言葉の探求
奥深い”言葉”の世界を紹介します。
※途中からの受講が可能な講座もございます。
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なぞり書きをしながら理解する方言漢字
- 時事・社会
- 教室・オンライン自由講座
- 見逃し配信あり
- 2025冬クーポン対象
- 笹原 宏之/早稲田大学教授
- 2025/02/08〜
土
15:30〜17:00
日本列島には、多様な方言が使われていますが、実は漢字にも「湘」「栃」「鮴」のように濃い地域性を持つものが豊かにあります。それらの漢字はいつどこでなぜ生まれたのでしょうか? そうした方言漢字をテキストと解説により確認しつつ手書きすることで、宛名書きや旅行の楽しみが増え、過去の理解と追体験により郷土を深く知ることができます。(講師・記) <各回テーマ> 第1回 方言漢字について知り、体感する 第2回 方言漢字について考え、自身のものとする <テキスト> 『なぞり書きで脳を活性化 知る人ぞ知る方言漢字128』(大修館書店)ISBN:9784469232899 初回からご準備ください。1月10日から新宿教室で特別価格で販売中。
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チョムスキーを読む
- 科学
- 教室・オンライン自由講座
- 見逃し配信あり
- 酒井 邦嘉/東京大学教授
- 2025/01/25〜
土
10:30〜12:00
言語は、生物の中で人間のみが持つ脳の機能です。AI(人工知能)で文章を合成できる時代にあって、言語能力を通して人間の創造性について正しく理解することが重要です。そこに、「チョムスキーを読む」ことの今日的な意義があります。本講座では、チョムスキー著『統辞構造論』(福井直樹・辻子美保子訳、岩波文庫、2014年)を読み進めながら(本は各自でご用意下さい)、言語能力から人間の創造性を探ります。 予備知識は仮定しませんので、途中からでも参加できます。解説本に『チョムスキーと言語脳科学』(インターナショナル新書)があります。(講師・記) 【カリキュラム】※状況によって変更することもございます。 ■4月期 第1回: 総論・まえがき 生成AIによって人間は何を失うのか 第2回: 第1章「序文」と第2章「文法の独立性」 第3回: 第3章「初歩的な言語理論」 ■7月期 第4回: 第4章「句構造」 第5-6回: 第5章「句構造による記述の限界」 ■10月期 第7回: 第6章「言語理論の目標について」 第8-9回: 第7章「英語におけるいくつかの変換」 ★■2025年1月期 第10回: 第8章「言語理論の説明力」 第11-12回:第9章「統辞論と意味論」と第10章「要約」 ※お申込みは3か月単位です ※各自ご用意ください:チョムスキー著『統辞構造論』(福井直樹・辻子美保子訳、岩波文庫、2014年)
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漢字の伝来
- NEW
- 歴史
- 教室・オンライン自由講座
- 見逃し配信あり
- 沖森 卓也/立教大学名誉教授
- 2024/11/14〜
木
15:30〜17:00
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漢字の伝来
- 歴史
- 教室・オンライン自由講座
- 見逃し配信あり
- 沖森 卓也/立教大学名誉教授
- 2025/01/09〜
木
15:30〜17:00
-
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語源辞典でたどる英語史
- 外国語
- 教室・オンライン自由講座
- 見逃し配信あり
- 堀田 隆一/慶応義塾大学教授
- 2024/10/26〜
土
17:30〜19:00
英語は歴史上さまざまな言語と接触し、豊かな語彙を蓄えてきました。英単語の語源を探ると、そこには常に新たな発見があります。その宝庫といえるのが、数多く存在する英語の語源辞典です。本講座では、英語語源辞典の記述を頼りに具体的な単語の語源を読み解きながら、丁寧に英語史をたどっていきます。資料は毎回配布します。(講師・記) <各回テーマ> 2024年10〜12月 7. 英語、フランス語に侵される 8. 英語、オランダ語と交流する 9. 英語、ラテン・ギリシア語に憧れる 2025年1〜3月 10. 英語、世界の諸言語と接触する 11. 英語史からみる現代の新語 12. 勘違いから生まれた英単語 終了しました→ 2024年4〜6月 1. 英語語源辞典を楽しむ 2. 英語語彙の歴史を概観する 3. 英単語と「グリムの法則」 終了しました→ 2024年7〜9月 4. 現代の英語に残る古英語の痕跡 5. 英語、ラテン語と出会う 6. 英語、ヴァイキングの言語と交わる ★堀田隆一先生の公式メディア [「#5689. 11月30日(土)の朝カルのシリーズ講座第8回「英語、オランダ語と 交流する」のご案内」 ](http://user.keio.ac.jp/~rhotta/hellog/2024-11-23-1.html) [「#1277. 11月30日(土)の朝カル講座「英語、オランダ語と交流する」に 向けて」 ](https://voicy.jp/channel/1950/6207312) 【Voicy 「英語の語源が身につくラジオ (heldio)」】 [#1238. 10月26日(土)の朝カル講座「英語,フランス語に侵される」に向けて](https://voicy.jp/channel/1950/6141359) 【hellog〜英語史ブログ】 [#5662. 10月26日(土)の朝カルのシリーズ講座第7回「英語,フランス語に侵される」のご案内](http://user.keio.ac.jp/~rhotta/hellog/2024-10-17-1.html) [#1210. 9月28日(土)の朝カル講座「英語,ヴァイキングの言語と交わる」 に向けて](https://voicy.jp/channel/1950/6081337) [#5619. 9月28日(土)の朝カル新シリーズ講座第6回「英語,ヴァイキングの 言語と交わる」のご案内](http://user.keio.ac.jp/~rhotta/hellog/2024-09-14-1.html) [「#5591. 8月24日(土)の朝カル新シリーズ講座第5回「英語,ラテン語と出会う」のご案内](https://user.keio.ac.jp/~rhotta/hellog/2024-08-17-1.html) [「#1177. 英語とラテン語の言語接触 --- 今週末の朝カル講座「英語,ラテン語と出会う」に向けて](https://r.voicy.jp/4p9q67X5Vlb) ---------------------------------------------------------------------- 「#1154. 朝カル講座「現代の英語に残る古英語の痕跡」の直前配信」 [こちらをご覧ください](https://r.voicy.jp/Rp9p6l36KGP) 「#5560. 7月27日(土)の朝カル新シリーズ講座第4回「#現代の英語に残る古英 語の痕跡」のご案内」[こちらをご覧ください](http://user.keio.ac.jp/~rhotta/hellog/2024-07-17-1.html) ---------------------------------------------------------------------- 「#1140. 7月27日(土)、朝カルのシリーズ講座第4回「現代の英語に残る 古英語の痕跡」が開講されます」 [こちらをご覧ください](https://voicy.jp/channel/1950/1150132) ・hellog 「#5511. 6月8日(土)の朝カル新シリーズ講座第3回 [「英単語と「グリムの法則」」のご案内」](http://user.keio.ac.jp/~rhotta/hellog/2024-05-29-1.html) ・Voicy 「#1095. 6月8日(土)、朝カルのシリーズ講座第3回 [「英単語と「グリムの法則」」が開講されます」](https://voicy.jp/channel/1950/1322585) --------------------------------------------------------------------- [hellog〜英語史ブログ](http://user.keio.ac.jp/~rhotta/hellog/) [英語の語源が身につくラジオ](https://voicy.jp/channel/1950) [Voicy ラジオ「#4823. 『言語の標準化を考える』の編者鼎談を公開しました](http://user.keio.ac.jp/~rhotta/hellog/2022-07-11-1.html) ★堀田隆一先生の新刊情報と関連メディアのお知らせ★ [高田 博行・田中 牧郎・堀田 隆一(編著) 『言語の標準化を考える --- 日中英独仏「対照言語史」の試み』 大修館、2022年](https://www.taishukan.co.jp/book/b604627.html) ※特に第6章、第7章では世界英語に直接的/間接的に関連する話題を扱っています! -----
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語源辞典でたどる英語史★
- 外国語
- 教室・オンライン自由講座
- 見逃し配信あり
- 堀田 隆一/慶応義塾大学教授
- 2025/01/25〜
土
17:30〜19:00
★講師都合により日程変更いたします。3/1休講→ 2/8補講 英語は歴史上さまざまな言語と接触し、豊かな語彙を蓄えてきました。英単語の語源を探ると、そこには常に新たな発見があります。その宝庫といえるのが、数多く存在する英語の語源辞典です。本講座では、英語語源辞典の記述を頼りに具体的な単語の語源を読み解きながら、丁寧に英語史をたどっていきます。資料は毎回配布します。(講師・記) <各回テーマ> 2025年1〜3月 10. 英語、世界の諸言語と接触する 11. 英語史からみる現代の新語 12. 勘違いから生まれた英単語 終了しました→ 2024年4〜6月 1. 英語語源辞典を楽しむ 2. 英語語彙の歴史を概観する 3. 英単語と「グリムの法則」 終了しました→ 2024年7〜9月 4. 現代の英語に残る古英語の痕跡 5. 英語、ラテン語と出会う 6. 英語、ヴァイキングの言語と交わる 終了しました→ 2024年10〜12月 7. 英語、フランス語に侵される 8. 英語、オランダ語と交流する 9. 英語、ラテン・ギリシア語に憧れる ★堀田隆一先生の公式メディア [「#5689. 11月30日(土)の朝カルのシリーズ講座第8回「英語、オランダ語と 交流する」のご案内」 ](http://user.keio.ac.jp/~rhotta/hellog/2024-11-23-1.html) [「#1277. 11月30日(土)の朝カル講座「英語、オランダ語と交流する」に 向けて」 ](https://voicy.jp/channel/1950/6207312) 【Voicy 「英語の語源が身につくラジオ (heldio)」】 [#1238. 10月26日(土)の朝カル講座「英語,フランス語に侵される」に向けて](https://voicy.jp/channel/1950/6141359) 【hellog〜英語史ブログ】 [#5662. 10月26日(土)の朝カルのシリーズ講座第7回「英語,フランス語に侵される」のご案内](http://user.keio.ac.jp/~rhotta/hellog/2024-10-17-1.html) [#1210. 9月28日(土)の朝カル講座「英語,ヴァイキングの言語と交わる」 に向けて](https://voicy.jp/channel/1950/6081337) [#5619. 9月28日(土)の朝カル新シリーズ講座第6回「英語,ヴァイキングの 言語と交わる」のご案内](http://user.keio.ac.jp/~rhotta/hellog/2024-09-14-1.html) [「#5591. 8月24日(土)の朝カル新シリーズ講座第5回「英語,ラテン語と出会う」のご案内](https://user.keio.ac.jp/~rhotta/hellog/2024-08-17-1.html) [「#1177. 英語とラテン語の言語接触 --- 今週末の朝カル講座「英語,ラテン語と出会う」に向けて](https://r.voicy.jp/4p9q67X5Vlb) ---------------------------------------------------------------------- 「#1154. 朝カル講座「現代の英語に残る古英語の痕跡」の直前配信」 [こちらをご覧ください](https://r.voicy.jp/Rp9p6l36KGP) 「#5560. 7月27日(土)の朝カル新シリーズ講座第4回「#現代の英語に残る古英 語の痕跡」のご案内」[こちらをご覧ください](http://user.keio.ac.jp/~rhotta/hellog/2024-07-17-1.html) ---------------------------------------------------------------------- 「#1140. 7月27日(土)、朝カルのシリーズ講座第4回「現代の英語に残る 古英語の痕跡」が開講されます」 [こちらをご覧ください](https://voicy.jp/channel/1950/1150132) ・hellog 「#5511. 6月8日(土)の朝カル新シリーズ講座第3回 [「英単語と「グリムの法則」」のご案内」](http://user.keio.ac.jp/~rhotta/hellog/2024-05-29-1.html) ・Voicy 「#1095. 6月8日(土)、朝カルのシリーズ講座第3回 [「英単語と「グリムの法則」」が開講されます」](https://voicy.jp/channel/1950/1322585) --------------------------------------------------------------------- [hellog〜英語史ブログ](http://user.keio.ac.jp/~rhotta/hellog/) [英語の語源が身につくラジオ](https://voicy.jp/channel/1950) [Voicy ラジオ「#4823. 『言語の標準化を考える』の編者鼎談を公開しました](http://user.keio.ac.jp/~rhotta/hellog/2022-07-11-1.html) ★堀田隆一先生の新刊情報と関連メディアのお知らせ★ [高田 博行・田中 牧郎・堀田 隆一(編著) 『言語の標準化を考える --- 日中英独仏「対照言語史」の試み』 大修館、2022年](https://www.taishukan.co.jp/book/b604627.html) ※特に第6章、第7章では世界英語に直接的/間接的に関連する話題を扱っています! -----
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BRITISH ROMANTICISM, BYRON AND THE UKRAINE
- NEW
- 外国語
- 教室・オンライン自由講座
- ウィリアム ゲーター/元東京大学講師
- 2024/10/21〜
月
13:30〜15:00
Romanticism is a literary movement which was prevalent in Europe between 1770 and 1848, and was a reaction to the Enlightenment. It was particularly important in Britain with a first generation of poets such as Wordsworth, Coleridge, Burns and Blake and later by a second generation of young men who died prematurely such as Byron, Shelley and Keats. Those of the second generation were great travellers and all three died overseas. It is particularly Lord Byron, who represents the Romantic idea of revolution and nationalism and in fact he died in his pursuit of Greek independence in 1824. His poetry was even more appreciated in foreign countries than in Britain itself and was particularly popular among Russian, Polish and Ukrainian poets who at the time were trying to free themselves from the yoke of imperial domination from Petrine Russia. Byron wrote a long and romantic narrative poem, Mazeppa, in 1819 in which he tells of the brutal trials of love and war by the Hetman of the Ukraine. The tale itself is founded in the work of Voltaire, Charles XII, the king of Sweden. In this course we would like to trace the development of Romanticism, particularly in its nationalist and nativist aspects and also to read selections from Byron’s poem. After each lecture there will be at least twenty minutes for questions or discussions.(講師・記) ・授業は英語で行います。
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FIGURATIVE LANGUAGE
- 外国語
- 教室・オンライン自由講座
- ウィリアム ゲーター/元東京大学講師
- 2025/01/20〜
月
13:30〜15:00
Figurative language is a departure from the normal or plain use of language. This is the kind of language used in literature and in speeches. It is of course an essential feature of poetry. In rhetoric there are a list of devices or “figures” which attempt to make language more effective. In this course we would like to examine two of the major figures; simile and metaphor. These two figures are found in all languages, The simile is the easiest and most basic figure of comparison. It is usually preceded by words such as “like” or “as” but the things that are compared will differ from language to language. A higher stage of comparison is the metaphor and the use of “dead” metaphors often is the basis of a language’s vocabulary. Some linguists have claimed that all words are metaphors – or were originally metaphors. The topic of metaphor is perhaps the most important in language and there are various types of metaphor such as mixed metaphors, metonymy, synecdoche etc. Other ways of departing from normal or plain language is the use of irony, hyperbole, understatement which are particularly difficult for non-native speakers. The course will be given in three sessions. Each session will consist of a general lecture at the end of which there will be a period of about 30 minutes for questions and discussion. (講師・記) ・授業は英語で行います。
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フランス語とはどんな言語か
- 外国語
- 教室・オンライン自由講座
- 見逃し配信あり
- 残りわずか
- 川口 裕司/東京外国語大学名誉教授
- 2024/10/12〜
土
11:45〜13:15
この講座では、フランス語を様々な観点から紹介します。第1回から第5回は、フランス語がどのように形成されて現代フランス語になったのか、その歴史をあとづけます。第6回から第9回は、音声、文法、構文の視点からフランス語の特徴について概観します。第10回から第12回は、社会的・地理的な変異、フランス語圏のフランス語を取り上げ、フランス語の多様性について考えます。この講座を受講するにあたっては、簡単なフランス語の知識を持っていることが望まれますが、講座内容を理解するための条件ではありませんので気軽に受講してください。(講師記) <2024年10〜12月> 第7回 名詞とその周辺: フランス語の学習で難しい文法事項に出くわし、途中で学習を断念したことがある人は少なくないと思います。男性・女性の区別、冠詞の存在、名詞も形容詞も複数形になるなど。第7回では、名詞とその周辺の文法要素の中で難解な部分がどこなのかを考えます。 第8回 動詞とその周辺: 前回は名詞を中心に考えました。今回は動詞を中心に考えてみましょう。動詞には時制、アスペクト、叙法などを表す働きがあります。さらに動詞は前置詞や副詞などと密接に関係します。第8回では、文中における動詞の働きを中心に説明します。 第9回 構文と語順: どの言語でも同じような内容を伝えるために複数の異なった構文や語順を用いることがあります。伝えたい内容が決まった時、どのようにして文が組み立てられるのでしょうか。第9回では、伝えようとする内容とフランス語の構文・語順との関係性について考えてみたいと思います。 <2025年1〜3月> 第10回 語彙の豊かさ: フランス語には様々な語彙があります。語彙の多様性を生み出す要因には、地理、社会階層、年齢、文体など、いろいろな要因が考えられます。第10回では、いくつかの語彙を取り上げ、フランス語の語彙の豊かさを概観したいと思います。 第11回 地理的多様性: フランス語にも日本語と同じようにたくさんの方言があります。それぞれの地方に独自の方言があると言っていいでしょう。第11回では、いろいろな方言地図を眺めながら、フランス語の地理的な多様性について理解しましょう。 第12回 フランス語圏のフランス語: フランス語というと、どうしてもフランス共和国が頭に浮かんでしまいます。しかし実際には、世界の様々な国と地域でフランス語が用いられています。最終回では、フランスを出て、ヨーロッパ、北米、アフリカ等で話されているフランス語について簡単に説明したいと思います。 <2024年4〜6月>※終了しました 第1回 フランス語ら しさとは: フランス語らしさとは何なのでしょうか。どう考えればいいのでしょうか。第1回では、この講座の全体的な流れを説明しながら、フランス語とはどんな言語なのか、フランス語の輪郭を描き出そうと試みます。 第2回 フランス語の成立: フランス語は話し言葉のラテン語が時間とともに変化してできた言語です。第2回ではラテン語の時代から初期中世を経て、最古のフランス語が書かれるようになる時期までに起きた言語変化を、歴史的な出来事を交えながら説明します。 第3回 中世フランス語: 11世紀から14世紀頃までのフランス語は現代フランス語とどのように違っていたのでしょうか。当時のテキストを現代語と比較しながら解説します。中世において既にいろいろな言語試料が存在した点にもフォーカスを当てたいと思います。 <2024年7〜9月> ※終了しました 第4回 規範化と標準化: 15世紀を経て16世紀になると辞書が出版されるようになり、文法家と呼ばれる知識人が登場し、14世紀以降混乱していたフランス語の綴り字改革に着手しました。フランス語は様々な学問分野で用いられると同時に、イタリア語からも影響を受けるようになります。 第5回 現代フランス語への歩み: 17世紀はフランス語が実りある発展を遂げた世紀と言えるでしょう。とくにアカデミー・フランセーズが創設されるに及んで、書き言葉のフランス語が規範化の道を歩み始めます。第5回では、現代フランス語につながる表現や文法事項がどのように書き言葉の模範となったのかを見ていきます。 第6回 美しい響きの原点: フランス語は世界の言語の中で美しい響きの言語だと言われることがあります。なぜそう言われるのでしょうか。その原因を音声自体の中に求めることはできるのでしょうか。フランス語の母音と子音、アクセントやイントネーションを説明しながら、美しい響きと言われる理由について想像してみましょう。
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フランス語とはどんな言語か
- 外国語
- 教室・オンライン自由講座
- 見逃し配信あり
- 川口 裕司/東京外国語大学名誉教授
- 2025/01/11〜
土
11:45〜13:15
この講座では、フランス語を様々な観点から紹介します。第1回から第5回は、フランス語がどのように形成されて現代フランス語になったのか、その歴史をあとづけます。第6回から第9回は、音声、文法、構文の視点からフランス語の特徴について概観します。第10回から第12回は、社会的・地理的な変異、フランス語圏のフランス語を取り上げ、フランス語の多様性について考えます。この講座を受講するにあたっては、簡単なフランス語の知識を持っていることが望まれますが、講座内容を理解するための条件ではありませんので気軽に受講してください。(講師記) 今期のテーマ <2025年1〜3月> 第10回 語彙の豊かさ: フランス語には様々な語彙があります。語彙の多様性を生み出す要因には、地理、社会階層、年齢、文体など、いろいろな要因が考えられます。第10回では、いくつかの語彙を取り上げ、フランス語の語彙の豊かさを概観したいと思います。 第11回 地理的多様性: フランス語にも日本語と同じようにたくさんの方言があります。それぞれの地方に独自の方言があると言っていいでしょう。第11回では、いろいろな方言地図を眺めながら、フランス語の地理的な多様性について理解しましょう。 第12回 フランス語圏のフランス語: フランス語というと、どうしてもフランス共和国が頭に浮かんでしまいます。しかし実際には、世界の様々な国と地域でフランス語が用いられています。最終回では、フランスを出て、ヨーロッパ、北米、アフリカ等で話されているフランス語について簡単に説明したいと思います。 過去のテーマ <2024年4〜6月>※終了しました 第1回 フランス語らしさとは: フランス語らしさとは何なのでしょうか。どう考えればいいのでしょうか。第1回では、この講座の全体的な流れを説明しながら、フランス語とはどんな言語なのか、フランス語の輪郭を描き出そうと試みます。 第2回 フランス語の成立: フランス語は話し言葉のラテン語が時間とともに変化してできた言語です。第2回ではラテン語の時代から初期中世を経て、最古のフランス語が書かれるようになる時期までに起きた言語変化を、歴史的な出来事を交えながら説明します。 第3回 中世フランス語: 11世紀から14世紀頃までのフランス語は現代フランス語とどのように違っていたのでしょうか。当時のテキストを現代語と比較しながら解説します。中世において既にいろいろな言語試料が存在した点にもフォーカスを当てたいと思います。 <2024年7〜9月>※終了しました 第4回 規範化と標準化: 15世紀を経て16世紀になると辞書が出版されるようになり、文法家と呼ばれる知識人が登場し、14世紀以降混乱していたフランス語の綴り字改革に着手しました。フランス語は様々な学問分野で用いられると同時に、イタリア語からも影響を受けるようになります。 第5回 現代フランス語への歩み: 17世紀はフランス語が実りある発展を遂げた世紀と言えるでしょう。とくにアカデミー・フランセーズが創設されるに及んで、書き言葉のフランス語が規範化の道を歩み始めます。第5回では、現代フランス語につながる表現や文法事項がどのように書き言葉の模範となったのかを見ていきます。 第6回 美しい響きの原点: フランス語は世界の言語の中で美しい響きの言語だと言われることがあります。なぜそう言われるのでしょうか。その原因を音声自体の中に求めることはできるのでしょうか。フランス語の母音と子音、アクセントやイントネーションを説明しながら、美しい響きと言われる理由について想像してみましょう。 <2024年10〜12月> 第7回 名詞とその周辺: フランス語の学習で難しい文法事項に出くわし、途中で学習を断念したことがある人は少なくないと思います。男性・女性の区別、冠詞の存在、名詞も形容詞も複数形になるなど。第7回では、名詞とその周辺の文法要素の中で難解な部分がどこなのかを考えます。 第8回 動詞とその周辺: 前回は名詞を中心に考えました。今回は動詞を中心に考えてみましょう。動詞には時制、アスペクト、叙法などを表す働きがあります。さらに動詞は前置詞や副詞などと密接に関係します。第8回では、文中における動詞の働きを中心に説明します。 第9回 構文と語順: どの言語でも同じような内容を伝えるために複数の異なった構文や語順を用いることがあります。伝えたい内容が決まった時、どのようにして文が組み立てられるのでしょうか。第9回では、伝えようとする内容とフランス語の構文・語順との関係性について考えてみたいと思います。
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ロマンス諸語入門
- 外国語
- 教室・オンライン自由講座
- 見逃し配信あり
- 川口 裕司/東京外国語大学名誉教授
- 2024/10/12〜
土
13:30〜15:00
この講座では、ロマンス諸語を様々な観点から紹介します。前半は、ラテン語がロマンス諸語にどのように進化したのかを、歴史的な視点と、音声・語彙・文法の視点から解説します。後半は、ヨーロッパのロマンス諸語と、そこから拡大変容したロマンス諸語の現状について概観します。この講座を受講するにあたって、ラテン語やロマンス諸語に関する知識は必要ありません。(講師記) 各回のテーマ <2024年10〜12月> 第6回 構文と語順の変遷 比較的自由であったと言われるラテン語の語順は、ロマンス諸語において規則化され、いろいろな構文に固定化されました。全体的に見ると、複雑なラテン語の構文はより簡略化された形式に取って代わられたと言えるかもしれません。第6回では、ラテン語とロマンス諸語を語順という観点から比較対照してみます。 第7回 東のロマンス諸語 スイスの言語学者ヴァルトブルクはロマンス諸語の東西分裂という仮説を提唱しました。第7回では、東のロマンス諸語と考えられるルーマニア語、ダルマチア語、イタリア語、サルジニア語について、簡単な歴史と言語特徴を説明します。 第8回 西のロマンス諸語 第8回では、西部の諸言語、レト・ロマンス諸語、オック語、フランコプロヴァンス語、フランス語、スペイン語、ポルトガル語等について、駆け足で簡単な歴史と言語特徴を見ることにします。 <2025年1〜2月> 第9回 基礎語彙 ラテン語の基礎語彙にはロマンス諸語においてそのまま維持された語と、維持されなかった語があります。「それぞれの語には個々の歴史がある」と言えます。第9回では、いくつかの基礎語彙を例にとり、ロマンス言語地図集をもとにして、方言レベルも含めたロマンス諸語の状況を俯瞰的に把握します。 第10回 越境するロマンス諸語 話し言葉のラテン語が変化してロマンス諸語が成立したわけですが、その中でフランス語、スペイン語、ポルトガル語は、植民地主義の拡大とともに、ヨーロッパ大陸を出て、世界中に拡散して行きました。越境した言語は、植民地の言語と接触し、混ざり合い、クレオル語に進化しました。第10回では、フランス語を基礎にしたクレオル語について解説します。 <2024年5〜6月>※終了しました 第1回 ロマンス諸語研究の黎明期 19世紀のヨーロッパでは比較言語学が盛んに研究されました。ロマンス諸語もそうした学問の潮流の中で研究がスタートします。その後、方言学や言語地理学が登場することで、研究は新たな展開を迎えることになります。第1回では、初期のロマンス諸語研究がどのようなものであったかについて解説します。 第2回 ロマンス諸語の成立 ラテン語はもともとイタリアの狭い地域で話されていました。それがローマ帝国の拡大とともに帝国内でコミュニケーションのための言語として用いられるようになり、様々な地域に広がって行きました。第2回では、ラテン語が拡大していった状況を歴史的な出来事とともに解説しながら、最古ロマンス諸語の成立過程をあとづけます。 <2024年7〜9月>※終了しました 第3回 音声変化 現在のロマンス諸語の発音は、ラテン語が時とともに様々な音声変化を起こした結果です。一般に音声変化は、場所と時期が決まれば、規則的に生じると考えられています。第3回では、いくつかの単語を例にとって、実際にどのような音声変化が起きたのかを説明し、それぞれのロマンス諸語の音声特徴について理解します。 第4回 外来要素と影響 4世紀から5世紀にかけて、ロマンス諸語が話されている地域にはゲルマン民族が侵入し、政治的・社会的な大混乱がローマ帝国領内に生じました。さらに、イベリア半島ではイスラーム勢力の支配が始まり、フランスには北方からヴァイキングが侵入し、王国を混乱に陥れます。こうした外来要素はロマンス諸語にどのような影響を与えたのでしょうか。第4回では、語彙の観点から外来要素の影響について考えます。 第5回 文法構造の変貌 ラテン語文法はロマンス諸語に進化していく過程で大きな変化を遂げました。たとえば、ラテン語にはなかった冠詞が出現しました。名詞では格変化のシステムが崩壊したことが知られています。また、動詞の活用でも大幅な簡略化が実現しました。第5回では、名詞と動詞を中心にして、歴史上の文法変化を眺めてみます。 オンライン講座にご参加の際は、ご参加画面でのご自身のお名前の明記と、お顔出し(カメラオン)をお願いいたします。 音声はオフ(ミュート)にして参加、講師の指示がある時のみオンにし、その後はまたオフにしてください。 円滑な授業のために、みなさまのご協力をお願い申し上げます。
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ロマンス諸語入門
- 外国語
- 教室・オンライン自由講座
- 見逃し配信あり
- 川口 裕司/東京外国語大学名誉教授
- 2025/01/11〜
土
13:30〜15:00
この講座では、ロマンス諸語を様々な観点から紹介します。前半は、ラテン語がロマンス諸語にどのように進化したのかを、歴史的な視点と、音声・語彙・文法の視点から解説します。後半は、ヨーロッパのロマンス諸語と、そこから拡大変容したロマンス諸語の現状について概観します。この講座を受講するにあたって、ラテン語やロマンス諸語に関する知識は必要ありません。(講師記) 今期のテーマ <2025年1〜2月> 第9回 基礎語彙 ラテン語の基礎語彙にはロマンス諸語においてそのまま維持された語と、維持されなかった語があります。「それぞれの語には個々の歴史がある」と言えます。第9回では、いくつかの基礎語彙を例にとり、ロマンス言語地図集をもとにして、方言レベルも含めたロマンス諸語の状況を俯瞰的に把握します。 第10回 越境するロマンス諸語 話し言葉のラテン語が変化してロマンス諸語が成立したわけですが、その中でフランス語、スペイン語、ポルトガル語は、植民地主義の拡大とともに、ヨーロッパ大陸を出て、世界中に拡散して行きました。越境した言語は、植民地の言語と接触し、混ざり合い、クレオル語に進化しました。第10回では、フランス語を基礎にしたクレオル語について解説します。 過去のテーマ <2024年5〜6月>※終了しました 第1回 ロマンス諸語研究の黎明期 19世紀のヨーロッパでは比較言語学が盛んに研究されました。ロマンス諸語もそうした学問の潮流の中で研究がスタートします。その後、方言学や言語地理学が登場することで、研究は新たな展開を迎えることになります。第1回では、初期のロマンス諸語研究がどのようなものであったかについて解説します。 第2回 ロマンス諸語の成立 ラテン語はもともとイタリアの狭い地域で話されていました。それがローマ帝国の拡大とともに帝国内でコミュニケーションのための言語として用いられるようになり、様々な地域に広がって行きました。第2回では、ラテン語が拡大していった状況を歴史的な出来事とともに解説しながら、最古ロマンス諸語の成立過程をあとづけます。 <2024年7〜9月>※終了しました 第3回 音声変化 現在のロマンス諸語の発音は、ラテン語が時とともに様々な音声変化を起こした結果です。一般に音声変化は、場所と時期が決まれば、規則的に生じると考えられています。第3回では、いくつかの単語を例にとって、実際にどのような音声変化が起きたのかを説明し、それぞれのロマンス諸語の音声特徴について理解します。 第4回 外来要素と影響 4世紀から5世紀にかけて、ロマンス諸語が話されている地域にはゲルマン民族が侵入し、政治的・社会的な大混乱がローマ帝国領内に生じました。さらに、イベリア半島ではイスラーム勢力の支配が始まり、フランスには北方からヴァイキングが侵入し、王国を混乱に陥れます。こうした外来要素はロマンス諸語にどのような影響を与えたのでしょうか。第4回では、語彙の観点から外来要素の影響について考えます。 第5回 文法構造の変貌 ラテン語文法はロマンス諸語に進化していく過程で大きな変化を遂げました。たとえば、ラテン語にはなかった冠詞が出現しました。名詞では格変化のシステムが崩壊したことが知られています。また、動詞の活用でも大幅な簡略化が実現しました。第5回では、名詞と動詞を中心にして、歴史上の文法変化を眺めてみます。 <2024年10〜12月> 第6回 構文と語順の変遷 比較的自由であったと言われるラテン語の語順は、ロマンス諸語において規則化され、いろいろな構文に固定化されました。全体的に見ると、複雑なラテン語の構文はより簡略化された形式に取って代わられたと言えるかもしれません。第6回では、ラテン語とロマンス諸語を語順という観点から比較対照してみます。 第7回 東のロマンス諸語 スイスの言語学者ヴァルトブルクはロマンス諸語の東西分裂という仮説を提唱しました。第7回では、東のロマンス諸語と考えられるルーマニア語、ダルマチア語、イタリア語、サルジニア語について、簡単な歴史と言語特徴を説明します。 第8回 西のロマンス諸語 第8回では、西部の諸言語、レト・ロマンス諸語、オック語、フランコプロヴァンス語、フランス語、スペイン語、ポルトガル語等について、駆け足で簡単な歴史と言語特徴を見ることにします。 オンライン講座にご参加の際は、ご参加画面でのご自身のお名前の明記と、お顔出し(カメラオン)をお願いいたします。 音声はオフ(ミュート)にして参加、講師の指示がある時のみオンにし、その後はまたオフにしてください。 円滑な授業のために、みなさまのご協力をお願い申し上げます。
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ネフェルタリで始めるヒエログリフ入門
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- 残りわずか
- 秋山 慎一/早稲田大学ヨーロッパ文明史研究所
- 2024/10/01〜
火
13:00〜14:30
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楔形文字入門
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- 見逃し配信あり
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- 2024/10/08〜
火
13:00〜14:30
★2024年4月開講。テキストを1年程度で進めて、その後は「ハンムラビ法典」を原典で講読予定です。 2024年8月現在、動詞体系に入ったばかりです。復習を繰り返し入れながら、ていねいにじっくりと進めます。 現在の国際社会では共通語として英語をローマ字で表記したものが用いられております。古代オリエント社会ではアッカド語が楔形文字で書かれ、その役割を果たしておりました。 この講座では楔形文字で書かれたアッカド語をとりあげ、定評のあるCapliceの文法書を用いて、楔形文字の表記体系が実際にどのように用いられているのか、練習問題を解きながら、時に漢字などの体系と比較対象しながら解説していきます。やや多めの復習を繰り返しながら、じっくりと丁寧に進めてまいります。.(講師記) ★課題のご提出は下記までメール添付でお送りください。(講座日に講師にお渡し/返却は次回講座日となります)メールの件名に必ず「楔形文字」と記載をお願いいたします。 asaculonline001@asahiculture.com
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楔形文字入門
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- 秋山 慎一/早稲田大学ヨーロッパ文明史研究所
- 2025/01/14〜
火
13:00〜14:30
★2024年4月開講。テキストを1年程度で進めて、その後は「ハンムラビ法典」を原典で講読予定です。 2024年8に動詞体系に入りました。復習を繰り返し入れながら、ていねいにじっくりと進めます。 現在の国際社会では共通語として英語をローマ字で表記したものが用いられております。古代オリエント社会ではアッカド語が楔形文字で書かれ、その役割を果たしておりました。 この講座では楔形文字で書かれたアッカド語をとりあげ、定評のあるCapliceの文法書を用いて、楔形文字の表記体系が実際にどのように用いられているのか、練習問題を解きながら、時に漢字などの体系と比較対象しながら解説していきます。やや多めの復習を繰り返しながら、じっくりと丁寧に進めてまいります。.(講師記) ★課題のご提出は下記までメール添付でお送りください。(講座日に講師にお渡し/返却は次回講座日となります)メールの件名に必ず「楔形文字」と記載をお願いいたします。 asaculonline001@asahiculture.com
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※日時等は変更となる場合がございます。最新の情報は講座詳細ページにてご確認ください。