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【夏のクーポン対象】全国のオンライン講座

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2024年夏のキャンペーン→本キャンペーンは終了しました

全国のクーポン対象講座からオンラインで受講できる講座を集めました!

ホームページでの決済時に、対象講座の受講料が1,000円または300円の割引きとなるクーポンをご利用いただけます。
期間中おひとり様最大1,300円の割引!
対象講座1つにつき、1つのクーポン番号でお申し込みいただきます。

☆キャンペーンの詳細はこちら

◆キャンペーン期間
2024/5/17(金)9:30 〜 2024/6/30(日)17:00

◆クーポン番号
1,000円割引クーポン 24natsu1000
300円割引クーポン  24natsu300
「24夏クーポン1000対象」講座には1,000円クーポンを、「24夏クーポン300対象」講座には300円クーポンをご利用いただけます。

◇入会金半額キャンペーン(5,500→2,750円)も同時実施中!6/30(日)17:00まで

◆クーポンの使い方
対象講座の中からお好きな講座を1つカートに入れ、「お支払いへ」に進みます。
「お支払い手続き」画面で、クーポン番号を半角でご入力ください。
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◆クーポンご利用時の注意事項
・本クーポンは、キャンペーン対象講座の受講料・入会金にお使いいただけます。
・それぞれのクーポン番号につき、1名様1回限り有効です。
・それぞれのクーポンで対象講座が異なります。
・1回のお支払いにつき、クーポンは1つのみご利用いただけます(1,000円と300円を同時に使用できません)。
・クーポンご利用の際は対象の1講座のみでお支払いをお願いいたします。
・教室窓口、お電話でのお申し込みにはクーポンはご利用いただけません。
・有効期限(2024年6月30日17:00)を過ぎると、本クーポンは使用できなくなります。
・講座が中止・休講になった場合やお客様都合でキャンセルされた場合など、いかなる場合でもクーポンの再発行は致しかねます。あらかじめご了承ください。
・クーポンの換金、払い戻しはいかなる場合でも一切できませんので、ご了承ください。

☆よくあるご質問はこちら

講座一覧

  • 新宿 オンライン
    信田さよ子氏20210602_DSC0193 (002).jpg

    暴力とアディクション

    • NEW
    • 時事・社会
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 信田 さよ子/公認心理師・臨床心理士
    • 2024/07/05
      19:00〜20:30

    個人では到底抱えきれないような苦悩や痛みに直面したとき、人は、物質(アルコールや薬物)や行為のプロセス(ギャンブル・ゲーム)などによって、束の間のその時間だけは痛みを感じないでいられることに依存し嗜癖するーー。 1980年代からカウンセラーとして活動し、約40年にわたって依存症(アディクション)に苦しむ人々と向き合ってきた信田さよ子さん。日本における家族の暴力の原点を、アルコール依存症にみるといいます。暴力とのかかわりを考えながら、アディクションのメカニズムを解説します。

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  • 横浜 オンライン
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    2024年前半の政治を振り返る

    • 時事・社会
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 山口 二郎/法政大学教授
    • 2024/07/09
      19:00〜20:30

     今年に入って、自民党は裏金問題で揺れ続け、岸田文雄政権と自民党の支持率は記録的な低位を続けている。また、4月の衆議院の3つの補欠選挙では、立憲民主党が全勝し、世論調査でも政権交代を望む声が高まっている。その意味で、2012年12月の民主党政権の崩壊以来、久しぶりに政治を転換する機会が訪れている。他方、国民の信頼を失った岸田首相は日米首脳会談などで、対中包囲網の構築を意識した安全保障政策の転換を公約し、憲法の空洞化はさらに進んでいる。政治不信を深める民意に反して独走を続ける岸田政権をどうコントロールすればよいのか。この講座では、自民党の危機の本質を掘り下げ、健全な政治を回復するための道筋について考えてみたい。(講師・記)

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  • 福岡 オンライン
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    安全保障政策と憲法

    • 時事・社会
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 城野 一憲/福岡大学法学部准教授
    • 2024/07/12
      13:00〜14:30

     近年、いわゆる「反撃能力」の行使と保有の容認に見られるように、憲法九条の空文化が指摘されています。その一方で、戦争や暴力を法という規範によって統制しようとする試みも、粘り強く続けられています。この講座では、主に現代日本の安全保障政策と憲法の関係を分析しながら、軍事力の組織化と軍事力の使用の要件を法によって統制することの意義や課題について考えてみたいと思います。

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  • 新宿 オンライン
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    現代社会と経済を読む 古典とともに

    • NEW
    • 時事・社会
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 水野 和夫/元法政大学教授
    • 2024/07/13〜
      18:30〜20:00

     「歴史は人間の狂気の集積である」(アルチュセール)、「世界は病院である」(鈴木忠志) 太古から現代に続く、人間の社会の営みでもある「経済」。現代経済、現代社会の事象にリンクしながら、古代から現代までの時間軸で考察します。解き明かすヒントには、もう一つの人間の営みでもある「古典」「芸術」を導き手とします。  第1回のアレキサンダー大王(在B.C.336-323年)時代の「正義とはなにか?」に対する答えの正解はあるのでしょうか。今般のロシア・ウクライナ戦争、イスラエル・ハマス戦争の勃発は、21世紀の現在になっても正解がないことを明らかにしています。 第12回ではエウリピデス(B.C.480-406年)が書いた戯曲『トロイアの女』を取り上げます。解き明かされるのは、現代は「古代ギリシャの政治・経済に始まって、古代ギリシャの芸術に立ちかえる」こと。その帰結を検証する12回の講義、人間学としての経済を考える試みです。(講師・記) 【各回テーマ】※状況によって変更することもございます。(2024/07/27改) ★第1期〈古代・中世〉 2024.7月期 7/13●1)アウグスティヌス『神の国』と正義×アレキサンダー大王「国家と盗賊の違いは何か?」 ・トマス・アクイナス『神学大全』と公正価格×公正価格とは? 8/3●2)続・アウグスティヌス『神の国』と正義×アレキサンダー大王「国家と盗賊の違いは何か?」 ・トマス・アクイナス『神学大全』と公正価格×公正価格とは?  9/14●3)オリ―ヴィ(大黒俊二『嘘と貪欲』)と利子の正当化×13世紀に貨幣は「石」から「種子」へ 第2期〈「長い16世紀」(1450‐1650年)〉 2024.10月期 10/12●4)ダンテ『神曲』とルネサンス×「神と利潤のために」(ダティーニ商会の標語)、「私的な利益こそ、すべての人間を導く主である」(グィッチャルディーニ) ・ルターの宗教改革とアダム・スミス 11/9●5)トマス・モア『ユートピア』と「血の立法」×資本の自由化と労働の規制緩和(=「羊が人間を食べている」の21世紀版) 11/30●6)シェイクスピア『リア王』と「さかさま世界」×「シンボルエコノミー」と「ショック・ドクトリン」 12/14●7)『ハムレットとドン・キホーテ』(ツルゲーネフ)×エゴイズムVS.自己犠牲 第3期〈近代〉 8)宗教と国家(マルクス『ヘーゲル法哲学批判』)×トランプ現象=「国家と社会こそ倒錯した世界」(マルクス『ヘーゲル法哲学批判』) 9)ジョン・ロック『統治二論』と所有権×「人肉裁判」における正義と慈愛 10)ゲーテ『ファウスト』とマルクス、ゾンバルト×「経済とは錬金術的現象」(ゲーテ)であり、暴走する「目に見える神(貨幣)」(マルクス) 第4期〈現代〉 11)三島由紀夫「果たし得ていない約束」とケインズ×「からっぽの日本」(三島)と「貨幣愛の追求は病気である」(ケインズ) 12)ナオミ・クライン『ショック・ドクトリン』とハイエク ×中心と自由の喪失とビリオネアの興隆 13)エウリピデス『トロイアの女』と戦争×戦後の日米関係

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  • 名古屋 オンライン
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    アメリカを動かす宗教ナショナリズム(オンライン受講)

    • NEW
    • 時事・社会
    • オンライン開催
    • 見逃し配信あり
    • 松本 佐保/日本大学教授
    • 2024/07/15〜
      15:30〜17:00

    「宗教ナショナリズム」をキーワードに、大統領選挙などアメリカの社会、政治、外交を読み解く。プロテスタント非主流派「福音派」が政治化し、ロビー団体として選挙に与える影響を考察する。

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  • 新宿 オンライン
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    アメリカ大統領選と思想潮流

    • 時事・社会
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 会田 弘継/ジャーナリスト・思想史家
    • 2024/07/20〜
      10:00〜11:30

     今年11月のアメリカ大統領選挙は、アメリカと世界にとって大きな分岐点となりそうです。7,8月には民主・共和の2大政党がそれぞれ全国大会を開きバイデン、トランプ両氏を大統領候補として正式に選びだし、9月からいよいよ一騎打ちとなります。さまざまな問題を抱えるトランプ氏ですが、支持は一向に衰えそうにもありません。激しく流動化しているアメリカの政治と思想の流れを、戦後思想史という大きな枠組みに置いて、受講者の皆さんと一緒に考えていきます。(時々の政治動向に合わせて解説していきます。)

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  • 名古屋 オンライン
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    新聞から「いま」を読む〜時事解説(オンライン受講)

    • NEW
    • 時事・社会
    • オンライン(事前選択講座)
    • 見学可
    • 見逃し配信あり
    • 渡辺 斉/元朝日新聞論説委員
    • 2024/07/20〜
      10:30〜12:00

    8/17と9/21の2回受講も歓迎・・・【オンライン受講コース】 情報過多な時代を生きる私たちはどのように情報を整理、活用できるでしょうか。新聞紙面から私たちの“今”を切り取り、講師と共に最新の情報を読み解いていきま しょう。 〈テーマ〉7月「東京都知事選、教育問題」、8月「医療・福祉問題」、9月「自民党総裁選」。

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  • 千葉 オンライン
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    浜矩子の眼&ィ価と賃金の「好循環」論に潜む落とし穴

    • NEW
    • 時事・社会
    • オンライン開催
    • 見逃し配信あり
    • 浜 矩子/同志社大学名誉教授
    • 2024/07/20
      15:30〜17:00

    盛んに取り沙汰される物価と賃金の好循環。その意味するところは、実は何なのでしょう。どういう状況になれば、物価と賃金が好循環していると言えるのでしょうか。好循環が悪循環に転じることはないのでしょうか。考えれば考えるほど、謎だらけの物価・賃金好循環論です。それらの謎を解き、そこに潜む落とし穴を見極める。このチャレンジにご一緒に挑んで行きたいと存じます。(講師・記)

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  • 新宿 オンライン
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    財政と民主主義〜危機の時代を考える

    • NEW
    • 時事・社会
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 神野 直彦/東京大学名誉教授
    • 2024/07/26〜
      10:30〜12:00

     新自由主義の浸透は格差や貧困などの経済危機をもたらし、人間の絆としての社会も、人間の生命を育む自然環境をも破壊し、人間存在が絶滅しかねない「危機の時代」を生じさせた。この危機を克服するには、私たちひとり一人が「人間らしく生きる社会」を求めて立ち上がり、民主主義を取り戻し、財政を有効に機能させる必要がある。講義では社会の進路を決めるハンドルたる財政を、どう動かすのか考える契機を皆さんに提供したい。(講師・記) ※10時半〜12時の講座です(一部リーフレットの13:00〜は誤りです、訂正してお詫び申し上げます)。

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  • 千葉 オンライン
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    山田洋次、92歳のメッセージ

    • NEW
    • 時事・社会
    • オンライン開催
    • 見逃し配信あり
    • 小泉 信一/朝日新聞編集委員

    • 15:30〜17:00

    1961(昭和36)年、映画界にデビュー。昨秋には91作目となる「こんにちは、母さん」を完成させた山田洋次監督。92歳のいまも映画づくりに意欲的だが、監督はなぜ走り続けるのか。国民的映画となった寅さんシリーズのほか「幸福の黄色いハンカチ」「家族」「故郷」「学校」など多くの名作を世に送った巨匠のメッセージを、文化担当記者として長年取材してきた記者が語る。

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  • 中之島 オンライン
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    写真で時間旅行(オンライン受講)

    • 時事・社会
    • オンライン(事前選択講座)
    • 見逃し配信あり
    • 清水 隆/朝日新聞社フォトアーカイブ編集部次長
    • 2024/07/31
      13:00〜14:30

    朝日新聞社が140年あまりにわたって撮影した写真。 実に約2000万枚にわたります。 それらをもとに当時の「いま」をご紹介する講座です。 前回講座での「みなさんの記念日へ時間旅行」コーナー。 会場から「子どもの頃、伊勢湾台風の直撃を受けた。あっという間に周囲が浸水した。はぐれないよう、父親らと紐で体を一体に。ともに流されたが、命は助かった。当時の写真が見たい」とのご要望をいただき、朝日新聞2千万枚の写真データベースを検索。 あの日の街や人の様子をご覧になり、とても感慨深げでした。 このコーナーは今回も行います。 人気のクイズコーナーも。 そして今回のメインテーマは、「高校野球」。 ちょうど百年前に完成した甲子園球場にまつわる写真たち。 その後の球場に関わる人たちのさまざまな表情。 それぞれの年代を象徴する、高校野球の出来事――。 さあ一緒に、時間旅行を楽しみましょう。

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  • 新宿 オンライン
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    「じゃがいも」の方言から考えることばの変化と地域差の形成

    • NEW
    • 時事・社会
    • オンライン開催
    • 見逃し配信あり
    • 大西 拓一郎/国立国語研究所 教授
    • 2024/08/03
      10:30〜12:00

     方言は場所によることばの違いです。そのような方言はどのようにしてできるのでしょうか。それを考えるためには、ことばの変化をとらえることが必要です。本講座では「じゃがいも」を表すことばを対象に変化を追います。「じゃがいも」の方言には、人名や地名といった固有名詞がもとになったものがあります。これらが次々に変化を引き起こします。そして、その変化が方言として地域差を示すことになります。では、なぜそのような変化が起こるのでしょうか。そこには言語の本質と、言語を使う人間とのせめぎ合いがあります。本質である言語記号の恣意性が人間に負荷をかけ、その負荷を乗り越えるために人間は言語を変化させます。そのような葛藤の痕跡が「じゃがいも」の方言に現れているのです。(講師:記)

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  • 新宿 オンライン
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    画数が多い漢字

    • NEW
    • 時事・社会
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 残りわずか
    • 笹原 宏之/早稲田大学教授
    • 2024/08/24〜
      11:00〜12:30

    『大漢和辞典』には5万もの漢字が収められており、32画以上の字も121あります。それをテキストで確かめ、そんな字がなぜ作られ、どのように使われたのか解説します。字を手書きすることで脳を活性化する効果が得られることも、京都大学による研究で判明しました。それらを通して漢字はどの程度の画数が適切なのか、そして日本の漢字の将来について考えましょう。(講師・記) <各回テーマ> 第1回:画数の多い漢字について知る 画数が多い漢字について解説するとともに、自身で書いてみることで種々の効果を体感する 第2回:画数の多い漢字について考える 画数が多い漢字について功・罪を考え、手書きをしてみることでその意義について検討する <テキスト> 笹原宏之『なぞり書きで脳を活性化 画数が夥しい漢字121』(大修館書店)ISBN:978-4469232851 初回からご準備ください。新宿教室で特別価格で販売中。

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  • 千葉 オンライン
    画像A 前川喜平.JPG

    前川喜平の直言、辛言(オンライン受講)

    • NEW
    • 時事・社会
    • オンライン(事前選択講座)
    • 見逃し配信あり
    • 前川 喜平/元文部科学事務次官
    • 2024/09/07
      15:00〜16:30

    ※教室受講は[こちら](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=7216304) 自民党の裏金問題の真相はいまだ明らかにならず、国民不在のまま政治の劣化と腐敗は驚くほど進むばかりです。 未解決の旧統一教会や学術会議の問題はすでに昔話なのでしょうか?防衛予算が空前の増額を見る一方で少子化対策は本当にできるのでしょうか?長年、政策の中枢を担ってきた官僚の姿も見えません。前川喜平さんが政治と権力の現状について、今回も忖度なしに痛烈に語ります。

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  • 名古屋 オンライン
    uchidadada336.jpg

    内田樹が語る〜コモンの再生から始める限界ニッポン(オンライン受講)

    • NEW
    • 時事・社会
    • オンライン(事前選択講座)
    • 見逃し配信あり
    • 内田 樹/神戸女学院大学名誉教授

    • 14:00〜15:30

    ★名古屋教室主催の会場「今池ガスビル」にて受講して頂くコース★ AIによる大量失業、人口減少による高齢化と過疎化、貧富の格差など、日本はいよいよ限界を迎え、後進国に転落するのではないだろうか。 その背景には、「コモン」の喪失があると思う。みんなが自分の金儲けに夢中になっているうちに、それまで共有していたはずの伝統芸能や生活文化が消えてしまった。 誰でも、いつでも、いつまでも使える相互扶助の仕組みや気遣いが稀有な今こそ、身近なご近所から国政まで、「心地よい新しいコモン」について考えてみよう。 ※内田樹講師は名古屋へ出講予定です。[今池ガスビル会場視聴コースもあります](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=7188182)

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  • 新宿 オンライン
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    エネルギーの正体

    • 科学
    • オンライン開催
    • 見逃し配信あり
    • 二間瀬 敏史/東北大学名誉教授
    • 2024/07/02〜
      10:30〜12:00

     自然界には太陽、風雨、火山など様々なエネルギー源があふれています。人類はそのエネルギーの恩恵にあずかったり、翻弄されたりしながら生存してきました。また、数十万年前に「火」を使い始めたことによって、積極的にエネルギーを生活に取り入れながら文明を発展させてきました。  日常会話でもよく使われる「エネルギー」という言葉ですが、そもそもエネルギーの正体は何なのでしょう。曖昧なエネルギーという言葉は物理学の発展とともに、その正体が明らかになってきました。反対に、エネルギーの解明が物理学の発展そのものだということもできます。本講座では、エネルギーと物理学の歴史、そして社会とのつながりについてお話します。(講師・記) 【カリキュラム】 第1回 自然界のエネルギー  自然界にはさまざまなエネルギー源が存在し、それらは様々な自然現象を引き起こしています。私たちはどのようなエネルギーをどうやって利用しているのか紹介します。 第2回 エネルギーの歴史  「エネルギー」という言葉は、15世紀頃にヨーロッパで誕生したとされます。この歴史の中にはガリレオ、デカルト、ライプニッツなどといった錚々たる学者が登場します。エネルギーの歴史とそれにまつわるお話しをします。 第3回 熱とは何か エントロピーの発見  エネルギーの概念の発達に大きな影響を与えたのが「熱」です。熱とは何か、という問いから色々なことが分かってきました。例えば、エネルギーには「使いやすい/使いにくい」という「質」があります。このエネルギーの質のことを「エントロピー」といいます。エントロピーという概念の発見は、物理学の歴史の中でも最も重要な発見の一つです。熱とエントロピーのお話をします。 第4回 エネルギーと相対性理論 アインシュタインの大発見  20世紀に入り、それまで理解できていたと信じていたエネルギーの理解が不十分であることが明らかになりました。エネルギーと何の関係もない「質量」もエネルギーの一種であることが分かったのです。これは「時間」、「空間」とも関係していました。エネルギーと相対性理論の関係についてお話しします。 第5回 現在のエネルギー 物質の統一理論  現在の物理学者が到達したエネルギーの概念は、エネルギーの励起状態を物質ととらえる場の量子論として理解されています。この理論がどうやって生まれたのか、またこれを利用した素粒子の統一理論のお話をします。 第6回 究極のエネルギー源 核融合発電  現在、地球温暖化との関係で二酸化炭素をできるだけ放出しないエネルギー源に注目が集まっています。今ある原子力発電所は原子核分裂奉納を利用し二酸化炭素を放出しませんが、きわめて危険な放射線を出し、いったん事故が起こると大災害を引き起こします。一方、「原子核融合反応」を利用した発電は、有害な放射線を出さず、燃料も比較的容易に採取できるため究極のエネルギー源として期待されています。核融合発電研究の現状をお話しします。

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  • 新宿 オンライン
    横山俊一先生_s.jpg

    言語で楽しむ数学の世界

    • NEW
    • 科学
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 横山 俊一/東京都立大学准教授
    • 2024/07/17〜
      19:00〜20:30

     数学は長い歴史をもち、世界中で愛されている学問です。それゆえ、名著とよばれる数学書はたくさんの言語に翻訳されてきました。しかしこれらをよく見比べてみると、同じ事実を伝えているにもかかわらずニュアンスの違い、その言語にしかない伝え方があることに気付くはずです。  この講座では、「はじめての数論 原著第4版」 J.H.シルヴァーマン(鈴木治郎訳/丸善出版, 2022)など、英語で書かれた原著とその和訳本を用いて、以下の3つのステップを通して、数学的内容とその表現法について学びます。なお、高校数学までの予備知識を仮定しますが、適宜復習しながら進めます。本講座を通して、数学の伝え方の「多様性」を楽しんでいただければ幸いです。(講師・記) ★各回、分野/出典を変えます。 1. まず和訳本を使って、数学的内容を概説します。 2. 次に英語で書かれた原著と比べ、その違いを考察します。 3. 最後に「よりよい和訳」はないか、自由にアイデアを出します。

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  • 新宿 オンライン
    粒子と反粒子が衝突して光になり、新しい粒子が作られる模式図 ©KEK.jpg

    消えた宇宙の反物質 

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    • 科学
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 郡 和範ほか/国立天文台/KEK高エネルギー加速器研究機構教授
    • 2024/07/20〜
      10:30〜12:00

    物理学の法則によると、理想的には反粒子つまり反物質は、物質と同じだけ作られてもおかしくありません。しかし、この宇宙には、地球の周りはおろか、銀河系の中にも、なぜか反物質はほとんど存在していないことがわかってきました。それでは、いつ、どのように反物質は消えてしまったのでしょうか?今回の講座では、実験・観測・理論のそれぞれの分野で世界を牽引する専門家が、その問題を解説します。 [1.7/20](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=7261954) KEK素粒子原子核研究所教授・西田昌平氏「Belle II(ベル・ツー)実験: クォークのCPの破れ」:KEKで電子・陽電子衝突型加速器を用いて行われたBelle(ベル)実験は、クォークが6種類あればCPの破れを説明できる、とする小林益川理論を検証しました。現在、後継のBelle II(ベル・ツー)実験が稼働中で、より多くのデータを用いて、CPの破れや標準模型を超える物理について詳細な研究を進め、反物質が消えた謎に迫ろうとしています。 [2.8/24](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=7261955) KEK素粒子原子核研究所教授・坂下健氏「T2K(ティーツーケー)実験: ニュートリノのCPの破れ」: 現在の宇宙には物質のみが存在して反物質がないという謎の解明を目指し、素粒子ニュートリノを人工的に生成して研究を行なっています。東海to神岡ニュートリノ振動実験、T2K実験といいます。最近、ニュートリノを生成する装置とニュートリノを測定する装置の両方をパワーアップし、実験が新しい段階に入りました。実験の最新の状況と今後の展開についてお話します。 [3.9/7](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=7261956) 早稲田大学名誉教授・鳥居祥二氏「宇宙線の中の反物質の観測」:宇宙からは、宇宙線とよばれる高いエネルギーに加速された素粒子や原子核が降り注いでいる。その中には、反陽子や陽電子がわずかながら含まれていて、宇宙科学最大の謎の一つである暗黒物質によって作られた可能性がある。さらに反ヘリウムや反重水素が検出されたという報告もあり、宇宙線中の反物質の観測に大きな期待が寄せられている。 [4.10/12](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=7261957)東京大学名誉教授・早野龍五氏「CERNで反物質を作る実験」:私の講義では、スイスのCERN(欧州原子核研究機構)で行われている反物質の実験的研究について紹介します。一般的に、「物質」と言われると、個々の粒子でなく、原子から構成されるものを指します。したがって、「反物質」について話す場合、陽子の反粒子である反陽子と電子の反粒子である陽電子が結合した反水素原子から始めることが重要です(実際に扱えるのは反水素だけですが)。CERN研究所には、世界で唯一の「反物質工場」があり、2000年には数百個の反水素原子の生成に成功しました。以来、反水素原子と水素原子の性質を精密に比較するためのさまざまな実験が行われています。最近では、反水素原子の重力落下に関する実験も行われました。この講義では、私が25年前から関わってきたCERN研究所での反物質研究の歴史と最新の結果について話します。 [5.11/16](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=7261958)京都大学准教授・榎戸輝揚氏「雷で生じる反物質を見る観測」:身近な雷には未だに多くの謎があります。最近、雷の瞬間に光に近いスピードまで電子が加速され、エネルギーの高い光(ガンマ線)が瞬間的に発生することが明らかになってきました。さらに、このガンマ線が大気中の窒素や酸素にぶつかることによって原子核が壊れ、陽電子と呼ばれる電子の反粒子が生じることがわかってきました。雷をめぐる観測プロジェクトを紹介します。 [6.12/7](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=7261959)国立天文台・KEK高エネルギー加速器研究機構教授・郡和範氏「宇宙の始まりに消えた反物質の理論」:この講座の最終回として、私は理論家の立場からこの宇宙の反物質だけが宇宙のはじまりの時期に消えてしまったとする理論モデルを紹介します。小林-益川理論をはじめとして、反物質は物質とは違うとする、つまりCP対称性の破れの存在を指摘する理論モデルが多数報告されています。それらは宇宙が始まった頃に、物質と同様に存在していた反物質が、宇宙の歴史を通じて、ある時点から消えてしまい、現在の宇宙の姿になったとする理論モデルです。これらを最新の宇宙論と素粒子論を用いて解説します。講演の最後に私が講座全体を振り返りながらまとめます。

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  • 千葉 オンライン
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    監訳者が語る、オッペンハイマーの科学

    • NEW
    • 科学
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 山崎 詩郎/東京工業大学助教
    • 2024/07/21
      13:00〜16:15

    クリストファー・ノーラン監督の最新作「オッペンハイマー」。 原作本はピューリッツァー賞に、映画はアカデミー賞に輝いた名作中の名作です。 しかし、序盤から量子論、中盤には原爆の実験が描かれ、科学的に難解な映画でもあります。 本講座では、オッペンハイマーに登場する科学を原作本の監訳者がわかりやすく説明します。(講師・記)

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  • 名古屋 オンライン
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    地震を学ぶ〜次に名古屋を襲うのは?(オンライン受講)

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    • 科学
    • オンライン(事前選択講座)
    • 見逃し配信あり
    • 木股 文昭/名古屋大学地震火山研究センター元教授
    • 2024/07/22〜
      10:00〜11:30

    人々が犠牲になるような大地震は地球上のすべての地域を襲うわけでない。警戒せねばならぬような大地震は主に太平洋の周りを襲うだけだ。地球上に生まれた多くの人々は地震すら知らずに人生を終えている。私が招いたウガンダ気象庁職員は名古屋で震度2の地震を経験し「地震が理解できました」と胸を張って帰国した。被害を伴う地震は太平洋沿岸から東アジアに限られる。それでも多くの人々がいまだに犠牲になる。なぜ地震が襲うのか、その根源をじっくりと検討し、次の地震を生き抜くことを科学的に考えたい。(講師・記) 1)沈み込み帯で地震が発生 地震はプレート沈み込み帯のプレート境界での破壊が主な原因になり、地震の規模は破壊域が広いほど大きくなることも明らかになる。なにせ、地震の研究は日本で明治時代、1893年濃尾地震前後に始まり、まだ百年余と歴史が浅い。 でも、世界中の人々が驚いた2004年スマトラ沖地震では、プレート沈み込み帯が1000kmにわたり破壊、その後の11年東日本大震災でも700kmほどが破壊した。 2)揺れなくても地震?多様な破壊様式 かつて地震は揺れ(加速度)を測る地震計のみで観測していた。人体は速度や変位でなく加速度しか感じない。でも地球から離れて宇宙から地球上の動きを観測するGPSは変位が測定し、人体に感じない4〜5年かけたゆっくり滑りも観測できる。その結果、プレート境界はゆっくり滑りなど多様な破壊も生じることが明らかになる。 3) 震災を科学し地震に備える   「地震大国」では、人生に一度は地震の激しい揺れに襲われると覚悟したほうがよい。しかし、愛知県ではそんな激しい揺れが70年も襲っていなくても確実に突然に襲う。 震災の要因は1が揺れの激しさ、2が地盤の軟弱さだ。地盤の堅度は全市町村がすでに調査し窓口やネットなどで公開する。町内が揺れやすいかを理解し、揺れやすいならば揺れに対する備えが一層必要です。だが、ハザードマップも再検討されたい。例えば豪雨時に浸水域を通らないと避難所に行けなかったり、担当者が町内に居住せず緊急時に開設困難などが十分に検討されていない。 温かい食事を炊き出しできる町内にしたいものです。みんなで楽しく炊き出しすれば災害弱者や孤独死もかなり防げます。

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  • 名古屋 オンライン
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    日々の暮らしに数学の彩りを

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    • 科学
    • オンライン開催
    • 見逃し配信あり
    • 酒井 祐貴子 ほか/北里大学准教授
    • 2024/07/25〜
      15:30〜17:00

    理数系に興味がない、むしろ縁遠いと思っている方に数学を身近に感じてもらうことを目指し、2023年9月に「めくるめく数学。」を出版しました。旅行へ行くときにその場所の歴史を事前に知るだけで楽しみが増えるように、数学を少し知るだけで普段の生活が豊かになることを感じてもらえるようなトピックを集めています。この講義では、この本を題材に日常に溢れた数学の魅力を紹介します。日頃数学は苦手、難しいと思っている方々の日常に数学の彩りが添えられれば嬉しく思います。(講師・記) 7月25日 北里大学一般教育部数学単位准教授 酒井祐貴子 巷でもよく耳にする「黄金比」。その数学的な理解の仕方、 自然界に隠れた数学や無限に関するエピソードを紹介します。 8月29日 東京理科大学理学部第一部数学科准教授 大山口菜都美 普段何気なく結んでいるネクタイや靴紐の結び方を題材に、柔らかい幾何学といわれるトポロジーの魅力を紹介します。 9月26日 奈良女子大学理学部数物科学科数学コース准教授 嶽村智子 勝負服のやめどき・推しのグッズをゲットするまで・スポーツに関わる確率など日常に潜む確率の話題を紹介します。

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  • 新宿 オンライン
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    鳥の羽の秘密、見つけ方、見分け方

    • 科学
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 安西 英明/日本野鳥の会参与
    • 2024/08/03
      15:30〜17:00

     夏、野鳥たちは子育てを終えて羽毛をリセットする換羽期になるので、いろいろな羽を拾うことができます。羽は鳥の体を守り、飛ぶためにも美しい色彩や形を表現するためにも欠かせない優れもの…。羽の神秘とともに、どこでどんな羽が拾えるか?落とし主はどうしたらわかるか?など羽の楽しみ方を、実物を使って解説します。 (講師・記)

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  • 新宿 オンライン
    コノハギスの一種_re.JPG

    特別展「昆虫MANIAC」のみどころ

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    • 科学
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 井手 竜也/国立科学博物館動物研究部 陸生無脊椎動物研究グループ 研究員
    • 2024/08/03
      13:30〜15:00

     昆虫は、地球上で報告されている生物種の半数以上となる約100万種を占める最大の生物群です。体のつくりから行動、能力にいたるまで、その多様性は驚くほど高く、変化に富んでいます。そんなまだ見ぬ昆虫の多様性に、研究者によるマニアックな視点と研究者セレクトのマニアックな昆虫標本、最新の昆虫研究を織り交ぜて迫るのが、国立科学博物館で7月13日〜10月14日まで開催される、特別展「昆虫 MANIAC」です。本展を監修した研究者がそのみどころを深堀します。 (講師・記) リーフレット画像:コノハギスの一種 (講師撮影) ◆特別展「昆虫MANIAC」 会期 : 2024年7月13日(土)〜10月14日(月・祝) 会場 : 国立科学博物館 東京・上野公園(〒110-8718東京都台東区上野公園 7-20) [特設ページはこちら](https://www.konchuten.jp/)

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  • 新宿 オンライン
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    太陽系外惑星と生命の可能性

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    • 科学
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 山岸 明彦/東京薬科大学名誉教授
    • 2024/08/03
      10:30〜12:00

    ★講師体調不良により、講師はオンラインで講義いたします。教室受講は可能です。   SFには宇宙人(地球外知的生命体)が登場します。知的生命体は地球以外にもいるのでしょうか。太陽系の外に太陽系近傍の惑星が5000個以上見つかっています。その中には、液体の水があるかもしれない惑星や地球サイズの惑星も多数あります。これらの惑星に生命は誕生するでしょうか。知的生命は誕生するでしょうか。いま、それらを調べようという準備が始まっています。(講師・記) <テーマ> 8月 3日 太陽系外知的生命はいるか 地球以外に生命はいないと思っている研究者もいます。逆に、地球と同じ様な環境の惑星に生命がいない理由はないと考える研究者もいます。どちらが本当なのでしょう?

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  • 新宿 オンライン
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    免疫学から学ぶ人類史

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    • 科学
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 橋本 求/大阪公立大学膠原病内科学教授
    • 2024/09/28
      13:00〜14:30

     抗生物質やワクチンの発見により、人類は数々の感染症を克服してきました。しかし、そうしてより清潔に快適になった現代社会で、増えてきている病気があります。それが、自己免疫疾患(リウマチ・膠原病、1型糖尿病、クローン病など)やアレルギー(アトピー性皮膚炎、気管支喘息など)と呼ばれる病です。  本講演では、このような「免疫暴走による病」が生まれた理由はなぜなのか、免疫学や遺伝学最新の解析から明らかとなった、人類が何万年もかけて積み重ねてきた進化の物語を読み解きます。そしてそこから、さまざまなリスクを伴う現代社会を、自己免疫疾患やアレルギーにならずに、健康に生きていくためのヒントを探ります。(講師・記)

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  • 名古屋 オンライン
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    孫子を使えるように(オンライン受講)

    • 哲学・思想・宗教
    • オンライン(事前選択講座)
    • 見逃し配信あり
    • 下平 拓哉/社会構想大学院大学教授
    • 2024/07/02〜
      15:30〜17:00

    時代を超えて成功者達に読み継がれてきた中国最古の兵法書。最高の戦略教科書であり、人生や仕事を生き抜くためのヒントに満ちている。世界のリーダーを魅了する『孫子』について、わかりやすく解説します。 【カリキュラム】 第1回 基礎編:孫子は何を言いたいのか? 第2回 応用編:孫子の教えをいかに活用するか? 第3回 実践編:孫子に学ぶ最高のリーダーシップとビジネスの神髄

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  • 京都 オンライン
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    阿弥陀佛の物語を聞く オンライン受講

    • 哲学・思想・宗教
    • オンライン(事前選択講座)
    • 見逃し配信あり
    • 梶田 真章/法然院貫主
    • 2024/07/03〜
      10:30〜12:00

    南無阿弥陀佛 佛教には様々な経典がありますが西方浄土の阿弥陀佛の物語を説く『無量寿経』『観無量寿経』『阿弥陀経』は特に浄土三部経と呼ばれ、浄土宗や真宗でよりどころとされてきたお経です。阿弥陀佛とは如何なる佛さまなのか。お経と論(解説書)で学びたいと思います。合掌(講師記)

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  • 新宿 オンライン
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    鎌倉仏教と武家政権

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    • 哲学・思想・宗教
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 島田 裕巳/宗教学者
    • 2024/07/04〜
      10:30〜12:00

     鎌倉仏教と言えば、各宗派の宗祖の歩みと思想が取り上げられることが多い。しかし、当時の仏教世界を支配していたのは、平安時代に生まれた天台宗の比叡山と園城寺、そして真言宗の東寺だ。鎌倉幕府も朝廷も、密教を核にした仏教信仰に依存し、それをいかにもり立てていくかに腐心した。今回の講座では、多面的な角度から、鎌倉時代の仏教、鎌倉という都市の仏教の本当の姿を追っていく。今の鎌倉では、円覚寺や建長寺といった禅宗の寺院が目に付くが、今は跡しか残らない永福寺や無量寿院の方がはるかに有力だった。そうしたなかに登場した新たな宗祖たちは、既存の宗教世界にどう立ち向かったのか。それを詳しく見ていくことになる。(講師・記) 1 平家滅亡までの日本仏教の歩み 2 源頼朝の信仰世界と法然の登場 3 重源から栄西へ 大勧進と運慶・快慶

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  • 名古屋 オンライン
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    日本人の祈りのかたち〜宗教民俗芸能風土記(オンライン受講)

    • 哲学・思想・宗教
    • オンライン(事前選択講座)
    • 見逃し配信あり
    • 脊古 真哉/同朋大学仏教文化研究所客員所員

    • 10:10〜11:40

    本講座では全国各地──主に東海地方と近畿地方の大規模な寺院・神社、集落の宗教施設である仏堂・神社などに伝承されてきた行事・儀礼・芸能を取り上げます。それぞれの宗教施設の立地する都市・農村・山村・漁村といった地域性、それぞれの地域に根ざす歴史性、そして各宗教施設の宗教性を踏まえて、日本各地に花ひらいた行事・儀礼・芸能のかたちを画像や動画も使用して紹介してゆきます。 7月から9月の講座では東海地方に伝承されてきた水田稲作の予祝儀礼である田遊びを取り上げます。田遊びは主に新春に稲作の過程の模擬行為を実施し、その年の耕作の順調な展開と秋の豊穣を祈る呪術です。日本各地に田遊びが伝承されていますが、東海地方にも多くの田遊びが伝えられており、その起源は少なくとも中世後期に遡ります。 しかしながら、御多分に漏れず、過疎化・少子化・高齢化といった日本社会が構造的に抱える問題、生活や意識の多様化による「共通の幸福」の喪失、などから次第に行事の廃絶が見られるようになっています。そこに近年の新型コロナウイルス感染症の流行という「共通の不幸」によって2年・3年の中断を余儀なくされた例も多く、行事の廃絶に拍車がかかる危惧が生じています。 ひろく各地の事例を取り上げ、地域社会の平穏と豊穣を願う行事・儀礼の過去・現在・未来をを考えてゆきたいと思います。(講師・記)

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  • 千葉 オンライン
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    『法華経』を読みなおす(巻第一〜巻第四)

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    • 哲学・思想・宗教
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 柴 佳世乃/千葉大学教授
    • 2024/07/10
      10:30〜12:00

     『法華経』は諸経の王と言われ、宗派を越えてよく読まれてきました。古代中世においては、仏教が社会や文化と密接に関係しており、古典文学にも仏教に関わる要素が多分に見出せます。『法華経』は、その内容を含め、社会に深く浸透していたのです。 本講座では、「『法華経』って何だ?」について概説し、冒頭の序品(巻第一)から授学無学人記品第九(巻第四)あたりまでを取り上げて、そこに展開する釈迦の説法の特徴を捉えます。譬喩を駆使した、説法の臨場感溢れる内容は、この経典の価値をよく伝えるものです。  『法華経』の奥深い世界をのぞいてみませんか。(講師・記) ※月1回のレギュラー講座 「『法華経』を読み解く 法華経と古典文学」が、7/24(水)10:30から開講します。内容は本講座の続きになりますので、併せてご受講ください。

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  • 名古屋 オンライン
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    ジャイナ教とは何か

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    • 哲学・思想・宗教
    • オンライン開催
    • 見逃し配信あり
    • 堀田 和義/駒澤大講師
    • 2024/07/10〜
      18:30〜20:00

    不殺生を徹底するジャイナ教は、仏教とほぼ同じ時代に、ほぼ同じ地域で誕生した。ジャイナ教の歴史や教義の基本をやさしく紹介。 第1回 ジャイナ教誕生以前のインド ・印欧語族と「アーリヤ人」のインド進出 ・ヴェーダ聖典の成立 ・司祭バラモンとヴァルナ制度 ・沙門宗教の成立 ・輪廻転生と業思想 第2回 マハーヴィーラの生涯とその後のジャイナ教 ・マハーヴィーラの生涯 ・マハーヴィーラの弟子たち ・白衣派・空衣派への分裂 ・現代インドのジャイナ教 ・インド国外のジャイナ教 第3回 ジャイナ教の教え ・ジャイナ教の三宝 ・ジャイナ教の戒律 ・不殺生の徹底 ・理想の死に方としての断食死 ・相対的/多面的な物の見方

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  • 新宿 オンライン
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    ヘーゲル「論理学」を読み直す!

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    • 哲学・思想・宗教
    • オンライン開催
    • 見逃し配信あり
    • 岡本 裕一朗/玉川大学名誉教授
    • 2024/07/11〜
      19:00〜20:30

     いわゆる「大論理学」は、ヘーゲルの主著なのですが、かつては「天地創造以前の絶対者の叙述」といった、おとぎ話のような解釈が施されていました。そのため、今日ではすっかり信用を無くしています。時代錯誤的な過去の遺物と呼ばれ、すっかり投げ棄てられている状況です。  しかし、「論理学」の理解なくして、ヘーゲル哲学の意義を捉えることはできません。古びていたのは、ヘーゲル「論理学」ではなく、昔ながらの解釈です。本講座では、論理学を神や絶対者といった神話的な読み方ではなく、人間にそなわった言語の意味の展開として、あらためて読み直すことにします。  ヘーゲルの論理学は決して、時代遅れにはなっていませんし、過去の遺物というわけでもありません。従来の読み方にとらわれない新たな読み方をしますので、ぜひともご参加ください。 【カリキュラム】※状況によって変更することもございます。 ★第1期 (7月期)     『存在論』 第2期 (10月期)     『存在論』、『本質論』導入 第3期 (2025年1月期) 『本質論』、『概念論』導入 第4期( 2025年4月期) 『概念論』 参考図書: メインは、 知泉書館 ヘーゲル全集第10巻1客観的論理学:存在論(第1版1812) を使用します。 すでに他の版をお持ちでしたら、それをご利用ください。

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  • 名古屋 オンライン
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    「盂蘭盆経(うらぼんきょう)」を読む(オンライン受講)

    • 哲学・思想・宗教
    • オンライン(事前選択講座)
    • 見逃し配信あり
    • 石田 尚敬/愛知学院大学教授
    • 2024/07/11〜
      10:30〜12:00

    竺法護(じくほうご)が翻訳したとされる「盂蘭盆経」は、お盆の行事とも関わりが深いものです。本経典の成立の背景も考察しながら、漢文とその日本語訳を中心に読んでいきます。

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  • 新宿 オンライン
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    現代フランス哲学入門

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    • 哲学・思想・宗教
    • オンライン開催
    • 見逃し配信あり
    • 渡名喜 庸哲/立教大学教授
    • 2024/07/12〜
      19:00〜20:30

     「フーコー、ドゥルーズ、デリダ」をはじめフランス現代思想が二〇世紀後半のさまざまな分野に大きな影響を与えたことはよく知られています。しかしそれらの思想は時にきわめて難解で、なかなか「わかった」と言えない場合があります。本講座では、サルトルの実存主義からはじまり、構造主義、ポスト構造主義と言われる思想が実際にどのようなものだったのか、実際のテクスト(既刊邦訳書の抜粋を配布します)に適宜触れつつも、全体の流れをつかみながら、噛み砕いて理解することを目指します。(講師・記) 【各回テーマ】※状況によって変更することもございます。 1) 実存主義(サルトル+ボーヴォワール) 2) 構造主義1(レヴィ=ストロース+バルト) 3) 構造主義2(アルチュセール+ラカン) 4) ポスト構造主義1(フーコーと「知の考古学」) 5) ポスト構造主義2(ドゥルーズと「生成」) 6) ポスト構造主義3(デリダと「脱構築」)   ※お申込みは6ヶ月単位です。途中からのご受講もいただけます。

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  • 新宿 オンライン
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    アーレント「カント政治哲学講義」を読む

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    • 哲学・思想・宗教
    • オンライン開催
    • 見逃し配信あり
    • 百木 漠/関西大学准教授
    • 2024/07/13〜
      11:00〜12:30

     カント生誕300年の夏に、アーレントの『カント政治哲学講義』を読みます。この講義録は、アーレントの「判断」論を知るうえで最重要なテキストです。「活動者actor」の立場から「観察者spectator」の立場へと目線を移すことによって、晩年のアーレントはどのような政治哲学を語ろうとしていたのか。カントの美的判断論をどのように独自の政治哲学へと読み替えたのか。『人間の条件』と『精神の生活』を繋ぐキーポイントを探ります。(講師・記) 写真:晩年のアーレント(1975年) Wikipediaより

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  • 横浜 オンライン
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    「意味」をめぐる人間の哲学史

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    • 哲学・思想・宗教
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 岡本 裕一朗/玉川大学名誉教授
    • 2024/07/13〜
      10:30〜12:00

    「意味」は人間にとってなじみ深いものですが、いざ「意味ってどんなもの?」と問い直すと、立ち尽くしてしまいます。言葉の「意味」もあれば、存在の「意味」もあり、はたまた人生の「意味」もあります。あるいは、そんなものは幻想だとも言えそうですが、「意味」をめぐって凄惨な戦争も起こってきました。人間にとって何とも複雑怪奇な「意味」ですが、いったいどう理解したらいいのでしょうか。 本講座では、「意味」が人間にとっていかなるものか、あらためて問い直します。哲学以前の人間の生存から出発しながら、現代の記号論まで、長い歴史を探索することにします。この機会に、「意味」の意味について、ご一緒に考えてみませんか。(講師記) <今期カリキュラム> 2024年7月期 「意味」の起源を探る ➀哲学以前の「意味」・・・生存から宗教へ A意味概念の分岐点・・・ヒポクラテスとソクラテス、プラトン B古代における記号と意味の発見・・・アリストテレスとストア派 <年間カリキュラム> 2024年7月期 「意味」の起源を探る ➀哲学以前の「意味」・・・生存から宗教へ A意味概念の分岐点・・・ヒポクラテスとソクラテス、プラトン B古代における記号と意味の発見・・・アリストテレスとストア派 2024年10月期 中世から近代までの記号問題 C中世における論理学と意味論・・・トマスとオッカム Dイギリス経験論と記号学:ホッブズとロック E普遍記号学の意味論 ・・・ライプニッツ 2025年1月期 意識から言語への転換をどう捉えるか? F意識の哲学と言語の問題 ・・・カントとヘルダー G精神の哲学としての言語論・・・ヘーゲルとフンボルト H意味概念の前景化・・ショーペンハウアーとニーチュ 2025年4月期 20世紀において「意味」はどう問われたか? I分析哲学と「意味」の探究 ‥フレーゲとラッセル、ヴィトゲンシュタイン J現象学と意味の問題  フッサールとハイデガー、メルロ=ポンティ K記号論と記号学  ソシュールかパースか

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  • 新宿 オンライン
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    ハイデガー存在論の深層究明

    • 哲学・思想・宗教
    • オンライン開催
    • 見逃し配信あり
    • 齋藤 元紀/高千穂大学教授
    • 2024/07/16〜
      19:00〜20:30

    ハイデガーの主著と言えば『存在と時間』を思い浮かべるひとがほとんどでしょう。なるほど『存在と時間』は現代の古典と呼ぶに相応しい重厚な思想を展開していますが、しかし『存在と時間』だけでハイデガーの思想を代表させるというわけにもいきません。未完の書物に終わったという事実は、『存在と時間』がその後のハイデガーの思想のいわば「序論」に過ぎなかったということを意味しています。1930年代以降繰り返し『存在と時間』との対決に挑んだハイデガーにとって『存在と時間』は克服されるべき思想であったのです。 本講座では、『存在と時間』の克服を企ててつつ展開されてゆく中後期ハイデガーの存在論思想を、彼独自の主要諸概念の形成と変遷に焦点をあてて読み解いていきます。1930年代以降の主要刊行著作や講義群の思想を、いわばその「舞台裏」にあたる「黒ノート」を含む遺稿断片群から光をあてることで、従来顧みられることのなかったハイデガー存在論の深層に切り込みます。しばしば「神秘的」とも称される中後期思想の内実を整合的に読み解き、21世紀におけるその可能性を大胆に究明します。 第2期は、1930年代後半に焦点をあて、ヘルダーリンの詩作を導きとしながら、ニーチェ、シェリング、ヘーゲルとの対決と形而上学批判をとおして存在の出来事(Ereignis)へと歩みを進めるハイデガーの思考を読み解きます。同時期の『存在と時間』への自己批判も吟味します。  2024年4月期開講(講師・記) 7月16日「形而上学」との対決 7月23日「自由」と「悪」への問い――シェリングとの対決 8月27日 「美」への問い――プラトンとニーチェの間 9月 3日「存在の出来事」への問い――『存在と時間』との対決と別な原初へ 9月17日「意志」と「時間」への問い――ニーチェとの対決

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  • 横浜 オンライン
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    「聖戦」という思想―近代日本の宿命

    • NEW
    • 哲学・思想・宗教
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 田中 久文/日本女子大学名誉教授
    • 2024/07/17〜
      13:00〜14:30

     近代日本は、西洋列強の圧力の前で「国防国家」として早急に作り上げられたものであり、戦争はある意味で「宿命」ともいえるものであった。戦前の日本は戦争の連続であり、それを「聖戦」とする思想がつねに存在した。戦後の絶対平和主義はただそれを否定するばかりであったが、そこから本当に戦争を克服する思想は生まれるのであろうか。  戦争は一方で資本主義や民主主義、さらには国際関係を推し進める働きもしてきた。そうした戦争のもつ両面性を曇りない眼で総体的にとらえることが今必要なのではなかろうか。本講座では、思想家・哲学者たちの「聖戦」論の現代的意味について考える。今回は、日清・日露戦争から第一次世界大戦までを扱う。(講師・記) <各回テーマ(予定)> 第1回 総論−戦争のヤヌス的性格 第2回 日清・日露の「聖戦」論−「文明」対「野蛮」の闘い 第3回 第一次大戦のもたらしたもの−「国家改造」

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  • 新宿 オンライン
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    スピノザをめぐるドゥルーズとレヴィナス

    • NEW
    • 哲学・思想・宗教
    • オンライン開催
    • 見逃し配信あり
    • 合田 正人/明治大学教授
    • 2024/07/17〜
      19:00〜20:30

     これまで、「スピノザのアクチュアリティ」と題した講座を2年以上続けてきた。いわゆる「汎神論論争」、ゲーテからドゥルーズ、ゲルー、マトロンまで様々な思想家たちのスピノザ解釈を取り上げてきたが、今回の講義はその暫定的なまとめの意味を込めたものとなる。一方では、「スピノザと「68年5月」の続編として、1978ー81年度にドゥルーズがパリ第8大学で行ったスピノザ講義を取り上げる。これはいまだ書物としては出版されていない講義であるが、ウェブページで100ページを超える実に充実した資料で、永遠性や無限性など『スピノザと表現の問題』では必ずしも十全に論じられていない数々の論点が取り上げられている。未邦訳の講義なので、重要な箇所の邦訳を試みつつ講義する。  その一方で、講師がスピノザと深く係るきっかけとなったレヴィナスのスピノザ批判を改めて取り上げ、表現、無限、自己(se)などの観念に着目しつつ、レヴィナスのスピノザ理解について新たな解釈を提示するとともにドゥルーズのそれとの対比をおこなう。それをもって2年余にわたる講義の暫定的まとめとしたい。(講師・記) 第一回:「スピノザと「68年5月」」の復習。ドゥルーズのスピノザ講義の概要。 第二回:ドゥルーズのスピノザ講義読解 第三回:ドゥルーズのスピノザ講義読解(続) 第四回:ドゥルーズのスピノザ講義(続) 第五回:スピノザをめぐるドゥルーズとレヴィナス 第六回:スピノザをめぐるドゥルーズとレヴィナス(続)

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  • 新宿 オンライン
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    入門・日本の哲学 三木清『人生論ノート』を読む

    • 哲学・思想・宗教
    • オンライン開催
    • 見逃し配信あり
    • 田中 久文/日本女子大学名誉教授
    • 2024/07/18〜
      10:30〜12:00

     日本の哲学者を代表する三木清は、西田幾多郎に学びながら西田哲学を乗り越えようと悪戦苦闘した人です。その著書『人生論ノート』を一章ずつ丁寧に読み解いていきます。  今回扱うのは「孤独」「嫉妬」「成功」についての章です。  「孤独」にはセンチメンタルな誘惑がありますが、それを乗り越えたとき人は物の本質をみつめることができるとしています。「嫉妬」から解放されるには、自分の内に個性を認め、他者の内にも個性を認めることが必要だと説いています。「成功」を幸福と同一視するようになってから、人間は真の幸福が何であるかを忘れたと三木は警告しています。人生の光と闇を冷徹に見つめ、そこから真の生き方を見出していこうとする三木の姿勢は、今なお新鮮で多くのことを考えさせられます。(講師・記)   <各回テーマ> 第1回  孤独について 「孤独は感情ではなく知性に属する」 第2回  嫉妬について 「嫉妬は出歩いて家を守らない」  第3回  成功について 「成功のモラルが近代に特徴的なものである」 *2023年10月より読み進めています。途中からのご参加でも大丈夫です。

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  • 京都 オンライン
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    聖書は世界をどう見るか(オンライン受講)

    • 哲学・思想・宗教
    • オンライン(事前選択講座)
    • 見逃し配信あり
    • 中村 信博/同志社女子大学学芸学部特別任用教授
    • 2024/07/18〜
      13:30〜15:00

     イスラエル・パレスチナの地形は複雑です。それは古代から現代に至るまで文化と社会に多くの影響を与えてきました。海岸地帯から沙漠地帯まで複雑に入り組んだ地形によって細分化された地域は数十にも及ぶという指摘もあります。  ヘブライ語(旧約)聖書は、これらの断片化された地域を歴史的舞台とした古代イスラエルにおいて成立しました。彼らは法や契約にもとづいて一体感を高めながら、神(ヤハウェ)を中心とする宗教共同体を形成してきました。一方で新約聖書は、過度な律法(宗教戒律)主義がもたらした弊害とそれにたいするイエスやパウロの対応を報告しています。両者にはどんな共通点と相違点があるのでしょうか。  近年、企業や組織が持続的成長と発展を遂げるための不可欠の要素として、コンプライアンス(法令遵守)や社会的責任、倫理規範などの重要性が指摘されています。現代社会が求める法的規範と聖書における法の理解やその実践にはどのような違いが見られるでしょうか。7月期はこのような関心を共有しながら、十戒(旧約聖書・出エジプト記)、山上の教え(新約聖書・マタイによる福音書)、律法と愛(新約聖書・イエスとパウロ)について読み解きながら、旧約聖書と新約聖書の関係についても考察してみましょう。 第1回(7/18)十戒(旧約聖書・出エジプト記) 第2回(8/8)山上の教え(新約聖書・マタイによる福音書) 第3回(9/19)律法と愛(新約聖書・イエスとパウロ)

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  • 新宿 オンライン
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    近代右翼の誕生と発展

    • 哲学・思想・宗教
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 古谷 経衡/作家
    • 2024/07/19〜
      18:30〜20:00

    後期水戸学を源流とした右翼は、討幕の思想的支柱になり、近代右翼へと接続します。「ネット右翼」「岩盤保守」が隆盛する昨今、日本の右翼の歴史と源流を探ります。 講師は、新著「シニア右翼〜日本の中高年はなぜ右傾化するのか」などの著作がある評論家・作家の古谷経衡さん。 7月期は、近代右翼戦後編として、笹川良一、児玉誉士夫、中曽根康弘を取り上げます。 スケジュール 7月19日 笹川良一とは何か〜ムッソリーニと飛行機大好き右翼の戦後史 8月30日 児玉誉士夫の研究〜戦時中、反社は何をしていたのか 9月20日 中曽根康弘〜内に秘めた対米自立の野望と核武装

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  • 福岡 オンライン
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    武人の作る曲文学ー流行歌の名手・陳鐸ー

    • 哲学・思想・宗教
    • オンライン開催
    • 見逃し配信あり
    • 講師陣/九州大学文学部 
    • 2024/07/20
      13:00〜14:30

     中国の明代中期、武門の一族に生まれ武官を世襲した陳鐸は、当時の流行歌とも言える「曲文学」の名手でもありました。その歌辞(歌詞)を手がかりに、武官である彼が文学創作に身を投じた背景や作品に込めた思い、文人の文学をいかに昇華したのかを読み解きます。 (※オンライン講座ですが教室受講もできます)

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  • 立川 オンライン
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    ユダヤ教における聖書の読みの実践

    • 哲学・思想・宗教
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 志田 雅宏/東京大学講師
    • 2024/07/20〜
      10:30〜12:00

    ユダヤ教において聖書を読むことは宗教的な義務であり、生活の規範や教訓的な物語、知的な思索のための機会であり続けてきました。そのさまざまな読みは、何を問うべきかを定め、その問いを徹底的に探究するという姿勢によって貫かれているといえます。 本講座では全12回にわたって、ユダヤ教における聖書解釈のテクストを読みながら、その探究の歴史に触れてみたいと思います。(講師・記) <各回のテーマ> 各回申し込みも可能です。下記日程をクリックしてください。 [7月20日](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=7192885) 金の子牛像事件:イスラエルの民の罪とは何だったのか [8月24日](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=7192883) ハンナの祈り:タルムードにおける祈りの考察 [9月21日](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=7192884) 供犠の戒律:普遍的な意味の探究

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  • くずは オンライン
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    【オンライン講座】 妖怪伝説にみる心の風景

    • 哲学・思想・宗教
    • オンライン開催
    • 見逃し配信あり
    • 佐々木 高弘/京都先端科学大学名誉教授
    • 2024/07/20〜
      13:00〜14:30

    どうして私たちは、存在するはずのない妖怪を、特定の場所で目撃したと語るのでしょう。今回の講座では、妖怪の見える風景について、ことばの観点から分析します。そのうえで妖怪伝承の聞き取り調査から得られた、妖怪の出現場所を、伝承者たちの心の地図としてとらえます。彼らの心の地図はどのようにして形づくられたのでしょうか。最後にその要因を社会や自然環境の視点から考え、心の地図を支える彼らの無意識に迫ります。 7月20日(土)妖怪の見える風景とことばの世界 8月17日(土)妖怪伝説と伝承者たちの心の地図 9月21日(土)無意識が語る妖怪伝説

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  • 新宿 オンライン
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    カント生誕300年「カント哲学と現代」シリーズ講座(全5回)

    • NEW
    • 哲学・思想・宗教
    • オンライン開催
    • 見逃し配信あり
    • 大橋 容一郎 ほか/上智大学名誉教授
    • 2024/07/24〜
      19:00〜20:30

     2024年はカント生誕300年にあたります。100年前と同じように、今年も世界の学界や出版界で記念行事が行われます。朝日カルチャーセンターでもカントの記念特別講座を開講することになりました。日本カント協会の気鋭の研究者にお集まりいただき、カントの哲学思想を語っていただきます。平和、自由、人間性など、現代の世界に根本的な問題を提起しているカント哲学は、どのような示唆をわれわれに与えてくれるのでしょうか。(大橋講師・記) 【カリキュラム】※状況によって変更することもございます。 1)7月24日(水) 「カントと現代の課題 21世紀世界とカントの哲学的世界観」 大橋容一郎氏(上智大学名誉教授)  あらゆる困難が先端科学技術で解決されるかのように思われた前世紀末とは異なり、21世紀の現代世界では人権・平和・環境など、古典的とも言える哲学的問題がふたたびクローズアップされています。それらの課題の根底にある人間の世界観を、もう一度カントの思想に戻って考えてみましょう。(大橋容一郎講師・記) 2)8月 7日(水) 「カントと現代倫理」 田原彰太郎氏(茨城大学准教授)  カントは哲学史上の重要人物であり、彼の倫理学も、生誕300年を迎えた今なお、歴史的研究の対象であり続けています。しかし、カント倫理学は歴史的研究の対象に留まるわけではなく、現代の倫理学において重要な知見を提供するものだとも考えられています。その際に主に参照されるのが『道徳形而上学の基礎づけ』という著作です。この講座では、この著作の主要概念を取り上げ、それが現代倫理学の中でもちうる意味を考えてみたいと思います。(田原彰太郎講師・記) 3)8月28日(水) 「カントと科学世界」 長田蔵人氏(明治大学准教授)  西洋近世における哲学の重要なトピックの一つに、科学的世界像と神の関係という問題があるます。ガリレイやニュートンらによって実現した「17世紀科学革命」は、世界の数学的秩序をあきらかにしていきましたが、そうした科学の近代化のプロセスも、数学的秩序の創造主の存在や本質という神学的問題と不可分でした。これに対してカントの「批判哲学」は、科学を神学から自立させようとする試みであったと言えます。その試みを支えるカントの洞察と、現代の科学的世界観との関係を探ります。(長田蔵人講師・記) 4)9月11日(水) 「カントと人文芸術 ベートーヴェン《第九》を中心に」 伊藤貴雄氏(創価大学教授)  今年2024年は、ベートーヴェンの交響曲第九番(第九)の初演200周年に当たります。じつはベートーヴェンは18歳の時にボン大学を聴講し、教授たちがカント哲学やシラー文学を語り合う場にも参加しました。創作上のスランプに陥った40代後半にも、カントの天文学理論を学んで日記に抜書きしています。《第九》の作曲プロセスを調べると、ベートーヴェンがシラーの詩句とカントの宇宙論とを重ねて合わせていたことが見えてきます。本講義では、カント哲学との隠れた接点に注目し、ベートーヴェンの創作の背景に迫ります。(伊藤貴雄講師・記) 5)9月25日(水) 「カントとグローバル社会」 寺田俊郎氏(上智大学教授)  21世紀を生きるわれわれは、様々なグローバルな問題に直面しています。戦争、移民・難民、貧困・飢餓、環境破壊など、枚挙にいとまがありません。18世紀を生きたカントもまた、当時のグローバルな問題を前にしてグローバルな視点で哲学していました。「グローバル」の本義は「一つの球体である地球に関わる」ということです。グローバルな問題を考えることが、カントの「世界市民の哲学」には、確かに含まれていました。カントとともに哲学することによって、現代のグローバル社会の問題、特に戦争と平和の問題を考える手掛かりを得たいと思います。(寺田俊郎講師・記) 当講座は全5回の講座です。各回のお申込もできます。 [第1回(7/24)](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=7217892) [第2回(8/7)](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=7217901) [第3回(8/28)](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=7217907) [第4回(9/11)](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=7220203) [第5回(9/25)](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=7220204)

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  • 新宿 オンライン
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    インドの宗教と文化 第3期 ヒンドゥー教の展開

    • 哲学・思想・宗教
    • オンライン開催
    • 見逃し配信あり
    • 赤松 明彦/京都大学名誉教授
    • 2024/07/26〜
      15:30〜17:00

     古代のインドでは、宇宙や世界、神々や人間について、様々な考えが生み出された。それらは神話や宗教、そして哲学として今に伝えられている。その中には、仏教のように世界宗教として、あるいはヨーガのように健康法として世界に広がったものもある。「ゼロの発見」のような科学史上の事件もあれば、風土と結びついた医学の発展もあった。今回の講座では、西欧と東アジアの中間にあって独自の考えを生み出してきたインドの宗教と文化について考える。(講師・記) 【カリキュラム】※状況によって変更することもございます。 ■2024年1月期  第1期 神話と宗教  第1回 ヴェーダとウパニシャッド  第2回 仏教とジャイナ教  第3回 叙事詩とヒンドゥー教 ■2024年4月期   第2期 ヨーガの思想  第4回 サーンキヤとヨーガ  第5回 ヨーガと苦行  第6回 ヨーガと神秘主義 ★■2024年7月期  第3期 ヒンドゥー教の展開  第7回 ヒンドゥー教とシヴァ神信仰  第8回 ヒンドゥー教とヴィシュヌ神信仰  第9回 ヒンドゥー教と女神信仰 ■2024年10月期  第4期 インドの科学  第10回 「ゼロの発見」と数学  第11回 天文学と密教占星術  第12回 医学とエコロジー ■2025年1月期  第5期 インドのさまざまな宗教  第13回 ゾロアスター教  第14回 インドのスーフィズム  第15回 シク教 ■2025年4月期 第6期 インドにおける現代  第16回 インド的寛容と中立主義  第17回 菜食主義と非暴力主義  第18回 カーストと平等              ※お申込みは3か月単位です

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  • 新宿 オンライン
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    映画で振り返るカウンターカルチャー

    • 哲学・思想・宗教
    • オンライン開催
    • 見逃し配信あり
    • 中村 圭志/宗教学者
    • 2024/08/26
      19:00〜20:30

     1960年代、ベトナム戦争や人種問題で揺れるアメリカにカウンターカルチャー(対抗文化)が浮上、ロック、ドラッグ、フリーセックス、コミューン、禅、ヨーガ、水瓶座の時代……映画シーンでも急激に風俗が変わり、色彩が変わり、テンポが変わります。  舞台版『ヘアー(長髪!)』がヒッピーが自己主張した作品だったとすれば、ジャック・ニコルソン脚本の『ヘッド(脳天パー!)』(68年)は、自虐的な作品でした。出演と音楽は、「デイドリーム」が幾度もリバイバルヒットしているコミカルバンド、モンキーズです。この前衛的作品は大コケだったのですがのちにカルトムービー化します。いったいモンキーズとは何者だったのか? 『ヘッド』は何を狙っていたのか? を探ってみましょう。 7月29日 ザ・モンキーズ! 名曲「デイドリーム」とカルトムービー『ヘッド』の魅力

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    グールド=アルトーの思想史

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    • 哲学・思想・宗教
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 宇野 邦一/立教大学名誉教授
    • 互 盛央/思想史家
    • 2024/08/07
      19:00〜20:30

    グレン・グールドという特異で完璧主義のピアニストがバッハの《ゴルトベルク変奏曲》を二度録音したのはなぜか? その問いを追求しながら西洋思想史の深層に沈潜し、アントナン・アルトーという特異な存在に回帰する大著『連合の系譜』。 その刊行を記念して、著者・互盛央氏と本書の通奏低音をなすジル・ドゥルーズの第一人者でありアルトーの専門家でもある宇野邦一氏が語り合う稀有な一夜! ■[互盛央『連合の系譜』(作品社)](https://sakuhinsha.com/philosophy/30281.html)出版記念講座です。

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  • 福岡 オンライン
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    万葉集と漢語・漢文学

    • 哲学・思想・宗教
    • オンライン開催
    • 見逃し配信あり
    • 講師陣/九州大学文学部 
    • 2024/08/17
      13:00〜14:30

     万葉集は漢字で書かれています。歌の表現のあちこちに中国詩文の影響がみられ、近年では中国の書簡文からの影響も研究されています。歌にはふつう和語が用いられますが、万葉集の歌には「力士」「餓鬼」などの漢語もあらわれます。なぜでしょうか。こうした内容について、たのしくお話しします。 (※オンライン講座ですが教室受講もできます)

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  • 横浜 オンライン
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    非学問的 音楽美学

    • NEW
    • 音楽
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 沖野 成紀/東海大学教授
    • 2024/08/20
      10:30〜12:00

    モンテヴェルディ、バッハ、モーツァルト・・・言うまでもなく西洋音楽史の傑作揃いですが、それらの魅力は、楽譜が読めなくても歴史的背景を知らなくとも、その本質に迫っていけるはずなのです。どうやって? この講座では、なぜ我々はそれらの知識を持ち合わせずに聴いても、遠い昔に作られた音楽に感動しうるのかを、曲に添って様々な観点から紐解いていきます。例えば、バッハの《小フーガ ト短調》を初めて聴いても感動しうるのはなぜか。非学問的な音楽美学、の始まりです。(講師・記)

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  • 横浜 オンライン
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    四大聖地でたどるブッダの生涯と思想

    • 哲学・思想・宗教
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 吉村 誠/駒澤大学教授
    • 2024/08/29
      11:00〜12:30

    ブッダは「信仰心のある者は、〈生誕の地〉、〈成道の地〉、〈初転法輪の地〉、〈般涅槃の地〉を訪ねて感激し、巡礼するだろう」と説いたといいます。以後、これらの地は仏教徒たちが巡礼する聖地となりました。 ところが、13世紀にインドで仏教教団が滅亡すると四大聖地は荒廃し、19世紀に発見されるまで場所も定かではなくなっていました。現在はそれぞれの遺跡が整備され、世界中の仏教徒が巡礼に訪れています。 この講座では、仏教の四大聖地である、ルンビニー、ブッダガヤー、サールナート、クシナガラの遺跡をたどりながら、ブッダの生涯とその教えについて概説します。仏教入門としてもお勧めの講座です。(講師・記)

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  • 新宿 オンライン
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    インド仏教研究の現在

    • NEW
    • 哲学・思想・宗教
    • オンライン開催
    • 見逃し配信あり
    • 馬場 紀寿/東京大学教授
    • 2024/09/21
      15:30〜18:45

     今日、アジアのみならず、欧米にまで広がる仏教は、インドで始まった。それでは、誕生の地、インドの仏教とはどのようなものだったのか?近代の仏教研究が始まって約二百年、この問いに対する答えは、インドで仏教の伝統が途絶え、多くの仏典が失われたという事実に阻まれてきた。しかしながら、今世紀のインド仏教研究は、1990年代のガンダーラ語写本の発見や漢訳仏典や碑文の言語研究により、歴史研究と研究方法との両面で刷新され、これまでよく見えていなかったインド仏教の姿が判明しつつある。前世紀の先行研究を批判的に検討しながら、「初期仏教」研究と「大乗仏教」研究における最前線を示したい。(講師・記)

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  • 福岡 オンライン
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    「異界」との往還:ジョナサン・スウィフト『ガリヴァー旅行記』を読む

    • 哲学・思想・宗教
    • オンライン開催
    • 見逃し配信あり
    • 講師陣/九州大学文学部 
    • 2024/09/21
      13:00〜14:30

     『ガリヴァー旅行記』は、小人国、巨人国、飛ぶ島、馬の国などの「異界」との往還を通して、境界のこちら側の世界の不条理さを浮き彫りにします。ガリヴァー自身もやがておかしくなるほどの「異界」の衝撃を考えていきます。 (※オンライン講座ですが教室受講もできます)

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  • 京都 オンライン
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    中世キリスト教世界のユダヤ教:北フランスヘブライ語写本が伝える世界 オンライン受講

    • 哲学・思想・宗教
    • オンライン(事前選択講座)
    • 見逃し配信あり
    • 勝又 悦子/同志社大学教授
    • 2024/09/25
      13:00〜14:30

    その歴史の始まりから、ユダヤ教、ユダヤ人は遍歴と放浪を重ねながら、人類の知と文化に大きく貢献してきました。この講座では、中世のイスラーム社会、キリスト教社会にあったユダヤ教社会の状況を、生活者としての視点も大切にしながら、彼らがどのように世界を見てきたのか、彼らの世界観と世界の広がりを、モノと地図にも絡めて考えます。 B9月25日 中世キリスト教世界のユダヤ教:北フランスヘブライ語写本が伝える世界 北フランスのユダヤ共同体で作成されたと考えられている北フランスヘブライ語写本(13世紀初頭)には、聖書やユダヤ教詩文文学の様々なテキストと並んで、壮麗な写本挿絵が彼らの生活世界を映し出しています。写本の世界の中のモノと世界の広がりを辿ります。

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  • 新宿 オンライン
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    神社仏閣解剖

    • 哲学・思想・宗教
    • オンライン開催
    • 見逃し配信あり
    • 米澤 貴紀/名城大学准教授
    • 2024/09/28
      11:00〜12:30

     古くから続くとされる日本の神への信仰・神道。その祈りや祭事の場である神社には神を祀る本殿が建つことが現在では普通となっています。しかし、この本殿が造られ始めたのは奈良時代と考えられており、その形も単純に古墳時代以前の祭祀の建物をそのまま受け継いだものではないとされています。本講座では、神社に本殿が必要となった契機を確認し、その時期に造られた伊勢皇大神宮や出雲大社、住吉大社などの本殿の特徴と、そのすがた、かたちがどこから来ているのか解説します。また、共通する特徴の理由についても考えます。(講師・記)

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    病気とまじないの日本史 

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    • 小山 聡子/二松學舍大学教授
    • 2024/07/01〜
      10:30〜12:00

    日本の古代・中世では、狐や鬼、モノノケなどが病気をもたらすと考えられ、まじないによって治療されていました。本講座では、このような病気観と中国におけるそれとの関連についてお話ししたうえで、狐や鬼、モノノケによる病気がそれぞれどのようにもたらされると考えられ、いかなるまじないで治療することができるとされていたのか、貴族の日記や説話などをもとに、検討していきます。その上で、歴史学の視点から、古い時代の病気観やまじないによる治療を知ることによって、現代に生きる我々は何を学び取ることができるのか、考えていきたいと思います。 <各回カリキュラム> 第1回 古代の病気とまじない 日本古代の病気観は、中国のそれの影響を強く受けています。そこで、中国における病気観を概観した上で、狐、鬼、モノノケがどのように病気をもたらすと考えられ、いかに対処されたのかをお話しします。 第2回 中世の病気とまじない 中世にも依然として狐、鬼、モノノケによって病気がもたらされると考えられていました。ただし、時代が下るにつれて、それらへの認識に変化が見られます。たとえば中世後期には、呪力のある僧や陰陽師は、狐を使役することによって病気をもたらすことができると考えられるようになりました。中世に病気観・治療がどのように変化したのか、事例を挙げながらお話しします。

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    物部氏はなぜ仏教受容に反対したのか オンライン受講

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    • 見逃し配信あり
    • 平林 章仁/元龍谷大学文学部教授
    • 2024/07/01〜
      13:00〜14:30

    ==================== 【24夏クーポン対象講座 2024年6/30(日)17:00まで】 クーポン利用数に限りがあります。クーポン番号とキャンペーンの概要は[こちら]( https://www.asahiculture.com/asahiculture/wp/page/2024summer/) ==================== 物部氏は5世紀後半から6世紀に「大連(オオムラジ)」、すなわちヤマト王権の執政官として重きをなした大豪族であり、蘇我氏と覇権を争ったことはよく知られています。その一つが、仏教受容をめぐる抗争ですが、物部氏はどうして仏教受容に反対したのでしょうか。5世紀後半には物部氏一族の多くが、現在の韓国南部に渡っていることから、物部氏が保守的であったから仏教に反対したという説明は当たりません。この講座では史料に基づいて、物部氏が「廃仏」行動をとった理由の真相を明らかにします。 @7月1日 仏教公伝と蘇我氏・物部氏の動き A8月5日 物部氏と蘇我氏の「仏教崇廃抗争」 B9月2日 「仏教崇廃抗争」の真相

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    古代ギリシアの歴史と文化

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    • 見逃し配信あり
    • 橋 裕子/ギリシア考古学者
    • 2024/07/01〜
      15:30〜17:00

    この講座では一年をかけて古代ギリシアの歴史や文化を通時的に学んでいく予定で、4〜6月にミノア文化やミケーネ文化を扱いました。 今回はそのあとの初期鉄器時代および前古典期に焦点を当てます。ただしちょうどパリオリンピックが開催される時期と重なるので、初回は通常の時代順のスケジュールからははずれて、古代のオリンピックおよびオリンピアの遺跡についてお話しすることとします。(講師記) 第1回 オリンピアの遺跡と古代のオリンピック 第2回 初期鉄器時代 第3回 前古典期 ※2024/4〜開講

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    イラン北西部の古代都市遺跡に残る石像群(シャハル・ヤリ遺跡)(講師撮影).jpg

    碑文や石像で読みとくペルシアの文化

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    • 守川 知子/東京大学准教授
    • 2024/07/03〜
      13:30〜15:00

     ペルシアには、“石”を用いた碑文や石像やレリーフがたくさん残されています。今期は、夏休みの特別編として、ペルシアの“石”文化と、いにしえの石のモニュメントが後世に与えた影響についてご紹介します。今回の対象地域は、主に、イランの西部と、アルメニアやアゼルバイジャンを含むコーカサス地方です。  一風変わったペルシアの石のモニュメントとして、ひとつは世界遺産にもなったビーソトゥーン碑文(2006年登録)と暫定リストにあるターケ・ボスターンのレリーフ、もうひとつは、世界遺産には登録されていませんが、コーカサス地方からザグロス山脈にかけて散在する人や動物をかたどった石柱や石像があります。  文字や用途がわからないなか、後世の人びとはどのようにこれらの碑文や石像を見たのでしょうか。みなさんも一緒に考えてみませんか?(講師・記) 【各回テーマ】 1 神々の宿る場からペルシア・ロマンス叙事詩の舞台へ   ――ビーソトゥーン碑文とターケ・ボスターン壁画の“その後” 2 天文遺跡か墓石かパワースポットか?   ――ライオン石、ヒツジ石、龍(ドラゴン)石の世界 *今後は、ペルシアの世界遺産のつづきとともに、ペルシアの影響が大きかった近隣諸国や、ペルシアと関係の深い世界遺産を取り上げる予定です(ウズベキスタン、インド、ペルシア式庭園など)。 ※テーマは予定です。変更になる場合がございますので予めご了承ください。

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    もっと知りたい日本の城

    • 歴史
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 小和田 泰経/静岡英和学院大学講師
    • 2024/07/03〜
      13:00〜14:30

    最近では、戦国時代が応仁の乱よりも早く関東で始まったといわれます。享徳3年(1454)、鎌倉公方足利氏と関東管領上杉氏の対立から享徳の乱とよばれる大乱がおきました。今回は、戦国時代の始まりとなった享徳の乱から、その間隙をついて関東に進出してきた北条氏との合戦について、関連する城とともにわかりやすく解説します。 第1回 鎌倉公方足利氏と関東管領上杉氏の対立 第2回 北条早雲・氏綱の関東進出 第3回 北条氏康の関東制覇

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    古代日中関係の展開と行方

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    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 森 公章/東洋大学教授
    • 2024/07/03〜
      10:30〜12:00

     日本と中国の関係は紀元前1世紀頃からのもので、朝鮮諸国との関係ともども古代国家形成に国際的要因が及ぼした影響は大きかったことがわかっています。日中関係といえば、遣隋使・遣唐使が思い浮かび、留学生が東西文化を融合させて世界帝国の首都で活動する華やかな様子も強調されるところです。  では、当時の日中関係の実際の姿や変遷はどうだったのでしょうか。  7世紀には戦争による通交途絶の時期もありました。日本は対等外交を展開したといわれますが、本当でしょうか。遣唐使はどのようにして文物移入を行ったのでしょうか。阿倍仲麻呂の唐での活躍ぶりは如何。遣唐使は「廃止」されたのでしょうか。「遣唐使」以後の日中関係はどのように推移していくのでしょうか。平氏は日宋貿易を経済基盤としたのでしょうか。  この講座では7〜12世紀を視野に、遣隋使・遣唐使の時代から近年研究が進展している日宋関係の様相などを、最新の研究成果に基づいてお話しする予定です。 (講師・記) ■2024年7月期 奈良時代の遣唐使(8世紀) 第10回 阿倍仲麻呂の役割 第11回 伝奇世界の阿倍仲麻呂 第12回 遣唐使の行方 ■2024年10月期 平安時代の遣唐使(9世紀) 第13回 遣唐使概説―延暦度遣唐使を例として 第14回 新羅人の来航と制海権 第15回 最後の遣唐使航海 ■2025年1月期 平安時代の遣唐使(9世紀) 第16回 恵萼・恵運と円珍・真如 第17回 寛平度遣唐使計画 第18回 「国風」文化の成立 ■2025年4月期 「遣唐使」以後(10〜12世紀) 第19回 呉越国との通交 第20回 「然の入宋 第21回 寂照と藤原道長 ■2025年7月期 「遣唐使」以後(10〜12世紀) 第22回 成尋の渡宋と巡礼の旅 第23回 宋からの入貢・通交要請 第24回 平氏と「日宋貿易」 ■2023年10月期 遣隋使から遣唐使へ(7世紀)※終了 第1回 遣隋使のはじまり 第2回 隋使の賓待 第3回 遣唐使と東アジア情勢 ■2024年1月期 遣隋使から遣唐使へ(7世紀)※終了 第4回 画期としての642年 第5回 白村江戦と倭唐関係 第6回 朝鮮諸国との通交 ■2024年4月期 奈良時代の遣唐使(8世紀)※終了 第7回 遣唐使の概要と大宝度の遣使 第8回 霊亀度遣唐使と留学者群像 第9回 遣唐留学者の活動

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  • 新宿 オンライン
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    帝人事件とは何だったのか

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    • 菅谷 幸浩/政治学者
    • 2024/07/05
      13:00〜14:30

     昭和が終わって35年が経ちましたが、戦前・戦中期を舞台にしたドラマや映画が作られるたびに昭和史への関心の高さを感じます。現在、NHKで放送中の連続テレビ小説『虎に翼』に描かれた「共亜事件」のモデルになったのが1934(昭和9)年の帝人事件です。政財界要人や高級官僚多数が検挙され、当時の斎藤内閣が総辞職する原因となった戦前最大の汚職事件でしたが、のちの裁判で被告人全員は無罪となります。この講座では「非常時」と形容された1930年代前半の時代状況をたどり、検察当局が動き出す契機となった新聞報道がいかに生まれたか、その背景を政界の動きと関連付けて見ていきます。そして、検察当局が強引とも言える捜査過程で何を意図していたのかを裁判資料から再現し、現在にもつながる政治不信の問題を考えてみたいと思います。(講師・記)

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  • 京都 オンライン
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    戦国期の貴族の日記を読むT〜勧修寺晴豊日記 天正18年記(オンライン受講)

    • 歴史
    • オンライン(事前選択講座)
    • 見逃し配信あり
    • 外岡 慎一郎/奈良大学文学部史学科 教授
    • 2024/07/05〜
      13:00〜14:30

     勧修寺晴豊(1544〜1603)は、武家と朝廷との交渉を仲介する武家伝奏を務めた公家で、織田信長・豊臣秀吉らとも深く交流しました。また、晴豊の妹晴子は後陽成天皇の母親です。したがって、その日記は、16世紀後半期の政治・社会・文化状況を知る一級史料といえます。  この講座では、豊臣秀吉が小田原北条氏攻撃のため京を留守にした天正18年(1590)の3月から9月にかけての記事を中心に読んでいきます。関白である秀吉が戦陣にあるという状況に公家たちがどのように対応したのか、戦況はどのように伝えられたのか、晴豊周辺に異なる日常が展開したのかなど、読み取っていきたいと思います。  なお、読解にあたっては『兼見卿記』(京都吉田社神主吉田兼見の日記)、『言経卿記』(山科言経の日記)の関連記事や、豊臣秀吉・毛利輝元らの書状なども紹介し読解の便宜としていきます。(古文書が読めなくても受講できます。) <各回のテーマ> @ 7/5  豊臣秀吉京を発つ、ほか(天正18年3月) A 7/19 秀吉の戦況報告に接する、ほか(天正18年4月) B 8/2  晴豊ら陣中見舞いに東国に下る、ほか(天正18年5月) C 8/30 晴豊ら東国より京に帰る、ほか(天正18年6月) D 9/6  秀吉脇差盗難事件、ほか(天正18年月) E 9/20 秀吉京に帰る、ほか(天正18年8月、9月) ◇オンライン受講です。教室講座をオンラインで同時配信します。

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    傑物たちの中国史 〜再発見の思想家編(オンライン受講)

    • 歴史
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    • 竹澤 英輝/中部大学非常勤講師
    • 2024/07/05〜
      15:30〜17:00

    我々日本人の文化や習慣が、古代中国を源にしていることを疑う人はいないでしょう。しかし現代の生活では、それに気づきにくいこともまた事実です。古代の中国において「諸子百家」と呼ばれる思想の潮流は、世界の歴史でもまれな極めて豊かな知恵の宝庫であり、二千年を越えた現代にも通ずる発想と新鮮な驚きに満ちています。本講座では、そんな古代中国の叡知について改めて学んでみたいと思います。(講師・記) 7/5 荀況(じゅんきょう) 〜二千年前から届いた「学問のススメ」 7/19 『老子』 〜五千言の中の真理を求めて 8/2 二人の孫子 〜「風林火山」と不敗の兵法 8/16 韓非(かんぴ) 〜法家思想と人間の「矛盾」 8/30 孟軻(もうか) 〜理想の政治と「五十歩百歩」 9/6 荘周(そうしゅう) 〜無限と永遠の『荘子』の世界 9/20 楊朱(ようしゅ) 〜超時代的な「個人主義」の道徳 9/27 孔丘(こうきゅう) 〜「聖人」孔子の受難と憂鬱

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  • 新宿 オンライン
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    戊辰戦争の軍事史 パート2

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    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 保谷 徹/東京大学名誉教授
    • 2024/07/05〜
      15:30〜17:00

     戊辰戦争(1868-69)は、長く続いた幕府体制を一掃する内戦であった。ここでは、戦争を支えた新たな軍事技術や軍制の導入に着目し、多様な史料を紹介して戊辰戦争の軍事史的側面を分析してみたい。兵士の動員、武器や弾薬の調達、兵站(輜重)の確保、戦法の変化などとともに、とくに戦場の実態や諸外国の動向に注意を払いたい。戊辰戦争は列強監視のもとで行われた内戦であり、戦国以来の戦争慣行が残る最後のいくさでもあった。パート2は、戦争をめぐる国際環境を明らかにし、列藩同盟の形成から箱館戦争にいたる後半部をあつかう。(講師:記) 【パート2の予定】 第4回 国際監視下の戊辰戦争 第5回 列藩同盟と北越・東北戦争 第6回 戦場の社会史、そして箱館戦争 ※2024年4月開講 ※途中受講可 【全体の予定】 第1回 幕末の軍事改革と開戦前夜の状況 第2回 鳥羽伏見戦争 第3回 東征と江戸開城 第4回 国際監視下の戊辰戦争 第5回 列藩同盟と北越・東北戦争 第6回 戦場の社会史、そして箱館戦争

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    信長の城の変遷を考える

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    • オンライン開催
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    • 加藤 理文/日本城郭協会理事
    • 2024/07/05〜
      19:00〜20:30

    ≪各回カリキュラム≫ 1. 清須城から小牧山城へ 2. 小牧山城から岐阜城へ 3. 岐阜城から安土城へ 7月5日 【清須城から小牧山城へ】 天文24年(1555)、清須城へ入った織田信長は、ここから桶狭間へ出陣するなど8年間過ごすことになります。この間、清洲城を改修したとされますが、従来の方形居館は維持し、近世城郭への変換は認められません。永禄6年(1563)、突然、その居城を小牧山城に移転すると、圧倒的な規模を持つ巨石を3段に積み上げた石垣の城を築きます。山麓南側には、常備軍化した全家臣(下級武士を含む)を集住させるための城下町が造られました。信長は、なぜ小牧山に城を移し、何をめざしたのかに迫ります。 8月2日 【小牧山城から岐阜城へ】 永禄10年(1567)、美濃攻略に成功した信長は、小牧山城から岐阜へと居城を移転させました。信長は、山麓と山上にそれぞれ自分の居住スペースを造ります。山麓御殿は、4階建と記された豪華絢爛な建築や階段状に造られた曲輪ごとに多くの機能や意匠が異なる庭園が存在したことが記録されています。入口には、巨石を立て並べた石垣があり、信長の許可無では、何人も中に入ることは出来ませんでした。元亀年間になると、山上に天守が出現したようです。信長が、安土築城に向けて、どんな準備をしたのかを考えます。 9月6日 【岐阜城から安土城へ】 天正4年(1576)正月中旬、天下布武の根拠地とするために安土築城が開始されます。安土城普請は、石垣と天主築造を第一にすることが信長の厳命でしたので、信長がこの城に何を求めたかが判明します。城は、政治的色彩を前面に押し出した宮殿建築として、豪華絢爛な見せるためのシンボル天主が最高所に聳え立っていました。権力が信長一手に集中していることを知らしめ、武力衝突を回避し、諸国の諸大名が信長の軍門に下るための抑止力として、城を利用しようとしたのかを考えます。

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    楼蘭 シルクロードの要衝

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    • 歴史
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 加藤 徹/明治大学教授
    • 2024/07/06
      10:30〜12:00

     楼蘭は、今から数千年前に存在したシルクロードのオアシス都市国家です。井上靖の小説や、1980年の「NHK特集 シルクロード」などで日本でも有名です。住民は白人系で、現地名「クロライナ」に古代中国人は「楼蘭」という漢字をあてました。東西交易で栄えましたが、「さまよえる湖」ロプノールがひあがり、砂漠の中に消えました。20世紀に、遺跡や白人女性のミイラ「楼蘭の美女」が発見されました。楼蘭の歴史と魅力を、豊富な図版を使いながら、予備知識のないかたにもわかりやすく説明します。(講師・記)

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    麦を食べる人々  オンライン受講

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    • 歴史
    • オンライン(事前選択講座)
    • 見逃し配信あり
    • 西田 愛/京都大学白眉センター特定准教授
    • 2024/07/06
      13:30〜15:00

    アジアを代表する二大文明、中国とインド。その食文化の豊かさは世界でもよく知られるところであり、ギョウザや麻婆豆腐、カレーやタンドリーチキンなどは、我々日本人にとっても大変馴染みの深い外国料理と言えます。しかし、この2つの大国の間に誕生し、歴史的にも多大な影響を受けてきたチベットの食について、日本ではあまり知られていません。この講座では、古代チベット文献を専門とする研究者が、古文書の記述を手掛かりに、古代から現代へと継承されるチベットの食文化を紹介します。チベット人は何を食べてきたのか、また、なぜその食材と調理法が選ばれたのか、近隣諸国から受けた影響はあったのか。調査地で撮影した写真や映像を交えつつ、チベットの魅力をお伝えします。

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    九大史料30万点が解き明かす 九州の地域史像

    • 歴史
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 2024/07/06〜
      13:00〜14:30

     九州大学は、これまで30万点におよぶ貴重な古文書などを収集し、整理と保存、研究をすすめてきました。とりわけ、九州地域の史料センターとしての役割を果たしてきたのが、九州大学附属図書館付設記録資料館九州文化史資料部門です。同部門の前身である九州文化史研究所は昭和9年(1934)に創設され、本年でちょうど90周年を迎えます。本講座では、それを記念して九州文化史研究所などが長年蓄積してきたさまざまな史資料を紹介しつつ、九州の新たな地域史像に迫っていきたいと思います。 7月6日[)『写された中世博多の絵図』](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=7244962)  伊藤幸司(九州大学大学院地球社会統合科学府・教授) 8月3日[『写本の魅力―江戸時代の史料―』 ](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=7246612)  木土博成(九州大学大学院地球社会統合科学府・准教授) 9月7日[『近世庶民史料調査と九州大学―戦後における九州文化史の史料収集史―』 ](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=7246771) 梶嶋政司(九州大学附属図書館付設記録資料館・助教) 10月5日『未知の史料との遭遇―旧九州文化史研究施設保管史料の意義―』   福田千鶴(九州大学大学院地球社会統合科学府・教授) 11月2日『九州文化史研究施設比較考古学部門とそのレガシー』    溝口孝司(九州大学大学院地球社会統合科学府・教授) 12月7日『幕末唐津町人、長崎への旅記録―庶民がみた「異国」―』  高野信治(九州大学名誉教授) 1月11日『九州文化史研究所から派生した学際研究の現在―遺跡出土人骨を対象として―』  舟橋京子(九州大学大学院地球社会統合科学府・准教授)     ※1回ずつの受講もできます

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    「戦争放棄」の理想と現実

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    • 加藤 聖文/駒澤大学教授
    • 2024/07/06〜
      15:30〜17:00

     来年は戦後80年。すでに「戦後」も歴史として検証する時代になりました。すでに21世紀に入って世界は激動の時代に突入したといます。世界はどこに向かっているのか?そして、日本はどのような国になっていくのか?私たちは不確実な時代のなかで、未来を考えるためにこれまでの歩みを見つめ直す必要があります。本講座では、戦後日本を支えてきたさまざまな制度や価値観(天皇・安全保障・経済成長・家族など)を再検証することで、現在の日本において何か課題なのか、そしてその課題をいかに解決していくべきかを考えていきたいと思います。今期は安全保障問題を取り上げ、私たちが求めた「戦争放棄」の理想と現実について考えます。(講師・記) *2024年4月期開講 <各回テーマ(予定)> 1.「戦争放棄」−マッカーサーの理想 2.米ソ冷戦と再軍備への道 3.安保改定と在日米軍 4.ベトナム戦争と沖縄基地問題 5.緊密化する日米関係と海外派兵の模索 6.国民不在の「防衛問題」の行方

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    チベット:音と声の曼荼羅世界(オンライン受講)

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    • 三宅 伸一郎/大谷大学文学部仏教学科教授
    • 2024/07/09〜
      10:30〜12:00

    濃い青空に映える白い仏塔と、五色の祈りの旗「タルチョ」––––これらを目にすると、チベットにやって来たのだと実感します。寺院に入ると目に飛び込んでくる極彩色の仏画や仏像は、人々を驚かせ魅了します。「色」は、チベットの魅力と言っていいでしょう。その一方で、耳を澄ますと聞こえてくるさまざまな「音」や「声」も、チベットを強く感じさせる要素の一つではないでしょうか。今回の講座では、まず、チベットの「音」と「声」の世界の基盤となっているチベット語の概要を、講師の体験を交えながら見てゆきます。次に、歌舞劇アチェ・ラモを取り上げ、映像や画像を交えてその内容を紹介するとともに、太鼓の音の持つ意味について考えてみようと思います。最後に、12・3世紀にまとめられたと考えられる説法集を読みながら、いにしえの声に耳を澄まします。これらを通じて、チベットにおける「音」と「声」の魅力を探っていきたいと思います。 (教室講座を同時配信するオンライン講座です) <各回のテーマ> 7月 チベット語を聞く 8月 太鼓の音を聞く 9月 説法の声を聞く

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  • 新宿 オンライン
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    畿内七道の古代史8

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    • 佐藤 信 ほか/東京大学名誉教授
    • 2024/07/09〜
      10:30〜12:00

     古代の律令国家は、畿内、東海道、東山道、北陸道、山陰道、山陽道、南海道、西海道の畿内・七道に分けて全国の領域統治を行いました。畿内は、ヤマト王権以来の宮・都をとりまく中枢地域です。七道は、広域の統治範囲でもあり、また各地方諸国に向かう官道でもありました。  この畿内・七道の各領域の歴史的特徴から、古代の地域間交流の実像を展望してみたい、というのが、この講座のめざすところです。(佐藤信講師・記) ■2022年10月スタートのシリーズ講座。最終回の今回は「西海道の古代史」について6回に渡り解説します。 ■※マーク=講師は新宿教室で講義 ◇マーク=講師はオンラインで講義、教室ではモニター投影します。 【カリキュラム】 1)7/9 「西海道の古代史」※        講師: 東京大学名誉教授 佐藤 信氏 2)7/23「筑前・筑後の古代史」◇       講師:久留米大学非常勤講師、(公財)古都大宰府保存協会職員 重松敏彦氏 3)8/6 「豊前の古代史」◇       講師:岡山理科大学特任教授・名誉教授 亀田修一氏 4)9/3 「肥前・肥後の古代史」◇       講師:活水女子大学国際文化学部教授 細井浩志氏 5)9/10「日向・薩摩・大隅の古代史」◇       講師:ラ・サール学園、鹿児島大学、鹿児島県立短期大学等非常勤講師              永山修一氏 6)9/24「対馬・壱岐・多禰・南島の古代史」◇       講師:ラ・サール学園、鹿児島大学、鹿児島県立短期大学等非常勤講師              永山修一氏

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    食から学ぶ近現代イタリア史

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    • 秦泉寺 友紀/和洋女子大学教授
    • 2024/07/10〜
      15:30〜17:00

    人がどのような食べ物を調理し食べていたか(あるいは何を食べざるをえなかったか)は、その人がおかれた社会、時代を映し出す鏡です。たとえば今日のピッツァのグローバルな展開の原点となったのは、よりよい生活を求めイタリアを離れた20世紀初頭の移民です。またイタリアでは「貧民の食」のイメージをまとっていた米食が全国的に推奨されたのはファシズム期、他国に依存しないというナショナリズム的な政策のもとのことでした。本講座では、ピッツァ、パスタ、米の3つのイタリア料理(食品)を手がかりとして取り上げ、二度にわたる世界大戦、ファシズム、戦後の経済成長を経て現在にいたるイタリアの歴史的展開を食卓から読み解きます。(講師・記) 7月:ピッツァからピザへ――移民が伝えたイタリアの食 8月:パスタ=国民食?――イタリアと小麦            9月:米のイメージの変容――「貧民の食」から健康食へ

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  • 横浜 オンライン
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    聖地 出雲の四大神とその社

    • 歴史
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 佐藤 雄一/駒澤大学准教授
    • 2024/07/15〜
      13:00〜14:30

    かつてラフカディオ・ハーン(小泉八雲)が「神々の国の首都」とたたえたように、出雲は「神話」や「縁結び」の地として名高く、昨今ではパワースポットとしても人気を博しているようです。出雲には豊かな自然とともに、多くの古社が鎮座していますが、それらの神社のなかには、八世紀前半にまとめられた『古事記』『日本書紀』や『出雲国風土記』にその名が記された古社も多くあります。 本講座では、古代出雲の神社や神についてとりあげ、その背景にある地域社会の様子に迫っていきたいと思います。(講師‧記)  第1回 出雲の四大神とその社 第2回 カラクニイタテ神と朝鮮半島  

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  • 新宿 オンライン
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    平治の乱の謎を解く

    • NEW
    • 歴史
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    • 見逃し配信あり
    • 桃崎 有一郎/武蔵大学人文学部教授
    • 2024/07/15〜
      10:30〜12:00

     1159年の平治の乱は、長らく真相が不明でした。源義朝・藤原信頼が挙兵した真の動機も、〈本質的に誰と誰の戦いか〉も、〈誰が勝者なのか〉も判然としませんでした。しかし最近、当事者が驚くべき真相を語った超一級の記録が発見されました。  本講座は、その発見を発表した『平治の乱の謎を解く──頼朝が暴いた「完全犯罪」』(文春新書)をベースに、全3回で乱の真相に迫ります。1回目は、乱とそれに関わる学説に潜む数々の矛盾・謎を洗い出します。2回目は、乱の黒幕と事件の真相を暴き、真相が隠されて完全犯罪となった事情を解明します。3回目は、黒幕をめぐる暗闘、その鍵を握る平清盛、そして鎌倉幕府成立の秘密まで説き及びます。(講師・記)

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  • 京都 オンライン
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    「奈良時代」を読み込む オンライン受講

    • 歴史
    • オンライン(事前選択講座)
    • 見逃し配信あり
    • 木本 好信/元龍谷大学特任教授
    • 2024/07/15〜
      10:30〜12:00

    テキストの『奈良時代(中公新書)』は、奈良時代初期元明朝の藤原不比等からはじまって、後期光仁朝の藤原式家主導体制、そして桓武朝の長岡京遷都までの政治史を中心に、講師が著述したものですが、その内容は一般読者にわかりやすいように、概説となっています。この講座では、奈良時代政治史の専門家が、このテキストを使用しながら、記述内容について詳細に説明します。 @7月15日 光明皇后の政治構想@ A8月19日 光明皇后の政治構想A B9月16日 藤原仲麻呂と近江国

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  • 新宿 オンライン
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    弥生人はどこから来たのか

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    • 歴史
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 藤尾 慎一郎/国立歴史民俗博物館名誉教授
    • 2024/07/16〜
      10:30〜12:00

     本講座は、いつごろ、どんなDNAをもつ弥生人が誕生し、弥生人が生きた時代の気候はどんなだったのか、弥生人はどんな穀物を食べていたのか、などの諸問題を最新科学の助けを借りて解き明かします。1回目は、弥生人が登場した年代と当時の古気候をAMS-炭素14年代測定法と酸素同位体比年輪年代法で、2回目は弥生人のDNAを核ゲノム解析で、3回目はレプリカ法による食料事情の解明です。(講師・記)

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  • 中之島 オンライン
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    もっと京都<祇園祭>(オンライン受講+山鉾見学付き)

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    • 残りわずか
    • 平野 圭祐/朝日新聞社寺社文化財みらいセンター事務局長
    • 2024/07/16〜

    千年の都、京都。 その魅力を存分に学ぶ講座の、いよいよ最終回です。 そのテーマは、「祇園祭」。 京都の夏を彩る、千年の祭り。 今回は、「講座のみ」と「講座に加えて、朝日新聞京都総局からの山鉾巡行見学付」の2つのコースを設けました。  ※本お申し込みページは、「講座(7/16)に加えて、朝日新聞京都総局からの山鉾巡行見学(7/24)」のものです 【講座】 7月16日10時30分〜12時 オンライン 講師・平野圭祐さん 【見学】 7月24日9時30分〜10時30分 朝日新聞京都総局(京都市中京区御池通柳馬場角 京都朝日ビル3階。現地集合)  講師なし 今回も、たっぷりの資料と京都のよもやまこぼれ話、そして「通」おすすめのおいしいもの情報を、楽しく、ふんだんにお届けします。 知識が違うと、見え方も見方も変わります。 京都散歩がより楽しいものに、京都がもっと好きになる講座です。

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  • 中之島 オンライン
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    もっと京都<祇園祭>(オンライン受講・山鉾見学なし)

    • 歴史
    • オンライン(事前選択講座)
    • 見逃し配信あり
    • 平野 圭祐/朝日新聞社寺社文化財みらいセンター事務局長
    • 2024/07/16
      10:30〜12:00

    千年の都、京都。 その魅力を存分に学ぶ講座の、いよいよ最終回です。 そのテーマは、「祇園祭」。 京都の夏を彩る、千年の祭り。 今回は、「講座のみ」と「講座に加えて、朝日新聞京都総局からの山鉾巡行見学」の2つのコースを設けました。  ※本お申し込みページは「講座のみ」のものです 今回も、たっぷりの資料と京都のよもやまこぼれ話、そして「通」おすすめのおいしいもの情報を、楽しく、ふんだんにお届けします。 知識が違うと、見え方も見方も変わります。 京都散歩がより楽しいものに、京都がもっと好きになる講座です。

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  • 千葉 オンライン
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    中東の近現代史

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    • 歴史
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    • 見逃し配信あり
    • 若林 啓史/京都大学博士
    • 2024/07/17〜
      13:00〜14:30

    中東地域は、地理的に広大で、長い歴史を有しています。また、宗教・民族・言語は多岐にわたっています。そして、過去は忘却されず、現在のできごとの前提になっています。そのため、中東地域の歴史は、非常に複雑な構造物になっています。 たとえば、現在のガザ地域の事件を理解するために、19世紀に始まるシオニズムと、イスラエル建国以降の歴史を知る必要があります。また、「ハマース」とは何者か、これについても、イスラームを掲げるアラブ・ナショナリズムを解明しなければなりません。 本講座では、中東の近現代史を構成する要素を順序よく丁寧に説明し、常に時事問題との関わりを意識しながら、全体像の把握をめざしていきます。(講師・記) 2024年7月開講(全15回)。 <各回テーマ>※各回テーマは予定です。変更になる場合もございますので、予めご了承ください。 ■2024年7-9月期 第1回 中東のなりたち 第2回 オスマン帝国とペルシア帝国 第3回 東方問題とナショナリズムの萌芽

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  • 京都 オンライン
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    乱世の天皇〜観応の擾乱から応仁の乱まで(オンライン受講)

    • 歴史
    • オンライン(事前選択講座)
    • 見逃し配信あり
    • 秦野 裕介/立命館大学衣笠総合研究機構プロジェクト研究員
    • 2024/07/17〜
      13:00〜14:30

     天皇の権威が大きく低下した室町時代、天皇はどのようにして存続してきたのでしょうか。実は室町時代こそ、今日まで続いてきた天皇という地位の大きな画期だと近年では言われています。低下していた天皇の権威を復活させたと伝えられる第102代天皇の後花園天皇(在位1428〜1464年)は、一般的な知名度はほぼありませんが、天皇という存在を考える際には極めて重要な人物です。後花園天皇の生涯を中心に、足利将軍家との関係も分析しながら、皇権復活の軌跡をたどりたいと思います。(全4回、6月から開講中) 第2回 7月 天皇権威の低下〜観応の擾乱の混乱と天皇家の再分裂 第3回 8月 後花園天皇の登場〜傍系からの皇位継承 第4回 9月 戦う天皇後花園〜天皇権威の復活を目指して ※第1回は6月19日(水)「分裂する天皇家〜両統迭立から南北朝動乱へ」  (教室からオンライン同時配信します)

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  • 千葉 オンライン
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    日本の貨幣1300年史

    • 歴史
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 三上 喜孝/国立歴史民俗博物館教授
    • 2024/07/17
      13:00〜14:30

     私たちがふだん使っている貨幣は、歴史的にどのように生まれ、形成されてきたのでしょうか。貨幣は、単に経済的な側面だけではなく、国家権力との関わり、呪術的な使用、その意匠の意味するものなど、歴史を知る素材としてさまざまな情報を提供してくれます。本講座では、時代によって形を変えながらも今日まで続いてきた日本の貨幣1300年史を旅します。貨幣を経済史的視点からではなく、「モノ」としてとらえることによりその時代の特質を明らかにすることが本講座の狙いです。紙幣の肖像画が刷新される今年(2024年)、この機会に、貨幣の歴史について考えてみましょう(講師・記)

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  • 新宿 オンライン
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    風土記の神々と英雄たち

    • NEW
    • 歴史
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 森田 喜久男 ほか/淑徳大学教授
    • 2024/07/17〜
      15:30〜17:00

     奈良時代の和銅6(713)年に、諸国に対して、産物や土地の様子、地名の由来、伝承などをまとめた報告書を提出するようにという命令が下りました。こうして、出来上がった書物が風土記です。風土記という言葉それ自体は、平安時代の延喜14(914)年に作成された「三善清行意見封事十二箇条」という史料が初見ですが、実質的には、和銅6(713)年の政府の命令を受けて作成された各国の報告書も風土記と言えます。それらは平安時代の風土記と区別する意味で「古風土記」とも呼ばれますが、今日伝わっているのは、常陸・播磨・出雲・肥前・豊後の五カ国のみです。この風土記、一般的には諸国の地誌であると言われていますが、地名の由来を説明する際に、神々や英雄の伝承が語られます。この伝承が、『古事記』や『日本書紀』の神話と違って、もっと素朴で「人間臭い」内容なのです。  この講座では、常陸・播磨・出雲の順に、風土記に記された神々や英雄の動きに注目して、古代人のふるさとに対する思いを明らかにします。この講座を終えた後、風土記の現場を訪ねた皆さんは、懐かしい風景の中に神々の姿を見ることができるかもしれません。その時は、しっかりと対話されて命の洗濯をしていただきたいと願う次第です(講師代表 森田喜久男先生・記)。 第1回(7/17) 「播磨国風土記」の神々 講師:淑徳大学教授 森田喜久男氏 第2回(8/21) 「常陸国風土記」の英雄 講師:専修大学教授 田中禎昭氏 第3回(9/18) 「出雲国風土記」の神々 講師:日本大学教授 武廣亮平氏

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  • 新宿 オンライン
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    始皇帝の戦争と将軍たち

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    • 歴史
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    • 見逃し配信あり
    • 鶴間 和幸/学習院大学名誉教授
    • 2024/07/17〜
      10:30〜12:00

     中国を最初に統一した始皇帝は、13歳で秦王に即位し、皇帝として50年の生涯を閉じた。近年『史記』に加えて多くの竹簡史料が出土し、始皇帝の新たな人間像が浮かび上がってきた。始皇帝は多くの優秀な近臣たちに囲まれていた。そしてかれらを外国から呼び入れたのは始皇帝の人間力であった。近臣たちをあえて近臣集団と命名し、始皇帝との絆をさぐっていく。始皇帝を囲む将軍たちの姿は、映画キングダムにも興味深く描かれている。(講師・記) 新刊のご紹介:『始皇帝の戦争と将軍たち−秦の中華統一と近臣集団−』2024.7朝日新聞出版より発売中 ※書籍の内容を配布テキストに引用しながらの講義となります。 <カリキュラム> 9月18日 虎狼の心 10月期以降、各回に取り上げるトピックを都度掲載して参ります。

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  • 福岡 オンライン
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    民俗学からみた「遊び」

    • 歴史
    • 教室・オンライン自由講座
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    • 吉田 扶希子 /西南学院大学非常勤講師
    • 2024/07/18
      13:00〜14:30

    「遊び」とは、余暇の時間に行われる行動です。というと子どもの遊びや娯楽を想像してしまいますね。しかし本来は「神遊び」を指し、神と人が交わり楽しむことです。それは「神人交歓」とも表現され、祭りの基本形態です。祭りは、「神迎え」で来ていただいた神と共に楽しむ「神人交歓」、そして「神送り」で神に感謝して帰っていただきます。今回は、その例として「神楽」を見ていきましょう。さらに、「鬼ごっこ」や「かごめかごめ」などの伝承遊びも取り上げたいと思います。 ※当日入金は、受講料に550円加算されます。  

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  • 千葉 オンライン
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    『妙見絵巻』に見る千葉妙見

    • 歴史
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 浜名 徳順/宝聚寺住職
    • 2024/07/18〜
      10:30〜12:00

    中世の房総に活躍した武士団千葉氏は妙見菩薩を守護神としていました。それは今日に受継がれ、千葉神社をはじめ県内各地の社寺に妙見菩薩(神)が祀られています。千葉氏の妙見信仰はどのようなものであったのか?信仰の成立はいつ頃だったのだろうか?千葉市栄福寺に伝わる『千葉妙見大縁起絵巻』から読み取って行きたいと思います。 7月 千葉神社の創建と平忠常 8月 大治元年常重、千葉を始めて立つ(千葉市の始まり) 9月 成胤と胤忠の兄弟争論

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  • 千葉 オンライン
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    リアルな生活から知る現代韓国

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    • 歴史
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 林 史樹/神田外語大学教授

    • 15:30〜17:00

    芸能、コスメ、グルメにお洒落な観光地としても注目の韓国ですが、メディアには表層的で華やかな部分ばかりが流れ、日常の暮らしはあまり知られていないように思われます。講座では、生活の基本となる衣食住を中心に、韓国の普通の暮らしを過去から現在まで、皆さんとみていきたいと思います。食については、FAOの統計から韓国の食について意外な発見をしていただくと同時に、キムチをめぐる国際駆け引きなどについて紹介します。衣については、チマチョゴリの変化を古代から概観すると同時に、色に織り込まれた思いに触れていきます。住については、伝統家屋に必須のオンドルや空間配置を説明し、今日の高層マンションの間取りまで、何が変化し、変化しなかったのかをみていきます。(講師・記) 7月:食−食の変化とナショナリズム 8月:衣−ポップな伝統と色の世界 9月:住−伝統家屋から現代マンションに受け継がれたもの

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  • 新宿 オンライン
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    歴史から見る戦争の終結

    • 歴史
    • オンライン開催
    • 見逃し配信あり
    • 千々和 泰明/防衛省防衛研究所主任研究官
    • 2024/07/18〜
      18:30〜20:00

     この講座は、これまでの日本の安全保障研究で欠落していた「戦争終結論」がテーマです。従来の安全保障研究では、「どうすれば戦争を防ぐことができるか」に関心が集中しがちでした。その反面、「不幸にして起こってしまった戦争をいかにうまく収拾するか」については、ほとんど研究されていません。しかしそれは、「もし原発事故が起こったらどうするか」を真剣に考えてこなかった3・11以前の日本の姿と同じです。本講座では、戦争終結理論を踏まえながら、近現代の主要な戦史の事例を題材として、あるべき「出口戦略」への教訓を読み解きます。(講師:記) 【今期の予定】 4.朝鮮戦争とベトナム戦争の終結 5.湾岸戦争・イラク戦争・アフガニスタン戦争の終結 6.ロシア・ウクライナ戦争への示唆/まとめ 【全体の予定】 1.戦争終結論/第一次世界大戦の終結 2.ヨーロッパにおける第二次世界大戦の終結 3.アジア太平洋における第二次世界大戦の終結 4.朝鮮戦争とベトナム戦争の終結 5.湾岸戦争・イラク戦争・アフガニスタン戦争の終結 6.ロシア・ウクライナ戦争への示唆/まとめ

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  • 横浜 オンライン
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    聖地巡礼 四国遍路

    • NEW
    • 歴史
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 関 幸彦/元日本大学教授
    • 2024/07/19〜
      13:00〜14:30

    阿波から土佐、伊予そして讃岐へ。 四つの国の「信仰」「鎮魂」「浄土」への想いを検討します。「平家物語」や「太平記」などの闘諍の舞台にも、思いを馳せながら辿っていきます。 <各回カリキュラム> 1回目 「お遍路」事始と題して、その来歴について、弘法大師・空海の話を含め、関係寺社と史跡の解説をします。      古代、中世の歴史が凝縮した世界へ誘います。 2回目 お遍路の具体的なコースに沿いながら、寺と周辺の史跡を机上で巡ります。      もっと知りたい四国と遍路の世界が蘇るはずです。

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  • 新宿 オンライン
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    ロシアはどこから来てどこへ行くのか

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    • 歴史
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 池田 嘉郎/東京大学教授
    • ポリーナ・バルデゥッチ/立教大学日本学研究所研究員
    • 2024/07/20〜
      15:30〜17:00

    本講義は、ロシアの独特の政治や社会のありかたについて、歴史から考えてみるものです。池田の新著『ロシアとは何ものか』(中公選書)の内容を分かりやすく説明し、いっそう掘り下げることも予定しています。くわえて、ロシア人の気鋭の日本史研究者ポリーナ・バルデゥッチさんといっしょに、日露の共通点と違いについても検討します(池田嘉郎講師記)。 <各回の日程・テーマ・講師> 第1回 7/20 対談・ロシアと日本:違いと意外な共通点 池田講師とバルデゥッチ講師 第2回 8/3 ロシアから見える日本史の面白さ バルデゥッチ講師  第3回 8/17 モスクワ大公国とプーチンのロシア 池田講師 第4回 8/31 ロシア帝国とプーチンのロシア 池田講師 第5回 9/7 ソ連とプーチンのロシア 池田講師 書籍情報:『ロシアとは何ものか』(中公選書)[こちら](https://www.chuko.co.jp/zenshu/2024/05/110151.html)

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  • 新宿 オンライン
    『東都歳事記』の谷中天王寺(感応寺)の図国立国会図書館デジタルコレクションより.jpg

    夢の大金!? 江戸時代の富くじ興行

    • NEW
    • 歴史
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 滝口 正哉/立教大学特任准教授
    • 2024/07/20
      15:30〜17:00

    『誹風柳多留』には「富札の引さいて有る首くくり」という川柳が載っているほど人気を博した江戸時代の富くじ。 経済が発達した江戸時代の文化を象徴的に示す富くじは、当時「富」や「富突」と呼ばれ、幕府の認可を得た寺社のみが一定期間助成事業として興行できるもので、江戸では谷中感応寺や浅草寺などが有名でした。 どんな人がいくらくらい買ったのか、また、当選金額はいくらだったのでしょうか。その後興行を全面的に禁止した幕府は、何を恐れたのでしょうか。 講座では、富くじのやり方や当選規定、歴史的推移、興行請負の実態などについて、具体的な資料をもとに紹介します。 江戸時代の人々の悲喜こもごもが、富くじを通して見えて来る、歴史社会学です

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  • 中之島 オンライン
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    ケルトの歴史と文化(オンライン受講)

    • 歴史
    • オンライン(事前選択講座)
    • 見逃し配信あり
    • 疋田 隆康/京都女子大学 非常勤講師
    • 2024/07/20〜
      10:00〜11:30

    今期はケルト人の生活文化に焦点を当てていく予定です。ケルト人の容貌はどのようなものだったのか、どのような格好をしていたのか、何を食べ、何を飲んでいたのか、どのようなところに住んでいたのか、といった、ケルト人の普段の日常生活を考古学の資料やギリシア・ローマの古典文献を基に見ていこうと思います。 <各回テーマ> 7月 一髪、二化粧、三衣装 ― ケルト人の容姿と服装 8月 真実はワインの中に ― 食事、ビール、ワイン 9月 住めば都 ― 住居、集落、都市

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  • 新宿 オンライン
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    寛政の改革を主導した松平定信

    • NEW
    • 歴史
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 満席
    • 福留 真紀/清泉女子大学准教授

    • 15:30〜17:00

     みなさんは、松平定信という人物にどのようなイメージをお持ちでしょうか。夏と秋の二つの講座、あわせて6回にわたって、その時代と実像に迫ります。前半の本講座では、その人物について、後半の秋の講座では、定信の行った「寛政の改革」について紐解いていく予定です。御三卿の田安家の御曹司は、いかにして老中となり、11代将軍家斉を支えることになったのでしょうか。史料を読み解きながら、定信が生きた時代と彼をめぐる人々、そして、その実像に迫ります。(講師:記) 【今期の予定】 第1回 御三卿田安家の御曹司:松平定信 第2回 定信はいかにして老中になったのか 第3回 定信の人的ネットワーク 【来期の予定】 第4回 寛政の改革@ ー定信と目付 第5回 寛政の改革A ー定信と長谷川平蔵 第6回 寛政の改革の終焉

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  • 新宿 オンライン
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    世界史の中の戦国大名

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    • 歴史
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 鹿毛 敏夫/名古屋学院大学国際文化学部長・教授
    • 2024/07/22〜
      10:30〜12:00

     歴史上有名な大内義隆、大友義鎮(宗麟)、島津義久、伊達政宗、豊臣秀吉、そして徳川家康ら戦国大名は、決して16世紀日本国内の国盗り合戦に終始したのではなく、「領国」の為政者として多様な外交チャンネルの締結を模索しながら、国際的な活動を繰り広げていました。一国の「王」として、冊封体制の枠組みを超え、東南アジアから南アジアへ、そしてヨーロッパへと「グローバル」に活動範囲を拡大していった戦国大名たち。日本史の狭い文脈を超え、世界史のコンテクストに立つと初めて見えてくる、戦国大名のまったく異なる新たな貌。この講座では、従来型の「日本史の中」の戦国大名ではなく、「世界史の中」での戦国大名の姿について、最新の国際・学際研究に基づいて紹介します。(講師:記) 第1回:戦国大名と中華・南蛮 第2回:豊臣秀吉の世界ビジョンとアジアン大名たち 第3回:徳川政権の世界戦略 参考図書:[『世界史の中の戦国大名』鹿毛敏夫(講談社現代新書、2023年)](https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000381083)

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  • 名古屋 オンライン
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    古墳時代の渡来系文化と東海地方〜「鉄」と「馬」と「墓」と

    • NEW
    • 歴史
    • オンライン開催
    • 見逃し配信あり
    • 早野 浩二/愛知県埋蔵文化財センター
    • 2024/07/23〜
      19:00〜20:30

    朝鮮半島から技術、文化、思想を取り入れた古墳時代は、歴史の大きな変換点ともなった。最近の調査研究により、東海地方の渡来系文化に関わる知見も増加し、新たな東海の古墳時代史像を描くことも可能になりつつある。今回は渡来系文化でも、特に注目度が高い鉄器生産、騎馬文化、渡来系石室や積石塚を取り上げ、朝鮮半島やヤマト王権周辺とも比較しながら、東海地方の特色を明らかにしたい。 7/23・・・鉄器生産の展開とヤマト王権、東海の古墳 8/27・・・東海地方に騎馬文化がやって来た 9/24・・・東海の渡来系古墳と新たな“送り”

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  • 京都 オンライン
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    ガンダーラの仏教彫刻 オンライン受講

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    • 歴史
    • オンライン(事前選択講座)
    • 見逃し配信あり
    • 田辺 理/京都大学白眉センター 文学研究科特定准教授
    • 2024/07/23
      13:00〜14:30

    パキスタン北部のガンダーラは、前4世紀にアレクサンダー大王が征服して以後、インドのマウリヤ朝やギリシア人の王朝などに征服されましたが、1世紀半ばから3世紀半ばにかけて遊牧民族のクシャン族に支配されました。そして、クシャン族の王にして、有名なカニシカ王の治世(127-151年)において、ガンダーラでは仏教文化が栄え、各地に仏塔や僧院が建立され、多くの仏教彫刻が制作されました。ガンダーラからは、仏教の開祖釈迦牟尼の人生を造形化した仏伝図が多く出土しており、釈迦牟尼の誕生から涅槃までの伝記を辿ることができます。この講座では、ガンダーラの仏教彫刻の仏伝図を用いて、釈迦牟尼の人生について解説します。

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  • 京都 オンライン
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    「神話」を創る江戸時代人:国学研究史A〜C(オンライン受講)

    • 歴史
    • オンライン(事前選択講座)
    • 見逃し配信あり
    • 山下 久夫/金沢学院大学名誉教授
    • 2024/07/23〜
      10:30〜12:00

     蘭学や天文学などの西洋科学が流入する一方で、国学者・本居宣長らの尽力で『古事記』『源氏物語』といった古典が再び注目された18世紀。各藩による名所旧跡の保存や地誌編纂などの文化事業が進み、武士にも庶民にも日本人としての系譜意識が芽生え始めました。「我々は何者で、どこから来てどこへ行くのか」――アイデンティティーへの欲求高まる江戸人は「古代」や「神話」をどう捉え、向き合ったのでしょうか。  講座では、本居宣長、平田篤胤らの研究を見直しつつ、天照大御神や伊勢神宮の位置づけ、幽冥論、霊魂論に至るまで、多彩なキーワードに触れながら、「国学」の本来の姿と江戸人の知の営みを探ります。(6月から開講中)  7月の第2回は、本居宣長と上田秋成の天照大御神をめぐる論争について解説します。宣長は、「天照大御神は現実に仰ぎ見る太陽そのものであり、万国を照らし世界の中心となる神である」という日本(皇国)中心主義の主張を展開しました。一方、秋成は、「天照大御神を万国を支配していると説くのは、他国への押しつけだ」と反論。現代の価値観では、秋成の論が合理的に思えますが、当時勝利を占めたのは宣長の論でした。双方の主張と宣長に軍配が上がった背景について詳しく考えます。  第3回、第4回(8月、9月)は、幽冥論、霊魂論などを取り上げます。 ※全4回、第1回の「江戸とはどんな時代か」は6月に終了しました。

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  • 名古屋 オンライン
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    平安時代の政治と文化(オンライン受講)

    • NEW
    • 歴史
    • オンライン(事前選択講座)
    • 見逃し配信あり
    • 辻 浩和/立命館大学教授
    • 2024/07/24〜
      15:30〜17:00

    平安貴族といえば華やかな宮廷文化を連想しますが、そもそも政治の中心である宮廷で、なぜ文化活動が盛んに行われたのでしょうか。「礼楽思想」をキーワードに、政治と文化の関係を読み解きます。 【カリキュラム】 1)貴族はなぜ「詩歌管絃」に励むのか 2)勅撰和歌集の政治性〜歌のちから 3)雅楽の持つ意味〜貴族たちの懇親会

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  • 名古屋 オンライン
    1915年に描かれた古代オリンピックの想像図.jpg

    市民スポーツの祭典、古代ギリシャのオリンピックとは何だったのか(オンライン受講)

    • 歴史
    • オンライン(事前選択講座)
    • 見逃し配信あり
    • 小澤 克彦/岐阜大名誉教授
    • 2024/07/25
      13:00〜15:00

    古代ギリシャは現代にまで引き継がれてくるさまざまの学問・芸術・文化の開発で有名ですが、その中に「市民スポーツの祭典」というものがありました。こればかりは世界広しといえども何処の民族も持っていませんでした。言うまでもなく「オリンピック」ですがこれは一体何であり如何にしてこんなものが開発されたのかその内容を紹介します。

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  • 千葉 オンライン
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    廃屋墓から読み解く縄文人の死者との関わり

    • 歴史
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 中村 耕作/国立歴史民俗博物館准教授
    • 2024/07/25
      15:30〜17:00

     縄文時代の人びとは穴を掘って遺体を埋葬したほか、住まなくなった竪穴住居内に遺体を葬ることがありました。これを廃屋墓と呼び、全国各地に例がありますが、貝塚地帯の千葉県は多数の事例が残されています。縄文時代中期の事例の中には、複数の人を順番に葬った例や、白骨化した後に骨の一部を抜き出しているものもあります。こうした事例からは、単に埋めるだけではない縄文人の死者に対する様々な行為の存在を浮かび上がらせることがあります。縄文時代後期になると、家の目の前に墓を構築したり、墓域の上に新たに住居を構える例も現れます。死者との繋がりを大切にしていたことがうかがえます。本講座では、こうした事例を紐解きながら、縄文社会における死者の存在について考えます。(講師・記)

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  • 立川 オンライン
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    新旧地形図で比較する地域の変遷

    • 歴史
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 今尾 恵介/地図研究家
    • 2024/07/25〜
      16:00〜17:30

     日本の地形図は明治13年(1880)の「迅速測図」に始まりました。それから150年近く、時代ごとの地域の肖像を記録してきた地図は貴重な財産です。江戸時代の名残をとどめていた東京とその周辺の変貌の大きさは言うまでもなく、各地方の都市や農漁村で大きな変化がありました。田んぼの中を水車が回っていた渋谷、見渡す限りの桑畑だった立川、原始林が炭鉱都市になり、今ではダムの底に沈んだ夕張(鹿島地区)、東日本大震災で高台移転した三陸の町、陸地に飲み込まれて「未来都市」になったお台場地区まで、各地の変化を新旧の地図でたどります。(講師記) 【各回テーマ】(予定) 第1回 巨大都市・東京の郊外−多摩地区の大変貌をたどる 第2回 地形・土地利用の変化−軍用地から工場へ、噴火の前と後 第3回 交通路の変化−鉄道の新旧路線、道路網の発達

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  • くずは オンライン
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    記紀伝承と考古学(オンライン受講)

    • 歴史
    • オンライン(事前選択講座)
    • 見逃し配信あり
    • 佐古 和枝/関西外国語大学教授
    • 2024/07/26〜
      13:00〜14:30

    3世紀後半から6世紀にかけての古墳時代に、16万とも20万ともいわれるほどの古墳が造られました。それが7世紀になると、急速に古墳造りの勢いが衰退し、あれほど巨大さを誇った前方後円墳も姿を消します。なぜ古墳は造られなくなったのでしょうか。それは単に仏教の影響というだけではなさそうです。7世紀に何が起きたのか、なぜ古墳造りは終焉したのか、文献と考古学の両面から探ってみましょう。 7月:古墳時代の終焉〜古墳はなぜ造られなくなったのか 8月:推古朝という画期〜蘇我政権がめざしたこと 9月:初期寺院と渡来系氏族〜わが国最古の壁画をもつ鳥取県上淀廃寺をめぐって

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  • 新宿 オンライン
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    羽柴秀吉の出自と親類たち1

    • NEW
    • 歴史
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 黒田 基樹/駿河台大学教授
    • 2024/07/26〜
      13:00〜14:30

     2026年NHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」の主人公は羽柴(豊臣)秀長です。ドラマ放送に向けて、予習を開始します。もっとも秀吉とその一族・親類たちについては、かならずしも解明されていません。この講座では、2期にわたって秀吉の出自、親類たちの検出とそれとの関係について、現時点での到達点となる内容を示していきます。  今回の講座では、秀吉の出自をはじめ、父母・きょうだい、父母の親類について検出し、さらにその関係を踏まえて、織田家への出仕と寧々との結婚の背景について、新しい見解を示していきます。 (講師・記) <各回スケジュール>(スケジュールは変更になる場合がございます。) 第一回 秀吉の出自と父母・きょうだい 第二回 秀吉の父方親類と母方親類 第三回 秀吉の織田家出仕と寧々との結婚

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  • 中之島 オンライン
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    西洋史の転換点を探る(オンライン受講)

    • 歴史
    • オンライン(事前選択講座)
    • 見逃し配信あり
    • 井上 浩一/大阪市立大学名誉教授
    • 2024/07/26〜
      15:30〜17:00

    遠い昔から現代まで、時間は流れてゆき、歴史が創られてゆきました。大河のような悠久の歴史の流れは、時たま人々を押し流す激流となりました。歴史の流れには、新しい時代、新しい世界を創る決定的な時期や事件があったのです。この講座では、時代を世界を変えた、歴史の重要な転換点を西洋史のなかに探ってみたいと思います。 <カリキュラム> 7月26日(金):12世紀ルネサンス――西欧世界の「離陸」 8月23日(金):「タタールのくびき」――東欧世界の運命 9月27日(金):ジャンヌ・ダルク――魔女から英雄への転換点

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  • 新宿 オンライン
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    トルコ アナトリア文明紀行(1)

    • NEW
    • 歴史
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 野中 恵子/トルコ研究者
    • 2024/07/27〜
      15:30〜17:00

     多様な風土と地の利、豊穣に支えられ、様々な古代国家が興亡したアナトリアの大地。今回は、ヒッタイト帝国滅亡後に西部を支配し世界で初めて刻印硬貨を発行したリディア王国、ヘレニズム国家のうち学問で名を馳せた西部のペルガモン王国、極意のモザイク技術を誇った南東部のコマゲネ王国を紹介し、共和政ローマの征服によるアナトリア再編の軌跡をたどります。(講師・記) <スケジュール> 1:黄金の郷 リディア王国     2:図書の丘 ペルガモン王国     3:モザイクの峰 コマゲネ王国   【今後の予定】 2024年10月期: トルコ アナトリア文明紀行(2) 〜秘境のキリスト教都市〜 1:カッパドキア ビザンツ修道院の谷 2:アニ アルメニア正教の都市遺跡  3:マルディン シリア正教の街 2025年1月期: トルコ アナトリア文明紀行(3) 〜3つの海のリビエラ〜 1:黒海 古代ポントゥス王国と中世トレビゾンド王国の遺産 2:エーゲ海 イオニア12都市を歩く 3:地中海 東西をつないだローマ都市群 2025年4月期: 改めて知るイスタンブール 〜モスクの街と生きるプロフィール〜 1:コンスタンティノープル 甦る古代の姿 2:ガラタ 中世ジェノヴァ都市の痕跡  3:イスタンブール 現代のメガロポリス ※変更する可能性があります、ご了承ください。 ****

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  • 京都 オンライン
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    敦煌に息づく仏教文化  オンライン受講

    • NEW
    • 歴史
    • オンライン(事前選択講座)
    • 見逃し配信あり
    • 西田 愛/京都大学白眉センター特定准教授
    • 2024/07/27
      13:30〜15:00

    シルクロードのオアシス都市、敦煌。中国甘粛省に位置するこの都市は、千仏洞や莫高窟の名を通じて、仏教都市としてもよく知られています。8世紀後半からの約60年間、この地を占領下に置いた古代チベット帝国(吐蕃)もまた、ここで大規模な写経事業を展開しました。20世紀初頭に幕を開けた敦煌学の成果により、当地の写経事業の具体的様相が徐々に明らかになってきています。この講座では、古代チベット文献を専門とする研究者が、古代の写本の実例などを紹介しながら、事業の担い手であった写経生たちの日常に迫ります。

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  • 千葉 オンライン
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    西洋中世主義

    • 文学・文芸創作
    • オンライン開催
    • 見逃し配信あり
    • 岡本 広毅/立命館大学准教授

    • 15:30〜17:00

     エルフにドワーフ、アーサー王伝説に北欧神話——西洋の「中世」と呼ばれる時代に由来するこれらの題材は、今日ファンタジー文化に欠かせない資源となっています。中世受容のあり方や意義を巡っては、近年「中世主義」(medievalism)という研究領域でも盛んに論じられています。かつて暗黒のレッテルを貼られた中世、その時代は今やファンタジー文化を彩る創造的な土壌となっているといえるでしょう。本講座では西洋文化の底流にある「中世主義」を紹介し、J.R.R.トールキンやカズオ・イシグロなどその幅広い影響を考察します(講師・記)。 ≪各回テーマ≫ 1.西洋中世主義の浸透——medievalism とは何か? 2.J.R.R. トールキン『ホビット』と中世ファンタジーの原風景 3.カズオ・イシグロの紡ぐRPG風アーサー王物語

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  • 京都 オンライン
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    シルクロード・クチャの仏教石窟寺院の壁画を絵解きする オンライン受講

    • NEW
    • 歴史
    • オンライン(事前選択講座)
    • 見逃し配信あり
    • 檜山 智美/国際仏教学大学院大学特任研究員
    • 2024/07/30
      13:00〜14:30

    シルクロード西域北道の交通の要衝に位置していたオアシス国家・クチャ(亀茲)国は、かつて敬虔な仏教国として栄え、西域北道における仏教美術制作の中心地でもありました。5〜7世紀頃に最盛期を迎えたクチャの芸術文化の繁栄を現代へと伝えてくれるのが、この地に数多く残る仏教石窟寺院の遺跡です。クチャの石窟寺院の内部は、色鮮やかな壁画により華やかに荘厳(しょうごん)されていましたが、その大半は仏教説話を描いたものでした。これらの壁画を読み解くことにより、当時のクチャの人々が親しんでいた仏教説話の世界観を、生き生きと追体験することが可能となります。この講座では、クチャの壁画の中でも、仏弟子のエピソードに焦点を当てた作例を重点的に解説します。後に十大弟子として知られるようになる、釈尊の主要な弟子たちの多くは、はじめから敬虔な仏弟子だったわけではなく、王族、商人、理髪師、異教徒のリーダーなど、様々な別のキャリアからの、言わば「転職組」でした。これらの仏弟子が仏教に帰依するに至った、奇妙で興味深い経緯を、壁画を絵解きしながら紹介していきます。

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  • 新宿 オンライン
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    太平洋戦争の開戦・終戦外交の真実

    • NEW
    • 歴史
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 佐藤 元英/元中央大学政策文化総合研究所長
    • 2024/07/30〜
      13:00〜14:30

     日米両国の太平洋をめぐる国際秩序の相剋を解き明かします。  第1回は、新翻訳した「米国戦略爆撃調査団資料」の「近衛文麿尋問調書」および米国国務省『平和と戦争』を紹介しながら、「第二次・第三次近衛文麿内閣の日米交渉」を再検討し、日本の「大東亜新秩序」およびアメリカの「太平洋平和プログラム」という、日米両国の太平洋をめぐる国際秩序の相剋をお話しします。  第2回は、未だかつて注目されることのなかった日本外務省の極秘記録「世界情勢ノ動向」を紹介しながら、統帥部の本土決戦構想を抑えて、昭和20年5月、終戦外交を始める転機となった真実を明らかにします。8月14日の最後の御前会議において終戦を決断した国際情報についてお話しします。いずれもレジュメと参考資料として極秘外交文書のコピーを配布します。(講師・記)

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  • 横浜 オンライン
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    シーア派と聖地

    • NEW
    • 歴史
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 鎌田繁/東京大学名誉教授
    • 2024/07/30
      15:30〜17:00

     イスラームではメッカのカーバ聖殿参詣を主とする一連の巡礼儀礼が定められている。イスラーム暦の最後の月の決められた日におこなうこの巡礼はハッジとよばれ、すべての信者の努力義務になっている。メッカへの巡礼は宗派を問わず行われるが、シーア派は独自の聖地をもち、そこへの参詣はシーア派信者には大きな宗教的意味をもつ。シーア派には預言者ムハンマドの子孫でその権威を引き継ぐ者としてイマームが存在し、そのイマームたちへの崇敬の一環として、イマームの墓には壮麗な墓廟が建造され、聖地とされ、信者たちの参詣の目的地となる。本講ではシーア派のイマーム信仰とその具体的な現れである参詣について話をすすめたい。(講師・記)

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  • 新宿 オンライン
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    昭和天皇の戦争責任を人々はどう論じていたのか

    • NEW
    • 歴史
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 河西 秀哉/名古屋大学准教授
    • 2024/08/03〜
      13:00〜14:30

     アジア・太平洋戦争の敗戦後、昭和天皇に対する戦争責任論が国内外で登場します。その責任論とはどのようなものだったのでしょうか。天皇と側近たちはそれをどう切り抜け、象徴天皇制になったのでしょうか。第一回目では、知識人やメディアが天皇の戦争責任をどう論じていたのかを見ていきます。第二回目では、日本国民や諸外国でそれがどう論じられていたのかを説明します。それによって、象徴天皇制へと結実した過程を明らかにしたいと思います。(講師:記)

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  • 新宿 オンライン
    パリ 旧サント・ジュヌヴィエーヴ修道院.jpg

    修道院の歩みとヨーロッパの文化

    • 歴史
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 杉崎 泰一郎/中央大学教授
    • 2024/08/07〜
      10:30〜12:00

     ヨーロッパの修道院は、エーコの『薔薇の名前』、映画『大いなる沈黙へ』、推理小説『修道士カドフェル』、歌劇『修道女アンジェリカ』などを通して日本でも広く知られています。今回は古代から中世に移行する時期の修道院に注目します。ローマ帝国の衰退とゲルマン諸国家の形成という混乱の時代の修道院は、文化を守り、秩序のかなめとなり、人材を育成する場となりました。マラン・マレの楽曲で知られる聖女ジュヌヴィエーヴや、中世の書物・思想・美術・音楽の苗床となったベネディクトの『戒律』を中心に、移行期の修道院についてお話しします。 (講師・記) 〈スケジュール〉 第一回 変革の時代の修道院と女性たち ジュヌヴィエーヴ、ラドゴンド、クロティルド 第二回 文化と健康をはぐくむ修道院 ベネディクトの『戒律』と中世文化 図版:旧サント・ジュヌヴィエーヴ修道院(講師撮影)

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  • 立川 オンライン
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    伊勢斎宮からみた奈良平安時代

    • 歴史
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 仁藤 智子/国士舘大学教授

    • 13:00〜14:30

     『伊勢物語』で狩りの使と一夜を過ごした斎王、『源氏物語』で年下の男への愛執を断つために伊勢に下向した六条御息所とその娘の斎王(後の秋好中宮)。和歌サロンを主催し数々の名歌を生み出した斎宮女御。数々の平安朝文学を彩る伊勢斎宮に焦点を当てて、その歴史的な移り変わりを、現在発掘成果が注目される飛鳥・奈良時代の斎宮跡とも絡めて考えていきます。特に、退下後、天皇の後宮に入った井上内親王(聖武皇女)や徽子女王(村上女御)など、斎宮たちの人生にも触れます。(講師・記)

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  • 新宿 オンライン
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    韓国の前方後円墳と馬韓

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    • 歴史
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 田中 俊明/滋賀県立大学名誉教授
    • 2024/08/08
      13:00〜16:15

     韓国では1980年代から前方後円墳の存否が話題となったが、90年代に入り光州・明花洞古墳や咸平・新徳古墳が発掘され、存在が確実になった。現在、15基ほどが全羅南道を中心として、全羅北道南部にかけて分布している。倭人との関わりのなかで造られたことは明らかであり、円筒形埴輪も出土する。倭人の墓かとみられているものもある。分布地域は、馬韓の南半にあたり、百済や倭と交流があった地域である。しかし475年に百済王都漢城が高句麗の南進によって陥落し、熊津で再興されると、北の領土を大きく失った百済は、南方の領土化をめざすようになり、友好な地域であった馬韓南部に進出していく。前方後円墳が登場するのはまさにその時期であり、百済の進出に対抗して、倭との関係を表明するかたちで、在地の勢力の一部が選んだ墓制ということができる。そのように、韓国西南部、馬韓の南部地域における勢力と、倭・百済との関係の推移を、前方後円墳の最新の調査状況も含めて、2回にわけて述べたい。 (講師・記) 1.13時〜14時30分     漢城百済の滅亡  2.14時45分〜16時15分   韓国の前方後円墳

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  • 名古屋 オンライン
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    近現代の忍者(オンライン受講)

    • 歴史
    • オンライン(事前選択講座)
    • 見逃し配信あり
    • 山田 雄司/三重大学国際忍者研究センター副センター長
    • 2024/08/21〜
      15:30〜17:00

    忍者が存在し活動していた時期は、南北朝時代から江戸時代末までとされますが、その後忍者はどうなったのでしょうか。その後も「忍者」と称して活動してきた人がいますので、どのようなことをしていたのか紹介します。 【カリキュラム】 @戦争と忍術 A近現代の忍術家

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  • 立川 オンライン
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    大河ドラマで読み解く朝鮮王朝の歴史

    • NEW
    • 歴史
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 呉成浩(オ・ソンホ)/コリア社会歴史ライター
    • 2024/08/21
      15:30〜17:00

     コリアの歴史の中で500年以上もの悠久の歴史を誇る朝鮮王朝。見渡すと500年を超える王朝は世界的にも稀(まれ)です。なぜこれほどまでの長きに渡りひとつの王朝が持続可能だったのでしょうか?その理由と秘密を韓国歴代大河ドラマ、特に昨年韓国で放送され傑作との呼び声も高い大河ドラマ『太宗イバンウォン』を中心に読み解きます。ドラマをご覧になった方も、これからご覧になる方も朝鮮王朝成立にまつわる歴史のダイナミズムを是非ともご体感ください。(講師・記) ★参考資料 呉成浩 『韓流映画・ドラマのトリセツ』 彩流社 2024年 詳しくは[こちら](https://www.sairyusha.co.jp/book/b10053070.html) ★講師ブログ「韓国朝鮮 社会と歴史のトリビア」は[こちら](https://ameblo.jp/ichigayasongho/)

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  • 新宿 オンライン
    中先代の乱〜北条時行、鎌倉幕府再興の夢〜(中公新書).jpg

    中先代の乱

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    • 歴史
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 鈴木 由美/中世内乱研究会会長
    • 2024/08/24〜
      15:30〜17:00

     現在、『週刊少年ジャンプ』で連載中の漫画『逃げ上手の若君』の主人公北条時行は、鎌倉幕府の執権を務めた北条氏の当主(得宗という)北条高時の次男です。時行は幕府滅亡時に信濃国(長野県)に落ち延び、2年後の建武2年(1335)に鎌倉幕府を再興すべく建武政権に対し反乱を起こします。これが中先代の乱です。この反乱は、その後の南北朝時代や室町幕府成立の契機となりました。本講座では、北条時行とその周辺の人々や中先代の乱の様相についてお話ししたいと思います。(講師・記) ****

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  • 福岡 オンライン
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    パレスチナの世界遺産が物語る  聖書考古学の世界

    • 歴史
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 大津 忠彦/筑紫女学園大学非常勤講師
    • 2024/08/31
      13:00〜14:30

     2023年9月、第45回ユネスコ世界遺産委員会が、4年ぶりに、サウジアラビアの首都・リヤドで開催され、ヨルダン川西岸エリコにある古代遺跡テル・エス=スルタンを「パレスチナの世界遺産」に登録することを決議。「石器時代にまでさかのぼる世界最古の城壁都市(CNN)」と認定されていたのです。  聖書は「エリコの戦い」を、「民が角笛の音を聞いて、一斉に鬨の声をあげると、城壁が崩れ落ち、民はそれぞれ、その場から町に突入し」、「この町エリコを再建しようとする者は主の呪いを受ける。」と語っています(ヨシュア記)。  講座では、このたびパレスチナ自治政府外務省が「人類の1万年の発展」の証しとした、そして長年の「パレスチナ問題」にも具体的に絡むエリコ遺跡の考古学的証跡と発掘調査の歩みをたどります。

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  • 新宿 オンライン
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    新羅にとっての白村江の戦いと対唐戦争

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    • 歴史
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 植田 喜兵成智/早稲田大学文学学術院講師
    • 2024/09/18
      10:30〜12:00

     660年、新羅と唐の連合軍によって百済が滅ぼされる。この百済を復興するため倭が援軍を派遣したことで、663年、百済・倭の連合軍が白村江において新羅・唐の連合軍と戦うことになったことは有名である。しかし、日本史の出来事としては有名であるが、新羅にとってはどのような戦いだったのだろうか。また、668年、新羅・唐連合軍は、さらに高句麗を滅亡させるのだが、新羅・唐の両国は対立し、670年から6年にわたって軍事的に衝突する。羅唐戦争と呼ばれる戦役である。新羅が朝鮮半島の支配権を確立させた重要な戦争であるが、日本ではあまり注目されていない。そこで、新羅を主体として、「日本史」の枠組みからだけでは知ることができない、7世紀の朝鮮半島と東アジア情勢について、みなさんと学んでいきたい。(講師・記)

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  • 立川 オンライン
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    安倍晴明の末裔たち

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    • 歴史
    • オンライン開催
    • 見逃し配信あり
    • 赤澤 春彦/摂南大学国際学部教授
    • 2024/09/21
      15:00〜16:30

    陰陽師といえば平安時代に活躍した安倍晴明が有名ですが、晴明の死後、安倍氏がどのような歴史をたどったのかはあまり知られていません。晴明の子孫たちは陰陽家として賀茂氏とともに朝廷や幕府で活躍し、晴明よりも高い身分を得ることに成功します。本講座では、晴明の子孫たちにどのような優れた陰陽師がいたのか、陰陽道がどのように変わっていったのかについて考えてみたいと思います。(講師記) 画像出典元:国立文化財機構所蔵品統合検索システム(https://colbase.nich.go.jp/collection_items/tnm/A-10480?locale=ja) 「ColBase」(https://colbase.nich.go.jp/collection_items/tnm/A-10480?locale=ja)をもとに画像作成

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  • 新宿 オンライン
    生駒山宝山寺山上DSC_0149.JPG

    大和の修験と神仏習合―葛城と三輪

    • 歴史
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 鈴木 正崇/慶応義塾大学名誉教授
    • 2024/09/30
      10:30〜12:00

    2020年に葛城修験が日本遺産に認定され、役行者の修行場とされる葛城山が脚光を浴びている。葛城山は三輪山と対峙する大和を代表する山岳信仰の中心地であった。中世の葛城修験は、生駒山・二上山・金剛山を修行場とし、三輪山は神仏習合の三輪流神道の拠点になった。興福寺の堂衆も修験化し、大峯・熊野を駈けて二上山の岩屋を結願の地とした。知られざる大和の修験と神仏習合の実態を明らかにしてみたい。 (講師・記) 画像説明:生駒山宝山寺山上

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  • 福岡 オンライン
    2024年7月1日 ヴァチカンの名品(ラファエロ《キリスト変容》など).jpg

    世界の美術、名品巡り

    • 美術史・鑑賞
    • オンライン(事前選択講座)
    • 見逃し配信あり
    • 門屋 秀一/元・立命館大学非常勤講師 門屋美学研究所所長
    • 2024/07/01〜
      13:00〜14:30

     世界の名品を映像で鑑賞してみませんか? それぞれの都市で見られる美術館、聖堂などの作品の特徴、見所などを、2006年から朝日カルチャー京都教室で開講してきた講師が分かりやすくご解説いたします。毎回の作品点数は30点以上を予定しています。来日しない壁画なども取り上げます。講師作成のカラー教材には、当日ご紹介する作品の縮小版を収録しますので、後から作品を見直していただけます。ご興味をお持ちの方、どうぞお気軽にご参加ください。 【カリキュラム】 7月1日 [ヴァチカンの名品(ラファエロ《キリスト変容》など)](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=7248119) 8月5日 [ミラノの名品(レオナルド《最後の晩餐》など)](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=7249112) 9月2日 [パドヴァ、ラヴェンナの名品(ジョット《スクロヴェーニ礼拝堂壁画》など)](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=7249236)

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  • 福岡 オンライン
    2024年7月1日 エリザベツ訪問と戸籍登録(ブリューゲルなど).jpg

    絵画で見る新約聖書の世界

    • 美術史・鑑賞
    • オンライン(事前選択講座)
    • 見逃し配信あり
    • 門屋 秀一/元・立命館大学非常勤講師 門屋美学研究所所長
    • 2024/07/01〜
      15:00〜16:30

     展覧会、海外旅行でキリスト教絵画はよく分からないと思われたことはありませんか? そうした初心者向けに絵画の構図、色彩、聖書、聖人伝説、象徴論などを、2006年から朝日カルチャー京都教室で開講してきた講師が分かりやすくご説明します。今期は、身重の聖母マリアをヨセフがベツレヘムに連れていく場面から、降誕したキリストに羊飼いとマギが礼拝する場面までを取り上げます。あとから復習できるカラー教材をご用意しまして、皆様のお越しをお待ち申し上げております。 【カリキュラム】 7月1日 [エリザベツ訪問と戸籍登録(ブリューゲルなど)](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=7248121) 8月5日 [羊飼いの礼拝(カラヴァッジオなど)](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=7249245) 9月2日 [マギの礼拝(ボッティチェリなど)](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=7249250) ・

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  • 新宿 オンライン
    プラド美術館リサイズ.jpg

    ベラスケス

    • NEW
    • 美術史・鑑賞
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 貫井 一美/大妻女子大学教授
    • 2024/07/02〜
      10:30〜12:00

    17世紀スペインの宮廷画家ベラスケスは肖像画家として有名です。しかし、ベラスケスがセビーリャ時代に人物のいる静物画(ボデゴン)を描いていたことはあまり知られていないかもしれません。この講座では画家の出発点となったセビーリャ時代の初期作品や代表的な肖像画をご紹介します。ベラスケスがどのようにして画家独自の「ものをみる目」を養っていったのかを中心に《ラス・メニーナス》を始めとするこの画家の代表作をみていきます。(講師・記) <各回テーマ> 第1回 ベラスケスの初期作品(ボデゴン)について 第2回 肖像画家ベラスケス 第3回 《ラス・メニーナス》の画家

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  • 新宿 オンライン
    ジョットのスクロヴェーニ礼拝堂の《最後の審判》の部分.JPG

    イタリア美術の500年(T)

    • NEW
    • 美術史・鑑賞
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 石鍋 真澄/成城大学名誉教授
    • 2024/07/04〜
      13:00〜14:30

     ジョットからティエポロまで、14世紀から18世紀までのイタリア美術を概観する講座シリーズです。この時代、とりわけドナテッロやミケランジェロからカラヴァッジョやベルニーニまでのイタリアは、比類のない美術作品の数々を生み出しました。近代ヨーロッパのアートの文化の基礎となった「イタリア美術の500年」とはどのようなものだったのか、美術と社会の関係を含めた広い視野に立って、その歴史と意義を考えていきます。最初の講座は、イタリア美術を理解するために、という概論から始めて、ジョットを中心とする14世紀の美術を見ていきたいと思います。 (講師・記) ・2024年7月期開講。 ・リーフレット画像:ジョット/スクロヴェーニ礼拝堂《最後の審判》部分 <スケジュール> ※スケジュールは変更になる場合がございます。 1、(7月4日): イタリア美術を理解するために(1) 2、(7月18日): イタリア美術を理解するために(2) 3、(8月1日): 中世のイタリア都市国家と美術 4、(9月5日): ジョットの世紀 5、(9月19日): もう一つの潮流

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  • 立川 オンライン
    1ブルーノ・タウト_大ジードルンク・ブリッツ.jpg

    ブルーノ・タウトとル・コルビュジエ

    • 美術史・鑑賞
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 海老澤 模奈人/東京工芸大学教授
    • 2024/07/05〜
      13:00〜14:30

     本講座では、「西洋建築の見方」の応用編として、二人の近代建築家を取り上げます。一人はドイツ人建築家ブルーノ・タウトです。彼は表現主義の建築家としてデビューし、1920年代にはベルリンに数多くの住宅団地(ジードルンク)を設計しました。その一部は現在、ユネスコの世界遺産となり、豊かな住宅地として受け継がれています。もう一人はスイス生まれのフランスの建築家ル・コルビュジエです。彼は「住宅は住むための機械」といった革新的な建築のヴィジョンを示し、実作をとおして世界中の建築や都市に影響を与えました。上野の国立西洋美術館をはじめとしたル・コルビュジエの作品群も世界遺産に登録されています。二人は日本とかかわり、日本の近代建築に影響を与えた点でも共通します。日本への影響にも触れながら、二人の魅力的な作品群とその歴史的な意味について解説していきます。(講師・記) <各回のテーマ> 第1回 ブルーノ・タウト 表現主義の建築家から「日本美の再発見」へ 第2回 ル・コルビュジエ 建築・都市の変革者から国立西洋美術館へ

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  • 新宿 オンライン
    アマリリス.jpg

    「生誕140年 YUMEJI展 大正浪漫と新しい世界」の見どころ

    • NEW
    • 美術史・鑑賞
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 鶴 三慧/東京都庭園美術館 学芸員
    • 2024/07/09
      13:00〜14:30

     「大正ロマン」を象徴する画家であり、詩人でもあった竹久夢二(1884-1934)。1884年に岡山県で生まれた夢二は、正規の美術教育を経ず独学で「夢二式」と称される叙情的な美人画を生み出し、人気を博しました。さらに本や雑誌の装丁、衣服や雑貨などのデザインを手がけ、生活の中の美を追求しました。本展では生誕140年を記念して、その生涯をたどり、近年発見された大正中期の名画《アマリリス》、滞米中に描かれた油彩画《西海岸の裸婦》、そして夢二を看取った友人に遺したスケッチ帖や素描など、初公開資料を含む約180点の作品を展示します。本講座では、今もなお多くの人々を惹きつけて止まぬ竹久夢二の魅力についてご紹介します。(講師:記) ***展覧会情報*** [「生誕140年 YUMEJI展 大正浪漫と新しい世界」](https://www.teien-art-museum.ne.jp/exhibition/240601-0825_yumeji/) 会期:2024年6月1日(土)〜8月25日(日) 開館時間:10:00〜18:00(入館は閉館の30分前まで) 休館日:毎週月曜日、7月16日(火)、8月13日(火) ※ただし7月15日(月・祝)、8月12日(月・祝)は開館 会場:東京都庭園美術館(本館+新館) 画像:《アマリリス》1919(大正8)年頃 油彩、カンヴァス 夢二郷土美術館蔵

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  • 新宿 オンライン
    Piero della Francesca Annunciazione.jpg

    魅惑と驚きのルネサンス空間史

    • NEW
    • 美術史・鑑賞
    • オンライン開催
    • 見逃し配信あり
    • 桑木野 幸司/大阪大学栄誉教授
    • 2024/07/10〜
      13:30〜15:00

     西欧のルネサンス時代(15世紀−17世紀初頭)というと、華やかな視覚芸術にばかり目が行きがちですが、この二世紀あまりの期間は、発見・変化の時代であったとも言われます。実際、新大陸アメリカが発見され、コペルニクスによる地動説が提唱され、ルターらによる宗教改革が起こり、市場経済が活性化して初期資本主義発展しました。そうした大きな政治・経済・学問的な大変革のなかから、黄金のルネサンス芸術文化が花開いたのだ、と見ることができるでしょう。  そうした大きな変化のなかで、まさにこの時期に、「空間」についての考え方もまた、大きな変化をこうむりました。我々が空間を見て、体験する、その仕方が、劇的に変わったのです。いわば、中世的な空間が、近代的な空間に生まれ変わった、ともいえます。そして我々が日々体験している、日常の都市生活、あるいはネットの世界で広がるヴァーチャル空間などの基礎が、このルネサンス時代の空間革命によって、準備されたのです。その背景には、15−16世紀にかけて西欧社会で見られた遠近法の発達や、建築土木・都市計画学の発展、そして思想的地平の広がり、といった要素がありました。  このレクチャーでは、そうした大きな文化的・知的バックグラウンドを分かりやすくおさえつつ、ルネサンス時代の建築、都市、庭園、絵画空間、文学空間の体験の仕方、歩き方、感じ方、といったものを紹介してみたいと思います。一風変わった、けれども果てしなく魅力的な「ルネサンス建築史・特別編」とお考え下さい。通常の美術史教科書には載っていない魅惑的な情報満載です。受講生の皆さまと一緒に、ルネサンス時代の豪華で贅沢な空間を、堪能してみたいと思います。(講師:記) 【全12回の予定】 1〜3回(7月期):このレクチャーの基礎となる「遠近法」という魔術的視法について、その他誕生、発展、変容を、具体的な絵画・建築作品を通じてたどります。 4〜6回(10月期):ルネサンス建築・都市空間に革命を起こした2名の建築家、ブルネッレスキ、アルベルティの業績をじっくり追いかけたのち、ルネサンス建築と文学の世界の摩訶不思議なつながりについて、探ってみます。 7〜9回(1月期):ルネサンスの三大建築家の最後の一人、ブラマンテの業績をじっくり分析したのち、彼の影響下に花開いた、黄金のルネサンス庭園の空間について論じます。 10〜12回(4月期):引続きルネサンス庭園の魅力を体験したのち、今度は、ルネサンス人の精神内面のヴァーチャル空間を論じます(記憶術)。そして最後に、ルネサンス空間論の総まとめとして、理想の都市空間をめぐるスリリングな知的営みを紹介します。

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  • 新宿 オンライン
    百済観音像.JPG

    飛鳥大仏と法隆寺の飛鳥仏

    • 美術史・鑑賞
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 北 進一/群馬県立女子大学兼任講師
    • 2024/07/10〜
      15:30〜17:00

    シルクロード(絹の道)とは、本来、洛陽、長安などの中国の都市と、シリア、ローマなどの西方の諸地域とを結んだ、中央アジア経由の陸上東西交通路を指します。近年では、中国以東の朝鮮半島や日本へ続く道も広義にシルクロードとされます。シルクロードを経由して東アジアに伝播した仏教は、飛鳥時代に日本へ伝わり、ヤマト朝廷の中心である奈良で信仰され始めました。明日香には蘇我氏よって飛鳥寺が、斑鳩には聖徳太子によって法隆寺が創建され、飛鳥大仏や法隆寺金堂釈迦三尊像などが造像されました。本講座は、飛鳥時代の仏教美術を取り上げ、中国美術や朝鮮半島の美術と比較して考えてゆきます。(講師・記) ※画像説明:百済観音像 <各回テーマ>講義の進捗により変更する可能性があります。  第1回 仏教伝来と飛鳥大仏の謎  第2回 法隆寺の創建と西院伽藍の謎  第3回 法隆寺金堂釈迦三尊像の謎  第4回 法隆寺救世観音立像と百済観音立像の謎  第5回 法隆寺金堂四天王像の起源と謎  第6回 聖徳太子の弥勒信仰と京都・広隆寺の弥勒菩薩半跏思惟像

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  • 新宿 オンライン
    リゾス作昇天イコン、15世紀.jpg

    ビザンティン美術 

    • NEW
    • 美術史・鑑賞
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 益田 朋幸/早稲田大学教授
    • 2024/07/11
      10:30〜12:00

     上野の西洋美術館には、15世紀クレタ派の画家アンドレアス・リゾスによる「昇天」を描いたイコンがあります。1453年にビザンティン帝国が滅びた後、多くの画家は当時ヴェネツィア支配下であったクレタ島で正教美術の制作を続けました。リゾスはクレタ派初期の最も優れた画家の一人で、西美の作品は彼の代表作です。多くのギリシア人研究者が、この作品を見るために日本を訪れるほど!しかしこのイコンは複雑な図像をもっていて、クレタ島の聖堂壁画を参照しなければ、理解することが難しいものです。それを読み解きましょう。 (講師・記) ・リーフレット画像:リゾス作昇天イコン、15世紀

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  • 福岡 オンライン
    7月 ルネ・マグリット「これはパイプではない 1928―29 63.5 cm × 93.98 cm ロサンゼルス カウンティ美術館」.jpg

    「フランス美術」講座

    • 美術史・鑑賞
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 武末 祐子/西南学院大学外国語学部外国語学科 教授
    • 2024/07/12〜
      13:30〜15:00

     今年開催される展覧会情報をもとに、講座を組みたてました。シュルレアリスムの流れをまずはルネ・マグリットの衝撃的な「これはパイプではない」で鑑賞し、そのマグリットにも影響を与え、シュルレアリスム誕生に寄与したジョルジュ・デ・キリコの「イタリア広場」、晩年の「オイディプスとスフィンクス」を鑑賞します。 8月はありません。9月27日(第4金曜)は15:30〜17:00です。  7月12日 [ルネ・マグリット「これはパイプではない」](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=7221680)     9月13日 [ジョルジョ・デ・キリコ「イタリア広場」](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=7221679)  9月27日 [ジョルジュ・デ・キリコ「オイディプスとスフィンクス」](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=7221678) ※1回ずつの受講は、会員3,410円、一般3,960円です。

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  • 新宿 オンライン
    宮下近影.jpg

    ヌード芸術の東西

    • NEW
    • 美術史・鑑賞
    • オンライン開催
    • 見逃し配信あり
    • 宮下 規久朗/神戸大学大学院教授・放送大学客員教授
    • 2024/07/13
      15:30〜17:00

     西洋では古代ギリシャ以来、人体こそが美の基準でした。そのためヌードが美術の主要なモチーフとなり、様々な意味が付与されて展開しました。これに対し、人体を美しいとみなすことになかった日本ではヌードは存在しなかったのですが、幕末期に刺青という独自の芸術が流行し、また明治以降、西洋的なヌードを模倣しました。そこには日本独自の身体観がうかがえます。  この講座では、西洋と東洋のヌードの歴史をたどりながら、東西の人体表現の相違について考えます。 (講師・記) 参考図書: 宮下 規久朗 著『日本の裸体芸術 ――刺青からヌードへ』(ちくま学芸文庫) [筑摩書房](https://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480512284/)

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  • 立川 オンライン
    トルコの食旅 民族料理写真19.png

    トルコの食旅

    • 美術史・鑑賞
    • オンライン開催
    • 見逃し配信あり
    • 岡崎 伸也/トルコ料理探求家
    • 2024/07/13〜
      10:00〜11:30

    トルコ各地の食を求めて旅したトルコ料理探求家が、トルコで出会った食を解説します。 今回は、民族料理、保存食、お菓子をテーマに取り上げます。 第1回(7月):様々な民族との交流で食べた料理  食旅の過程で郷土料理の中には、他の民族の食がルーツになっている料理があり、これがきっかけで様々な民族がトルコ各地に住んでいることがわかりました。 元々この地に住んでいる民族やコーカサス地方、バルカン半島、シベリアから移住してきた民族を含め、彼らが住む村々を訪れたことでトルコが多民族国家という事を肌で感じました。トルコ全土を俯瞰すると、地理的な違いに基づく各地の郷土料理の違いに加えて、多民族の料理もトルコの食を豊かにしていると言えると思います。今回は現地で作って頂いた独自の料理の中で、印象的な食や代表的な食を取り上げながらご紹介致します。 第2回(8月): トルコ各地で見た保存食の数々  保存食は種類も多く、市場で販売されている光景や村で作っている光景も旅の中で目にしました。  旬の時期に、栄養もあって、たくさん採れる食材を気候条件に合わせて保存することは、自然の流れに逆らわない営みです。  特に地方や村では、夏から秋にかけて保存食作りの作業を「冬の準備」と言い、タルハナと呼ばれる即席スープ、乾燥ユフカ(薄焼きパン)やパスタ、乾燥野菜、乳製品などの数々を近所や親戚と助け合いながら作ります。夏野菜が豊富に採れる時季の暮らしと冬の時季、保存食を消費する暮らしは異なります。一年間の食事をどのように繋いでいるのかを見ると、保存食がトルコの食を経済面でも栄養面でも下支えする大事な文化だと感じました。  今回はトルコ全土で見た印象的、代表的な保存食と、それを使った料理を取り上げながらご紹介致します。 第3回(9月): トルコ各地で見たお菓子や粉もの料理  トルコの人々にとって、チャイやトルココーヒーと食べる甘いお菓子は普段の暮らしの中で欠かせません。 日本でトルコのお菓子といえば柚餅子に似たロクムや、昨年日本で広く知られるようになった甘いシロップ漬けの焼きパイ・バクラワがあります。バクラワが名物のガズィアンテプで食べたものは、人生でも記憶に残る程美味でした。  食旅で出会ったお菓子は、シロップを使った甘いお菓子が多いものの、その他砂糖菓子をはじめ、乳製品や果物を使ったものまで多種多様でした。  今回は、お菓子とその他軽食として食べられているパイやパンなどの粉もの料理も取り上げながら、ご紹介致します。

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  • 千葉 オンライン
    喜多川歌麿《覗き》大判錦絵 享和元年(1801)頃 メトロポリタン美術館蔵-min_optimized.jpg

    浮世絵を楽しむ

    • 美術史・鑑賞
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 田辺 昌子/国際浮世絵学会常任理事
    • 2024/07/13〜
      15:30〜17:00

    浮世絵を基礎から学んでみようという方のための講座です。 庶民が気軽に買うことができた浮世絵版画では、江戸に暮らす人々の生活風俗が多く主題となっています。活気ある都市の中で、江戸っ子たちはどのように生活を謳歌していたのでしょうか。インフラの整った新興都市江戸で、一日にして三千両のお金が動いたという魚河岸・芝居小屋・吉原遊廓、豊さの中に育まれた食と酒の文化、子どもたちへの愛ある眼差しや行事など、浮世絵を通してその暮らしぶりを覗いてみたいと思います。 各回とも浮世絵の画像をスライドで見ながら、その魅力を解説していきます。(講師記) <各回カリキュラム> 第1回 将軍様のお膝元 お江戸の名物三千両 第2回 江戸の食と酒 第3回 江戸の子どもたち ※オンライン配信の際は、スライドを見えやすくするため、講師カメラをオフに設定しております。

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  • 立川 オンライン
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    アンリ・ルソー:近代を魅了した素朴な夢 

    • NEW
    • 美術史・鑑賞
    • 教室・オンライン自由講座
    • 遠藤望/ハーモ美術館館長
    • 2024/07/15
      16:00〜17:30

     素朴派の元祖といわれるフランスの画家アンリ・ルソー。その生涯にいまだ謎が多いこの画家は、1910年パリで貧困と孤独のうちに生涯を閉じました。しかし彼が描き出した幻想に満ちた絵画世界は、ピカソ、カンディンスキーなど近代美術を切り開いた革命的な画家たち、また日本においては藤田嗣治、岡鹿之助らを魅了し、高く評価されています。その技術の稚拙さゆえ一般には嘲笑の的であったルソーを近代美術はどのように評価したのでしょうか。ルソーの生涯をふりかえりつつ、ルソーと近代絵画の接点を探っていきます。(講師・記)

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  • 千葉 オンライン
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    バロック美術を知る

    • 美術史・鑑賞
    • 教室・オンライン自由講座
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    • 川合 真木子/千葉大学助教
    • 2024/07/16
      15:30〜17:00

     17世紀のイタリアでは、教皇の都であったローマを中心に、ルネサンス期にも匹敵する華やかな芸術・文化が花開きました。  一方、同時代の南イタリアでは、ローマや他地域との交流を通じ、多くのアーティストたちが活躍していきます。この講座では、ナポリやプーリアの諸都市において花開いたもう一つのバロック文化を、修道院や聖堂の装飾、そして地域に根差したコレクターたちの活動を通して紹介し、知られざる南イタリア絵画の秘密を探っていきます。(講師・記)

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  • 新宿 オンライン
    サンボー・プレイ・クック.JPG

    カンボジアの遺跡と美術

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    • 美術史・鑑賞
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 北 進一/群馬県立女子大学兼任講師
    • 2024/07/18
      15:30〜17:00

    世界文化遺産に登録されているサンボー・プレイ・クックは、アンコール・ワットなど数あるカンボジアの遺跡のなかでも現在もっとも注目されている遺跡です。クメール人がアンコール地域に都を遷す以前の、プレ・アンコール期(7世紀初〜9世紀)の都市と寺院の複合遺跡群で、唐僧・玄奘三蔵の『大唐西域記』に記される伊賞那補羅(イーシャーナプラ)国に比定されています。近年の発掘調査により、徐々にその実体が明らかになってきました。また、この遺跡から出土した彫像の見事さは目を見張ります。本講座は、サンボー・プレイ・クック遺跡とプレ・アンコール期の彫像を取り上げ、その意義とアンコール遺跡群への始動を考えてゆきます。(講師・記) ※画像説明:サンボー・プレイ・クック

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  • 千葉 オンライン
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    出光コレクションの名品でたどる日本美術入門B

    • 美術史・鑑賞
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 八波 浩一/出光美術館学芸部専門監
    • 2024/07/19
      10:30〜12:00

     昭和41年(1966)の開館以来58年間、東京・日比谷のオフィス街にある帝劇ビルの9階で展覧会を開催してきた出光美術館。今年の暮れにはビル建替えで、皇居の美しい景色を眺めながらの作品鑑賞も出来なくなります。そこで開催予定のコレクション展を“味わい尽くす”ための4回シリーズの講座を準備しました。第3回となる本講座のテーマは「出光コレクションの陶磁器−悠久の日本・東洋陶磁史をふり返って」です(講師・記)。 ※第4回「出光コレクションの絵画−数々の新発見に彩られた書画コレクションの名品」は9/6(金)に開催します ※本講座は、4月〜10月に4期に分けて開催予定の「出光美術館の軌跡 ここから、さきへ」展の展覧会内容に合わせて開講いたします。

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  • 新宿 オンライン
    沢良子書影.jpg

    デザインから学ぶ日本の戦後史

    • NEW
    • 美術史・鑑賞
    • オンライン開催
    • 見逃し配信あり
    • 沢 良子/日本高等教育評価機構副理事長
    • 2024/07/20〜
      11:00〜12:00

     「デザイン」という言葉を聞いて、何を思い浮かべるでしょう。形の良い家具でしょうか、色のきれいな車でしょうか。もちろんデザインはその意味もふくみますが、良い形やきれいな色に仕上がったものは、デザインという物語を経た結果なのです。つまり、デザインはある物事を完成に導くためのプロセスを示す言葉です。  「デザイン」という言葉は大正時代末くらいに日本で使われるようになりましたが、一般に普及するのは1950年代に入ってからです。歴史学的にはとても新しい概念です。この1950年代、日本が敗戦からの復興を目指した時代に、デザインはとても大きな役割を果たしました。その後、1964年の東京オリンピック開催の成功、高度経済成長へと日本は進んでいき国際社会への復帰を果たしますが、その日本の戦後史を下支えした力のひとつが、デザインだったといっても良いでしょう。  この講座では、50年代から70年代にかけて、現代に続く大きな功績を残したデザイナーの活動と、そこから生み出された作品を取り上げます。それらの作品の背景にある物語をひもといていくと、彼らがデザインによって社会にどのように関わり、デザインにどのような願いを込めたかが見えてきます。  あるものの背後には、膨大な歴史の時間が繋がっています。そんなものたちからデザインの物語を学んでいただきたいと思います。 〈スケジュール〉 1.桑澤洋子 デザインの原風景をつくった服飾デザイナー 桑澤洋子は、戦前のジャーナリストとしての経験を活かし、戦後は洋裁学校を立ち上げることによって女性の生活改善に尽力しました。その活動の中で、新しい素材ビニロンによる既製服とユニフォームを提案します。スライドでそれらの作品を紹介しながら、既製服とユニフォームが戦後復興を支える大きな力となったことをみていきます。 2.勝見勝― 日本のデザイン界に貢献したデザイン・プロデューサー 勝見は、戦後の混乱が続く時代に、グラフィック・デザイン、インダストリアル・デザインといったデザイナーの組織結成に尽力しました。なかでも、1953年に結成された日本デザインコミッティーは、「美術とデザインと建築は、時代の良き形を追い求める人間活動の、互いに切り離せぬ構成要素である」(「日本デザインコミッティーの発足理念」より)として、創立メンバーに岡本太郎が加わるなど、「グッドデザイン」をはじめとする日本のデザイン文化振興に寄与しました。 また、1964年の東京オリンピックではデザイン部門のプロデューサーを務め、サインに「ピクトグラム」を初めて取り入れるなど、日本のデザイン力を広く世界にアピールしました。 3.粟辻博−「テキスタイル・デザイン」に取り組んだデザイナー 1955(昭和30)年に朝鮮戦争が始まると、神武景気に後押しされた日本のデザイン状況は大きく変化していきます。この変化は人々の眼にはっきりと見えました。同年に設立された日本住宅公団が次々と公団住宅を建設し、水洗トイレ、風呂、食寝分離のダイニングキッチン、ベランダなどによって、戦後民主主義時代の新しい暮らしを具体的に示したからです。団地やアパートによって人々の洋式の住まいが増加するに伴い、室内空間を演出するカーテンなどのテキスタイル需要は裾野を広げていきました。粟辻博は、戦後のモダンデザインと向き合いながら、日本のテキスタイル・デザインに取り組みました。 4.秋岡芳夫−「ジャパン・デザイン」に臨んだプロダクト・デザイナー 昭和28(1953)年、日本最初のインダストリアルデザイナーグループKAK(金子至、秋岡芳夫、河潤之介の頭文字の組み合わせ)が結成されました。初の国産オートバイをはじめ、ラジオやカメラなど、機械による大量生産製品のデザインを多数手がけ、特徴的な「ジャパン・デザイン」の基盤を示しました。

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  • 千葉 オンライン
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    日本近代美術のはじまり

    • NEW
    • 美術史・鑑賞
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 河田 明久/千葉工業大学教授

    • 15:30〜17:00

    西洋美術の影響を抜きにして日本の近代美術を考えることはできません。ただこのことは今ではあまりにも当たり前すぎて、初めてそれに接したときの先人の驚きや戸惑いを実感しづらくなっているのも事実です。この講座では日本近代美術のはじまりに焦点を合わせ、西洋の新たな視覚習慣を驚きをもって受け止めた画家たちの息遣いを画面から読み解きます。西洋美術の洗礼を受けて右往左往するかれらの姿は今では滑稽に見えるかもしれませんが、私たちの足下はそうした悪戦苦闘をへてかたちづくられてきました。今につながる日本近代美術の初々しい姿をお伝えできればと思います。 7月:カゲとクマ ― 陰影法の受容史 8月:高橋由一で考える江戸と近代 9月:五姓田義松 ― 写真と写実 

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  • 新宿 オンライン
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    ユダヤ人と近代美術

    • NEW
    • 美術史・鑑賞
    • オンライン開催
    • 見逃し配信あり
    • 圀府寺 司/大阪大学名誉教授
    • 2024/07/25〜
      13:00〜14:30

     ユダヤ教では偶像崇拝は固く禁じられているため、もともと敬虔なユダヤ教徒には画家という職業選択はありませんでした。スペインの代表的画家ベラスケスの家系が実は改宗ユダヤ人であったことは、近年ようやく知られるようになってきましたが、これはきわめて例外的で、ユダヤ系の画家、彫刻家、美術批評家、美術史家、画商が現れるのは、啓蒙主義以後の西欧諸国でユダヤ人が一定の市民権を獲得し、同化を始めてからのことです。その後はピサロ、シャガール、モディリアーニ、リーバーマン、ニューマン、ロスコらの画家をはじめ、数々の重要人物を美術界に輩出することになります。  本講座では祖国を持たなかったユダヤ人が、その居住国でどのようにして美術に関わる職業を選択をし生き抜いていったか、その静かな闘争の軌跡を物語ることにします。(講師・記) 参考図書 [ユダヤ人と近代美術/光文社新書](https://www.amazon.co.jp/dp/B0D62MZCRD?tag=gorogoro054-22&linkCode=ogi&th=1&psc=1) [ユダヤ文化辞典/丸善出版](https://www.maruzen-publishing.co.jp/item/b306003.html) 【7月〜9月】 ・なぜ「ユダヤ人と近代美術」か? モーセの第二戒(偶像崇拝禁止)とユダヤ人画家のはじまり ・啓蒙主義、教養(Bildung)の理想とユダヤ人画家の登場 メンデルスゾーン家の人々 ・マウリツィ・ゴットリープ ガリツィア(現ウクライナ)生まれの夭折の天才画家 【10月〜12月】 ・パリ 印象派画家カミーユ・ピサロ、反ユダヤ主義、ドレフュス事件と画家たちの分裂 ・エコール・ド・パリ 異邦人たちがつくりあげた芸術の都 ・マルク・シャガール 「二つの世界」の狭間を生き抜いたイディッシュ文化の末裔 【1月〜3月】 ・ウィーン1900年頃の芸術とユダヤ系パトロンたち  ・クリムトの描くユダヤ系女性たち 映画「黄金のアデーレ」 ナチス侵略と亡命 ・ベルリン 芸術の揺籠としてのサロン、カフェ 反ユダヤ主義の動き  【4月〜6月】 ・戦争、ホロコースト、退廃芸術、アメリカ亡命、文化の大移動 ・ニューヨーク ユダヤ系移民たちの新たな戦場としてのアメリカ美術界  ・魂の中にしか祖国を持てなかった人々が美術に懸けた想い 画家、画商、美術史家

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  • 横浜 オンライン
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    絵画技法からせまる東洋美術

    • NEW
    • 美術史・鑑賞
    • 教室・オンライン自由講座
    • 山中宣明/二科会常務理事
    • 2024/07/29
      13:30〜15:00

    東洋美術を語るうえで水墨画は重要な存在です。この講座では、現役アーティストであり二科会常務理事も務める講師が、長谷川等伯の松林図屛風を題材に、その絵画技法を実際に描きながら解説します。狩野永徳との比較論なども扱いながら、東洋美術の歴史に迫っていきましょう。“ぼかし”などにみる現在当たり前に使用されている技法も、もとをたどれば水墨画・東洋美術のなかから生まれてきたものです。技法に興味がある方も、歴史に興味がある方も「松林図屛風」を通して、東洋美術の魅力にふれてみませんか。

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  • 立川 オンライン
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    魅力あふれるアイルランドの昔話

    • 美術史・鑑賞
    • 教室・オンライン自由講座
    • 渡辺 洋子/アイルランド伝承文学研究家
    • 2024/07/31
      13:00〜14:30

     アイルランドの首都ダブリン市の郊外にあるUCD大学の民間伝承のアーカイブには膨大な資料が保存されている。アイルランドの農民たちは、おそらく数千年前から、牛を飼い、田を耕して暮らしていたであろう。そして夜には集まって音楽や物語を楽しんでいたに違いない。しかし文字を知らなかった彼らはそれら記録することはなかった。19世紀の初めになってようやく、農民の物語を記録する動きが起きる。1921年にアイルランドが独立すると国の機関「アイルランド伝承委員会」が立ち上げられた。民間伝承こそ国の宝あることに気づいたのである。各地に専任の収集者が派遣され、農民たちの口から正確に聞き取った物語や歌が集められた。その結果が今日アーカイヴに残る膨大な資料である。この資料を見て驚くことはその語りの豊かさである。アイルランド王の物語、妖精伝説、小話、どの話にもアイルランド人のおおらかな心と反骨の精神、美しい自然に対する愛が溢れ、彼らは様々な技法を用いてそれらを物語に織り込んでいる。まさに語りの名人である。  この講座を通して、アイルランドの昔話の魅力を知っていただければ幸いである。(講師・記)

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  • 中之島 オンライン
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    東アジア近現代の名建築

    • NEW
    • 美術史・鑑賞
    • オンライン開催
    • 見逃し配信あり
    • 川島 智生/建築史家・神戸情報大学院大学客員教授
    • 2024/08/01
      10:30〜12:00

    日本統治時代の建築と名作現代建築をとおして、三カ国の町と人々の生活をみます。講師が旅した2023年秋のソウル、2024年冬の台南、同年初春の避暑地ダラットの町と建築を画像でご覧いただきます。ソウルではザハ・ハディドの東大門デザインプラザ、ドミニク・ペローの梨花女子大学、金壽根の京東教会、台南では森山松之助の旧台南地方法院、梅澤捨次郎の林百貨店、ダラットではバオダイパレスをみます。日本統治時代の建築を利活用した町づくりを探ります。

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  • 千葉 オンライン
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    旅気分で巡るポルトガルの世界遺産

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    • 美術史・鑑賞
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 片岡 英夫/世界遺産アカデミー認定講師
    • 2024/08/27
      13:00〜14:30

    大航海時代にいち早く大海原に乗り出していった歴史を誇るポルトガルは、貿易で手にした巨万の富でジェロニモス修道院やベレンの塔など、大航海時代の輝かしいモニュメントを築きました。青タイルの美しいポルトの歴史地区、世界のあらゆる建築様式を取り入れたカラフルなシントラの王宮、悲恋物語の舞台となったアルコバサ修道院の他、先史時代の壁画、ローマ時代の遺跡などポルトガル全土には珠玉の世界遺産が点在しています。 ポルトガルは歴史、文化、建築、自然、美食に彩られています。雑学を交えながらポルトガルの魅力と世界遺産をあますことなく講座に織り込み、独自の切り口でポルトガルを紹介します。 この講座を受講すれば、世界遺産通(つう)になり、これからの世界遺産の旅にきっと役立つことでしょう。(講師・記)

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  • 立川 オンライン
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    生誕160年カミーユ・クローデルの真価再考

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    • 美術史・鑑賞
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 橋 幸次/美術史家・元日本大学芸術学部教授
    • 2024/09/06〜
      13:00〜14:30

     フランスの女性彫刻家カミーユ・クローデル(1864-1943)は、彫刻家・詩人・外交官のポール・クローデル(1868-1955)の姉ですが、彫刻に非凡な才を発揮しながらも、晩年の30年間は精神療養施設の生活を余儀なくされました。連作《ワルツ》や大作《分別盛り(成熟時代)》や《波》、さらには愛らしい小彫刻で知られ、巨匠オーギュスト・ロダン(1840-1917)の影響から脱して、世紀末の雰囲気の中で、私的・物語的・内省的な独自の世界を展開しました。  しかし彼女はロダンの「女弟子」とか「愛人」とか称され、正当な評価を求めても、女性差別や社会との葛藤に悩まされ続けました。死後、復権や再評価がなされ、今日でもその「悲劇的でドラマティックな」生涯は、作品展示のみならず、小説、舞台、映画などでも取り上げられています。女性が生き辛かった社会を生きたカミーユ・クローデルの「光と影」の実相に基づいて、その作品の天才的な輝きと独創性を見てゆきます。(講師記) カリキュラム 第1回 カミーユ・クローデルの生涯:女性彫刻家の波乱の人生 第2回 カミーユ・クローデルの作品世界:作品詳説、影響関係と独自性、そして美術史的定位

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  • 千葉 オンライン
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    出光コレクションの名品でたどる日本美術入門C

    • 美術史・鑑賞
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 八波 浩一/出光美術館学芸部専門監
    • 2024/09/06
      10:30〜12:00

     昭和41年(1966)の開館以来58年間、東京・日比谷のオフィス街にある帝劇ビルの9階で展覧会を開催してきた出光美術館。今年の暮れにはビル建替えで、皇居の美しい景色を眺めながらの作品鑑賞も出来なくなります。そこで開催予定のコレクション展を“味わい尽くす”ための4回シリーズの講座を準備しました。最終回となる本講座のテーマは「出光コレクションの絵画−数々の新発見に彩られた書画コレクションの名品」です(講師・記)。 ※本講座は、4月〜10月に4期に分けて開催予定の「出光美術館の軌跡 ここから、さきへ」展の展覧会内容に合わせて開講いたします。

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  • 横浜 オンライン
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    憧れの聖地サンティアゴ巡礼 一人旅のためのガイド

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    • 美術史・鑑賞
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 残りわずか
    • 金塚多佳子/日本カミーノ・デ・サンティアゴ友の会代表理事
    • 2024/09/21
      15:00〜16:30

     スペインの北西にあるサンティアゴ・デ・コンポステーラはエルサレム、ローマと並ぶキリスト教の3大聖地の一つですが、サンティアゴ・デ・コンポステーラに向かう巡礼路は、ヨーロッパ中至る所から網の目のように始まっており、中世の時代から多くの人々が癒しや罪の償い等を求めて歩かれておりました。 現在は道も整備されより安全になり、宿泊施設も巡礼宿から四つ星ホテルまで予算や嗜好に合わせて選べる程になっており、多くの人々が世界中から巡礼に訪れています。 2020年3月からのコロナ禍を経て、徐々に巡礼者の数は戻っており、昨年は446,000人もの人々がサンティアゴに、到達しました。 今回は多くの巡礼者が歩いている「フランス人の道」を中心に巡礼路途中の見どころと、実際に巡礼の旅に出るためにはどのように計画し、何を準備するか等、実践的なご案内をさせて頂きます。(講師・記)

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  • 千葉 オンライン
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    千葉ゆかりの画家、田中一村

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    • 美術史・鑑賞
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 残りわずか
    • 木谷 節子/アートライター
    • 2024/09/26
      13:00〜14:30

    2024年9月19日(木)から12月1日(日)まで、東京都美術館で「田中一村展 奄美の光 魂の絵画」が開催されます。  幼少期から卓越した画才を発揮し、東京美術学校(現・東京藝術大学)日本画科に入学するも2ヶ月で退学、50歳の時に奄美大島へ渡って自らの芸術を追究した田中一村(1908−1977)。 本展は、代表作《アダンの海辺》をはじめとする作品や、最新の研究成果を含む資料250件以上で田中一村の全貌を紹介する、過去最大規模の回顧展です。 一村は奄美に行く前、千葉で長い模索時代を過ごしました。本講座では、こうした千葉での活動も含めて、一村の生涯や展覧会の見どころなどを紹介したいと思います。(講師・記) <展覧会情報> 展覧会名:田中一村展 奄美の光 魂の絵画 会  期:2024年9月19日(木)-12月1日(日) 会  場:東京都美術館 企画展示室 ※本講座は同展の公式講座ではございません。

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  • 北九州 オンライン
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    【7月】いま読みたい日本の文学〜教科書作品を楽しむ

    • NEW
    • 文学・文芸創作
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 上出 惠子/活水女子大学名誉教授
    • 2024/07/01
      13:30〜15:00

    子どものころ教科書で出会った文学作品に再会しましょう。年齢を重ねて読み直すと、新たな発見や感動があります。教科書が採用した狙いを考えて読むと、また深く味わえます。 ☆各月での受講もできます。(入会金不要です)  こちらは、7月1日 新美 南吉 『 ごんぎつね 』〜小学国語の定番・共通の教材  の申し込みページです。   【今後のカリキュラム】  D 8/5 宮沢 賢治 『 やまなし 』 〜谷川の底を写した幻燈の話 E 9/2 内田 百 『 冥途 』 〜不思議で無気味な幻想作品  

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  • 立川 オンライン
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    能の中の源氏物語

    • 文学・文芸創作
    • オンライン開催
    • 見逃し配信あり
    • 小林 健二/国文学研究資料館名誉教授
    • 2024/07/01〜
      10:30〜12:00

    「能の中の源氏物語」というテーマで「葵上」「半蔀」「源氏供養」の3曲を取り上げて鑑賞します。 「葵上」は六条御息所をシテとした能で、御息所が怨霊となって光源氏の正妻である葵上を襲うという衝撃的な内容です。葵上を取り殺す御息所は恐ろしい存在ですが、物語に深みをもたらす興味深い女性です。果たして能ではどう描かれているでしょうか。 「半蔀」は源氏に愛されながらも若くして亡くなった夕顔の霊が、立花供養の場に現れて源氏への思慕をのべ、自身の成仏を希求する能です。半蔀とは上半が釣り上げられるようになった蔀戸のことで、その作り物が描かれた江戸時代の能絵も紹介しながらお話しします。 「源氏供養」は石山寺を参詣する法師の前に紫式部の幽霊があらわれて、紫式部自身と物語の主人公である光源氏の供養を願いますが、実は紫式部は石山寺の観音の化身であったという能です。奇想天外な内容ですが、「源氏物語」を供養する思想や、紫式部が観音の化身であるという信仰は古くからあって、それを背景に作られたことを読み解きます。 以上、古典文学の最高峰である「源氏物語」は能の題材としても多様に摂取されています。その世界を大いに楽しんでください。(講師・記)

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  • 名古屋 オンライン
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    漱石の初恋を訪ねて(オンライン受講)

    • 文学・文芸創作
    • オンライン(事前選択講座)
    • 見逃し配信あり
    • 荻原 雄一/名古屋芸術大学元教授
    • 2024/07/01〜
      15:00〜16:30

    漱石作品を読み解くヒントは初恋の女性だという。講師は一枚の年賀状をきっかけに日本中を取材し、この女性の特定に成功。同時に漱石作品への深い読みを軸に、裏話を交えながら、まったく新しい漱石論を展開する。珍説にして、真説。目からうろこの、楽しい漱石論。

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  • 中之島 オンライン
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    中原中也の不器用な愛(オンライン受講)

    • NEW
    • 文学・文芸創作
    • オンライン(事前選択講座)
    • 見逃し配信あり
    • 池田 誠/中原中也記念館学芸担当課長補佐
    • 2024/07/03
      15:00〜16:30

    詩人・中原中也の人生を、「愛」という側面で切り取ったとき、欠かせない女性がいます。 俳優・長谷川泰子。 中也が詩作を始める16歳のときに知り合い、17歳で一緒に暮らし始めます。 中也の詩、そして中也そのものの理解者でした。 しかし翌年、泰子は中也の友人・小林秀雄のもとへと去っていきます。 中也は、詩にその切なく、激しい思いをぶつけます。 泰子はその後小林と別れ、のちに別の男性との間で望まない妊娠をし、出産。 中也はその子の名付け親になります。 中也と泰子の奇妙な関係は、中也が30歳で亡くなるまで続きました。 中也の詩には、息子・文也に関するものを含め、印象的な愛の詩が多くあります。 「愛」をキーワードに中也の人生をたどり、節目における彼女たちの存在、作品への影響、そして中也の魅力をひもときます。

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  • 中之島 オンライン
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    花から読み解く『万葉集』【オンライン受講】

    • NEW
    • 文学・文芸創作
    • オンライン(事前選択講座)
    • 見逃し配信あり
    • 渡部 亮一/立命館大学非常勤講師

    • 10:30〜12:00

    梅や萩など多くの花が詠まれている『万葉集』。日本列島に自生し、人々に親しまれた花、あるいは歌人たちが憧れた舶来の花……、そこには平安時代以降の和歌や物語とは明らかに異なる花の文化と歴史が広がっています。古代文学研究者でありつつ、いけばな雑誌に長年コラムを連載中の講師が、中国の詩文や本草学の文献なども扱いながら、古代日本の歌を花から読み解きます。 7月:蓮(はちす) 8月:百合(ゆり) 9月:萩(はぎ)

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  • 福岡 オンライン
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    平安時代の女性と文芸

    • 文学・文芸創作
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 辛島 正雄/九州大学名誉教授
    • 2024/07/04
      13:00〜14:30

     日本文学の最高峰『源氏物語』作者の紫式部は、大河ドラマにより、いまその生涯が注目を浴びています。今回は、ドラマにも登場する藤原氏や天皇など紫式部をとりまく人々や平安時代の生活を取り上げて、紫式部がどういう世界に生きてきたかを探りたいと思います。  7月4日 平安時代の女性と文芸      九州大学名誉教授 辛島 正雄  『紫式部日記』では同時代を生きた3人の才女(和泉式部・赤染衛門・清少納言)についての批評がなされていて、当時、女性たちがいかに文芸と深くかかわっていたかが窺えます。今回は、紫式部の人と作品を通じて、平安時代の女性たちがどのように文芸と出会い、そこに深入りしていったかを探ってみたいと思います。

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  • 横浜 オンライン
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    はじめての「方丈記」

    • NEW
    • 文学・文芸創作
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 伊東 玉美/白百合女子大学教授
    • 2024/07/05〜
      10:30〜12:00

     「ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず」から始まる名作『方丈記』を読んでみましょう。学生時代、この冒頭部分を暗唱した方もいらっしゃるであろう鴨長明の『方丈記』は、大きな活字の文庫本でも30ページ程度の非常にコンパクトな作品ですが、鎌倉時代のはじめ(1212年)に書かれて以来、日本人の心をとらえ続けてきました。この作品がどうして日本の古典の代表作の一つであり続けたのか体験してみましょう。(講師・記) 〈各回の予定〉 (1)鴨長明という人 作者鴨長明は『方丈記』の他に、仏教説話集『発心集』、歌論書『無名抄』なども著した、当時を代表する文化人の一人でした。作者の長明について、時代と出家遁世劇を中心にたどります。 (2)ゆく河の流れ・五大災厄その一 さて、本文を本格的に読んでみましょう。はじめは「ゆく河の流れ」から安元の大火まで。九条兼実の日記『玉葉』なども、参考資料としてのぞいてみます。 (3)五大災厄その二 治承の旋風、福原遷都について読んでみます。福原遷都を主導した平清盛が、『平家物語』ではない文学作品ではどのように語られているかも学びます。 (4)五大災厄その三 養和の飢饉、元暦の地震について読み、「人とすみかの無常」を感じ取りましょう。そして、『方丈記』の文章が下敷きにしている表現についても、注目していきます。 (5)閑居の気味 長明の住まいの実態と変遷を、絵巻物なども用いながらたどります。また、鴨長明が踏まえている古典の一つ、慶滋保胤作『池亭記』との関係にも触れてみます。 (6)心さらに答ふる事なし 第四段落までだんだんと高揚感に満ちて来た『方丈記』ですが、末尾の第五段は、自らの心を問いただしたものの、わたしの心は何も答えられなかったと終わります。『方丈記』はなぜこのような形で終わったのかを考えてみましょう。 【参考図書】 講師おすすめ版: エッセンスが凝縮した岩波文庫、詳しい資料と現代語訳のついた角川ソフィア文庫、読みやすく現代語訳と評が味わい深いちくま学芸文庫など。

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  • 京都 オンライン
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    『源氏物語』のことばと心 オンライン

    • 文学・文芸創作
    • オンライン(事前選択講座)
    • 見逃し配信あり
    • 福嶋 昭治/園田学園女子大学名誉教授
    • 2024/07/06〜
      10:30〜12:00

    『源氏物語』の全文を読み続けています。今期より、「葵」を読みます。『源氏物語』が千年に渡って読み続けられたのは、「面白い」からです。物語展開の魅力をたどりつつ、全文講読だからこそ可能となる、細部表現に込められた「面白さ」すなわち「人生的感慨」を読み取り味わうということが、本講座のねらいです。文法的知識はいっさい必要ありません。途中受講も問題ありません。 9月は、第2土曜に行います。

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  • 立川 オンライン
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    「続日本紀」を読む

    • 文学・文芸創作
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 寺田 惠子/学習院女子大学講師
    • 2024/07/09〜
      13:00〜15:00

     『続日本紀』は、その名のとおり『日本書紀』に続けて記された日本の歴史書です。文武天皇の即位の年(西暦697年)から始まり、桓武天皇十年(791年)でその記述を終えています。奈良時代は710年から794年までですから、『続日本紀』の歴史記述は、奈良時代をほぼ完全にカバーしています。すなわち、『続日本紀』は、天平文化、万葉集の歌の背景、律令政治実施の様子を含めた奈良時代を知るための基本資料と言えるでしょう。  この講座では、なるべく本文に忠実に読み進めます。同時に、他の同時代の文献−『万葉集』『律令』『日本霊異記』など−も時に参照しながら、奈良時代の人々の生活や文化を考えていきます。(講師・記) ・2023年10月から「続日本紀」を読み始めました。

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  • 千葉 オンライン
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    シェイクスピアの魅力を味わう「ハムレット」

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    • 文学・文芸創作
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 篠崎 実/千葉大学教授
    • 2024/07/09〜
      15:30〜17:00

    イギリスの劇作家ウィリアム・シェイクスピア(1564年生まれ、1616年殁)の作品について考える講座です。毎期1作品をとりあげ、その魅力を味わいます。 今期は、主人公の複雑な性格のためにさまざまな解釈がなされ、シェイクスピア劇中もっとも人気が高い悲劇『ハムレット』をとりあげます。映画や現代の舞台上演に触れながらこの劇の魅力や意味について考えていきたいと思います。」(講師・記)

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  • 新宿 オンライン
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    はじめてふれる『源氏物語』古注釈書の世界

    • NEW
    • 文学・文芸創作
    • オンライン開催
    • 見逃し配信あり
    • 松本 大/関西大学教授
    • 2024/07/12〜
      10:30〜12:00

     『源氏物語』は、その成立以後、各時代で様々な検討が加えられながら、現代まで脈々と読み継がれてきました。  現代の解釈においても、過去の人々の解釈に基づく部分が少なからず存在します。そういった過去の解釈は、多くは古注釈書から把握することができます。  古注釈書に見られる注釈内容は、現代の我々とは異なる方法や価値観によって施されているため、一見すると全く意味の分からないものも多く存在します。  しかし、難しく捉える必要はありません。  過去の人々がどのような点に注目していたのかを丁寧に汲み取れば、彼らの意図は見えてきます。  本講義では、『源氏物語』の注釈史の入門編として、注釈のあり方や、各時代を代表する注釈書を取り上げながら、各時代の人々が『源氏物語』をどのように扱ってきたのかという点に迫ってみたいと思います。(講師・記) <カリキュラム> 【7月期】 第1回 『源氏物語』の享受と注釈書 第2回 注釈とは何か、注釈書とは何か 第3回 古注釈書の見方 【10月期】 第4回 現存最古の注釈書 ―藤原伊行『源氏釈』― 第5回 伝本の書写と注釈 ―藤原定家『奥入』― 第6回 家としての学問 ―源光行・親行『水源抄』、素寂『紫明抄』―  【1月期】 第7回 博引旁証のかたまり ―四辻善成『河海抄』― 第8回 最も現代的な感覚の注釈書 ―一条兼良『花鳥余情』― 第9回 室町期の注釈の基盤について ―『河海抄』と『花鳥余情』の関係― 【4月期】 第10回 三条西家と連歌師の活動 ―三条西実隆『細流抄』など― 第11回 室町期までの集大成 ―中院通勝『岷江入楚』― 第12回 江戸期の最強の流布本 ―北村季吟『湖月抄』― 

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  • 横浜 オンライン
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    トルストイ「戦争と平和」を読む 

    • NEW
    • 文学・文芸創作
    • 教室・オンライン自由講座
    • 残りわずか
    • 越野 剛/慶應義塾大学准教授
    • 2024/07/13〜
      15:30〜17:00

     トルストイ『戦争と平和』は、ヨーロッパの戦争の時代を背景にして、生と死、野望と幻滅、愛と憎しみ、人が経験するあらゆる精神の遍歴を描いています。華やかな都市の社交界、のどかな田舎の風景、過酷な戦場、次々と切り替わる場面や登場人物の視点を楽しむ醍醐味もあります。  長大な小説を、講師の解説と受講者の皆さんの感想や疑問点を共有しながら、ゆっくりと(毎回、日本語で50-80頁程度)読んでいきます。  2024年7月期開講。 <テキスト>各自、ご用意ください。 「戦争と平和」(光文社古典新訳文庫、望月哲男訳)  

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  • 千葉 オンライン
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    アンデルセン童話の世界

    • NEW
    • 文学・文芸創作
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 桑原 公美子/東海大学教授

    • 10:30〜12:00

    来年(2025年)はアンデルセン生誕220年です。彼は自伝の冒頭で「自分の生涯は豊かで幸福な、まるで一篇の美しい童話(メルヘン)のようである」と書いています。この言葉が示すように、アンデルセン童話が時代や国を越えて人々を惹きつけるのは、その童話が彼自身の人生の中で感じたさまざまな想いによって独自に作り上げた世界だからだと言えます。本講座をとおして、彼の人生や想いを知ることで、その童話に秘められた新たな面白さを感じていただけければと思います。また、アンデルセン童話が日本でどのように導入され普及していったのか、その変遷を辿ることでその時代・社会におけるアンデルセン童話に求められた役割についてお話します。(講師記) 第1回:7月20日(土)「アンデルセンとその童話の世界」 第2回:8月24日(土)「アンデルセン童話の秘められた魅力」 第3回:9月21日(土)「日本におけるアンデルセン童話」

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  • 新宿 オンライン
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    三島由紀夫の旅日記

    • NEW
    • 文学・文芸創作
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 井上 隆史/白百合女子大学教授
    • 2024/07/20〜
      15:30〜17:00

     三島由紀夫は旅を愛し、執筆が終るのを待ちかねるように、たびたび国内外に出かけました。旅行記『アポロの杯』、『旅の絵本』や、軽井沢、伊豆、奈良、ニューヨーク、メキシコ、インドなど世界各地から送られた手紙を読みながら、三島の文学と人生における旅の意味について考えます。 (講師・記)

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  • 千葉 オンライン
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    『古事記』の謎を読み解く

    • 歴史
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 谷口 雅博/國學院大學教授
    • 2024/07/23〜
      13:00〜14:30

     『古事記』には多くの謎があります。正史『日本書紀』に先立って撰録された『古事記』は何のために作られたのか、まずはそこから考え、続いて上巻の神話を読みます。『古事記』神話冒頭部では高天原に神々が次々と出現しますが、そのうち7番目の神までは「身を隠した」と記されます。神は何故、何処に隠れたのか。また、イザナキとイザナミは結婚して国土を生んで行きますが、最初に生まれた子のヒルコは流されてしまいます。ヒルコとは一体どういう存在であったのか。その他にもわからない点が数限りなくありますが、こうした謎についてあれこれと考えてみるのも、『古事記』を読む楽しみのひとつです(講師・記)。 第1回 『古事記』は何のために作られたのか 第2回 神はなぜ隠れるのか 第3回 ヒルコはなぜ流されるのか

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  • 京都 オンライン
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    「垣間見」からのアプローチ(続)(オンライン受講)

    • 文学・文芸創作
    • オンライン(事前選択講座)
    • 見逃し配信あり
    • 吉海 直人/同志社女子大学名誉教授
    • 2024/07/24〜
      10:30〜12:00

    以前「垣間見」をとりあげてお話ししましたが、それだけではとても語りつくせません。そこで再度「垣間見」を取り上げてみます。「垣間見」を通して見える物語世界を味わってみましょう。 (オンライン受講です。教室講座をオンラインで同時配信します。) <各回のテーマ> 7月24日 「夕顔巻の相互垣間見」 8月28日 「野分巻の六条院垣間見」 9月25日 「若菜上巻の女三の宮垣間見」

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  • 福岡 オンライン
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    文化人 花山天皇

    • 文学・文芸創作
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 沼尻 利通  /福岡教育大学准教授
    • 2024/07/25
      13:00〜14:30

     日本文学の最高峰『源氏物語』作者の紫式部は、大河ドラマにより、いまその生涯が注目を浴びています。今回は、ドラマにも登場する藤原氏や天皇など紫式部をとりまく人々や平安時代の生活を取り上げて、紫式部がどういう世界に生きてきたかを探りたいと思います。※講師はオンラインで講義します。  7月25日 「文化人・花山天皇」 福岡教育大学准教授 沼尻 利通    花山天皇(968〜1008年)は、その出家(寛和の変)や、中関白家没落(長徳の変)のきっかけをつくるなど、歴史物語でよく知られます。しかし、文化人としての側面も見逃せません。花山天皇をめぐる説話や文化的な事象を振り返り、人間花山天皇についてお話しします。

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  • 立川 オンライン
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    はじめての遠野物語 

    • 文学・文芸創作
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 小田 富英/『柳田國男全集』編集委員
    • 2024/07/25〜
      13:30〜15:00

     立川教室で、私の「『遠野物語』を読む」講座が始まったのは、2017年9月。第T期は、テーマ別に数話ずつ読み進め、2021年度から119話全話を順番(柳田が考えた配列順)に読む第U期に入りました。25回かけて全話を読み終え、『遠野物語』を柳田謎解き学の原点の書であることを改めて確認しました。昨年からの第V期は、「はじめての『遠野物語』」と題して新しい読者の方を交えて、読みの裾野を拡げてきたつもりです。そして、いよいよ皆さん一人一人が抱いた「疑問」や「謎」に挑戦する第W期に入りたいと思います。この講座は、その入り口を示すだけの役目です。皆さんの抱いた「小さな疑問」を大切にし、共に考えることで、果ての無い好奇心が誘う出口へと向かいたいと思います。初めて読む方も、『遠野物語』ファンの方も大歓迎です。お待ちしています。(講師記) 7月「序文」の謎―記載された年月は誤りなのか 8月「55話」の謎―名前を伏せたのは何故か 9月「8話」の謎―実在しない地名を使った謎 ※ 1日体験  2024年7/25木曜 13:30-15:00も、受付中!  会員 3,850円 [ 受講料 3,630円 / 教材費 55円 / 設備費 165円 ] ⼀般 4,950円 [ 受講料 4,730円 / 教材費 55円 / 設備費 165円

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  • 新宿 オンライン
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    ジョージ・オーウェルの現代性

    • NEW
    • 文学・文芸創作
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 川端 康雄/日本女子大学名誉教授
    • 2024/07/27
      15:30〜17:00

     イギリス20世紀前半の作家ジョージ・オーウェル(1903–1950年)の代表作『一九八四年』(1949年)は、権威主義的国家体制や監視社会など、現代世界のさまざまな問題を考察するのによく引き合いに出されています。『動物農場』(1945年)も、ソ連批判という当初の執筆目的を超えて、注意を怠ると社会がいかに腐敗するかを表現した作品として汎用性のある読み方ができます。本講座ではこれら2作品を中心にオーウェルの著作がいかに今日的な意義を持つものであるかをお話したいと思います。(講師・記)

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  • 千葉 オンライン
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    『紫式部日記』の世界

    • 文学・文芸創作
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 吉井 美弥子/元和洋女子大学教授
    • 2024/07/27〜
      13:00〜14:30

    今年のNHK大河ドラマの主人公、紫式部は『源氏物語』を書いたことでよく知られていますが、一条天皇の中宮彰子に仕え、『紫式部日記』も著しています。そこには中宮彰子の御子出産の記録と紫式部自身のさまざまな思いが書きこまれています。本講座では『紫式部日記』を、登場人物、言葉、社会、慣習、時代背景などとともに丁寧に読み解いていきます。連続して講読していく予定ですが、途中からでもお気軽にご参加いただけます(講師・記)。 <各回テーマ> 7月:若宮の御湯殿の儀を中心に 8月:道長による五日の産養の様子 9月:引き続き行われる七日、九日の産養

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  • くずは オンライン
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    短歌-歌集の編み方、作り方【オンライン受講】

    • 文学・文芸創作
    • オンライン(事前選択講座)
    • 見逃し配信あり
    • 松村 正直/歌人
    • 2024/07/27
      13:00〜14:30

    「歌集を出したいけれど、どうすればいいのかわからない」という声をよく耳にします。 そもそも、なぜ私たちは歌集を出すのか? 歌集を編む意味とは何か? そんな出発点から、歌の選び方や並べ方、タイトルの付け方、出版社の決め方、費用や寄贈に関することまで、経験をもとに具体的にお話しします。歌集作りというのは自分自身と出会い直す機会でもあります。そろそろ歌集をまとめようと思っている方、いつか歌集を出せたらと考えている方、 ぜひこの機会にご参加ください。

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  • 横浜 オンライン
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    チェーホフ「三人姉妹」

    • NEW
    • 文学・文芸創作
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 安達 紀子/早稲田大学講師
    • 2024/07/29〜
      10:30〜12:00

    激動の十九世紀末から二十世紀初頭のロシア、時代の流れに取り残されて不条理な状況のなかで生きる人びとの人生のひとこまを切り取って、チェーホフは珠玉の戯曲を書き上げました。苦悩のなかに滑稽さが見え隠れし、滑稽さのなかに悲哀が滲み出る劇世界のなかに、私たち現代人は何を見出しうるのでしょうか。後期の名作『三人姉妹』のなかで、チェーホフは私たちに何を問いかけているのでしょうか。劇作品の演出もご紹介し、その映像の一部をお見せします。(講師記) <今期カリキュラム(予定)> 第1回 『三人姉妹』以前の劇作品を取り上げ、チェーホフがなぜ戯曲を書くようになったのかについて考えます。 第2回 『三人姉妹』を詳しく読み、この戯曲の魅力を探ります。 第3回 『三人姉妹』を分析し、ロシアにおける『三人姉妹』の代表的な演出を紹介し、それについて解説します。 <2024年10月期(予定)> 第4回 『桜の園』の時代背景について解説します。 第5回 『桜の園』を深く読み、現代に通じる問題について考察します。 第6回 『桜の園』について考え、ロシアにおける『桜の園』の代表的な演出を紹介し、それについて解説します。

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  • 北九州 オンライン
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    【8月】いま読みたい日本の文学〜教科書作品を楽しむ

    • 文学・文芸創作
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 上出 惠子/活水女子大学名誉教授
    • 2024/08/05
      13:30〜15:00

    子どものころ教科書で出会った文学作品に再会しましょう。年齢を重ねて読み直すと、新たな発見や感動があります。教科書が採用した狙いを考えて読むと、また深く味わえます。 ☆各月での受講もできます。(入会金不要です)  こちらは 宮沢 賢治 『 やまなし 』 〜谷川の底を写した幻燈の話 の申し込みページです。   【今後のカリキュラム】   E 9/2 内田 百 『 冥途 』 〜不思議で無気味な幻想作品  

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  • 福岡 オンライン
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    紫式部と『更級日記』の著者 孝標女

    • 文学・文芸創作
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 坂本 信道 /京都女子大学教授
    • 2024/08/08
      13:00〜14:30

     日本文学の最高峰『源氏物語』作者の紫式部は、大河ドラマにより、いまその生涯が注目を浴びています。今回は、ドラマにも登場する藤原氏や天皇など紫式部をとりまく人々や平安時代の生活を取り上げて、紫式部がどういう世界に生きてきたかを探りたいと思います。    8月8日 紫式部と『更級日記』の著者 孝標女 京都女子大学教授  坂本 信道      菅原孝標女は東国で育ち、『源氏物語』の世界に強い憧れを抱いて上京しました。成立間もない『源氏物語』のどのような点に魅力を感じていたのでしょうか。『更級日記』の世界に、『源氏物語』はどのような影響を与えたのか、彼女の物語愛好も併せ解説します。

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  • 千葉 オンライン
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    「源氏物語」紅葉賀巻を読む

    • NEW
    • 文学・文芸創作
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 林 悠子/日本女子大学准教授
    • 2024/08/21
      13:00〜14:30

    『源氏物語』第7帖紅葉賀巻を読みます。この巻では藤壺が光源氏との間の秘密の子を産み、苦悩する光源氏と藤壺の姿が濃密に描かれます。巻冒頭、光源氏と頭中将が青海波を舞う場面、密通の事実を知らない桐壺帝が光源氏に生き写しの皇子を慈しむ場面、色好みの老女源典侍と光源氏の滑稽な恋の場面など、読みどころ満載の紅葉賀巻をコンパクトにご紹介いたします。現在の研究の動向なども織り交ぜながらお話しをいたしますので、紅葉賀巻をはじめて本格的に読む方にも、改めて読み直したい方にもご参加いただければと存じます。(講師・記)

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  • 京都 オンライン
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    大江健三郎『キルプの軍団』を読む(オンライン)

    • 文学・文芸創作
    • オンライン開催
    • 見逃し配信あり
    • 井原 慶一郎/鹿児島大学教授
    • 2024/08/24
      13:00〜14:30

     私は大学院生向けの「比較文学」の授業で毎年、学生と一緒に『キルプの軍団』を読んでいます。その理由は、この作品が比較文学の教材として優れているだけでなく、大江文学およびディケンズ文学の入門書としても最適だからです。この作品は高校2年生のオーちゃんが主人公兼語り手なので、小説としても読みやすいですし、読者はオーちゃんが作中で読んでいるディケンズの『骨董屋』にも必ずや興味を持つことでしょう。  今回の講座では、ディケンズ研究者の視点からこの作品を読み解いていきます。もちろん、ドストエフスキーやダンテなど、作中で言及されるディケンズ以外の文学作品についてもわかりやすく解説します。この小説を読むうえで参考になるような背景知識を皆さんにお伝えできればと思っています。(講師記) ◆テキストは大江健三郎『キルプの軍団』(岩波文庫、定価1,001円)を使用します。各自お求めのうえご受講ください。  ご参考: [https://www.iwanami.co.jp/book/b358696.html](https://www.iwanami.co.jp/book/b358696.html) 岩波書店ホームページ

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  • 新宿 オンライン
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    公募小説賞で決して書いてはいけない言葉・表現・文章とは!?

    • NEW
    • 文学・文芸創作
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 岡田 徹/文芸編集者
    • 2024/08/31
      10:30〜12:00

     小説を書くうえで大事な三要素があります。物語、登場人物、文章(描写力)です。とくに文章はうっかりミスや知らずに犯してしまう間違いが非常に多い。例えば「違和感を感じる」と言ったり書いたりしたことはありませんか。違和感というのは違和の念を感じることで、それをさらに感じるのは、日本語としてはつたないと言わざるを得ません。馬から落馬する、と書くようなもので、これを同語反復(同意語反復、重文とも)と言います。また「見れる」「食べれる」と普段喋っていませんか。そう、ら抜き言葉です。これも小説を執筆する場合には禁句。しかし、「眠れる」は正しく、「寝れる」は間違った日本語です。その簡単な見分け方を講座で教示します。他にも小説執筆に絶対必要な様々の文章術を本講座でしっかり身につけてください。(講師・記)

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  • 名古屋 オンライン
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    光源氏のモデルは誰か―「源氏物語」史実と虚構(オンライン受講)

    • NEW
    • 文学・文芸創作
    • オンライン(事前選択講座)
    • 見逃し配信あり
    • 高橋 麻織/椙山女学園大学准教授
    • 2024/09/01
      13:00〜14:30

    【オンライン受講コース】 『源氏物語』主人公・光源氏にモデルはいたのか。これまでの研究では、藤原道長や源高明などが指摘されている。平安時代の実態と『源氏物語』に描かれる世界とを比較検討し、歴史を踏まえることで『源氏物語』に込められた作者・紫式部の思いに迫る。現在、放映中のNHK大河ドラマ「光る君へ」の魅力にも触れたい。 ※高橋麻織講師は名古屋へ出講予定です。[教室受講コースあり](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=7189974)

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  • 立川 オンライン
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    自作に生かす芭蕉俳諧

    • 文学・文芸創作
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 高柳 克弘/「鷹」編集長
    • 2024/09/05
      13:00〜14:30

     時代を越えて伝わる芭蕉の句には、多彩な表現方法が使われています。その中には、近現代俳句ではあまり顧みられないものも。たとえば「うれしい」「さびしい」などの「感情表現」は、極力使わないようにというのがセオリーです。しかし芭蕉の句には「おもしろや今年の春も旅の空」など、感情表現を用いたものも多いのです。本講座では新刊『隠された芭蕉』を教科書に、「感情表現」をはじめ、「時間表現」「比喩表現」「風景描写」などを紹介し、芭蕉の豊かな表現方法をご自身の作句にも生かせるように解説します。(講師・記) 【参考書】「隠された芭蕉」著:高柳克弘(慶應義塾大学出版会)

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  • 千葉 オンライン
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    グリム童話研究序説

    • NEW
    • 文学・文芸創作
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 大野 寿子/東洋大学教授

    • 15:30〜17:00

     『グリム童話』の本当の名前は『子供と家庭のメルヒェン集』といいます。グリム兄弟によって収集され、第1巻初版が1812年に、第2巻初版は1815年に出版されました。原文はドイツ語です。兄のヤーコプと弟のヴィルヘルムは司書を経て大学教授となり、文学、言語学、法学、歴史学、そして今でいう民俗学や文化学などを研究していました。本講義では、そのグリム童話とグリム兄弟にちなんだ「ドイツ・メルヘン街道」の旅を共に体験しながら、グリム童話あるいはグリム兄弟の知られざる側面を多角的に学んでいただきたいと思います。グリムは私たちに何を伝えようとしているのでしょう。そもそもメルヘンとは一体何なのでしょう。物語の世界へと私がご案内いたします。(講師・記)

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  • 名古屋 オンライン
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    万葉の富士と山部赤人〜富士の高嶺に雪は降りける(オンライン受講)

    • 文学・文芸創作
    • オンライン(事前選択講座)
    • 見逃し配信あり
    • 大浦 誠士/専修大学教授
    • 2024/09/07
      13:00〜15:00

    世界遺産にも登録された富士山は今も日本を象徴する山だが、万葉の時代にも日本の鎮めの山として歌われている。本講座では、有名な山部赤人の富士山歌をはじめとして、高橋虫麻呂の歌、東歌に見られる富士山の歌などを丁寧に読み、それぞれの特徴を解説する。今も昔も変わらぬ富士の威容に思いをはせながら。 ※大浦誠士講師は名古屋へ出講予定です。[教室受講コースもあります](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=7188185)

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  • 新宿 オンライン
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    ゲーテとその時代

    • NEW
    • 文学・文芸創作
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 七字 眞明/慶應義塾大学教授
    • 2024/09/13
      10:00〜11:30

     ゲーテは1749年、フランクフルト・アム・マインに生まれ、1832年にヴァイマールで亡くなりました。ゲーテと並ぶヴァイマール古典主義時代の代表者シラーが45歳、同時代の思想家ヘルダーが59歳で没したのと比べると、82年間のたいへん長い人生であったと言えます。  その幼少期に観た人形劇に着想を得、生涯の最晩年に完成させた戯曲『ファウスト』を中心に、ゲーテが誕生した18世紀半ばから19世紀前半にかけてのドイツ語圏の文学、思想状況を概観します。(講師記)

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  • 新宿 オンライン
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    パリはどう語られてきたか

    • 文学・文芸創作
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 小倉 孝誠/慶応義塾大学教授
    • 2024/09/13
      15:30〜17:00

     フランス革命後、パリは政治、文化、経済の面でフランスの中心になります。同時に、19世紀のパリでは革命がたびたび勃発して体制が変わり、他方では民主化と近代化が進んで人々の生活と意識が大きく変わります。そのようなパリの変貌が、文学のなかでどのように語られているかを、フロベールの『感情教育』、ボードレールの『悪の華』を読みながら考察します。二人はどちらも1821年生まれですが、パリにたいする感覚はかなり異なります。その違いについても考えてみましょう。(講師・記)

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  • 福岡 オンライン
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    一条天皇と源氏物語

    • 文学・文芸創作
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 今西 祐一郎/国文学研究資料館名誉教授
    • 2024/09/19
      13:00〜14:30

     日本文学の最高峰『源氏物語』作者の紫式部は、大河ドラマにより、いまその生涯が注目を浴びています。今回は、ドラマにも登場する藤原氏や天皇など紫式部をとりまく人々や平安時代の生活を取り上げて、紫式部がどういう世界に生きてきたかを探りたいと思います。 9月19日 一条天皇と源氏物語 国文学研究資料館名誉教授 今西 祐一郎  一条天皇が『源氏物語』に接していたことは、『紫式部日記』に記されている。ただし、一条天皇は書物としての『源氏物語』を読んだのではなく、女房に読ませて聞いたという。『紫式部日記』には、一条天皇は女房に読ませ、それを聞いて「この物語の作者は日本書紀を講義することができるだろう」と言ったと記されている。では、一条天皇は『源氏物語』のどの巻を聞いたのであろうか。その点についての新しい解釈を試みる。

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  • 千葉 オンライン
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    知識ゼロからのクトゥルー神話

    • 文学・文芸創作
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 森瀬 繚/クトゥルー神話研究家

    • 15:30〜17:00

    米国の怪奇小説家H・P・ラヴクラフトの諸作品を中心に、1世紀近い年月をかけて形成されてきた架空の神話大系“クトゥルー神話”。日本では1970年代に紹介が始まりましたが、継続的に資料やテキストが掘り下げられてきた結果、旧世紀中のイメージとは大きく変化しています。この講座は、クトゥルー神話とラヴクラフトについて何も知らない人、あるいは旧世紀中に関連書を熱心に読まれたけれど、その後はしばらく離れていたという方向けに、2024年現在の“クトゥルー神話”像について解説します(講師・記)。

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  • 中之島 オンライン
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    ユゴー『レ・ミゼラブル』を読み解く(オンライン受講)

    • 文学・文芸創作
    • オンライン(事前選択講座)
    • 見逃し配信あり
    • 和田 章男/大阪大学名誉教授
    • 2024/09/24
      10:30〜12:00

    ヴィクトル・ユゴーの畢生(ひっせい)の大作『レ・ミゼラブル』は、革命後の激動の歴史のなかで、貧困と不幸に苦しむ人々の苦闘を壮大な人間ドラマとして描いています。歴史上のヒーローのナポレオンと架空のヒーローのジャン・ヴァルジャンが交差しながら展開する「民衆神話」の光と闇を、物語構造、人物造型、風景描写、時代背景などの観点から読み解きます。

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  • 新宿 オンライン
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    賀茂祭(葵祭)と平安貴族たちの祭見物

    • NEW
    • 文学・文芸創作
    • オンライン開催
    • 見逃し配信あり
    • 繁田 信一/王朝民俗学者
    • 2024/09/25
      15:30〜17:00

    『源氏物語』に登場する神社として最も重要なものは、やはり、賀茂社ではないでしょうか。 上賀茂社と下賀茂社との二つの神社から成る賀茂社は、平安京の鎮守であり、その例祭は、王朝時代には毎年の四月に行われていました。 そして、この賀茂社の四月の例祭は、「葵祭(あおいまつり)」とも呼ばれていましたが、葵の上(光源氏の正妻)と六条御息所(光源氏の愛人)との間で有名な車争いが起きたのは、この賀茂社の例祭(葵祭)に関わる行列の見物の最中のことでした。 しかし、その車争いのきっかけとなった賀茂祭(葵祭)のことは、意外にも、あまりよく知られていないようです。 そこで、この講座では、『源氏物語』という物語をより深く楽しむために、賀茂祭(葵祭)および同祭の見物について、さまざまな史料を手がかりとして詳しく説明していきます。 それによって、あの車争いという事件をめぐって、新たな見方ができるようになるかもしれません。 全1回 賀茂祭(葵祭)と平安貴族たちの祭見物 ◆「シリーズ・源氏物語がたり」関連講座の一覧は[こちら](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WTokushuShosai.do?tokushuId=781)をご覧ください。

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  • 新宿 オンライン
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    透明水彩の混色・徹底攻略!

    • 絵画・造形・書・写真
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 吉成 浩昭/白日会会員
    • 2024/07/28
      10:30〜12:00

    こちらの講座は、教室受講とオンライン受講の同時開催です。 レクチャーとデモンストレーションの聴講が中心ですが、お手元でご自身の水彩道具を使用し、講師が説明している混色をその場で試すことも可能です。 オンライン受講の方も視聴しながら混色を試してみて下さい。 見逃し配信もございます。

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  • 千葉 オンライン
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    考える力を養うソーシャル・シンキング入門

    • NEW
    • 時事・社会
    • オンライン開催
    • 見逃し配信あり
    • 長谷川 智/元朝日新聞記者
    • 2024/08/24
      16:00〜17:30

    先が見通せない時代になっています。ビジネスパーソンにとっては、自ら考える力が必要になっています。自分の仕事だけでなく、時事・歴史・教養から新しい発想を生み出す思考が重要です。講師は元朝日新聞記者。著書「ソーシャル・シンキング」で社会を考えるための材料、自分の意見をまとめるための技法をまとめています。東洋と西洋、東京と地方、自然と人間、キャリア自律、ジェンダー平等、メディア活用、企業倫理の再構築など本に沿って考える力を養うポイントを講義します。目先の業務に埋め尽くされた脳に新しい空間を創り、ブレイクスルーを呼び起こしましょう。考えることに関心のある元ビジネスパーソンも歓迎です。(講師・記)

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  • 新宿 オンライン
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    チャイコフスキーとドイツ・ロマン派

    • 音楽
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 西原 稔/桐朋学園大学教授
    • 2024/07/05〜
      15:30〜17:00

    チャイコフスキーの音楽はロシア音楽の伝統をうけつぐと共に、西洋音楽、とくにフランスのロココ文化やモーツァルトへの憧れを示しています。この両面が彼の音楽を普遍的なものに仕上げています。チャイコフスキーの創作における民謡の使用も、「ロシア5人組」とは異なっています。この講座ではチャイコフスキーの名作だけではなく、彼の創作の背景は影響関係などを踏まえて多角的にアプローチしてまいります。(講師・記) 第1回 若き日のチャイコフスキー  この回は、チャイコフスキーの出自に始まり、初期の創作を扱います。とくに「交響曲第1番《冬の日の幻想》」や、その後の彼の音楽思想に深い影響をもった交響的幻想曲「宿命」、ウクライナ民謡を取り入れた《弦楽四重奏曲第1番》を中心に取り上げます。 第2回 劇音楽への関心と「ピアノ協奏曲第1番」   チャイコフスキーの創作で重要なのは劇音楽である。彼の初期の劇音楽で注目されるのが付随音楽「雪娘」である。劇的な音楽への関心は、交響幻想曲「フランチェスカ・ダ・リミーニ」や幻想序曲「テンペスト」にも示されています。第2回はこれらの作品と「ピアノ協奏曲第1番」の創作経緯について取り上げます。 第3回 チャイコフスキーのヴァイオリン音楽  この回は、チャイコフスキーがヴァイオリンのための「懐かしい土地の思い出」と「ヴァイオリン協奏曲」を中心に取り上げます。この二つの作品は密接な関連を持っています。また、オペラ「エウゲニー・オネーギン」で奏されるポロネーズは「ヴァイオリン協奏曲」のポロネーズを彷彿とさせます。 第4回 ダモクレスの剣への慄き  チャイコフスキーは「宿命」という思想を初期のころから持ち続けました。それは「ダモクレスの剣」と象徴されます。この回は「交響曲第4番」と「偉大な芸術家の思い出」を中心に、この思想と創作との結びつきを取り上げます。 第5回 ロココの世界への憧れ  チャイコフスキーの母親の家系はフランスの貴族に由来します。彼は18世紀のロココの世界への強い思慕があり、それはチェロのための「ロココ風の主題による変奏曲」や組曲第4番「モーツァルティアーナ」、そして透明な美しさを湛えるバレエ音楽「白鳥の湖」に反映されています。 第6回 「交響曲曲第6番《悲愴》」と宿命  「交響曲第5番」を作曲し、あらゆる声望を手に入れたチャイコフスキーであるが、「交響曲第6番」の完成・初演後、彼は突然亡くなります。この二曲とも彼の最高傑作で、演奏機会も多い。最終回はこれら2曲とともに、とくにオペラ「スペードの女王」を取り上げます。

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  • 横浜 オンライン
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    ベートーヴェンの「第九」とは何なのか

    • 音楽
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 平野 昭/音楽評論家
    • 2024/07/08
      15:30〜17:00

    2024年はベートーヴェンの最後の交響曲「第九」が初演されて200年目にあたります。難聴の苦悩をかかえながらこの交響曲を書き上げたのはウィーン会議から10年後のこと、ナポレオン帝政没落後の王政復古が叫ばれるウィーン体制化のことでした。絶対王政への回帰を求める復古主義と市民革命や諸民族の独立運動が水面下でぶつかり合う1824年5月に初演されました。純粋な器楽合奏曲である交響曲に声楽を導入するという交響曲史上の革新を成し遂げた記念碑的作品です。一方、終楽章の合唱に使われたシラーの詩(頌詩)《歓喜に寄す》とベートーヴェンの「第九」歌詞とはどのような関連があるか、もう一度考えてみたいと思います。(講師記)

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  • 新宿 オンライン
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    ドイツ音楽入門

    • 音楽
    • オンライン開催
    • 見逃し配信あり
    • 広瀬 大介/青山学院大学教授
    • 2024/07/08〜
      10:15〜11:45

    長らく開講してきた「ドイツ音楽入門」。後期ロマン派の作品について、各回ごとに数々の名盤を紹介・鑑賞し、その魅力を探っていこうと思います。(講師記) 7月期は、ワーグナーの楽劇『ニュルンベルクのマイスタージンガー』を取り上げます。

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  • 新宿 オンライン
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    ワーグナーのオペラをより深く知るために

    • NEW
    • 音楽
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 東条 碩夫/音楽評論家
    • 2024/07/11〜
      13:00〜14:30

     ドイツオペラの巨匠、ワーグナーのオペラは、決して解りにくいものではありません。どれも素晴らしい音楽と、感動的な物語にあふれたオペラなのです。そのワーグナーのオペラをこれから観てみたい、もっと楽しみたい、と思う方たちのために、本講座を用意しました。  「第1回」でワーグナーの主要10作品を概観し、彼の生涯のエピソードに触れたあと、第2回以降では各オペラについてそのストーリーを追いつつ、さまざまな場面を異なるいろいろな演出で比較し、その描き方の違い、解釈の違いを考えながら、作品の面白さを探ってゆきます。 (講師・記) 〈スケジュール〉 第1回「ワーグナーの生涯とその作品の変遷」    〜バイロイト祝祭劇場とは? ナチスに利用されたワーグナー、 第2回「超自然的オペラ《さまよえるオランダ人》」    〜悪魔の呪いを受け、七つの海をさまようオランダ人船長の運命は? 第3回「裏切られた愛のオペラ《ローエングリン》」    〜白鳥の騎士ローエングリンとは何者?

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  • 福岡 オンライン
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    まだまだ気ままに音楽史V

    • 音楽
    • 教室・オンライン自由講座
    • トライアル可
    • 見逃し配信あり
    • 長野 俊樹/福岡教育大学名誉教授
    • 2024/07/13〜
      10:00〜12:00

     ほんとうに長寿の講座になってきています。そこで、ずいぶん前にとりあげた曲目も再登場――とは申しましても、もちろん演奏者が違うかもしれませんし、担当者の説明も違ってくるかもしれません。はじめて顔を出す作品もあります。いずれにしても気ままですから、こむずかしくはありません。初心者の方もどうぞ、どうぞ。必要なのは冒険心だけです。 1)7月13日 シューマンの交響曲第1番「春」 2)7月27日 ブラームスの交響曲第4番 3)8月10日 ブルックナーの交響曲第9番 4)[8月24日](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=7392757) ワーグナーの《トリスタンとイゾルデ》(1) 5)[8月31日](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=7392758) ワーグナーの《トリスタンとイゾルデ》(2) 6)[9月14日](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=7410748) フランスのピアノ作品 7)[9月28日](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=7410749) ストラヴィンスキーの《春の祭典》 ★オンライン限定で1回ずつの受講も可能です。日付をクリックして該当ページへお進みください。

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  • 新宿 オンライン
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    ビートルズ:10のエレメンツ

    • 音楽
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 鈴木 惣一朗/音楽家
    • 藤本 国彦/ビートルズ研究家
    • 2024/07/19〜
      19:00〜21:00

    2023年11月に突如リリースされたTHE BEATLES“最後の新曲”「NOW AND THEN」。1996年の「リアル・ラヴ」以来、27年ぶりに耳に届いたその歌声や旋律に心を揺さぶられた人は少なくありません。 音楽グループの領域を超越し、ファッション、思想、生き方にまで影響を及ぼし、社会に大きな波紋を広げたTHE BEATLES。 音楽家の鈴木惣一朗氏とビートルズ研究家の藤本国彦氏の軽快なツーカートークとともに、いつまでも色褪せないその魅力を解き明かします。 THE BEATLESとは一体何者だったのか? 実際に音楽を聴きながら、一緒に考える時間を楽しんでいただければと思います。 ※講座には5分間の休憩および質疑応答の時間が含まれます。 【7月期】 エレメンツ(4)『1970年代前半』 「『ビートル・アローン』〜長く、曲がりくねった道へ」 エレメンツ(5)『1970年代後半』 「それぞれの人生〜ホーム・ファミリー・ラヴ」 エレメンツ(6)『1980年代』 「ジョンがいなくなり、さてどっちに行こうか」 エレメンツ(5)『1970年代後半』のみのお申込みは[こちら](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=7396496) エレメンツ(6)『1980年代』のみのお申込みは[こちら](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=7389869) 講座の切り抜き動画をYouTubeで公開しています! [ご参考にご視聴ください](https://www.youtube.com/watch?v=EvJ91Ipu28M) 【10月期】 エレメンツ(7)『1990年代』 「『アンソロジー・シリーズ』〜3人で集まってみました」 エレメンツ(8)『2000年代』 「21世紀へ〜これからのビートルズについて語りましょう」 エレメンツ(9)『2010年代』 「次世代への橋渡し〜アーカイヴ・シリーズとポール&リンゴの日本公演」 【1月期】 エレメンツ(10)『2020〜2025年』 「『ナウ・アンド・ゼン』〜ビートルズの現在」 【4月期】※終了 エレメンツ(1)『1962〜1964年』 「プレスリーへのあこがれはやめて『4人はアイドル』」 エレメンツ(2)『1965〜1967年』 コンボ・サウンドからオーケストラへ〜ジョージ・マーティンの力を借りましょう」 エレメンツ(3)『1968〜1970年』 「こんがらがった糸 マル・エヴァンス、エプスタイン、アラン・クレイン、クラプトン、プレストンなどなど」

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  • 新宿 オンライン
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    20世紀ユダヤ人指揮者たちの苦悩と栄光

    • NEW
    • 音楽
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 等松 春夫/防衛大学校教授
    • 2024/07/24〜
      19:00〜20:30

     クラシック音楽の演奏家、とりわけ著名な指揮者はたんなる音楽家ではなく、ときには国家や民族を象徴する「公人」(public figure)である。本講義では20世紀に活躍した著名なユダヤ系指揮者たちがナチズム、スターリニズム、第2次世界大戦、ホロコースト、冷戦、シオニズム、パレスチナ問題などといかに関わってきたかを考察する。  主としてオットー・クレンペラー、カレル・アンチェル、レナード・バーンスタインとイェフディ・メニューインをとりあげる。ユダヤ系の巨匠たちを通して見た20世紀現代史である。(講師:記) ●第1回 7/24「さまよえる巨人」:オットー・クレンペラー(1885〜1973)作曲家・指揮者  関連の深い同時代の音楽家   アルトゥーロ・トスカニーニ(1867〜1957)指揮者   ウィレム・メンゲルベルク(1871〜1951)指揮者   ブルーノ・ワルター(1876〜1962)指揮者 ●第2回 8/28「ホロコーストの生還者」:カレル・アンチェル(1908〜1973)指揮者    関連の深い同時代の音楽家   ヴァーツラフ・ターリヒ(1883〜1961)チェコの指揮者   ダヴィッド・オイストラフ(1908〜1974) ソ連のユダヤ系ヴァイオリニスト   ラファエル・クーベリック(1914〜1996)チェコの指揮者   ヴァーツラフ・ノイマン(1920〜1995) チェコの指揮者   グレン・グールド(1932〜1982) カナダ出身のピアニスト ●第3回 9/25 「シオンの地をめぐって」:イェフディ・メニューイン(M)(1916〜1999)ヴァイオリニスト・指揮者、レナード・バーンスタイン(B)(1918〜1990)ピアニスト・指揮者  関連の深い同時代の音楽家   アイザック・スターン(1920〜2001)ヴァイオリニスト   ダニエル・バレンボイム(1942〜)ピアニスト・指揮者

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  • 新宿 オンライン
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    ショパン ピアノ作品解説

    • NEW
    • 音楽
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 加藤 一郎/国立音楽大学教授
    • 飯島 聡史/ピアニスト
    • 2024/07/26〜
      10:30〜12:00

     ショパンの音楽にとって、「即興性」はとても重要なエッセンスです。ショパン自身、同じ曲を二度と同じように演奏しなかったと言われます。楽譜の余白にある音楽をどう受け取り、多様で絶妙なニュアンスをもって表現するか。ルバートやペダリング、フレージング等、ショパン独特のピアニズムとともに、解説します。  今回のシリーズでは、まずショパンが最初に出版した《3つのノクターン》を、次に《4つのマズルカ》を取り上げます。マズルカはハードルが高く感じられるかもしれませんが、ショパンの音楽に触れるにあたり、彼の音楽の根底に流れつづける民族音楽的な要素を理解することはとても大切なのです。  飯島聡史さんによる実演をまじえて、加藤一郎さんが語ります。 〈スケジュール〉 1.ショパン《3つのノクターン》作品9 2.〃 3.ショパン《4つのマズルカ》作品24

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  • 新宿 オンライン
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    日本語とポピュラーミュージック

    • 音楽
    • オンライン開催
    • 見逃し配信あり
    • 高山 博/作曲家・著述家
    • 2024/08/24〜
      18:30〜20:00

    J-POPやロックバンド、さらにはラップまで、強いビートのなかで日本語によって思いを伝える音楽は、今では当たり前のように人々の耳を楽しませ、感動を与え共感を呼んでいます。  しかし、元来英語圏の音楽であるロックやR&Bの曲調を、自然な形で日本語の歌詞に馴染ませ、さらにビートにのって歌うには、様々な工夫と努力が必要でした。  ここでは、日本語の音韻の特徴、伝統的な日本語歌詞のリズムの特徴が西洋音楽とどのように出会ったかから始まり、現代にいたるポピュラー音楽の歴史のなかでどのように消化されていったか、数多くの名曲をたどりながら、歌詞に使われた言葉やその発音の変遷と、アーティストたちによる創意工夫、数々のイノベーションを考察していきます。  取り上げる楽曲は、日本の唱歌や民謡、演歌からはじまり、戦後のブギウギ、ロカビリー、グループサウンズ、フォークソング。さらに、70年代以後から現代まで、黎明期の日本のロックからニューミュージック、J-POPやラップまでと、多様なジャンルとアーティストになります。いわば、言葉から見る、日本のポピュラー音楽史です。  二回にわたる講座は、単独での受講も可能ですが、両方とも受けていただくことで、より深く、楽しく、ポピュラー音楽を楽しめるようになるでしょう。 第一回 日本語の音韻と旋律、日本語を西洋的なビートに乗せることの困難〜黎明期の日本語ロック/フォークのさまざまな工夫 第二回 日本語を洋楽的なサウンドに乗せる方法の確立〜日本語による独自のポップスの成立と隆盛

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  • 新宿 オンライン
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    イタリア・オペラの価値再発見 

    • 音楽
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 岸 純信/オペラ研究家
    • 2024/08/29
      10:30〜12:00

     第2次大戦後、歌姫カラスが降臨してから四分の三世紀、オペラ界は「温故知新」の四字熟語を地で行く形で発展を遂げました。まずは、「昔のオペラが面白い!」と気づいた指揮者が増え、彼らの要望に沿う形で歌手勢が「声の技をどんどん磨く」ようになったので、21世紀の現在、オペラ史424年間が抱える作品は「楽譜さえ掘り起こせれば、上演が可能」な状況に至っています。  カストラートの役を引き受けるカウンタテナーの数も激増しましたし、40年前には、ロッシーニ《セビリャの理髪師》の伯爵の大アリアを「カットするのが当然、誰も歌えない」とみなが思っていたことを考えると、いまや隔世の感があります。  そこで今回は、ヘンデルやヴィヴァルディ、モーツァルトからベッリーニ、ヴェルディ、マスカーニといった認知度の高い作曲家たちの「イタリア・オペラにおける存在意義」を短いキャッチフレーズで紹介しながら、記念碑的な映像や録音をたっぷりとお楽しみ頂きます。

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  • 千葉 オンライン
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    もっと身近に!名作オペラの魅力

    • NEW
    • 音楽
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 山本 まり子/聖徳大学教授
    • 2024/08/31
      13:00〜14:30

    日々の暮らしにオペラの音楽を取り入れてみませんか? 1期につき一度の講座で名作オペラを取り上げ、映像や音源をご紹介しながら音楽の魅力を解き明かすと同時に、舞台上の人物が織りなす人間模様に迫ります。 劇の展開、歌手の声の迫力や繊細な表現、オーケストラの多彩な響き…。それらを知れば、オペラをもっと気軽に、もっと身近に感じていただけるはずです。 講座のあとに国内で上演予定のある作品を扱います。今期は、今年没後100年のプッチーニの代表作《ラ・ボエーム》に注目します。(講師・記) <今後の予定> 2024年10月期:モーツァルト《魔笛》 2025年1月期:ビゼー《カルメン》

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  • 新宿 オンライン
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    ベートーヴェンとブルックナー

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    • 音楽
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 土田 英三郎/東京藝術大学名誉教授
    • 2024/09/13〜
      15:30〜17:00

     今年はベートーヴェンの第9初演200年(日本における公式初演100年)であると同時に、ブルックナー生誕200年でもあります。ブルックナーはベートーヴェン作品から多くを学びました。そこで、よく似ていると言われる両者の最後の交響曲を中心に比較しながら、19世紀音楽史の問題をいくつか扱います。ブルックナーがベートーヴェンから習得したこと、特に音楽形式とフレーズ構造について、二人の音楽作りの共通点と大きな違い、時間があればフィナーレの問題(声楽付きか器楽か)などを、できるだけ自筆楽譜のようなオリジナル資料を見ながら、一緒に考えてゆきたいと思います。 (講師・記)

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  • 新宿 オンライン
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    元豊真将(錣山親方)の大相撲談義

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    • エンタメ・古典芸能
    • 教室・オンライン自由講座
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    • 立田川 豊英/錣山親方
    • 抜井 規泰/朝日新聞記者
    • 2024/08/31
      13:00〜14:30

     大相撲の人気関取だった元豊真将の錣山親方をお招きし、知られざる裏話をうかがいます。 錣山親方は、人気関取だった元寺尾の先代錣山親方が初めて育てた関取でした。「角界で最も美しい」と評された土俵での所作をご記憶の方も多いでしょう。膝の大けがで現役を続けられなくなるという悔しい引退でしたが、「立田川親方」を襲名し、先代親方の元で後輩たちの指導にあたっていました。しかし、昨年12月、先代親方が心不全のため急逝。21代錣山親方を襲名し、部屋を継ぎました。  木訥で義理堅く、真面目で優しい錣山親方。自身の現役時代や先代親方の思い出、今後の土俵への夢などをたっぷりと語っていただきます。(抜井・記)

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  • 名古屋 オンライン
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    牛抱せん夏が語る古典怪談〜真景累ヶ淵編(オンライン受講)

    • エンタメ・古典芸能
    • オンライン(事前選択講座)
    • 牛抱 せん夏/怪談師
    • 2024/09/06
      18:30〜20:00

    講師は数々の幽霊役を演じ、2010年「稲川淳二の怪談グランプリ」で優勝。今回は明治期の落語家・三遊亭圓朝によって創作された落語「真景累ヶ淵」の見どころやあらすじを紹介。後半で実演する。

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  • 新宿 オンライン
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    対談・インド映画の四半世紀

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    • エンタメ・古典芸能
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 高倉 嘉男/インド映画研究家
    • 奈良部 健/朝日新聞記者
    • 2024/09/14
      13:00〜14:30

     中国を抜いて世界最大の人口を誇る大国インドは、今でも映画が「娯楽の王様」として君臨し社会に絶大な影響力を持つ映画大国でもあります。同時にインド映画には、変化する社会や文化、政治や思想、制度や技術が巧みに反映され、それぞれの時代が映し出されてきました。過去四半世紀に日本でインド映画ブームを巻き起こした「ムトゥ 踊るマハラジャ」(1995年製作)、「きっと、うまくいく」(2009年製作)、「RRR」(2022年製作)などにも触れながら、インド本国と日本におけるインド映画のこれまでとこれからを語り合います。  20年以上にわたってインド映画を見続けてきた(インド映画にも出演したことがある)高倉さんと、ニューデリー支局長を歴任してきた奈良部さんのディープなトークをお楽しみください。

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  • 新宿 オンライン
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    テレビと落語

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    • エンタメ・古典芸能
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 広瀬 和生/落語評論家
    • 2024/09/27
      19:00〜20:30

     現在、落語をしっかり放送するテレビ番組はTBS系の「落語研究会」とEテレの「日本の話芸」くらい。NHK総合に「演芸図鑑」という番組もあるが、そこで聴ける落語はごく短いものにすぎない。世間で「笑点メンバーの交代」は話題になるが、「笑点」はバラエティ番組であって落語番組ではないし、春風亭小朝、立川志の輔、立川志らくといった有名人がテレビで落語をやることもない。しかし昭和から平成初期までは柳家小さんや古今亭志ん朝、立川談志といった名人の落語をテレビで観ることができた。テレビという媒体と落語という芸能が絶縁状態に陥った理由は何か。今回は改めてこのテーマを掘り下げてみたいと思います。(講師・記) ・・・・・

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  • 福岡 オンライン
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    ドイツ語 中級

    • 外国語
    • 教室・オンライン自由講座
    • トライアル可
    • マーティン シュトロートホフ
    • 2024/07/01〜
      19:30〜20:30

     ドイツ人講師による実践クラスです。初級クラスを受講した方におすすめです。すでに学習した文法事項を使って実践練習と応用会話を行っていきます。ドイツ語の読み物を、読み、理解できるようになること,状況に応じた会話ができるようになることが目標です。 ドイツ語検定試験2級レベル,CEFR(ヨーロッパ言語共通参照枠)B2レベル。

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  • 新宿 オンライン
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    児童書翻訳ワークショップ「Winnie The Pooh」

    • 外国語
    • オンライン開催
    • 神戸 万知/翻訳家
    • 2024/07/12〜
      19:40〜21:00

    ★今期は「イーヨーのたんじょうび」の箇所を訳してみます。 今期も、アラン・アレクサンダー・ミルンの"Winnie The Pooh” (くまのプーさん)を題材に学びます。抜粋した個所を訳すので、続けて受講していなくても問題ありません。辞書を引きながらでも英文和訳ができる方が対象です。うまく訳せない方は、直訳から始めてみましょう。  翻訳と学校で習った英文和訳ってどう違うの?セリフはどうやって作るの?児童文学の翻訳って、なにがどう特殊なの? 講座では、「翻訳とはなにか?」「子どもの本とはなにか?」といった基本から始まり、ひととおり「いろは」を学んだ後、実際に児童文学の翻訳に挑戦してもらいます。英文はやさしめだけれど、子ども向けにわかりやすくすっきり書くにはどのようなコツが必要なのか、ひらがなと漢字の混ぜ具合はどうしたらいいのか、なども解説します。(講師記) ・・・・・ 講座の流れ: 1回目:講義。開講翌日以降に資料および次回の課題をマイページに掲載。 2回目:開講日前日が課題提出〆切。当日昼頃までに作品集をマイページに掲載。開講翌日以降に資料と次回課題をマイページに掲載。 3回目:開講日前日が課題提出〆切。当日昼頃までに作品集をマイページに掲載。開講翌日以降に資料をマイページに掲載。(次の課題は無し)

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  • 京都 オンライン
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    中学英語で読むミステリー(オンライン)

    • 外国語
    • オンライン開催
    • 見逃し配信あり
    • 林 剛司/横浜商科大学准教授
    • 2024/07/15〜
      15:30〜17:00

    (初回はテキストなしでも受講できます) 中学英語でミステリー小説なんてハードルが高い、と思っていませんか? 実は、これからレベルアップを目指す人にこそ、「一冊を読み終える」経験が必要なのです。講座では、多読にふさわしい、辞書を使わず無理なく読み通せるストーリーで、語彙や文法の解説だけではなく、音読・発音のコツや物語の背景文化などにも触れながら、楽しく進めていきます。今回は、記憶喪失の男性の秘密に迫る、John Doe がテキストです。イギリスのある病院で目覚めた男。自分の名前も住所もわからないという。医師であるCoxは、彼の記憶を取り戻すべく奮闘する中で、男の秘密に気づくことになります――。 リアルタイムで受講される方は講座内で講師に質問できます。見逃し配信でご覧になる場合は、メールで質問いただけます。一冊読み終えるごとに、これまでより少し自信がついているはずです。 ★テキストは第2回までに各自ご用意ください。Amazonのペーパーバックやkindle、各書店でご購入ください。 テキスト名:John Doe (Cambridge English Readers: Level 1 ) 出版社: Cambridge University Press 著者:Moses, Antoinette ISBNコード:9780521656191 【林剛司先生の講義をちょっと見せ!※以前の講座より】 ◇イギリス英語だと・・・ ⇒ [https://www.youtube.com/watch?v=NTlO2tFM_5U](https://www.youtube.com/watch?v=NTlO2tFM_5U) ◇ハリーポッターに出てくる・・・ ⇒ [https://www.youtube.com/watch?v=BraX32cvMe4](https://www.youtube.com/watch?v=BraX32cvMe4) 【林剛司先生の講座 こちらもおすすめ】 「中学英語でもっと読みたくなる洋書の世界 オンライン」 6/24(月) [https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=7234967](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=7234967)

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  • 京都 オンライン
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    K-POPを楽しむ!基本の韓国語(オンライン)

    • NEW
    • 外国語
    • オンライン(事前選択講座)
    • 見逃し配信あり
    • 山本 浄邦/K-POP研究者・立命館大学授業担当講師
    • 2024/08/31〜
      15:30〜17:00

    ハングルの読み書きや簡単なあいさつができる初級レベルの学習者を対象として、K-POPをより楽しむための基本的な韓国語力アップをめざします。人気K-POPグループのメンバー名を正確に発音するコツや、グループ名のハングル表記のルール、韓国語で書かれたK-POPアーティスト情報の読解のほか、握手会や映像通話(ヨントン)などで、初級の表現を駆使して、限られた時間の中で「推し」に想いを伝える会話力を身につけます。基本的な韓国語を着実に身につけ、秋からのファン活をさらに充実させましょう! @ 8/31 発音と表記――メンバー名で学ぶ発音、グループ名で学ぶ外来語表記 A 9/ 7 基礎読解――グループの基本情報を読むテクニック B 9/21 基本会話――握手会・映像通話(ヨントン)で伝わるフレーズ (オンライン受講です。教室講座をオンラインで同時配信します。)

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  • 京都 オンライン
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    伝わる!「シンプルな英語」の極意(オンライン受講)

    • 外国語
    • オンライン(事前選択講座)
    • 見逃し配信あり
    • 中山 裕木子/株式会社ユー・イングリッシュ代表取締役
    • 2024/09/28
      15:30〜17:00

    次の日本語を英語に訳してみましょう。“趣味は英会話です。” 30万部突破のベストセラー『会話もメールも 英語は3語で伝わります』で、画期的な方法論を紹介した中山裕木子さん。特許翻訳者、技術英語講師として的確な表現を追求した経験から、一般的なスピーキングやビジネスメールなどにも活かせる「シンプルな英語」を提唱しています。 冒頭の問いでは、日本語に引っ張られて My hobby is English conversation.が浮かぶ人もいるかもしれません。シンプル、かつ伝わる例文とはどのようなものでしょうか?主語を決め、動詞を決めるのが英文の特徴です。I like speaking in English.(英語を話すのが好き)やI enjoy meeting people with different cultures.(文化が違う人達と出会うのが楽しい)などと具体的に伝えましょう。 講座では、「どうにか通じる」から「明快に伝わる」知的な英語を目指す人に向けて、英語力そのものが向上する、シンプルな英語の法則や効果的な学習法をお話しします。 ※参考図書 『会話もメールも 英語は3語で伝わります』(ダイヤモンド社、2016年) 『シンプルな英語』(講談社、2021年)

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  • 横浜 オンライン
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    Art In Sight

    • NEW
    • 外国語
    • オンライン開催
    • ジェフ・ハモンド/アートライター
    • 2024/09/07〜
      15:30〜17:00

    
15th and 16th century Europe, in particular Italy, saw a great surge in artistic activity and achievement amidst the emergence of Humanism and a surge of intense interest in learning and the early stages of science. The period was later labelled the Renaissance and it continues to inspire study and debate today. In the class we will think about some of the major developments in art during the Renaissance, and consider the cultural and political environment that helped bring us these achievements. We will also look in some detail at some important examples of art produced during this period. The class will be in English, with the instructor introducing the topic of each lesson while leaving lots of room for students to ask questions, introduce artworks they are particularly interested in, and share their own opinions. There will be no textbook as such, we will use various resources freely available on the Internet. This class, The Culture of the Renaissance, is the first class in the new art history course, Art In Sight. In this course we will look at various kinds and periods of art from a range of perspectives — aesthetic, personal, historical and political/social. We will explore such questions as What is art? How do we define it and evaluate it ? What distinguishes art from craft or other human activities? What meanings does, or can, art have ? After we have looked at the Renaissance we will hold classes on other aspects of art, such as Impressionism, Baroque, Modern Art, etc. 以下のビデオを全部見てください。映像のすべてについてメモをたくさん取る必要はありませんが、重要な点に注意して、メモを取ってください。(以下にいくつかのポイントがあります。すべてのポイントはお申込みになった後マイページからご覧いただけます。) [リンクはこちら](https://www.youtube.com/watch?v=Ut-e40u3lS0) *First of all, the word “renaissance” means a “revival” — what was the Italian Renaissance a revival of ? *In the first few minutes of the video, the presenter, Rick Steves, says “Florence was the birthplace of our modern western world”. As you watch the video think about the different ways this could be the case. *What was the mood of Renaissance Florence? *Why did this “renaissance” take place in Florence ? * *How was painting, architecture, sculpture different in the Renaissance, compared to in the Middle Ages ? *Watch carefully the part in the video about Donatello’s David about 3.00 minutes. The presenter describes Donatello’s David as ‘the first freestanding male nude in a thousand years” In what other way does he describe the sculpture ? How would Donatello’s David have been considered a generation before Donatello ? Was Donatello’s sculpture made for a church ?

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  • 新宿 オンライン
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    ゲーム翻訳ワークショップ

    • NEW
    • 外国語
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 武藤 陽生/ゲーム・出版翻訳者
    • 2024/09/07
      18:00〜19:30

    ★課題に関して”マイページ”の”ドキュメント”よりご確認ください。9月4日まで、順次メールにて課題をお送りします。提出の締切は9月4日(水)17:00です。(提出は任意です)  近年、中国や韓国といったアジア発の推理ゲームが流行の兆しを見せています。現在、講師が手がけているのは英日の翻訳のみですが、そんな推理ゲームのひとつであり、講師が過去に翻訳したタイトルである『Lucifer Within Us』を題材に、どのような点に注意して訳出すべきかを考えてみたいと思います。実際のゲームのテキストを題材にした講座はそう多くありませんので、ぜひこのチャンスを見逃さずにお申し込みください!ゲーム翻訳経験は不問です。(講師・記) ・『Lucifer Within Us』の翻訳に挑戦してみましょう ・課題は、開講1週間前頃にマイページにアップ予定です。(アップ済みです) ・事前のご提出は不要です。→ 任意で提出を受付けることになりました。 ・講座当日に、講師訳とポイントなどを解説します。 ・教室はもちろん、Zoomミーティング形式なので直接の質疑応答が可能です。

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  • 横浜 オンライン
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    新NISAの仕組みとその活用方法

    • NEW
    • ライフスタイル
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 深野 康彦/ファイナンシャルプランナー
    • 2024/07/07
      13:30〜15:00

     2024年1月からNISAが衣替えして「新NISA」となりました。株価が上昇してしまいバスに乗り遅れた感があるかもしれませんが新NISAは恒久化の制度。経験則上、株価も一本調子で上昇していくわけではないことから、今から始めても遅くはありません。  新NISAの基本的な仕組みから口座の開設および投資の方法のほか、新NISAを始めるにあたっての注意点や心構えなど、投資を行ったことがない人を含めてその第1歩を踏み出せるようにやさしく解説していきます。  新NISAを利用した投資は勉強も大事ですが「習うより慣れろ」の心づもりで実際に踏み出すことが最も大切、その一助になる講座になります。(講師・記) ※シリーズ講座「人生100年時代を生きる」。いま抱いている老後の不安を少しでも解消し、これから迎える生活がより充実した時間となるような講座を提案。

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  • 横浜 オンライン
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    名医が教える、坐骨神経痛の最高の治し方

    • NEW
    • ライフスタイル
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 渡辺航太/慶應義塾大学整形外科准教授
    • 2024/07/09
      16:00〜17:30

     高齢者の10人に1人が発症し、ふくらはぎのしびれや足腰の痛みに悩まされる「脊柱管狭窄症」や「椎間板ヘルニア」。今までは手術をしないと治らないと言われていましたが、神経の損傷が軽いうちであれば、運動療法で痛みを改善することができます。腰と神経の名医が、病状がでるメカニズムやその対処方法、さらに予防・改善するエクササイズについて解説します。 ※シリーズ講座「人生100年時代を生きる」。いま抱いている老後の不安を少しでも解消し、これから迎える生活がより充実した時間となるような講座を提案。

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  • 新宿 オンライン
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    簡単エコ生活入門

    • NEW
    • ライフスタイル
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 斎藤 健一郎/朝日新聞文化部次長
    • 2024/07/10
      18:30〜20:00

    朝日新聞記者の斎藤健一郎さんは、東日本大震災で被災したのをきっかけに節電道を志し、電力会社の電気に極力依存しない「5アンペア生活」をスタート。いまは、八ケ岳南麓で再生可能エネルギー100%で暮らせる光熱費0円のエコハウス「ほくほく」をつくって、八ケ岳と東京との2拠点生活を送りながら、常識を打ち破る新しいライフスタイルを模索しています。 斎藤さんによると、5アンペア生活やほくほくライフを始めて以来、これまで自分が囚われていた常識がガラガラと崩れていったそうです。 盛りだくさんのエピソードを紹介しながら、エネルギー節約のコツと楽しみ方、持続可能な未来へのメッセージを語ります。 斎藤さんの講義は、私たちに新しい視点を提供し、持続可能な生活へのインスピレーションを与えてくれるでしょう。

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  • 中之島 オンライン
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    宿曜占星術 (オンライン受講

    • ライフスタイル
    • オンライン(事前選択講座)
    • トライアル可
    • 見逃し配信あり
    • 竹本光晴/宿曜占星術師
    • 2024/07/11〜
      13:00〜14:30

    職場の人間関係を円滑にする方法を宿曜占星術を通して学んでいきます。 仕事の労力の8割はコミュニケーションに費やされます。 あなたと周りの人々や職場の相性、そしてあなたの役割や秘められた才能を知れば、仕事へのモチベーションも上がり、人間関係も生き生きと輝き出します。 さらに、仕事運が上昇する時期を知れば、ビジネスチャンスを引き寄せることができるでしょう。職場との相性関係を知り、あなたの才能を最大限に活かせる方法を掴んでください。宿曜占星術とは月の運行を基にした占いです。月の満ち欠けが織り成す「27宿」の運命のリズムと「三・九の秘法」から運命や対人関係の吉凶を占います。起源は今から約3000年前にインドで暦として発祥し、弘法大師・空海が日本に伝えました。宿曜占星術は非常に示唆に富んだ内容であり、相性と、日々の運勢の鑑定で最も威力を発揮します。日々の生活に宿曜占星術を取り入れ、一緒に月の神秘を感じましょう。 ※すでに開講中の継続講座ですが、いつからでもご参加いただけるよう授業をすすめております(随時入会可)。個人差がございますが、20回ほどで一通りのレッスンが完結いたします。 *1期3回で完結の講座ではございませんのでご注意ください。

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  • 福岡 オンライン
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    四柱推命 入門基礎編

    • ライフスタイル
    • オンライン(事前選択講座)
    • 見逃し配信あり
    • 谷口 尚煕/アヂヴィーニョ尚煕 代表
    • 2024/07/12〜
      19:40〜21:10

     生まれた年、月、日、時間を4つの柱に見立て占う四柱推命。自分の性格と才能を見いだし、巡ってくる吉凶の運勢の波を高い確率で推測することが可能です。運の良し悪しで判断するのではなく、良い運はうまく生かし、悪い運は事前回避策をとるパターンで人生を歩む道標として利用する方向にもっていければと思います。当講座においては6回で基礎知識を理解し、自分自身の運勢を判断できるレベルまでマスターします。

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  • 千葉 オンライン
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    幸せの道しるべ 九気方位学

    • NEW
    • ライフスタイル
    • オンライン開催
    • 阿部 多江子/気学研究家、自然治癒力研究所代表

    • 10:30〜12:00

    あなたの誕生日から運勢を紐解き幸運を引き寄せる「九気方位学®」。日々の生活での買い物や移動、旅行、転居等で運気好転に繋げる現代の開運法です。指導歴40年以上の講師が、あなたの九気星から読み解く才能や気質・心身の健康状態を月ごとの解説を交えながら指導。本講座では、毎回当月と翌月の運気を読み解いていきます。自分を深く知って幸せになる為の「九気方位学®」、あなたも是非ご受講下さい(講師・記)。 ※講師もオンラインの完全オンライン講座です。 ※10月以降も連続して開講予定の講座です

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  • 横浜 オンライン
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    介護する人が穏やかになれる3つのヒント

    • NEW
    • ライフスタイル
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 小澤 竹俊/めぐみ在宅クリニック院長
    • 2024/08/03
      16:30〜18:00

     家族を介護することは容易なことではありません。この関わり方でよいのだろうか?ほかにもっと良い方法はあったのではないか?良かれと思って言葉をかけても、相手は喜んでくれるとは限りません。  孤独や不安の中で苦しむことがあります。たとえどんな人生であったとしても、人は穏やかさを取り戻す可能性があります。家族の介護をする人が笑顔になれるヒントを在宅医療で培った対人援助の極意から紹介します。きっと気持ちが楽になることでしょう。(講師・記) ※シリーズ講座「人生100年時代を生きる」。いま抱いている老後の不安を少しでも解消し、これから迎える生活がより充実した時間となるような講座を提案。

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  • 横浜 オンライン
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    感情にふり回されない心を保つ思考の作り方

    • NEW
    • ライフスタイル
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 辻 秀一/スポーツドクター
    • 2024/08/30
      15:30〜17:00

     日常生活を送る中で誰しも、生きていれば嫌な感情が沸き上がり心は乱れます。しかし、乱れた感情のままいい仕事、いい人間関係、いい人生は送れません。外界に揺らぐことなく、何事にもとらわれない状態に心を整えるにはどうすればいいのか。  本講座では、これからの人生をよりよく生きるための8つの習慣や、「状況」と「環境」に適応できる心の作り方、さらに自分で自分の機嫌を取る重要性について紹介します。誰もあなたの機嫌はとってくれません。自分で自分の機嫌を取る大切さを学びましょう。 ※仕事、家事、子育て、介護など、日々を忙しく生きる大人たち。シリーズ講座「これからを美しく生きる」では、美容、食、健康、ライフプランなどをテーマに、マチュア世代(40代以上の大人)がより自分らしく生き、日々の生活に潤いをもたらすような講座を提案していきます。 ※オンライン受講での配布・画面共有資料と、教室での配布・投影資料は異なります。予めご了承ください。  

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  • 新宿 オンライン
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    海洋民族天族と倭人

    • ライフスタイル
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 暁 玲華/古神道研究家・スピリチュアリスト
    • 2024/09/14
      13:00〜14:30

     私たち日本人のルーツは、縄文から弥生にかけて、様々な地を経てきた海洋民族と倭人の跡が見られます。この痕跡を追うことで、多くのことが考察されますが、上古弥生語を使っていたと思われる倭人のアジアでの広がり、また神道を伝えた倭人、海洋民族天族の藤原氏の思想、それらを考慮にいれ、海洋民族と倭人の関係を考察してみます。(講師・記) 参考動画:YouTube 暁玲華の神文メソッド

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  • 名古屋 オンライン
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    別れに苦しむ、あなたへ(オンライン受講)

    • ライフスタイル
    • オンライン(事前選択講座)
    • Tomy/精神科医
    • 2024/09/21
      13:30〜15:00

    パートナーの死を乗り越えた精神科医が経験をシェア。失恋、離婚、死別など、大切な人との別れに苦しむ人が、喪失のなかで日々をどう過ごし、気持ちを回復させていくのが適切か考える。 講師に質問がある方は9月19日必着でこちらのフォームからご入力ください。 ※当日全てのご質問にお答えできるとは限りませんので、あらかじめご了承ください。 https://docs.google.com/forms/d/1RU4XkplQ6qmLm0WXye8HKC1CfEaq8UoyswQw2wGg-lk/edit#settings

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  • くずは オンライン
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    韓国人の暮らしとマインド9月 【オンライン受講】

    • ライフスタイル
    • オンライン(事前選択講座)
    • 見逃し配信あり
    • いのうえ みわ/韓国文化教室「楽しい韓国語」代表
    • 2024/09/28
      13:00〜14:30

    1994年7月。当時高校生だった講師が韓国の家庭にホームステイした時に記した「韓国訪問記」をベースに、30年で変化した事象や文化、その一方で変わらなかった文化を紹介しながら韓国と日本の30年についてお話しします。 ----------------------------------------------------- いのうえ講師ブログアドレス  [http://tanoshikorea.com/](http://tanoshikorea.com/) 「楽しい韓国語」facebook  [https://www.facebook.com/miwasensei](https://www.facebook.com/miwasensei) (外部のウェブサイトに移動します) -----------------------------------------------------

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  • 横浜 オンライン
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    シニア世代のお金との付き合い方

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    • ライフスタイル
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 深野 康彦/ファイナンシャルプランナー
    • 2024/09/29
      13:30〜15:00

     新型コロナから日常生活が正常化した以降、私たちを取り巻くお金周りの環境は一変しました。物価が上昇していることから家計は節約を強いられています。公的年金が物価の上昇率以上に増加することが難しいことから、節約に励むのも致し方ないのかもしれません。  将来を見据えれば節約は正しい選択になりますが、5年後、10年後も今と同じように体を動かすことができるでしょうか。健康年齢を考えると70代を過ぎれば、徐々に動ける範囲が狭まっていくことが多いようです。このため大病を患わなければ歳を重ねるほど使うお金は減少していくのです。  今しか出来ないことを我慢してまで節約することが本当に正しいのでしょうか?お金は使ってこそ生きてくるのです。シニア世代のお金との関わり方を相続なども含めて解説していくことにしましょう。(講師・記) ※シリーズ講座「人生100年時代を生きる」。いま抱いている老後の不安を少しでも解消し、これから迎える生活がより充実した時間となるような講座を提案。  

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  • 新宿 オンライン
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    算命学でわかるあなたの体質

    • 健康とスポーツ
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 残りわずか
    • 瀧口 ひとみ/望診指導士上級 プロフェッショナル認定講師
    • 2024/07/20
      10:30〜12:00

     望診開運食事法を実践する鑑定士があなたの体質を算命学の観点から解説します。  私たちは生まれた瞬間にその日の自然界の質を体の中に取り込んで生まれてくると言われています。自然界の質は古来中国の陰陽五行説で読み解くことができます。  自分自身の誕生日がどんな性質なのか?それゆえ、体にはどんな特徴があるのか?を解説します。さらに健康を維持しパフォーマンスをあげるため、タイプ別にどんな食材をとったらよいかを提案します。食事で体調を整え人生を変えていきましょう!

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  • 千葉 オンライン
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    山奥の野湯・秘湯

    • 現地・アウトドア
    • 教室・オンライン自由講座
    • 見逃し配信あり
    • 渡辺 裕美/秘湯探検家
    • 2024/08/04
      10:30〜12:00

     源泉数 27,932 か所・温泉地数 2,879 か所を誇る温泉大国ニッポン。これだけ聞いても温泉資源に恵まれていることが分かりますが、実は、この数字に含まれていない「未知の温泉」が存在していることをご存じでしょうか? 山の中や渓谷でぽつりと湧いている天然温泉、「野湯(のゆ)」。険しい道のりから、その殆どが人目に触れることなく、利用されずに今日まで時が過ぎています。その姿も「エメラルドグリーンのにごり湯」から「天然記念物になっている温泉の滝」、「洞窟の奥から湧く秘湯」と、様々です。 本講座では、入念な下調べが必要な難所から手軽に行ける温泉まで、全国数々の秘湯を巡った講師が、その魅力について自ら撮影した写真や動画を交えながらお話しします(講師・記)。

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※日時等は変更となる場合がございます。最新の情報は講座詳細ページにてご確認ください。