宇佐八幡宮は、応神天皇をご祭神として比売大神、神功皇后を祀る。ご由緒記によると応神天皇が欽明天皇 32 年(571)に亀山の麓に顕現されたとする。宇佐の地には、3 世紀末の三角縁神獣鏡を 5 面副葬していた赤塚古墳をはじめ五つの前方後円墳が築造され、宇佐国造家累代の古墳とされるほか、宇佐氏との関係が想定される居館跡の遺跡もある。宇佐の地の八幡宮の成立から神仏習合の始まりなどを考古学的に検証していきたい。(講師・記)
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