内閣支持率と政党支持率の低下に歯止めがかからない自民党と、東京都知事選で手痛い惨敗を喫した立憲民主党。両党の総裁選と代表選がくしくも９月の同時期に行われます。ともに局面打開につなげられるのか。次期衆院選に向けた態勢は整えられたのでしょうか。両党のリーダー選びからみえたことや、政権交代の可能性などについて、法政大学教授の山口二郎さんが詳しく解説し、政治の行方を展望します。

お金や仕事、病気と健康、親の介護に老後や自らの死後など、私たちには先々の不安が絶えません。自らフリーター経験のある作家の雨宮処凛さんがそんな多くの不安を解消するため、「死なないノウハウ」を出版しました。格差や貧困問題にも取り組む雨宮さんから、様々な困りごとや不安を乗り越えるための実践的な��サバイバル術�≠�伝授していただきます。※「死なないノウハウ」（光文社新書）の書籍販売とサイン会も予定しています。

以前は「いつか中国に統一される運命」とみなされてきた台湾。すぐそばにある「隣人」でありながら、日本社会の台湾への注目度は高くありませんでした。ところが、1990年代から民主化と脱中国を進めた結果、半導体産業で世界をリードし、成熟した民主主義や卓越したコロナ対策で世界を驚かせ続けています。日本が「失われた20年」の低迷期にあった時期、台湾はなぜここまで見事に自己革新を遂げ、「一流の国」へ生まれ変わることができたのか。そして、中国からの統一圧力に対して、台湾の人々はどう考えているのか。簡単にはわからない「台湾の本音」を詳しく丁寧に解説します。（講師・記） 　各回のテーマ 第１回　台湾の歴史と台湾アイデンティティ 第２回　台湾を守る三つの盾ー半導体、民主主義、日米同盟 第３回　中国が台湾にあくまで固執する理由 第４回　日本人が台湾を学ぶことの意味を考える

９月に出版予定の「裏金国家」（朝日新書）をもとに日本社会の政治と経済の衰退のメカニズムを解明していきます。長年にわたって「裏金」をばらまき、小選挙区の地域支配を基盤にして、官僚・メディア・学界を支配し、都合の悪い言論を封殺し、世襲議員を軸にして縁故主義による仲間内資本主義をはびこらせてきました。その起源をたどると、安倍政権が作り出した「2015年体制」にたどり着きます。日本をどんどん貧しくする負のらせん階段をいかに断ち切っていくのか？(講師・記) 書籍販売やサイン会も予定しています。

　2024年11月5日、第60回アメリカ合衆国大統領選挙が行われます。本講座は、この選挙がアメリカと世界に及ぼす影響をうらなうことを目的に、次の２つを目標とします。１つは、大統領選挙に関する基礎知識を身につけることです。大統領選挙の成り立ちと仕組み、大統領制の構造と特徴、大統領の主な職務などについて学びます。もう１つは、現代アメリカ政治・社会のあり方を大づかみすることです。近年の大統領選挙や歴代政権を中心にアメリカの歩みを振り返りながら、そこに映し出されたアメリカの分断とその行方について考えます。（講師・記） 第１回　「今からでも間に合う　大統領選挙の基本」 第２回　「近年の大統領選挙からみるアメリカの姿

外国人の急増に伴い、日本全国で本格的なエスニック料理が食べられるようになってきた昨今。千葉県でもスリランカ、イラン、ベトナム、パキスタンなどの人々のコミュニティになっている店もあれば、ネパール人が経営するインド料理店も各地に点在しています。そんな外国人たちはどんな暮らしをしているのか、なぜいま急増しているのか、日本人は果たしてどう付き合っていけばいいのか。異文化の面白さや課題も含め、皆さんと考えていきたいと思います。（講師・記）

東大在学中に小説「北帰行」で文芸賞を受けてデビューした外岡秀俊さん。村上龍とともに学生作家として注目されました。朝日新聞社に入社後は、ライフワークの沖縄問題や震災報道、国際問題を中心に、徹底した現場主義に根差した取材と、品位と説得力にあふれた記事が共感を呼びました。編集局長を務めた後、退社。ジャーナリストと作家で活躍のさなかに突然、病気で亡くなりました外岡さんの高校時代の親友で作家の久間十義さんと、「外岡秀俊という新聞記者がいた」の著者、及川智洋さんが、外岡秀俊のこだわり続けたことや問いかけたものを語り合います。新聞やジャーナリズムの危機の時代に、どんなメッセージを読み取ればいいのでしょうか。 ※「外岡秀俊という新聞記者がいた」（田畑書店）の販売もあります。

※教室受講は[こちら](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=7392237) ※こちらは【オンライン受講】お申し込みページです。 バッシングを受けても疑問や問題に感じたことは記者会見でも徹底的に追及します。東京新聞の望月衣塑子記者は官房長官や大臣にひるむことはありません。国民の知る権利に資するとの信念からです。東京都知事選や都議補選の取材では何を感じ、結果やプロセス、影響をどうとらえているのでしょうか？自民党総裁選や立憲民主党代表選、そして次期衆院選は？政府が打ち出す政策にも明快に言及。闘う新聞記者が政治の今を語ります。 ※衆院選があれば日程を変更する可能性もあります。

※オンライン受講は[こちら](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=7394571) バッシングを受けても疑問や問題に感じたことは記者会見でも徹底的に追及します。東京新聞の望月衣塑子記者は官房長官や大臣にひるむことはありません。国民の知る権利に資するとの信念からです。東京都知事選や都議補選の取材では何を感じ、結果やプロセス、影響をどうとらえているのでしょうか？自民党総裁選や立憲民主党代表選、そして次期衆院選は？政府が打ち出す政策にも明快に言及。闘う新聞記者が政治の今を語ります。 書籍販売も予定しています。 ※衆院選があれば日程を変更する可能性もあります。

　裏金問題などに端を発する現在の自民党の危機をどう捉えればよいのでしょうか？派閥の解体が意味するところとその影響は？岸田首相の退陣と新総裁の選出、さらにはその後の衆院選についてどうみたらよいでしょうか？政局的な大きな動きや政治の変化がある時だからこそ、動きや変化を短視眼的にみるのではなく、「歴史を大きく捉えてみよう」と、御厨貴さんは呼びかけます。自民党の危機を、戦前の政党史、戦後の政党史の流れの中で捉えます。そして、いま改めて、保守と革新の意味についても御厨さんとともに考えます。

・オンライン受講の申し込みページですが、当日のオンライン配信はありません。12月10日の予定で、動画を1週間限定でマイページからご視聴いただけます。※教室受講は[こちら](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=7394335) TULIP５０周年のアンコール公演が7月で終了。リーダーの財津和夫さんは今後、何をされるのでしょうか？７６歳と年齢を重ねるごとに、音楽への愛情はさらに募ります。作詞講座やエッセー、講演会などに加えて、10月からソロコンサートのステージにも立ちます。そんな財津さんの等身大の姿を追い続けてきたNHKディレクターの川上雄三さんを聞き手に、ふるさと福岡で音楽や地元への思い、人生について、気ままに語っていただきます。2023年3月に始まり、好評を博した「財津・川上対談」の第3弾です。 ※事前に寄せられた質問に財津さんがお話の中でお答えします。時間の都合ですべての質問に回答できない場合もございますので、ご了承下さい。質問をご希望の方は[こちら](https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScVR3xgxawUk1qgWTuSVNvRbeLQhlDknbfd6uAXMqLsuuL1VA/viewform?usp=sf_link) ※質問申込み締切　11月20日（水）

オンライン受講は[こちら](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=7435034) TULIP５０周年のアンコール公演が7月で終了。リーダーの財津和夫さんは今後、何をされるのでしょうか？７６歳と年齢を重ねるごとに、音楽への愛情はさらに募ります。作詞講座やエッセー、講演会などに加えて、10月からソロコンサートのステージにも立ちます。そんな財津さんの等身大の姿を追い続けてきたNHKディレクターの川上雄三さんを聞き手に、ふるさと福岡で音楽や地元への思い、人生について、気ままに語っていただきます。2023年3月に始まり、好評を博した「財津・川上対談」の第3弾です。 ※12月10日の予定で、動画を1週間限定でマイページからご視聴いただけます。 ※事前に寄せられた質問に財津さんがお話の中でお答えします。時間の都合ですべての質問に回答できない場合もございますので、ご了承下さい。質問をご希望の方は[こちら](https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScVR3xgxawUk1qgWTuSVNvRbeLQhlDknbfd6uAXMqLsuuL1VA/viewform?usp=sf_link) ※質問申込み締切　11月20日（水）

イスラエルのガザ侵攻が始まって１０月で丸1年となります。ガザ攻撃の長期化と市民の犠牲拡大が続いています。イスラエルのネタニヤフ首相は7月に米議会で演説し、イスラム組織ハマスに「完全勝利」するまで戦闘を続けると表明しました。ハマスの最高幹部が殺害されました。ガザでの死者はすでに約4万人に達しようとしています。こうした中で、米国や日本の役割は何でしょうか。イスラエルとパレスチナの対立の歴史を振り返りながら、イスラエル・ガザ戦争の今と今後の行方について、中東政治を専門とする千葉大学教授の酒井啓子さんに語っていただきます。