26講座中 1〜20件を表示
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概説 日本仏像彫刻史
鎌倉時代以後、江戸時代まで

- 齊藤 経生/女子美術大学名誉教授
- 2025/04/08火 〜 2025/09/09火
- 13:00〜14:45
- 全6回
- 会員 22,770円
令和7年4月期の講座では、寿永4年(1185)、壇ノ浦の平家滅亡に始まる鎌倉時代から、室町時代を経て、慶応4年/明治元年(1868)に終わる江戸時代までの仏像を概説します。鎌倉時代の造寺・造仏は、治承の乱で壊滅的な被害を受けた興福寺、東大寺の復興・再建を機に、慶派仏師の目覚ましい活躍、また禅宗の導入によって仏像に新風が吹き込まれます。一方で仏教が一般民衆に浸透したことにより、室町時代以降の彫刻としての仏像は、仏所の多様化により、小型の仏像の量産と相俟って形骸化するといわれます。しかしながら、江戸時代の円空や木喰の出現を待つまでもなく個性的な仏像が注目に値します。 〈構 成〉第1回 鎌倉時代(1)−南都復興と慶派仏師の台頭 第2回 鎌倉時代(2)−運慶、快慶と慶派仏師周辺の仏像 第3回 禅宗様の仏像 第4回 南北朝・室町・桃山時代の仏像 第5回 江戸時代の仏像(1)−円空仏と木食仏を中心に 第6回 江戸時代の仏像(2)
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聖なる山の建築
なぜ人は山に登り、何を作ってきたのか
- 松ア 照明/東京家政学院大学客員教授
- 2025/07/04金 〜 2025/09/12金
- 15:30〜17:00
- 全3回
- 会員 11,385円
現代の登山は、いわばスポーツ登山ですが、昔は信仰のための登山がほとんどでした。3000メートル級の高山でも、奈良時代までには山に深く分け入った修行者(修験者、山伏)たちによって、ほとんどが登頂されています。彼らは山中の厳しい修行によって神仏の力を身につけ、平地の人達を救いました。密かな修行のため目立ちませんが、この修行は、現代まで脈々と続けられています。そして「聖なる山への信仰」は、縄文時代から存在し、信仰対象の柱、神社、修行のための建物など、私たちの魂を揺さぶる様々な建築を創り出してもきました。この講座では、拙著『山に立つ神と仏 −柱立てと懸造の心性史−』をテキストに、縄文時代から江戸時代まで、その実際を新知見をも加えながらわかりやすく解説します。(講師記) ※2025年7月開講。全12講。 <各回テーマ> ※◆=今期の範囲 ◆第1回 序論 日本人と山(室堂、かけ小屋:山小屋の本来の姿) ◆第2回 第1章(1) 神の坐すところと祭祀の場所(縄文時代の遥拝・伏拝) ◆第3回 第1章(2) 柱を立てることの意味(弥生・古墳時代のクニの柱、天柱と神社の心御柱) 第4回 第2章(1) 山に籠もる修行僧(飛鳥・奈良時代の山での修行、崇福寺、東大寺上院の諸堂) 第5回 第2章(2) 山に造られた独自の建築「懸造(かけづくり)」の始まり(平安時代の山での修行、天台延暦寺と真言醍醐寺) 第6回 第3章「懸造」という名称の由来(懸けるとは何か、地形と風景の聖性) 第7回 第4章(1) 岩坐と湧水信仰の建築(霊験仏の坐す岩と建築、石山寺) 第8回 第4章(2) 〃 (地主神と仏堂、長谷、清水寺、葛川明王院) 第9回 第4章(3) 四方(よも・地方)の霊験所と建築(捨身行、三徳山三仏寺の修験界) 第10回 第4章(4) 霊験所の組織化(西国三十三観音霊場、英彦山、出羽三山) 第11回 第5章(1) 仏教仏堂と神社社殿の重層空間(神仏混淆の中の懸造、熊野三山) 第12回 総括 山岳信仰建築の歴史、現代的価値
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初期ルネサンス絵画の展開
ピエロ・デッラ・フランチェスカのオリジナリティ

- 松浦 弘明/多摩美術大学教授
- 2025/07/04金 〜 2025/09/19金
- 10:30〜12:00
- 全4回
- 会員 15,180円
15世紀に入り、フィレンツェの絵画は新たな展開を示すことになります。個々の芸術家の個性が以前にもまして重視される時代になったのです。このため1430年以降、画家たちは自身のオリジナリティを見出すために様々な工夫を行います。 今期はピエロ・デッラ・フランチェスカの初期作とアレッツォの「聖十字架伝説」連作を通して、彼のオリジナリティはどこにあるのかを探っていきます。 *各回にテーマがございますので途中受講も歓迎です <各回のテーマ> ■1 1450年代の重要作品(1) ■2 1450年代の重要作品(2) ■3 「聖十字架伝説」連作(1) ■4 「聖十字架伝説」連作(2) ・・・・・・・・・・・・・・・
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深読みエルヴィス・ワールド

- 前田 絢子/フェリス女学院大学名誉教授
- 2025/07/04金 〜 2025/09/19金
- 10:30〜12:00
- 全6回
- 会員 22,968円
エルヴィス・プレスリーを、その音源と画像を軸に、さまざまな角度から深読みしていきます。 エルヴィスという人物と音楽を理解する上で欠かせないのが、彼が誕生したアメリカ南部という土地柄です。キーワードはたくさんあります。例えば綿花王国、南北戦争、南部美人、南部音楽、特にジャズやブルース、ロックンロールなどなど。しかしエルヴィスの場合、特に重要なのは、南部バイブル・ベルトで培われたキリスト教信仰です。南部人は、それをまとめて「サザン・ヴァリュー」と呼んでいます。 今期もエルヴィスの音楽的ルーツを探って、アメリカ南部の風土、文化や歴史を掘り下げたいと思います。音源からは、その曲の誕生の背景や歌詞の意味を丁寧に解説し、その主題を探ります。また、映画に関しても、時代背景や歴史的・社会的な流れを追いつつ、映画のメッセージを見ていきます。エルヴィスがつなぐ、エルヴィスいっぱいの楽しい時間にしたいと思います。(講師記) ※テーマは変更になる場合もあります。なにとぞご了承ください。
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くずし字入門
実践と鑑賞

- 笠嶋 忠幸/出光美術館学芸部長
- 2025/07/05土 〜 2025/09/06土
- 13:00〜14:30
- 全3回
- 会員 11,385円
「こんな筆文字が読めたらなあ」「書けたらなあ」と感じた方はいませんか。 本講座では、古典文学や書道、文化芸術といった世界にご関心のある方を対象に、実践的に読むコツ、書けるコツを基本から学びます。優雅で気品ある様々な時代の名筆を美しい画像とともに鑑賞しながら、くずし字の特徴と見方について丁寧に解説します。毎回、名筆をテキストに用い、本当に読める、書けるようになるための基礎力を身に付けましょう。(講師・記)
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仏像と仏教美術の流れをたどる
中国の仏教美術:甘粛省の石窟と雲崗石窟

- 金子 典正/京都芸術大学教授
- 2025/07/07月 〜 2025/09/15月
- 10:30〜12:00
- 全6回
- 会員 22,770円
仏像の悠久の歴史について学びます。毎回プロジェクターを使って仏像を詳しくご紹介し、プリントを配付して丁寧に解説します。 今期は1回目に敦煌石窟の壁画の代表窟である57窟を取りあげ、2回目以降は甘粛省の重要な石窟として炳霊寺石窟、麦積山石窟、さらにその他の河西回廊の石窟を順に紹介します。続く4・5回目は山西省の雲崗石窟について詳しく解説します。毎回わかりやすく丁寧に説明します。(講師・記) <各回のテーマ> 1.敦煌石窟D壁画の代表窟57窟 2.炳霊寺石窟 3.麦積山石窟 4.河西回廊の石窟 5.雲崗石窟@ 6.雲崗石窟A
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美術批評から斬り込む「縄文文化」

- 宮田 徹也/美術批評家・名古屋芸術大学講師
- 2025/07/09水 〜 2025/09/10水
- 10:30〜12:00
- 全3回
- 会員 11,385円 / 一般 14,685円
金銭、地位、名誉などあらゆる権威と格差を取り払った人間本来の姿。それが縄文期と第一次世界大戦以後に発生した現代美術にあると私は研究している。縄文期は決して過ぎ去った過去ではない。遥か彼方の未来でも過去でも「いま、ここ」で在り続けるのが「現代」なのだ。この視線から見た縄文期を、考古学、先史学、文化人類学、社会学者の研究を分析し、前提として、批評していく。 <各回のテーマ> ■第1回 針生一郎、辻惟雄、山下裕二(美術研究)の縄文研究の分析と批評 ■第2回 藤森栄一、小林達雄、山田康弘(オーソドックス)の縄文研究の分析と批評 ■第3回 渡辺仁、ネリー・ナウマン、大島直行(独特)の縄文研究の分析と批評
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芸術家列伝〜巨匠たちの西洋美術史〜
ラファエロからカラヴァッジョまで

- 新保 淳乃/武蔵大学講師
- 2025/07/09水 〜 2025/09/24水
- 13:00〜14:30
- 全6回
- 会員 22,770円
西洋美術と聞くと、レオナルド、ミケランジェロ、ラファエロの「三大巨匠」をはじめ芸術家の名前を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。歴史に名高い建築・彫刻・絵画・工芸を創造したのは有名無名の作り手たちですが、私たちはそのごく一部の「巨匠」の事績を通じて過去の芸術文化の精髄に触れることができるのです。本講座では、中世から19世紀までの西洋美術史を代表する芸術家をとりあげ、それぞれの生涯を辿りながら時代背景や作品について理解を深めます。夏期はヨーロッパが大きく変容する16世紀の芸術家をじっくり見ていきます。(講師・記) ※25年春期開講。1年でたどります。 各回にテーマを設け都度完結型で進んでいきますので途中受講も歓迎です! 夏期[ラファエロからカラヴァッジョまで] ■盛期ルネサンス ラファエロ・サンツィオ ■「黒線のアペレス」アルブレヒト・デューラー ■宗教改革の時代 ハンス・ホルバイン ■マニエリスム ミケランジェロ ■ヴェネツィア・ルネサンス ティツィアーノ ■プロト・バロック カラヴァッジョ 今後の予定――――――― 秋期[ルーベンスからドラクロアまで] □盛期バロック ピーテル・パウル・ルーベンス □ロココ フランソワ・ブーシェ □フランス新古典主義の祖 ジャック=ルイ・ダヴィッド □新古典主義の彫刻家 アントニオ・カノーヴァ □フランス・ロマン主義 ウジェーヌ・ドラクロワ □近世の女性芸術家たち 冬期[ラファエル前派からクリムトまで] □ラファエル前派 エドワード・バーン=ジョーンズ □近代絵画の祖 エドゥアール・マネ □近代彫刻の開拓者 オーギュスト・ロダン □ポスト印象派 ポール・ゴーガン □アール・ヌーヴォー アルフォンス・ミュシャ □ウィーン世紀末 グスタフ・クリムト ・・・・・・・・・・・・・・・
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アメリカ映画に見る歴史と文化

- 前田 絢子/フェリス女学院大学名誉教授
- 2025/07/11金 〜 2025/09/12金
- 13:00〜15:00
- 全3回
- 会員 11,484円
本講座では、アメリカを舞台とする名作映画を一期ごとに一本見て、そこからアメリカの歴史と文化を今日の視点から掘り下げていくことを目的としています。映画のバックグラウンドにあるアメリカの歴史観、世界観、宗教観、価値観、人々の生活様式などを、その時代の流れの中で追っていければと思っています。 ★★今日的視点で見る『風と共に去りぬ』★★ 今期は、600万ドルという巨額の製作費を注ぎ込んで作り上られたアメリカ映画史上の金字塔『風と共に去りぬ』を取り上げる。1940年のアカデミー賞では、8部門を総なめにするという圧倒的勝利に輝いた。しかし、今日的な視点で見ると、この作品は幾つかの深刻な問題を孕んでいる。最大の問題点は、人種差別を擁護する描写が含まれている点であろう。2013年に“Black Lives Matter”運動が始まって以来、多くのストリーミングサービス会社が黒人差別に抗議して、『風と共に去りぬ』を一時的に配信中止とした。映画の背後にある問題に目を向けながら、今日なお高い人気を誇るその魅力に迫る。 (講師・記)
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古筆を味わう

- 名児耶 明/書文化・古筆研究家
- 2025/07/12土 〜 2025/09/13土
- 10:30〜12:00
- 全3回
- 会員 11,385円
今回の「古筆を味わうシリーズ」は、11世紀から12世紀初めと思われる古筆を取り上げます。11世紀の古筆は、仮名の完成されたものが数多くあり、いずれもしっかりとした筆跡で、格調のある美しさがあります。そうした数多くの著名な古筆の中から「升色紙」と「歌仙歌合」を選びましたが、これらも一連のものです。12世紀の初めと思われる古筆の一つとしては、伝公任筆「古今集切(修学院切)」を取り上げます。これは、近年に確認された『古今和歌集』の完本です。今回は、以上の三作品を味わい、読んでみたいと思います。(講師記) 7/12(土) 伝公任筆「古今集切(修学院切)」(しゅうがくいんぎれ) 8/9(土) 「升色紙」(ますしきし) 9/13(土)「歌仙歌合」(かせんうたあわせ) (*古筆とは、平安時代から鎌倉時代に書かれた和様の名筆です。元五島美術館副館長・古筆研究家の名児耶明講師が、鑑賞のための糸口や楽しみ方を、美しい作品をとりあげながらわかりやすく解説する講座です)
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トスカーナのロマネスクを訪ねてT・U
ロマネスクの大地−北から南へ
- 池田 健二/美術史家
- 2025/07/17木 〜 2025/07/31木
- 13:00〜14:45
- 全2回
- 会員 7,750円 / 一般 9,950円
15世紀にルネサンス美術が開花したトスカーナ。そこは11〜12世紀にロマネスク美術が開花した場所でもあります。その中心地はフィレンツェではなく、ルッカやピサでした。白と緑の大理石による繊細な象嵌文様で装飾されたファサードに、その優美な個性が輝きます。オルチャの谷に孤立するサンタンティモの修道院教会も印象的です。講座ではローマに続く巡礼路「ヴィア・フランチージェナ」を南下しながら、2回に分けてトスカーナの大地に点在するロマネスク教会訪ねます。(講師記) 1.トスカーナのロマネスクを訪ねてT 2.トスカーナのロマネスクを訪ねてU
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東洋陶磁の魅力 伊万里焼

- 森 由美/陶磁研究家
- 2025/07/24木 〜 2025/09/25木
- 10:30〜12:00
- 全3回
- 会員 11,385円
土と炎が作り出す「やきもの」。美術館の名品から身近な食器まで、日本陶磁を中心にその誕生と発展の歴史、それぞれの魅力、各窯業地の古今、やきものに関わる人物・エピソードなど、やきもの文化を広く深く学んでいきましょう。今回は、伊万里焼の技術や、国内での広がりを見ていきます。日本初の磁器の発展と受容、海外から国内に目を向けた伊万里が他産地に与えた影響、伊万里に描かれた流行など。 あわせて陶磁器や工芸関係の展覧会も随時ご紹介します。(講師記) <今期カリキュラム(予定)> 7/24 伊万里焼の技術あれこれ 8/28 国内市場に広がる伊万里 9/25 やきものに見る近世の中国趣味 .
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ギリシア・ローマ美術と神話の探求

- 塚本 博/美術史家
- 2025/07/24木 〜 2025/09/25木
- 13:00〜14:30
- 全4回
- 会員 15,180円
西洋美術の根源は明らかにギリシア美術にあり、ローマ美術はそれを引き継ぎヨーロッパ全域にその美術様式が伝播しました。この古代美術は有機的な人体造形を発展させながら、ギリシア神話の図像を展開しています。この講座では、西洋美術の基礎としてのギリシア・ローマ美術の歴史を解明し、併せてギリシア神話の図像表現を古代とルネサンスにわたって、画像を上映して探求します。(講師・記) <各回のテーマ> 1 07月24日 ギリシア神話画の誕生・主神ゼウス 2 08月28日 黒像式陶器画の展開・冥界の王ハデス 3 09月11日 クーロス像の出現・女神アテナ 4 09月25日 クーロス像の展開・太陽神アポロン *毎回、オリジナル・プリントを3枚程度、配布する予定。 *画像説明:「テネアのアポロン」
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西洋美術入門
円熟期のラファエロ

- 松浦 弘明/多摩美術大学教授
- 2025/07/26土 〜 2025/09/27土
- 10:30〜12:00
- 全2回
- 会員 7,590円
西洋美術史の大きな流れを捉えるための入門講座です。昨年度から行われている連続講座ですが、今期からでも無理なく参加できます。 ルネサンスを代表する画家のひとりであるラファエロ。この画家の代表作である《アテネの学堂》には何が描かれているのかを探り出していきます。 *各回テーマがありますので、途中受講も歓迎です <各回のテーマ> ■1 《アテネの学堂》(1) ■2 《アテネの学堂》(2) ・・・・・・・・・・・・・・・
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楽しく学ぶ仏像の世界

- 村松 哲文/駒澤大学長
- 2025/08/01金 〜 2025/09/05金
- 13:00〜14:30
- 全3回
- 会員 11,385円
仏像は、朝鮮半島を経由して、6世紀中頃日本に伝来しました。本講座では、仏像の鑑賞方法を学びながら、仏像を楽しく見るコツ、仏像から多くの情報を得る方法について映像を見ながら習得することを目標とします。これまで仏像を見てきた方から、これから仏像を見て廻ろうとする方まで、仏像鑑賞のノウハウを学ぶ仏像ファン必見の講座です。 今期は、知られざる仏像の魅力について、その仏像が制作された背景、信仰などを学びつつ、鑑賞する上で特に注目すべき点を分かりやすく解説します。 (講師記) <各回テーマ(予定)> 第1回 法隆寺百済観音像の源流 第2回 中宮寺菩薩半跏像の魅力 第3回 広隆寺菩薩半跏像の気品
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関東の古庭園を楽しむ

- 重森 千/作庭家
- 2025/08/18月
- 13:00〜14:30
- 全1回
- 会員 3,795円 / 一般 4,895円
関東地方に点在する古庭園。その半数以上が国や都、県の名勝であり、何れも文化的な価値の高い庭園となります。 これらの魅力ある庭園を取り上げて、その美しさや見どころが、どのようなところに内在しているのか、写真資料などを使って紐解いてみたいと思います。 (講師・記)。 *今回取り上げる庭園は<未定>です。 *講師はオンライン登壇。教室では先生の映像をスクリーンに映します。
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浮世絵随談 夏編「写楽の謎」
〜ネットや本に出ていないことをお話します〜

- 新藤 茂/国際浮世絵学会・常任理事
- 2025/08/23土
- 15:30〜17:00
- 全1回
- 会員 3,795円 / 一般 4,895円
浮世絵について楽しく語る講座です。どの回から始めても「浮世絵」の世界に入り込めます。浮世絵の研究は、明治の末から、ようやく始まったばかりで、間違いだらけです。 間違った予備知識(予習)は不要です。講座内容に沿って、「復習」をしてください。講座の目標は「江戸時代のミーちゃんハーちゃんのレベルに近付こう!」です。勉強ではなく、「江戸っ子の視点」に立ってください。(講師:記) ■「浮世絵随談」は年四回構成です。各回のテーマは学期ごとにお知らせいたします。 どの回からのご参加も大歓迎です。講座内で質問も適宜受け付けます。
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イタリア映画の魅力をさぐる、傑作・名作・古典を読み解くA
「イタリア式離婚狂想曲」

- 押場 靖志/学習院大学講師
- 2025/08/23土
- 15:30〜17:00
- 全1回
- 会員 3,828円 / 一般 4,928円
イタリア映画の魅力をさぐる講座です。新学期からは「傑作・名作・古典を読み解く」と題して1本の映画を取り上げ、俳優の魅力、監督の意図、そして歴史的な背景を考えながら、作品の魅力をを掘り下げます。 今回とりあげるのはピエトロ・ジェルミ監督による『イタリア式離婚狂想曲』。これも「1942-1978年のイタリア映画における保存すべき100本作品」のひとつに選ばれた名作です。主演のマルチェッロ・マストロヤンニは『甘い生活』(1960)の大ヒットでラテンラバーとして国際的なスターとなったばかり。ところがこの作品では、イタリア男が最も嫌う「寝取られ男」(Cornuto)を演じてみせてくれます。自らの欠点を笑い飛ばすイタリア喜劇の傑作ですが、その背景や映画の笑いどころなどをお話ししようと思います。(講師・記)
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フェラーラ宮廷とルネサンス美術
ギリシア神話画の再生

- 塚本 博/美術史家
- 2025/08/23土
- 13:00〜14:30
- 全1回
- 会員 3,795円 / 一般 4,895円
北イタリアの古都フェラーラにはエステ家が居城を構え、壁画をはじめとしてルネサンス美術が花開きます。その宮廷文化はほかの都市国家とは異なり、とりわけギリシア神話を好む独特の美術趣向をもっています。この講座ではエステ家が治めるフェラーラの宮廷文化に着目して、ルネサンス美術の中にどのようにしてギリシア神話画が再生し、発展したのかを画像を上映して解明します。(講師・記) *講師作成のオリジナル・プリントを配布 *画像説明:「フェラーラの街角」
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奈良 興福寺の仏像
東京国立博物館特別展「運慶 祈りの空間-興福寺北円堂」の見どころ

- 齊藤 経生/女子美術大学名誉教授
- 2025/08/30土
- 13:00〜14:30
- 全1回
- 会員 3,795円 / 一般 4,895円
東京国立博物館では、今秋9月9日〜11月30日の間、「運慶 祈りの空間―興福寺北円堂」という特別展が予定されています。同館では、「運慶晩年の最高傑作、弥勒如来坐像、東京へ」として、「弥勒如来坐像、無著・世親菩薩立像と、かつて北円堂に安置されていたとされる四天王立像の合計7軀の国宝仏を一堂に展示」としています。これを機に、本講座では展示・公開される運慶の個々の作品の見どころを解説し、あらためて、興福寺に遺存する銅造仏頭(国宝)や阿修羅像(国宝)の白鳳・天平時代の仏像、そして平安、鎌倉時代の興福寺の仏像の魅力を探ります。(講師・記) 【展覧会情報】 特別展「運慶 祈りの空間―興福寺北円堂」 会期 2025年9月9日(火)〜11月30日(日) 会場 東京国立博物館
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