13講座中 1〜13件を表示
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歳時伝承を考える 季節の中の民俗
- 小池 淳一/国立歴史民俗博物館教授
- 2024/07/13土 〜 2024/09/28土
- 10:30〜12:00
- 全3回
- 会員 10,395円 / 一般 13,695円
日本列島各地には風土に根ざしたさまざまな行事があります。それは大きな祭礼のかたちであったり、家の片隅でひっそりと続けられてきた習慣であったりします。この講座では、そうした年中行事を日本の民俗学が蓄積してきたさまざまな調査記録をもとに取り上げて、その根っこにあるものを掘り起こしていきたいと思います。それらはかつては生活のリズムを形づくり、日々の楽しみでもありました。そうしたなつかしい記憶とその背景を探りながら民俗学の基礎的な視座を学んでいきます(講師・記)。 【各回のテーマ】 7月 盆の民俗―先祖をめぐる伝承― 8月 仏の民俗―民俗と宗教史― 9月 山の民俗―山への信仰と修験者の活動―
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『法華経』を読み解く(巻第五)
法華経と古典文学
- 柴 佳世乃/千葉大学教授
- 2024/07/24水 〜 2024/09/25水
- 10:30〜12:00
- 全3回
- 会員 10,395円 / 一般 13,695円
『法華経』は諸経の王と言われ、宗派を越えてよく読まれてきました。古代中世においては、仏教が社会や文化と密接に関係しており、古典文学にも仏教に関わる要素が多分に見出せます。 本講座では、「『法華経』って何だ?」について概説するところから始め、『法華経』の中身を順に読み解きながら、説話に満ちた多彩なその内容について見ていきます。併せて、古典文学の中にその影響を辿りながら、『法華経』の奥深い世界を紹介します。(講師・記) 第1回:提婆達多品 第十二(巻第五) 第2回:勧持品 第十三(巻第五) 第3回:安楽行品 第十四(巻第五) ※7/10(水)10:30から公開講座「『法華経』を読みなおす 釈迦の説法の始まりと展開」が 開講します。内容は本講座の手前(巻第一から巻第四)までになりますので、復習予習を 兼ねてご受講ください。
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神道の歴史−古代から近現代まで
- 伊藤 聡/茨城大学教授
- 2024/07/24水 〜 2024/09/25水
- 13:00〜14:30
- 全3回
- 会員 10,395円 / 一般 13,695円
この講座では、最新の研究成果をもとに、「神道」の歴史を辿ります。 神道とは、一般的に「日本固有の民族宗教」とされていますが、太古から変わることなく連綿と受け継がれてきたものではありません。在地のカミ信仰が外来の宗教・思想を組み込んで成立した複合的な宗教体系であり、いったん成立した後も歴史のなかで幾多の変貌を遂げてきました。単なる素朴で不変な固有信仰ではないのです。その形成の過程においては、仏教の果たした役割がとりわけ大きく、仏教との融合と反発のなかで展開したと言っても過言ではないほどです。 この講義では、古代から近現代に至る神道の形成と展開の歴史を、神仏習合など仏教との関わりも含め、わかりやすく講義します。(講師・記) 2024年4月開講、全12回。 <各回テーマ>※各回テーマは予定です。変更になる場合もございますので、予めご了承ください。 ■2024年4-6月期(開講中) 第1回 イントロダクション―「神道」とは何か 第2回 仏教伝来とカミ信仰 第3回 神祇制度と神話 ■2024年7-9月期 第4回 本地垂迹説と御霊信仰 第5回 中世神道説と中世神話 第6回 神観念の変容と反本地垂迹説 ■2024年10-12月期 第7回 三教一致と吉田神道 第8回 儒家神道と天皇・武家 第9回 和学から国学へ ■2025年1-3月期 第10回 復古神道と水戸学 第11回 神仏分離と「国家神道」 第12回 戦後社会における神道
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旧約聖書を読む
- 市川 裕/東京大学名誉教授
- 2024/07/27土 〜 2024/09/28土
- 10:30〜12:00
- 全3回
- 会員 10,395円 / 一般 13,695円
ユダヤ人の伝統的なトーラー学習に範をとって、モーセ五書を読み進めます。 ユダヤ教では、安息日ごとに会堂でトーラーを朗読し、1年でモーセ五書を読み終えるしきたりがあり、それに従って、解釈や説教が行われていますので、それらについても、その都度映像を見たりしながら、解説を加えます。 また、年間の朗読システムに則った註解書も多数出版されており、中でも、わたしが最も影響を受けているY・レイボヴィッツの著書をもとにして読み進めたいと思います。タルムードの伝承のなかにも、聖書の解釈を扱ったものがあり、それらもその都度取り入れます。(講師・記) 2023年10月開講。 <各回テーマ>※各回テーマは予定です。変更になる場合もございますので、予めご了承ください。 ■2023年10-12月期「創世記」(終了) 第1回 天地創造 第2回 アダムとエヴァ 第3回 洪水とバベルの塔 ■2024年1-3月期「創世記」(終了) 第4回 アブラハム物語 第5回 ヤコブ物語 第6回 ヨセフ物語 ■2024年4-6月期「出エジプト記」(開講中) 第7回 燃える柴と神の顕現。神の名とは? 第8回 出エジプトと過越祭 第9回 十戒と二つのバージョン ■2024年7-9月期「出エジプト記」 第10回 民はシナイ契約をためらったのか 第11回 遺失物の返還をめぐる市民法 第12回 聖所の建設と安息日の労働禁止 ■2024年10-12月期「出エジプト記〜レビ記」を予定 ※以降のテーマは未定です。
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ふだんづかいのイスラム教
- 井上 貴恵/明治大学文学部専任講師
- 2024/10/09水 〜 2024/11/13水
- 15:30〜17:00
- 全2回
- 会員 6,930円 / 非会員 9,130円
イスラム教と聞くとどうしても、礼拝、断食、食物規定など、「厳格」なイメージを抱く方が多いかもしれません。しかしイスラム教には「厳格さ」だけではない様々な側面があります。本講座では、イスラム教の持つ様々な側面の一つとして、「スーフィズム」という学問をご紹介したいと思います。戒律だけでなく、イスラム教の持つ精神性を重要視するスーフィズムは、日本の「修行道」ともしばしば重ねて考えられる、イスラム世界独自の知的営みです。「スーフィズム」という学問を通して、もっと「ふだんづかい」のイスラム教の世界を眺めてみませんか。 10月:「スーフィズム」とは何か? 11月:イスラム世界の「聖者」の在り方
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歳時伝承を考える 季節の中の民俗
- 小池 淳一/国立歴史民俗博物館教授
- 2024/10/12土 〜 2024/12/14土
- 10:30〜12:00
- 全3回
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日本列島各地には風土に根ざしたさまざまな行事があります。それは大きな祭礼のかたちであったり、家の片隅でひっそりと続けられてきた習慣であったりします。この講座では、そうした年中行事を日本の民俗学が蓄積してきたさまざまな調査記録をもとに取り上げて、その根っこにあるものを掘り起こしていきたいと思います。それらはかつては生活のリズムを形づくり、日々の楽しみでもありました。そうしたなつかしい記憶とその背景を探りながら民俗学の基礎的な視座を学んでいきます(講師・記)。 【各回のテーマ】 10月 神の民俗―神と人のかかわり 11月 話の民俗―語りの力 12月 年の民俗―時を区切る
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アフリカ哲学入門
- 河野 哲也/立教大学教授
- 2024/10/15火 〜 2024/12/10火
- 13:00〜14:30
- 全3回
- 会員 10,395円 / 一般 13,695円
これまで日本でほとんど紹介されてこなかったアフリカの哲学の歴史と現状を紹介します。近代以降のアフリカは、西洋の植民地化に苦しめられ、奴隷制や差別と闘うための哲学を形成してきました。アフリカ人たちは、自分たちの哲学が、自分たちのみならず、抑圧者である西洋人も救うものでなければならないと考えてきました。とくに興味深いのは、人間の相互扶助を強調した他者への思いやりとしての人間性「ウブントゥ」の概念や、懲罰や排除ではなく「和解」による関係修復を目指す道徳観です。ここには、生きとし生けるものが支え合うことで個としての生命が育まれるという考え方が含意されています。豊かで新しいアフリカの哲学にご案内します。(講師・記) 第一回 アフリカ哲学の歴史 第二回 哲学としての芸術:音楽と詩によるハーレムルネサンス 第三回 アパルトヘイトはいかに乗り越えられたか:ウブントゥと和解
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西洋哲学史
ソクラテス以前:構成要素(ストイケイア)に基づく自然探求の誕生
- 和泉 ちえ/千葉大学教授
- 2024/10/19土 〜 2024/12/21土
- 10:30〜12:00
- 全3回
- 会員 10,395円 / 一般 13,695円
自然科学および人文科学双方の領域が学術として成立しうるために共有する探求の方法論は,前五世紀アテナイにおいて彫琢されたといえるだろう。その営為を支えた「ソクラテス以前」の知的岩盤の来歴を,本講座を通して新たな角度から読み解いていく。秋学期はパルメニデスによる自然探求批判を受けて誕生した構成要素(ストイケイア)に基づく探求の方法論について再考する。(講師・記) 第一回:エンペドクレスとその周辺:パルメニデスの「対抗者」として四元素(ストイケイア)の結合分離による世界像を叙事詩の形式で描出したエンペドクレスの動機の在処を解明すると共に,元素(ストイケイア)の実相について検討する。 第二回:デモクリトスとその周辺:「原子と空虚」をストイケイアとして提示したレウキッポスおよびデモクリトスの存在論・認識論の特徴を再検討すると共に,自然万有の諸現象を原子論に基づき合理的に説明することが果たして「知識(エピステーメー)」と言えるのか否か,プラトン『テアイテトス』201d以下の議論を視野に入れつつ論点を整理する。 第三回:ティマイオスとその周辺:三角形をストイケイアとする幾何学的原子論について,プラトン『ティマイオス』の関連箇所を再検討しながら当時の立体幾何学諸成果との具体的接点を考察すると共に,非感覚的三次元延長体の結合分離に基づく探求の方法論の爾後の行方について諸局面を再考する。
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『法華経』を読み解く
法華経と古典文学
- 柴 佳世乃/千葉大学教授
- 2024/10/23水 〜 2024/12/25水
- 10:30〜12:00
- 全3回
- 会員 10,395円 / 一般 13,695円
『法華経』は諸経の王と言われ、宗派を越えてよく読まれてきました。古代中世においては、仏教が社会や文化と密接に関係しており、古典文学にも仏教に関わる要素が多分に見出せます。 本講座では、「『法華経』って何だ?」について概説するところから始め、『法華経』の中身を順に読み解きながら、説話に満ちた多彩なその内容について見ていきます。併せて、古典文学の中にその影響を辿りながら、『法華経』の奥深い世界を紹介します。(講師・記) 第1回:従地湧出品 第十五(巻第五) 第2回:如来寿量品 第十六(巻第六) 第3回:分別功徳品 第十七(巻第六)
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神道の歴史−古代から近現代まで
- 伊藤 聡/茨城大学教授
- 2024/10/23水 〜 2024/12/25水
- 13:00〜14:30
- 全3回
- 会員 10,395円 / 一般 13,695円
この講座では、最新の研究成果をもとに、「神道」の歴史を辿ります。 神道とは、一般的に「日本固有の民族宗教」とされていますが、太古から変わることなく連綿と受け継がれてきたものではありません。在地のカミ信仰が外来の宗教・思想を組み込んで成立した複合的な宗教体系であり、いったん成立した後も歴史のなかで幾多の変貌を遂げてきました。単なる素朴で不変な固有信仰ではないのです。その形成の過程においては、仏教の果たした役割がとりわけ大きく、仏教との融合と反発のなかで展開したと言っても過言ではないほどです。 この講義では、古代から近現代に至る神道の形成と展開の歴史を、神仏習合など仏教との関わりも含め、わかりやすく講義します。(講師・記) 2024年4月開講、全12回。 <各回テーマ>※各回テーマは予定です。変更になる場合もございますので、予めご了承ください。 ■2024年4-6月期(終了) 第1回 イントロダクション―「神道」とは何か 第2回 仏教伝来とカミ信仰 第3回 神祇制度と神話 ■2024年7-9月期(開講中) 第4回 本地垂迹説と御霊信仰 第5回 中世神道説と中世神話 第6回 神観念の変容と反本地垂迹説 ■2024年10-12月期 第7回 三教一致と吉田神道 第8回 儒家神道と天皇・武家 第9回 和学から国学へ ■2025年1-3月期 第10回 復古神道と水戸学 第11回 神仏分離と「国家神道」 第12回 戦後社会における神道
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変わりゆく葬送儀礼と死生観
- 山田 慎也/国立歴史民俗博物館副館長・教授
- 2024/10/24木
- 10:30〜12:00
- 全1回
- 会員 3,465円 / 一般 4,565円
私たちが今まで当たり前に行ってきた、仏式の通夜・葬儀・告別式という葬送儀礼の形態は、1990年以降、直葬や一日葬など大きく変化してきています。従来の一般的な葬送儀礼が、どのように形成されてきたのか、そしてなぜ現在変化しているのか、それにともない死生観はどのように変わってきているのかについて、考えていきたいと思います。そこでは中世以降体系化されていく仏式葬儀や、家と先祖祭祀の関係、高度経済成長期における核家族と葬儀など、さまざまな課題を取り上げながら、葬儀とは何か、また私たちは死をどのように受け止めてきたのかについて、見ていければと思います。(講師・記)
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旧約聖書を読む
- 市川 裕/東京大学名誉教授
- 2024/10/26土 〜 2024/12/28土
- 10:30〜12:00
- 全3回
- 会員 10,395円 / 一般 13,695円
ユダヤ人の伝統的なトーラー学習に範をとって、モーセ五書を読み進めます。 ユダヤ教では、安息日ごとに会堂でトーラーを朗読し、1年でモーセ五書を読み終えるしきたりがあり、それに従って、解釈や説教が行われていますので、それらについても、その都度映像を見たりしながら、解説を加えます。 また、年間の朗読システムに則った註解書も多数出版されており、中でも、わたしが最も影響を受けているY・レイボヴィッツの著書をもとにして読み進めたいと思います。タルムードの伝承のなかにも、聖書の解釈を扱ったものがあり、それらもその都度取り入れます。(講師・記) 2023年10月開講。 <各回テーマ>※各回テーマは予定です。変更になる場合もございますので、予めご了承ください。 ■2023年10-12月期「創世記」(終了) 第1回 天地創造 第2回 アダムとエヴァ 第3回 洪水とバベルの塔 ■2024年1-3月期「創世記」(終了) 第4回 アブラハム物語 第5回 ヤコブ物語 第6回 ヨセフ物語 ■2024年4-6月期「出エジプト記」(終了) 第7回 燃える柴と神の顕現。神の名とは? 第8回 出エジプトと過越祭 第9回 十戒と二つのバージョン ■2024年7-9月期「出エジプト記」(開講中) 第10回 民はシナイ契約をためらったのか 第11回 遺失物の返還をめぐる市民法 第12回 聖所の建設と安息日の労働禁止 ■2024年10-12月期「出エジプト記」〜「レビ記」 第13回 金の子牛像と真の信仰 第14回 会見の幕屋の完成:レビ記へ続く 第15回 罪と贖罪:アロンの息子の死 ■2025年1-3月期「レビ記」 第16回 穢れと清め 第17回 神聖法典:聖なる民の条件 第18回 父祖の徳と契約:民数記へ ※以降のテーマは未定です。
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イギリスのキリスト教と自由の思想
- 佐野 正子/東京女子大学教授
- 2024/11/09土
- 10:30〜12:00
- 全1回
- 会員 3,465円 / 一般 4,565円
日本国憲法において保障されている思想・良心の自由、信教の自由、言論・出版の自由、集会・結社の自由等、これら諸々の自由の思想は、歴史をひも解くと17世紀イギリスにおけるキリスト教の歴史と深く関わっています。17世紀イングランドは、エリザベス一世が1603年に死去した後、スコットランド王がイングランド王を兼ねたスチュアート朝時代、ピューリタン革命、共和政時代、クロムウェルの護国卿政権時代、1660年の王政復古と続く激動の時代でした。それは言い換えると自由獲得の闘いの時代でもありました。1620年にピルグリム・ファーザーズと呼ばれるピューリタンらは信仰の自由を求めてメイフラワー号に乗り新大陸アメリカに渡りました。1644年にはピューリタン詩人ジョン・ミルトンは『言論・出版の自由:アレオパジティカ』を出版しています。どのようにキリスト教の歴史が関わって諸々の自由の思想が生み出されていったのか解説します。(講師・記)
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