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世界の遺跡・宮殿・城跡をめぐる

日本を含めた世界中の遺跡・宮殿・城跡と、そこに刻まれた歴史を広く紹介します。

講座一覧

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    KINOSHITA Masasih.jpg

    邪馬台国への国々をたどる

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    • 木下 正史/東京学芸大学名誉教授
    • 2024/08/29
      12:30〜16:30

     三輪山山麓で纒向遺跡が営まれている頃、その近くに石塚やホケノ山などの前方後円形墳丘墓の造営が始まる。直後、最初の前方後円墳・箸墓古墳が築造される。ホケノ山墳丘墓の埋葬施設は石槨と木槨の二重構造で、中国製の内行花文鏡や画文帯神獣鏡の副葬など前方後円墳出現前夜の墳丘墓の実像を知ることができる。箸墓古墳は全長280mの巨大前方後円墳で、段築が始まっており、円筒埴輪の祖形となる吉備系特殊器台を樹立している。ただ、宮内庁が陵墓として管理しているため、埋葬施設の構造や副葬品などの詳細が明らかでないのは残念である。  講座では、ホケノ山などの前方後円形墳丘墓と箸墓古墳を取り上げ、邪馬台国大和説の可能性を考える。 (講師・記) ※2021年10月から続くシリーズです。魏都洛陽〜朝鮮半島を経て邪馬台国への国々をたどり、毎回異なる角度から特色を考察します。

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    202407奈良県桜井市 箸墓古墳.jpg

    東アジアの古墳文化1

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    • 高久 健二/専修大学教授
    • 2024/07/27〜
      11:00〜12:30

     日本列島の古墳時代は大型前方後円墳のような厚葬墓が造営され、これらが被葬者の社会的・政治的な関係を象徴的に示すものとして機能していた時代です。一方、古墳の造営は中国大陸や朝鮮半島でも認められ、東アジアの古墳文化は日本列島の古墳文化にも影響を与えました。  この講座では、3〜4世紀における中国大陸と朝鮮半島の古墳文化を概観するとともに、日本列島における古墳の出現と対外交流について論じます。(講師・記) 2024年7月開講・全12回の予定 *写真は「奈良県桜井市 箸墓古墳」 第1回(7/27) 中国三国・西晋時代の古墳文化 曹操高陵、文帝司馬昭崇陽陵など、魏〜西晋時代の王陵を取り上げて、3〜4世紀代における中国大陸の古墳文化について論じます。 第2回(8/17) 朝鮮三国時代前期の古墳文化 高句麗・百済・新羅・加耶諸国のおける3〜4世紀の古墳について概観し、朝鮮半島における王墓の出現について論じます。 第3回(9/28) 古墳時代前期の古墳文化と対外交流 日本列島における前方後円墳の出現過程を概観するとともに、古墳時代前期における東アジアとの対外交流について論じます。

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    多摩川下流域の前方後円墳

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    • 広瀬 和雄/国立歴史民俗博物館名誉教授
    • 2024/09/08
      13:00〜16:15

     多摩川の下流域では、古墳時代をつうじて時期によって場所を変えながら、前方後円墳や大型円墳が一代一墳的につくられる。4世紀の前期には、左岸域で2基、右岸域で2基が築かれるが、多摩川台の宝萊山古墳や亀甲山古墳の墳丘は、100m前後とすこぶる大きい。つぎの中期の5世紀代にはどうしてか、前方部が縮小した帆立貝式古墳や円墳といった劣勢の墳形に変更される。しかし、野毛大塚古墳には鉄刀39、鉄剣10や2組の甲冑など、関東地方では屈指の鉄製武器・武具が副葬される。後期の6世紀後半になると、再び多摩川台に前方後円墳が3基つくられる。  多摩川の河川交通を掌握した首長の栄枯盛衰は、いったいなにをあらわすのだろうか。そこに秘められた古墳時代の政治構造を繙いてみよう。(講師・記) *途中休憩あり

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    202409 三雲南小路遺跡 サイズ縮小.jpg

    「伊都国」王墓の銅鏡副葬と山辺・磯城の古墳

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    • 今尾 文昭/関西大学講師
    • 2024/09/12
      15:30〜17:00

     福岡・糸島は「伊都国」の故地です。弥生中期の三雲南小路遺跡の甕棺2基からは、約60面の前漢鏡の出土があります。後期の平原遺跡には超大型鏡を含む40面の銅鏡が副葬されていました。これら「伊都国」王墓とみなされています。一方、奈良ではすべて破片となるものの103面以上の銅鏡副葬が判明した桜井茶臼山古墳が話題を集めました。近在のホケノ山古墳で意図的に破砕した状態の銅鏡を副葬していたことや、「伊都国」王墓の銅鏡副葬との関係を追究する必要があると考えます。(講師・記)

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    小牧山城の石垣.jpg

    信長の城の変遷を考える

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    • 加藤 理文/日本城郭協会理事
    • 2024/07/05〜
      19:00〜20:30

    ≪各回カリキュラム≫ 1. 清須城から小牧山城へ 2. 小牧山城から岐阜城へ 3. 岐阜城から安土城へ 7月5日 【清須城から小牧山城へ】 天文24年(1555)、清須城へ入った織田信長は、ここから桶狭間へ出陣するなど8年間過ごすことになります。この間、清洲城を改修したとされますが、従来の方形居館は維持し、近世城郭への変換は認められません。永禄6年(1563)、突然、その居城を小牧山城に移転すると、圧倒的な規模を持つ巨石を3段に積み上げた石垣の城を築きます。山麓南側には、常備軍化した全家臣(下級武士を含む)を集住させるための城下町が造られました。信長は、なぜ小牧山に城を移し、何をめざしたのかに迫ります。 8月2日 【小牧山城から岐阜城へ】 永禄10年(1567)、美濃攻略に成功した信長は、小牧山城から岐阜へと居城を移転させました。信長は、山麓と山上にそれぞれ自分の居住スペースを造ります。山麓御殿は、4階建と記された豪華絢爛な建築や階段状に造られた曲輪ごとに多くの機能や意匠が異なる庭園が存在したことが記録されています。入口には、巨石を立て並べた石垣があり、信長の許可無では、何人も中に入ることは出来ませんでした。元亀年間になると、山上に天守が出現したようです。信長が、安土築城に向けて、どんな準備をしたのかを考えます。 9月6日 【岐阜城から安土城へ】 天正4年(1576)正月中旬、天下布武の根拠地とするために安土築城が開始されます。安土城普請は、石垣と天主築造を第一にすることが信長の厳命でしたので、信長がこの城に何を求めたかが判明します。城は、政治的色彩を前面に押し出した宮殿建築として、豪華絢爛な見せるためのシンボル天主が最高所に聳え立っていました。権力が信長一手に集中していることを知らしめ、武力衝突を回避し、諸国の諸大名が信長の軍門に下るための抑止力として、城を利用しようとしたのかを考えます。

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    秋の京都イメージ画像 (1)_downsize.jpg

    千年の都「京都」 秋とっておきの社寺史跡へ

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    • 若村 亮/(株)らくたび代表取締役
    • 2024/09/13
      13:00〜14:30

     秋が深まるとともに、千年の都・京都は素晴らしい紅葉の彩りに包まれます。山麓の大原・鞍馬・高雄などは京都でもいち早く色づき、しだいに彩りは市内へと移ろい、11月下旬になると京都は一面の紅葉に覆われます。誰もが知っている紅葉の名所でも、時間帯を選べば別天地のような景色を楽しむことができる他、誰にも教えたくない京都人だからこそ知っているヒミツの紅葉スポットまで、今秋の京都を満喫する情報満載の講座を行います。(講師・記) 秋・紅葉の名所 「 高雄・神護寺 」 & 空海ゆかりの社寺史跡などもご案内します!

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    マリ出土 エビ・イル像 ルーヴル美術館蔵.JPG

    古代の交易都市 マリ エブラ ウガリット

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    • 宮下 佐江子/国士舘大学共同研究員
    • 津本 英利/古代オリエント博物館研究員
    • 2024/07/23〜
      15:30〜17:00

     北メソポタミアにもシュメール文明が及び、地理的特性を生かして、豊かな都市がうまれました。それらは輝かしい発展ののちに、滅亡して土に埋もれ、数千年の時をへて、どのように発見されたのでしょうか。  マリ、エブラ、ウガリットは幸運な偶然が重なって発見され、科学的考古学調査が行われて、報告されてきました。それによって、私たちは当時の人々の日々の営みを眼前のもののように知ることができました。そこには、私たちと変わらぬ、隣の誰かのような暮らしぶりが展開していたのです。それを知ることができる醍醐味はまた、格別なものです。  今回は、これらの都市の発掘から明らかにされた古代の豊かな交易を軸に発展した日々を振り返ってみたいと思います。 (講師・記) ・リーフレット画像/マリ出土 エビ・イル像 ルーヴル美術館蔵 ※パンフレットは「マリ エブラ キュルテペ」としていましたが、「マリ エブラ ウガリット」に変更しています。 【今期予定】※状況によって変更する場合がございます。 ・7/23  マリ   :  宮下佐江子講師 ・8/27  エブラ   : 宮下佐江子講師 ・9/24  ウガリット: 津本英利講師

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    伝ギルガメシュ像(ウルクの王).jpg

    ウルク遺跡 最古の都市

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    • 小林 登志子/歴史学者
    • 2024/09/30
      12:45〜14:30

     最古の普遍的都市文明がはじまったのは、現在のイラク共和国のペルシア湾に近いワルカに残るウルク遺跡である。イラク戦争が終結した2004年に復興のために自衛隊が赴いたサマワに近い所である。前3500年頃に、おもに農耕を生業とする村落から、より多くの人びとが集まり、職種も多様になって、都市が誕生した。つまり、21世紀に生きる我々の社会の仕組み、つまり文字が工夫され、政府組織が整えられている。シュメル人が都市文明をなぜ考案したかなどを紹介したい。 (講師・記) ・リーフレット画像:伝ギルガメシュ像(ウルクの王)

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    ゲゼル遺跡に残る立石遺構.jpg

    イスラエル・パレスチナの古代遺跡を巡る

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    • 津本 英利/古代オリエント博物館研究員
    • 2024/07/15〜
      15:30〜17:00

     アフリカとアジアの接点に位置する要衝ゆえに、そして聖書や十字軍の歴史が示す通り宗教的な理由から、古来激しい争奪の地となってきたイスラエル/パレスチナ。今も世界の焦点となり続けているこの地がどのような歴史をたどって来たのか、太古の時代から古代にいたる同地の主要遺跡を巡りつつ見てゆきたいと思います。(講師・記) @ 7月15日 日本隊が発掘した旧約聖書時代の遺跡(テル・ゼロール、エン・ゲヴ、テル・レヘシュ) A 8月 5日 「高き所」と「農事暦」:ゲゼル B 9月30日 古代イスラエル王国と「テル・ダン碑文」

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    20240428_野中恵子.jpg

    トルコ アナトリア文明紀行(1)

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    • 野中 恵子/トルコ研究者
    • 2024/07/27〜
      15:30〜17:00

     多様な風土と地の利、豊穣に支えられ、様々な古代国家が興亡したアナトリアの大地。今回は、ヒッタイト帝国滅亡後に西部を支配し世界で初めて刻印硬貨を発行したリディア王国、ヘレニズム国家のうち学問で名を馳せた西部のペルガモン王国、極意のモザイク技術を誇った南東部のコマゲネ王国を紹介し、共和政ローマの征服によるアナトリア再編の軌跡をたどります。(講師・記) <スケジュール> 1:黄金の郷 リディア王国     2:図書の丘 ペルガモン王国     3:モザイクの峰 コマゲネ王国   【今後の予定】 2024年10月期: トルコ アナトリア文明紀行(2) 〜秘境のキリスト教都市〜 1:カッパドキア ビザンツ修道院の谷 2:アニ アルメニア正教の都市遺跡  3:マルディン シリア正教の街 2025年1月期: トルコ アナトリア文明紀行(3) 〜3つの海のリビエラ〜 1:黒海 古代ポントゥス王国と中世トレビゾンド王国の遺産 2:エーゲ海 イオニア12都市を歩く 3:地中海 東西をつないだローマ都市群 2025年4月期: 改めて知るイスタンブール 〜モスクの街と生きるプロフィール〜 1:コンスタンティノープル 甦る古代の姿 2:ガラタ 中世ジェノヴァ都市の痕跡  3:イスタンブール 現代のメガロポリス ※変更する可能性があります、ご了承ください。 ****

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    イラン北西部の古代都市遺跡に残る石像群(シャハル・ヤリ遺跡)(講師撮影).jpg

    碑文や石像で読みとくペルシアの文化

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    • 守川 知子/東京大学准教授
    • 2024/07/03〜
      13:30〜15:00

     ペルシアには、“石”を用いた碑文や石像やレリーフがたくさん残されています。今期は、夏休みの特別編として、ペルシアの“石”文化と、いにしえの石のモニュメントが後世に与えた影響についてご紹介します。今回の対象地域は、主に、イランの西部と、アルメニアやアゼルバイジャンを含むコーカサス地方です。  一風変わったペルシアの石のモニュメントとして、ひとつは世界遺産にもなったビーソトゥーン碑文(2006年登録)と暫定リストにあるターケ・ボスターンのレリーフ、もうひとつは、世界遺産には登録されていませんが、コーカサス地方からザグロス山脈にかけて散在する人や動物をかたどった石柱や石像があります。  文字や用途がわからないなか、後世の人びとはどのようにこれらの碑文や石像を見たのでしょうか。みなさんも一緒に考えてみませんか?(講師・記) 【各回テーマ】 1 神々の宿る場からペルシア・ロマンス叙事詩の舞台へ   ――ビーソトゥーン碑文とターケ・ボスターン壁画の“その後” 2 天文遺跡か墓石かパワースポットか?   ――ライオン石、ヒツジ石、龍(ドラゴン)石の世界 *今後は、ペルシアの世界遺産のつづきとともに、ペルシアの影響が大きかった近隣諸国や、ペルシアと関係の深い世界遺産を取り上げる予定です(ウズベキスタン、インド、ペルシア式庭園など)。 ※テーマは予定です。変更になる場合がございますので予めご了承ください。

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    王墓・装飾墓の人類史

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    • 河野 一隆/東京国立博物館 学芸研究部長
    • 2024/07/20〜
      15:30〜17:00

     教科書にのっていた「世界三大墳墓」を覚えていますか?エジプトのクフ王のピラミッド、中国の秦の始皇帝陵、日本の仁徳天皇陵古墳は、いずれも王のために築かれた巨大な王墓です。また、壁画や彫刻で墓室を華麗に飾り立てた墓を装飾墓と呼びます。この講座では、王墓や装飾墓のような「見せる埋葬」に葬られたのは、どのような人物だったのか?それらが時代や地域を越えて登場し、衰退してしまうのはなぜなのか?人類史の中で、王墓を築いた時代の意義とは何か?などの、王墓や装飾墓をめぐるさまざまな謎を解明します。王墓は専制的な王が自らの権力を誇示するために築いた、あるいは墓室を飾るのはローカルな風習、などの定説にとらわれず、本シリーズでは新しい歴史の見方を提示します。(講師:記) 7月20日(土) 王墓・装飾墓とはなにか? 8月24日(土) 王墓の比較考古学 9月07日(土) 装飾墓の比較考古学 本講座は[『王墓の謎』 (講談社現代新書) ](https://gendai.media/list/books/gendai-shinsho/9784065358122)の刊行記念講座です。教材コーナーで特別価格にて書籍の販売を行います。

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    史記の考古学

    • 歴史
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    • 村松 弘一/淑徳大学教授
    • 2024/07/24〜
      13:30〜15:00

     古代中国という皇帝や王、将軍など男のロマンの世界のような印象がありますが、司馬遷が著した中国古代の歴史書『史記』の記述は真実なのか?本講義では『史記』の記載と近年の考古発掘の成果とを結びつけ、さらに、遺伝子考古学や古気候学、宇宙考古学の成果も紹介しながら、新しい中国古代帝国像をつくりあげます。好評の「史記」の考古学シリーズ第三弾です!  今期は秦時代を中心に最新の情報をお話しします。 (講師・記) <今後のスケジュール予定> 第三期 秦 (2024年7月期) 1 里耶秦牘のなかの秦の辺境 2 嶽麓秦簡の語る秦帝国と法 3 秦の始皇帝陵の最新情報 4 始皇帝の生と死〜「趙正書」の世界 5 草原の民、匈奴の「都市」 第四期 漢 (2025年1月期) 1 前漢・文帝の墓の発見 2 廃帝・海昏侯墓の最新情報 3 漢帝国の西南辺境〜晋寧河伯所遺跡と石寨山 4 長安にかかる橋−長安城と渭橋、三殿古橋 5 玉の来た道〜敦煌旱峡玉鉱遺跡

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    チャラボン古墳.JPG

    韓国の前方後円墳と馬韓

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    • 田中 俊明/滋賀県立大学名誉教授
    • 2024/08/08
      13:00〜16:15

     韓国では1980年代から前方後円墳の存否が話題となったが、90年代に入り光州・明花洞古墳や咸平・新徳古墳が発掘され、存在が確実になった。現在、15基ほどが全羅南道を中心として、全羅北道南部にかけて分布している。倭人との関わりのなかで造られたことは明らかであり、円筒形埴輪も出土する。倭人の墓かとみられているものもある。分布地域は、馬韓の南半にあたり、百済や倭と交流があった地域である。しかし475年に百済王都漢城が高句麗の南進によって陥落し、熊津で再興されると、北の領土を大きく失った百済は、南方の領土化をめざすようになり、友好な地域であった馬韓南部に進出していく。前方後円墳が登場するのはまさにその時期であり、百済の進出に対抗して、倭との関係を表明するかたちで、在地の勢力の一部が選んだ墓制ということができる。そのように、韓国西南部、馬韓の南部地域における勢力と、倭・百済との関係の推移を、前方後円墳の最新の調査状況も含めて、2回にわけて述べたい。 (講師・記) 1.13時〜14時30分     漢城百済の滅亡  2.14時45分〜16時15分   韓国の前方後円墳

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    これを使うアレクサンデル・セウェルス(3世紀)の凱旋門(ドゥッガ).png

    ドゥッガ −多重の文化が織りなす標高600メートルの古代都市−

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    • 佐藤 育子/日本女子大学講師
    • 2024/09/26
      15:30〜17:00

     チュニジアの首都チュニスから南西へ約 100 キロ、緑豊かな穀倉地帯が周囲に広がる標高 600 メートルの高地にある古代遺跡ドゥッガ。旧くは先住民である古代リビア人の集落に端を発し、その後フェニキア系のカルタゴの文化を受け入れ、やがてローマ支配下に入り「ローマ化」の過程で、多重の文化が織りなす独特の景観を呈するようになっていきます。本講座では、そのような観点から現在も残る壮大な遺跡群やそこから出土した碑文を紹介するとともに、モザイクなどの華麗な美術作品にも焦点を当てて、ドゥッガの歴史を振り返りつつ、当時の人々の豊かな精神生活も読み解きます。(講師:記) 画像:アレクサンデル・セウェルス(3 世紀)の凱旋門(ドゥッガ) 画像:ドゥッガのキャピトル 画像:円形劇場

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    新王宮とプリンツ・オイゲン像.JPG

    ハプスブルク家の城と宮殿

    • 歴史
    • 教室・オンライン自由講座
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    • 沖島 博美/旅行作家
    • 2024/09/07
      13:00〜14:30

     歴代のハプスブルク家大公や皇帝たちはホーフブルク(旧王宮)に住んでいました。時代と共に次々と建て増しされていったホーフブルクは複雑な城になっています。一方、シェーンブルン宮殿は狩りの館だった簡素な城をマリア・テレジアが今日見られる大宮殿に建て替えたものです。実質的な最後の皇帝であるフランツ・ヨーゼフは多くの時間をシェーンブルン宮殿で過ごしました。今日20世紀絵画ギャラリーで名高いベルヴェデーレ宮殿はハプスブルク家に忠実な軍人プリンツ・オイゲン公が建てた城です。彼はウィーンから離れたドナウ川近くにも素晴らしい庭園が広がるシュロス・ホーフ城を建設しました。オイゲン公亡き後はマリア・テレジアがこれらの城を買い取ってハプスブルク家の離宮にしました。ウィーン郊外にはラクセンブルク城もあります。ウィーンから少し足を延ばしたこれらの城も、新鮮で魅力に溢れています。(講師記) 「旅するように学ぶ」2024年はウィーンの歴史・文化を取り上げています。 以降のテーマ(予定) -------------- 第4回目(2024年秋):ウィーンの建築 歴史主義建築からゼツェッシオン、フンデルトヴァッサーまで多彩な建物。 [詳細](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=7295346) --------------

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    アラヤネスの中庭.jpeg

    アルハンブラ宮殿

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    • 歴史
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    • 西川 和子/スペイン史著述家
    • 2024/09/21
      13:00〜14:30

    「アルハンブラ宮殿」と聞くと、何を思い浮かべるでしょうか。魔法のお城、中世イスラム、グラナダ王国、ギターの名曲「アルハンブラの思い出」、どれも魅惑的に響きます。  13世紀、スペイン南部の地にグラナダ王国が建国されました。初代王ムハンマド1世は、「グラナダを強国にし、夢にも見たことがない美しい宮殿を建設する」と言い続けました。そのとおり、イスラムの王たちは何代にも渡って美しくしかも難攻不落の城を築きます。しかし建国から250年、アルハンブラ宮殿を残しつつ王国は終焉しました。王様たち、宮殿、その歴史を見ていきます。(講師・記) ★[『アルハンブラ宮殿物語 グラナダの奇跡と王たち』](https://www.sairyusha.co.jp/book/b10033577.html)出版記念講座です。

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    エディンバラ城、ロイヤル・スコッツ・グレイズ(旧第2竜騎兵連隊)記念碑とともに」©藤森靖允 (1).jpg

    イギリス古城物語

    • 歴史
    • 教室・オンライン自由講座
    • 齊藤 貴子/早稲田大学講師
    • 2024/07/18〜
      15:30〜17:00

     ブリテン島には数多くの古城が存在し、年古りて一部あるいは完全に廃墟となってしまったものもあれば、今も現役で王族や貴族の住まいとなっている城もあります。それらを訪ねてまわり、土地や建物そのものに刻み込まれた歴史を知ることは、イギリスの旅の醍醐味のひとつ。またイギリスという国について学びを広げ深めていくうえでも、実に理想的なフィールドワークといえます。  本講座では、イギリスを知るうえで欠かすことのできない主だった古城を旅するように紹介し、そこでかつて暮らした人びと/今も暮らす人びとが織りなす様々なドラマにも思いを馳せつつ、イギリス歴史文化への理解を深めてまいります。(講師・記) 画像:エディンバラ城、ロイヤル・スコッツ・グレイズ(旧第2竜騎兵連隊)記念碑とともに」©藤森靖允 ※本講座は、見逃し配信はありません。 【カリキュラム】※状況によって変更することもございます。 ■2024年1月期 イントロダクション編:イギリスの城の歴史 ―イングランド編― 1ウィンザー城 2.ドーヴァー城 3.ロンドン塔 ■2024年4月期 ―ウェールズ編― 4.カナーヴォン城 5.ビューマリス城 6.ラグラン城 ★■2024年7月期 ―スコットランド編― 7.エディンバラ城 8.ロッホ・リーヴン城 9.グラームズ城 ■2024年10月期 ―番外編:途方もない伝説を生んだイングランドの城3選― 10.バークリー城 11.ノッティンガム城 12.ティンタジェル城       ※お申込みは3か月単位です。

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    サグラダ・ファミリア聖堂 完成への道

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    • 美術史・鑑賞
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 山村 健/建築家(YSLA Architects共同主宰|東京工芸大学准教授)
    • 2024/09/09〜
      10:30〜12:00

     本講座は、スペイン・バルセロナで現在も建設が続くサグラダ・ファミリア聖堂を設計したアントニ・ガウディの建築作品群について紹介します。本講座は二回にわけて実施します。前半ではガウディが設計した建築群を紹介し、後半ではサグラダ・ファミリア聖堂を中心に紹介します。サグラダ・ファミリア聖堂をより深く理解するためにこの二部構成となっております。なぜならば、ガウディは31歳のときにサグラダ・ファミリア聖堂の建築家に着任し、生涯その建設に携わりながら、有名なカサ・バトリョ、カサ・ミラといった住宅建築や、グエル公園やコロニア・グエル教会などユニークな建築をデザインし、実はそれらが、ガウディが構想したサグラダ・ファミリア聖堂の完成への道を知るヒントとなっているからです。(講師:記) 写真:一般社団法人ガウディ学研究所

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※日時等は変更となる場合がございます。最新の情報は講座詳細ページにてご確認ください。