昭和100年、戦後80年
昭和は何を残したのか。100年の節目、さらに戦後80年を迎える今、振り返ります。
講座一覧
時事・社会
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新宿 オンライン
1条の戦後史
- NEW
- 時事・社会
- 教室・オンライン自由講座
- 見逃し配信あり
- 原 武史/明治学院大学名誉教授、政治学者
- 2025/12/13
土
13:30〜15:00
-
新宿 オンライン
戦後80年の日本を考える
- 時事・社会
- 教室・オンライン自由講座
- 見逃し配信あり
- 山口 二郎/法政大学教授
- 2025/10/24〜
金
13:00〜14:30
2025年は戦後80年の節目の年である。戦争を知る人々がどんどん少なくなる状況で、遠からず、戦後という言葉は時代記述の言葉として意味を失うだろう。その意味で、今年は、戦後という概念で日本の政治、経済の仕組みを総括する最後の機会となるかもしれない。 「戦後80年を考える」シリーズの後半では、政治、経済、社会、文化などの様々な分野で、「戦後日本」を形作った理念、システム、思考様式、行動様式などを取り上げて、平和と民主主義という建前の下で、実際に戦後日本がどのように動いてきたか、日本人は何を求めて生きて来たか、そしてどのような問題を残したかを考える。(講師・記) ※下記テーマの取り上げる順番が変更になっています 1 自由と平等 (12/26予定) ・戦後憲法は自由をもたらしたか? ・戦後日本人は平等という価値をどう考えていたのか? ・グローバル化と新自由主義時代に於ける自由と平等 ・格差社会における民主主義の危機 2 平和の実相 (10/24) ・憲法9条にはどんな意味があったのか ・冷戦時代における平和国家日本の実像 ・ナショナリズムと戦争責任の意義づけ ・国際社会の変化と平和国家の変容 3 家族と社会 (11/28) ・戦後の個人主義とは何だったのか ・日本的家族モデル(性別分業と核家族)の機能と限界 ・家父長主義をめぐって ・人口減少社会の未来 ### 2026年1〜3月のテーマ(予定) 4 メディアとオピニオンの戦後史 ・日本における新聞、テレビの役割 ・論壇の形成と知識人の影響力 ・日本における左翼、革新、リベラル ・メディア革命と民主主義の変容 5 アメリカの影 ・戦後政治体制の形成とアメリカの圧倒的な影響力 ・冷戦時代の日米関係 ・冷戦以後の日米関係 ・自立と同盟をめぐる模索 6 組織と個人、エリートと大衆 ・組織モデルにおける戦前、戦後の連続性 ・戦後啓蒙における個人モデル ・経済発展と大衆の形成 ・エリートの劣化と日本の漂流
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80年目の「戦後民主主義」
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- 時事・社会
- オンライン開催
- 見逃し配信あり
- 山本 昭宏/神戸市外国語大学准教授
- 2025/10/28〜
火
19:00〜20:30
現代では、「戦後民主主義」は「終わったもの」とされがちです。ほとんど顧みられることもありません。しかし、そもそも「戦後民主主義」が何を指しているのか、誰もよくわからないまま、なんとなくこの言葉が使われているように思えてなりません。いったい「戦後民主主義」とはどのような概念なのか。それを踏まえておかないと、「終わった」とは言えませんし、そこから何を継承すべきなのかも見えてこないと思います。レクチャーでは、「戦後」と「民主主義」の関係を、社会の歴史と知識人たちの言論を中心に振り返ります。「戦後」とは何であり、「民主主義」とは何であるかを再考する作業になります。(講師:記) 第1回 敗戦・新憲法・社会運動:1945〜50年代 第1回では、敗戦から占領下、そして主権回復後の時代を扱います。焼跡からの復興を目指した当時の人びとにとって「戦後」とは、新たな苦難の始まりであると同時に、自由や民主主義という言葉を身に染みて感じられる時代でもありました。この時代の言論や社会運動を振り返ることで、「戦後民主主義」の始点の光を見極めます。 第2回 左右からの挟撃:1960年代〜70年代 第2回が扱うのは、高度経済成長期と、その後のいわゆる「低成長」の時代です。この時代、「戦後民主主義」は新左翼の若者たちからも、保守の政治家や知識人たちからも、批判の対象になります。そこで批判された「戦後民主主義」とは、要は戦後日本に支配的だった価値観を指す場合もあれば、日米安保体制を指すこともあれば、戦後知識人たちの啓蒙主義的姿勢を指すこともありました。なぜ、どのように「戦後民主主義」が批判され、その後の日本社会はどこに向かったのか、論じたいと思います。 第3回 「戦後民主主義」から遠く離れて?:1980年代以降 1980年代以降、各種社会運動は基本的には下火になり、「昭和」が終わり、自衛隊が海外に派遣されたりと、「戦後」の終わりが様々に議論されました。ところが、「戦後」が終わったのかどうかは、不明確なままです。21世紀に入ってからも、たとえば「戦後レジームからの脱却」というようなかたちで議論が起こることからもわかります。「戦後」という曖昧な概念は、曖昧なままに現代にまで生き残っています。第3回では、「戦後」が終わったのだとすれば、どの部分が終わったのか、どの部分が活きているのかを確認するために、80年代から現代までを概観します。
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哲学・思想・宗教
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戦後民主主義とは何だったのか? 丸山真男の思想
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- 哲学・思想・宗教
- オンライン開催
- 見逃し配信あり
- 田中 久文/日本女子大学名誉教授
- 2025/10/02〜
木
10:30〜12:00
日本の歴史
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戦前日本の政治と嘘―中野正剛「露探」疑惑を中心に
- NEW
- 歴史
- 教室・オンライン自由講座
- 見逃し配信あり
- 小山 俊樹/帝京大学教授
- 2025/12/02
火
15:30〜17:00
1926年(大正15)3月、野党政友会総裁(田中義一)の「陸軍機密費」横領疑惑が、与党憲政会の代議士・中野正剛によって告発されました。疑惑は当時の陸軍・政党、そして財界や司法を巻き込んだ一大スキャンダルへと発展しましたが、告発者の中野に対しては、政友会によってソ連と関わりを示唆する「露探」疑惑が喧伝されました。 中野の疑惑は充分な証拠もなく、当時から周知の「嘘」とされてきました。それでは報復のためとはいえ、政友会が明らかな「嘘」とわかる疑惑を議会に持ち込んだのはなぜでしょうか。また、そのことがもたらした影響は、どのようなものだったのでしょうか。本講座では、新たな史料などをもとに「嘘」の生成から伝播の過程、その後の影響などを調査分析し、現代政治への示唆、とくに政治と「嘘」の関係について読み解いていくことをめざします。(講師・記)
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昭和100年・戦後80年 昭和史は「歴史」に入った(オンライン受講)
- 歴史
- オンライン(事前選択講座)
- 見逃し配信あり
- 保阪 正康/ノンフィクション作家
- 2025/12/06
土
13:00〜14:30
2025年は「昭和100年」であり、「戦後80年」である。これは何を意味するのであろうか。 昭和史が同時代史から歴史へと移行していく、あるいは昭和史が次の世代によって解釈される時代に入ったということである。昭和という時代を生きた人々が持っていた情緒的見方、政治優位の史実理解、はては当事者の意思を忖度する解釈などを超えて、新しい見方が提示されてくる。これまで同時代の解釈を示してきた体験を生かし、今私は歴史の核となる新解釈とはどのようなものかを示したい。太平洋戦争、2・26事件、敗戦体験などはいかなる解釈になるのだろうか。 (講師・記) 〈今回のテーマ〉 12月-----近代史の帰結と現代史の出発は昭和23年であった。 〈全カリキュラム〉 3月-----太平洋戦争の本質とその誤謬を歴史の視点で総括する。(終了) 6月-----昭和天皇をどう歴史上に位置付けて考えるか。(終了) 9月-----高度成長による経済大国化はなぜ起きたか。(終了) 12月-----近代史の帰結と現代史の出発は昭和23年であった。 ※変更する場合がございます。あらかじめご了承ください。 *こちらは【オンライン受講】の申し込みページです。[教室受講をご希望の方はこちら](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=8422437&p=cdcfbb6fb7004ec73d3d0810cfc970f7cf3e574e922a56d9c417e510b1c4bcd1)
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昭和100年・戦後80年 昭和史は「歴史」に入った(教室受講)
- 歴史
- 教室(事前選択講座)
- 見逃し配信あり
- 保阪 正康/ノンフィクション作家
- 2025/12/06
土
13:00〜14:30
2025年は「昭和100年」であり、「戦後80年」である。これは何を意味するのであろうか。 昭和史が同時代史から歴史へと移行していく、あるいは昭和史が次の世代によって解釈される時代に入ったということである。昭和という時代を生きた人々が持っていた情緒的見方、政治優位の史実理解、はては当事者の意思を忖度する解釈などを超えて、新しい見方が提示されてくる。これまで同時代の解釈を示してきた体験を生かし、今私は歴史の核となる新解釈とはどのようなものかを示したい。太平洋戦争、2・26事件、敗戦体験などはいかなる解釈になるのだろうか。 (講師・記) 〈今回のテーマ〉 12月-----近代史の帰結と現代史の出発は昭和23年であった。 〈全カリキュラム〉 3月-----太平洋戦争の本質とその誤謬を歴史の視点で総括する。(終了) 6月-----昭和天皇をどう歴史上に位置付けて考えるか。(終了) 9月-----高度成長による経済大国化はなぜ起きたか。(終了) 12月-----近代史の帰結と現代史の出発は昭和23年であった。 ※変更する場合がございます。あらかじめご了承ください。 *こちらは【教室受講】の申し込みページです。[オンライン受講をご希望の方はこちら](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=8422436&p=cafa4b5658f957593af85aa537105ddc31d1fd4e964b4b835c9afa866718e708)
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大本営から見た1945(昭和20)年の戦争
- 歴史
- 教室・オンライン自由講座
- 見逃し配信あり
- 山田 朗/明治大学教授
- 2025/10/17〜
金
15:30〜17:00
1945(昭和20)年、もはや戦争は日本にとって絶望的な段階に入っていました。イギリス・アメリカ・中国の連合国側は、すでに1943年末の段階で日本に対して「無条件降伏」を迫っていました。1944年6月〜8月のサイパン島を中心とするマリアナ諸島での「決戦」に敗北した日本は、それでも戦争継続の道を選びました。その際に、戦争継続の論理となったのが、「一撃講和」(決戦後講和)という考え方です。この考え方に基づいてフィリピン「レイテ決戦」、硫黄島戦、沖縄戦が遂行され、多くの人々が犠牲になりました。 本シリーズでは、『大本営陸軍部戦争指導班 機密戦争日誌』や作戦部長『宮崎周一日記』などの大本営関係資料を読み解きながら、「一撃講和」(決戦後講和)論の中心であった参謀本部における戦争継続の論理、そして、ソ連を仲介とした和平論への傾斜など天皇をはじめとする国家指導層の戦争と講和に対する考え方の揺れ動きについて、1945年を中心にその実像に迫ります。(講師・記) 【10月期】 10月:1945年4月:鈴木貫太郎内閣の成立 11月:1945年5月:ドイツの降伏 12月:1945年6月:「本土決戦」方針の確認 <今後の予定> 【1月期】 1月:1945年7月:ポツダム宣言 2月:1945年8月:ポツダム宣言受諾 3月:1945年9月:「日ソ戦争」の終結
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かくして「帝国臣民」は動員された
- NEW
- 歴史
- 教室・オンライン自由講座
- 見逃し配信あり
- 遠藤 正敬/早稲田大学講師
- 2025/10/14〜
火
13:30〜15:00
今年(2025年)は「戦後80年」という節目を迎えた。戦争は人間、社会、国家のあり方を様々に変貌させる。 戸籍は「日本国民」の身分証明として長きにわたって社会に定着してきたが、そのあゆみは徴兵制の成立とともに始まった。「帝国臣民」の徴兵、戦死、戦災、生死不明・・・といった場面で戸籍はいかなる役割を持ち、また失ったのか。そして朝鮮、台湾といった植民地の人々や在外日本人も戸籍を通じて「皇軍」に動員された。戸籍という日本独特の装置を通して、日本における戦争と人間、社会、国家の関係の行方をあらためて再考することで、「戦後80年」の実相を問い直す。(講師:記) 【今期のテーマ】 第1回 徴兵と戸籍−「皇軍兵士」となる名誉 近代日本の徴兵制は戸籍制度に支えられていた。国民は戸籍に登録されることで「皇軍兵士」として動員された。戦時の「赤紙」はいかにして交付されたのか。また、兵士はいかにその身分を管理されたのか。兵役と戸籍の仕組みを振り返る。 第2回 徴兵逃れ百景−戸籍の細工にどんな手でも 兵役は「帝国臣民の義務」とされたが、民衆はあの手この手を使って兵役逃れを図った。そこでの手口は戸籍の偽装や捏造のみならず、合法的な抜け道もあった。国家の動員に抗う庶民の知恵は戸籍をどのように利用したのか? 第3回 「英霊」の死亡届−幽霊は生きていた? 戦争に戦死者は付きものである。不幸にも戦死を遂げた兵士、また生死不明となった兵士の戸籍はどうなったのか?「戦死公報」とは何であったか?「死んだ」はずの兵士が実は生きていたら?戦死と戸籍をめぐる悲喜こもごものドラマがそこにある。 【来期のテーマ】 第4回 植民地と兵役―「一視同仁」の名の下に 日本の統治下に置かれた朝鮮人や台湾人も「帝国臣民」とされていた。だが、彼らの兵役は日本にとって慎重を期すべき問題であった。戦争末期、植民地に徴兵制が課された経緯は何であったか?それと並行して行われた皇民化政策についても問う。 第5回 総力戦体制と戸籍−移民から銃後まで 日本が総力戦体制に突入すると、「根こそぎ動員」の様相を呈した。そこでは、「銃後」の動員のために戸籍だけでなく、様々な身分登録制度が生まれた。また、在外日本人、たとえば満洲国に渡った開拓民の兵役と戸籍はどうなっていたのか?「非常時」における国民管理の実状をあらためて探ってみる。 第6回 敗戦で灰になった戸籍−失われた「日本人」の証明 日本が敗戦を迎えた時、東京、大阪、沖縄などでは戸籍は灰燼に帰していた。「日本人」の証明とさる戸籍が失われたために起こったカオス。焼け野原の中、戸籍はいかにして生き返ったのか?また、植民地や引揚者をめぐる戦後処理においても戸籍は重大な位置づけにあった。そこから浮かび上がる「戦後80年」の歪んだ闇の部分を再考する。
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新宿 オンライン
<満洲国>総務庁
- 歴史
- 教室・オンライン自由講座
- 見逃し配信あり
- 小林 英夫/早稲田大学名誉教授
- 2025/10/02〜
木
15:30〜17:00
-
新宿 オンライン
近現代天皇の「帝王学」
- NEW
- 歴史
- 教室・オンライン自由講座
- 見逃し配信あり
- 河西 秀哉/名古屋大学准教授
- 2025/11/20〜
木
15:30〜17:00
天皇は生まれながらにして天皇になるための教育を受けてきました。いわゆる「帝王学」です。戦前の天皇と戦後の天皇は、一方は「統治権の総攬者」であり、一方は「象徴」であるなど、もちろんその性格は異なるので、受けてきた「帝王学」も異なります。また、小学生で敗戦を迎えた上皇は、戦前と戦後で受けてきた「帝王学」がやはり異なります。では、どのような違いがあるのでしょうか。その違いは、天皇の差異をめぐる問題だけではなく、日本社会のあり方の違いとも大きく関係しています。また、違いだけではなく、戦前と戦後で通底する「帝王学」もあります。そこには、理想とする天皇像もあるようです。この講座では、いわゆる「帝王学」を通じて、近現代の天皇のあり方を歴史的に見ていきたいと思います。(講師:記) 【各回のテーマ】 第1回 昭和天皇の「帝王学」 統治権の総攬者であり大元帥である天皇をどう教育していくのか。戦前の「帝王学」を見ていきます。 第2回 平成の天皇と令和の天皇の「帝王学」 戦前から戦後にかけて、「帝王学」はいかに変化したのか。平成の天皇の戦前と戦後の違い、令和の天皇の「帝王学」を見ていきます。
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昭和の戦争を問い直す 外務官僚たちの戦争終結への苦闘
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- 歴史
- 教室・オンライン自由講座
- 見逃し配信あり
- 佐藤 元英/元中央大学政策文化総合研究所長
- 2025/10/21〜
火
13:00〜14:30
「昭和の戦争」が終結して間もなく80年になろうとする今日、戦争開始の決断よりも終戦と平和の回復がいかに難しかったのか、現代の国際紛争終息の混迷を考えるうえでも、日本外交史を学びましょう。 宣戦を布告することも戦争終結の講和を宣布することも昭和天皇の大権でしたが、外務官僚たちは天皇の輔弼の責任において、どのように戦争指導に協力し、早期戦争終結の道筋を構想したのか、その深層を探ります。 外務官僚たちが思考した国益と国際秩序、枢軸陣営(日独伊三国同盟・日ソ中立条約)というパワーポリテックスに参入した外交官たちの思想と行動、日中戦争終結の試み、外務省の組織機構の中で外務官僚たちは世界情勢の動向に関する情報をどのように収集し分析したのか、外務省の情報はどのように天皇や軍部に伝えられたのか、とくに連合国の「ヤルタ会談の密約」「ポツダム宣言」などを問い直し、昭和天皇と外務官僚たちの終戦への苦闘を再検討します。(講師・記) [『外務官僚たちの太平洋戦争』(NHKブックス)](https://www.nhk-book.co.jp/detail/000000912322015.html)をテキストとして使用します(各自ご準備ください)。10月〜2026年3月は、第6章「戦時下の日独伊ソ関係と対中政戦略」から、第7章「戦争終結への苦闘」までを解説します。講座では毎回、レジュメと関連史料(日本外務省・国立公文書館史料、「昭和天皇実録」など)を配布します。
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新宿
秘蔵映像で見る満洲国ツアー
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- 歴史
- 教室開催
- 小牟田 哲彦/作家
- 2025/12/20
土
13:00〜14:30
20世紀前半の日本人は、生活水準の向上や公共交通機関の発達を受けて、遠隔地へ出かけて行楽としての観光を楽しむようになりました。その行動範囲は徐々に拡大し、船や航空機で海を越えて、日本列島の外へと足を延ばす旅行者も増えていきます。当時の東アジアでは旅行の手続きが簡便で、言語、通貨の差は現代の海外旅行より少なく、観光客向けの名所旧跡や旅行者向けサービスも整備されていました。本講座では、昭和初期に発行された絵はがきやパンフレット、さらには当時の東京市民が撮影した満洲慰問旅行の8ミリ動画などを豊富に用いながら、昭和初期の日本人が体験した大陸観光の様子を疑似体験します。(講師:記) ※本講座は教室のみの開催です。 ※オンライン配信、見逃し配信はございません。 【書籍販売のご案内】 講座当日、教室内で下記の書籍を特別価格で販売します。お支払いは現金のみです。 ・『日本鉄道廃線史』(中公新書) ・『鉄道と国家―「我田引鉄」の近現代史 新装改訂版』(交通新聞社新書) ・『日本列島改造論と鉄道—田中角栄が描いた路線網』(交通新聞社新書) ・『宮脇俊三の紀行文学を読む』(中央公論新社) ・『去りゆく星空の夜行列車』(草思社文庫) ・『改訂新版 大日本帝国の海外鉄道』(扶桑社) ・『旅行ガイドブックから読み解く明治・大正・昭和 日本人のアジア観光』(草思社)
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世界の歴史
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アメリカの戦争
- 歴史
- 教室・オンライン自由講座
- 見逃し配信あり
- 金井 光太朗/東京外国語大学名誉教授
- 2025/10/02〜
木
10:30〜12:00
戦後のアメリカは「パクス・アメリカーナ」の建設を積極的に進めた。それは一言で言えば、親米国家のネットワークで世界を構成することであった。冷戦はイデオロギーを掲げながらも、独裁政権であっても親米であれば「自由世界」のリーダーと見なしていた。冷戦に勝利した後、アメリカは自分に敵対する勢力を徹底的に排除しようと遠慮なく単独主義で行動するようになる。しかし、それは国際社会での反発を招く一方、テロによる抵抗も強くなった。アメリカ的体制維持の負担が課題となってきたのも当然と言えよう。本講座が、トランプ大統領が今まさに破壊している戦後秩序の実相を見極め、次の時代を構想するヒントとなればと願っている。(講師:記) 【今期の予定】 1.冷戦と朝鮮戦争・ベトナム戦争 2.冷戦終結とアメリカ単独主義 3.911とアフガン・イラク戦争 4.対テロ戦争 5.ウクライナでの米露の戦争 6.イスラエルの戦争を支えるアメリカ
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20世紀の戦争 比較戦争史研究の試み
- 歴史
- 教室・オンライン自由講座
- 見逃し配信あり
- 等松 春夫/防衛大学校教授
- 2025/10/29〜
水
19:00〜20:30
2025年は第二次世界大戦の終結から80年である。あの戦争を最年少の兵士として戦った人々の大半が鬼籍に入った。日本は戦後80年のあいだ平和を享受してきたが、世界ではその間、無数の紛争が生起して多くの血が流されてきた。そしてその状況は過去形にはなっていない。本講義ではジョン・ストウシンガーの古典的著作『なぜ国々は戦争をするのか』上下巻(国書刊行会2015)を手がかりに、20世紀の戦争・紛争を考察する。 教科書は指定せず講義は講師が作成する教材を基に行うが、参考文献として受講者はストウシンガーの上記書に目を通しておくことが望ましい。(講師:記) <今期の予定> 第2期(2025年10〜12月) 4 ヨーロッパ発のグローバル戦争:第2次世界大戦(ヨーロッパ) 5 アジア発のグローバル戦争:第2次世界大戦(アジア・太平洋) 6 冷戦下の国際内戦:朝鮮戦争 <全体の予定> 第1期(2025年4〜6月) 1 帝国主義下のアジアの戦争:日清戦争/米西戦争/日露戦争 2 経済とテクノロジーのグローバル戦争:第1次世界大戦 3 イデオロギーと政治体制をめぐる戦争:スペイン内戦/独ソ戦/国共内戦 第2期(2025年10〜12月) 4 ヨーロッパ発のグローバル戦争:第2次世界大戦(ヨーロッパ) 5 アジア発のグローバル戦争:第2次世界大戦(アジア・太平洋) 6 冷戦下の国際内戦:朝鮮戦争 第3期(2026年1〜3月) 7 帝国主義・シオニズム・ナショナリズム:第1〜4次中東戦争 8 インド亜大陸をめぐる戦争:第1〜3次インド・パキスタン戦争 9 ドミノ理論の誤算:ベトナム戦争 第4期(2026年4〜6月) 10 帝国の負債:スエズ戦争/フォークランド戦争 アルジェリア戦争/インドシナ戦争 11 ソヴィエト帝国の負債:ユーゴスラヴィア内戦 コーカサス紛争 ウクライナ戦争 12 21世紀の戦争:湾岸戦争 アフガニスタン イラク ガザ 註:講義は1年通年でも、1期ごとでも登録・受講可能。 各サイクル(3回)内で扱う戦争の順番は変更する可能性がある。 <参考文献> ジョン・G・ストウシンガー著、等松春夫監訳[『なぜ国々は戦争をするのか』](https://www.kokusho.co.jp/np/result.html?writer_id=20534)上下巻(国書刊行会2015) <講師詳細> 等松 春夫:1962年米国パサデナ市生。防衛大学校国際関係学科教授。専門は政治外交史・比較戦争史。筑波大学、早稲田大学を経て1991〜97年に英国留学。オックスフォード大学博士(政治学・国際関係論)。2011年にNATO国防大学で研修、ディプロマ取得。著書『日本帝国と委任統治』(名古屋大学出版会2011)、訳書『なぜ国々は戦争をするのか』(国書刊行会2015)、『大いなる聖戦:第二次世界大戦全史』(国書刊行会、2018)、共著書『日英交流史3〈軍事〉』(東京大学出版会、2001)、『日中戦争の軍事的展開』(慶應義塾大学出版会、2006)、『昭和史講義1・2』(筑摩書房、2015、2016)、Pearl Harbor (Cassell, 2001)、A Gathering Darkness (Scholarly Resources, 2004), Imperialism on Trial (Lexington Books, 2006), Russo Japanese War in Global Perspective (Brill, 2007), History Textbooks and the Wars in Asia (Routledge, 2011), Maritime Strategy and National Security in Japan and Britain (Brill, 2012), Spain 1936: Year Zero (Liverpool University Press, 2018), East Asians in the League of Nations (Palgrave Macmillan, 2023 )他多数。
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文学・文芸
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新宿 オンライン
アメリカ人に映った日本
- NEW
- 文学・文芸創作
- 教室・オンライン自由講座
- 見逃し配信あり
- 荒 このみ/東京外国語大学名誉教授
- 2025/12/03
水
10:30〜12:00
-
新宿 オンライン
「戦後80年」に、井上ひさしを読む
- 文学・文芸創作
- 教室・オンライン自由講座
- 見逃し配信あり
- 小森 陽一/東京大学名誉教授
- 成田 龍一/日本女子大学名誉教授
- 2025/07/25〜
金
15:30〜17:00
「戦後80年」ということが言われます。「戦後」をどのように考え、記憶していくのか。そのことを、井上ひさし(1934−2010)の作品を手がかりに考えてみたいと思います。ご存知のように、井上ひさしは放送作家として出発し「ひょっこりひょうたん島」(1964−69)をはじめとして、いまだに語り継がれる作品を送り出しました。その後、小説、戯曲を書き、エッセイなど幅広いジャンルで活動し、『吉里吉里人』(1981)などのベストセラーを生みだします。井上作品は、小説でも戯曲でも一貫して生活する人びとへの温かいまなざしとともに、国家と社会のあり方への批判的な視点が脈打っています。とくに戦争の悲惨さは繰り返し語っています。 このことは、井上ひさしが歴史の証言者であることも意味します。敗戦時に10歳であったひさしは、その後「占領」の時代を経て、高度経済成長の時代から「経済大国」の日本に直面し、さらに冷戦体制崩壊――「戦後」の終焉にも立ち会います。その時々の「戦後」の出来事に真正面から向き合い、出来事のもつ意味を、小説・戯曲・エッセイとして読者に提供してきました。 井上ひさしは「戦後」と伴走しながら、研ぎ澄ませたことばで「戦後」を作品化してきました。井上が「民主主義」といったとき、干からびかけていた「民主主義」が生き生きとし、「日本国憲法」はその宝庫となっていきます。「戦後80年」を考えるとき、井上ひさしの作品は、このうえない知見を提供してくれます。「小説」「戯曲」「エッセイ」から代表的な作品を選んで、考えてみたいと思います。「文学研究者」と「歴史家」との対話の形式をとります。 (成田講師・記) ・2025年1月開講。1年間かけて井上ひさし作品を取り上げます。 ・各回でもお申込みいただけますが、連続して受講される方が理解しやすいです。 ・途中からの受講も歓迎いたします。 <全12回のカリキュラム> ※予定は変更になる場合がございます。 ■2025年7月期 (今期) 第七回 戯曲のなかの「戦後」――『東京裁判三部作 夢の裂け目』(小学館)を読む [【第7回のみ】の申し込みはこちら](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=7999328&p=83e72896717da828f66f8adb7d44921059402bd58c085381b359511cbcbcdba9) 第八回 戯曲のなかの「戦時」と「戦後」――『太鼓たたいて笛吹いて』(新潮文庫、キンドル版)を読む [【第8回のみ】の申し込みはこちら](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=7999329&p=85731fcc46ef760317eab8b36df8839c1a0960520a6f3dc1501c98c41c002d69) 第九回 井上ひさしの芝居とは、どのような芝居であろうか――昭和庶民伝三部作――『きらめく星座』『闇に咲く花』『雪やこんこん』を中心に [【第9回のみ】の申し込みはこちら](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=7999330&p=dd67efef44d0224ad57a21bdf315aba66ce95a8eef3c44e9bd3f97fdf678ec29) 第十回 エッセイのなかの「戦後」T――『井上ひさし ベストエッセイ』(ちくま文庫)を読む [【第10回のみ】の申し込みはこちら](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=8409073) 第十一回 エッセイのなかの「戦後」U――『井上ひさしの憲法指南』(岩波現代文庫)を読む [【第11回のみ】の申し込みはこちら](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=8409074) 第十二回 井上ひさしの思想と活動を、あらためて「戦後史」のなかで考える [【第12回のみ】の申し込みはこちら](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=8409075) ■2025年1月期 (終了) 第一回 導入T――『下駄のうえの卵』(新潮文庫)を読む (終了) 第二回 導入U――『父と暮らせば』(新潮文庫)を読む (終了) 第三回 井上ひさしの作品から、「戦後80年」を考える (終了) 第四回 小説のなかの「戦後」――『四十一番の少年』(文春文庫)を読む 第五回 小説のなかの「戦時」と「戦後」――『一週間』(新潮文庫)を読む 第六回 井上ひさしの小説とは、どのような小説であろうか――『吉里吉里人』を中心に
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新宿 オンライン
「戦後80年」に、井上ひさしを読む【第11回のみ】
- 文学・文芸創作
- 教室・オンライン自由講座
- 見逃し配信あり
- 小森 陽一/東京大学名誉教授
- 成田 龍一/日本女子大学名誉教授
- 2025/11/28
金
15:30〜17:00
「戦後80年」ということが言われます。「戦後」をどのように考え、記憶していくのか。そのことを、井上ひさし(1934−2010)の作品を手がかりに考えてみたいと思います。ご存知のように、井上ひさしは放送作家として出発し「ひょっこりひょうたん島」(1964−69)をはじめとして、いまだに語り継がれる作品を送り出しました。その後、小説、戯曲を書き、エッセイなど幅広いジャンルで活動し、『吉里吉里人』(1981)などのベストセラーを生みだします。井上作品は、小説でも戯曲でも一貫して生活する人びとへの温かいまなざしとともに、国家と社会のあり方への批判的な視点が脈打っています。とくに戦争の悲惨さは繰り返し語っています。 このことは、井上ひさしが歴史の証言者であることも意味します。敗戦時に10歳であったひさしは、その後「占領」の時代を経て、高度経済成長の時代から「経済大国」の日本に直面し、さらに冷戦体制崩壊――「戦後」の終焉にも立ち会います。その時々の「戦後」の出来事に真正面から向き合い、出来事のもつ意味を、小説・戯曲・エッセイとして読者に提供してきました。 井上ひさしは「戦後」と伴走しながら、研ぎ澄ませたことばで「戦後」を作品化してきました。井上が「民主主義」といったとき、干からびかけていた「民主主義」が生き生きとし、「日本国憲法」はその宝庫となっていきます。「戦後80年」を考えるとき、井上ひさしの作品は、このうえない知見を提供してくれます。「小説」「戯曲」「エッセイ」から代表的な作品を選んで、考えてみたいと思います。「文学研究者」と「歴史家」との対話の形式をとります。 (成田講師・記) ・2025年1月開講。1年間かけて井上ひさし作品を取り上げます。 ・こちらは各回でのお申込みページです。 ・各回でもお申込みいただけますが、連続して受講される方が理解しやすいです。 ・途中からの受講も歓迎いたします。 <カリキュラム> ※予定は変更になる場合がございます。 第十一回 エッセイのなかの「戦後」U――『井上ひさしの憲法指南』(岩波現代文庫)を読む ・お得な通し講座はこちらから [https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=7999365&p=3a025835c78dd63a249a20d56050aeb8e28f40ee56f7c02d22d1c6e84d616afa](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=7999365&p=3a025835c78dd63a249a20d56050aeb8e28f40ee56f7c02d22d1c6e84d616afa)
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「戦後80年」に、井上ひさしを読む【第12回のみ】
- NEW
- 文学・文芸創作
- 教室・オンライン自由講座
- 見逃し配信あり
- 小森 陽一/東京大学名誉教授
- 成田 龍一/日本女子大学名誉教授
- 2025/12/26
金
15:30〜17:00
「戦後80年」ということが言われます。「戦後」をどのように考え、記憶していくのか。そのことを、井上ひさし(1934−2010)の作品を手がかりに考えてみたいと思います。ご存知のように、井上ひさしは放送作家として出発し「ひょっこりひょうたん島」(1964−69)をはじめとして、いまだに語り継がれる作品を送り出しました。その後、小説、戯曲を書き、エッセイなど幅広いジャンルで活動し、『吉里吉里人』(1981)などのベストセラーを生みだします。井上作品は、小説でも戯曲でも一貫して生活する人びとへの温かいまなざしとともに、国家と社会のあり方への批判的な視点が脈打っています。とくに戦争の悲惨さは繰り返し語っています。 このことは、井上ひさしが歴史の証言者であることも意味します。敗戦時に10歳であったひさしは、その後「占領」の時代を経て、高度経済成長の時代から「経済大国」の日本に直面し、さらに冷戦体制崩壊――「戦後」の終焉にも立ち会います。その時々の「戦後」の出来事に真正面から向き合い、出来事のもつ意味を、小説・戯曲・エッセイとして読者に提供してきました。 井上ひさしは「戦後」と伴走しながら、研ぎ澄ませたことばで「戦後」を作品化してきました。井上が「民主主義」といったとき、干からびかけていた「民主主義」が生き生きとし、「日本国憲法」はその宝庫となっていきます。「戦後80年」を考えるとき、井上ひさしの作品は、このうえない知見を提供してくれます。「小説」「戯曲」「エッセイ」から代表的な作品を選んで、考えてみたいと思います。「文学研究者」と「歴史家」との対話の形式をとります。 (成田講師・記) ・2025年1月開講。1年間かけて井上ひさし作品を取り上げます。 ・こちらは各回でのお申込みページです。 ・各回でもお申込みいただけますが、連続して受講される方が理解しやすいです。 ・途中からの受講も歓迎いたします。 <カリキュラム> ※予定は変更になる場合がございます。 第十二回 井上ひさしの思想と活動を、あらためて「戦後史」のなかで考える ・お得な通し講座はこちらから [https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=7999365&p=3a025835c78dd63a249a20d56050aeb8e28f40ee56f7c02d22d1c6e84d616afa](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=7999365&p=3a025835c78dd63a249a20d56050aeb8e28f40ee56f7c02d22d1c6e84d616afa)
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美術史・鑑賞
-
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【建築入門】昭和の巨匠建築家たち
- 美術史・鑑賞
- 教室・オンライン自由講座
- 見逃し配信あり
- 若原 一貴、磯 達雄、和田 菜穂子/一般社団法人東京建築アクセスポイント
- 2025/10/16〜
木
19:00〜20:30
「建築の見方がよくわからない」「どこが凄いのかわからない」という皆さんに向けて、建築のプロがわかりやすくその魅力を解説します。講師は「[東京建築アクセスポイント](https://accesspoint.jp/)」のメンバーで、毎月交代で登場します。昭和の巨匠たちの名建築を取り上げる講座です。(和田講師:記) [10月 村野藤吾](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=8387689) 担当:若原一貴(建築家/日本大学芸術学部デザイン学科教授) 村野藤吾は、佐賀県唐津出身、早稲田大学を卒業後、主に戦前〜戦後にかけて活躍した、日本を代表する建築家です。庁舎建築・学校などの公共建築、デパートなどの商業施設、ギャラリーや美術館、茶室といった和風建築までその活動範囲は多岐に及んでいます。それらの作品はモダニズムを基本としながらも、和と洋が絶妙に調和した独特な世界観を作り出し、「村野好み」とも言われています。没後40年余り経過しましたがが、村野を再評価する動きは益々広がりを見せており、若い世代のファンも多いのが特徴です。東京では「旧・千代田生命本社ビル」など保存・再生された建築も数多く存在します。(講師:記) [11月 谷口吉郎](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=8387688) 担当:和田菜穂子(建築史家・博士(学術)/東京家政大学家政学部造形表現学科准教授) 谷口吉郎は、石川県金沢の九谷焼窯元の家に生まれ、日本の伝統美と近代的なデザインを調和させた「清らかな意匠」を生涯のテーマとしています。代表作には「東京国立近代美術館」、「東京国立博物館東洋館」、迎賓館赤坂離宮・和風別館「游心亭」などがあり、どれも品格がありながら温かみを感じさせます。 また、失われゆく明治建築の保存に尽力し、愛知県犬山市に開村した「博物館明治村」の初代館長を務めたことでも知られています。建物を「つくる」だけでなく文化を「まもる」ことにも力を注ぎました。その志は同じく建築家である息子の吉生さんにも受け継がれ、例えばホテルオークラのロビー空間はオリジナルの意匠を残しながら、リニューアルされました。金沢の実家の跡地には「谷口吉郎・吉生記念金沢建築館」が設立され、資料のアーカイブも行っています。(講師:記) [12月 磯崎新](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=8387687) 担当:磯達雄(建築ジャーナリスト/オフィス・ブンガ、桑沢デザイン研究所非常勤講師、武蔵野美術大学非常勤講師、早稲田大学非常勤講師) 大分県立大分図書館(現アートプラザ、1966年)、群馬県立近代美術館(1974年)などを設計した磯崎新は、建築という行為それ自体を一貫して問い直した建築家でした。執筆活動も精力的に行い、プロセスプランニングや手法論などを論じた著作は、建築界に大きな影響を与えました。また、つくばセンタービル(1983年)でポストモダン論争を引き起こし、コンペの審査では無名の建築家による先鋭的な案を選んで物議をかもすなど、稀代のトリックスターとしても活躍しています。本講座は、一読するだけではわかりにくい磯崎の言説を、建築作品と併せて解説することで明らかにします。(講師:記)
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【建築入門】昭和の巨匠建築家たち 磯崎新
- 美術史・鑑賞
- 教室・オンライン自由講座
- 見逃し配信あり
- 磯 達雄/一般社団法人東京建築アクセスポイント
- 2025/12/18
木
19:00〜20:30
「建築の見方がよくわからない」「どこが凄いのかわからない」という皆さんに向けて、建築のプロがわかりやすくその魅力を解説します。講師は「[東京建築アクセスポイント](https://accesspoint.jp/)」のメンバーで、毎月交代で登場します。昭和の巨匠たちの名建築を取り上げる講座です。(和田講師:記) 12月18日 磯崎新 担当:磯達雄(建築ジャーナリスト/オフィス・ブンガ、桑沢デザイン研究所非常勤講師、武蔵野美術大学非常勤講師、早稲田大学非常勤講師) 大分県立大分図書館(現アートプラザ、1966年)、群馬県立近代美術館(1974年)などを設計した磯崎新は、建築という行為それ自体を一貫して問い直した建築家でした。執筆活動も精力的に行い、プロセスプランニングや手法論などを論じた著作は、建築界に大きな影響を与えました。また、つくばセンタービル(1983年)でポストモダン論争を引き起こし、コンペの審査では無名の建築家による先鋭的な案を選んで物議をかもすなど、稀代のトリックスターとしても活躍しています。本講座は、一読するだけではわかりにくい磯崎の言説を、建築作品と併せて解説することで明らかにします。(講師:記) ・こちらは「12月 磯崎新」のみのお申込みページです。 ・10月〜12月(3回分)セットでのお申込みは[こちら](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=8387686&p=4d1031a7dd625ece228799fb470f9c9e854f88b4bbe5a25f488cb42f0ec4e21b)
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音楽
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のどトレとあの頃の昭和歌謡でアンチエイジング!
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- 教室開催
- 見学可
- トライアル可
- 清水 安基子/ボイストレーナー
- 添田 千恵子/ピアニスト
- 2025/11/10〜
月
13:00〜14:30
実は40代50代から、のどの筋力は低下が始まります。声量が落ちたり声がかすれたりするだけでなく、飲み込む力が弱まると、将来の誤嚥につながる危険も。 誤嚥防止の為には@呼気力(気管に入ってくる異物を排出する)、A声門閉鎖力(気管に異物を入れない)、B喉頭挙上力(食塊を咽頭から食道に送る働き)を鍛える必要があります。解剖生理学に基づく「YUBAメソッド」に習熟した清水安基子先生と、歌いながら、楽しくのどを鍛えましょう! 歌うのは、昭和のポップスや歌謡曲など。 今期は、「天使の誘惑」「喝采」「また逢う日まで」「勝手にしやがれ」等を予定しています。 ☆ご参加のみなさまからのリクエストも受け付けます。歌ってみたい一曲を、ぜひお伝えください☆
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※日時等は変更となる場合がございます。最新の情報は講座詳細ページにてご確認ください。