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立川 美術史・鑑賞
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ぼくのイタリア映画史
ファシズム時代の映画たち

イタリア映画史2.jpeg
  • 押場 靖志/学習院大学講師
  • 2025/10/15 〜 2025/12/17
  • 15:30〜17:00
  • 全3回
  • 会員 11,484円 / 一般 14,784円
  •  3回にわたる連続講座でイタリア映画の歴史をふりかえります。  今回は1930年代のイタリア映画の名作をご紹介します。ファシズム体制が安定すると、トーキーの時代に入った映画産業が活気づいてきます。そのころに活躍したカメリーニ、ブラゼッティ、そしてロッセリーニなどの作品を鑑賞してみましょう。 第1回 10/15  軽ろやかな喜劇  『殿方は嘘つき Gli uomini, che mascalzoni…』(1932) 監督はマリオ・カメリーニ。主演は、このころ三枚目半の喜劇役者として活躍していたヴィットリオ・デ・シーカ。相手役の若々しいリア・フランカに、デ・シーカが歌う名曲『Parlami d’amore, Mariu’』はイタリアのスタンダード・ナンバー。 第2回 11/19 戦中のリアリズム喜劇 『雲の中の散歩』(1942) 監督はアレッサンドロ・ブラゼッティ。戦争のさなかに戦争なんてなかったかのように撮られた喜劇。物語としては現代にも通じる若き未婚の母親を描きながら、みごとな人間ドラマをみせてくれます。主演は名優のジーノ・チェルヴィとアドリアーナ・ベネッティ。劇場のなかに、まるで雲の中を歩くような世界を出現させた名作を鑑賞します。 第3回 12/17 ロッセリーニのプロパガンダ映画 『十字架の男』(1943) 戦後に『無防備年ローマ』を発表して世界を驚かせたロベルト・ロッセリーニですが、戦中には戦争三部作とよばれる作品を発表しています。まずは『白い船』(1941)、次に『ギリシャからの帰還』(1942)、そして最後がこの『十字架の男』です。ファシスト政権下で軍部の協力を得て撮影されたいわゆる「プロパガンダ映画」なのですが、実際はどんな内容だったのか。ロッセリーニの戦後の作品につながってゆくテーマを読み取ってゆこうと思います。 ※[押場靖志氏ブログ](https://yasujihp.wixsite.com/yasuji)