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横浜 美術史・鑑賞・外国の美術と文化
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13講座中 1〜13件を表示 

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はじめての西洋美術
大きな流れを把握するために

2025-10 画像 松浦弘明 金曜講座.jpg
  • 松浦 弘明/多摩美術大学教授
  • 2025/10/03 〜 2025/12/05
  • 10:30〜12:00
  • 全3回
  • 会員 11,385円 / 一般 14,685円
  • 西洋美術は紀元前7世紀にギリシアから始まり、現代に至るまで2600年以上の歴史があります。これを3回でいっきに見ることで、西洋美術の大きな流れを把握することができるようになるはずです。全体像を捉えることができれば、限られた地域や時代の美術への見方も変わってくると思います。 各回のテーマ ■第1回 古代と中世 ■第2回 ルネサンスとは ■第3回 17世紀から現代まで   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・  

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深読みエルヴィス・ワールド

presly.jpg
  • 前田 絢子/フェリス女学院大学名誉教授
  • 2025/10/03 〜 2025/12/26
  • 10:30〜12:00
  • 全6回
  • 会員 22,968円
  •  エルヴィス・プレスリーを、その音源と画像を軸に、さまざまな角度から深読みしていきます。  エルヴィスという人物と音楽を理解する上で欠かせないのが、彼が誕生したアメリカ南部という土地柄です。キーワードはたくさんあります。例えば綿花王国、南北戦争、南部美人、南部音楽、特にジャズやブルース、ロックンロールなどなど。しかしエルヴィスの場合、特に重要なのは、南部バイブル・ベルトで培われたキリスト教信仰です。南部人は、それをまとめて「サザン・ヴァリュー」と呼んでいます。  今期もエルヴィスの音楽的ルーツを探って、アメリカ南部の風土、文化や歴史を掘り下げたいと思います。音源からは、その曲の誕生の背景や歌詞の意味を丁寧に解説し、その主題を探ります。また、映画に関しても、時代背景や歴史的・社会的な流れを追いつつ、映画のメッセージを見ていきます。エルヴィスがつなぐ、エルヴィスいっぱいの楽しい時間にしたいと思います。(講師記) ※テーマは変更になる場合もあります。なにとぞご了承ください。

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芸術家列伝〜巨匠たちの西洋美術史〜 
ルーベンスからドラクロアまで

2025-10 新保淳乃 ドラクロワ.JPG
  • 新保 淳乃/武蔵大学講師
  • 2025/10/08 〜 2025/12/24
  • 13:00〜14:30
  • 全6回
  • 会員 22,770円
  • 西洋美術と聞くと、レオナルド、ミケランジェロ、ラファエロの「三大巨匠」をはじめ芸術家の名前を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。歴史に名高い建築・彫刻・絵画・工芸を創造したのは有名無名の作り手たちですが、私たちはそのごく一部の「巨匠」の事績を通じて過去の芸術文化の精髄に触れることができるのです。本講座では、中世から19世紀までの西洋美術史を代表する芸術家をとりあげ、それぞれの生涯を辿りながら時代背景や作品について理解を深めます。秋季はバロックからロココ、新古典主義、ロマン主義へと展開する時代の美術家に目を向けます。(講師・記) *2025年4月開講  各回ごとにテーマを設けて進んでいきますので、途中受講でも全く問題ございません 秋期[ルーベンスからドラクロワまで] ■盛期バロック ピーテル・パウル・ルーベンス ■ロココ フランソワ・ブーシェ ■フランス新古典主義の祖 ジャック=ルイ・ダヴィッド ■新古典主義の彫刻家 アントニオ・カノーヴァ ■フランス・ロマン主義 ウジェーヌ・ドラクロワ ■近世・近代の女性芸術家たち 今後の予定――――――― 冬期[ラファエル前派からクリムトまで] □ラファエル前派 エドワード・バーン=ジョーンズ □近代絵画の祖 エドゥアール・マネ □近代彫刻の開拓者 オーギュスト・ロダン □ポスト印象派 ポール・ゴーガン □アール・ヌーヴォー アルフォンス・ミュシャ □ウィーン世紀末 グスタフ・クリムト ・・・・・・・・・・・・・・・

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ギリシア・ローマ美術と神話の探求

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  • 塚本 博/美術史家
  • 2025/10/09 〜 2025/12/11
  • 13:00〜14:30
  • 全4回
  • 会員 15,180円
  •  西洋美術の根源は明らかにギリシア美術にあり、ローマ美術はそれを引き継ぎヨーロッパ全域にその美術様式が伝播しました。この古代美術は有機的な人体造形を発展させながら、ギリシア神話の図像を展開しています。この講座では、西洋美術の基礎としてのギリシア・ローマ美術の歴史を解明し、併せてギリシア神話の図像表現を古代とルネサンスにわたって、画像を上映して探求します。(講師・記) <各回のテーマ> 1  10月09日 陶器画の巨匠たち・美神アフロディテ 2  11月13日 エクセキアスの芸術・愛の神エロス 3  11月27日 女性像の造形・プロメテウス 4  12月11日 コレーとアルカイック美術・ヘリオスとセレネ *毎回、オリジナル・プリントを3枚程度、配布する予定。  *画像説明:「エクセキアスの陶器画」

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アメリカ映画に見る歴史と文化 

  • 前田 絢子/フェリス女学院大学名誉教授
  • 2025/10/10 〜 2025/12/12
  • 13:00〜15:00
  • 全3回
  • 会員 11,484円
  •  本講座では、アメリカを舞台とする名作映画を一期ごとに一本見て、そこからアメリカの歴史と文化を今日の視点から掘り下げていくことを目的としています。映画のバックグラウンドにあるアメリカの歴史観、世界観、宗教観、価値観、人々の生活様式などを、その時代の流れの中で追っていければと思っています。      ★★『ティファニーで朝食を』★★ 今期は、『ティファニーで朝食を』(1961)で知られる米作家トルーマン・カポーティを取り上げる。カポーティの作品は『遠い声、遠い部屋』や『冷血』など、その多くが映画化され話題となった。しかし、今日的な視点で見る時、それらは人種偏見や差別など重大な問題性をはらんでいる。例えば、『ティファニー』のMr.ユニオシは、背が低く、メガネ、出っ歯など醜いステレオタイプ的日本人として描かれ、そこには当時のアメリカの日本人を「先天的幼児」とみなす風潮が現れている。昨年のエミー賞受賞作品『将軍』と比較するのも興味深い。本講座では、カポーティの代表的な映画作品をいくつか取り上げて、カポーティ文学の特徴、時代背景などを見ていく。(講師・記)

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教皇の書斎の装飾
古代思想とキリスト教の融合

2025-10 画像 松浦弘明 土曜講座.jpg
  • 松浦 弘明/多摩美術大学教授
  • 2025/10/25 〜 2025/12/27
  • 10:30〜12:00
  • 全3回
  • 会員 11,385円
  • 西洋美術史の重要な画家の作品を見ながら、その歴史上の意味を捉えるための講座です。 今期はルネサンスを代表する画家ラファエロが1508-11年にかけて「署名の間」の装飾を見ていきます。ここは元々、教皇ユリウス2世の書斎だったのですが、キリスト教の神や聖人たちの身ならず、古代の神々や思想家、詩人が数多く描かれています。古代思想とキリスト教の融合が具体的にはどのように壁画として表されているのかを探っていきます。 <各回のテーマ> ● 「署名の間」の装飾(1) ● 「署名の間」の装飾(2) ● 「署名の間」の装飾(3) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

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イタリア映画の魅力をさぐる、傑作・名作・古典を読み解くB
「太陽はひとりぼっち」

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  • 押場 靖志/学習院大学講師
  • 2025/11/15
  • 15:30〜17:00
  • 全1回
  • 会員 3,828円 / 一般 4,928円
  •  イタリア映画の魅力をさぐる講座です。「傑作・名作・古典を読み解く」と題して1本の映画を取り上げ、俳優の魅力、監督の意図、そして歴史的な背景を考えながら、作品の魅力をを掘り下げます。  今回とりあげるのはミケランジェロ・アントニオーニ監督による『太陽はひとりぼっち』。これもまた「1942-1978年のイタリア映画における保存すべき100本作品」のひとつに選ばれた名作。主演はこのころイタリアで活躍していたアラン・ドロン。ドロンはルネ・クレマン『太陽がいっぱい』(1960)とヴィスコンティの『若者のすべて』に出演して世界的なスターとなったばかり。モニカ・ヴィッティはアントニオーニに『情事』(1960)で見出されると、つづく『夜』ではマストロヤンニとジャンヌ・モローと共演。主題歌にはミーナが歌う『Eclisse twist 』が印象的。「コミュニケーションの不可能性」を描いたと評判になったこの作品の面白さをさぐってみようと思います。(講師・記) 

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カンパーニアとプーリアのロマネスクを訪ねて
ロマネスクの大地−北から南へ

20251005 2.JPG
  • 池田 健二/美術史家
  • 2025/11/20 〜 2025/12/04
  • 13:00〜14:45
  • 全2回
  • 会員 7,750円 / 一般 9,950円
  • イタリア南部、ナポリを核とするカンパーニアは古来ローマとの関係が深い場所です。セッサ・アウルンカやカゼルタ・ヴェッキアには古風なロマネスクの大聖堂が保存されていますが、何より重要なのはサンタンジェロ・イン・フォルミスの教会の内部を埋め尽くす見事な壁画です。プーリアのアドリア海岸には十字軍時代に発展した海港都市が並んでいます。トラーニ、モルフェッタ、バーリ。そこにはオリエントの影響を受けた雄大なロマネスク教会が建ち並んでいます。またこの地の南端、オトラントの大聖堂には自由闊達な表現が魅力的な床モザイクが残っています。講座ではこの二つの地方のロマネスクを巡りつつ、その特質を探求します。(講師記)  <各回カリキュラム>  11月20日 カンパーニアのロマネスクを訪ねて  12月4日  プーリアのロマネスクを訪ねて  画像:ヴェンタロリの聖母(カンパーニア)

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絵画技法の極意 講義と体験
佐伯祐三から見えてくる混合技法の魅力と功罪

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  • 山中 宣明/二科会常務理事
  • 2025/12/08
  • 15:30〜17:00
  • 全1回
  • 会員 4,125円 / 一般 5,225円
  • 絵画の【技法】を解読すれば、作品や作家についてはもちろん、美術の時代動向までが見えてきます。本講座では、講義では伝わりきらない部分について、簡単な体験をまじえることで、机上だけではない考察を深めていきます。 今回のテーマは「佐伯祐三から見えてくる混合技法の魅力と功罪」。 佐伯祐三(1898〜1928)は最もファンの多い日本の洋画家の一人ですが、作家活動期間はわずか約10年、満30歳の若さでパリで早逝しています。大正・昭和の日本の洋画の黎明期と言える時代に主にパリで制作した代表作「パリの街角」の独自の壁のマチエールや大胆にデフォルメされた人物像は観る者の心をわしづかみにして離すことのない魔力を持っています。 しかし残された作品の多くには、剥落、ひびが入っています。質感表現のためにおがくず等も混ぜ、吸収性下地を作ったことが因とされていますが、それは佐伯個人の問題ではなく、印象派やフォ―ビズム等自己表現欲求を優先させた油彩画の性急な日本への導入の功罪の象徴ともいえます。 ある意味佐伯は混合技法の元祖であり、縦横に踊り狂う壁文字等はドローイング作家ともいえます。現代の作家にも内包される自己表現欲求と技法の観点から実際に佐伯祐三をリアルに体験してみましょう。(下地作り実技あり。手ぶらでお越しください)。

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ネーデルラント絵画にみる「天国と地獄」
ヤン・ファン・エイクからヒエロニムス・ボスへ

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  • 今井 澄子/大阪大谷大学教授
  • 2025/12/15
  • 10:00〜11:30
  • 全1回
  • 会員 3,630円 / 一般 4,180円
  • イタリアでルネサンスが栄えた15世紀に、ヨーロッパ北方のネーデルラント地域では、細部描写や迫真性を特徴とする魅力的な絵画が制作されました。目の前にあるものを写実的に描くだけでなく、天国や地獄など、私たちにとって未知の世界をも想像力豊かに表わす画家たちの技量には目を瞠らされます。 本講座では、ヤン・ファン・エイクからヒエロニムス・ボスへと至る「天国と地獄」の絵画を検討し、ネーデルラント絵画の魅力を味わうとともに、現代を生きる私たちの生き方を考えるヒントも探していきたいと思います。(講師記) <今期カリキュラム>  「天国と地獄」の奇想・・・ネーデルラント絵画は、ヒエロニムス・ボスの登場により転換期を迎えます。ボスの《最後の審判の三連画》に焦点を当て、ユーモラスな地獄の表現を味わうとともに、ネーデルラント絵画の伝統の継承と変化を検討します。

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近世イタリアの女性芸術家
もう一つの西洋美術史

スクリーンショット 2025-08-21 124216.png
  • 新保 淳乃/武蔵大学講師
  • 2025/12/17
  • 13:00〜14:30
  • 全1回
  • 会員 3,795円 / 一般 4,895円
  • 西洋美術史を語るとき、「巨匠」とされる女性芸術家がいないのはなぜでしょうか?歴史を振り返れば、造形芸術にたずさわる女性は連綿と存在し、作品も残されています。ではなぜ、女性芸術家について語られてこなかったのでしょう?この疑問を出発点に、近世イタリアの女性芸術家たちがそれぞれどのように創造力を発揮したかに光を当て、この時期に生まれた美術アカデミーや「天才芸術家」概念の問題を深掘りします。(講師・記) ●おもに取り上げる女性芸術家 ソフォニスバ・アングィッソラ(1532-1624/5) ラヴィニア・フォンターナ(1552-1614) アルテミジア・ジェンティレスキ(1593-1652/3) エリザベッタ・シラーニ(1638-65)

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知られざる南モラヴィアの町々
モラヴィアの南部を徹底ガイド

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  • 沖島 博美/旅行作家
  • 2025/12/20
  • 13:00〜14:30
  • 全1回
  • 会員 3,795円 / 一般 4,895円
  • **–チェコ東部の徹底ガイド– <第4弾>**  モラヴィアの南部には2つの世界遺産があります。モラヴィアの南西端テルチは典型的なチェコの町ですが、どこまでも続く長いアーケードが非常に美しく、世界遺産に登録されました。トシェビーチは中世から多くのユダヤ人が住んでいた町で、地元のキリスト教徒たちと問題を起こさずに共存してきたことが評価されて世界遺産に登録されました。  オーストリアとの国境近くにあるズノイモは高台の町で、聖カタリーナ礼拝堂にはチェコで最も古いとされるプシェミスル家の壁画が保存されています。同じくオーストリア国境近くのミクロフは古くからモラヴィアワインの集積地として知られ、城の地下には大きなワイン樽が保存されています。  しかし何といっても見応えあるのはモラフスキー・クルムロフ城でしょう。アルフォンス・ムハが生まれたイヴァンチツェ村近くにある大きな城に、ムハの傑作『スラヴ叙事詩』20点が全て展示されています。この大きな城の中で鑑賞するムハの作品は特別な味わいがあります。 (講師・記)

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クリスマスのふたつのお話し
山のクリスマス  スザンナのお人形

太田治子先生.jpg
  • 太田 治子/作家
  • 2025/12/25
  • 15:30〜17:00
  • 全1回
  • 会員 3,795円 / 一般 4,895円
  • クリスマスがくるのが、小学生の私はとても楽しみでした。母はボーナスで、決まって一冊絵本をプレゼントしてくれるのでした。岩波少年文庫の『山のクリスマス・スザンナのお人形』、その絵本をプレゼントしてくれたのは、小学校四年生か五年生の頃のことだったように思います。私はそのふたつのお話しが大好きになり、それからというもの今日にいたるまで、何百回となく読み返してきました。それは、千回に及ぶかもしれません。子どもができてまもなくインスブルックを訪れた時、そこが『山のクリスマス』のお話しの舞台だったことに胸が一杯になりました。大好きなふたつのお話しを、ご紹介したいと思います。(講師記) .