19世紀と20世紀にまたがり91年の長い生涯を送ったフィンランドの作曲家・シベリウス。その作曲人生には多くの波がありました。1917年のフィンランド独立を歌い上げた交響詩「フィンランディア」がよく知られていますが、このシリーズでは彼の残した7つの交響曲をたどります。北欧音楽の演奏・研究を活動の柱の一つとする指揮者・新田ユリさんが、シベリウスの交響曲の魅力を深く読み解きます。(2023年7月開講。今後も不定期で開催予定。)
今期のテーマ:交響曲第5番 変ホ長調 全3回 (改訂の推移と50才という歳)
〈シリーズ全予定〉
1.交響曲第1番 ホ短調 全2回 (野心を秘めた交響曲の誕生) 2023年7月
2.交響曲第2番 ニ長調 全2回 (告白のシンフォニー) 2023年12月
3.交響曲第3番 ハ長調 全2回 (新天地の新境地)2024年4月
4.交響曲第4番 イ短調 全2回 (孤高の調べ・畏れの増4度)2024年9月
5.交響曲第5番 変ホ長調 全3回 (改訂の推移と50才という歳)2025年2月
6.交響曲第6番 ドリア調 全2回 (走馬灯のように)2025年7月
7.交響曲第7番 ハ長調 全3回 (一筆書きの究極のシンフォニー、そして8番は?)2025年12月
詳しく見る