73講座中 1〜20件を表示
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近世の天皇と朝廷【オンライン受講】
近世の天皇と朝廷U
- 笠谷 和比古/国際日本文化研究センター名誉教授
- 2024/10/16水 〜 2025/03/19水
- 15:00〜16:30
- 全6回
- 会員 19,140円 / 一般 21,120円
信長・秀吉の時代から江戸時代を経て、明治維新に至る三百年近くの時期を対象として天皇と朝廷の役割を探ります。江戸時代の天皇と朝廷といえば、「禁中幷公家諸法度」によって縛られ、京都御所の中に封じ込められていたイメージがありますが、実際はどうだったのでしょう。権力も財力もない天皇と朝廷が、三百年近くにわたって存続しえた理由について考えます。 [近世の天皇と朝廷U] ※11/12改訂 10月16日(水) 関ヶ原合戦と近世の天皇制 11月20日(水) 徳川和子の入内と明正女帝 12月18日(水) 尊王論の系譜 1月29日(水) 吉宗・宗武・定信―18世紀の朝幕関係― ※1/15の補講日 2月19日(水) 19世紀国際情勢と朝廷問題 3月19日(水) 幕末の政局と明治維新
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- 見逃し配信あり
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- 教室開催
近世の天皇と朝廷【教室受講】
近世の天皇と朝廷U
- 笠谷 和比古/国際日本文化研究センター名誉教授
- 2024/10/16水 〜 2025/03/19水
- 15:00〜16:30
- 全6回
- 会員 19,140円 / 一般 21,120円
信長・秀吉の時代から江戸時代を経て、明治維新に至る三百年近くの時期を対象として天皇と朝廷の役割を探ります。江戸時代の天皇と朝廷といえば、「禁中幷公家諸法度」によって縛られ、京都御所の中に封じ込められていたイメージがありますが、実際はどうだったのでしょう。権力も財力もない天皇と朝廷が、三百年近くにわたって存続しえた理由について考えます。 [近世の天皇と朝廷U] ※11/12改訂 10月16日(水) 関ヶ原合戦と近世の天皇制 11月20日(水) 徳川和子の入内と明正女帝 12月18日(水) 尊王論の系譜 1月29日(水) 吉宗・宗武・定信―18世紀の朝幕関係― ※1/15の補講日 2月19日(水) 19世紀国際情勢と朝廷問題 3月19日(水) 幕末の政局と明治維新
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日本古代史の新視点
- 塚口 義信/堺女子短期大学名誉学長・名誉教授
- 2025/01/09木 〜 2025/03/13木
- 10:30〜12:00
- 全3回
- 会員 10,230円
古墳時代に活躍したとされているヤマト政権の英雄たちの伝説を取り上げ、その虚実を探ります。また、歴史学的な分析を中心に考古学や民俗学などの研究成果も取り入れて考察し、その形成過程を推理します。 【カリキュラム】 1/9(木) オホビコ伝説A 2/13(木) オホビコ伝説B 3/13(木) オホビコ・タケヌナカハワケ伝説➀
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大人のための新しい世界史
19世紀から20世紀初頭のロシア
- 佐々木 利昌/元大阪府立北野高校教諭
- 2025/01/09木 〜 2025/03/27木
- 10:30〜12:00
- 全6回
- 会員 19,140円
ナポレオンのモスクワ侵攻(1812年)から日露戦争(1904〜05年)とロシア第一革命(1905〜07年)までの時代のロシアの歴史を辿る。この百年の歴史を通して、帝政ロシア崩壊のロシア革命(1917年)とロシアが関与する第1次大戦(1914〜18年)につながる要因がどのように形成されたのかを探求する。これらの問題は20世紀及び21世紀の世界を理解するうえで避けて通ることはできない。「現在の世界」を念頭に置きながら、ロシア近代史を共に学びたい。
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- 満席
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とても意外な江戸時代
- 丹波 元/作家
- 2025/01/10金 〜 2025/03/14金
- 13:00〜14:30
- 全3回
- 会員 9,900円
時代物のドラマや小説に登場する江戸時代の情景を知るには、明治以前の日本人の暮らし振りを呑み込んでおく必要があります。講座では、マゲモノ好きの皆様が解り易いように、武士と町人社会の日常生活はどんな風だったかや、江戸期に起こった事件の数々、上方と坂東の差とは、その習慣や仕来りの区別などを、風俗考証を基本にして、色んな資料を見ながら、面白く解説します。 【カリキュラム】 1月10日ながーい!長い大名行列 2月14日お目付けやお庭番とは何者か? 3月14日天下の一大事!桜田門外の暗殺劇
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古文書こと始め
近世の証文を読む
- 渡辺 忠司/佛教大学名誉教授
- 2025/01/10金 〜 2025/03/28金
- 10:30〜12:00
- 全6回
- 会員 17,820円 / 一般 19,800円
近世は百姓と町人が社会を支え、農耕、商業、手工業などの生産から流通、消費まで、その役割を担っていました。 百姓、商人、職人らは、農工商活動に伴うさまざまの証文契約を結んでいます。土地や家の譲渡、相続、借家証文、 奉公人証文などです。今期は、村と町の証文類を用いて、対比しながらくずし字を読む力を付けます。 <予定カリキュラム> @1月10日 譲渡証文を読む A1月24日 借地・借家証文を読む B2月14日 貸借証文を読む C2月28日 奉公人証文を読む D3月14日 職人の証文を読む(1) E3月28日 職人の証文を読む(2)
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- トライアル可
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アンナ・コムネナの人々(1)(オンライン受講)
- 井上 浩一/大阪市立大学名誉教授
- 2025/01/10金 〜 2025/03/14金
- 13:00〜14:30
- 全3回
- 会員 9,570円 / 一般 11,220円
佐藤二葉さんの人気歴史漫画『アンナ・コムネナ』で一躍有名になったビザンツ皇女アンナ・コムネナ。今回の講座では、両親や弟、夫、祖母などアンナを取り巻く人々の生涯を順にたどり、彼らがアンナに与えた影響、彼らの眼に映ったアンナの姿を明らかにします。アンナの政治への野心、歴史への関心はどのように育まれたのでしょうか。 <各回テーマ> 1月10日(金):父アレクシオス1世コムネノス 2月14日(金):母エイレーネー・ドゥーカイナ 3月14日(金):婚約者コンスタンティノスとその母マリア皇后
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『日本書紀』を楽しむ
天武天皇の時代
- 舘野 和己/奈良女子大学名誉教授
- 2025/01/11土 〜 2025/03/08土
- 10:30〜12:00
- 全3回
- 会員 9,570円
この講座は『日本書紀』をじっくりと読んで、古代史の世界にひたろうとするものです。いよいよ天武天皇最後の年、朱鳥元年です。難波宮が焼失し、5月には病床に就き、病気平癒を祈るため、様々な仏事・神事や、改元・宮号改定などを行います。それらの動きを、他の史・資料も参照しながら、辿りましょう。 ※初回に1日体験を併設します。受講料は会員、一般ともに3,190円です。
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歴史街道を行く 遺跡でたどる日本史
- 前園 実知雄/奈良芸術短期大学特任教授
- 2025/01/11土 〜 2025/03/08土
- 13:00〜14:30
- 全3回
- 会員 9,570円
歴史の舞台となった地に残る遺跡を訪ね、最近の考古学の成果をもとに、往時の面影をしのびます。教室では百済大寺から大安寺への変遷、入唐僧と大安寺に学んだ僧たちについて学び、現地では大安寺と杉山古墳、平城京を歩きます。 <カリキュラム> 1月11日 百済大寺から大安寺への変遷 2月8日 入唐僧と大安寺に学んだ僧達 3月8日 大安寺と杉山古墳と平城京を歩く
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- 残りわずか
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纒向木面の謎−ふたたびその正体に迫る−
纒向学講座(21)
- 寺沢 薫/桜井市纒向学研究センター所長
- 2025/01/11土 〜 2025/03/08土
- 10:30〜12:00
- 全3回
- 会員 9,900円 / 一般 10,890円
奈良県桜井市の纒向遺跡と大福遺跡では人の顔をした木面が出土しています。本講座の6回目でも取り上げたことがありましたが、最近、大阪府東大阪市の西岩田遺跡でも新たに3例目の木面が発見されました。 講座では、改めて3人の講師がこれらの木面の使われ方とその意味、纒向遺跡で出土したことの意義などについて再挑戦します。 (寺澤講師記) @1/11 「3つの木面を比較して― 纏向・大福・西岩田」 丹羽 恵二(桜井市纒向学研究センター主任研究員) A2/ 8 「古墳時代の仮面とその儀礼−桜井市出土の木製仮面と盾持ち人埴輪」 岡ア 晋明(龍谷大学名誉教授) B3/ 8 「“神”と“祭祀”の誕生−纏向木面が語るもの」 寺沢 薫(桜井市纒向学研究センター所長)
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『三国志』東夷伝(魏志東夷伝)の考古学
- 東 潮/徳島大学名誉教授
- 2025/01/13月 〜 2025/03/10月
- 13:00〜14:30
- 全3回
- 会員 9,570円 / 一般 10,560円
「魏志倭人伝」は『三国志』巻三十 烏桓鮮卑東夷伝、倭人の条です。東夷は夫餘・高句麗・東沃沮・挹婁・濊・韓・倭人の国々です。後漢末の曹操墓(220年)、三国の呉の朱然墓(249年)、魏の曹休墓(228年)や夫餘の吉林省楡樹劉家遺跡でみつかった魏晋の丙午銘帯鉤など、『三国志』の考古資料について話します。 【カリキュラム】 1月13日 魏志東夷伝の国々―挹婁伝・夫餘伝・東沃沮伝・濊伝 2月10日 魏志高句麗伝―魏の司馬懿の公孫氏征討と毋丘倹の高句麗討伐 3月10日 魏志倭人伝と韓伝―親魏倭王・親魏大月氏王金印、倭・卑弥呼・邪馬台国と韓・辰王・月支国、難升米と黄幢、1975年古代推定船・野性号の「邪馬台国への道」航海実験
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古文書に学ぶ
- 高島 幸次/大阪大学招聘教授 大阪天満宮文化研究所研
- 2025/01/13月 〜 2025/03/24月
- 11:00〜12:30
- 全6回
- 会員 17,820円
江戸時代の町方や村方に伝わる古文書・古記録を中心に読み解きます。しかし、講座の目的は崩し字を「読む」ことではありません。「読む」ことを通じて、その内容から当時の社会のあり方、先人の生き方などを学びます。従来の事件や人物の羅列ではない新しい歴史学によって、江戸時代人の記憶に迫ってみましょう。
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詳説 中国の歴史(オンライン受講)
中世篇
- 冨谷 至/京都大学名誉教授
- 2025/01/14火 〜 2025/03/11火
- 13:00〜14:30
- 全3回
- 会員 9,570円 / 一般 10,560円
三千年におよぶ悠久の中国の歴史を、政治・経済・制度・思想文化・対外交渉などの事柄を満遍なくとりあげて概観していきます。高等学校の教科書を参考資料とし、十分に説明されていないところを補い、それぞれの歴史事象がどういった意味をもっているのか、なぜ教科書で取り挙げられてきたのかを、古代から中世、近世・近代に時代をくだって説明していきます。高校時代にもどって、もう一度東アジアの歴史を学び直しませんか。あの時とは異なる新鮮な視点が生まれ、気づかなかったことを新たに発見するかも知れません。さらに、今日の中国をとりまく国際情勢に理解につながると思います。※3年計画(2023年1月開講) 1月 南北朝時代の終焉――北周、北斉から隋の中国統一 2月 隋の滅亡――高句麗遠征と大運河 3月 大唐帝国 その1 李淵から李世民へ
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詳説 中国の歴史(教室受講)
中世篇
- 冨谷 至/京都大学名誉教授
- 2025/01/14火 〜 2025/03/11火
- 13:00〜14:30
- 全3回
- 会員 9,570円 / 一般 10,560円
三千年におよぶ悠久の中国の歴史を、政治・経済・制度・思想文化・対外交渉などの事柄を満遍なくとりあげて概観していきます。高等学校の教科書を参考資料とし、十分に説明されていないところを補い、それぞれの歴史事象がどういった意味をもっているのか、なぜ教科書で取り挙げられてきたのかを、古代から中世、近世・近代に時代をくだって説明していきます。高校時代にもどって、もう一度東アジアの歴史を学び直しませんか。あの時とは異なる新鮮な視点が生まれ、気づかなかったことを新たに発見するかも知れません。さらに、今日の中国をとりまく国際情勢に理解につながると思います。※3年計画(2023年1月開講) ※写真は北魏の嘎仙洞 1月 南北朝時代の終焉――北周、北斉から隋の中国統一 2月 隋の滅亡――高句麗遠征と大運河 3月 大唐帝国 その1 李淵から李世民へ
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ロシアとイスラム世界(オンライン受講)
- 堀川 徹/京都外国語大学名誉教授
- 2025/01/15水 〜 2025/03/19水
- 10:30〜12:00
- 全3回
- 会員 9,900円
ロシアとウクライナの戦いはいつまで続くのでしょう。ところで、現在ロシアが領有するクリミア半島は、歴史的にオスマン帝国との争奪の的でした。本シリーズでは、その間の経緯についてもお話ししてまいりました。 さて今期は、ロシアがさらに南方へと勢力を拡大していった歴史を概観し、その後生じたロシア革命の中で、イスラム教徒たちがどの様な行動をとったかを検証します。 <カリキュラム> 1月15日(水) ロシア帝国の中央アジア征服 2月19日(水) 英露対決グレートゲーム 3月19日(水) ロシア革命とイスラム教徒
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ロシアとイスラム世界(教室受講)
- 堀川 徹/京都外国語大学名誉教授
- 2025/01/15水 〜 2025/03/19水
- 10:30〜12:00
- 全3回
- 会員 9,900円
ロシアとウクライナの戦いはいつまで続くのでしょう。ところで、現在ロシアが領有するクリミア半島は、歴史的にオスマン帝国との争奪の的でした。本シリーズでは、その間の経緯についてもお話ししてまいりました。 さて今期は、ロシアがさらに南方へと勢力を拡大していった歴史を概観し、その後生じたロシア革命の中で、イスラム教徒たちがどの様な行動をとったかを検証します。 <カリキュラム> 1月15日(水) ロシア帝国の中央アジア征服 2月19日(水) 英露対決グレートゲーム 3月19日(水) ロシア革命とイスラム教徒
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決定版高句麗史【オンライン受講】
- 田中 俊明/滋賀県立大学名誉教授
- 2025/01/16木 〜 2025/03/20木
- 13:00〜14:30
- 全5回
- 会員 15,950円 / 一般 17,600円
高句麗は朝鮮三国のなかで、もっとも早期的に国家を形成させ、東北アジアの大国となりました。特に427年に平壌に遷都して、朝鮮半島の国として、後進の百済・新羅を圧迫します。ずっと強く敵対していた百済と642年に同盟を結び、唐と結んだ新羅によって滅ぼされます。6世紀後半以後は日本とも通交関係がありました。この大国高句麗について少していねいにみていきたいと思います。 【予定カリキュラム】 決定版高句麗史(27)宋・南斉との通交 1月16日 高句麗は、陸続きの北魏に対しての通交のみならず、海路、揚子江流域の建康(南京)に都した東晋から、宋・南斉とも外交関係を結んだ。宋・南斉としても、北魏と対抗していく上で、高句麗との関係は不可欠であり、東北アジアにおいてはひときわ高い地位で処遇した。 決定版高句麗史(28)百済王都漢城攻略 2月6日 5世紀は高句麗の南下の時代であり、平壌遷都につづいて、475年には漢城百済を滅ぼすに至る。故国原王を殺されたうらみは、このとき、百済の蓋鹵王を殺すことではらした。領域的にも、漢城のやや南まで大きく広げることになった。 決定版高句麗史(29)韓国のなかの高句麗遺跡 2月20日 漢城に入った高句麗は、百済の王城夢村土城などを利用し、痕跡を残した。臨津江の附近には、堡塁とよばれる防禦城をいくつも造営している。新羅の壁画古墳として知られる順興壁画古墳や於宿墓も、高句麗の影響を考えなければならない。 決定版高句麗史(30)高句麗年号と造像銘 3月6日 百済には独自な年号がみられないが、高句麗と新羅は独自な年号をもっていた。広開土王碑にみえる「永楽」がそのひとつであり、ほかに「永康」「建興」「延寿」などが知られる。金銅仏の光背に銘のあるものがあり、そこにも年号が用いられている。 決定版高句麗史(31)長安城への遷都 3月20日 高句麗は、552年に平壌地域において新たな計画的都市を造り始め、586年に遷都する。それが最後の都となった長安城であり、現在の平壌市街地にあたる。そうした遷都の背景や目的について考える。
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- 教室(事前選択講座)
決定版高句麗史【教室受講】
- 田中 俊明/滋賀県立大学名誉教授
- 2025/01/16木 〜 2025/03/20木
- 13:00〜14:30
- 全5回
- 会員 15,950円 / 一般 17,600円
高句麗は朝鮮三国のなかで、もっとも早期的に国家を形成させ、東北アジアの大国となりました。特に427年に平壌に遷都して、朝鮮半島の国として、後進の百済・新羅を圧迫します。ずっと強く敵対していた百済と642年に同盟を結び、唐と結んだ新羅によって滅ぼされます。6世紀後半以後は日本とも通交関係がありました。この大国高句麗について少していねいにみていきたいと思います。 【予定カリキュラム】 決定版高句麗史(27)宋・南斉との通交 1月16日 高句麗は、陸続きの北魏に対しての通交のみならず、海路、揚子江流域の建康(南京)に都した東晋から、宋・南斉とも外交関係を結んだ。宋・南斉としても、北魏と対抗していく上で、高句麗との関係は不可欠であり、東北アジアにおいてはひときわ高い地位で処遇した。 決定版高句麗史(28)百済王都漢城攻略 2月6日 5世紀は高句麗の南下の時代であり、平壌遷都につづいて、475年には漢城百済を滅ぼすに至る。故国原王を殺されたうらみは、このとき、百済の蓋鹵王を殺すことではらした。領域的にも、漢城のやや南まで大きく広げることになった。 決定版高句麗史(29)韓国のなかの高句麗遺跡 2月20日 漢城に入った高句麗は、百済の王城夢村土城などを利用し、痕跡を残した。臨津江の附近には、堡塁とよばれる防禦城をいくつも造営している。新羅の壁画古墳として知られる順興壁画古墳や於宿墓も、高句麗の影響を考えなければならない。 決定版高句麗史(30)高句麗年号と造像銘 3月6日 百済には独自な年号がみられないが、高句麗と新羅は独自な年号をもっていた。広開土王碑にみえる「永楽」がそのひとつであり、ほかに「永康」「建興」「延寿」などが知られる。金銅仏の光背に銘のあるものがあり、そこにも年号が用いられている。 決定版高句麗史(31)長安城への遷都 3月20日 高句麗は、552年に平壌地域において新たな計画的都市を造り始め、586年に遷都する。それが最後の都となった長安城であり、現在の平壌市街地にあたる。そうした遷都の背景や目的について考える。
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- オンライン(事前選択講座)
古代の日朝関係史【オンライン受講】
- 田中 俊明/滋賀県立大学名誉教授
- 2025/01/16木 〜 2025/03/20木
- 10:30〜12:00
- 全3回
- 会員 9,570円 / 一般 10,560円
高句麗・百済・新羅・加耶・渤海など朝鮮半島の古代国家をそれぞれを個別にとりあげる講座で、日本との関係にもふれることがありますが、ここでは日本と朝鮮半島の諸国・諸勢力との関係を中心にすえた、あらたな古代日朝関係史像を描いていきたいと思います。かつて山尾幸久『古代の日朝関係』(塙書房、1989)という好著がありましたが、だいぶ時間もたち、改めるべき点もふえてきています。そのことを意識しながら、古代の日朝関係史の基礎的で入門講座的な内容にしていきたいと思います。 【予定カリキュラム】※変更になる場合がございます。 古代日朝関係史(44)張宝高の交易 1月16日 日本と新羅の交易は、国家的な通交関係における物品の交換の時期を経て、商人による私貿易が始まる。その際に広く交易活動したのは、張宝高(張保臯とも記す)である。唐の節度使のもとで仕えた張宝高は、みずからの交易集団を節度使のような体制にして、清海鎮大使と称した。 古代日朝関係史(45)張宝高の反乱 2月20日 新羅の一地方に拠点を置いて交易で富を得た張宝高は、新羅の王位継承の対立に巻き込まれ、神文王の即位に助力したが、その際のむすめを王妃にするという約束が果たされず反乱を起こした。しかし都に攻め上ったというように見ることはできず、最後も地位を奪おうとした部下に殺された。 古代日朝関係史(46)円仁の入唐と新羅人 3月20日 比叡山の僧侶円仁は、最後の遣唐使となった承和の遣唐使の一員として入唐する。天台山に行くことはかなわなかったが、代わりに五台山に行き、さらに都長安を訪れる。唐の廃仏策のために還俗もするが、9年の苦労を経て帰国した。その日記が世界的に著名な『入唐求法巡礼行記』であり、在唐の新羅人に大きく助けられたことを詳しく述べている。
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古代の日朝関係史【教室受講】
- 田中 俊明/滋賀県立大学名誉教授
- 2025/01/16木 〜 2025/03/20木
- 10:30〜12:00
- 全3回
- 会員 9,570円 / 一般 10,560円
高句麗・百済・新羅・加耶・渤海など朝鮮半島の古代国家をそれぞれを個別にとりあげる講座で、日本との関係にもふれることがありますが、ここでは日本と朝鮮半島の諸国・諸勢力との関係を中心にすえた、あらたな古代日朝関係史像を描いていきたいと思います。かつて山尾幸久『古代の日朝関係』(塙書房、1989)という好著がありましたが、だいぶ時間もたち、改めるべき点もふえてきています。そのことを意識しながら、古代の日朝関係史の基礎的で入門講座的な内容にしていきたいと思います。 【予定カリキュラム】※変更になる場合がございます。 古代日朝関係史(44)張宝高の交易 1月16日 日本と新羅の交易は、国家的な通交関係における物品の交換の時期を経て、商人による私貿易が始まる。その際に広く交易活動したのは、張宝高(張保臯とも記す)である。唐の節度使のもとで仕えた張宝高は、みずからの交易集団を節度使のような体制にして、清海鎮大使と称した。 古代日朝関係史(45)張宝高の反乱 2月20日 新羅の一地方に拠点を置いて交易で富を得た張宝高は、新羅の王位継承の対立に巻き込まれ、神文王の即位に助力したが、その際のむすめを王妃にするという約束が果たされず反乱を起こした。しかし都に攻め上ったというように見ることはできず、最後も地位を奪おうとした部下に殺された。 古代日朝関係史(46)円仁の入唐と新羅人 3月20日 比叡山の僧侶円仁は、最後の遣唐使となった承和の遣唐使の一員として入唐する。天台山に行くことはかなわなかったが、代わりに五台山に行き、さらに都長安を訪れる。唐の廃仏策のために還俗もするが、9年の苦労を経て帰国した。その日記が世界的に著名な『入唐求法巡礼行記』であり、在唐の新羅人に大きく助けられたことを詳しく述べている。
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