6世紀末から8世紀はじめに、飛鳥・藤原の地に本格的な都市と国家が作り出された。新たな〈文明〉の時代の到来である。遣隋使の派遣、憲法17条の制定、大化の改新、天武天皇の飛鳥京での即位、持統女帝による藤原京遷都、大宝律令制定と、時代は急速に〈近代化・文明化〉へと向った。〈日本〉という国号や〈天皇〉という称号が正式に定着したのもこの時期だった。もちろんその歴史の動きはこの時に始まったわけではなく、すでに3世紀の纒向(まきむく)の地で始まっていた。そうした時代の転換期に人々の心は何を経験し、どのように変化していったのか。その心の動きを古事記、日本書紀、万葉集などを通して考えたい。そこには現代の私たちにも通じる〈日本文化〉の原型がある。(講師記)
詳しく見る情熱のままに突き進んだカルメン、裏切りの中でも愛の神に祈りを捧げた伯爵夫人ロジーナ、そして長崎の海を見つめ愛を信じ続けた蝶々夫人。 オペラの中に生きる彼女たちの葛藤や決断は、時代を超えて今の私たちに自分らしく生きるヒントを届けてくれます。 現役オペラ歌手・松井美路子が、珠玉のアリアを歌いあげるとともに、ヒロインたちの心の深淵を詳細に解説いたします。 90分後、あなたの心にはどのヒロインが住んでいるでしょうか。 【歌唱予定曲目】 □ジョルジュ・ビゼー作曲<カルメン>より ♪ハバネラ □W.A.モーツァルト作曲<フィガロの結婚>より ♪愛の神よ、照覧あれ □ジャコモ・プッチーニ作曲<蝶々夫人>より ♪ある晴れた日に
詳しく見る前近代社会においては、災害や疫病などが相次いで発生すると、それが怨霊によって引き起こされたとみなされることがしばしばありました。なぜそのように結びつけられるようになったのか、当時の社会状況や霊魂観をふまえて、具体例をあげながら考えていきます。本講座では、奈良時代から鎌倉時代にかけて登場した怨霊について、その発生、展開、鎮魂の過程を確認し、有名な怨霊から民衆によって認識された怨霊まで見ていきたいと思います。(講師記) ★2026年4月開講。1年4講で学びます。 <各回カリキュラム(予定)> 4月期 怨霊の思想 怨霊とはどのような考え方なのか、霊魂との関係から探ります。 7月期 怨霊への対処 早良親王の場合、 「怨霊」がどのように誕生したのか考えます。 10月期 『今昔物語集』にみる怨霊 庶民派怨霊を、どうとらえていたのか見てみます。 1月期 源頼朝の怨霊観 鎌倉幕府は、怨霊にどのように対応したか検討します。
詳しく見るローマはササン朝ペルシアとの戦闘に敗れ(260年)、皇帝が捕虜となります。ササン朝がこれに乗じて大規模な侵入を開始し、シリアの要衝アンティオキアが陥落しますが、ローマは撃退します。撤退するペルシア軍に大打撃を与えたのがパルミュラ王国でした。オデナトゥス王はローマから東方の管理を任されると、ペルシア領に攻勢をかけて王都クテシフォンにまで迫ります。東方の帝国領の大部分が彼の支配下に入りました。これを脅威に感じたがガリエヌス帝は刺客を放ち、オデナトゥスを暗殺することで勢いを削ごうとします。しかし、新王となった息子の摂政を務めたゼノビアは、ローマに対する敵意を募らせてガリエヌスが送り込んだ討伐軍を撃破して名声を高めます。ゼノビアは息子を皇帝として宣言し、今やパルミュラは「帝国」としてローマから完全に自立します。一方、ローマでは名君アウレリアヌスが帝位に就くと、10年にわたった混乱を収束させて国力を回復します。パルミュラに対する大遠征が行われゼノビアは敗れ捕虜となります(272年)。その後、パルミュラは反乱を起こしたため、アウレリアヌスによる再度の攻撃を受け、今度は徹底的な破壊を受けて歴史の表舞台から去ります。まさに波瀾万丈の人生を送った女王ゼノビアにスポットライトを当てます。(講師記)
詳しく見る### こちらの講座(チケット付きフルセット)は満席となりました。 [ブレレクチャーのみ](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=8913465)、[アフタートークのみ](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=9081468)は、それぞれお申し込み受付中です。 9月に東京芸術劇場で上演される舞台『リア王-KING LEAR-』をより深く味わうための講座です。 近年、上演が相次ぎ、話題のシェイクスピア作品『リア王』。 『リチャード三世』『ハムレットQ1』『十二夜』『ジュリアス・シーザー』など、シェイクスピア作品を続けて演出し、その手腕が高く評価されている森新太郎さんによる『リア王-KING LEAR-』が9月、東京芸術劇場で上演されます。タイトルロールに挑むのは、今、もっとも円熟味の増す俳優、内野聖陽さんです。お二人のタッグで、この人間のドラマがどのように描かれるのか、期待が高まります。 この講座では、公演鑑賞前に翻訳を手がける松岡和子さんが作品の見どころや魅力を解説するプレレクチャーを行います。その後、公演を鑑賞し、その直後に三姉妹を演じる川上友里さん、内田慈さん、清水くるみさんをゲストに迎えてアフタートークを楽しみます。役作りや作品への思いなどを稽古場でのエピソードも交えてたっぷりとお話しいただきます。 作品をより深く味わいながら、心ゆくまでシェイクスピアの世界に浸ってみませんか。ぜひご参加ください。 (協力:東京芸術劇場) 【スケジュール】 @9/24(木)15:30〜17:00 ・プレレクチャー 会場:朝日カルチャーセンター横浜教室 ※オンライン受講もできます(2週間の見逃し配信あり) A9/29(火) 会場:東京芸術劇場 ・公演鑑賞 14:00開演 各自でご鑑賞ください。 ・アフタートーク 終演後1時間程度を予定 ※会場は劇場内施設を予定しています。詳細はお申し込みいただいた方に別途お知らせいたします。 ### ◆◆このページは、【プレレクチャー&観劇&アフタートーク】専用ページです◆◆ ※9/29(火)の昼公演チケットが付いています。 ※お申し込み後のキャンセル、変更はできません。 ※観劇につきまして、未就学児の入場はご遠慮ください。 ※チケットは事前に送付いたします。 ※受講料には、設備費・チケット送料(簡易書留)を含みます。 ◆プレレクチャーのみをご希望の方は[こちら](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=8913465) ◆アフタートークのみは[こちら](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=9081468) ★★東京公演情報は[こちら](https://kinglear.geigeki-classics.jp/) 日程 2026年9月21日(月・祝)〜10月4日(日) 会場 東京芸術劇場 プレイハウス 作 ウィリアム・シェイクスピア 翻訳 松岡和子 演出 森新太郎 出演 内野聖陽 / 前田公輝 / 井之脇海 / 清水くるみ / 川上友里 / 内田慈 / 大山真志 / 永島敬三 / 和田正人 / 杉本哲太 / 山路和弘 / 他
詳しく見る1995年にイギリスのBBCドラマ『高慢と偏見』が大ヒットして以来、ジェイン・オースティンの小説は次々と映像化されてきた。今では、主要6作品の他にも、作者の伝記映画だけでなく、『高慢と偏見とゾンビ』や『オースティンランド』などのようなスピンオフ(ある作品から新しい別な作品が生まれること)的な映画も好評であった。英語圏のみならず、世界中に広がったオースティンの人気は、世界中で様々な形で広がっている。インドもその例外ではなく、舞台をインドに置き換えた映画も登場した。2004年公開の『花嫁と偏見(Bride and Prejudice)』はタイトルが示す通り、『高慢と偏見(Pride and Prejudice)』をボリウッド(Bollywood)としてインド版のロマンティック・コメディ・ミュージカル映画として作り替えたものだ。今回、『分別と多感(Sense and Sensibility)』のインド版である『みつけた、みつけた(Kandukondain Kandukondain / I Have Found It)』(2000年)を中心に、『花嫁と偏見』も加え、インドで映画化されるオースティンについて2回に渡って考えてみたい。(講師・記) 8/5(水)【1回目】 踊るエリザベス、踊るダーシー 第1回は、まず、世界におけるインド映画の位置付けを確認し、その後、イギリスとインドを巡る長い歴史について学びながら、ラドヤード・キプリングの『ジャングル・ブック』やE. M. フォースターの『インドへの道』などの小説を簡単に紹介します。後半は、映画『花嫁と偏見』を紹介し、小説『高慢と偏見』と比較することで、インド映画版の物語の特徴を見ていきたいと思います。 8/26(水)【2回目】 働く女性たちの胸に秘めた愛の葛藤 第2回目は、まず、オースティンの小説『分別と多感』について学びます。恋愛と結婚について「正しい」選択は何かを求めて苦闘する二人のヒロインを中心に、遺産相続制度や結婚市場などが若い女性たちを苦しめるものであったのか、そして二人がどのような選択をしていくのかをたどりながら、当時の女性の生き方について考えます。後半は、映画『みつけた、みつけた』について原作だけでなく、英米の映画『いつか晴れた日に(Sense and Sensibility)』(1995)とも比較しながら考えることで、イギリスとインドの文化(生き方や考え方)について考えます。 7/3公開 ジェイン・オースティン『分別と多感』原作の映画「みつけた、みつけた」詳細は[こちら](https://thendral.co.jp/kandukondain/) ◆タイトル: みつけた、みつけた〜分別と多感 ◇原題: Kandukondain Kandukondain ◇製作: インド/2000 年/タミル語/158 分 ◇監督: ラージーヴ・メーナン ◇音楽: A.R.ラフマーン ◇原作: ジェイン・オースティン『分別と多感』 ◇出演: タブー、アイシュワリヤー・ラーイ・バッチャン、アジット・クマール、マンムーティ、アッバース ◇字幕翻訳: 稲垣紀子 ◇字幕監修: 深尾淳一 ©V Creations / Kalaippuli S.Thanu [予告編]( https://youtu.be/w8VKcc3VGKE) [特報]( https://youtu.be/T84ZxMGx7Vw)
詳しく見る《オイルペーパー代込のお得な公開講座》 油絵を紙に描いてみませんか。 油絵の具が染み込んだり、酸化や劣化を防ぐ特殊な加工がされた絵画用の紙(オイルペーパー)を使ってヒマワリを描いてみます。 オイルペーパーの特性やクセ、描くときの注意点(溶き油のことなど)を解説し、さらに、絵の具の溶き方、紙の上での混色など、講師によるデモンストレーションをご覧いただきます。 いろいろな作家が描いたヒマワリの作品を参考にして、用意された下書きに色を塗ったり、または、ホックニーなど、色使いが印象的な作家の作品を転写して彩色します。 かさばるキャンバスを卒業して、水彩画のように紙に描く絵画を楽しみましょう。 油絵の具のほかに、ガッシュ、アクリル絵の具、水彩絵の具でも参加可能。 制作する作品は4号くらいの大きさです。 オイルペーパーはアルシュ オイル パッド 300gを使用します。 横浜駅絵画教室アート
詳しく見る金継ぎの技法のひとつ「呼び継ぎ」という技法でアクセサリーをつくります。「呼び継ぎ」とは、同じ器のパーツを継ぐのではなく、別の破片をパッチワークのように継ぐ技法です。 シー陶器やシーグラス、天然石等の中から好きなものを付け、代用金で装飾し、1点もののオリジナルアクセサリーをつくります。アクセサリーはピアス、イヤリング、ブローチ、ペンダントヘッドなど好きなものを選べます。陶器などはこちらで用意しますが、お気に入りの陶器の破片などがありましたら持ち込みもOKです! 呼び継ぎだけにこだわらず、素材を重ねて接着したり、漆で絵を描いたり、といろいろ楽しめます。 今回は本漆は使用しませんので、かぶれの心配はありません。安心してご参加ください。
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