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鴨長明『発心集』を読む

- 伊東 玉美/白百合女子大学教授
- 2025/02/07金 〜 2025/06/06金
- 10:30〜12:00
- 全5回
- 会員 17,325円
『方丈記』の作者として有名な鴨長明は、下鴨神社の神官の家系に生まれ、和歌・音楽に秀でた「文化人」として、平安時代末から鎌倉時代初頭にかけて活躍しましたが、劇的な出家遁世をした彼には、歌論書『無名抄』に加え、『発心集』という、仏教説話集の著作がありました。 建暦二年(1212)成立の『方丈記』との先後関係は不明ですが、おそらく『発心集』は、『方丈記』の後を受けて成立したのではないかと考えられています。長明が『方丈記』の先に見たものは何であったのか、当時の宗教世界にも注目しながら、ゆっくり読んで参ります。(講師・記)全10回予定 【前期・各回予定】 (1)『発心集』の序文 『発心集』の序文では、『方丈記』末尾で凝視された「心」について、より詳しく探求されています。また、以下この仏教説話集を、異例の方針で記していくことが宣言されています。『発心集』の作品世界に足を踏み入れるに当たって、まず長明のこの「宣言」の中身について、確認しておきましょう。 (2)出家遁世する人々 その一 全八巻構成の『発心集』第一の冒頭には、遁世者の先達として名高い玄敏(玄賓)僧都が登場します。『発心集』の柱の一つを成す「遁世者」の群像を、たどります。 (3)出家遁世する人々 その二 前回に引き続き様々な出家の物語を読みます。また、遁世を志す人々はいろいろな執着を捨て去るために俗世を離れようとしましたが、中には、自ら悪人を演じる「偽悪」というやり方をとる人々さえありました。彼らの激しい生き様を見てみましょう。 (4)魔との戦い 「極楽往生」を目指すには、心静かに死を迎える「臨終正念」が必要条件だと考えられていましたが、それを妨げようと、いろいろな「魔」がはびこっていました。臨終正念を願う人々と魔との戦いのありさまを見てみます。 (5)極楽往生のための善行 室町時代までの日本に於いて、極楽往生は奇跡と考えられていました。それを実現した希有な人々の「行徳」「善行」を、当時の人々と同じ目線に立って見てみましょう。 【後期・各回予定】※後期の受付は、5月下旬〜予定 (6)様々な修行法 その一 極楽を目指す修行法は実に様々であったことを、『発心集』の説話を通して見てみます。中でもイメージトレーニングである「観法」について学びましょう。 (7)様々な修行法 その二 長明は、和歌を詠むなどの「数寄」(芸術三昧)が仏道修行になるとの立場に立っていた一人でした。現代人にとっては時に理解しにくい各種の修行法に対する、長明の立場を探ります。 (8)『発心集』のリアリティー 『発心集』の魅力の一つは、細やかな人情から人生の激動までをとらえる、迫真の描写にあります。重病の友人と家族の様子、旅する琵琶法師へのインタビュー、そして洪水から生還した人の体験談などを見てみましょう。 (9)神とのかかわり 『発心集』の後半には、「神」をめぐる説話の数が明らかに増えてきます。『発心集』内部および当時の神仏習合の考え方に於ける、これらの説話の位置づけを考えてみます。 (10)『発心集』の跋文 全体に読みやすい文章の『発心集』にあって、跋文は、中世人の持っていた神仏にまつわる知識を背景に置かなければ、少々難解な文章です。『方丈記』と跋文との共通点にも目配りしながら、『発心集』全体の成立の謎に迫ります。
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「うつほ物語」 物語の原点を見つめる

- 三田村 雅子/フェリス女学院大学名誉教授
- 2025/04/01火 〜 2025/06/17火
- 10:30〜12:00
- 全6回
- 会員 22,770円
「源氏物語」が書かれる直前、「枕草子」の成立とも重なる時代に成立した「うつほ物語」は、平安時代の物語として初めて登場した長編物語です。その複雑な構造と多岐にわたる登場人物、空間描写、人物描写、物質描写の細緻かつ周到な叙述によって特徴づけられる作品と言っていいでしょう。ありえないような理想世界の構築と、限りなく愚直な叙述によって作られていく物語世界を丁寧に味わうことによって、「源氏物語」が書かれたことが単なる奇跡ではなく、「うつほ物語」の積み重ねと延長線上に可能となっていったことを改めて確認してみたい。(講師・記)※2024年4月開講。 今期は「祭の使」巻からを予定しています。 ※テキストは、各自ご購入ください。 ★「新版 うつほ物語 二 現代語訳付き(訳注 室城秀之)」角川ソフィア文庫
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小説実作教室

- 根本 昌夫/元「海燕」編集長
- 2025/04/01火 〜 2025/06/17火
- 18:30〜20:30
- 全6回
- 会員 28,050円
■[春期の日程に関する注意点] 4/29は祝日のため15:30〜17:30開催です ■[お申込み・ご受講に際する注意点] 新規お申込みの方には 【受講方法・作品提出方法のご案内】の書類をお渡しいたします。 本書類のお受け取りがないまま、ご受講いただくことはできません。 WEBから申し込まれた場合も、必ず受付窓口にお立ち寄り、もしくはご連絡のうえ、書類をお受け取りください。 ・電話 〈045-453-1122〉 ・メール〈HPお問合せフォームより ※件名に「小説講座お申込み」と入力ください〉 ・・・・・・・・・・・・・・・ 「読まなければ上手に書けないし、同時に、書かなければ上手に読めない」という小説の定理を、作品にそって解説していきます。良い作品に触れることは、自分の中の作品を書く力を伸ばすことでもあります。編集現場での体験を交えて“読むこと”と“書くこと”の2つの角度から、優れた作品の魅力を解説していきます。作品が読者によってどう把握・受容され、評価されるか。書くという実践を通して、それぞれの力を伸ばしてゆきます。作品の質とは、良い小説とはということについて、それぞれが書き上げてきた作品について評価をします。もっと小説を書きたい方、小説を読むのが好きな方、もちろん、小説家を目指す方も大歓迎です。(講師記) ※提出作品は400字×200枚まで、ジャンル自由、添削なし、講評・合評あり。 ※根本講師の「小説入門」と「小説実作講座」は内容・教材が重なる場合があります。指導上、どちらか一方をご受講ください。 ※ご見学ができます(期の最終回のみ・20分・無料)必ず事前にご予約ください。 【講座のすすめ方】ーーーーーーー 受講生の作品の講評を中心に授業を進めます。「提出作品を読んできて、合評する」の繰り返しです。 必要に応じて、講師から課題図書が出されることもあります。 ❶作品を提出(講座の2日前まで)→→ ❷印刷したものを講座内で配布。その日は使わない。持ち帰って翌回までに読んでくる →→ ❸翌回持参し、先生・受講生の全員で合評・・・→→@に戻る・・・の繰り返しですすみます 【作品提出について】ーーーーーーー 〇提出は任意です 〇提出先・・・講師に直接メールor郵送。送付先はお申込み完了時にお渡しする<受講案内>に明記がございます 〇締切日・・・毎回、講座日の2日前まで(必着) 〇ルール・・・400字×200枚まで、ジャンル自由。クラス名・氏名、頁数を明記 持物ーーーーーーー 前回配布された提出作品(読んできてください)。期の初回は、前期の最終回に配布された作品をお持ちください。 初参加の場合に限り、お申込み完了後、前もって作品を郵送いたします。 講座日当日に、早めに来て窓口で作品を受け取り、読んでから参加されてもかまいません。 備考ーーーーーーー 欠席した回に配布された作品を受け取りたい場合は、開催日の翌日以降に、電話等で提出作品の有無をご確認のうえ、受付窓口にてお受取りください。作品の送付はしておりません。ご了承下さい。 ・受付時間 月〜土 9:30〜20:30 ※日曜は9:00〜16:30 ・横浜教室 045-453-1122
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はじめての短歌

- 草田 照子/「かりん」選者
- 2025/04/01火 〜 2025/06/17火
- 13:00〜15:00
- 全6回
- 会員 24,420円
短歌のリズムに惹かれ、いつか作ってみたいと思いつつ一歩が踏み出せない人は多いようです。歌を作るということは、流れゆく時間の中に棹さし、立ち止まって自己を見つめ直すことです。一回目の講座では、さまざまな短歌作品をご紹介し、その読み方やおもしろさを知っていただきたいと思います。 そして、すぐれた作品を手本に、歌を作ってみましょう。歌会ではお一人ずつ批評し、必要があれば添削もします。歌をとおして、胸の中に眠っているものを掘り起こしてみましょう。歌は今の「私」と向き合うのに絶好のものです。ちょっとした工夫が自分を変えることになります。これまでの風景が変わって見え、少しずつ変化する自分に気づかれるでしょう。ぜひ、短歌を詠むたのしさと喜びを味わってください。はじめるのに遅いということはありません。(講師記) *毎回、自由題で2首ずつご提出いただき、講評しながら授業をすすめます。 ※5/20、6/3、6/17は、代講の予定です。
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楽しく学ぶ俳句

- 松岡 隆子/「栞」主宰
- 2025/04/02水 〜 2025/06/18水
- 10:00〜12:00
- 全6回
- 会員 23,430円
俳句は四季の自然と親しみながら日々生きる感動を十七音字に託すという、日本人のこころに根ざした奥深い伝統文芸です。この教室では、初心の方にもわかりやすく、句会、吟行会などを通し必要な基礎知識を解説してまいります。実作を通して俳句に親しみ、俳句の魅力を学んでいただきたいと思います。(講師記)
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初心者のための俳句教室

- 長谷川 槙子/「わかば」同人
- 2025/04/02水 〜 2025/09/03水
- 15:00〜17:00
- 全6回
- 会員 23,430円
俳句を初めて作ってみたい方、あるいは、初心に帰って俳句を学びたい方のための講座です。 句作を始めたことで、「見慣れた景色が、これまでとまったく違って見える」と口にされる方があります。季語を知り、四季折々の感動を十七音の調べにのせて詠う喜びは、それほどに大きいのです。俳句を通じて出会った仲間と共に「私の俳句」を作る楽しさ、豊かさを味わってみませんか。 毎時間の初めに、基礎的な知識の習得に向けたワンポイントレッスンを実施します。その後の句会において具体的なアドバイスや添削を行い、 実作に生かせる学びを進めてまいります。(講師記) ■6月の詠み込み文字は「自」です。 **** 講座の進め方 **** ・毎回、教室で5句を提出していただき、句会を行います。 ・講座の中で、前回の提出作品から抜粋した句の添削、基礎レクチャーなどを行います。 ・句会における疑問点も解決し、句作の上達を目指します。 **** 提出について **** ・毎回5句をつくり、「投句控え用紙」と短冊に書いて教室でご提出ください。 ・欠席する場合は、往復はがきに5句を書き、講座の前までに担当者までお送りください。 ※俳句作りがまったく初めての方は、参加の初回は投句しなくてもかまいません。 ※2019年4月から続いている講座です。途中からの受講も歓迎です。 ※俳句作りがはじめてでご不安なかたは、担当までお問い合わせください。 慣れていない方には、講座後20分程度お集まりいただき、講師がフォローアップする機会もあります。
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「今昔物語集」の最終巻を読む
「雑」の世界

- 小峯 和明/立教大学名誉教授
- 2025/04/03木 〜 2025/06/05木
- 10:30〜12:00
- 全3回
- 会員 11,385円
『今昔物語集』は、いつ、誰が、何のために作ったのか、不明なままで、しかも未完成に終わった大作です。今も多くの謎に包まれていますが、その世界は人間の生きる、あらゆる生態をあますところなく描いており、興味はつきません。 この講座では、『今昔物語集』の最終巻の巻31「本朝付雑事」を中心に、かぐや姫と似た話や知らない島への漂着、夫婦が同じ夢を見る話など他の巻の主題にあわなかった多種多彩な説話が目白押しです。本巻で『今昔物語集』も終局を迎えますが、文字通り「雑」の世界の説話の面白さや魅力を存分に味わっていただければと思います。(講師記)
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句会に親しむ

- 鈴木 章和/「翡翠」主宰
- 2025/04/03木 〜 2025/06/19木
- 10:00〜12:00
- 全6回
- 会員 23,430円
句会は自作を持ち寄り、作者名を隠して、互いに良い作品を選びあった上で、指導者の講評を聞いたり、参加者を交えて合評しあう場です。現在ではこれがいちばん多く行なわれている句会の方法ですが、この形式は芭蕉が最も力を入れた「座の文芸」である連句へ?がっているものです。四季折々の俳句を作ることで講座仲間(連衆(れんじゅう))とともにそのこころを知り、句会の本当の楽しみに触れようではありませんか。(講師記) ※句会に親しむクラスは初心者歓迎です。特に秀句を鑑賞、心得を指導し、毎回添削を交えた句会をします。毎回当季雑詠句(句会当日頃の季節を自由に詠った作品)3句をお持ちください。ほかに、席題1句(教室にて説明します)があります。 .
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「おくのほそ道」の宇宙に遊ぶ
散りばめられた古典文学 古今集・源氏物語・徒然草・平家物語・謡曲・漢詩など

- 浅生田 圭史/「古志」元編集長
- 2025/04/04金 〜 2025/09/05金
- 13:30〜15:00
- 全6回
- 会員 22,770円
江戸幕府が開かれ天下泰平の世の中となりました。人々はこぞって娯楽や教養を求め、それまで写本でしか伝わらなかった多くの古典文学が、木版印刷により、市中に大量に供給されるようになりました。芭蕉が生まれた、寛永21年(1644年)は、まさにこのような時代です。そこには、古今集等の和歌集、源氏物語等の小説、徒然草等の随筆、平家物語等の軍記物、謡曲、海外は李白・杜甫等の漢詩など、さまざまな古典を手にできる環境がありました。知識欲が旺盛な芭蕉は、これらの古典を次々と自分の血肉にし、芭蕉自身を形成して行ったのでしょう、芭蕉のどの作品にも、おのずと、これら古典が息づいています。特に、代表作『おくのほそ道』は、「古典の小宇宙」といった感があります。 今回はこの『おくのほそ道』をベースに、この作品に散りばめられている、さまざまな古典に焦点を当てます。『おくのほそ道』という宇宙空間を立体的に楽しんでいただきたいと思います。そのうえで、多くの古典文学を一身に集めたような、芭蕉という人物を実感していただければ幸いです。(講師記) ★今期開講。1年12講で学びます。 ※一年間の講座となります。毎回、あらすじを現代語にしてお伝えしますので、『おくのほそ道』を読んだことのない方にもご参加いただけます。 ※岩波文庫(萩原恭男校注)『おくのほそ道』を一応の基本テキストとしますが、他社のものでも問題ありません。 【カリキュラム(予定)】4月期:序章〜須賀川 7月期:あさか山〜松島 10月期:石の巻〜象潟 1月期:越後路〜大垣
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はじめての俳句

- 浅生田 圭史/「古志」元編集長
- 2025/04/04金 〜 2025/09/05金
- 15:30〜17:30
- 全6回
- 会員 23,430円
俳句をやってみたいと思っているけれども、「俳句なんて私に作れるのだろうか」とか「句会なんてちょっと気恥ずかしい」などとためらっている方。そんな人のための講座です。 年齢も性別も、その他、面倒なものは一切問いません。手ごろな歳時記一冊とペン一本。これだけあれば充分です。広々とした俳句の世界へご案内したいと思います。ひとつお願いです。1回目に来られる際、一句だけ(ご自身で気に入っていれば、どんな句でも可)なんとか作って来てください。2回目以降は、兼題と自由題をあわせて3〜4句作って来ていただき、句会をしながら指導します。 (講師記) ★6月の兼題は、「夏帽子」「風薫る」です。 .
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シェイクスピアの道化と詩人
「夏の夜の夢」「ハムレット」を読む

- 清水 徹郎/お茶の水女子大学名誉教授
- 2025/04/05土 〜 2025/09/06土
- 10:00〜11:30
- 全6回
- 会員 22,770円
シェイクスピアの戯曲は上演台本としてもよくできていますが、本講座ではそのポエティックなところを拾い、英語で味わいます。まずは引き続いてシェイクスピアの代表的喜劇『夏の夜の夢』を読み、台詞におけるポエティックとは何かを考察します。道化ボトムが気になりますが、他の人物にも着目し、愛・性差・家族などの問題がシェイクスピアの詩学においてどのような意味を持つか、受講者の皆さんと一緒に考えてみたいと思います。ソネットも随時参照します。『夏の夜の夢』の後は悲劇『ハムレット』に入ります。これもシェイクスピアの詩学を考える上で鍵となる、問題の多い作品です。なお言葉の難しいところは全て講師が解説しますので、高校初級程度の英語の知識で受講可能です。テクストは毎回オリジナルの語注付きプリントを配布します。(講師・記) 以下は参考書: @ William Shakespeare, The Sonnets 川西進編注 (音羽書房鶴見書店) A シェイクスピア著・松岡和子訳 『夏の夜の夢』『ハムレット』 (ちくま文庫) B William Shakespeare, A Midsummer Night’s Dream, ed. by Sukanta Chaudhuri (Cambridge UP) [4月〜5月] (他の版でも構いません) C William Shakespeare, Hamlet, ed. by Heather Hirschfeld and Philip Edwards (Cambridge UP) [6月〜9月] ( 同 ) D 井出新 『シェイクスピア、それが問題だ!』(大修館書店)1,700円
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ダンテ「神曲」を読み解く―煉獄篇

- 藤谷 道夫/慶応義塾大学名誉教授
- 2025/04/05土 〜 2025/06/21土
- 13:00〜15:00
- 全6回
- 会員 22,770円
最新のダンテ研究を踏まえながら、ダンテの『神曲』煉獄篇を解説していきます。私の対訳を用いながらすべて日本語で説明していきますので、イタリア語をご存じない方もご参加いただけます。なお、イタリア語をご存知の方には、各歌ごとに文法や単語の意味に関する詳細な語学的解説をお配りしますので、適時ご参考頂ければと思います。一つの歌章を3回程度で読んでいきます。 (講師・記) ※2022年1月より「煉獄篇」を読み進めています。 *日本語の講義です。
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俳句ビギナーズ

- 蜂谷 一人/俳人 プロデューサー
- 2025/04/05土 〜 2025/06/07土
- 10:30〜12:15
- 全3回
- 会員 11,715円
俳句は自転車に乗るのと似ています。頭で理解してもすぐ転んでしまいますよね。でも感覚で理解すれば大丈夫。ほらね、大抵の方が乗れるようになる。この講座では、季語、定型、切れといった俳句特有の概念を動画で説明します。多分日本で初めての試みです。理屈を学ぶのは難しくても映像ならば簡単。百聞は一見にしかず、というではありませんか。日本語が話せるあなたであれば、必ず俳句が作れるようになります。とりあえず、日本で一番わかりやすい初心者向け俳句講座であると断言しておきます。(講師記) ★5月は、5/10(2週目)に行ないます。 ★6月の謙題は「風鈴」「さくらんぼ」「入梅」各1句 <カリキュラム(予定)> 4月 「桜」理屈をそぎ落とす 5月 「鵜舟」助詞「て」の使い方 6月 「紫陽花」海外詠について <投句方法について>下記の点を厳守のうえ、ご提出をお願いいたします。 【課 題】 講座内で指定された内容 (投句数の指定もございます) 【〆 切】 講座日5日前の月曜日 ※厳守 ※差し替えの場合も同様です 【提出方法】 基本的にGoogleフォームでご提出ください。 メールアドレスをお持ちでない方のみ郵送もしくは持参のいずれかでご提出ください。 ◎Googleフォームの場合:講座の半月程前に、皆様のご登録されているメールアドレスにGoogleフォームをお送りいたします。 ◎郵送の場合:〒220-0011 横浜市西区高島2-16-1 ルミネ横浜8階 「俳句ビギナーズ」担当宛※土日祝日の配達状況にご注意ください。近ごろ、郵便物の遅れが多発しています。余裕をもってご投函ください。 ◎持参の場合:朝日カルチャーセンター横浜教室 8階受付横カウンターにお越しください。※営業時間、休館日等にご注意ください。
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「源氏物語」の世界
松風巻

- 竹内 正彦/国学院大学教授
- 2025/04/07月 〜 2025/06/30月
- 10:30〜12:00
- 全6回
- 会員 22,770円
「源氏物語」は世界に誇る日本古典文学のひとつです。登場人物はおよそ450名。4代の帝の御代、70余年にわたる期間の出来事とその世界に生きる人間たちの心の奥底を、精緻な筆致によって描き切ったこの作品は、まさに物語文学の最高峰といえます。「源氏物語」は、今からおよそ千年前の平安時代に書かれた作品ですが、けっして過去の遺物などではありません。現代のわたしたちの胸にも突き刺さる生きた文学であり、しかもその世界は読むほどに深みを増していくものとなっています。 本講座では、「源氏物語」を原文で丹念に読み込みながら、この物語の世界の魅力を味わっていきます。「源氏物語」を原文で読み込んでいくためには、古語や歴史的背景などについての知識が必要となってきますが、本講座ではそれらについても丁寧に説明することによって、平安時代の文化や歴史についての関心もひろげていきたいと思います。「源氏物語」にはじめてふれる方や「源氏物語」を読み直そうとお考えの方はもちろん、古典文学に親しんでみようとお思いの方のご参加もお待ちしております。 今期は「松風」巻から読み進めます。(講師・記) ※2018年4月開講 <各回テーマ(予定)> 第1回 「松風」巻のはじまり 第2回 明石一行の上京 第3回 明石の別れ 第4回 光源氏の大堰訪問 第5回 大堰の贈答 第6回 桂の饗宴
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チェーホフ 「かもめ」
チェーホフ劇の魅力を探る

- 安達 紀子/早稲田大学講師
- 2025/04/07月 〜 2025/06/09月
- 10:30〜12:00
- 全3回
- 会員 11,385円 / 一般 14,685円
湖とかもめのイメージに彩られた『かもめ』は、実らぬ恋、叶わぬ夢、胸を抉るような苦悩をふんだんに湛えた残酷な喜劇です。ソフォクレスの『オイディプス王』、シェイクスピアの『ハムレット』とも繫がりのある『かもめ』の隠された魅力をひとつひとつ紐解いていきます。(講師記) <各回カリキュラム(予定)> 1・2回目 『かもめ』の第1幕から第3幕まで、ロシアの舞台映像をお見せしながら詳しく分析し、その魅力を探ります。 3回目 第3幕から2年の歳月が経過した第4幕を、ロシアの舞台映像をお見せしながら詳しく分析し、作品全体の魅力に迫ります。
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俳句をたのしむ
自然も日常も俳句に

- 辻内 京子/「鷹」同人
- 2025/04/07月 〜 2025/09/01月
- 13:00〜15:00
- 全6回
- 会員 23,430円
俳句が初めての方も、もっと深めたい方も、句会を通して一緒に楽しく勉強していきます。実作に役立つ俳句の「型」で基礎を学び、句を豊かにする季語をより深く学びながら俳句に親しんでいきましょう。 <講座の流れ> ・毎回ひとつの季語を取り上げたプリントを使って季語の解説、名句鑑賞をします。 ・宿題の3句を提出していただき合評形式で句会をします。講師は全句講評をいたします。 .
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芥川龍之介 文学の窓をひらく

- 安藤 公美/神奈川大学講師
- 2025/04/08火 〜 2025/06/10火
- 15:30〜17:00
- 全3回
- 会員 11,385円
知名度抜群の芥川龍之介ですが、二三の作品を除いて意外とその文学の魅力は知られていないのではないでしょうか。ユニークでいて質の高い、芥川の短篇小説を丁寧に読み、文学の深さや、読む愉しみに触れる講座です。今回は、「短篇の醍醐味」「海外文学の引用」「怪談・ゴシックロマンス・ミステリ」「近代文学と中国上海」という四つの窓をひらいていきます。日本に短編小説が確立される時期、作家はどのような源泉から着想し、個性を磨いたのでしょうか。他作家の作品も交えつつ、創作の方法や研究のキーワードからお話しします。今期は、「短篇の醍醐味」として、作家デヴューにつながった「鼻」や名品「蜜柑」、震災時に書かれた「ピアノ」を取り上げ、短篇ならではの魅力に迫っていきます。(講師記) ■4月期の窓<短篇の醍醐味> 4月 「鼻」〜漱石が褒めた巧さと個性 5月 「蜜柑」〜日常に〈文学〉を発見するとき 6月 震災の一風景画〜山手の丘の「ピアノ」 7月期以降の予定 ―――――――― 7月期の窓<海外文学の引用と紹介> 7月 P・ロティと「舞踏会」 8月 物語の源流を遡る〜「杜子春」 9月 「藪の中」の間テクスト性 10月期の窓<怪談・ゴシックロマンス・ミステリ> 10月 西欧世紀末文学の紹介 11月 「地獄変」の世界観 12月 大正期のミステリ〜谷崎・春夫・龍之介 1月期の窓<近代文学が〈中国〉と出会うとき> 1月 芥川、中国と出会う〜1920年代の上海 2月 1921年の内山完造と芥川龍之介〜「花甲録」をひらく 3月 魯迅が訳した芥川/魯迅を訳した佐藤春夫 *各回のテーマは予定です。状況により変動することがあります ・・・・・・・・・・・・・・・
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D・H・ロレンスの傑作旅行記『海とサルデーニャ』を読む
終わらない『ユリシーズ』の世界

- 武藤 浩史/慶應義塾大学名誉教授
- 2025/04/08火 〜 2025/06/10火
- 13:00〜14:30
- 全3回
- 会員 11,385円
当時住んでいたシチリアから地中海の美しい島サルデーニャに旅したD・H・ロレンスの紀行文『海とサルデーニャ』(1921年)は、ジェイムズ・ジョイス『ユリシーズ』と出版時期がほぼ重なり、内容的にもロレンスの『ユリシーズ』と呼び得る傑作である。邦訳が再刊されたので、これを記念して、その魅力を縦横無尽に話したい。旅先での感動と驚愕と激怒が代わる代わる描かれ、旅するってこういうことだよなあ、生きるってこういうことだよなあと思わせる、けっこう抱腹絶倒な紀行文である。と同時に、第一次世界大戦後の啓蒙の理想のゆらいだヨーロッパの混乱を旅する、きな臭くなってきた現代世界にもつながるような背景をもつ旅行記でもある。(講師・記) <各回テーマ(予定)> 第1回:オデュッセウスの英文学。ジョイスに負けないロレンスの『ユリシーズ』。第1章と第2章。 第2回:ジョイスとはまったく違う、でも、似ている? 第3章から第5章まで。 第3回:混乱の時代が来たが、それでもどっこい生きているという感じが伝わってくる。 第6章から第8章まで。
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「失われた時を求めて」の読みときかた
- 菅沼 潤/慶応義塾大学講師
- 2025/04/08火 〜 2025/06/24火
- 15:30〜17:00
- 全6回
- 会員 25,410円
プルーストの大作『失われた時を求めて』から主要な場面をピックアップし、作品の全体像を浮き彫りにします。今期は第四篇「ソドムとゴモラ」から読み始め、続いて主人公の青年時代をたどります。フランス語のわからない方でも参加できます。(講師記) 1〜7編までを40回ぐらいで、読み進める予定です。 2024年4月開講。
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つかみ≠フ文章道場
挑戦してみませんか 新聞のエッセーに
- 黒川 昭良/元サンデー毎日発行人
- 2025/04/08火 〜 2025/06/10火
- 13:00〜14:30
- 全3回
- 教室受講 12,375円 / オンライン受講 11,715円
朝日新聞「ひととき」▽毎日新聞「女(男)の気持ち」▽読売新聞「ぷらざ」といえば、日々の新聞に掲載されている読者投稿のエッセー欄です。皆さんも目に留めたことがあるでしょう。自分が書いたエッセーが新聞の活字になるなんて––––、想像しただけでもワクワクしませんか。かけがえのない宝物になり、幼なじみとの再会、はたまた未知の人との出逢いがあるかもしれません。 「私にはとても、とても……」と腰が引けているあなた! それほどハードルは高くありませんよ。そのコツはつかみ≠フ文章、つまり、新聞社の選者や読者の心をつかみ取ることです。この講座では長年、社会部記者として市井の人々の喜怒哀楽を紡いできた講師と一緒に、その手法を学びます。 チャレンジしてみましょうよ! 新聞のエッセーに‼︎ (講師・記) *2025年1月開講。 *入会が必要な講座です。 *「新聞エッセー入門」の講義のあと、事前に提出していただいた作品を講評します。 *作品の提出方法は下記をご覧ください。 <作品提出について> 【字数】 600〜700字程度 【体裁】 A4用紙を横にして縦書き。手書きの場合は原稿用紙。いずれも2枚までに収まるようにお願いします。 【課題】 講座の中で、次回のテーマをお知らせします。 新規の方は「ふるさと」「出会い」のいずれかのテーマで提出してください。 *ここでいう「テーマ」とは、エッセー創作のきっかけになる土台みたいなものです。提出するエッセーには素敵な題名(タイトル)をつけてくださいね。 【〆切】 講座日の10日前 【提出】 メールでご提出ください。提出先:yk9yokohama@asahiculture.com ※作品はPDFに変換後、添付ファイルにてお送りください。 ※件名に「つかみの文章道場」と入れ、お名前、電話番号もご明記ください。 (複数のクラスでアドレスを共有しているため、ご協力をお願いします) ※窓口提出、郵送も可。詳細はお問い合わせください。 【提出後の作品について】 提出作品は講師による添削後、全員の作品をまとめてお配りして受講生で共有します。 [教室受講] 印刷したものを当日配布します。 [オンライン受講] 講座前日までに、マイページにアップします。
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