> @7/25(金)15:30 〜 17:00 「縄文時代研究と人類史」/同館准教授 中村 耕作 A9/8(月)10:30 〜 12:00 「鏡と古墳時代」/同館准教授 上野 祥史 B9/26(金)15:30 〜 17:00 「遺跡からよみとく謎多き古代・中世の転換期」/同館准教授 村木 二郎 C9/27(土)10:30 〜 12:00 「まじないと日本人―民俗学的考察―」/同館教授 小池 淳一
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千葉 オンライン
古代常陸の織布と紡錘車
- NEW
- 歴史
- 教室・オンライン自由講座
- 見逃し配信あり
- 茂木 雅博/國學院大學客員教授
- 2025/09/29
月
13:00〜14:30
美術史・鑑賞
-
新宿 オンライン
北斎を世界にプロデュースした明治の美術商林忠正物語
- NEW
- 美術史・鑑賞
- 教室・オンライン自由講座
- 見逃し配信あり
- 神山 典士/ノンフィクション作家
- 2025/06/24〜
火
13:30〜15:00
-
千葉 オンライン
西洋建築史・都市史
- 美術史・鑑賞
- オンライン開催
- 見逃し配信あり
- 稲益 祐太/東海大学准教授
- 2025/07/01〜
火
10:30〜12:00
-
北九州 オンライン
地獄絵
- NEW
- 美術史・鑑賞
- 教室・オンライン自由講座
- 見逃し配信あり
- 立畠 敦子/出光美術館(門司)主任学芸員
- 2025/07/02〜
水
10:30〜12:00
-
新宿 オンライン
17世紀西洋絵画の見方
- 美術史・鑑賞
- 教室・オンライン自由講座
- 見逃し配信あり
- 千速 敏男/成安造形大学名誉教授
-
火
15:30〜17:00
ルネサンスに対してバロックという新たな美術様式を生みだした17世紀は、ヨーロッパ各地に多彩な画家たちが登場しました。今期はスペインとイタリアの画家たちを扱います。第1回は今春、国立西洋美術館の展覧会に印象的な作品が展示されたスルバランを中心にスペインの画家たちを、第2回と第3回は、バロック絵画を生みだしたカラヴァッジョやカラッチからはじまるイタリアの画家たちを紹介します。展覧会で鑑賞なさるときの一助になれば幸いです。 (講師・記) ・画像1(リーフレット画像):フランシスコ・デ・スルバラン《聖ルチア》1625-30年頃,ワシントン国立絵画館 ・画像2:カラヴァッジョ《音楽家たち》1597年,メトロポリタン美術館,ニューヨーク
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新宿 オンライン
ルネサンスと情報革命
- NEW
- 美術史・鑑賞
- オンライン開催
- 見逃し配信あり
- 桑木野 幸司/大阪大学栄誉教授
- 2025/07/09〜
水
13:30〜15:00
ヨーロッパの「ルネサンス」(14世紀−17世紀初頭)というと、一般に、中世の暗闇を打ち破り、人間賛歌の「光」に満ちた時代、というイメージがまっさきに浮かぶのではないでしょうか。世界の中心に、宗教から自由になった輝かしい人間がいて、己の存在の可能性を多様な文化領域において追求した結果、様々な発明や発見が相次ぎ、経済活動が活発化し、学問はさかえて黄金の芸術文化が花開いた時代──ボッティチェッリが描く«春»、レオナルド・ダ・ヴィンチによる«モナ・リザ»、そしてミケランジェロの≪ダヴィデ像≫といったこの時期の傑作芸術は、いずれも人間が主人公です。 けれどもその影で、この同じ時代には、苛烈な宗教戦争が巻き起こり、新大陸の原住民が虐殺され、言論弾圧が一層の厳しさを増していた事実から目をそむけることはできません。そして芸術界を見ても、古典主義の端正な美と並行して、グロテスクでエキセントリックでエロティックな作品が大量に作られていました。いわば、「闇」のルネサンスという見方です。 従来のこうした「光」と「闇」のルネサンス観を超える、第三の視点を設定してみたらどうでしょうか。それが「情報」です。新大陸の発見や、天文学や自然科学の深化、そして経済活動の規模の増大にともなう国際交易の活性化は、いってみれば、膨大な情報の流れをヨーロッパ世界に生み出しました。そうした情報の大洪水に対処すべく、あらゆる知的リソースを駆使し、メディアの可能性を最大限に追求した、知的探求の時代として、ルネサンスをとらえてみたらどうだろうか、というのが、この3回レクチャーの立場です。 ですから、これまでの一般的なルネサンス史や芸術文化史とはちょっと異なった視点、すなわち、情報革命の時代という観点から、この時代の知的営みを探究してみたいと思います。美術史はもちろん、メディア史、印刷史、情報編集史といったジャンルを横断しながら、新しいルネサンスを追体験してみましょう。(講師:記) <カリキュラム> 第1回 情報編集ツールとしての地図 ルネサンス時代を、これまでの文化思想史の観点だけではなく、情報革命の時代と捉えるための観点や、基礎知識をまずは提示します。そのうえで、地図という、この時代に地理学・地誌学の発展とともに発達してみたメディアに注目し、二次元に描かれたヴィジュアルデータが、いかに効果的かつ創造的に、百科全書的な知識を表象ないしは編集していたのか、を、さぐってみます。具体的には、フィレンツェのパラッツォ・ヴェッキオにある「地図の間」や、パラッツォ・ファルネーゼの世界地図壁画、あるいはヴァティカンの地図のギャラリー、といった建築事例を詳しく取り上げてゆきます。 第2回 印刷術の発明と情報編集思想の萌芽 ルネサンス時代に様々な発見が相次いだとしても、それを効果的に伝えるメディアが未発達であったのなら、情報革命は起きなかったでしょう。その大きな変化をもたらしたものこそ、15世紀中葉の印刷術の発明という大イヴェントです。講義ではまず、中世の写本文化に至る本の歴史を概観し、そのうえで、グーテンベルクによる活版印刷術の発明が、どのようなインパクトをもたらしたのかを、さぐってゆきます。講義の後半では、この印刷術がもたらした情報革命を基盤に花開いた、ルネサンス期の百学連環の思想について、ピコ・デッラ・ミランドラやポリツィアーノ、ラブレーらの作品を掘り下げてみます。 第3回 コモンプレイスという方法 印刷術によって書籍が大量に刷られるようになりましたが、印刷術の黎明期に刷られた本は、ラテン語が圧倒的多数でした。いまでは死語となっている言語ですが、当時は教会や政治、学問の世界におけるメジャー言語でした。言葉の流麗さにこだわったルネサンス人文主義者たちは、いかに古代ローマ人のごとくにエレガントなラテン語を操るか、を徹底的に追求しました。そうした背景から、効果的な語学習得&文体洗練化のためのメソッドとして、コモンプレイスという修辞的技法の活用が工夫されてゆきます。この回の講義では、そのコモンプレイス的なメソッドを、膨大な情報を整理するための知的方法論ととらえ、ルネサンスの情報革命を、言語編集の観点から切ってみたいと思います。 <参考図書> 桑木野幸司著[『ルネサンス 情報革命の時代』](https://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480074744/)(ちくま新書、2022年)
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京都 オンライン
ゴシックの輝き――建築を彩る美の世界(オンライン受講)
- 美術史・鑑賞
- オンライン(事前選択講座)
- 見逃し配信あり
- 門屋 秀一/立命館大学授業担当講師
-
金
10:30〜12:00
壮麗なる総合芸術----ゴシック美術。今期は、荘厳な建築の内部を彩る、光と造形の美に迫ります。7月は、教会内部を神秘の光で満たした、ゴシックのステンドグラス。その輝きと聖なる物語に触れます。8月は、空間を生き生きと演出する、繊細な彫刻表現をじっくり味わいます。9月は、ドゥッチョ、ジョット、そして国際ゴシック様式の絵画へ。建築内部を豊かに彩った絵画たちをご紹介します。これで、次回の海外旅行でも、複雑なゴシック様式に迷うことはありません。復習用のカラー教材もご用意しておりますので、どうぞお気軽にご参加ください。 【各回の内容】 ※1回受講もできます 7/11 光が織りなす祈りの世界----ステンドグラスの黄金時代 8/ 8 石の聖書に息づく祈り----建築と一体化した彫刻美術 9/12 神に見られた世界を描く----ゴシック絵画の世界
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新宿 オンライン
西洋美術のフロンティア
- 美術史・鑑賞
- オンライン開催
- 見逃し配信あり
- 大澤 慶久/東京藝術大学非常勤講師
- 2025/07/11〜
金
13:00〜14:30
本講座では、規範としての古典古代の遺産を端緒として、ルネサンスの古典復興、19世紀の新古典主義とロマン主義、そしてモダンの革新へと至る西洋美術の壮大な流れを、全12回にわたって追いかけます。 まず、第1回、2回で「古典古代の遺産」と「ルネサンスのはじまり」を取り上げます。中世の美術からいかにして古典の理想が再発見され、ルネサンスが花開いたのか。その源流と背景をひも解きながら、当時の画家や彫刻家たちの目指したものを探ります。 続く第3回、4回ではダヴィッドやアングル、ジェリコーやドラクロワを通じて、新古典主義とロマン主義の対立と交錯を見ていきます。ロココへの反動として生まれた古典回帰のエネルギーと、それに抗う社会変革の情熱を秘めたロマン主義。その時代の躍動感を描き出します。 第5回、第6回では、クールベのリアリズムとマネの体制と反体制のはざまに立つ姿を考察します。アカデミーの価値観やサロンの権威に挑戦する画家たちの視点が、西洋美術の潮流をいかに変えたのかを読み解きます。 そして後編の第7回、第8回では印象派のルノワールや新印象派のスーラ、そしてポスト印象派のセザンヌが登場します。光と色彩をめぐる実験と、ゾラとの友情がセザンヌに与えた影響など、芸術家同士の人間模様も織りまぜながらその革新性に迫ります。 第9回以降は20世紀の大きな転換点へと歩を進め、マティスとピカソが繰り広げた色と形の対話(第9回)や、デュシャンが提示したアルチザン(手技/手仕事)からの脱却(第10回)は、アヴァンギャルド芸術を象徴する出来事です。さらに、第11回のダリのシュルレアリスム、そして最終回のポロックの「ドリッピング」絵画に至るまで、モダンアートの流れがどのように刷新され、多様性を獲得していったのかを読み解きます。 こうした流れのなかで、芸術家たちは古典的規範を復興させ、抵抗し、あるいは変容させながらも、西洋美術の原点と絶えず対話してきました。本講座では、この「古典との対話」が形を変えながらもその根底に一貫して息づいているフロンティアを、全12回を通して明らかにしていきます。(講師・記) 【カリキュラム予定】 ■後編(今期:2025年7〜9月) 第7回 ルノワールとスーラ──光をめぐる闘争 第8回 セザンヌ──ゾラとの絆が残した光と影 第9回 マティスとピカソ──色と形が交錯するふたりの対話 第10回 デュシャン──アルチザンを放棄した創造のゆくえ 第11回 ダリ──偏執狂的発想がもたらす超現実の世界 第12回 ポロック──あまりにも短命な革命児 ■ 前編(2025年4〜6月に終了しました) 第1回 古典古代の遺産──西洋美術の原点をひも解く 第2回 ルネサンスのはじまり──中世から古典古代の復興へ 第3回 ダヴィッドとアングル──ロココに対する反動と古典への回帰 第4回 ジェリコーとドラクロワ──古典主義に抗う社会変革の情熱 第5回 クールベ──見たものしか描かないリアリズムの革命 第6回 マネ──体制と反体制のはざまで絵筆を握り続けた画家
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千葉 オンライン
浮世絵の歴史早わかり
- 美術史・鑑賞
- 教室・オンライン自由講座
- 見逃し配信あり
- 田辺 昌子/国際浮世絵学会常任理事
- 2025/07/12〜
土
15:30〜17:00
-
新宿 オンライン
『ファン・ゴッホ』をつくりあげた人びと
- 美術史・鑑賞
- オンライン開催
- 見逃し配信あり
- 圀府寺 司/大阪大学名誉教授
- 2025/07/17〜
木
13:00〜14:30
今年7月から「ゴッホ展 家族がつないだ画家の夢」(大阪、東京、名古屋)、9月から「大ゴッホ展」(神戸、福島、東京)が、また5月末からは「ゴッホ・インパクト展」(箱根)が開かれます。かつて「狂気の天才」とも呼ばれたファン・ゴッホのイメージは、今大きく変わりつつあります。7月からの展覧会は、ファン・ゴッホの名声をつくりあげたファン・ゴッホ家の人々に光を当てた展覧会です。本講座では、息子フィンセントを支えた両親、兄を精神的、経済的に支え続けた弟テオ、テオの死後ファン・ゴッホ作品を守り、画家の名声を築いた弟の妻ヨー、ファン・ゴッホ美術館を創建した甥フィンセント・ウィレム、さらにその子孫たちの役割を、講師自身と子孫たちとの繋がりにもふれつつお話しします。 「ファン・ゴッホ」は家族以外の人々によってもつくられてきました。ファン・ゴッホ作品の収集に情熱を傾けたクレラー=ミュラー夫人はそのコレクションを収める美術館の設立に一生を捧げます。「大ゴッホ展」にはこのクレラー=ミュラー美術館の作品が出展されます。また、次々に現れる贋作を見抜き、ファン・ゴッホの真作を確定する作業をしてきた人々、ファン・ゴッホという画家の物語を世界に広げた伝記映画の役割にもふれつつ、ファン・ゴッホをつくりあげてきた後世の人々の肖像を描き出します。(講師・記) 【7月期テーマ】 ファン・ゴッホ家の人々1 両親とテオ ファン・ゴッホ家の人々2 テオとヨー ファン・ゴッホ家の人々3 ヨー、フィンセント・ウィレム、その後 【10月期テーマ】 クレラー=ミュラー夫人 ファン・ゴッホ作品の真贋鑑定史 伝記映画が作ったファン・ゴッホ像 画像クレジット: フィンセント・ファン・ゴッホ 《画家としての自画像》 1887年12月-1888年2月 ファン・ゴッホ美術館、アムステルダム(フィンセント・ファン・ゴッホ財団) Van Gogh Museum, Amsterdam (Vincent van Gogh Foundation) 参考文献:[圀府寺司著「『ファン・ゴッホ生成変容史』」(三元社)](http://sangensha.co.jp/allbooks/index/567.htm) ■展覧会情報■ ゴッホ展 家族がつないだ画家の夢 [ 大阪展 ] 2025年7月5日(土)〜8月31日(日) 大阪市立美術館 [ 東京展 ] 2025年9月12日(金)〜12月21日(日) 東京都美術館 [名古屋展] 2026年1月3日(土)〜3月23日(月) 愛知県美術館 [公式サイト](https://gogh2025-26.jp/)
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新宿 オンライン
「藤田嗣治 絵画と写真」展を10倍楽しむ3つのポイント
- NEW
- 美術史・鑑賞
- 教室・オンライン自由講座
- 見逃し配信あり
- 若山 満大/東京ステーションギャラリー学芸員
- 2025/07/21
月
10:30〜12:00
藤田嗣治は「美しき乳白色」と讃えられた絵画で世界的に知られた、エコール・ド・パリを代表する画家です。そんなフジタの生涯と芸術を「写真」をキーワードに紐解いていきます。いくつかのカメラを所有していた藤田は数千点にのぼる写真を残しました。その写真は一体どのように、なんのために撮られたのでしょうか? この講座では、画家と写真の関係を3つの視点からわかりやすく解説。知れば10倍!? 展覧会「藤田嗣治 絵画と写真」の鑑賞がきっと楽しくなるはずです。 (講師・記) 画像:ドラ・カルムス《藤田》1927年 東京藝術大学所蔵 <展覧会情報> 展覧会名|藤田嗣治 絵画と写真 会期|2025年7月5日(土)〜8月31日(日) 会場|東京ステーションギャラリー [展覧会情報はこちら](https://www.ejrcf.or.jp/gallery/exhibition.html)
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千葉 オンライン
美しき日本の仏像
- NEW
- 美術史・鑑賞
- 教室・オンライン自由講座
- 見逃し配信あり
- 北 進一/群馬県立女子大学兼任講師
- 2025/07/24〜
木
13:00〜14:30
日本各地にのこる仏像は、古来戦乱や疫病、天災などに苦しむ人々の心の拠り所として信仰されてきました。あつい信仰心のたまものとして、日本の仏像はとくに美しく、ときには力強くつくられてきたのだと思います。 本講座は、仏像の美しさや力強さを、第1回は、京都・醍醐寺薬師三尊像、岩手・成島毘沙門堂兜跋毘沙門天立像など、第2回は、京都・平等院鳳凰堂の定朝作阿弥陀如来坐像や京都・広隆寺の長勢作十二神将像、大分・臼杵石仏など、第3回は、和歌山・金剛峯寺の運慶作八大童子像や兵庫・浄土寺浄土堂の快慶作阿弥陀三尊像、奈良・東大寺南大門金剛力士(仁王)像など平安時代から鎌倉時代の仏像をみてきましょう。(講師・記)
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新宿 オンライン
慶應生が学ぶ西洋絵画史入門
- 美術史・鑑賞
- 教室・オンライン自由講座
- 見逃し配信あり
- 荒木 文果/慶応義塾大学准教授
- 2025/07/25〜
金
15:30〜17:00
毎年、慶応義塾大学日吉キャンパスで春学期に開講している「西洋絵画史入門」は、美術史家になったわたしが「学部時代に受けたかった授業」を独自に考えて組み立てたものです。美術史家を目指す方はもちろん、美術にあまり興味のない方のためにも西洋絵画史というエキサイティングな世界の扉をひらき、楽しみながら一生ものの鑑賞眼や知識を身につけられるような構成を考え、学生とともにブラッシュアップさせてきました。その結果、現在ではとても多くの学生さんが履修してくれる科目に成長しました。慶應のみなさんと作ってきたといっても過言ではない本講座を、朝日カルチャーセンターでもお話できるのを楽しみにしています。 全12回で古代ギリシャ美術からルネサンス美術までの絵画作品を中心に学びますが、4月期は、西洋美術の古典として必ず押さえておくべきギリシャ美術をとりあげます。途中回からの参加も歓迎いたしますが、初回からご参加いただけますと体系的な理解に繋がり効果的だと思います。 *24年度受講の学生さんの声* 「ただ夜空を見上げて、星が綺麗ということしか分からなかった人が、星座という概念を知って、夜空から形を見つけ出すことが出来るようになったように、この授業を通して新たな視点が私のなかに身につき、見ていたのに見えていなかったものに気が付くようになりました。」 第4回 古代ローマ美術@ 第5回 古代ローマ美術A 第6回 初期キリスト教美術 ※進行具合によって内容を若干変更する可能性があります 【以降の予定】 第7回 ビザンチン美術 第8回 ロマネスク美術 第9回 ゴシック美術 第10回 ルネサンス美術@ 第11回 ルネサンス美術A 第12回 その後の西洋美術史の流れ:新古典主義の誕生 ※全12回終了後は、ルネサンス〜新印象派までの連続講座を予定しています
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横浜 オンライン
学問としてのダンス史
- NEW
- エンタメ・古典芸能
- 教室・オンライン自由講座
- 志賀 信夫/舞踊批評家
- 2025/07/28〜
月
15:30〜17:00
ダンス、舞踊には、アート・スポーツ・エンターテイメント・祝祭・儀式など、さまざまな要素があります。そのダンスと音楽は、人類誕生とともに生まれたと考えられます。そして、さまざまな芸術文化とも関わっています。 この講座では、貴重な映像や写真を見ながら、ダンスを含めたさまざまな身体表現をその歴史とともにたどり、「踊りとは何か」、「人はなぜ踊るのか」について考えていきます。 ■ダンス史概論 ★毎回、講師が取材した最前線のダンスシーンもご紹介します @ 舞踊の始まりと現在 舞踊の始まり、舞踊の変化、現在の舞踊、6月ダンス評 A舞踊と伝統 能と日本舞踊、民俗舞踊、民族舞踊、現代の舞踊と伝統、7月ダンス評 Bモダンダンスと舞踏 ダンカンとニジンスキー、モダンダンスとポストモダンダンス、コンテンポラリーダンスと舞踏、8月ダンス評 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 次期(10月〜12月)テーマ予定 ■舞踊の多様性 ★毎回、講師が取材した最前線のダンスシーンもご紹介します @舞踊と文学 バレエと文学、文学と日本舞踊、舞踏と文学、9月ダンス評 A舞踊と美術 バレエと美術、日本舞踊と美術、美術と舞踏、10月ダンス評 B舞踊とエンターテイメント ダンスと映画、ジャズダンスとブレイクダンス、舞踏とショーダンス、11月ダンス評
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立川 オンライン
1900年パリ万博と近代日本女優の誕生
- 美術史・鑑賞
- 教室・オンライン自由講座
- 見逃し配信あり
- 高瀬 智子/明治大学准教授
- 2025/08/06
水
15:30〜17:00
目下大阪で開催中の「万博」の起源は、19世紀半ばの欧州にありました。1867年のパリ万博の際、洋行を果たした渋沢栄一のその後の活躍は、ご承知の通りです。では、1900年のパリ万博で一世を風靡した日本の演劇集団はご存知ですか?その一員、「和風パントマイムを演じる悲劇女優」と形容されたSada Yaccoの人気は、パリから欧州各地へと広がりました。帰国後、シェイクスピアの悲劇『オセロー』のデズデモーナ役を演じた彼女は、「日本近代女優の誕生」を果たしたとも言われます。様々な邦人アーティストの「世界進出」が話題になる今、1900年のパリ、そしてベル・エポックの欧州を魅了した、Sada Yaccoとは何者だったのか、探求の旅に出かけましょう。(講師・記)
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名古屋 オンライン
3時間で学ぶ絵画の見方〜フィンセント・ファン・ゴッホ(オンライン受講)
- 美術史・鑑賞
- オンライン(事前選択講座)
- 見逃し配信あり
- 浅野 和生/愛知教育大学名誉教授
- 2025/08/21
木
13:30〜16:45
-
立川 オンライン
運慶−静岡・願成就院諸仏とその周辺
- 美術史・鑑賞
- 教室・オンライン自由講座
- 見逃し配信あり
- 青木 淳/多摩美術大学教授
- 2025/08/29
金
17:30〜20:00
-
千葉 オンライン
運慶の傑作を求めて-奈良、興福寺を行く
- NEW
- 美術史・鑑賞
- 教室・オンライン自由講座
- 見逃し配信あり
- 木谷 節子/アートライター
- 2025/09/16
火
15:30〜17:00
-
名古屋 オンライン
イタリア主要都市の美術とカラヴァッジョ(オンライン受講)
- 美術史・鑑賞
- オンライン(事前選択講座)
- 見逃し配信あり
- 宮下 規久朗/神戸大学大学院教授
- 2025/09/21
日
13:30〜17:00
イタリア美術は西洋美術の中心でした。特に14〜18世紀は巨匠の時代であり、代表的な美術家の名から、「ジョットからティエポロまで」と言われています。そして都市ごとに豊かな美術が開花しました。イタリア美術発祥の地である13世紀のアッシジ、ゴシック美術の中心地14世紀シエナ、ルネサンスを生んだ15世紀フィレンツェ、盛期ルネサンスからマニエリスム、そしてバロックから新古典主義の舞台となった16世紀から18世紀のローマ、そして中世から18世紀まで一千年の美術の都であったヴェネツィア。これら主要都市ごとにイタリア美術の歴史について概観します。後半はミラノで生まれ、ローマ、ナポリ、シチリアで活躍したカラヴァッジョ芸術の魅力に迫ります。
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文学・文芸創作
-
新宿 オンライン
シェイクスピア「ヴェニスの商人」を解剖する
- NEW
- 文学・文芸創作
- 教室・オンライン自由講座
- 見逃し配信あり
- 高田 康成/東京大学名誉教授
- 2025/10/08〜
水
13:00〜14:30
★ご注意ください★講師体調不良により、7月〜9月は開講中止、10月〜12月に順延します。(6/14記) ご存知”The Merchant of Venice”です。ユダヤ人金貸しと弁護人ポーシャが繰り広げるあの緊迫した裁判の場。あるいは、婚約者候補の男たちが当たり札の入った小箱を次々選んでゆくといった、軽妙にして息をのむ場。本講義では、これらを存分に愉しみつつ、作品の前半と後半における雰囲気の違いに注意したいと思います。すなわち、大航海時代という当時の歴史的背景を色濃く反映した前半のヴェネチアから、この世離れした後半のユートピア世界へ、という変容です。この意味するところを、みなさんと一緒に探ってみたいと思います。 本講義では、テクストに密着しながら、折々に顔を出す諸々のモチーフや問題点を押さえつつ、受講者のみなさん各自に託されるべき解釈に資するよう、作品を解剖してゆきます。 全6回で5幕構成の作品全体を扱いますので、各回はほぼ1幕強の分量となります。詳細な資料を毎回用意いたしますが、あらかじめ翻訳で該当部分にざっと目を通していただければ幸いです。翻訳はいずれのものでも構いません。(講師記)
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横浜 オンライン
詩と生きてゆく人のための教室
- NEW
- 文学・文芸創作
- 教室・オンライン自由講座
- 見逃し配信あり
- 満席
- 松下 育男/詩人
- 2025/07/03〜
木
18:30〜20:00
詩を読み、書かなくても生きてゆくことはできます。けれど、言葉に近しい人ならば、ひそかに「私には詩がある」と思うことによって、つらい日を乗り越え、より潤った日を過ごすことができます。 この教室では、詩の創作(詩作品へのアドバイス)と、さまざまな詩の読み方(詩作品の鑑賞の仕方)を学びます。 詩は、じかに思いを受け渡すことのできる文学です。誰にでもその人のための詩の居場所があります。自分だけの詩との付き合い方を見つけ、詩と機嫌よく暮してゆけるための、詩の教室でありたいと思います。 詩とまじめに向き合ってきた人も、詩を書いたことのない人も、ご参加ください。(講師記) *2025年7月開講 *本講座は、双方向にやりとりができるZOOMミーティングを使ったオンライン併用講座です。受講者限定の見逃し配信も予定しています。ご自身のお名前や映像・音声がクラス内で共有されます。予めご了承ください。 <作品提出について> おひとり様1篇まで。お名前・ご自分の題をご記入ください(ペンネームの使用も可)。 【提出】原則、メールでのご提出をお願いいたします。提出先:yk9yokohama@asahiculture.com ※作品はPDFに変換後、添付ファイルにてお送りください。 ※件名に「詩と生きてゆく人のための教室」と入れ、お名前、電話番号もご明記ください。 (複数のクラスでアドレスを共有しているため、ご協力をお願いいたします) メールでの提出が難しい場合は、郵送もしくは窓口で承ります。詳細はお問い合わせください。 【〆切】講座日1週間前厳守 *提出された作品はコピーをとり、作品集として毎回配布/マイページにアップロードします。
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名古屋 オンライン
早わかり!短歌文法入門7月(オンライン受講)
- 文学・文芸創作
- オンライン(事前選択講座)
- 見逃し配信あり
- 小塩 卓哉/現代歌人協会理事
- 2025/07/06
日
10:30〜12:00
-
北九州 オンライン
三浦 綾子 『氷点』 〜一千万円懸賞小説入選作
- NEW
- 文学・文芸創作
- 教室・オンライン自由講座
- 見逃し配信あり
- 上出 惠子/活水女子大学名誉教授
- 2025/07/07
月
13:30〜15:00
時代の空気を反映し、彩ってきたベストセラーの文学たち。明治、大正から1作品ずつ、昭和は戦後の4作品を取り上げ、それぞれの時代を振り返りながら、読み解きます。(講師・記) 7月 三浦綾子 「氷点」 生まれて初めて書いた小説「氷点」が、1964(昭和39)年、朝日新聞社1千万円懸賞小説に入選して三浦綾子はデビューしました。三浦文学は、〈ひかりと愛といのち〉の文学と言われます。この「氷点」を、時代を振り返りながら読み解きます。 ☆こちらは、7月単発受講の方のページです。他の月の申し込みの方は別リンクよりお申込みください。 【4〜9月カリキュラム】 @4月 7日 尾崎 紅葉 『金色夜叉』 〜金色夜叉とは誰か A5月19日 有島 武郎 『小さき者へ』 〜異色のベストセラー B6月 2日 太宰 治 『斜陽』 〜流行語を生んだ小説 C7月 7日 三浦 綾子 『氷点』 〜一千万円懸賞小説入選作 D8月 4日 灰谷 健次郎 『兎の眼』 〜口コミで広がった長編児童文学 E9月 1日 村上 春樹 『ノルウェイの森』 〜ベストセラーかつロングセラー
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中之島 オンライン
俳句の魅力(オンライン受講)
- NEW
- 文学・文芸創作
- オンライン(事前選択講座)
- 見逃し配信あり
- 平田 倫子/俳人
- 2025/07/08
火
15:30〜17:00
-
横浜 オンライン
想い出綴るエッセー教室
- NEW
- 文学・文芸創作
- 教室・オンライン自由講座
- 黒川 昭良/元サンデー毎日発行人
- 2025/07/08〜
火
13:00〜14:30
「言の葉アルバム」って何でしょう? それは、これまでの半生を振り返って、懐かしい故郷の風景や家族、友だちとのエピソード、そして、結婚、人生の転機など想い出の一つひとつをエッセーに綴ること。つまり、写真の代わりに「言の葉」(文章)で紡いだアルバムのことなのです。想い出は大切な宝物です。でも、形に残さないといずれ消え去ってしまいます。エッセーに書きためることで一冊の「人生のアルバム」ができるのです。気に入った作品は新聞に投稿するのもいいですね。採用されたら、それこそ家宝になります。 この講義では、▽エッセーの書き出しと締めの心得▽語感を研ぎ澄ます▽推敲の重要性など文章作法の基本を学びながら、皆さんのエッセーにさらなる磨きをかけます。 さあ、過去にタイムトリップして、「あの時の私」と再会する旅に出掛けましょう。(講師・記) *2025年7月開講。 *入会が必要な講座です。 *「エッセー入門」の講義のあと、事前に提出していただいた作品を講評します。 *作品の提出方法は下記をご覧ください。 <作品提出について> 【字数】 600〜700字程度 【体裁】 A4用紙を横にして縦書き。手書きの場合は原稿用紙。いずれも2枚までに収まるようにお願いします。 【課題】 講座の中で、次回のテーマをお知らせします。 *7月のテーマ<締切:6月28日(土)>「わが学び舎」 ※詳細はマイページのファイルをご覧ください。 *ここでいう「テーマ」とは、エッセー創作のきっかけになる土台みたいなものです。提出するエッセーには素敵な題名(タイトル)をつけてくださいね。 【〆切】 講座日の10日前 【提出】 メールでご提出ください。提出先:yk9yokohama@asahiculture.com ※作品はPDFに変換後、添付ファイルにてお送りください。 ※件名に「想い出綴るエッセー教室」と入れ、お名前、電話番号もご明記ください。 (複数のクラスでアドレスを共有しているため、ご協力をお願いします) ※窓口提出、郵送も可。詳細はお問い合わせください。 【提出後の作品について】 提出作品は講師による添削後、全員の作品をまとめてお配りして受講生で共有します。 [教室受講] 印刷したものを当日配布します。 [オンライン受講] 講座前日までに、マイページにアップします。
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新宿 オンライン
室町期の古注釈書と読む『源氏物語』帚木巻
- 文学・文芸創作
- オンライン開催
- 見逃し配信あり
- 松本 大/関西大学教授
- 2025/07/11〜
金
10:30〜12:00
『源氏物語』の解釈は、各時代で様々になされてきました。とりわけ、室町時代は、物語に対する注釈が大きく発展した時期と言えます。様々な角度から物語内容への検討が加えられ、多様な注釈書が作成されていきました。 そうした室町期に作成された古注釈書の中には、現代の解釈の基盤となるような部分も含まれてはいますが、一方で、現代の我々とは大きく異なる視点で、全く別の解釈や捉え方をする箇所もまま見られます。これらは、現代の解釈においては切り捨てられてしまった部分と言えますが、実は、興味深く面白い視点がいくつも存在します。なかでも、帚木巻は、古注釈書にとって大きな意味を持つ、重要な巻でした。 そこで本講座では、帚木巻の特徴的な場面を扱い、いくつかの古注釈書の指摘を踏まえながら、室町時代の人々が捉えていた『源氏物語』の作品世界に迫っていきたいと思います。それぞれの古注釈書の性格を押さえ、その注釈内容を丁寧に読み解きながら、室町時代の人々の息づかいを掴んでみましょう。普段触れることの少ない『源氏物語』古注釈書の世界に触れ、新たな『源氏物語』の魅力に気付いていただこうと思います。 ■7月期スケジュール 第1回 室町期の古注釈書の概観 第2回 「帚木」とは何か 第3回 序分としての捉え方 ■全体カリキュラム 第1回 室町期の古注釈書の概観 第2回 「帚木」とは何か 第3回 序分としての捉え方 第4回 冒頭の解釈と雨夜の品定め 第5回 比定される女君たち 第6回 女性論のまとめ
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立川 オンライン
柳田国男から現代を考える
- NEW
- 文学・文芸創作
- 教室・オンライン自由講座
- 見逃し配信あり
- 赤坂 憲雄/民俗学者
- 小田 富英/『柳田國男全集』編集委員
- 2025/07/12〜
土
15:30〜17:00
今年は、柳田国男生誕百五十年の節目の年になります。ただの節目に終わらせず、近代日本の歴史とともに歩んだ柳田が、今生きていたらこの時代を見て何を想うのだろうかを考えるいい機会にしたいと考え、柳田誕生の日、7月31日を挟んだ2回の連続講座を企画しました。柳田国男を改めて読み直し、皆さんと共に、この国の現在と未来について考えてみる契機となれば幸いです。皆さんのご参加をお待ちしています。(小田講師・記) ≪第1回≫ 「柳田国男の国語と社会科の教科書を読む」 講師:小田富英 柳田国男は、昭和20年8月の敗戦前夜、「働かねばならぬ世」になるとつぶやき、戦後、もう一度教育から作り直すべきと国語科と社会科の教科書づくりにとりかかります。その目標は、「良き選挙民を育てる」で、「わからないことはわかりません」と質問し、自分の頭で感じ考えたことを、素直に表現することの修得を訴えました。現代、その思想は一般化されたかに見えますが、目標は忘れられています。柳田国男監修の教科書を読み直すことで、これからの時代に何を残すべきかを考えてみたいと思います。 ≪第2回≫ 「柳田国男『都市と農村』を読み直す」 講師:赤坂憲雄 柳田国男には、『都市と農村』(昭和4年)という著作が存在する。日本の村々には、かつて相互扶助のシステムとして、入会地やユイやタノモシなどと呼ばれるフォークロアが豊かに見いだされた。現代風にいえば、コモンズの日本的な形態である。『都市と農村』はまさに、それを問いかけた大切な著作である。このテクストをいま、現代の視点から読み直してみたい。
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京都 オンライン
歳時記で読む『源氏物語』(オンライン受講)
- NEW
- 文学・文芸創作
- オンライン(事前選択講座)
- 見逃し配信あり
- 吉海 直人/同志社女子大学名誉教授
- 2025/07/16〜
水
10:30〜12:00
『源氏物語』には、自然の風物とともに繊細な感情の機微が織り込まれています。移りゆく季節の中に描かれた人々の思いや物語の深層を読み解き、歳時記の視点から『源氏物語』の豊かな情景世界を味わいましょう。(1回ごとの受講も可能です) @7/16 「初音巻の鶯の初音」 初音巻の冒頭には六条院の正月(初春)が描かれています。そのため鶯の初音が待たれているのですが、肝心の初音は聞こえてきません。ここでは明石姫君から実母明石の君への初音信(手紙)こそが主題だったのです。 A8/20 「花散里巻の時鳥の初声」 鶯は春告鳥ですが、時鳥は夏告鳥でもあります。その時鳥と組み合わされているのが花橘でした。ということで花橘の象徴として夏の町に住む花散里が時鳥が組み合わされて描かれています。 B9/17 「紅葉賀巻の青海波」 紅葉賀巻では源氏が青海波を見事に舞って称賛されています。これは二人舞いなので、頭中将が相手でしたが、頭中将は源氏の引き立て役でしかありませんでした。一見はなやかな行事が進行しますが、その裏で藤壺の冷泉帝出産も進行していました。
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立川 オンライン
「枕草子」を読み直す 1日体験
- 文学・文芸創作
- 教室・オンライン自由講座
- 見逃し配信あり
- 津島 知明/國學院大學講師
- 2025/07/19
土
13:00〜14:30
※初めての方にも安心してご受講いただくための1日体験講座です。通常のクラスの受講者と一緒に受講していただきますので、授業の進め方やクラスの雰囲気をどうぞご確認ください。 清少納言は『枕草子』に何を書き残したのか。 敬愛してやまなかった中宮定子が亡くなり、ライバルだった彰子が后として時めいていた時期に、『枕草子』の最終稿はまとめられました。作中には定子との美しい思い出が綴られていますが、それを単なる自慢話と受け取ってしまうと、書き手の真意を見誤ることになるでしょう。清少納言が心血を注いだのは、道長全盛の世にも作品が人々に受け入れられるように、深謀遠慮を尽くすことだったと思われます。 本講座では、講師の長年の研究成果をもとに、一段一段、丁寧に読み解いていきます。またせっかくの機会なので、活字で読むだけでなく、筆で書写された伝本にも触れてもらうつもりです。(講師・記) ※2024年10月開講。
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横浜 オンライン
ブルガーコフ 「巨匠とマルガリータ」
- NEW
- 文学・文芸創作
- 教室・オンライン自由講座
- 見逃し配信あり
- 安達 紀子/早稲田大学講師
- 2025/07/21〜
月
10:30〜12:00
ソビエト時代、全体主義国家の圧力のもとで執筆を続けたブルガーコフ(1891年〜1940年)の代表作『巨匠とマルガリータ』は、作家の死後二十六年の歳月を経て出版されました。モスクワで暗躍する悪魔たち、悪魔の予言通り路面電車に轢かれる作家同盟議長、モスクワからヤルタに瞬間移動させられた劇場の支配人、言葉を話す巨大な黒猫、悪魔の舞踏会・・・。奇想天外な諷刺小説は、時空を超えて展開します。巨匠とマルガリータの真実の愛を主軸に、二千年前のエルサレムと1930年代のモスクワが交錯する謎の名作の魅力に迫ります。(講師記) <各回カリキュラム> 7/21 革命後の内乱が続くキエフ(キーウ)で白軍の軍医として活動した経験も持つブルガーコフの数奇な運命を辿りつつ、『巨匠とマルガリータ』の作品世界の中に入っていきます。 8/18 ロシアの舞台、テレビドラマの映像をお見せしながら、『巨匠とマルガリータ』に込められた意味、作者の意図を探り、作品に秘められた謎を解き明かしていきます。
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新宿 オンライン
翻訳で読むアメリカ小説
- NEW
- 文学・文芸創作
- 教室・オンライン自由講座
- 見逃し配信あり
- 千石 英世/立教大学名誉教授
- 2025/07/21〜
月
13:00〜14:30
米国文学の隆盛は、ハーマン・メルヴィルの『白鯨』(1851)を始点としますが、彼の短編もすごいです。以来、米国小説は短編が得意といわれます。そこで、まずメルヴィルの短編を紹介し、次に、下記翻訳をもとにして米国短編小説の多様な世界を巡航します。短編小説の紹介は基本『アメリカン・マスターピース 古典篇』(柴田元幸訳)を用います。(講師・記) 参照書籍:『アメリカン・マスターピース 古典篇』(柴田元幸訳) ※事前に読んでいなくてもご受講可能です 『アメリカン・マスターピース 古典篇』(柴田元幸訳)の収録作。便宜上番号を付します。 1.「ウェイクフィールド」ナサニエル・ホーソーン 2.「モルグ街の殺人」エドガー・アラン・ポー 3.「書写人バートルビー−ウォール街の物語」ハーマン・メルヴィル 4.「詩」エミリー・ディキンソン 5.「ジム・スマイリーの跳び蛙」マーク・トウェイン 6.「本物」ヘンリー・ジェームズ 7.「賢者の贈り物」O・ヘンリー 8.「火を熾す」ジャック・ロンドン 進め方 各回、講師がまず各作の概略を紹介し、つぎに読みどころを紹介します。そこをどう読むと作全体がどう輝き出すか、どこまで深まるか、読者百人百様たるべき理解、解釈に参考となる(かもしれぬ)事柄を語ります。ここでいう読みどころとは、「なんだかよくわからないところ」とほぼ同義です。 <各回カリキュラム> 1回目(7/21(月))は、まず先に3.の「バートルビー」を取り上げ、ひとの心の不可解さに驚きたいとおもいます。この回はメルヴィルの他作をも紹介し、世界の謎の深度と熱量を測ります(この他作に関しては、受講者の未読を想定しますが、言及するのは「ベニト・セリノ」です。入手しやすい光文社古典新訳文庫では題は「漂流船」。) ※光文社古典新訳文庫での題名は「幽霊船」ではなく、「漂流船」でした。お詫びして訂正いたします。 2回目(8/18(月))は、 1.「ウェイクフィールド」ナサニエル・ホーソーンと 2.「モルグ街の殺人」エドガー・アラン・ポー です。これらもひとの心の不思議、世界の不可解を探求する短編で古典中の古典です。 3回目(9/15(月))は、 5.「ジム・スマイリーの跳び蛙」マーク・トウェイン 6.「本物」ヘンリー・ジェームズ となりますが、ひとの心は、世界の見え方の不思議と不可解に直結すること、あるいは鏡像たることを経験します。 さて、4.「詩」エミリー・ディキンソンは基本スルーしますが、 ただ、上記した不思議と不可解こそ、4.の短詩の暗示するところ(ゆえに明示するところ)といった言い方で言及することもあるだろうと考えています。 7.「賢者の贈り物」O・ヘンリー 8.「火を熾す」ジャック・ロンドン は、10月期に講読予定です。
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千葉 オンライン
トーマス・マンの短編を読む
- 文学・文芸創作
- オンライン開催
- 見逃し配信あり
- 小黒 康正/九州大学教授
- 2025/07/23〜
水
13:00〜14:30
今年は、ノーベル文学賞作家トーマス・マンの生誕150年にあたります。この記念年に、マンの代表的な短編を一緒に読みませんか。今回扱う短編は、短いにもかかわらず、いや、短いからこそ、いずれもマン文学のエッセンスが実によく凝縮されています。それだけに本講座は格好のトーマス・マン文学入門です。3回に分けて、世紀末文化、ディレッタンティズム、生と精神の対立などを扱います。いずれもマンの主要テーマであり、同時に私たちの問題なのです。マン文学は私たち自身が気づかない私たちの問題をよく映し出す鏡とも言えましょう。(講師・記) 各回の内容 •第1回授業:『小男フリーデマン氏』——世紀末ミュンヒェン •第2回授業:『道化者』——ディレッタントの変容 •第3回授業:『神の剣』『預言者の家にて』——生と精神の対立
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千葉 オンライン
物の怪と恐れの日本文化
- 哲学・思想・宗教
- 教室・オンライン自由講座
- 見逃し配信あり
- 飯倉 義之/国学院大学教授
- 2025/07/26
土
15:30〜17:00
-
名古屋 オンライン
あの名作映画の原作を読む〜『カッコーの巣の上で』『フィールド・オブ・ドリームス』『フォレスト・ガンプ』(オンライン講座)
- 文学・文芸創作
- オンライン(事前選択講座)
- 見逃し配信あり
- 長澤 唯史/椙山女学園大教授
- 2025/07/26〜
土
13:30〜15:00
映画やミュージカルでおなじみの『オペラ座の怪人』、今回の「名作をもう一度」の講座ではガストン・ルルーによる原作小説(1910)を紐解いていきます。 ガストン・ルルー(1868-1927)は怪奇風味の推理小説『黄色い部屋の秘密』(1907)で高い評価を得たのち、『オペラ座の怪人』でその名声を確固たるものとしました。じつはこの作品を執筆するにあたり、新聞記者でもあったルルーはオペラ座に赴いて取材をしています。その際に耳にした過去の事件や不可思議な噂話、幽霊譚などに想を得て本作は書かれました。作品の背景となった地下の怪人にまつわる噂やシャンデリア落下事件などの史実などを紹介しながら、それを作者がいかにフィクションに仕立てあげたかを考察していきます。 アンドリュー・ロイド=ウェバーによるミュージカル(1986)ではロマンティックで悲劇的なラブストーリーとして脚色されていますが、原作はミステリー色の強いゴシック小説です。作品が書かれた時代や社会を踏まえて、『オペラ座の怪人』という作品の同時代的な意義について考えていきます。 そしてなぜこの作品が何度も映画化や舞台化をされ、いまだに愛され続けているのでしょうか。その後のアダプテーションにおける改変やミュージカルのプロダクションにまつわるエピソードなども紹介しながら、作品の深い魅力をともに味わいましょう。 *本作の翻訳は現在、角川文庫版(長島良三訳)、創元推理文庫版(三輪秀彦訳)、光文社古典新訳文庫版(平岡敦訳)、新潮文庫版(村松潔訳)が新刊として入手可能です。講師は最新の新潮文庫版(2022年)を使用する予定ですが、受講者の方はいずれの版でも大丈夫です。
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名古屋 オンライン
早わかり!短歌文法入門8月(オンライン受講)
- 文学・文芸創作
- オンライン(事前選択講座)
- 見逃し配信あり
- 小塩 卓哉/現代歌人協会理事
- 2025/08/03
日
10:30〜12:00
-
横浜 オンライン
「今昔物語集」の鬼 見える鬼と見えない鬼
- NEW
- 文学・文芸創作
- 教室・オンライン自由講座
- 見逃し配信あり
- 小峯 和明/立教大学名誉教授
- 2025/08/07
木
15:30〜17:00
-
新宿 オンライン
戦争とドイツ文学
- NEW
- 文学・文芸創作
- 教室・オンライン自由講座
- 見逃し配信あり
- 七字 眞明/慶應義塾大学名誉教授
- 2025/08/08
金
10:30〜12:00
-
川西 オンライン
山頭火再見(オンライン受講)
- 文学・文芸創作
- オンライン(事前選択講座)
- 見逃し配信あり
- 木村 和也/現代俳句協会会員、元秀明大学教育研究所教授
- 2025/09/06
土
10:30〜12:00
-
千葉 オンライン
「源氏物語」花散里巻を読む
- 文学・文芸創作
- 教室・オンライン自由講座
- 見逃し配信あり
- 林 悠子/日本女子大学准教授
- 2025/09/08
月
13:00〜14:30
-
名古屋 オンライン
いにしへの万葉歌人と大浦先生の推し歌・五首(オンライン受講)
- NEW
- 文学・文芸創作
- オンライン(事前選択講座)
- 見逃し配信あり
- 大浦 誠士/専修大学教授
- 2025/09/13
土
13:00〜15:00
【オンライン受講コース】 令和も7年目に入りましたが、「令和」という年号の出典ともなった万葉集は、およそ1300年前の人々の思いがつまった歌集です。今回の特別講座では、その中から講師お気に入りの歌を紹介しようと思います。恋の歌、挽歌、季節歌、旅の歌など、様々なジャンルの歌を取り上げて解説します。 [教室受講コースもあります](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=7990497&p=a31994a0ca37ee11194423ece38877edf8a78c5ac21a12de791db912602ecb2a)
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新宿 オンライン
対談・現代詩をつくること
- NEW
- 文学・文芸創作
- 教室・オンライン自由講座
- 見逃し配信あり
- 野村 喜和夫/詩人
- 草間 小鳥子/詩人
- 2025/09/20
土
16:00〜17:30
いつから始まったのか、講師でさえ覚えていない「現代詩に親しむ」という講座。たくさんの人がここで詩作を学び、それぞれの活躍の場へと巣立ったりして、現在に至っています。 そしてついに今春、この講座の受講生から、詩壇の芥川賞といわれるH氏賞を受賞した詩人があらわれました。草間小鳥子さんです。そこで、ご当人をゲスト講師として招いてしまおうというすてきな企画が生まれました。詩を書き始めたきっかけは? この講座で学んだことは? どうすれば良い詩が書けるのでしょう? 草間さんに続けとばかりに詩作に励んでいる人に、何かアドバイスがあるとすれば? などなど、講師はたくさんの有益な質問を用意しています。お見逃しなく。(野村講師・記)
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新宿 オンライン
パリはどう語られてきたか
- 文学・文芸創作
- 教室・オンライン自由講座
- 見逃し配信あり
- 小倉 孝誠/慶応義塾大学教授
- 2025/09/26
金
15:30〜17:00
-
千葉 オンライン
司馬遼太郎「乃木希典の描き方」
- NEW
- 文学・文芸創作
- 教室・オンライン自由講座
- 見逃し配信あり
- 村井 重俊/元週刊朝日編集委員
- 2025/09/27
土
15:30〜17:00
絵画・造形・書・写真
-
横浜 オンライン
画家の制作現場をのぞき見
- 絵画・造形・書・写真
- オンライン開催
- 見逃し配信あり
- 吉成 浩昭/白日会会員
- 2025/07/16〜
水
11:00〜12:00
プロの制作過程を知ることで、自身の絵画制作に活かせる知識を身につけましょう。技法や特徴をより深く理解するための実演もあり。各回受講も可。 かつて絵画は工房で制作され、プロの技は見て盗み学ぶものでした。指導や教育の範疇には限界があり、現在でも高い技術は言語化が難しいもので「見稽古」という言葉があるほどです。 7〜9月の講座は「人物の表現」をテーマに、人物の細部に目を向けていきます。 特になかなか意識を向けにくいパーツを中心に解説いたします。 7月は「人物の表現・手」 仕草というのはとても感情が現れるポイントで、手の表情というのはその最たるものです。 人物の内面と照らし合わせて手の表現を探ります。 8月は「人物の表現・鼻と唇」 顔には様々なパーツがあり、その一つ一つが複雑です。 正中線上に並ぶ鼻と唇は、立体感のある顔の表現の要となります。 9月は「人物の表現・耳と髪」 耳は複雑な形状をしていますが、部位の名称を知れば理解のしやすいパーツでもあります。 髪の毛は人物を描くうえで、場合によっては顔の詳細以上に重要な箇所になるでしょう。 どちらも頭部を演出する大切なパーツです。 ◎各回受講も可 7月は[こちら](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=8010439) 8月は[こちら](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=8010441) 9月は[こちら](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=8010442)
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音楽
-
福岡 オンライン
気楽にクラシック〜第6シーズン
- 音楽
- 教室・オンライン自由講座
- トライアル可
- 見逃し配信あり
- 長野 俊樹/福岡教育大学名誉教授
- 2025/07/04〜
金
13:00〜15:00
この講座は2022年秋に始まりました。オーケストラの構成や楽器、クラシック音楽のいろいろな分野の紹介をひととおりやりまして、オペラを2シーズンやりました…といったところで、今シーズンはもう一度原点に戻り、入門CDなどのド定番、ホーム・クラシックの常連、肩の凝らない有名どころをいろいろと並べてみることにしました。ただしそれだけではなく、ちょっとは刺激的なものもしかけてみるかもしれませんが。 1)7月 4日 序曲や間奏曲を取りそろえて 2)7月18日 モーツァルトの交響曲第40番 3)8月 1日 ギターの名曲を 4)8月29日 ドヴォルザークの交響曲第8番 5)9月 5日 バレエからの組曲 6)9月19日 ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番に挑戦 ===================================
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新宿 オンライン
ベートーヴェンの「新しい道」と英雄様式
- NEW
- 音楽
- 教室・オンライン自由講座
- 見逃し配信あり
- 平野 昭/音楽評論家
- 2025/07/07〜
月
15:30〜17:00
1802年10月に難聴の苦悩を告白した「ハイリゲンシュタットの遺書」をしたためたわずか8日後に、ベートーヴェンは出版社に宛て「今、二組の変奏曲(Op.34とOP.35)をもっています。両作品とも本当に全く新しい流儀wirklich ganz neue Manierで作曲したものです」という作品売り込みの手紙を書いている。また、このころ作曲していた3曲セットのピアノ・ソナタ(Op.31、第16番〜第18番)に関連する言葉と考えられている「新しい道neuer Weg (これまでの作品には満足していない、これからは新しい道を行く)」と共に1803年から、ナポレオン軍による第二次ウィーン占領の1809年までをベートーヴェン研究では「英雄様式期」と呼んでいる。ロマン・ロランの言う「傑作の森」とも重なるこの時期の作品について少し深掘りしてみたい。(講師・記) **各回の予定** 1)難聴の克服と「新しい流儀」「新しい道」とは何か? ピアノ変奏曲Op.34とOp.35、3つのピアノ・ソナタOp.31 2)オラトリオ《オリーヴ山上のキリスト》Op.85とオペラへの道〜 シカネーダー台本の《ヴぇスタの火》〜《レオノーレ》へ 3)《エロイカ》Op.55と《トリプル・コンチェルト》Op.56: 三重協奏曲か協奏交響曲か、それとも? 4)ピアノ協奏曲第4番Op.58とヴァイオリン協奏曲Op.61: ルドルフ大公への初めての献呈作品となったピアノ協奏曲 5)プロフェッショナル奏者のための弦楽四重奏曲《ラズモフスキー》Op.59 : シュパンツィヒ四重奏団による室内楽定期演奏会シリーズの創始 6)1808年12月22日の《運命》Op.67、《田園》Op.68初演演奏会再考: この時期のベートーヴェンとこのアカデミーの演目から見えてくるもの
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新宿 オンライン
ビートルズという星のかけら
- 音楽
- 教室・オンライン自由講座
- 見逃し配信あり
- 鈴木 惣一朗/音楽家
- 藤本 国彦/ビートルズ研究家
- 2025/07/18〜
金
19:00〜21:00
ビートルズ解散後、各メンバーはそれぞれ独自の音楽の道を歩み、ビートルズ時代の影響を受けながらも新たな音楽世界を築きました。 社会的メッセージを歌に込めたジョン・レノン、新たなバンド「ウイングス」を結成し「ビートルズ超え」を目指したポール・マッカートニー、ミュージシャンとの交流を深めながら活動を続けたジョージ・ハリスン、他のアーティストとのコラボレーションを積極的に行ったリンゴ・スター。 この講座では、ビートルズの解散後に発表された4人のソロアルバムを取り上げ、テーマを設定して「vs」形式で対比しながら各メンバーの音楽的特徴や個性を掘り下げます。 比較することで見える新たな発見や意外な共通点を楽しみながら、ビートルズメンバーのソロワークを振り返りましょう。 【今期のテーマ】 ■「眠っていた才能と70年代サウンドへの挑戦』 『オール・シングス・マスト・パス』vs『センチメンタル・ジャーニー』&『ボークー・オブ・ブルース』 『リヴィング・イン・ザ・マテリアル・ワールド』vs『ワイルド・ライフ』 ■「商業ロック、パーソナルな世界、その苦悩」 『レッド・ローズ・スピードウェイ』vs『マインド・ゲームス』 『ダーク・ホース』vs『リンゴ』 ■「頂上決戦なんです!」 『バンド・オン・ザ・ラン』vs『心の壁、愛の橋』 『慈愛の輝き』vs『リンゴズ・ロートグラヴィア』
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横浜 オンライン
よみがえる昭和歌謡 GSからシティ・ポップまでヒット曲をふりかえる
- NEW
- 音楽
- 教室・オンライン自由講座
- 近田 春夫/ミュージシャン
- 2025/07/19
土
18:00〜19:30
-
千葉 オンライン
2025メモリアル作曲家の生涯と作品
- NEW
- 音楽
- 教室・オンライン自由講座
- 見逃し配信あり
- 山本 まり子/聖徳大学教授
- 2025/07/21〜
月
13:30〜15:00
-
新宿 オンライン
クラシック音楽の基礎教養
- NEW
- 音楽
- 教室・オンライン自由講座
- 見逃し配信あり
- 長岡 英/音楽史家
- 2025/07/24〜
木
15:30〜17:00
現在の私たちにとって交響曲は、オーケストラによって演奏される器楽における最重要ジャンル。演奏会のメインとして、プログラムの最後に置かれます。でも実は交響曲は、コンサートの幕開けの曲として誕⽣しました。それ⾃体を鑑賞するというよりも、演奏会への⼼構えを促すものだったのです。 交響曲はいつごろ、どのような経緯で演奏会のメイン・プログラムに昇格したのでしょうか。「オーケストラといえば交響曲」では、交響曲の誕⽣から成熟までをたどってみます。1回⽬は成熟する前の交響曲の姿を、2回⽬は交響曲のルーツを、そして3回⽬は現在の交響曲に近づくプロセスを探っていきたいと思います。(講師:記) 【今期の予定】 25年7月期(7〜9月) ■オーケストラといえば交響曲 第1回 交響曲は開幕ベル 第2回 ⾚ちゃん交響曲誕⽣まで 第3回 独り⽴ちする「交響曲」 【今後の予定】 25年10月期(10〜12月) ■オーケストラの起源 第4回 オーケストラは踊り場だった 第5回 オーケストラの起源:モンテヴェルディの《オルフェオ》 第6回 フルートは持ち替えだった 2管編成完成まで 26年1月期(1〜3月) ■オーケストラあれこれ 第7回 ⾳楽の商品価値 第8回 オーケストラの楽器配置 第9回 ⾳楽家は召使い ハイドンの場合 26年4月期(4〜6月) ■交響曲ケーススタディー 第10回 《運命》:交響曲を変えたベートーヴェン その 1 第11回 《第九》:交響曲を変えたベートーヴェン その2 第12回 幻想交響曲の衝撃 ※カリキュラムは予定です。変更の可能性もございますので予めご了承ください。 【参考図書】 長岡 英著[「オーケストラがもっと楽しくなる! クラシック音楽の基礎教養」](https://artespublishing.com/shop/books/86559-307-5/)(2025年3月、アルテスパブリッシング)
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北九州 オンライン
【7月】グレゴリオ聖歌とともに巡る教会暦―心の旅路
- 音楽
- 教室・オンライン自由講座
- 見逃し配信あり
- 西脇 純/西南学院大学教授
- 2025/07/27
日
13:30〜15:00
ヨーロッパ音楽の源流といわれる中世のグレゴリオ聖歌は、今なお修道院などの典礼で歌われている生きた宗教音楽です。本講座では、イースターやクリスマスなどのキリスト教の年間行事の聖歌をご一緒にネウマ譜で歌いながら、巡礼者のようにその心(聖歌の内容)を尋ねて一年を過ごしてまいりましょう。 こちらは、入会金不要で各回ごとに受講できる、7月のお申し込みページです。 7/27 豊かさについて:年間第18主日(C年)のグレゴリオ聖歌 ☆6カ月コースをお申込の方は[こちら](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=7928834&p=4efa5a188693e4e7ac8bd52227d26c0486b502862c8c3b9a6ea8604a4ead9ea4) 【各回カリキュラム】 4/20 いのちを味わう:復活祭のグレゴリオ聖歌 5/18 ともに生きる:聖霊降臨祭のグレゴリオ聖歌 6/15 愛の満ちるところ:三位一体祭のグレゴリオ聖歌 7/27 豊かさについて:年間第18主日(C年)のグレゴリオ聖歌 8/24 聖母マリアとともに:聖母被昇天祭(8月15日)のグレゴリオ聖歌 9/21 私の道:年間第25主日(C年)のグレゴリオ聖歌 10/05 芸術の秋に:「ことばの芸術」としてのグレゴリオ聖歌 11/16 死者を記念する:グレゴリオ聖歌のレクイエム 11/30 終活とグレゴリオ聖歌:アドヴェントを迎えて 2025 01/18 癒すことば:年間第2主日(A年)のグレゴリオ聖歌 02/15 「あなたは塵であり塵に戻る」:灰の水曜日のグレゴリオ聖歌 03/15 いのちを見つめて:四旬節のグレゴリオ聖歌
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横浜 オンライン
ベートーヴェン探訪
- NEW
- 音楽
- 教室・オンライン自由講座
- 見逃し配信あり
- 平野 昭/音楽評論家
- 2025/07/28〜
月
15:30〜17:00
ベートーヴェンの室内楽と言えば、すぐに思い出されるのが16曲の弦楽四重奏曲でしょう。また、ベートーヴェン生存中広く人気を集めた管楽器と弦楽器による《セプテット(七重奏曲)》Op.20やハルモニー編成の管楽《オクテット(八重奏曲)》Op.103などの傑作もあります。もちろん、ピアノとの二重奏ソナタとしての10曲のヴァイオリン・ソナタ、5曲のチェロ・ソナタも不朽の名作として現在でもコンサートの主要レパートリーとなっています。このシリーズでは1年間(3回×4期)にわたって、二重奏ソナタにも言及しながらピアノ三重奏〜五重奏曲を中心に魅力を探ってゆきたいと思います。(講師記) ★今期開講。1年12講で学びます。 <各回カリキュラム(予定)> ◇ピアノ三重奏曲Op.1からの出発 7/28 栄光の作品番号「Op.1」:3つの《ピアノ三重奏曲》変ホ長調・ト長調・ハ短調 8/25 流行歌による変奏曲:ピアノ三重奏曲Op.11《街の歌》、Op.44《赤頭巾》、Op.121a《仕立屋カカドゥ》 9/22 ピアノ三重奏曲の二大傑作:ピアノ三重奏曲《幽霊》Op.70/1と《大公》Op.97 <年間カリキュラム(予定)> 2025年7月期 ピアノ三重奏曲Op.1からの出発 10月期 さまざまな二重奏曲から五重奏曲 2026年1月期 ヴァイオリン・ソナタと変奏曲 4月期 チェロ・ソナタと変奏曲
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新宿 オンライン
気軽に親しめるオペラ 特別編
- 音楽
- 教室・オンライン自由講座
- 見逃し配信あり
- 岸 純信/オペラ研究家
- 2025/07/31
木
10:30〜12:00
オペラ研究の最前線『歌の女神と学者たち』徹底解説 第1回 人気の2大オーケストラ、ベルリン・フィルとウィーン・フィルが、オペラ研究の最前線で「正面対決」したことがあります。それは、今年初演200年のロッシーニの歌劇《ランスへの旅》の復活過程において。指揮者アバドが2団を振り分けた結果、「蘇ったばかりの秘作が、両団の技量をX線のごとく照射」しました。この復活劇の立役者は音楽学者フィリップ・ゴセット。歌の女神カラスの至芸が彼の探究心を焚き付けた結果、21世紀の我々は、昔のファン層が知らなかったオペラを日常的に味わえています。本講座では、ゴセット著『歌の女神と学者たち 上巻』(講師訳)の内容を噛み砕いて解説しつつ、2大オーケストラの個性の違いを探ります。(記・講師) [常設講座「気軽に親しめるオペラ」7月期のお申し込みはこちら](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=8004479) [岸純信先生のブログ「ここは私の独り舞台 〜 ステージに耀きを求めて」もご覧ください](https://ameblo.jp/d-zampa/)
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新宿 オンライン
ワーグナーの反ユダヤ観とナチズム
- NEW
- 音楽
- 教室・オンライン自由講座
- 見逃し配信あり
- 鈴木 淳子/法政大学非常勤講師
- 2025/08/09
土
13:00〜14:30
ワーグナーの反ユダヤ思想とナチズムに関して、毎回異なるテーマを設定して様々な角度からアプローチしてまいりましたが、今回の講義では、これまで見てきたことを一度整理して、ワーグナーの反ユダヤ観とナチズムという問題を、現在の私たちの社会状況と照らし合わせながら考察してみたいと思います。 ワーグナーの反ユダヤ観の基本となる部分を説明しながら(彼の論文「音楽におけるユダヤ性」と『マイスタージンガー』を主に取り上げます)、それをヒトラーの反ユダヤ観と比較し、両者の関連性や現代社会との繋がりについてお話ししようと思っております。(講師・記) ※本講座は半年に一度のペースで開講しているシリーズ講座です。毎回異なる角度からワーグナーの反ユダヤ思想について論じます。 参考文献は、以下のとおりです。 *セバスチャン・ハフナー『ヒトラーとは何か』瀬野文教訳、草思社文庫、2017年。 *宮田律『「ユダヤ人とイスラエル」がわかれば「世界の仕組み」が見えてくる』、ワニブックスPLUS新書、2012年。 *鈴木淳子『ヴァーグナーと反ユダヤ主義―――「未来の芸術作品」と19世紀後半のドイツ精神』、アルテスパブリッシング、2011年。 *鈴木淳子『ヴァーグナーの反ユダヤ思想とナチズム―――『わが闘争』のテクストから見えてくるもの』、アルテスパブリッシング、2015年(第2版)。(講師・記)
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北九州 オンライン
【8月】グレゴリオ聖歌とともに巡る教会暦―心の旅路
- 音楽
- 教室・オンライン自由講座
- 見逃し配信あり
- 西脇 純/西南学院大学教授
- 2025/08/24
日
13:30〜15:00
ヨーロッパ音楽の源流といわれる中世のグレゴリオ聖歌は、今なお修道院などの典礼で歌われている生きた宗教音楽です。本講座では、イースターやクリスマスなどのキリスト教の年間行事の聖歌をご一緒にネウマ譜で歌いながら、巡礼者のようにその心(聖歌の内容)を尋ねて一年を過ごしてまいりましょう。 こちらは、入会金不要で各回ごとに受講できる、8月のお申し込みページです。 8/24 聖母マリアとともに:聖母被昇天祭(8月15日)のグレゴリオ聖歌 ☆6カ月コースをお申込の方は[こちら](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=7928834&p=4efa5a188693e4e7ac8bd52227d26c0486b502862c8c3b9a6ea8604a4ead9ea4) 【各回カリキュラム】 4/20 いのちを味わう:復活祭のグレゴリオ聖歌 5/18 ともに生きる:聖霊降臨祭のグレゴリオ聖歌 6/15 愛の満ちるところ:三位一体祭のグレゴリオ聖歌 7/27 豊かさについて:年間第18主日(C年)のグレゴリオ聖歌 8/24 聖母マリアとともに:聖母被昇天祭(8月15日)のグレゴリオ聖歌 9/21 私の道:年間第25主日(C年)のグレゴリオ聖歌 10/05 芸術の秋に:「ことばの芸術」としてのグレゴリオ聖歌 11/16 死者を記念する:グレゴリオ聖歌のレクイエム 11/30 終活とグレゴリオ聖歌:アドヴェントを迎えて 2025 1/18 癒すことば:年間第2主日(A年)のグレゴリオ聖歌 2/15 「あなたは塵であり塵に戻る」:灰の水曜日のグレゴリオ聖歌 3/15 いのちを見つめて:四旬節のグレゴリオ聖歌
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名古屋 オンライン
石井一孝ミュージカル入門(オンライン受講)
- 音楽
- オンライン(事前選択講座)
- 見逃し配信あり
- 石井 一孝/俳優
- 2025/08/30
土
16:30〜18:00
1987年の帝劇初演以来、38年間に渡り日本のミュージカルファンの心を熱く捉えてきた名作ミュージカル『レ・ミゼラブル』。本作においてマリウス役/ジャン・バルジャン役を長きにわたって演じてきた石井一孝が、様々な角度から徹底的にマニアックに、レミゼを深掘り解説するこの企画。 2024年12月に行った講座の「後編」が開講決定!今回は前編で語りきれなかった重要ポイントを中心に語ります。大元の1980年のフランス初演版からボツになった、ガブローシュの幻のソロ曲「ヴォルテールのせい」(ファブリス・ベルナール君が歌い、当時大ヒットした曲)を和訳して歌唱致します。さらに「ジャヴェールの自殺」も。レミゼファンは見逃せない企画となっております。 どうぞご期待ください!
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横浜 オンライン
ベートーヴェンと宗教音楽
- NEW
- 音楽
- 教室・オンライン自由講座
- 見逃し配信あり
- 平野 昭/音楽評論家
- 2025/09/13
土
10:30〜12:00
ベートーヴェンは少年期より生地ボンの教区教会での早朝ミサでオルガンを弾いていた。また、ボンの宮廷楽士としての仕事も宮廷礼拝堂のオルガニストとオーケストラのヴィオラ奏者であった。1790年にボンの領主ケルン選帝侯マックス・フランツの実兄であるウィーンの神聖ローマ皇帝ヨーゼフU世が逝去したときには《皇帝ヨーゼフの死を悼むカンタータ》WoO87、そして後継皇帝に同じく実兄が即位したときには《皇帝レオポルトの即位を祝うカンタータ》WoO88を19歳のベートーヴェンが作曲している。ウィーン時代の2曲のミサ曲 「ハ長調」Op.86と《ミサ・ソレムニス》Op.123も踏まえてベートーヴェンの宗教観について考えてみたい。(講師期)
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北九州 オンライン
【9月】グレゴリオ聖歌とともに巡る教会暦―心の旅路
- 音楽
- 教室・オンライン自由講座
- 見逃し配信あり
- 西脇 純/西南学院大学教授
- 2025/09/21
日
13:30〜15:00
ヨーロッパ音楽の源流といわれる中世のグレゴリオ聖歌は、今なお修道院などの典礼で歌われている生きた宗教音楽です。本講座では、イースターやクリスマスなどのキリスト教の年間行事の聖歌をご一緒にネウマ譜で歌いながら、巡礼者のようにその心(聖歌の内容)を尋ねて一年を過ごしてまいりましょう。 こちらは、入会金不要で各回ごとに受講できる、9月のお申し込みページです。 9/21 私の道:年間第25主日(C年)のグレゴリオ聖歌 ☆6カ月コースをお申込の方は[こちら](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=7928834&p=4efa5a188693e4e7ac8bd52227d26c0486b502862c8c3b9a6ea8604a4ead9ea4) 【各回カリキュラム】 4/20 いのちを味わう:復活祭のグレゴリオ聖歌 5/18 ともに生きる:聖霊降臨祭のグレゴリオ聖歌 6/15 愛の満ちるところ:三位一体祭のグレゴリオ聖歌 7/27 豊かさについて:年間第18主日(C年)のグレゴリオ聖歌 8/24 聖母マリアとともに:聖母被昇天祭(8月15日)のグレゴリオ聖歌 9/21 私の道:年間第25主日(C年)のグレゴリオ聖歌 10/05 芸術の秋に:「ことばの芸術」としてのグレゴリオ聖歌 11/16 死者を記念する:グレゴリオ聖歌のレクイエム 11/30 終活とグレゴリオ聖歌:アドヴェントを迎えて 2025 1/18 癒すことば:年間第2主日(A年)のグレゴリオ聖歌 2/15 「あなたは塵であり塵に戻る」:灰の水曜日のグレゴリオ聖歌 3/15 いのちを見つめて:四旬節のグレゴリオ聖歌
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エンタメ・古典芸能
-
新宿 オンライン
クラシック・バレエの歴史を知る
- NEW
- エンタメ・古典芸能
- オンライン開催
- 見逃し配信あり
- 平野 恵美子/洗足学園音楽大学バレエコース非常勤講師、大阪大学招へい研究員
- 2025/07/11〜
金
15:30〜17:00
チャイコフスキー音楽の三大バレエ『白鳥の湖』『眠れる森の美女』『くるみ割り人形』を始めとして、今日世界中で上演されるクラシック・バレエ作品のほとんどが、19世紀末の帝政ロシアで創られました。また、初期のバレエは王侯や貴族の権力誇示の道具として、非常に政治的なものでした。本講座では、バレエの起源、ロシアにおける発展、革命を経て世界中に広まったクラシック・バレエの歴史について、画像や動画を交えながら詳しくお話しします。バレエ鑑賞のポイントなどもお話しする予定です。既にバレエ・ファンの方も、まだバレエを観たことが無い方も、作品に隠された歴史や文化について学んでみませんか。(講師:記) 【スケジュール】 第1回 宮廷文化として発展した初期のバレエ 第2回 帝政ロシアで開花したクラシック・バレエ 第3回 バレエ・リュスと世界に広まったロシア・バレエ
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横浜 オンライン
能楽のススメ 「葵上」 能楽師が語る能楽の魅力
- NEW
- エンタメ・古典芸能
- 教室・オンライン自由講座
- 見逃し配信あり
- 小島 英明/観世流シテ方
- 2025/07/26
土
16:00〜17:30
日本の伝統芸能である能楽。重要無形文化財であり、ユネスコ世界無形文化遺産にも登録され、その価値は日本のみならず世界に認められています。ただ能楽に興味があっても、敷居を高く感じ、なかなか踏み出せない方もいらっしゃるのではないでしょうか。 この講座では、国内外で活躍する観世流能楽師の小島英明さんが、作品のストーリーや演目背景の説明、舞台の映像視聴、謡の体験、実際の能面を鑑賞し、実演を交えながら分かりやすく解説します。今回取り上げる演目「葵上」のシテ(主役)は、元東宮妃で誇り高き才女・六条御息所。光源氏の正妻・葵上に対する嫉妬、さらに「車争い」で受けた恥辱により、生き霊となって葵上を苦しめるが、修験者により祈り伏せられます。「源氏物語」を題材とした、能の中でも屈指の人気曲です。講師の小島さんが開催する、なかのZEROホールでの公演は19回目をかぞえ、その公演、また解説には定評があります。 能楽が全く初めての方、作品の魅力をあじわいたい方におすすめです。能楽を身近に感じていただき、その魅力を存分にお愉しみください。
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千葉 オンライン
元若の里(西岩親方)が語る大相撲の魅力
- エンタメ・古典芸能
- 教室・オンライン自由講座
- 見逃し配信あり
- 西岩 忍/元関脇 若の里(西岩親方)
- 佐々木 一郎/日刊スポーツ特別編集委員室室長
- 2025/08/04
月
13:00〜14:30
-
横浜 オンライン
霊が登場する能−夢幻能の特色−
- NEW
- エンタメ・古典芸能
- 教室・オンライン自由講座
- 見逃し配信あり
- 表 きよし/国士舘大学教授
- 2025/09/11
木
15:30〜17:00
外国語
-
横浜 オンライン
はじめてのフィンランド語
- NEW
- 外国語
- オンライン開催
- 五十嵐 淳/慶応義塾志木高等学校講師
- 2025/07/06〜
日
12:15〜13:45
このクラスはフィンランド語に興味を持っている初心者を対象とした夏季限定の特別クラスです。本を買って勉強しているけれどわからない、夏に旅行に行こうと思っているから少しでも話せるようになりたい、など多様な目的があると思います。そのような方々にフィンランド語の基礎を学習していただくことが目的です。(講師・記) <カリキュラム(予定)> 第1回(7/6):アルファベットと単語の発音、基本的な挨拶表現と自己紹介 第2回(7/13):「これはいくらですか」、「何時ですか」など数字を使った貴賓表現 第3回(7/20):「これをください」、基本的な注文の表現と練習 第4回(7/27):動詞の現在形変化の基礎 第5回(8/3):名詞・形容詞の格変化の基礎 第6回(8/10):受講生の理解度をふまえた内容を予定
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新宿 オンライン
フランス語を知るための12章
- 外国語
- 教室・オンライン自由講座
- 見逃し配信あり
- 川口 裕司/東京外国語大学名誉教授
- 2025/07/08〜
火
11:45〜13:15
★講師都合により、8月の日程が変更になっています。ご注意ください。 この講座では、フランス語がどのような言語なのかを知るために、様々な観点からフランス語の特質を説明します。第1回から第4回は、フランス語がどのようにして形成されたのか、その歴史をあとづけます。第5回から第8回は、フランス語の仕組みと特徴を音声、文法、構文等の視点から概観します。第9回から第12回は、現代フランス語に見られる社会的・地理的なヴァリエーション、フランス語圏の様々なフランス語を取り上げ、フランス語の多様性について考えます。この講座を受講するにあたっては、簡単なフランス語の知識を持っていることが望まれますが、講座内容を理解するための条件ではありませんので気軽に受講してください。なお、今年度は各回の内容を簡潔にして、説明が終った後に、質問コーナーを設けます。(講師・記) <2025年4〜6月> 第1章 フランスがガリアと呼ばれていた頃 現在のフランスとその周辺地域は、古くはガリアと呼ばれていました。ローマ帝国の拡大によって、フランスにもローマ軍とともにラテン語が導入されるわけです。第1章では、フランス語が成立する以前の言語と国家の状況を主に歴史的な観点から解説します。 第2章 フランス語はいつ頃成立したのか フランス語は話しことばのラテン語が時ともに変化してできた言語だと言われますが、その新たな言語はいつ頃出現したのでしょうか。第2章では、とくにカロリング王朝からカペー朝を経て、初期のフランス語が成立するまでの経緯を、歴史的な出来事と書かれた文献をもとにして説明したいと思います。 第3章 規範化の流れ 中世フランス語の時期を経て、16世紀になるとフランス語の辞書が出版されるようになり、文法家と呼ばれる知識人が登場します。彼らは、中世以来混乱していた綴り字の改革と整備に着手します。やがて、フランス語は様々な学問分野で用いられるようになり、同時に規範化の道をたどるようになります。 <2025年7〜9月> 第4章 現代フランス語への歩み 17世紀は、おそらくフランス語が実りある発展を遂げた世紀と言えるでしょう。とくにアカデミー・フランセーズが創設されるに及んで、書き言葉のフランス語が完成していきます。第4章では、現代の標準フランス語につながる表現や文法事項がどのように書き言葉の模範となったのかを見ていきます。 第5章 母音と子音、アクセント、イントネーション フランス語は美しい響きを持った言語だと言われることがあります。これは単に印象を述べただけなのかもしれません。ただ、そうした印象を生み出す背景には何かがあった筈です。第5章では、フランス語の母音と子音、アクセントやイントネーションを説明しながら、言語以外の要因も含めて、美しい響きと言われる要因について考察したいと思います。 第6章 冠詞、名詞、形容詞 フランス語の学習を始めた時、名詞に男性・女性の区別があったり、冠詞が理解できなかったり、名詞も形容詞も複数形になるなど、困難を覚えた学習者は少なくないでしょう。第6章では、名詞とその周辺の文法要素について、難解な部分がどこなのかを考えます。 <2025年10〜12月> 第7章 動詞の時制、アスペクト、叙法 第6章では名詞を中心に考えました。今回は動詞を中心に考えましょう。動詞と言えば、まず頭に浮かぶのが時制、アスペクト、叙法です。第7章では、動詞の重要な働きを説明しながら、フランス語の文法特徴について説明します。 第8章 前置詞と副詞 動詞と切っても切れない関係にあるのが、前置詞と副詞です。ただ文法書などでは、どちらかと言えば、二次的な役割を担っているかのように、補足説明されることが多いようです。しかし実際には、これらはコミュニケーションにおいてとても重要な役割を果たしています。第8章ではこの2つの地味な文法要素に光をあてます。 第9章 社会の中のフランス語 言語は人間社会なしには存在しません。フランス語もその社会の中で生かされていると言えます。社会はフランス語に何を許可し、同時に何を強いているのでしょうか。第9章では、社会階層、年齢、スタイル等の観点から、フランス語の語彙と表現が生み出す社会的多様性に注目したいと思います。 <2026年1〜3月> 第10章 複数のフランス語 第11章 ヨーロッパのフランス語 第12章 フランス語圏のフランス語
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横浜 オンライン
はじめてのブラジル・ポルトガル語
- NEW
- 外国語
- オンライン開催
- 鎌田 ファチマ/語学講師
-
月
18:30〜20:00
ブラジル・ポルトガル語はブラジルの公用語です。旅行でも役立つ簡単な会話を学びませんか?ボサノヴァの歌詞などでブラジル・ポルトガル語を知らず知らずのうちに耳にしている方も多いはず。日本でも多くのブラジル人が話す言語として需要が高まっています。ブラジルの文化やマナーなど豆知識も楽しくお伝えします。 *オンライン特化のグループ対面講座です。教室での授業ではありません。 第1回【ポルトガル語ってどんな言葉? & あいさつの基本】 ポルトガル語が話されている国々(特にブラジル) はじめまして/こんにちは/ありがとう などの基本のあいさつ 自己紹介のしかた(名前、出身、職業など) 簡単な復習と質問タイム ミニ会話リスト ブラジルの豆知識コーナー(文化・マナーなど) 第2回【友達をつくろう! カジュアルな会話】 ・「どこから来たの?」「日本が好きですか?」などの気軽な話題 ・天気や趣味について話す ・スラングやよく使う表現(例:Oi! Tudo bem? など) ・簡単な復習と質問タイム ・ミニ会話リスト ・ブラジルの豆知識コーナー(文化・マナーなど) 第3回【買い物にチャレンジ!】 ・「これください」「いくらですか?」など買い物で役立つ表現 ・数字(1〜100) ・お土産屋、市場、コンビニでの会話 ・簡単な復習と質問タイム ・ミニ会話リスト ・ブラジルの豆知識コーナー(文化、マナーなど) 第4回【レストラン・カフェで使えるフレーズ】 ・メニューの読み方、飲み物・食べ物の注文方法 ・「おすすめは?」「これ、ベジタリアンですか?」などの実用表現 ・ブラジル料理ミニ紹介(例:フェイジョアーダ、パステウ、アサイー) ・簡単な復習と質問タイム ・ミニ会話リスト ・ブラジルの豆知識コーナー(文化・マナーなど)
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横浜 オンライン
デンマークのことばと文化
- NEW
- 外国語
- 教室・オンライン自由講座
- 岡部 克子/語学講師
- 2025/07/26〜
土
10:00〜11:30
-
横浜 オンライン
はじめてのアラビア語
- NEW
- 外国語
- オンライン開催
- 石垣 聡子/アジア・アフリカ語学院講師
- 2025/07/30〜
水
18:10〜19:30
このクラスは、アラビア語に興味を持っている初⼼者を対象とした夏季限定の特別クラスです。文化紹介などを織り交ぜながら、楽しく、そして着実にアラビア語の基礎会話を学習していただくことが目的です。簡単な挨拶や自己紹介、買い物で使える表現を習得して是非アラビア語の世界への第一歩を踏み出してみてください。(講師・記) <カリキュラム(予定)> 第1回(7/30):アラブ概要、アルファベットの発音、基本的な挨拶表現@ 第2回(8/6): 基本的な挨拶表現A、単語の男性形/女性形、自己紹介「私は日本から来ました、〇〇です」 第3回(8/20):基本的な挨拶表現B、注文の表現@「〜ありますか?(フィー)」「〜をください(ムムキン)」 第4回(9/3):数字1〜10、注文の表現A、アラビア文字で名前を書く 第5回(9/17):総まとめ
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新宿 オンライン
だから翻訳は面白い
- 外国語
- 教室・オンライン自由講座
- 見逃し配信あり
- 越前 敏弥/文芸翻訳者
- ラテン語さん/東京古典学舎研究員
- 2025/08/02
土
15:30〜17:00
「英米小説の翻訳」「文芸翻訳教室」講座の講師・越前敏弥が、翻訳業界やその周辺で仕事をしているさまざまな人たちから話をうかがうシリーズ。予習は不要なので、気軽にご参加ください。 今回は、『世界はラテン語でできている』などのご著書が大好評で、朝日カルチャーセンター横浜教室でもラテン語入門のクラスの講師をつとめていらっしゃるラテン語さんをお招きし、ラテン語の魅力についてたっぷり話していただきます。どんなきっかけでラテン語に惹かれるようになったかや、ご自身でどう学んでいらっしゃったかといった話からはじめて、われわれの生活に溶けこんでいるラテン語の具体例に言及しつつ、後半はいくつかのクイズを交えた簡単なラテン語入門講座をおこなっていただけたらと考えています。 英語も含めた西洋の言語で書かれた文学作品を翻訳していく場合、ラテン語の単語や成句を避けて通ることはできません。わたし自身も非常に興味があり、お話をうかがうのをとても楽しみにしています。 翻訳者や学習者だけでなく、文学や西洋文化全般に興味がある人など、どなたでも気軽にご参加ください。最後にQ&Aの時間もとる予定です。(越前・記))
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立川 オンライン
フィンランド語 入門
- NEW
- 外国語
- オンライン開催
- 五十嵐 淳/慶応義塾志木高等学校講師
- 2025/08/24〜
日
12:15〜13:45
ムーミンやサンタクロース、オーロラなどで有名な森と湖の国フィンランド。近年は、シンプルで温かみのある北欧デザインも人気です。フィンランドではどのような言葉が使われているのでしょうか。楽しく学習しましょう。 この講座では、初心者を対象にアルファベットと単語発音からはじまり、簡単な挨拶表現や基礎単語を習得します。そして基礎的な語形変化の仕組みを日本人講師が日本語と比較しながらわかりやすく解説していきます。 1)アルファベットと単語の発音を理解します。 2)人称変化を理解して簡単な自己紹介ができるよにします。 3)数字を覚えて、「これはいくらですか?」、「いま何時ですか?」を表現します。 4)フィンランド語の基礎として格変化(て・に・を・は)の仕組みを理解します。 5)「持っている」、「飼っている」のような所有文を学習します。 6)動詞のタイプごとに人称変化(現在形変化)の仕組みを理解します。 7)*これ以降は、受講生の学習状況を判断し適した内容を決定していきます。 ◎この講座は、オンライン(「Zoom」ミーティング)受講のみで承ります。 教材の和訳や文法事項の解説をしている復習用サイト「SuomiABC」をご用意しています。数回休んでも落ちこぼれることはありません。
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茶道・生け花・香道
-
新宿 オンライン
お香と楽しむ「源氏物語」
- 茶道・生け花・香道
- 教室・オンライン自由講座
- 見逃し配信あり
- 残りわずか
- 松崎 雨香/香道直心流家元
- 2025/08/20
水
14:00〜15:30
室町時代に香道が生まれる以前、源氏物語の舞台である平安時代では「お香」は最高の文化として扱われました。 敬虔な心で仏様に捧げる「お香」。お客様を迎える際にお部屋に薫き籠めたり、お着物やお手紙に薫き染めるなど、貴族たちの優雅な生活を彩る「お香」。 源氏物語にはそんな「お香」を含めた様々な文化が登場し、それらを通じて当時の美意識や哲学を読み取ることができます。 この講座では源氏物語の原文を抜粋したテキストを基に、三ヶ月毎に二帖ずつ解説いたします。 また、十二月には「源氏香」と呼ばれる香道の遊びを行い、源氏物語を「お香」と共に味わっていただきます。 初めての方にも分かりやすくお話しいたしますので、源氏物語に興味がある方、良い香りを楽しみたい方、お気軽に受講していただけましたら幸いに存じます。(講師・記) * 12月は教室開催のみ
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ライフスタイル
-
中之島 オンライン
1年で学ぶタロットカード(オンライン受講)
- NEW
- ライフスタイル
- オンライン(事前選択講座)
- 見逃し配信あり
- ラクシュミー /占術家
- 2025/07/04〜
金
15:30〜17:00
タロットカードは、魅力的な絵柄の中に人の心の奥底にある深層心理を引き出す力があり、とても人気があります。昨今では占いだけではなく心理学的分析にも使われることもあります。 この講座は意味はなんとなく知っているが実際に占うとなるとわかりにくい、という方に適したカリキュラムになっています。しっかり暗記しないといけない、怖いカードが出たらどうしようと思う必要はありません。かわいらしいカードとシンプルなテクニックで楽しく占ってみましょう。 初級基礎編は大アルカナといわれる22枚について学びます。 (今期からスタートする講座です) (1)7/4 初回 タロット概論 大アルカナ5枚の意味 (2)8/1 第2回 大アルカナ8枚の意味とかんたんな読み方 (3)9/5 第3回 大アルカナ9枚の意味とかんたんなスプレッド
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千葉 オンライン
山川夫妻が伝える「人間関係から学ぶこと」
- NEW
- ライフスタイル
- 教室・オンライン自由講座
- 見逃し配信あり
- 山川 紘矢/翻訳家
- 山川 亜希子/翻訳家
- 2025/07/20
日
13:30〜15:00
-
中之島 オンライン
訪問診療の考え方選び方
- ライフスタイル
- オンライン(事前選択講座)
- 見逃し配信あり
- 吉野 貴文/藤本医院理事長
- 坂本 貴政/行政書士、ケアマネジャー
- 2025/07/21
月
13:00〜14:30
7年間の在宅医療の経験を踏まえ、最新の訪問診療及び失敗しない訪問診療の選び方について解説いたします。 前半は坂本講師から、最期まで自宅で生活出来ますか?」超高齢社会を迎え、住み慣れた自宅で生活するためには、どう介護保険を上手く使えばいいのか?介護認定の仕組み、在宅介護にかかるお金など。分かりやすく解説。 後半は吉野講師から、「病院や老人ホームではなく住み慣れた場所でいつまでも過ごしたい」。お家での生活を支えるサービスも多様化している中で、自分らしい生活を送るために在宅医療サービスとどのように向き合うか、どのような訪問診療を選べばよいかなど分かりやすくお伝えします。 吉野貴文講師は、愛知県と岐阜県に拠点を置く訪問診療専門クリニック医療法人正翔会で7年間訪問診療に従事したのちに、藤本医院を継承し2025年4月に大阪府で訪問診療をスタート。 【オンライン受講 ご案内事項】 ・本講座はZoomウェビナーを使用したオンライン受講の申し込みページです。教室受講をご希望の場合は別の当該講座紹介からお申込みください。パソコンやタブレット、スマートフォンで配信を見ることができます。受講者の映像、音声は配信されません。 ・オンライン受講に際し、ご留意いただきたい事項やキャンセルの扱いなどを[こちら](https://www.asahiculture.com/asahiculture/wp/online_notice/)にまとめました。ご受講前に必ずご一読ください。 ・講座視聴リンク不着やキャンセル等のご連絡は、asaculonline009@asahiculture.comで承ります。 ・終了後原則2〜3日以内に見逃し配信をアップいたします。
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健康とスポーツ
-
新宿 オンライン
足首から腸へ、そして全身を整える 足助式医療體操
- 健康とスポーツ
- 教室・オンライン自由講座
- 見逃し配信あり
- 中本 かよ/大阪漢方医学振興財団理事長
- 牧 里美/足助體操登録指導講師
- 2025/07/27〜
日
13:00〜14:30
足助式医療體操(あすけしきいりょうたいそう:以下、足助體操)は、まず足首回しから始まります。その動きが腸腰筋をはじめとするインナーマッスルへ、そして全身へ繋がり、身体のエネルギー循環を可能にする体操です。 何より腸を活性化することで老廃物を排泄しやすくし、栄養を十分に取り込み巡らせる身体づくりは免疫力をも高めます。腸を活性化し、落ち着いた呼吸と穏やかなリズムの運動により、自律神経が整い各器官が活動します。 身体を動かすことによって、反応できる=感じとれる身体をつくっていきます。 感じるということは、身体の可能性を探っていくこと。ご自身の身体を感じながら動かしていくことで、使いすぎの筋肉と上手く使えていない筋肉のバランスを改善します、理屈でなく感じて動くことによって自分の状況を自分で改善できる自力の体操です。 第1回は漢方医 中本先生による漢方的養生のお話と足助體操の解説を交え、わかりやすく実践します。 第2回、第3回は足助體操の登録指導講師の牧先生による足助體操の実践です。他の体操・運動と足助體操の違いや魅力を分かりやすく丁寧な解説を交えて体験していただきます。続けることで効果が高まり、足助體操を通じて何歳からでもバランスの整った身体の使い方や動きへ少しずつ変化していくのが感じられるでしょう。姿勢や歩き方、動きが楽になる身体づくりを目指しましょう。 <足助體操の特徴> @寝て行う。心肺に負担をかけにくい。赤ちゃんの成長過程を体操で体験し、立つ・歩く筋肉を維持する『生まれ直しの体操』である。 A腸を活性化し老廃物を排泄しやすくする。 B体力を消耗するのではなく、丹田の力を補填する。 C退行性変化(年齢に関係ない老化)を整調する。 D自律神経のバランスを整える。 <足助體操について> 足助體操は治療家足助次朗が昭和16年に創案した體操です。 生まれながらに病弱であった次朗は、薬剤や施術のみに頼るのではなく、自分の身体を病床の上で足先から、手首から、口から、動くところから動かし、身体の声に耳を傾けながら身体が正しく機能する動きを練り上げました。 ほとんどの動きは寝たままで行う事ができ、心肺に負担をかけないようにしています。 まずは、足首を回し呼吸を整えます。足首からふくらはぎ、腰、そして全身へ、身体のつながりを感じていただけることでしょう。 ※今期の中本先生のご出講は初回(7/27)のみです。各回のお申し込みも可能です。
詳しく見る -
川西 オンライン
栄養補助食品とサプリメント(オンライン受講)
- 健康とスポーツ
- オンライン(事前選択講座)
- 見逃し配信あり
- 三吉 範克/大阪大学消化器外科学部内講師
- 2025/09/20
土
13:30〜15:00
-
千葉 オンライン
膝の医学
- 健康とスポーツ
- 教室・オンライン自由講座
- 見逃し配信あり
- 山口 正貴/東京大学医学部附属病院理学療法士
- 2025/09/21
日
13:00〜15:00
現地・アウトドア
-
立川 オンライン
スリバチ地形散歩の楽しみ方
- NEW
- 歴史
- 教室・オンライン自由講座
- 見逃し配信あり
- 真貝 康之/多摩武蔵野スリバチ学会会長
- 2025/09/27
土
13:00〜14:30
※日時等は変更となる場合がございます。最新の情報は講座詳細ページにてご確認ください。