58講座中 1〜20件を表示
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「百人一首」をよみとく
- 寺澤 行忠/慶應義塾大学名誉教授
- 2025/10/10金 〜 2026/03/13金
- 13:00〜14:30
- 全6回
- 会員 22,770円
『百人一首』は、藤原定家が宇都宮入道蓮生の求めによって、蓮生の山荘の障子に貼る歌を選定したものがもとになっています。その後の政治状況により多少改訂されましたが、室町時代に入ると二条家歌学で重んじられるようになり、特に宗祇によって広く普及しました。江戸時代には「かるた」となって爆発的に流行し、『百人一首』に範を求めたさまざまな類書が数百種類も作られました。それらと区別するために、『小倉百人一首』と呼ばれるようになりました。近代に入ってからも、往年の宝塚女優の芸名が、創立者小林一三によってほとんど『百人一首』の歌句から命名され、その数は創立以来200 人以上に及んだといわれます。かつては正月になるとどの家庭でも『百人一首』のかるた遊びを楽しんだものです。その国民的歌集と言ってもよい『百人一首』をその作者にも注目しつゝ、じっくりよみといていきます。(講師・記)*今期開講 第1回:『小倉百人一首』について (1) 天智天皇「秋の田のかりほの庵の・・・」 第2回:(2)持統天皇「春過ぎて夏来にけらし・・・」 (3)柿本人麿「あしびきの山鳥の尾の・・・」(4)山部赤人「田子の浦にうち出でて見れば・・・」 第3回:(5)猿丸大夫「奥山に紅葉踏みわけ・・・」 (6)大伴家持「かささぎのわたせる橋に・・・」(7)安倍仲麿「天の原ふりさけ見れば・・・」 (8) 喜撰法師「わが庵は都のたつみ・・・」 第4回:(9)小野小町「花の色は移りにけりな・・・」 (10) 蝉丸「これやこの行くも帰るも・・・」(11) 参議篁「わたの原八十島かけて・・・」 第5回:(12) 僧正遍昭「天つ風雲の通ひ路・・・」 (13) 陽成院「筑波嶺の峯より落つる・・・」(14) 河原左大臣「陸奥のしのぶもぢずり・・・」 (15) 光孝天皇「君がため春の野に出て・・・」 第6回:(16) 中納言行平「立ち別れいなばの山の・・・」 (17) 在原業平朝臣「ちはやぶる神代も聞かず・・・」
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三十一文字の世界
日本歌人列伝@
- 谷 知子/フェリス女学院大学教授
- 2025/10/17金 〜 2026/03/20金
- 10:30〜12:00
- 全6回
- 会員 22,770円
日本の和歌は、国土創世とともに、神々のうたから始まり、現代まで詠み継がれてきました。もし、和歌がなかったら、日本の歴史や社会は違ったものになっていたかもしれません。この講座は、神話の時代から幕末志士まで、それぞれの時代を代表する歌人や人物を取りあげ、その生涯、和歌、魅力について詳しく解説します。さらに、序詞、掛詞、縁語、本歌取りといったレトリック、歌枕、絵画など、和歌を読む上で重要な事柄についても、わかりやすくお話します。 今期は、古事記を中心とした神々の歌から、万葉集の歌人、小野小町・在原業平・菅原道真について扱います。和歌以外に、古事記、伊勢物語、大鏡なども取りあげます。どうぞご期待ください。(講師・記)全18回予定 <2025年10〜2026年3月 各回のテーマ> 2025年 10/17(金)古事記と和歌 11/21(金)万葉集の歌人―持統天皇・額田王 12/19(金)万葉集の歌人―柿本人麻呂・大伴旅人・大伴家持 2026年 1/16(金)小野小町 2/20(金)在原業平と伊勢物語 3/20(金)菅原道真 参考文献 谷知子『和歌文学の基礎知識』(角川選書 KADOKAWA)
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読み解き体感する万葉集の世界
古代の人々の愛・心・生活・世界観
- 塩沢 一平/二松学舎大学教授
- 2025/10/25土 〜 2026/03/28土
- 13:00〜14:30
- 全6回
- 会員 22,968円
巻ごとにじっくり読み解き体感する、古代の人々の愛・心・生活・世界観 新たに万葉集の世界を読み解き体感しましょう。万葉集では、恋は「孤悲」とも書かれ、独り寝の悲しみを満たすために、こちらから相手の「夢」に現れたりします。「旅」もよく読むと徒歩1時間半のピクニックだったりします。万葉集を読み解くと、古代の人々の生き生きとした心や生活や世界観がわかってきます。万葉集20巻を、毎回1巻、数首ずつ扱い、じっくり歌ことばを理解し、歴史も理解しながら、その裏側に広がる古代の人々の愛・心・生活や世界観や、一首一首の歌の魅力を体感できるよう読み進めていきます。映像・音楽も駆使しながら、楽しくゆっくりとみなさんと考えていきます。万葉集20巻の大巻が体感できる講座です。途中受講も大歓迎です。(講師・記) 各回予定 10月:見る人・聞く人、それは大伴家持 巻19 11月:歌を先導する上皇 巻20 12月:天皇の国見歌 巻1 1月:鏡王女と天智天皇・藤原鎌足との恋 巻2 2月:夕波千鳥 柿本人麻呂の思い 巻3 3月:仁徳天皇から家持まで 恋の歌 巻4 指定テキスト 中西進『万葉集 全訳注原文付』(4)、(1) 講談社文庫 各約800円 各自ご用意 ください。
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「源氏物語」の世界
朝顔巻〜少女巻
- 竹内 正彦/国学院大学教授
- 2026/01/05月 〜 2026/03/30月
- 10:30〜12:00
- 全5回
- 会員 18,975円
「源氏物語」は世界に誇る日本古典文学のひとつです。登場人物はおよそ450名。4代の帝の御代、70余年にわたる期間の出来事とその世界に生きる人間たちの心の奥底を、精緻な筆致によって描き切ったこの作品は、まさに物語文学の最高峰といえます。「源氏物語」は、今からおよそ千年前の平安時代に書かれた作品ですが、けっして過去の遺物などではありません。現代のわたしたちの胸にも突き刺さる生きた文学であり、しかもその世界は読むほどに深みを増していくものとなっています。 本講座では、「源氏物語」を原文で丹念に読み込みながら、この物語の世界の魅力を味わっていきます。「源氏物語」を原文で読み込んでいくためには、古語や歴史的背景などについての知識が必要となってきますが、本講座ではそれらについても丁寧に説明することによって、平安時代の文化や歴史についての関心もひろげていきたいと思います。「源氏物語」にはじめてふれる方や「源氏物語」を読み直そうとお考えの方はもちろん、古典文学に親しんでみようとお思いの方のご参加もお待ちしております。 今期は「朝顔」巻の途中から読み進めます。(講師記) ※2018年4月開講 <各回テーマ> 1 朝顔の姫君への執心 2 源典侍との再会 3 紫の上への弁明 4 亡き藤壺の出現 5 「少女」巻のはじまり
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「うつほ物語」 物語の原点を見つめる
- 三田村 雅子/フェリス女学院大学名誉教授
- 2026/01/06火 〜 2026/03/17火
- 10:30〜12:00
- 全6回
- 会員 22,770円
「源氏物語」が書かれる直前、「枕草子」の成立とも重なる時代に成立した「うつほ物語」は、平安時代の物語として初めて登場した長編物語です。その複雑な構造と多岐にわたる登場人物、空間描写、人物描写、物質描写の細緻かつ周到な叙述によって特徴づけられる作品と言っていいでしょう。ありえないような理想世界の構築と、限りなく愚直な叙述によって作られていく物語世界を丁寧に味わうことによって、「源氏物語」が書かれたことが単なる奇跡ではなく、「うつほ物語」の積み重ねと延長線上に可能となっていったことを改めて確認してみたい。(講師・記) ※2024年4月開講。 ★今期は「内侍のかみ」巻途中からを予定しています。 状況により、講読箇所が前後することもあります。 ★テキストは、各自ご購入ください。持ち物欄をご確認ください。
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はじめての「平家物語」
- 中野 貴文/学習院大学教授
- 2026/01/07水 〜 2026/03/18水
- 13:00〜14:30
- 全6回
- 会員 22,770円
『平家物語』は、平家一門の栄華と衰亡をつづった古典文学です。実に魅力的な作品で、成立以降、数多の読者を得て今日に至っています。ただし、非常に大部な作品であり、また読解には背景となる歴史や思想への知識も必要です。本講座では、「はじめての」と銘打ち、それらの背景知識を解説しながら、『平家物語』の世界を皆さんとともに味わっていきたいと思います。具体的には、今期は巻一を扱います。清盛の元、平家一門の栄華がどのように記されているか、はじめて手に取られる方にもわかりやすく解説したいと思います。(講師・記) ※2025年4月開講。途中受講歓迎です。 <各回のテーマ(予定)> 1.都遷り 2.物怪 3.朝敵揃へ 4.文覚流され 5.富士川 6.都還り
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「新古今和歌集」の世界
恋歌を読むG
- 谷 知子/フェリス女学院大学教授
- 2026/01/09金 〜 2026/03/27金
- 10:30〜12:00
- 全6回
- 会員 22,770円
新古今和歌集は、後鳥羽院が藤原定家達歌人に命じ、また自ら精撰した、第八番目の勅撰集後です。全20巻、総歌数は1980首。収められた和歌は、万葉集から平安時代を経て鎌倉初期に至るまでの歌人たちの歌で、歌人数は400名ほどです。最多数入集歌人は西行で、慈円、良経、俊成、式子内親王、藤原定家などが続きます。紀貫之や和泉式部、柿本人麻呂といった、古い時代の歌人の和歌も含みます。古今集を規範とし、本歌取や題詠という新たなレトリックを用い、艶・幽玄という美意識に支えられた新古今和歌集の世界は、日本文学、日本文化の一つの頂点、最高峰を示しています。 今期は恋歌1336番〜1435番、恋歌の部を読了します。絶える恋、忘れられる恋、疑う恋など、恋の終焉を嘆く歌、光孝天皇、赤染衛門、斎宮女御、平忠盛と清盛、伊勢物語、大和物語、俊頼髄脳の和歌説話、古典文学における黒髪などについてお話します。1回ごとに完結するスタイルですので、今期からの受講も歓迎します。(講師・記) <各回のテーマ> 1.水無瀬恋十五番歌合、光孝天皇、源重之、 2.坂上是則、伊勢物語、大和物語 3.赤染衛門、斎宮女御 4.古典文学における黒髪、平忠盛と清盛 5.源高明、絶える恋、忘れられる恋、疑う恋 6.俊頼髄脳の和歌説話
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はじめて読む「古事談」
歴史の隠された背景を探る
- 伊東 玉美/白百合女子大学教授
- 2026/01/09金 〜 2026/06/05金
- 10:30〜12:00
- 全6回
- 会員 22,770円
鎌倉時代前期に、藤原定家とも親交のあった公卿源顕兼(1160〜1212)が編纂した説話集、『古事談』全6巻の中から、各巻の代表的な説話をとりあげて読んでいきます。 『古事談』には、歴代天皇をはじめ、聖徳太子に弘法大師、藤原兼家に道長、小野小町に清少納言、信西入道に西行法師、鳥羽絵の創始者と伝えられる鳥羽僧正覚猷に、仏師定朝、囲碁の名人棋勢法師と、歴史、文学、文化史上の著名人の逸話が目白押しです。これらを通して、歴史の隠された背景や当時の価値観を探っていきます。回を重ねる毎に、こぼれ話こそ、歴史や人の核心を言い当てる力があることを、あわせて実感して頂けるでしょう。 (講師・記) (1)巻第一王道后宮 『古事談』について必要な基礎知識をお話し、早速巻第一の本文を読んでいきます。巻頭・巻末話や、一条天皇・後三条天皇を描く記事群を中心に、『古事談』の世界をご紹介します。あわせて、全巻冒頭に称徳天皇と道鏡を巡る1の1「称徳天皇の御事」が置かれているのに、2の54「待賢門院に白河院密通し崇徳天皇誕生の事」が巻一王道后宮ではなく巻二臣節に置かれている意味についても考えたいと思います。 (2)巻第二臣節 臣下の巻は有名な説話が目白押しです。藤原道長・頼通・教通親子、藤原忠実・忠通・頼長親子といった摂関家の人々、在原業平、藤原行成、藤原実方、源俊賢、藤原実資、伴善男、清少納言といった人物の逸話を、時間が許す限り読んでいきましょう。 (3)巻第三僧行 僧行は、当時のこの言葉の使い方からは「僧らしいふるまい」を意味しました。しかし、冒頭3の2「金鐘行者、辛国行者と験徳を競ふ事」という、通常我々が僧に期待するのとは一味違う説話から「僧行」は始まります。その後長短取り混ぜて全百話ある説話の多くは、立派な僧侶の説話ですが、その中に、行基、道命、永超、仁海などを巡る意外な逸話が交じります。それらの混態も味わっていきましょう。 (4)巻第四勇士 巻第四は武士の巻です。平安時代中期に合戦を描いた『将門記』『陸奥話記』、鎌倉時代はじめに原型が整えられた『平家物語』『保元物語』『平治物語』などの軍記物語を除き、武士の逸話を集めるということ自体珍しく、平安時代後期に成立以後、室町時代まで文字通り「お蔵入り」していた『今昔物語集』を除くと、武士の説話を集めた文学史上二番目の説話集が『古事談』ということになります。源顕兼がどのような武士のどのような姿を、「勇士」の巻にとりあげているのかを見てみましょう。 (5)巻第五神社仏寺 巻第四までは、「人」の階層を基準にした部立でしたが、ここからは「事物」を基準にした部立になります。巻第四は神社の代表伊勢神宮から始まりますが、早速5の1「伊勢神宮、焼亡の事」で燃えてしまいます。以下八幡宮・賀茂社・日吉社・北野社など、当時朝廷で定められた神社の格付けに沿った配列がなされます。そして、5の26「東大寺大仏鋳造の事」から寺の説話が本格的に始まりますが、神社や寺にまつわる逸話とはそもそもどういうものなのかを見ながら、当時の宗教的価値観にも触れていきます。 (6)巻第六亭宅諸道 神仏のお住まいである神社仏寺の巻に続いて、巻第六前半は人間の住まいです。続いて諸道――様々な専門道――に着目して分類配列した説話が配されます。諸道の達人たちは、今で言えば人間国宝のような「宝」でした。すると、時代を代表する「亭宅」と、時代を代表する「宝」が並んでいることは、不自然ではなくなってきます。亭宅、歌舞音曲・詩歌・観相(占い)・医道・陰陽道・競馬・工匠・囲碁にまつわる代表的な逸話を、幅広く読んでいきましょう。
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花散里の物語
姫君で読む「源氏物語」
- 太田 敦子/和洋女子大学准教授
- 2026/01/10土 〜 2026/03/28土
- 10:30〜12:00
- 全6回
- 会員 22,770円
「源氏物語」には、主人公光源氏をめぐり、多くの姫君が登場します。本講座は、その多くの姫君を個別に取り上げて、各姫君の物語≠ゥら『源氏物語』を読み解きます。ひとつの物語が、まるで万華鏡のように見えてくる世界を堪能します。また、平安時代の文化やしきたりなどは、絵画資料等を用い、物語の要点は、最新の研究成果にも触れながら説明します。一千年の時を経てもなお色褪せない「源氏物語」の神髄を、ぜひご一緒に味わっていただきたいと思います。「源氏物語」に少しでもご興味をお持ちの方、はじめてお読みになる方、ご一緒に楽しく学んでまいりましょう。 今期は、花散里の物語を読み解きます。(講師・記) 【「花散里の物語」各回予定(1〜3月) 1 過去―麗景殿の女御の妹 4 後見―夕霧の養育者 2 懐旧―桐壺帝治世 5 清淑―源氏との仲らい 3 鷹揚―変わらぬ心 6 真心―紫の上との贈答
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じっくり楽しむ「万葉集」
万葉歌詳解
- 大浦 誠士/専修大学教授
- 2026/01/12月 〜 2026/03/23月
- 10:30〜12:00
- 全5回
- 会員 18,975円
愛しい人への思い、大切な人を喪った悲しみ、心を洗われるような自然に触れた感動。遙かいにしえに編まれた『万葉集』には、私たち日本人の心の原点が刻まれています。 『万葉集』の魅力を一言で言えば「ふところの広さ」にあると言えるでしょう。初期と末期とでは歌風が全く異なりますし、天皇の歌から防人歌まで様々な階層の人々の歌が見られます。また、格調高い儀礼歌もあれば、宴席での遊びの歌も載せられています。 本講座では、『万葉集』の巻一からはじめて、主要な歌を精読し、新しい視点で『万葉集』の魅力の再発見を目指します。我が国に「文学」と呼びうるものが生まれ出た、その初々しい姿に触れてみましょう。(講師記) 〇今期は「巻十五・歌番号3644番あたり」からの予定 〇2014年4月開講。巻一からゆっくり読み進めています。いつからでもお入りいただけます ・・・・・・・・・・・・・・・
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芥川龍之介 文学の窓をひらく
近代作家、〈中国〉と出会う
- 安藤 公美/神奈川大学講師
- 2026/01/13火 〜 2026/03/10火
- 15:30〜17:00
- 全3回
- 会員 11,385円
知名度抜群の芥川龍之介ですが、二三の作品を除いて意外とその文学の魅力は知られていないのではないでしょうか。ユニークでいて質の高い、芥川の短篇小説を丁寧に読み、文学の深さや、読む愉しみに触れる講座です。今回は、「短篇の醍醐味」「海外文学の引用」「怪談・ゴシックロマンス・ミステリ」「近代文学と中国上海」という四つの窓をひらいていきます。日本に短編小説が確立される時期、作家はどのような源泉から着想し、個性を磨いたのでしょうか。他作家の作品も交えつつ、創作の方法や研究のキーワードからお話しします。今期は、「近代作家、〈中国〉と出会う」として、谷崎潤一郎や佐藤春夫、そして芥川ら激動の中国へ渡った作家たちが見た新しい時代への対応から、文学の魅力に迫っていきます。(講師記) ■1月期の窓<近代作家、〈中国〉と出会う> ・1月 芥川、中国と出会う〜1920年代の上海 ・2月 1921年の内山完造と芥川龍之介〜「花甲録」をひらく ・3月 魯迅が訳した芥川/魯迅を訳した佐藤春夫 *各回のテーマは予定です。状況により変動することがあります ・・・・・・・・・・・・・・・
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「源氏物語」宇治十帖を読む
- 藤原 克己/東京大学名誉教授
- 2026/01/14水 〜 2026/03/25水
- 13:00〜15:00
- 全6回
- 会員 22,770円
今期は椎本(しいがもと)巻末〜総角(あげまき)巻を読みます。薫二十三歳の年の八月二十日頃、宇治の八の宮は亡くなりました。椎本巻末はその晩秋から翌年の初夏までの物語ですが、季節の推移が父宮を喪った姫君たちの悲しみをいっそう深めてゆく、そのような季節と心情の融合が美しく描かれます。そして総角巻では、八の宮の一周忌の法要のために宇治を訪れた薫が、大君への思慕をいよいよつのらせてゆくのでした。(講師・記) ・・・・・・・・・・・・・・・
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枕草子の世界
- 津島 知明/国学院大学講師
- 2026/01/14水 〜 2026/03/11水
- 10:30〜12:00
- 全3回
- 会員 11,385円
*すべての章段を、最新の研究成果も盛り込みながら、じっくりと味わいます。 *活字で読むだけでなく、くずし字にも触れてもらいます。 枕草子は「気ままなエッセイ」といったイメージが浸透しています。そう受け取れる部分も確かにありますが、何より清少納言が心血を注いだのは、お仕えした中宮定子に関わる貴重な証言を後世に確実に伝えることだったと思われます。その真意がまだ十分に理解されていないのは、同時代読者を意識した深謀遠慮が、現代人には分かりにくくなっているからでしょう。 本講座では、各段の時代背景も詳しく検証しながら、清少納言が厳しい現実といかに格闘したかを解き明かしていきたいと思います。章段配列の意味にもこだわって、全編を丁寧に読み解いていきます。 (講師・記) ※今期は101段あたりから読み進める予定です。途中受講も歓迎です。 ※2023年4月期開講。
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「今昔物語集」の最終巻を読む
「雑」の世界
- 小峯 和明/立教大学名誉教授
- 2026/01/15木 〜 2026/03/26木
- 10:30〜12:00
- 全3回
- 会員 11,385円
『今昔物語集』は、いつ、誰が、何のために作ったのか、不明なままで、しかも未完成に終わった大作です。今も多くの謎に包まれていますが、その世界は人間の生きる、あらゆる生態をあますところなく描いており、興味はつきません。 この講座では、『今昔物語集』の最終巻の巻31「本朝付雑事」を中心に、かぐや姫と似た話や知らない島への漂着、夫婦が同じ夢を見る話など他の巻の主題にあわなかった多種多彩な説話が目白押しです。本巻で『今昔物語集』も終局を迎えますが、文字通り「雑」の世界の説話の面白さや魅力を存分に味わっていただければと思います。(講師記)
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「行人」を読み直す
夏目漱石の文学世界
- 小森 陽一/東京大学名誉教授
- 2026/01/17土 〜 2026/03/21土
- 10:30〜12:00
- 全3回
- 会員 11,385円
大学教授である長井一郎は、弟二郎と自分の妻との関係を疑い、妻の「節操を御前に試してもらいたいのだ」と、「二人で和歌山へ行って一晩泊ってくれれば好いんだ」という衝撃的な依頼をする。こうした異様な設定を中心とした夏目漱石の『行人』は、「友達」「兄」「帰ってから」「塵労」という四つの短篇で成立している長篇小説である。人が人を信用する基準はどこにあるのかが、夫婦、兄弟、親子、友人といった複数の対関係の中から、弟二郎の側から問われていく。「行人」という言葉が道を歩く人の意から、転じて旅をする人、そして使者という意味を持つようになったことをふまえ、「行人」としての二郎の役割を軸に長篇小説をたどっていく。 (講師記) ※2025年4月開講。26年3月に読了予定です。
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宮沢賢治の世界
「ツェねずみ」「十力の金剛石」ほか
- 小森 陽一/東京大学名誉教授
- 2026/01/17土 〜 2026/03/21土
- 13:00〜14:30
- 全3回
- 会員 11,385円
宮沢賢治の短編童話を毎回取り上げます。賢治の生涯にふれつつ、独自の感性が紡ぎだす作品世界をじっくりと味わいましょう。当時の社会状況や文学史上の意味も明らかにしながら読み進めていきます。 【今期の予定】 1月:「めくらぶだうと虹」「気のいい火山弾」「馬の頭巾」 2月:「ツェねずみ」「鳥箱先生とフウねずみ」「クンねずみ」 3月:「けだもの運動会」「十力の金剛石」「若い木霊」 ※テキストは『宮沢賢治全集5』(ちくま文庫)です。
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「西行物語」を読む
- 山本 章博/上智大学教授
- 2026/01/22木 〜 2026/03/26木
- 13:00〜14:30
- 全3回
- 会員 11,385円
『西行物語』は、西行法師の生涯を記した物語です。作者は不明で、西行が没してから五十年あまり後に成立したと考えられています。現在の西行研究から見れば、全くの虚構であると判断できる箇所も多いのですが、特に江戸時代に広く読まれ、西行像の形成に大きな役割を果たしました。本講座では、江戸時代に刊行された『西行物語』を活字化した、桑原博史『西行物語 全訳注』(講談社学術文庫、1981)の本文を用いて講読します。(講師・記) <各回テーマ> ※今期の範囲=◆ 1 『西行物語』概説 2 出自と鳥羽殿への出仕 3 出家 4 伊勢へ 5 東海道の旅@ 6 東海道の旅A 7 陸奥の旅 8 帰京 9 四国の旅@ ◆10 四国の旅A ◆11 妻子のその後 ◆12 往生 *テーマは予定です。状況により、変更することがあります。 *2025年4月開講。1年全12講予定。
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はじめて楽しむ「源氏物語」
- 三村 友希/跡見学園女子大学兼任講師
- 2026/01/23金 〜 2026/03/27金
- 13:00〜14:30
- 全3回
- 会員 11,385円
千年のときをこえて読み継がれてきた『源氏物語』は、平安時代を筆のちからで生きた、紫式部からのメッセージです。この講座では、『源氏物語』全体のストーリーの枠組みを「読む」ことを目標として、登場人物たちの生き方や心の揺らぎをとらえ、物語を楽しみたいと思っています。各回にひとつの巻を取り上げ、物語世界を意味づけます。人物相互の関係性や展開を確認し、光源氏や女君たちが織りなす世界にわけいっていきましょう。皇太子になれなかった光源氏は、恋のちからによって栄華を極めますが、光源氏は満たされません。物語は何を、どのように語っているのか、光源氏は何を求め、女君たちは何を拒むのか。巻々から考察していきます。(講師・記) ※2025年4月開講。1回1帖をテーマに講義を進めますので、途中受講歓迎です。 <各回テーマ> 1月23日:賢木巻 守られなくなる光源氏 2月27日:花散里巻 橘の香をなつかしみ 3月27日:須磨巻 別れをしばしとどめてしかな
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「宇治拾遺物語」を読み解く
- 蔦尾 和宏/専修大学教授
- 2026/01/28水 〜 2026/03/11水
- 10:30〜12:00
- 全3回
- 会員 11,385円
鎌倉時代前期に成立した197話から成る説話集。毎回テーマを設け、馴染みのある説話だけでなく、難解な顔をあわせ持つ作品世界の魅力に迫ります。*2022年10月開講。各回テーマがありますので、途中受講歓迎です。 ***************** 人間は集団を形成する社会的動物です。人が集団、組織を立ち上げれば、そこには必然的に「人事」がついてまわります。昔も今も「人事」は大きな関心事であるようで、栄転、左遷、転勤、採否、悲喜こもごもの人間模様が展開される「人事」ですが、権力の中枢に関わる人事で一悶着あると、国家を揺るがす大事件になりかねません。『伴大納言絵巻』で知られる応天門炎上事件の背後にも人事が影を落としていました。今回は朝廷の「人事」に関わる説話を読んでいきます。(講師・記) <各回テーマ(予定)> 1月28日(水)10:30〜12:00:新聞辞令―『宇治拾遺物語』第120話― 2月25日(水)10:30〜12:00:応天門炎上@―『宇治拾遺物語』第114話― 3月11日(水)15:30〜17:00:応天門炎上A―『宇治拾遺物語』第114話―
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往く人 来る人U 楊貴妃・役行者など
幻想の東西交流 物語シリーズ
- 小峯 和明/立教大学名誉教授
- 2026/03/26木
- 15:30〜17:00
- 全1回
- 会員 3,795円 / 一般 4,895円
21世紀を迎え、ますます海外との交流が盛んになり、異文化と接触する機会が増えていますが、飛行機もない過去の時代の異文化交流はどのようであったでしょうか。しかも、実際の交流をふまえつつも、楊貴妃が日本に来たとか、菅原道真が天神になって唐に渡ったとか、実際にはあり得ない話がいろいろ作られ、しかもそれらが信じられ、大きな影響を及ぼしてきました。 ここでは、そうした物語を「幻想の東西交流の物語」ととらえ、人々はなぜそのような架空の物語を必要としたのか、その意義を明らかにしたいと思います。今回も異国から日本に来た人(楊貴妃や白楽天など)、逆に日本から異世界へ行った人々・往く人(役行者や源義経など)をめぐって、いくつかの説話を通して読み解いてみたいと思います。 (講師記)
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