近畿地方に展開する天下人の大規模城郭は、必ず交通の要衝にあります。ちょうど平山城から平野部の平城に移行する時期に重なり、普請の新技術がおおいに振いましたた。とりわけ石垣の基礎地業である胴木組や水堀の護岸工法が発達しました。講座では、高槻城本丸跡で検出された梯子胴木組を皮切りに安土城、兵庫城、坂本城、甲府城、大坂城などを取り上げ、戦国末から江戸時代前期にかけての城郭の発展ぶりを考古学の立場から俯瞰します。6回シリーズの前半。 @4月15日 「お城の発掘調査、高槻城にはじまる」 A5月20日 「城の石垣を支えた胴木組 ―信長の旧二条城から高槻城まで―」 B6月17日 「城の堀を堅固にした枠工法護岸施設―大坂城・狭山池・高槻城―」
詳しく見るのんびり、ゆっくり絵の練習をしていきたい方のための講座です。今回は写真を元に風景を描きます。絵の経験が少しだけあるけどまだまだ自信が持てないという方、はじめて筆を持つという方に特におすすめです。個性を伸ばせるようお手伝いします。使用する画材は主に水彩色鉛筆です。水彩絵具でもかまいません。(定期講座と併設) 【講師より】 水彩色鉛筆は魔法の画材です。同じモチーフを描いても人それぞれ違う絵になります。あなたしか描けない絵をご一緒に楽しく探していきましょう。 講師instagram https://www.instagram.com/yozora.w.c.p/ ◇1回体験をご受講後、定期講座にお申込みの場合、入会金が半額になります。 季節のモチーフや講師が用意した風景写真の模写なども行っています。
詳しく見る『枕草子』は、平安時代中頃(西暦1000年頃)に清少納言によって書かれた日本最初の随筆です。清少納言は、一条天皇の后・定子に仕えた女房でした。『枕草子』には、定子を中心とした宮中の華やかな生活、自然と共にあった貴族達の四季折々の行事、権力争いの中で不遇な身の上となってしまう定子との、友情ともいえるような主従関係などが描かれています。また、清少納言ならではの美意識、現代の私達も共感できる人間(男女)関係の機微など、興味深い章段ばかりです。 現代語訳の付いた初心者向けのテキストを用い、王朝文学や貴族生活の基礎知識を交えながら読んでいきます。清少納言が残した、魅力溢れる文学作品『枕草子』をご一緒に味わいましょう。学生時代とは異なる、大人の感性で古典を読み直す楽しさを感じていただければと思います。 <2025年4月期カリキュラム> 4月11日 第八九段 「無名という名の琵琶」(無名といふ) 5月9日 第九一段 「癪にさわってむしゃくしゃするもの」(ねたきもの) 6月13日 第九二段 「はらはらして困るもの」(かたはらいたきもの) 第九三段 「あきれてものも言えない」(あさましきもの)
詳しく見る近畿地方に展開する天下人の大規模城郭は、必ず交通の要衝にあります。ちょうど平山城から平野部の平城に移行する時期に重なり、普請の新技術がおおいに振いましたた。とりわけ石垣の基礎地業である胴木組や水堀の護岸工法が発達しました。講座では、高槻城本丸跡で検出された梯子胴木組を皮切りに安土城、兵庫城、坂本城、甲府城、大坂城などを取り上げ、戦国末から江戸時代前期にかけての城郭の発展ぶりを考古学の立場から俯瞰します。6回シリーズの前半。 @4月15日 「お城の発掘調査、高槻城にはじまる」 A5月20日 「城の石垣を支えた胴木組 ―信長の旧二条城から高槻城まで―」 B6月17日 「城の堀を堅固にした枠工法護岸施設―大坂城・狭山池・高槻城―」
詳しく見る「その惨憺とした戦いの後には、拾っても拾っても尽きないような光った形見が残った。彼は私達と同時代にあって、もっとも高く見、遠く見た人の一人だ」という、島崎藤村のことばにあるように、北村透谷は日本の近代文学の紛れもない先駆者でした。キリスト教徒としての〈内面の覚醒〉、石坂ミナとの〈恋愛〉、そして25歳での〈自殺〉。その短い人生は、日本の近代社会の課題を身をもって生き抜き、挫折した軌跡でした。代表作を読み解きながら、その実像に迫ってみたいと思います。 ➀4月10日 文学は役に立つか — 「人生に相渉るとは何の謂いぞ」 A5月 8日 内面の確立と恋愛 — 「厭世詩家と女性」 B6月12日 日本の近代化は何をもたらしたか — 「漫罵」
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