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大人の教養入門 初めて学ぶ・もう一度学ぶ

入門講座を通じて、世界を広げてみませんか。
予備知識は不要、初心者を対象に開講します。
新たな知識を楽しみ、学びが深まる喜びを味わえる講座です。

講座一覧

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    基礎からわかる日米安保

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    • 時事・社会
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 2025夏クーポン対象
    • 川名 晋史/大東文化大学教授
    • 2025/07/11〜
      19:00〜20:30

     いまトランプ政権は日本との安全保障関係を不平等だと主張しています。米国が一方的に損をしているということです。他方、日本においては、むしろ日本の方が損をしていると考える人が少なくありません。一体、どちらの見方が正しいのでしょうか。その答えを知るには、両者の関係性の法的基盤である日米安保条約を紐解かなければなりません。この条約は誰もが一度は名前を聞いたことがあるはずのものです。しかし、実際の条文を読んだことがある人はほとんどいないでしょう。本講座では、はじめて日米安保条約の条文を目にする方を対象に、同条約の基本的性質とそれにもとづく日米関係の構造をわかりやすく解説します。(講師:記) ■マーク=講師は新宿教室で講義 ◇マーク=講師はオンラインで講義、教室ではモニター投影します。 【各回の予定】 1. 日米「同盟」とはなにか? ■ 2. 旧安保条約―経緯と課題 ◇ 3. 新安保条約―安保改定とは何だったのか? ◇ 4. 地位協定―「特権」はなぜ生じるのか? ◇ 5. 平和安全法制とその後―日米安保の現在地 ◇

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    イノベーションと資本主義世界を問う

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    • 時事・社会
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 2025夏クーポン対象
    • 水野 和夫/元法政大学教授
    • 2025/07/12〜
      18:00〜19:30

     イノベーション(技術革新)は、インダストリー(産業)に改革を生み、大きな社会変化を及ぼし、経済を押し上げていく。マルクス、ケインズ、シュンペーターという現代経済理論の巨人たちの著作も踏まえながら、インダストリーの事象を歴史的にたどり、資本主義世界を問い直す。  石炭・石油の発見による産業革命は人類にとって無から有を生み出し、「有機経済」から「無機経済」へと転換した。産業革命の本質は「蒸気は結合だ」ということにあり、インダストリー1.0〜5.0まで貫いている。機械化により飛躍的の生産性が上昇し、生活水準が向上した。  機械化の促進には化石燃料が安価で十分な量を使用できることが前提となっていた。この条件が満たされていたのはインダストリー3.0までの時代だった。ところが、インダストリー3.0〜4.0の時代以降、エネルギーが高価となり、無制限には使用できなくなって、先進国経済は「定常状態」に移行しつつある。  そこで、定常状態で低下しつつある利潤率を高めるためにインダストリー4.0とシフトした。さらに5.0となると、AIが人間の頭脳を結合しはじめ、人間とはいかなる存在であるかがパスカル以来問われている。(講師・記) 【カリキュラム】※状況によって変更することもございます。 ■7月期 導入回 「マルクス、ケインズ、シュンペーターと資本主義世界」  ・現代経済学の礎を築いたマルクス、ケインズ、シュンペーターの経済理論、その思想の骨格を経済社会の現象を踏まえて解説する。[導入回のみのお申し込みはこちらから](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=8031489&p=3de1e00e4be98666bf619b6ae2d07c71c000b5976fa763d481bbbc13bce7a9c1) ◆第T期(7‐9月)インダストリー1.0・・・筋肉エネルギーから化石燃料エネルギーへ 1石炭の時代・・・有機経済から無機経済への転換 2内燃機関の発明・・・蒸気は結合だ 3鉄道と運河の時代・・・大西洋を挟んでヨーロッパと南北アメリカ大陸が結合 帆船から蒸気船へ(貿易の活発化) ■10月期 ◆第U期(10‐12月)インダストリー2.0・・・エジソンとフォードの時代(アメリカの世紀始まり) 1電気の時代・・・家電製品の普及(家事労働時間を解放) 2自動車の時代・・・フォードの大量生産システム 3中間層の時代・・・大衆社会の到来 ■2026年1月期 ◆第V期(1‐3月)インダストリー3.0・・・コンピューターの時代 1大型コンピューターからPCへ 2IT(Information Technology)の時代・・・インターネットの普及 3グローバリゼーションの時代・・・資本の自由化 ■2026年4月期 ◆第W〜X期(4‐6月)インダストリー4.0&5.0・・・頭脳の結合 1インダストリー4.0・・・IoT(Internet of Things)とAI(Artificial Intelligence) 2インダストリー5.0・・・持続可能性と、人間とはいなかる存在か 3テクノロジーと不平等・・・21世紀の課題

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    はじめての聖書の学び方

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    • 哲学・思想・宗教
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 市川 裕/東京大学名誉教授
    • 2025/05/20〜
      10:30〜12:00

    昨年末に、生涯で初めて、自分が監修した聖書の入門書が出版されました。これまで私はユダヤ教を研究の中心に据えたため、聖書学者を名乗ることはしなかったのですが、ユダヤ人ほどヘブライ語聖書を読み込んできた集団はいないと思っています。今回、信者ではないが聖書にとても関心を持つ多くの方々を読者に想定して作った本ですので、扱うのはキリスト教の聖書ですが、旧約聖書ではなくヘブライ語聖書として扱うなどの工夫をして、異文化としての一神教を意識したつもりです。この著に込めた思いなどを3回にわたって語ることで、聖書に対して新たな関心を持っていただけると大変うれしく思います。(講師・記) 1)世界を変えた唯一神の3つの啓示 2)啓示の書としてのヘブライ語聖書 3)聖書の影響史としての新約聖書

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    カント批判哲学の全体像 実践哲学・判断力編

    • 哲学・思想・宗教
    • オンライン開催
    • 見逃し配信あり
    • 大橋 容一郎/上智大学名誉教授
    • 2025/07/04〜
      11:00〜12:30

     カント哲学の中心となる三批判である理論理性批判、実践理性批判、判断力批判を、その全体像から考察します。難解で知られる批判哲学ですが、その全体をできるだけ分かりやすく見直してみることで、それらを貫いているカントの思想の核心部分について、あらためて明確な展望を得たいと思います。(講師・記) 【カリキュラム】※状況により変更することもございます。 2025年4月期  「理論哲学編」  第1回 カント批判哲学の全体像  第2回 理論理性批判第1回: 『純粋理性批判』「分析論」の基本構造  第3回 理論理性批判第2回: 『純粋理性批判』[弁証論]の基本構造  第4回 理論理性批判第3回: 『プロレゴーメナ』の根本問題  第5回 理論理性批判第4回: 経験論と合理論、経験科学の可能性  第6回 理論理性批判第5回: 現象学と形而上学、あたらしい形而上学の可能性 2025年7月期 「実践哲学・判断力編」  第1回 実践理性批判第1回: 『道徳形而上学の基礎づけ』の基本構造  第2回 実践理性批判第2回: 『実践理性批判』の基本構造  第3回 実践理性批判第3回: 道徳論と自由論、啓蒙と市民社会  第4回 判断力批判第1回: 『判断力批判』「美感的判断力論」の基本構造  第5回 判断力批判第2回: 『判断力批判』「目的論的判断力論」の基本構造  第6回 カント批判哲学の基盤と総括: 人間理性における自然と自由の問題

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    カント批判哲学の全体像

    • NEW
    • 哲学・思想・宗教
    • オンライン開催
    • 見逃し配信あり
    • 大橋 容一郎/上智大学名誉教授
    • 2025/04/04〜
      11:00〜12:30

     カント哲学の中心となる三批判である理論理性批判、実践理性批判、判断力批判を、その全体像から考察します。難解で知られる批判哲学ですが、その全体をできるだけ分かりやすく見直してみることで、それらを貫いているカントの思想の核心部分について、あらためて明確な展望を得たいと思います。(講師・記) 【カリキュラム】※状況により変更することもございます。 2025年4月期  「理論哲学編」  第1回 カント批判哲学の全体像  第2回 理論理性批判第1回: 『純粋理性批判』「分析論」の基本構造  第3回 理論理性批判第2回: 『純粋理性批判』[弁証論]の基本構造  第4回 理論理性批判第3回: 『プロレゴーメナ』の根本問題  第5回 理論理性批判第4回: 経験論と合理論、経験科学の可能性  第6回 理論理性批判第5回: 現象学と形而上学、あたらしい形而上学の可能性 2025年7月期 「実践哲学・判断力編」  第1回 実践理性批判第1回: 『道徳形而上学の基礎づけ』の基本構造  第2回 実践理性批判第2回: 『実践理性批判』の基本構造  第3回 実践理性批判第3回: 道徳論と自由論、啓蒙と市民社会  第4回 判断力批判第1回: 『判断力批判』「美感的判断力論」の基本構造  第5回 判断力批判第2回: 『判断力批判』「目的論的判断力論」の基本構造  第6回 カント批判哲学の基盤と総括: 人間理性における自然と自由の問題

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    ハイデガー入門

    • 哲学・思想・宗教
    • オンライン開催
    • 見逃し配信あり
    • 2025夏クーポン対象
    • 齋藤 元紀/高千穂大学学長・人間科学部教授
    • 2025/07/02〜
      19:00〜20:30

    「存在とは何か」――ハイデガーは、簡潔ながらも深遠な射程をもつこの問いをめぐって、その生涯にわたり絶えずみずからの思考を掘り下げていきました。20世紀以降の思想の地図を塗り替えたとも言われる主著『存在と時間』をはじめ、全集102巻におよぶその作品群は、初学者にとって、質量ともにさながら難攻不落の要塞の観を呈していると言って過言ではありません。しかしながら、それらの作品群のなかにも、彼の思想のエッセンスが凝縮された見事な小品と言えるものを見出すことができます。本講座では、前期・中期・後期ハイデガー思想のいわば「要衝」をなすそうした著作・講演を1年間4期にわたり1冊ずつ取り上げ、丁寧に精読します。そうした精読作業をとおして、ハイデガーの思想の全体像への理解を深めることが本講座の狙いです。 第2期は「カッセル講演」(1925年)を精読します。本作品でハイデガーは、新カント派の歴史哲学に対するディルタイの歴史的意識の先進性に着目しつつ、現象学との緊張関係を挟みながら、人間存在の時間性と歴史性の問題圏を鮮やかに提示してみせています。時間と歴史性という『存在と時間』の根本問題の核心に迫ります。(講師・記)2025年4月開講 7月 2日 なぜ歴史が存在の問いとなるのか――時間と歴史性への問い 7月16日 歴史はいかに問われるべきか――ディルタイの問題設定 8月 6日 現象学による歴史的思考の先鋭化――志向性と人間存在 9月 3日 人間存在における時間性――死・日常性・歴史性 9月17日 時間性と歴史性の連関――ヨルクの洞察 <全体スケジュール> 第1期:『存在と時間』への序説――「アリストテレスの現象学的解釈」(1922年)精読 第2期:時間と歴史性とは何か――「カッセル講演」精読(1925年)精読 第3期:存在の思考における転回とは何か――「「ヒューマニズム」について」(1947年)精読 第4期:異言語間の対話とは何か――「言葉についての対話」(1958年)精読                                                 

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    ハイデガー入門

    • NEW
    • 哲学・思想・宗教
    • オンライン開催
    • 見逃し配信あり
    • 齋藤 元紀/高千穂大学学長・人間科学部教授
    • 2025/04/16〜
      19:00〜20:30

    「存在とは何か」――ハイデガーは、簡潔ながらも深遠な射程をもつこの問いをめぐって、その生涯にわたり絶えずみずからの思考を掘り下げていきました。20世紀以降の思想の地図を塗り替えたとも言われる主著『存在と時間』をはじめ、全集102巻におよぶその作品群は、初学者にとって、質量ともにさながら難攻不落の要塞の観を呈していると言って過言ではありません。しかしながら、それらの作品群のなかにも、彼の思想のエッセンスが凝縮された見事な小品と言えるものを見出すことができます。本講座では、前期・中期・後期ハイデガー思想のいわば「要衝」をなすそうした著作・講演を1年間4期にわたり1冊ずつ取り上げ、丁寧に精読します。そうした精読作業をとおして、ハイデガーの思想の全体像への理解を深めることが本講座の狙いです。 第1期は「アリストテレスの現象学的解釈」(1922年)を精読します。本作品は若きハイデガーの「アリストテレス研究」の研究計画書ですが、すでに『存在と時間』の基本思想が提示されています。今なお新鮮さをもつその深い洞察に、当時ひそかに轟いていた哲学の「隠れた王」という名声のゆえんも見てとれることでしょう。(講師・記)2025年4月開講 4月16日 転生する思考――アリストテレス解釈としての哲学 5月7日 思考の起点を見定める思考――事実的生の解釈学 5月21日 自明性に抗する思考――頽落と歴史の解体的遡行 6月4日 存在を真実化する思考――『ニコマコス倫理学』解釈の狙い 6月18日 運動の思考と思考の運動――『形而上学』『自然学』解釈の狙い <全体スケジュール> 第1期:『存在と時間』への序説――「アリストテレスの現象学的解釈」(1922年)精読 第2期:時間と歴史性とは何か――「カッセル講演」精読(1925年)精読 第3期:存在の思考における転回とは何か――「「ヒューマニズム」について」(1947年)精読 第4期:異言語間の対話とは何か――「言葉についての対話」(1958年)精読                                                 

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    ヴィトゲンシュタインを初歩の初歩から入門する

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    • 哲学・思想・宗教
    • オンライン開催
    • 見逃し配信あり
    • 岡本 裕一朗/玉川大学名誉教授
    • 2025/07/05〜
      18:30〜20:00

     ヴィトゲンシュタインといえば、興味があっても難しそうで敷居が高い。とくに、数学や論理学と関係がありそうで、いっそう手が出ない。そう思っている人はいませんか?この講座は、そんな人のために、ヴィトゲンシュタインの主要な本4冊を、最初の一歩から読んでいくことにします。あまり難しく身構えずに、ヴィトゲンシュタインって、どんなことを考えていたのか知りたい人に、ご参加いただきたいと思います。 テキストの4冊は年代に沿って読み進め、各期1冊を読み終えるスピードで、進んでいきます。(講師・記) 【カリキュラム予定】※状況によって変更することもございます。 ■4月期 【論理哲学論考】 使用テキスト 『論理哲学論考』(岩波文庫) ★■7月期 【青色本】 使用テキスト 『青色本』(ちくま学芸文庫) ■10月期 【哲学探究】 使用テキスト 『哲学探究』(講談社)          ■2026年1月期 【確実性の問題】 使用テキスト  『確実性の問題』(大修館書店全集9)                     ※お申込みは3か月単位です   ※使用テキストは、各自ご準備ください。

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    ヴィトゲンシュタインを初歩の初歩から入門する

    • NEW
    • 哲学・思想・宗教
    • オンライン開催
    • 見逃し配信あり
    • 岡本 裕一朗/玉川大学名誉教授
    • 2025/04/05〜
      18:30〜20:00

    ★ご注意ください・完全オンライン形式の講座です★  ヴィトゲンシュタインといえば、興味があっても難しそうで敷居が高い。とくに、数学や論理学と関係がありそうで、いっそう手が出ない。そう思っている人はいませんか?この講座は、そんな人のために、ヴィトゲンシュタインの主要な本4冊を、最初の一歩から読んでいくことにします。あまり難しく身構えずに、ヴィトゲンシュタインって、どんなことを考えていたのか知りたい人に、ご参加いただきたいと思います。 テキストの4冊は年代に沿って読み進め、各期1冊を読み終えるスピードで、進んでいきます。(講師・記) 【カリキュラム予定】※状況によって変更することもございます。 ★■4月期 【論理哲学論考】 使用テキスト 『論理哲学論考』(岩波文庫) ■7月期 【青色本】 使用テキスト 『青色本』(ちくま学芸文庫) ■10月期 【哲学探究】 使用テキスト 『哲学探究』(講談社)          ■2026年1月期 【確実性の問題】 使用テキスト  『確実性の問題』(大修館書店全集9)                     ※お申込みは3か月単位です   ※使用テキストは、各自ご準備ください。

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    ニーチェ入門・ニーチェかく語りき

    • 哲学・思想・宗教
    • オンライン開催
    • 見逃し配信あり
    • 岡本 裕一朗/玉川大学名誉教授
    • 2025/07/03〜
      15:30〜17:00

     かつて、「ニーチェの代表作は何か?」と聞けば、すぐさま『権力への意志』と答えられていた。ところが、20世紀の後半になると、この著作が遺稿であり、しかも編集上に問題があるとされるようになった。そのため、最近では、この著作を扱うことはめっきり少なくなった。  しかし、編集上の問題を認めたうえで、『権力への意志』はニーチェの思想を知るには今でも有効である。そこで、この講座では、あらためてこの書を取り上げて、ニーチェ思想の全体像に迫っていきたい。(講師・記) 2025年4月〜9月「ニーチェ入門 ニーチェかく語りき 『権力への意志』(T,U)」  使用テキスト  ちくま学芸文庫 『権力への意志』上・下

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    ニーチェ入門・ニーチェかく語りき

    • NEW
    • 哲学・思想・宗教
    • オンライン開催
    • 見逃し配信あり
    • 岡本 裕一朗/玉川大学名誉教授
    • 2025/04/03〜
      15:30〜17:00

     かつて、「ニーチェの代表作は何か?」と聞けば、すぐさま『権力への意志』と答えられていた。ところが、20世紀の後半になると、この著作が遺稿であり、しかも編集上に問題があるとされるようになった。そのため、最近では、この著作を扱うことはめっきり少なくなった。  しかし、編集上の問題を認めたうえで、『権力への意志』はニーチェの思想を知るには今でも有効である。そこで、この講座では、あらためてこの書を取り上げて、ニーチェ思想の全体像に迫っていきたい。(講師・記) 2025年4月〜9月「ニーチェ入門 ニーチェかく語りき 『権力への意志』(T,U)」  使用テキスト  ちくま学芸文庫 『権力への意志』上・下

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    ヘーゲル「エンチクロペティ」を読む 小論理学篇

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    • 哲学・思想・宗教
    • オンライン開催
    • 見逃し配信あり
    • 岡本 裕一朗/玉川大学名誉教授
    • 2025/07/10〜
      19:00〜20:30

     ヘーゲルといえば、たくさんの著作があり、そのどれも大きなものです。そのため、一つ読むだけでも大変です。しかも、一つ読んだだけでは、ヘーゲルが全体としてどんなことを考えていたのかは、想像もつきません。とすれば、ヘーゲル哲学の全体像をつかむにはどうすればいいのでしょうか。こうした希望にこたえるため、本講座では、ヘーゲルが学生用に講義した『エンチクロペディ―』を使って、ヘーゲル哲学の全体像に迫っていきます。もともと「百科辞典」ですから、それぞれの項目を読むように、簡単に説明しています。難しいところは、明確に説明しますので、この機会にぜひとも、ヘーゲルの全貌をつかみましょう!(講師・記) 【カリキュラム】 ※状況により変更することもございます。 ・小論理学篇 @予備概念 A A予備概念 B B予備概念 C C第1部 存在論 A 質 D第1部 存在論 B 量 E第1部 存在論 C度量 F第2部 本質論 A実存の根拠 G第2部 本質論 B現象 H第2部 本質論 C現実性 I第3部 概念論 A主観的概念 J第3部 概念論 B客観 K第3部 概念論 C理念

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    コツコツ学ぶ中世哲学史

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    • 哲学・思想・宗教
    • オンライン開催
    • 見逃し配信あり
    • 山内 志朗/慶応義塾大学名誉教授
    • 2025/07/15〜
      18:30〜20:30

    中世哲学の始まりとなるアウグスティヌスから少しずつ学んでいきます。テキストとして用いるリーゼンフーバー『西洋古代中世哲学史』(平凡社ライブラリ―)は、古代哲学についても丁寧に記述されています。それも資料として活用しながら、中世神学と哲学を一歩一歩コツコツと学んでいきます。アリストテレスに由来する難しい用語も学びつつ、中世の人々の悩みや思いを読み取りながら進めていきます。予備知識は不要の分かりやすい講座にします。(講師・記) テキスト:各自お求めください。リーゼンフーバー『西洋古代中世哲学史』(平凡社ライブラリ―) 【カリキュラム】※状況により変更することもございます。 ■2025年1月〜6月 【中世哲学の始まり】 (1) 古代ギリシア哲学から中世哲学へ――なぜアリストテレスは大事なのか、キリスト教が引き起こした思想的大革命 (2) 中世哲学の手前――新プラトン主義と教父哲学 (3)アウグスティヌスの思想――キリスト教と哲学を結びつけることは大変だった (4 )アウグスティヌスの影響――スコラ哲学の基礎はアウグスティヌスにある 【中世哲学の黄金時代】 (5)イスラーム哲学の影響――アヴィセンナやアヴェロエスの思想はなぜ中世哲学にとって大事なのか (6)トマス・アクィナスの哲学――偉大で巨大なトマス・アクィナスの思想をどうすれば語ることができるのか ■2025年7月〜12月 (7)トマス・アクィナスとその時代――トマス・アクィナスは当時の哲学の中で飛びぬけてた。トマスの哲学をさらに深掘りしていく (8)13世紀後半の知的革命――大学制度が確立し、パリ大学は大哲学者たちを次々と輩出していった。激動の姿と近代への潮流の始まりを見る (9)フランシスコ会の流れ――第二のキリストと崇められたフランチェスコの学派は近代哲学の源流ともいえる (10)ドゥンス・スコトゥス――個体性を重視し、存在の一義性を語ったスコトゥスの思想がなぜ画期的だったのかを考える 【中世から近代へ】 (11)オッカムと唯名論と神秘主義――ルターの宗教改革の基盤となったのが、オッカムの唯名論だった。また時代的に重なるエックハルトに発する神秘主義の流れも合わせて考えていく。 (12)バロックスコラ哲学とイエズス会――大航海時代の中でスコラ哲学が思弁だけでなく、実践と経済において大きな役割を果たしたことはあまり知られていない。その様子、つまり世界史の流れに貢献したスコラ哲学の様子を見る。     ※お申込みは6ヶ月単位です。途中からのご受講もいただけます。

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    中世哲学の基礎概念 現代哲学との対話の中で

    • NEW
    • 哲学・思想・宗教
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 山内 志朗/慶応義塾大学名誉教授
    • 2025/04/07〜
      19:00〜20:30

     現代哲学においては中世哲学から基本的枠組みを得ている場合が数多く見出される。現象学、ドゥルーズ、言語学などにおいて、「志向性」「超越論的」「中動態」「ハビトゥス」などが代表的である。現在哲学の問題を説明したうえで、その源泉が中世哲学においてどのように展開されていたのかを、中世哲学の重要なテキストに直接読むことで(日本語訳で)中世の現場と現代哲学の現場を結びつけて考えたい。哲学的問題が源泉から湧出する姿を確認することを目指したい。それぞれ二回分の講義で扱っていきたい。(講師・記) 【カリキュラム】※状況によって変更することもございます。 第1回:4月 志向性と現象学1(トマスとフッサール) 第2回:5月 志向性と現象学2(ドゥンス・スコトゥスとハイデガー) 第3回:6月 超越概念と超越論的1(トマスとカント) 第4回:7月 超越概念と超越論的2(ドゥンス・スコトゥスとドゥルーズ) 第5回:8月 ハビトゥスと中動態1(トマスとバンヴェニスト) 第6回:9月 ハビトゥスと中動態2(オッカムとメルロ=ポンティ)  ※お申込みは6ヶ月単位です。途中からのご受講もいただけます。   

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    楽しく学ぶ、仏教入門

    • 哲学・思想・宗教
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 村上 明也/駒澤大学准教授
    • 2025/07/18〜
      13:00〜14:30

     日本人の生活には、仏教が深く根付いています。そのため、仏教の教えは私たちの日常に組み込まれていると言えるでしょう。しかし、いざ仏教の教えや考え方について問われると、明確に答えられない方も多いのではないでしょうか。  この講座では、仏教という言葉の意味はもちろんこと、ブッダの生涯やインド仏教の歴史など、仏教の基礎的な部分を丁寧に解説していきます。一緒に楽しみながら学んでいきましょう。(講師・記) <今期スケジュール> 7月 第4回 ブッダの生涯A 9月 第5回 インド仏教の歴史 <今後の予定> 第6回 大乗仏教の興起 第7回 仏教の教え@ 第8回 仏教の教えA 第9回 中観派と瑜伽行派 第10回 密教の誕生 <前期のテーマ> 4月 第1回 「仏教」とは何か? 5月 第2回 仏教の誕生 6月 第3回 ブッダの生涯@

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    楽しく学ぶ、仏教入門

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    • 村上 明也/駒澤大学准教授
    • 2025/04/18〜
      13:00〜14:30

     日本人の生活には、仏教が深く根付いています。そのため、仏教の教えは私たちの日常に組み込まれていると言えるでしょう。しかし、いざ仏教の教えや考え方について問われると、明確に答えられない方も多いのではないでしょうか。  この講座では、仏教という言葉の意味はもちろんこと、ブッダの生涯やインド仏教の歴史など、仏教の基礎的な部分を丁寧に解説していきます。一緒に楽しみながら学んでいきましょう。(講師・記) <今期スケジュール> 4月 第1回 「仏教」とは何か? 5月 第2回 仏教の誕生 6月 第3回 ブッダの生涯@ <今後の予定> 第4回 ブッダの生涯A 第5回 インド仏教の歴史 第6回 大乗仏教の興起 第7回 仏教の教え@ 第8回 仏教の教えA 第9回 中観派と瑜伽行派 第10回 密教の誕生

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    起源神話とは何か

    • NEW
    • 哲学・思想・宗教
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 松村 一男/和光大学名誉教授
    • 2025/07/16〜
      13:00〜14:30

     人間が知性を持つようになったとき、周囲の世界や他の人間、そして生き物たちを観察し、思索することで、自分たちの存在を世界の中に位置づけようとした。その結果が、現在も世界各地に残るさまざまな神話である。本講座では、その中でも最も重要である起源神話に焦点を当てる。世界、人間、文化のテーマに分けて、世界各地のさまざまな「はじまりの神話」を紹介しながら、その中に共通点と相違点を見つけ出し、なぜそうなったのかを考えていく。第一回では世界起源の神話を、第二回では人間起源の神話を、そして第三回では火や食物など重要な文化要素の起源の神話を取り上げて検討する予定である。(講師:記) 第1回:世界起源の神話 第2回:人間起源の神話 第3回:文化起源の神話 【参考図書】 『[神話学入門](https://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480099181/)』大林太良著(ちくま学芸文庫、2019年) 『[創世神話と英雄伝説](https://www.kadokawa.co.jp/product/201112000040/)』松村一男他編(角川文庫、2012年) 『[世界の神々の誕生](https://www.kadokawa.co.jp/product/201112000041/)』松村一男他編(角川文庫、2012年)

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    【オンライン受講】哲学の巨人たち 『メルロ=ポンティ哲学者事典』を手がかりに

    • 哲学・思想・宗教
    • オンライン(事前選択講座)
    • 見逃し配信あり
    • 加賀野井 秀一/中央大学名誉教授
    • 2025/07/23〜
      13:00〜14:30

    本年度は、メルロ=ポンティの視点を手がかりにしながら、古典から現代思想にいたるまで、哲学史全般の大きな流れをたどってみることにいたしましょう。個々の哲学者の特徴を生かしながらも、時代精神の全体を把握できるよう努めてみたいと思います。(講師・記) 【カリキュラム】※状況により、変更することがございます。 2025年1月期・終了 導入. 「哲学とは世界をとらえなおすこと」 ― 哲学・哲学史・哲学者列伝をめぐって 1.  東洋への視線 ― ブッダ、ナンマルヴァール、荀子、荘子 2.  西洋哲学のパースペクティヴ ― ハイデガー、ニーチェの視点 3.  「起源の消滅」と「イデア論」 ― ソクラテス、プラトン、アリストテレス 2025年4月期・終了 4.  「エピクロス派」と「ストア派」 5.  哲学と宗教 ― ユダヤ教、キリスト教、イスラム教 6.  デカルトの系譜 ― マルブランシュ、スピノザ、ライプニッツ ★2025年7月期 7.  イギリス経験論 ― ロック、バークリー、ヒューム 8.  カントとドイツ観念論 ― シェリング、ヘーゲル 9.  世紀末の転換点 ― ニーチェ、マルクス、フロイト 2025年10月期 10.  実存主義と現象学 ― ハイデガー、サルトル、メルロ=ポンティ 11.  構造主義と言語学 ― レヴィ=ストロース、フーコー、ソシュール 12.  現代哲学の二大巨頭 ― デリダ、ドゥルーズ             ※お申し込みは3か月単位です。

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    【教室受講】哲学の巨人たち 『メルロ=ポンティ哲学者事典』を手がかりに

    • 哲学・思想・宗教
    • 教室(事前選択講座)
    • 見逃し配信あり
    • 加賀野井 秀一/中央大学名誉教授
    • 2025/07/23〜
      13:00〜14:30

    本年度は、メルロ=ポンティの視点を手がかりにしながら、古典から現代思想にいたるまで、哲学史全般の大きな流れをたどってみることにいたしましょう。個々の哲学者の特徴を生かしながらも、時代精神の全体を把握できるよう努めてみたいと思います。(講師・記) 【カリキュラム】※状況により、変更することがございます。 2025年1月期・終了 導入. 「哲学とは世界をとらえなおすこと」 ― 哲学・哲学史・哲学者列伝をめぐって 1.  東洋への視線 ― ブッダ、ナンマルヴァール、荀子、荘子 2.  西洋哲学のパースペクティヴ ― ハイデガー、ニーチェの視点 3.  「起源の消滅」と「イデア論」 ― ソクラテス、プラトン、アリストテレス 2025年4月期・終了 4.  「エピクロス派」と「ストア派」 5.  哲学と宗教 ― ユダヤ教、キリスト教、イスラム教 6.  デカルトの系譜 ― マルブランシュ、スピノザ、ライプニッツ               2025年7月期 7.  イギリス経験論 ― ロック、バークリー、ヒューム 8.  カントとドイツ観念論 ― シェリング、ヘーゲル 9.  世紀末の転換点 ― ニーチェ、マルクス、フロイト 2025年10月期 10.  実存主義と現象学 ― ハイデガー、サルトル、メルロ=ポンティ 11.  構造主義と言語学 ― レヴィ=ストロース、フーコー、ソシュール 12.  現代哲学の二大巨頭 ― デリダ、ドゥルーズ             ※お申し込みは3か月単位です。 

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    大河内泰樹先生 2020-03-19 06.10.36.jpg

    ドイツ古典哲学史

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    • 哲学・思想・宗教
    • オンライン開催
    • 見逃し配信あり
    • 2025夏クーポン対象
    • 大河内 泰樹/京都大学教授
    • 2025/07/23〜
      19:00〜20:30

     1781年のカントの『純粋理性批判』の刊行以降、その圧倒的な影響力のもと19世紀中ばにいたるまで、ドイツ哲学はめまぐるしい発展を遂げました。この時期のドイツの哲学は、フィヒテ、シェリング、ヘーゲルといった名前とともに「ドイツ観念論」として知られていますが、最近では「ドイツ古典哲学」と呼ばれるようになっています。それは、この時期に登場したさまざまな哲学的立場が、「観念論」ではくくることのできない多様なものであったことがかかわっています。本講座では、ドイツ古典哲学の前半にあたる時期の、多様で入り組んだ議論状況をわかりやすく解説したいと思います。(講師・記) 【カリキュラム】 ※状況により変更することもございます。 ■2025年7月期 7/23  カント哲学のインパクト 8/27  カント哲学の継承と批判(ラインホルト/ヤコービ) 9/24  懐疑主義の挑戦 ---------------------------- ■2025年10月期 10/22 フィヒテの知識学@ 11/26 フィヒテの知識学A 12/24 ヘルダーリンの哲学 ---------------------------- ■2026年1月期 1/28  シェリングによる知識学の継承 2/25 フィヒテとシェリングのすれ違い    「どのような哲学を⼈が選択するのかは、その⼈がどのような⼈間であるのかによる」   ※お申し込みは、3か月単位です。途中からのご受講もいただけます。

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    21世紀人の西洋哲学史 第6期・21世紀の哲学

    • 哲学・思想・宗教
    • オンライン開催
    • 見逃し配信あり
    • 大橋 容一郎/上智大学名誉教授
    • 2025/07/24〜
      13:00〜14:30

     西洋の有名な哲学は、それぞれに独自の世界像を示していますが、その哲学の基盤に置かれている理念と、原理を展開する方法は、現代でも有意義な示唆に富んでいます。産業革命以来の機械論的世界観に対して、見直しの声が高まっている現代の世界観と、古典的な哲学との対話を目ざします。  古代ギリシアから21世紀にまでおよぶ哲学の歴史をひもときながら、現代世界に生じているさまざまな課題について、あらためて古典的な哲学がもつ多様で豊穣な世界観に学んでいきます。本講座は2023年1月から全36回を予定している長大なものですが、「古代・中世・近世・現代」の区分をもつ西洋哲学史の概観を知り、頭の中に西洋思想史全体の大きな地図を描くことを目ざします。 2025年7月〜12月 ■【第6期 21世紀の哲学】 2025年7月期  31)ポストモダニズム 32)市民と対話の哲学 33)認識の自然化と社会化 2025年10月期  34)人工知能と心の哲学 35)量子論の哲学 36)ケアと身体の哲学 ---------------------------- 【カリキュラム】※状況によって変更することもございます。 2023年1月期・総論 古典思想に学ぶ現代 ■【第1期 古代中世と人文主義】  1)プラトン 2)アリストテレス 3)プロティノス 2023年4月期  4)アウグスティヌス 5)トマス・アクィナス 6)人文主義概論 ■【第2期 近代科学と哲学】 2023年7月期  7)パラケルスス 8)ガリレイ 9)ベーコン 2023年10月期・  10)ホッブズ 11)デカルト 12)スピノザ ■【第3期 経験と形而上学】 2024年1月期  13)パスカル 14)ロック 15)ライプニッツ 2024年4月期・  16)ヒューム 17)ルソー 18)カント ■【第4期 19世紀世界と哲学】 2024年7月期・  19)19世紀哲学概論 20)ショーペンハウアー 21)ヘーゲル 2024年10月期  22)ベンサムとミル 23)コント 24)ニーチェ ■【第5期 20世紀の哲学】 2025年1月期・  25)20世紀哲学概論 26)ディルタイ 27)文化価値の哲学 2025年4月期  28)ヴィトゲンシュタイン 29)フッサール 30)ハイデッガー ■【第6期 21世紀の哲学】 ★2025年7月期  31)ポストモダニズム 32)市民と対話の哲学 33)認識の自然化と社会化 2025年10月期  34)人工知能と心の哲学 35)量子論の哲学 36)ケアと身体の哲学                             ※お申込みは3か月単位です。

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    カントとサド 悪を生む欲望について

    • NEW
    • 哲学・思想・宗教
    • オンライン開催
    • 見逃し配信あり
    • 荒谷 大輔/慶応義塾大学教授
    • 2025/07/24
      19:00〜20:30

     いっさいの人間性が欠如しているかのような悪に出会うことがあります。無慈悲な殺戮、他者の身体の物としての使用、傲慢な自己正当化。そうした事例を目の当たりにすると、もはや人間を信じられない気持ちにもなるでしょう。あるいは信じられる人だけを「人間」に数えて、それ以外を「サイコパス」などのラベルを付けて排除する傾向も生まれます。しかし、それで本当にいいのでしょうか。サドは、上述の非人間性すべてを象徴する人物ですが、その分析を通じて、悪と呼ばれるものの救済可能性を検討します。悪は罰せられるべきものですが、その罪はどうやって贖いうるのでしょうか。ラカンの論文「カントとサド」についての一連の講座のはじめに問題を開ければと思います。(講師・記) ※「ラカン「エクリ」 カントとサドの射程」の導入回です。  引き続き、8月からラカン「エクリ」の「カントとサド」を読み進めます。 写真・撮影:Ralph Spieler

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    バガヴァット・ギーターとヒンドゥー教

    • NEW
    • 哲学・思想・宗教
    • オンライン開催
    • 見逃し配信あり
    • 2025夏クーポン対象
    • 赤松 明彦/京都大学名誉教授
    • 2025/07/25〜
      15:30〜17:00

    ヒンドゥー教の聖典『バガヴァッド・ギーター』(神の歌)は、神であるクリシュナがアルジュナ王子に、神聖な義務(ダルマ)と最高の境地(モークシャ)への道についての教えを説く作品です。小さな詩篇ですが、二千年程前に作られ、長い歴史と大きな影響力をもってヒンドゥー教の中核となってきました。クリシュナが語る教えは、人間と世界の成り立ち、神と人間の様々な関係のあり方を私たちに示しています。この講座では、古代から現代に至るまで、この聖典がどんな風に読まれてきたか、その様々な解釈を踏まえながら、本文を読み解いていきたいと思います。(講師・記)   ※全6回のカリキュラムですが、途中からのご受講もいただけます。

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    マルクスの名著を読む

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    • 哲学・思想・宗教
    • オンライン開催
    • 見逃し配信あり
    • 佐々木 隆治/立教大学教授
    • 2025/07/25〜
      19:00〜20:30

    講師のこれまでの講座や講義の大半は『資本論』解説であり、それ以外のマルクスの著作について解説する機会は少なかった。しかし、混沌とした現代の社会情勢を分析するためには、社会システムの経済的分析にとどまらず、政治的および思想的分析にも視野を広げていく必要がある。そこで本講座ではすでに文庫化されているような誰もが知っている歴史的名著や隠れた名作を読み、マルクスの政治思想や共産主義論の現代的意義について考えていきたい。第一期では、若きマルクスの代表的著作である『経済学哲学草稿』、『ドイツ・イデオロギー』、『共産党宣言』を取り上げ、その唯物論思想の核心について考えてみたい。(講師・記) 【カリキュラム】 ※状況により変更することもございます。 ■7月期 ・第一期:若きマルクスの唯物論 『経済学哲学草稿』(ミル評注含む) 『ドイツ・イデオロギー』 『共産党宣言』 ■10月期 ・第二期:マルクスの階級分析 『ルイ・ボナパルトのブリュメール18日』 「資本主義的生産に先行する諸形態」 「国際労働者協会設立宣言」 ■2026年1月期 ・第三期:晩期マルクスの思想 『フランスの内乱』 「ゴータ綱領批判」 「ザスーリチへの手紙」                 ※お申込みは3か月単位です

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    哲学するベートーヴェン カント宇宙論から《第九》へ

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    • 哲学・思想・宗教
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 伊藤 貴雄/創価大学教授
    • 2025/07/26
      15:30〜17:00

     天文学と神学、そして音楽がまだかろうじてつながりを保っていた18世紀後半にあってカントの哲学は、ベートーヴェンの音楽にも大きな影響を及ぼしました。  ベートーヴェンは18歳の時にボン大学を聴講し、教授たちがカント哲学やシラー文学を語り合う場に参加しました。創作上のスランプに陥った40代後半にも、カントの天文学理論を学んで日記に抜書きしています。《第九》の作曲プロセスを調べると、ベートーヴェンがシラーの詩句とカントの宇宙論とを重ねて合わせていたことが見えてきます。  哲学と音楽、それぞれの領域でドイツを代表するといっても過言ではないカントとベートヴェンが、これほど近接した時を生きた時代、その時代精神を踏まえて《第九》誕生の秘密を探ります。(講師・記) ★書籍はこちらからご覧ください★ 『哲学するベートーヴェン カント宇宙論から《第九》へ』伊藤貴雄・著(講談社)

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    デリダ入門

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    • 哲学・思想・宗教
    • オンライン開催
    • 見逃し配信あり
    • 2025夏クーポン対象
    • 宮ア 裕助/専修大学教授
    • 2025/08/23〜
      15:30〜17:00

    フランス現代思想の最後の巨星、ジャック・デリダ。昨年で没後20年を迎え、この哲学者の遺産を振り返る多くの試みがなされました。次第に明らかになってきたのは、私たちが生きる21世紀の現代思想が、デリダをはじめとする、いまだ20世紀に築かれた多くの試みの影のもとにあるということです。脱構築(ディコンストラクション)、読むこと(レクチュール)と書くこと(エクリチュール)、母語と翻訳、暴力と正義、他者と歓待、そして赦し……。本講座では、没後に出版された講義録や遺稿なども参照しながら、新たに見えてきたデリダ思想の全貌をあらためてたどることで、みなさんとともに現代思想の来歴を探り、21世紀における思想の未来を切り拓く可能性を模索したいと考えています。(講師・記)

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    音楽と哲学 

    • 哲学・思想・宗教
    • オンライン開催
    • 見逃し配信あり
    • 大橋 容一郎/上智大学名誉教授
    • 2025/07/25〜
      11:00〜12:30

     西洋のクラシック音楽は、古代ギリシアから中世、ルネサンス期、近現代にいたるまで、つねにその時代の思想や哲学と切り離すことができません。この連続講座では、西洋音楽の歴史的な変遷をたどりながら、その背後にある時代精神や哲学的な世界観を明らかにしていきます。音楽作品を聞くのにも、また芸術を通じて各時代の思想を理解するのにも役に立つ講座を目ざします。(講師・記) ※8期24講を予定しています。   【カリキュラム】※状況により、変更することもございます。 2025年1月期 【第1チクルス】  西洋クラシック音楽の出発点である古代ギリシアの宇宙観から、グレゴリオ聖歌の発達と中世キリスト教の思想や典礼、またいわゆるルネサンス音楽の諸派と当時の思想である人文主義の考え方など、近代合理主義の夜明け前までの音楽と思想をたどります。  1 ピュタゴラス派の音楽と古代宇宙論 (紀元前)  2 グレゴリオ聖歌と中世キリスト教 (9−13世紀)  3 ルネサンス音楽と人文主義思想 (14−16世紀) 2025年4月期 【第2チクルス】  1600年代の近代合理主義の始まりから啓蒙主義前期まで、音楽では近代のいわゆるバロック音楽の時代を扱います。デカルの処女作『音楽提要』の和声論、バッハとプロテスタントキリスト教の精神、啓蒙主義者ルソーの自由な感情表現の音楽と思想などをたずねます。  1 デカルトの音楽論と近代合理主義 (17世紀前半)  2 大バッハとキリスト教思想 (18世紀前半)  3 ルソーの音楽と感情主義の哲学 (18世紀半ば) ★2025年7月期 【第3チクルス】  音楽では古典主義からロマン主義の出現までの時代、哲学思想的には啓蒙主義の時代を扱います。師弟関係にあるハイドン、モーツァルト、ベートーベンの作品は、いずれも啓蒙的な世界観を示しており、ベート−ベンは古典主義からロマン主義への移行のあり方をよく表しています。  1 ハイドンと啓蒙主義 (18世紀後半)  2 モーツァルトとフリーメーソンの思想 (18世紀後半)  3 ベートーベンとドイツ観念論 (19世紀初頭) 2025年10月期  【第4チクルス】  19世紀の、いわゆるロマン主義時代の音楽と、そこに見られるヨーロッパの思想的関係を明らかにします。ドイツ・ロマン主義の神秘と怪奇を表しているウェーバーのオペラ、ユダヤ人であったメンデルスゾーンの世界観、そしてワーグナーが古ゲルマン主義に傾倒した理由を考えていきます。  1 ウェーバーとロマン主義 (19世紀前半)  2 メンデルスゾーンとケルト思想 (19世紀前半)  3 ワーグナーと古ゲルマン主義 (19世紀半ば)            ※お申込みは3か月単位です

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    現代フランス哲学入門

    • 哲学・思想・宗教
    • オンライン開催
    • 見逃し配信あり
    • 渡名喜 庸哲/立教大学教授
    • 2025/04/11〜
      19:00〜20:30

     「フーコー、ドゥルーズ、デリダ」をはじめフランス現代思想が二〇世紀後半のさまざまな分野に大きな影響を与えたことはよく知られています。しかし、ポスト構造主義以降、どのような哲学者がどのような問題を論じているのでしょうか。本講座では、とりわけ1980年代以降に出てくるいくつかのトピックを中心に、まさに現代にいたるフランス哲学の流れを追います。(講師・記) 【各回テーマ】※状況によって変更することもございます。 2025年1月〜3月  1)ポストモダンとは何だったか(リオタールとドゥルーズ=ガタリ)  2)共同体と政治哲学(ナンシー、デリダ、バリバール)  3)ヴァーチャル化する世界(ボードリヤール、ヴィリリオ、シャマユー) ★2025年4月〜6月  4)思弁的実在論とは何か(カンタン・メイヤスー)  5)災害/破局を哲学する(ジャン=ピエール・デュピュイ)  6)フランス哲学から見た人新世(フレゾス+ボヌイユ・デスコラ)   ※お申込みは3ヶ月単位です。各回テーマで進めますので、期の途中からもご受講もいただけます。

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    古代アンデス文明入門

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    • 歴史
    • オンライン開催
    • 見逃し配信あり
    • 山本睦/山形大学教授
    • 2025/05/23
      10:30〜12:00

    ナスカやマチュピチュで広く知られる古代アンデス文明は、中央アンデスに栄えた様々な古代社会の総体です。 多様な生態系とそれを利用する人々の営み、および日常生活圏を超えた人々の交流によって、中央アンデスでは独自の文明が育まれることになりました。 本講座では、古代アンデス文明においてその前半部分に相当する、形成期(紀元前3000年~紀元前後)の社会と地上絵を描いたことで有名なナスカ社会(1〜750年)に焦点をあて、解説します。(講師・記)

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    学びを広げる!大人のための世界史

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    • 歴史
    • オンライン開催
    • 見逃し配信あり
    • 2025夏クーポン対象
    • 村山 秀太郎/スタディサプリ講師・世界史塾バロンドール主宰
    • 2025/07/02〜
      19:00〜20:30

     ピラミッドについての新発見、悠久のエーゲ海ロマン、民主主義発祥のアテネにアレクサンドロス大王の武勇、そして歴史家ランケが「世界史の湖」と呼んだ古代ローマ史。雑誌や書籍そしてTV番組で常に特集が組まれることからもわかるように、話題に事欠かないのがこれら世界史の揺籃期。古代文明の時代区分とそれぞれのつながり具合を知っておくなら,真の知識と理解が深まります。  単なる面白いエピソード集ではなく、古代文明の相関図とそれぞれの文明が後代に与えた精神性をしっかり語り、受講生の皆さんが、今後ご自分で様々な媒体からの情報を縦横無尽に取り入れ、人生の糧にできるようになる基礎を築くお手伝いをする…そんな講義を提供します。(講師・記) 【カリキュラム】 @古代オリエント史 A古代ギリシア史 B古代ギリシア史とイラン・アフガニスタン史 C共和政ローマ Dローマ帝国 Eローマ帝国とキリスト教

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    学びを広げる!大人のための世界史

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    • 歴史
    • オンライン(事前選択講座)
    • 見逃し配信あり
    • 村山 秀太郎/スタディサプリ講師・世界史塾バロンドール主宰
    • 2025/04/04〜
      19:00〜20:30

     歴史感覚の基礎は、現状への問題意識です。2期目の大統領に就任したトランプ氏は、ガザの件を「彼らの戦争だ」と言い放ちました。地球上で最も血を吸った土地と評されるのが「ヨルダン川西岸地区」つまりパレスチナ。まずは、世界史の腎臓ともいえる当該地域の歴史を、戦後アメリカ外交史と絡めじっくりと解説いたします。一方、あからさまな国際法違反の「力による現状変更」をプーチン氏は「自衛」のための特別軍事作戦と呼んでいます。一体、ウクライナとはどのような歴史をたどってきたのか?キエフ(キーウ)そしてウクライナ東部はモスクワにとってどのような場所なのか?を、次に解説いたします。そして最後に、複雑怪奇な中国現代史を「台湾」をキーワードに平易にそして縦横無尽にお話しようと思います。(講師・記) 【カリキュラム】 第1講 ガザ戦争至るパレスチナ3000年史 第2講 中東現代史=アメリカ合衆国外交史といえる理由 第3講 ウクライナ東部での戦闘、その対立の深層(1.ウクライナの歴史) 第4講 ウクライナ東部での戦闘、その対立の深層(2.NATOの東方拡大とアメリカ) 第5講 台湾は中国なのか?清朝そしてアメリカ合衆国をめぐる中国史 (1.国民党と共産党) 第6講 台湾は中国なのか?清朝そしてアメリカ合衆国をめぐる中国史(2.中華人民共和国とアメリカ・日本) *こちらは【オンライン受講】の申し込みページです。[【教室受講】をご希望の方はこちら](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=7907207&p=d85dab1bc1a3164a2d86ceb0557adab27b08e11dad9e6356c2bf428ce96fb2a7)

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    学びを広げる!大人のための世界史

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    • 教室(事前選択講座)
    • 見逃し配信あり
    • 村山 秀太郎/スタディサプリ講師・世界史塾バロンドール主宰
    • 2025/04/04〜
      19:00〜20:30

     歴史感覚の基礎は、現状への問題意識です。2期目の大統領に就任したトランプ氏は、ガザの件を「彼らの戦争だ」と言い放ちました。地球上で最も血を吸った土地と評されるのが「ヨルダン川西岸地区」つまりパレスチナ。まずは、世界史の腎臓ともいえる当該地域の歴史を、戦後アメリカ外交史と絡めじっくりと解説いたします。一方、あからさまな国際法違反の「力による現状変更」をプーチン氏は「自衛」のための特別軍事作戦と呼んでいます。一体、ウクライナとはどのような歴史をたどってきたのか?キエフ(キーウ)そしてウクライナ東部はモスクワにとってどのような場所なのか?を、次に解説いたします。そして最後に、複雑怪奇な中国現代史を「台湾」をキーワードに平易にそして縦横無尽にお話しようと思います。(講師・記) 【カリキュラム】 第1講 ガザ戦争至るパレスチナ3000年史 第2講 中東現代史=アメリカ合衆国外交史といえる理由 第3講 ウクライナ東部での戦闘、その対立の深層(1.ウクライナの歴史) 第4講 ウクライナ東部での戦闘、その対立の深層(2.NATOの東方拡大とアメリカ) 第5講 台湾は中国なのか?清朝そしてアメリカ合衆国をめぐる中国史 (1.国民党と共産党) 第6講 台湾は中国なのか?清朝そしてアメリカ合衆国をめぐる中国史(2.中華人民共和国とアメリカ・日本) *こちらは【教室受講】の申し込みページです。[【オンライン受講】をご希望の方はこちら](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=7892590&p=8bd7227ac4d5b390b086006db1d8cd5cc735d0fc6c2516171bae36ac4b35b828)

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    システィーナ礼拝堂の鍵。1975年まで200年以上用いられたもので、Conclaveの文字が見える。 .jpg

    コンクラーベの歴史

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    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 藤崎 衛/東京大学教授
    • 2025/07/01
      10:30〜12:00

     教皇フランシスコが今年の4月21日に亡くなりました。宗教指導者として比類なき地位にある教皇であっても、一人の人間として老い、この世を去らなければならないという現実を思い知らされる出来事でした。教皇亡きあと、新たな教皇を選びだす手続きは「コンクラーベ」として知られています。枢機卿たちが鍵をかけた部屋に閉じ込められ、外部からの干渉や情報を絶たれて教皇を決めなければなりません。密室のなかでは様々な思惑と駆け引きが展開してきました。この講座では、西洋史の専門家が、教皇選出のあり方を古代・中世にさかのぼって紹介し、コンクラーベを歴史的に考えるための一助とします。(講師・記)

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    ケルトとヨーロッパ インドヨーロッパ語族とケルト語派、その文化の広がり

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    • オンライン開催
    • 見逃し配信あり
    • 原 聖/女子美術大学名誉教授
    • 2025/07/23
      15:30〜17:00

     シリーズ講座「入門・ヨーロッパの中のケルト」のスタートにあたり、導入回「ケルトとヨーロッパ インドヨーロッパ語族とケルト語派、その文化の広がり」として、「言葉」からケルトを探ります。 インド・ヨーロッパ語族、印欧語族とはインドの諸言語とヨーロッパの諸言語が一つのグループをなすという考え方であり、18世紀後半になって確立した概念である。提唱したのはウィリアム・ジョーンズというウェールズ系のイギリス人だった。またケルト系の諸言語、すなわちウェールズ語やゲール(アイルランド)語などが一つのグループを成すということは18世紀初めにはわかっていた。こうしたところからはじめ、ケルト諸語の印欧語族の中での位置、その文化的広がりについて考えます。(講師・記) 写真:ローマ帝国がケルト人との境界に作った「ハドリアヌスの壁」 --------連続講座---------------------------- 文化を伝達するもののひとつに「言葉」があります。言葉を文化の基盤ととらえると、ケルト文化はケルト諸語を基礎とすると考えることができます。この観点から、歴史言語学ばかりでなく、歴史学と考古学さらには神話学、民俗学、文学、美術史などさまざまな角度からその全体像にせまります。 講座では、ヨーロッパの基層文化でもあるケルトについて、ヴィジュアルを使いながら、その深みを探ります。ケルトに興味をもつ人のための入門講座です。(講師・記) ※参考図書:原聖著『ケルトの解剖図鑑』(エクスナレッジ刊) [原聖著『ケルトの解剖図鑑』(エクスナレッジ刊)](https://www.xknowledge.co.jp/book/9784767830544)

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    入門・ヨーロッパの中のケルト

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    • 見逃し配信あり
    • 2025夏クーポン対象
    • 原 聖/女子美術大学名誉教授
    • 2025/07/23〜
      15:30〜17:00

     文化を伝達するもののひとつに「言葉」があります。言葉を文化の基盤ととらえると、ケルト文化はケルト諸語を基礎とすると考えることができます。この観点から、歴史言語学ばかりでなく、歴史学と考古学さらには神話学、民俗学、文学、美術史などさまざまな角度からその全体像にせまります。 講座では、ヨーロッパの基層文化でもあるケルトについて、ヴィジュアルを使いながら、その深みを探ります。ケルトに興味をもつ人のための入門講座です。(講師・記) 写真:ローマ帝国がケルト人との境界に作った「ハドリアヌスの壁」 ※参考図書:原聖著『ケルトの解剖図鑑』(エクスナレッジ刊) [原聖著『ケルトの解剖図鑑』(エクスナレッジ刊)](https://www.xknowledge.co.jp/book/9784767830544) 【カリキュラム】※状況により変更することもございます。 ■2025年7月期 7/23 導入回 「インドヨーロッパ語族とケルト語派、その文化の広がり」 8/6 「ケルトとは何か」 9/3 「ケルトの国と地域」 9/24 「ケルトの文字と言語」 ---------------------------- ■2025年10月期 10/22 「古代ケルト文化」 11/26 「ケルト人の生活と社会」 12/24 「ケルトの信仰と神話」 ---------------------------- ■2026年1月期 1/28 「ケルト的修道院文化」 2/25 「アーサー王伝説」 3/25 「ケルト復興」  ※お申し込みは3か月単位です。途中からのご受講もいただけます。

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    エリザベス1世の実像と神話

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    • 指 昭博/神戸市外国語大学前学長
    • 2025/08/01〜
      15:30〜17:00

    イギリス16世紀の女王エリザベス1世は名君の誉れ高く、その治世は「黄金時代」とされます。しかし、それは女王とその治世の本当の姿でしょうか。講座では、エリザベスの生涯とその時代をたどりながら、治世の実像を明らかにします。直面した内政や外交の課題に女王がどのように対応したのかを探り、さらに、後世、エリザベスが英国史上「最も偉大な」君主とみなされるに至った経緯を解明していきます。(講師・記) 【カリキュラム】※状況により変更することもございます。 1) エリザベスの生涯:王位と結婚問題 2) エリザベスの時代:戦争と社会 3) 生き続けるエリザベス:イメージ戦略と神話

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    大人のための歴史総合・世界史探究

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    • 佐藤 育子/日本女子大学講師
    • 丸小野 壮太/常磐大学高等学校教諭
    • 2025/08/09
      15:30〜17:00

     2022年度、高校の地歴公民科が文部科学省の学習指導要領改訂により大きく変わったことはご存じの方も多いと思います。そして今年は、その新しい科目を学んだ高校生が大学生となる節目の年にあたります。では新しく導入された「歴史総合」や「世界史探究」は、これまでの歴史の科目とどのように違うのでしょうか。講師を務めさせて頂く私たちは、高校と大学という枠組みを超えて、これまで十数回に及ぶ共同研究発表や高校と大学をつないだ共同授業をともに行ってきました。そこでの学びや経験をもとに、まずは、「歴史総合」や「世界史探究」の大きな見取り図をみなさまとご一緒に描くことから始めたいと思います。(佐藤講師:記)

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    19世紀アメリカ史入門

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    • 金井 光太朗/東京外国語大学名誉教授
    • 2025/04/03〜
      10:30〜12:00

     大きな森から大草原、そして小さな町でローラ・インガルスの家族は開拓者生活を送りました。本、あるいはテレビドラマでご存じの方も多いでしょう。しかし、開拓者は自給自足の生活だったわけではありません。歴史的に見るとアメリカは市場経済が発展し、鉄道が全米を結んでいった時代です。鉄道が、町が、市場経済が支えていたからこそ広大な西部開拓ができたのです。本講座ではローラの物語を通じてアメリカの歴史を具体的な姿で理解することを目指します。なお、題材は原作本を基に構成します。(講師:記) 第1回 森と草原の小さな家:文明化以前の開拓 最初の時代の話です。かなり自給自足で狩猟採集生活も暮らしの大きな要素であったことに注目します。節目には近辺に入植した家族の支え合いが頼りでした。熊などの野生動物の脅威や恵み、他方時に町に行って必需品と毛皮などを交換する市場経済の面も触れます。 第2回 小さな町と申請開拓地:自営農地法と鉄道 後半の時期です。ホームステッド法によって公有地を申請して開拓に挑戦しますが、近くの街で生活資源を稼ぎながらが一般的であったことに注目します。荒野に入植、そこにずっと滞在して家族で協力して、という常識とは違う生活を確認します。鉄道が発達して職と収入を広げ、生活物資を運ぶのに重要な役割を果す時代を迎えました。 第3回 事故と疫病と近隣の助け合い:開拓で馬や牛を使い、馬車で移動 雪が降ると道がわからず遭難の危機もあります。実際に父親は雪の割れ目に落ち込んで3,4日倒れこんでいました。感染症にはたびたび罹患し、家族全員が倒れてしまい、そのようなときは(遠くからでも)近隣の元気な人が助けに来て看病しながら回っていました。黒人の医師の助けもありました。医師にかかると経済負担も大変でした。 第4回 厳しい自然と大きなリスク:天災と見込外れ ローラたちも大寒波、竜巻、雹、そしてイナゴの襲来で大きな打撃を受けています。畑を耕してやっと収穫が可能となり、あれこれと支払いを返し、購入もできると期待しているとき何度も災害にあって、苦労して乗り越えようとしています。開拓には資金が必要でやりくりしながらかろうじて生活をしますが、成果が見えた時に災害でやられるのはよくあったようです。 第5回 教育と学校:小さな大人と子どもの発見 19世紀後半でも開拓地では全学年一緒で読み書き、綴、文法構造の理解、分数の計算の授業を中心にやっていましたが、子どもも農業の労働力として不可欠で学校は1年に数ヶ月でした。他方、「子どもの発見」の時代でもあり、ローラたちは「サンタから」のクリスマス・プレゼントが楽しみで親もなんとしても用意していました。 第6回 ジェンダーの差異を拡げる西部の暮らし 人里遠い開拓地は助けも少なく女性にとって辛く、開拓地で無理をするくらいなら東部にいたいと痛切に思っていました。ローラ家でも母親は少なくとも学校のある町に住みたいと主張し父親は土地を求めて機会があればすぐにもっと西部へと移動したがっています。また、西部の旅をするとき民家があればそこで一宿一飯を求め住民は当然それを提供します。その都度女性が数人分の食事や夜具の世話を余分に提供し、その作業は重い負担でした。 ※こちらは第1回〜第6回セットでのお申込みページです。 ※第1回のみのお申込みは[こちら](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=7929120&p=adc88fc27918d422fdab240ef37ccf64be92a4bda152c337f16988f667eb7366)

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    大学で学ぶ西洋文化史1 

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    • 竹中 幸史/山口大学教授
    • 2025/04/08〜
      13:00〜14:30

     日頃、私たちは、しばしば自らの考え方や行動を自明視しがちです。毎朝決まった時間に起きて、あくびを我慢しながら電車やバスに揺られ、学校や職場に遅れないように向かう。それなりの年になれば誰かと恋に落ち、いつか結婚を考える。またある時は議論や選挙などを通じて、身の周りの政治について思いを巡らせる。しかしよく考えると、こうした営みは普遍的に存在しえないことに気づきます。正確な時計の普及や定時運行できる公共交通の登場、恋愛結婚の一般化、民主主義と政治参加の意識のあらわれは19世紀以降です。ならば、先に挙げた何気ない行動には”近代人”特有の心性・感性が潜んでいるはずです。この講座では、近世・近代ヨーロッパを例に、日常生活にある「当たり前」の現象の歴史を、近年の成果をもとに紹介します。イマドキの大学生はどんな「歴史」を学んでいるでしょうか。大学生になったつもりでお越しください。(講師・記) @4月 8日 遅刻の誕生〜いつから人は時間を守るのか A5月13日 性愛の歴史〜愛に歴史はあるか B6月10日 政治と文化〜民衆の生活をを読み解く  

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    神話学入門

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    • 見逃し配信あり
    • 松村 一男/和光大学名誉教授
    • 2025/04/09〜
      13:00〜14:30

     神話という言葉はしばしば聞かれます。「神話のような世界」といえば、超現実的で素晴らしい世界を思い浮かべるでしょう。しかし、何か良いアイデアを思いついた時、相手から「それは神話だね」と言われたら、否定されたと思うでしょう。神話とは何なのか、そしてそれを研究する神話学とはどういう学問なのか、いつ頃、誰が始めたのか、そして今、どのくらいのことが研究され、分かっているのか、そうした神話についての入門講座を三回に分けてお話します。第一回では神話と神話学という語について説明し、第二回では神話の地域的そして時代的な広がりを紹介し、第三回では神話で語られるテーマの多様性についてお話します。(講師:記) 第1回:神話とはなにか、神話学とはなにか 第2回:世界の神話の広がり:地域と歴史 第3回:神話を分類する:創造、洪水、終末、英雄 【参考図書】 『[神話学入門](https://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480099181/)』大林太良著(ちくま学芸文庫、2019年) 『[創世神話と英雄伝説](https://www.kadokawa.co.jp/product/201112000040/)』松村一男他編(角川文庫、2012年) 『[世界の神々の誕生](https://www.kadokawa.co.jp/product/201112000041/)』松村一男他編(角川文庫、2012年) ※こちらは第1回〜第3回セットでのお申込みページです。 ※第1回のみのお申込みは[こちら](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=7921958&p=7e4fe58b74e81921aa94cbdda3a3b7fd096a5a39134246aa3e7824be6ffb9d9c)

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    ケルト神話伝説の絵画と象徴 中世から現代まで

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    • 鶴岡 真弓/多摩美術大学名誉教授
    • 2025/04/19〜
      13:00〜14:30

      ヨーロッパの古層文化を築いた「ケルト」の神話は、「死からの再生」をテーマとして、今日までヨーロッパを代表するフォークロア・昔話と共に広まり、映画やアニメでも人気である。今回は神話のテーマと象徴、登場するキャラクターが、芸術表現のなかで、いかに「絵画化=視覚化」されてきたかを、「アーサー王」「トリスタンとイゾルデ」、アイルランドの「聖女ブリギッド」、スコットランドの「冬の山姥」など中世から現代までの有名なウィリアム・モリスの作品などを通して、ケルト神話の魅力に迫ります。(講師・記) 【カリキュラム】※状況によって変更することもございます。 ★■2025年4月期【春 アーサー王伝説(ウィリアム・モリスほか)】  「聖杯」の輝き(中世金工と世紀末タペストリー)   「緑の騎士」と王妃(緑色の自然と魂) ■2025年7月期【夏 トリスタンとイゾルデ】  「愛」の中世写本のシーン   「癒しと媚薬」女王と王女の魔術 ■2025年10月期【秋 自然の女神】  セーヌ川のセクアナと水鳥  ボイン川の母と古墳・シャノン川の乙女 ■2026年1月期【冬 祭日の聖女】  聖女ブリギッドの春(アイルランド)  冬の女王/山姥(スコットランド)        ※お申込みは3か月単位です。

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    学び直すヨーロッパ近現代史入門

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    • 川手 圭一/東京学芸大学教授
    • 2025/04/11〜
      10:30〜12:00

     ヨーロッパが大きく揺れ動いています。各国で躍進する極右政党、移民・難民に対する排除の高まりは、近代ヨーロッパが築き上げてきた「市民社会」が内部から掘り崩されていくかのようです。「知」が軽んじられ、「民主主義」の精神を否定するかのような言動はますます大きくなり、私たちは、方向性を失った世界のなかにいるようです。  本講座では、このような現代社会を前に、19世紀を中心に「市民社会」の形成という観点から改めてヨーロッパ近現代史をたどる入門講座です。(講師・記) 【カリキュラム】※状況により変更することもございます。 第1回 4月11日 革命の時代のヨーロッパ 第2回 5月9日  19世紀ヨーロッパ市民社会の実像 第3回 6月13日 緊張と対立のヨーロッパ

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    平安時代 400年史

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    • 木村 茂光/東京学芸大学名誉教授
    • 2025/07/17〜
      13:30〜15:00

     平安時代は貴族政治の展開や国風文化の繁栄などに代表されるように、優雅な時代というイメージがありますが、一方では律令制から摂関政治へ、遣唐使の中止、武士の成立と台頭、荘園制の展開など、古代社会から中世社会への大きな転換点でもありました。本講座では、400年続いた平安時代を4期に分けて、時間の経過に沿いながらそれぞれの転換点の特徴をわかりやすく解説したいと思います。(講師記) <今期のテーマ> 律令制から王朝国家へ―古代から中世への移行期「王朝国家」の特徴を解明する 4)王朝国家の成立 5)承平・天慶の乱と武士の成立 6)摂関政治の展開 ### 1年間のテーマ 1. 平安京の成立―「千年の都」平安京の「始まり」を考える 1)平安遷都 2)承和の変と藤原氏の台頭 3)遣唐使の中止と対外認識の変化 2. 律令制から王朝国家へ―古代から中世への移行期「王朝国家」の特徴を解明する 4)王朝国家の成立 5)承平・天慶の乱と武士の成立 6)摂関政治の展開 3. 平安京住民の諸相―平安京住民の多様な実相と国風文化の特徴に迫る 7)都市平安京の成熟 8)都市住民の諸相 9)国風文化の特質 4. 院政と武士の台頭―中世社会への胎動を荘園と武士に焦点をあてて明らかにする 10)後三条親政と院政の開始 11)院政と荘園公領制の成立 12)保元・平治の乱と武士の台頭

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    平安時代 400年史

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    • 木村 茂光/東京学芸大学名誉教授
    • 2025/04/17〜
      13:30〜15:00

     平安時代は貴族政治の展開や国風文化の繁栄などに代表されるように、優雅な時代というイメージがありますが、一方では律令制から摂関政治へ、遣唐使の中止、武士の成立と台頭、荘園制の展開など、古代社会から中世社会への大きな転換点でもありました。本講座では、400年続いた平安時代を4期に分けて、時間の経過に沿いながらそれぞれの転換点の特徴をわかりやすく解説したいと思います。(講師記) <今期のテーマ> 平安京の成立―「千年の都」平安京の「始まり」を考える 1)平安遷都 2)承和の変と藤原氏の台頭 3)遣唐使の中止と対外認識の変化 ### 1年間のテーマ 1. 平安京の成立―「千年の都」平安京の「始まり」を考える 1)平安遷都 2)承和の変と藤原氏の台頭 3)遣唐使の中止と対外認識の変化 2. 律令制から王朝国家へ―古代から中世への移行期「王朝国家」の特徴を解明する 4)王朝国家の成立 5)承平・天慶の乱と武士の成立 6)摂関政治の展開 3. 平安京住民の諸相―平安京住民の多様な実相と国風文化の特徴に迫る 7)都市平安京の成熟 8)都市住民の諸相 9)国風文化の特質 4. 院政と武士の台頭―中世社会への胎動を荘園と武士に焦点をあてて明らかにする 10)後三条親政と院政の開始 11)院政と荘園公領制の成立 12)保元・平治の乱と武士の台頭

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    世界最古の女性日記文学

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    • 文学・文芸創作
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    • 川村 裕子/武蔵野大学客員教授
    • 2025/07/16〜
      15:30〜17:00

     平安時代の文学というと『源氏物語』が思い浮かびますね。でも、同時代にはたくさんの日記文学が花開きました。そして『源氏物語』にもたくさんの影響を与えたのです。  ところで、この文学形式は日付けがあって、公開が前提。世界に類のない日記形式の文学なのです。そう、世界で最古の女性日記文学。なぜ彼女たちは日記という形式を選んだのでしょうか。『蜻蛉日記』『紫式部日記』『更級日記』などの女性日記文学を読みながら、その謎を考えていきましょう。そして世界で最古の女性日記文学を残していきましょうね。(講師・記) <スケジュール> @7月16日 『蜻蛉日記』に隠された真実  『蜻蛉日記』は結婚生活の愚痴ばかり、と言われていますが果たして作品に込められた意味はそれだけでしょうか。今まで注目されてこなかった上巻〜下巻の女性としての表現(生理、出産、更年期など)を中心に『蜻蛉日記』を読み解いていきましょう。そして、『蜻蛉日記』の新たな姿を見届けましょう。 A8月20日 『紫式部日記』の内実  『紫式部日記』は『源氏物語』作者の書いた日記文学です。そのなかには物語につながるような表現がたくさんあります。紫式部にとって「日記文学を書く意味」はどこにあったのでしょうか。物語と絡めてお話いたします。 B9月17日 『更級日記』の夢  『更級日記』には物語への夢がたくさん書かれています。ただ、作品のなかに描かれる夢のなかで大きな夢は隠されているのです。彼女はいったい、何を求めていたのでしょうか。『枕草子』などと絡めてお話いたします。

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    日本古代の漢文を読む

    • 歴史
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    • 沖森 卓也/立教大学名誉教授
    • 2025/07/24〜
      15:30〜17:00

     日本人が書いた漢文(古代中国古典語で書かれた文章)、すなわち日本漢文には母語である日本語の影響が避けがたく、その不自然さ、誤用の程度は、ネイティブの中国人が書く漢文(純漢文)に近いものから中国人には理解不能な漢字文に至るまで、実にさまざまである。それは、漢文を書く人、漢文で書かれる対象(内容)、書かれる状況・背景などによって,漢字の使い方に大きな差異が生じるからで、日本語を基盤とした文章は漢文との逕庭がはなはだしい。そこで、古代日本の漢文(漢字)資料を原文に基づいて丁寧に読み進めながら、漢字に込められた古代人の言語観や文学性、そして日本語との葛藤を浮き彫りにしていくことにする。 ●今期:記紀を読む 現存する日本最古の書物であり歴史書である『古事記』、それに次ぐ古い歴史書である『日本書紀』を読む。この両者は日本漢文としては質的にまったく異なっており、原文を通して、漢字の使われ方の実態、製作意図や受容などを解明していく。 @漢文資料としての記紀 A古事記の文章 <今後の予定> 秋学期:万葉集の漢文を読む 冬学期:上代撰述の風土記を読む ・・・・・

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    日本古代の漢文を読む

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    • 沖森 卓也/立教大学名誉教授
    • 2025/04/24〜
      15:30〜17:00

     日本人が書いた漢文(古代中国古典語で書かれた文章)、すなわち日本漢文には母語である日本語の影響が避けがたく、その不自然さ、誤用の程度は、ネイティブの中国人が書く漢文(純漢文)に近いものから中国人には理解不能な漢字文に至るまで、実にさまざまである。それは、漢文を書く人、漢文で書かれる対象(内容)、書かれる状況・背景などによって,漢字の使い方に大きな差異が生じるからで、日本語を基盤とした文章は漢文との逕庭がはなはだしい。そこで、古代日本の漢文(漢字)資料を原文に基づいて丁寧に読み進めながら、漢字に込められた古代人の言語観や文学性、そして日本語との葛藤を浮き彫りにしていくことにする。 ●今期:日本漢文の源流をたどる 日本では5世紀から本格的に漢字の使用が始まるが、「稲荷山古墳鉄剣銘」「江田船山古墳太刀銘」「隅田八幡宮人物画像鏡銘」後の、6,7世紀における日本漢文を読み進め、漢文の作成に日本語がどのような影響を与えていったか検証していく。 @6、7世紀の日本漢文 A和文への流れ ー宣命と祝詞ー <今後の予定> 夏学期:記紀を読む 秋学期:万葉集の漢文を読む 冬学期:上代撰述の風土記を読む ・・・・・

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    クラシック音楽の基礎教養

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    • 音楽
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    • 2025夏クーポン対象
    • 長岡 英/音楽史家
    • 2025/07/24〜
      15:30〜17:00

     現在の私たちにとって交響曲は、オーケストラによって演奏される器楽における最重要ジャンル。演奏会のメインとして、プログラムの最後に置かれます。でも実は交響曲は、コンサートの幕開けの曲として誕⽣しました。それ⾃体を鑑賞するというよりも、演奏会への⼼構えを促すものだったのです。  交響曲はいつごろ、どのような経緯で演奏会のメイン・プログラムに昇格したのでしょうか。「オーケストラといえば交響曲」では、交響曲の誕⽣から成熟までをたどってみます。1回⽬は成熟する前の交響曲の姿を、2回⽬は交響曲のルーツを、そして3回⽬は現在の交響曲に近づくプロセスを探っていきたいと思います。(講師:記) 【今期の予定】 25年7月期(7〜9月) ■オーケストラといえば交響曲 第1回 交響曲は開幕ベル  第2回 ⾚ちゃん交響曲誕⽣まで 第3回 独り⽴ちする「交響曲」 【今後の予定】 25年10月期(10〜12月) ■オーケストラの起源 第4回 オーケストラは踊り場だった 第5回 オーケストラの起源:モンテヴェルディの《オルフェオ》 第6回 フルートは持ち替えだった 2管編成完成まで 26年1月期(1〜3月) ■オーケストラあれこれ 第7回 ⾳楽の商品価値 第8回 オーケストラの楽器配置 第9回 ⾳楽家は召使い ハイドンの場合 26年4月期(4〜6月) ■交響曲ケーススタディー 第10回 《運命》:交響曲を変えたベートーヴェン その 1 第11回 《第九》:交響曲を変えたベートーヴェン その2 第12回 幻想交響曲の衝撃 ※カリキュラムは予定です。変更の可能性もございますので予めご了承ください。 【参考図書】 長岡 英著[「オーケストラがもっと楽しくなる! クラシック音楽の基礎教養」](https://artespublishing.com/shop/books/86559-307-5/)(2025年3月、アルテスパブリッシング)

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    クラシック・バレエの歴史を知る

    • NEW
    • エンタメ・古典芸能
    • オンライン開催
    • 見逃し配信あり
    • 2025夏クーポン対象
    • 平野 恵美子/洗足学園音楽大学バレエコース非常勤講師、大阪大学招へい研究員
    • 2025/07/11〜
      15:30〜17:00

     チャイコフスキー音楽の三大バレエ『白鳥の湖』『眠れる森の美女』『くるみ割り人形』を始めとして、今日世界中で上演されるクラシック・バレエ作品のほとんどが、19世紀末の帝政ロシアで創られました。また、初期のバレエは王侯や貴族の権力誇示の道具として、非常に政治的なものでした。本講座では、バレエの起源、ロシアにおける発展、革命を経て世界中に広まったクラシック・バレエの歴史について、画像や動画を交えながら詳しくお話しします。バレエ鑑賞のポイントなどもお話しする予定です。既にバレエ・ファンの方も、まだバレエを観たことが無い方も、作品に隠された歴史や文化について学んでみませんか。(講師:記) 【スケジュール】 第1回 宮廷文化として発展した初期のバレエ 第2回 帝政ロシアで開花したクラシック・バレエ 第3回 バレエ・リュスと世界に広まったロシア・バレエ

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    【建築入門】昭和の巨匠建築家たち

    • 美術史・鑑賞
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 岸 佑、磯 達雄、和田 菜穂子/一般社団法人東京建築アクセスポイント
    • 2025/04/17〜
      19:00〜20:30

     「建築の見方がよくわからない」「どこが凄いのかわからない」という皆さんに向けて、建築のプロがわかりやすくその魅力を解説します。講師は「[東京建築アクセスポイント](https://accesspoint.jp/)」のメンバーで、毎月交代で登場します。昭和の巨匠たちの名建築を取り上げる講座です。(和田講師:記) [4月17日 丹下建三](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=7918742)  担当:岸佑(青山学院大学、立教大学、東洋大学ほか非常勤講師)  「建築界のノーベル賞」といわれるプリツカー賞を最初に受賞した日本人建築家が丹下健三(1913-2005)です。第二次世界大戦中にデビューし、終戦後は日本各地の復興都市計画に関わります。丹下の名前が世界に知られたのは、広島の平和記念公園。1964年の東京オリンピックでは代々木体育館を設計。1970年の大阪万博では主会場の建物を手掛けました。それ以降は海外での活躍が増えますが、1991年の東京都庁舎で再び日本の建築界に大きなインパクトを与えます。丹下はひとつの建築を都市的・国家的スケールから考え続けた建築家でした。日本近現代史に伴走した丹下健三の建築家人生を、代表作品をご紹介しながら振り返ります。(講師:記) [5月22日 菊竹清訓](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=7918743) 担当:磯達雄(建築ジャーナリスト/オフィス・ブンガ、桑沢デザイン研究所非常勤講師、武蔵野美術大学非常勤講師、早稲田大学非常勤講師)  菊竹清訓は1960年代に興った建築運動「メタボリズム」の主要メンバーとして世界的に知られています。彼は建築に求められた課題を、大胆な構造技術による解決法で、形にしていきました。それが例えば、居住空間を柱で空中に支える、スカイハウス(1958年竣工)や東光園(1964年竣工)などの作品です。そのスタイルは、1990年代の代表作である江戸東京博物館(1992年)にまで、貫かれています。菊竹はなぜ、空高く建築を持ち上げようとしたのでしょうか。建築家の生涯をたどることで、その謎に迫ります。(講師:記) [6月26日 黒川紀章](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=7918744) 担当:和田菜穂子(建築史家・博士(学術)/東京家政大学家政学部造形表現学科准教授)  1960年代に「メタボリズム運動」のメンバーに最年少で加わったことから黒川紀章は建築界で名を馳せることになりました。本講座では「メタボリズム運動とは何だったのか?」からスタートします。1970年の大阪万博でいくつかのパビリオンを手がけ、1972年「中銀カプセルタワー」が登場します。移動可能なカプセルのイメージづくりとして軽井沢に自身の別荘「カプセルK」も手掛けています。1990年代は全国各地に美術館・博物館建築を数多く手掛け、2006年に竣工した「国立新美術館」が最後の美術館建築となりました。最晩年には政界進出を図りますが、本講座では黒川紀章の野望についても考察したいと思います。(講師:記)

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    【建築入門】昭和の巨匠建築家たち

    • 美術史・鑑賞
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 種田 元晴、磯 達雄、和田 菜穂子/一般社団法人東京建築アクセスポイント
    • 2025/07/17〜
      19:00〜20:30

     「建築の見方がよくわからない」「どこが凄いのかわからない」という皆さんに向けて、建築のプロがわかりやすくその魅力を解説します。講師は「[東京建築アクセスポイント](https://accesspoint.jp/)」のメンバーで、毎月交代で登場します。昭和の巨匠たちの名建築を取り上げる講座です。(和田講師:記) [7月17日 大江宏](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=7995580)  担当:種田元晴(建築評論家・博士(工学)・一級建築士/文化学園大学造形学部建築・インテリア学科准教授)  戦後日本の建築家たちは、日本古来の伝統建築と西洋由来の近代建築の折り合いをどのようにつけるかに、大変苦心しました。例えば、丹下健三は、伝統と近代を融合した洗練されたデザインにより、国家的なプロジェクトを実現させます。一方で、丹下と同級生でありライバルであった大江宏は、日本の伝統を世界史と通底するものと捉えて、一見、矛盾・対立する伝統と近代という概念を、融合せずにそのまま「混在併存」させた建築のあり方を模索し、法政大学校舎(1955-58年)、乃木神社(1962年)、角館伝承館(1978年)国立能楽堂(1983年)といった滋味深い作品を手掛けました。本講座では、わかりにくいと言われる大江の建築の魅力を平易に紐解きながら、その人物像にも迫ります。(講師:記) [8月21日 大高正人](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=7995579) 担当:磯達雄(建築ジャーナリスト/オフィス・ブンガ、桑沢デザイン研究所非常勤講師、武蔵野美術大学非常勤講師、早稲田大学非常勤講師)  大高正人は日本の戦後を代表する建築家のひとりです。前川國男の事務所で主要メンバーだった大高は、菊竹清訓や黒川紀章らとメタボリズム・グループのメンバーとして、1960年代の前衛的な建築運動を牽引しました。独立後は千葉県立中央図書館(1968年)などで斬新な構造システムを探求し、坂出人工土地(1968-86年)や広島基町団地(1969-78年)などで先駆的な都市デザインにも挑みます。ところが70年代以降は傾斜屋根がかかる地域主義的な建築デザインへと回帰していくのです。変節の奥にある、建築家の揺るぎない信条を解き明かします。(講師:記) [9月18日 槇文彦](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=7995578) 担当:和田菜穂子(建築史家・博士(学術)/東京家政大学家政学部造形表現学科准教授)  長年に渡り我が国の建築界を牽引してきた巨匠建築家、槇文彦は2024年に老衰で逝去されました。手がける建築も、人物像も、いずれも凛とした佇まいで、清廉さがあります。代表作である「代官山ヒルサイドテラス」は1969年から約30年の年月をかけて地元の発展と共にエリアを拡張してきました。今見ても新鮮さを失わない世界有数の優れたモダニズム建築です。『見えがくれする都市』『漂うモダニズム』など数多くの著書も残しており、本講座では槇文彦のアーバニズム、ヒューマニズムについても触れたいと思います。(講師:記)

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    【建築入門】昭和の巨匠建築家たち 菊竹清訓

    • 美術史・鑑賞
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 磯 達雄/一般社団法人東京建築アクセスポイント
    • 2025/05/22
      19:00〜20:30

     「建築の見方がよくわからない」「どこが凄いのかわからない」という皆さんに向けて、建築のプロがわかりやすくその魅力を解説します。講師は「[東京建築アクセスポイント](https://accesspoint.jp/)」のメンバーで、毎月交代で登場します。昭和の巨匠たちの名建築を取り上げる講座です。(和田講師:記) 5月22日 菊竹清訓 担当:磯達雄(建築ジャーナリスト/オフィス・ブンガ、桑沢デザイン研究所非常勤講師、武蔵野美術大学非常勤講師、早稲田大学非常勤講師)  菊竹清訓は1960年代に興った建築運動「メタボリズム」の主要メンバーとして世界的に知られています。彼は建築に求められた課題を、大胆な構造技術による解決法で、形にしていきました。それが例えば、居住空間を柱で空中に支える、スカイハウス(1958年竣工)や東光園(1964年竣工)などの作品です。そのスタイルは、1990年代の代表作である江戸東京博物館(1992年)にまで、貫かれています。菊竹はなぜ、空高く建築を持ち上げようとしたのでしょうか。建築家の生涯をたどることで、その謎に迫ります。(講師:記) ・こちらは「5月22日 菊竹清訓」のみのお申込みページです。 ・4月〜6月(3回分)セットでのお申込みは[こちら](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=7874687&p=a9e933afaa32fb5b4110a9ca75c544f00b4294e6cdbe4889d0b27687a6560bda)

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    【建築入門】昭和の巨匠建築家たち 黒川紀章

    • 美術史・鑑賞
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 和田 菜穂子/一般社団法人東京建築アクセスポイント
    • 2025/06/26
      19:00〜20:30

     「建築の見方がよくわからない」「どこが凄いのかわからない」という皆さんに向けて、建築のプロがわかりやすくその魅力を解説します。講師は「[東京建築アクセスポイント](https://accesspoint.jp/)」のメンバーで、毎月交代で登場します。昭和の巨匠たちの名建築を取り上げる講座です。(和田講師:記) 6月26日 黒川紀章 担当:和田菜穂子(建築史家・博士(学術)/東京家政大学家政学部造形表現学科准教授)  1960年代に「メタボリズム運動」のメンバーに最年少で加わったことから黒川紀章は建築界で名を馳せることになりました。本講座では「メタボリズム運動とは何だったのか?」からスタートします。1970年の大阪万博でいくつかのパビリオンを手がけ、1972年「中銀カプセルタワー」が登場します。移動可能なカプセルのイメージづくりとして軽井沢に自身の別荘「カプセルK」も手掛けています。1990年代は全国各地に美術館・博物館建築を数多く手掛け、2006年に竣工した「国立新美術館」が最後の美術館建築となりました。最晩年には政界進出を図りますが、本講座では黒川紀章の野望についても考察したいと思います。(講師:記) ・こちらは「6月26日 黒川紀章」のみのお申込みページです。 ・4月〜6月(3回分)セットでのお申込みは[こちら](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=7874687&p=a9e933afaa32fb5b4110a9ca75c544f00b4294e6cdbe4889d0b27687a6560bda)

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    【建築入門】昭和の巨匠建築家たち 大江宏

    • 美術史・鑑賞
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 種田 元晴/一般社団法人東京建築アクセスポイント
    • 2025/07/17
      19:00〜20:30

     「建築の見方がよくわからない」「どこが凄いのかわからない」という皆さんに向けて、建築のプロがわかりやすくその魅力を解説します。講師は「[東京建築アクセスポイント](https://accesspoint.jp/)」のメンバーで、毎月交代で登場します。昭和の巨匠たちの名建築を取り上げる講座です。(和田講師:記) 7月17日 大江宏 担当:種田元晴(建築評論家・博士(工学)・一級建築士/文化学園大学造形学部建築・インテリア学科准教授)  戦後日本の建築家たちは、日本古来の伝統建築と西洋由来の近代建築の折り合いをどのようにつけるかに、大変苦心しました。例えば、丹下健三は、伝統と近代を融合した洗練されたデザインにより、国家的なプロジェクトを実現させます。一方で、丹下と同級生でありライバルであった大江宏は、日本の伝統を世界史と通底するものと捉えて、一見、矛盾・対立する伝統と近代という概念を、融合せずにそのまま「混在併存」させた建築のあり方を模索し、法政大学校舎(1955-58年)、乃木神社(1962年)、角館伝承館(1978年)国立能楽堂(1983年)といった滋味深い作品を手掛けました。本講座では、わかりにくいと言われる大江の建築の魅力を平易に紐解きながら、その人物像にも迫ります。(講師:記) ・こちらは「7月17日 大江宏」のみのお申込みページです。 ・7月〜9月(3回分)セットでのお申込みは[こちら](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=7995577)

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    【建築入門】昭和の巨匠建築家たち 大高正人

    • 美術史・鑑賞
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 磯 達雄/一般社団法人東京建築アクセスポイント
    • 2025/08/21
      19:00〜20:30

     「建築の見方がよくわからない」「どこが凄いのかわからない」という皆さんに向けて、建築のプロがわかりやすくその魅力を解説します。講師は「[東京建築アクセスポイント](https://accesspoint.jp/)」のメンバーで、毎月交代で登場します。昭和の巨匠たちの名建築を取り上げる講座です。(和田講師:記) 8月21日 大高正人 担当:磯達雄(建築ジャーナリスト/オフィス・ブンガ、桑沢デザイン研究所非常勤講師、武蔵野美術大学非常勤講師、早稲田大学非常勤講師)  大高正人は日本の戦後を代表する建築家のひとりです。前川國男の事務所で主要メンバーだった大高は、菊竹清訓や黒川紀章らとメタボリズム・グループのメンバーとして、1960年代の前衛的な建築運動を牽引しました。独立後は千葉県立中央図書館(1968年)などで斬新な構造システムを探求し、坂出人工土地(1968-86年)や広島基町団地(1969-78年)などで先駆的な都市デザインにも挑みます。ところが70年代以降は傾斜屋根がかかる地域主義的な建築デザインへと回帰していくのです。変節の奥にある、建築家の揺るぎない信条を解き明かします。(講師:記) ・こちらは「8月21日 大高正人」のみのお申込みページです。 ・7月〜9月(3回分)セットでのお申込みは[こちら](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=7995577&p=5cdd0be222af8240716add36d5915662237c1a6a233a3198eb0113c39381ae7c)

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    【建築入門】昭和の巨匠建築家たち 槇文彦

    • 美術史・鑑賞
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 和田 菜穂子/一般社団法人東京建築アクセスポイント
    • 2025/09/18
      19:00〜20:30

     「建築の見方がよくわからない」「どこが凄いのかわからない」という皆さんに向けて、建築のプロがわかりやすくその魅力を解説します。講師は「[東京建築アクセスポイント](https://accesspoint.jp/)」のメンバーで、毎月交代で登場します。昭和の巨匠たちの名建築を取り上げる講座です。(和田講師:記) 9月18日 槇文彦 担当:和田菜穂子(建築史家・博士(学術)/東京家政大学家政学部造形表現学科准教授)  長年に渡り我が国の建築界を牽引してきた巨匠建築家、槇文彦は2024年に老衰で逝去されました。手がける建築も、人物像も、いずれも凛とした佇まいで、清廉さがあります。代表作である「代官山ヒルサイドテラス」は1969年から約30年の年月をかけて地元の発展と共にエリアを拡張してきました。今見ても新鮮さを失わない世界有数の優れたモダニズム建築です。『見えがくれする都市』『漂うモダニズム』など数多くの著書も残しており、本講座では槇文彦のアーバニズム、ヒューマニズムについても触れたいと思います。(講師:記) ・こちらは「9月18日 槇文彦」のみのお申込みページです。 ・7月〜9月(3回分)セットでのお申込みは[こちら](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=7995577&p=5cdd0be222af8240716add36d5915662237c1a6a233a3198eb0113c39381ae7c)

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    慶應生が学ぶ西洋絵画史入門

    • 美術史・鑑賞
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 2025夏クーポン対象
    • 荒木 文果/慶応義塾大学准教授
    • 2025/07/25〜
      15:30〜17:00

    毎年、慶応義塾大学日吉キャンパスで春学期に開講している「西洋絵画史入門」は、美術史家になったわたしが「学部時代に受けたかった授業」を独自に考えて組み立てたものです。美術史家を目指す方はもちろん、美術にあまり興味のない方のためにも西洋絵画史というエキサイティングな世界の扉をひらき、楽しみながら一生ものの鑑賞眼や知識を身につけられるような構成を考え、学生とともにブラッシュアップさせてきました。その結果、現在ではとても多くの学生さんが履修してくれる科目に成長しました。慶應のみなさんと作ってきたといっても過言ではない本講座を、朝日カルチャーセンターでもお話できるのを楽しみにしています。 全12回で古代ギリシャ美術からルネサンス美術までの絵画作品を中心に学びますが、4月期は、西洋美術の古典として必ず押さえておくべきギリシャ美術をとりあげます。途中回からの参加も歓迎いたしますが、初回からご参加いただけますと体系的な理解に繋がり効果的だと思います。 *24年度受講の学生さんの声* 「ただ夜空を見上げて、星が綺麗ということしか分からなかった人が、星座という概念を知って、夜空から形を見つけ出すことが出来るようになったように、この授業を通して新たな視点が私のなかに身につき、見ていたのに見えていなかったものに気が付くようになりました。」 第4回 古代ローマ美術@ 第5回 古代ローマ美術A 第6回 初期キリスト教美術 ※進行具合によって内容を若干変更する可能性があります 【以降の予定】  第7回 ビザンチン美術 第8回 ロマネスク美術 第9回 ゴシック美術 第10回 ルネサンス美術@  第11回 ルネサンス美術A 第12回 その後の西洋美術史の流れ:新古典主義の誕生 ※全12回終了後は、ルネサンス〜新印象派までの連続講座を予定しています

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    慶應生が学ぶ西洋絵画史入門

    • NEW
    • 美術史・鑑賞
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 荒木 文果/慶応義塾大学准教授
    • 2025/04/25〜
      15:30〜17:00

    毎年、慶応義塾大学日吉キャンパスで春学期に開講している「西洋絵画史入門」は、美術史家になったわたしが「学部時代に受けたかった授業」を独自に考えて組み立てたものです。美術史家を目指す方はもちろん、美術にあまり興味のない方のためにも西洋絵画史というエキサイティングな世界の扉をひらき、楽しみながら一生ものの鑑賞眼や知識を身につけられるような構成を考え、学生とともにブラッシュアップさせてきました。その結果、現在ではとても多くの学生さんが履修してくれる科目に成長しました。慶應のみなさんと作ってきたといっても過言ではない本講座を、朝日カルチャーセンターでもお話できるのを楽しみにしています。 全12回で古代ギリシャ美術からルネサンス美術までの絵画作品を中心に学びますが、4月期は、西洋美術の古典として必ず押さえておくべきギリシャ美術をとりあげます。途中回からの参加も歓迎いたしますが、初回からご参加いただけますと体系的な理解に繋がり効果的だと思います。 *24年度受講の学生さんの声* 「ただ夜空を見上げて、星が綺麗ということしか分からなかった人が、星座という概念を知って、夜空から形を見つけ出すことが出来るようになったように、この授業を通して新たな視点が私のなかに身につき、見ていたのに見えていなかったものに気が付くようになりました。」 第1回 イントロダクション:サモトラケのニケの見かた 第2回 古代ギリシャ美術@ パルテノン神殿とエルギン・マーブル 第3回 古代ギリシャ美術A ラオコーン群像 ※進行具合によって内容を若干変更する可能性があります 【以降の予定】  第4回 古代ローマ美術@ 第5回 古代ローマ美術A 第6回 初期キリスト教美術 第7回 ビザンチン美術 第8回 ロマネスク美術 第9回 ゴシック美術 第10回 ルネサンス美術@  第11回 ルネサンス美術A 第12回 その後の西洋美術史の流れ:新古典主義の誕生 ※全12回終了後は、ルネサンス〜新印象派までの連続講座を予定しています

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    キリスト教図像学入門

    • 美術史・鑑賞
    • 教室開催
    • 秋山 聰/東京大学教授
    • 2025/07/05〜
      10:30〜12:00

     6世紀末、ともすると破壊の対象とみなされがちであった教会内の美術作品を、教皇グレゴリウス1世は「文字の読まない者たちにとって聖書のようなもの」であるとして、擁護しました。これ以降徐々に美術は、教養のない人々を教育・教化するための効果的な手段として活用されるようになりました。中世のキリスト教美術には、さまざまな約束事があり、それらを少し覚えるだけでも、多くの作品の意味内容を、キャプションや解説なしに、理解できるようになります。かつて東大駒場キャンパスで1、2年生向けに開講していたのと近い形で、キリスト教美術の「読み方」について講じてみようと思います。 (講師・記)  @ゴシックの図像学55 Aゴシックの図像学56

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  • 新宿
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    キリスト教図像学入門

    • 美術史・鑑賞
    • 教室開催
    • 秋山 聰/東京大学教授
    • 2025/05/24〜
      10:30〜12:00

     6世紀末、ともすると破壊の対象とみなされがちであった教会内の美術作品を、教皇グレゴリウス1世は「文字の読まない者たちにとって聖書のようなもの」であるとして、擁護しました。これ以降徐々に美術は、教養のない人々を教育・教化するための効果的な手段として活用されるようになりました。中世のキリスト教美術には、さまざまな約束事があり、それらを少し覚えるだけでも、多くの作品の意味内容を、キャプションや解説なしに、理解できるようになります。かつて東大駒場キャンパスで1、2年生向けに開講していたのと近い形で、キリスト教美術の「読み方」について講じてみようと思います。 (講師・記)  @ゴシックの図像学52 Aゴシックの図像学53 Bゴシックの図像学54

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    美学入門

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    • 哲学・思想・宗教
    • オンライン開催
    • 見逃し配信あり
    • 2025夏クーポン対象
    • 樋笠 勝士/慶応義塾大学言語文化研究所所員
    • 2025/07/22〜
      19:00〜20:30

     美学は「美」と「芸術」と「感性」を主題にします。それぞれ「美の哲学」、「芸術哲学」「芸術学」、「感性学」と言いかえられます。このうち実証科学的な「芸術学」を除く三者は哲学的な探究です。本講座は、それら哲学的探究について原典に沿って入門的な講義をします。最初は「美の哲学」から始めます。そして今期は哲学史上、最初に「美とは何か」という根源的な問いを発して「美の哲学」の起源となるプラトンを扱います。(講師・記)

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    慶應生が学ぶ仏教美術入門

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    • 美術史・鑑賞
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 佐々木 康之/慶応義塾大学准教授
    • 2025/07/22〜
      13:30〜15:00

    仏像に関心はあるけどどう見たら良いかわからない、改めて仏教美術を学んでみたいという人のための入門講座です。 仏教と美術史の双方を踏まえながら、仏教美術の基本的な知識とその造形の見方を学ぶことができます。 美術作品は「何を」「どのように」表しているかが問題となりますが、本講座ではそれぞれを「主題」「様式・技法」と置き換えて、具体的な作例に基づき解説していきます。これによって、仏教美術の全体像を見渡しながら、特に日本の彫刻と絵画の個別作品について、鑑賞の足がかりとなる基礎知識や注目すべき造形のポイントを抑えられるようになることを目指します。自分自身でその魅力を味わえるようになれば、仏教美術がもっと面白くなるはずです。(講師・記)

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    印象派絵画の楽しみ方

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    • 賀川 恭子/石橋財団アーティゾン美術館学芸員
    • 2025/05/12〜
      10:30〜12:00

     モネ、ルノワール、シスレー、ドガらは「印象派」として知られます。19世紀のフランスで活躍した印象派の画家たちは、自然のなかの光や色を注意深く観察し、それらをカンヴァスに描きとめようとして、新しい絵画を生み出しました。その新しさは、彼らが生きた時代を知ることや、同時代の他の画家たちの作品と比べることでより一層明確になります。一見するとわかりやすそうな印象派絵画にも複雑な背景があり、読み解いていく楽しみがあります。この講座では、そのような制作背景をたどりながら、印象派絵画の見方や楽しみ方を学びます。(講師:記) ### 各回のテーマ 第1回 印象派の風景画—モネ、ピサロ、シスレー 第2回 印象派の人物画—ルノワール、ドガ、モリゾ ### 画像クレジット クロード・モネ《黄昏、ヴェネツィア》 1908年頃、油彩・カンヴァス、73.0×92.5cm、石橋財団アーティゾン美術館蔵

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