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【2025年春のキャンペーン対象】全国のオンライン講座@

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2025年の春、新しいことを始めるのにぴったりのキャンペーンをご用意いたしました! この機会にぜひ、ご入会・ご受講をお待ちしております。

キャンペーン期間

2025/2/21(金)9:30 〜 2025/3/31(月)17:00

キャンペーン内容

WEBでのお申し込み時に、対象講座(複数講座で可)にご利用いただける割引クーポンをご用意いたしました。

【クーポン番号】
・対象講座のみのお申し込み金額が、5,000円以上でご利用いただける500円クーポン
25spring500
・対象講座のみのお申し込み金額が、12,000円以上でご利用いただける1,200円クーポン
25spring1200

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講座一覧

  • 新宿 オンライン
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    急転するシリア情勢の未来

    • NEW
    • 時事・社会
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 2025春クーポン対象
    • 若林 啓史/京都大学博士
    • 2025/04/08
      13:00〜14:30

     2024年11月末、シリア北西部のイドリブ県で政府軍に包囲されていた反体制武装組織「シャーム解放機構」は、突如攻勢を開始、地方都市を破竹の勢いで支配下に置きました。12月8日、「シャーム解放機構」を中心とする反体制勢力は、首都ダマスカスに到達し、バッシャール・アルアサド大統領はロシアに出国しました。シリアの新政権造りは、着々と進んでいるように見えますが、宗派・民族が複雑なシリアの社会を統合できるか、予断を許しません。シリアの体制変換に至った背景と、今後の見通しについて分析します。(講師・記) 写真 「イスラエル軍が2024年12月に頂上を占領したヘルモン山」 (2011年2月19日・講師撮影)

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  • 新宿 オンライン
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    時事イ放談

    • 時事・社会
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 2025春クーポン対象
    • 御厨 貴/東京大学名誉教授
    • 島田 裕巳/宗教学者
    • 2025/04/12
      16:00〜17:30

     今、世界や日本を取り巻く様々な話題、事象を取り上げて、2人の識者が語り合います。当日、話してほしいトピックについて、参加者の皆様から事前にメールでリクエストを募ります。全てのご提案に対応することは難しいですが、多くの方からご希望のあったトピックは、特に優先して取り上げる予定です。 ◎御厨 貴先生からのメッセージ  「政治家とは不可思議な存在です。全盛期を過ぎた政治家には、妙な人間としての味わいがあります。それを画面一杯に映し出す面白い番組「時事放談」を毎週日曜日朝、担当してました。TBSで2007年4月〜2018年9月までの11年6ケ月でした。その経験を活かして、旧知の島田裕巳さんと、楽しいひとときを過ごすことになりました。どうぞ奮ってご参加くださいませ。『ジジイ放談』!」 ◎島田裕巳先生からのメッセージ  「都議選、参議院選挙と大型選挙が控えています。先の総選挙で生まれた与党と野党が拮抗する状況のなかでの選挙ですから、その重要性はいつにも増して大きなものがあります。果たしてその行方はいかに。とくに創価学会が組織した公明党にとって都議選は、もっとも重要な選挙と位置付けられてきました。面子がかかった戦いとも言えます。党勢の衰えが指摘している公明党が、ここで挽回策を示せるのか。それがまた参院選にも大きな影響を与えそうです。そのあたり、今後の選挙を見据えて、今の政治について語れればと思います。」

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  • 横浜 オンライン
    山口二郎 2022年政治を振り返る - コピー.JPG

    現代民主主義の危機

    • NEW
    • 時事・社会
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 2025春クーポン対象
    • 山口 二郎/法政大学教授
    • 2025/04/12〜
      13:00〜14:30

    アメリカの2期目のトランプ政権は、今までの民主主義や人権の積み重ねを覆すような政策を次々と打ち出し、世界を困惑させている。アメリカのみならず、フランス、ドイツなど民主主義のお手本とされた国々で、民主政治は深刻な危機に直面している。こうした現象は、2010年代から各国に広がった。日本も例外ではない。この講座では、この15年ほどの民主政治の衰弱について、経済、メディア、グローバル化などとの関連で考察し、民主主義の生き残り策を考えたい。(講師・記) *2025年4月開講。全6講。 <各回のテーマ> 1 世界における戦後民主主義 ・二度にわたる世界大戦の経験からの学習 ・経済発展と自由民主主義の安定 ・冷戦という相対的安定期 ・自由民主主義の勝利と限界 ・民主主義の諸前提 2 グローバル化と民主政治の変容 ・民主主義と国民国家の結びつき ・人の移動と国民の崩壊 ・人は他者に対してどこまで寛容になれるか ・経済的グローバル化と苛烈な資本主義の復活 ・格差拡大とポストデモクラシー 3 情報革命と民主政治の変容 ・公共空間とメディア ・インターネットをめぐる期待と危惧 ・民主政治に対するSNSの影響 ・伝統的メディアの衰弱と言論の変容 4 民主化と反動 ・民主化と民主主義 ・20世紀における民主主義の拡大 ・市民の拡大とアイデンティティ政治の隆盛 ・旧市民と新市民の対立 ・政治的正しさに対する反動 5 リスクと政治 ・政治の課題としてのリスク ・20世紀の福祉国家と典型的リスク ・グローバル化時代におけるリスクの変容 ・セキュリティ志向と権力の拡大 6 曖昧さと政治 ・民主政治における市民の選択 ・エリートに対する委任の崩壊 ・消費者モデルと民主主義 ・単純化と政治の困難  

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  • 名古屋 オンライン
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    新聞から「いま」を読む〜時事解説(オンライン受講)

    • NEW
    • 時事・社会
    • オンライン(事前選択講座)
    • 見逃し配信あり
    • 2025春クーポン対象
    • 渡辺 斉/元朝日新聞論説委員
    • 2025/04/19〜
      10:30〜12:00

    【オンライン受講コース】 情報過多な時代を生きる私たちはどのように情報を整理、活用できるでしょうか。新聞紙面から私たちの“今”を切り取り、講師と共に最新の情報を読み解いていきま しょう。4月「韓国」、5月「超高齢社会の2025年問題」、6月「東京都議選・参院選」。 [教室受講コースもあります](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=7835257)

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  • 福岡 オンライン
    @社会学 友枝敏雄 トリミング済.JPG

    社会学のキータームで日本社会を分析する

    • 時事・社会
    • オンライン(事前選択講座)
    • 見逃し配信あり
    • 2025春クーポン対象
    • 友枝 敏雄/九州大学名誉教授 大阪大学名誉教授
    • 2025/04/22〜
      13:00〜15:00

     18世紀から19世紀にかけて、フランス・イギリス・ドイツで誕生した社会学は、20世紀に入るとアメリカで隆盛し、人文・社会系の学問のなかで、一分野を占めるようになりました。  200年強におよぶ社会学の展開のなかで、人間と社会を理解するための重要なキータームが創り出されてきました。  今回の授業では、「社会学におけるキータームー規範と制度に焦点をあてながら」「意味と相互主観性」「正常と異常」「ジェンダー」「共同体」「国家と市民社会」という6つのテーマを毎回1つずつ学習した上で、日本社会の現状について分析していきます。

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  • 新宿 オンライン
    山口二郎2024toriming.jpg

    戦後80年の日本を考える

    • NEW
    • 時事・社会
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 2025春クーポン対象
    • 山口 二郎/法政大学教授
    • 2025/04/25〜
      13:00〜14:30

    2025年は戦後80年の節目の年である。戦争を知る人々がどんどん少なくなる状況で、遠からず、戦後という言葉は時代記述の言葉として意味を失うだろう。その意味で、今年は、戦後という概念で日本の政治、経済の仕組みを総括する最後の機会となるかもしれない。この講義では、年度前半の6回にわたって、戦後日本政治の歩みを振り返り、日本人がどのような選択をして今日に至ったのかを考えてみたい。(なお、年度後半の6回は、戦後日本を考える際のキーワードをとりあげて、その特質を考えることを予定している。) 1 戦後日本の出発 ・敗戦をどう受け止めたか ・戦争をどう総括したか ・戦後日本の政治体制の構築 2 冷戦体制と日本の針路 ・冷戦と占領政策の変化 ・講和と独立をめぐって ・55年体制の成立と政党政治 3 60年安保と戦後体制の形成 ・岸政権と安保改定 ・60年安保とは何だったのか ・自民党政治のモデルチェンジ ### 7〜9月のテーマ(予定) 4 高度成長と日本 ・高度成長と日本社会の変容 ・利益誘導政治と日本的平等 ・高度成長の終焉と改革の始まり 5 ポスト冷戦時代の日本 ・冷戦とバブルの終わり ・自民党の試練 ・戦後50年における様々な転換 6 ポスト戦後をめぐって ・オルタナティブを求めた様々な動き ・日本の凋落と政治意識の変化 ・戦後は終わったのか

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  • 千葉 オンライン
    小谷哲男さん(トランプ大統領の米国)宣材.png

    トランプ大統領の米国と世界、そして日本

    • NEW
    • 時事・社会
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 2025春クーポン対象
    • 小谷 哲男/明海大学教授
    • 2025/05/18
      13:30〜15:00

    トランプ氏が米大統領に返り咲いてから、米国そして世界に衝撃を与える政策を次々と打ち出しています。トランプ大統領は何を考え、何をこの4年間で成し遂げようとしているのでしょうか。本講座では、トランプ大統領の掲げる「アメリカを再び偉大にする(MAGA)」というスローガンが、アメリカの国内・対外政策にどのように影響を与えているのかを分析し、日本への影響についても考えます。(講師・記)

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  • 千葉 オンライン
    城本勝プロフィール写真(2025年2月)1.JPG

    壁を壊した男と、壁に挑んだ男

    • NEW
    • 時事・社会
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 2025春クーポン対象
    • 城本 勝/政治ジャーナリスト
    • 2025/05/22
      15:30〜17:00

     1993年、小沢一郎氏は激しい権力闘争の末、自民党政権を支えた「55年体制」という壁を壊し、細川政権を樹立しました。何が小沢氏をそこまで駆り立てたのか。そして80歳を超えた今、小沢氏は何を考え、どう動くのでしょうか。  一方、5度目の挑戦で首相を射止めた石破茂氏。自民党の内側から壁に挑み続け、ようやく手にした政権は少数与党で不安定です。石破政権の行方はどうなるのでしょうか。  NHK解説委員として長年、政治を取材してきたジャーナリストの城本勝さんが「壁」に向き合った2人の政治家を通して、政治の今を語ります。

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  • 千葉 オンライン
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    袴田さんから学んだこと

    • NEW
    • 時事・社会
    • オンライン開催
    • 見逃し配信あり
    • 2025春クーポン対象
    • 小川 秀世/袴田事件弁護団事務局長
    • 2025/05/25
      13:30〜15:00

    昨年10月、袴田巌さんの無罪が確定しました。 弁護団事務局長の小川秀世さんは59年前に発生した事件と長年の裁判を振り返り、静岡からオンラインでお話しします。えん罪を繰り返さないためには何が必要か。私たち市民が考えるべきこととは。また制度や司法のあり方についても考えます。今後の国家賠償をめぐり、闘いはまだ続きます。巌さんと秀子さんの近況もお知らせします。

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  • 千葉 オンライン
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    「朝生38年」田原総一朗、死ぬまでジャーナリスト(オンライン受講)

    • 時事・社会
    • オンライン(事前選択講座)
    • 見逃し配信あり
    • 2025春クーポン対象
    • 田原 総一朗/ジャーナリスト
    • 2025/06/01
      13:30〜15:00

    ※教室受講は[こちら](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=7932806&p=7e5672c6234a2da2a503857380378078c24c5a08f77e29e83067a37f10febf61)  司会を務める「朝まで生テレビ」は昨年11月からBSに移り、時間帯も変わりましたが、38年続いています。ジャーナリストの田原総一朗さんは90歳。「そんなんじゃ分からないよ!わかりやすく説明して」「そんなこと言っているからダメなんだ」。時に相手を挑発しながら、執拗に食い下がる、食い込む姿勢は今も健在です。「まだまだ知りたい、聞きたい、伝えたい」のジャーナリスト魂を存分に発揮し、「朝生」で死にたい!とまで広言する田原さん。1年ぶりの千葉教室でも、質問歓迎、議論大歓迎で熱く語ります。 ※事前に寄せられた質問に田原さんがお話の中でお答えします。時間の都合ですべての質問に回答できない場合もございますので、ご了承下さい。質問をご希望の方は[こちら](https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScVR3xgxawUk1qgWTuSVNvRbeLQhlDknbfd6uAXMqLsuuL1VA/viewform?usp=sf_link) ※質問申込み締切 5月17日(土)

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  • 新宿 オンライン
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    戦後政治思想史への3つの視点

    • NEW
    • 時事・社会
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 2025春クーポン対象
    • 原 武史/明治学院大学名誉教授、政治学者
    • 2025/06/14
      15:30〜17:00

     私は放送大学教授として、2017年4月から25年3月まで8年間にわたり、ラジオで「日本政治思想史」を担当しました。この放送授業のためにテキストを作成しましたが、2025年5月にテキストを大幅に加筆修正し、最近の新たな知見を取り入れた『日本政治思想史』を新潮選書から刊行します。本講座ではこのうちの第13章から第15章に当たる「戦後のアメリカ化」「戦後のソ連化」「象徴天皇制と現代政治」をもとに、敗戦直後から現在までの日本の政治思想史を、従来とは異なる3つの視点からとらえてみたいと思います。それらを通して、現在の日本政治に対する視野を広げるのが本講座の目的になります。(講師:記) ≪参考書≫※ご入用の場合は、各自でお買い求めください。2025年5月に刊行予定。 原 武史著『日本政治思想史』(2025年5月、新潮選書)

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  • 名古屋 オンライン
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    思えばたくさん呑んで来た〜椎名誠の乾杯!人生(オンライン受講)

    • NEW
    • 時事・社会
    • オンライン(事前選択講座)
    • 見逃し配信あり
    • 2025春クーポン対象
    • 椎名 誠/作家
    • 2025/06/15
      14:00〜15:30

    【オンライン受講コース】 二十歳の頃の極貧酒時代から、コロナ禍でのひとり酒の愉しみ方まで、酒まみれの歳月を振り返る。流木焚き火を囲みヒミツのキャンプ地で、新宿の地下の暗闇酒場で、銀座の屋上で、沖縄の離島で、台湾で、スコットランドで、シベリアで…ただもう、うまい酒を求めて、飲んでのんで呑みまくったシーナさんが、『乾杯!人生』を語る。 [名古屋教室受講のコースもあります](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=7834965)

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  • 千葉 オンライン
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    ドクちゃんと戦争

    • 時事・社会
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 2025春クーポン対象
    • 中村 梧郎/フォトジャーナリスト
    • 2025/06/28
      15:30〜17:00

     ベトナム戦争、ベトちゃんドクちゃん、枯れ葉剤ーー。昔、社会科の教科書で学んだことを覚えていますか?ベトナム戦争が終わって今年で50年。フォトジャーナリストの中村梧郎さんはカメラで戦争や人間を追い続けています。ウクライナやガザに限らず、世界各地で戦争や紛争は絶えません。どうしたら憎しみの連鎖や殺し合いを断ち切ることができるでしょうか?そして、ドクちゃんは今、どうしているでしょうか?中村さんの撮った写真1枚1枚から、一緒に考えます。

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  • 立川 オンライン
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    宇宙のダークサイド

    • NEW
    • 科学
    • オンライン開催
    • 見逃し配信あり
    • 2025春クーポン対象
    • 二間瀬 敏史/東北大学名誉教授
    • 2025/04/02〜
      16:00〜17:30

     すばる望遠鏡のような巨大な望遠鏡で見ると、宇宙は大小さまざまな無数の銀河で埋め尽くされているように見えます。しかし望遠鏡で見えているのは、宇宙のたった数%にすぎないのです。残りの約95%はどんな望遠鏡でも見ることができない不思議な物質とエネルギーです。それがダークマター(暗黒物質)とダークエネルギー(暗黒エネルギー)と呼ばれるいわば宇宙のダークサイドです。さらにほとんどの銀河の中心には光をも吸い込む真っ暗な巨大ブラックホールが存在しています。  これら宇宙のダークサイドは見えないにもかかわらず、なぜその存在が分かったのか、そしてそれらは私たちが見ている現在の宇宙をどのように作り上げたのかについて、現在の最先端の観測と理論に基づいてお話しします。(講師記) ・・ 【各回の内容】 1.最先端の観測が解き明かす宇宙の大規模構造  100億光年を超える宇宙の構造を宇宙の大規模構造と呼びます。この構造は、1980年代から始まり現在に至るまで続けられている銀河赤方偏移サーベイと呼ばれる観測によって得られたものです。それがどのような観測か、それが解き明かした大規模構造がどのようなものかをお話しします。 2.行方不明の質量の発見  1930年代、宇宙には望遠鏡で見えている物質以外に見えない行方不明の質量(missing mass)があることに気がついた天文学者がいました。しかしほとんどの天文学者がその存在を確信したのは1970年代の女性天文学者の観測でした。行方不明の質量は現在暗黒物質と呼ばれています。暗黒物質の発見の経緯をお話しします。 3.暗黒物質の理論と役割  実は現在でも暗黒物質の正体は分かっていません。しかし理論的にその候補はいくつか考えられています。それらの候補についてお話しします。また暗黒物質がなければ銀河は宇宙に存在できなかったこと考えられています。なぜ暗黒物質が必要なのかについてもお話しします。 4.宇宙膨張と暗黒エネルギー  宇宙はビッグバンで始まり、その後膨張をつづけ現在に至っていることが分かっています。いつビッグバンが起こったのか、宇宙の年齢は何歳なのかについて長い間「宇宙年齢問題」という論争がありました、それが最終的に決着したのは20世紀の最後の年でした。そしてそれが暗黒エネルギーと深く関係しています。この事情をお話しします。 5.暗黒エネルギーの理論と役割  暗黒物質と同様、暗黒エネルギーもその正体は分かっていません。一つの有力な説はアインシュタインが提唱した宇宙定数と呼ばれるものです。実は宇宙定数自体その正体は分かっていません。宇宙定数をめぐる歴史と理論についてお話しします。また暗黒エネルギーが現在と未来の宇宙にどのように影響するのかをお話しします。 6.ブラックホールの発見と銀河の誕生  宇宙にはもう一つ見えない存在があります。それがブラックホールです。ほとんどの銀河にはその中心にブラックホールがあり、それが銀河の形成に大きな影響を持っていると考えられています。銀河中心のブラックホールの発見と、その観測についてお話しします。 ・・

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  • 福岡 オンライン
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    『感情処理法』で自己否定から解放される〜あなたは悪くない〜

    • 科学
    • オンライン(事前選択講座)
    • 見逃し配信あり
    • 2025春クーポン対象
    • 米倉 けいこ/九州女子大学非常勤講師 臨床心理士 
    • 2025/04/04
      19:00〜21:00

     パワハラやセクハラによって傷ついた心がどのように自己否定に陥ってしまうのかを解説し、そのメカニズムを理解することで、自己肯定感を取り戻す方法を学びます。  大切なことは、『私は悪くない』ということを心から理解することです。心理カウンセラーとして、さまざまな人の感情に寄り添う講師が、そのような感情の原因や影響について話し、その感情とどう向き合って処理していくことができるかを実践法を交えて話します。 講師からのメッセージ 「ニュースや新聞でパワハラやセクハラの報道に触れると、強いストレスを感じたり、ネガティブな感情がわいたりするかもしれません。それは決してあなたが悪いのではありません。パワハラやセクハラの被害に遭った人は悪くないのです。どうか覚えておいてください。あなたは一人ではない。あなたは悪くない。」

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    水共生学 〜水とヒト,               生物が持続的に共生する社会を目指して〜

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    • 科学
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    • 2025/04/05〜
      13:00〜14:30

     九州大学では、水とヒト,生物が持続的に共生する社会を実現するための研究に取り組んでいます。水環境に関連した問題は多種多様です。問題の解決には文系・理系問わない新たな学問が必要であり、私たちはそれを「水共生学」と名付けました。この新しい学問分野「水共生学(みずきょうせいがく)」の取り組みや成果についてご紹介いたします。    前期のテーマは、「ゆらぐ水環境を生きる:人と水の関わり」  水環境は温暖化のような地球規模の自然変動、人口増加や技術発展などの社会変動の影響を大きく受けます。これらの影響により“ゆらいでいる”水環境のうえで私たちはどのように生きているのかを様々な学問分野を融合した水共生学の観点から解き明かしていきます。 4/5 渡部哲史 九州大学大学院地球社会統合科学府・准教授 [ 「新たな学問分野“水共生学”の創出に向けて:農業用ため池における例とともに」 ](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=7946464&p=44b6540271aa39f77be4d064f7c12a3456b07c4c309ea0950d529a0efa354294)     5/10 岡崎淳史 千葉大学環境リモートセンシング研究センター・准教授  [「日記と数理で描く江戸の天気」](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=7966990&p=21c1d21ae9d996b9f8f2533869a894574b3ca9ee57dd8726cdcc39c43a627628)       6/7 三隅一人 九州大学大学院地球社会統合科学府・教授 [ 「災害と社会」](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=7967012&p=54b41f1f45138d9cbed6115a242d3196a9e62be0c9f89134ed73d34e7907d13)      7/5 伊藤千尋 九州大学大学院人文科学研究院・准教授       「ダム湖と移転集落の半世紀−南部アフリカ・ザンビアの事例から−」 8/2 五三裕太 九州大学大学院比較社会文化研究院・助教       「川の風景から流域と暮らしを考える」 9/6 藤岡悠一郎 九州大学大学院地球社会統合科学府・准教授       「釧路湿原の開発と保全―ソーラーパネルの敷設と稀少生物の保全」

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    フォッサマグナの謎を追う

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    • 科学
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 2025春クーポン対象
    • 藤岡 換太郎/静岡大学防災総合センター客員教授
    • 2025/04/05〜
      10:30〜12:00

     日本列島を東西に分断する巨大な地溝、フォッサマグナは、明治の初めに日本に来てお雇い教師となり東京大学の初代教授になった若いドイツのナウマンによって発見された。しかし、その正体は専門家の間でも150年経った今でも(今年が発見以来150年目)明らかにはされていない。フォッサマグナは日本列島が現在のような姿になる過程で生まれたもので、日本列島の成り立ちを考える上では欠かせない重要な構造である。  フォッサマグナを地質学的に見るとその成因がまったく違うと考えられるため、「北部フォッサマグナ」と「南部フォッサマグナ」とに区別されてきた。本講座では北部と南部それぞれの成り立ちをたどり、フォッサマグナは一体どのようしてできたのかという謎に独自のモデルを用いて追跡する。(講師・記) <各回のテーマ:2025年4月期> ■4月5日:その1 フォッサマグナとは何? 日本列島を東西に分断する巨大な地溝、「フォッサマグナ」は、ドイツの若いお雇い教師であったナウマンによって1875年に発見されました。彼は嵐の夜、八ヶ岳の東麓の平沢(長野県南佐久郡)という集落で1泊した翌朝に、南アルプス方面の地形を眺めてその不思議さに天啓を得たのです。その後150年たった今でもフォッサマグナとは一体何なのかについては明らかになってはいません。フォッサマグナは日本列島の成り立ちを考える上では欠かせない重要な構造です。謎の多いこのフォッサマグナの発見のいきさつ、その範囲、どのような地層からできているのか、そしてその成り立ちについて解説します。 ■4月26日:その2 北部フォッサマグナ フォッサマグナは関東山地と赤石山地の間で最も幅が狭くなっています。その部分には第四紀(2.58 Ma〜)の八ヶ岳の火山噴出物があって新第三紀(23 Ma〜2.58 Ma)の地層は露出していません。北部フォッサマグナはほゞこの八ヶ岳付近(諏訪湖)以北のフォッサマグナを指しています。北部フォッサマグナの地層は東北日本の男鹿半島と同じ層序と発達史を持っています。大陸に引っ付いていた時代、リフトができた時代、海ができて深くなる時代、海が浅くなって、やがて陸上になり東西圧縮で隆起が始まって現在に至っている地層が分布しています。   ■6月7日:その3 日本海拡大 日本海の誕生と日本列島の回転 日本列島の周辺には多くの縁辺海と呼ばれる、大陸の縁にある小さな海洋があります。北からベーリング海、オホーツク海、日本海、フィリピン海、東シナ海、南シナ海などです。フォッサマグナにはそれに接して2つの縁辺海があります。日本海とフィリピン海です。これら2つの縁辺海がフォッサマグナの形成とそれが現在の姿に至る歴史にとって重要な働きをしているのです。日本海は日本列島がアジア大陸から離れて現在の位置へと移動してきたことを示す重要な縁辺界です。その成因に着いて詳しく解説します。 <各回のテーマ:2025年7月期> ■その4 南部フォッサマグナ ■その5 フィリピン海プレートの北上 ■その6 フォッサマグナ形成試論 *2025年4月開講。全6講。 *本講座は2022年1月期に行った内容を再編集したものです。  

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    大人のための高校数学

    • 科学
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見学可
    • トライアル可
    • 2025春クーポン対象
    • 佐藤 榮一/九州大学名誉教授
    • 2025/04/12〜
      10:00〜12:00

     教科書を用いて数IIの「図形と方程式」を学びます。著作『方法序説』のデカルト(17c)による「x-y座標平面」を利用し、直線、2次曲線、円等の間の「交点」や、不等式を用いてそれらが表す「領域」を学びます。「1、2次式」による具体的計算のおかげで 数 I で学んだ図形の性質より深い情報が得られます。更に式を取り換えると、種々の図形を視覚的に楽しめます。天気予報で「前線=曲線」を境に、「寒気団・暖気団=領域」の変化状況を普段見ているのは、上の数学知識を基礎に高度な描写ソフトによる恩恵です。以前の知識が必要な時、復習しながら進みます。計算しながら一緒に楽しみましょう。

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  • 横浜 オンライン
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    一般相対性理論とブラックホール

    • NEW
    • 科学
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 2025春クーポン対象
    • 諏訪 雄大/東京大学准教授
    • 2025/04/12〜
      13:00〜14:30

    光が曲がり、時間の流れさえも変化する—そんな重力の不思議を記述する一般相対性理論を、全6回でじっくり学びます。アインシュタイン方程式の導出からブラックホール時空まで、体系的に解説していきます。幾何学と物理学の協奏によって宇宙の構造を解き明かしていく醍醐味を、ぜひ体験してください。朝日カルチャーセンターで一般相対論の真髄にどこまで迫れるか、数式を使って一緒に挑戦してみませんか。(講師・記) <カリキュラム(予定)> ### 第1回 導入:アインシュタイン方程式への動機付け ◆「なぜブラックホールの数理を学ぶのか?」を明確にする。 ◆重力波やX線天文学などの観測的トピックから一般相対論(GR)が不可欠であることを示す。 ### 第2回 一般相対論ミニマム(1):ベクトル・テンソルの基礎とリーマン幾何学 ◆GRを最短ルートで理解するために必要な数学的素養を、できるだけコンパクトに導入する。 ◆とくに「ベクトル/テンソル/計量(メトリック)/曲率」を押さえる。 ### 第3回 一般相対論ミニマム(2):アインシュタイン方程式 ◆前回導入した幾何学的道具を用いて、アインシュタイン方程式をできるだけ簡潔に導く。 ◆物質分布を表すエネルギー運動量テンソルと曲率(重力)を結びつける枠組みを理解する。 ### 第4回 シュバルツシルト時空:ブラックホール解の基礎 ◆アインシュタイン方程式の簡単かつ重要な厳密解「シュバルツシルト解」を導出し、ブラックホールの原型を理解する。 ◆静的球対称な質点(または星)の外部解が、シュバルツシルト解になることを計算or概要説明。 ### 第5回 シュバルツシルト解における測地線方程式:光や物質の運動 ◆シュバルツシルト時空での測地線方程式を解く/あるいは解の性質を調べることで、ブラックホール近傍での光や粒子の運動を理解する。 ◆粒子の軌道、光の曲がり、ブラックホールに落ち込む物質の挙動などの物理的解釈を押さえる。 ### 第6回 発展的話題・総括:カー時空への触り、重力波、現代観測とのつながり ◆回転するブラックホール解であるカー解にごく簡単に触れ、天文学的にも重要な概念(エルゴ領域など)を紹介。 ◆一般相対論の他の応用(重力波、宇宙論)や最新観測との関係性を示し、全体を総括する。

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    はじめての獣医学

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    • 科学
    • オンライン開催
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    • 2025春クーポン対象
    • 浅川 満彦 /酪農学園大学教授
    • 2025/04/15〜
      15:30〜17:00

    街中の動物病院はもちろん、競走馬や牛豚、動物園の診療施設、食肉検査や医薬品開発に関わる場でも獣医師は働いています。 本講座では、獣医大生が実際に受けている授業やカリキュラムをもとに、食料自給や動物愛護などの背景についても言及しつつ、様々な現場でのリアルをお伝えします。 獣医師や動物看護師を目指す方はもちろん、ペットオーナーさんや動物好きな方にも有意義な内容となりますので、ぜひご参加ください。(講師・記) 1回目:臨床分野 獣医さんのイメージと現実のギャップ 2回目:公衆・動物衛生分野 食用動物の健康をまもる獣医さんの現実 3回目:ワンヘルス分野 人々と野生動物のはざまで良好な関係構築を使命とする獣医さん 浅川先生には3月6日(木)13時〜14時にて単発講座 「震災と野生動物」をご講義いただきます。 災害時に獣医さんが担うこととは? 皆さんに知っていただきいリアルの話。是非ご参加ください。 お申込みは[こちら](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=7660998&utm_source=snMailDM&utm_medium=email&utm_campaign=20250221)

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  • 横浜 オンライン
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    知って得する「遺伝」の基礎講座

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    • 科学
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 2025春クーポン対象
    • 鈴木 美慧/一般社団法人CancerX理事・聖路加国際病院認定遺伝カウンセラー
    • 2025/04/17〜
      15:30〜17:00

     ゲノムあるいは遺伝情報に興味はありますか? この講座では、ゲノム情報の入門から最新の研究に至るまで、身近な視点で学ぶことができる機会を提供いたします。  とっつきにくく感じるかもしれないテーマですが、私たちの暮らしと密接にかかわっています。認定遺伝カウンセラーの講師が、わかりやすく解説します。(講師記) 【各回のテーマ】(予定) 第1回:遺伝情報の基礎を知る 第2回:家族に潜む健康リスクを探る 第3回:未来の健康をデザインする

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    チョムスキーを読む

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    • 科学
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 2025春クーポン対象
    • 酒井 邦嘉/東京大学教授
    • 2025/04/19〜
      10:30〜12:00

     言語は、生物の中で人間のみが持つ脳の機能です。AI(人工知能)で文章を合成できる時代にあって、言語能力を通して人間の創造性について正しく理解することが重要です。そこに、「チョムスキーを読む」ことの今日的な意義があります。本講座では、チョムスキー著『我々はどのような生き物なのか』(福井直樹・辻子美保子編訳、岩波現代文庫)を読み進めながら、人間の言語能力から創造性を探ります。  予備知識は仮定しませんので、途中からでも参加できます。1回で10ページほどのペースで進む予定です。チョムスキー著『我々はどのような生き物なのか』(福井直樹・辻子美保子編訳、岩波現代文庫)をご用意して繰返しお読み下さい。(講師・記) 【カリキュラム】※状況によって変更することもございます。 ★■4月期  第1-3回:「言語の構成原理再考」本文(pp.7-37) ■7月期  第4-6回:「言語の構成原理再考」質疑応答(pp.38-65) ■10月期  第7-9回:「チョムスキー氏との対話」その1(pp.135-168) ■2026年1月期  第10-12回:「チョムスキー氏との対話」その2(pp.169-201)             ※お申込みは3か月単位です ※各自ご用意ください:チョムスキー著『我々はどのような生き物なのか』(福井直樹・辻子美保子編訳、岩波現代文庫))

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  • 新宿 オンライン
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    宇宙膨張と一般相対論

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    • 科学
    • オンライン開催
    • 見逃し配信あり
    • 2025春クーポン対象
    • 白水 徹也/名古屋大学教授
    • 2025/04/19〜
      10:30〜12:00

    一般相対論は宇宙膨張、ブラックホールを予言し、観測からも支持されています。本講座ではまず一般相対論を平易な言葉で解説します。さらに、今回は宇宙膨張に注目し、それによって引き起こされる観測現象について触れたいと思います。宇宙誕生自体については未解明の事柄が多いですが、研究者が何に苦悩し、日々研究に取り組んでいるかお話できたらと思います。(講師・記) <各回テーマ> 第一回 一般相対論入門 第二回 宇宙膨張にまつわるエトセトラ 第三回 宇宙誕生秘話

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  • 新宿 オンライン
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    川と都市の地形学

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    • 科学
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 2025春クーポン対象
    • 久保 純子 ほか/早稲田大学教授
    • 2025/04/21〜
      10:30〜12:00

     「地形」と聞くと、山地や平野という大きな地形や河岸段丘などといった特徴的なものを想像されることが多いと思いますが、多くの人が住み市街地化が進む「都市」でもそれぞれが地形的特徴をもっているのです。そして「川」と不可分の関係をもって発展してきた都市もまた少なくありません。 この講座では、ヨーロッパ・東南アジア・日本の3つの都市をとりあげ、それらの都市がなぜ "その場所" に形成されたのか、その過程で「川」はどのような役割を果たしたのか、さらにはその場所の地形の特徴が都市の発展にどのように寄与し、またその都市の性格にどんな影響を与えてきたのかを解説します。(久保講師・記) 【カリキュラム】 第1回 「セーヌ川とパリ:『花の都』・地形の謎解き」 講師:佐川 美加氏(水文歴史研究家) セーヌ川のほとりに広がるパリ、その「地面の凸凹」の謎に迫ります。 @一万年ほど前に起きた地形学的大事件「河川争奪」、Aノートル=ダム寺院は"なぜ"あの場所に建てることができたのか、Bジャンヌ・ダルクのパリ攻略で使われた「ゴミ」、Cオペラ座の怪人が住む「湖」の誕生。  これら4つの出来事を取り上げ、その場所の「地形」がその上で繰り広げられた「歴史」に与えた影響についてお話します。 第2回 「メコン川とプノンペン:大河が離合する『ペン夫人の丘』」 講師:久保 純子氏(早稲田大学教授)  メコン川は中国のチベット高原に発し、ミャンマー、ラオス、タイ、カンボジア、ベトナムを流れる東南アジア最大の国際河川です。  カンボジアの首都プノンペンは、メコン川にトンレサップ川が合流、バサック川が分かれる「川の交差点」。アンコール王朝、フランスの植民地、独立と内戦からの復興を経て現在の賑わいに至っています。そのプノンペンの地形をメコン川とモンスーン気候から解説します。 第3回 「木曽川と名古屋市:離れていても深い関係」 講師:寄藤 昂氏(元芝浦工業大学教授)  木曽川は日本を代表する大河ですが「名古屋市とは離れているのでは?」と思われるでしょう。現在は確かにそうですが、名古屋市がある濃尾平野の大部分は木曽川によって形成されたものであり、その意味では大いに関係があるのです。  本講では、濃尾平野の特異な構造と地盤の変動・河川の移動が名古屋という都市の形成にどんな影響を及ぼしたのか、伊勢湾台風や東海豪雨などとの関係も含めてお話しします。

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  • 千葉 オンライン
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    量子力学100周年 原子を見てみよう!

    • 科学
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 2025春クーポン対象
    • 山崎 詩郎/東京科学大助教
    • 2025/05/31
      13:00〜14:30

    世界はとてつもなく小さな粒「原子」からできています。そんな超ミクロの世界を「走査トンネル顕微鏡」で見てみましょう。 そこにはまるで波のような不思議な「量子力学」の世界が広がっています。(講師・記)

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  • 立川 オンライン
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    春から初夏の星空を見よう

    • 科学
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 2025春クーポン対象
    • 坪内 重樹/なかのZEROプラネタリウム解説員
    • 2025/06/07
      15:30〜17:00

     北斗七星や春の大三角など、春から初夏にかけての夜空には街中でも見つけやすい明るい星のならびがいろいろあります。  この道30年のベテランプラネタリウム解説員が、星空のたどり方や星座の物語などの星空の楽しみ方をわかりやすく解説します。近々見られるおすすめの天文現象や最新の天文ニュースもご案内します。(講師記)

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  • 名古屋 オンライン
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    ハイデガー「存在と時間」を読む(オンライン受講)

    • 哲学・思想・宗教
    • オンライン開催
    • 見学可
    • 見逃し配信あり
    • 2025春クーポン対象
    • 宮原 勇/名古屋大名誉教授
    • 2025/04/01〜
      15:30〜17:00

    ハイデガーの主著とされている『存在と時間』(1927年刊行)は、現代哲学の著作の中でも、希に見るほどの緊張感を持って書かれた著作であり、しかもその用語たるや極めて独創的で、独学で読むことがなかなか難しい著作です。 そこで、このシリーズでは、じっくり一字一句ないがしろにせずに、わかりやすく、しかも正確に読んでいこうと考えています。海外で出版されてきた多くの文献もいろいろ紹介し、理解の助けにしてもらう予定です。 「現存在」、「世界内存在」、「死への存在」、「本来性」、「先駆的覚悟性」、「頽落」といった概念を学びます。 テキストは、中公クラシックス『存在と時間』Tを使います。各自ご購入しておいてください。 講義はオンラインで行います。zoomの画面に朱のペンで注釈をつけたテキストを映し出し、電子ペンシルを使用していろいろ電子的に書きながら、説明していきます。

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  • 横浜 オンライン
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    唯識思想入門

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    • 哲学・思想・宗教
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 2025春クーポン対象
    • 竹村 牧男/東洋大学名誉教授
    • 2025/04/01〜
      13:30〜15:00

    唯識思想は、大乗仏教思想の基本にあるもので、5世紀頃、インドの無著・世親が大成しました。玄奘三蔵はインドに入り、ナーランダー学園で当時、最新の唯識思想を学修し、これを中国にもたらし、法相宗が成立。根本聖典は、世親の『唯識三十頌』の詳細な註釈書である『成唯識論』です。それは、『瑜伽師地論』、『摂大乗論』等をふまえた、論理的にもきわめて整合的なものであります。本講では、主にこの『成唯識論』に基づき、唯識思想の主要な教理をいくつかとりあげて解説し、大乗仏教の基盤への理解を深めていただきます。(講師記) ★2025年4月開講。半年間で学びます。 <各回カリキュラム> 1 迷いの構造     三性説の概要 2 世界の構成要素  大乗のアビダルマ 3 阿頼耶識について 生死輪廻の説明 4 仏の内容      菩提と涅槃等 5 修行の道筋     戒と修行の諸相 6 唯識の論証 九難義の教義

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  • 福岡 オンライン
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    考えることと行為すること―ハンナ・アレント『人間の条件』を読む

    • 哲学・思想・宗教
    • 教室・オンライン自由講座
    • トライアル可
    • 見逃し配信あり
    • 2025春クーポン対象
    • 円谷 裕二/九州大学名誉教授
    • 2025/04/02〜
      15:30〜17:00

     考えることと行為することは人間の生の根本条件ですが、両者はどのように異なり、またどのように関係するのでしょうか。この問題は、古来から哲学の根本問題であり、理論と実践、哲学と政治、聖と俗、学問と実生活、非日常と日常の対比など、さまざまなヴァリエーションにおいて論じられてきました。  近現代の代表的な思想家の間でも、カントは理論理性に対する実践理性の優位を説き、マルクスは「哲学者は世界をさまざまに解釈するだけであるが、大切なのは世界を変革することだ」と語り哲学よりも政治的実践を重視しました。ハイデガーは、実践に先立つ思索を最高の活動だと強調しました。ハンナ・アレントは、古代ギリシア以来の西洋哲学の全史を視野に収めながら、自らが哲学者と呼ばれることを好まず、政治的実践「活動」という彼女の独自の概念を打ち出すとともに、晩年には「思考」・「意志」・「判断力」という精神の働きをも重視しました。  本講座では、アレントの主著である『人間の条件』の読解を通して、考えるとは何か、行為するとは何か、ひいては現代において「生きる」とはどういうことなのかについて、皆さんとともに議論してみたいと思います。

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    スピノザからのハイデガーとレヴィナス

    • NEW
    • 哲学・思想・宗教
    • オンライン開催
    • 見逃し配信あり
    • 2025春クーポン対象
    • 合田 正人/明治大学教授
    • 2025/04/02〜
      19:00〜20:30

     若きエマニュエル・レヴィナス(1905-1995)はフライブルク大学に留学してハイデガーに魅了され、ハイデガーの弟子とまで呼ばれた。そのレヴィナスが、日本の田辺元と同様、その後ハイデガーとの対決をその生涯の課題とすることになるのだ。レヴィナスのハイデガー読解については当初からその数多の問題点が指摘されてきたが、両名の関係について満足のいく答案はいまだ存在しない。レヴィナスはまた、特にドゥルーズによってスピノザがクローズアップされるに先立って、スピノザ哲学の「対蹠点」にあると明言し、スピノザ復権のキャンペーンでは許し得ないスピノザの裏切りを語って復権に反対した。この両名の関係についても満足のいく答案はいまだ存在しない。しかも、レヴィナスが批判するハイデガーその人における、「スピノザの締め出し」が語られているのである。一体、この三者の関係はどうなっているのだろうか。この問題と、一年をかけて受講生の皆さんと共に取り組みたい。2024年はレヴィナスの第二の主著『存在するとは別の仕方で』刊行50年の年であった。まずこの難解な著作から始めることにしたい。(講師記) 第一回: 講義の概要、問題の所在 第二回: 『存在するとは別の仕方で』とはどういう書物か? 第三回: 『存在するとは別の仕方で』におけるハイデガー 第四回: 『存在するとは別の仕方で』におけるスピノザ 第五回: 「エオン」という語をめぐって 第六回: seをめぐって .

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  • 福岡 オンライン
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    原典で読むカント哲学

    • 哲学・思想・宗教
    • 教室・オンライン自由講座
    • トライアル可
    • 見逃し配信あり
    • 2025春クーポン対象
    • 円谷 裕二/九州大学名誉教授
    • 2025/04/02〜
      10:30〜12:00

     「哲学する」とはどういうことなのかを身をもって知るためには、哲学者自身の言葉を一字一句丁寧に読んで哲学者本人と対話するしか方法はありません。  ドイツの哲学者カントを原典で読むことを通して、生きるとは何か、人間とは何であるか、考えるとは何か等々の最も素朴で根本的な問題について、受講者とともに対話をしながら考えてみたいと思います。哲学に関心はあるがちょっと腰が引けるという方はぜひ本講座の門をたたいてみてください。 新規の受講者も受講しやすいように、入門的な内容の復習を繰り返しながら進めていますので、これまでに哲学の講座を受講したことがない方でも気楽に哲学の扉を開けることができることでしょう。 __________________________________________

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  • 名古屋 オンライン
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    「生きること」への思索のために〜西洋哲学古典の紹介(オンライン受講)

    • 哲学・思想・宗教
    • オンライン(事前選択講座)
    • 見逃し配信あり
    • 2025春クーポン対象
    • 小澤 克彦/岐阜大名誉教授
    • 2025/04/03〜
      13:00〜14:30

    人類は「どう生きるのが良いのか」を問い続けてきました。この講座ではそれを哲学的に思索した思想をいわゆる「有名古典(古代から近世まで)」で紹介していきます。 【カリキュラム】 1、プラトン『ソクラテスの弁明』 2、プラトン『国家論―正義について―』 3、アリストテレス『ニコマコス倫理学』 4、快楽主義者エピクロス『教説と手紙』 5、ストアのマルクス・アウレリウス『自省録』 6、ユダヤ教聖典『旧約聖書』 7、新約聖書の最初、マルコ『マルコ福音書』 8、アウグスティヌス『告白』 9、近代のはじめ、エラスムス『愚神礼賛』 10、トーマス・モア『ユートピア』 11、モンテーニュ『エセー』 12、パスカル『パンセ』

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  • 新宿 オンライン
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    信仰をめぐる三つの古都の物語

    • 哲学・思想・宗教
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 2025春クーポン対象
    • 島田 裕巳/宗教学者
    • 2025/04/03〜
      10:30〜12:00

     日本の古都といえば、平城京がおかれた奈良、平安京の京都、そして武家政権が誕生した鎌倉である。都は遷っても、この三つの古都はそれぞれが重要な都市として機能してきた。では、三都はどう関係するのか。この講座では、三つの古都の特徴をおさえるとともに、三都がどう関係したかを信仰という観点から見ていく。たとえば、鎌倉幕府が誕生したとき、なぜ源頼朝は奈良の東大寺復興に力を注いだのか。そうした謎を解いていくことになる。 4月 鎌倉に誕生した武家政権の東大寺再建 5月 奈良・京都に依存した鎌倉の仏教界 6月 新しい仏教は三都でどう栄えたのか

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  • 新宿 オンライン
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    カント批判哲学の全体像

    • NEW
    • 哲学・思想・宗教
    • オンライン開催
    • 見逃し配信あり
    • 2025春クーポン対象
    • 大橋 容一郎/上智大学名誉教授
    • 2025/04/04〜
      11:00〜12:30

     カント哲学の中心となる三批判である理論理性批判、実践理性批判、判断力批判を、その全体像から考察します。難解で知られる批判哲学ですが、その全体をできるだけ分かりやすく見直してみることで、それらを貫いているカントの思想の核心部分について、あらためて明確な展望を得たいと思います。(講師・記) 【カリキュラム】※状況により変更することもございます。 2025年4月期  「理論哲学編」  第1回 カント批判哲学の全体像  第2回 理論理性批判第1回: 『純粋理性批判』「分析論」の基本構造  第3回 理論理性批判第2回: 『純粋理性批判』[弁証論]の基本構造  第4回 理論理性批判第3回: 『プロレゴーメナ』の根本問題  第5回 理論理性批判第4回: 経験論と合理論、経験科学の可能性  第6回 理論理性批判第5回: 現象学と形而上学、あたらしい形而上学の可能性 2025年7月期 「実践哲学・判断力編」  第1回 実践理性批判第1回: 『道徳形而上学の基礎づけ』の基本構造  第2回 実践理性批判第2回: 『実践理性批判』の基本構造  第3回 実践理性批判第3回: 道徳論と自由論、啓蒙と市民社会  第4回 判断力批判第1回: 『判断力批判』「美感的判断力論」の基本構造  第5回 判断力批判第2回: 『判断力批判』「目的論的判断力論」の基本構造  第6回 カント批判哲学の基盤と総括: 人間理性における自然と自由の問題

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    フッサールの晩年の著作「ヨーロッパ諸学の危機と超越論的現象学」を読む(オンライン受講)

    • 哲学・思想・宗教
    • オンライン開催
    • 見学可
    • 見逃し配信あり
    • 2025春クーポン対象
    • 宮原 勇/名古屋大名誉教授
    • 2025/04/04〜
      10:30〜12:00

    フッサールはヨーロッパ哲学史において「現象学」という考え方を打ち出した哲学者です。 今回は、フッサールが最晩年の1936年に発表した『危機』書と呼ばれるもので、当時ナチス・ドイツがヨーロッパを席巻しようとしていた時期に発表された。ユダヤ人であったフッサールは、ドイツ国内では迫害を受けつつも国際的に有名になり、ヨーロッパにおける哲学という理性的営みの命運を、超越論的現象学というプロジェクトに託した最後の著作を解明していきます。 テキストは、『ヨーロッパ諸学の危機と超越論的現象学』 (中公文庫)です、各自購入しておいてください。 当日の講義は、日本語の訳文に手書きの解説を付したものを配付し、当日の講義も電子ペンとiPadのアプリでテキストに書き込みながら、解説していきます。

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    ヴィトゲンシュタインを初歩の初歩から入門する

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    • 哲学・思想・宗教
    • オンライン開催
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    • 2025春クーポン対象
    • 岡本 裕一朗/玉川大学名誉教授
    • 2025/04/05〜
      18:30〜20:00

    ★ご注意ください・完全オンライン形式の講座です★  ヴィトゲンシュタインといえば、興味があっても難しそうで敷居が高い。とくに、数学や論理学と関係がありそうで、いっそう手が出ない。そう思っている人はいませんか?この講座は、そんな人のために、ヴィトゲンシュタインの主要な本4冊を、最初の一歩から読んでいくことにします。あまり難しく身構えずに、ヴィトゲンシュタインって、どんなことを考えていたのか知りたい人に、ご参加いただきたいと思います。 テキストの4冊は年代に沿って読み進め、各期1冊を読み終えるスピードで、進んでいきます。(講師・記) 【カリキュラム予定】※状況によって変更することもございます。 ★■4月期 【論理哲学論考】 使用テキスト 『論理哲学論考』(岩波文庫) ■7月期 【青色本】 使用テキスト 『青色本』(ちくま学芸文庫) ■10月期 【哲学探究】 使用テキスト 『哲学探究』(講談社)          ■2026年1月期 【確実性の問題】 使用テキスト  『確実性の問題』(大修館書店全集9)                     ※お申込みは3か月単位です   ※使用テキストは、各自ご準備ください。

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    西洋哲学史入門 

    • 哲学・思想・宗教
    • 教室・オンライン自由講座
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    • 2025春クーポン対象
    • 樋笠 勝士/慶応義塾大学言語文化研究所所員
    • 2025/04/06〜
      13:00〜15:00

     「生の哲学」の「生(生命、人生、生活)」への問題意識は、「わたしの生」の現実を問う思想へと至ります。これが実存主義哲学です。キルケゴール、ヤスパース、マルセルなどは西欧のキリスト教的思想背景の下で、「絶望」や「希望」など、人生論的哲学を展開してきました。その一方で時代状況の変化は激しく、宗教文化が希薄となり、唯物論や科学主義が蔓延する状況では、神無き実存主義,絶対的な孤独を問う実存主義もあらわれます。サルトルやハイデガーです。こうして「わたし」を問題にする実存主義は一層冷ややかでリアルな意味で「わたし」を問う人生論的な議論へと進みます。その中で、本来は「存在の哲学」であったハイデガーの初期の実存主義的哲学を見てきました。その中期や後期も論じる予定ですが、先ずは「存在と時間」をとりあげ、丹念にすべてを読んできました。  本講座では、「存在と時間」の思想への思想的な反応や反撥、そして様々な影響も見ていきますが、さらには身体としての「わたし」を問う実存主義(メルロ・ポンティ)に至るまでの、実存と存在の問いをも扱っていきます。。(講師・記) ### ◆4月6日(日)体験受講ができます。 受講料 会員 4,235 円 ⼀般 5,335 円 (教材費 110円 / 設備費 165円を含む ) [くわしくはこちら](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=7922068)

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  • 新宿 オンライン
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    中世哲学の基礎概念 現代哲学との対話の中で

    • NEW
    • 哲学・思想・宗教
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 2025春クーポン対象
    • 山内 志朗/慶応義塾大学名誉教授
    • 2025/04/07〜
      19:00〜20:30

     現代哲学においては中世哲学から基本的枠組みを得ている場合が数多く見出される。現象学、ドゥルーズ、言語学などにおいて、「志向性」「超越論的」「中動態」「ハビトゥス」などが代表的である。現在哲学の問題を説明したうえで、その源泉が中世哲学においてどのように展開されていたのかを、中世哲学の重要なテキストに直接読むことで(日本語訳で)中世の現場と現代哲学の現場を結びつけて考えたい。哲学的問題が源泉から湧出する姿を確認することを目指したい。それぞれ二回分の講義で扱っていきたい。(講師・記) 【カリキュラム】※状況によって変更することもございます。 第1回:4月 志向性と現象学1(トマスとフッサール) 第2回:5月 志向性と現象学2(ドゥンス・スコトゥスとハイデガー) 第3回:6月 超越概念と超越論的1(トマスとカント) 第4回:7月 超越概念と超越論的2(ドゥンス・スコトゥスとドゥルーズ) 第5回:8月 ハビトゥスと中動態1(トマスとバンヴェニスト) 第6回:9月 ハビトゥスと中動態2(オッカムとメルロ=ポンティ)  ※お申込みは6ヶ月単位です。途中からのご受講もいただけます。   

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  • 名古屋 オンライン
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    カント『純粋理性批判』を読む(オンライン受講)

    • 哲学・思想・宗教
    • オンライン開催
    • 見学可
    • 見逃し配信あり
    • 2025春クーポン対象
    • 宮原 勇/名古屋大名誉教授
    • 2025/04/08〜
      15:30〜17:00

    18世紀ドイツの哲学者カントの主著『純粋理性批判』は、ヨーロッパ哲学の最高の到達点を示す哲学書であり、その「純粋理性批判」の各章を図解しながら詳しく解説していくシリーズ。参加者との質疑や議論も。 特に『純粋理性批判』では、ヨーロッパの近代科学がいかにして、我々の住む自然的世界を学問的に解明していくのかを解明した著作です。当時の自然科学の発達に照らして解説していこうと考えています。 人生において一度でもいいから『純粋理性批判』という、哲学の名著を通読してみませんか。 テキストは平凡社ライブラリーの原佑訳『純粋理性批判』上を使います。各自ご購入ください。 講義はオンラインで行います。zoomの画面に朱のペンで注釈をつけたテキストを映し出し、電子ペンシルを使用していろいろ電子的に書きながら、説明していきます。

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  • 福岡 オンライン
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    日本の神々と仏たち

    • 哲学・思想・宗教
    • 教室・オンライン自由講座
    • トライアル可
    • 見逃し配信あり
    • 2025春クーポン対象
    • 関 一敏/九州大学名誉教授
    • 2025/04/08〜
      13:30〜15:00

          宗教は日本人の苦手なテーマです。身の回りに数多くの神と仏がおられるのに、これまできちんと宗教について学ぶ機会の多くなかったことがその理由です。この講義はこれを反省して、自分たちの宗教の最小限の知識を得ることを目標としています。今回は中世の「神仏習合」と「仏教土着」さらには近世初頭のキリスト教の伝来をふまえて、近世(江戸時代・鎖国時代)の儒学・国学・心学の思想をたどります。どちらかというと地味な作業になりますが、近代・明治維新を準備したこの時代を学ぶことは、現在のわたしたちの生き方を方向づけるのみならず、未来の日本のゆくえを判断する礎となるでしょう。 ------------------------------------------------------------------------------

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  • 千葉 オンライン
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    『法華経』を読みなおす(巻第一〜巻第六)

    • 哲学・思想・宗教
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 2025春クーポン対象
    • 柴 佳世乃/千葉大学教授
    • 2025/04/09
      10:30〜12:00

     『法華経』は諸経の王と言われ、宗派を越えてよく読まれてきました。古代中世においては、仏教が社会や文化と密接に関係しており、古典文学にも仏教に関わる要素が多分に見出せます。『法華経』は、その内容を含め、社会に深く浸透していたのです。 本講座では、「『法華経』って何だ?」について概説し、冒頭の序品(巻第一)から法師功徳品第十九(巻第六)あたりまでを取り上げて、そこに展開する釈迦の説法の特徴を捉えます。譬喩を駆使した、説法の臨場感溢れる内容は、この経典の価値をよく伝えるものです。  『法華経』の奥深い世界をのぞいてみませんか。(講師・記) ※月1回のレギュラー講座 「『法華経』を読み解く 法華経と古典文学」が、4/23(水)10:30から 開講します。内容は本講座の続きになりますので、併せてご受講ください。

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  • 名古屋 オンライン
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    基礎からの哲学(オンライン受講)

    • 哲学・思想・宗教
    • オンライン(事前選択講座)
    • 見学可
    • 見逃し配信あり
    • 2025春クーポン対象
    • 鹿住 幸雄/元高校教諭
    • 2025/04/10〜
      13:00〜14:30

    哲学というと難しい感じがしますが、高校では「倫理」という科目で学んでいます。倫理と哲学はどのような関係なのでしょうか。高校ではソクラテス、デカルト、カント、サルトルなどを学んでいます。哲学を学ぶと何がおこるのでしょうか。哲学の基本は「なぜ」、「それはどういうことなのか」という思考法を身につけることなのです。高校で学んでいる「倫理」つまり哲学を学びませんか。「倫理」は西洋思想、宗教、アジアの思想、日本思想、現代思想という広い範囲を学んでいます。今回は基本的な哲学•宗教を扱います。 時代が哲学を生みます。哲学とともにその哲学を生んだ時代についても考えていきます。歴史と哲学の両方を学んでみましょう。 1 2 哲学の基本は「なぜ」という疑問からはじまります。「なぜ」の対象として「人間とは何か」というものがあります。「人間とは何か」、「人間の尊厳と何か」という問いを考えましょう。哲学者としてはパスカルを扱います。   3 4 ヘレニズム思想•ユダヤ教•キリスト教を学びましょう。ヘレニズム時代はアレクサンドロス大王の東方遠征からはじまります。ソクラテスが大切にしたポリスが崩壊したあとの思想はどのようなものでしょうか。そしてユダヤ教の成立過程からイエスキリストの出現と活動、イエスの思想はどのようなものでしょうか。 5 6 近代哲学の始まりはデカルトからです。デカルトの思想とその発展(合理論)を学びましょう。合理的とは理性的ということでもあります。理性とはどのようなものか考えましょう。

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  • 立川 オンライン
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    日本仏教の歴史−古代の仏教

    • NEW
    • 哲学・思想・宗教
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 2025春クーポン対象
    • 林田 康順/大正大学教授
    • 2025/04/10〜
      13:00〜14:30

     インドから中国、日本、さらにはチベットや東南アジアへと展開し、さまざまな思想や文化と融合しながら発展してきた仏教。そこには私達を幸せに導く智慧が豊かに息づいています。本講座では、およそ 1500 年前にわが国に伝来した仏教を日本人はいかに受容し、人々の心の内に根付いていくこととなったのかについて、歴史を紐解きながら学んでいきたいと思います。1回完結の講座ですので、どこからでも受講可能です。(講師・記) 【各回のテーマ(予定)】 4月 仏教伝来 5月 聖徳太子と飛鳥仏教 6月 国家仏教の形成と行基

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  • 名古屋 オンライン
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    「新しい実在論」の旗手マルクス・ガブリエルを読む(オンライン受講)

    • 哲学・思想・宗教
    • オンライン開催
    • 見学可
    • 見逃し配信あり
    • 2025春クーポン対象
    • 宮原 勇/名古屋大名誉教授
    • 2025/04/11〜
      10:30〜12:00

    マルクス・ガブリエルは、哲学の視点から、現代の政治的状況に対して積極的に発言している。彼の哲学は古代ギリシャ哲学の形而上学的思考を受け継ぎつつ、カント以降の超越論的観念論をも経由して、「新たな実在論」にたどり着いた。 どのような思索の道をたどって「新たな実在論」にたどりついたのか、彼の著作『なぜ世界は存在しないのか』を分析することによって、解明してみたい。 この講義はシリーズをなし、次は『「私」は脳ではない』を読み込む予定です。 講義は、そのつどプラトン、アリストテレス、デカルト、カント、フッサール、ハイデガーらの思想を図式化しわかりやすく解説していきます。したがって、この講義は一種の哲学入門という形にもなっています。 参考図書 マルクス・ガブリエル『なぜ世界は存在しないのか』講談社選書メチエ 1 哲学を新たに考える 2 これはそもそも何なのか、この世界とは? T 3 これはそもそも何なのか、この世界とは? U 4 存在するとはどのようなことか T 5 存在するとはどのようなことか U 6 なぜ世界は存在しないのか T 7 なぜ世界は存在しないのか U 8 自然科学の世界像. T 9 自然科学の世界像. U 10 宗教の意味 11 芸術の意味 12 終わりに

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  • 新宿 オンライン
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    一神教の成立

    • NEW
    • 哲学・思想・宗教
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 2025春クーポン対象
    • 市川 裕/東京大学名誉教授
    • 2025/04/12〜
      10:30〜12:00

    古代地中海世界を舞台に、一神教は周囲の人々にどのようなインパクトを与えたのか。 この視点で古代ローマ宗教史やイスラム教成立史の研究成果を見ると、ある共通理解があることがわかります。 一神教と見なされているのは、ユダヤ・キリスト教でした。両者は互いの違いを明確に意識したとしても、周囲の人たちには、この二つの共同体はとても似ていて見分けがつかなかった。では、この歴史をどう描けばよいのでしょうか。 ユダヤ社会から二つの一神教共同体がどのように分離し、成立したかを、新たな視点で見直していきましょう。(講師・記) <カリキュラム>*都合により変更する場合があります。ご了承ください。 1. 総論:新たな視点からイエス時代の一神教を考える 2.ユダヤ教共同体の成立とヘレニズムの衝撃 3.パリサイ派による律法主義の考え方の登場 【7月期以降】 4.死海写本「教団規則」と贖罪の世界観 5.ローマの地中海支配とヘロデ王 6.ナザレ人イエスとは何者か: 7.エルサレム神殿の過越祭と最後の晩餐 8.ユダヤ教はいつ神殿供儀の宗教から離脱したか 9.ローマ5賢帝の平和の中のユダヤ戦争 10.危機は賢者を生む:ラビによる口伝トーラーの編纂: 11.新約聖書の成立と多様なキリスト教共同体の形成 12.エピローグ:世界のパラダイム転換:宗教共同体の国教化

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  • 千葉 オンライン
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    民俗学へのいざない―行事の民俗―

    • 哲学・思想・宗教
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 2025春クーポン対象
    • 小池 淳一/国立歴史民俗博物館教授
    • 2025/04/12〜
      10:30〜12:00

     民俗学は私たちの生活をとりまくさまざまなしきたりやいいつたえを取り上げる学問です。それは歴史学とはややことなるかたちで、わたしたちの来し方をふりかえり、行く末を考える手がかりを与えてくれます。この講座では、そうした民俗学のなりたちを江戸時代にさかのぼって考え、さらに、一年を単位としてくりかえされる年中行事に、どのような祈りが込められてきたか、次いで、人間が生まれ、成長していくなかで、どういった儀礼が行なわれてきたのかを見つめてみます。それらには、日本列島の自然や社会と私たちがどのように向きあってきたか、そこからどういった文化をはぐくんできたのかを知る手がかりがあります。そうした日本文化を足もとから見つめ直す試みをみなさんと進めていきたいと思います。(講師・記)。 【各回のテーマ】 第1回 民俗学の成り立ち 第2回 年中行事と民俗 第3回 人生儀礼と民俗

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  • 新宿 オンライン
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    「鎌倉仏教革命」とは何か

    • 哲学・思想・宗教
    • オンライン開催
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    • 2025春クーポン対象
    • 橋爪 大三郎/社会学者
    • 2025/04/14〜
      19:00〜20:30

     平安末期から鎌倉期にかけて、念仏宗、禅宗、法華宗が台頭した。「鎌倉新仏教」などと大雑把にくくられる、その運動の真実は何か。  法然の『選択本願念仏集』、道元の『正法眼蔵』、日蓮の『開目抄』。彼らの仏教原理主義が、腐り切った時代に風穴を開けた。農民を犠牲に栄華をむさぼる貴族や寺社はくたばるがよい。仏教の原理を掘り下げて、社会革命の火をつけた天才がいた。村落のあり方と日本人の精神をつくり変えた、  法然・道元・日蓮の三人の知の格闘を、現代に甦らせる。ルターより三百年早い、近代の萌芽がここにある。(講師・記) 〈参考文献〉 橋爪大三郎『鎌倉仏教革命 法然・道元・日蓮』2025年3月出版、サンガ新社

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  • 新宿 オンライン
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    吉野山 金峯山寺の修験道・1300年の祈り

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    • 哲学・思想・宗教
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    • 2025春クーポン対象
    • 五條 永教/総本山金峯山寺執行長
    • 2025/04/14
      10:30〜12:00

     日本一の桜の名所・奈良県吉野山。その中腹に位置するのが、1300年の歴史を有する修験道の古刹 金峯山寺。今もなお、全国から山伏が集まり、厳しい修行が続けられています。2004年には「紀伊山地の霊場と参詣道」の構成資産として、世界文化遺産に登録されています。この山岳霊場において育まれてきた修験道の祈りから、大自然、神、仏、大いなる存在に抱かれて生きているということを、あらためて考え直したいと思います。

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  • 横浜 オンライン
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    ヨーロッパの芸術論

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    • 哲学・思想・宗教
    • 教室・オンライン自由講座
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    • 2025春クーポン対象
    • 伊藤 博明/専修大学教授
    • 2025/04/14〜
      15:30〜17:00

     ヨーロッパの造形芸術(絵画・彫刻・建築)の歴史を見てみますと、その変遷と発展は、たんに技術的な革新の問題だけではなく、さまざまな時代や地域における「美」についての考え方、「芸術作品」についての捉え方、そして「芸術家」のあり方の相違が大きな要因であることが分かります。本講座では、古代ギリシアから印象派まで、転換期となる時代の芸術論を、哲学者・文学者・批評家・芸術家自身の言葉から解き明かしたいと思います。また、同時代の芸術作品との関係についても、多くのスライドを用いながら具体的に説明いたします。4月期は古代ギリシアから初期キリスト教までを取り扱います。(講師・記) *2025年4月開講。全12講。随時、途中受講が可能です。 <各回テーマ> 4月期――古代 1 古代ギリシア(プラトン) 2 ローマ時代(プリニウス) 3 初期キリスト教(グレゴリウス1世) 7月期――中世〜ルネサンス 1 ゴシック(シュジェール) 2 初期ルネサンス(アルベルティ) 3 盛期ルネサンス1(レオナルド・ダ・ヴィンチ) 10月期――ルネサンス〜近世 1 盛期ルネサンス2(ジョルジョ・ヴァザーリ) 2 マニエリスム(フェデリーコ・ツッカロ) 3 古典主義(ロジェ・ド・ピール) 1月期――近代 1 新古典主義(ヴィンケルマン) 2 啓蒙期(ディドロ) 3 印象派(エミール・ゾラ)  

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    ハイデガー入門

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    • 哲学・思想・宗教
    • オンライン開催
    • 見逃し配信あり
    • 2025春クーポン対象
    • 齋藤 元紀/高千穂大学教授
    • 2025/04/16〜
      19:00〜20:30

    「存在とは何か」――ハイデガーは、簡潔ながらも深遠な射程をもつこの問いをめぐって、その生涯にわたり絶えずみずからの思考を掘り下げていきました。20世紀以降の思想の地図を塗り替えたとも言われる主著『存在と時間』をはじめ、全集102巻におよぶその作品群は、初学者にとって、質量ともにさながら難攻不落の要塞の観を呈していると言って過言ではありません。しかしながら、それらの作品群のなかにも、彼の思想のエッセンスが凝縮された見事な小品と言えるものを見出すことができます。本講座では、前期・中期・後期ハイデガー思想のいわば「要衝」をなすそうした著作・講演を1年間4期にわたり1冊ずつ取り上げ、丁寧に精読します。そうした精読作業をとおして、ハイデガーの思想の全体像への理解を深めることが本講座の狙いです。 第1期は「アリストテレスの現象学的解釈」(1922年)を精読します。本作品は若きハイデガーの「アリストテレス研究」の研究計画書ですが、すでに『存在と時間』の基本思想が提示されています。今なお新鮮さをもつその深い洞察に、当時ひそかに轟いていた哲学の「隠れた王」という名声のゆえんも見てとれることでしょう。(講師・記)2025年4月開講 4月16日 転生する思考――アリストテレス解釈としての哲学 5月7日 思考の起点を見定める思考――事実的生の解釈学 5月21日 自明性に抗する思考――頽落と歴史の解体的遡行 6月4日 存在を真実化する思考――『ニコマコス倫理学』解釈の狙い 6月18日 運動の思考と思考の運動――『形而上学』『自然学』解釈の狙い <全体スケジュール> 第1期:『存在と時間』への序説――「アリストテレスの現象学的解釈」(1922年)精読 第2期:時間と歴史性とは何か――「カッセル講演」精読(1925年)精読 第3期:存在の思考における転回とは何か――「「ヒューマニズム」について」(1947年)精読 第4期:異言語間の対話とは何か――「言葉についての対話」(1958年)精読                                                 

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  • 福岡 オンライン
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    日本人と儒教−山崎闇斎を読む−

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    • 哲学・思想・宗教
    • 教室・オンライン自由講座
    • トライアル可
    • 見逃し配信あり
    • 2025春クーポン対象
    • 柴田 篤/九州大学名誉教授
    • 2025/04/17〜
      13:00〜15:00

         古代より日本に移入された儒教が、広く民衆に受用されるのは江戸時代です。初期の代表的学者の一人である山崎闇斎(1616〜1682)は、禅僧から朱子学者に転向し、やがて垂加神道を提唱して神儒一致の立場を表明します。その思想は江戸期を通して、さらに幕末から近代に至るまで大きな影響を与えることになります。本講座では、山崎闇斎の文章を丁寧に読むことによって、日本人にとって儒教とは何であるのか、ということについてご一緒に考えていきます。 ◆公開講座 [4月17日(木) 13:00〜15:00](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=7936446)   会員 一般共 3,080円 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――

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  • 京都 オンライン
    中村信博先生(顔写真・202407).jpg

    聖書は世界をどう見るか(オンライン受講)

    • 哲学・思想・宗教
    • オンライン(事前選択講座)
    • 見逃し配信あり
    • 2025春クーポン対象
    • 中村 信博/同志社女子大学学芸学部特別任用教授
    • 2025/04/17〜
      13:30〜15:00

     日々の忙しさに追われる現代人は、外部の喧騒に心奪われ、内なる声を聞き逃しがちです。しかし、聖書は、神の呼びかけに「どうぞお話しください。僕(しもべ)は聞いております」(旧約聖書・サムエル記上3章10節)と答えた少年サムエルのように、神の声に耳を傾けた人々の物語でもあります。彼らの体験は、不思議な宗教体験の逸話であることにとどまることなく、普遍的な人間の営みとして、私たちの心に問いかけてきます。  今期の講座では、聖書を通じて「神の声」とは何かを探求し、現代の私たちにとっての意味についてもご一緒に考えてみます。「声」とは、必ずしも音として聞こえるものばかりではありません。時に象徴的な現象や内面的な気づきとして表れることもあります。目に見えない存在との対話や、心の奥深くからの促しを自覚する体験は、多くの悩みを抱えて生きる私たちにとっても意義あるものと言えるでしょう。  聖書を丁寧に読み解くことで、静寂の中に響く豊かな世界を感じてみたいと思います。この講座が、日々の喧騒から一歩離れ、自己と世界との新たな関係を見つけるきっかけとなればと願っています。 第1回(4/17)燃える柴から聞こえる声(旧約聖書・出エジプト記 3章1〜6節) 第2回(5/15)静かにささやく声(旧約聖書・列王記上 19章11〜13節) 第3回(6/19)幻のなかに響く声(新約聖書・使徒言行録 10章9〜16節)

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  • 千葉 オンライン
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    旧約聖書を読む

    • 哲学・思想・宗教
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 2025春クーポン対象
    • 市川 裕/東京大学名誉教授
    • 2025/04/18〜
      10:30〜12:00

    ユダヤ人の伝統的なトーラー学習に範をとって、モーセ五書を読み進めます。 ユダヤ教では、安息日ごとに会堂でトーラーを朗読し、1年でモーセ五書を読み終えるしきたりがあり、それに従って、解釈や説教が行われていますので、それらについても、その都度映像を見たりしながら、解説を加えます。 また、年間の朗読システムに則った註解書も多数出版されており、中でも、わたしが最も影響を受けているY・レイボヴィッツの著書をもとにして読み進めたいと思います。タルムードの伝承のなかにも、聖書の解釈を扱ったものがあり、それらもその都度取り入れます。(講師・記) 2023年10月開講。 <各回テーマ>※各回テーマは予定です。変更になる場合もございますので、予めご了承ください。 ■2023年10-12月期「創世記」(終了) 第1回 天地創造 第2回 アダムとエヴァ 第3回 洪水とバベルの塔 ■2024年1-3月期「創世記」(終了) 第4回 アブラハム物語 第5回 ヤコブ物語 第6回 ヨセフ物語 ■2024年4-6月期「出エジプト記」(終了) 第7回 燃える柴と神の顕現。神の名とは? 第8回 出エジプトと過越祭 第9回 十戒と二つのバージョン ■2024年7-9月期「出エジプト記」(終了) 第10回 民はシナイ契約をためらったのか 第11回 遺失物の返還をめぐる市民法 第12回 聖所の建設と安息日の労働禁止 ■2024年10-12月期「出エジプト記」〜「レビ記」(終了) 第13回 金の子牛像と真の信仰 第14回 会見の幕屋の完成:レビ記へ続く 第15回 罪と贖罪:アロンの息子の死 ■2025年1-3月期「レビ記」(開講中) 第16回 穢れと清め 第17回 神聖法典:聖なる民の条件 第18回 父祖の徳と契約:民数記へ ■2025年4-6月期「民数記」 第19回 預言と謙遜:モーセの偉大さ 第20回 約束の地と偵察隊 第21回 会衆分裂の危機:聖性をめぐる2つの見解 ■2025年7-9月期「申命記」 第22回 モーセの告別:申命記の意味付け 第23回 十戒と「シュマアの朗読」 第24回 法典の構成と荒野の40年の意義

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    楽しく学ぶ、仏教入門

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    • 哲学・思想・宗教
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 2025春クーポン対象
    • 村上 明也/駒澤大学准教授
    • 2025/04/18〜
      13:00〜14:30

     日本人の生活には、仏教が深く根付いています。そのため、仏教の教えは私たちの日常に組み込まれていると言えるでしょう。しかし、いざ仏教の教えや考え方について問われると、明確に答えられない方も多いのではないでしょうか。  この講座では、仏教という言葉の意味はもちろんこと、ブッダの生涯やインド仏教の歴史など、仏教の基礎的な部分を丁寧に解説していきます。一緒に楽しみながら学んでいきましょう。(講師・記) <今期スケジュール> 4月 第1回 「仏教」とは何か? 5月 第2回 仏教の誕生 6月 第3回 ブッダの生涯@ <今後の予定> 第4回 ブッダの生涯A 第5回 インド仏教の歴史 第6回 大乗仏教の興起 第7回 仏教の教え@ 第8回 仏教の教えA 第9回 中観派と瑜伽行派 第10回 密教の誕生

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    ヘーゲル哲学という古典

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    • 哲学・思想・宗教
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    • 2025春クーポン対象
    • 山 守/東京大学名誉教授
    • 2025/04/21〜
      18:30〜20:00

     ヘーゲル哲学が現在、アメリカを中心とした哲学界で注目を集めていますが、そうしたなかであらためて重要なことは、ヘーゲル哲学というすでに古典となっている哲学を、きちんと掌握することであろうと思います。伝統的に培われてきたヘーゲル哲学という重要思想の捉え方を踏まえてこそ、新たな展望も意味あるものとなりうるでしょう。ついては今回は、こうした古典哲学としてのヘーゲル哲学を包括的に取り上げ、ヘーゲル哲学の重要箇所をとりまとめたものを皆さんとともに講読したいと思います。テクストは、廣松渉編『世界の思想家 12 ヘーゲル』(平凡社)で、ここに収録されたヘーゲル自身の論議を、とりわけ最初は、丁寧にゆっくりと読み進んでいきたいと考えています(テクストは毎回プリントでも配布いたします)。 **各回の予定** 1. ヘーゲルおよびヘーゲル哲学の紹介・「I 哲学の性格」導入 2. 「I 哲学の性格」「第一節 時代の嫡子」(1) 3. 「I 哲学の性格」「第一節 時代の嫡子」(2) 4. 「I 哲学の性格」「第二節 二元の超克」(1) 5. 「I 哲学の性格」「第二節 二元の超克」(2)

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    マルクスの友人フリードリヒ・エンゲルスについて考える

    • 哲学・思想・宗教
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    • 2025春クーポン対象
    • 的場 昭弘/哲学者
    • 2025/04/21〜
      19:00〜20:30

     マルクスの友人エンゲルスについて考えて見たいと思います。エンゲルスといえばマルクスと一体の人物のように見られ、マルクスといったらエンゲルスと考えられていました。しかし、エンゲルスについてはほとんど知られていません。マルクスとエンゲルスはどこが違うのか、なぜマルクス=エンゲルスになったのかを、エンゲルスという人物に即して考えます。いわばエンゲルスの生涯をたどることになります。(講師・記) 2025年4月開講 各回テーマ <2025年4〜6月> 1.4/21 エンゲルスとはだれであるか 2.5/19 マルクスとの出会い 3.6/23 『イギリスにおける動労者階級の状態』 <今後の予定> 4.マルクスとの共著『聖家族』と『ドイツ・イデオロギー』 5.エンゲルスの活動 6.1848年革命とエンゲルス 7.『革命と反革命』 8.『ドイツ農民戦争』 9.マンチェスターの20年 10.『資本論』とエンゲルス 11.ロンドンの転居 12.第一インターとエンゲルス 13.マルクスとエンゲルスの施行の差異 14.『反デユ―リンク論』と「空想から科学へ」 15.『自然弁証法』と『フォイエルバッハ論』 15.マルクス死後 『資本論』二巻、三巻の編集 16.第二インターアナショナル 17.マルクス主義の創設者としてのエンゲルス 18.エンゲルスの死とその影響 

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    シモーヌ・ヴェイユの科学思想

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    • 鶴田 想人/大阪大学社会技術共創研究センター特任研究員
    • 2025/04/21〜
      10:30〜12:00

     シモーヌ・ヴェイユ(1909–43)は、『重力と恩寵』などで知られる稀代のフランスの思想家です。数学者アンドレ・ヴェイユを兄に持ち、相対性理論や量子論が物理学に変革をもたらしつつある時代に生きたヴェイユは、科学に対しても鋭い批評を残しています。それは、科学が人間的な「意味」を失っていくことに対する警鐘でもありました。ヴェイユは同時代の科学の何を批判し、またありうべきどのような科学を夢見たのでしょうか。本講座では、科学に関するヴェイユのテクストをひもときながら、その現代的な意義についても考えてみたいと思います。(講師・記) 全3回  <各回テーマ>※各回テーマは予定です。変更になる場合もございますので、予めご了承ください。 4月 シモーヌ・ヴェイユと科学——デカルトとの格闘 5月 ヴェイユの現代科学批判——量子論の衝撃 6月 新しい科学の構想——ギリシャ幾何学に魅せられて

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    仏典の伝承をとおしてみる仏教通史 インド〜中国〜日本

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    • 哲学・思想・宗教
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    • 2025春クーポン対象
    • 宮崎 展昌/鶴見大学准教授
    • 2025/04/21〜
      14:30〜16:00

     現在さまざまなかたちで伝わる膨大な仏典は、長く困難な伝承過程を経て伝えられてきたものである。本講座では、主にインド・中国・日本でなされてきた仏典の編纂および伝承の営みを通観することをとおして、各地域での仏教の受容や展開、特徴についても紹介する。いわゆる思想史や教理史、教団史とは異なる視点で、仏教通史を見直す機会を提供したい。(講師・記) ※2025年4月開講。 <2025年4〜9月のテーマ(予定)> 1. 仏教の誕生と仏典結集(インド) 2. 部派分裂と三蔵の成立(インド) 3. 大乗の経典と論書の諸相@初期のころまで(インド) 4. 大乗の経典と論書の諸相@中期以降(インド) 5. パーリ三蔵とチベット大蔵経の現状と来歴(インド) 6. 仏典の翻訳と整理@南北朝の頃まで(中国) ------1年のテーマ予定------ <インド> 1. 仏教の誕生と仏典結集 2. 部派分裂と三蔵の成立 3. 大乗の経典と論書の諸相@初期のころまで 4. 大乗の経典と論書の諸相@中期以降 5. パーリ三蔵とチベット大蔵経の現状と来歴 <中国> 6. 仏典の翻訳と整理@南北朝の頃まで 7. 仏典の翻訳と整理A南北朝以降唐代まで 8. 版本大蔵経の登場と展開 宋代以降 <日本> 9. 日本古代における一切経の将来と書写事業 10. 日本中世初期における一切経の書写事業 11. 日本中世における版本大蔵経の将来 12. 日本近世における版本大蔵経の開版と大蔵経研究の課題と展望 ---------------------------------------- ※上記は予定です。進み具合により多少の変更が生じる場合があります。

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    アフリカ哲学入門

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    • 2025春クーポン対象
    • 河野 哲也/立教大学教授
    • 2025/04/22〜
      13:00〜14:30

    これまで日本でほとんど紹介されてこなかったアフリカの哲学の歴史と現状を紹介します。近代以降のアフリカは、西洋の植民地化に苦しめられ、奴隷制や差別と闘うための哲学を形成してきました。アフリカ人たちは、自分たちの哲学が、自分たちのみならず、抑圧者である西洋人も救うものでなければならないと考えてきました。とくに興味深いのは、人間の相互扶助を強調した他者への思いやりとしての人間性「ウブントゥ」の概念や、懲罰や排除ではなく「和解」による関係修復を目指す道徳観です。ここには、生きとし生けるものが支え合うことで個としての生命が育まれるという考え方が含意されています。豊かで新しいアフリカの哲学にご案内します。(講師・記) <各回テーマ> ※各回テーマは予定です。変更になる場合もございますので予めご了承ください。 ◾️2025年4〜6月期 第1回 アフリカ哲学への誘い、アフリカ哲学の歴史(1)エジプト文明から近世へ 第2回 アフリカ哲学の歴史(2)前植民地期から反植民地主義闘争へ 第3回 アフリカ哲学の歴史(3)音楽と詩によるハーレムルネサンス ◾️2025年7〜9月期(予定) 第4回 アフリカ哲学史(4)カリブ海の黒人意識運動 第5回 アフリカ哲学史(5)西洋哲学における人種差別

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    『法華経』を読み解く

    • 哲学・思想・宗教
    • 教室・オンライン自由講座
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    • 2025春クーポン対象
    • 柴 佳世乃/千葉大学教授
    • 2025/04/23〜
      10:30〜12:00

    『法華経』は諸経の王と言われ、宗派を越えてよく読まれてきました。古代中世においては、仏教が社会や文化と密接に関係しており、古典文学にも仏教に関わる要素が多分に見出せます。 本講座では、「『法華経』って何だ?」について概説するところから始め、『法華経』の中身を順に読み解きながら、説話に満ちた多彩なその内容について見ていきます。併せて、古典文学の中にその影響を辿りながら、『法華経』の奥深い世界を紹介します。(講師・記) 第1回:如来神力品 第二十一(巻第七) 第2回:嘱累品 第二十二(巻第七) 第3回:薬王菩薩本事品 第二十三(巻第七)

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    いつもそこにライプニッツがいた

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    • 哲学・思想・宗教
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    • 2025春クーポン対象
    • 黒崎 政男/東京女子大学名誉教授
    • 2025/04/23〜
      15:30〜17:00

     約三百年前、ライプニッツは現代のデジタル技術の基礎となった二進法を確立しつつあった。「すべての数を0と1とによって表わす驚くべき表記法」(1696)を書き「数についての新しい学問試論」(1701)を王立科学アカデミーに提出した。しかし反応は、なんら実用的でない、というまったくの無理解で、学会誌にも掲載されなかった。ライプニッツは、これが「誰も予想しなかったような最も卓越した用途」があるはずで「深い思索のために考案されたもの」だ、と記した。ある先駆的な哲学者の<思想>が三百年の年月を経て<実現化>する。深い思索にテクノロジーは三百年かかって追いついたのである。                             私がさまざまな現代的問題を哲学という視点から考察しようとするとき、考察の先にはいつもライプニッツがいる。◎デジタル・コンピュータを考えていくと、ライプニッツの「二進法思索」に行き当たる。◎人工知能問題に入り込んでいったとき、チューリング、マッカーシーらAIにおける計算主義を追いかけていくと「心の働きはすべて計算である」というライプニッツの「普遍記号学」に出会う。◎原理的には決定されているのに遠い将来における状態が予測不可能だという<決定論的カオス>の問題。カオスの予測不能性を<認識の欠陥(スピノザ)>に還元する発想がもはや限界に達したときに、「分解は無限に進む」というライプニッツの「偶然的真理の思想」に出会う。 講義では、このようなライプニッツ哲学の広く深い射程を、現代的諸問題のうちに見出してみたいと思う。 @「デジタル・コンピュータとライプニッツの二進法思索」 A「人工知能とライプニッツの普遍記号学」 B「決定論的カオスと偶然性の問題」

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    学び直すイスラム教

    • 哲学・思想・宗教
    • オンライン開催
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    • 2025春クーポン対象
    • 井上 貴恵/明治大学文学部専任講師
    • 2025/04/23〜
      15:30〜17:00

     皆さんが「イスラム教」と聞いて浮かぶイメージはどのようなものでしょうか。礼拝、断食、食物規定など、「厳格」な宗教というイメージを抱く方が多いかもしれません。あるいはまた、昨今のイスラム教に関わるニュースは複雑で分かりづらい、と感じている方もいるでしょう。イスラム教には「厳格さ」だけではない様々な側面があります。本講座では、イスラム教の持つ、戒律だけではない様々な側面からのアプローチを通し、イスラム教を分かりやすく、一から学び直すためのヒントを紹介していきたいと思います。(講師・記) ※2025年1月開講 <各回テーマ>※各回テーマは予定です。変更になる場合もございますので、予めご了承ください。 ■2025年1-3月期 第1回 イスラム教を知るために―日本人のイスラム教に対するまなざしをまなぶ 第2回 イスラム教の歴史@ 第3回 イスラム教の歴史A ■2025年4-6月期 第4回 イスラム教の基本教義@ 第5回 イスラム教の基本教義A 第6回 イスラム教と分派―スンナ派とシーア派― ■2025年7-9月期 第7回 食物規定からイスラム法学をまなぶ 第8回 修行論とスーフィズム 第9回 日本とイスラム教のかかわり

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    中世神道の世界-日本中世の神と仏

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    • 哲学・思想・宗教
    • 教室・オンライン自由講座
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    • 2025春クーポン対象
    • 伊藤 聡/茨城大学教授
    • 2025/04/23〜
      13:00〜14:30

    この講座では、中世神道、すなわち日本中世の神(カミ)をめぐる信仰と思想について採り上げます。副題を「日本中世の神と仏」としたのは、中世の神信仰は仏教との関わりなくしてはあり得なかったからです。このことは古代(奈良・平安)でも同様ですが、中世が少し異なるのは、神信仰が仏教から離脱・自立する傾向を示すようになったことです。 中世神道の形成には、それまでの真言・天台の仏教教説に加えて、新しく大陸からもたらされた禅や道教などが大きく関わっています。このように、さまざまな信仰・思想が融合して作り上げられた中世神道の世界を、最新の研究成果を盛り込みながらひとつひとつ丁寧に解説していきます。 中世神道は、近代以後とはさまざまな点で大きく異なっています。しかしその一方、中世を起源とする要素は意外と多いのです。現代の神社や神道への理解も、歴史的展開を踏まえることでいっそう深まることでしょう。(講師・記) 2025年4月開講。※各回テーマは裏面をご覧ください。 <各回テーマ>※各回テーマは予定です。変更になる場合もございますので、予めご了承ください。 ■2025年4-6月期 第1回 慈悲深き神々の出現――本地垂迹説と神祇信仰の変容 第2回 中世日本紀――『日本書紀』リバイバルと新しき神話の創造 第3回 「神の国」日本――神国思想の中世的展開 ■2025年7-9月期 第4回 神道説の登場――両部神道・伊勢神道・山王神道 第5回 秘儀秘伝としての神道――神道灌頂と神道流派の形成 第6回 〈内なる神〉の発見――変容する神観念と霊魂観 ※以降のテーマは未定です。

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  • 名古屋 オンライン
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    白木の念仏―西山証空と中世の念仏思想(オンライン講座)

    • 哲学・思想・宗教
    • オンライン(事前選択講座)
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    • 2025春クーポン対象
    • 湯谷 祐三/名古屋外国語大学非常勤講師
    • 2025/04/26〜
      15:30〜17:00

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  • 横浜 オンライン
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    「マルコ福音書」を読む

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    • 哲学・思想・宗教
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 2025春クーポン対象
    • 田中 昇/カトリック東京大司教区司祭
    • 2025/04/12〜
      15:30〜17:00

     マルコ福音書は四福音書の中で最も古い起源を有するとされており、他の福音書を読む上での基礎、土台となるものである。  本講座ではマルコ福音書の成立やその特徴、全体構造を概観し、福音書の冒頭から結末に至るまでの主要な記事の解釈を幅広く、教会の司牧者としての視点、つまり生活に即した聖書解釈を心がけながら紹介していく。  キリスト教にとって、神学、霊性、教義、典礼、法制などのあらゆる信仰生活の基礎は、まさに聖書、中でもキリストのことばに立脚しており、またそうであり続けなければならない。  そのため本講義が、受講者にとって聖書に親しみ、理解を深めるきっかけとなり、ひいては教会生活や学校教育の現場でも益するものとなるよう努めたい。  参考書:M.ヒーリー著、田中昇・湯浅俊治共訳『カトリック聖書注解 マルコによる福音書』(2014年初版2024年第2刷、サンパウロ) 【各回予定】 〈4〜9月〉 1−1福音書のプロローグ(1:1-13)、1−2権威ある新しい教え(1:14-45) 2−1医者、花婿、安息日の主(2:1-3:6)、2−2新しいイスラエル、新しい家族(3:7-35) 3−1神の国のたとえ(4:1-34)、 3−2自然、悪霊、病気そして死を支配する権威1(4:35-5:43) 4−1自然、悪霊、病気そして死を支配する権威2(4:35-5:43)、4−2イエスはご自分のものである人々のもとに来る(6:1-32) 5−1パンの理解T(6:33-7:37)、5−2パンの理解T(6:33-7:37) 6−1パンの理解U(8:1-26)、6−2弟子となる歩みの途中でT(8:27-9:29) 〈10〜2026年3月(*受付は8月下旬〜)〉 7−1弟子となる歩みの途中でU(9:30-50)、7−2日々の生活における福音(10:1-31) 8−1弟子となる歩みの途中でV(10:32-52)、 8−2主がご自分の神殿に来られる(11:1-26) 9−1御子の権威(11:27-12:44)、 9−2最期の時の始まり(13:1-37) 10−1決断の時(14:1-31)、 10−2裏切りと断罪(14:32-72) 11−1十字架刑(15:1-47)、11−2復活(16:1-20) 12−1マルコ福音書の総括 12−2 質疑応答

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    「赦し」の哲学

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    • 哲学・思想・宗教
    • 教室・オンライン自由講座
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    • 2025春クーポン対象
    • 高橋 哲哉/東京大学名誉教授
    • 2025/04/26〜
      13:00〜14:30

     不正な暴力によって傷つけられた人(個人、集団)は、傷つけた人(個人、集団)を、どこまで「赦す」ことができるのだろうか。そもそも「赦す」ことは良いことなのだろうか。古来から人間を悩ませてきた「罪」と「赦し」の問題について、ホロコースト(ナチスドイツによるユダヤ人大虐殺)の経験から独自の思索を展開した3人の哲学者、ハンナ・アーレント、ウラジーミル・ジャンケレヴィッチ、ジャック・デリダの議論をじっくり読み解いていく。前半はジャンケレヴィッチまで。(講師・記) *2025年4月開講 <各回テーマ(予定)> 第1回 イントロダクション 赦しと和解の世紀? 第2回 ハンナ・アーレント 人間の条件 第3回 ジャンケレヴィッチ 時効論争(1) 第4回 ジャンケレヴィッチ 時効論争(2) 第5回 ジャンケレヴィッチ 赦しの形而上学 第6回 ジャンケレヴィッチとイスラエル

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    ニーチェ「ツァラトゥストラ」

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    • 哲学・思想・宗教
    • オンライン開催
    • 見逃し配信あり
    • 2025春クーポン対象
    • 岡本 裕一朗/玉川大学名誉教授
    • 2025/04/26〜
      18:30〜20:00

    ニーチェの『ツァラトゥストラ』は、哲学書のなかで異彩を放つ魅力的な著作です。副題が、「誰にも向いていて誰にも向かない本」とされ、ひときわ興味を掻き立てる書物と言えるでしょう。そのため、『ツァラトゥストラ』を手に取ったことのある人は、少なくないのではないでしょうか。ところが、いざ読み始めてみると、比喩が多く、何を言いたいのか、よく分からない!・・こんな感想をもつ人が絶えません。 そこで今回の講座では、最後まで読み通したいと思っている人に向けて、『ツァラトゥストラ』を皆さんとご一緒に、読み進めていきます。ニーチェに興味のある人、『ツァラトゥストラ』を読みたい人、ニーチェ哲学に興味のある人、ぜひともご参加ください。 「誰にも向いている本」ですので、お気軽に受講ください。(講師・記) ※2025年4月開講。 1年で学びます。各回テーマがありますので、途中受講歓迎です。 <カリキュラム(予定)> 【第1期】今期:2025年4月〜6月       第1回:ニーチェと『ツァラトゥストラ』 第2回:「神の死」と「超人」 第3回:「精神の三つの変化」と第1部のテーマ                               【第2期】2025年7月〜9月 第4回:『ツァラトゥストラ』のストーリー 第5回:師と弟子の関係 第6回:第2部は何を語ったのか?                     【第3期】2025年10月〜12月              第7回:第3部で終わるはずだった? 第8回:根本思想である「永遠回帰」論 第9回:第3部で語られたこと 【第4期】2026年1月〜3月  第10回:なぜ第4部が必要なのか? 第11回:第4部の内容を確認する 第12回:悲劇からパロディーへ

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    イコンの歴史と思想

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    • 哲学・思想・宗教
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 2025春クーポン対象
    • 黒川 知文/中央学院大学教授
    • 2025/05/09〜
      10:30〜12:00

    東方正教会は、カトリック教会と同様に原始キリスト教をルーツとする最古のキリスト教会である。その祈りの対象は明らかにイコンである。正教の歴史と神学について概説し、カトリック、プロテスタントと比較して理解し、特にイコンについて、様々なイコン作品を鑑賞しながらその意味するところを理解する。イコンの謎解きをしていく。講義では毎回学術書に匹敵するレジュメを配布し学び、パワーポイントと文化庁から委託された現地調査により録画されたビデオも上映したい。(講師記) <各回カリキュラム> 5/9 イコンの歴史  5/30 イコン思想

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    デカルトと〈哲学の樹〉

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    • 津崎 良典/筑波大学教授
    • 2025/05/13〜
      19:00〜20:30

    デカルトは『哲学原理』のなかで、自分が構想する「哲学」を「一本の樹」にたとえています。その根は形而上学で、幹は自然学、そして、枝が他のすべての学問―おもに医学、機械学、道徳にまとめられる―にあたるというのです。本講座では、この〈哲学の樹〉について、デカルト研究の最新の成果にもとづきながら解説します。(講師・記) テーマ: 1)「根」―神と魂について 2)「幹」―自然について 3)「枝」―徳について

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    井筒俊彦のイスラーム研究

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    • 哲学・思想・宗教
    • 教室・オンライン自由講座
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    • 鎌田 繁/東京大学名誉教授
    • 2025/05/24
      15:30〜17:00

     井筒俊彦の全集や英文著作の邦訳が刊行され、井筒の著作の全体への接近が比較的容易になった。彼の「東洋哲学」をめぐっての議論は増えてきたが、研究や業績の質や量ではそれを凌駕している彼のイスラーム研究については十分な関心を集めていない。晩年の関心はそこにあったであろうが、「東洋哲学」の観点でのみ井筒をとらえることは井筒の学問の全体像を捉えることにはならないであろう。ここでは彼のイスラーム研究に焦点をあて、イスラームの総体のなかで井筒の研究の位置付けやその特徴、研究関心のあり方やその推移などについて考えたい。2025年4月から一年で全4回完結予定。 今期(5/24)のテーマ: (1)井筒のイスラーム研究の拡がり 来期以降、各期のテーマ: (2)クルアーン研究  (3)イスラーム思想史  (4)神秘哲学

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    文学として読む「法華経」

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    • 哲学・思想・宗教
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    • 見逃し配信あり
    • 2025春クーポン対象
    • 阿部 龍一/ハーバード大学教授
    • 2025/06/02〜
      10:00〜11:30

    『法華経』は数多くの仏教経典の中でも、最も広く人々に親しまれてきました。観音菩薩の信仰を広めたのも『法華経』です。それは『法華経』自体が秀逸な物語で組み立てられており、その物語を追ってゆくだけで、誰でも仏教の悟りや救済とは何かを理解できるからです。ところが、皮肉にも仏教宗派は難解な教理的概念を『法華経』に当てはめ続けました。結果、経の物語がズタズタに細かく分断され、その物語の展開が見えなくなってしまいました。この講座では、『法華経』が成立した古代インドの文脈に置いて、『法華経』の物語の素晴らしさを再発見します。 <各回カリキュラム> 第一回 宗派的解釈はなぜ有害か。それを外すと見えてくる『法華経』の物語の全体像とその素晴らしさを楽しむ。 第二回 『法華経』の物語のクライマックス。ブッダが仏滅後の世界の人々(つまり我々)を救うために届けるメッセージとは。 第三回 観音菩薩の救済力の秘密とは。『法華経』の物語の結論としての観音菩薩。 ★本講座は講師はオンライン登壇です。教室でのご受講もございません。

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    玄侑宗久が語る「ダルマさんの気持ち」(オンライン受講)

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    • 哲学・思想・宗教
    • オンライン(事前選択講座)
    • 見逃し配信あり
    • 2025春クーポン対象
    • 玄侑 宗久/作家・福聚寺住職
    • 2025/06/09
      13:00〜14:30

    禅宗の初祖は達磨大師とされる。多くの伝説に包まれつつも、初期の禅宗がそこに込めた思いを探ってみたい。 また著書とされる『二入四行論』から、「縁」や「輪廻」についても考えてみたい。

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  • 福岡 オンライン
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    日本と中国との関係

    • 歴史
    • 教室・オンライン自由講座
    • トライアル可
    • 見逃し配信あり
    • 2025春クーポン対象
    • 川本 芳昭/九州大学名誉教授
    • 2025/04/01〜
      10:30〜12:00

     私は以前、講座名にした「日本と中国との関係」とする題目と同じ題目の拙文を発表したことがあります。今回の講座ではそれをもとに、@中国の拡大と日本の歴史との関係A古代日本の「中国化」B日本の動向と東アジア諸国との関連の順にお話ししようと思います。@では脱欧入亜的現況の出現、白村江の戦い・元寇、孫文の来日、Aでは洛中・洛外といった歴史上の用語のもつ意味、日本における天下・中華意識、卑弥呼と聖徳太子による遣使の相違、Bでは倭国と高句麗・新羅などとの関係、征夷大将軍という呼称はいかなる意味をもっていたのかといった事柄についてお話しするつもりです。(講師記)

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  • 名古屋 オンライン
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    教養としての「現代世界の用語」(オンライン受講)

    • 歴史
    • オンライン(事前選択講座)
    • 見逃し配信あり
    • 2025春クーポン対象
    • 小澤 克彦/岐阜大名誉教授
    • 2025/04/01〜
      13:00〜14:30

    現代世界を理解する時そこで使われている「基本用語」の理解が重要です。しかし社会に関わっての用語というのはひじょうに多く、またその意味内容が相当に曖昧に使われています。それらの用語の「本来の意味」を解説します。 【カリキュラム】 1、ヨーロッパ語では10通りくらいある「国」を表す単語の意味 2、社会体制に関わる用語。民主主義、封建制、神権政治、国民主権、ファシズム 等々 3、政治的立場に関わる用語、左翼、右翼、保守、極右、リベラル、ポピュリズム等々 4、民族・人種に関わる用語、ナショナリズム、レイシスト、反ユダヤ主義、黄禍論など 5、経済に関わる用語、重商主義、マクロ経済・ミクロ経済、資本主義、マルクス経済等々 6、宗教に関わる用語、正教、カトリック、再臨、千年王国、シーア派、十二イマーム等々

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  • 京都 オンライン
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    南北朝内乱と後醍醐天皇(オンライン受講)

    • NEW
    • 歴史
    • オンライン(事前選択講座)
    • 見逃し配信あり
    • 2025春クーポン対象
    • 秦野 裕介/立命館大学衣笠総合研究機構プロジェクト研究員
    • 2025/04/02〜
      13:00〜14:30

     60年間続いた南北朝内乱。それは日本史上最大の内戦(Civil War)であり、軍勢が東北から九州まで駆け回り、日本社会をその根底から変革した出来事と評価されています。その日本史上最大の内戦である南北朝内乱を引き起こしたのが後醍醐天皇でした。後醍醐天皇がどのような状況で南北朝内乱の引金を引いたのかを見ていきます。  第1回 「鎌倉幕府討幕」 南北朝内乱の第一歩は鎌倉幕府の討幕でした。なぜ後醍醐天皇は鎌倉幕府討幕を計画し、成功したのでしょうか。それは天皇家の分裂が始まりでした。天皇家が二つに分裂し、当事者能力を失う中で鎌倉幕府に依存していく中で、大覚寺統の傍流として子孫に皇位を継承することができなかった後醍醐天皇が、事態打開のために鎌倉幕府討幕に踏み切り、それが幕府内部の有力者である足利高氏・京極導誉らの離反を招いて幕府はあっけなく倒れます。  第2回 「南北朝内乱へ」 後醍醐天皇の強引な政策は武家だけでなく天皇家内部や朝廷内部にも不満をもたらし、後醍醐天皇によって皇位から排除された持明院統の皇族による反後醍醐クーデターを引き起こします。それに連動した鎌倉幕府復興運動(中先代の乱)を経て、足利尊氏の後醍醐天皇からの離反につながり、やがて尊氏と持明院統の光厳上皇の結びつきによる室町幕府の開設と、後醍醐天皇の吉野逃亡を契機に南北朝内乱へとつながっていきます。 ・各回受講できます ・教室からオンライン同時配信します

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  • 千葉 オンライン
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    もっと知りたい日本の城

    • 歴史
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 2025春クーポン対象
    • 小和田 泰経/静岡英和学院大学講師
    • 2025/04/02〜
      13:00〜14:30

     正保城絵図は、正保元年(1644)に江戸幕府が諸藩に命じて作成させた城絵図で、江戸時代には江戸城内で保管され、現在は国立公文書館に収められています。城内の建造物はもちろん、石垣の高さ、堀の幅や水深などが細かく記すなど一級の歴史的資料であるだけでなく、プロの絵師によって描かれているため美術的にも高く評価されており、国の重要文化財に指定されています。この講座では、関東地方の城として沼田城、水戸城、烏山城、笠間城の絵図を読み解き、どのような天守・櫓・塀・門などが建てられていたか、石垣・土塁や堀にはどのような防御が施されていたのかなどを、絵図はもちろん古写真や現状写真でも紹介します。(講師・記) <各回のテーマ> 第1回 上野 沼田城 第2回 常陸 水戸城 第3回 下野 烏山城/常陸 笠間城

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  • 新宿 オンライン
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    極東国際軍事裁判にみる満州事変

    • NEW
    • 歴史
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 2025春クーポン対象
    • 小林 英夫/早稲田大学名誉教授
    • 2025/04/03〜
      15:30〜17:00

     日本人が満洲事変の真相に接したのは、1946年5月に開廷した極東国際軍事裁判(「東京裁判」)だった。満洲事変のいわば「演出者」たちは法廷で何を語り何を語らなかったのか。あれから約80年。人物を介して、満州事変その虚像と実像の乖離を分析することとしたい。 (講師・記) 〈スケジュール〉 第1回 開講にあたって 第2回 満洲事変の演出者たち(T) 板垣征四郎・石原莞爾  第3回 満洲事変の演出者たち(U) 小磯国昭・大川周明 第4回 満洲事変の演出者たち(V) 甘粕正彦 第5回 満洲事変の演出者たち(W) 溥儀 第6回 満洲事変の演出者たち(X) 小括-田中隆吉

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  • 名古屋 オンライン
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    “学びなおし”世界史〜「覚える」でなく「分かる」世界史〜(オンライン受講)

    • 歴史
    • オンライン(事前選択講座)
    • 見逃し配信あり
    • 2025春クーポン対象
    • 伊倉 正武/河合塾地歴科講師
    • 2025/04/04〜
      13:00〜14:30

    高校時代の世界史の勉強は、人名や地名、出来事などの暗記ばかりで、時代を俯瞰したり流れを掴むことができなかったという人は多いと思います。この講座では、高校レベルの世界史を、予備校の授業の分かりやすさに、大人になった今だからこそ分かる内容も加え、「覚える」ことよりも「分かる楽しさ」に焦点を当てて、細かいことよりも重要なポイントを中心に解説します。ただし、お手軽な理解に終わらせないために数か月かけてじっくりと学びなおし、世界の歴史の基本を理解するための講座です。(全12回) 【カリキュラム予定】 前近代の世界(4月〜6月 1〜6) 1 先史時代・近代までの西アジア 2 近代までの東アジア 3 近代までの南アジア・東南アジア・内陸アジア 4 近代までのヨーロッパ(1)古代 5 近代までのヨーロッパ(2)中世 6 近代までのヨーロッパ(3)近世 近現代の世界(7月〜9月 7〜12) 7 近現代のヨーロッパ(1) 8 近現代のヨーロッパ(2) 9 近現代のヨーロッパ(3) 10 近現代の東アジア 11 近現代の南アジア・東南アジア・内陸アジア 12 近現代の西アジア

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  • 新宿 オンライン
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    秀吉の城

    • 歴史
    • オンライン開催
    • 見逃し配信あり
    • 2025春クーポン対象
    • 加藤 理文/日本城郭協会理事
    • 2025/04/04〜
      19:00〜20:30

     織田信長の後継者となった羽柴秀吉は、次々と巨大な城を築き、信長の後継者としての地位をアピールすると共に、ライバルたちとの戦に勝ち、天下人に上り詰めることになります。信長の後継者であることを示そうとした山崎山城、後継者の地位を確実にし安土城を名実ともに凌ぐことを目的に築いた大坂城、そして都の拠点・天下人の政庁として完成させた聚楽第、秀吉の城造りの特徴と、その姿を解説します。(講師・記) ≪各回カリキュラム≫ @姫路城と山崎山城:2025/4/4  織田信長の家臣として築いた城と、姫路築城の技術を生かした山崎山城の姿を解き明かします。 ➁大坂城の構造と特徴:2025/5/9 秀吉の大坂城こそが、現在われわれが見て城だと認識する最初の城になります。その特徴を考えます。 ➂都の拠点・聚楽第:2025/6/6 都に築いた豊臣政権の政庁であった聚楽第。その姿かたちと天皇行幸を仰いだ目的を考えます。 ※5月のみ連休の関係で第2週(5/9)となります、ご了承ください。

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  • 名古屋 オンライン
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    傑物たちの中国史〜偉大なる皇帝 秦・漢編(オンライン受講)

    • 歴史
    • オンライン(事前選択講座)
    • 見逃し配信あり
    • 2025春クーポン対象
    • 竹澤 英輝/中部大学非常勤講師
    • 2025/04/04〜
      15:30〜17:00

    広大な中国大陸に生きる億万の人々の上に君臨する-それこそが「皇帝」という存在です。時に「天子」とも呼ばれる唯一絶対の地位にあって、国と国民の命運をその手に握った歴代の皇帝達は、国家を輝かしい栄光へと導き、或いは悲劇に満ちた滅亡へと導きました。彼等の足跡と事蹟は、時代を超越し永遠の歴史の中で語り継がれることでしょう。本講座では、そんな至高の存在となった皇帝達について学びたいと思います。(講師・記) 秦 始皇帝  〜The ファーストエンペラー 前漢 高祖劉邦  〜百戦して最後の一戦に勝った男 前漢 武帝  〜偉大なる皇帝、世界帝国への野望 新 王莽(おうもう)  〜先覚の改革者か?狂乱の簒奪者か? 後漢 光武帝  〜混沌から湧き起こる漢朝再興の光 三国志の「皇帝」たち 〜曹操・劉備・孫権の時代

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    学びを広げる!大人のための世界史

    • NEW
    • 歴史
    • オンライン(事前選択講座)
    • 見逃し配信あり
    • 2025春クーポン対象
    • 村山 秀太郎/スタディサプリ講師・世界史塾バロンドール主宰
    • 2025/04/04〜
      19:00〜20:30

     歴史感覚の基礎は、現状への問題意識です。2期目の大統領に就任したトランプ氏は、ガザの件を「彼らの戦争だ」と言い放ちました。地球上で最も血を吸った土地と評されるのが「ヨルダン川西岸地区」つまりパレスチナ。まずは、世界史の腎臓ともいえる当該地域の歴史を、戦後アメリカ外交史と絡めじっくりと解説いたします。一方、あからさまな国際法違反の「力による現状変更」をプーチン氏は「自衛」のための特別軍事作戦と呼んでいます。一体、ウクライナとはどのような歴史をたどってきたのか?キエフ(キーウ)そしてウクライナ東部はモスクワにとってどのような場所なのか?を、次に解説いたします。そして最後に、複雑怪奇な中国現代史を「台湾」をキーワードに平易にそして縦横無尽にお話しようと思います。(講師・記) 【カリキュラム】 第1講 ガザ戦争至るパレスチナ3000年史 第2講 中東現代史=アメリカ合衆国外交史といえる理由 第3講 ウクライナ東部での戦闘、その対立の深層(1.ウクライナの歴史) 第4講 ウクライナ東部での戦闘、その対立の深層(2.NATOの東方拡大とアメリカ) 第5講 台湾は中国なのか?清朝そしてアメリカ合衆国をめぐる中国史 (1.国民党と共産党) 第6講 台湾は中国なのか?清朝そしてアメリカ合衆国をめぐる中国史(2.中華人民共和国とアメリカ・日本) *こちらは【オンライン受講】の申し込みページです。[【教室受講】をご希望の方はこちら](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=7907207&p=d85dab1bc1a3164a2d86ceb0557adab27b08e11dad9e6356c2bf428ce96fb2a7)

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  • 千葉 オンライン
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    浮世絵の風刺画を読む

    • 歴史
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 2025春クーポン対象
    • 大久保 純一/国立歴史民俗博物館教授
    • 2025/04/05
      13:00〜14:30

     従来、錦絵(多色摺の浮世絵版画)の三大ジャンルといわれるのは役者絵、美人画、名所絵(風景画)だが、天保の改革以後、風刺画や時事的画題をとりあげた錦絵が大流行して、大きなジャンルに成長した。ヒット作ともなると、従来の三大ジャンルを大きく上回る売れ行きを見せた。この講座では、3月25日から5月6日までの期間で開催される国立歴史民俗博物館の企画展示「時代を映す錦絵―浮世絵師が描いた幕末・明治―」の展示の中から、大地震や疫病、流行り神・戦争など、幕末の事件や世相を風刺的あるいは戯画的にとらえた歌川国芳や三代歌川広重らの錦絵をとりあげ、絵師が絵の中に込めたメッセージを読み解いていく。(講師・記)

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  • 横浜 オンライン
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    世界史のなかの日本近現代史

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    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 2025春クーポン対象
    • 加藤 聖文/駒澤大学教授
    • 2025/04/05〜
      15:30〜17:00

     現在の高校では、日本史を世界史のなかから考える「歴史総合」という科目が必修となりました。日本の歴史が世界やアジアとどのように繋がっているのかを知り、世界の中の日本を考えることは、国際化時代において身につけなければならない教養といえましょう。  2025年度からの講座では、このような新しい歴史教育の流れを踏まえて、日本近現代史を世界史の視点から学び直します。まず今期は、西欧で始まった国民国家・産業革命が帝国主義による植民地拡大をもたらした結果、日本の幕藩体制の崩壊、明治維新による国民国家建設へと繋がり、さらには日本が東アジアの国際秩序を揺さぶる存在へと変容する19世紀の歴史を考えます。(講師・記) *2025年4月期開講 <各回テーマ(予定)> 1 西欧における国民国家の成立と産業革命 2 帝国主義の拡大と伝統的中華世界の動揺 3 アメリカのアジア進出とペリー来航 4 国民統合から見る「尊王攘夷」 5 国民国家建設としての明治維新 6 東アジアの国際秩序をめぐる日清対立

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  • 横浜 オンライン
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    古事記・日本書紀の論点

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    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 2025春クーポン対象
    • 菊地 照夫/法政大学講師
    • 2025/04/05〜
      15:30〜17:00

     古事記・日本書紀(記紀)は、7世紀後半に天武天皇の命令で編纂が開始され、奈良時代に完成した歴史書で、天皇および天皇家の起源と日本列島における天皇の支配の正統性、また諸氏族の王権とのつながりの由来を、神話から説き起こして物語っています。その内容には、史実ではない部分も多く含みますが、そうした叙述の中にも古代国家形成過程の解明につながるたくさんの手がかりが内在しています。本講座では、その解明のための切り口となる視点を設定して、問題を掘り下げていきたいと思います。今期の切り口は<神社>です(講師・記) *2025年4月開講 <各回テーマ(予定)> 1 大神神社@ ヤマト王権はなぜ三輪山の神を祭るのか 2 大神神社A 三輪のオオモノヌシがなぜ出雲のオオナムチと同一神とされるのか 3 石上神宮 物部氏は石上神宮の祭祀にどのように関与したか 4 出雲大社@ オオナムチ(オオクニヌシ)は出雲の神か 5 出雲大社A 出雲国造はなぜ神賀詞を奏上するのか ※各回のテーマは予定です。状況により、多少変動する場合があります。

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  • 横浜 オンライン
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    知られざるイタリア史12講

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    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 2025春クーポン対象
    • 北村 暁夫/日本女子大学教授
    • 2025/04/05〜
      10:30〜12:00

    イタリアは、その豊かな歴史や美術、音楽、文学、映画、食文化などで常に話題になる国ですが、その一方で、意外と知られていないことも数多くあります。本講座では、知っているようで、実態についてはあまり知られていない、自然環境、祭り、エスニック・マイノリティ、マフィア(組織犯罪)といったテーマを取り上げて論じていきます。春期・夏期では、南北の相違だけではない、多様なイタリアの自然環境と、地域社会に暮らすエスニック・マイノリティ、ユダヤ人(教徒)をとりあげます。(講師・記) ※2025年4月期開講。1年でたどります。各回テーマがありますので、途中受講歓迎です。 <各回のテーマ> 第1回 自然環境と人々の生活@       山が作るイタリア アルプス・アペニン 第2回 自然環境と人々の生活A      川が作るイタリア ポー川・テーヴェレ川 第3回 自然環境と人々の生活B      自然災害と闘うイタリア 第4回 エスニック・マイノリティ@       北イタリア、アルト・アーディジェ(南チロル)のドイツ系住民 第5回 エスニック・マイノリティA      南イタリアのアルバニア系住民(アルブレッシュ) 第6回 エスニック・マイノリティB      「ユダヤ人」 今後の予定 ――――― 第7回 祭り@ 古代ローマとカトリシズム 第8回 祭りA 都市と守護聖人 第9回 祭りB 「国民の祝日」と歴史の記憶 第10回 マフィア@ 誕生と拡大 第11回 マフィアA アメリカ合衆国での展開 第12回 マフィアB 現代のマフィア型組織犯罪

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  • 横浜 オンライン
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    ロシアの領土拡大と対外関係の歴史

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    • 歴史
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 2025春クーポン対象
    • 黛 秋津/東京大学教授
    • 2025/04/05〜
      13:00〜14:30

    ロシアによるウクライナ侵攻開始から約3年経ちました。この戦争を考える上で重要な問いの一つは、何故ロシアがウクライナを自らの領域と考えるのか、という問題だと思います。こうしたロシアの領土認識の問題を探るためには、ロシアという国がどのような経緯で領土を拡大してきたのか、そしてその過程で、周辺諸国とはいかなる関係を結んでいたのかを歴史的に検証することが必要です。この講座では、4月より1年間かけて、ロシアの領土拡大と、それに伴う周辺諸国との関わりの歴史を見ていきたいと思います。上半期にあたる4〜9月は、9世紀のキエフ・ルーシから、ロシア帝国がウクライナを領有する18世紀末までの時期を取り上げます。(講師・記) <各回テーマ> 第一回:現代ロシアの領土と勢力圏 第二回:キエフ・ルーシの領土(モンゴル支配まで) 第三回:モスクワ大公国の台頭と拡大(15・16世紀) 第四回:17世紀のロシア帝国の拡大(シベリア・ウクライナ) 第五回:18世紀前半のロシア帝国の拡大(バルト海・ウクライナ) 第六回:18世紀後半のロシア帝国の拡大(クリミアなど黒海沿岸地域) *2025年4月開講。全12講。    

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  • 中之島 オンライン
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    シルクロード交易とソグド人 (オンライン受講)

    • 歴史
    • オンライン(事前選択講座)
    • 見逃し配信あり
    • 2025春クーポン対象
    • 森部 豊/関西大学教授
    • 2025/04/07〜
      15:30〜17:00

    1000年にわたり「シルクロード交易」を独占したとイメージされるソグド人とは何者か。彼らは、もともと中央アジアのオアシス都市に住んでいたイラン系の人々ですが、紀元前後頃から中国世界と接触し、やがて絹や生糸を求めて中国へ進出していきました。中国をはじめ東ユーラシア全域に植民聚落を作り、それらを結ぶ交易ネットワークを形成していきます。やがて、中国やモンゴリアに定住したソグド人はその地に勢力を張りめぐらし、中国や北アジアの世界に深くコミットしていくようになります。講座では、ソグド人の歴史を、商人としての側面のみならず、外交、軍事に従事した姿もふくめて紹介していきます。 <各回テーマ> (1)4月7日 中央アジアのソグド人 (2)6月2日 中国へ渡ったソグド商人の姿

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  • 横浜 オンライン
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    学び直す日本の歴史 20講

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    • 歴史
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 2025春クーポン対象
    • 戸川 点/拓殖大学教授
    • 2025/04/07〜
      15:30〜17:00

     学校で習った日本史は好きでしたか。大好きだった人、暗記ばかりで苦手だった人、さまざまだと思います。ところで科学が進歩するのと同様、日本史研究も日々進化しています。そんな新しい日本史研究の世界をのぞいてみませんか。受験や暗記と関係なく、そしてそれぞれの人生経験を経たうえで日本史を学び直してみると、日本史は以前よりも奥深く、きっと面白いものだと感じるはずです。この講座では、原始古代から現代まで流れをたどりながら、最先端の日本史の面白さを伝えていこうと思っています。(講師・記) *2025年4月開講 <今期のテーマ> ※テーマは予定です。進み具合により変更となる場合があります。 1 旧石器、縄文、弥生時代の日本   旧石器時代、縄文時代、弥生時代、それぞれの時代の特質を大きくつかまえる。 2 古代国家の成立   古墳時代、飛鳥時代を取り上げ、日本における国家形成の歴史を考える。 3 大化改新とその後   大化の改新の展開と律令制導入の過程を考える。 4 平城京の時代    複雑な動きを示す奈良時代の政治史についてわかりやすく整理する。 5 平安王朝の成立と摂関政治   平安前期の国家と社会、摂関政治の成立と展開について考える。 6 院政の時代   平安後期の政治と社会について考える。 <1年間の予定> ※テーマは予定です。状況により、変更する場合があります。 1 旧石器、縄文、弥生時代の日本 2 古代国家の成立 3 大化改新とその後 4 平城京の時代 5 平安王朝の成立と摂関政治 6 武士の成長と院政の時代 7 「源平の戦い」と鎌倉幕府の成立 8 執権政治とモンゴル襲来 9 南北朝の戦いと室町幕府 10 室町幕府の展開と戦国時代 11 信長・秀吉・家康の時代 12 幕藩体制の展開と改革 13 幕末・明治維新・明治政府の成立 14 自由民権運動と立憲国家の成立 15 明治後期の政治と国際関係 16 大正時代を考える デモクラシーと対外膨張の時代 17 恐慌と昭和の幕開け 18 軍部の台頭と第2次世界大戦 19 戦後改革から高度経済成長へ 20 現代の日本と世界

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  • 名古屋 オンライン
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    ナチスによる「ホロコースト」〜ユダヤ人弾圧と絶滅計画(オンライン受講)

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    • 歴史
    • オンライン(事前選択講座)
    • 見逃し配信あり
    • 2025春クーポン対象
    • 日置 雅子/愛知県立大名誉教授
    • 2025/04/07〜
      10:30〜12:00

    【オンライン受講コース】 ユダヤ人攻撃の先鋭化は、1935年の「水晶の夜」と呼ばれた事件。ナチ突撃隊等によるユダヤ人商店やシナゴーグの打ちこわしは民衆をも巻き込んでいく。弾圧政策が本格化するのは、1939年に第二次世界大戦が勃発して以降で、1942年のヴァンゼー会議において「ユダヤ人に対する最終解決」が決定された。ユダヤ人はゲットーから「アウシュヴィッツ」等、ドイツ内外に散らばる強制収容所や絶滅収容所に移送され、「安楽死政策」で毒ガスも用いられるなど、戦争終結に至るまで、その「絶滅政策」の履行は悲惨を極めた。[教室受講コースもあります](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=7835416)

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  • 千葉 オンライン
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    ギリシアの世界遺産

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    • 歴史
    • オンライン開催
    • 見逃し配信あり
    • 2025春クーポン対象
    • 橋 裕子/ギリシア考古学者
    • 2025/04/07〜
      15:30〜17:00

    この講座では半年をかけてギリシアの世界遺産を学んでいきます。とりわけ古代に焦点を当て、世界遺産の遺跡を通して古代ギリシアの歴史や文化を読みといていきます。 初回はイントロダクションで、ギリシアの歴史の概要およびギリシアの世界遺産全体についてお話をします。第二回目以降は、個々の世界遺産を取り上げていきます。 ぜひ一緒に、古代ギリシアの世界へと旅をしてまいりましょう。(講師・記) ※2025年4月開講。 第1回 イントロダクション 第2回 ミケーネとティリンス 第3回 アテネのアクロポリス

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  • 新宿 オンライン
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    オスマン帝国・大清帝国・徳川明治日本

    • 歴史
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 2025春クーポン対象
    • 鈴木 董/東京大学名誉教授
    • 2025/04/07〜
      10:30〜12:30

    ラテン文字世界としての西欧世界を原動力に唯一のグローバル・システムが成立する以前には、地球上には特色ある複数の文化世界が存在していた。それらのうち、アラビア文字世界としてのイスラム世界の世界帝国的存在であったオスマン帝国、漢字世界の世界帝国たる大清帝国、そして漢字世界の周辺に位置した日本について、それら伝統と、「西洋の衝撃」の下における伝統の変容過程について、比較史的に検討してみたい。なお、「百聞は一見にしかず」、図像資料もできるだけお目せしたい。(講師記) <今期・後期テーマ> 変容の過程 第 9回  近代西欧を原動力とするグローバリゼーションの進展 第10回 「西洋の衝撃」の到来の様態 第11回 「西洋化」改革の開始 第12回 支配組織の「西洋化」と支配エリートのあり方 第13回 グローバル化と社会・経済システム 第14回 技術・知識・生産システムの受容と「産業化」 第15回 文化の「西洋化」 第16回 政治体の統合のシステムとアイデンティティへの影響の諸相 ※下記、前期テーマは終了しました(2024年10月〜2025年2月開催) 伝統の構造 第1回 世界秩序と政治単位 第2回 政治単位とそれを支える統合のシステムとアイデンティティ 第3回 支配空間と支配組織 第4回 支配エリートとサブ・エリートたち 第5回 社会成層体系と身分秩序 第6回 社会経済システムと世界経済とのかかわり 第7回 文化の基礎/第8回 文化の諸ジャンルのあり方

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    楔形文字がむすぶ古代オリエント都市

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    • 2025春クーポン対象
    • 小林 登志子/歴史学者
    • 2025/04/07〜
      12:45〜14:30

     古代オリンエト世界には数多の都市があったが、その中でも楔形文字が刻まれた粘土板が出土した都市について話す。つまり、メソポタミア文明が伝わった都市になる。『史記』にならえば、「アッシリア史」「バビロニア史」は「本紀」になるが、都市の紹介は諸侯国を記している「世家」にあたる。それぞれの都市に個性があり、興味深い。1回読み切り形式で、わかりやすく話す。日程は一部変更することもあるので、あらかじめご了承いただきたい。 (講師・記) リーフレット画像:エアンナ聖域のジックラト(ウルク) 〈今回のスケジュール〉 ※スケジュールは変更になる場合がございます。  4・07  都市とは  4・21  都市はウルクにはじまる  5・19  ラガシューシュメル人の実在証明―  6・02  アッカドはどこだ  6・16  エブラー考古学とパレスティナ問題と―  6・30  ウルー謎の王墓と、帝都― 

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    中国史書から見る古代日本

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    • 2025春クーポン対象
    • 河内 春人/関東学院大学教授
    • 2025/04/08〜
      10:30〜12:00

     日本古代史を考える時に必要な史料は日本で作られたものばかりではありません。中国で日本について記録された史料は、外部から見た日本史として日本国内の史料とは異なる貴重な証言を含んでいます。特に中国の歴代史書に掲載された倭国伝・日本伝はそのなかでも基軸的な位置を占めます。それらはどのような経緯で作られた史料であり、その記述はどのように読み取るべきでしょうか。記紀や六国史を中心として語られがちな日本古代史について、別の視角から日本史を考えることができる中国史料の性質と内容を考えます。(講師:記) 4月 漢書地理志と倭の出現 5月 魏志倭人伝と卑弥呼 6月 宋書倭国伝と倭の五王 【今後の予定】 7月 隋書倭国伝と遣隋使 8月 旧唐書倭国伝と日本伝 9月 新唐書日本伝と王年代紀

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    「梅松論」を読む

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    • 2025春クーポン対象
    • 関 幸彦/前日本大学教授
    • 2025/04/09〜
      11:00〜12:30

     『太平記』と同じく、南北朝動乱の軍記『梅松論』を勉強しませんか?時は鎌倉末期、舞台は鎌倉・京都・北陸そして鎮西の九州。武家か天皇か、中世が選択を迫った時代のダイナミックな動きを史料にそくし解説してゆきます。過去を、歴史を地図で旅する試みも楽しいはずです。新年度の新たな講座にチャレンジしてください。史料は配布。(講師・記) 2025年4月開講。じっくり読み進めます。

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    神話学入門

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    • 歴史
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 2025春クーポン対象
    • 松村 一男/和光大学名誉教授
    • 2025/04/09〜
      13:00〜14:30

     神話という言葉はしばしば聞かれます。「神話のような世界」といえば、超現実的で素晴らしい世界を思い浮かべるでしょう。しかし、何か良いアイデアを思いついた時、相手から「それは神話だね」と言われたら、否定されたと思うでしょう。神話とは何なのか、そしてそれを研究する神話学とはどういう学問なのか、いつ頃、誰が始めたのか、そして今、どのくらいのことが研究され、分かっているのか、そうした神話についての入門講座を三回に分けてお話します。第一回では神話と神話学という語について説明し、第二回では神話の地域的そして時代的な広がりを紹介し、第三回では神話で語られるテーマの多様性についてお話します。(講師:記) 第1回:神話とはなにか、神話学とはなにか 第2回:世界の神話の広がり:地域と歴史 第3回:神話を分類する:創造、洪水、終末、英雄 【参考図書】 『[神話学入門](https://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480099181/)』大林太良著(ちくま学芸文庫、2019年) 『[創世神話と英雄伝説](https://www.kadokawa.co.jp/product/201112000040/)』松村一男他編(角川文庫、2012年) 『[世界の神々の誕生](https://www.kadokawa.co.jp/product/201112000041/)』松村一男他編(角川文庫、2012年) ※こちらは第1回〜第3回セットでのお申込みページです。 ※第1回のみのお申込みは[こちら](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=7921958&p=7e4fe58b74e81921aa94cbdda3a3b7fd096a5a39134246aa3e7824be6ffb9d9c)

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    古事記をよむ〜神話伝承論入門(オンライン受講)

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    • オンライン(事前選択講座)
    • 見逃し配信あり
    • 2025春クーポン対象
    • 鈴木 喬/奈良大学准教授
    • 2025/04/09〜
      13:30〜15:00

    『古事記』における英雄ヤマトタケルを読んでいきます。ヤマトタケルは天皇の子でありながら西へ東へ、そして白い鳥となって故郷に帰れず死んでしまいます。ヤマトタケルを悲劇的に描く『古事記』。その悲劇性を読み解きます。 4月 ヤマトタケル序説―大碓・小碓 5月 ヤマトタケル西征 6月 ヤマトタケル東征1

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    古代日中関係の展開と行方

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    • 教室・オンライン自由講座
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    • 2025春クーポン対象
    • 森 公章/東洋大学教授
    • 2025/04/09〜
      10:30〜12:00

     日本と中国の関係は紀元前1世紀頃からのもので、朝鮮諸国との関係ともども古代国家形成に国際的要因が及ぼした影響は大きかったことがわかっています。日中関係といえば、遣隋使・遣唐使が思い浮かび、留学生が東西文化を融合させて世界帝国の首都で活動する華やかな様子も強調されるところです。  では、当時の日中関係の実際の姿や変遷はどうだったのでしょうか。  7世紀には戦争による通交途絶の時期もありました。日本は対等外交を展開したといわれますが、本当でしょうか。遣唐使はどのようにして文物移入を行ったのでしょうか。阿倍仲麻呂の唐での活躍ぶりは如何。遣唐使は「廃止」されたのでしょうか。「遣唐使」以後の日中関係はどのように推移していくのでしょうか。平氏は日宋貿易を経済基盤としたのでしょうか。  この講座では7〜12世紀を視野に、遣隋使・遣唐使の時代から近年研究が進展している日宋関係の様相などを、最新の研究成果に基づいてお話しする予定です。 (講師・記) ■2025年4月期 「遣唐使」以後(10〜12世紀) 第19回 呉越国との通交 第20回 「然の入宋 第21回 寂照と藤原道長

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    18世紀フランスの社会・政治・言論

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    • オンライン開催
    • 見逃し配信あり
    • 2025春クーポン対象
    • 森村 敏己/一橋大学特任教授
    • 2025/04/10〜
      10:30〜12:00

    アンシアン・レジームは1789年のフランス革命によって終焉を迎えます。ですが、革命は避けようのなかった「結末」、アンシアン・レジームにとって宿命とも言える「最期」だったのでしょうか。確かにアンシアン・レジームは多くの政治的課題を抱えていましたが、当時の政治家や国民は手をこまねいていたわけではもちろんありません。結果的に課題の解決に失敗したからこそ革命が生じたとは言えるでしょうが、そこに至るまでには様々な紆余曲折がありました。4月は18世紀のフランス政治に通底する王権と高等法院との対立に、5月は政府による改革への努力とその挫折を、6月には革命直前の緊迫した政治状況をお話したいと思います。(講師・記) ※2024年10月開講 <各回テーマ>※各回テーマは予定です。変更になる場合もございますので、予めご了承ください。 2024年10月期 「アンシアン・レジームとはどんな社会だったのか?」【終了しました】 10月は社会と文化 11月は政治体制 12月は経済や人口 2025年1月期 「18世紀フランスにおける言論」 1月 思想統制の一例:『精神論』事件 2月 『百科全書』をめぐって 3月 ヴォルテールとカラス事件 2025年4月期 「18世紀フランスの政治問題」 4月「王権vs高等法院」 5月「チュルゴの改革」 6月「革命前夜の政治問題」 2025年7月期 「18世紀フランスの書物と世論」 7月 書物と社会 8月 18世紀の世論と噂 9月 革命前夜の世論 

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    植物の民俗学

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    • 見逃し配信あり
    • 2025春クーポン対象
    • 吉田 扶希子/西南学院大学非常勤講師
    • 2025/04/10〜
      10:30〜12:00

     回を重ねてまいりました「植物の民俗学」のシリーズ。取り上げる植物はもうないかと思っておりましたが、まだまだ残っておりました。今回は初の試みですが、海藻を取り上げていきたいと思います。身近なワカメ、それからお祭りにはよく登場しますホンダワラです。その他、おなじみの作物のムギ、サツマイモの他、そして少し変わった目線でウルシ、タバコを取り上げます。 4月10日 [ワカメ](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=7946760) 5月 8日 [ムギ](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=7946763) 6月12日 [ウルシ](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=7946764) 7月10日 ホンダワラ 7月31日 サツマイモ 9月11日 タバコ ★1回ずつの受講もできます。 各回 会員3,410円 一般3,960円

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    身体表現の文化史

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    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 2025春クーポン対象
    • 稲吉 優流/ムーブメントクリエイター
    • 2025/04/10
      15:30〜17:00

     前回の「ダンス・舞踊の文化史 なぜ人は踊るのか」(2025.2.4開催)は、マニアックなテーマでしたが、盛りだくさんの内容は90分には収まりきれないものでした。国や民族的特徴に時代性を合わせると、その国・民族・時代による違いと共に、普遍的な共通点が見えてくるものです。今回は第2弾として、カラダの「動き」に軸を当てた講座となります。  ダンスや舞踊だけでなく、武術武道を含めたボディワークと民族性・地域性の特徴を掘り下げていきます。例えば、中丹田優位(天空系)のダンスや武術と、臍下丹田優位(大地系)のダンスや武術などに分類すると、実に面白い共通点が見えてきます。近年のボディワークでいえば発生がまるで別にもかかわらず、動きに共通点のあるメソッドが発生・存在しているのも、非常に興味深い現象です。違い(特異性)と共通点(普遍性)を理解することは、違う文化を認め、受け入れる思想にも繋がりますね。身体文化の「楽問」を探求しましょう!(講師・記) 【カリキュラム】 ●現在のダンスカルチャー ●様々なボディワークの考察 ●スポーツに見る日本人らしさとは ●遊びと文化の関係 ●健康の定義を考える *** <同講師の実技講座はコチラ↓> ●「カラダで遊ぶ 大人の体育 柔芯躰メソッド」 日程:2025年 4/10, 5/8, 6/12(木)18:30〜20:30 HP:[https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=7884018](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=7884018) *** 【広報画像】 @様々なジャンルのダンス(イメージ画像) A様々なジャンルのダンス(イメージ画像) B稲吉優流さん

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    渡来人来訪

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    • 藤尾 慎一郎/国立歴史民俗博物館名誉教授
    • 2025/04/10〜
      13:00〜14:30

     3万8千年前に後期旧石器時代人が日本列島に登場以来、縄文時代、弥生時代、古墳時代をつうじて大陸・朝鮮半島から多くの人々、いわゆる渡来人がやって来ました。最初に現れた後期旧石器時代人はどんな人だったのか、縄文時代の九州北部と朝鮮半島南部の人々はどのような交流をしていたのか。弥生時代に2度にわたって渡来した人びととその文化は?古墳時代の渡来人と持ち込んだ文化は?縄文人や弥生人はどんな食料を食べていたのか、などの諸問題を分子人類学や炭素・窒素同位体比分析など最新科学の助けを借りて3回に分けて解き明かします。  1回目は、旧石器時代と縄文時代、2回目は弥生時代、3回目は古墳時代を対象とします。(講師・記) <特別展情報> 「古代DNA―日本人のきた道―」 会場:国立科学博物館(東京・上野公園) 会期:2025年3月15日(土)〜6月15日(日) 開館時間:9:00〜17:00(入場は16:30まで) [詳しくは公式サイトへ](https://ancientdna2025.jp/)

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    学び直すヨーロッパ近現代史入門

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    • 2025春クーポン対象
    • 川手 圭一/東京学芸大学教授
    • 2025/04/11〜
      10:30〜12:00

     ヨーロッパが大きく揺れ動いています。各国で躍進する極右政党、移民・難民に対する排除の高まりは、近代ヨーロッパが築き上げてきた「市民社会」が内部から掘り崩されていくかのようです。「知」が軽んじられ、「民主主義」の精神を否定するかのような言動はますます大きくなり、私たちは、方向性を失った世界のなかにいるようです。  本講座では、このような現代社会を前に、19世紀を中心に「市民社会」の形成という観点から改めてヨーロッパ近現代史をたどる入門講座です。(講師・記) 【カリキュラム】※状況により変更することもございます。 第1回 4月11日 革命の時代のヨーロッパ 第2回 5月9日  19世紀ヨーロッパ市民社会の実像 第3回 6月13日 緊張と対立のヨーロッパ

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    坂東三十三所と中世東国の観音信仰

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    • 2025春クーポン対象
    • 宗藤 健/駒澤大学非常勤講師
    • 2025/04/11〜
      10:30〜12:00

     東日本を代表する円環型巡礼地、「坂東三十三所」。長途1300kmにおよぶ祈りの道は、中世の昔から現代まで、観音菩薩との結縁を望む大勢の巡礼者を迎え入れてきました。その成立を促した原動力は、鎌倉幕府を打ち立てた東国の武士たちの観音信仰であったことが指摘されています。東国政権の担い手となった武士たちはどのように観音信仰を受容したのか、またその信仰はどのようにして、時代を超えて民衆に浸透していったのか……。札所寺院やその周辺に伝世する仏像・古文書・古記録など多彩な文化財を手がかりに、東国の観音信仰の歴史を探ります。(講師・記) ※ 2025年1月開講 <各回テーマ>※各回テーマは予定です。変更になる場合もございますので、予めご了承ください。 1月期 1月 札所縁起にみる坂東巡礼の始源説話:観音信仰東漸 2月 「鎌倉殿」の観音信仰:『吾妻鏡』とその周辺から 3月 中世文芸と東国の観音霊場:『曾我物語』『とはずがたり』の世界 4月期 4月 都市鎌倉の札所:源氏の記憶を秘めて 5月 相模平野の札所:東海道に沿って 6月 武蔵と江戸の札所:中世武士の伝説と近世のにぎわい

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    近世のヨーロッパとハプスブルク帝国

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    • オンライン開催
    • 見逃し配信あり
    • 2025春クーポン対象
    • 岩ア 周一/京都産業大学教授
    • 2025/04/12〜
      15:30〜17:00

    現在の西洋史研究においては、16世紀から18世紀までを独自の特色を持つ時期と捉え、「近世」と呼称することが一般的になっています。この講座では、この近世のヨーロッパを、講師が専門とするハプスブルク帝国を基軸として、できるだけ分かりやすく、しかしアカデミックな立場に基づいて扱っていきます。まず前半では、近世のヨーロッパをその特徴的な事象(大航海時代、ルネサンス、宗教改革、啓蒙主義など)から見ていきます。そして後半では、近世ヨーロッパを生きた人々が暮らした世界を宮廷・都市・農村の三つに分け、いわゆる社会史的な立場から多彩に論じていきます。 なお、基本的には講義形式で進めますが、毎回最後に10分ほど時間をとって受講者からの質問を受け付け、双方向的な性格も加えられればと思っています。(講師・記) <4月期スケジュール> 1 「近世ヨーロッパ」という時代 2 大航海時代 3 ルネサンス <7月期以降> 4 宗教改革 5 財政軍事国家 6 「啓蒙の世紀」 7 宮廷社会(1) 8 宮廷社会(2) 9 都市社会(1) 10 都市社会(2) 11 農村社会(1) 12 農村社会(2)

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    オランダ・イギリスの東インド会社の歴史

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    • 2025春クーポン対象
    • 島田 竜登/東京大学准教授
    • 2025/04/12〜
      10:30〜12:00

    17世紀初頭にイギリスとオランダでそれぞれ東インド会社が設立されました。その時は西ヨーロッパにおける小さな出来事であったかもしれません。しかし、今からみると、現在まで至るグローバル経済や国際秩序に、大きな影響を与えた会社の誕生でありました。当初はオランダ東インド会社が勢力を持ち、18世紀にはイギリス東インド会社がオランダの東インド会社をしのぐようになります。両社とも、ヨーロッパとアジアを結ぶ貿易に従事したほか、アジア内で政治的な権力を獲得し、最終的にはアジアに広大な植民地帝国を構築しました。 オランダとイギリスの東インド会社の歴史をひもとくと、現在の我々にとって有益な教訓が満ちているのが分かります。グローバルな商業活動を行いましたので、必然的に異文化に暮らす人々との交渉・対立・共存のために成功や失敗を繰り返し、数多くの工夫がうみだされました。この講座では、最新の研究成果を踏まえながら、グローバル社会に生きる我々にとっての教訓を、東インド会社の歴史から学ぶことを一大目標とします。 <各回のテーマ>※各回テーマは予定です。変更になる場合もございます。 2025年4月期:会社のガバナンス 第1回:オランダ東インド会社の設立:商人たちのあくなき利益追求 第2回:イギリス東インド会社と株主総会:近代的株式会社の在り方を問う 第3回:会社と国家:会社によるアジア・アフリカの植民地支配 2025年7月期:成功のビジネスモデル 第4回:オランダ東インド会社のアジア域内貿易:アジアをつなぐヨーロッパ企業 第5回:自由貿易商人のアジア域内貿易:イギリス東インド会社の劣勢挽回策 第6回:イギリス東インド会社の領域支配:いかにインドを支配したのか? 2025年10月期:会社内部の文化摩擦 第7回:東インド会社の布教問題:宗教はビジネスに必要か? 第8回:呉越同舟の船乗りたち:東インド会社のムスリム船員 第9回:コスモポリタン社会:植民都市の平和共存策とは何か? 2026年1月期:外交・貿易問題 第10回:日本の「鎖国」とオランダ東インド会社:いかに独占貿易を維持したのか? 第11回:インドと東インド会社:海千山千の現地パートナーとのインド・ビジネス 第12回:広東貿易と成長する中国:中国ビジネスをいかに理解したか?

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  • 福岡 オンライン
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    縄文時代に農耕はあったのか?

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    • 歴史
    • 教室・オンライン自由講座
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    • 2025春クーポン対象
    • 武末 純一/福岡大学名誉教授 春日市奴国の丘歴史資料館名誉館長 
    • 2025/04/12〜
      13:00〜14:30

       日本史の教科書では、縄文時代は狩猟・漁撈と野生植物の採集に基礎を置く時代です。しかし、世界史的に見ると縄文時代は新石器時代に当たり、新石器時代には通常、農耕や牧畜が伴うため、縄文時代に農耕はなかったのかという疑問が当然わきます。また、弥生時代初めの高度な水稲農耕文化を受け入れ、急速に展開できた条件が、縄文文化にすでに準備されたのではないかとの疑問も生じます。縄文農耕論は戦前からあって、現在まで様々な議論が交わされ、その考え方は何度も驚くべき変転を迎えました。今回はその軌跡を丁寧にたどり、弥生農業との違いを明らかにします。 4月12日 [戦前の縄文農耕論](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=7946748) 5月24日 [戦後の中期農耕論](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=7946756) ※4週目 6月14日 [戦後の後晩期農耕論](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=7946757) 7月12日 照葉樹林文化論の登場 8月 9日  縄文人・縄文社会像の転換 9月13日 圧痕法(レプリカ法)による革新 ★1回ずつの受講もできます。 会員 3,630円 一般 4,180円

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  • 名古屋 オンライン
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    世界のすべての国の基礎知識〜210数か国の建国理念と社会理念(オンライン受講)

    • 歴史
    • オンライン(事前選択講座)
    • 見逃し配信あり
    • 2025春クーポン対象
    • 小澤 克彦/岐阜大名誉教授
    • 2025/04/12〜
      10:15〜11:45

    現代世界を理解するには「世界のすべての国々の建国の事情やものの考え方の基本」を知ることが重要です。日本政府は世界の国を日本を含め196ヶ国としています。しかし「パレスチナ」や「北朝鮮」などは認めていません。世界はさまざまです。ここでは自作地図に基づき210数国としてそれらの国のポイントを紹介します。 参考 日本が国家の承認をしていない主権実体は2018年の時点で以下のようです。 北朝鮮、パレスチナ国、サハラ・アラブ民主共和国、台湾、アブハジア共和国、南オセチア共和国、北キプロス・トルコ共和国、マルタ騎士団国。 その他に、独立志向があるにも拘わらずそれが認められていない「クルド(クルディスタン)」や「バスク」もあります。また「中國領」とされていても本来独立国である「チベット」や「ウイグル」「内モンゴル」もあり、自治領とされておかしくない「香港」などもあります。こうした国々についても紹介していきます。 【カリキュラム】 1、西欧 2、南欧 3、北欧と中欧 4、バルカン諸国とロシア圏 5、小アジアと近東・アラビア半島 6、中東イランとアジア大陸 7、インド・東アジア・中國 8、東南アジアとオセアニア・南太平洋 9、北米とカリブ海・中南米 10、南米 11、北アフリカ 12、南アフリカ

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    皇室とメディアの150年史

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    • 歴史
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 2025春クーポン対象
    • 河西 秀哉/名古屋大学准教授
    • 2025/04/12〜
      13:00〜14:30

     皇室の動向は日々、メディアに様々報道されます。私たちは天皇・皇族の動向をメディアを通じて知り、皇室を意識していきます。近現代の日本では、皇室とメディアの関係は切っても切れない関係にあるようです。これは、明治以来、メディアの発達とともに形成されてきました。時に協調、時に対立といった構造が生まれています。この講座ではその歴史を考えてみたいと思います。戦前の「権威」から、敗戦直後の「人間」、そしてミッチー・ブームから現在に至る「消費」まで。その三つの概念は必ずしも単線的ではなく、絡み合って展開していました。具体的な問題を見ながら、そのあり方を考えていきます。(講師:記) 【各回の内容】 4月12日:戦前から敗戦まで 「権威」から「人間」へと変化し、戦争責任を回避していく様子を見ます。 5月10日:ミッチー・ブームからの模索 ミッチー・ブームとその後の皇太子夫妻の模索の様子を見ます。 5月24日:いわゆる「平成流」 平成の皇室の動向とメディア報道の様子を見ます。 ≪参考書≫※ご入用の場合は、各自でお買い求めください。 河西秀哉著[『皇室とメディア―「権威」と「消費」をめぐる一五〇年史―』](https://www.shinchosha.co.jp/book/603919/)(2024年、新潮選書)

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    1年で学ぶ「梅松論」の世界

    • NEW
    • 歴史
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 2025春クーポン対象
    • 角田 朋彦/京都芸術大学非常勤講師
    • 2025/04/12〜
      15:30〜17:00

    南北朝時代の初期を理解する史料として、『太平記』と双璧をなすのが『梅松論』です。『梅松論』は足利方に属する人の手によって叙述されたもので、鎌倉時代のあり方から筆を起こし、建武4年(1337)に新田方が拠る越前金ケ崎城が落ちるまでのことを記しています。『太平記』と違って中国の故事をひくこともなく、またあまり物語性も帯びていません。そのため軍記物語としての評価は低いものの、逆に歴史史料としての価値は高いとされています。一般的にはあまり知られておらず、こうした講座類でも取り上げられることが少ない『梅松論』。この機会に『梅松論』の世界に触れてみましょう。(講師・記) ※2025年4月開講。1年で学びます。各回テーマがありますので、途中受講歓迎です。 <カリキュラム(予定)> 【第1期】今期:2025年4月〜6月 第1回:梅松論という史料、将軍の来歴 第2回:鎌倉時代の政治情勢 第3回:後醍醐天皇の動向  【第2期】2025年7月〜9月 第4回:鎌倉幕府の滅亡 第5回:建武の新政と中先代の乱 第6回:足利と新田の対立 【第3期】2025年10月〜12月 第7回:京都合戦ー入京と敗退 第8回:足利尊氏の九州落ち 第9回:筑前多々良浜合戦 【第4期】2026年1月〜3月 第10回:足利勢の東上と湊川合戦  第11回:山門と京都の攻防戦 第12回:天下平定と足利兄弟の人物評

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    シンボルと儀礼でみるフランス近代史

    • NEW
    • 歴史
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 2025春クーポン対象
    • 長井 伸仁/東京大学教授
    • 2025/04/12〜
      13:00〜14:30

      フランス共和政にはさまざまなシンボルがあります。それらは革命をはじめとした政治的事件だけでなく、祭典や葬儀など公的儀礼においても積極的に活用され、重要な役割をはたしてきました。このようなシンボルや儀礼にはカトリシズムとの類似点も少なくありません。フランスの共和政は世俗性を大きな特徴にしていますが、じつはカトリック文化を残していたともいえます。講座ではフランス革命から20世紀初頭までの時代を中心に、図像も交えて具体例をみてゆきます。(講師・記)2025年4月〜全6回予定。 【各回の内容(予定)】 〈4〜6月〉 (1)政治と祭り (2)「自由の女神」 (3)ラ・マルセイエーズ 〈7〜9月〉*受付開始は5月下旬頃〜 (4)三色旗 (5)革命と身体 (6)フランス革命の記念と歴史意識

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    戦国時代の東国

    • NEW
    • 歴史
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 2025春クーポン対象
    • 齋藤 慎一/江戸東京博物館学芸員
    • 2025/04/12〜
      15:30〜17:00

     織田信長・豊臣秀吉・徳川家康が活躍する時代へと、華々しく語られた戦国時代ですが、関東平野には独自の展開がありました。山内・扇谷両上杉家から小田原北条家へと展開する関東戦国史は、近年、急速に研究が深まっています。  また、考古学の進展により、各地の城館などの中世遺跡が整備されました。それゆえに目の当たりに戦国時代を学ぶ機会も増えてきたようです。  戦国時代に登場した人物、舞台となった城館、注目された合戦など、最新の成果を交えつつ、東国の戦国時代を学びます。  まずは15世紀後半。近年では列島規模で戦国時代の幕開けとされる享徳の乱からです。(講師・記) 〔4月期(4〜6月)各回予定〕 4月:足利成氏と享徳の乱     戦国時代の到来を告げる、古河公方の登場です。 5月:杉顕定の登場     関東地方で戦国時代前半の主役であった山内上杉氏の当主です。 6月:関東平野の交通     戦国時代の交通は今とは違っていました。はたしてどこを通過したか。

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  • 名古屋 オンライン
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    失われた古代文明ヒッタイトの歴史(オンライン講座)

    • NEW
    • 歴史
    • オンライン開催
    • 見逃し配信あり
    • 2025春クーポン対象
    • 山本 孟/山口大学講師
    • 2025/04/13〜
      14:00〜15:30

    紀元前2千年紀・古代アナトリア(現在のトルコ)に成立したヒッタイト王国の通史を4回に分けて解説します。本講座では、楔形文字粘土板文書を用いて古代の記録を読み解き、忘れられた古代文明の足跡をたどります。 【カリキュラム】 第1回:「ヒッタイト王国の発見と成立」 ヒッタイト王国が近代に「発見」された経緯と、その成立までの歴史を解説します。 第2回:「混乱の古王国時代と帝国時代の幕開け」 古王国時代後半から帝国時代に至る混乱期について、王令などの史料を中心にお話します。 第3回:「帝国時代のエジプトとの戦争と講和」 古代エジプトとの戦争とその後の講和を、外交文書に基づいて解説します。 第4回:「王国の崩壊とその後のオリエント」 王国の崩壊と、それがその後のオリエント世界に与えた影響についてお話します

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  • 京都 オンライン
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    新選組一番組頭・沖田総司の生涯

    • NEW
    • 歴史
    • オンライン(事前選択講座)
    • 見逃し配信あり
    • 2025春クーポン対象
    • 木村 武仁/霊山歴史館学芸課長
    • 2025/04/14
      13:00〜14:30

    若くしてこの世を去った天才剣士で、新選組一番組頭・沖田総司の実像に迫ります。まずは、沖田の出自や容姿、性格などについてお話しします。沖田はなぜ試衛館(場)の内弟子になったのでしょう。沖田の剣術・天然理心流と愛刀、黒谷金戒光明寺での御前試合や、多摩郡の名士で新選組の支援者でもあった小島鹿之助の沖田評などをご紹介します。沖田も戦闘に加わった「大坂力士との乱闘事件」や「芹沢鴨暗殺事件」、日野宿本陣で四股を踏む真似をして元気であることを示したというエピソードから、その病と最期にまつわる謎にいたるまで、沖田総司の生涯について解説します。

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  • 千葉 オンライン
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    中国から古墳時代をみる

    • 歴史
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 2025春クーポン対象
    • 上野 祥史/国立歴史民俗博物館准教授
    • 2025/04/14〜
      10:30〜12:00

     古墳時代には、卑弥呼や倭の五王による中国との交渉が展開しました。中国ではどのような世界がひろがっていたのでしょうか。中国では、近年新たな発見が続いています。出土資料や歴史事件をもとに中国のようすを探り、その時々の古墳時代社会を対照して眺めてみたいと思います。(講師・記)

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  • 横浜 オンライン
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    ドイツ近現代史

    • NEW
    • 歴史
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 2025春クーポン対象
    • 鍋谷 郁太郎/東海大学客員教授
    • 2025/04/14〜
      13:00〜14:30

    ドイツ近現代の歴史を、ナポレオンによる神聖ローマ帝国の解体からナチス体制の崩壊までの約150年間を軸にして語って行きます。ドイツはイギリスやフランスと違い、国家統一が遅れた「特殊な道」を辿った国です。ビスマルクによって1871年に統一を果たしたドイツ帝国は、その後第一次世界大戦と第二次世界大戦を引き起こし、ヨーロッパのみならず世界に甚大な被害をもたらして行きました。この講義は、そのような「特殊な道」を辿った国家ドイツを、ヨーロッパの文脈の中で他国にも十分配慮しながら、政治、経済、文化、宗教と言った多元的な次元から分析をしていくことを目指しています。(講師・記)※2025年4月開講。1年24回で学びます。 【2025春クーポン対象講座です 詳細はページ下部へ】 !2025年2/21(金)9:30〜2025年3/31(月)17:00まで! 各回のテーマ ――――― □第1回:「近代」と「現代」をどう捉えるのか □第2回:神聖ローマ帝国(962∼1806)とは如何なる国家だったのか □第3回:ドイツの近代化とナポレオン支配 □第4回:ポストナポレオン時代とヴィーン体制 □第5回:1848年革命はドイツを如何に変えていくのか □第6回:1848年革命はドイツを如何に変えていくのか *テーマは予定です。状況により変動する可能性があります。 今後の予定―――――――――― □第7回:「資本の時代1848−1873」におけるドイツ □第8回:「資本の時代」におけるドイツ □第9回:「資本の時代」におけるドイツ □第10回:「帝国の時代1875−1914」におけるドイツ □第11回:「帝国の時代」におけるドイツ □第12回:「帝国の時代」におけるドイツ □第13回:第一次世界大戦は何故起こったのか □第14回:第一次世界大戦は何故史上初の「総力戦」になったのか □第15回:第一次世界大戦下のドイツ社会 □第16回:第一次世界大戦下のドイツ社会 □第17回:第一次世界大戦の終焉とヴェルサイユ条約 □第18回:ヴァイマル共和国の構造と問題点 □第19回:「混乱期1919−23」の中のドイツ □第20回:「混乱期1919−23」の中のドイツと「相対的安定期1924−29」の始まり □第21回:「相対的安定期」の中のドイツ □第22回:ヴァイマル共和国の解体とナチス政権の成立 □第23回:ナチス体制(1933−39) □第24回:ナチス体制(1939−45)  

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  • 名古屋 オンライン
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    世襲の日本史(オンライン受講)

    • 歴史
    • オンライン(事前選択講座)
    • 見逃し配信あり
    • 2025春クーポン対象
    • 本郷 和人/東京大学史料編纂(へんさん)所教授
    • 2025/04/14〜
      15:30〜17:30

    それが良いことが悪いことかの判断は少し措くとして、日本社会は世襲には肝要です。明治維新の元勲たちは例外的に世襲をしなかったのですが、現代の政治家は二世、三世といった議員が多くいます。彼らが政治のいわばセレブ層を形成しているのは間違いがありません。ところがいま、自由民主党への批判が高まる中で、世襲議員に対する批判も出始めています。これをどう考えるか。日本社会で世襲がどのように捉えられていたかを知ることによって、世襲に対する考えを深めていきましょう。(講師・記) 第1回 世襲から日本史を読み解く 歴史を学ぶ醍醐味 / 「地位」かそれとも「家」か / 征夷大将軍職をめぐる事件 / 決め手は「地位」よりも「家」/ 世襲と日本人 / 静的観察と動的観察 第2回 古代日本と科挙、持統上皇の登場 「氏」と「家」の500年 / 大和朝廷は氏族国家 / 世襲で選ばれた役人たち / 「令外官」と換骨奪胎/ / 摂関政治の実相 / 上皇は日本ならではの存在 / 天皇家の直系家族化  / 「氏」から「家」へ / 藤原氏はなぜ台頭したのか 第3回 鎌倉武士と世襲 仏教と世襲 「職の体系」と「荘園・公領制」/ 武士団とイエの誕生 / 主従関係の単位は「家」/ 養子に込められた武家の意図 / 見えてくる世襲の原理 / 日本では仏教会も世襲 / 王法と仏法は車の両輪 / 「遷代の職」と「永代の職」 第4回 北条家と将軍職 後鳥羽上皇の敗北 執権専制から得宗専制 / 名より実を取る戦略 / 「地位」を巡る権力闘争 / 北条家最大の危機 /  主従関係の本質とは / 後鳥羽上皇の誤算 / 「ツリー」と「リゾーム」 / 世襲によって決まった出世コース / 朝廷改革の顛末 第5回 足利尊氏はなぜ北朝を担いだか 徳川家康と江戸開府 立身出世と能力主義 南北朝時代の到来 / 吉田定房の諫め状 / 足利尊氏こそは「バサラ大名」 / それでも天皇は必要だった / 織田信長と天皇 / 職の体系から一職支配へ / 豊臣秀吉が天皇に期待したもの / 徳川家を頂点とする秩序の形成/明治の元勲たちは「子孫に美田を残さなかった」 / 明治政府はなぜ世襲をやめたか /世襲の根本を支えた理屈とは / なぜ日本は世襲が強力なのか ※予定は変更となることがあります。

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  • 新宿 オンライン
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    昭和の戦争を問い直す 外務官僚たちの戦争決断

    • NEW
    • 歴史
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 2025春クーポン対象
    • 佐藤 元英/元中央大学政策文化総合研究所長
    • 2025/04/15〜
      13:00〜14:30

     昭和初年から間もなく100年を経ようとする今日、「昭和の戦争」とは何だったのか、日本を囲む現代の混迷している国際情勢を考えるうえでも、日本外交史を学びましょう。  昭和天皇が即位した時期、日本が国際関係についてどのような外交戦略を持っていたのか、外交を担う外務官僚の組織と機構はどのように形成されて来たのか、昭和天皇の軍隊と外務官僚たちのシビリアンコントロール、満洲事変から日中戦争への時機における外交官の活動、第二次世界大戦勃発前後パワーポリテックスに参入した日本外交、なぜ外務官僚たちは対米戦争に挑んだのか、「昭和の戦争」を決断した外務官僚たちの思想と行動を問い直し、日本の戦争決断の深層を探りましょう。そして、現代の私たちが、アジア・太平洋戦争終結後80年間武力行使を回避し続けられた意義を考えてみましょう。  [『外務官僚たちの太平洋戦争』(NHKブックス)](https://www.nhk-book.co.jp/detail/000000912322015.html)をテキストとして使用します(各自ご準備ください)。4月〜9月は、第1章「外務省の開戦指導」から、第5章「日米戦争回避の可能性」までを解説します。講座では毎回、レジュメと関連史料(日本外務省・米国国務省の史料など)を配布します。(講師・記)

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  • 千葉 オンライン
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    旅気分で巡るブラジルの世界遺産

    • NEW
    • 歴史
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 2025春クーポン対象
    • 片岡 英夫/一般社団法人「世界遺産協会」常任理事
    • 2025/04/15
      13:00〜14:30

    日本の国土の約22倍あるブラジルには、雄大な大自然と風光明媚な文化遺産が混在する素晴らしい世界遺産が24件あります。ブラジルを代表するアマゾンやイグアスの滝、リオデジャネイロなどの有数の観光地の世界遺産をご紹介します。 更に、これから注目されそうなのが昨年登録されたレンソイス国立公園。乾季の初め頃、シーツのような真っ白な大砂丘に、無数のエメラルドグリーンの湖が出現する光景はまさに絶景世界遺産!しかも期間限定の湖にはその時期にどこからともなく魚やカエルが出現します。なぜ真っ白な砂丘が誕生したのか?なぜ砂丘に無数の湖が出現するのか?なぜその湖が青いのか?など、昨夏現地を3週間調査したリポートを含めて、その魅力に迫ります。(講師・記)

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  • 千葉 オンライン
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    墨書土器からみた古代

    • NEW
    • 歴史
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 2025春クーポン対象
    • 栗田 則久/千葉県教育振興財団文化財センター上席文化財主事
    • 2025/04/16〜
      15:30〜17:00

    遺跡から出土する文字資料には、今回扱う墨書土器(刻書土器を含む)のほか、木簡や漆紙文書、文字瓦・紡錘車などが確認されています。その中で、ほぼ全国各地から出土する墨書土器は、地方の古代社会を解明するうえで注目される出土文字資料となっています。なかでも千葉県は全国最多の圧倒的な出土量を誇り、墨書土器研究にとって欠かせない重要な位置を占めています。  本講座では、全国的な傾向を加味しながら、千葉県内の多種多様な遺跡から出土した墨書土器の検討を通して、各地域の古代の動向や特徴をわかりやすくお話していきます。 <各回テーマ>※各回テーマは予定です。変更になる場合もございますので、予めご了承ください。  4月 墨書土器のはじまりと広がり  5月 八千代市の墨書土器と地域開発  6月 流山市の荘園遺跡と下総国分寺の関わり

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  • 立川 オンライン
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    「高麗契丹戦争」からコリアの由来を考える

    • 歴史
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 2025春クーポン対象
    • 呉成浩(オ・ソンホ)/コリア社会歴史ライター
    • 2025/04/16
      13:30〜15:00

     「韓国」と「朝鮮」、コリアの南北の国名は何故違うのでしょうか?各々名前の由来と国名が異なる名前になった理由を、コリアの古代から近代に至る歴史と共に考察します。また、コリアの名前を一躍世界に轟かし、「コリア」が韓国・朝鮮の代名詞になった大きな契機である「高麗契丹戦争」を、最新大ヒット史劇『高麗契丹戦争』から紐解きます。  今後日本でもお茶の間を席巻する事間違いなしの最新大河ドラマ『高麗契丹戦争』鑑賞の手引きをご伝授しますので、是非ともその眼でご体験下さい。(講師・記) ★参考資料 呉成浩 『韓流映画・ドラマのトリセツ』 彩流社 2024年 (https://www.sairyusha.co.jp/book/b10053070.html) ★講師ブログ「韓国朝鮮 社会と歴史のトリビア」 (https://ameblo.jp/ichigayasongho/)

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  • 千葉 オンライン
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    中東の近現代史

    • 歴史
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 2025春クーポン対象
    • 若林 啓史/京都大学博士
    • 2025/04/16〜
      13:00〜14:30

    中東地域は、地理的に広大で、長い歴史を有しています。また、宗教・民族・言語は多岐にわたっています。そして、過去は忘却されず、現在のできごとの前提になっています。そのため、中東地域の歴史は、非常に複雑な構造物になっています。 たとえば、現在のガザ地域の事件を理解するために、19世紀に始まるシオニズムと、イスラエル建国以降の歴史を知る必要があります。また、「ハマース」とは何者か、これについても、イスラームを掲げるアラブ・ナショナリズムを解明しなければなりません。 本講座では、中東の近現代史を構成する要素を順序よく丁寧に説明し、常に時事問題との関わりを意識しながら、全体像の把握をめざしていきます。(講師・記) 2024年7月開講(全15回)。 <各回テーマ>※各回テーマは予定です。変更になる場合もございますので、予めご了承ください。 ■2024年7-9月期(終了) 第1回 中東のなりたち 第2回 オスマン帝国とペルシア帝国 第3回 東方問題とナショナリズムの萌芽 ■2024年10-12月期(終了) 第4回 サイクス・ピコからサン・レモまで 第5回 英仏委任統治とその終焉 第6回 アラブ・ナショナリズムの高揚 ■2025年1-3月期(開講中) 第7回 トルコ共和国とイラン王国 第8回 第三次中東戦争 第9回 第四次中東戦争とキャンプ・デイヴィッド合意 ■2025年4-6月期 第10回 イラン革命とイラン・イラク戦争 第11回 湾岸戦争 第12回 中東和平交渉とその挫折 ■2025年7-9月期 第13回 対テロ戦争の時代 第14回 2011年以降の混迷:アラブ世界 第15回 2011年以降の混迷:非アラブ諸国

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  • 京都 オンライン
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    豊臣秀吉の運命を決めた合戦(オンライン受講)

    • 歴史
    • オンライン(事前選択講座)
    • 見逃し配信あり
    • 2025春クーポン対象
    • 秦野 裕介/立命館大学衣笠総合研究機構プロジェクト研究員
    • 2025/04/16〜
      13:00〜14:30

     天下統一で知られる豊臣秀吉は、兵糧攻めや水攻めなどの城攻めを得意としたと言われています。それは秀吉が信長譲りのロジスティックス(兵站)を重視したことの表れです。秀吉は様々な土木事業でも知られていますが、それも彼のロジスティックス重視の延長上にありますが、同時に秀吉はヒューマンリソース(人材)をうまく使いこなす名人でした。それこそが秀吉を下層階級から天下人に押し上げる原動力となったのです。今回の講座では秀吉の運命を決めた合戦を三つ選び、それぞれに秀吉はどのような戦略で臨んだのかを見ていきます。 ※各回受講もできます  第1回 「山崎の合戦〜羽柴秀吉、天下人に名乗りをあげる」 本能寺の変で織田信長が殺されたあと、明智光秀を山崎の合戦で撃破したことで羽柴秀吉は天下人へのレースの一番手に躍り出ます。秀吉の天下獲りを確実にした山崎の合戦は通称「天王山の戦い」とも呼ばれ、天下分け目の戦いとも言われています。「天王山の戦い」の由来は先に天王山を抑えた秀吉が勝利したことですが、実際の戦闘の経過は本能寺の変直後に秀吉の勝利が確定していました。秀吉が光秀に勝利したポイントはどこだったのか、中国大返しはなぜ成功したのか、山崎の合戦の経過はどのようなものだったのか、を見ていきます。  第2回 「小牧・長久手の戦い〜豊臣秀吉、天下人への道を確実にする」 豊臣秀吉の天下統一への動きに立ちはだかったのは徳川家康でした。家康はこの戦いで軍事的に優位に進めながらも秀吉の政治力に抑えられて最終的に和睦を選んだというイメージで語られがちですが、実際には秀吉が局地的に損害を受けたものの、終始優位に戦闘を進めたと考えられています。秀吉対家康という図式だけで見ていてはこの戦いは理解できません。近年では小牧長久手の戦いは北関東から中国・四国を巻き込む天下人決定戦の最終レースとすら言われており、文字通り天下を二分するスケールの大きい戦いだったのです。そして秀吉はこの「真・天下分け目の戦い」に勝利したのです。  第3回 「小田原の戦い〜豊臣秀吉、天下を統一する」 豊臣秀吉の天下統一のゴールは小田原北条氏を打倒したことで果たされます。なぜ北条氏を打倒することが天下統一につながるのでしょうか。それを理解するためのキーワードが通称「豊臣平和令」と言われる一連の秀吉の政策です。この言葉や概念に論争はあるのですが、秀吉が北条氏との戦いで掲げた大義名分にこそ天下統一の真の姿が現れています。そしてこの戦いは秀吉流ロジステイックスノ真骨頂でもありました。秀吉の戦いの集大成を見ていきたいと思います。

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  • 中之島 オンライン
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    参勤交代の文明史的意義【オンライン受講】

    • 歴史
    • オンライン(事前選択講座)
    • 見逃し配信あり
    • 2025春クーポン対象
    • 笠谷 和比古/国際日本文化研究センター名誉教授
    • 2025/04/16〜
      15:00〜16:30

    参勤交代は、全国の大名を統制した制度として知られていますが、近年の研究によってその副次的、波及的な効果が絶大であり、日本社会の近代化にとって多大な影響力を及ぼしていたことが明らかになってきました。その諸側面について解説します。 [カリキュラム] 4月16日(水) 参勤交代形成の政治過程 5月21日(水) 旅と交通制度  6月18日(水) 経済問題―江戸の発展― 7月16日(水) 大坂の発展と全国的流通網 8月20日(水) 情報と学術的知識 9月17日(水) 日本社会の近代化

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  • 新宿 オンライン
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    家康に天下を獲らせた男・最上義光

    • NEW
    • 歴史
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 2025春クーポン対象
    • 松尾 剛次/山形大学名誉教授
    • 2025/04/16〜
      15:30〜17:00

     最上義光は、出羽国(山形県・秋田県)を代表する戦国大名の一人で、江戸時代において57万石の石高を与えられた大大名でした。しかし、孫の家信の代の1622年に改易されたこともあって、義光の業績などは過小に評価されてきました。しかし、最近は新資料の発見などにより、義光像は大きく変化しています。この講座では、最新の成果によりながら、「もう一つの関ヶ原」を制し、家康に天下を獲らせた男・最上義光の実像を分かり易く語りたいと思っています。(講師・記) ★4月16日(水)および5月21日(水)は講師は新宿教室にて、6月18日(水)は講師オンラインにて講義を行います。

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  • 横浜 オンライン
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    考古学とはなにか

    • NEW
    • 歴史
    • オンライン開催
    • 見逃し配信あり
    • 2025春クーポン対象
    • 設楽 博己/東京大学名誉教授
    • 2025/04/16〜
      15:30〜17:00

     佐賀県吉野ケ里遺跡の石棺墓の発掘はTV、新聞、ネットをにぎわせました。奈良県富雄丸山古墳から出土した2m以上もある蛇のような鉄剣と鏡台のような青銅鏡にも驚かされました。いずれも太古の遺跡ですが、このような文字のないあるいは文字が希薄な時代の歴史を紐解くのに欠かせないのが考古学です。ロマンに満ちた学問といってよいでしょうが、ただ発掘すればよいというものではありません。その遺跡が発掘の対象に選ばれたのには理由があります。何を知るために掘ったのでしょうか。また、どのような掘り方をすれば知りたいことに近づけるのでしょうか。さらに出土した遺物をどのように分析すればよいのか。この講座では考古学のイロハ、考古学者の仕事を紹介しながら、考古学とはなにかを考えてみたいと思います。(講師・記) <参考文献>早乙女雅博・設楽博己『新訂 考古学』(放送大学教育振興会) *2025年4月開講。全12講。 *オンラインのみ。教室での開催はありません。 ## 各回のテーマ ■2025年4月期 1.インディジョーンズと刑事コロンボ  どちらも少し古い映画とTVドラマですが、対比しながら考古学者の仕事を理解します。 2.考古学の歴史1  ポンペイの発掘からピラミッドの調査まで、世界の考古学の歴史を紐解きます。 3.考古学の歴史2  江戸時代から大正時代までの日本考古学の歩みをたどります。 ■2025年7月期 4.考古学の歴史3  昭和から現在までの日本考古学の歩みをたどります。 5.遺跡はどのように発掘するのか  遺跡の発掘調査の手順や方法を紹介します。 6.考古学の年表づくり  文字や暦のない時代の年表はどのようにしてつくるのでしょうか。 ■2025年10月期 7.考古資料による空間分析  考古学で人の移動はどのように推しはかることができるのでしょうか。 8.環境考古学とはなにか  過去の環境変動とひととのかかわりの分析方法を紹介します。 9.考古科学とはなにか  DNAや同位体など自然科学的な分析は、今や考古学にかかせません。 ■2026年1月期 10.中範囲理論とはなにか  文献・民族誌・実験がポイントです。 11.心をさぐる  物質文化を扱うのが得意な考古学ですが、精神文化へのチャレンジも多様です。 12.考古学者の仕事  講座を振り返り、考古学者が何を目指しているのか考えます。       

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  • 横浜 オンライン
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    一世紀間の米中関係と日本 1844―1945年

    • NEW
    • 歴史
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 2025春クーポン対象
    • 佐藤 元英/元外務省「日本外交文書」編纂官
    • 2025/04/16〜
      13:00〜14:30

     アジア・太平洋戦争の原因と日本の敗戦・復興をどのような視点でとらえるべきか、戦後80年の今、改めて日本外交史を学び直しましょう。今日においても、世界が平和でありうるか否かの一つの鍵は、米中関係にあるといっても過言ではないでしょう。100年間にわたるアメリカの対中国政策の歴史的展開を観察することによって、米中関係の日本に及ぼした影響、リアクションとしての日本外交の実像が浮かび上がってきます。(講師記) <各回のテーマ(予定)> 第1回 アメリカ国務省の「平和と戦争」(Peace and War)1931-1941 第2回 アメリカ国務省の「中国白書」(The China White Paper)1844-1945 第3回 加瀬俊一(アメリカ局第1課長)「1942年 日米交渉経緯の部」 第4回 19世紀の米中関係と日本―通商条約をめぐって― 第5回 アメリカの基本政策の展開―日清・日露戦争と門戸開放― 第6回 義和団事件から辛亥革命―列強の対応― ※上記は予定です。進み具合により多少の変更が生じる場合があります。

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  • 千葉 オンライン
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    仏像に秘められた千葉氏の歴史

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    • 歴史
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    • 見逃し配信あり
    • 2025春クーポン対象
    • 浜名 徳順/宝聚寺住職 千葉氏フォーラム副会長
    • 2025/04/17〜
      10:30〜12:00

     千葉氏は中世の房総に活躍した武士団で、県内各地にゆかりの社寺があります。ここでは、そこに祀られた仏像を見ながら名族千葉氏の歴史をひも解いてゆきたいと思います。数多くの画像資料を使い、最新の研究成果も交えてお話しします。(講師・記) 4/17 真間山弘法寺の仏像と千葉氏 5/15 千葉東光院の七仏薬師像 6/19 横芝光町福秀寺薬師如来像と千葉常秀

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  • 名古屋 オンライン
    ドゥル・シャルキンのサルゴン1世宮殿に残されたライオンを捕獲したギルガメシュのレリーフ(ルーブル美術館).jpg

    古代メソポタミアとエジプトの魂〜神々の物語としての古代文明(オンライン受講)

    • 歴史
    • オンライン(事前選択講座)
    • 見逃し配信あり
    • 2025春クーポン対象
    • 小澤 克彦/岐阜大名誉教授
    • 2025/04/17〜
      10:30〜12:00

    人類の最初の文明とされるのが「メソポタミア文明とエジプト文明」となります。この文明はさまざまのものを生み出しましたがそれは「神々のもの」としてでした。その神々は人類が出会った最初の神々です。彼らは一体どんな神でどんな文明を築いたのかを紹介します。少し変わった「古代文明論」となります。 【カリキュラム】 1、メソポタミア文明とエジプト文明の性格 2、メソポタミア・シュメールの神々たち 3、人間の宿命、ギルガメシュ叙事詩 4、エジプトの神々たち 5、「死者の書」のかたるもの 6、ギリシャ・ローマから現代までの「彼等」

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  • 新宿 オンライン
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    平安時代 400年史

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    • 歴史
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 2025春クーポン対象
    • 木村 茂光/東京学芸大学名誉教授
    • 2025/04/17〜
      13:30〜15:00

     平安時代は貴族政治の展開や国風文化の繁栄などに代表されるように、優雅な時代というイメージがありますが、一方では律令制から摂関政治へ、遣唐使の中止、武士の成立と台頭、荘園制の展開など、古代社会から中世社会への大きな転換点でもありました。本講座では、400年続いた平安時代を4期に分けて、時間の経過に沿いながらそれぞれの転換点の特徴をわかりやすく解説したいと思います。(講師記) <今期のテーマ> 平安京の成立―「千年の都」平安京の「始まり」を考える 1)平安遷都 2)承和の変と藤原氏の台頭 3)遣唐使の中止と対外認識の変化 ### 1年間のテーマ 1. 平安京の成立―「千年の都」平安京の「始まり」を考える 1)平安遷都 2)承和の変と藤原氏の台頭 3)遣唐使の中止と対外認識の変化 2. 律令制から王朝国家へ―古代から中世への移行期「王朝国家」の特徴を解明する 4)王朝国家の成立 5)承平・天慶の乱と武士の成立 6)摂関政治の展開 3. 平安京住民の諸相―平安京住民の多様な実相と国風文化の特徴に迫る 7)都市平安京の成熟 8)都市住民の諸相 9)国風文化の特質 4. 院政と武士の台頭―中世社会への胎動を荘園と武士に焦点をあてて明らかにする 10)後三条親政と院政の開始 11)院政と荘園公領制の成立 12)保元・平治の乱と武士の台頭

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  • 中之島 オンライン
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    古代の開発【オンライン受講】

    • 歴史
    • オンライン(事前選択講座)
    • 見逃し配信あり
    • 2025春クーポン対象
    • 広瀬 和雄/国立歴史民俗博物館名誉教授
    • 2025/04/18〜
      13:00〜14:30

    7世紀初め頃には畿内で大開発が実行されました。最古のため池、狭山池と、延長15kmにもおよぶ長大な灌漑水路、古市大溝の建設です。それらは高度な技術と大量の労働力を駆使し、いくつかの旧郡にまたがる国家主導型開発でした。この頃に広大な国土計画がレイアウトされ、国家によって実行され、荒れ地であった台地が耕地化され、食糧が一気に増産されたのです。その背景には、どのような動きがあったのでしょうか。

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  • 立川 オンライン
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    アジアのなかの弥生社会

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    • 歴史
    • 教室・オンライン自由講座
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    • 2025春クーポン対象
    • 中村 大介/埼玉大学教授
    • 2025/04/18
      13:00〜14:30

     弥生時代は、本格的な農耕社会の形成、金属器の利用、階層化社会の出現というように、日本列島の歴史のなかでも重要な社会変化が連続しておこった変革の時代である。本講義では、そのなかでも、東アジア世界と恒常的につながる結果をもたらした青銅器の導入と、その交易ネットワークを中心に、新しい弥生時代像を論じたい。特に、交易ネットワークが成長したことによって、朝鮮半島や日本列島の地域社会が、漢王朝の動向とも無関係ではいられなくなったことを考古資料から解き明かす予定である。(講師・記) 画像は、多鈕細文鏡(東京国立博物館蔵、出典:ColBase J-20188)、細形銅剣(東京国立博物館蔵 出典:ColBase J-7220)

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  • 新宿 オンライン
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    ヤマト王権と古代祭祀の謎

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    • 見逃し配信あり
    • 2025春クーポン対象
    • 鈴木 正信/成城大学准教授
    • 2025/04/18〜
      10:30〜12:00

     古代において、政治(まつりごと)とは祭事(まつりごと)でした。とくに人々に対して疫病をもたらす神々をいかに鎮めるかが、為政者にとっては最も重要な政治課題でした。では、ヤマト王権の天皇や氏族たちは、神々をどのように祭ったのでしょうか。この講座では、日本で最初の疫病流行をもたらしたと伝えられる奈良県の三輪山に住む大物主神(おおものぬしのかみ)にまつわる神話や、この神の子孫で大神神社(おおみわじんじゃ)の神職を務めた大神氏(おおみわし)という氏族の伝承に焦点を当てて、五世紀から七世紀までの古代祭祀のあり方を見ていきます。スライド・ビデオ等を活用して、初心者の方にも分かりやすくお話しします。(講師・記) 【カリキュラム】 1.大物主神と箸墓古墳の伝承 2.三輪山周辺の祭祀遺跡 3.聖域(アジール)としての三輪山

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  • 横浜 オンライン
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    1930年代 危機のヨーロッパ

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    • 見逃し配信あり
    • 2025春クーポン対象
    • 宮坂 豊彦/現代史研究家、早稲田大学招聘研究員
    • 2025/04/18〜
      13:00〜14:30

    ▶目標 ・プーチン戦争勃発により、「新たな戦前」へ振り子が触れた現代ヨーロッパの状況と、類似性が指摘される1930年ヨーロッパの破滅への道程を、当時の実情に即して学ぶ。 ・30年代のヒトラー現象(ファシズム)と、現在のプーチンの遣り口は共通性を持ちうるのか。第二次世界大戦を阻止できなかった30年代ヨ―ロッパと現在は類似しているのか?E.H.カーが『危機の20年』の中で捉えた「戦前の世界」の実相を批判的に検討する。 ▶講義概要  ・戦間期が内包した問題性と今日的意味を考える。二度の世界大戦の接点となった戦間期ヨーロッパでの経験、ヴェルサイユ・ロカルノ体制の成立から崩壊までを、1920〜30年代のヨーロッパ政治・外交・社会を中心に概観する。 ・30年代のドイツ・イタリアのファシズム外交とそれに対するイギリス・フランスの宥和外交について検証する。また、ヴェルサイユ体制の主導国であるイギリス・フランス両国の国内事情や政治リーダーの判断を明らかにする。 最新の研究動向に基づき、資料や映像も駆使して、共に学びたいと思います。初心者の方も大歓迎です。奮ってご参加ください!(講師記) 第1回 ヴェルサイユの呪縛  第2回 ロカルノの幻想とヴァイマール 第3回 30年代ヨーロッパとファシズム 第4回 ファシズム外交と宥和政策 第5回 スペイン内戦とドイツ・イタリア枢軸 第6回 ミュンヘンからダンツイヒへ  世界大戦への道 参考図書 講義時に、適宜参考図書を紹介します。 毎回配布する資料を次の時間にもご持参ください。(質疑に活用します)

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  • 横浜 オンライン
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    上ノ国から松前へ−中世北海道の都市建設

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    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 2025春クーポン対象
    • 木村 茂光/東京学芸大学名誉教授
    • 2025/04/18
      15:30〜17:00

    戦国時代に入ると、北海道南部の渡島地方には和人が進出し「館」と呼ばれる本拠を多数建設しました。その代表が檜山郡上ノ国町の「勝山館」です。医王山山麓に広がる勝山館は、発掘によって墳墓群を中心に大規模な館であったことが判明しています。本講座では勝山館の様相と、勝山館から松前(藩)へ移行する過程を考えます。(講師・記)  

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  • 福岡 オンライン
    小・九大文学部AIMG_3705.JPG

    日本列島と朝鮮半島の交流史〜先史から近代まで

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    • 歴史
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 2025春クーポン対象
    • 講師陣/九州大学文学部 
    • 2025/04/19〜
      13:00〜14:30

     今年は、日韓国交正常化60周年に当たります。この講座では、日本列島と朝鮮半島の交流の歴史について,歴史学・考古学の専門家が先史時代から近代に至るそれぞれの時代の特徴的なトピックについて検討し、そこから海峡を挟んだ両地域の交流の特質について考えます。 @4月19日 [中世T:「中世の対馬と朝鮮―「国境の島」からみた日朝交流史―」 ](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=7945544)          荒木 和憲(日本史学講座 准教授) A5月17日 [近世:「近世期における朝鮮半島との交流の軌跡―平戸・福岡に残る史跡をめぐって―」](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=7945921)         岩崎 義則(日本史学講座 准教授) ※オンライン B6月21日 [先史:「朝鮮半島の前方後円墳をめぐる諸問題」](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=7946110)  辻田 淳一郎 (考古学講座 教授) C7月26日 中世U:「朝鮮史からみた「元寇」」  森平 雅彦(朝鮮史学講座 教授) D8月30日 近代:「帝国日本とスポーツ」 小野 容照(朝鮮史学講座 准教授) ※オンライン E9月20日 古代:「奈良時代の日本と新羅」  内田 敦士(日本史学講座 講師) ※7月は第4週、8月は第5週です ★各回受講もできます。 会員 3,630円 一般 4,180円

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  • 名古屋 オンライン
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    古代エジプト史を学ぶために(オンライン講座)

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    • オンライン開催
    • 見逃し配信あり
    • 2025春クーポン対象
    • 近藤 二郎/早稲田大学名誉教授
    • 2025/04/19〜
      18:30〜20:00

    「古代エジプト史」で使用される「王朝区分」は、紀元前3世紀のエジプト人の神官マネトンにより著された『エジプト史』の「王朝」に準拠しています。古代エジプト史の時代区分名称や実年代について歴史的変遷を通して解説します。また、古代エジプト史で使われる王名や人名、神名、そして、地名などのカナ表記の問題や古代エジプト史を学ぶ上で必要な基礎知識を月に一度、土曜の夜のオンライン講座で楽しく学んでいくものです。

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  • 千葉 オンライン
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    続・王のいない都市

    • 歴史
    • オンライン開催
    • 見逃し配信あり
    • 2025春クーポン対象
    • 小茄子川 歩/京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科・特任准教授
    • 2025/04/19〜
      13:00〜14:30

     今回の講座は、前期講座「王のいない都市――人類史におけるもう一つの都市論」の続きです。とはいえ、前期講座の振り返りを含めた導入も行いますので、途中参加でもまったく問題ありません。  『万物の黎明――人類史を根本からくつがえす』(デイヴィッド・グレーバー&デイヴィッド・ウェングロウ著/酒井隆史訳、光文社、2023年)の「第8章 想像の都市」の残り部分にくわえ、「第9章 Hiding in Plain Sight[風景にまぎれて]」を詳しく読み込みつつ、視野をユーラシア大陸からアメリカ大陸まで広げてみます。  わたしたちが「高度な政治システム」と関連づけている恣意的な権力や支配、暴力の形態が不在の都市。そうした人類史におけるもう一つの都市では、どのような「政治」が、名もなき人びとによって行われていたのでしょうか。既存の文明史観や人類史観にとらわれることなく、自由に議論してみましょう。 ※2024年10月期の「考古学者と『万物の黎明』を読む――人類史と文明の新たなヴィジョン」を掘り下げる内容でもあります。 第1回 想像の都市――王のいない都市(3) 第2回 テオティワカンにおける「政治」について 第3回 人類史におけるもう一つの都市(講座「王のいない都市」シリーズの総括)

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  • 名古屋 オンライン
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    古代中国の紋章文字(オンライン受講)

    • 歴史
    • オンライン(事前選択講座)
    • 2025春クーポン対象
    • 落合 淳思/立命館大学白川静記念東洋文字文化研究所客員研究員
    • 2025/04/20〜
      14:30〜16:00

    古代中国では、青銅器の銘文などで出身を示す記号(文字)が使われていた。日本の家紋や西洋の紋章のような役割で、紋章的な装飾性があると同時に、文字(漢字)としての性質も備えている。本講座では、古代中国の紋章文字について、字形の意味や漢字とのつながりを見ていく。 第1回 動物に由来する紋章文字 第2回 人工物に由来する紋章文字 第3回 人の行為に由来する紋章文字

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  • 新宿 オンライン
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    平安時代の日記(古記録)を楽しむ

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    • 歴史
    • オンライン開催
    • 見逃し配信あり
    • 2025春クーポン対象
    • 倉本 一宏/国際日本文化研究センター名誉教授
    • 2025/04/21〜
      10:30〜12:00

     日本には、宇多・醍醐・村上天皇の三代御記以来、多くの貴族や天皇の日記(古記録)が残されています。これは世界史的に見ても、日本だけの特別な現象です。 『栄花物語』や『大鏡』などの「歴史物語」、『今昔物語集』などの説話集とは違って、古記録は事実のみを記録した第一級の歴史史料です。 この講座では、これまでごく限られた専門家のみが読んできた代表的な古記録のなかから、比較的読みやすく、また面白い記事を選んで、これを原文・読み下し文・現代語訳で示し、解説していきます。 専門的な知識や漢文の素養がなくても大丈夫です。(講師・記/1年全12講。25年4月開講) 〈スケジュール〉 4/21 はじめに 古記録とは何か 5/19 三代御記1.『宇多天皇御記』と宇多天皇 6/16 三代御記2.『醍醐天皇御記』と醍醐天皇

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  • 京都 オンライン
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    京都・奈良怪異ボックス(オンライン受講)

    • 歴史
    • オンライン(事前選択講座)
    • 見逃し配信あり
    • 2025春クーポン対象
    • 西山 克/京都教育大学名誉教授
    • 2025/04/21〜
      13:00〜14:30

    中世の絵画を読み解き、当時の社会の様子に触れていきます。パンドラの箱を開けるように、不思議な怪異の箱を開けてみませんか。 【各回のテーマ】 4月 永遠の待ち人  「須磨寺参詣曼荼羅」の世界 5月 約束された聖地 「伊勢曼荼羅」の世界 6月 世界の果てまで 「那智参詣曼荼羅」の世界

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  • 名古屋 オンライン
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    空白の4世紀に迫る!〜大型古墳の出現が語るヤマト王権と濃尾平野

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    • 2025春クーポン対象
    • 早野 浩二/愛知県埋蔵文化財センター
    • 2025/04/22〜
      19:00〜20:30

    中国の歴史書から日本列島に関係する記事が欠落する4世紀は「空白の世紀」とも呼ばれる。同時期、大和盆地を中心に多数の大型前方後円墳が築かれ、濃尾平野においてもそれまでにはなかった大型の前方後円(方)墳が出現することから、「空白の世紀」には、ヤマト王権による地域の統合が進んだことも推測されてきた。東之宮古墳、青塚古墳、昼飯大塚古墳はすでに発掘調が行われ、多くの事実を明らかにするとともに、新たな研究課題を残すことにもなった。これらの成果、課題を通して、大型前方後円(方)墳出現と地域統合の具体像、ヤマト王権と濃尾平野の関係について考えてみたい。 〈カリキュラム〉 4/22・・・東之宮古墳の出現〜完成された「前方後方墳」 5/27・・・青塚古墳の出現〜壷形埴輪と「王陵系埴輪」 6/24・・・昼飯大塚古墳の出現〜墳頂部の儀礼と三棺の埋葬

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  • 千葉 オンライン
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    アメリカ独立革命のグローバル・ヒストリー

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    • 2025春クーポン対象
    • 鰐淵 秀一/明治大学文学部准教授
    • 2025/04/22〜
      15:30〜17:00

     アメリカ合衆国は2026年に独立250周年を迎えます。1776年、イギリス帝国の一員であった北米植民地が本国に対して反旗を翻し、独立を宣言しました。この出来事は世界史の教科書でもお馴染みのテーマですが、その実態や歴史的意義はあまりよく知られているとは言えません。北米植民地はなぜ本国に抵抗し、独立に至ったのか?独立戦争はどのような戦争だったのか?独立革命はその後の世界史にどのようなインパクトを与えたのか?本講義では、アメリカ一国史の枠をこえて、イギリス帝国や大西洋世界といった大きな枠組みの中で上に挙げた問いを考察し、世界史の中でアメリカ独立革命がもつ意義について考えていきたいと思います。また、アメリカの独立と建国の経緯を追いながら、奴隷制や人種問題、デモクラシーといった現代アメリカにつながる問題についても取り上げます。(講師・記) 全6回  <各回テーマ>※各回テーマは予定です。変更になる場合もございますので、予めご了承ください。 2025年4月期 4月 アメリカの独立と革命——アメリカの独立はなぜ革命と呼ばれるのか? 5月 イギリス帝国の危機——イギリスは本当に圧政を敷いたのか? 6月 革命の思想と独立宣言——なぜ植民地は独立に踏み切ったのか? 2025年7月期 7月 国際戦争としての独立戦争——なぜアメリカはイギリス帝国に勝利できたのか? 8月 憲法制定とデモクラシーの問題——建国の指導者は民主主義を嫌っていた? 9月 アメリカ独立と大西洋革命——フランス革命はアメリカのせいで起こった?

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  • 千葉 オンライン
    ローマ帝国の衰亡 フォロ・ロマーノ.JPG

    ローマ帝国の「衰亡」を考え直す

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    • 歴史
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    • 2025春クーポン対象
    • 南雲 泰輔/山口大学人文学部准教授
    • 2025/04/22〜
      13:00〜14:30

     古代ローマ帝国は、地中海を「我らが海」と呼び、アジア・アフリカ・ヨーロッパという三つの大陸を支配し、世界史上類例のない大帝国を作り上げました。その衰退と崩壊をめぐっては、すでに同時代から種々の原因が取り沙汰され、近代歴史学成立以降も多くの研究者がこの問題について取り組んできましたが、近年、その理解の枠組みは大きく変動しています。本講座では、こうしたローマ帝国の衰亡をめぐる学界の潮流変化について、概要を平易に解説したいと思います。(講師・記) 全3回 <各回テーマ>※各回テーマは予定です。変更になる場合もございますので、予めご了承ください。 4/22 ローマ帝国衰亡論:内因と外因 5/27 「古代末期」研究とその「衰亡」論批判 6/24 新しい「衰亡」論と「古代末期」研究の変化

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  • 横浜 オンライン
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    21世紀の世界史

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    • 歴史
    • 教室・オンライン自由講座
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    • 2025春クーポン対象
    • 木畑 洋一/東京大学名誉教授
    • 2025/04/22〜
      10:30〜12:00

     21世紀も四半世紀が経過した。この間、「同時多発テロ」事件からガザ戦争まで、世界の人々は深刻な問題に直面しつづけてきた。その少し前、冷戦が終結した頃に広がった地球の将来についての楽観論は、雲散霧消してしまった。この講義では、20世紀の世界を回顧した後、1990年代以降の世界史をたどり、私たちが直面している諸問題を人類史のなかに位置づけつつ、現在の状況がどのようにして生じてきたかを受講生の皆さんと一緒に考えたい。(講師・記) *2025年4月開講 <今期の各回テーマ(予定)> 1 20世紀の世界史@:帝国主義の時代から第二次世界大戦まで 2 20世紀の世界史A:戦後世界における脱植民地化と冷戦の交錯 3 1990年代の世界:共生への期待とグローバリゼーションの浮上 4 21世紀第一四半期における世界の歩み:9.11から「ガザ戦争」まで 5 地球環境問題:人新世の現段階 6 グローバリゼーションの曲折:グローバル・ヒストリーという視点 ----1年の予定---- 1 20世紀の世界史@:帝国主義の時代から第二次世界大戦まで 2 20世紀の世界史A:戦後世界における脱植民地化と冷戦の交錯 3 1990年代の世界:共生への期待とグローバリゼーションの浮上 4 21世紀第一四半期における世界の歩み:9.11から「ガザ戦争」まで 5 地球環境問題:人新世の現段階 6 グローバリゼーションの曲折:グローバル・ヒストリーという視点 7 グローバル・サウスの台頭:脱植民地化の帰結 8 戦争と平和の様相:「新しい戦争」か? 9 増大する移民・難民:世界史のなかの定着と移動 10 浮遊する政治:民主主義の伸長と後退 11 流動する国際秩序:国民国家・地域統合の軌跡 12 21世紀世界の展望 --------------- ※上記は予定です。進み具合により多少の変更が生じる場合があります。

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    ノモンハン事件から見える現代への教訓

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    • 2025春クーポン対象
    • 麻田 雅文/岩手大学准教授
    • 2025/04/22〜
      10:30〜12:00

     1939年、満洲国とモンゴル人民共和国の国境地帯で起きたノモンハン事件。一見、辺境の小規模な衝突に見えるこの戦いは、実は日本とソ連の進路を大きく変えた重要な転換点でした。本講座では、この歴史的事件を現代的な視点から解き明かします。  日ソ両軍が展開した「情報戦」の実相は、今日のハイブリッド戦争やフェイクニュースの問題とも重なります。今に至るこの地域の複雑な民族問題も無視できない要素です。また、米中対立が深まる今日、大国間の緊張関係や軍事衝突のリスクを考える上で、ノモンハン事件は私たちに何を語りかけているのでしょうか。  第一線の研究や近年公開された日露の史料に基づき、従来語られてこなかった視点も含めて、この事件の重層的な意味を探ります。(講師:記) 第1回 なぜノモンハンで戦うことになったのか 第2回 戦場の諸相ー戦術・インフラ・プロパガンダ 第3回 その影響と現代への教訓

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  • 新宿 オンライン
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    20世紀の戦争 比較戦争史研究の試み

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    • 2025春クーポン対象
    • 等松 春夫/防衛大学校教授
    • 2025/04/23〜
      19:00〜20:30

     2025年は第二次世界大戦の終結から80年である。あの戦争を最年少の兵士として戦った人々の大半が鬼籍に入った。日本は戦後80年のあいだ平和を享受してきたが、世界ではその間、無数の紛争が生起して多くの血が流されてきた。そしてその状況は過去形にはなっていない。本講義ではジョン・ストウシンガーの古典的著作『なぜ国々は戦争をするのか』上下巻(国書刊行会2015)を手がかりに、20世紀の戦争・紛争を考察する。  教科書は指定せず講義は講師が作成する教材を基に行うが、参考文献として受講者はストウシンガーの上記書に目を通しておくことが望ましい。(講師:記) <今期の予定> 第1期(2025年4〜6月) 1 帝国主義下のアジアの戦争:日清戦争/米西戦争/日露戦争 2 経済とテクノロジーのグローバル戦争:第1次世界大戦 3 イデオロギーと政治体制をめぐる戦争:スペイン内戦/独ソ戦/国共内戦 画像:日露戦争(旅順要塞を砲撃する28サンチ砲) <今後の予定> 第2期(2025年7〜9月) 4 ヨーロッパ発のグローバル戦争:第2次世界大戦(ヨーロッパ) 5 アジア発のグローバル戦争:第2次世界大戦(アジア・太平洋) 6 冷戦下の国際内戦:朝鮮戦争 第3期(2025年10〜12月) 7 帝国主義・シオニズム・ナショナリズム:第1〜4次中東戦争 8 インド亜大陸をめぐる戦争:第1〜3次インド・パキスタン戦争 9 ドミノ理論の誤算:ベトナム戦争 第4期(2026年1〜3月) 10 帝国の負債:スエズ戦争/フォークランド戦争 アルジェリア戦争/インドシナ戦争 11 ソヴィエト帝国の負債:ユーゴスラヴィア内戦 コーカサス紛争 ウクライナ戦争 12 21世紀の戦争:湾岸戦争 アフガニスタン イラク ガザ 註:講義は1年通年でも、1期ごとでも登録・受講可能。   各サイクル(3回)内で扱う戦争の順番は変更する可能性がある。 <参考文献> ジョン・G・ストウシンガー著、等松春夫監訳[『なぜ国々は戦争をするのか』](https://www.kokusho.co.jp/np/result.html?writer_id=20534)上下巻(国書刊行会2015) <講師詳細> 等松 春夫:1962年米国パサデナ市生。防衛大学校国際関係学科教授。専門は政治外交史・比較戦争史。筑波大学、早稲田大学を経て1991〜97年に英国留学。オックスフォード大学博士(政治学・国際関係論)。2011年にNATO国防大学で研修、ディプロマ取得。著書『日本帝国と委任統治』(名古屋大学出版会2011)、訳書『なぜ国々は戦争をするのか』(国書刊行会2015)、『大いなる聖戦:第二次世界大戦全史』(国書刊行会、2018)、共著書『日英交流史3〈軍事〉』(東京大学出版会、2001)、『日中戦争の軍事的展開』(慶應義塾大学出版会、2006)、『昭和史講義1・2』(筑摩書房、2015、2016)、Pearl Harbor (Cassell, 2001)、A Gathering Darkness (Scholarly Resources, 2004), Imperialism on Trial (Lexington Books, 2006), Russo Japanese War in Global Perspective (Brill, 2007), History Textbooks and the Wars in Asia (Routledge, 2011), Maritime Strategy and National Security in Japan and Britain (Brill, 2012), Spain 1936: Year Zero (Liverpool University Press, 2018), East Asians in the League of Nations (Palgrave Macmillan, 2023 )他多数。

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  • 横浜 オンライン
    楯身智志 鴻門の会2504.jpg

    英雄たちの中国古代史

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    • 歴史
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    • 2025春クーポン対象
    • 楯身 智志/帝京大学准教授
    • 2025/04/23〜
      15:30〜17:00

     本講座では、紀元前3世紀〜紀元前1世紀ころの中国の歴史について詳細に扱います。この時代は、秦の始皇帝による中国統一、中国史上初の農民反乱である陳勝・呉広の乱、項羽と劉邦の天下をめぐる争い、漢の高祖劉邦と匈奴との死闘、中国史上最悪の悪女・呂后の登場、呉楚七国の乱など、中国古代を代表する重大事件が立て続けに起こり、数多くの英雄が活躍します。そしてその中で成立した漢王朝こそ、「漢字」・「漢民族」のルーツとして、中国のアイデンティティの一部となっていくのです。  『史記』・『漢書』などの文献史料はもちろんのこと、近年陸続と発見されている新史料も活用しながら、中国古代の歴史について考えていきたいと思います。 (講師・記) *2025年4月開講。2年24講。途中受講は随時可能です。 <各回テーマ> ※今期の範囲=◆ ◆第1回 秦の名将白起はなぜ降伏兵40万人を生き埋めにしたか?――秦の強大化 ◆第2回 始皇帝の言い訳めいた勝利宣言――秦の中国統一とその実態 ◆第3回 始皇帝は暴君か?――始皇帝の死 第4回 ムダに意識が高すぎた陳勝――陳勝・呉広の乱 第5回 「秦を亡ぼす者は必ずや楚ならん」――項梁・項羽の台頭 第6回 沛県のダメ男・劉邦――劉邦の挙兵と進軍 第7回 「富貴にして故郷に帰らざるは繍を着て夜行するが如し」――秦の滅亡、鴻門の会、項羽分封 第8回 劉邦軍56万vs項羽軍3万――韓信の登場と彭城の戦い 第9回 「国士無双」韓信――蒲坂の戦い、井陘の戦い 第10回 反間をしかける陳平、絶望する范増――滎陽攻防戦 第11回 斉王韓信の分岐点――濰水の戦い、広武対陣、鴻溝の和約 第12回 終わる戦争、始まる政争――垓下の戦い、項羽の最期、劉邦の皇帝即位 第13回 「天下統一」できなかった劉邦――楚漢戦争の総括、「郡国制」の実態 第14回 「狡兔死して、良狗亨らる」――長安建設、韓信謀反 第15回 「黄河如帶、泰山如氏A國以永存、爰及苗裔」――高祖功臣の誕生 第16回 平城の恥と貫高の忠節――平城の戦い、劉邦暗殺未遂事件 第17回 大風を詠って白馬に誓う――呂后の台頭、劉邦の最期 第18回 呂后は悪女か?――恵帝の即位と呂后の施政 第19回 捏造されたクーデター——「諸呂の乱」 第20回 文帝の苦悩――淮南王劉長謀反事件 第21回 真の皇帝になるために――文帝と賈誼の挑戦 第22回 スゴロクの恨み――呉楚七国の乱 第23回 「実質的郡県制」の実態――景帝をめぐる政治史 第24回 劉徹の戦い――漢武帝の即位 *テーマは予定です。進捗により変わる場合がございます。

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  • 立川 オンライン
    ・4帝像(サンマルコ広場・ヴェネツィア).JPG

    古代ローマの歴史

    • 歴史
    • 教室・オンライン自由講座
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    • 2025春クーポン対象
    • 倉橋 良伸/電気通信大学講師
    • 2025/04/23〜
      13:00〜14:30

    ディオクレティアヌス帝による帝国の再建は、四分割統治というシステムの構築によりなされました。このシステムは、4つの中心を配置することで、外敵の侵入や反乱の発生に対して迅速に対応できるようにしただけでなく、東西にそれぞれ正帝と副帝を立てることで、帝位の継承を円滑に行う狙いがありました。 ところが世代交代が進むと、皇帝たちの帝国に対する忠誠心より野心が勝るようになり、他国の侵略を図り互いに抗争し始めます。繰り返される内乱は、人間が作り出したものには自ずと限界があることを意味するのでしょうか。  トーナメント戦の様相を呈した後に勝利者となったのはコンスタンティヌスでした。キリスト教を公認したこととコンスタンティノポリスを建設したことでも有名です。しかし、キリスト教のみを公認したわけではなく、ローマに代わる新都の建設を意図したわけでもありません。どうやら、広く知られている史実には誇張や脚色があるようです。じっくり鑑賞することにしましょう。(講師・記) 第1回 四分割統治の崩壊 サバイバル・ゲーム 第2回 コンスタンティヌスの勝利 帝国の再統一 第3回 コンスタンティノポリスの誕生 新ローマ? ★教室では毎回講座終了後に20分程度の参考動画を視聴します。 【画像】4帝像(サンマルコ広場・ヴェネツィア)

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  • 横浜 オンライン
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    蝦夷世界の歴史的諸相

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    • 歴史
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    • 2025春クーポン対象
    • 関 幸彦/元日本大学教授
    • 2025/04/24〜
      11:00〜12:30

    西高東低の権力配置が顕著な古代は、中央の政治権力にまつろわぬ人々は、蝦夷と呼ばれました。時代の推移とともに彼らに与えらた歴史的性格は様々でした。2回にわたるこの講座では、中央の政治・軍事支配と、どう東北・北海道は対峙していったのか。奈良・平安期の蝦夷戦争から安倍・清原氏の台頭、更に奥州藤原氏世界、その後の鎌倉体制下での軋轢をへて、蝦夷地はどう変貌したのか。津軽大乱から安藤一族の蝦夷地を射程にした交易活動などをテーマに考えます。 2回目は、特に近世・近代を軸に、戦国期のコシャマインの蜂起や蠣崎・松前氏のアイヌ支配、更に江戸期の最上・近藤・間宮らの蝦夷地探検家たちの登場、そして幕末戊辰戦争をへての近代明治国家の国境の画定などをテーマに考えます。(講師記)    <各回カリキュラム> 4/24 古代・中世の蝦夷世界  5/29 近世・近代の蝦夷世界

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  • 中之島 オンライン
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    利休の茶の湯と戦国大名【オンライン受講】

    • 歴史
    • オンライン(事前選択講座)
    • 見逃し配信あり
    • 2025春クーポン対象
    • 生形 貴重/千里金蘭大学名誉教授・表千家不審菴文庫運営委員・(財)不審菴
    • 2025/04/24〜
      13:00〜14:30

    茶の湯文化を大成した千利休は、織田信長、豊臣秀吉に仕え、信長、秀吉麾下の武将たちと茶の湯を通じて温かい師弟関係を結びました。後代「利休弟子衆七人衆」と呼ばれた高弟たちに限らず、利休の周辺には多くの武将がその茶の湯に接して、人間的な成長を遂げました。利休と戦国大名、戦国武将たちとの交流を、史料や逸話からお話しします。

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  • 新宿 オンライン
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    日本古代の漢文を読む

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    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 2025春クーポン対象
    • 沖森 卓也/立教大学名誉教授
    • 2025/04/24〜
      15:30〜17:00

     日本人が書いた漢文(古代中国古典語で書かれた文章)、すなわち日本漢文には母語である日本語の影響が避けがたく、その不自然さ、誤用の程度は、ネイティブの中国人が書く漢文(純漢文)に近いものから中国人には理解不能な漢字文に至るまで、実にさまざまである。それは、漢文を書く人、漢文で書かれる対象(内容)、書かれる状況・背景などによって,漢字の使い方に大きな差異が生じるからで、日本語を基盤とした文章は漢文との逕庭がはなはだしい。そこで、古代日本の漢文(漢字)資料を原文に基づいて丁寧に読み進めながら、漢字に込められた古代人の言語観や文学性、そして日本語との葛藤を浮き彫りにしていくことにする。 ●今期:日本漢文の源流をたどる 日本では5世紀から本格的に漢字の使用が始まるが、「稲荷山古墳鉄剣銘」「江田船山古墳太刀銘」「隅田八幡宮人物画像鏡銘」後の、6,7世紀における日本漢文を読み進め、漢文の作成に日本語がどのような影響を与えていったか検証していく。 @6、7世紀の日本漢文 A和文への流れ ー宣命と祝詞ー <今後の予定> 夏学期:記紀を読む 秋学期:万葉集の漢文を読む 冬学期:上代撰述の風土記を読む ・・・・・

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  • 横浜 オンライン
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    ゼロから学ぶ世界の歴史 20講 

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    • 歴史
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 2025春クーポン対象
    • 堀井 弘一郎/元日本大学講師
    • 2025/04/24〜
      13:30〜15:00

    画家ゴーギャンには「我々はどこから来たのか、我々は何者か、我々はどこへ行くのか」という絵があります。この講座では、1年間20講で人類の誕生から現代までをざっくりと概観しながら、この問いに向き合っていきたいと思います。「世界の歴史」を学ぶ機会のなかった方、あったけれどももう忘れてしまったなぁと思う方、もう一度学び直してみたいと考えている方など、大歓迎です。さぁ、ご一緒に「世界の歴史」の扉を開けて、我々人類、人間が歩んできた道のりを気球の上から眺めるような気分で旅してまいりましょう。(講師-記) *2025年4月開講。1年でたどります。各回テーマがありますので、途中受講歓迎です。 <各回テーマ> ■第1回 人類の誕生から「歴史時代」へ −画家ゴーギャンの「我々はどこから来たのか」の問いを考える ■第2回 古代オリエントと地中海世界の発展 −メソポタミア・エジプト両文明と、ギリシャ・ローマ世界を概観する ■第3回 アジア・アメリカ古代文明の黎明 −インダス川や黄河・長江流域、マヤ・アステカ・インカの文明誕生の足跡をたどる ■第4回 内陸アジア世界・東アジア世界の形成  −草原の遊牧民や北方民族の動き、秦・漢から隋・唐までの激動の時代を追う ■第5回 イスラーム世界の形成と拡大 −イスラームとは何なのか、世界をどう変えたのか、その奔流の跡をたどる <今後のテーマ> ■第6回:ヨーロッパ世界の形成と封建社会の成立 ■第7回:東アジア世界の変動とモンゴル帝国 ■第8回:トルコ・イラン・インド・中国の大帝国群の盛衰 ■第9回:ルネサンス・宗教改革から主権国家群の形成へ  ■第10回:市民革命・産業革命の進展と近代市民社会の形成 ■第11回:アメリカ独立革命と南北アメリカの発展 ■第12回:ウィーン体制の成立と近代国民国家の発展 ■第13回:帝国主義の拡大とアジア・アフリカの民族運動 ■第14回:第1次世界大戦とヴェルサイユ体制の形成 ■第15回:社会主義世界の誕生と変容 ■第16回:世界恐慌とファシズムの拡大 ■第17回:第2次世界大戦の勃発とアジア太平洋戦争の展開 ■第18回:戦後世界秩序の形成と東西冷戦の進行 ■第19回:「第三世界」の台頭と混迷 ■第20回:「冷戦終結」後の混沌とグローバリゼーション

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  • 名古屋 オンライン
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    英雄たちの三国志〜歴史書から躍り出る英雄豪傑達の群像(オンライン受講)

    • 歴史
    • オンライン(事前選択講座)
    • 見逃し配信あり
    • 2025春クーポン対象
    • 竹澤 英輝/中部大学非常勤講師
    • 2025/04/25〜
      15:30〜17:00

    日本でも人気のある『三国志』の物語には、魅力溢れる登場人物やとても興味深いエピソードが見られます。実はそれらの多くが中国の歴史書に記録されたものを原型としており、歴史書に記された内容を学んで理解すれば、より一層『三国志』の世界を楽しむことができるでしょう。本講座では、色々な歴史資料を読みながら英雄豪傑達の実像について考察したいと思います。(講師・記) 4月25日 三国志入門〜広くて深い『三国志』の世界 5月23日 奸雄・曹操〜偉大なる英雄の素顔は『悪』なのか? 6月27日 劉備再考 〜「英雄の器量」とは?

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  • くずは オンライン
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    一から学ぶ 考古学入門(オンライン受講)

    • 歴史
    • オンライン(事前選択講座)
    • 見逃し配信あり
    • 2025春クーポン対象
    • 佐古 和枝/関西外国語大学教授
    • 2025/04/25〜
      10:30〜12:00

    近年、土偶や埴輪がブームとなり、かわいいグッズがお店に並んでいたり、各地で展覧会が開催されています。土偶ってなんだっけ?土偶と埴輪の違いは?と気になるけれど、考古学って難しそう、と思っている方々のために、易しく楽しく、時代をおって考古学の話をしていきます。日本列島にはいつ頃から人が住み始めたの?縄文人と弥生人の違いは?遺跡の年代はどうやって決めるの?など、学校の教科書には書いてない考古学のイロハのイから、一緒に学んでみませんか。 4月:考古学ってどんな学問? 5月:旧石器時代〜人類史のはじまり 6月:縄文時代@〜地球の温暖化と人類社会の変化

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  • 名古屋 オンライン
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    21世紀を知るための19•20世紀の歴史(オンライン受講)

    • 歴史
    • オンライン(事前選択講座)
    • 見学可
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    • 2025春クーポン対象
    • 鹿住 幸雄/元高校教諭
    • 2025/04/25〜
      10:30〜12:00

    21世紀に入り、25年目になりました。21世紀が今後どのように展開していくのかを知るためにも19•20世紀がどのような時代であったかを知ることが重要なことでしょう。幕末から明治時代の政治•経済•文化について学びましょう。 1 2 開国と黒船 江戸時代はどのような仕組みだったのでしょうか。それが黒船による開国によりどのように変化していくのでしょうか。公武合体•攘夷実行そして長州征伐の歴史過程を学びましょう。 3 4 「大政奉還」で劇的な変化が起きます。「幕府の瓦解」という現象は「王政復古」へとつながっていきます。廃仏毀釈という騒動も起きます。そしてあわただしく中央集権国家をつくろうとします。どのような変化があったのか学びましょう。 5 6 明治時代初期の思想家として佐久間象山•福沢諭吉•中江兆民•田中正造らの思想を学びましょう。中央集権の政治過程としては廃藩置県前後の過程を扱います。

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    苦悩するトルコと中近東諸国〜クルド民族問題も含め(オンライン受講)

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    • 2025春クーポン対象
    • 小澤 克彦/岐阜大名誉教授
    • 2025/04/25〜
      13:00〜14:30

    現在の世界情勢において「トルコ」から「中近東諸国」の動きが重要となります。「クルド民族」問題も重要です。しかし、いずこも世界の動乱に巻き込まれて「苦悩状態」となっています。この領域の諸国というのは大半が20世紀になって形成されたものですが、その建国経緯が問題となります。 【カリキュラム】 1、現代に至るまでの全体的な中東の歴史経緯 2、現代トルコの形成―アタ・チュルクによる欧米化革命 3、クルド民族問題とは―見捨てられたクルド民族 4、シリア等近東諸国の形成―英仏の策謀の結果 5、アラビア半島諸国―富裕となったイスラームの正体 6、現代イランの形成―アメリカが要因のホメイニ革命

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    1年で学ぶ中国古代史

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    • 歴史
    • オンライン開催
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    • 2025春クーポン対象
    • 森 和/杏林大学准教授
    • 2025/04/25〜
      10:30〜12:00

    この講座では中国〇千年という長〜い歴史の前半、文明が誕生してから皇帝を頂点とする専制国家の基本型がひとまず完成するまでの約2000年間を全12回でざっと概観し、各時代の要点を学びます。中国では大昔から歴史書が編纂され、主にそれらの文献史料によって歴史が組み立てられてきました。しかし最近では考古発掘などで新しい資料が次々と見つかり、これまでの知見をアップデートする必要もでてきています。そこで従来の文献史料に発見された新資料を加え、中国古代史の今現在を皆さんにお話ししてみようと思います。(講師・記)  ※2025年4月開講。1年(全12回)で学びます。 <カリキュラム(予定)> 【第1期】今期:2025年4月〜6月        第1回 夏:文明の多元性と初期王朝 第2回 殷:最古の漢字が刻むこと 第3回 西周:王権の淵源               【第2期】2025年7月〜9月 第4回 春秋時代:拡がる中華 第5回 戦国時代:政治改革と諸子百家 第6回 古蜀文化:伝承とモノ                     【第3期】2025年10月〜12月              第7回 秦(1):統一政策と法律 第8回 秦(2):短命王朝の原因 第9回 前漢(1):不安定な帝国 【第4期】2026年1月〜3月  第10回 前漢(2):帝国の内と外 第11回 後漢(1):国家と儒教 第12回 後漢(2):「漢」の重み

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    印章に刻まれた一角獣のモチーフとインダス文字.jpg

    王のいないインダス「文明」社会

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    • 歴史
    • オンライン開催
    • 見逃し配信あり
    • 2025春クーポン対象
    • 小茄子川 歩/京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科 特任准教授
    • 2025/04/26〜
      13:00〜14:30

     紀元前2600年ころに現在のパキスタンとインド北西部に成立し、紀元前1900年ころに解体した「文明」社会を、わたしたちは一般的にインダス文明とよんでいます。  この「文明」社会には、都市や文字、石製の印章やおもり、外部社会との限定的交流などの痕跡は存在しますが、不思議なことに、中央集権的な社会構造、王や王墓、神殿、労働集約的な灌漑事業、ムギ類の偏重大量生産、極端な集住、富の集中、武器・軍隊・戦争、社会全体にいきわたるような宗教などの痕跡は不在です。  本講座では、わたしたちの教養ともなっている王のいる古代文明社会のあり方を再考するために、王のいないインダス「文明」社会が、いかなる「政治」あるいは「社会編成の形態」のもとで存在し得たのかを、とくに南アジア最古の「都市」とされるモヘンジョダロに焦点をあてつつ、最新の発掘・研究成果から概説します。 (講師・記) 《各回カリキュラム》 第1回:王のいる古代文明社会と王のいない古代「文明」社会 ---2025年4月26日 第2回:モヘンジョダロではどのような「政治」がおこなわれていたのか---2025年5月24日 第3回:インダス「文明」論---2025年6月28日

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    学び直すアジア近現代史:東南アジア

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    • 根本 敬/上智大学名誉教授
    • 2025/04/26〜
      15:30〜17:00

     この講座では、19世紀後半の帝国主義時代から21世紀の現代までを扱い、東南アジアが歩んできたここ150年ほどの歴史を、日本との関係も含めて理解することを目的としています。近現代の歴史を学ぶにあたって必須となる帝国主義と植民地統治、そしてナショナリズムの特徴についても個別にとりあげます。  日本では東南アジア諸国の歴史や文化はあまり知られていませんが、両地域は現代においてますます関係が深まっています。日本の軍事侵攻と占領という負の過去も含め、同時代のパートナーとなる地域の歴史的背景を学び、理解を深める機会にしたいと思います。 **帝国主義時代の東南アジア(合理的国家への「上からの」つくりなおし)**  第1回 英国によるビルマ統治と反英ナショナリズムの台頭  第2回 オランダ領東インドの成立過程とインドネシア・ナショナリズムの誕生  第3回 タイ(シャム)はなぜ独立を維持できたのか <全体のテーマ> **第1期 東南アジアの近現代史を学ぶにあたって(ウォーミングアップ)** (1〜3月)  第1回 東南アジア―地域と歴史に関する基礎的知識  第2回 帝国主義と植民地支配の特徴  第3回 ナショナリズムとは何か **第2期 帝国主義時代の東南アジア(合理的国家への「上からの」つくりなおし)**  第1回 英国によるビルマ統治と反英ナショナリズムの台頭  第2回 オランダ領東インドの成立過程とインドネシア・ナショナリズムの誕生  第3回 タイ(シャム)はなぜ独立を維持できたのか **第3期 第二次世界大戦期の東南アジア(抵抗と協力のはざま)**  第1回 日本軍はなぜ東南アジアへ侵攻したのか  第2回 日本軍占領下の東南アジア(支配の形態、人々の生活、ナショナリストの反応)  第3回 日本占領期をめぐる戦後記憶の比較(旧宗主国、日本、東南アジア) **第4期  国民国家時代の東南アジア(歩みと課題)**  第1回 冷戦期の国民統合政策−スカルノ時代(1945-65)のインドネシア  第2回 開発主義の功罪−スハルト時代(1966-1998)のインドネシア  第3回 民主化への茨の道−ビルマ(ミャンマー)における政治と軍の関係

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  • 横浜 オンライン
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    大江戸の観光ブームにみる横浜のかたち

    • NEW
    • 歴史
    • 教室・オンライン自由講座
    • 2025春クーポン対象
    • 曽根 勇二/元横浜市歴史博物館
    • 2025/04/28〜
      13:00〜14:30

     相模・武蔵両国に跨がる現在の横浜市域は、鎌倉・小田原、さらに江戸にも近いこともあり、早くから様々な形での歴史が育まれてきました。その分、豊かな歴史が各所に数多く残っています。今回は市域の各所を「観光」という視点で捉え、中世から近世への市域の変遷を考えてみたいと思います。  中世末の南関東では、小田原北条氏の勢力が拡大すると、広範な領国内を支配するための交通体系が展開し、その後の徳川家康も、この体制を継承しました。江戸時代中頃から人々の活動範囲が広がると、さらに交通体系も整備されて、信仰を口実する「観光」ブームが到来します。このような動きが、現在でも見られる市内各所の多様な地域性を生み出すことになります。毎回、身近な地域の歴史に注視しながら、日本史の大きな流れの中で、市域が果たした役割などを考えてみたいと思います。  今回は、観光による「変わる横浜の形」を紹介しますが、市域の一部に関するものだけではなく、関東地方や日本の歴史に話しが及ぶこともあります。古文書・古記録(活字)や地図・絵図を用い、具体的に分かりやすく説明します。(講師・記) 写真:市場村(現・鶴見区西中町)の一里塚。周辺は鶴見川河口部の良き漁場であり、近世東海道の立場(たてば:継立場)として、宿場町の川崎宿や神奈川宿にも劣らない繁華街でした。 <各回のテーマ> 第1回 鶴見・生麦の村々 —近世東海道の立場(たてば)の村々— 第2回 芝生(しぼう)村と帷子の里 —河岸(かし)・保土ヶ谷宿の変貌—  第3回 本牧・磯子の村々 —北条氏の地域拠点から景勝地へ—

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  • 名古屋 オンライン
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    江戸時代の暦と科学(オンライン受講)

    • 歴史
    • オンライン(事前選択講座)
    • 見逃し配信あり
    • 2025春クーポン対象
    • 林 淳/東洋大学客員研究員
    • 2025/04/28〜
      10:30〜12:00

    江戸時代には823年ぶりに暦法が新しく変わりました。渋川春海がマテオ・リッチの世界地図や西洋天文学を参照して、中国の元の時代にできた授時暦をもとに新しく暦法を作りました。これは、日本人が作った最初の国産の暦法になりました。また春海は天体観測を実施し、計算で得たデータとの照合を行ないました。春海が改暦に取り組んで以降、天文暦学は発展して、日蝕、月蝕を正確に予想できるようになったわけです。江戸時代の暦を通じて、日本の科学のはじまりを理解したいと思います。(講師・記)

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  • 千葉 オンライン
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    中世の古文書を読む

    • 歴史
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 2025春クーポン対象
    • 田中 大喜/日本大学教授
    • 2025/04/28〜
      10:30〜12:00

    この講座では、主に中世(12世紀末〜16世紀)の文書史料を読み解いていきます。中世固有の表現や時代背景をあわせて学ぶことで、文書史料から様々な情報を引き出し、歴史像を創り出す醍醐味を味わってみませんか。 今期は、「天下人の文書」を取り上げます。

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  • 横浜 オンライン
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    重源の思想とその生涯

    • NEW
    • 歴史
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 2025春クーポン対象
    • 今井 雅晴/筑波大学名誉教授
    • 2025/04/30〜
      11:00〜12:30

    重源(1121〜1206)は平安時代から鎌倉時代初期にかけての僧侶です。この間の源頼朝と平清盛との戦いの中で、奈良の東大寺は大仏殿をはじめとして、全部が焼け落ちてしまいました。その復興の指導に当たったのが重源でした。彼は若いころから各地の深山幽谷を巡りつつ厳しい修行を行ないました。また三度にわたって中国の名山をめぐり、多くの仏像・仏画・経典を日本に持ち帰り、知識や技術も身につけてきました。本講座では重源の得た思想と、東大寺復興を頂点にしたその生涯について見ていきます。(講師記) <各回カリキュラム(予定>) 4/30  日本の深山幽谷や中国の名山を巡って修行した前半生 5/7   東大寺その他諸寺院の復興や、造営に当たった後半生 <名僧を知る・深めるシリーズ カリキュラム(予定)> 2025年1月期 文覚の思想とその生涯/4月期 重源の思想とその生涯/7月期 法然の思想とその生涯/10月期 明恵の思想とその生涯

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  • 横浜 オンライン
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    伊賀・甲賀 なぜ忍びの国になったのか

    • NEW
    • 歴史
    • オンライン開催
    • 見逃し配信あり
    • 2025春クーポン対象
    • 山田 雄司/三重大学教授
    • 2025/05/13
      13:00〜14:30

    伊賀忍者・甲賀忍者の名で知られるように、伊賀・甲賀は忍者の里として知られる地です。そして、この地だけにとどまらず、各地の大名のもとで傭兵として活動する者もありました。なぜ伊賀・甲賀で忍術が発達したのか。この理由について、地理的要因・宗教的要因などさまざま考えられますが、本講座では歴史的要因について、伊賀・甲賀が他の地域とどのように違っているのか、そうした痕跡は現在でも残っているのかといった観点から考えていきます。(講師記) .

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  • 千葉 オンライン
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    レジスタンスと戦後イタリア

    • NEW
    • 歴史
    • オンライン開催
    • 見逃し配信あり
    • 2025春クーポン対象
    • 秦泉寺 友紀/和洋女子大学教授
    • 2025/05/14〜
      13:00〜14:30

     日本にとって戦後80年の節目の年である2025年は、イタリアにとっては「解放」80周年の年となります。日本と同盟国であったことから、イタリアは日本では敗戦国とイメージされることもあります。しかし第二次世界大戦末期に北部を中心にドイツ軍と戦ったイタリアでは、戦後、自らで「レジスタンス」を通して成し遂げたナチ・ファシズムからの「解放」こそが顕彰されてきました。他方、そのレジスタンスをどのように捉えるかは、その時々の社会で同時代的な意味を帯びつつ、今なお争われ続けています。それはまさに記憶の戦争とも呼ぶべきものです。本講座では、イタリアのレジスタンスを振り返り、それをめぐる戦後の記憶の変遷について、直近の動向も含めて読み解いていきます。 全2回 <各回テーマ>※各回テーマは予定です。変更になる場合もございますので、予めご了承ください。 5月:レジスタンスとその記憶――20世紀後半まで 6月:レジスタンスとその記憶――21世紀から現在まで

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  • 横浜 オンライン
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    戦国時代の埼玉県域

    • NEW
    • 歴史
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 2025春クーポン対象
    • 阿部 能久/聖学院大学教授
    • 2025/05/19
      10:30〜12:00

    戦国時代は、現代でも書籍やテレビ等に取り上げられることの多い、人気のある時代ですが、その多くは西国(関西)を舞台としたもので、東国(関東)を扱ったものはそれほど目立たない印象を受けます。さらに関東を代表する戦国大名である小田原北条氏が台頭する以前のこととなると、一般的にはほとんど知られていない状況といってよいでしょう。 この講座では、そのような知られざる関東の戦国時代について、現在の埼玉県域(当時の武蔵国の一部)で起こった争乱を中心に、どのような展開を遂げていったのかを見ていきます。(講師記) .

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  • 京都 オンライン
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    大伴家持をめぐる政治的諸相 オンライン受講

    • NEW
    • 歴史
    • オンライン(事前選択講座)
    • 見逃し配信あり
    • 2025春クーポン対象
    • 木本 好信/元龍谷大学特任教授
    • 2025/05/19
      10:30〜12:00

    大伴家持は、万葉歌人としてもっとも著名ですが、武門氏族として知られる「大伴氏の統領」としての顔を併せもつ政治家・軍人でもありました。政界からは反藤原氏の代表的存在とみられていて、橘奈良麻呂の変、氷上川継の事件、藤原種継の暗殺事件、そして、藤原仲麻呂暗殺未遂事件という政争に深く関わったことが、その証明となっています。 今回の講座では、藤原式家の祖である宇合の次男・藤原良継を介在者として、仲麻呂暗殺未遂事件に、家持がどうして、どのように、係わったのかをお話しします。『続日本紀』『万葉集』を史料としてみえてくる熾烈な権力闘争を、奈良時代政治史の研究者が解説します。

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  • 千葉 オンライン
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    風土記をよむ

    • 歴史
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 2025春クーポン対象
    • 兼岡 理恵/千葉大学教授
    • 2025/05/21〜
      10:30〜12:00

    奈良時代に編纂された日本最古の地誌・風土記。まとまった形で残るのは、常陸・播磨・出雲・豊後・肥前の五つですが、これらのほかにも、他の文献に引用される形で、確認されている「風土記逸文」が三〇カ国以上あります。そこには各地の伝説や風習など、古代日本のさまざまな姿が描かれています。本講座では、それらを様々な角度からひもといてゆきます。 今回の講座では、越後国、丹後国の風土記逸文を扱う予定です。(講師・記)

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  • 京都 オンライン
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    隋の煬帝の高句麗遠征 オンライン受講

    • 歴史
    • オンライン(事前選択講座)
    • 見逃し配信あり
    • 2025春クーポン対象
    • 田中 俊明/滋賀県立大学名誉教授
    • 2025/05/23
      13:00〜14:30

    中国では、長い分裂の時代を経て、589年に隋が南北を統一しました。それまで周辺の諸国は、中国の南北対立の状況を利用した外交を進め、それぞれの生き延びる道を模索していましたが、ひとつの中国と向き合い、対峙する形勢になります。そこから起きる東アジアの大変動について考えます。朝鮮三国の高句麗・百済・新羅は、隋・唐や日本を巻き込んだ形での改編が進み、新羅が半島をなかば領有するようになります。その過程と結果を具体的にみていくシリーズの第5回は、隋の煬帝(ようだい)の高句麗遠征について、お話しします。煬帝は突厥へ行幸したとき、高句麗の使者と出会って驚いています。警戒した煬帝は、611年に号して200万という大軍を高句麗に送りました。これを初回として、翌年、さらにその翌年と、つづけて3回、高句麗遠征を行いますが、すべて失敗に終わり、内紛を招いて隋が滅亡するに至ります。この三回にわたる煬帝の高句麗遠征について詳しく解説します。

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  • 立川 オンライン
    「小田急ロマンスカー」の名を広めた、軽量高性能特急電車3000形/ロマンスカーミュージアム.JPG

    「昭和100年」鉄路の記憶

    • 歴史
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 2025春クーポン対象
    • 山田 俊明/産業遺産学会会員
    • 2025/05/24
      13:00〜15:00

     今年は昭和でいえば100年にあたる年です。元号が昭和に変わったころに誕生した鉄道はたくさんありますが、100年の時を経てなお交通手段として重要な役割を果たしている路線もあれば、社会や経営環境の変化に伴い失われた路線も少なくありません。  昭和生まれの郊外電車として発展を続ける小田急電鉄、昭和の鉄道情景を色濃く残す千葉の小湊鉄道、あだ花に終わった八王子の路面電車(武蔵中央電気鉄道)、戦時中に休止されたものの高度成長期にその一部が形を変えて復活した京王御陵線、開業からちょうど100年をむかえた五日市線(旧五日市鉄道)などをとりあげ、「昭和100年」の鉄路のあゆみの一端とその遺産を探ってみたいと思います。(講師・記)

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  • 横浜 オンライン
    木造妙見菩薩立像 画像提供:千葉県東庄町教育委員会.jpg

    軍神・妙見神 千葉氏の妙見信仰から考える

    • NEW
    • 歴史
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 2025春クーポン対象
    • 植野 英夫/公益財団法人千葉県教育振興財団理事長
    • 2025/05/26
      13:00〜14:30

    中世は武士の時代といわれ、数々の合戦が繰り広げられました。そうした合戦での勝利、武運長久の祈りの対象となったのが軍神・いくさがみです。源氏の八幡神、上杉謙信の毘沙門天信仰は著名ですが、現在の千葉県北・中部、茨城県南西部に勢を張った千葉氏は、妙見神を篤く信仰していました。妙見は北極星を神格化したものといわれますが、千葉氏の妙見は、仏教・道教・陰陽道の思想が織り交ざった独特の歴史を有しています。本講座では、千葉氏の妙見信仰の歴史や造形について解説します。(講師記)

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  • 新宿 オンライン
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    教皇と都市ローマ 聖年を切り口に

    • NEW
    • 歴史
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 2025春クーポン対象
    • 原田 亜希子/慶応義塾大学助教
    • 2025/05/29
      13:00〜14:30

     初代教皇である聖ペトロが「イエスから直接その権威を伝えられた初代ローマ司教」であったことから、教皇と都市ローマの歴史は常に密接に絡み合ってきました。中でも本講座では、近世に注目します。古代の繁栄も中世に入ると衰退の一途をたどり、特に教皇庁が南仏に移転した14世紀にローマは大きく荒廃しました。都市の復興を通じて、キリスト教世界における普遍的権威としてのみならず、ローマを統治する一君主としての権限の確立をも目指した15、16世紀の個性豊かな教皇たちによる都市再生のための壮大なプロジェクトを、聖年という切り口のもとに紐解いていきます。(講師・記) リーフレット画像:ジョルジョ・ヴァザーリ≪1525年の聖年にてポルタ・サンタを開けるクレメンス7世≫フィレンツェ、ヴェッキオ宮殿

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  • 千葉 オンライン
    弥生時代の非農業民 勝浦市こうもり穴洞穴出土の卜骨.JPG

    弥生時代の非農業民

    • NEW
    • 歴史
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 2025春クーポン対象
    • 山田 俊輔 /千葉大学教授
    • 2025/05/30
      15:30〜17:00

     弥生時代は稲作農耕がはじまった時代として知られています。弥生時代以降は稲作農耕ばかりやっていたように思われがちですが、海や山を舞台に狩猟採集を主な生業とする人々、非農業民もいました。弥生時代の非農業民はど のような人々だったのでしょうか。また、彼らは定住して農耕を営む農業民とどんな関係を持っていたのでしょうか。非農業民が使ったと思われる特殊な遺物である卜骨(鹿や猪の肩甲骨などを焼いて占いをしたもの)や骨角製品(鹿の角や骨などを用いてつくった様々な道具)、海辺の洞穴遺跡などをもとに読み解いていきます。(講師・記)                           

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  • 新宿 オンライン
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    ヒンドゥーとイスラームの言葉と信仰

    • NEW
    • 歴史
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 2025春クーポン対象
    • 村山 和之/中央大学・和光大学兼任講師
    • 2025/06/05〜
      19:00〜20:30

     インドとパキスタン、ヒンドゥー教とイスラーム教の相違、ヒンディー語とウルドゥー語の近似の実相を、映画を題材に見つけてゆきましょう。両国間には、分離独立後、三度の戦争を経て、映画の焦点ともなるカシュミール係争が今も続いています。しかし、実際は政治家と宗教家に翻弄され、両国民ともに直接語り、触れ合う機会が阻害されているだけです。さて、本当か否か、映画をテクストに両国の民族性・文化的差異に触れてみませんか?(講師・記) 写真提供 配給:SPACEBOX 映画『バジュランギおじさんと、小さな迷子』 マサラ上映の予定 『バジュランギおじさんと、小さな迷子』 2025/5/3 土曜 シネリーブル池袋にて [詳しくはこちら](https://ttcg.jp/cinelibre_ikebukuro/movie/1179900.html)

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  • 横浜 オンライン
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    伊勢信仰を考える

    • NEW
    • 歴史
    • オンライン開催
    • 見逃し配信あり
    • 2025春クーポン対象
    • 山田 雄司/三重大学教授
    • 2025/06/10
      13:00〜14:30

    伊勢に鎮座する伊勢神宮は日本最大の神社であるとともに、古代から現在に至るまで多くの人々が参詣し、幅広い崇敬を集めてきました。しかしそれは、時代に合わせて神宮のあり方が大きく変貌を遂げたからだと言えます。本講座では、「古代から変わらぬ神宮」ではなく、「時代とともに変貌を遂げた神宮」といった側面から、神宮ではどのようなことが起こって、どのような信仰を集めたのか、一般にはあまり語られない部分について話していきます。(講師記) <年間カリキュラム> 4月期  社殿と式年遷宮 7月期  神宮と仏教 10月期 神宮の怪異 1月期  伊勢参詣曼荼羅の世界

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  • 横浜 オンライン
    出嶋阿蘭陀屋鋪景(鶴見大学図書館所蔵) (2small).jpg

    出島とは何か

    • NEW
    • 歴史
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 2025春クーポン対象
    • 石田 千尋/鶴見大学名誉教授
    • 2025/06/16〜
      13:00〜14:30

    長崎の出島は、いわゆる鎖国時代、わが国にとってヨーロッパ唯一の通商相手であったオランダ人の居留地であり貿易取引の場でした。200年以上もの間、この人工の島、出島を通して日本人はオランダ人と接触し、国際色豊かな品々や海外情報を入手することができました。この講座では、そもそも出島とは何の目的で造られ、そこにはどのような建物があったのか、そしてそこに居留していた人々はどのような生活をしていたのかをみていきます。さらに、オランダ船はどのような海外の品々を出島にもたらし、その後、それらがどのような影響を日本に与えていったのか明らかにしていきます。(講師記) ※画像:出嶋阿蘭陀屋鋪景(鶴見大学図書館所蔵) <各回カリキュラム> 6/16 出島の中の世界 6/30 オランダ船は何をもってきたのか

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  • 福岡 オンライン
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    歴史都市ローマの「地下の考古学」

    • 歴史
    • 教室・オンライン自由講座
    • 2025春クーポン対象
    • 山田 順/西南学院大学准教授
    • 2025/06/16
      15:30〜17:00

     「永遠の都ローマ」の地下には、古代から現代までの様々な時代の「時の堆積層」が、幾重にも重なって存在しており、その堆積層に埋もれた遺跡の発掘調査が、今も、人知れず行われています。この講座では、ローマ観光ツアーなどでは、通常行くことのできない、アッピア街道の地下から出土したカタコンベ(初期キリスト教徒たちの地下墓地)や、古い教会堂の地下から発見された古代ローマの遺跡、総合病院地下で現在進行中のキリスト教礼拝堂の遺跡など、ローマの「地下の考古学」に注目しながら、歴史都市ローマの見どころを探訪する全2回の講座です。  今回は、ローマを代表する広大な地下遺跡、カタコンベに注目してご紹介しながら、古代末期のキリスト教徒たちが構築した広大な地下墓所の構造と壁画装飾について学びます。  次回は、7月14日(月)15時30分〜17時です。

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  • 千葉 オンライン
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    人物で知る中国〜呂不韋

    • 歴史
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 2025春クーポン対象
    • 加藤 徹/明治大学教授
    • 2025/06/17
      15:30〜17:00

     天下を統一して古代中国の戦国時代を終わらせたのは秦の始皇帝ですが、その始皇帝という男を作ったのは呂不韋でした。大商人だった呂不韋は「奇貨居くべし」の経営哲学で、秦王国の末端の不遇な王子(始皇帝の父親)に投資。この投資は大当たりでした。呂不韋は外国出身の商人でありながら秦王国の宰相となり、まだ少年だった始皇帝(当時はまだ秦王)をささえ富国強兵を進めました。呂不韋は、始皇帝の実父だったという説もあります。しかし始皇帝(当時はまだ秦王)は成長すると呂不韋をうとんじて罷免。失脚した呂不韋は追いつめられて自殺します。人間関係こそ最高の投資対象と考える中国人の人生哲学を体現した呂不韋の成功と破滅を、豊富な図版を使い、予備知識のないかたにもわかりやすく解説します。(講師・記)

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  • 横浜 オンライン
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    縄文時代のヒスイ利用

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    • 歴史
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 2025春クーポン対象
    • 坪田 弘子/株式会社玉川文化財研究所
    • 2025/06/21
      13:00〜14:30

     ヒスイは深い緑色で、独特の透明感や質感をもちます。このヒスイを今から数千年前の縄文時代に、人々は加工して装身具をつくり身を飾りました。ヒスイはとても硬い石材であり、簡単には加工できないにもかかわらず、利器は石器のみの縄文時代にそれを可能にした製作技術とはどのようなものだったのでしょうか。また、ヒスイの玉はお墓から出土することがあります。その出土状態を見ていくことで、縄文人、縄文社会にとってヒスイとはどのような意味があったのかについて考えてみたいと思います。(講師・記)

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  • 中之島 オンライン
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    契丹(オンライン受講)

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    • 歴史
    • オンライン(事前選択講座)
    • 見逃し配信あり
    • 2025春クーポン対象
    • 古松 崇志/京都大学人文科学研究所教授
    • 2025/06/21
      13:00〜14:30

    契丹(遼)は、10〜12世紀に中国東北部で繁栄した遊牧王朝です。10世紀初頭に耶律阿保機が登場して契丹の新王朝を建国し、騎馬軍事力を武器に勢力を拡大しますが、その過程で中国本土北部を支配下に入れるなど多くの定住民を取り込み、中華王朝の制度・文化を積極的に導入することで、遊牧王朝でありながら強固な支配体制を築くことに成功します。こうした契丹の国制はのちのモンゴル帝国に影響を与えるなど、その歴史は世界史上に重要な意義を持ちますが、かつては文献史料の不足などに阻まれて謎に包まれてきました。本講座では、考古学の新研究や現地調査による知見などをふまえ、近年進展著しい契丹史研究の最前線を分かりやすく紹介したいと思います。

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  • 新宿 オンライン
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    考古学入門

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    • 歴史
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 2025春クーポン対象
    • 浜田 晋介/日本大学教授
    • 2025/06/29
      13:00〜14:30

     現在多くの方が聞いたことがある学問として「考古学」があると思います。しかしその具体的な目的や研究方法も含め興味はあるけど良く分からないという方や、もう少し詳しく知りたいという方も多くいます。あるいは恐竜や化石を扱う学問だと間違って考古学を理解されている方もいます。この講座はこうした考古学初学者を対象に、考古学の特徴や発掘調査・整理作業の内容、研究方法の紹介など、考古学にまつわる初歩の項目を複数回にわたって解説していくものです。 第1回は考古学の目的や類似する学問領域との違いなどを解説して、「考古学とはどんな学問か」について理解してもらいます。(講師・記)

    詳しく見る

※日時等は変更となる場合がございます。最新の情報は講座詳細ページにてご確認ください。