64講座中 1〜20件を表示
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はじめての「方丈記」
- 伊東 玉美/白百合女子大学教授
- 2024/07/05金 〜 2024/12/06金
- 10:30〜12:00
- 全6回
- 会員 20,790円 / 一般 27,390円
「ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず」から始まる名作『方丈記』を読んでみましょう。学生時代、この冒頭部分を暗唱した方もいらっしゃるであろう鴨長明の『方丈記』は、大きな活字の文庫本でも30ページ程度の非常にコンパクトな作品ですが、鎌倉時代のはじめ(1212年)に書かれて以来、日本人の心をとらえ続けてきました。この作品がどうして日本の古典の代表作の一つであり続けたのか体験してみましょう。(講師・記) 〈各回の予定〉 (1)鴨長明という人 作者鴨長明は『方丈記』の他に、仏教説話集『発心集』、歌論書『無名抄』なども著した、当時を代表する文化人の一人でした。作者の長明について、時代と出家遁世劇を中心にたどります。 (2)ゆく河の流れ・五大災厄その一 さて、本文を本格的に読んでみましょう。はじめは「ゆく河の流れ」から安元の大火まで。九条兼実の日記『玉葉』なども、参考資料としてのぞいてみます。 (3)五大災厄その二 治承の旋風、福原遷都について読んでみます。福原遷都を主導した平清盛が、『平家物語』ではない文学作品ではどのように語られているかも学びます。 (4)五大災厄その三 養和の飢饉、元暦の地震について読み、「人とすみかの無常」を感じ取りましょう。そして、『方丈記』の文章が下敷きにしている表現についても、注目していきます。 (5)閑居の気味 長明の住まいの実態と変遷を、絵巻物なども用いながらたどります。また、鴨長明が踏まえている古典の一つ、慶滋保胤作『池亭記』との関係にも触れてみます。 (6)心さらに答ふる事なし 第四段落までだんだんと高揚感に満ちて来た『方丈記』ですが、末尾の第五段は、自らの心を問いただしたものの、わたしの心は何も答えられなかったと終わります。『方丈記』はなぜこのような形で終わったのかを考えてみましょう。 【参考図書】 講師おすすめ版: エッセンスが凝縮した岩波文庫、詳しい資料と現代語訳のついた角川ソフィア文庫、読みやすく現代語訳と評が味わい深いちくま学芸文庫など。
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「うつほ物語」―物語の原点を見つめる―
「藤原の君」巻
- 三田村 雅子/フェリス女学院大学名誉教授
- 2024/10/01火 〜 2024/12/17火
- 10:30〜12:00
- 全6回
- 会員 20,790円
「源氏物語」が書かれる直前、「枕草子」の成立とも重なる時代に成立した「うつほ物語」は、平安時代の物語として初めて登場した長編物語です。その複雑な構造と多岐にわたる登場人物、空間描写、人物描写、物質描写の細緻かつ周到な叙述によって特徴づけられる作品と言っていいでしょう。ありえないような理想世界の構築と、限りなく愚直な叙述によって作られていく物語世界を丁寧に味わうことによって、「源氏物語」が書かれたことが単なる奇跡ではなく、「うつほ物語」の積み重ねと延長線上に可能となっていったことを改めて確認してみたい。(講師・記)※2024年4月開講。 今期は「藤原の君」巻の途中からを予定しています。 ※テキストは、各自ご購入ください。 「新版 うつほ物語 一 現代語訳付き(訳注 室城秀之)」角川ソフィア文庫
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小説実作教室
- 根本 昌夫/元「海燕」編集長
- 2024/10/01火 〜 2024/12/17火
- 18:30〜20:30
- 全6回
- 会員 26,070円
■[ご案内] 新規お申込みの方には 【受講方法・作品提出方法のご案内】の書類をお渡しいたします。 本書類のお受け取りがないまま、ご受講いただくことはできません。 WEBから申し込まれた場合も、必ず受付窓口にお立ち寄り、もしくはご連絡ください。 ・電話 〈045-453-1122〉 ・メール〈HPお問合せフォームより ※件名に「小説講座お申込み」と入力ください〉 ・・・・・・・・・・・・・・・ 読まなければ上手に書けないし、同時に、書かなければ上手に読めない」という小説の定理を、作品にそって解説していきます。良い作品に触れることは、自分の中の作品を書く力を伸ばすことでもあります。編集現場での体験を交えて“読むこと”と“書くこと”の2つの角度から、優れた作品の魅力を解説していきます。作品が読者によってどう把握・受容され、評価されるか。書くという実践を通して、それぞれの力を伸ばしてゆきます。作品の質とは、良い小説とはということについて、それぞれが書き上げてきた作品について評価をします。もっと小説を書きたい方、小説を読むのが好きな方、もちろん、小説家を目指す方も大歓迎です。(講師記) 【提出作品は400字×200枚まで、ジャンル自由、添削なし、講評・合評あり】 ■ご案内 教材は随時、教室で配付します。受講生の方の作品講評を中心に授業を進めます。課題図書が指定される場合もあります。 ※根本講師の「小説入門」と「小説実作講座」は講座の進行用法は同じですが、内容・教材が重なる場合があります。指導上、どちらか一方をご受講ください。 ■作品提出 作品を提出される際は、クラス名、氏名、頁数を明記のうえ、講師へ直接提出して下さい。提出方法は初回に説明があります。
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はじめての短歌
- 草田 照子/「かりん」選者
- 2024/10/01火 〜 2024/12/17火
- 13:00〜15:00
- 全7回
- 会員 26,180円
短歌のリズムに惹かれ、いつか作ってみたいと思いつつ一歩が踏み出せない人は多いようです。歌を作るということは、流れゆく時間の中に棹さし、立ち止まって自己を見つめ直すことです。一回目の講座では、さまざまな短歌作品をご紹介し、その読み方やおもしろさを知っていただきたいと思います。 そして、すぐれた作品を手本に、歌を作ってみましょう。歌会ではお一人ずつ批評し、必要があれば添削もします。歌をとおして、胸の中に眠っているものを掘り起こしてみましょう。歌は今の「私」と向き合うのに絶好のものです。ちょっとした工夫が自分を変えることになります。これまでの風景が変わって見え、少しずつ変化する自分に気づかれるでしょう。ぜひ、短歌を詠むたのしさと喜びを味わってください。はじめるのに遅いということはありません。(講師記) *毎回、自由題で2首ずつご提出いただき、講評しながら授業をすすめます。
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「徒然草」講読
- 中野 貴文/学習院大学教授
- 2024/10/02水 〜 2024/12/04水
- 13:00〜14:30
- 全6回
- 会員 20,790円 / 一般 27,390円
鎌倉末期、兼好法師によって書かれた『徒然草』は、『源氏物語』や『平家物語』と並んで最も有名な古典作品の一つでしょう。しかし、知名度の高さのわりには、全体を読み通した経験をお持ちの方は、少ないのではないでしょうか。『徒然草』 には法師たちの滑稽な失敗譚から、宮中秘話、そして人生への哲学的な考察に至るまで、魅力的で多様な文章があふれています。本講義では『徒然草』を丁寧に読み、その面白さを味わうことを目指します。(講師・記) *2022年10月開講。各回テーマがありますので、途中受講歓迎。今期読了予定です。 <講読予定箇所> ※状況に応じて変更する可能性があります。 第1回 第231段「園の別当入道は」他 第2回 第236段「丹波に出雲といふ所あり」他 第3回 第238段「御随身近友が自讃とて」他 第4回 第241段「望月の円かなることは」他 第5回 第243段「八つになりし年」他 第6回 その後の『徒然草』
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楽しく学ぶ俳句
- 松岡 隆子/「栞」主宰
- 2024/10/02水 〜 2024/12/18水
- 10:00〜12:00
- 全6回
- 会員 21,450円
俳句は四季の自然と親しみながら日々生きる感動を十七音字に託すという、日本人のこころに根ざした奥深い伝統文芸です。この教室では、初心の方にもわかりやすく、句会、吟行会などを通し必要な基礎知識を解説してまいります。実作を通して俳句に親しみ、俳句の魅力を学んでいただきたいと思います。(講師記)
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初心者のための俳句教室
- 長谷川 槙子/「わかば」同人
- 2024/10/02水 〜 2025/03/05水
- 15:00〜17:00
- 全6回
- 会員 21,450円
俳句を初めて作ってみたい方、あるいは、初心に帰って俳句を学びたい方のための講座です。 句作を始めたことで、「見慣れた景色が、これまでとまったく違って見える」と口にされる方があります。季語を知り、四季折々の感動を十七音の調べにのせて詠う喜びは、それほどに大きいのです。俳句を通じて出会った仲間と共に「私の俳句」を作る楽しさ、豊かさを味わってみませんか。 毎時間の初めに、基礎的な知識の習得に向けたワンポイントレッスンを実施します。その後の句会において具体的なアドバイスや添削を行い、 実作に生かせる学びを進めてまいります。(講師記) ■12月の詠み込み文字は「水」です。 **** 講座の進め方 **** ・毎回、教室で5句を提出していただき、句会を行います。 ・講座の中で、前回の提出作品から抜粋した句の添削、基礎レクチャーなどを行います。 ・句会における疑問点も解決し、句作の上達を目指します。 **** 提出について **** ・毎回5句をつくり、「投句控え用紙」と短冊に書いて教室でご提出ください。 ・欠席する場合は、往復はがきに5句を書き、講座の前までに担当者までお送りください。 ※俳句作りがまったく初めての方は、参加の初回は投句しなくてもかまいません。 ※2019年4月から続いている講座です。途中からの受講も歓迎です。 ※俳句作りがはじめてでご不安なかたは、担当までお問い合わせください。 慣れていない方には、講座後20分程度お集まりいただき、講師がフォローアップする機会もあります。
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「今昔物語集」の恋愛譚
- 小峯 和明/立教大学名誉教授
- 2024/10/03木 〜 2024/12/05木
- 10:30〜12:00
- 全3回
- 会員 10,395円
『今昔物語集』は、いつ、誰が、何のために作ったのか、不明なままで、しかも未完成に終わった大作です。今も多くの謎に包まれていますが、その世界は人間の生きる、あらゆる生態をあますところなく描いており、興味はつきません。この講座では、『今昔物語集』の巻30「本朝付雑事」を中心に、男女の恋愛、出会いと別れを描いた説話の数々を読み解いていきたいと思います。仏教で言う「愛別離苦」も『今昔物語集』の追究すべき重要な課題であったようです。愛の諸相を軸にした説話の面白さや魅力を存分に味わっていただければと思います。(講師記)
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句会に親しむ
- 鈴木 章和/「翡翠」主宰
- 2024/10/03木 〜 2024/12/19木
- 10:00〜12:00
- 全6回
- 会員 21,450円
句会は自作を持ち寄り、作者名を隠して、互いに良い作品を選びあった上で、指導者の講評を聞いたり、参加者を交えて合評しあう場です。現在ではこれがいちばん多く行なわれている句会の方法ですが、この形式は芭蕉が最も力を入れた「座の文芸」である連句へ?がっているものです。四季折々の俳句を作ることで講座仲間(連衆(れんじゅう))とともにそのこころを知り、句会の本当の楽しみに触れようではありませんか。(講師記) ※句会に親しむクラスは初心者歓迎です。特に秀句を鑑賞、心得を指導し、毎回添削を交えた句会をします。毎回当季雑詠句(句会当日頃の季節を自由に詠った作品)3句をお持ちください。ほかに、席題1句(教室にて説明します)があります。 .
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「おくのほそ道」の俳句を読み解く
より深い理解のために
- 浅生田 圭史/「古志」元編集長
- 2024/10/04金 〜 2024/12/06金
- 13:30〜15:00
- 全3回
- 会員 10,395円
さまざまな名所旧跡を訪ねた芭蕉が、そこでの出来事やその印象を文章にし、それぞれの文章の末尾に、「ここで一句」、と俳句を詠んで、俳句でまとめる。多くの人は『おくのほそ道』はそんなふうにできている、と思っています。これは一般の読者にかぎらず、専門に読んでいる人においても、『おくのほそ道』に出てくる俳句を、本文に付随するものとして扱っていることが散見されます。文章を読むことと比較して、俳句は、感性で読むものと思っているのかもしれません。しかし、『おくのほそ道』、実際は、もっとずっと俳句主導の作品なのです。俳句が文章を意味づけているものが大半であり、そこには芭蕉の明確な意図があります。よって、俳句を正しく読んでおかなければ、『おくのほそ道』という作品を正しく読んだことにはなりません。一昨年の講座では、『おくのほそ道』を通読する形で、このことを説きましたが、俳句主導の、俳句に特化した講座の方が、理解が容易ではないか、そのように考え、今回、このようなテーマで開催することとしました。『おくのほそ道』における全六十二句、丁寧に読み解きます。(講師記) ★2024年4月期開講 <年間カリキュラム(予定)>4月期 序章〜白川の関/7月期 須賀川〜最上川/10月期 羽黒〜越後路/1月期 一振〜大垣
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はじめての俳句
- 浅生田 圭史/「古志」元編集長
- 2024/10/04金 〜 2025/03/07金
- 15:30〜17:30
- 全6回
- 会員 21,450円
俳句をやってみたいと思っているけれども、「俳句なんて私に作れるのだろうか」とか「句会なんてちょっと気恥ずかしい」などとためらっている方。そんな人のための講座です。 年齢も性別も、その他、面倒なものは一切問いません。手ごろな歳時記一冊とペン一本。これだけあれば充分です。広々とした俳句の世界へご案内したいと思います。ひとつお願いです。1回目に来られる際、一句だけ(ご自身で気に入っていれば、どんな句でも可)なんとか作って来てください。2回目以降は、兼題と自由題をあわせて3〜4句作って来ていただき、句会をしながら指導します。 (講師記) ★10月の謙題は、「開戦日」です。 .
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シェイクスピアの道化と詩人
「十二夜」「夏の夜の夢」を読む
- 清水 徹郎/お茶の水女子大学名誉教授
- 2024/10/05土 〜 2025/03/29土
- 10:00〜11:30
- 全6回
- 会員 20,790円
シェイクスピアの戯曲は上演台本としてもよくできていますが、本講座ではそのポエティックなところを拾い、英語で味わいます。まずは引き続いてシェイクスピアの代表的喜劇『十二夜』を読み、台詞におけるポエティックとは何なのかを考察します。道化フェステが気になりますが、他の人物にも着目し、性差や家族の問題がシェイクスピアの詩学においてどのような意味を持つか、受講者の皆さんと一緒に考えてみたいと思います。ソネットも随時参照します。『十二夜』の後は『夏の夜の夢』に入ります。これもシェイクスピアの詩学を考える上で鍵となる傑作喜劇です。なお言葉の難しいところは全て講師が解説しますので、高校初年程度の英語の知識で受講可能です。テクストは毎回オリジナルの語注付きプリントを配布します。(講師・記) 以下は参考書として: @ William Shakespeare, The Sonnets川西進編注 (音羽書房鶴見書店) A シェイクスピア著・松岡和子訳『十二夜』『夏の夜の夢』(ちくま文庫) B William Shakespeare, Twelfth Night , ed. by Roger Warren (Oxford UP)[10月〜12月] C William Shakespeare, A Midsummer Night’s Dream, ed. by Sukanta Chaudhuri (Cambridge UP) [2月〜3月] BCは他の版でも結構です。 D 井出新『シェイクスピア、それが問題だ!』(大修館書店)1,700円
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ダンテ「神曲」を読み解く―煉獄篇
- 藤谷 道夫/慶応義塾大学名誉教授
- 2024/10/05土 〜 2024/12/21土
- 13:00〜15:00
- 全6回
- 会員 20,790円
最新のダンテ研究を踏まえながら、ダンテの『神曲』煉獄篇を解説していきます。私の対訳を用いながらすべて日本語で説明していきますので、イタリア語をご存じない方もご参加いただけます。なお、イタリア語をご存知の方には、各歌ごとに文法や単語の意味に関する詳細な語学的解説をお配りしますので、適時ご参考頂ければと思います。一つの歌章を3回程度で読んでいきます。 (講師・記) ※2022年1月より「煉獄篇」を読み進めています。 *日本語の講義です。
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俳句ビギナーズ
- 蜂谷 一人/俳人 プロデューサー
- 2024/10/05土 〜 2024/12/07土
- 10:30〜12:15
- 全3回
- 会員 10,725円
俳句は自転車に乗るのと似ています。頭で理解してもすぐ転んでしまいますよね。でも感覚で理解すれば大丈夫。ほらね、大抵の方が乗れるようになる。この講座では、季語、定型、切れといった俳句特有の概念を動画で説明します。多分日本で初めての試みです。理屈を学ぶのは難しくても映像ならば簡単。百聞は一見にしかず、というではありませんか。日本語が話せるあなたであれば、必ず俳句が作れるようになります。とりあえず、日本で一番わかりやすい初心者向け俳句講座であると断言しておきます。 ★12月の謙題は「冬空」「火事」「蜜柑」「自由(冬の季語)」 各1句 <カリキュラム(予定)> 10/5 俳句の3つのテーマ 「神の旅」 人間を乗り継いでゆく神の旅 堀田季何 11/2 五感を働かせる 「落葉」 無二の世を落葉の孔の網目ごし 佐怒賀正美 12/7 心象をモノに託す 「火事」 ガラス戸の遠き夜火事にふれにけり 村上鞆彦 <投句方法について>下記の点を厳守のうえ、ご提出をお願いいたします。 【課 題】 講座内で指定された内容 (投句数の指定もございます) 【〆 切】 講座日5日前の月曜日 ※厳守 ※差し替えの場合も同様です 【提出方法】 基本的にGoogleフォームでご提出ください。 メールアドレスをお持ちでない方のみ郵送もしくは持参のいずれかでご提出ください。 ◎Googleフォームの場合:講座の半月程前に、皆様のご登録されているメールアドレスにGoogleフォームをお送りいたします。 ◎郵送の場合:〒220-0011 横浜市西区高島2-16-1 ルミネ横浜8階 「俳句ビギナーズ」担当宛※土日祝日の配達状況にご注意ください。近ごろ、郵便物の遅れが多発しています。余裕をもってご投函ください。 ◎持参の場合:朝日カルチャーセンター横浜教室 8階受付横カウンターにお越しください。※営業時間、休館日等にご注意ください。
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「源氏物語」の世界
蓬生巻
- 竹内 正彦/国学院大学教授
- 2024/10/07月 〜 2024/12/16月
- 10:30〜12:00
- 全6回
- 会員 20,790円
「源氏物語」は世界に誇る日本古典文学のひとつです。登場人物はおよそ450名。4代の帝の御代、70余年にわたる期間の出来事とその世界に生きる人間たちの心の奥底を、精緻な筆致によって描き切ったこの作品は、まさに物語文学の最高峰といえます。「源氏物語」は、今からおよそ千年前の平安時代に書かれた作品ですが、けっして過去の遺物などではありません。現代のわたしたちの胸にも突き刺さる生きた文学であり、しかもその世界は読むほどに深みを増していくものとなっています。 本講座では、「源氏物語」を原文で丹念に読み込みながら、この物語の世界の魅力を味わっていきます。「源氏物語」を原文で読み込んでいくためには、古語や歴史的背景などについての知識が必要となってきますが、本講座ではそれらについても丁寧に説明することによって、平安時代の文化や歴史についての関心もひろげていきたいと思います。「源氏物語」にはじめてふれる方や「源氏物語」を読み直そうとお考えの方はもちろん、古典文学に親しんでみようとお思いの方のご参加もお待ちしております。 今期は「蓬生」巻の途中から読み進めます。(講師・記) ※2018年4月開講 <各回テーマ(予定)> 1.末摘花の古風な生活 2.叔母の策略 3.侍従との別れ 4.光源氏の訪れ 5.光源氏の庇護 6.「関屋」巻のはじまり
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俳句をたのしむ
自然も日常も俳句に
- 辻内 京子/「鷹」同人
- 2024/10/07月 〜 2025/03/03月
- 13:00〜15:00
- 全6回
- 会員 21,450円
俳句が初めての方も、もっと深めたい方も、句会を通して一緒に楽しく勉強していきます。実作に役立つ俳句の「型」で基礎を学び、句を豊かにする季語をより深く学びながら俳句に親しんでいきましょう。 <講座の流れ> ・毎回ひとつの季語を取り上げたプリントを使って季語の解説、名句鑑賞をします。 ・宿題の3句を提出していただき合評形式で句会をします。講師は全句講評をいたします。 .
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芥川龍之介 文学の本棚
- 安藤 公美/神奈川大学講師
- 2024/10/08火 〜 2024/12/10火
- 15:30〜17:00
- 全3回
- 会員 10,395円
本棚に並ぶたくさんの本のなかから気になる1冊を手に取って開くように、文学と親しむ講座です。旅/健康/科学と人間/ベストセラーなど、本棚には様々なジャンルが並びます。今期は、「科学/身体/記憶」をテーマに、文学が発見した科学の風景を辿っていきます。生成AIの誕生は、これからの社会に大きな変化を与えそうです。AIの誕生が人間を照らし返すように、常に科学的進歩は、その当時の人間観を照らしてきました。芥川文学は、実にたくみに、その科学的事象を、文学に取り入れています。公式では表せない熱量、記憶や無意識という心理作用、人間の生と死を直観する感覚など、科学では割り切れない感情や感覚がどのように文学化されているのか辿ってみましょう。 ■文学に書かれた科学/身体/記憶 10月 科学と文学——「寒さ」の公式と語彙 11月 1923年のクリスマス——「少年」 12月 凩の坂道に荷車を押す——「年末の一日」 ーーーーーーーーー今後の予定ーーーーーーーーー ■大正期のベストセラー 1月 〈恋愛〉は事件なのか——芥川、「或恋愛小説」を書く 2月 選ばれる聖たち——親鸞・日蓮・イエス 3月 最後のメッセージ——「続西方の人」最終章
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「失われた時を求めて」の読みときかた
- 菅沼 潤/慶応義塾大学講師
- 2024/10/08火 〜 2024/12/24火
- 15:30〜17:00
- 全6回
- 会員 23,430円
プルーストの大作『失われた時を求めて』から主要な場面をピックアップし、作品の全体像を浮き彫りにします。今期は第二篇第二部「土地の名 土地」から読み始め、続いて主人公の青年時代をたどります。フランス語のわからない方でも参加できます。(講師記) 1〜7編までを40回ぐらいで、読み進める予定です。 2024年4月開講。
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神は死んだ!?それからどうする?
ジェイムズ・ジョイス『若い藝術家の肖像』とD・H・ロレンス『息子と恋人』の時代
- 武藤 浩史/慶應義塾大学名誉教授
- 2024/10/08火 〜 2025/03/11火
- 13:00〜14:30
- 全6回
- 会員 20,790円
「神を殺した」のはニーチェだったりダーウィンだったりすると言われるが、事はもう少し複雑である。それでも、生まれ落ちた共同体で教えられた人生の教えがもう通用しないことに気づいた若者はいつの時代も悩み苦しむもので、その深い苦悩が傑作小説の創造に繋がることも時にあって、ジョイスとロレンスの標記小説はその好例となる。これらを読み比べながら、「神は死んで」おらず、形を変えたのだということを一緒に見てゆきたい。(講師・記) <各回テーマ(予定)> 第1回:ジョイス対ロレンス:違っているとされるが、実は似ている 同時代のヴァージニア・ウルフや少し後輩のジョージ・オーウェルなどとも比較して 第2回:ジョイス『スティーヴン・ヒーロー』から『若い藝術家の肖像』前半:家庭から、時代へ、個人へ 第3回:ロレンス『息子と恋人』前半:時代から、家庭へ、個人へ 第4回:ジョイス『若い藝術家の肖像』後半:物から人生へ 第5回:ロレンス『息子と恋人』後半:物から人生へ 第6回:ジョイス対ロレンス2:まとめ
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