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「レ・ミゼラブル」の魅力
作者ヴィクトル・ユーゴーとパリ

- 穴澤 万里子/明治学院大学教授
- 2025/04/26土 〜 2025/06/28土
- 15:30〜17:00
- 全3回
- 会員 11,385円 / 一般 14,685円
世界中で最も有名なミュージカルと言えば『レ・ミゼラブル』だろう。1980年のパリ版初演、その改訂版ともいえる1985年初演の英語版は大ヒットを記録し、世界中で上演されるようになる。日本では1987年の初演以来、帝国劇場で多くのファンを虜にしてきたが、劇場が入るビルの老朽化に伴い、建て替えが決定。現在公演中の「レ・ミゼラブル」(2024−2025年)が帝劇のクロージング公演となる。本講座ではミュージカルだけでなく、原作の小説、映画、さらにはミュージカル同様劇的だった作家の生涯、執筆当時のパリ、そこで愛された芸術などにも触れながら名作『レ・ミゼラブル』をより深く味わっていく。まずは作品の背景から理解していこう。(講師記) ≪第1回≫18世紀、19世紀のパリの芸術・文化vol.1 『レ・ミゼラブル』の舞台は革命直後のパリ。ミュージカルの名場面も当時の歴史、そして町・パリを知ればもっと面白い。先ずは当時のパリを振り返ってみよう。 ≪第2回≫18世紀、19世紀のパリの芸術・文化vol.2 ロマン主義の作家として著名なユーゴー。ロマン主義をはじめ、当時流行した芸術運動を知ろう。それは『レ・ミゼラブル』誕生を読み解くヒントになるだろう。 ≪第3回≫ヴィクトル・ユーゴーの人生と作品 多くの名作を残し、国葬として葬られたユーゴー。しかしその人生は壮絶だった。そして悲しみや苦しみの中で紡がれた作品は多くの人を勇気づけた。ユーゴーの人生や遺 した作品を知ることで『レ・ミゼラブル』をより身近に感じられるに違いない。
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「レ・ミゼラブル」の魅力
原作にみる3つのキーワード

- 穴澤 万里子/明治学院大学教授
- 2025/07/26土 〜 2025/09/27土
- 15:30〜17:00
- 全3回
- 会員 11,385円 / 一般 14,685円
世界中で最も知られるミュージカル『レ・ミゼラブル』。今年は『レ・ミゼラブル』イヤーと言っても過言ではない。老朽化に伴い、新しく生まれ変わるまでしばらく休館となる帝劇のクロージング公演を皮切りに、日本各都市での公演チケットは軒並みソールドアウト。日本も熱いが、本家本元、イギリスのウェストエンドでは開幕40周年を記念して世界ツアーが始まった。なんと夏には日本にもやってくる! この講座では前回の作品背景(当時のパリ、ロマン主義について、作家ユゴーの人生)を学んだあと、いよいよ内容に入っていく。各回、テーマごとに物語を紐解いていこう。(講師記) 7月<貧困>:タイトルにも出てくる「貧しさ」は当時のパリ、フランスでは大きな問題であった。このタイトルになるまで、ユゴーは同じ貧しさと言う単語を書き換えている。なぜ最終的にこのタイトルになったかも含め、読み解いていこう。 8月<進歩>:ユゴーは作家であると同時に政治家でもあった。2月革命後に政治活動に集中するために『レ・ミゼラブル』の執筆は中断される。彼の政治思想の核にある「進歩」の概念を作品にみていく。 9月<無限>:神の同義語であるこの言葉は、作品の中でも大きなテーマである。この言葉から見えてくる作家のメッセージとは何かを探って行く。
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