6講座中 1〜6件を表示
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ブルゴーニュ・ロマネスク紀行T・U
- 池田 健二/美術史家
- 2025/01/08水 〜 2025/02/12水
- 10:30〜12:15
- 全2回
- 会員 6,930円 / 一般 9,130円
ブルゴーニュがロマネスクの芸術運動の一大中心地でした。11世紀のクリュニー、12世紀のシトー。ヨーロッパ全土に展開する二つの修道会の本拠地がこの地にあったからです。ヴェズレー、オータン、トゥールニュ、アンジー。ロマネスク教会の名教会を挙げ始めるときりがありません。美しい田園に点在する小教会も魅力的です。講座ではブルゴーニュ・ロマネスクの全貌を把握するとともに、その建築や芸術の特質と魅力を解き明かします。他の地域に与えた影響についても考察するつもりです。(講師記) 1/8 ブルゴーニュ・ロマネスク紀行T 2/12 ブルゴーニュ・ロマネスク紀行U
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ジードルンク 住宅団地のルーツをたどる
- 海老澤 模奈人/東京工芸大学教授
- 2025/02/20木 〜 2025/03/27木
- 10:30〜12:00
- 全2回
- 会員 6,930円 / 一般 9,130円
1920年代のヨーロッパでは、第一次世界大戦後の住宅不足の解消や居住環境改善の必要性から、大衆のための住宅建設が大きなテーマになりました。とくに「ジードルンク」と呼ばれるドイツの住宅団地は有名で、ベルリンに今も残るジードルンクはユネスコの世界文化遺産にも登録されています。2025年は初期のジードルンクが建設されてから100年を迎える記念の年です。われわれ日本の感覚では、100年前の住宅団地が今も現役の住まいとして活用されている事実は驚くべきことかもしれません。そこで本講座では、ドイツの住宅団地・ジードルンクの特徴と現在まで受け継がれる魅力的な住環境について解説していきます。ドイツのジードルンクはヨーロッパ各国のみならず日本にまで広く影響を与えました。第2回目では、ドイツと日本の住宅団地をつなぐ国としてスウェーデンに注目し、住宅計画における国どうしの影響関係も考えてみたいと思います。(講師・記) <各回のテーマ> 第1回 ジードルンク ― 100年前の団地計画から文化遺産へ 第2回 ジードルンクからスターハウスへ ― 住宅団地の影響関係をスウェーデンに探る
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イタリア映画を聴く
ニーノ・ロータと映画の巨匠たち\ ロータとフェリーニ(その7)

- 押場 靖志/学習院大学講師
- 2025/02/22土
- 15:30〜17:00
- 全1回
- 会員 3,498円 / 一般 4,598円
ニーノ・ロータとフェデリコ・フェリーニの「幸福な出会い」のシリーズの7回目、最終回の予定です。今回はフェリーニ&ロータの傑作『アマルコルド』(1972)を中心にお話しします。タイトルの意味は「わたしは思い出す」。ロータの美しいメロディーとともに、フェリーニの映像は苦く甘い「思い出」として過ぎ去った時代を甦らせます。それはまさに映像の魔術。けれどもこの傑作にいたるフェリーニ&ロータの「幸福な出会い」は、やがて『オーケストラ・リハーサル』(1979)を最後に、唐突に断ち切られることになるのです。(講師・記) 出典は Tullio Kezich, FEDERICO FELLINI Il libro dei film, LLINI, Milano, Rizzoli, 2009. より ※[押場靖志氏ブログ](https://yasujihp.wixsite.com/yasuji)
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ルソーとピカソ

- 遠藤 望/ハーモ美術館館長
- 2025/03/03月
- 13:00〜14:30
- 全1回
- 会員 3,685円 / 一般 4,785円
20世紀近代絵画最大の巨匠パブロ・ピカソ。実は若きピカソがスペインからパリへと出てきた頃、古道具屋の店先で1点の不思議な女性の肖像画を発見します。わずか5フランで入手した作品は、今では素朴派の元祖といわれるアンリ・ルソーの手によるものでした。ルソーは、その常識外れで稚拙な作品が世間の嘲笑の的となっていたのです。この最初の出会い以降、ピカソはルソー作品と生涯にわたって関係性を保つことになります。革命の画家ピカソにとって、素人といわれた画家ルソーはいったいどんな存在だったのでしょうか。ピカソの長い生涯から探っていきます。(講師・記) 画像は、「アンリ・ルソー《女の肖像》1895年 ピカソ美術館蔵」
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フランス演劇革命とシェイクスピア悲劇

- 高瀬 智子/明治大学准教授
- 2025/03/05水
- 15:30〜17:00
- 全1回
- 会員 3,685円 / 一般 4,785円
西洋演劇において、シェイクスピアは現在も様々な国で頻繁に上演される劇作家であり、どの国のどの演出家がシェイクスピア劇を上演しても、特に驚くべきことはないでしょう。 しかし、シェイクスピアの四大悲劇が、ドーバー海峡を挟んだ隣国、フランスに導入されるには、意外にも150年余りを要しました。なぜでしょうか。無論、両国の戦争の歴史という問題はありますが、そこには、もう1つの見えない壁、「感性の壁」がありました。本講座では、18世紀フランス演劇史の視点からシェイクスピア劇の魅力と問題点を考察し、「感性に問いかける場としての演劇」について、共に考えてみたいと思います。(講師・記) 【画像】デュシスによる『ハムレット』:タルマとデュシェノワ source : gallica.bnf.fr / BnF
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ロマンあふれるドイツ古城街道
古城での暮らしはどうだったのか 語り継がれる城の秘話

- 沖島 博美/旅行作家
- 2025/03/22土
- 13:00〜14:30
- 全1回
- 会員 3,465円 / 一般 4,565円
ドイツには廃墟であるものも含めておよそ2万の城が保存されています。ドイツを旅すると、行く先々で古城に出会い、どこを走っても古城街道の様な気がしますが、特にライン川からネッカー川に沿って東へ延びる道に中世の城が密集しています。ライン河畔のマンハイムからチェコの国境に近いバイロイトまで、宮殿や城、古城をめぐる観光ルートは「ドイツ古城街道」と呼ばれ1954年に誕生しました。途中には名高い観光都市ハイデルベルクや神聖ローマ皇帝の城があるニュルンベルク、世界遺産に登録された美しい古都バンベルクなどがあります。終着地バイロイトはヴァーグナーの祝祭劇場で有名ですが、辺境伯の宮殿や世界遺産の辺境伯歌劇場が見られます。 ネッカー河畔の左右に散らばる古城は小規模なものですが、中世の城で暮らした貴族たちの大変さを私たちに伝えてくれます。2025年は城の構造や王侯貴族の城での暮らしぶり、城の伝説などを含め、豊富な写真と共に古城街道を4回シリーズでご案内いたします。1回目はライン河畔からネッカー河畔の城です。(講師記)
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