66講座中 1〜20件を表示
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いま「戦争と政治」を考える
―第二次世界大戦とトップリーダーたち―
- 宮坂 豊彦/現代史研究家、早稲田大学招聘研究員
- 2025/10/01水 〜 2026/03/04水
- 10:30〜12:00
- 全7回
- 会員 26,565円
・ウクライナ戦争やガザ戦争など、国際動乱の意義を先の大戦の政治指導から再考します。 ・第二次世界大戦の指導者の実像に焦点をあて、「指導者たちの政治責任」を検証します。 ・「なぜ第二次世界大戦は起きたか、大戦勃発は防げなかったのか」「なぜ日本は英米と袂を分かち、戦争に突入したのか」などの問いについて、政治リーダーの個人研究から学びます。 ・「第二次世界大戦は“ファシズム対民主主義の戦い”の枠組みで説明できるか」、「“総力戦体制”は現在の世界にどう連続するのか」など現代史上の様々な論点を受講者と考えます。 ・各国の政治指導者たちが、ヴェルサイユ体制の矛盾をどう捉え、大戦直前・大戦中にいかなる政治選択をしたのか?最新の研究動向に基づき、資料を駆使して、戦争指導者たちの真実に近づきます。本テーマをはじめて学ばれる方も歓迎します!ともに学びましょう。(講師記) <各回テーマ(予定)> 第1回 ヒトラー ―ヴェルサイユの“くびき”の中で 第2回 ムッソリーニ ―新ローマ帝国と地中海 第3回 チェンバレン ―罪深き者? 第4回 チャーチル ―バトル・オブ・ブリテンの陰 第5回 ローズヴェルト ―真の大戦勝利者? 第6回 スターリン ―独ソ戦と野望の果て 第7回 東条英機 ―大東亜共栄圏と日本 参考図書 講義時に、適宜参考図書を紹介します。
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ローマの歴史
新たな時代の幕開け 競売にかけられた帝位
- 倉橋 良伸/電気通信大学講師
- 2025/10/01水 〜 2025/12/17水
- 10:30〜12:00
- 全7回
- 会員 26,565円
五賢帝時代(96〜180年)における帝位の継承は、前任者による後継者の指名によりました。暗愚な子息ではなく、皇帝の地位に相応しい人物が選ばれ、皇位継承のあるべき姿として後世に理想化されました。とはいえ、後継者となる嗣子がいなかっただけです。 実際、名君マルクス・アウレリウスの玉座は愚息コンモドゥスが継承します。暴君となったコンモドゥスが暗殺されると、帝国はまたもや混乱状態となります。暗殺を実行した親衛隊は、ローマ市長官の地位にあったペルティナクスに即位を要請します。彼の経歴は皇帝に相応しいものでしたが、その父親は解放奴隷でした。フラウィウス朝(69〜96年)から続いていた実力主義もここに至っては驚くほかはありません。彼の治世も3ヶ月ともたず、親衛隊の凶刃に倒れます。続く皇帝は、ディディウス・ユリアヌスでした。親衛隊は帝位を競売にかけ、最も高値をつけた彼が競り落としたのです。偉大な帝国の茶番劇でした。 この状況を知った、帝国の国境地帯に駐屯する軍団の中から、ユリアヌスに取って代わるべく名乗りを挙げる人物が複数現れます。いち早くイタリアに至り、帝位を獲得するのがセプティミウス・セウェルスです。この人物もローマ人の血を全く引いていなかったという点で特異な存在です。帝国は新しい時代に突入することになります。 (講師記) <各回カリキュラム(予定)> 1 10/1 五賢帝時代の終焉 名君の愚息コンモドゥス 2 10/15 競売にかけられた帝位 混乱の渦中の皇帝 3 10/29 セプティミウス・セウェルス 新王朝の誕生 4 11/5 偉大な帝国の復活 辺境における帝国軍の勇躍 5 11/19 カラカラとゲタ 憎しみ合う兄弟の末路 6 12/3 王朝の一時的な断絶 繰り返される暗殺劇 7 12/17 王朝の復活と滅亡 深淵への転落の始まり
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アメリカの戦争
親米ネットワークの限界
- 金井 光太朗/東京外国語大学名誉教授
- 2025/10/02木 〜 2025/12/18木
- 10:30〜12:00
- 全6回
- 会員 22,770円
戦後のアメリカは「パクス・アメリカーナ」の建設を積極的に進めた。それは一言で言えば、親米国家のネットワークで世界を構成することであった。冷戦はイデオロギーを掲げながらも、独裁政権であっても親米であれば「自由世界」のリーダーと見なしていた。冷戦に勝利した後、アメリカは自分に敵対する勢力を徹底的に排除しようと遠慮なく単独主義で行動するようになる。しかし、それは国際社会での反発を招く一方、テロによる抵抗も強くなった。アメリカ的体制維持の負担が課題となってきたのも当然と言えよう。本講座が、トランプ大統領が今まさに破壊している戦後秩序の実相を見極め、次の時代を構想するヒントとなればと願っている。(講師:記) 【今期の予定】 1.冷戦と朝鮮戦争・ベトナム戦争 2.冷戦終結とアメリカ単独主義 3.911とアフガン・イラク戦争 4.対テロ戦争 5.ウクライナでの米露の戦争 6.イスラエルの戦争を支えるアメリカ
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決定版高句麗史(オンライン受講)
- 田中 俊明/滋賀県立大学名誉教授
- 2025/10/02木 〜 2025/12/18木
- 13:00〜14:30
- 全6回
- 会員 20,460円 / 一般 22,440円
高句麗は朝鮮三国のなかで、もっとも早期的に国家を形成させ、東北アジアの大国となりました。特に427年に平壌に遷都して、朝鮮半島の国として、後進の百済・新羅を圧迫します。ずっと強く敵対していた百済と642年に同盟を結び、唐と結んだ新羅によって滅ぼされます。6世紀後半以後は日本とも通交関係がありました。この大国高句麗について少していねいにみていきたいと思います。 【予定カリキュラム】 決定版高句麗史(44)唐高宗の高句麗遠征 10月2日 太宗のあとを継いだ高宗が最初に高句麗遠征を敢行したのは655年であった。660年には突然に百済を攻撃して滅ぼしたが、その後はまた高句麗遠征にもどって継続した。そうした高宗代の高句麗遠征の経過についてみていくことにしたい。 決定版高句麗史(45)淵蓋蘇文の死と高句麗の滅亡 10月16日 莫離支として権力をもった淵蓋蘇文(唐代には高祖李淵の名を避けて淵は泉を用いる)が死んで、子の男生と男建・男産との対立が生じる。男生が唐を頼って唐軍を引き入れたことによって高句麗が滅亡した、 決定版高句麗史(46)安東都護府の設置 11月6日 高句麗を滅ぼしたあと、王都平壌に安東都護府を設置し、高句麗故地の支配を進めようとしたが、高句麗遺民の抵抗によって遼東・新城に後退した。百済滅亡のときは熊津都督府であったが、都護府はその上位の機関である。 決定版高句麗史(47)小高句麗国の興亡 11月20日 高句麗滅亡後に遺民が高句麗復興の動きをあちこちで見せる。その代表的なものは、益山に置かれた。宝蔵王の孫で、蓋蘇文の弟浄土の子安勝を王として高句麗復興を目指したものである。それ以外にもそうした動きはみられる。 決定版高句麗史(48)日本のなかの高句麗人 12月4日 『新撰姓氏録』には、高句麗系の渡来人について多く記している。たとえば右京諸蕃下には鄒牟王(朱蒙)から出たという長背連や安岡上王から出たという狛首などが記されている。そのような高句麗系の人々について整理したい。 決定版高句麗史(49)日本のなかの高句麗遺跡 12月18日 山城の高麗寺があり、武蔵には高麗郡があったし、高麗神社がある。また飛鳥寺は一塔三金堂式の伽藍で、それは高句麗寺院の主要伽藍配置である。高句麗的な要素があるところについて考えることにしたい。
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絵画で謎解き つながる世界史
- 今林 常美/世界史教育研究者
- 2025/10/03金 〜 2025/12/19金
- 10:30〜12:00
- 全6回
- 会員 22,308円
世界史を「絵画」からアプローチする?!――。そんな講座です。 「身元」のはっきりした、史資料としての批判に耐えうる絵画類の中には、追求・探求の仕方次第で様々な歴史の側面を我々に垣間見せてくれるものがある。今日ある名画も、当時の画家たちも“時代の子”として描いています。その時代性を意識しながら読み解いていけば、立派な歴史資料。様々な絵画資料の読み解き、高校で学んだ世界史を振り返り、かつ絵画を通して学ぶ歴史学習の面白さを皆様とともに追求していきたい。 高校時代に、世界史教科書や副教材の図説に載っている絵画などは、どのように見られていたのだろう。多くが、挿絵的に、歴史上の人物のイメージや事件のあらましなどを知るものとして眺められていたのでは。 我々の生活も世界史の積み重なった土壌の上で営まれていることを意識し、絵画に潜む謎を探り、絵画から時代性を導き出して世界史を学ぶことの面白さ・楽しさを味わって、共有していく。どんな画家が登場し、そして絵画から何が飛び出してくるか、ご期待ください。 ☆初めての方は、まずはおためしで各テーマごと(月単位:2回)を体験ください。 月単位受講は入会金不要です。:会員の方 7,436円、一般の方 8,096円 【10〜12月カリキュラム】 10月 ラファエロ《レオ10世と二人の枢機卿》[1518]とルネサンス・宗教改革 〜「レオ」を名乗るメディチ家出身の教皇はどんな人? 11月 地図挿絵《金塊を手にするマンサ・ムーサ王》[1370年代]と前近代アフリカ史 〜大航海時代以前のアフリカ史の一端を学ぶ! 12月 クノッソスの《イルカ図》[前17世紀作の復元]からミケーネの《獅子狩図》[前16世紀]まで、エーゲ文明の展開を探る! 〜古代ギリシア・ポリス時代[前8世紀〜]への道は遠し
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西欧文化の源流
ヨーロッパとキリスト教
- 中島 公子/元明治大学教授
- 2025/10/03金 〜 2025/12/19金
- 15:20〜16:50
- 全6回
- 会員 22,770円
今年で21年目を迎える本講座は「ギリシャ神話」にはじまり西欧文化の流れをたどって、いったん20世紀に達しましたが、そこで受講生からの要望に応えて過去にもどり、11年前からキリスト教とヨーロッパの関係について学んでいます。 イエス・キリストが生まれたのは中東のパレスティナ地方ですが、キリスト教は、そこを支配していたローマ帝国とやがてそこに侵入してヨーロッパという新たな文明を築く諸民族によって世界的規模に広がり、人類共通の普遍的宗教となりました。本講座はこの「ローマ帝国のキリスト教化」の検討をすでに終え、6年前から「ヨーロッパとキリスト教」の問題にはいっています。 昨年度は春・夏期に「祈る人、戦う人、働く人」秋期に「イスラームとの出会い」冬期には「ユダヤ人との共存」をテーマとし、9,10,11世紀、ヨーロッパ中世世界がどのようにして成立したかを探りました。 本年度はいよいよ「中世の春」といわれる12世紀、イスラーム世界、ユダヤ人との関係を抱えながら、西欧諸国が築いたヨーロッパ独自の文化とは何か、を考察します。 これまでの経過をご存じなくとも、興味のある方はぜひご参加ください。テキストは用いず、毎回要点をプリントしてお配りします。必要に応じてビデオ等の映像を鑑賞します。(講師・記)
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インダス〈文明〉論(オンライン受講)
超マニアック古代文明講義
- 小茄子川 歩/京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科 特任准教授
- 2025/10/04土 〜 2025/12/06土
- 13:00〜14:30
- 全3回
- 会員 10,560円 / 一般 11,550円
インダス〈文明〉は、紀元前2600〜1900年ころに、現在のパキスタンとインド北西部を中心に興亡した古代文明社会の一つであると理解されています。 その特徴は、〈都市〉や文字、そして外部社会との限定的な接続などの痕跡は存在するが、中央集権的な社会構造、王や王墓、神殿、労働集約的な灌漑事業、特定穀物の偏重大量生産、極端な集住、富の集中、豪奢な副葬品をもつ墓、武器・軍隊・戦争、社会全体にいきわたるような強力な宗教などの痕跡は不在であることです。 インダス〈文明〉社会は、他の古代文明社会とは、いったい何がちがったのでしょうか。本講座では、最新の調査・研究成果にもとづき、謎の多いインダス〈文明〉社会のあり方を、マニアックにほりさげてみます。ついでにあたらしい古代〈文明〉の見方も学んでみましょう。 【カリキュラム】 第1回 2025年10月4日(土)13:00〜14:30 〈文明〉を考えるためのいくつかの前置き――考古学、〈科学〉、〈状況〉、〈政治〉そして〈商品〉 第2回 2025年11月1日(土)13:00〜14:30 王のいない〈都市〉――モヘンジョダロとハラッパー文化、あるいは「神官王」について 第3回 2025年12月6日(土)13:00〜14:30 「国家」なき高度な〈政治〉システム――〈バッファ〉がつくりだした〈二重社会〉 ※当講座は、2025年10月放映開始の NHK E テレ「3か月でマスターする古代文明」、およびそのガイド本『3か月でマスターする古代文明』の内容ともリンクします。 ★新著『考古学の黎明 最新研究で解き明かす人類史』 (光文社新書)の予約は [こちら(amazon)](https://www.amazon.co.jp/%E8%80%83%E5%8F%A4%E5%AD%A6%E3%81%AE%E9%BB%8E%E6%98%8E-%E6%9C%80%E6%96%B0%E7%A0%94%E7%A9%B6%E3%81%A7%E8%A7%A3%E3%81%8D%E6%98%8E%E3%81%8B%E3%81%99%E4%BA%BA%E9%A1%9E%E5%8F%B2-%E5%85%89%E6%96%87%E7%A4%BE%E6%96%B0%E6%9B%B8-%E5%B0%8F%E8%8C%84%E5%AD%90%E5%B7%9D-%E6%AD%A9/dp/4334107532/ref=sr_1_1?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&crid=3E4YBTOR4GTOB&dib=eyJ2IjoiMSJ9.XCeEFEb5Jv-FVVqVK9jCKfjPqLr-hJWZrTHa1YFvWo4LI87bNVMr_75S1cWlVnGNrkYzdvUJi0a6ihrPt6yw5nSHew6uAg7hamHQPQV00BiMWc78ZlSVptbD_Q4okS1S2Ipi-wITT6KZgxepj8WYG6x94ARDjDmudvUKg8hXfSA0LPbz4OCiSwagEqtfBqEGo8FiyWciHUDGKLcpoSpY1716uqNbvuJAvFUSLU7wz0w.VTolkbTlkoqtebgjfQJHN5LP0T5OvU9hrTZlNlQ79hA&dib_tag=se&keywords=%E8%80%83%E5%8F%A4%E5%AD%A6%E3%81%AE%E9%BB%8E%E6%98%8E&qid=1757078780&sprefix=%E8%80%83%E5%8F%A4%E5%AD%A6%E3%81%AE%2Caps%2C491&sr=8-1)
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ロシアの領土拡大と対外関係の歴史
- 黛 秋津/東京大学教授
- 2025/10/04土 〜 2026/03/07土
- 13:00〜14:30
- 全6回
- 会員 22,770円
ロシアによるウクライナ侵攻開始から約3年半が経過し、停戦と和平が模索されていますが、問題解決への道のりはまだ遠いように思われます。この戦争を考える上で重要な点は、何故ロシアがウクライナを自らの領域と考えるのか、という問いであり、これはロシアの領土認識と深く関わる問題です。これを探るためには、ロシアという国がどのような経緯で領土を拡大してきたのか、そしてその過程で、周辺諸国といかなる関係を結んでいたのかを歴史的に検証することが必要だと思います。この講座では、ウクライナ問題を意識しつつ、ロシアの領土拡大と、それに伴う周辺諸国との関わりの歴史を見ていきます。今期は、19世紀以降のロシア帝国のユーラシア各方面への拡大とそれに伴う国際関係、そして、ロシア革命後に成立したソ連の勢力拡大と対外政策などを取り上げます。(講師・記) 第一回:導入――現在のロシアの領土と勢力圏の問題 第二回:19世紀前半のロシア帝国の拡大(クリミア戦争まで) 第三回:19世紀後半のロシア帝国の拡大 第四回:ロシア革命とソ連の成立 第五回:第二次世界大戦以降のソ連 第六回:まとめ――ソ連崩壊とその後 *2025年4月開講。全12講。
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近世のヨーロッパとハプスブルク帝国
- 岩ア 周一/京都産業大学教授
- 2025/10/04土 〜 2025/12/13土
- 15:30〜17:00
- 全3回
- 会員 10,890円 / 一般 12,540円
現在の西洋史研究においては、16世紀から18世紀までを独自の特色を持つ時期と捉え、「近世」と呼称することが一般的になっています。この講座では、この近世のヨーロッパを、講師が専門とするハプスブルク帝国を基軸として、できるだけ分かりやすく、しかしアカデミックな立場に基づいて扱っていきます。まず前半では、近世のヨーロッパをその特徴的な事象(大航海時代、ルネサンス、宗教改革、啓蒙主義など)から見ていきます。そして後半では、近世ヨーロッパを生きた人々が暮らした世界を宮廷・都市・農村の三つに分け、いわゆる社会史的な立場から多彩に論じていきます。 なお、基本的には講義形式で進めますが、毎回最後に10分ほど時間をとって受講者からの質問を受け付け、双方向的な性格も加えられればと思っています。(講師・記) <10月期スケジュール> 7 宮廷社会(1) ヴェルサイユとシェーンブルン 8 宮廷社会(2) 金羊毛騎士団 9 都市社会(1) 「帝都」ウィーン 10月のみのお申込みは[こちら](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=8542713) <全体スケジュール> 1 「近世ヨーロッパ」という時代 2 大航海時代 3 ルネサンス 4 宗教改革 5 財政軍事国家 6 「啓蒙の世紀」 7 宮廷社会(1) ヴェルサイユとシェーンブルン 8 宮廷社会(2) 金羊毛騎士団 9 都市社会(1) 「帝都」ウィーン10 都市社会(2) まちのくらし 11 農村社会(1) 領主制の世界 12 農村社会(2) いなかのくらし
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神聖ローマ帝国とハプスブルク
- 皆川 卓/法政大学教授
- 2025/10/04土 〜 2025/11/22土
- 10:30〜12:00
- 全3回
- 会員 11,495円
850年の長きにわたり中央ヨーロッパに存在した「神聖ローマ帝国」は、その大仰な国号にもかかわらず、征服事業や栄耀栄華を極めた歴史をほとんど持たず、「神聖でもなければローマ的でもなく、帝国ですらない」と酷評されてきました。しかし最近の研究から、後半400年間の神聖ローマ帝国はハプスブルク家を君主に戴く一種の「国家連合」として、地道にその地を列強の侵略から守り抜き、独特の仕組みでのちのドイツ人やオーストリア人の価値観や感性に計り知れない影響を与えたとされています。彼らの勤勉さや慎ましやかさや冷静さ、議論好きや法律の遵守意識、教育への熱意は、その中から生まれてきた性格でした。「双頭の鷲」の宝石飾りを戴く精巧な時計にも似たこの政治作品のネジを一つ一つ慎重に外し、皆さんと共にその驚きの構造を覗きたいと思います。(講師・記) ※11月は変則日程です、ご留意ください。講座日は、10/4,11/1,11/22の3回となります。 ★11/29→11/22(土)と再度の変更となります、ご了承いただけますと幸いです。 <2025年10月期> 第1回:神聖ローマ帝国の崩壊とバイエルン王国の誕生−マクシミリアン4世ヨーゼフ改め「国王」マクシミリアン1世 第2回:神聖ローマ帝国の崩壊とバイエルン王国の誕生−マクシミリアン4世ヨーゼフ改め「国王」マクシミリアン1世(続き) 第3回:近代立憲王国バイエルンの発展−ルートヴィヒ1世 ★進度によりテーマ日程が変更致します、ご了承ください。★ ※開講終了時間を延長することがございます。予めご了承ください。 <2026年1月期以降> 〇近代立憲王国バイエルンの発展−ルートヴィヒ1世(続き) 〇革命と統一運動の中のバイエルン−マクシミリアン2世 〇「メルヘン王」のしたたかな外交−ルートヴィヒ2世 〇居場所を探す青年王−ルートヴィヒ2世 〇幻影の中の「バイエルン王国」−ルートヴィヒ2世 〇バイエルン王国の終焉とその後のヴィッテルスバッハ家−オットーとルートヴィヒ3世 (「ヴィッテルスバッハ家の歴史」終了)
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知られざるイタリア史12講
- 北村 暁夫/日本女子大学教授
- 2025/10/04土 〜 2026/03/07土
- 10:30〜12:00
- 全6回
- 会員 22,770円
イタリアは、その豊かな歴史や美術、音楽、文学、映画、食文化などで常に話題になる国ですが、その一方で、意外と知られていないことも数多くあります。本講座では、知っているようで、実態についてはあまり知られていない、自然環境、祭り、エスニック・マイノリティ、マフィア(組織犯罪)といったテーマを取り上げて論じていきます。秋期・冬期は、古代から現代におけるイタリアのさまざまな祭りや「国民の祝日」、マフィアに代表される組織犯罪(いわゆる「マフィア型犯罪組織」)を取り上げます。(講師・記) *2025年4月開講。各回ごとにテーマを設けて進んでいきますので、途中受講でも全く問題ございません <後期各回のテーマ> ※途中受講歓迎です □ 祭り@ 古代ローマとカトリシズム □ 祭りA 都市と守護聖人 □ 祭りB 「国民の祝日」と歴史の記憶 □ マフィア@ 誕生と拡大 □ マフィアA アメリカ合衆国での展開 □ マフィアB 現代のマフィア型組織犯罪 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
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聖書考古学
聖書の舞台を歩く考古学の旅
- 大津 忠彦/筑紫女学園大学非常勤講師
- 2025/10/05日 〜 2025/12/14日
- 13:00〜14:30
- 全3回
- 教室 8,910円 / オンライン 8,910円
聖書考古学の興味深い全6回講座を開催します。聖書と考古学の関係や発掘の手法、層位学・型式学など学問の基礎から、創世記のメソポタミア遺跡、ノアの洪水伝説とその考古学的証拠、アブラハムの故郷ウルでは巨大なジッグラトや王墓群、25万人もの人口を誇る繁栄した都市の実像を紹介。モーセの出エジプトとナイル流域の発掘成果では、当時のエジプト社会やイスラエル人の足跡を具体的に解説。シナイ半島の遊牧民の生活跡や宗教施設の痕跡も取り上げ、図版や資料を交えながら、古代の人々の暮らしや信仰に迫ります。歴史や聖書に興味のある方、初心者も大歓迎です。 第1回 [10/5 聖書考古学とは何か](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=8465672) 第2回 [11/2 創世記の世界とメソポタミア文明](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=8465750) 第3回 [12/14 ノアの洪水伝説と古代洪水神話](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=8465755) 第4回 2/1 アブラハムの旅と古代都市ウル 第5回 3/1 エジプトと出エジプトの謎 第6回 3/29 シナイ半島と荒野の民の足跡 1回ずつの受講もできます(会員3,520円/一般4,070円)
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イランの考古学
- 津本 英利/古代オリエント博物館研究部長
- 2025/10/06月 〜 2025/12/15月
- 15:30〜17:00
- 全5回
- 会員 18,975円 / 一般 24,475円
日本の四倍近い面積をもつ西アジアの大国イラン。その多くは険しい山地や不毛の沙漠でありながら、世界最古の古代文明が生まれたメソポタミアとインダスをつなぐ位置にあり、早くから文明が栄え、さらには西アジア全域を支配するアケメネス朝ペルシアやパルティア、サーサーン朝ペルシアといった古代帝国の本拠地にもなりました。この講座では、文明の誕生からイスラームによる征服までの、古代イランの歴史を遺跡や遺物から辿ります。(講師・記) @10月 6日 石器時代のイラン A10月20日 青銅器時代のイラン B11月 3日 鉄器時代のイラン C11月17日 アケメネス朝ペルシア帝国 D12月15日 パルティアとサーサーン朝ペルシア
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グデア王の時代
- 小林 登志子/歴史学者
- 2025/10/06月 〜 2025/12/15月
- 12:45〜14:30
- 全6回
- 会員 22,770円
シュメル人というと、よくグデア王の写真が紹介されている。前22世紀中頃のラガシュの王がグデアである。この頃、アッカド王朝が凋落する一方で、シュメル諸都市はアッカドの支配を脱し、繁栄する。グデア王が登場したのはこうした時代である。繁栄を示す遺物が数多く残されていて、ほとんどがルーヴル美術館で展示されている。時代背景を話し、残された遺物からわかるシュメル文化について話す。 なお、カリキュラムは一部変更することもあるので、予めご了承ください。(講師・記) リーフレット画像:グデア王の円筒印章印影図 〈今回のスケジュール〉 ※スケジュールは変更になる場合がございます。 10・06 グデア王に先行するウルナンシェ王朝 10・20 アッカド王朝による支配 11・03 グデア王の時代―ラガシュ第2王朝 11・17 グデア王像は語る 12・01 グデア王の円筒碑文A,Bー最古の文学 12・15 グデア王の個人神・ニンギシュジダ神
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現代中東の起源
オスマン帝国の興亡と現代中東の誕生
- 鈴木 董/東京大学名誉教授
- 2025/10/06月 〜 2026/02/02月
- 10:30〜12:30
- 全8回
- 会員 30,360円
★講師都合により、12/15休講→11/3補講となりました(10/9記)。 今日、「中東」は、国際問題の焦点の一つとなっている。その多くは、歴史的にはオスマン帝国の支配下にあった。そして、「中東」の現状の原型は、第一次世界大戦で敗戦国となったオスマン帝国の解体の結果、誕生したのである。本講では、「中東」とは何かという問題をふまえながら、オスマン帝国の誕生から崩壊までの歴史をたどり、オスマン帝国と「中東」とのかかわりを追い、オスマン帝国の解体の中で、「現代中東」がいかにして生まれたのかを明らかとしたい。(講師記) <前期テーマ 2025年10月〜2026年2月予定> T 前期―イスラム的世界帝国への道 1「中東」とオスマン帝国 2 オスマン帝国の出現からコンスタンティノポリスの征服まで 3 コンスタンティノポリスからメッカ、メディナへ 4 言語・民族・宗教の多様性とその統合 5 スレイマン大帝の時代 6 スレイマン治下の支配空間とと中東・バルカン 7 制度・社会経済・文化 8 伝統的イスラム文化の特色 <後期テーマ 2026年4月以降予定> U 後期―「西洋の衝撃」の到来からオスマン帝国の崩壊まで 1 「西洋の衝撃」の到来 2 危機への対応としての「西洋化」改革 3 「上からの改革」と「下からの参加」 4 「文化」の「西洋化」と伝統的イスラム文化 5 「西洋化」としての「近代化」への様々の対応 6 アイデンティティーの変容とイデオロギー 民族・言語・地域・宗教 7 帝国の崩壊・解体の過程 8 オスマン帝国の終焉と現代中東の誕生
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一大率から大宰府へ
倭国における対外交渉の変遷
- 川本 芳昭/九州大学名誉教授
- 2025/10/07火 〜 2025/12/16火
- 10:30〜12:00
- 全6回
- 会員 18,480円
所謂一大率は後世の大宰府の大宰帥と似たところがあります。周知のように邪馬台国の所在地を巡っては長きにわたる論争がありますが、一大率と大宰府とがどのような関係にあるのかもまた未だ充分には解明されていない問題です。中国の史書に倭国王帥升あるいは帥升等が後漢のとき使者を派遣してきたとする記述が見えますが、それは倭国王帥升なのでしょうか、倭国王帥升等なのでしょうか。このように古代史には邪馬台国の所在地如何の問題以外にもまだ数多くの未解明の問題があります。今回の講座では、一大率と大宰府の関連の追及を主としながら、日本という国がどのような過程を経て生まれてきたのかを考えてみようと思います。(講師記)
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マルコ・ポーロが旅したシルクロード
『東方見聞録』に民族、文化、歴史を読み解く
- 大津 忠彦/筑紫女学園大学非常勤講師
- 2025/10/08水 〜 2025/12/17水
- 15:30〜17:00
- 全6回
- 教室 17,820円 / オンライン 17,820円
ベネチアの商人マルコ・ポーロは、欧州〜中東〜中央アジア〜東アジア〜東南および南アジアにおよぶ遥かな「シルクロード」旅程を遊歴。そのレポートとでもいうべき『東方見聞録』は「パクス・モンゴリカ」時代諸域の国情・風習を豊かに語っています。今期はテキスト最終章より、モンゴル諸カン国及びその周辺域について、マルコ・ポーロリポートを読み進めます。 (*)13世紀から14世紀、ユーラシア大陸を支配したモンゴル帝国の覇権による安定した時代 10月 8日 ユーラシアの大海とタルタール王権の扉 10月22日 アラウ対バルカ:タルタール内戦の勃発 11月12日 バルカ軍進撃:アラウとの決戦前夜 11月26日 アラウの訓示と激戦:タルタール王者の決意 12月10日 アラウ軍とバルカ軍、戦いの激化 12月24日 バルカの奮戦と勇気の戦場
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学びを広げる!大人のための世界史
イスラーム以前のインド史・モンゴル以前のイスラーム史・秦の始皇帝までの中国史
- 村山 秀太郎/スタディサプリ講師・世界史塾バロンドール主宰
- 2025/10/08水 〜 2025/12/17水
- 19:00〜20:30
- 全6回
- 会員 22,770円 / 一般 26,070円
まもなく、全人類の4人に1人がイスラーム教徒の時代になる、と言われています。イスラームというと、中東アラビアとかイラン・エジプトなどを思い浮かべがちですが、じつはインドは世界屈指のイスラーム教国であり、中国の新疆ウイグル自治区にも多数のイスラーム教徒が居住しています。そして、インドのイスラーム教徒はヒンドゥー至上主義の現政権との、中国のイスラーム教徒は無神論マルクス主義の共産党政権との軋轢の真っただ中にいます。 10月期講座では、ヒンドゥー成立期のインド史・初期イスラーム史・秦までの中国史、とそれぞれの地域史の根っこの部分を講義いたします。いつものように地図と写真をふんだんに使用し、インド史・中東史・中国史の明確なる時代区分にこだわって、受講者のなかにしっかりとした世界史の基礎を築きたいと思います。また、今回の授業はほんの少々アラビア語講座に変貌します。乞うご期待!!(講師・記) 【カリキュラム】 @Aインダス文明・アーリヤ人のヴェーダ時代・ヒンドゥー成立期のインド史 Bアラブ人による初期イスラーム史 C初期イスラーム史へのトルコ人の参入 D13世紀モンゴル帝国期までのイスラーム史 E秦までの中国史
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歴史・遺跡・美術から解くガンダーラ
- 前田 たつひこ/平山郁夫シルクロード美術館学芸員
- 2025/10/08水 〜 2025/12/10水
- 10:30〜12:00
- 全3回
- 会員 11,385円 / 一般 14,685円
ガンダーラは、古来、インド世界と中央アジア、西域、中国世界、さらに西アジアとをつなぐ要衝として歴史・文化・交易に重要な役割を果たしてきました。とりわけ、仏陀像が初めて造られた地として、仏教美術史上もっとも重要な場所として有名です。本講座では、このガンダーラをより深く知るため、ガンダーラの名が歴史に登場するところから、歴史・美術・考古学など様々な視点からガンダーラをみていきます。 今期はガンダーラ北部に位置するスワートに残る遺跡について様々な角度から解説していきます。(講師・記) 〈今期のテーマ〉 第1回 10月 スワートのアレクサンドロス大王 第2回 11月 ウジャーナ国(スワート)の仏舎利伝説塔と様々な仏塔 第3回 12月 スワートの古塔 ブトカラ I
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イギリス浪漫紀行・英詩篇
歴史を旅する詩人たち
- 齊藤 貴子/早稲田大学講師
- 2025/10/09木 〜 2025/12/11木
- 15:30〜17:00
- 全4回
- 会員 15,180円 / 一般 19,580円
イギリスはヨーロッパの最もよく知られた国のひとつ。しかし同時に、ヨーロッパの中でも最も不思議な、何とも謎めいた国でもあります。最近でいえば、地理的に間違いなくヨーロッパの一国でありながらEUを離脱してしまったのが良い例ですが、イギリスの歴史とは、正しくこの種の独自路線の積み重ねにほかなりません。その結果として存在しているのが、今人びとの目の前にひろがる都市や田園、各種の遺跡や古城や庭園、大聖堂や廃虚となった修道院を擁する独特の景観美であり、今に受け継がれる絵画や彫刻、文学等の諸々の芸術の類いです。 今回のシリーズでは、英詩の世界にフォーカスします。英文学史の王道をクロノロジカルにたどりながら、各作者・作品にゆかりある土地や美術作品等を取り上げます。さまざまな視覚資料をつうじて旅するように鑑賞することにより、イギリスという国の謎と不思議、つまりは「浪漫」を英詩とともに味わいます。(講師・記) 2025年10月期より、英詩篇。 【カリキュラム】※状況によって変更することもございます。 ■10月期 導入回 ロマン派詩人たちの「旅」と「想像力」 ※導入回では、英詩が独特の輝きを放つロマン派の詩人たちを取り上げます。その後に、古英語、中英語、シェイクスピアと、時代を追って進み、最終講には再びロマン派の詩人(ウィリアム・ブレイク)に到ります。「歴史を旅する詩人たち」のはじまりです。 第1回 今に蘇る英文学最古の叙事詩『ベーオウルフ』の世界 第2回 巡礼の聖地の今昔:チョーサーの『カンタベリー物語』@ 第3回 巡礼の聖地の今昔:チョーサーの『カンタベリー物語』A ■2026年1月期 第4回 抒情詩人シェイクスピアの足跡をたずねて@ 第5回 抒情詩人シェイクスピアの足跡をたずねてA 第6回 抒情詩人シェイクスピアの足跡をたずねてA ■4月期・7月期 第7回 英文学の金字塔:ミルトン『失楽園』の世界を旅する@ 第8回 英文学の金字塔:ミルトン『失楽園』の世界を旅するA 第9回 革命を生き延びた詩人:アンドルー・マーヴェルの「混乱と矛盾」の旅路 第10回 18世紀ロンドンという大都会を生きた詩人たち@:アレグザンダー・ポープ 第11回 18世紀ロンドンという大都会を生きた詩人たちA:メアリー・ロビンソン 第12回 ロマン派詩人:ウィリアム・ブレイクの詩と絵画
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