8講座中 1〜8件を表示
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日本霊異記を読み解く
古代地域社会の探究

- 遠山 美都男/学習院大学講師
- 2025/04/01火 〜 2025/06/17火
- 13:00〜14:30
- 全6回
- 会員 22,770円
『日本霊異記』は上中下の3巻から成る仏教説話集です。善行には良い結果が、悪行には最悪の結果が訪れるという因果応報の理を示す実話を数多く収集しています。奈良時代の終わりから平安時代初頭にかけて薬師寺の僧侶によって編まれました。そこには有名・無名の実に多数の人びとが登場します。彼らの生き生きとした姿を通して古代地域社会の実像に迫りたいと思います。今回は奈良時代の天平年間、聖武天皇の時代を中心にした中巻の講読に入ります。(講師記) 2024年1月開講。
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平安貴族の夢分析

- 倉本 一宏/国際日本文化研究センター名誉教授
- 2025/04/12土 〜 2025/06/14土
- 10:30〜12:00
- 全3回
- 会員 11,550円
平安文学のイメージから、平安貴族は夢で神仏からのお告げを得たり、夢の内容に畏れおののいていたと考えがちです。しかし、夢の内容をほとんど潤色せずに記録した男性貴族の日記(古記録)を読み解くと、けっしてそうではありません。 この講座では、脳生理学の成果をもとにして、平安貴族が何故そのような夢を見たのか、そして何故にそれを記録したのかを分析します。 まずは文学作品に見える「夢」を分析し、次に古記録に見える「夢」の記事を通して、平安貴族たちの心の中を探っていきます。(講師・記) 4/12 夢とは何か 5/10 『源氏物語』の夢 6/14 『栄花物語』の夢 ※2025年4月から約2年を予定しています。『大鏡』『蜻蛉日記』『更級日記』『日本霊異記』 『今昔物語集』などをテーマに続きます。
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倭王権の変貌
継体大王

- 河内 春人/関東学院大学教授
- 2025/04/22火 〜 2025/06/24火
- 10:30〜12:00
- 全3回
- 会員 11,385円
倭の五王が歴史から姿を消してから少し経って、ヤマト政権に継体大王が出現します。五世紀の王権との関係が取り沙汰され、王朝交替がいわれれることもある当時の王権の実態はいかなるものだったのでしょうか。また六世紀前半の国際情勢は列島と同様に予断を許さない激動の状況でした。この時期こそ、飛鳥時代まで続くヤマト政権の骨格を形成した時代でもありました。今期は倭王権に大きな転換をもたらした継体大王の時代について考えます。(講師記) 【各回予定】 4/22 継体の登場 5/27 大王の宮 6/24 加耶問題
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日本霊異記を読み解く
古代地域社会の探究

- 遠山 美都男/学習院大学講師
- 2025/07/01火 〜 2025/09/16火
- 13:00〜14:30
- 全6回
- 会員 22,770円
『日本霊異記』は上中下の3巻から成る仏教説話集です。善行には良い結果が、悪行には最悪の結果が訪れるという因果応報の理を示す実話を数多く収集しています。奈良時代の終わりから平安時代初頭にかけて薬師寺の僧侶によって編まれました。そこには有名・無名の実に多数の人びとが登場します。彼らの生き生きとした姿を通して古代地域社会の実像に迫りたいと思います。今回は奈良時代の天平年間、聖武天皇の時代を中心にした中巻の講読に入ります。(講師記) 2024年1月開講。
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「出雲国風土記」を読む、歩く

- 森田 喜久男/淑徳大学教授
- 2025/07/12土 〜 2025/09/06土
- 13:00〜14:30
- 全3回
- 会員 11,385円
『出雲国風土記』と聞いて、何を思い浮かべますか。出雲の古代史に興味を持つ人なら、国引き神話を挙げるかも知れません。海の向こうから余った土地を神様が引っ張ってきて縫い付け、出雲を大きくしたという神話です。このように、『出雲国風土記』には個性豊かな神話が登場しますが、実は、その神話は古代出雲の景観と深く結びついています。もっと言ってしまえば、古代出雲の豊かな自然が独特の神話を生み出したのです。そこで『出雲国風土記』に記された神社や山、野、川、海などに注目し、これを読み解きながら、古代出雲の原風景に迫ります。この講座を受講された皆さんが、出雲へ出かけられた時、観光地だけではなく、本当の古代出雲の遺産、つまり今も島根県に残る風土記が書かれた時代以来の豊かな自然の魅力を存分に味わうことができるような鋭敏な感覚を身につけていただけるよう、 現地の景観を意識しながら『出雲国風土記』を読み解いていきたいと思います。 今回は、秋鹿郡と楯縫郡を読み進めます。(講師・記) 画像は、恵曇神社本殿背後磐座 〈カリキュラム〉 第1回 古代出雲の小さなクニ、狭田! 国引きの神様が、海の向こうから「国来、国来」と言いながら引っ張ってきた国の一つに「狭田国」があります。この「狭田国」は、律令国家の行政区画で言えば、出雲国の島根郡から秋鹿郡にかけて広がっていました。島根郡の加賀神埼(加賀の潜戸)で生まれた佐太大神を祭る佐太神社は、まさに秋鹿郡にあります。そこでは、どのような祭祀が行われてきたのでしょうか? 第2回 砂丘の上に営まれたムラ、恵曇! 恵曇と書いて、なんと読むでしょう?これが読めたら、あなたは相当の出雲通、正解はエトモです。『出雲国風土記』によれば、恵曇の地はスサノオの子、イワサカヒコによって発見され、すっかりこの土地が気に入ったイワサカヒコは、そこに宮を建てて住むことになったのです。何故、イワサカヒコがこの場所を気に入ったのか?実際の恵曇はどんな場所だったのでしょうか? 第3回 出雲で一番海苔がおいしい、楯縫! 十六島と書いて、なんと読むでしょう?もしもあなたがすらすらとお読みになったら、「出雲の平田のご出身ですか?」と私は尋ねることでしょう。正解は、ウップルイです。場所は、島根県の旧平田市(現出雲市)の日本海沿岸。そこで採れる海苔は、大変おいしいのですが、お値段もそれなりにする。なぜか。日本海の絶壁を降りて、かなり危険な場所まで採りに行かなくてはならないからです。さて、この十六島の海苔。実は、『出雲国風土記』にも登場するのです。今でも出雲では、お正月のお雑煮に、十六島の海苔を使うお家が多いです。風土記時代以来の伝統の味なんです。さあ、古代出雲の食の世界へ。
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平安貴族の夢分析

- 倉本 一宏/国際日本文化研究センター名誉教授
- 2025/07/12土 〜 2025/09/13土
- 10:30〜12:00
- 全3回
- 会員 11,550円
平安文学のイメージから、平安貴族は夢で神仏からのお告げを得たり、夢の内容に畏れおののいていたと考えがちです。しかし、夢の内容をほとんど潤色せずに記録した男性貴族の日記(古記録)を読み解くと、けっしてそうではありません。 この講座では、脳生理学の成果をもとにして、平安貴族が何故そのような夢を見たのか、そして何故にそれを記録したのかを分析します。 まずは文学作品に見える「夢」を分析し、次に古記録に見える「夢」の記事を通して、平安貴族たちの心の中を探っていきます。(講師・記) 7/12 『大鏡』の夢 8/9 『蜻蛉日記』の夢 9/13 『更級日記』の夢 ※2025年4月から約2年を予定しています。『日本霊異記』、『今昔物語集』、平安貴族の古記録などをテーマに続きます。
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考古学で探る古代の大寺院
称徳天皇建立の西大寺と西隆寺

- 木下 正史/東京学芸大名誉教授
- 2025/07/13日
- 13:00〜15:00
- 全1回
- 会員 3,905円 / 一般 5,005円
西大寺は東大寺に対する「西の大寺」として建立された奈良時代最後の官寺である。平安時代に創建堂宇が焼失したこともあって、その値打ちは余り知られていない。西大寺は聖武天皇の娘孝謙上皇が764年、「鎮護国家」を祈り、また藤原仲麻呂の乱の鎮圧を願って創建した寺院である。765年、上皇は重祚して称徳天皇となり、西大寺を完成へと導く。寺域は東大寺に次ぎ、薬師寺の3倍ほどと広大で、堂塔も興福寺や薬師寺を凌駕する壮大さを誇った。鎌倉中期、名僧叡尊が復興に尽力し、密教の中心寺院として再生させる。今日の西大寺は叡尊再興の伝統をとどめている。西隆寺は西大寺の東にあり、僧寺西大寺に対する尼寺として建立された寺院である。西大寺と西隆寺の発掘成果などを基に、両寺の実像・歴史的意義について考える(講師記)。
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倭王権の変貌
継体大王

- 河内 春人/関東学院大学教授
- 2025/07/22火 〜 2025/09/23火
- 10:30〜12:00
- 全3回
- 会員 11,385円
倭の五王が歴史から姿を消してから少し経って、ヤマト政権に継体大王が出現します。五世紀の王権との関係が取り沙汰され、王朝交替がいわれれることもある当時の王権の実態はいかなるものだったのでしょうか。また六世紀前半の国際情勢は列島と同様に予断を許さない激動の状況でした。この時期こそ、飛鳥時代まで続くヤマト政権の骨格を形成した時代でもありました。前期に続き、倭王権に大きな転換をもたらした継体大王の時代について考えます。(講師記) 2025年4月開講 【各回予定】 7/22 朝鮮半島の前方後円墳 9/2 磐井の乱 9/23 継体の死
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