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【2025年春】新宿教室のクーポン対象講座一覧

2025年の春、新しいことを始めるのにぴったりのキャンペーンをご用意いたしました! この機会にぜひ、ご入会・ご受講をお待ちしております。

キャンペーン期間

2025/2/21(金)9:30 〜 2025/3/31(月)17:00

キャンペーン内容

WEBでのお申し込み時に、対象講座(複数講座で可)にご利用いただける割引クーポンをご用意いたしました。

【クーポン番号】
・対象講座のみのお申し込み金額が、5,000円以上でご利用いただける500円クーポン
25spring500
・対象講座のみのお申し込み金額が、12,000円以上でご利用いただける1,200円クーポン
25spring1200

★新宿教室限定!外国語講座2000円割引クーポンキャンペーンも実施中★
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講座一覧

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    戦後政治思想史への3つの視点

    • NEW
    • 時事・社会
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 2025春クーポン対象
    • 原 武史/明治学院大学名誉教授、政治学者
    • 2025/06/14
      15:30〜17:00

     私は放送大学教授として、2017年4月から25年3月まで8年間にわたり、ラジオで「日本政治思想史」を担当しました。この放送授業のためにテキストを作成しましたが、2025年5月にテキストを大幅に加筆修正し、最近の新たな知見を取り入れた『日本政治思想史』を新潮選書から刊行します。本講座ではこのうちの第13章から第15章に当たる「戦後のアメリカ化」「戦後のソ連化」「象徴天皇制と現代政治」をもとに、敗戦直後から現在までの日本の政治思想史を、従来とは異なる3つの視点からとらえてみたいと思います。それらを通して、現在の日本政治に対する視野を広げるのが本講座の目的になります。(講師:記) ≪参考書≫※ご入用の場合は、各自でお買い求めください。2025年5月に刊行予定。 原 武史著『日本政治思想史』(2025年5月、新潮選書)

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  • 新宿 オンライン
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    戦後80年の日本を考える

    • NEW
    • 時事・社会
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 2025春クーポン対象
    • 山口 二郎/法政大学教授
    • 2025/04/25〜
      13:00〜14:30

    2025年は戦後80年の節目の年である。戦争を知る人々がどんどん少なくなる状況で、遠からず、戦後という言葉は時代記述の言葉として意味を失うだろう。その意味で、今年は、戦後という概念で日本の政治、経済の仕組みを総括する最後の機会となるかもしれない。この講義では、年度前半の6回にわたって、戦後日本政治の歩みを振り返り、日本人がどのような選択をして今日に至ったのかを考えてみたい。(なお、年度後半の6回は、戦後日本を考える際のキーワードをとりあげて、その特質を考えることを予定している。) 1 戦後日本の出発 ・敗戦をどう受け止めたか ・戦争をどう総括したか ・戦後日本の政治体制の構築 2 冷戦体制と日本の針路 ・冷戦と占領政策の変化 ・講和と独立をめぐって ・55年体制の成立と政党政治 3 60年安保と戦後体制の形成 ・岸政権と安保改定 ・60年安保とは何だったのか ・自民党政治のモデルチェンジ ### 7〜9月のテーマ(予定) 4 高度成長と日本 ・高度成長と日本社会の変容 ・利益誘導政治と日本的平等 ・高度成長の終焉と改革の始まり 5 ポスト冷戦時代の日本 ・冷戦とバブルの終わり ・自民党の試練 ・戦後50年における様々な転換 6 ポスト戦後をめぐって ・オルタナティブを求めた様々な動き ・日本の凋落と政治意識の変化 ・戦後は終わったのか

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  • 新宿 オンライン
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    時事イ放談

    • 時事・社会
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 2025春クーポン対象
    • 御厨 貴/東京大学名誉教授
    • 島田 裕巳/宗教学者
    • 2025/04/12
      16:00〜17:30

     今、世界や日本を取り巻く様々な話題、事象を取り上げて、2人の識者が語り合います。当日、話してほしいトピックについて、参加者の皆様から事前にメールでリクエストを募ります。全てのご提案に対応することは難しいですが、多くの方からご希望のあったトピックは、特に優先して取り上げる予定です。 ◎御厨 貴先生からのメッセージ  「政治家とは不可思議な存在です。全盛期を過ぎた政治家には、妙な人間としての味わいがあります。それを画面一杯に映し出す面白い番組「時事放談」を毎週日曜日朝、担当してました。TBSで2007年4月〜2018年9月までの11年6ケ月でした。その経験を活かして、旧知の島田裕巳さんと、楽しいひとときを過ごすことになりました。どうぞ奮ってご参加くださいませ。『ジジイ放談』!」 ◎島田裕巳先生からのメッセージ  「都議選、参議院選挙と大型選挙が控えています。先の総選挙で生まれた与党と野党が拮抗する状況のなかでの選挙ですから、その重要性はいつにも増して大きなものがあります。果たしてその行方はいかに。とくに創価学会が組織した公明党にとって都議選は、もっとも重要な選挙と位置付けられてきました。面子がかかった戦いとも言えます。党勢の衰えが指摘している公明党が、ここで挽回策を示せるのか。それがまた参院選にも大きな影響を与えそうです。そのあたり、今後の選挙を見据えて、今の政治について語れればと思います。」

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  • 新宿 オンライン
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    急転するシリア情勢の未来

    • NEW
    • 時事・社会
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 2025春クーポン対象
    • 若林 啓史/京都大学博士
    • 2025/04/08
      13:00〜14:30

     2024年11月末、シリア北西部のイドリブ県で政府軍に包囲されていた反体制武装組織「シャーム解放機構」は、突如攻勢を開始、地方都市を破竹の勢いで支配下に置きました。12月8日、「シャーム解放機構」を中心とする反体制勢力は、首都ダマスカスに到達し、バッシャール・アルアサド大統領はロシアに出国しました。シリアの新政権造りは、着々と進んでいるように見えますが、宗派・民族が複雑なシリアの社会を統合できるか、予断を許しません。シリアの体制変換に至った背景と、今後の見通しについて分析します。(講師・記) 写真 「イスラエル軍が2024年12月に頂上を占領したヘルモン山」 (2011年2月19日・講師撮影)

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  • 新宿 オンライン
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    宇宙膨張と一般相対論

    • NEW
    • 科学
    • オンライン開催
    • 見逃し配信あり
    • 2025春クーポン対象
    • 白水 徹也/名古屋大学教授
    • 2025/04/19〜
      10:30〜12:00

    一般相対論は宇宙膨張、ブラックホールを予言し、観測からも支持されています。本講座ではまず一般相対論を平易な言葉で解説します。さらに、今回は宇宙膨張に注目し、それによって引き起こされる観測現象について触れたいと思います。宇宙誕生自体については未解明の事柄が多いですが、研究者が何に苦悩し、日々研究に取り組んでいるかお話できたらと思います。(講師・記) <各回テーマ> 第一回 一般相対論入門 第二回 宇宙膨張にまつわるエトセトラ 第三回 宇宙誕生秘話

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  • 新宿 オンライン
    セーヌ川とパリ(佐川美加撮影).png

    川と都市の地形学

    • NEW
    • 科学
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 2025春クーポン対象
    • 久保 純子 ほか/早稲田大学教授
    • 2025/04/21〜
      10:30〜12:00

     「地形」と聞くと、山地や平野という大きな地形や河岸段丘などといった特徴的なものを想像されることが多いと思いますが、多くの人が住み市街地化が進む「都市」でもそれぞれが地形的特徴をもっているのです。そして「川」と不可分の関係をもって発展してきた都市もまた少なくありません。 この講座では、ヨーロッパ・東南アジア・日本の3つの都市をとりあげ、それらの都市がなぜ "その場所" に形成されたのか、その過程で「川」はどのような役割を果たしたのか、さらにはその場所の地形の特徴が都市の発展にどのように寄与し、またその都市の性格にどんな影響を与えてきたのかを解説します。(久保講師・記) 【カリキュラム】 第1回 「セーヌ川とパリ:『花の都』・地形の謎解き」 講師:佐川 美加氏(水文歴史研究家) セーヌ川のほとりに広がるパリ、その「地面の凸凹」の謎に迫ります。 @一万年ほど前に起きた地形学的大事件「河川争奪」、Aノートル=ダム寺院は"なぜ"あの場所に建てることができたのか、Bジャンヌ・ダルクのパリ攻略で使われた「ゴミ」、Cオペラ座の怪人が住む「湖」の誕生。  これら4つの出来事を取り上げ、その場所の「地形」がその上で繰り広げられた「歴史」に与えた影響についてお話します。 第2回 「メコン川とプノンペン:大河が離合する『ペン夫人の丘』」 講師:久保 純子氏(早稲田大学教授)  メコン川は中国のチベット高原に発し、ミャンマー、ラオス、タイ、カンボジア、ベトナムを流れる東南アジア最大の国際河川です。  カンボジアの首都プノンペンは、メコン川にトンレサップ川が合流、バサック川が分かれる「川の交差点」。アンコール王朝、フランスの植民地、独立と内戦からの復興を経て現在の賑わいに至っています。そのプノンペンの地形をメコン川とモンスーン気候から解説します。 第3回 「木曽川と名古屋市:離れていても深い関係」 講師:寄藤 昂氏(元芝浦工業大学教授)  木曽川は日本を代表する大河ですが「名古屋市とは離れているのでは?」と思われるでしょう。現在は確かにそうですが、名古屋市がある濃尾平野の大部分は木曽川によって形成されたものであり、その意味では大いに関係があるのです。  本講では、濃尾平野の特異な構造と地盤の変動・河川の移動が名古屋という都市の形成にどんな影響を及ぼしたのか、伊勢湾台風や東海豪雨などとの関係も含めてお話しします。

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  • 新宿 オンライン
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    はじめての獣医学

    • NEW
    • 科学
    • オンライン開催
    • 見逃し配信あり
    • 2025春クーポン対象
    • 浅川 満彦 /酪農学園大学教授
    • 2025/04/15〜
      15:30〜17:00

    街中の動物病院はもちろん、競走馬や牛豚、動物園の診療施設、食肉検査や医薬品開発に関わる場でも獣医師は働いています。 本講座では、獣医大生が実際に受けている授業やカリキュラムをもとに、食料自給や動物愛護などの背景についても言及しつつ、様々な現場でのリアルをお伝えします。 獣医師や動物看護師を目指す方はもちろん、ペットオーナーさんや動物好きな方にも有意義な内容となりますので、ぜひご参加ください。(講師・記) 1回目:臨床分野 獣医さんのイメージと現実のギャップ 2回目:公衆・動物衛生分野 食用動物の健康をまもる獣医さんの現実 3回目:ワンヘルス分野 人々と野生動物のはざまで良好な関係構築を使命とする獣医さん 浅川先生には3月6日(木)13時〜14時にて単発講座 「震災と野生動物」をご講義いただきます。 災害時に獣医さんが担うこととは? 皆さんに知っていただきいリアルの話。是非ご参加ください。 お申込みは[こちら](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=7660998&utm_source=snMailDM&utm_medium=email&utm_campaign=20250221)

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    チョムスキーを読む

    • NEW
    • 科学
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 2025春クーポン対象
    • 酒井 邦嘉/東京大学教授
    • 2025/04/19〜
      10:30〜12:00

     言語は、生物の中で人間のみが持つ脳の機能です。AI(人工知能)で文章を合成できる時代にあって、言語能力を通して人間の創造性について正しく理解することが重要です。そこに、「チョムスキーを読む」ことの今日的な意義があります。本講座では、チョムスキー著『我々はどのような生き物なのか』(福井直樹・辻子美保子編訳、岩波現代文庫)を読み進めながら、人間の言語能力から創造性を探ります。  予備知識は仮定しませんので、途中からでも参加できます。1回で10ページほどのペースで進む予定です。チョムスキー著『我々はどのような生き物なのか』(福井直樹・辻子美保子編訳、岩波現代文庫)をご用意して繰返しお読み下さい。(講師・記) 【カリキュラム】※状況によって変更することもございます。 ★■4月期  第1-3回:「言語の構成原理再考」本文(pp.7-37) ■7月期  第4-6回:「言語の構成原理再考」質疑応答(pp.38-65) ■10月期  第7-9回:「チョムスキー氏との対話」その1(pp.135-168) ■2026年1月期  第10-12回:「チョムスキー氏との対話」その2(pp.169-201)             ※お申込みは3か月単位です ※各自ご用意ください:チョムスキー著『我々はどのような生き物なのか』(福井直樹・辻子美保子編訳、岩波現代文庫))

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    カント批判哲学の全体像

    • NEW
    • 哲学・思想・宗教
    • オンライン開催
    • 見逃し配信あり
    • 2025春クーポン対象
    • 大橋 容一郎/上智大学名誉教授
    • 2025/04/04〜
      11:00〜12:30

     カント哲学の中心となる三批判である理論理性批判、実践理性批判、判断力批判を、その全体像から考察します。難解で知られる批判哲学ですが、その全体をできるだけ分かりやすく見直してみることで、それらを貫いているカントの思想の核心部分について、あらためて明確な展望を得たいと思います。(講師・記) 【カリキュラム】※状況により変更することもございます。 2025年4月期  「理論哲学編」  第1回 カント批判哲学の全体像  第2回 理論理性批判第1回: 『純粋理性批判』「分析論」の基本構造  第3回 理論理性批判第2回: 『純粋理性批判』[弁証論]の基本構造  第4回 理論理性批判第3回: 『プロレゴーメナ』の根本問題  第5回 理論理性批判第4回: 経験論と合理論、経験科学の可能性  第6回 理論理性批判第5回: 現象学と形而上学、あたらしい形而上学の可能性 2025年7月期 「実践哲学・判断力編」  第1回 実践理性批判第1回: 『道徳形而上学の基礎づけ』の基本構造  第2回 実践理性批判第2回: 『実践理性批判』の基本構造  第3回 実践理性批判第3回: 道徳論と自由論、啓蒙と市民社会  第4回 判断力批判第1回: 『判断力批判』「美感的判断力論」の基本構造  第5回 判断力批判第2回: 『判断力批判』「目的論的判断力論」の基本構造  第6回 カント批判哲学の基盤と総括: 人間理性における自然と自由の問題

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    中世哲学の基礎概念 現代哲学との対話の中で

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    • 哲学・思想・宗教
    • 教室・オンライン自由講座
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    • 2025春クーポン対象
    • 山内 志朗/慶応義塾大学名誉教授
    • 2025/04/07〜
      19:00〜20:30

     現代哲学においては中世哲学から基本的枠組みを得ている場合が数多く見出される。現象学、ドゥルーズ、言語学などにおいて、「志向性」「超越論的」「中動態」「ハビトゥス」などが代表的である。現在哲学の問題を説明したうえで、その源泉が中世哲学においてどのように展開されていたのかを、中世哲学の重要なテキストに直接読むことで(日本語訳で)中世の現場と現代哲学の現場を結びつけて考えたい。哲学的問題が源泉から湧出する姿を確認することを目指したい。それぞれ二回分の講義で扱っていきたい。(講師・記) 【カリキュラム】※状況によって変更することもございます。 第1回:4月 志向性と現象学1(トマスとフッサール) 第2回:5月 志向性と現象学2(ドゥンス・スコトゥスとハイデガー) 第3回:6月 超越概念と超越論的1(トマスとカント) 第4回:7月 超越概念と超越論的2(ドゥンス・スコトゥスとドゥルーズ) 第5回:8月 ハビトゥスと中動態1(トマスとバンヴェニスト) 第6回:9月 ハビトゥスと中動態2(オッカムとメルロ=ポンティ)  ※お申込みは6ヶ月単位です。途中からのご受講もいただけます。   

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    いつもそこにライプニッツがいた

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    • 哲学・思想・宗教
    • 教室・オンライン自由講座
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    • 2025春クーポン対象
    • 黒崎 政男/東京女子大学名誉教授
    • 2025/04/23〜
      15:30〜17:00

     約三百年前、ライプニッツは現代のデジタル技術の基礎となった二進法を確立しつつあった。「すべての数を0と1とによって表わす驚くべき表記法」(1696)を書き「数についての新しい学問試論」(1701)を王立科学アカデミーに提出した。しかし反応は、なんら実用的でない、というまったくの無理解で、学会誌にも掲載されなかった。ライプニッツは、これが「誰も予想しなかったような最も卓越した用途」があるはずで「深い思索のために考案されたもの」だ、と記した。ある先駆的な哲学者の<思想>が三百年の年月を経て<実現化>する。深い思索にテクノロジーは三百年かかって追いついたのである。                             私がさまざまな現代的問題を哲学という視点から考察しようとするとき、考察の先にはいつもライプニッツがいる。◎デジタル・コンピュータを考えていくと、ライプニッツの「二進法思索」に行き当たる。◎人工知能問題に入り込んでいったとき、チューリング、マッカーシーらAIにおける計算主義を追いかけていくと「心の働きはすべて計算である」というライプニッツの「普遍記号学」に出会う。◎原理的には決定されているのに遠い将来における状態が予測不可能だという<決定論的カオス>の問題。カオスの予測不能性を<認識の欠陥(スピノザ)>に還元する発想がもはや限界に達したときに、「分解は無限に進む」というライプニッツの「偶然的真理の思想」に出会う。 講義では、このようなライプニッツ哲学の広く深い射程を、現代的諸問題のうちに見出してみたいと思う。 @「デジタル・コンピュータとライプニッツの二進法思索」 A「人工知能とライプニッツの普遍記号学」 B「決定論的カオスと偶然性の問題」

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    ヘーゲル哲学という古典

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    • 哲学・思想・宗教
    • オンライン開催
    • 見逃し配信あり
    • 2025春クーポン対象
    • 山 守/東京大学名誉教授
    • 2025/04/21〜
      18:30〜20:00

     ヘーゲル哲学が現在、アメリカを中心とした哲学界で注目を集めていますが、そうしたなかであらためて重要なことは、ヘーゲル哲学というすでに古典となっている哲学を、きちんと掌握することであろうと思います。伝統的に培われてきたヘーゲル哲学という重要思想の捉え方を踏まえてこそ、新たな展望も意味あるものとなりうるでしょう。ついては今回は、こうした古典哲学としてのヘーゲル哲学を包括的に取り上げ、ヘーゲル哲学の重要箇所をとりまとめたものを皆さんとともに講読したいと思います。テクストは、廣松渉編『世界の思想家 12 ヘーゲル』(平凡社)で、ここに収録されたヘーゲル自身の論議を、とりわけ最初は、丁寧にゆっくりと読み進んでいきたいと考えています(テクストは毎回プリントでも配布いたします)。 **各回の予定** 1. ヘーゲルおよびヘーゲル哲学の紹介・「I 哲学の性格」導入 2. 「I 哲学の性格」「第一節 時代の嫡子」(1) 3. 「I 哲学の性格」「第一節 時代の嫡子」(2) 4. 「I 哲学の性格」「第二節 二元の超克」(1) 5. 「I 哲学の性格」「第二節 二元の超克」(2)

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    ヴィトゲンシュタインを初歩の初歩から入門する

    • NEW
    • 哲学・思想・宗教
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    • 2025春クーポン対象
    • 岡本 裕一朗/玉川大学名誉教授
    • 2025/04/05〜
      18:30〜20:00

    ★ご注意ください・完全オンライン形式の講座です★  ヴィトゲンシュタインといえば、興味があっても難しそうで敷居が高い。とくに、数学や論理学と関係がありそうで、いっそう手が出ない。そう思っている人はいませんか?この講座は、そんな人のために、ヴィトゲンシュタインの主要な本4冊を、最初の一歩から読んでいくことにします。あまり難しく身構えずに、ヴィトゲンシュタインって、どんなことを考えていたのか知りたい人に、ご参加いただきたいと思います。 テキストの4冊は年代に沿って読み進め、各期1冊を読み終えるスピードで、進んでいきます。(講師・記) 【カリキュラム予定】※状況によって変更することもございます。 ★■4月期 【論理哲学論考】 使用テキスト 『論理哲学論考』(岩波文庫) ■7月期 【青色本】 使用テキスト 『青色本』(ちくま学芸文庫) ■10月期 【哲学探究】 使用テキスト 『哲学探究』(講談社)          ■2026年1月期 【確実性の問題】 使用テキスト  『確実性の問題』(大修館書店全集9)                     ※お申込みは3か月単位です   ※使用テキストは、各自ご準備ください。

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    ハイデガー入門

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    • 哲学・思想・宗教
    • オンライン開催
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    • 2025春クーポン対象
    • 齋藤 元紀/高千穂大学教授
    • 2025/04/16〜
      19:00〜20:30

    「存在とは何か」――ハイデガーは、簡潔ながらも深遠な射程をもつこの問いをめぐって、その生涯にわたり絶えずみずからの思考を掘り下げていきました。20世紀以降の思想の地図を塗り替えたとも言われる主著『存在と時間』をはじめ、全集102巻におよぶその作品群は、初学者にとって、質量ともにさながら難攻不落の要塞の観を呈していると言って過言ではありません。しかしながら、それらの作品群のなかにも、彼の思想のエッセンスが凝縮された見事な小品と言えるものを見出すことができます。本講座では、前期・中期・後期ハイデガー思想のいわば「要衝」をなすそうした著作・講演を1年間4期にわたり1冊ずつ取り上げ、丁寧に精読します。そうした精読作業をとおして、ハイデガーの思想の全体像への理解を深めることが本講座の狙いです。 第1期は「アリストテレスの現象学的解釈」(1922年)を精読します。本作品は若きハイデガーの「アリストテレス研究」の研究計画書ですが、すでに『存在と時間』の基本思想が提示されています。今なお新鮮さをもつその深い洞察に、当時ひそかに轟いていた哲学の「隠れた王」という名声のゆえんも見てとれることでしょう。(講師・記)2025年4月開講 4月16日 転生する思考――アリストテレス解釈としての哲学 5月7日 思考の起点を見定める思考――事実的生の解釈学 5月21日 自明性に抗する思考――頽落と歴史の解体的遡行 6月4日 存在を真実化する思考――『ニコマコス倫理学』解釈の狙い 6月18日 運動の思考と思考の運動――『形而上学』『自然学』解釈の狙い <全体スケジュール> 第1期:『存在と時間』への序説――「アリストテレスの現象学的解釈」(1922年)精読 第2期:時間と歴史性とは何か――「カッセル講演」精読(1925年)精読 第3期:存在の思考における転回とは何か――「「ヒューマニズム」について」(1947年)精読 第4期:異言語間の対話とは何か――「言葉についての対話」(1958年)精読                                                 

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    スピノザからのハイデガーとレヴィナス

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    • 哲学・思想・宗教
    • オンライン開催
    • 見逃し配信あり
    • 2025春クーポン対象
    • 合田 正人/明治大学教授
    • 2025/04/02〜
      19:00〜20:30

     若きエマニュエル・レヴィナス(1905-1995)はフライブルク大学に留学してハイデガーに魅了され、ハイデガーの弟子とまで呼ばれた。そのレヴィナスが、日本の田辺元と同様、その後ハイデガーとの対決をその生涯の課題とすることになるのだ。レヴィナスのハイデガー読解については当初からその数多の問題点が指摘されてきたが、両名の関係について満足のいく答案はいまだ存在しない。レヴィナスはまた、特にドゥルーズによってスピノザがクローズアップされるに先立って、スピノザ哲学の「対蹠点」にあると明言し、スピノザ復権のキャンペーンでは許し得ないスピノザの裏切りを語って復権に反対した。この両名の関係についても満足のいく答案はいまだ存在しない。しかも、レヴィナスが批判するハイデガーその人における、「スピノザの締め出し」が語られているのである。一体、この三者の関係はどうなっているのだろうか。この問題と、一年をかけて受講生の皆さんと共に取り組みたい。2024年はレヴィナスの第二の主著『存在するとは別の仕方で』刊行50年の年であった。まずこの難解な著作から始めることにしたい。(講師記) 第一回: 講義の概要、問題の所在 第二回: 『存在するとは別の仕方で』とはどういう書物か? 第三回: 『存在するとは別の仕方で』におけるハイデガー 第四回: 『存在するとは別の仕方で』におけるスピノザ 第五回: 「エオン」という語をめぐって 第六回: seをめぐって .

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    楽しく学ぶ、仏教入門

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    • 哲学・思想・宗教
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 2025春クーポン対象
    • 村上 明也/駒澤大学准教授
    • 2025/04/18〜
      13:00〜14:30

     日本人の生活には、仏教が深く根付いています。そのため、仏教の教えは私たちの日常に組み込まれていると言えるでしょう。しかし、いざ仏教の教えや考え方について問われると、明確に答えられない方も多いのではないでしょうか。  この講座では、仏教という言葉の意味はもちろんこと、ブッダの生涯やインド仏教の歴史など、仏教の基礎的な部分を丁寧に解説していきます。一緒に楽しみながら学んでいきましょう。(講師・記) <今期スケジュール> 4月 第1回 「仏教」とは何か? 5月 第2回 仏教の誕生 6月 第3回 ブッダの生涯@ <今後の予定> 第4回 ブッダの生涯A 第5回 インド仏教の歴史 第6回 大乗仏教の興起 第7回 仏教の教え@ 第8回 仏教の教えA 第9回 中観派と瑜伽行派 第10回 密教の誕生

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    「鎌倉仏教革命」とは何か

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    • 橋爪 大三郎/社会学者
    • 2025/04/14〜
      19:00〜20:30

     平安末期から鎌倉期にかけて、念仏宗、禅宗、法華宗が台頭した。「鎌倉新仏教」などと大雑把にくくられる、その運動の真実は何か。  法然の『選択本願念仏集』、道元の『正法眼蔵』、日蓮の『開目抄』。彼らの仏教原理主義が、腐り切った時代に風穴を開けた。農民を犠牲に栄華をむさぼる貴族や寺社はくたばるがよい。仏教の原理を掘り下げて、社会革命の火をつけた天才がいた。村落のあり方と日本人の精神をつくり変えた、  法然・道元・日蓮の三人の知の格闘を、現代に甦らせる。ルターより三百年早い、近代の萌芽がここにある。(講師・記) 〈参考文献〉 橋爪大三郎『鎌倉仏教革命 法然・道元・日蓮』2025年3月出版、サンガ新社

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    吉野山 金峯山寺の修験道・1300年の祈り

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    • 五條 永教/総本山金峯山寺執行長
    • 2025/04/14
      10:30〜12:00

     日本一の桜の名所・奈良県吉野山。その中腹に位置するのが、1300年の歴史を有する修験道の古刹 金峯山寺。今もなお、全国から山伏が集まり、厳しい修行が続けられています。2004年には「紀伊山地の霊場と参詣道」の構成資産として、世界文化遺産に登録されています。この山岳霊場において育まれてきた修験道の祈りから、大自然、神、仏、大いなる存在に抱かれて生きているということを、あらためて考え直したいと思います。

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    信仰をめぐる三つの古都の物語

    • 哲学・思想・宗教
    • 教室・オンライン自由講座
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    • 島田 裕巳/宗教学者
    • 2025/04/03〜
      10:30〜12:00

     日本の古都といえば、平城京がおかれた奈良、平安京の京都、そして武家政権が誕生した鎌倉である。都は遷っても、この三つの古都はそれぞれが重要な都市として機能してきた。では、三都はどう関係するのか。この講座では、三つの古都の特徴をおさえるとともに、三都がどう関係したかを信仰という観点から見ていく。たとえば、鎌倉幕府が誕生したとき、なぜ源頼朝は奈良の東大寺復興に力を注いだのか。そうした謎を解いていくことになる。 4月 鎌倉に誕生した武家政権の東大寺再建 5月 奈良・京都に依存した鎌倉の仏教界 6月 新しい仏教は三都でどう栄えたのか

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    一神教の成立

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    • 哲学・思想・宗教
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    • 2025春クーポン対象
    • 市川 裕/東京大学名誉教授
    • 2025/04/12〜
      10:30〜12:00

    古代地中海世界を舞台に、一神教は周囲の人々にどのようなインパクトを与えたのか。 この視点で古代ローマ宗教史やイスラム教成立史の研究成果を見ると、ある共通理解があることがわかります。 一神教と見なされているのは、ユダヤ・キリスト教でした。両者は互いの違いを明確に意識したとしても、周囲の人たちには、この二つの共同体はとても似ていて見分けがつかなかった。では、この歴史をどう描けばよいのでしょうか。 ユダヤ社会から二つの一神教共同体がどのように分離し、成立したかを、新たな視点で見直していきましょう。(講師・記) <カリキュラム>*都合により変更する場合があります。ご了承ください。 1. 総論:新たな視点からイエス時代の一神教を考える 2.ユダヤ教共同体の成立とヘレニズムの衝撃 3.パリサイ派による律法主義の考え方の登場 【7月期以降】 4.死海写本「教団規則」と贖罪の世界観 5.ローマの地中海支配とヘロデ王 6.ナザレ人イエスとは何者か: 7.エルサレム神殿の過越祭と最後の晩餐 8.ユダヤ教はいつ神殿供儀の宗教から離脱したか 9.ローマ5賢帝の平和の中のユダヤ戦争 10.危機は賢者を生む:ラビによる口伝トーラーの編纂: 11.新約聖書の成立と多様なキリスト教共同体の形成 12.エピローグ:世界のパラダイム転換:宗教共同体の国教化

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    渡来人来訪

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    • 藤尾 慎一郎/国立歴史民俗博物館名誉教授
    • 2025/04/10〜
      13:00〜14:30

     3万8千年前に後期旧石器時代人が日本列島に登場以来、縄文時代、弥生時代、古墳時代をつうじて大陸・朝鮮半島から多くの人々、いわゆる渡来人がやって来ました。最初に現れた後期旧石器時代人はどんな人だったのか、縄文時代の九州北部と朝鮮半島南部の人々はどのような交流をしていたのか。弥生時代に2度にわたって渡来した人びととその文化は?古墳時代の渡来人と持ち込んだ文化は?縄文人や弥生人はどんな食料を食べていたのか、などの諸問題を分子人類学や炭素・窒素同位体比分析など最新科学の助けを借りて3回に分けて解き明かします。  1回目は、旧石器時代と縄文時代、2回目は弥生時代、3回目は古墳時代を対象とします。(講師・記) <特別展情報> 「古代DNA―日本人のきた道―」 会場:国立科学博物館(東京・上野公園) 会期:2025年3月15日(土)〜6月15日(日) 開館時間:9:00〜17:00(入場は16:30まで) [詳しくは公式サイトへ](https://ancientdna2025.jp/)

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    ヤマト王権と古代祭祀の謎

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    • 鈴木 正信/成城大学准教授
    • 2025/04/18〜
      10:30〜12:00

     古代において、政治(まつりごと)とは祭事(まつりごと)でした。とくに人々に対して疫病をもたらす神々をいかに鎮めるかが、為政者にとっては最も重要な政治課題でした。では、ヤマト王権の天皇や氏族たちは、神々をどのように祭ったのでしょうか。この講座では、日本で最初の疫病流行をもたらしたと伝えられる奈良県の三輪山に住む大物主神(おおものぬしのかみ)にまつわる神話や、この神の子孫で大神神社(おおみわじんじゃ)の神職を務めた大神氏(おおみわし)という氏族の伝承に焦点を当てて、五世紀から七世紀までの古代祭祀のあり方を見ていきます。スライド・ビデオ等を活用して、初心者の方にも分かりやすくお話しします。(講師・記) 【カリキュラム】 1.大物主神と箸墓古墳の伝承 2.三輪山周辺の祭祀遺跡 3.聖域(アジール)としての三輪山

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    古代日中関係の展開と行方

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    • 森 公章/東洋大学教授
    • 2025/04/09〜
      10:30〜12:00

     日本と中国の関係は紀元前1世紀頃からのもので、朝鮮諸国との関係ともども古代国家形成に国際的要因が及ぼした影響は大きかったことがわかっています。日中関係といえば、遣隋使・遣唐使が思い浮かび、留学生が東西文化を融合させて世界帝国の首都で活動する華やかな様子も強調されるところです。  では、当時の日中関係の実際の姿や変遷はどうだったのでしょうか。  7世紀には戦争による通交途絶の時期もありました。日本は対等外交を展開したといわれますが、本当でしょうか。遣唐使はどのようにして文物移入を行ったのでしょうか。阿倍仲麻呂の唐での活躍ぶりは如何。遣唐使は「廃止」されたのでしょうか。「遣唐使」以後の日中関係はどのように推移していくのでしょうか。平氏は日宋貿易を経済基盤としたのでしょうか。  この講座では7〜12世紀を視野に、遣隋使・遣唐使の時代から近年研究が進展している日宋関係の様相などを、最新の研究成果に基づいてお話しする予定です。 (講師・記) ■2025年4月期 「遣唐使」以後(10〜12世紀) 第19回 呉越国との通交 第20回 「然の入宋 第21回 寂照と藤原道長

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    中国史書から見る古代日本

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    • 河内 春人/関東学院大学教授
    • 2025/04/08〜
      10:30〜12:00

     日本古代史を考える時に必要な史料は日本で作られたものばかりではありません。中国で日本について記録された史料は、外部から見た日本史として日本国内の史料とは異なる貴重な証言を含んでいます。特に中国の歴代史書に掲載された倭国伝・日本伝はそのなかでも基軸的な位置を占めます。それらはどのような経緯で作られた史料であり、その記述はどのように読み取るべきでしょうか。記紀や六国史を中心として語られがちな日本古代史について、別の視角から日本史を考えることができる中国史料の性質と内容を考えます。(講師:記) 4月 漢書地理志と倭の出現 5月 魏志倭人伝と卑弥呼 6月 宋書倭国伝と倭の五王 【今後の予定】 7月 隋書倭国伝と遣隋使 8月 旧唐書倭国伝と日本伝 9月 新唐書日本伝と王年代紀

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    平安時代の日記(古記録)を楽しむ

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    • 倉本 一宏/国際日本文化研究センター名誉教授
    • 2025/04/21〜
      10:30〜12:00

     日本には、宇多・醍醐・村上天皇の三代御記以来、多くの貴族や天皇の日記(古記録)が残されています。これは世界史的に見ても、日本だけの特別な現象です。 『栄花物語』や『大鏡』などの「歴史物語」、『今昔物語集』などの説話集とは違って、古記録は事実のみを記録した第一級の歴史史料です。 この講座では、これまでごく限られた専門家のみが読んできた代表的な古記録のなかから、比較的読みやすく、また面白い記事を選んで、これを原文・読み下し文・現代語訳で示し、解説していきます。 専門的な知識や漢文の素養がなくても大丈夫です。(講師・記/1年全12講。25年4月開講) 〈スケジュール〉 4/21 はじめに 古記録とは何か 5/19 三代御記1.『宇多天皇御記』と宇多天皇 6/16 三代御記2.『醍醐天皇御記』と醍醐天皇

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    日本古代の漢文を読む

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    • 沖森 卓也/立教大学名誉教授
    • 2025/04/24〜
      15:30〜17:00

     日本人が書いた漢文(古代中国古典語で書かれた文章)、すなわち日本漢文には母語である日本語の影響が避けがたく、その不自然さ、誤用の程度は、ネイティブの中国人が書く漢文(純漢文)に近いものから中国人には理解不能な漢字文に至るまで、実にさまざまである。それは、漢文を書く人、漢文で書かれる対象(内容)、書かれる状況・背景などによって,漢字の使い方に大きな差異が生じるからで、日本語を基盤とした文章は漢文との逕庭がはなはだしい。そこで、古代日本の漢文(漢字)資料を原文に基づいて丁寧に読み進めながら、漢字に込められた古代人の言語観や文学性、そして日本語との葛藤を浮き彫りにしていくことにする。 ●今期:日本漢文の源流をたどる 日本では5世紀から本格的に漢字の使用が始まるが、「稲荷山古墳鉄剣銘」「江田船山古墳太刀銘」「隅田八幡宮人物画像鏡銘」後の、6,7世紀における日本漢文を読み進め、漢文の作成に日本語がどのような影響を与えていったか検証していく。 @6、7世紀の日本漢文 A和文への流れ ー宣命と祝詞ー <今後の予定> 夏学期:記紀を読む 秋学期:万葉集の漢文を読む 冬学期:上代撰述の風土記を読む ・・・・・

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    「梅松論」を読む

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    • 関 幸彦/前日本大学教授
    • 2025/04/09〜
      11:00〜12:30

     『太平記』と同じく、南北朝動乱の軍記『梅松論』を勉強しませんか?時は鎌倉末期、舞台は鎌倉・京都・北陸そして鎮西の九州。武家か天皇か、中世が選択を迫った時代のダイナミックな動きを史料にそくし解説してゆきます。過去を、歴史を地図で旅する試みも楽しいはずです。新年度の新たな講座にチャレンジしてください。史料は配布。(講師・記) 2025年4月開講。じっくり読み進めます。

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    平安時代 400年史

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    • 木村 茂光/東京学芸大学名誉教授
    • 2025/04/17〜
      13:30〜15:00

     平安時代は貴族政治の展開や国風文化の繁栄などに代表されるように、優雅な時代というイメージがありますが、一方では律令制から摂関政治へ、遣唐使の中止、武士の成立と台頭、荘園制の展開など、古代社会から中世社会への大きな転換点でもありました。本講座では、400年続いた平安時代を4期に分けて、時間の経過に沿いながらそれぞれの転換点の特徴をわかりやすく解説したいと思います。(講師記) <今期のテーマ> 平安京の成立―「千年の都」平安京の「始まり」を考える 1)平安遷都 2)承和の変と藤原氏の台頭 3)遣唐使の中止と対外認識の変化 ### 1年間のテーマ 1. 平安京の成立―「千年の都」平安京の「始まり」を考える 1)平安遷都 2)承和の変と藤原氏の台頭 3)遣唐使の中止と対外認識の変化 2. 律令制から王朝国家へ―古代から中世への移行期「王朝国家」の特徴を解明する 4)王朝国家の成立 5)承平・天慶の乱と武士の成立 6)摂関政治の展開 3. 平安京住民の諸相―平安京住民の多様な実相と国風文化の特徴に迫る 7)都市平安京の成熟 8)都市住民の諸相 9)国風文化の特質 4. 院政と武士の台頭―中世社会への胎動を荘園と武士に焦点をあてて明らかにする 10)後三条親政と院政の開始 11)院政と荘園公領制の成立 12)保元・平治の乱と武士の台頭

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    秀吉の城

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    • 加藤 理文/日本城郭協会理事
    • 2025/04/04〜
      19:00〜20:30

     織田信長の後継者となった羽柴秀吉は、次々と巨大な城を築き、信長の後継者としての地位をアピールすると共に、ライバルたちとの戦に勝ち、天下人に上り詰めることになります。信長の後継者であることを示そうとした山崎山城、後継者の地位を確実にし安土城を名実ともに凌ぐことを目的に築いた大坂城、そして都の拠点・天下人の政庁として完成させた聚楽第、秀吉の城造りの特徴と、その姿を解説します。(講師・記) ≪各回カリキュラム≫ @姫路城と山崎山城:2025/4/4  織田信長の家臣として築いた城と、姫路築城の技術を生かした山崎山城の姿を解き明かします。 ➁大坂城の構造と特徴:2025/5/9 秀吉の大坂城こそが、現在われわれが見て城だと認識する最初の城になります。その特徴を考えます。 ➂都の拠点・聚楽第:2025/6/6 都に築いた豊臣政権の政庁であった聚楽第。その姿かたちと天皇行幸を仰いだ目的を考えます。 ※5月のみ連休の関係で第2週(5/9)となります、ご了承ください。

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    家康に天下を獲らせた男・最上義光

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    • 松尾 剛次/山形大学名誉教授
    • 2025/04/16〜
      15:30〜17:00

     最上義光は、出羽国(山形県・秋田県)を代表する戦国大名の一人で、江戸時代において57万石の石高を与えられた大大名でした。しかし、孫の家信の代の1622年に改易されたこともあって、義光の業績などは過小に評価されてきました。しかし、最近は新資料の発見などにより、義光像は大きく変化しています。この講座では、最新の成果によりながら、「もう一つの関ヶ原」を制し、家康に天下を獲らせた男・最上義光の実像を分かり易く語りたいと思っています。(講師・記) ★4月16日(水)および5月21日(水)は講師は新宿教室にて、6月18日(水)は講師オンラインにて講義を行います。

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    今に息づく江戸時代 江戸学入門

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    • 大石 学/東京学芸大学名誉教授
    • 2025/05/10〜
      13:00〜14:30

    江戸時代は250年以上の「平和」の時代でした。しかし、この間政治は激しく動きました。政治の主導権をめぐり、さまざまな政治権力(派閥)が対立・闘争を展開しました。「平和」のなかの権力闘争の実態を史料をもとに読み解きます。(講師・記) <2025年4月期 各回予定> 1. 武断政治から文治政治へ 島原の乱以後の幕府の官僚政治についてお話しします。 2. 元禄政治 5代将軍綱吉の政治的評価が変わりつつあります。 文明論の視点から元禄政治を読み解きます。 ※講座の進み具合により、変更がある場合もございます。

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    昭和の戦争を問い直す 外務官僚たちの戦争決断

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    • 佐藤 元英/元中央大学政策文化総合研究所長
    • 2025/04/15〜
      13:00〜14:30

     昭和初年から間もなく100年を経ようとする今日、「昭和の戦争」とは何だったのか、日本を囲む現代の混迷している国際情勢を考えるうえでも、日本外交史を学びましょう。  昭和天皇が即位した時期、日本が国際関係についてどのような外交戦略を持っていたのか、外交を担う外務官僚の組織と機構はどのように形成されて来たのか、昭和天皇の軍隊と外務官僚たちのシビリアンコントロール、満洲事変から日中戦争への時機における外交官の活動、第二次世界大戦勃発前後パワーポリテックスに参入した日本外交、なぜ外務官僚たちは対米戦争に挑んだのか、「昭和の戦争」を決断した外務官僚たちの思想と行動を問い直し、日本の戦争決断の深層を探りましょう。そして、現代の私たちが、アジア・太平洋戦争終結後80年間武力行使を回避し続けられた意義を考えてみましょう。  [『外務官僚たちの太平洋戦争』(NHKブックス)](https://www.nhk-book.co.jp/detail/000000912322015.html)をテキストとして使用します(各自ご準備ください)。4月〜9月は、第1章「外務省の開戦指導」から、第5章「日米戦争回避の可能性」までを解説します。講座では毎回、レジュメと関連史料(日本外務省・米国国務省の史料など)を配布します。(講師・記)

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    極東国際軍事裁判にみる満州事変

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    • 2025春クーポン対象
    • 小林 英夫/早稲田大学名誉教授
    • 2025/04/03〜
      15:30〜17:00

     日本人が満洲事変の真相に接したのは、1946年5月に開廷した極東国際軍事裁判(「東京裁判」)だった。満洲事変のいわば「演出者」たちは法廷で何を語り何を語らなかったのか。あれから約80年。人物を介して、満州事変その虚像と実像の乖離を分析することとしたい。 (講師・記) 〈スケジュール〉 第1回 開講にあたって 第2回 満洲事変の演出者たち(T) 板垣征四郎・石原莞爾  第3回 満洲事変の演出者たち(U) 小磯国昭・大川周明 第4回 満洲事変の演出者たち(V) 甘粕正彦 第5回 満洲事変の演出者たち(W) 溥儀 第6回 満洲事変の演出者たち(X) 小括-田中隆吉

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    ノモンハン事件から見える現代への教訓

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    • 麻田 雅文/岩手大学准教授
    • 2025/04/22〜
      10:30〜12:00

     1939年、満洲国とモンゴル人民共和国の国境地帯で起きたノモンハン事件。一見、辺境の小規模な衝突に見えるこの戦いは、実は日本とソ連の進路を大きく変えた重要な転換点でした。本講座では、この歴史的事件を現代的な視点から解き明かします。  日ソ両軍が展開した「情報戦」の実相は、今日のハイブリッド戦争やフェイクニュースの問題とも重なります。今に至るこの地域の複雑な民族問題も無視できない要素です。また、米中対立が深まる今日、大国間の緊張関係や軍事衝突のリスクを考える上で、ノモンハン事件は私たちに何を語りかけているのでしょうか。  第一線の研究や近年公開された日露の史料に基づき、従来語られてこなかった視点も含めて、この事件の重層的な意味を探ります。(講師:記) 第1回 なぜノモンハンで戦うことになったのか 第2回 戦場の諸相ー戦術・インフラ・プロパガンダ 第3回 その影響と現代への教訓

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    皇室とメディアの150年史

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    • 河西 秀哉/名古屋大学准教授
    • 2025/04/12〜
      13:00〜14:30

     皇室の動向は日々、メディアに様々報道されます。私たちは天皇・皇族の動向をメディアを通じて知り、皇室を意識していきます。近現代の日本では、皇室とメディアの関係は切っても切れない関係にあるようです。これは、明治以来、メディアの発達とともに形成されてきました。時に協調、時に対立といった構造が生まれています。この講座ではその歴史を考えてみたいと思います。戦前の「権威」から、敗戦直後の「人間」、そしてミッチー・ブームから現在に至る「消費」まで。その三つの概念は必ずしも単線的ではなく、絡み合って展開していました。具体的な問題を見ながら、そのあり方を考えていきます。(講師:記) 【各回の内容】 4月12日:戦前から敗戦まで 「権威」から「人間」へと変化し、戦争責任を回避していく様子を見ます。 5月10日:ミッチー・ブームからの模索 ミッチー・ブームとその後の皇太子夫妻の模索の様子を見ます。 5月24日:いわゆる「平成流」 平成の皇室の動向とメディア報道の様子を見ます。 ≪参考書≫※ご入用の場合は、各自でお買い求めください。 河西秀哉著[『皇室とメディア―「権威」と「消費」をめぐる一五〇年史―』](https://www.shinchosha.co.jp/book/603919/)(2024年、新潮選書)

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    「我田引鉄」の近代日本鉄道史

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    • 歴史
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    • 2025春クーポン対象
    • 小牟田 哲彦/作家
    • 2025/06/07
      13:00〜14:30

     道路や航空路線網が発達しておらず、鉄道が公共交通機関の主役であった時代には、国土開発を担う国有鉄道の建設は本質的に政治と密接な関係にありました。そのため、昭和62年の国鉄民営化以前は、政治判断によって鉄道路線の新規建設や存廃がたびたび左右されました。ときには、政治家が自分の選挙区に鉄道路線を強引に誘致する、「我田引水」ならぬ「我田引鉄」と呼ばれる事象も見られました。本講座では、講師の著書[『鉄道と国家―「我田引鉄」の近現代史〔新装改訂版〕』](https://www.kotsu.co.jp/products/details/601181.html)(交通新聞社新書)をテキストとして、明治から昭和にかけての鉄道と政治の関係について、原敬や佐藤栄作といった著名な政治家の例を通して解説します。(講師:記) ※本講座は教室のみの開催です。 ※オンライン配信、見逃し配信はございません。 【使用テキスト】 小牟田哲彦著[『鉄道と国家―「我田引鉄」の近現代史〔新装改訂版〕』](https://www.kotsu.co.jp/products/details/601181.html)(交通新聞社新書、2023年)を使用します。 各自でご用意のうえ、ご持参ください。お持ちでない方は、講座当日に教室内でお買い求めいただきます。 【書籍販売のご案内】 講座当日、教室内で下記の書籍を特別価格で販売します。お支払いは現金のみです。 ・『日本鉄道廃線史』(中公新書) ・『鉄道と国家―「我田引鉄」の近現代史 新装改訂版』(交通新聞社新書) ・『日本列島改造論と鉄道—田中角栄が描いた路線網』(交通新聞社新書) ・『宮脇俊三の紀行文学を読む』(中央公論新社) ・『去りゆく星空の夜行列車』(草思社文庫) ・『改訂新版 大日本帝国の海外鉄道』(扶桑社) ・『旅行ガイドブックから読み解く明治・大正・昭和 日本人のアジア観光』(草思社)

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    20世紀の戦争 比較戦争史研究の試み

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    • 2025春クーポン対象
    • 等松 春夫/防衛大学校教授
    • 2025/04/23〜
      19:00〜20:30

     2025年は第二次世界大戦の終結から80年である。あの戦争を最年少の兵士として戦った人々の大半が鬼籍に入った。日本は戦後80年のあいだ平和を享受してきたが、世界ではその間、無数の紛争が生起して多くの血が流されてきた。そしてその状況は過去形にはなっていない。本講義ではジョン・ストウシンガーの古典的著作『なぜ国々は戦争をするのか』上下巻(国書刊行会2015)を手がかりに、20世紀の戦争・紛争を考察する。  教科書は指定せず講義は講師が作成する教材を基に行うが、参考文献として受講者はストウシンガーの上記書に目を通しておくことが望ましい。(講師:記) <今期の予定> 第1期(2025年4〜6月) 1 帝国主義下のアジアの戦争:日清戦争/米西戦争/日露戦争 2 経済とテクノロジーのグローバル戦争:第1次世界大戦 3 イデオロギーと政治体制をめぐる戦争:スペイン内戦/独ソ戦/国共内戦 画像:日露戦争(旅順要塞を砲撃する28サンチ砲) <今後の予定> 第2期(2025年7〜9月) 4 ヨーロッパ発のグローバル戦争:第2次世界大戦(ヨーロッパ) 5 アジア発のグローバル戦争:第2次世界大戦(アジア・太平洋) 6 冷戦下の国際内戦:朝鮮戦争 第3期(2025年10〜12月) 7 帝国主義・シオニズム・ナショナリズム:第1〜4次中東戦争 8 インド亜大陸をめぐる戦争:第1〜3次インド・パキスタン戦争 9 ドミノ理論の誤算:ベトナム戦争 第4期(2026年1〜3月) 10 帝国の負債:スエズ戦争/フォークランド戦争 アルジェリア戦争/インドシナ戦争 11 ソヴィエト帝国の負債:ユーゴスラヴィア内戦 コーカサス紛争 ウクライナ戦争 12 21世紀の戦争:湾岸戦争 アフガニスタン イラク ガザ 註:講義は1年通年でも、1期ごとでも登録・受講可能。   各サイクル(3回)内で扱う戦争の順番は変更する可能性がある。 <参考文献> ジョン・G・ストウシンガー著、等松春夫監訳[『なぜ国々は戦争をするのか』](https://www.kokusho.co.jp/np/result.html?writer_id=20534)上下巻(国書刊行会2015) <講師詳細> 等松 春夫:1962年米国パサデナ市生。防衛大学校国際関係学科教授。専門は政治外交史・比較戦争史。筑波大学、早稲田大学を経て1991〜97年に英国留学。オックスフォード大学博士(政治学・国際関係論)。2011年にNATO国防大学で研修、ディプロマ取得。著書『日本帝国と委任統治』(名古屋大学出版会2011)、訳書『なぜ国々は戦争をするのか』(国書刊行会2015)、『大いなる聖戦:第二次世界大戦全史』(国書刊行会、2018)、共著書『日英交流史3〈軍事〉』(東京大学出版会、2001)、『日中戦争の軍事的展開』(慶應義塾大学出版会、2006)、『昭和史講義1・2』(筑摩書房、2015、2016)、Pearl Harbor (Cassell, 2001)、A Gathering Darkness (Scholarly Resources, 2004), Imperialism on Trial (Lexington Books, 2006), Russo Japanese War in Global Perspective (Brill, 2007), History Textbooks and the Wars in Asia (Routledge, 2011), Maritime Strategy and National Security in Japan and Britain (Brill, 2012), Spain 1936: Year Zero (Liverpool University Press, 2018), East Asians in the League of Nations (Palgrave Macmillan, 2023 )他多数。

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    学びを広げる!大人のための世界史

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    • 歴史
    • 教室(事前選択講座)
    • 見逃し配信あり
    • 2025春クーポン対象
    • 村山 秀太郎/スタディサプリ講師・世界史塾バロンドール主宰
    • 2025/04/04〜
      19:00〜20:30

     歴史感覚の基礎は、現状への問題意識です。2期目の大統領に就任したトランプ氏は、ガザの件を「彼らの戦争だ」と言い放ちました。地球上で最も血を吸った土地と評されるのが「ヨルダン川西岸地区」つまりパレスチナ。まずは、世界史の腎臓ともいえる当該地域の歴史を、戦後アメリカ外交史と絡めじっくりと解説いたします。一方、あからさまな国際法違反の「力による現状変更」をプーチン氏は「自衛」のための特別軍事作戦と呼んでいます。一体、ウクライナとはどのような歴史をたどってきたのか?キエフ(キーウ)そしてウクライナ東部はモスクワにとってどのような場所なのか?を、次に解説いたします。そして最後に、複雑怪奇な中国現代史を「台湾」をキーワードに平易にそして縦横無尽にお話しようと思います。(講師・記) 【カリキュラム】 第1講 ガザ戦争至るパレスチナ3000年史 第2講 中東現代史=アメリカ合衆国外交史といえる理由 第3講 ウクライナ東部での戦闘、その対立の深層(1.ウクライナの歴史) 第4講 ウクライナ東部での戦闘、その対立の深層(2.NATOの東方拡大とアメリカ) 第5講 台湾は中国なのか?清朝そしてアメリカ合衆国をめぐる中国史 (1.国民党と共産党) 第6講 台湾は中国なのか?清朝そしてアメリカ合衆国をめぐる中国史(2.中華人民共和国とアメリカ・日本) *こちらは【教室受講】の申し込みページです。[【オンライン受講】をご希望の方はこちら](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=7892590&p=8bd7227ac4d5b390b086006db1d8cd5cc735d0fc6c2516171bae36ac4b35b828)

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    学びを広げる!大人のための世界史

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    • 村山 秀太郎/スタディサプリ講師・世界史塾バロンドール主宰
    • 2025/04/04〜
      19:00〜20:30

     歴史感覚の基礎は、現状への問題意識です。2期目の大統領に就任したトランプ氏は、ガザの件を「彼らの戦争だ」と言い放ちました。地球上で最も血を吸った土地と評されるのが「ヨルダン川西岸地区」つまりパレスチナ。まずは、世界史の腎臓ともいえる当該地域の歴史を、戦後アメリカ外交史と絡めじっくりと解説いたします。一方、あからさまな国際法違反の「力による現状変更」をプーチン氏は「自衛」のための特別軍事作戦と呼んでいます。一体、ウクライナとはどのような歴史をたどってきたのか?キエフ(キーウ)そしてウクライナ東部はモスクワにとってどのような場所なのか?を、次に解説いたします。そして最後に、複雑怪奇な中国現代史を「台湾」をキーワードに平易にそして縦横無尽にお話しようと思います。(講師・記) 【カリキュラム】 第1講 ガザ戦争至るパレスチナ3000年史 第2講 中東現代史=アメリカ合衆国外交史といえる理由 第3講 ウクライナ東部での戦闘、その対立の深層(1.ウクライナの歴史) 第4講 ウクライナ東部での戦闘、その対立の深層(2.NATOの東方拡大とアメリカ) 第5講 台湾は中国なのか?清朝そしてアメリカ合衆国をめぐる中国史 (1.国民党と共産党) 第6講 台湾は中国なのか?清朝そしてアメリカ合衆国をめぐる中国史(2.中華人民共和国とアメリカ・日本) *こちらは【オンライン受講】の申し込みページです。[【教室受講】をご希望の方はこちら](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=7907207&p=d85dab1bc1a3164a2d86ceb0557adab27b08e11dad9e6356c2bf428ce96fb2a7)

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    楔形文字がむすぶ古代オリエント都市

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    • 2025春クーポン対象
    • 小林 登志子/歴史学者
    • 2025/04/07〜
      12:45〜14:30

     古代オリンエト世界には数多の都市があったが、その中でも楔形文字が刻まれた粘土板が出土した都市について話す。つまり、メソポタミア文明が伝わった都市になる。『史記』にならえば、「アッシリア史」「バビロニア史」は「本紀」になるが、都市の紹介は諸侯国を記している「世家」にあたる。それぞれの都市に個性があり、興味深い。1回読み切り形式で、わかりやすく話す。日程は一部変更することもあるので、あらかじめご了承いただきたい。 (講師・記) リーフレット画像:エアンナ聖域のジックラト(ウルク) 〈今回のスケジュール〉 ※スケジュールは変更になる場合がございます。  4・07  都市とは  4・21  都市はウルクにはじまる  5・19  ラガシューシュメル人の実在証明―  6・02  アッカドはどこだ  6・16  エブラー考古学とパレスティナ問題と―  6・30  ウルー謎の王墓と、帝都― 

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    オスマン帝国・大清帝国・徳川明治日本

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    • 鈴木 董/東京大学名誉教授
    • 2025/04/07〜
      10:30〜12:30

    ラテン文字世界としての西欧世界を原動力に唯一のグローバル・システムが成立する以前には、地球上には特色ある複数の文化世界が存在していた。それらのうち、アラビア文字世界としてのイスラム世界の世界帝国的存在であったオスマン帝国、漢字世界の世界帝国たる大清帝国、そして漢字世界の周辺に位置した日本について、それら伝統と、「西洋の衝撃」の下における伝統の変容過程について、比較史的に検討してみたい。なお、「百聞は一見にしかず」、図像資料もできるだけお目せしたい。(講師記) <今期・後期テーマ> 変容の過程 第 9回  近代西欧を原動力とするグローバリゼーションの進展 第10回 「西洋の衝撃」の到来の様態 第11回 「西洋化」改革の開始 第12回 支配組織の「西洋化」と支配エリートのあり方 第13回 グローバル化と社会・経済システム 第14回 技術・知識・生産システムの受容と「産業化」 第15回 文化の「西洋化」 第16回 政治体の統合のシステムとアイデンティティへの影響の諸相 ※下記、前期テーマは終了しました(2024年10月〜2025年2月開催) 伝統の構造 第1回 世界秩序と政治単位 第2回 政治単位とそれを支える統合のシステムとアイデンティティ 第3回 支配空間と支配組織 第4回 支配エリートとサブ・エリートたち 第5回 社会成層体系と身分秩序 第6回 社会経済システムと世界経済とのかかわり 第7回 文化の基礎/第8回 文化の諸ジャンルのあり方

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    王のいないインダス「文明」社会

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    • 2025春クーポン対象
    • 小茄子川 歩/京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科 特任准教授
    • 2025/04/26〜
      13:00〜14:30

     紀元前2600年ころに現在のパキスタンとインド北西部に成立し、紀元前1900年ころに解体した「文明」社会を、わたしたちは一般的にインダス文明とよんでいます。  この「文明」社会には、都市や文字、石製の印章やおもり、外部社会との限定的交流などの痕跡は存在しますが、不思議なことに、中央集権的な社会構造、王や王墓、神殿、労働集約的な灌漑事業、ムギ類の偏重大量生産、極端な集住、富の集中、武器・軍隊・戦争、社会全体にいきわたるような宗教などの痕跡は不在です。  本講座では、わたしたちの教養ともなっている王のいる古代文明社会のあり方を再考するために、王のいないインダス「文明」社会が、いかなる「政治」あるいは「社会編成の形態」のもとで存在し得たのかを、とくに南アジア最古の「都市」とされるモヘンジョダロに焦点をあてつつ、最新の発掘・研究成果から概説します。 (講師・記) 《各回カリキュラム》 第1回:王のいる古代文明社会と王のいない古代「文明」社会 ---2025年4月26日 第2回:モヘンジョダロではどのような「政治」がおこなわれていたのか---2025年5月24日 第3回:インダス「文明」論---2025年6月28日

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    オランダ・イギリスの東インド会社の歴史

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    • 2025春クーポン対象
    • 島田 竜登/東京大学准教授
    • 2025/04/12〜
      10:30〜12:00

    17世紀初頭にイギリスとオランダでそれぞれ東インド会社が設立されました。その時は西ヨーロッパにおける小さな出来事であったかもしれません。しかし、今からみると、現在まで至るグローバル経済や国際秩序に、大きな影響を与えた会社の誕生でありました。当初はオランダ東インド会社が勢力を持ち、18世紀にはイギリス東インド会社がオランダの東インド会社をしのぐようになります。両社とも、ヨーロッパとアジアを結ぶ貿易に従事したほか、アジア内で政治的な権力を獲得し、最終的にはアジアに広大な植民地帝国を構築しました。 オランダとイギリスの東インド会社の歴史をひもとくと、現在の我々にとって有益な教訓が満ちているのが分かります。グローバルな商業活動を行いましたので、必然的に異文化に暮らす人々との交渉・対立・共存のために成功や失敗を繰り返し、数多くの工夫がうみだされました。この講座では、最新の研究成果を踏まえながら、グローバル社会に生きる我々にとっての教訓を、東インド会社の歴史から学ぶことを一大目標とします。 <各回のテーマ>※各回テーマは予定です。変更になる場合もございます。 2025年4月期:会社のガバナンス 第1回:オランダ東インド会社の設立:商人たちのあくなき利益追求 第2回:イギリス東インド会社と株主総会:近代的株式会社の在り方を問う 第3回:会社と国家:会社によるアジア・アフリカの植民地支配 2025年7月期:成功のビジネスモデル 第4回:オランダ東インド会社のアジア域内貿易:アジアをつなぐヨーロッパ企業 第5回:自由貿易商人のアジア域内貿易:イギリス東インド会社の劣勢挽回策 第6回:イギリス東インド会社の領域支配:いかにインドを支配したのか? 2025年10月期:会社内部の文化摩擦 第7回:東インド会社の布教問題:宗教はビジネスに必要か? 第8回:呉越同舟の船乗りたち:東インド会社のムスリム船員 第9回:コスモポリタン社会:植民都市の平和共存策とは何か? 2026年1月期:外交・貿易問題 第10回:日本の「鎖国」とオランダ東インド会社:いかに独占貿易を維持したのか? 第11回:インドと東インド会社:海千山千の現地パートナーとのインド・ビジネス 第12回:広東貿易と成長する中国:中国ビジネスをいかに理解したか?

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    ヒンドゥーとイスラームの言葉と信仰

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    • 教室・オンライン自由講座
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    • 2025春クーポン対象
    • 村山 和之/中央大学・和光大学兼任講師
    • 2025/06/05〜
      19:00〜20:30

     インドとパキスタン、ヒンドゥー教とイスラーム教の相違、ヒンディー語とウルドゥー語の近似の実相を、映画を題材に見つけてゆきましょう。両国間には、分離独立後、三度の戦争を経て、映画の焦点ともなるカシュミール係争が今も続いています。しかし、実際は政治家と宗教家に翻弄され、両国民ともに直接語り、触れ合う機会が阻害されているだけです。さて、本当か否か、映画をテクストに両国の民族性・文化的差異に触れてみませんか?(講師・記) 写真提供 配給:SPACEBOX 映画『バジュランギおじさんと、小さな迷子』 マサラ上映の予定 『バジュランギおじさんと、小さな迷子』 2025/5/3 土曜 シネリーブル池袋にて [詳しくはこちら](https://ttcg.jp/cinelibre_ikebukuro/movie/1179900.html)

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    学び直すアジア近現代史:東南アジア

    • 歴史
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 2025春クーポン対象
    • 根本 敬/上智大学名誉教授
    • 2025/04/26〜
      15:30〜17:00

     この講座では、19世紀後半の帝国主義時代から21世紀の現代までを扱い、東南アジアが歩んできたここ150年ほどの歴史を、日本との関係も含めて理解することを目的としています。近現代の歴史を学ぶにあたって必須となる帝国主義と植民地統治、そしてナショナリズムの特徴についても個別にとりあげます。  日本では東南アジア諸国の歴史や文化はあまり知られていませんが、両地域は現代においてますます関係が深まっています。日本の軍事侵攻と占領という負の過去も含め、同時代のパートナーとなる地域の歴史的背景を学び、理解を深める機会にしたいと思います。 **帝国主義時代の東南アジア(合理的国家への「上からの」つくりなおし)**  第1回 英国によるビルマ統治と反英ナショナリズムの台頭  第2回 オランダ領東インドの成立過程とインドネシア・ナショナリズムの誕生  第3回 タイ(シャム)はなぜ独立を維持できたのか <全体のテーマ> **第1期 東南アジアの近現代史を学ぶにあたって(ウォーミングアップ)** (1〜3月)  第1回 東南アジア―地域と歴史に関する基礎的知識  第2回 帝国主義と植民地支配の特徴  第3回 ナショナリズムとは何か **第2期 帝国主義時代の東南アジア(合理的国家への「上からの」つくりなおし)**  第1回 英国によるビルマ統治と反英ナショナリズムの台頭  第2回 オランダ領東インドの成立過程とインドネシア・ナショナリズムの誕生  第3回 タイ(シャム)はなぜ独立を維持できたのか **第3期 第二次世界大戦期の東南アジア(抵抗と協力のはざま)**  第1回 日本軍はなぜ東南アジアへ侵攻したのか  第2回 日本軍占領下の東南アジア(支配の形態、人々の生活、ナショナリストの反応)  第3回 日本占領期をめぐる戦後記憶の比較(旧宗主国、日本、東南アジア) **第4期  国民国家時代の東南アジア(歩みと課題)**  第1回 冷戦期の国民統合政策−スカルノ時代(1945-65)のインドネシア  第2回 開発主義の功罪−スハルト時代(1966-1998)のインドネシア  第3回 民主化への茨の道−ビルマ(ミャンマー)における政治と軍の関係

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    教皇と都市ローマ 聖年を切り口に

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    • 教室・オンライン自由講座
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    • 2025春クーポン対象
    • 原田 亜希子/慶応義塾大学助教
    • 2025/05/29
      13:00〜14:30

     初代教皇である聖ペトロが「イエスから直接その権威を伝えられた初代ローマ司教」であったことから、教皇と都市ローマの歴史は常に密接に絡み合ってきました。中でも本講座では、近世に注目します。古代の繁栄も中世に入ると衰退の一途をたどり、特に教皇庁が南仏に移転した14世紀にローマは大きく荒廃しました。都市の復興を通じて、キリスト教世界における普遍的権威としてのみならず、ローマを統治する一君主としての権限の確立をも目指した15、16世紀の個性豊かな教皇たちによる都市再生のための壮大なプロジェクトを、聖年という切り口のもとに紐解いていきます。(講師・記) リーフレット画像:ジョルジョ・ヴァザーリ≪1525年の聖年にてポルタ・サンタを開けるクレメンス7世≫フィレンツェ、ヴェッキオ宮殿

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    学び直すヨーロッパ近現代史入門

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    • 2025春クーポン対象
    • 川手 圭一/東京学芸大学教授
    • 2025/04/11〜
      10:30〜12:00

     ヨーロッパが大きく揺れ動いています。各国で躍進する極右政党、移民・難民に対する排除の高まりは、近代ヨーロッパが築き上げてきた「市民社会」が内部から掘り崩されていくかのようです。「知」が軽んじられ、「民主主義」の精神を否定するかのような言動はますます大きくなり、私たちは、方向性を失った世界のなかにいるようです。  本講座では、このような現代社会を前に、19世紀を中心に「市民社会」の形成という観点から改めてヨーロッパ近現代史をたどる入門講座です。(講師・記) 【カリキュラム】※状況により変更することもございます。 第1回 4月11日 革命の時代のヨーロッパ 第2回 5月9日  19世紀ヨーロッパ市民社会の実像 第3回 6月13日 緊張と対立のヨーロッパ

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    近世のヨーロッパとハプスブルク帝国

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    • 2025春クーポン対象
    • 岩ア 周一/京都産業大学教授
    • 2025/04/12〜
      15:30〜17:00

    現在の西洋史研究においては、16世紀から18世紀までを独自の特色を持つ時期と捉え、「近世」と呼称することが一般的になっています。この講座では、この近世のヨーロッパを、講師が専門とするハプスブルク帝国を基軸として、できるだけ分かりやすく、しかしアカデミックな立場に基づいて扱っていきます。まず前半では、近世のヨーロッパをその特徴的な事象(大航海時代、ルネサンス、宗教改革、啓蒙主義など)から見ていきます。そして後半では、近世ヨーロッパを生きた人々が暮らした世界を宮廷・都市・農村の三つに分け、いわゆる社会史的な立場から多彩に論じていきます。 なお、基本的には講義形式で進めますが、毎回最後に10分ほど時間をとって受講者からの質問を受け付け、双方向的な性格も加えられればと思っています。(講師・記) <4月期スケジュール> 1 「近世ヨーロッパ」という時代 2 大航海時代 3 ルネサンス <7月期以降> 4 宗教改革 5 財政軍事国家 6 「啓蒙の世紀」 7 宮廷社会(1) 8 宮廷社会(2) 9 都市社会(1) 10 都市社会(2) 11 農村社会(1) 12 農村社会(2)

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    神話学入門

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    • 松村 一男/和光大学名誉教授
    • 2025/04/09〜
      13:00〜14:30

     神話という言葉はしばしば聞かれます。「神話のような世界」といえば、超現実的で素晴らしい世界を思い浮かべるでしょう。しかし、何か良いアイデアを思いついた時、相手から「それは神話だね」と言われたら、否定されたと思うでしょう。神話とは何なのか、そしてそれを研究する神話学とはどういう学問なのか、いつ頃、誰が始めたのか、そして今、どのくらいのことが研究され、分かっているのか、そうした神話についての入門講座を三回に分けてお話します。第一回では神話と神話学という語について説明し、第二回では神話の地域的そして時代的な広がりを紹介し、第三回では神話で語られるテーマの多様性についてお話します。(講師:記) 第1回:神話とはなにか、神話学とはなにか 第2回:世界の神話の広がり:地域と歴史 第3回:神話を分類する:創造、洪水、終末、英雄 【参考図書】 『[神話学入門](https://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480099181/)』大林太良著(ちくま学芸文庫、2019年) 『[創世神話と英雄伝説](https://www.kadokawa.co.jp/product/201112000040/)』松村一男他編(角川文庫、2012年) 『[世界の神々の誕生](https://www.kadokawa.co.jp/product/201112000041/)』松村一男他編(角川文庫、2012年) ※こちらは第1回〜第3回セットでのお申込みページです。 ※第1回のみのお申込みは[こちら](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=7921958&p=7e4fe58b74e81921aa94cbdda3a3b7fd096a5a39134246aa3e7824be6ffb9d9c)

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    身体表現の文化史

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    • 稲吉 優流/ムーブメントクリエイター
    • 2025/04/10
      15:30〜17:00

     前回の「ダンス・舞踊の文化史 なぜ人は踊るのか」(2025.2.4開催)は、マニアックなテーマでしたが、盛りだくさんの内容は90分には収まりきれないものでした。国や民族的特徴に時代性を合わせると、その国・民族・時代による違いと共に、普遍的な共通点が見えてくるものです。今回は第2弾として、カラダの「動き」に軸を当てた講座となります。  ダンスや舞踊だけでなく、武術武道を含めたボディワークと民族性・地域性の特徴を掘り下げていきます。例えば、中丹田優位(天空系)のダンスや武術と、臍下丹田優位(大地系)のダンスや武術などに分類すると、実に面白い共通点が見えてきます。近年のボディワークでいえば発生がまるで別にもかかわらず、動きに共通点のあるメソッドが発生・存在しているのも、非常に興味深い現象です。違い(特異性)と共通点(普遍性)を理解することは、違う文化を認め、受け入れる思想にも繋がりますね。身体文化の「楽問」を探求しましょう!(講師・記) 【カリキュラム】 ●現在のダンスカルチャー ●様々なボディワークの考察 ●スポーツに見る日本人らしさとは ●遊びと文化の関係 ●健康の定義を考える *** <同講師の実技講座はコチラ↓> ●「カラダで遊ぶ 大人の体育 柔芯躰メソッド」 日程:2025年 4/10, 5/8, 6/12(木)18:30〜20:30 HP:[https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=7884018](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=7884018) *** 【広報画像】 @様々なジャンルのダンス(イメージ画像) A様々なジャンルのダンス(イメージ画像) B稲吉優流さん

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    魅力ある書と人を味わう

    • 美術史・鑑賞
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 2025春クーポン対象
    • 名児耶 明/古筆・書文化研究者
    • 2025/04/16〜
      13:00〜14:30

    わが国の書道史を見ると、中国伝来の漢字を取り入れ、さらに仮名を創り上げ、各時代を通して魅力的な書が遺っています。それらは、中国・王羲之の書を手本としながらわが国の感性に合った漢字や、独自の文字である仮名など、様々があります。それらの筆者も書道史上に名前を残しています。そうした作品を撰んでその筆者と共に鑑賞したいと思います。(講師・記)※2024年7月開講 今期のテーマ <2025年4〜6月> 第10回 本阿弥光悦の書 第11回 冷泉家の人々の書 第12回 良寛とその書 過去のテーマ <2024年7〜9月> 第1回 7月17日 王羲之とその書 第2回 8月7日 空海とその書 第3回 9月18日 嵯峨天皇・橘逸勢・最澄の書とは <2024年10〜12月> 第4回 小野道風とその書  第5回 藤原佐理と藤原行成の書 第6回 伝源兼行と伝藤原教長の書  <2025年1〜3月> 第7回 藤原俊成とその書 第8回 西行の書とは 第9回 藤原定家の書

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    仏像の魅力を知る旅 

    • 美術史・鑑賞
    • 教室開催
    • 2025春クーポン対象
    • 金子 典正/京都芸術大学教授
    • 2025/04/21〜
      15:30〜17:30

     日本の仏像の見方と理解を深めるために、仏教美術の流れを基礎から体系的に学びます。  毎回プロジェクターを使って仏像について詳しく説明し、プリントを配付して丁寧に解説します。さらに時々は私が研究しているアジアの仏像についてもお話しします。  今期は白鳳〜奈良時代の仏教美術を取り上げます。1回目は法隆寺五重塔の塔本塑像について、2回目は興福寺の歴史と仏像について、3回目は国宝館の十大弟子像と阿修羅像を含む八部衆像について講じます。はじめての方にもわかりやすく解説します。(講師・記) ・リーフレット画像: <スケジュール>※スケジュールは変更になる場合がございます。 第1回 法隆寺五重塔の塔本塑像について 第2回 興福寺の歴史と仏像 第3回 興福寺十大弟子像と八部衆像

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    山岳信仰と日本・建築 

    • 美術史・鑑賞
    • 教室開催
    • 2025春クーポン対象
    • 松ア 照明/東京家政学院大学客員教授
    • 2025/04/01〜
      13:00〜14:30

    現代の登山は、いわばスポーツ登山ですが、昔は信仰のための登山がほとんどでした。3000メートル級の高山でも、奈良時代までには山に深く分け入った修行者(修験者、山伏)たちによって、ほとんどが登頂されています。彼らは山中の厳しい修行によって神仏の力を身につけ、平地の人達の救いを求めました。密かな修行のため目立ちませんが、この修行は、現代まで脈々と続けられています。そして「山の信仰」は、私たちの魂を揺さぶる様々な建築を創り出してもきました。この講座では、拙著『山に立つ神と仏 ー柱立てと懸造の心性史ー』をテキストに、縄文時代から江戸時代まで、その実相をわかりやすくお話します。(講師・記) 写真:峰定寺本堂 <各回テーマ> 2025年4〜6月期  第1回 序論 日本人と山(室堂、かけ小屋:山小屋の本来の姿)  第2回 第1章(1)神の坐すところと祭祀の場所(縄文時代の遥拝・伏拝)  第3回 第1章(2)柱を立てることの意味(弥生・古墳時代のクニの柱、天柱と神社の心御柱) 2025年7〜9月期  第4回 第2章(1)山に籠もる修行僧(飛鳥・奈良時代の山での修行、崇福寺、東大寺上院の諸堂)  第5回 第2章(2)山に造られた独自の建築「懸造(かけづくり)」の始まり(平安時代の山での修行、天台延暦寺と真言  醍醐寺)  第6回 第3章「懸造」という名称の由来(懸けるとは何か、地形と風景の聖性) 2025年10〜12月期  第7回 第4章(1)岩坐と湧水信仰の建築(霊験仏の坐す岩と建築、石山寺)  第8回 第4章(2) 〃      (地主神と仏堂、長谷、清水寺、葛川明王院)  第9回 第4章(3)四方(よも・地方)の霊験所と建築(捨身行、三徳山三仏寺の修験界) 2026年1〜3月期  第10回 第4章(4)霊験所の組織化(西国三十三観音霊場、英彦山、出羽三山)  第11回 第5章(1)仏教仏堂と神社社殿の重層空間(神仏混淆の中の懸造、熊野三山)  第12回 総括 山岳信仰建築の歴史、現代的価値 ◎開始5分ほど前から、講師の研究近況についての話が始まります。ご都合のつく方は早めにご入室ください。

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    教皇のコレクション ヴァチカン美術館への招待

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    • 美術史・鑑賞
    • 教室(事前選択講座)
    • 見逃し配信あり
    • 2025春クーポン対象
    • 矢澤 佳子/西洋美術史講師
    • 2025/04/01
      13:30〜15:00

    2025年はカトリック教会における聖年。 イタリア美術の流れに重要な役割を果たしたのが教皇。 教皇のコレクションが集められる世界屈指の美術館、ヴァチカン美術館に注目。 必見作品を厳選し、教皇との関係、何を物語るかお話します。 6月からレギュラー講座「ヴァチカン・ローマ・ナポリの美術館」にて第一級の作品群をさらに詳しく解説します。 ■紹介作品: ・「べルヴェデーレのアポロン」 ・「ラオコーン」 ・システィナ礼拝堂・パオリナ礼拝堂・ニッコリーナ礼拝堂礼拝堂 ・ラファエロの間(署名の間他) ・ジオット作「ステファネスキの三連祭壇画」(1315-1320年頃) ・メロッツォ・ダ・フォルリ作「奏楽天使」(1470年代) ・ラファエロ作「キリスト変容」(1518-1520年) ・レオナルド・ダ・ヴィンチ作「聖ヒエロニムス」(1480年頃) ・カラヴァッジョ作「キリスト埋葬」(1602-1604年頃) ※欠席時の資料郵送はしておりません。ご来社時に事務所でお受け取りください。(保管期間3ヶ月)

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    教皇のコレクション ヴァチカン美術館への招待

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    • 美術史・鑑賞
    • オンライン(事前選択講座)
    • 見逃し配信あり
    • 2025春クーポン対象
    • 矢澤 佳子/西洋美術史講師
    • 2025/04/01
      13:30〜15:00

    2025年はカトリック教会における聖年。 イタリア美術の流れに重要な役割を果たしたのが教皇。 教皇のコレクションが集められる世界屈指の美術館、ヴァチカン美術館に注目。 必見作品を厳選し、教皇との関係、何を物語るかお話します。 6月からレギュラー講座「ヴァチカン・ローマ・ナポリの美術館」にて第一級の作品群をさらに詳しく解説します。 ・教室受講も可能です。 ・オンライン受講の方には印刷資料を郵送いたします。直前にお申し込みの場合は、講座当日までに届かないことがございます。講座は資料がなくてもお楽しみ頂ける内容です。 ■紹介作品: ・「べルヴェデーレのアポロン」 ・「ラオコーン」 ・システィナ礼拝堂・パオリナ礼拝堂・ニッコリーナ礼拝堂礼拝堂 ・ラファエロの間(署名の間他) ・ジオット作「ステファネスキの三連祭壇画」(1315-1320年頃) ・メロッツォ・ダ・フォルリ作「奏楽天使」(1470年代) ・ラファエロ作「キリスト変容」(1518-1520年) ・レオナルド・ダ・ヴィンチ作「聖ヒエロニムス」(1480年頃) ・カラヴァッジョ作「キリスト埋葬」(1602-1604年頃)

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    印象派絵画の楽しみ方

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    • 美術史・鑑賞
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 2025春クーポン対象
    • 賀川 恭子/石橋財団アーティゾン美術館学芸員
    • 2025/05/12〜
      10:30〜12:00

     モネ、ルノワール、シスレー、ドガらは「印象派」として知られます。19世紀のフランスで活躍した印象派の画家たちは、自然のなかの光や色を注意深く観察し、それらをカンヴァスに描きとめようとして、新しい絵画を生み出しました。その新しさは、彼らが生きた時代を知ることや、同時代の他の画家たちの作品と比べることでより一層明確になります。一見するとわかりやすそうな印象派絵画にも複雑な背景があり、読み解いていく楽しみがあります。この講座では、そのような制作背景をたどりながら、印象派絵画の見方や楽しみ方を学びます。(講師:記) ### 各回のテーマ 第1回 印象派の風景画—モネ、ピサロ、シスレー 第2回 印象派の人物画—ルノワール、ドガ、モリゾ ### 画像クレジット クロード・モネ《黄昏、ヴェネツィア》 1908年頃、油彩・カンヴァス、73.0×92.5cm、石橋財団アーティゾン美術館蔵

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    万葉集を柿本人麻呂歌集から読む

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    • 文学・文芸創作
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 2025春クーポン対象
    • 品田 悦一/東京大学名誉教授
    • 2025/04/09〜
      13:30〜15:00

      『万葉集』には「柿本朝臣人麻呂作歌(ヽヽ)」として載せる約80首とは別に、「柿本朝臣人麻呂歌集(ヽヽ)出」などと注記される歌が約340〜60首、各巻に散在しています。人麻呂の編集した歌集が『万葉集』の編纂材料の一つとされたのであり、それらは文字で書かれた最初のやまと歌でした。今から二十年くらい前の有力な考え方では、人麻呂歌集には集団に共有されていた歌から個の抒情が立ち上がっていく過程が見て取れる、とされていました。  この講座では、集団から個へという伝統的図式を離れ、やまと歌はことばの芸として発足したのだとの見地から読解を進めていきます。さまざまな場面を想像し、登場人物の心を代弁してみせること――それは集団の願望でもなければ、個人の体験の表白でもありません。寸劇の台詞のようにして恋の百態を詠み分けてみせることこそが、歌人人麻呂の芸の見せ所だったのです。  さしあたり巻十一所収の短歌、2368番以下の短歌、149首を読んでいきます。1回に12〜15首くらい読むことになるでしょう。 (講師・記/2025年4月開講)

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    「源氏物語」の女君たち

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    • 文学・文芸創作
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 2025春クーポン対象
    • 田坂 憲二/元慶応義塾大学教授
    • 2025/04/08〜
      10:30〜12:00

     『源氏物語』は光源氏の人生を中核に据え、その周囲の人々の様々な人生を併せて描いた作品で、一種の群像劇でもあります。登場人物の一人一人には、祖父母がいて、父母がいて、兄弟や子どもがいればそれらの人々の人生をも含めてと、作者の視線は広がっていきます。さらに一つの人生が、他の人物と交差して、物語は一層深まっていきます。『源氏物語』を読むことは、登場人物の人生を読むこと、と言い換えても良いでしょう。この講座では、物語に登場する女性たちの様々な人生を追ってみます。  資料は講師の方で準備しますので、教室もしくは画面の前に直接お越し下さい。『源氏物語』の醍醐味である人間ドラマを楽しみましょう。(講師・記) *2025年4月開講   【カリキュラム】 1)桐壺更衣 ―家運を背負った人― 光源氏の母の桐壺更衣は、桐壺帝に深く愛されますが、光源氏三歳の歳に逝去します。家運を背負って入内した短い人生を、父や母、兄の存在などを含めて考えます。 2)弘徽殿女御 ―なぜ光源氏を憎むのか― 桐壺更衣のライバルであった弘徽殿女御は、その後も生き続け、光源氏とは敵対する関係となります。彼女にはそのような生き方をしなければならなかった背景や事情があるのです。 3)藤壺宮 ―永遠の女性― 光源氏の人生を決定づけた女性は、物語の中でどのように描かれているのか。この物語の謎を解く鍵でもあります。その人生を登場から崩御、没後まで、皇統の問題も含めて考えます。 【2025.7月期(予定)】 7月 空蝉と夕顔 8月 葵の上 9月 朧月夜

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    シェイクスピア「テンペスト」を解剖する

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    • 文学・文芸創作
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 2025春クーポン対象
    • 高田 康成/東京大学名誉教授
    • 2025/04/02〜
      13:00〜14:30

     The Tempestは、シェイクスピアが単独で創作した作品として、最後のものです。この後にも彼の手が入った作品がないわけではありませんが、それらはみな共作あるいは散逸してしまったものです。作品が展開する場は、ナポリからチュニジアに向かう途中に位置する或る孤島、時代的には作者シェイクスピアと同時代と考えられます。しかしこの孤島は、主人公プロスペロが魔術を以て支配する半ば超自然的な空間なのです。現実的世界と超自然的世界をかくも意図的に交錯させたのは、初期作品の『真夏の夜の夢』以来のことです。その意味を探りたいと思います。  本講義では、テクストに密着しながら、折々に顔を出す諸々のモチーフや問題点を押さえつつ、受講者各自に託されざるをえない解釈に資するよう、作品を解剖してゆきます。  全6回で5幕構成の作品全体を扱いますので、各回はほぼ1幕強の分量となります。資料を毎回用意いたしますが、あらかじめ翻訳で該当部分にざっと目を通していただければ幸いです。翻訳はいずれでも構いません。(講師記)

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    英文学の世界をひらく 歴史と文化から読み解くイギリス文学史

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    • 文学・文芸創作
    • オンライン開催
    • 見逃し配信あり
    • 2025春クーポン対象
    • 西 能史/上智大学准教授
    • 2025/04/10〜
      13:00〜14:30

    ■4月期 ・4/10  <導入回> イギリス古英語文学の扉の前に―ギリシャ・ローマとゲルマン民族の英雄叙事詩 ---------------- ホメロスが描く勇壮なトロイア戦争と、ゲルマンの戦士が荒野に響かせる武勲の歌。『イリアス』や『オデュッセイア』、『アエネーイス』から、古英語で書かれた『ベーオウルフ』へと時代と地域を超える物語は、なぜにかくも長く語り継がれてきたのか。イギリスの古英語文学の扉を開く前に、それぞれの世界観や英雄像の違い、叙事詩の韻律や口承伝承の秘密を探ります。歴史や言語表現の違いを知ることで、ヨーロッパ人が受け継いできた物語文化の源流を知る絶好のチャンスです。ギリシャ・ローマの都市国家や帝国の文化と、ゲルマンの部族社会が育んだ伝承がいかに英文学へ繋がるのかを解明したいと思います。(講師・記) ---------------- ・5/8  第1回 古英語(アングロ・サクソン)文学の世界―英語の起源と『ベーオウルフ』 ・5/29  第2回 中英語文学と騎士道物語―ノルマン・コンクエスト後の言語と社会的変化、『カンタベリー物語』、アーサー王伝説、宗教劇 ・6/12  第3回 ルネサンス初期からエリザベス1世時代の文学へ―ルネサンス(文芸復興)の背景(人文主義・宗教改革・大航海時代)、フィリップ・シドニーとエドマンド・スペンサーの詩、商業劇団の誕生 ---------------- 古英語から現代英文学へと続く、英文学史の壮大な旅を始めませんか?今期は、ゲルマン民族の英雄叙事詩から、中世の騎士物語を経て、ルネサンス期に開花したエリザベス1世時代の文学までを扱います。英語という言語がたどってきた壮大な歴史のはじまりを、文化と歴史的背景に触れながら、名作の断片とともに追体験します。第1〜3回では、古英語と中英語、そしてルネサンス黎明期の文学を概観し、英文学史への扉を開きましょう。この三つの時代背景や作品をひもとくことで、初期英文学に宿る多彩な魅力に迫ります。(講師・記) ---------------- ■7月期以降の予定■ ※状況によって変更することもございます。 第4回 エリザベス1世時代の演劇とシェイクスピア 第5回 17世紀文学—形而上詩、ピューリタン革命、王政復古 第6回 18世前半—啓蒙思想と風刺文学 ----------- 第7回 18世紀後半—イギリス小説の勃興 第8回 ロマン主義の成立 第9回 19世紀前半〜中期の小説—ジェイン・オースティンからヴィクトリア時代へ ----------- 第10回 ヴィクトリア朝後期から世紀末へ—自然主義と唯美主義 第11回 20世紀前半の英文学—モダニズムと戦間期 第12回 第二次世界大戦後の英文学—戦後からポストモダニズムへ、多文化社会・ポストコロニアル時代の英文学   ※お申込みは3か月単位です。            

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    イタリアについて100の疑問〜日伊比較文化論〜

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    • 文学・文芸創作
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 2025春クーポン対象
    • 藤谷 道夫/慶応義塾大学名誉教授
    • 2025/04/12
      15:20〜17:20

     イタリアに住んでいると、日本との違いに気づきます。例えば、イタリアでは家屋の火事の報道をテレビのニュースで見ることもなければ、腰の曲がった老人を眼にすることもありません。入浴中の事故も若年層の自殺者も精神病院の入院患者も極めて少なく、原発は一つもありません。風俗店やホストクラブもなく、フランスレストランもありません。イタリアには校則も制服もなく、ランドセルもありません。そもそも大学入試がありません(入学式も卒業式もありません)。試験はみな口頭試験で、大学でなくとも落第が普通にあります。また、歯学部が存在しません。一家心中もなければ、〈いじめ〉というイタリア語もありません(英語で代用)。ちなみに「痴漢」「下着泥棒」「盗撮」という専門用語もありません。ローマやフィレンツェで電信柱や踏切を見ることもありません。医療費、教育費(小・中・高)も無料です。腎臓透析患者は日本の半分(人口比)、認知症患者も少なく、駅のホームからの転落事故は絶無です。なぜなのか、こうした疑問を百ほど考えていきたいと思います。 (講師・記)

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    「読む」と「書く」で深めるエンタメ小説

    • 文学・文芸創作
    • 教室開催
    • 2025春クーポン対象
    • 上田 恭弘/編集者
    • 2025/04/10〜
      18:30〜20:00

     小説は自由なメディアです。何をどのように書こうとも、誰はばかることもありません。自分一人で好きに書いていいのが小説なのです。でも、できあがった作品が面白いかどうかは別問題。人に楽しみながら読んでもらえる小説を書くには、数々のコツがあるのです。コツを体得するためには「たくさん書く」ことと「たくさん読む」ことが必須です。本講座ではエンタメ小説の基本的な書き方を、書くことと読むことを通じて深めていきます。 (講師・記) 〈講座の進め方〉 課題図書を読み解く「読むコーナー」、執筆のヒントをお伝えする「ワンポイント アドバイス」、そして提出された作品の「講評」で進めます。提出作品は添削し講評(A4半分〜一枚程度)をつけてお戻しします。 ※「講評」では、毎月1作品のみ全員で合評します。取り上げる作品は当日発表します。 〈課題図書〉 各自でご用意ください。 4月「いのちがけ」(砂原浩太朗、『決戦! 桶狭間』講談社文庫所収) 5月『永遠についての証明』(岩井圭也、角川文庫) 6月「るんびにの子供」(宇佐美まこと、『るんびにの子供』角川ホラー文庫所収) ■作品提出要項 <書式> ●提出枚数:400字詰め原稿用紙35枚程、A4で10枚以内(40字×40行)。  内訳:表紙1枚、本文:9枚まで / 手書き原稿不可。  表紙には【タイトル、著者名(ペンネーム可)、梗概、講師への質問、特に気を配った点などを記載】 ●用紙はA4サイズを横長にして使用。縦書きで印字してください。 ●ページ番号は表紙から入れてください。 ●原稿提出の際、ご自分のお手元にコピーをおとりください。 <提出方法> 持参またはメール ●作品提出締切 : 前の回の講座開始まで(18:30締切厳守)。同日に次回講評分として配布いたします。ご提出が遅れた場合は、次回の配布となります。(1月から新規参加の方は、12/26木までご提出を受け付けます。) ●持参の場合:営業時間内に朝日カルチャーセンター10階カウンターにご提出ください。 ●メール添付の場合:必ず件名に「「読む」と「書く」で深めるエンタメ小説・上田講師」と記載し、本文にお名前をご明記の上、下記メールアドレスへWord添付にてお送りください。 【提出アドレス】kouzainfo2@asahiculture.com ※複数講座がある為、件名に講座名の記載がないと届きません。ご注意ください。 ※作品を受信した場合は、必ず確認の返信をいたします。返信がない場合にはご一報ください。 ●提出作品から合評で取り上げる1作品をピックアップします。取り上げる作品は当日講座内で発表。合評にて取り上げられたくない場合は、提出時にお知らせください。 ●メール受信後、自動返信にて対応しております。返信がない場合はご一報ください。 <資料の配布> ●提出された作品(表紙と本文)は、講座終了時までに作品集として全員分を印刷いたします。お帰りの際に各自持ち帰ってご一読いただき、次回の講座の際にご持参ください。講評は、提出した次の回にいたします。 ●欠席時の返却原稿や資料は、10階カウンターでお渡しいたします。郵送はしておりません。 ●作品提出後や作品集受け取り後のキャンセルは出来かねます。ご了承ください。

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    プロをめざす絵本塾

    • 文学・文芸創作
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 2025春クーポン対象
    • 小野 明/絵本編集者
    • 2025/04/11〜
      18:30〜20:30

    絵本を出版したい。そう思う人にとって、オンデマンド印刷の普及は、以前に比べて格段に安く自費出版できる機会を提供しています。そういう時代に、それでもプロの絵本作家になりたいと思う人に求められる心構えや能力とは何か。プロの絵本作家をめざす人のためのワークショップ「あとさき塾」を32年続けてきた経験を基に、みなさんのラフや作品について具体的にアドバイスします。(講師記) <作品提出要項> ・提出締切:メール又は郵送の方は授業日の前日正午まで必着。教室受講の方は授業当日に持参ください。 ・内容:完成したラフか作品を提出ください。制作途中のものは不可。 ・形式:ページ数、形式は自由です。講座名、作品タイトル、筆者名(ペンネーム、本名を両方)を明記してください。ページ番号を付けてください。 ・提出先: 郵送 〒163-0210 新宿区西新宿2-6-1 新宿住友ビル10階 朝日カルチャーセンター講座部「プロをめざす絵本塾」係 メール kouzainfo2@asahiculture.com ・その他:提出作品は返却していませんので、コピーを提出ください。 聴講のみのご参加も歓迎です。

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    基礎力でレベルアップ人物画

    • 絵画・造形・書・写真
    • 教室開催
    • 2025春クーポン対象
    • 岡田 弘/白日会常任委員
    • 2025/04/23〜
      13:30〜16:00

    クロッキー力を身につけて人物画のレベルアップを目指しましょう。 クロッキー力は、対象と画面を観る力、検証する力。そして形を治してゆく力。 正に「クロッキー力は、修正力」 です。 クロッキーは制限時間という負荷をかける事で、表現力を磨いて行く、極めて有効な手段です。常に、実演とレクチャーを絡め、わかりやすく、アドバイス致します。コツを掴むまで繰り返しトレーニングする事が重要です。そして、その繰り返しの中から多くを学べる様になりましょう。脳を活性化して行くためには、新しい事に積極的にチャレンジする事です。 この講座を通して、新しい物の観方が始まる事を期待しています。 ※毎回、10分ポーズを12回行います。

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    流行に逆行 水彩画ドライで描く

    • NEW
    • 絵画・造形・書・写真
    • 教室開催
    • 2025春クーポン対象
    • 石垣 渉/水彩画家
    • 2025/04/08
      10:00〜12:30

    【奥が深いドライブラシの技法をお教えします】  近年、水彩の技法でウエットが着目されていますが、コツを掴めるまで時間がかかります。難しくて心折れそうになっている方、もちろんウエットを極められている方、ここらで“ドライ”で描いてみませんか。特にドライブラシは奥が深い技法です。ドライブラシは、ザラザラと絵の具をこすりつけるので、大味になると思われている方もいると思います。しかし、使いこなせば繊細な色表現ができ、リアルに描くことができます。個人的にはリアルに描くならドライブラシだと考えています。是非、この機会にドライブラシのコツを学んでみませんか。(講師・記)

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    1回で学ぶ初夏の風景画

    • 絵画・造形・書・写真
    • 教室開催
    • 2025春クーポン対象
    • 和田 直樹/白日会
    • 2025/05/02
      10:00〜12:30

    季節ごとに色彩の異なる風景画の魅力を学びます。 講師による解説で風景画に必要な色彩の特徴や遠近法を基礎から学べます。 そして資料をもとに自然な奥行きを表す描き方の基本を描いてみましょう。 応用として風景画にアクセントとなる木々や各所への効果的な演出方法を、講師のデモンストレーションを通して学んでいただきます。 油彩、水彩、アクリル、色鉛筆など、お好きな画材をお使いいただけます。

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    水彩画入門(月)

    • 絵画・造形・書・写真
    • 教室開催
    • 見学可
    • トライアル可
    • 2025春クーポン対象
    • 奥村 幸弘/画家
    • 2025/04/07〜
      10:00〜12:30

    デッサンの基本から、形、色彩へと学ぶ講座です。絵を描くには、美しいものに感動する心と、それを再現する観察力が大切です。上手下手ではなく、描くものの形、調子、質感、空間と、観る目を向上していけば、技術は自然についてきます。花や果実、人物、風景をモチーフに、初日は鉛筆でデッサン、2日目・彩色、そして講評のペースで、未経験者の方でも意欲を失わないよう指導します。  ■トライアルご受講後、2ヶ月以内にご入会された場合は入会金が半額になります。 ■モデルを描く日は、トライアル1,500円キャンペーン対象外です。1回分の受講料金にて承ります。

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    音楽を聴いて抽象表現にチャレンジ

    • 絵画・造形・書・写真
    • 教室開催
    • 2025春クーポン対象
    • 残りわずか
    • 室橋 信一/画家
    • 2025/06/15
      10:30〜12:30

    耳から入ってくる音・・・絵としてあらわしたとき、どのような刺激を脳に与えるでしょう。 音楽を聴いて、頭に浮かんだイメージを絵に描く事は、思ったよりずっと簡単で、楽しいものです。音楽を聴きながら二次元の世界を豊かに表現し、日常の制作に生かすことを目指します。 具象、抽象、どちらでも。絵具は水彩かアクリルをご用意ください。紙はこちらで用意します。(講師記) ・レギュラークラス「ミクストメディア」と合同で行います。

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    楽しく描く人物画

    • 絵画・造形・書・写真
    • 教室開催
    • トライアル可
    • 2025春クーポン対象
    • 安原 優/美術作家
    • 2025/04/10〜
      13:30〜16:00

    できあがった絵を見たとき、その場面のどこに感動したのか相手に伝わるように描くことを大切にしています。 そのために一番大事なことは構図です。構図がきまると不要な描き込みを少なくし、感動を伝えられる絵になります。 柔らかいものは柔らかく、硬いものは鋭いタッチで、重いものは絵の具を厚くのせて、最小限のタッチで描きます。人の顔を描くときは実際に触っているような感覚で、実在する感覚を意識しましょう。ぬり絵のような野暮ったい印象にならないように工夫します。 絵の具の厚さを変えたり、大きい刷毛やヘラ、ナイフなどをつかって表現の幅を増やすことも有効です。 自分の視点を大切に、悩むことも楽しんで、毎週来るのが楽しみになるような教室です。 3か月、同じポーズのモデルを描きます。50号の大作を3か月で1枚仕上げたり、10号程度の大きさで数枚仕上げたり、希望に添って進めます。 初回はクロッキーをします。 油絵を中心に、ガッシュ、アクリル、透明水彩など、希望の画材を使用できます。 絵がまったく初めてという方も歓迎です。 【4月期のテーマ】ドレッシングルームのワンシーン キャミソール姿の女性 ※トライアルご受講後、2ヶ月以内にご入会された場合は入会金が半額になります。 ※モデルを描く日は、トライアル1,500円キャンペーン対象外です。1回分の受講料金にて承ります。

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    富士を描く 絹本技法

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    • 絵画・造形・書・写真
    • 教室開催
    • 2025春クーポン対象
    • 橋 新三郎/日本美術院
    • 2025/04/01〜
      10:00〜12:30

     「日本画」といえば、浮世絵や水墨画をイメージする方が多いと思います。しかし、現代の日本画は油絵や水彩画のようにたくさんの色の絵具を使って描きます。画材は、「水干絵具(すいひえのぐ)・岩絵具(いわえのぐ)・胡粉(ごふん)」などを使います。基底材(支持体)は、和紙を使うことが多いです。掛軸(軸装)は、和紙にも描きますが、絹にも描きます。  本講座では、絹に描く「絹本」の技法を体験します。絵絹を木枠に張り、絹本に富士を描きます。下絵を写す方法やぼかし、たらしこみなど、日本画の技法を指導します。   講師の見本作品をもとにして描くため、初心者の方でも安心して制作をすることができます。日本画がはじめての方は、絹を枠に張った状態から進めます。基礎を見直したい方も是非ご参加ください。(講師・記) 【カリキュラム(予定)】 第1回 絹本とは何か/制作プロセス解説/下絵を写す 第2回 雲のぼかし/空の色を着色/山の調子を描く 【広報画像】 @橋新三郎《富士 松》(2013) A日本画の画材

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    バレンづくり

    • 絵画・造形・書・写真
    • 教室開催
    • 2025春クーポン対象
    • 舩坂 芳助/日本版画協会
    • 2025/04/25〜
      10:00〜13:00

     「バレン」とは、木版画の摺る道具です。木版画の水性で摺る手法は、日本独自のもので欧米にはありません。バレンは、竹の皮を細く裂いて縄上にしたもの、縄を入れる当皮(あてがわ)、それを包む竹皮の3つでできています。  本講座では、身近な道具を使用した講師オリジナルの製法で、本物に匹敵するバレンを作ります。連日で作業を行うと、手の指に水膨れや豆ができるため、各回の間隔をあけて日程を設定しました。最終回には、実際に自作の白黒作品を摺ってみましょう。バレンの使い方、摺り方のコツもお伝えします。初心者、経験者問わず、お気軽にご参加ください。(講師・記) 【カリキュラム(予定)】 第1回 縄を作る  竹皮を裂いて、束を縒り、縄を作る。(約15m) 第2回 前回のつづき(8コを作る)  作った縄を2つに折って再び縒っていく。(これを3回繰り返す) 第3回 仕上げと摺る体験  できあがった縄を当皮に入れ、竹皮で包んで完成。時間に余裕があれば、実際に作品を摺る。

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    初めてのアラビア書道

    • 絵画・造形・書・写真
    • 教室開催
    • 見学可
    • 2025春クーポン対象
    • 本田 孝一(監修)/日本アラビア書道協会会長
    • ハイカル アルアジ/アラビア書道家
    • 2025/04/19〜
      13:00〜15:00

    イスラム教の聖典クルアーンを正しく書き写すために生まれたアラビア書道はオスマン帝国時代の首都であったイスタンブールで最盛期を迎え、イスラム芸術の一分野になるまで発展しました。本講座では特製テキストに基づき、竹筆の持ち方から始まり、アルファベット、単語、短文へと順次進めて行きます。アラビア語を全く知らない方にも分かりやすく、楽しめるよう、やさしく指導します。 言語がわからなくても美しさを堪能できるところが魅力です。立体的な造形美を楽しみながらアラビア文化に親しみましょう。 ☆各回受講も可能です。各回受講は専用ページからお申込みください。

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    デジタル一眼教室

    • 絵画・造形・書・写真
    • 教室開催
    • 2025春クーポン対象
    • 谷口 泉/写真家
    • 2025/04/24〜
      13:00〜15:00

     今を生きた記憶を写真として残し、伝えたい。 出会いは、一期一会の真剣勝負です。感動する豊かな心。オリジナルな写真の視点。テーマを組み立てる構成力。イメージを実現化させる撮影テクニック。伝わる写真の見せ方。すべてが写真に不可欠な、写真力です。 写真は楽しいけれど、まだ何かが物足りない。カメラの基礎知識、基本的なカメラの操作法の次に、ここでしっかり写真の表現力を身につけたい方が対象です。総合的な写真力で何を鍛えればよいのか、撮影実習と作品講評会で実践的なアドバイスをします。(講師・記) ◎担当より  講義と実習を繰り返して、写真力を養っていきます。撮影場所は、主に都内近郊で開催いたします。 ◎この講座に向ている方 ・カメラの基本操作、基礎知識を習得している方。・デジタル一眼レフ(ミラーレスも可)をお持ちの方。

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    文化史の中の指揮者

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    • 音楽
    • オンライン開催
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    • 2025春クーポン対象
    • 岡田 暁生/京都大学教授
    • 2025/04/09〜
      19:00〜20:30

     「指揮者」という職業が生まれたのはそんなに遠い昔ではありません。モーツァルトの時代に指揮者など存在しませんでした。「要らなかった」のです。指揮者が「要る/居る」ようになるのは十九世紀以後。指揮者とはフランス革命以後の近代市民社会が生み出したのであり、王のいなくなった近代社会は自らが理想とする指導者像をそこに託してきました。いい指揮者が自ずと有名指揮者になるわけではありません。時代と社会が自らのアイコンとして指揮者を呼び出すのです。この講座では指揮の歴史をたどることを通して、音楽と近代社会のかかわりを文化史的に考えてみたいと思います。 (講師・記) 〈今期の予定〉※番号はシリーズの通し番号です。 1:指揮者はなぜ居る/要るのか  2:指揮者は「近代」が生んだ ― ウェーバー、スポンティーニ、ベルリオーズ 3:作曲家の従僕としての指揮者 − ワーグナーからビューローへ 〈全スケジュール〉 1:指揮者はなぜ居る/要るのか  2:指揮者は「近代」が生んだ ― ウェーバー、スポンティーニ、ベルリオーズ 3:作曲家の従僕としての指揮者 − ワーグナーからビューローへ 4:巨匠指揮者の系譜 ― マーラー/シュトラウス以後 5:トスカニーニと新即物主義 6:アドルノはフルトヴェングラーをどう論じたか 7:「カリスマ」についてマックス・ウェーバーと考える 8:「スター」カラヤンと戦後西側資本主義 9:ビートルズ世代のナイスガイたち ― 「指揮者のいないオーケストラ」の夢 10:指揮者はどんな「神」の代理人なのか ― 指揮者が作曲をしなくなった時代 11:古楽のゲリラ戦法 ― ピリオド奏法は現代音楽か?   12:アンチリベラリズムの逆襲と二一世紀 ― ティーレマンとクルレンツィス

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    名指揮者の歴史的名演奏 

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    • 音楽
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    • 2025春クーポン対象
    • 山崎 浩太郎/音楽評論家(演奏史譚)
    • 2025/04/09〜
      13:00〜14:30

    指揮者やオーケストラの個性や解釈が光る歴史的な名演奏を聴き比べし、解説します。名曲をさまざまな演奏で知ることで、音楽の魅力をより深く味わいましょう。 互いの国が違っても、篤い信頼に結ばれ、聴くものの心を動かす名指揮者とオーケストラの出会い。今回はウィーン・フィルと「国境なき指揮台」に立つ巨匠たちの名演を聴きます。ベルリン生まれなのに名コンビとなったワルター、《ニーベルングの指環》などの名盤を遺したショルティ、そしてアメリカから新風を吹き込んだバーンスタイン。3人の異国のユダヤ人指揮者との結びつきから、ウィーン・フィルの魅力を考えます。(講師・記) <スケジュール>※スケジュールは変更になる場合がございます。 第1回 4月9日(水) ワルターと第三帝国の爪痕 第2回 5月14日(水) ショルティとレコードの時代 第3回 6月11日(水) バーンスタインとCD、映像の時代

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    楽譜のひみつ

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    • 2025春クーポン対象
    • 上田 真樹/作曲家
    • 2025/04/12〜
      10:30〜12:00

    生まれた次の瞬間に消えてしまう音楽を書き残したい。そう思った先人たちの努力の結晶が楽譜です。 楽譜とひとことで言っても、そこに含まれる情報はさまざま。時代や地域、作曲家によって異なります。 それぞれの時代の楽譜と音楽について、@理論編(楽譜の特徴やその読み方)、A和声編(音楽の特徴や内容に対する理解)、B実践編(ソルフェージュ)の三本柱でアプローチします。実践に役立てるための楽譜の読み方のヒントになる、かもしれません。(講師・記/25年4月から1年全12講予定) 〈スケジュール〉 春「バロック時代の楽譜のひみつ」バロック時代とそれ以前の楽譜についてひもときます。 4月 理論編 5月 和声編 6月 実践編 〈今後の予定〉 夏 「古典派の楽譜のひみつ」 7月 理論編 8月 和声編 9月 実践編 秋 「ロマン派の楽譜のひみつ」 10月 理論編 11月 和声編 12月 実践編 冬 「近現代の楽譜のひみつ」 1月 理論編 2月 和声編 3月 実践編

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    Antoine-François_Callet_-_Louis_XVI,_roi_de_France_et_de_Navarre_(1754-1793),_revêtu_du_grand_costume_royal_en_1779

    18世紀後半のパリにおける外国人作曲家たち

    • 音楽
    • 教室開催
    • 2025春クーポン対象
    • 今谷 和徳/音楽史家
    • 2025/04/14〜
      13:00〜15:00

     18世紀後半の国王ルイ16世(在位1774−1792)時代のパリでは、外国人音楽家を中心にさまざまな音楽活動が行われていったが、オペラ座での活動も同様で、イタリア人のアントニオ・サリエーリ(1750−1825)、大バッハの息子ヨハン・クリスティアン・バッハ(1735−1782)、イタリア人のアントニオ・サッキーニ(1730−1786)などが書いたフランス語のオペラが上演されていった。ここでは、その彼らの活動を眺めてみることにしたい。(講師・記) 〈各回の予定〉 4月14日(月) アントニオ・サリエーリのオペラ 5月12日(月) ヨハン・クリスティアン・バッハのオペラ 6月 9日(月) アントニオ・サッキーニのオペラ

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    ベートーヴェンの知られざる魅力:管楽器を伴う室内楽

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    • 2025春クーポン対象
    • 平野 昭/音楽評論家
    • 2025/04/07〜
      15:30〜17:00

     ベートーヴェンが交響曲や弦楽四重奏曲を発表するのは30歳を迎える1800年になってからである。1792年11月にウィーンに進出してからの8年間はピアニストとしての活躍で名声を得ていた。当時の演奏家は自らの演奏技巧を余すところなく発揮するための自作品をレパートリーとするのが一般的であった。ベートーヴェンもその例にもれずピアノ・ソナタやピアノ協奏曲、そして、ピアノを伴う室内楽曲を早くから作曲していた。それらは今でも広く親しまれている。一方、管楽器を含む室内楽作品は演奏機会に恵まれないまま今日に至っている。そこにはボン時代の宮廷楽士の延長線上にいるベートーヴェンの姿があり、伝統様式を踏襲しながらも新たな表現世界を追求しようとする様々な工夫がみられる。(講師・記) **各回の予定** 1) ボン時代:ボン宮廷楽士としてのベートーヴェン。同僚楽士たちのための作品と同僚とのアンサンブル作品。フルート2本の二重奏曲WoO 26、クラヴィーアとフルートそしてファゴットのための三重奏曲WoO 37、ホルン、オーボエ、クラリネット、ファゴット各2本による八重奏曲(パルティア)Op.103 2) ウィーン初期:1795年の2セット。2本のオーボエと1本のイングリッシュホルンのための三重奏曲、モーツァルトのオペラ《ドン・ジョヴァンニ》の〈お手をどうぞ〉による8つの変奏曲WoO 28、三重奏曲・ハ長調Op.87 3) ふたつの六重奏曲:2本のホルンと2つのヴァイオリン、ヴィオラ、チェロのための六重奏曲・変ホ長調Op.81b、2本のクラリネット、2本のファゴット、2本のホルンのための六重奏曲・変ホ長調Op.71 4) モーツァルト受容と革新:ピアノと管楽器のための五重奏曲・変ホ長調Op.16 5) フルート、ヴァイオリンとヴィオラの三重奏による7楽章セレナーデ・ニ長調Op.25 とホルン・ソナタ・ヘ長調Op.17 6) ベートーヴェンの大ヒット作品:弦楽器と管楽器による七重奏曲・変ホ長調Op.20

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    シューマンの「リーダークライス」作品24 徹底鑑賞

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    • 音楽
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    • 2025春クーポン対象
    • 舩木 篤也/音楽評論家
    • 2025/04/11〜
      15:30〜17:00

     ドイツ・ロマン派の作曲家ロベルト・シューマンといえば、なんといってもピアノ曲と歌曲の人。でも、器楽曲であるピアノ曲が近づきやいのに比べ、歌曲となるとドイツ語の歌詞があって、いまひとつ解った気がしない・・・そう感じている方も少なくないのではないでしょうか。この講座では、原詩のニュアンスやメッセージを解き明かしつつ、そこに付された音楽の意図を深くさぐります。対象を、シューマン最初の連作歌曲「リーダークライス」作品24(1840年)としましょう。原詩の作者ハインリヒ・ハイネについても触れます。ドイツ語の知識は要りません。 (講師・記) 〈スケジュール〉 第1回 4月11日(金) 第1曲・第2曲 第2回 4月25日(金) 第3曲 第3回 5月9日(金) 第4曲・第5曲 第4回 5月23日(金) 第6曲 第5回 6月13日(金) 第7曲・第8曲 第6回 6月27日(金) 第9曲

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    ドイツ音楽入門

    • 音楽
    • オンライン開催
    • 見逃し配信あり
    • 2025春クーポン対象
    • 広瀬 大介/青山学院大学教授
    • 2025/04/14〜
      10:15〜11:45

    長らく開講してきた「ドイツ音楽入門」。後期ロマン派の作品について、各回ごとに数々の名盤を紹介・鑑賞し、その魅力を探っていこうと思います。(講師記) 4月14日:マーラー《交響曲第4番》 5月12日:マーラー《交響曲第5番》 6月 9日:マーラー《交響曲第6番》

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    ビートルズ聖地巡礼ツアー

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    • 音楽
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 2025春クーポン対象
    • 鈴木 惣一朗/音楽家
    • 藤本 国彦/ビートルズ研究家
    • 2025/04/18
      19:00〜20:30

    ビートルズに関連する場所が、イギリスやドイツにはいくつあるかご存じですか? 4人の育った家、ジョン・レノンとポール・マッカートニーが出会ったセント・ピーターズ教会、 キャヴァーン・クラブ、映画『ハード・デイズ・ナイト』の撮影でジョージがこけた場所、 アビー・ロードの横断歩道、旧アップル・ビル、 バンビ・キノ、ジョンの『ロックン・ロール』の撮影場所、などなど。 この講座では、ビートルズの足跡をたどり、彼らにゆかりのある場所を現地の写真やエピソードを交えて紹介します! 実際に現地を訪れたかのような追体験をお楽しみください。

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    ビートルズという星のかけら

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    • 音楽
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 2025春クーポン対象
    • 鈴木 惣一朗/音楽家
    • 藤本 国彦/ビートルズ研究家
    • 2025/06/20
      19:00〜21:00

    ビートルズ解散後、各メンバーはそれぞれ独自の音楽の道を歩み、ビートルズ時代の影響を受けながらも新たな音楽世界を築きました。 社会的メッセージを歌に込めたジョン・レノン、新たなバンド「ウイングス」を結成し「ビートルズ超え」を目指したポール・マッカートニー、ミュージシャンとの交流を深めながら活動を続けたジョージ・ハリスン、他のアーティストとのコラボレーションを積極的に行ったリンゴ・スター。 この講座では、ビートルズの解散後に発表された4人のソロアルバムを取り上げ、テーマを設定して「vs」形式で対比しながら各メンバーの音楽的特徴や個性を掘り下げます。 比較することで見える新たな発見や意外な共通点を楽しみながら、ビートルズメンバーのソロワークを振り返りましょう。 【スケジュール】 1 「別離からの第一歩」 『ジョンの魂』vs『マッカートニー』 『イマジン』vs『ラム』&『スリリントン』 【7月期以降】 2 「眠っていた才能と70年代サウンドへの挑戦』 『オール・シングス・マスト・パス』vs『センチメンタル・ジャーニー』&『ボークー・オブ・ブルース』 『リヴィング・イン・ザ・マテリアル・ワールド』vs『ワイルド・ライフ』 3 「商業ロック、パーソナルな世界、その苦悩」 『レッド・ローズ・スピードウェイ』vs『マインド・ゲームス』 『ダーク・ホース』vs『リンゴ』 4 「頂上決戦なんです!」 『バンド・オン・ザ・ラン』vs『心の壁、愛の橋』 『慈愛の輝き』vs『リンゴズ・ロートグラヴィア』 5 「死と再生」 『ダブル・ファンタジー』vs『タッグ・オブ・ウォー』 『クラウド・ナイン』vs『オールド・ウェイブ』 6 「糸の切れた凧」 『ミルク・アンド・ハニー』vs『ブレインウォッシュド』 『マッカートニーU』VS『フレイミング・パイ』 7 「ポール・マッカートニーという音楽家を見よ」 『フラワーズ・イン・ザ・ダート』vs『オフ・ザ・グラウンド』 『裏庭の混沌と創造』vs『追憶の彼方に』 8 「リンゴ・スターの歌をもっと聴きましょう!」 『リンゴ・スター全てのアルバム』より 9 「太陽を追いかけて」 『キス・オン・ザ・ボトム』vs『NEW』 『マッカートニーV』vs『ルック・アップ』 10 「星のかけらを拾い集めて」 『それぞれのソロアルバムのデラックス、アルティメイト、イマジンド・エディションの聴きどころ』

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    アカペラで歌う「真夜中のドア」

    • 音楽
    • 教室開催
    • トライアル可
    • 2025春クーポン対象
    • トライトーン /アカペラグループ
    • 2025/04/19〜
      18:30〜20:00

     「アカペラで歌う」シリーズ2025年4-6月期 は、松原みき『真夜中のドア〜Stay With Me』を勉強していきます。この曲は1979年松原みきのファーストシングルとしてリリースされましたが、41年の時を経た2020年後半、インドネシア人歌手Rainychによるカバーなど配信による盛り上がりをみせ、日本国外でこの曲の人気が急上昇しました。日本のシティーポップを代表するこの曲をアカペラで歌い上げていきましょう!(講師・記) [♪講師の模範演奏はこちら](https://youtu.be/M_RYVZlX_ZU) <演奏のポイント> 3回のレクチャーの中で、特にお伝えしたいポイントです。 ◆この曲の1番の特徴は、16ビートのリズムです。ベースパートが奏でる16ビートの刻みを他のパートの人も感じ、同じように生み出していく気持ちで歌いましょう。特にロングトーンで伸ばしている時も、必ず16ビートを内在させていく気持ちで、自然なダイナミクスを盛り込みつつ進みましょう。 ◆今回Topと2ndがメロディー(主旋律)を交互に担当します。メロディーを歌う時は、そこに鳴っているコード(和音)にアンテナを立てながら、16ビートのリズムを感じて歌っていきましょう。逆にハモリパートの場合は、Topのメロディーの歌い回しやニュアンスを、自分のフレーズの中に取り入れつつ、自分がお休み(休符)の時も16ビートを共有しながらハモっていきましょう。 ◆いつも「笑顔で」歌っていきましょう!とお伝えしていますが、今回も16ビートのリズムに心躍らせながらかっこよくハモっていきましょう!

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    アニメを読む

    • エンタメ・古典芸能
    • 教室開催
    • 2025春クーポン対象
    • 藤津 亮太/アニメ評論家
    • 2025/04/19〜
      18:00〜20:00

     アニメを見るもっとも表層的な方法は、言葉に頼ってストーリーを追いかけることです。けれどもいくつか作品を見ればすぐにわかる通り、ストーリーとは言葉だけによるものではなく、映像とそれをコントロールする演出において、より雄弁に物語られているものです。アニメが制作された背景を解説しつつ、ストーリーがどのような映像として語られているかを詳細に追うことで、それぞれの作品をより深く味わうだけでなく、「アニメの見方」を更新する講座を目指します。(講師・記) <各回のテーマ> ・4月 [『聖戦士ダンバイン』とバイストン・ウェル](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=7919087) ・5月 [映像としての『機動戦士ガンダム』](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=7919088) ・6月 [『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=7919089) 【参考図書】 藤津亮太著[『富野由悠季論』](https://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480816979/)(筑摩書房、2025年3月)

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    高畑勲・宮崎駿の原点『パンダコパンダ』の秘密

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    • エンタメ・古典芸能
    • 教室開催
    • 2025春クーポン対象
    • 叶 精二/映像研究家
    • 2025/04/05〜
      18:30〜20:00

     『パンダコパンダ』『パンダコパンダ 雨ふりサーカスの巻』は制作から50年以上を経て未だに大人気です。日常の暮らしに訪れる「お客様」パパンダたちとの楽しい冒険と、調理・食事・掃除・洗濯などのをスローテンポで丁寧に描くという作風は、当時とんでもなく画期的でした。登場人物には魔法や特殊能力もなく、劇的な対立や抗争の緊張感もありません。原作が存在しないオリジナル中編映画であり、高畑勲・宮崎駿・大塚康生・小田部羊一など当時の精鋭スタッフが集結して制作されました。本作の成功がなければ、その後の『アルプスの少女ハイジ』も『となりのトトロ』もなかったと思います。全ての原点と言うべき作品の歴史と魅力を豊富な資料で辿ります。(講師:記) 第1回 『パンダコパンダ』誕生秘話─パパンダはどこから来たか? 第2回 『パンダコパンダ 雨ふりサーカスの巻』制作秘話とその後

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    「BURRN!」編集長が語る              リッチー・ブラックモア

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    • エンタメ・古典芸能
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 2025春クーポン対象
    • 広瀬 和生/「BURRN!」編集長
    • 2025/06/06
      19:00〜20:30

     DEEP PURPLEとRAINBOWでハード・ロックの歴史を切り拓いたリッチー・ブラックモア。今なお絶大な人気を誇るこの偉大なギタリストには「気難しく、インタビューを行なうのは至難の業」という定評があるが、幸運にも私は彼にとても気に入られ、日本人として最も多く対面インタビューを行なってきた。 自宅を何度も訪問して食事を共にし、馴染みのレストランで酒を酌み交わし、時には共にギターを奏でた経験もある私から見た“リッチー・ブラックモアの素顔”を、今回は落語評論家ではなく「BURRN!編集長として」大いに語り尽くしたい。(講師・記) ★当日は、「BURRN!」誌面も紹介しながらお話しします。

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    能で楽しむ小町伝説

    • エンタメ・古典芸能
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 2025春クーポン対象
    • 表 きよし/国士舘大学教授
    • 2025/04/25〜
      10:00〜11:30

     現在上演可能な能の作品は約250番あると言われています。これらの能の作品はさまざまな要素から成り立っています。この講座では能の代表的な作品・人気のある作品を取り上げて、素材となった文学作品や伝説、謡の文句の内容や文章の装飾方法、和歌や漢詩の引用、作品の構成や演出の特徴、作者の個性や工夫など、その作品を様々な角度から分析・紹介していきます。能を見に行っても今ひとつ理解できないという方はもちろん、なかなか実際に能を見に行くことができないという方にも、能の作品の面白さを味わっていただける講座です。  今期は平安時代に歌人として活躍した小野小町の伝説を題材とする能を取り上げます。小野小町は和歌が『古今和歌集』などに多く入集し、六歌仙の一人ともなっていますが、その生涯は不明な点が多く、さまざまな伝説が生み出されました。恋の歌が多いことから美人で恋多き女とされ、驕慢さから年齢が上がるにしたがって周囲から相手にされなくなり、ついには老い衰えて流浪したとする伝説もあります。能がどのような小町像を描いているかを考えていきます。(講師・記) 第1回 「通小町(かよいこまち)」  僧に弔いを頼む小町の霊だったが小町を慕い続ける四位少将の霊に妨げられる。 第2回 「卒都婆小町(そとばこまち)」  卒都婆を巡る論争で高野山の僧をやりこめた小町の霊が少将の霊に取り憑かれる。 第3回 「関寺小町(せきでらこまち)」  近江国関寺付近に住む老女が実は小町であり、七夕祭に招かれて舞を舞う。

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    夜の小鼓クラス

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    • エンタメ・古典芸能
    • 教室開催
    • 見学可
    • トライアル可
    • 2025春クーポン対象
    • 住駒 匡彦/幸流小鼓方職分
    • 2025/04/01〜
      18:30〜20:00

     能、歌舞伎をはじめ、日本の伝統芸能に欠かせない小鼓。  小鼓は桜材でできた胴の両側に、鉄の輪に馬皮を縫い付けたものをあて、縦と横の麻の紐で締めた楽器。縦横の紐は調べ(しらべ)と呼ばれ、そのゆるめ方や、皮の部分の打ち方、打つ場所で音がさまざまに変化します。小鼓に触れ、打ってみて、音色と奥の深い魅力を味わいましょう。どなたでも楽しく打てるようになるよう、基本から丁寧に指導します。どうぞお気軽にご参加ください。初心者から経験者まで対象のクラスです。

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    聖書に書かれた英語の変遷

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    • 外国語
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 2025春クーポン対象
    • 寺澤 盾/青山学院大学教授
    • 2025/05/17
      13:00〜14:30

     近年、アメリカやイギリスでも、教会に通うキリスト教信者の数がかなり減少しているといわれるが、それでもイギリスでは、家庭の少なくとも80%には英訳聖書が一冊は備えられているという。聖書は実際に読まれているかどうかは別にして、いまだに隠れたベストセラーの一つである。  キリスト教がブリテン島に本格的に伝わるのは6世紀後半以降であるが、1000年ごろ福音書の英訳が行われ、それ以降『ウィクリフ派聖書』(14世紀末)、『ジェームズ王聖書』(1611年)など数多くの英訳聖書が現れている。本講座では、異なる時代に翻訳された英訳聖書を比較しながら読み、英語の歴史的発達の跡を辿っていくが、同時に英語を歴史的に遡ることで現代英語に見られるさまざまな不思議・不規則も解き明かしていきたい。(講師・記)

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    だから翻訳は面白い

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    • 外国語
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 2025春クーポン対象
    • 越前 敏弥/文芸翻訳者
    • 仲俣 暁生/文芸評論家
    • 2025/05/17
      15:30〜17:00

     「英米小説の翻訳」講座の講師・越前敏弥が、翻訳業界やその周辺で仕事をしているさまざまな人たちから話をうかがうシリーズ。予習は不要なので、気軽にご参加ください。  今回は、文筆家・編集者である仲俣暁生さんをお招きし、数年前にスタートなさった個人出版プロジェクト「破船房」による「軽出版」の充実した活動についてくわしく話していただきます。仲俣さんの活動に触発され、わたし自身も昨年HHブックスという個人レーベルで『訳者あとがき選集』を刊行しました。 出版不況と言われて久しく、とりわけ翻訳出版はきびしい状況にありますが、「軽出版」の試みは翻訳も含めた著作のあり方をどのように変えていくことになるでしょうか。執筆や出版という営みのあらゆる側面に精通した仲俣さんから、これまで何冊もの本を作っていらっしゃった経験に基づいて、どのような未来を思い描いていらっしゃるかを語っていただきます。わたしにとっても、みなさんにとっても、きっと多くのヒントが得られるでしょう。  翻訳者や学習者だけでなく、文学全般・出版全般に興味がある人など、どなたでも気軽にご参加ください。最後にQ&Aの時間もとる予定です。(越前・記)

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    編集長が解説!やさしい英字新聞を読む

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    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 2025春クーポン対象
    • 高橋 敏之/「The Japan Times Alpha J」 編集長
    • 2025/05/17
      13:00〜14:30

     やさしい英語で書かれた英字新聞「The Japan Times Alpha J」に掲載された実際の記事を使い、同紙の編集長が英語の読み方を指導します。学生向けの新聞なので、英字新聞を初めて読む方には特にお薦めです。英文ニュースは、情報を楽しみながら英語も学べるという学習に最適の素材。この講座で読み方の基礎を学び、ご自分でも英文記事を楽しめるようになりましょう。(講師・記)

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    ロマンス諸語を知るための12章

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    • 外国語
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 2025春クーポン対象
    • 川口 裕司/東京外国語大学名誉教授
    • 2025/04/08〜
      13:30〜15:00

    この講座では、ロマンス諸語を様々な観点から紹介します。第1回から第6回までは、現在のロマンス諸語を概観します。第7回から第12回までは、ロマンス諸語がラテン語からどのように進化し、成立したのかを、歴史的な視点と音声・語彙・文法の視点から解説します。この講座を受講するにあたって、ラテン語やロマンス諸語に関する知識は必要ありません。今年度は各回の内容を簡潔にし、説明が終わった後に、質問コーナーを設けたいと思います。(講師・記) <2025年4〜6月> 【ロマンス諸語の概説】  第1章 東のロマンス諸語(1) ルーマニア語、ダルマチア語 最初に、ロマンス諸語が使用されていた地域(ロマニア)と、スイスの言語学者ヴァルトブルクが提唱した「ロマニアの東西分裂」という考え方を説明します。この講座ではロマンス諸語を東から西へと眺めて行きます。第1章では、最も東に位置するルーマニア語と、現在では死語となってしまったダルマチア語についてを解説します。  第2章 東のロマンス諸語(2) イタリア語、サルデーニャ語、レト・ロマン諸語 この章では、ロマンス諸語発祥の地であり、豊かな方言と、地域的な多様性に富むイタリア語を説明します。次に、イタリアのすぐ傍にありながら言語的観点から独立性の高いサルデーニャ語について、最後に、イタリア東部からスイス西部にかけて広い地域に点在し、消滅の恐れのある危機言語と考えられているレト・ロマン諸語についても説明します。  第3章 西のロマンス諸語(1) フランス語 フランス語はロマンス諸語の中で特異な言語変化を遂げたと言われることがあります。第3章では、フランス語の特異性について、ケルト諸族の時代から、ローマ帝国の支配、ゲルマン諸族による王国、さらに標準フランス語が成立するまでの歴史を眺め、フランス語の特異性が生み出された背景について解説します。 <2025年7〜9月> 【ロマンス諸語の概説】  第4章 西のロマンス諸語(2) オック語、フランコプロヴァンス語 この章では、途中までフランス語と同じ歴史を辿りながら、途中から独立した進化を遂げることになったオック語(南仏語)とフランコプロヴァンス語について解説します。両言語ともに、現在では母語話者人口が激減し、とくにフランコプロヴァンス語は消滅の危機に瀕する言語と見なされています。  第5章 西のロマンス諸語(3) スペイン語、カタルーニャ語 同じスペインという国の中にありながら、歴史的にも言語的にも独立性が強いと言えるスペイン語とカタルーニャ語について概観します。とくにスペイン語はごく狭い地域語であったカスティリア語が、イベリア半島で拡大しただけでなく、ヨーロッパ大陸以外にまで発展しました。言語の多様性という観点からスペイン語を眺めたいと思います。  第6章 西のロマンス諸語(4) ポルトガル語と越境したロマンス諸語 イベリア半島の言語でもう一つ世界に拡大していったのがポルトガル語です。その歴史・文化的変遷を解説します。ロマンス諸語は世界各地に越境して行っただけでなく、その地の現地語と接触することで、新たにクレオル語と呼ばれる新ロマンス諸語を生み出しました。第6章では、とくにフランス語を基盤とする複数のクレオル語について説明します。 <2025年10〜12月> 【ロマンス諸語の成立】  第7章 ロマンス諸語はいつ頃成立したのか ラテン語はもともとイタリア中部の狭い地域で話されていた地方語でした。それがローマ帝国の発展とともに帝国内でコミュニケーションのための言語として用いられるようになり、様々な地域に広がって行きました。第7章では、ラテン語が拡大していった状況を歴史的な出来事とともに説明しながら、ロマンス諸語の成立過程をあとづけます。  第8章 音声変化とロマンス諸語 ロマンス諸語の発音は、ラテン語が時とともに様々な音声変化を起こした結果です。音声変化は、通常、場所と時期が決まれば、規則的に生じると考えられています。第8章では、いくつかの単語を例にとって、歴史的にどのような音声変化が起きたのかを説明し、いくつかのロマンス諸語の音声特徴について説明します。  第9章 外来要素とロマンス諸語 4世紀から5世紀にかけて、ロマニアにはゲルマン民族が侵入し、政治的・社会的な大混乱が生じました。さらに、イベリア半島ではイスラーム勢力の支配が始まり、フランスには北方からヴァイキングが侵入し、王国を混乱に陥れます。こうした外来要素はロマンス諸語にどのような影響を与えたのでしょうか。第9章では、語彙の観点からの影響について考えます。 <2026年1〜3月>  【ロマンス諸語の成立】  第10章 語彙からみたロマンス諸語  第11章 文法構造の変貌  第12章 構文と語順の変遷

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    フランス語を知るための12章

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    • 外国語
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 2025春クーポン対象
    • 川口 裕司/東京外国語大学名誉教授
    • 2025/04/08〜
      11:45〜13:15

    この講座では、フランス語がどのような言語なのかを知るために、様々な観点からフランス語の特質を説明します。第1回から第4回は、フランス語がどのようにして形成されたのか、その歴史をあとづけます。第5回から第8回は、フランス語の仕組みと特徴を音声、文法、構文等の視点から概観します。第9回から第12回は、現代フランス語に見られる社会的・地理的なヴァリエーション、フランス語圏の様々なフランス語を取り上げ、フランス語の多様性について考えます。この講座を受講するにあたっては、簡単なフランス語の知識を持っていることが望まれますが、講座内容を理解するための条件ではありませんので気軽に受講してください。なお、今年度は各回の内容を簡潔にして、説明が終った後に、質問コーナーを設けます。(講師・記) <2025年4〜6月>  第1章 フランスがガリアと呼ばれていた頃 現在のフランスとその周辺地域は、古くはガリアと呼ばれていました。ローマ帝国の拡大によって、フランスにもローマ軍とともにラテン語が導入されるわけです。第1章では、フランス語が成立する以前の言語と国家の状況を主に歴史的な観点から解説します。  第2章 フランス語はいつ頃成立したのか フランス語は話しことばのラテン語が時ともに変化してできた言語だと言われますが、その新たな言語はいつ頃出現したのでしょうか。第2章では、とくにカロリング王朝からカペー朝を経て、初期のフランス語が成立するまでの経緯を、歴史的な出来事と書かれた文献をもとにして説明したいと思います。  第3章 規範化の流れ 中世フランス語の時期を経て、16世紀になるとフランス語の辞書が出版されるようになり、文法家と呼ばれる知識人が登場します。彼らは、中世以来混乱していた綴り字の改革と整備に着手します。やがて、フランス語は様々な学問分野で用いられるようになり、同時に規範化の道をたどるようになります。 <2025年7〜9月>  第4章 現代フランス語への歩み 17世紀は、おそらくフランス語が実りある発展を遂げた世紀と言えるでしょう。とくにアカデミー・フランセーズが創設されるに及んで、書き言葉のフランス語が完成していきます。第4章では、現代の標準フランス語につながる表現や文法事項がどのように書き言葉の模範となったのかを見ていきます。  第5章 母音と子音、アクセント、イントネーション フランス語は美しい響きを持った言語だと言われることがあります。これは単に印象を述べただけなのかもしれません。ただ、そうした印象を生み出す背景には何かがあった筈です。第5章では、フランス語の母音と子音、アクセントやイントネーションを説明しながら、言語以外の要因も含めて、美しい響きと言われる要因について考察したいと思います。  第6章 冠詞、名詞、形容詞 フランス語の学習を始めた時、名詞に男性・女性の区別があったり、冠詞が理解できなかったり、名詞も形容詞も複数形になるなど、困難を覚えた学習者は少なくないでしょう。第6章では、名詞とその周辺の文法要素について、難解な部分がどこなのかを考えます。 <2025年10〜12月>  第7章 動詞の時制、アスペクト、叙法 第6章では名詞を中心に考えました。今回は動詞を中心に考えましょう。動詞と言えば、まず頭に浮かぶのが時制、アスペクト、叙法です。第7章では、動詞の重要な働きを説明しながら、フランス語の文法特徴について説明します。  第8章 前置詞と副詞 動詞と切っても切れない関係にあるのが、前置詞と副詞です。ただ文法書などでは、どちらかと言えば、二次的な役割を担っているかのように、補足説明されることが多いようです。しかし実際には、これらはコミュニケーションにおいてとても重要な役割を果たしています。第8章ではこの2つの地味な文法要素に光をあてます。  第9章 社会の中のフランス語 言語は人間社会なしには存在しません。フランス語もその社会の中で生かされていると言えます。社会はフランス語に何を許可し、同時に何を強いているのでしょうか。第9章では、社会階層、年齢、スタイル等の観点から、フランス語の語彙と表現が生み出す社会的多様性に注目したいと思います。 <2026年1〜3月>  第10章 複数のフランス語  第11章 ヨーロッパのフランス語  第12章 フランス語圏のフランス語

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    ドイツ語で読む「ファウスト」

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    • 外国語
    • 教室・オンライン自由講座
    • 2025春クーポン対象
    • 七字 眞明/慶應義塾大学教授
    • 2025/04/11〜
      11:45〜13:15

     文豪ゲーテは、その幼少期に観た人形劇に着想を得てから「ファウスト」というテーマに長らく取り組み、生涯の最晩年に戯曲『ファウスト』を完成させます。中世のドイツ語圏に出没したことが記録に残されている魔術師「ファウスト」をめぐる話は、ヨーロッパ大陸から海を渡りイギリスでまとまった作品となりますが、当初、ファウストは悪魔と契約を結び魔術を行う者として最期は地獄に落ちる運命にあります。ゲーテはこの結末を大きく変え、地獄に落ちようとするファウストの魂は救済されます。韻文で書かれた作品をドイツ語で講読します。(講師記) ※辞書をひきながらでも原書が読める方が対象です。

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    初めてのフィンランド語

    • 外国語
    • オンライン開催
    • 2025春クーポン対象
    • 五十嵐 淳/慶応義塾志木高等学校講師
    • 2025/04/21〜
      18:30〜19:30

    ムーミンやサンタクロース、オーロラなどで有名な森と湖の国フィンランド。近年は、シンプルで温かみのある北欧デザインも人気です。フィンランドではどのような言葉が使われているのでしょうか。楽しく学習しましょう。この講座では、初心者を対象にアルファベットと単語発音からはじまり、簡単な挨拶表現や基礎単語を習得します。そして基礎的な語形変化の仕組みを日本人講師が日本語と比較しながらわかりやすく解説していきます。 <カリキュラム> 1)アルファベットと単語の発音を理解します 2)人称変化を理解して簡単な自己紹介ができるようにします 3)数字を覚えて、「これはいくらですか?」、「いま何時ですか?」を表現します 4)フィンランド語の基礎として格変化(て・に・を・は)の仕組みを理解します 5)「持っている」、「飼っている」のような所有文を学習します 6)動詞のタイプごとに人称変化(現在形変化)の仕組みを理解します。 *これ以降は、受講生の学習状況を判断し適した内容を決定します *教材の和訳や文法事項の解説をしている復習用サイト「SuomiABC」をご用意しています 数回休んでも落ちこぼれることはありません。

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    声に出して読む「平家物語」

    • コミュニケーション
    • 教室開催
    • 見学可
    • 2025春クーポン対象
    • 金子 あい/俳優
    • 2025/04/02〜
      13:30〜15:00

     「平家物語」の面白さは、声に出して読んでみてこそ分かります。美しい言葉、躍動感溢れる表現…!激動の時代を懸命に生き抜いた人々のドラマをぜひ声に出して読んでみましょう。 全国各地で平家物語を語る舞台俳優の金子あいが、一人一人の語りの魅力を引き出します。章段毎に面白くて分かりやすい解説がありますので、「平家物語」が初めての方も歓迎です。(講師記) 【4月期の内容】 ※平家物語巻第十一…岩波文庫「平家物語」<四>に入っています ※講座では岩波文庫をベースにしていますが、お手持ちのテキストで可。

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    ダーニングサロン

    • 手芸・工芸
    • 教室開催
    • 見学可
    • 2025春クーポン対象
    • 野口 光(監修)/テキスタイルデザイナー
    • 斉藤 円/HIKARU NOGUCHI TEXTILE DESIGN公認講師
    • 2025/04/29
      10:00〜12:30

    伝統の針仕事、ダーニングを始めませんか。 大切な衣類のほころびをかわいいスティッチでよみがえらせます。 それぞれのやりたいダーニングに合わせて、「習いたい」「作りたい」気持ちを大切に、それぞれの思いに合った指導をします。 直したいものが決まっている方、通常のレッスンについていけるか心配な方、しっかり基本を学びたい方もご参加ください。 <衣類について> ・繕いたい衣類数点(限られた時間内での講座なので、ご希望の物が全て完成はしません。指導者がご参加者様の針仕事の経験や傷み具合を加味して練習に適した衣類を選ばせていただきます。ダーニングは極薄、極厚、デリケート素材、テロテロ素材、レース、編み目織り目が荒い物などにも可能ですが、この講座は基礎クラスなので、ご指導できない可能性があります。傷んだ衣類がお手元にない場合は、練習につかってもよいカットソー、シャツ、靴下、コットンバッグなどをご用意下さい。

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    北欧絵織物(基礎科)

    • 手芸・工芸
    • 教室開催
    • 見学可
    • 2025春クーポン対象
    • 残りわずか
    • 矢吹 恵子(監修)/北欧絵織物研究所主宰
    • 安田 理恵子/北欧絵織物研究所講師
    • 2025/04/02〜
      13:00〜15:00

     森、フィヨルド、山々、北欧ノルウェーの美しい自然をモチーフにした絵織物。織り機の枠の中で、絵を描くように織り上げ、タピストリー、バッグ等を製作します。  基礎科では絵織の技術を習得。伝統織の幾何のオークレーや、RYE(シャギー)の技術を学び、作品を制作します。研究創作科では、上級のテクニックを習得し、独自の色彩で絵織物を制作、古典織物の制作をします。 ★見学が可能です。予めご予約ください。(TEL:03-3344-1946)

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    日本刺繍

    • 手芸・工芸
    • 教室開催
    • 見学可
    • 2025春クーポン対象
    • 山下 すみ江/刺繍作家
    • 2025/04/11〜
      10:00〜12:30

     日本刺繍の本格的な技術を伝授します。小さい作品からはじめて本格的な作品へと進みます。技術を学び、伝統工芸のすばらしさを味わいましょう。  また図案や文様に興味のある方にはデザインの初歩から指導します。お手元にある生地をいかして刺繍を施すことも可能です。手仕事の優しさと緻密さを後世に残していきたいと願っています。(講師:記)

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    花のちぎり絵

    • 手芸・工芸
    • 教室開催
    • 見学可
    • トライアル可
    • 2025春クーポン対象
    • 浅野 めぐみ/秋麗会花のちぎり絵教室講師
    • 2025/04/03〜
      13:00〜15:00

    季節感溢れる草花を描くおしゃれなちぎり絵です。講師オリジナルの手染めの和紙を使います。和紙をちぎり、和紙の持つ繊細さや、やさしさをこわさないように、竹べらで形を整えながら、のりで貼っていきます。 従来のちぎり絵の概念をくつがえす、現代的なアレンジをお楽しみください。1講座で1作品仕上がります。お花の好きな方、モノ作りを通して自分の時間を豊かにしたい方、一緒に楽しみましょう。男性の方の受講も歓迎いたします。 ※教材の準備がございますので、新規の方はお早めにお問合せください。 ※教材発注の関係で新規でWEBで申し込まれた方もお手数ですが電話でご一報ください。 ※トライアルご受講後、2カ月以内にご入会された場合は入会金が半額になります。

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    歴史で巡る食とワイン

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    • ライフスタイル
    • 教室開催
    • 2025春クーポン対象
    • 蜂須賀 紀子/ワイン文化講師・早稲田大学「食と農の研究所」招聘研究員
    • 2025/04/03〜
      19:00〜20:30

    ワイン文化講師とともに、ワインと食文化の歴史を古代からたどります。毎回、テーマに関連するテイスティングも楽しめます。初心者の方も歓迎です。 ・教材準備の都合上、初回参加日の一週間前までにお申し込み、ご入金ください。 ・直前のキャンセルでは教材費のご返金はできかねます。受講料・設備費のご返金も開講前日までのご連絡でのみ承ります。 ・お車でのご来場はご遠慮ください。 ・ワイングラスは教室にご用意します。ご持参の必要はありません。 【カリキュラム】 4月 ワインの誕生と古代文明 5月 ギリシャ・ローマの食とワイン 6月 キリスト教とワイン

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    佐保田ヨーガ

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    • 健康とスポーツ
    • 教室開催
    • トライアル可
    • 2025春クーポン対象
    • 濱川 香雅里/日本ヨーガ禅道友会教師
    • 2025/04/11〜
      19:00〜20:30

     「佐保田ヨーガ」は、数千年もの時間をかけて、インドの修行者が開発、改良してきた修行法を大阪大学名誉教授、故佐保田鶴治博士が日本に根づかせた心身一如の健康法です。そのヨーガを師から正しく継承し、単に美容や治病だけでなく、朗らかで広やかな心になり周りの人に安らぎと喜びを与えるような人柄になることを目的としています。実習の四原則(ゆっくり、呼吸と共に、集中し、リラックス)を守って行うので無理なく自然に心とからだの可能性を引き出してくれます。佐保田ヨーガはあなたに幸福をもたらすにとどまらず、明るい豊かな社会の未来をひらくカギになるでしょう。(講師・記) ※トライアルご受講後、2ヶ月以内にご入会された場合は入会金が半額になります。

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    とみやま式イス体操 

    • 健康とスポーツ
    • 教室開催
    • 2025春クーポン対象
    • 富山 忠人/改善運動指導師
    • 2025/04/17〜
      18:30〜20:00

     日々の生活で、立っての運動が苦手な方、イスに座っている時間が比較的多い方にお勧め。ダンスやヨガの要素を活かした、どなたでも出来る健康改善に効果絶大な体操です。   呼吸法から始まり、背骨と肩甲骨、股関節、足首や手首など、動かす場所を明確にしながら可動域を広げて少しずつ大きな運動に導き、後半では膝の曲げ伸ばしや重心の移動による安全な起立法、下肢全体のトレーニング、リズム体操を行います。名称からの連想を遥かに超える全身運動です。 ※実習を行いますので、動きやすい服装でお越しください。更衣室もございます。

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    アレクサンダー・テクニークを学ぶ

    • 健康とスポーツ
    • 教室開催
    • 2025春クーポン対象
    • 石田 康裕/ボディチャンス ディレクター
    • 2025/04/18〜
      19:00〜20:30

     人の身体には、それを効率的に動かすためのシンプルな仕組みがあるのですが、ほとんどの人は自分の悪い動きの習慣によってそれを間違って使っています。  その悪い動きの習慣に気づいたとしても、なかなか自分では良くできないのは、間違った考えを持っているからと、感覚はその間違った動きを正しいと感じているからです。 アレクサンダー・テクニークを学ぶことは、人の身体が効率的に動くためのシンプルな仕組みを知り、自分に妨げを行っている悪い動きの習慣と考えの習慣に気づき、それをやめれるようになることです。  本講座では、イスでの立ち座り、歩く、といった誰もが行う普通の動きを取り上げますが、応用として他の動きや活動も取り上げることができます。人前で話したり朗読をすること、歌や楽器の演奏、スポーツや身体技法の動き、生活での肩こり・腰痛の改善、など、アレクサンダー・テクニークは人の全ての活動で使える技法です。課題と思うものがありましたらお持ち下さい。(講師記)

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    カラダで遊ぶ 大人の体育

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    • 健康とスポーツ
    • 教室開催
    • 2025春クーポン対象
    • 稲吉 優流/ムーブメントクリエイター
    • 2025/04/10〜
      18:30〜20:30

     何故、「大人の体育」なのか。私達は、学校で体育の授業を受けてきましたが、「体育=カラダを育む」のはずが、実態はスポーツです。足が速かったり、球技が得意な子が「運動が出来る子」とされるため、それ以外の運動センスやポテンシャルある子ども達が、運動嫌いになることが多いのも現実です。学校で「カラダを育む=カラダを上手に使う」ことを学ぶことができず、自分のカラダを知らないまま、多くの人が大人になってしまうのです。カラダの仕組みを理解しないまま、ダンスやスポーツをして、怪我をしたのでは意味がありません。  本講座では、大人の体育をテーマに、柔芯躰メソッドを用い、自分のカラダを自在にコントロールするレッスンをします。遊ぶようにカラダを循環させながら、全身を調整(チューニング)します。ストレッチの効果が出るのは、硬い部分を認識できる人です。カラダの内側を感じることは、自分との対話です。そのためには、カラダを「循環」させることが重要です。皮膚を緩やかに動かし、体内の水分を循環させていけば、整う準備(下ごしらえ)完了です。下ごしらえが足りなければ、脱力する際にも逆に力んでしまいます。だからこそ循環が大切なのです。  循環を入り口に「柔軟性」を高め、「バランス軸」を整えるまでが基礎段階。そこからは、遊ぶように様々なワークを展開します。不随意筋を随意筋に変化させたり、自然に音やリズムに反応したり、自由な動きのコミュニケーションなど、心身の高揚を楽しんでエネルギーが湧くのを味わいましょう。(講師・記) 【テーマ】 ●stlation(ストレイション):  ストレッチとアイソレーションをMIXして、動かないパーツを動かし、柔軟性と可動性を高める ●動態姿勢:  良性脱力・共重力・流体ムーブメントをベースに、機能的ボディコントロールを追求する ●BOUNCE FLOW(不定期開催):  柔芯躰メソッドの心理的解放ワークで、五感を駆使したカラダ遊び 【カリキュラム(予定)】 @体質チェックから循環ウォームアップ A椅子やフロアで皮膚と呼吸ストレッチ B腹圧を高めるワーク、動的姿勢改善法 C脳トレを含む神経リズムトレーニング D五感を駆使した様々なボディワーク E対人でのカラダを使ったムーブメント Fカラダの軽さと動的姿勢の形状記憶 Gクールダウンとフィードバック *** <同講師の座学講座はコチラ↓> ●「身体表現の文化史」 日程:2025年 4/10(木)15:30〜17:00 HP:[https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=7884020](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=7884020)

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