この音は、なぜこんなにも心に残るのか。 音楽家には、人に語るためではなく、自分の中で大切に抱えてきた音楽があります。 流行や定番から少し外れた場所で、長く心に残り続けてきた音—— 『世界のしずかな美しい音楽をひろい集めて』は、鈴木惣一朗さんが、自身の中で大切に抱えてきた音を、そっと手渡すためのシリーズです。 聞き手は、「モンドくん日記」(著:鈴木惣一朗)、「ジャンプ・フォー・ジョイ」(WORLD STANDARD)などのデザイン、アートワークを手掛けた菅野カズシゲさん。 美しい音楽に惹かれながらも、何から聴けばいいのかわからない人へ。 そして、長く音楽に親しんできたからこそ、「こんなに新鮮な聴き方があるのか」と感じたい人へ。 世界の片隅で誰かが聴いていた、揺蕩う音楽世界へ。 それは、知識として学ぶ音楽ではなく、あなたのために手渡される、特別な音楽との出会いです。 <今回のテーマ:アメリカ /ジャズとフォーク> ■ドン・シャーリー「ジス・ニアリー・ウォズ・マイン」 ■ペギー・リー「中国の愛の詩」 ■シェルビー・フリント 「エヴリー・ナイト」 ■サミー・デイヴィス・ジュニア&ローリンド・アルメイダ「ホエア・イズ・ラヴ」 ■ポール・ウェストン&ヒズ・オーケストラ「レイン」 ■ブルースコバーン「雪の世界」 など
詳しく見るジャズが生まれたのは、20世紀初めごろのアメリカ。以後、数多くの音楽家が魅了され、クラシック、映画音楽、ミュージカル音楽などに大きな影響を与えてきました。しかし、「ジャズって何?」と改めて問われると戸惑ってしまう人も多いのではないでしょうか。本シリーズでは、ジャズの歴史を全5回に分けてひもときながら魅力に迫り、名曲名演奏の聴きどころを解説します。また、単に音楽だけではなく、それが生まれた歴史的経緯や文化的背景などを立体的に考察し紹介していきます。 第3回では、戦後のジャズの主流となったビバップについてとりあげます。ビバップではそれまでの大人数のビッグバンドから少人数のコンボが中心になります。また、ナイトクラブでの娯楽やダンスのための音楽ではなく、個人の即興演奏を主眼とし聴くための音楽へと変貌します。ビバップと呼ばれる新しいジャズを強く支持したのが戦後の知的な若者でした。ジャズ喫茶やジャズライブでもしばしば聞かれるビバップ、ジャズというとこのスタイルを思い浮かべる人も多いでしょう。ここでは、さまざまな名プレイヤーとともにビバップの誕生から発展までを追っていきます。数々の名曲には聞き覚えのある人も多いでしょう。そして、そこで繰り広げられる即興演奏の妙を探っていくとともに、戦後社会のなかでジャズが特別な位置を獲得していった軌跡を解説します。(講師・記) 【ジャズの歴史 シリーズ】 ※不定期開催 第1回 ジャズ誕生まで(1880〜1910年代)――2026.1.31(土) 第2回 世界的普及とスウィングジャズ全盛期(1920〜1940年代)――2026.3.28(土) 第3回 戦後社会とビバップの誕生(1940〜1950年代)――2026.5.23(土) 第4回 ジャズの多様化(1960〜1970年代)――2026年夏頃(予定) 第5回 ジャズの現在地(1980〜2020年代)――2026年夏頃(予定) *** 【広報画像】 @チャーリー・パーカー(イメージ画像) Aミルト・ジャクソン、マックス・ローチ、ディジー・ガレスピー、ジェームズ・ムーディ、パーシー・ヒース、セロニアス・モンク(ニューポート・ジャズ・フェスティバルにて)(イメージ画像) B高山 博さん
詳しく見る1976年4月から始まったNHKの美術教養番組「日曜美術館」。古今東西の美術を伝えてきたこの番組は、2500回を超える放映のなかで、様々な美術作品やアーティストの活動、さらには番組の出演者たちが繰り広げる魅力的な語りも伝えてきました。この番組のエッセンスを、実際の美術作品とともに紹介する展覧会が、「NHK日曜美術館50年展」です。この講座では、一風変わった成り立ちのこの展覧会を紹介しながら、日本の現在進行形の美術動向と「日曜美術館」との不思議な関係をご紹介します。(講師:記) 【展覧会情報】 「NHK日曜美術館50年展」 会期:2026年3月28日〜6月21日 会場:東京藝術大学大学美術館 (その後、静岡県立美術館、大阪中之島美術館を巡回) 特設ページ:https://nichibiten50.jp/ 【画像クレジット】 エドヴァルド・ムンク 《マイスナー嬢の肖像》 1907年 ひろしま美術館蔵
詳しく見る東京都美術館では、2026年4月28日(火)から7月5日(日)まで「アンドリュー・ワイエス展」を開催します。20世紀アメリカ具象絵画を代表する画家アンドリュー・ワイエス(1917-2009)。91歳で没するまで自分の身近な人々と風景を描き続けたワイエスの作品には、窓や扉などある種の「境界」を示すモティーフが数多く描かれます。本展はそれらのモティーフに焦点を当てながら、ワイエスが描いた世界を見ていく、日本で17年ぶりの回顧展となります。この講座では、展覧会の見どころや、出品作品について解説します。 (講師・記) ### 展覧会情報 [東京都美術館開館100周年記念 アンドリュー・ワイエス展](https://wyeth2026.jp/) 会 期 2026年4月28日(火)〜7月5日(日) ※詳細は公式サイトにてご確認ください。 会 場 東京都美術館 〒110-0007 東京都台東区上野公園8-36 ### 画像クレジット 《クリスティーナ・オルソン》 1947年 テンペラ、パネル 83.8x63.5p マイロン・クニン・コレクション、ミネアポリス Myron Kunin Collection of American Art, Minneapolis, MN photo: Curtis Galleries, Inc. ©2026 Wyeth Foundation for American Art / ARS, New York / JASPAR, Tokyo
詳しく見るイギリス・ロンドンの大英博物館には、江戸時代末期に来日した外交官アーネスト・サトウ(1843-1929)や、明治政府に招かれた学識者(いわゆるお雇い外国人)のウィリアム・アンダーソン(1842-1900)等、同国の名士たちが集めた日本の美術品が多く収蔵されています。その日本美術コレクションを展観するこの展覧会では、版画、肉筆画合わせて約140点もの選りすぐりの浮世絵が出品される予定です。特に八大浮世絵師とも位置付けられる鈴木春信、鳥居清長、喜多川歌麿、東洲斎写楽、初代歌川豊国、葛飾北斎、歌川広重、歌川国芳の代表作が里帰りし、それらが一堂に会すまたとない機会となります。それぞれの絵師の魅力を紐解きながら、浮世絵の歴史を概観し、展覧会の見どころを解説します。(講師:記) ### 展覧会情報 [東京都美術館開館100周年記念 大英博物館日本美術コレクション 百花繚乱〜海を越えた江戸絵画](https://daiei-ten2026.exhibit.jp/) 会 期 2026年7月25日(土)〜10月18日(日) ※詳細は公式サイトにてご確認ください。 会 場 東京都美術館(東京・上野公園) 〒110-0007 東京都台東区上野公園8-36 ### クレジット 喜多川歌麿《高島おひさ》江戸時代・1792〜1793年頃 大英博物館蔵 © The Trustees of the British Museum
詳しく見る朝日新聞の「天声人語」は、1904年から続く名物コラムです。603文字という限られた字数の中で、時事や自然、人間の機微を凝縮して伝え、深い余韻を残す。その文章は、多くの読者に親しまれてきました。 本講座では、「天声人語」を3年半にわたって担当している谷津憲郎氏を講師に、コラム執筆の具体的な方法をお話しいただきます。 テーマに沿った素材をどう見つけるか。読み手を引き込み、最後まで飽きさせないための工夫とは何か。バラバラの素材をどのように構成し、読める文章にしていくのかを学びます。 また、文章の推敲についても解説していただきます。「てにをは」の修正にとどまらない"直し"の本質に迫ります。 文章の構成については、短い演習もする予定です。複数の素材メモ(付箋)をもとに、天声人語と同じ6段落の文章構成を考える。情報をどのように取捨選択し、話を組み立てるか。実際に紙面に掲載された文章と比べながら、思考の傾向やクセを見つめ直す機会にしていただければと思います。 文章を書く力を実践的に磨きたい方は、ぜひご参加ください。
詳しく見るタヒチにワインがあることをご存じですか?日本で唯一、専門家として現地のワイナリーを実際に訪れた講師が、珊瑚礁土壌で葡萄がどのように育ち、ワインが造られるのかを解説します。 タヒチワインのテイスティングに加え、限定入荷のビールやラムもご紹介。味わいを通して、タヒチの自然、風土、食文化の魅力を体感していただける特別講座です。(講師・記) ・教材準備の都合上、一週間前までにお申し込み、ご入金ください。 ・直前のキャンセルでは教材費のご返金はできかねます。受講料・設備費のご返金も開講前日までのご連絡でのみ承ります。 ・お車でのご来場はご遠慮ください。 ・ワイングラスは教室にご用意します。ご持参の必要はありません。
詳しく見る2022年2月24日、ロシアはウクライナへの全面侵攻を開始しました。首都キーウをはじめ各地で攻撃が行われ、ヨーロッパで第2次世界大戦後最大規模ともいわれる戦争へと発展しました。 ウクライナ侵攻は単にロシアとウクライナという2国間の戦争ではなく、国連安保理の常任理事国が隣国を侵略するという点で国際秩序を大きく揺るがし、第2次世界大戦前夜と似た状況をも生み出しています。 その戦闘は、終結の見通しが立たないまま5年目に入っています。侵攻当初は連日のように報じられていましたが、現在は世界各地で紛争が相次ぐ中、関心が分散しているのが実情です。しかし、ウクライナでは今なお、市民の生活と隣り合わせに戦争が続いています。 本講座では、2014年のクリミア併合以降、継続的に現地取材を行ってきた朝日新聞記者・喜田尚氏をお招きし、2022年の全面侵攻以降、戦況や社会がどのように変化してきたのか、また人々がその中でいかに日常を営んでいるのかについて、取材に基づきお話しいただきます。 ウクライナで起きている事態を遠い出来事としてではなく、身近な問題として捉え直す契機とする講座です。 是非ご参加ください。
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