8講座中 1〜8件を表示
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教養としての仏教思想入門
大乗経典の世界 「般若心経」と「法華経」
- 安藤 嘉則/駒沢女子大学前学長・名誉教授
- 2025/10/03金 〜 2026/03/06金
- 13:00〜14:30
- 全6回
- 会員 22,770円
数ある仏典の中で、私たち日本人にとってなじみがあり、読誦されるのが『般若心経』と『法華経』です。身近なお経ですが、それぞれの経文には仏教の深い思想が語られ、多くの人々の心のよりどころとなってきました。 この講座の前半では『般若心経』の二大思想(空思想とマントラ(真言)思想、後半では『法華経』の一乗思想、永遠(久遠)のブッダ観、観音菩薩の救済などについて講義いたします。また両経典がアジアの人々に与えた影響、あるいは両経典を心の支えとして生きた人たちの群像を紹介いたします。(講師記) <各回カリキュラム(予定)> 第1回 『般若心経』の「色即是空」が示すもの 第2回 生きる力を生み出す「空」思想 第3回 『般若心経』における密教思想とその受容 第4回 『法華経』の一乗思想 第5回 永遠のブッダ 第6回 観音菩薩の救済
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華厳思想入門
- 竹村 牧男/東洋大学名誉教授
- 2025/10/07火 〜 2026/03/03火
- 13:30〜15:00
- 全6回
- 会員 22,770円
『華厳経』は主に菩薩道を説く経典ですが、しかしその中に、空思想、唯心思想、如来蔵思想などが説かれており、また一即一切・一切即一等を表わす不思議な光景がしばしば描かれています。この『華厳経』に基づき、唐の智儼(602〜668)とその弟子・賢首大師法蔵(643〜712)は、華厳宗の教学を創成・大成しました。本講では、『華厳経』の内容、華厳宗の教相判釈や、華厳独特の事事無礙法界の論理を明かす十玄縁起無礙法門および六相円融義などについて解説し、華厳仏教の特質に理解を深めていただきます。(講師記) ★今期開講。全6回で学びます。 <各回カリキュラム(予定)> 1 『華厳経』の教主・毘盧遮那仏 2 『華厳経』の思想概観 3 華厳宗の教相判釈・五教十宗判 4 華厳宗の十重唯識説 5 事事無礙法界の論理構造T 「十玄門」 6 事事無礙法界の論理構造U 「六相門」
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禅と生きる
やさしい坐禅と禅の生き方
- 永井 宗直/臨済宗建長寺派満願寺住職
- 2025/10/09木 〜 2025/12/11木
- 10:00〜12:00
- 全3回
- 会員 11,385円
「今日仏法を修行する者は、何よりも真正の見解を求めることが肝要である。若し真正の見解を得れば、生死の問題に染まることなく、死ぬも生きるも自在である。至高の境地を求めようとしなくても、そこに自から至るのだ」。臨済義玄禅師のことばです。真正の見解とは、人惑を受けない真実の自己のことです。しっかりと自分を信じ、主体性をもっていけば、去るも住(とど)まるも自由自在に生きることができるのです。 難しいことはありません。坐禅をしながら本当の自分と向き合うのです。心をおちつけ、自然にしていると、そのままでいいのだと、気がつくことでしょう。 臨済禅師はさらに、「この頃の修行者が駄目な原因はどこにあるのか。病因は自分を信じ切れない処に在るのだ」。と言っておられます。坐禅はどなたでもできます。ありのままの自分への気付き、ほっとする時間がもてることでしょう。やさしく坐禅指導し、後半は「臨済録」を学びます。禅の生き方を共に学び自信を取り戻しましょう。
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「大乗起信論」を読む
- 吉村 誠/駒澤大学教授
- 2025/10/16木 〜 2025/12/25木
- 13:30〜15:00
- 全3回
- 教室受講 11,385円 / オンライン 11,385円
『大乗起信論』は大乗仏教の理論と実践をたくみに要約した書物です。迷える心の構造を解き明かし、悟りへの道程を指し示すこの仏典は、中国や日本で仏教の綱要書として読み継がれ、東アジア仏教の形成に大きな影響を与えました。 馬鳴(2世紀)造、真諦(6世紀)訳と伝えられますが、今日ではインドの仏教思想を中国で編集したものと推定されています。しかしその内容は、大乗仏教の空の思想や唯識思想、六波羅蜜や禅定・念仏を、如来蔵思想によって包摂するもので、きわめて豊かで魅力的です。 この講座では『大乗起信論』の全文を精読します。本文は漢文ですが、一字一句分かりやすく解説しますので、初めての方でも安心して受講していただけます。(講師・記) ※2024年4月開講。全22回を予定。各回テーマがありますので、途中受講歓迎です。 【各回のテーマ(予定)】 10月16日:修行信心分@―四信・五行・除障方便 11月20日:修行信心分A―止(シャマタ) 12月25日:修行信心分B―止(シャマタ)における魔事
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仏典の伝承をとおしてみる仏教通史 インド〜中国〜日本
基礎から学ぶ仏教の歴史と文化
- 宮崎 展昌/鶴見大学准教授
- 2025/10/20月 〜 2026/03/16月
- 14:30〜16:00
- 全6回
- 会員 22,770円
現在さまざまなかたちで伝わる膨大な仏典は、長く困難な伝承過程を経て伝えられてきたものである。本講座では、主にインド・中国・日本でなされてきた仏典の編纂および伝承の営みを通観することをとおして、各地域での仏教の受容や展開、特徴についても紹介する。いわゆる思想史や教理史、教団史とは異なる視点で、仏教通史を見直す機会を提供したい。(講師・記) *2025年4月開講。 *各回テーマがございますので、今期からの受講や途中受講歓迎です。 <2025年10〜2026年3月のテーマ(予定)> 10月 仏典の翻訳と整理A南北朝以降唐代まで(中国) 11月 版本大蔵経の登場と展開 宋代以降(中国) 12月 日本古代における一切経の将来と書写事業(日本) 1月 日本中世初期における一切経の書写事業(日本) 2月 日本中世における版本大蔵経の将来(日本) 3月 日本近世における版本大蔵経の開版と大蔵経研究の課題と展望(日本) <参考テキスト> 講師著書『大蔵経の歴史―成り立ちと伝承』(方丈堂出版) ISBN:9784892312120 ※今年秋ごろ重版予定 ※購入必須ではございません。 ------1年のテーマ予定------ <インド> 1. 仏教の誕生と仏典結集 2. 部派分裂と三蔵の成立 3. 大乗の経典と論書の諸相@初期のころまで 4. 大乗の経典と論書の諸相@中期以降 5. パーリ三蔵とチベット大蔵経の現状と来歴 <中国> 6. 仏典の翻訳と整理@南北朝の頃まで 7. 仏典の翻訳と整理A南北朝以降唐代まで 8. 版本大蔵経の登場と展開 宋代以降 <日本> 9. 日本古代における一切経の将来と書写事業 10. 日本中世初期における一切経の書写事業 11. 日本中世における版本大蔵経の将来 12. 日本近世における版本大蔵経の開版と大蔵経研究の課題と展望 ---------------------------------------- ※上記は予定です。進み具合により多少の変更が生じる場合があります。
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道元「正法眼蔵」を読む
「行持」下巻「葛藤」巻
- 石井 清純/駒澤大学教授
- 2025/10/22水 〜 2026/03/25水
- 10:30〜12:00
- 全6回
- 会員 22,770円
中国に禅を広めた菩提達磨は、インドの王族出身でした。六世紀に中国に渡来し、少林寺において、九年間にわたって坐禅を続けることによって教えを伝え残したのです。その教えは、九世紀に大きく花開き、日本へも伝わりました。『正法眼蔵』では、多くの巻で、達磨の偉業を讃える記述が参見されます。とりわけ「行持」下巻は、菩提達磨の人となりを詳細に語り、コメントを付しています。 本講座では、まず達磨の生涯と教えを俯瞰します。そのうえで、『正法眼蔵』「行持」下巻の、達磨に関する記述を読み解いていきます。 さらに、菩提達磨の跡継ぎ選びの逸話も紹介します。この逸話は、「達磨皮肉骨髄」の話として知られています。その逸話を詳細に解説しているのが、「葛藤」巻です。講座の後半では、この逸話を、独自の解釈によって「葛藤」と名付けた理由を考えていきたいと思います。(講師記) <各回のテーマ(予定)> 1 達磨さんの教えと跡継ぎ選び ―禅の伝統の誕生― 2 「行持」下巻を読む@ ―達磨さんと武帝の対話と少林寺での坐禅― 3 「行持」下巻を読むA ―達磨さんの生い立ちと禅の特徴― 4 「行持」下巻を読むB ―教えをいかに受け継ぐか― 5 「葛藤」巻を読む@ ―達磨の四人の弟子と跡継ぎ選び― 6 「葛藤」巻を読むA ―跡継ぎは二祖だけだったのか?― ※途中回からの受講も歓迎です。
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御詠歌
- 寺田 信哉/川崎大師平間寺教化部教務課長・宗教法人平間寺大師幼稚園園長
- 2025/10/30木 〜 2025/12/25木
- 10:00〜12:00
- 全3回
- 会員 11,055円 / 一般 14,355円
御詠歌とは、仏さまの教えをわかりやすい詞と美しい旋律で唱える仏教歌です。僧侶だけでなく、どなたでもお唱えすることができ、四国八十八ヶ所霊場など、寺院を参拝するときにもお唱えします。 御詠歌は仏さまの教えを讃えるものであり、お唱えすることで、またそれを聞くことで、功徳を得ることができます。 しっかり声を出すことで心身の安定と健やかな生活を送る力が生まれます。仏さまを感じながら、僧侶と共に御詠歌を唱えてみませんか。(講師記) ★初めての方でも、どなたでもご受講いただけます。 ★譜面は教室で都度お配りします。 ★写真では講師が御詠歌道具を使用していますが、本講座では道具なしで行います。希望者は購入可能。(要事前連絡) ★椅子席を用意しております。
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「生と死」を考える
- 横田 南嶺/臨済宗円覚寺派管長・花園大学総長
- 2025/12/13土
- 13:00〜14:30
- 全1回
- 会員 3,795円 / 一般 4,895円
人は生まれては必ず死を迎えます。生まれては死ぬ、この繰り返しが人間の営みとも言えます。それだけに生とは何か、死とは何かは永遠の課題でもあります。死を問いとして、それに答えるに足る生き方を教えてくれるのが仏教の智慧です。生と死の問題に真っ向から取り組むのが禅の修行です。古今の禅僧の生と死についての考えやその実際を参考にしながら学んで参ります。(講師・記)
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