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横浜 歴史・日本の歴史(中世〜近世)
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36講座中 1〜20件を表示 

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太平記を読む
南北朝内乱の実態

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  • 角田 朋彦/京都芸術大学非常勤講師
  • 2025/01/09 〜 2025/03/27
  • 13:00〜14:30
  • 全6回
  • 会員 20,790円
  •  『太平記』は後醍醐天皇の即位から足利義満の登場までをダイナミックに描いた軍記物語です。鎌倉幕府の滅亡に至る様子や建武の新政の混乱ぶり、その後の南北両朝の対立や武士同士の争いなどを同時代人の目で活写したものになります。物語なので誇張や事実誤認とされるところもありますが、当該期の政治や社会・文化などさまざまなことを知ることができます。史実や関連する古文書、日記などにも目を配りながら、40巻という大部な物語を読み進めていきましょう。今クールは巻14から読み進めていきます。足利尊氏の建武政権離脱が明確となり、再び全国的な争乱に突き進んでいきます。その緒戦となる足利・新田両軍の合戦の様子について学んでいきましょう。(講師・記) (※進度は予定と多少前後する場合があります)

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「平家物語」の世界

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  • 伊藤 悦子/中世文学研究会会員
  • 2025/01/10 〜 2025/03/28
  • 13:00〜14:30
  • 全6回
  • 会員 20,790円
  • 『平家物語』は、平家一門の栄枯盛衰を通じて、貴族社会から武家社会へと移り変わる激動の時代を描いた軍記物語です。この講座では、全十二巻のうち主要な章段を中心に、物語の流れに沿ってじっくりと読んでいきます。地図や画像等も使ってビギナーの方にも分かりやすく解説します。途中からの受講も問題ありません。日本が誇る一大叙事詩『平家物語』をご一緒に味読しましょう。今期は巻九「三草合戦」から巻十「千手前」までを鑑賞します。(講師・記)2023年7月開講。 〈1月期各回予定〉 巻九「三草合戦」「老馬」−義経軍、鵯越へ− 巻九「一二之懸」「二度之懸」−戦場の父と子− 巻九「坂落」「越中前司最期」「忠度最期」−鵯越の奇襲− 巻九「重衡生捕」「敦盛最期」「知章最期」−若者達の悲運− 巻十「内裏女房」「屋島院宣」「請文」−重衡の罪業− 巻十「戒文」「海道下」「千手前」−重衡関東下向−

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古文書入門 
読むためのコツを学ぶ

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  • 下重 清/歴史研究家
  • 2025/01/13 〜 2025/03/24
  • 10:30〜12:30
  • 全6回
  • 会員 20,790円
  •  江戸時代に書かれた古文書も、かなと漢字を用いて書かれている点では、日常的に使っている現在の文章と同じです。江戸時代の人びとにとって当たり前であった文章を書くに際してのルールや当時の社会の仕組みなど、読むための基礎的なコツを身につければ、読解力は必ずアップします。じつは、古文書を学ぶということは江戸時代を学ぶことでもあります。  今回も引き続き嘉永6年に起きた小田原地震の古文書を読んでいきます。殿様も小田原にやってきて、復興を指揮する様子がうかがえます。(講師記)

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鎌倉武士の父と息子
それぞれの性格と生き方

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  • 今井 雅晴/筑波大学名誉教授
  • 2025/01/16 〜 2025/03/20
  • 13:00〜14:30
  • 全6回
  • 会員 20,790円
  • 鎌倉時代の武士の家では、父はいかに息子を鍛え、息子は何を学んでいたのでしょうか。親しみや反発はあったのでしょうか。本講座では幕府に集合する8組の父と息子、すなわち北条時政と義時、梶原景時と景季、北条義時と泰時、宇都宮朝綱と(孫)頼綱、北条義時と名越朝時、極楽寺重時と赤橋長時、三浦義村と泰村、安達景盛と義景の、特にそれぞれの性格や生き方を見ていきます。(講師記) ★今期開講。1年24講で学びます。 【年間カリキュラム(予定)】 <1月期> 北条時政と息子の義時 @ 時政、陰謀家、一家の発展を娘の政子に賭ける。 A 時政、義時の反対無視、畠山・比企氏を滅ぼす。 B 義時・政子、時政を追放し、周囲の信頼を得る。 梶原景時と息子の景季 C 景時、頼朝に文化力を評価されて、側近となる。 D 景季、頼朝に武者力を評価されて、父を助ける。 E 景時、頼朝や頼家に忠実すぎ周囲に嫌われ滅亡。    <4月期> 北条義時と息子の泰時 ➀ 義時、天皇崇拝を踏み越え、後鳥羽上皇を破る。 A 泰時、嫡子ではないが父義時に強く期待される。 B 泰時、諸弟妹の信頼を得、御家人の信頼も得る。 宇都宮朝綱と孫の頼綱 C 朝綱、姉が源頼朝の乳母、頼朝、安心して頼る。 D 頼綱、陰謀家の時政に強く警戒され、滅亡寸前。 E 頼綱、北条泰時と固く結び、幕府内で生き抜く。   <7月期> 北条義時と息子の(名越)朝時   @ 義時、愛妻の姫の前と離婚する状況におちいる。 A 朝時、不可解な性格との評判、義時に嫌われる。 B 朝時、京都の異父弟妹(母は姫の前)と親しむ。 極楽寺重時と息子の(赤橋)長時 C 重時、敵の敵は味方と、異母兄の泰時と親しむ。 D 重時、よき政治家のあり方を求め、友人を選ぶ。 E 長時、赤橋家を北条氏第二の家格に押し上げる。 <10月期> 三浦義村と息子の泰村 @ 義村、父義澄に深く学び、三浦氏の発展に励む。 A 義村、慎重に動き弟胤義や乳人子公暁を捨てる。 B 泰村、政治力に欠け、北条時頼と戦い滅亡する。 安達景盛と義景 C 景盛、剛腕政治家で、父盛長に学び政敵を倒す。 D 景盛、幕府が開かれて以来の敵三浦氏を滅ぼす。 E 義景、巧みな政治力、北条氏に次ぐ家格を築く ※カリキュラムは変更になる場合がございます。ご了承ください。

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吾妻鏡を読む
着々と進む頼朝上洛の凖備

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  • 清水 由美子/中央大学兼任講師
  • 2025/01/16 〜 2025/03/20
  • 15:00〜16:30
  • 全6回
  • 会員 20,790円
  •  『吾妻鏡』を読み進める講座です。同書は鎌倉幕府とその時代の歴史を知る根幹資料です。九条兼実や藤原定家などの公家の日記などがその編纂材料となっていますが、幕府や北条氏の立場での記述が多く、単なる編年体の日次記事としてではなく、行間の陰影や背後の事情を読み取っていく必要があり、それが面白さにつながります。同時代の史料や文学作品にも広く目を配り、人物の関係も丁寧に押さえながらじっくりと読んでいきます。 今期は、建久二年(一一九一)の十一月から、同三年七月二十九日までの記事を読みます。 この時期には、歴史的な出来事が続きます。一つ目は、これまで長きにわたって治天の君として、清盛、義仲、義経、頼朝を相手に朝廷の権威を守ってきた後白河院の崩御です。一つの時代の終わりを告げるできごとでした。そしてもう一つは、後白河院がそれまで死守してきた、頼朝への将軍の称号の授与でした。頼朝は、征夷大将軍を名乗り、幕府の支配は揺るぎないものとなっていきます。 〔1月期各回の予定〕 1、建久二年十一月三日〜十一月二十七日  源広綱の遁世の理由 2、建久二年十二月一日〜閏十二月二十七日  法住寺御所完成と後白河院の発病 3、建久三年正月一日〜二月二十四日  平忠光の復讐失敗 4、建久三年三月一日〜三月二十六日  後白河院の崩御 5、建久三年四月二日〜五月二十六日  貞暁の処遇 6、建久三年七月三日〜七月二十九日  頼朝の征夷大将軍任官

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古文書塾て・ら・こ・や 〜学びのテーマは江戸の旅日記〜

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  • 菅野 俊輔/歴史家
  • 2025/01/28 〜 2025/03/25
  • 15:30〜17:30
  • 全3回
  • 会員 10,395円
  • 新年1月から、テキストが2点になります。従来の『東路日記』に加えて、手習い(てらこや)の教材(往来物)『都路往来(東海道往来)』を授業の前半に読みます。この教材(都路往来)は、書名からうかがえるように、江戸と京都を結ぶ東海道(都路)の宿場(53次)を七五調のことばでつなぐという、リズミカルな文章で綴られています。暗記を試みられるかたは、授業読了までに、53次を記憶してしまうかもしれません。さて、後半のテキスト『東路日記』では、伊勢参りを終えた小田宅子(いえこ)さんは、お供による帰国の意見をおさえて、伊勢から「東路」に向かいます。目的地は、女性の参詣者が多い「信濃善光寺」のようですから、参宮街道を北に進み、名古屋経由で「中山道(木曽路)」に向かうことになります。日記は100枚を超え、6ヶ月(天保12年閏1月〜6月)の長〜い旅を記録してくれました。江戸のかな文章、くずし字資料に、ご興味あるかたの受講をお待ち申し上げます。(講師・記)                                  *2023年10月開講。

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中世都市の実像を探る
北方の都市平泉と十三湊

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  • 木村 茂光/東京学芸大学名誉教授
  • 2025/01/28 〜 2025/03/25
  • 13:00〜14:30
  • 全3回
  • 会員 10,395円
  •  中世には京都・鎌倉を初め多様な性格をもつ都市が誕生しました。本講座では、それらの都市の中でも「中世日本」を代表する4つの都市―平泉・鎌倉・京都・博多―に焦点をあてて、近年の考古学的発掘の成果を生かしながら、中世の都市の実像と多様性を具体的に明らかにしたいと思います。  第1期では奥州藤原氏の本拠平泉と室町時代津軽半島に誕生した港湾都市十三湊(とさみなと)、第2期では鎌倉幕府の首都としての鎌倉、第3期ではあまり触れられることがない平安時代以後の平安京=鎌倉時代〜戦国時代の京都、第4期では古代以来の港湾貿易都市博多と中世後期に成立する琉球王国の港湾都市那覇(なは)の繁栄を扱います。(講師記) *2025年1月開講。1年全12講。   <講座の予定> T 北方の都市平泉と十三湊 【2025年1月期】  1.都市平泉の成立  2.巨大都市平泉の構造と富  3.最北の港湾都市十三湊 U 武門の首都鎌倉 【2025年4月期】  1.武門の首都鎌倉の成立  2.首都鎌倉の都市法と宗教  3.鎌倉大仏のなぞ V 中世京都の実像 【2025年7月期】  1.六波羅探題と京都  2.室町幕府と京都  3.戦国の動乱と京都 W 港湾都市博多と那覇 【2025年10月期】  1.国際都市博多と宋商人の活躍  2.宋風貿易宗教都市博多の形成  3.琉球王国の成立と港湾都市那覇の繁栄

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読めると面白い古文書
まずは ためしに

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  • 下重 清/歴史研究家
  • 2025/03/31
  • 15:00〜17:00
  • 全1回
  • 会員 3,465円 / 一般 4,565円
  • ミミズのはったような文字が自分に読めるはずがないと思うのは、先入観です。まずは、ためしに古文書をのぞいてみましょう。ワープロが当たり前の時代、たまにもらうハガキに書きなぐってある知人の字が読めなかったりする、あれと同じで、相手の気持ちになると読めてしまいます。300年前の古文書に書かれていたのも日本語、今われわれが使っている言葉も日本語、基本は同じです。当時、よその人がしゃべっている言葉を聞いても、方言と訛りで理解できなくても(おそらく)、書いた文章ならばどこの、どんな身分の人の文字でも読めたのが江戸時代の文字・文章です。きっと不思議と読めてしまう古文書をみれば、ほかの古文書も読みたくなりますよ。 (講師記)  

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鎌倉武士の父と息子
それぞれの性格と生き方

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  • 今井 雅晴/筑波大学名誉教授
  • 2025/04/03 〜 2025/06/19
  • 13:00〜14:30
  • 全6回
  • 会員 22,770円
  • 鎌倉時代の武士の家では、父はいかに息子を鍛え、息子は何を学んでいたのでしょうか。親しみや反発はあったのでしょうか。本講座では幕府に集合する8組の父と息子、すなわち北条時政と義時、梶原景時と景季、北条義時と泰時、宇都宮朝綱と(孫)頼綱、北条義時と名越朝時、極楽寺重時と赤橋長時、三浦義村と泰村、安達景盛と義景の、特にそれぞれの性格や生き方を見ていきます。(講師記) ★2025年1月開講。1年24講で学びます。途中受講大歓迎です。 【年間カリキュラム(予定)】 <1月期> 北条時政と息子の義時 @ 時政、陰謀家、一家の発展を娘の政子に賭ける。 A 時政、義時の反対無視、畠山・比企氏を滅ぼす。 B 義時・政子、時政を追放し、周囲の信頼を得る。 梶原景時と息子の景季 C 景時、頼朝に文化力を評価されて、側近となる。 D 景季、頼朝に武者力を評価されて、父を助ける。 E 景時、頼朝や頼家に忠実すぎ周囲に嫌われ滅亡。    <4月期> 北条義時と息子の泰時 ➀ 義時、天皇崇拝を踏み越え、後鳥羽上皇を破る。 A 泰時、嫡子ではないが父義時に強く期待される。 B 泰時、諸弟妹の信頼を得、御家人の信頼も得る。 宇都宮朝綱と孫の頼綱 C 朝綱、姉が源頼朝の乳母、頼朝、安心して頼る。 D 頼綱、陰謀家の時政に強く警戒され、滅亡寸前。 E 頼綱、北条泰時と固く結び、幕府内で生き抜く。   <7月期> 北条義時と息子の(名越)朝時   @ 義時、愛妻の姫の前と離婚する状況におちいる。 A 朝時、不可解な性格との評判、義時に嫌われる。 B 朝時、京都の異父弟妹(母は姫の前)と親しむ。 極楽寺重時と息子の(赤橋)長時 C 重時、敵の敵は味方と、異母兄の泰時と親しむ。 D 重時、よき政治家のあり方を求め、友人を選ぶ。 E 長時、赤橋家を北条氏第二の家格に押し上げる。 <10月期> 三浦義村と息子の泰村 @ 義村、父義澄に深く学び、三浦氏の発展に励む。 A 義村、慎重に動き弟胤義や乳人子公暁を捨てる。 B 泰村、政治力に欠け、北条時頼と戦い滅亡する。 安達景盛と義景 C 景盛、剛腕政治家で、父盛長に学び政敵を倒す。 D 景盛、幕府が開かれて以来の敵三浦氏を滅ぼす。 E 義景、巧みな政治力、北条氏に次ぐ家格を築く ※カリキュラムは変更になる場合がございます。ご了承ください。

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吾妻鏡を読む
頼朝の征夷大将軍としての日々

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  • 清水 由美子/中央大学兼任講師
  • 2025/04/03 〜 2025/06/19
  • 15:00〜16:30
  • 全7回
  • 会員 26,565円
  •  『吾妻鏡』を読み進める講座です。同書は鎌倉幕府とその時代の歴史を知る根幹資料です。九条兼実や藤原定家などの公家の日記などがその編纂材料となっていますが、幕府や北条氏の立場での記述が多く、単なる編年体の日次記事としてではなく、行間の陰影や背後の事情を読み取っていく必要があり、それが面白さにつながります。同時代の史料や文学作品にも広く目を配り、人物の関係も丁寧に押さえながらじっくりと読んでいきます。 今期は建久三年(一一九二)の八月から同四年の三月までの記事を読みます。建久二年の七月に征夷大将軍に任じられた頼朝は、鎌倉で政所始を行い、いよいよ政治機関としての幕府の力は揺るぎないものになっていきます。またその頃、妻の政子が二男にあたる男児(後の実朝)を出産し、頼朝の周辺は喜びに沸くのでした。一方、源平合戦で活躍した熊谷直実は、親戚との裁判に行き詰まって出奔し、出家を遂げます。『平家物語』で有名な平敦盛との話に成長していく出来事です。また、平重衡により焼き討ちに遭った東大寺の再建は難航しつつも進んでいきます。大きな出来事の続く頼朝周辺の日々を追ってみましょう。(講師・記) 〔4月期各回の予定〕 1、建久三年八月五日〜八月十五日 政所始と実朝の誕生 2、建久三年八月十六日〜九月二十五日  北条義時の結婚 3、建久三年十月十五日〜十一月二十二日  実朝の御行始と永福寺の完成 4、建久三年十一月二十五日〜十一月二十九日 熊谷直実の出奔 5、建久三年十二月二日〜十二月二十九日  熊谷直実の出家 6、建久四年一月一日〜二月二十八日  北条時貞の死去 7、建久四年三月一日〜三月二十五日  東大寺再建の難航

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吾妻鏡を読む 1日体験
奥州合戦

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  • 清水 由美子/中央大学兼任講師
  • 2025/04/03
  • 15:00〜16:30
  • 全1回
  • 会員 3,795円 / 一般 3,795円
  • 『吾妻鏡』を読み進める講座です。同書は鎌倉幕府とその時代の歴史を知る根幹資料です。九条兼実や藤原定家などの公家の日記などがその編纂材料となっていますが、幕府や北条氏の立場での記述が多く、単なる編年体の日次記事としてではなく、行間の陰影や背後の事情を読み取っていく必要があり、それが面白さにつながります。同時代の史料や文学作品にも広く目を配り、人物の関係も丁寧に押さえながらじっくりと読んでいきます。 今期は建久三年(一一九二)の八月から同四年の三月までの記事を読みます。建久二年の七月に征夷大将軍に任じられた頼朝は、鎌倉で政所始を行い、いよいよ政治機関としての幕府の力は揺るぎないものになっていきます。またその頃、妻の政子が二男にあたる男児(後の実朝)を出産し、頼朝の周辺は喜びに沸くのでした。一方、源平合戦で活躍した熊谷直実は、親戚との裁判に行き詰まって出奔し、出家を遂げます。『平家物語』で有名な平敦盛との話に成長していく出来事です。また、平重衡により焼き討ちに遭った東大寺の再建は難航しつつも進んでいきます。大きな出来事の続く頼朝周辺の日々を追ってみましょう。(講師・記) 〔4月期の予定〕 一日体験回のテーマ⇒ 1、建久三年八月五日〜八月十五日 政所始と実朝の誕生 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2回目以降の各回テーマ⇒ 2、建久三年八月十六日〜九月二十五日  北条義時の結婚 3、建久三年十月十五日〜十一月二十二日  実朝の御行始と永福寺の完成 4、建久三年十一月二十五日〜十一月二十九日 熊谷直実の出奔 5、建久三年十二月二日〜十二月二十九日  熊谷直実の出家 6、建久四年一月一日〜二月二十八日  北条時貞の死去 7、建久四年三月一日〜三月二十五日  東大寺再建の難航

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古文書からひもとく室町・戦国時代の東国

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  • 阿部 能久/聖学院大学教授
  • 2025/04/07 〜 2025/06/02
  • 13:00〜14:30
  • 全3回
  • 会員 11,385円
  • 源頼朝が鎌倉に幕府を開いたことにより、京都に匹敵する政治的求心力をもつこととなった東国。その求心力は鎌倉幕府滅亡後の室町・戦国期にも、室町幕府将軍と同族である関東公方足利氏を頂点とする関東府によって、引き続き保たれていました。 かつて当該期の東国については、あまり顧みられることがありませんでしたが、近年では研究の飛躍的な進展により、様々な事実やその重要性が明らかにされています。 この講座では、「喜連川文書」等の古文書や、『鎌倉殿中以下年中行事』といった史料を取り上げながら、知られざる室町〜戦国時代の東国の政治状況について、わかりやすく解説します。(講師記) ★2024年10月開講。1年12講で学びます。 【年間テーマ(予定)】 ◆2024年10月期 第1回 鎌倉幕府滅亡と建武新政 第2回 関東府(鎌倉府)の成立 第3回 京・鎌倉の対立 ◆2025年1月期 第4回 関東公方家の断絶と復活 第5回 享徳の乱@―東国における戦国時代の幕開け 第6回 享徳の乱A―太田道灌の活躍と都鄙和睦 ◆2025年4月期 第7回 長享の乱と関東公方家の内紛 第8回 関東公方足利氏と小田原北条氏@ 第9回 関東公方足利氏と小田原北条氏A ◆2025年7月期 第10回 小田原北条氏とその周辺 第11回 戦国大名北条氏の滅亡 第12回 喜連川家の誕生―豊臣政権と東国  

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奥州の中世
東北の記憶をひもとく

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  • 関 幸彦/元日本大学教授
  • 2025/04/08 〜 2025/06/10
  • 11:00〜12:30
  • 全3回
  • 会員 11,385円
  • 東北の地域性を加味しつつ、奥州合戦以後の話を展開します。関東武士の東北移住の流れを考えます。奥州の名族たちの興亡の流れをゆっくりと眺めたいと思います。(講師期)   ★2024年4月開講。 <今期のカリキュラム(予定)>  4月 奥州南部 結城・相馬 5月 奥州中部 伊達氏 6月 奥州北部 南部・安東氏 ★2025年1月期から講座時間が11:00〜12:30になりました。 ★本講座は、講師都合で日程が変更になる場合がございます。ご了承ください。

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古文書塾て・ら・こ・や 〜学びのテーマは忠臣蔵〜

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  • 菅野 俊輔/歴史家
  • 2025/04/08 〜 2025/06/10
  • 15:30〜17:30
  • 全3回
  • 会員 11,385円
  • 開講2年目となります。話の舞台は、元禄時代の江戸から、播州赤穂に移る予定です。赤穂藩浅野家は、当主長矩の江戸城刃傷事件により、将軍綱吉の裁定で断絶となりました。江戸の拝領屋敷は、幕府に収公されたため、居住の藩士は四散しました。藩地の赤穂では、過激な籠城説もあったのですが、城代家老の大石内蔵之助のリーダーシップによって、幕府の使節を迎えての開城の準備を進めることになります。その後に待っているのは、江戸と同様、藩士の四散です。内蔵之助のもとに結集した藩士は、江戸や畿内などに潜みながら、御家再興の機会を待ちます。亡君長矩には、子どもがいませんでした。幸い、実弟(旗本)がいましたが、いまは、兄の一件に連座して、閉門の身です・・・。(講師・記) *テキストは講師所蔵『赤穂日記』。*毎回1〜2枚のテキストを読みます。*2024年4月開講。 *画像説明:テキスト『赤穂日記』全4冊

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太平記を読む
南北朝内乱の実態

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  • 角田 朋彦/京都芸術大学非常勤講師
  • 2025/04/10 〜 2025/06/26
  • 13:00〜14:30
  • 全6回
  • 会員 22,770円
  •  『太平記』は後醍醐天皇の即位から足利義満の登場までをダイナミックに描いた軍記物語です。鎌倉幕府の滅亡に至る様子や建武の新政の混乱ぶり、その後の南北両朝の対立や武士同士の争いなどを同時代人の目で活写したものになります。物語なので誇張や事実誤認とされるところもありますが、当該期の政治や社会・文化などさまざまなことを知ることができます。史実や関連する古文書、日記などにも目を配りながら、40巻という大部な物語を読み進めていきましょう。今クールは巻14の途中から読み進めていきます。後醍醐の政権から離叛した足利尊氏が、追討使として派遣された新田義貞を追って上洛していきます。その中で足利与党が諸国で蜂起することになり、さらなる混乱が巻き起こります。その様子を学んでいきましょう。(講師・記) (※進度は予定と多少前後する場合があります)

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「平家物語」の世界

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  • 伊藤 悦子/中世文学研究会会員
  • 2025/04/11 〜 2025/06/27
  • 13:00〜14:30
  • 全6回
  • 会員 22,770円
  • 『平家物語』は、平家一門の栄枯盛衰を通じて、貴族社会から武家社会へと移り変わる激動の時代を描いた軍記物語です。この講座では、全十二巻のうち主要な章段を中心に、物語の流れに沿ってじっくりと読んでいきます。地図や画像等も使ってビギナーの方にも分かりやすく解説します。途中からの受講も問題ありません。日本が誇る一大叙事詩『平家物語』をご一緒に味読しましょう。今期は巻十「横笛」から十一「鏡」までを鑑賞します。(講師・記)2023年7月開講。 〈4月期各回予定〉 巻十「横笛」「維盛出家」「維盛入水」−断ち切り難き執心− 巻十「三日平氏」「藤戸」−海を渡る盛綱− 巻十一「逆櫓」「嗣信最期」−屋島合戦− 巻十一「那須与一」「弓流」−武士達の意地− 巻十一「鶏合 壇浦合戦」「能登殿最期」−平家滅亡− 巻十一「内侍所都入」「剣」「鏡」−三種の神器−

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「平家物語」の世界 1日体験

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  • 伊藤 悦子/中世文学研究会会員
  • 2025/04/11
  • 13:00〜14:30
  • 全1回
  • 会員 3,795円 / 一般 3,795円
  • 『平家物語』は、平家一門の栄枯盛衰を通じて、貴族社会から武家社会へと移り変わる激動の時代を描いた軍記物語です。この講座では、全十二巻のうち主要な章段を中心に、物語の流れに沿ってじっくりと読んでいきます。地図や画像等も使ってビギナーの方にも分かりやすく解説します。途中からの受講も問題ありません。日本が誇る一大叙事詩『平家物語』をご一緒に味読しましょう。今期は巻十「横笛」から十一「鏡」までを鑑賞します。(講師・記)2023年7月開講。 〈4月期各回予定〉 一日体験回のテーマ⇒ 巻十「横笛」「維盛出家」「維盛入水」−断ち切り難き執心− ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2回目以降のテーマ⇒ 巻十「三日平氏」「藤戸」−海を渡る盛綱− 巻十一「逆櫓」「嗣信最期」−屋島合戦− 巻十一「那須与一」「弓流」−武士達の意地− 巻十一「鶏合 壇浦合戦」「能登殿最期」−平家滅亡− 巻十一「内侍所都入」「剣」「鏡」−三種の神器−

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  • 横浜教室
  • 教室・オンライン自由講座

1年で学ぶ「梅松論」の世界

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  • 角田 朋彦/京都芸術大学非常勤講師
  • 2025/04/12 〜 2025/06/14
  • 15:30〜17:00
  • 全3回
  • 会員 11,385円 / 一般 14,685円
  • 南北朝時代の初期を理解する史料として、『太平記』と双璧をなすのが『梅松論』です。『梅松論』は足利方に属する人の手によって叙述されたもので、鎌倉時代のあり方から筆を起こし、建武4年(1337)に新田方が拠る越前金ケ崎城が落ちるまでのことを記しています。『太平記』と違って中国の故事をひくこともなく、またあまり物語性も帯びていません。そのため軍記物語としての評価は低いものの、逆に歴史史料としての価値は高いとされています。一般的にはあまり知られておらず、こうした講座類でも取り上げられることが少ない『梅松論』。この機会に『梅松論』の世界に触れてみましょう。(講師・記) ※2025年4月開講。1年で学びます。各回テーマがありますので、途中受講歓迎です。 <カリキュラム(予定)> 【第1期】今期:2025年4月〜6月 第1回:梅松論という史料、将軍の来歴 第2回:鎌倉時代の政治情勢 第3回:後醍醐天皇の動向  【第2期】2025年7月〜9月 第4回:鎌倉幕府の滅亡 第5回:建武の新政と中先代の乱 第6回:足利と新田の対立 【第3期】2025年10月〜12月 第7回:京都合戦ー入京と敗退 第8回:足利尊氏の九州落ち 第9回:筑前多々良浜合戦 【第4期】2026年1月〜3月 第10回:足利勢の東上と湊川合戦  第11回:山門と京都の攻防戦 第12回:天下平定と足利兄弟の人物評

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    • 2025春クーポン対象
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  • 教室・オンライン自由講座

「明月記」を味わう
藤原定家の生涯

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  • 遠藤 珠紀/東京大学史料編纂所准教授
  • 2025/04/12 〜 2025/06/14
  • 13:00〜14:30
  • 全3回
  • 会員 11,715円
  • ■[お知らせ] 本講座は、2025年4月期より、遠藤珠紀先⽣(東京⼤学史料編纂所准教授)にご出講いただきます。  ――――――――――――――― 『明月記』は歌人として著名な藤原定家(1162〜1241)が、平安から鎌倉へ時代が激動するなかで六十年余りにわたって書き続けた日記です。定家は優れた古典学者でもあり、なにより朝廷や院に出仕する官僚でもありました。そのため日記には当時の政治や文化に関わるさまざまな記事が見え、折々の感情も生々しく記しています。本講座では『明月記』全体の概要を示した後、年代順に興味深い記事を抜粋して読み進め、定家の生涯をたどります。 ※2023年10月開講・途中受講も歓迎です <各回のテーマ> □1 晩年の藤原定家が見た公家社会 □2 「百人一首」編纂のころ □3 定家の病と死去   ・・・・・・・・・・・・・・・  

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「明月記」を味わう 1日体験
藤原定家の生涯

明月記イメージ図1.jpg
  • 遠藤 珠紀/東京大学史料編纂所准教授
  • 2025/04/12
  • 13:00〜14:30
  • 全1回
  • 会員 3,905円 / 一般 3,905円
  • ■[ご案内] こちらは常設講座「明月記を味わう」の1日体験講座です 『明月記』は歌人として著名な藤原定家(1162〜1241)が、平安から鎌倉へ時代が激動するなかで六十年余りにわたって書き続けた日記です。定家は優れた古典学者でもあり、なにより朝廷や院に出仕する官僚でもありました。そのため日記には当時の政治や文化に関わるさまざまな記事が見え、折々の感情も生々しく記しています。本講座では『明月記』全体の概要を示した後、年代順に興味深い記事を抜粋して読み進め、定家の生涯をたどります。 ※2023年10月開講・途中受講も歓迎です <各回のテーマ> □1 晩年の藤原定家が見た公家社会 □2 「百人一首」編纂のころ □3 定家の病と死去 *本講座は、2025年4月期より、遠藤珠紀先⽣(東京⼤学史料編纂所准教授)にご出講いただきます。   ・・・・・・・・・・・・・・・  

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