特集 もっと知りたいイギリス
社会や思想、文学、音楽など、様々なテーマでイギリスの魅力に迫ります。
※途中からの受講が可能な講座もございます。
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マーガレット・サッチャー
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- 時事・社会
- オンライン開催
- 見逃し配信あり
- 力久 昌幸/同志社大学教授
- 2025/03/21
金
19:00〜20:30
米大統領選では民主党のハリス候補が共和党のトランプ候補に敗北し,米国初の女性大統領誕生とはなりませんでした。一方,英国では今から半世紀ほど前に女性首相が誕生し,現在までに3人の女性が首相を務めています。この3人のうち,最もよく知られているのがマーガレット・サッチャーです。1979年から11年もの長期政権を担当したサッチャー首相は,国内では「確信の政治家」として新自由主義改革の断行により英国経済を刷新し,海外では「鉄の女」として東西冷戦の終結に貢献したと評価されています。しかし,英国ではこうした高い評価もある一方で,貧富の格差を拡大したという批判的な見方も根強くあります。この講座では、サッチャー首相の業績を再検討し,ブレグジット(英国のEU離脱)など現代の政治経済に対する彼女の影響について考えます。(講師:記)
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19世紀産業革命からはじまる近代資本主義と現在
- NEW
- 時事・社会
- 教室・オンライン自由講座
- 見逃し配信あり
- 水野 和夫/元法政大学教授
- 2025/03/29
土
18:30〜20:00
18世紀後半〜19世紀前半にイギリスで起こった産業革命。手工業から工場の機械工業へ、人の力から蒸気機関と石炭の利用による動力へ、という技術革新とエネルギー変革。それは同時に、資本家が賃金を支払い労働者に労働させる「資本と賃労働」という資本主義社会を生み出した。 産業革命で一人当たり所得が飛躍的に上昇し、いわゆる「大分岐」が起きた。産業革命の意義は内燃機関の発明により大西洋を挟むヨーロッパとアメリカ大陸をつなげたことにある。その結果、交易が活発化し経済成長率が高くなり中間層を大量に生み出した。経済成長の鍵は機械化であり、化石燃料を大量に使うことだった。21世紀の問題はエネルギー獲得のための投入・産出比率が低下し、資本(K)と労働(L)を利用してGDPを産出する条件が悪化し「成長がすべての怪我を治す」ことができなくなっていることである。本講座では、イギリスで起こったイノベーションがどのような展開をへて世界へ、そして現代につながるのかを探り、現代の資本主義経済社会に迫る。(講師・記)
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攻防のイギリス史U 芸術・歴史・庶民と階級社会
- 歴史
- オンライン開催
- 見逃し配信あり
- 西 能史/上智大学准教授
- 2025/01/09〜
木
13:00〜14:30
イギリスとヨーロッパ各国・アメリカ・インドの攻防の歴史から生まれた、各国間の政治的攻防と宗教対立。その結果イギリスの特徴である文化交流・文化交雑が生み出されました。 絵画のような視覚芸術、文学のような言語芸術、その他、音楽、建築等にも視線を向けながら探求します。これまで軽視されがちだった庶民の歴史と文化史をヨーロッパ各国の文化史の違いにも注意を払いつつ、より深いイギリス史の理解を目指します。(講師・記) 【カリキュラム】※状況によって変更することもございます。 ■2024年1月期--------------------------------(終了) イントロダクション編:イギリスらしさの源を探る 1 先史時代・古代ローマ・ヴァイキング 2 中世とゴシック 1 (演劇の復興と庶民の暮らし) 3 中世とゴシック 2 (教会建築・絵画・音楽) ■2024年4月期--------------------------------(終了) 4 ルネサンス 1 (イングランドを訪れた知識人と画家) 5 ルネサンス 2 (音楽と演劇等の視覚芸術) 6 ルネサンス 3 (建築と文学黄金期) ■2024年7月期--------------------------------(終了) 7 バロック (マニエリスム、宮廷仮面劇) 8 新古典主義 1 (女優の登場と演劇の復活、反宗教改革の美術) 9 新古典主義 2 (クリストファー・レンの建築、音楽、ロココ) ■2024年10月期--------------------------------(終了) 10 ロマン主義 1(風習喜劇、ジャーナリズムと小説の勃興、整形庭園から風景庭園へ―湖水地方の発見、音楽) 11 ロマン主義 2(感傷喜劇、スター・システムの演劇とメロドラマ、ゴシック小説、ゴシック・リバイバル建築、美術) 12 世紀末 1(イプセン・チェーホフ・バーナード・ショー、印象派の美術と音楽、ミュージック・ホール) ★■2025年1月期-------------------------------- 13 世紀末 2(オスカー・ワイルドの機智、モダニズム小説、ポスト印象派・ラファエル前派の美術、象徴主義、民族音楽) 14 現代 1(不条理演劇―ベケット・ピンター・ストッパード、表現主義、シュルレアリスム、現代音楽) 15 現代 2(怒れる若者たち、英連邦/コモンウェルス文学、ブリティッシュ・ロック、テイト・モダン) ※お申込みは3か月単位です。
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イギリスの都市と音楽 リバプール・マンチェスターとブリティッシュロックの誕生
- NEW
- 歴史
- オンライン開催
- 見逃し配信あり
- 西 能史/上智大学准教授
- 2025/03/01
土
18:30〜20:00
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イギリス宮殿物語
- NEW
- 歴史
- 教室・オンライン自由講座
- 見逃し配信あり
- 齊藤 貴子/早稲田大学講師
- 2025/01/23〜
木
15:30〜17:00
宮殿とは、王侯貴族や国家元首、もしくは高位高官らの住まいのこと。ゆえに、まずは居住者のステイタス・シンボルとしての外観の豪華絢爛、そして現実生活を営むうえでの優れた居住性とが共に求められます。この点において、本質的に戦うための要塞である「城」と、より豊かに暮らすための「宮殿」とは似て非なるもの。事実、大きな内乱や内戦が起こる見込みのなくなった17世紀後半以降のイギリスでは、見た目や住み心地を度外視してまで防衛機能を重視した城塞はその存在意義を失い、居住性に優れた宮殿に取って代わられていきます。そうして誕生した近代以降の宮殿が、総じて時代の趣味を反映した建築美を誇ることはいうまでもありません。また、それ以前の中世から存在する古い宮殿にいたっては、たとえ現在は見る影もなく朽ち果て、別の用途で使用されているとしても、やはりそこでしか味わうことのできない「歴史の重み」を背負っているといっていいでしょう。城とはまた違う興趣を誘い、イギリスを知るためにも欠かすことのできない数々の歴史的な宮殿について、旅するように学んでいきます。(講師・記) 写真:ハンプトンコートパレス ©藤森靖允 【カリキュラム】 ひとつの宮殿を2回にわたり解説します。 ※状況により変更することもございます。 2025年1月〜6月 1. バッキンガム宮殿 2. ハンプトン・コート宮殿 3. エルタム宮殿 2025年7月〜12月 4. フォークランド宮殿 5. ホーリールード・ハウス宮殿 6. ダンファームリン宮殿 2026年1月〜6月 7. 旧ホワイト・ホール宮殿バンケティング・ハウス 8. ウェストミンスター宮殿 9. ブレナム宮殿 2026年7月〜12月 10. キュー宮殿 11. ロイヤル・パビリオン 12. オズボーン・ハウス ※お申込みは6ヶ月単位です。途中からのご受講もいただけます。 ※20241114改
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イギリス浪漫紀行 歴史・美術・文学・景観
- 歴史
- 教室・オンライン自由講座
- 齊藤 貴子/早稲田大学講師
- 2025/01/09〜
木
15:30〜17:00
イギリスはヨーロッパの最もよく知られた国のひとつ。しかし同時に、ヨーロッパの中でも最も不思議な、何とも謎めいた国でもあります。最近でいえば、地理的に間違いなくヨーロッパの一国でありながらEUを離脱してしまったのが良い例ですが、イギリスの歴史とは、正しくこの種の独自路線の積み重ねにほかなりません。その結果として存在しているのが、今人びとの目の前にひろがる都市や田園、各種の遺跡や古城や庭園、大聖堂や廃虚となった修道院を擁する独特の景観美であり、今に受け継がれる絵画や彫刻、文学等の諸々の芸術の類いです。 本講座では、それらの景勝地や芸術作品を時代を追って歴史とともに紹介し、さまざまな視覚資料をつうじて旅するように鑑賞することにより、イギリスという国の謎と不思議、つまりは「浪漫」をご一緒に満喫したいと思います。 古代、中世、近世、近代、現代をじっくりとめぐり、いつかまた行きたいイギリスを深く知る講座です。2021年7月期開講。(講師・記) ※本講座は、見逃し配信はありません。 ※2025年1月期はノール、イギリスのケント州の続きから。
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モリスと19世紀イギリス
- NEW
- 歴史
- オンライン開催
- 見逃し配信あり
- 武内 信一/青山学院大学名誉教授
- 2024/10/22〜
火
13:00〜14:30
本講座では、産業革命盛期のイングランドに生きたウィリアム・モリスをとりあげます。誰もが知るように、モリスは芸術家、思想家、著述家、出版者など、一言では括ることができない多才な人物でした。しかし、彼の残した著述や作品を丹念に検証すると、彼の言動は単に多芸に秀でた人物の技というだけではなく、中世社会に生きた人々の仕事や社会、人々の生き方などに対する深い共感で裏打ちされ、彼の生きた19世紀イングランドに対する批判的な社会観を反映していることに気づきます。モリスの時代は、現代日本社会に酷似しています。このような観点から、彼の仕事観や芸術観、理想の社会観についてお話しようと思います。(講師・記) 【カリキュラム(予定)】 第1回 モリスと現代社会 英語史研究/英語文化史研究/18世紀以降の中世主義(Medievalism)研究/オックスフォード辞書の編纂とイギリス産業革命/モリスの社会観 第2回 モリスと仕事 Artist/Medievalist/Socialist/Publisher 第3回 モリスと産業革命 Useful Work versus Useless Toil (1884) から見える19世紀イギリス社会 第4回 モリスの理想 社会主義者モリス/『ユートピアだより(News from Nowhere)』/モリスの思想の根幹をなす概念:happiness, rest, work or toil, hope of pleasure, the working classes, production, Nature 第5回 写本・出版と中世社会 The Kelmscott Pressの設立/A Note by William Morris on His Aims in Founding the Kelmscott Press (1896) 第6回 モリスの傑作:『チョーサー作品集(The Works of Geoffrey Chaucer)』 (1896) The Lesser Arts (1877)/The Art and its Producers(1888) ********** 【広報画像】 @A facsimile of the William Morris Kelmscott Chaucer, the World Publishig Company(1958)より AW. Morris, The Collected Works of William Morris (24 vols), Cambridge University Press(1910)より
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ロンドンの美術館めぐり
- NEW
- 美術史・鑑賞
- オンライン開催
- 見逃し配信あり
- 笹山 美栄/西洋美術史家
- 2025/02/15
土
18:30〜20:00
毎年、ターム毎に一度の頻度で開催している美術館めぐりの シリーズですが、今年は、イギリスの首都ロンドンにある 美術館を取り上げて「ロンドンの美術館めぐり」として ご案内いたします。 大英博物館やナショナル・ギャラリーなど、メジャーな 美術館・博物館ではなく、よく旅の雑誌にあるように 「2度目のロンドン」で訪れたい、ちょっとだけマニアックで 秀逸なコレクションをご紹介します。 訪れたことを自慢したくなるような美術館ばかりです。 1月期は、「Dulwich Picture Galleryダリッチ絵画館」をご案内します。中に入ったら、端から端まで見渡せるほどの 規模の美術館ですが、そのスペースに宝石のように秀逸な絵画が散りばめられています。 一度訪れたら、必ずもう一度訪れたくなる、そんな美術館です。 4月期以降は下記美術館を予定しています ▼ 4月期*Royal Academy of Arts の常設コレクション 7月期*Apsley House 10月期*Kenwood House
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ビアズリーと世紀末イギリス美術
- NEW
- 美術史・鑑賞
- オンライン開催
- 見逃し配信あり
- 荒川 裕子/法政大学教授
- 2025/03/10〜
月
10:30〜12:00
ヴィクトリア女王の60年余におよぶ在位(1837-1901年)の最後の十年間に当たる世紀末の時代、イギリスは繁栄の頂点にあった。しかしながらその一方で、鋭敏な感覚をそなえた詩人や芸術家たちのなかには、いやおうなく進んでいく物質文明や科学的合理主義に対して、不安や疑念、嫌悪などの感情を抱く者も少なくなかった。彼らは、いまや爛熟期を迎えたこの時代を、終末や頽廃、倦怠といった感覚と結びつけ、それを自身の作品のうえに表現した。この春、日本において久しぶりに大規模なビアズリーの展覧会が開催される機会に、世紀末のイギリスにおいて展開された多様な美術表現を概観する。 (講師・記) 図版:オーブリー・ビアズリー《いかにしてトリストラム卿は愛の飲み物を飲んだか》、1893-94年、素描、ハーバード大学フォッグ美術館蔵 <スケジュール>※スケジュールは変更する場合がございます。 第1回 「想像力の解放——ラファエル前派と象徴主義」 第2回 「性をめぐる密かな闘争——ジェンダー、セクシャリティ、ニュー・ウーマン」 第3回 「線の芸術——世紀末の出版文化とイラストレーション」
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司馬遼太郎の視点・アイルランドと小泉八雲
- NEW
- 文学・文芸創作
- 教室・オンライン自由講座
- 見逃し配信あり
- 村井 重俊/元「週刊朝日」編集委員
- 2025/03/29
土
15:30〜17:00
司馬さんは1987(昭和62)年3月、『愛蘭土紀行』(「街道をゆく」30,31)の旅に出ています。 ロンドン、リバプール、ダブリン、アラン島。「アイルランドには資源はないが、妖精(フェアリー)だけはいっぱいいる」と、司馬さんは書きます。アイルランド生まれで、日本の松江で教鞭をとり、日本に魅せられた小泉八雲のことも脳裏にありました。司馬さんの旅を振り返りつつ、八雲の「怪談」の原点を考えます。(講師記) ・NHKの2025年度後期 連続テレビ小説「ばけばけ」は、小泉八雲の妻が主人公です。今回の講座では、八雲夫妻の新婚旅行の話なども予定しています。 ・講座では、本の画像などを一部映しながら解説予定です。
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シェイクスピア三つの悲劇と名セリフ、その深み
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- 文学・文芸創作
- 教室・オンライン自由講座
- 見逃し配信あり
- 西 能史/上智大学准教授
- 2025/03/21
金
10:30〜12:00
-
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ジェイン・オースティンの小説とイギリスの「階級」
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- 文学・文芸創作
- 教室開催
- 新井 潤美/東京大学教授
- 2025/01/23〜
木
10:30〜12:00
この講座では英国の人気作家、ジェイン・オースティン(1775 – 1817)の小説『高慢と偏見』(1813年)を、「階級」を主なキーワードとして読んでいきます。この小説は、ヒロインのエリザベス・ベネットが、階級が上のダーシー氏と結婚して「玉の輿」に乗る物語として捉えられがちですが(特に米国で)、エリザベスは「紳士」の娘であり、あくまでもダーシー氏とは社会的に対等の立場にいる女性として描かれています。それではなぜエリザベスの社会的地位が低いと解釈されがちなのでしょうか。今学期から2期にわたって『高慢と偏見』をとりあげ、時代背景、作品に描かれる英国の社会と文化など、階級を含む様々な要素を考察し、作品とその時代の理解を深めていきます。さらに、現代におけるオースティンの多大な人気にも注目し、『高慢と偏見』のドラマ化、映画化、翻案なども見ていきます。作品のあらすじや結末などにも触れますので、作品はあらかじめ読んでおくことをお勧めします。(講師・記)
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分断する大英帝国・小説から覗き見る社会と人々
- NEW
- 文学・文芸創作
- 教室・オンライン自由講座
- 見逃し配信あり
- 植松 みどり/和洋女子大学名誉教授
- 2025/03/05
水
10:30〜12:00
19世紀ヴィクトリア時代、イギリスは強力な海軍の力を背景に5つの大陸7つの海を制覇し大英帝国としての栄華を誇った。その時大活躍をし、現在の世界情勢を創り出した張本人たちとその活動は、歴史書に華々しく書き残されている。だが、一般社会の普通の人々はどのように生活し、生きていたのだろうか。イギリス小説はその姿をリアルに描き残し、貴重な「記憶の場」となっている。 本年は、繁栄の時代世界に君臨した国の現実の背後に隠されている、分断する社会と人々に焦点を当てる。時空を超えた人間共通の悲哀をテーマとして考えていきたい。(講師・記) ★今期テーマ イギリスの法制度を整備しよう!家族法、女性関係法律制定への道―― シャーロット・ブロンテ『ジェイン・エア』とエミリー・ブロンテ『嵐が丘』 19世紀イギリスの何よりもの改革は、それまでの旧態依然としたコモンローの、法廷を中心とした法律制度の整備だった。その中でも特に女性関係の法制定を求める動きは、以後の社会運動の先駆けとなり大きな役割を果たした。難しいとされているブロンテ姉妹の作品に、当時の社会の情勢を読み、時代に切り裂かれた男女の物語を詳しく読んでみる。(講師・記) ★年間テーマ 春学期:都市の誘惑―ディケンズ『オリヴァー・ツイスト』と『大いなる遺産』 夏学期:分断される階級:上昇する人々と下降する人々―G.エリオット『フロス河畔の水車場』 冬学期:人類の罠、言語・言葉―切り裂かれる人々―コンラッド『エイミー・フォスター』とE.Mフォースター『天使を踏むを恐れるところ』 ・・・
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アガサ・クリスティから読みとくイギリス
- NEW
- 文学・文芸創作
- オンライン開催
- 見逃し配信あり
- 坂田 薫子/日本女子大学教授
- 2025/03/17
月
15:30〜17:00
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多彩な「イギリス」文学―サルマン・ラシュディ『真夜中の子供たち』を読む
- NEW
- 文学・文芸創作
- オンライン開催
- 見逃し配信あり
- 三村 尚央/千葉工業大学教授
- 2025/01/25〜
土
13:30〜15:00
サルマン・ラシュディ『真夜中の子供たち』(原著1981年)を、翻訳と原著を通じて読んでゆきます。この作品はイギリス最高峰の文学賞ブッカー賞を受賞して、その後のイギリス文学の多文化主義を開いた作品として知られています。 インド独立の日(1947年8月15日)に生まれたサリーム・シナイが語る自らの半生には否応なくインドの波乱の歴史が重ね合わせられています。そして、このスケールの大きな物語は他人の心を読み取るテレパシー能力を備えたサリームによる、現実を超える「マジック・リアリズム」とも呼ばれるイマジネーションを通じて魅惑的に描かれます。 本講座では幾多の分岐や脱線を含むこの作品の主題と手法を取りあげながら読み進めていきます。名前は聞いたことあるけれど、まだ読んだことがないという方も、ぜひ一緒にチャレンジしてみましょう。(講師・記)
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ビートルズってなんだろう??
- NEW
- 音楽
- 教室・オンライン自由講座
- 見逃し配信あり
- 鈴木 惣一朗/音楽家
- 藤本 国彦/ビートルズ研究家
- 2025/02/07
金
19:00〜20:00
◎ビートルズ好きなら誰もが考えたことがある、あの質問を徹底討論! 2024年4月からスタートした講座「ビートルズ:10のエレメンツ 1962年からナウ・アンド・ゼン!」の特別企画として、 音楽家・鈴木惣一朗氏とビートルズ研究家・藤本国彦氏の対談形式で、ビートルズの魅力をさらに深堀りする「フリートーク回」を開催します。 今回は、ビートルズファンなら誰もが一度は悩んだことのあるあの質問、「あなたの1番好きな曲は?」に全力で答える回。 お2人がご自身のビートルズの1番好きな曲、さらには216番目に好きな曲も発表! さらに、ジョン・ポール・ジョージのソロ活動についても同様に、自分のトップソングと最後に好きな曲について語っていただきます。 音楽を聴きながら、ビートルズ好きの仲間たちと一緒に名曲の魅力を再発見しましょう!
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ビートルズ聖地巡礼ツアー
- 音楽
- 教室・オンライン自由講座
- 見逃し配信あり
- 鈴木 惣一朗/音楽家
- 藤本 国彦/ビートルズ研究家
- 2025/03/21
金
19:00〜20:30
-
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原書で読む英国推理小説
- 外国語
- 教室・オンライン自由講座
- 残りわずか
- フィリップ シートン/東京外国語大学教授
- 2025/01/14〜
火
11:45〜13:15
★メールアドレスのご登録がある方が対象です。事前資料をマイクラス経由(またはメール添付)でお送りします。 モース警部シリーズで知られるコリン・デクスターの、"Morse's Greatest Mystery and Other Stories”を読みます。各回ワークシートを用意し、キャラクターリスト、重要な瞬間、文化的説明が必要になる文章などをピックアップし、時に画像などを用いて解説します。また、講師および受講者の音読も一部行う予定です。 講座は原則、英語で進めます。 ■"Morse's Greatest Mystery and Other Stories”各回講読予定 ※講師都合により、2回目と3回目の読み物を入れ、下記に変更しました。 1) At the Lulu-Bar Motel 2) The Carpet-Bagger 3) Last Call 4) A Case of Mis-Identity 5) Evans Tries an O-Level
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※日時等は変更となる場合がございます。最新の情報は講座詳細ページにてご確認ください。