東京の西南部を流れる多摩川流域とその周辺では、飛鳥時代の7世紀になると特徴的な古墳が出現します。とくに、後に武蔵国府が置かれた多磨郡域においては、武蔵府中熊野神社古墳や天文台構内古墳などの胴張り複室構造の石室を内蔵する上円下方墳が継起的に造営されます。こうした地域首長墓のほかに、台地や丘陵の斜面を刳り抜いた横穴墓が爆発的に増加します。これらの古墳や横穴墓群を営んだ集団とは何なのか。倭王権との関係を含めて、墳墓の立地、構造、副葬品などの多角的な視点から考えてみます。(講師・記) ◎いま学びたい!世界遺産「飛鳥・藤原の宮都」関連講座は[こちら](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WTokushuShosai.do?tokushuId=5912&utm_source=TOP&utm_medium=Slider&utm_campaign=20260729_s1 )
詳しく見る****** 類例をみない別格の石棺です。菖蒲池古墳は、飛鳥にある精巧なつくりの刳抜式家形石棺2基を玄室に縦列に置く終末期古墳として知られています。世界文化遺産登録の準備となる発掘調査が近年に行われ、築造は7世紀中葉になるとされました。竜山石製、寄棟造風の棺蓋、柱や梁を模した棺身が意匠され、内外に漆を塗っています。まるで宮殿や寺院の建物をモチーフにしたかのような石棺です。ほぼ同形のふたつの石棺が示唆するものはなにか、皆さまと共に考えます。(講師・記) ※画像説明:菖蒲池古墳の石棺(講師撮影) ◎いま学びたい!世界遺産「飛鳥・藤原の宮都」関連講座は[こちら](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WTokushuShosai.do?tokushuId=5912&utm_source=TOP&utm_medium=Slider&utm_campaign=20260729_s1 )
詳しく見る飛鳥大仏(安居院本尊釈迦如来像)は、蘇我氏が6世紀末に創建した、日本最古の本格的寺院であった法興寺の本尊でした。寺伝では推古天皇17年(609)、鞍作鳥の作になる日本最古の仏像とされます。ただし、鎌倉時代の初めの火災によって頭と手を残して焼損し、多くの部分はその後の再興とみられています。 本講座では、この飛鳥大仏の近年の調査研究の経緯および成果、そしてそれから考えられることをお話いたします。調査成果からは思いもしなかった結論が導かれ、古代の歴史の奥深さに驚かされることとなりました。ただし、なお不明なこともあります。そうした課題も含め、飛鳥大仏研究の現在地を皆さんと共有したいと思います。(講師・記) ◎いま学びたい!世界遺産「飛鳥・藤原の宮都」関連講座は[こちら](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WTokushuShosai.do?tokushuId=5912&utm_source=TOP&utm_medium=Slider&utm_campaign=20260729_s1 )
詳しく見るこちらは、毎月1回定期開催している「チーズの魅力を探る旅」に、10月のみ参加する講座です。10月のテーマは「京都府のチーズ」です。 お得な3回セット(10月〜11月)のお申し込みは[こちら](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=9012264)。 ――――――――――――――――――――― いま、日本で作るナチュラルチーズの品質が高まり、注目が集まってきています。 全国350軒以上のチーズ工房の中から、注目の作り手を紹介します。 作り手の想いや背景なども伝えながら、日本のチーズの実力を確かめましょう。 【10月期のカリキュラム】関西エリア 10月 京都府のチーズ 11月 兵庫県のチーズ 12月 大阪府その他のチーズ ※試食はチーズ5種類以上、ワインなど相性の良い飲み物を予定しております。 ※チーズの入荷状況によってカリキュラムは変更する場合もございます。ご了承いただければ幸いです。
詳しく見るイスラームの深層に息づく精神性の伝統「スーフィズム(神秘主義)」。本講座では、初期における霊性の探究からイブン・アラビーらの存在論、教団組織の形成過程まで、その思想的展開を全12回で包括的に解明します。 古典思想にとどまらず近現代までを視野に収め、初期の修行者の思索から、イブン・アラビーらの深遠な思想、教団の発展までを辿り、西洋思想との交錯、戦前から戦後に至る日本の知の巨人たちによる解釈、そして今を生きるスーフィー教団の姿までを幅広く紐解きます。1,000年の時を超えて現代に受け継がれる、イスラームの豊潤なスピリチュアリティーを探究する1年間です。(講師・記) ※2026年10月期開講。1年12講で学びます。 <カリキュラム> 第一期【初期のスーフィズム思想】今期:2026年10月期 第一回:スーフィズムの始まり 第二回:酔ったスーフィーと醒めたスーフィー 第三回:神への愛とスーフィズム 第二期【スーフィズムとイスラム神秘主義哲学との交わり】2027年1月期予定 第四回: ルーミーとその思想 第五回:イブン・アラビー 第六回:イブン・アラビー学派の世界的拡がり 第三期【宗教実践とスーフィズム】2027年4月期予定 第七回:スーフィー教団と聖者 第八回:スーフィー教団の拡大と発展 第九回:現代のスーフィー教団 第四期【近現代社会とスーフィズム】2027年7月期予定 第十回:フランス東洋学者とスーフィズム 第十一回:近現代日本におけるスーフィズム解釈�@(戦前〜戦中期:岡倉天心、大川周明、井筒俊彦) 第十二回:近現代日本におけるスーフィズム解釈�A(戦中期〜戦後:岡倉天心、大川周明、井筒俊彦) ・・・・・・・・・・・・・・・ シリーズ【神秘主義】講座の特設ページは[こちら](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WTokushuShosai.do?tokushuId=5652)
詳しく見る建築や都市は、個々人や社会の価値観を映し出す鏡です。 建築は、今は無くても、有れば良いと思える価値観や美意識や営みを現実化する最良の手段です。 現在の常識の中では不可能と思えても、いざ実現してみれば、こんな素敵な空間や時間の過ごし方が今までどうしてなかったんだろう? と人々が思える建築が長く愛される良い建築です。それは、個人住宅でも、大規模建築でも、地域空間であっても同じです。 建築を支えているのは、資金や規模の大小では無く夢の確かさなのです。 いわゆる設計という作業を超えたところに、夢をかたちにする時空間創造の哲学と方法が潜んでいます。 本講座では、過去に谷口が手掛けた作品を柱に<時空間創造の哲学>をお届けします。(講師・記) <各回のテーマ> 1.都市の再生とは ラゾーナ・カワサキ・プラザを例に (谷口、リカルド・ボフィル作品) 2.フランスのABRAXASに見るローコストで優雅な低所得者公営住宅の実現 (リカルド・ボフィル作品) 3.過疎地を活かすこれからの快適集住地域の創造という発想の転換: (谷口の未来構想) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
詳しく見る### 10/24 花と昆虫のだましあい 花と昆虫の関係はどこか穏やかそうに見えます。花を訪れる昆虫は、蜜や花粉を得ることができ、花は受粉して種子を残すことができて、両者はお互いに得をする関係を築いているからです。実際に、花粉の運搬を昆虫に依存している植物は全体の約80%にもなり、そのほとんどが花蜜や花粉といった報酬を提供し、その見返りとして花粉の運搬を成立させています。 ところが、人間の世界と同じように、そこには不正やだましもあります。たとえば、花粉の運搬には貢献せず、蜜を盗む昆虫がいる一方で、報酬を提供せずに、昆虫をだまして花粉の運搬に利用するだまし花も知られています。本講座では、花蜜をめぐる花と昆虫の奥深い攻防に迫ります。 [「花と昆虫のだましあい」のみの申し込みページ](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=9038317) ### 11/28 タンポポの魅力 タンポポは身近な草花で、いろいろな場所で見かけます。どれも同じようなタンポポに見えるかもしれませんが、じつは日本はタンポポの種類が豊富な地域として知られ、約20種類の在来タンポポが分布しています。他にもセイヨウタンポポなどの外来タンポポや、雑種タンポポなども生えています。 タンポポは種が多様であるだけでなく、花のしくみも多様です。花のしくみを知ると、ありふれたタンポポが、いつもと違って見えてくるかもしれません。本講座では、タンポポの見わけ方、花のしくみや暮らし方の違いなど、いろいろな視点から、知っているようで知らないタンポポの魅力に迫ります。[「タンポポの魅力」のみの申し込みページ](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=9038325)
詳しく見る画像1:J.M.W. ターナー《捕鯨船エレバス号に万歳! もう一頭獲ったぞ!》 1846年展示 油彩/カンヴァス テート美術館 Photo: Tate 画像2:J.M.W. ターナー《ヴェネツィア――サンタ・マリア・デッラ・サルーテ聖堂》 1844年展示 油彩/カンヴァス テート美術館 Photo: Tate 英国美術を代表する画家、J.M.W. ターナー(1775−1851)。光、霧、嵐、炎、蒸気――刻々と姿を変える世界を、彼はなぜこれほど大胆に描いたのでしょうか。2026年10月24日(土)〜2027年2月21日(日)、国立西洋美術館で「テート美術館 ターナー展――崇高の絵画、現代美術との対話」が開催されます。 本講座では、この展覧会をより深く楽しむために、ターナーの生涯と芸術の核心を、出品作を含めたスライドとともにわかりやすくひもときます。旅先で培った観察眼、水彩と油彩による表現の実験、自然の圧倒的な力への畏怖と感動を示す「崇高」、産業革命によって変貌する風景、そして晩年、光と色彩が形から解き放たれていく過程までをたどります。 さらに、本展で試みられる現代美術との対話にも触れ、ターナーが絵画に託した問いが、なぜ今なお新鮮なのかを考えます。 作品のどこに目を向ければ、ターナーの世界がより深く見えてくるのでしょうか。展覧会の見え方を変える鑑賞の手がかりを、ターナー研究者がわかりやすくご案内します。
詳しく見る脳と心の関係について第一線で研究を続ける脳科学者・茂木健一郎さん。 日本固有の概念である「生きがい」をテーマにした著作『The Little Book of Ikigai』が世界35か国で翻訳・出版され、話題をよんでいます。 “大きな目標や崇高な目的がなくても、日常の小さな行動の中にこそ「生きている瞬間」が宿る” “毎日少しずつ何かをやり続けること、それがやがて意味や価値を生み、生きがいへとつながっていく”と語ります。 AIが急速に普及し、これまでの価値観が大きくゆらぐ今こそ、人生を支える鍵となる「生きがい」。脳科学の視点から、生きがいの本質と人間本来のもつ可能性をお話しします。 [画像クレジット (c) Itaru Hirama 2021] 場所:茅ヶ崎市民文化会館 4階大会議室 開場:14:30 開演:15:00 終演:16:30 終演後、サイン色紙抽選会を開催いたします。
詳しく見る紀元前2千年紀、現在のトルコを中心に栄えたヒッタイト王国。「鉄の王国」として知られていますが、その勢力を支えていたのは軍事力だけではありませんでした。ヒッタイトの王たちは、周辺諸国と条約を結び、王女たちを外国の王と結婚させることで、複雑な国際関係を築いていました。本講座では、楔形文字で記された主に外交文書を手がかりに、ヒッタイト王国がどのように他国を「縛り」、また結婚によって人々を「結び」つけたのかを紹介します。『ヒッタイ王国の条約と政略結婚―縛りと結びの政治外交』の出版にあたり、3000年以上前の古代西アジアの国際社会と、そこに生きた王や王妃たちの外交を読み解きます。(講師記) <各回の予定> 第1回:ヒッタイト王国と古代西アジアの国際社会 第2回:条約で国を「縛る」―ヒッタイトの外交と支配― 第3回:政略結婚で国を「結ぶ」―王女たちの外交― 第4回:「兄弟」「父」「息子」になる王たち 第5回:ヒッタイトはどのように国際社会を築いたのか <参考書> 山本孟著『[ヒッタイト王国の条約と政略結婚 縛りと結びの政治外交](https://kup.or.jp/booklist/hu/history/978-4-7985-0406-3.html)』九州大学出版会 2026
詳しく見る文字は導入と簡単な読みの練習にとどめ、毎回1課ごとテキストを導入していきます。 各課は会話文から始まりますが、ペルシア語の会話文の下にカタカナ表記がありますので、文字に慣れるまではそちらを見てください。第1課は「はじめまして」と言って初対面の人同士を紹介する場面から始まります。音声を聞きながら口を動かしましょう。最終回にはサプライズがあるかもわかりません。(講師・記) ※今期(2026.10)新設 ★実際の会話練習もありますので、可能な方はリアルタイムでのご受講をされると、より実践的に学べます。 ★各回1課ごとに進みます。進捗状況によってカリキュラムが変わる場合もございますので、ご了承いただけますと幸いです。 <今後の予定> テキスト『ニューエクスプレスプラス ペルシア語』 2026.10月期 10/26:第1課:はじめまして (定型の紹介文とbe動詞) 11/9:第2課:あれは何ですか (指示代名詞 こ・そ・あ・ど) 11/23:第3課:この本の名前は何ですか (エザーフェ”連結辞”) 12/14:第4課:お名前は何といいますか (接尾辞形の人称代名詞) 12/28:第5課:いくらですか (数字) 2027.1月期以降 1/11_第6課:11時から2時半まで (時間・曜日の言い方) 1/25_第7課:誕生日はいつですか (序数詞) 2/8_第8課:音楽が好きです (have動詞) 2/22_第9課:のどが渇いています (接尾辞形のbe動詞) 3/8_第10課:何を買いましたか (動詞の過去形) 3/22_復習 4/12_第11課:ピクニックに行きます (動詞の現在形) 4/26_第12課:テヘランより涼しいです (比較級) 5/10_第13課:ハミード、ちょっと来て (動詞の命令形・複合動詞) 5/24_第14課:シーラーズに行ったことがありますか (動詞の完了形) 6/14_第15課:シーラーズに行きたいですか (助動詞) 6/28_復習 7/12_第16課:この絨毯(じゅうたん)は300年前に織られたんだ (動詞の受身形) 7/26_第17課:写真を撮ってはいけません (禁止の表現・接続詞 ”keh”) 8/9_第18課:本を送るために郵便局へ行きたいです (接続詞 ”ta”) 8/23_第19課:本を詰めた小包を船便で送りたいです (関係詞 “keh”) 9/13_第20課:奨学金がもらえれば、また来ます (仮定法) 9/27_総復習
詳しく見るウィリアム・ブレイク(1757-1827)はイギリスの「幻視者」と呼ばれる詩人、画家、銅版画制作者です。初期の詩集は、産業都市化するロンドンが示す、産業革命の矛盾を鋭く指摘するものでした。この社会批判の精神から、やがて「予言書」と呼ばれる作品群が生みだされ、そこでは彼独自の神話的人物が登場する、幻想的世界が展開されます。後年は、旧約聖書やダンテ『神曲』の世界を独特のタッチで描き続けました。死後に彼の評価は高まり、オルダス・ハクスリーや大江健三郎も多大な影響を受けています。本講座では、詩と絵画の両面からブレイクの神秘主義的世界をご紹介いたします。(講師記) ※画像説明:ウィリアム・ブレイク「日の老いたる者」(1794年)
詳しく見る人工知能が今のように身近な存在になってくると、「AIにも美が分かるのだろうか?」という疑問が生じてくるのは当然だと思います。けれどもそれ以前に、そもそも私たち自身「美とは何か」が分かっているのでしょうか。そして美や芸術に関して、AIと人間とを「対決」させることは適切なのでしょうか。美を認識するのは知性の働きです。けれども美とはそもそも能力、つまり「何かができる/できない」という枠組には収まりきらない概念です。このことはAIが存在する現代、これまで以上にハッキリしてきたと私は考えています。(講師記) 吉岡洋さんが専門とする美学とは、「美しい」と感じることそのものについて考える、哲学系の学問です。 AIという人間ではない知能の存在を手がかりに、「美」という、人間の知性が認識する概念について検討します。
詳しく見るヒンドゥー二大叙事詩のひとつ『ラーマーヤナ』について、特徴的な場面と南アジア以外の地域への影響について解説する講座です。本講座は、あらすじを追いながら、いろいろな場面で登場人物たちが何を考えて行動したのか、前後のシーンとどのような関係があるのか、挿話が入っている意味は何なのか、ラーマが生まれるまでの因縁譚が長大なことなど、原文を交えながら解説します。そして、何が東南アジア諸国に伝わる源となったのかを考えます。今日でも、新たな解釈がなされる時代を超越した壮大なロマンあふれる世界をより楽しく知りましょう。インド文化に興味がある方、ぜひご聴講ください。(講師・記) <2026年10月期> 12/22:ヒンドゥーの二大叙事詩を深く知る。 「ラーマーヤナ」 今後の予定<2027年1月期> ラーマーヤナの登場者 1/12:ラーマ、 1/26:ハヌマン、 2/9:ラーヴァナ、 2/23:シータ
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