イタリアの聖堂(キリスト教の教会堂)を訪れると、その内部が優れた画家や彫刻家たちの作品で満ち溢れていることによく驚かされます。その空間は実質的にはもはや美術館といっても過言ではありません。 今回の講座では、ローマとヴァティカンにある18の聖堂を取り上げ、その成り立ちや特徴に目を向けるとともに、そこを飾る必見の名作を鑑賞してみましょう。(6ヵ月コースの後半) テーマ 第4回 サン・ルイージ・デイ・フランチェージ聖堂 第5回 サンタ・マリア・ソプラ・ミネルヴァ聖堂、サンティニャーツィオ聖堂、ジェズ聖堂 第6回 サンタ・マリア・イン・アラチェーリ聖堂、サンタ・マリア・イン・ヴァッリチェッラ聖堂、サンタ・マリア・イン・トラステヴェレ聖堂、サンタ・チェチーリア・イン・トラステヴェレ聖堂、サン・フランチェスコ・ア・リーパ聖堂、サン・ピエトロ・イン・モントーリオ聖堂
詳しく見る慶長18年(1613年)に、現在の京都市左京区上高野の古い墓の石室から短冊形の墓誌が発見されました。これが遣隋使として有名な小野妹子の子、小野毛人の墓誌でした。その後、村で良くないことが起り、墓誌は元の墓に納められました。この墓誌の発見をめぐる江戸時代の記録を読み解きます。 ------------------------------------------------------------------------------------------- 「怪異学」はフシギなコトやモノについて歴史や文学・民俗の記録を解読することから、その認識を生み出した社会・文化の特質や日本人の心の軌跡を探る新しい学問です。東アジア恠異(かいい)学会の講師陣が、怪異学の世界へと誘います。 -------------------------------------------------------------------------------------------
詳しく見る神功皇后という名乗りは後世のものです。仲哀天皇にはすでに従妹・大中姫との間に香坂皇子・忍熊皇子の2王子がいて、気長足姫が第一妃ではありません。母は葛城高額姫。のちの葛城氏の祖・武内宿禰とも関わりがあったでしょう。父の息長宿禰王は第9代開化天皇の4代の裔。最初の2代にわたって丸邇氏の娘を母としています。紀氏は久米氏の分家、丸邇氏は阿曇氏を母体とする豪族です。気長足姫は久米=阿曇連合の手中の鍾愛の駒であったのです。第10代崇神天皇から第14代仲哀天皇まで皇統は「物部氏の色」に深く染まり、武力による国内平定の戦いが止まない時代でした。神功皇后の物語は皇統を再び久米=阿曇連合の手に取り戻し、国内を平和に導く秘策として仕掛けられた壮大な「神話」だったのではないか。その可能性を探り、古代史の新しい転換点に光をあてる試みです。
詳しく見る身近な話題をとり上げ、活発に話し合いながら、楽しい雰囲気の中で英会話の力を伸ばしていきます。レベルはネイティブスピーカーの英語が聴きとれ、流暢でなくても自分の考えが何とか言える程度です。 ◇体験をおすすめします◇ レベルや教室の雰囲気をご確認いただくために、1回体験(トライアル)をおすすめします(受講料:会員・一般とも3,520円)。随時ご受講可能です。前日(営業日)までにお電話でお申し込みください。 ◇体験すると入会金が半額に◇ 体験をご受講後、3か月以内に定期講座「Enjoy Speaking」にお申し込みいただくと、入会金が半額(通常5,500円→2,750円)になります。詳しくは窓口かお電話でおたずねください。
詳しく見るキトラ・高松塚古墳は四神にまもられた風水の地、天武の陵園内に築かれています。キトラの天文・四神・十二支の図像は天武朝の天下(天命)思想、高松塚の人物図像は昇仙思想を表現しています。大宝元年(701)の朝賀儀式と大宝律令、青谷横木遺跡の人物板絵、遣唐使の粟田真人(留学僧の道観)の果たした役割などについてふれます。 <カリキュラム> 7月14日(月) 飛鳥の陵墓とキトラ・高松塚古墳―風水・四神思想と陵園 欽明陵から文武陵、飛鳥の陵園、唐太宗昭陵と高宗乾陵と天武陵の陵園、百済・高句麗王陵と風水、飛鳥の古墳と被葬者、藤原京の造営と四神思想、倭と百済、倭と新羅の国際関係。 9月 8日(月) キトラ・高松塚壁画図像と様式 天文、人物(服飾・持物)、十二支像の系譜、粟田真人(道観)と高松塚古墳、大宝律令と高松塚壁画、遣唐使から遣新羅使、キトラ・高松塚古墳の葬祭と被葬者 9月29日(月) 唐と新羅・突厥・吐谷渾・吐蕃・高昌・ソグド。 唐昭陵と十四国蕃君長、新羅真徳王の弔祭と皇帝祭祀、乾陵と六十一蕃君像、新羅の唐の国際関係、突厥オラーン・ヘレム壁画墓(7世紀末葉)・僕固乙突墓(678年)、吐谷渾慕容智墓(691年)、吐蕃泉溝1号墓(阿柴王、8世紀)、高昌国(敦煌莫高窟、仏爺廟湾墓群、トルファン・アスターナ墓)、ソグド(ウズベキスタン・アフラシャブ壁画)。
詳しく見る7年間の在宅医療の経験を踏まえ、最新の訪問診療及び失敗しない訪問診療の選び方について解説いたします。 前半は坂本講師から、最期まで自宅で生活出来ますか?」超高齢社会を迎え、住み慣れた自宅で生活するためには、どう介護保険を上手く使えばいいのか?介護認定の仕組み、在宅介護にかかるお金など。分かりやすく解説。 後半は吉野講師から、「病院や老人ホームではなく住み慣れた場所でいつまでも過ごしたい」。お家での生活を支えるサービスも多様化している中で、自分らしい生活を送るために在宅医療サービスとどのように向き合うか、どのような訪問診療を選べばよいかなど分かりやすくお伝えします。 吉野貴文講師は、愛知県と岐阜県に拠点を置く訪問診療専門クリニック医療法人正翔会で7年間訪問診療に従事したのちに、藤本医院を継承し2025年4月に大阪府で訪問診療をスタート。 【教室受講 ご案内事項】 ・こちらは教室受講の申し込みページです。オンライン受講をご希望の場合は別の当該講座紹介からお申込みください。
詳しく見るタロットカードは、魅力的な絵柄の中に人の心の奥底にある深層心理を引き出す力があり、とても人気があります。昨今では占いだけではなく心理学的分析にも使われることもあります。 この講座は意味はなんとなく知っているが実際に占うとなるとわかりにくい、という方に適したカリキュラムになっています。しっかり暗記しないといけない、怖いカードが出たらどうしようと思う必要はありません。かわいらしいカードとシンプルなテクニックで楽しく占ってみましょう。 初級基礎編は大アルカナといわれる22枚について学びます。 (今期からスタートする講座です) (1)7/4 初回 タロット概論 大アルカナ5枚の意味 (2)8/1 第2回 大アルカナ8枚の意味とかんたんな読み方 (3)9/5 第3回 大アルカナ9枚の意味とかんたんなスプレッド
詳しく見る草原遊牧民の帝国と言えば誰もが13世紀の「モンゴル」をイメージすることでしょう。しかし、その600年以上前に中央ユーラシアの草原世界を支配した「トルコ」の遊牧帝国が存在したことは誰もが知るところではありません。そのクニの名は「突厥(とっくつ/とっけつ)」。遊牧民としてはじめて独自の文字で彼ら自身の言葉を記録した草原のエポックメーカーです。 本講座では、まず、現存する遺跡/遺物や8世紀前半に誕生した史料〈突厥碑文〉を手掛かりにして、彼らの正体を解き明かします。また、シルクロード交易を抑えて隋唐帝国と対峙した彼らの歴史的な影響力の一端を、ある人物に焦点をあてることで浮かびあがらせます。つぎに、近年のモンゴル高原における遺跡の発掘や碑文の解読など、最新の研究調査を紹介します。現地研究の実態やその魅力を皆様にお伝えできればと思います。 <各回テーマ> (1)7月25日(金)10:30〜12:00 トルコ帝国の記憶を探る (2)8月8日(金)10:30〜12:00 モンゴル調査の最前線
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