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深掘り!日本の古代史

いまだ謎が多い日本の古代史。
ロマンあふれる時代を、最新の研究を踏まえ様々な角度から考察します。

※途中からの受講が可能な講座もございます。
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    旧石器時代と列島文化のはじまりを知る

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    • 森先 一貴/東京大学准教授
    • 2025/02/11〜
      15:30〜17:00

    日本列島の歴史は旧石器時代からはじまります。「大昔の原始時代」などと軽視されがちですが、主役は私たちと同じホモ・サピエンス。時代の開きほど私たちの行動や思考は変わっていません。むしろ新天地への挑戦的移住、変わりゆく環境への適応は都市生活者である我々よりはるかに柔軟です。ホモ・サピエンスの行動原理の基本を知ることは、のちの時代を理解するうえでも必須です。本講義では最新の研究成果を踏まえながら、日本列島の人類の移住とその動機、旧石器文化の多様性、縄文文化への移り変わりをテーマに講義します。 <各回テーマ> 第1回 列島人類史の黎明―ホモ・サピエンス到来― 第2回 地域文化の成立―驚くべき環境適応― 第3回 旧石器から縄文へ―時代の変化はなぜ起こったか―

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    縄文時代研究を考える

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    • 山田 康弘/東京都立大学教授
    • 2025/01/10〜
      15:30〜17:00

     近年、さまざまな媒体により縄文時代が取り上げられるようになってきており、「縄文ブーム」と呼ばれることも多い。このような動向は考古学そのもののみならず、埋蔵文化財への理解と保護・活用に資するという観点からも、本来歓迎されるべきものである。  しかしながら、その一方で学術的な研究成果に基づくことのない「多様な縄文時代像」が一人歩きし、これが健全な縄文時代像の構築を阻害する原因ともなっている。このような状況は、教育者・研究者としても看過しがたい。今回の講座では、縄文時代をめぐる様々な言説の問題点を取り上げると共に、現在における縄文時代研究の状況を3回にわたって説明する。(講師・記) 【カリキュラム】 1)縄文時代に関する様々な言説 −何が問題なのか− 2)土偶とはなにか −縄文時代の精神文化を考える− 3)縄文時代の社会を考えるために −理化学分野との共同研究−

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    縄文時代:食糧獲得社会の考古学

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    • 佐藤 宏之/東京大学名誉教授
    • 2025/01/27〜
      13:00〜14:30

     今日の我々とは大きく異なり、稲作農耕(食糧生産社会)開始以前の縄文時代の人々は、生存に必要な食糧や生活物資全てを自然環境から獲得していた(食糧獲得社会)。しかしながらこれら過去の食糧等はそのままでは腐敗してしまい遺跡にほとんど残らないので、その実態や利用方法は遺跡証拠からはよくわかっていない。そこでまず、つい最近まで同様の生活を送っていた世界の現世狩猟採集民の民族誌から、食糧獲得社会の原理や仕組みを探り(第1回)、日本と類似する自然環境を持つ東アジアの民族考古学調査例を実際に分析することで、縄文への架橋を試みる (第2回)。こうした食糧獲得社会の考古学の実例に基づいて、縄文時代の生活像を復元・議論してみたい(第3回)。(講師・記) 【カリキュラム】 1)食糧獲得社会の考古学 2)東アジアの食糧獲得社会と縄文 3)縄文時代の生活と社会

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    再考・弥生文化

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    • 浜田 晋介/日本大学教授
    • 2025/03/23
      13:00〜14:30

     弥生文化を特徴づけるものの一つに、本格的な農業の開始があげられます。それまでの狩猟・漁撈・採集活動による獲得経済から、栽培・農耕による生産経済に移りかわる転換期として、弥生文化・弥生時代は位置づけられています。しかし一口に「農耕」といってもその内容は単純ではなく、縄文時代からの伝統も含めた作物も存在しています。現在弥生文化の農業はどのように考えるべきなのか。研究の歴史を時間的な流れに沿って、4回にわたり解説していきます。  今回は最後の回で弥生文化研究における「現在の生業観」に焦点をあて解説していきます。(1回目は「水稲農耕の確認」2回目は「縄文農耕論」3回目は「畠作物の確認」でした)。(講師・記)

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    邪馬台国への国々をたどる

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    • 木下 正史/東京学芸大学名誉教授
    • 2025/02/07
      13:00〜17:00

     箸墓古墳から南へ3〜4q、磐余の地に全長200〜220mの巨大前方後円墳、桜井茶臼山古墳とメスリ山古墳がある。箸墓古墳や西殿塚古墳に後続する古墳で、初期ヤマト王権の展開過程を解明する上で重要な位置を占める。両古墳は宮内庁が管理する「陵墓」ではないために、発掘による解明が可能である。桜井茶臼山古墳からは丁寧な造りの竪穴式石室や100面を超える銅鏡が発見され、メスリ山古墳では径1m、高さ2mを超える巨大円筒埴輪が樹立されているなど、箸墓古墳や西殿塚古墳からは明らかにならない初期巨大前方後円墳の実像を知ることができる。両古墳の内容と特質などを探り、邪馬台国の位置や初期ヤマト政権の構造について考える。 (講師・記) ※2021年10月から続くシリーズです。魏都洛陽〜朝鮮半島を経て邪馬台国への国々をたどり、毎回異なる角度から特色を考察します。

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    「魏志倭人伝」を徹底的に読む

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    • 安本 美典/元産業能率大学教授
    • 2025/01/11〜
      10:00〜12:00

     「魏志倭人伝」は、西暦284年ごろ、いまから1700年以上まえに書かれた。中国の西晋時代の歴史家、陳寿の著作『三国志』の一部をなす。「魏志倭人伝」は、わが国のことをかなりくわしく記したもっとも古い文献である。「魏志倭人伝」は、2000字たらずの文章であるが、現代の日本文になおすと、およそ400字づめ原稿用紙20枚程度の分量となる。  この講座では、「魏志倭人伝」を他の諸資料を参考にしながら読み進め、古代日本の姿を総合的に探究する。とくに、女王卑弥呼は、どのような人物なのか、邪馬台国はどこにあったのか、などに焦点をあてる。「魏志倭人伝」の記述内容は、『古事記』『日本書紀』などの日本がわの文献の記述内容と、どのような関係をもつのか。邪馬台国問題は、なぜ解けないのか。これまでの諸説を整理する。  総合的に探究し、構造をもち、ストーリーとして理解できるような答えが必要である。そのためには、考古学的データ、中国・朝鮮の文献データ、日本がわの文献データ、民俗学的なデータなど、諸データによる情報を総合的に検討する必要がある。私は、そのようにすれば、邪馬台国問題は、現代の科学技術の範囲で解ける問題であると考える。とくに、文献学と考古学とは問題を解くための車の両輪である。日本がわ文献などを排除し、考古学の範囲内で解こう、などとするから情報不足で解けなくなるのである。(講師・記) ※2024年4月開講。 ※授業開始20分前程から受講者による発表(テーマ自由)を行います。(希望者のみ)

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    東アジアの古墳文化2

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    • 高久 健二/専修大学教授
    • 2025/01/18〜
      11:00〜12:30

     日本列島の古墳時代は大型前方後円墳のような厚葬墓が造営され、これらが被葬者の社会的・政治的な関係を象徴的に示すものとして機能していた時代です。一方、古墳の造営は中国大陸や朝鮮半島でも認められ、東アジアの古墳文化は日本列島の古墳文化にも影響を与えました。この講座では、5世紀における中国大陸と朝鮮半島の古墳文化を概観するとともに、日本列島における渡来系文物から対外交流について論じます。(講師・記) *写真は「韓国・慶尚北道慶州市 皇南大塚(新羅)」 第1回(1/18) 中国東晋・五胡十六国時代の古墳文化 朝鮮半島や日本列島の古墳文化に大きな影響を与えた東晋・三燕の古墳文化を概観し、中国大陸における4〜5世紀の古墳文化について論じます。 第2回(2/22) 朝鮮三国時代中期の古墳文化 高句麗・百済・新羅・加耶諸国のおける5世紀の王墓を概観し、朝鮮半島における中期古墳の様相について論じます。 第3回(3/15) 古墳時代中期の古墳文化と対外交流 日本列島各地の5世紀代の古墳に副葬された渡来系文物を概観し、古墳時代中期の対外交流について論じます。

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    カミが依りくる二形態、その遺跡

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    • 今尾 文昭/関西大学講師
    • 2025/03/12
      15:30〜17:00

     古墳時代の祭祀遺跡といえば、沖ノ島と三輪山でしょう。また近年、知られるようになった導水や湧水の施設を備えた祭祀があります。その代表、古墳時代中期の奈良・南郷大東遺跡では、葛城山麓の谷間から流れくる水を貯めた池を設け、上澄み水を木樋でつないで建物内に導き、祭祀が催されました。同じ頃、盆地の東向かいの三輪山麓では磐座の周辺に滑石製品などを用いた祭祀遺跡が数多く現れます。山頂からカミがサトに下る先端にそれらが位置するとみています。同じ古墳時代の祭祀遺跡ですが、カミが依りくる二つの形態について紹介します。(講師・記)

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    入門日本古代史

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    • 仁藤 敦史/国立歴史民俗博物館教授
    • 2025/01/08〜
      15:30〜17:00

     本講座では、日本古代の重要な史料や時代を取り扱い、世紀を区切ってできるだけ分かり易く入門講座として講義していきます。  第W期は、六世紀の前半期を中心に論じます。具体的には新王朝とも評価される新たな王系から出現した継体天皇の登場、大きな内乱に発展した磐井の乱をとりあげ、当該期における政治・外交の大きな変化について論じます。さらに「任那四県割譲事件」から「任那の滅亡」に至る朝鮮半島情勢の変化についてわかりやすく解説します。 ※2024年4月開講 【カリキュラム】 @1/8(水) 継体天皇の即位 −その系譜と歴史的位置− A2/12(水) 磐井の乱と古代国家 −百済と比較した国家形成史− B3/5(水) 「任那」の滅亡過程 −新羅・百済の加耶侵略

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    古代日中関係の展開と行方

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    • 森 公章/東洋大学教授
    • 2025/01/29〜
      10:30〜12:00

     日本と中国の関係は紀元前1世紀頃からのもので、朝鮮諸国との関係ともども古代国家形成に国際的要因が及ぼした影響は大きかったことがわかっています。日中関係といえば、遣隋使・遣唐使が思い浮かび、留学生が東西文化を融合させて世界帝国の首都で活動する華やかな様子も強調されるところです。  では、当時の日中関係の実際の姿や変遷はどうだったのでしょうか。  7世紀には戦争による通交途絶の時期もありました。日本は対等外交を展開したといわれますが、本当でしょうか。遣唐使はどのようにして文物移入を行ったのでしょうか。阿倍仲麻呂の唐での活躍ぶりは如何。遣唐使は「廃止」されたのでしょうか。「遣唐使」以後の日中関係はどのように推移していくのでしょうか。平氏は日宋貿易を経済基盤としたのでしょうか。  この講座では7〜12世紀を視野に、遣隋使・遣唐使の時代から近年研究が進展している日宋関係の様相などを、最新の研究成果に基づいてお話しする予定です。 (講師・記) ■2025年1月期 平安時代の遣唐使(9世紀) 第16回 恵萼・恵運と円珍・真如 第17回 寛平度遣唐使計画 第18回 「国風」文化の成立 ■2025年4月期 「遣唐使」以後(10〜12世紀) 第19回 呉越国との通交 第20回 「然の入宋 第21回 寂照と藤原道長 ■2025年7月期 「遣唐使」以後(10〜12世紀) 第22回 成尋の渡宋と巡礼の旅 第23回 宋からの入貢・通交要請 第24回 平氏と「日宋貿易」

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    倭国の対外関係史

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    • 河内 春人/関東学院大学教授
    • 2025/01/14〜
      10:30〜12:00

     日本古代史の展開は、列島をとりまく東アジアの歴史と密接に結びついています。東アジアの世界は古代の日本にどのような影響を与え、逆に当時の日本は東アジアとどのように関わろうとしたのでしょうか。特に朝鮮半島は古代の日本と日常的に密接に関わっており、その関係は欠かせないものでした。朝鮮半島の歴史的動向と古代日本の展開を重ね合わせて考えることで世界のなかの日本という問題を考えます。(講師:記) 1月:倭の五王と朝鮮半島 2月:加耶問題 3月:隋代の倭国と朝鮮三国

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    古事記講読 神話篇

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    • 三浦 佑之/千葉大学名誉教授
    • 2025/01/16〜
      13:00〜14:30

     『古事記』上巻「神がみの物語(神話)」を、冒頭から丁寧に読み進めます。それぞれの神話にはどのような背景や歴史があるか、神の名や神話にこめられた意味は何か、『日本書紀』など共通する神話や伝承との共通性や相違について、など多面的に『古事記』の神話を考察します。『古事記』の原文は日本化された漢文で記述されていますが、その原文と現代語訳とを並べた自作テキストに基づき、はじめて『古事記』を読む人にも、何度も読んでいる人にも楽しめる講座を心がけます。どこの大学に行っても聴けない『古事記』講座です。(講師・記/2024年10月開講) 〈テキスト〉 プリントを配布します。今期は「イザナミの死」から読み進めます。 〈参考書〉※なくてもかまいませんが、持っていると予習復習に好都合です。 三浦佑之『口語訳古事記 神代篇』(文春文庫) 倉野憲司『古事記』(岩波文庫)あるいはその他の古事記テキスト

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    殺された古代の天皇

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    • 森田 喜久男/淑徳大学教授
    • 2025/01/22〜
      15:30〜17:00

     なんともセンセーショナルなタイトルをつけてしまいましたが、古今東西、しばしば世界各地で王殺しの歴史が見られます。たとえば、フランス革命によるルイ16世の処刑、隋の煬帝の暗殺など。今日では、さすがに王殺しはないものの、指導者としての資質に欠けると判断された場合は、議会による不信任決議やリコ・ルなどもありますよね。では、王としての資質、指導者としての資質とは何でしょうか。  今回の講座では、『古事記』・『日本書紀』に記された古代の天皇のうちで、不幸にも暗殺された3人を取り上げ、倭国王に求められた資質について考えてみます。殺された3人は、決してロ・マ皇帝のカリギュラやネロのように暴君だったわけではありません。『古事記』や『日本書紀』を読んでいくと、殺された3人よりも、もっと暴虐な天皇が出てきます。では、なぜ、3人は殺されなくてはならなかったのか。この講座を通して、指導者としての資質について考えを深めていただき、本当の意味での民主主義とは何か、この点について考える契機となれば望外の喜びです。(講師・記) 【カリキュラム】 第1回 仲哀天皇の最期  「西の方に豊かな国があるぞ」と神に告げられたにも関わらず、その神託を疑い、命を落とした仲哀天皇。神のお告げを聞かなかったと言えば、それまでなのですが、実はこの天皇、倭国を統治していく上で、重大な失敗を犯していました。その失敗とは?手がかりは王権と自然との関係にあります。  第2回 安康天皇の最期  大后の連れ子に寝首をかかれた安康天皇。しかし、この殺人事件は、単なる男女関係のもつれによるものではありませんでした。問題の本質は、5世紀の倭国における皇位継承のあり方にあったのです。 第3回 崇峻天皇の最期  崇峻天皇殺害の首謀者として、蘇我馬子の存在がクロ・ズアップされてきました。しかし、犯人は本当に蘇我馬子だけだったのでしょうか。『日本書紀』を精読していくと、崇峻天皇が殺された時に、あまり混乱は起きていないのです。もしかして、宮廷全体が、グルだったのでしょうか。

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    天皇と天皇陵の探求「日本書紀」を読み解く

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    • 遠山 美都男/学習院大学講師
    • 2025/01/10〜
      13:00〜14:30

     奈良時代の初め、中国の史書にならい日本王朝の正史として編纂された『日本書紀』。その精読を通じて天皇とその歴史について理解を深めます。さらに歴代の天皇陵と周辺の史跡にも目を配りたいと思います。  今期も引き続き、持統天皇による権力形成のプロセスを読み解いていきます。(講師・記)

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    奈良時代を読み直す 「続日本紀」新講

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    • 遠山 美都男/学習院大学講師
    • 2025/01/16〜
      10:30〜12:00

     天武天皇のキサキ持統天皇の手で完成された律令制国家は、天武・持統の孫にあたる文武天皇に受け継がれました。いわゆる天武系の支配する奈良時代の開幕です。しかし、この時代は本当に天武系の時代と考えてよいのでしょうか?この疑問を主軸にしながら、『続日本紀』の講読を通じて奈良時代の歴史を見つめ直していきます。  今期も恭仁京の造営に続き、国分寺・国分尼寺の建立、廬舎那仏造立に取り組む40代の聖武天皇の奮闘の歳月をたどります。(講師・記) ※2008年1月開講。

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    検証・平安時代の皇位継承

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    • 遠山 美都男/学習院大学講師
    • 2025/01/13〜
      10:30〜12:00

     従来の天皇とは全く異なる官僚出身の桓武天皇によって開幕した平安京の時代。  その後、天皇の地位と権力はどのように受け継がれていったのでしょうか。また天皇の正当性はいかなる点に求められていったのでしょう。平安時代の天皇を一代一回で読み解いていきます。(講師・記) *2024年4月開講 【カリキュラム】 1)1/13 一条天皇 2)1/27 三条天皇 3)2/10 後一条天皇 4)2/24 後朱雀天皇 5)3/10 後冷泉天皇 6)3/24 後三条天皇

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    戦乱でたどる古代史

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    • 佐藤 信 ほか/東京大学名誉教授
    • 2025/01/21〜
      10:30〜12:00

     日本の古代史は、多くの戦乱に彩られています。国際戦争、皇位継承をめぐる変乱、国家に対する反乱や蝦夷と律令国家との戦いなど、多様な戦乱は、その時代の歴史的背景を明らかにしてくれます。それぞれの戦乱の実像とその背景から、古代社会の変遷をたどりたいと思います。(佐藤信講師記) ■2024年10月開講、24講の予定 ■※マーク=講師は新宿教室で講義 ◇マーク=講師はオンラインで講義、教室ではモニター投影します。 【今期のカリキュラム】*数字は通し番号です 7)1/21(火) 「壬申の乱」◇  講師:北村 安裕氏(岐阜聖徳学園大学准教授) 8)1/28(火) 「隼人と律令国家の戦い」◇  講師:永山 修一氏(ラ・サール学園、鹿児島大学、鹿児島県立短期大学等非常勤講師) 9)2/18(火) 「長屋王の変」※  講師:佐藤 信氏(東京大学名誉教授) 10)2/25(火) 「藤原広嗣の乱」◇  講師:酒井 芳司氏(九州歴史資料館学芸調査室 参事補佐・学芸員) 11)3/4(火) 「橘奈良麻呂の変」※   講師:十川 陽一氏(慶應義塾大学准教授) 12)3/25(火) 「恵美押勝の乱」※  講師:森田 喜久男氏(淑徳大学教授) 【2024.10月スタート・全24講カリキュラム】※カリキュラムは変更になることがあります。ご了承ください。 ■2024年10月期(終了) 1)「倭国大乱」 2)「広開土王碑と倭」 3)「武蔵国造の乱」 4)「磐井の乱」 5)「乙巳の変」 6)「白村江の戦い」 ■2025年1月期(今期) 7)壬申の乱 8)隼人と律令国家の戦い 9)長屋王の変 10)藤原広嗣の乱 11)橘奈良麻呂の変  12)恵美押勝の乱 ■2025年4月期(予定) 13)伊治呰麻呂の乱 14)三十八年戦争―律令国家の対蝦夷戦争 15)アテルイの戦い 16)平城太上天皇の変 17)承和の変 18)応天門の変 ■2025年7月期(予定) 19)元慶の乱 20)安和の変 21)長徳の変 中関白家の没落  22)刀伊の襲来 23)前九年合戦 24)後三年合戦 

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    海外交流の古代史

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    • 見逃し配信あり
    • 佐藤 信/東京大学名誉教授
    • 2025/01/17〜
      13:30〜15:00

     最近の研究の進展によって大きく変貌した古代史像の代表格は、東ユーラシアの国際的な環境のなかで日本列島の古代史が展開した様子が明らかになってきたことです。「グローバルな世界」は、古代にもあったといえるでしょう。海外交流をめぐるそうした最新の研究状況を紹介しながら、対外的な交流のなかで日本の国家や文化の形が現れてくる姿を、全24講座で総体的・具体的に検証したいと思います。 (講師・記) <講座スケジュール> 1月 高句麗と倭 3月 仏教伝来と飛鳥寺

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    はじめての日本古代史 

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    • 倉本 一宏/国際日本文化研究センター名誉教授
    • 2025/01/20〜
      10:00〜11:30

     かつて教科書で習った日本古代史はどう書き替えられたのか。最新の考古学や史料学の成果を取り入れた日本古代史を講じます。  本講座では、原始から中世の始まりまでを対象とします。日本古代において重要となる基礎的なトピックをいくつか取り上げて、研究史を批判的に整理しつつ最新の知見もまじえて論じることとなります。日本列島の形成や「日本人」の誕生から始めて、平安時代初期まで進んで中断していましたが、今回、ちょうど切りのいいことに新たな国家体制である王朝国家から再スタートします。  紫式部や藤原道長の時代も、何回目でお話ししますが、彼らがどうしてあれほどの政治や文化を謳歌できたのか、王朝国家の特質から解説していくことになります。(講師・記) 〈スケジュール〉 1月 地方支配制度の改編はどのようなものだったのか 2月 院政はどうやって始まったのか 3月 武士が台頭する契機は何だったのか

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    3か月でマスターする日本史

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    • 歴史
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    • 野島 博之/学研プライムゼミ特任講師
    • 2025/01/24〜
      18:30〜20:00

     私たちはどこから来て、今どこにいるのか――。  日本史を大きくつかみたいという声がしばしば届きます。不安定化する世界のなかで日本が着々と衰えていく時代にあって、そうした問いはますます切実さを増しているように感じられます。  だったら考えてみましょう。  物事にはここがわかればあっちもそっちもみえてくる「本質的な何か」が潜んでいます。「なるほど、そういうことだったのか」という実感をもってもらえるよう全力を尽くします。お楽しみに!(講師・記) 【カリキュラム】 第1講 日本史の全体像と古代史のエッセンス 第2講 中世史のエッセンス 第3講 近世史のエッセンス 第4講 近代政治史のエッセンス 第5講 近代経済史のエッセンス 第6講 戦後史のエッセンス

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    民俗学からみた日本の歴史

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    • 新谷 尚紀/国立歴史民俗博物館名誉教授
    • 2025/01/24〜
      13:00〜14:30

     柳田國男の民俗学は歴史の中に「変遷」と「伝承」、そして「原因」と「結果」の動態を読み取ろうとした学問でした。現在の日本が直面している国民の生活不安、政治経済外交の危機、それらはすべて歴史の中に原因があります。しかし多くの日本人はそれを深く考えず、不都合な事件もすぐに忘れてしまいがちです。柳田國男は日本の敗戦という廃墟の中で『先祖の話』を書き、学問こそが世の中をよくしていく力だとのべていました。それに学びながら、稲作の定着から律令制下の税制へ、古代後半から中世の武士による年貢徴収とあいつぐ戦乱、幕府絶対の近世の強権社会の到来の中で醸成された集団的思考と行動、誰も責任を採らない傍観と評論、自立と自律ができにくい日本人になってしまったことを、古代史から現代史にいたる通史的な視野の中で分析し、批判や悲観だけではなく、どうすれば日本人の有力な点にも注目し、自信をもって危機から回復し改良していけるか、民俗伝承学の視点から考えてみます。(講師・記) <1月期のスケジュール> K1月24日 敗戦と和製「民主主義」―民主主義と衆愚政治 L2月28日 経済発展と失われた危機管理能力―IT時代を開いたアメリカ社会 M3月28日 政治家と高級官僚―「よい・わるい・ふつう」の人材枠の中で

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    花の民俗学〜日本人と桜花

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    • 歴史
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 新谷 尚紀/国立歴史民俗博物館名誉教授
    • 2025/03/14
      13:00〜14:30

     日本では春夏秋冬の四季の移ろいの中に豊かな文化が育まれてきました。花の四季といえば、春は梅と桜、夏は紫陽花や朝顔、秋は菊や秋桜、冬は椿や山茶花などでしょう。それぞれに味わい深い世界がありますが、とくに日本人が好きなのは桜の花のようです。毎年3月から4月の花見の季節には全国各地の桜の名所がおおぜいの花見客でにぎわいます。しかし、奈良時代の『万葉集』では梅が110首と多く、桜は43首だけでした。それが平安時代の『古今和歌集』では花といえばいうまでもなく桜のことになっていました。桜の花の歴史と民俗とを調べてみると、日本人がなぜ桜が好きなのか、という疑問も解けてきます。今回は日本人と桜花というテーマで解説してみましょう。(講師・記)

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    漢字の伝来

    • 歴史
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 沖森 卓也/立教大学名誉教授
    • 2025/01/09〜
      15:30〜17:00

     漢字が伝来して初めて日本語が書き記されるようになりますが、この「漢字の伝来」をめぐる問題の本質について、これまで語られることはほとんどありませんでした。そこで、本講座では、文字の歴史を踏まえて、漢字の出現、その特質などとともに、東アジアにおける漢字の展開を見渡すことにします。それによって、漢字の伝来という出来事の真相が明らかになり、歴史に対する新たな視座がもたらされることになるでしょう。(講師記) [各回の予定テーマ] 1月 漢字の本格的伝来 2月 漢字伝来の背景 (過去のテーマ) 11月 文字・漢字の歴史 12月 出土資料と漢字 ・・・・・

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    鈴木正崇先生2501木曽御嶽山と霊神碑IMG_9220.JPG

    流転する木曽御嶽信仰

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    • 鈴木 正崇/慶応義塾大学名誉教授
    • 2025/02/24
      10:30〜12:00

     日本の山の中でも、最も盛んに信仰登山が行われてきたのが木曽御嶽山でした。しかし、2014年の噴火で多くの犠牲者を出し、立ち入り禁止を余儀なくされました。10年が経過して沈静化し、登山が復活して御嶽講も再興の兆しがあり、2024年夏は多くの人々で賑わいました。しかし、コロナ禍や高齢化の影響もあり、御嶽講の信仰登山の完全復活は難しそうです。聖地「二ノ池」も干上がってしまいました。今後の木曽御嶽信仰の継続は困難さを増していますが、社会や時代の動きと連動して変化してきた根強い信仰の在り方を再考してみたいと思います。(講師・記) 写真:木曽御嶽山と霊神碑

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※日時等は変更となる場合がございます。最新の情報は講座詳細ページにてご確認ください。