23講座中 1〜20件を表示
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- 教室開催
深読みエルヴィス・ワールド
- 前田 絢子/フェリス女学院大学名誉教授
- 2024/10/04金 〜 2024/12/20金
- 10:30〜12:00
- 全6回
- 会員 20,988円
エルヴィス・プレスリーを、その音源と画像を軸に、さまざまな角度から深読みしていきます。 エルヴィスという人物と音楽を理解する上で欠かせないのが、彼が誕生したアメリカ南部という土地柄です。キーワードはたくさんあります。例えば綿花王国、南北戦争、南部美人、南部音楽、特にジャズやブルース、ロックンロールなどなど。しかしエルヴィスの場合、特に重要なのは、南部バイブル・ベルトで培われたキリスト教信仰です。南部人は、それをまとめて「サザン・ヴァリュー」と呼んでいます。 今期もエルヴィスの音楽的ルーツを探って、アメリカ南部の風土、文化や歴史を掘り下げたいと思います。音源からは、その曲の誕生の背景や歌詞の意味を丁寧に解説し、その主題を探ります。また、映画に関しても、時代背景や歴史的・社会的な流れを追いつつ、映画のメッセージを見ていきます。エルヴィスがつなぐ、エルヴィスいっぱいの楽しい時間にしたいと思います。(講師記) ※テーマは変更になる場合もあります。なにとぞご了承ください。
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名画でたどる西洋美術史
バロックからロマン主義まで
- 新保 淳乃/武蔵大学講師
- 2024/10/09水 〜 2024/12/25水
- 13:00〜14:30
- 全6回
- 会員 20,790円
西洋美術の名画・名作は時代と社会の特質やメンタリティを映しだす鏡です。よく知られた絵画・彫刻・建築を読み解きながら一年をかけて西洋美術の歴史を辿り直します。秋季は多彩なバロック美術と18世紀のロココ、新古典主義からロマン主義に至るフランス絵画に注目します。全体の流れをおさえたうえで深掘りするヒントとして、講義で扱えなかった講師おすすめ作品を紹介するコーナーも毎回設ける予定です。こちらもお楽しみください。(講師・記) ※24年4月期開講。1年でたどります。各回テーマがありますので、途中受講歓迎です! 〈秋季 バロックからロマン主義まで〉 ■ヤン・ブリューゲル《花の静物画》1603 ■ベルニーニ《聖女テレジアの法悦》1647-52 ■フェルメール《画家のアトリエ》1665-67 ■ヴァトー《シテール島の巡礼》1717 ■ダヴィッド《ホラティウス兄弟の誓い》1784-85 ■ドラクロワ《民衆を率いる自由》1830 今後の講義内容ーーーーーーーーーー 〈冬季 近代芸術の展開〉 ■ターナー《雨、蒸気、スピード:グレート・ウェスタン鉄道》1844以前 ■ミレー《落穂拾い》1857 ■カバネル《ウェヌスの誕生》1863 ■クロード・モネ《印象、日の出》1872 ■アルフォンス・ミュシャ《ジスモンダ》1894 ■マティス《青いヌード》1907
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ヨーロッパ美術都市の名作を訪ねて
- 塚本 博/美術史家
- 2024/10/10木 〜 2024/12/12木
- 13:00〜14:30
- 全4回
- 会員 13,860円
ヨーロッパでは、ドレスデン、プラハ、パリ、そしてフィレンツェなどの諸都市に、世界的な美術館や歴史的な教会建築が数多くあります。そこには、キリスト教美術の名画やギリシア神話の名作などが所蔵されています。この講座では、ヨーロッパ美術都市の名作を訪ねて瀟洒な美術館や大聖堂をめぐり、作品の主題を読み解きながら、併せて美術史的な意義も多くの画像を上映して解説します。(講師・記) *毎回、オリジナル・プリントを2枚程度、配布する予定。 ※写真は「ベルガモのコレオーニ礼拝堂」です。 <各回のテーマ> 1 10月10日 ベルガモのイタリア美術 2 11月14日 ボストン美術館の西洋古代美術 3 11月28日 バーゼル美術館の近代絵画 4 12月12日 アテネ国立考古学博物館
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アメリカ映画に見る歴史と文化
- 前田 絢子/フェリス女学院大学名誉教授
- 2024/10/11金 〜 2024/12/13金
- 13:00〜15:00
- 全3回
- 会員 10,494円
本講座では、アメリカを舞台とする名作映画を一期ごとに一本見て、そこからアメリカの歴史と文化を今日の視点から掘り下げていくことを目的としています。映画のバックグラウンドにあるアメリカの歴史観、世界観、宗教観、価値観、人々の生活様式などを、その時代の流れの中で追っていければと思っています。 ★★★ 今期取り上げる映画:『キラーズ・オヴ・ザ・フラワームーン』、2023年のアメリカ映画。監督はマーティン・スコセッシ。主演は、レオナルド・ディカプリオ、ロバート・デニーロ、リリー・グラッドストーン。1920年代にオクラホマ州のオセージ族(先住民)の土地で原油が吹き出し、受益権で巨大な富を得た先住民の間で連続怪死事件が起こる。映画は先住民掃討のアメリカ史の恥部を暴きつつ、スコセッシ監督のアメリカ人としての懺悔を表明する作品となった。講座では、映画の背後にある複雑な歴史的背景を見る。(講師・記)。
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西洋美術入門
ダ・ヴィンチが《最後の晩餐》に込めたメッセージを探る
- 松浦 弘明/多摩美術大学教授
- 2024/10/26土 〜 2024/12/14土
- 10:30〜12:00
- 全3回
- 会員 10,395円
西洋美術史の大きな流れを捉えるための入門講座です。昨年度から行われている連続講座ですが、今期からでも無なく参加できます。 今期はレオナルド・ダ・ヴィンチの代表作のひとつである《最後の晩餐》を取り上げます。彼がこの作品に込めたメッセージを読み解くために、まずは「最後の晩餐」に関する聖書の記述や先行作例を確認していきます。そのうえで、レオナルドは壁画を通して、誰に対して、どのようなことを伝えようとしたのかを推察していきます。 各回のテーマ ■1 「最後の晩餐」に関する聖書の記述とキリスト教会における意義 ■2 「最後の晩餐」は修道院の食堂にどのように表されてきたのか ■3 レオナルドが《最後の晩餐》に込めたメッセージを推察する
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こわい母親、やさしい父親
- 太田 治子/作家
- 2024/12/19木
- 16:00〜17:30
- 全1回
- 会員 3,465円 / 一般 4,565円
世の中には圧倒的に、やさしい母親が多いと思います。それでもやはり、子どもにとってこわい母親は存在すると思います。そういう子どもたちにとって、やさしい父親は救いです。フランスの小説家ルナールの作『にんじん』を読むと、実の子のにんじんにそれは辛く当たるルピックス夫人は、今でいう「おにはは」だと思うのです。一方のルピックス氏は、息子のにんじんにとてもやさしい。どうして、このような母親が生まれるのか、一緒に考えましょう。国際連盟も脱退して不穏な空気の中の日本で、どうしてこの小説がベストセラーになったかも、考えたいと思います。(講師記) .
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名画でたどる西洋美術史
近代芸術の展開
- 新保 淳乃/武蔵大学講師
- 2025/01/08水 〜 2025/03/26水
- 13:00〜14:30
- 全6回
- 会員 20,790円
西洋美術の名画・名作は時代と社会の特質やメンタリティを映しだす鏡です。よく知られた絵画・彫刻・建築を読み解きながら一年をかけて西洋美術の歴史を辿り直します。冬季は近代化が進む19世紀に次々と登場した革新的な表現と古典芸術との相克に目を向けます。全体の流れをおさえたうえで深掘りするヒントとして、講義で扱えなかった講師おすすめ作品を紹介するコーナーも毎回設ける予定です。こちらもお楽しみください。(講師・記) ※24年4月期開講。1年でたどります。各回テーマがありますので、途中受講歓迎です! <近代芸術の展開> 各回の主な取扱い作品 ■ターナー《雨、蒸気、スピード:グレート・ウェスタン鉄道》1844以前 ■ミレー《落穂拾い》1857 ■カバネル《ウェヌスの誕生》1863 ■クロード・モネ《印象、日の出》1872 ■アルフォンス・ミュシャ《ジスモンダ》1894 ■マティス《青いヌード》1907 ・・・・・・・・・・・・・・・
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ヨーロッパ美術都市の名作を訪ねて
- 塚本 博/美術史家
- 2025/01/09木 〜 2025/03/13木
- 13:00〜14:30
- 全4回
- 会員 13,860円
ヨーロッパでは、ドレスデン、プラハ、パリ、そしてフィレンツェなどの諸都市に、世界的な美術館や歴史的な教会建築が数多くあります。そこには、キリスト教美術の名画やギリシア神話の名作などが所蔵されています。この講座では、ヨーロッパ美術都市の名作を訪ねて瀟洒な美術館や大聖堂をめぐり、作品の主題を読み解きながら、併せて美術史的な意義も多くの画像を上映して解説します。(講師・記) *毎回、オリジナル・プリントを2枚程度、配布する予定。 *写真は「ガウディのカサ・バトリョ」です。 <各回のテーマ> 1 01月09日 バルセロナのガウディ建築 2 01月23日 ヴェローナの美術散歩 3 02月13日 ミュンヘンの古代彫刻館 4 03月13日 ルーヴル美術館の近代絵画
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アメリカ映画に見る歴史と文化
- 前田 絢子/フェリス女学院大学名誉教授
- 2025/01/10金 〜 2025/03/14金
- 13:00〜15:00
- 全3回
- 会員 10,494円
本講座では、アメリカを舞台とする名作映画を一期ごとに一本見て、そこからアメリカの歴史と文化を今日の視点から掘り下げていくことを目的としています。映画のバックグラウンドにあるアメリカの歴史観、世界観、宗教観、価値観、人々の生活様式などを、その時代の流れの中で追っていければと思っています。 ★★★ 取り上げる映画は『沈黙・サイレンス』(2016年公開)戦後日本文学の金字塔とされる遠藤周作の『沈黙』を、アカデミー賞の巨匠マーティン・スコセッシが監督。江戸初期、隠れキリシタン弾圧下の日本を舞台に、人間の強さ、弱さ、信じること、生きることの意味が極限まで追求される。この人類永遠のテーマを貧困や格差、そして戦争など混迷を極める現代の視野で掘り下げたい。1971年公開の遠藤周作と篠田正浩監督の共同脚本による日本映画との視点の違いも見たい。(講師・記)。
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ポルトガルのロマネスクを訪ねてT・U
ロマネスクの大地−北から南へ
- 池田 健二/美術史家
- 2025/01/16木 〜 2025/02/06木
- 13:00〜14:45
- 全2回
- 会員 7,090円 / 一般 9,290円
ポルトガルという国はロマネスクの時代に誕生しました。イベリア半島のレコキスタが進捗する中で、1143年、ポルトゥ・カレ伯のアフォンソ・エンリケスが最初のポルトガル王となります。その父エンリケはブルゴーニュ貴族の出身でした。そのため、クリュニー派やシトー派の修道院がこの地に進出。地元の石材である花崗岩を用いたロマネスク教会が数多く建設されることになります。今期の講座ではヨーロッパの西端に位置するポルトガルのロマネスク教会を訪ね歩き、その個性と魅力を探求します。(講師記) 1月16日 ポルトガルのロマネスクを訪ねてT 2月6日 ポルトガルのロマネスクを訪ねてU
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深読みエルヴィス・ワールド
- 前田 絢子/フェリス女学院大学名誉教授
- 2025/01/17金 〜 2025/03/21金
- 10:30〜12:00
- 全6回
- 会員 20,988円
エルヴィス・プレスリーを、その音源と画像を軸に、さまざまな角度から深読みしていきます。 エルヴィスという人物と音楽を理解する上で欠かせないのが、彼が誕生したアメリカ南部という土地柄です。キーワードはたくさんあります。例えば綿花王国、南北戦争、南部美人、南部音楽、特にジャズやブルース、ロックンロールなどなど。しかしエルヴィスの場合、特に重要なのは、南部バイブル・ベルトで培われたキリスト教信仰です。南部人は、それをまとめて「サザン・ヴァリュー」と呼んでいます。 今期もエルヴィスの音楽的ルーツを探って、アメリカ南部の風土、文化や歴史を掘り下げたいと思います。音源からは、その曲の誕生の背景や歌詞の意味を丁寧に解説し、その主題を探ります。また、映画に関しても、時代背景や歴史的・社会的な流れを追いつつ、映画のメッセージを見ていきます。エルヴィスがつなぐ、エルヴィスいっぱいの楽しい時間にしたいと思います。(講師記) ※テーマは変更になる場合もあります。なにとぞご了承ください。
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イタリア映画の魅力をさぐる、懐かしの俳優たちG
マルチェッロ・マストロヤンニ 3
- 押場 靖志/学習院大学講師
- 2025/01/25土
- 15:30〜17:00
- 全1回
- 会員 3,498円 / 一般 4,598円
イタリアが誇る世界的名優マルチェッロ・マストロヤンニ(1924 - 1996)のキャリアを振り返り、その魅力を探ります。前回は1950年代のなかばの未公開作品やヴィスコンティの『白夜』などをとりあげ、マストロヤンニが戦後復興のなか、新しい人物像を演じて人気を博してゆく姿をお話ししました。今回は、60年代の幕開けとなった『甘い生活』の大成功に続き、ピエトロ・ジェルミの『イタリア式離婚狂想曲』、ミケランジェロ・アントニオーニの『夜』、そしてデ・シーカの『昨日・今日・明日』や『ひまわり』など、60年代の名作における、マストロヤンニの活躍をご紹介してゆきます。 (講師・記)
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絵画技法からせまる東洋美術
琳派 (宗達/光琳/抱一) の構成美・装飾美の魅力
- 山中 宣明/二科会常務理事
- 2025/01/27月 〜 2025/03/24月
- 15:30〜17:00
- 全3回
- 会員 10,395円 / 一般 13,695円
琳派の装飾美・構成美の魅力は、東洋美術・日本美術の一つの美の頂点として常に国内外に高く評価されています。琳派はいわゆる家元制度ではなく、江戸時代初頭に登場した俵屋宗達を祖として、以後100年ほどおきに、尾形光琳(1600年代後半)や酒井抱一(1700年代後半)が時代を超えて現れ、「その作品に共鳴し、師に会えずとも自ら学び、引き継いで」きました。まさに個々の絵師が共鳴し築きあげられた美術運動体・スタイルと言えます。 現代性にも通ずる傑出した琳派の美学の謎を一緒に探り、楽しみましょう。 ■第一回 琳派の流れ、俵屋宗達の技法と本阿弥光悦との出会い ■第二回 尾形光琳の技法について、光琳から抱一へ ■第三回 酒井抱一と江戸琳派、現代絵画への継承【10分間の講師実演あり(予定)】 ・・・・・・・・・・・・・・・
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古代エジプトの死生観 ― ツタンカーメン王の死と埋葬
〜横浜教室「死生観シリーズ」〜
- 和田 浩一郎/国学院大学講師
- 2025/02/04火 〜 2025/02/18火
- 15:30〜17:00
- 全2回
- 会員 6,930円 / 一般 9,130円
前1330年ころ古代エジプト王国を統治していたツタンカーメン王の墓は、二〇世紀初頭に未盗掘に近い状態で発見され、そこから出土したきらびやかな「財宝」は、世界でもっとも有名な古代遺産のひとつです。ツタンカーメン王の「財宝」は、ただ王の権勢を示すために副葬されたわけではありません。ひとつひとつに古代エジプトの死生観にもとづいた意味がありました。本講座ではツタンカーメン王の葬儀の流れを追いながら、儀式や副葬品に込められた古代エジプトの死生観を紹介します。 ・・・・・・・・・・・・・・・
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- 2025冬クーポン対象
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初期ルネサンス絵画の展開
フラ・アンジェリコの活動
- 松浦 弘明/多摩美術大学教授
- 2025/02/07金 〜 2025/03/07金
- 10:30〜12:00
- 全3回
- 会員 10,395円
15世紀に入り、ルネサンスは新しい段階に入りました。ブルネレスキ、ドナテッロ、マザッチョによって、それ以前にはない写実的な表現が提示されたのです。その一方で、ロレンツォ・モナコに代表される像の優美さや色彩や線の美しさを強調する「国際ゴシック様式」に魅了される画家たちもいたのです。 そのうちのひとりであるフラ・アンジェリコの1430年代と40年代の活動を、代表作を中心にわかりやすく解説していきます。(講師記) <各回のテーマ> ■1 初期の活動(1430年代) ■2 サン・マルコ修道院の壁画 ■3 円熟期の活動(1440年代) ・・・・・・・・・・・・・・・
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西洋美術入門
ボッティチェッリの「神話シリーズ」の制作意図を探る
- 松浦 弘明/多摩美術大学教授
- 2025/02/15土 〜 2025/03/29土
- 10:30〜12:00
- 全3回
- 会員 10,395円
西洋美術史の大きな流れを捉えるための入門講座です。昨年度から行われている連続講座ですが、今期からでも無理なく参加できます。 ボッティチェッリの代表作である《春》や《ヴィーナスの誕生》は、誰もが知っている有名な作品ですが、これらの作品の主題や様式の特異性はいまだ明らかになってはいません。なぜこれらの作品がルネサンスの代表作と見なされるのかを、当時のフィレンツェにおける文化や美術の状況をふまえて明らかにしていきたいと思います。(講師記) <各回のテーマ> ■1 「神話シリーズ」の概要 ■2 《春》の図像解釈と様式上の特徴 ■3 《春》と《ヴィーナスの誕生》を並置することの意味 ・・・・・・・・・・・・・・・
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ピエモンテとロンバルディアのロマネスクを訪ねて
ロマネスクの大地−北から南へ
- 池田 健二/美術史家
- 2025/02/20木 〜 2025/03/06木
- 13:00〜14:45
- 全2回
- 会員 7,090円 / 一般 9,290円
ロマネスクの大地のシリーズ講座は今回からイタリアに入ります。ピエモンテは「山の麓」を意味する地名です。アルプスの麓から広がるその大地には11、12世紀にローマへの巡礼路が形成され、道沿いの町々や田園にはロマネスクの教会が次々に建設されました。その東隣にあるロンバルディアは初期ロマネスク誕生の地です。11世紀初頭、小さな割石によるブラインド・アーチ(ロンバルディア帯)を生み出したこの地の建築家は、ヨーロッパ各地で大活躍しました。その故郷に残るロマネスク教会を丹念に訪れてまわります。 2月20日 ピエモンテのロマネスクを訪ねて 3月6日 ロンバルディアのロマネスクを訪ねて
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- 教室・オンライン自由講座
クリムト・シーレとウィーン分離派
- 塚本 博/美術史家
- 2025/02/22土
- 13:00〜14:30
- 全1回
- 会員 3,465円 / 一般 4,565円
ヨーロッパの世紀末にクリムトを会長として結成されたウィーン分離派は、アール・ヌーヴォーを越えて新たな芸術様式を打ち出します。それは歴史主義に反旗を翻すだけではなく、幾何学的な構成を原理としていました。この講座ではクリムトとシーレの革新的な絵画をウィーン分離派の動きと関係づけながら探求し、世紀末芸術が20世紀芸術へと展開する過程をわかりやすく解説します。(講師・記) *講師作成のオリジナル・プリントを配布 *写真は「クリムト『エジプト』」です。
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ネーデルラント絵画にみる「天国と地獄」
ヤン・ファン・エイクからヒエロニムス・ボスへ
- 今井 澄子/大阪大谷大学教授
- 2025/03/10月
- 10:30〜12:00
- 全1回
- 会員 3,300円 / 一般 3,850円
イタリアでルネサンスが栄えた15世紀に、ヨーロッパ北方のネーデルラント地域では、細部描写や迫真性を特徴とする魅力的な絵画が制作されました。目の前にあるものを写実的に描くだけでなく、天国や地獄など、私たちにとって未知の世界をも想像力豊かに表わす画家たちの技量には目を瞠らされます。 本講座では、ヤン・ファン・エイクからヒエロニムス・ボスへと至る「天国と地獄」の絵画を検討し、ネーデルラント絵画の魅力を味わうとともに、現代を生きる私たちの生き方を考えるヒントも探していきたいと思います。(講師記) <年間カリキュラム> ◆1月期 「天国と地獄」の美術伝統・・・キリスト教美術において、「天国と地獄」はどのように表わされてきたのでしょうか。15世紀ネーデルラント絵画へと至る「天国と地獄」の多様な表現を検討します。 ◆4月期 「最後の審判」にみる天国と地獄・・・ネーデルラントにおいて、「天国と地獄」は、「最後の審判」場面に多く描かれました。巨匠ヤン・ファン・エイクとペトルス・クリストスの絵画の観賞を通して、ネーデルラント絵画の特徴を考察します。 ◆7月期 救済と天国への願い・・・ロヒール・ファン・デル・ウェイデンやハンス・メムリンクは「最後の審判」図に注文主等の肖像を描き込みました。当時の人々が絵画にどのような願いを込め、死後の世界へと思いを馳せたのかを考察します。 ◆10月期 「天国と地獄」の奇想・・・ネーデルラント絵画は、ヒエロニムス・ボスの登場により転換期を迎えます。ボスの《最後の審判の三連画》に焦点を当て、ユーモラスな地獄の表現を味わうとともに、ネーデルラント絵画の伝統の継承と変化を検討します。
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- 2025冬クーポン対象
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ボヘミア東部の特異な町
- 沖島 博美/旅行作家
- 2025/03/15土
- 13:00〜14:30
- 全1回
- 会員 3,465円 / 一般 4,565円
**–チェコ東部の徹底ガイド– <第1弾>** チェコは歴史的に西部のボヘミア王国と東部のモラヴィア辺境伯領に分かれていました。今日のチェコ共和国は西部に首都プラハがあり、観光はプラハから日帰りできる中央ボヘミアを訪れるのが一般的と思われます。しかしモラヴィア地方にはチェコ第2の都市ブルノやチェコの工業を支えるオストラヴァ、アルフォンス・ムハの『スラヴ叙事詩』全20作が展示されているモラフスキー・クルムノフ城があり、その他に世界遺産に登録された町が、なんと7つもあります。2024年は4回シリーズでチェコの東半分を紹介していきます。第1回目は東ボヘミアの東端、モラヴィアに隣接する町々を、チャペック兄弟の故里マレー・スヴァトニョヴィツェや、キュビスム建築から機能主義へ発展していったヨーゼフ・ゴチャールが街造りを手掛けたフラデツ・クラーロヴェー、そしてスメタナが生まれ育った世界遺産の町リトミシュルなどを豊富な写真と共に紹介いたします。(講師・記) <–チェコ東部の徹底ガイド–今後のテーマ> 4月期:北モラヴィア / 7月期:中央モラヴィア / 10月期:南モラヴィア
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