3講座中 1〜3件を表示
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ハンナ・アーレントと現代
- 有田英也/成城大学教授
- 2025/01/13月 〜 2025/03/10月
- 15:30〜17:00
- 全3回
- 会員 10,395円 / 一般 13,695円
アーレントはドイツ生まれのユダヤ系政治哲学者で、主著『全体主義の起源』『人間の条件』で知られています。「世界」「公と私」「全体主義」をキーワードに、現代のさまざまな問題に立ち向かいました。今年はアーレントの没後50周年。その著書を翻訳で抜粋し、かみ砕いて解説し、社会的文脈を補えば、私たちが今どのような世界に暮らしているかについて深く考えられるように思います。アーレントの思考は、その人生を彩った亡命者の立場、ユダヤ人の境遇、辛くも逃れた全体主義の経験によって、どのような軌跡を描くのでしょうか。(講師・記) 参考書 矢野久美子『ハンナ・アーレント 「戦争の世紀」を生きた政治哲学者』(中公新書) 各回テーマ 1)アーレントと移民、難民、亡命者 2)全体主義の起源と流行 3)人間らしい生の条件
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フェイクニュースで哲学する
- 山田圭一/千葉大学教授
- 2025/02/05水
- 15:30〜17:00
- 全1回
- 会員 3,465円 / 一般 4,565円
フェイクニュースとはそもそも何なのでしょうか。それはなぜ問題なのでしょうか。そして、しばしば信じてはいけないものとして挙げられるうわさや陰謀論は本当に信じてはいけないものなのでしょうか。本講座では、哲学的な(とりわけ近年登場してきた社会認識論の観点から)観点からこれらの問いを考えることを通じて、インターネットの登場によって大きく変化した情報環境のなかで、われわれは何を信じればよいのか、何を信じてはいけないのかを改めて考え直してみたいと思います。(講師・記)
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アフリカ哲学入門
- 河野 哲也/立教大学教授
- 2025/02/25火 〜 2025/03/25火
- 13:00〜14:30
- 全2回
- 会員 6,600円 / 一般 7,700円
これまで日本でほとんど紹介されてこなかったアフリカの哲学の歴史と現状を紹介します。近代以降のアフリカは、西洋の植民地化に苦しめられ、奴隷制や差別と闘うための哲学を形成してきました。アフリカ人たちは、自分たちの哲学が、自分たちのみならず、抑圧者である西洋人も救うものでなければならないと考えてきました。とくに興味深いのは、人間の相互扶助を強調した他者への思いやりとしての人間性「ウブントゥ」の概念や、懲罰や排除ではなく「和解」による関係修復を目指す道徳観です。ここには、生きとし生けるものが支え合うことで個としての生命が育まれるという考え方が含意されています。豊かで新しいアフリカの哲学にご案内します。(講師・記) 【カリキュラム】 2月 西洋哲学における人種差別 3月 アフリカ的発想:時間、真理、心 【2024年10月期のカリキュラム(終了)】 10月 アフリカ哲学の歴史 11月 哲学としての芸術:音楽と詩によるハーレムルネサンス 12月 アパルトヘイトはいかに乗り越えられたか:ウブントゥと和解
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