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17講座中 1〜17件を表示 

  • 京都教室
  • 教室開催

ヒエログリフを読む

202204-hierogurifu .jpg
  • 吹田 真里子/関西大学非常勤講師
  • 2025/04/12 〜 2025/06/14
  • 10:30〜12:00
  • 全3回
  • 会員 9,900円
  • エジプトの遺跡を訪れると、神殿の壁などに見事なレリーフとともに古代の象形文字であるヒエログリフを目にします。レリーフを見ているだけでも興味深いも のですが、ヒエログリフが読めるようになると、古代エジプトをもっと身近に感じることができます。この講座では、まずヒエログリフのアルファベットを学び、その後は実際に書かれている文章を読みながら文法を学んでいきます。 今回も、中王国時代に書かれたとされている『シヌヘの物語』を読み進めていきます。この物語は、古代エジプト文学における傑作の一つとされており、中期エジプト語を勉強する際には、基本的な文献の一つです。 ※テキスト(中期エジプト語基礎文典)は教室内でお貸しします。 ★5月は第3土曜 5/17(土)におこないます。

    • 残りわずか
  • 京都教室
  • オンライン(事前選択講座)

東アジアの遺跡とガラスのうつわ オンライン受講
第1回 ガラスの来た道

4月12日匈奴のゴル・モドU墓地から出土したローマングラス碗.jpg
  • 大谷 育恵/京都大学白眉センター特定助教
  • 2025/04/12
  • 10:30〜12:00
  • 全1回
  • 会員 3,080円 / 一般 3,630円
  • ガラスの製造は、少なくとも今から3600年以上前のメソポタミア地域に起源すると考えられています。ガラスの魅力はカラフルな色合いや透明感で、ビーズのような小さな製品から始まって、様々なものが作られるようになっていきました。日本列島でのガラスの出土は、縄文時代晩期のガラス玉にさかのぼり、弥生時代になるとその数は増加し、古墳時代になると玉以外にガラス器も出土するようになります。国産ガラスの製造は7世紀後半の飛鳥時代に始まりますが、高度な技術を要するガラスのうつわは、その後もしばらくは輸入品でした。第1回「ガラスの来た道」講座では、西から東アジアへと伝わったガラス器とその出土遺跡についてお話します。

    • 見逃し配信あり
  • 京都教室
  • 教室(事前選択講座)

東アジアの遺跡とガラスのうつわ 教室受講
第1回 ガラスの来た道

大谷育恵先生.jpg
  • 大谷 育恵/京都大学白眉センター特定助教
  • 2025/04/12
  • 10:30〜12:00
  • 全1回
  • 会員 3,080円 / 一般 3,630円
  • ガラスの製造は、少なくとも今から3600年以上前のメソポタミア地域に起源すると考えられています。ガラスの魅力はカラフルな色合いや透明感で、ビーズのような小さな製品から始まって、様々なものが作られるようになっていきました。日本列島でのガラスの出土は、縄文時代晩期のガラス玉にさかのぼり、弥生時代になるとその数は増加し、古墳時代になると玉以外にガラス器も出土するようになります。国産ガラスの製造は7世紀後半の飛鳥時代に始まりますが、高度な技術を要するガラスのうつわは、その後もしばらくは輸入品でした。第1回「ガラスの来た道」講座では、西から東アジアへと伝わったガラス器とその出土遺跡についてお話します。 (オンライン講座を併設します。オンライン受講の受付はWEBのみ)

  • 京都教室
  • オンライン(事前選択講座)

東アジアの遺跡とガラスのうつわ オンライン受講
第2回 古墳から出土するガラス器たち

4月19日中国・象山7号墓から出土したカットグラス.JPG
  • 大谷 育恵/京都大学白眉センター特定助教
  • 2025/04/19
  • 10:30〜12:00
  • 全1回
  • 会員 3,080円 / 一般 3,630円
  • 第1回「ガラスの来た道」に続き、今回は3世紀から6世紀初頭の東アジアで出土したガラスのうつわとその出土遺跡について解説します。日本は古墳時代であり、この時期に初めて新沢126号墳、高屋築山古墳(安閑天皇陵)、仁徳天皇陵古墳の3基の古墳からガラスのうつわが出土し、ガラス器が用いられていたことがわかります。そこで出土したカットグラスについては、同時代の、分裂した中華世界(六朝/五胡十六国)の出土例をみていくことで、より一層その意味が理解できます。また、朝鮮半島においても、この時期に初めてガラスのうつわが登場しますが、そこには不思議な資料も含まれています。日中韓の古墳から出土するガラス器を概観しつつ、その背景にある国際関係を読み解きます。

    • 見逃し配信あり
  • 京都教室
  • 教室(事前選択講座)

東アジアの遺跡とガラスのうつわ 教室受講
第2回 古墳から出土するガラス器たち

大谷育恵先生.jpg
  • 大谷 育恵/京都大学白眉センター特定助教
  • 2025/04/19
  • 10:30〜12:00
  • 全1回
  • 会員 3,080円 / 一般 3,630円
  • 第1回「ガラスの来た道」に続き、今回は3世紀から6世紀初頭の東アジアで出土したガラスのうつわとその出土遺跡について解説します。日本は古墳時代であり、この時期に初めて新沢126号墳、高屋築山古墳(安閑天皇陵)、仁徳天皇陵古墳の3基の古墳からガラスのうつわが出土し、ガラス器が用いられていたことがわかります。そこで出土したカットグラスについては、同時代の、分裂した中華世界(六朝/五胡十六国)の出土例をみていくことで、より一層その意味が理解できます。また、朝鮮半島においても、この時期に初めてガラスのうつわが登場しますが、そこには不思議な資料も含まれています。日中韓の古墳から出土するガラス器を概観しつつ、その背景にある国際関係を読み解きます。(オンライン講座を併設します。オンライン受講の受付はWEBのみ)

  • 京都教室
  • オンライン(事前選択講座)

高句麗の「長安城」と「三京」  オンライン受講
7世紀の東アジアを考える

4月25日高句麗王都平壌・七星門.JPG
  • 田中 俊明/滋賀県立大学名誉教授
  • 2025/04/25
  • 13:00〜14:30
  • 全1回
  • 会員 3,300円 / 一般 3,850円
  • 中国では、長い分裂の時代を経て、589年に隋が南北を統一しました。それまで周辺の諸国は、中国の南北対立の状況を利用した外交を進め、それぞれの生き延びる道を模索していましたが、ひとつの中国と向き合い、対峙する形勢になります。そこから起きる東アジアの大変動について考えます。朝鮮三国の高句麗・百済・新羅は、隋・唐や日本を巻き込んだ形での改編が進み、新羅が半島をなかば領有するようになります。その過程と結果を具体的にみていくシリーズの第4回は、高句麗の「長安城」と「三京」について、お話しします。『隋書』高麗伝には「長安城」と「三京」という語が見えます。どちらも『隋書』が初見で、「長安城」は平壌城の別名です。「三京」は、王都平壌城に、国内城と漢城とを加えた呼称であり、平壌城以外の二つは、いわば副都です。隋代の高句麗の王都と副都について解説します。

    • 見逃し配信あり
  • 京都教室
  • 教室(事前選択講座)

高句麗の「長安城」と「三京」 教室受講
7世紀の東アジアを考える

4月25日高句麗王都平壌・玄武門.JPG
  • 田中 俊明/滋賀県立大学名誉教授
  • 2025/04/25
  • 13:00〜14:30
  • 全1回
  • 会員 3,300円 / 一般 3,850円
  • 中国では、長い分裂の時代を経て、589年に隋が南北を統一しました。それまで周辺の諸国は、中国の南北対立の状況を利用した外交を進め、それぞれの生き延びる道を模索していましたが、ひとつの中国と向き合い、対峙する形勢になります。そこから起きる東アジアの大変動について考えます。朝鮮三国の高句麗・百済・新羅は、隋・唐や日本を巻き込んだ形での改編が進み、新羅が半島をなかば領有するようになります。その過程と結果を具体的にみていくシリーズの第4回は、高句麗の「長安城」と「三京」について、お話しします。『隋書』高麗伝には「長安城」と「三京」という語が見えます。どちらも『隋書』が初見で、「長安城」は平壌城の別名です。「三京」は、王都平壌城に、国内城と漢城とを加えた呼称であり、平壌城以外の二つは、いわば副都です。隋代の高句麗の王都と副都について解説します。 (オンライン講座を併設します。オンライン受講の受付はWEBのみ)

  • 京都教室
  • 教室開催

古代エジプトの冥界T
―永遠の楽園とファラオの復活―

ギザのピラミッド.jpg
  • 宮本 純二/京都橘大学講師
  • 2025/04/26 〜 2025/06/28
  • 10:30〜12:00
  • 全3回
  • 会員 8,910円 / 一般 10,890円
  • 壮大な王墓「ピラミッド」や豪華な宝物に飾られた「ツタンカーメン王の墓」、そして「ミイラづくりの風習」。これらは、古代エジプト人が抱いたユニークな来世観の一端を今に伝えています。今回からのシリーズでは,「ピラミッド・テキスト」や「死者の書」をはじめとする送葬文書を紹介しながら,当時の人々が期待した死後の神秘的な永遠の世界について、関連遺跡や史料の映像なども交えてお話します。 【今期の内容】 4/26 オシリス神話1 (永遠の楽園への旅) 5/24 オシリス神話2 (ホルス神とセト神の争い) 6/28 ピラミッド・テキスト (太陽神ラァとファラオ) 【次期の予定】 ・コフィン・テキスト  (聖地アビュドス巡礼の旅)  ・死者の書  (楽園への通行手形) ・諸門の書 (ファラオの冥界/時間の克服と復活) 

  • 京都教室
  • オンライン(事前選択講座)

古代インド仏教美術を知る オンライン受講
マトゥラーのウィマ・タクトー像との比較より

4月29日マトゥラーウィマ・タクト―像.JPG
  • 田辺 理/京都大学白眉センター文学研究科特定准教授
  • 2025/04/29
  • 13:00〜14:30
  • 全1回
  • 会員 3,080円 / 一般 3,630円
  • インドの首都ニューデリーから145キロほど南にあるマトゥラーは、1世紀から3世紀の間にクシャン朝の支配を受けました。マトゥラーは、古代インドの交通の要衝であったため、クシャン朝の冬の都として繁栄しました。今回の講座では、マトゥラーで出土した、クシャン朝第2代国王であるウィマ・タクトーの倚座像を中心に取り上げます。この非常にユニークな像を西アジアや中央アジアの国王像などと比較し、この像にみられる様々な美術的要素と、そこに至る文化交流の足跡について解説します。

    • 見逃し配信あり
  • 京都教室
  • 教室(事前選択講座)

古代インド仏教美術を知る 教室受講
マトゥラーのウィマ・タクトー像との比較より

4月29日マトゥラーウィマ・タクト―像.JPG
  • 田辺 理/京都大学白眉センター文学研究科特定准教授
  • 2025/04/29
  • 13:00〜14:30
  • 全1回
  • 会員 3,080円 / 一般 3,630円
  • インドの首都ニューデリーから145キロほど南にあるマトゥラーは、1世紀から3世紀の間にクシャン朝の支配を受けました。マトゥラーは、古代インドの交通の要衝であったため、クシャン朝の冬の都として繁栄しました。今回の講座では、マトゥラーで出土した、クシャン朝第2代国王であるウィマ・タクトーの倚座像を中心に取り上げます。この非常にユニークな像を西アジアや中央アジアの国王像などと比較し、この像にみられる様々な美術的要素と、そこに至る文化交流の足跡について解説します。 (オンライン講座を併設します。オンライン受講の受付はWEBのみ)

  • 京都教室
  • 教室(事前選択講座)

隋の煬帝の高句麗遠征  教室受講
7世紀の東アジアを考える

5月23日遼河1.JPG
  • 田中 俊明/滋賀県立大学名誉教授
  • 2025/05/23
  • 13:00〜14:30
  • 全1回
  • 会員 3,300円 / 一般 3,850円
  • 中国では、長い分裂の時代を経て、589年に隋が南北を統一しました。それまで周辺の諸国は、中国の南北対立の状況を利用した外交を進め、それぞれの生き延びる道を模索していましたが、ひとつの中国と向き合い、対峙する形勢になります。そこから起きる東アジアの大変動について考えます。朝鮮三国の高句麗・百済・新羅は、隋・唐や日本を巻き込んだ形での改編が進み、新羅が半島をなかば領有するようになります。その過程と結果を具体的にみていくシリ―ズの第5回は、隋の煬帝(ようだい)の高句麗遠征について、お話しします。煬帝は突厥へ行幸したとき、高句麗の使者と出会って驚いています。警戒した煬帝は、611年に号して200万という大軍を高句麗に送りました。これを初回として、翌年、さらにその翌年と、つづけて3回、高句麗遠征を行いますが、すべて失敗に終わり、内紛を招いて隋が滅亡するに至ります。この三回にわたる煬帝の高句麗遠征について詳しく解説します。 (オンライン講座を併設します。オンライン受講の受付はWEBのみ)

  • 京都教室
  • オンライン(事前選択講座)

隋の煬帝の高句麗遠征 オンライン受講
7世紀の東アジアを考える

5月23日遼河2.JPG
  • 田中 俊明/滋賀県立大学名誉教授
  • 2025/05/23
  • 13:00〜14:30
  • 全1回
  • 会員 3,300円 / 一般 3,850円
  • 中国では、長い分裂の時代を経て、589年に隋が南北を統一しました。それまで周辺の諸国は、中国の南北対立の状況を利用した外交を進め、それぞれの生き延びる道を模索していましたが、ひとつの中国と向き合い、対峙する形勢になります。そこから起きる東アジアの大変動について考えます。朝鮮三国の高句麗・百済・新羅は、隋・唐や日本を巻き込んだ形での改編が進み、新羅が半島をなかば領有するようになります。その過程と結果を具体的にみていくシリーズの第5回は、隋の煬帝(ようだい)の高句麗遠征について、お話しします。煬帝は突厥へ行幸したとき、高句麗の使者と出会って驚いています。警戒した煬帝は、611年に号して200万という大軍を高句麗に送りました。これを初回として、翌年、さらにその翌年と、つづけて3回、高句麗遠征を行いますが、すべて失敗に終わり、内紛を招いて隋が滅亡するに至ります。この三回にわたる煬帝の高句麗遠征について詳しく解説します。

    • 見逃し配信あり
    • 2025春クーポン対象
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  • オンライン(事前選択講座)

龍門石窟 飛鳥仏の源流をもとめて オンライン受講

5月31日龍門石窟賓陽洞 2015年撮影.JPG
  • 向井 佑介/京都大学人文科学研究所准教授
  • 2025/05/31
  • 13:30〜15:00
  • 全1回
  • 会員 3,080円 / 一般 3,630円
  • ユネスコ世界遺産にも登録されている龍門石窟は、中国河南省洛陽市の南にあり、5世紀末の北魏時代に造営が始まりました。19世紀末に洛陽を訪れた岡倉天心が、龍門石窟の北魏の造像様式と飛鳥の止利様式とが類似していることを指摘して以来、「北魏様式」は飛鳥仏の源流として注目されてきました。また、それらの仏像のなかには、「龍門二十品」に代表されるすぐれた書跡の造像銘をともなうものがあり、それを読み解くと、造営の順序や造像の背景が次第に明確になってきます。巨大な石窟寺院の造営は、いつ、だれが、どのようにして始めたのでしょうか。この講座では、北魏時代の龍門石窟を中心として、その調査の歴史と現在の状況を紹介するとともに、近年の研究成果をふまえて、龍門石窟の「北魏様式」の成立過程を探ります。

    • 見逃し配信あり
  • 京都教室
  • 教室(事前選択講座)

龍門石窟 飛鳥仏の源流をもとめて 教室受講

5月31日龍門石窟古陽洞 2018年撮影.jpg
  • 向井 佑介/京都大学人文科学研究所准教授
  • 2025/05/31
  • 13:30〜15:00
  • 全1回
  • 会員 3,080円 / 一般 3,630円
  • ユネスコ世界遺産にも登録されている龍門石窟は、中国河南省洛陽市の南にあり、5世紀末の北魏時代に造営が始まりました。19世紀末に洛陽を訪れた岡倉天心が、龍門石窟の北魏の造像様式と飛鳥の止利様式とが類似していることを指摘して以来、「北魏様式」は飛鳥仏の源流として注目されてきました。また、それらの仏像のなかには、「龍門二十品」に代表されるすぐれた書跡の造像銘をともなうものがあり、それを読み解くと、造営の順序や造像の背景が次第に明確になってきます。巨大な石窟寺院の造営は、いつ、だれが、どのようにして始めたのでしょうか。この講座では、北魏時代の龍門石窟を中心として、その調査の歴史と現在の状況を紹介するとともに、近年の研究成果をふまえて、龍門石窟の「北魏様式」の成立過程を探ります。 (オンライン講座を併設します。オンライン受講の受付は、WEBのみ)

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6/14 ヒエログリフ1日入門

202204-hierogurifu .jpg
  • 吹田 真里子/関西大学非常勤講師
  • 2025/06/14
  • 13:00〜14:30
  • 全1回
  • 会員 3,300円 / 一般 3,300円
  • 古代の象形文字であるヒエログリフを学ぶための入門講座です。ヒエログリフのアルファベットを学び、石碑に書かれている短い文章を読んでみましょう。定期講座にお入りいただく前にご受講ください。 ※エジプト考古学博物館に収蔵されている石碑を読みます。 定期講座で使用のテキスト(中期エジプト語基礎文典)購入については、受付時にご相談ください。

    • 残りわずか
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百済の王都と政治体制  オンライン受講
7世紀の東アジアを考える

5月23日遼河2.JPG
  • 田中 俊明/滋賀県立大学名誉教授
  • 2025/06/27
  • 13:00〜14:30
  • 全1回
  • 会員 3,300円 / 一般 3,850円
  • 中国では、長い分裂の時代を経て、589年に隋が南北を統一しました。それまで周辺の諸国は、中国の南北対立の状況を利用した外交を進め、それぞれの生き延びる道を模索していましたが、ひとつの中国と向き合い、対峙する形勢になります。そこから起きる東アジアの大変動について考えます。朝鮮三国の高句麗・百済・新羅は、隋・唐や日本を巻き込んだ形での改編が進み、新羅が半島をなかば領有するようになります。その過程と結果を具体的にみていくシリーズの第6回は、 百済の王都と政治体制についてお話しします。百済は、538年に都を現在の扶余に遷していましたが、7世紀に入ると、益山にも副都を置きます。王都は5部に分け、部ごとに5つの巷(こう)を置きました。巷は中国南朝の建康にみられる制度で、その影響です。地方は5つの方(ほう)に分けて、中央集権の統治体制を取りました。この時期の百済の王都と政治制度について考えます。

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  • 京都教室
  • 教室(事前選択講座)

百済の王都と政治体制 教室受講
7世紀の東アジアを考える

6月27日百済王都・扶蘇山城1.JPG
  • 田中 俊明/滋賀県立大学名誉教授
  • 2025/06/27
  • 13:00〜14:30
  • 全1回
  • 会員 3,300円 / 一般 3,850円
  • 中国では、長い分裂の時代を経て、589年に隋が南北を統一しました。それまで周辺の諸国は、中国の南北対立の状況を利用した外交を進め、それぞれの生き延びる道を模索していましたが、ひとつの中国と向き合い、対峙する形勢になります。そこから起きる東アジアの大変動について考えます。朝鮮三国の高句麗・百済・新羅は、隋・唐や日本を巻き込んだ形での改編が進み、新羅が半島をなかば領有するようになります。その過程と結果を具体的にみていくシリーズの第6回は、 百済の王都と政治体制についてお話しします。百済は、538年に都を現在の扶余に遷していましたが、7世紀に入ると、益山にも副都を置きます。王都は5部に分け、部ごとに5つの巷(こう)を置きました。巷は中国南朝の建康にみられる制度で、その影響です。地方は5つの方(ほう)に分けて、中央集権の統治体制を取りました。この時期の百済の王都と政治制度について考えます。 (オンライン講座を併設します。オンライン受講の受付はWEBのみ)