35講座中 1〜20件を表示
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シモーヌ・ヴェイユ「根をもつこと」を読む
- 今村 純子/立教大学特任教授
- 2025/10/03金 〜 2026/03/06金
- 10:30〜12:00
- 全6回
- 会員 21,780円
激動の時代に34年の生を駆け抜けたユダヤ系フランス人女性思想家シモーヌ・ヴェイユ(1909-43)。その最晩年の書であり、「人間がなすべきことについての前奏」の副題をもつ、彼女の思想の集大成『根をもつこと』の読解を通して、「根をもつこと」が、現代においてどのようにして可能となるのかを考察したいと思います。現実とテクストが激突したさいの感情に宿るものを捉えるため、広く知られた映画や文学を具体的な現場と見立てて参照することを予定しています。(講師記) 「人間の魂は根をもつことをおそらく必要としている。根をもつことは、もっとも大切であるのに、見過ごされている。根をもつことを定義するのは難しい。現に存在しているある集団に、実際に、活き活きと、自然に属することで人は根をもつ。過去から受け継いだ宝物と未来への確かな予感を保持している集団に属することで根をもつのである」(シモーヌ・ヴェイユ『根をもつこと』より) 全12講予定 【カリキュラム】 [2025年10月〜2026年3月] 1.イントロダクション 2.第1部 魂の要求するもの(1)――秩序/自由/服従/責任/平等 3.第1部 魂の要求するもの(2)――階級制/名誉/刑罰/言論の自由 4.第1部 魂の要求するもの(3)――安全/危険/私有財産/共有財産/真実 5.第2部 根こぎ(1)――労働者の根こぎ 6.第2部 根こぎ(2)――農民の根こぎ [2026年4月〜9月]*後期の受付は2月下旬〜 7.第2部 根こぎ(3)――根こぎと国民 8.第3部 根をもつこと(1) 9.第3部 根をもつこと(2) 10.第3部 根をもつこと(3) 11.まとめと補足――詩をもつこと(1) 12.まとめと補足――詩をもつこと(2) [テキスト] シモーヌ・ヴェーユ、山崎庸一郎訳『根をもつこと』春秋社、新版2009年[初版1967年] [参考書] 今村純子『シモーヌ・ヴェイユの詩学』慶應義塾大学出版会、2010年 今村純子『映画の詩学――触発するシモーヌ・ヴェイユ』世界思想社、2021年
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教養としての仏教思想入門
大乗経典の世界 「般若心経」と「法華経」
- 安藤 嘉則/駒沢女子大学前学長・名誉教授
- 2025/10/03金 〜 2026/03/06金
- 13:00〜14:30
- 全6回
- 会員 22,770円
数ある仏典の中で、私たち日本人にとってなじみがあり、読誦されるのが『般若心経』と『法華経』です。身近なお経ですが、それぞれの経文には仏教の深い思想が語られ、多くの人々の心のよりどころとなってきました。 この講座の前半では『般若心経』の二大思想(空思想とマントラ(真言)思想、後半では『法華経』の一乗思想、永遠(久遠)のブッダ観、観音菩薩の救済などについて講義いたします。また両経典がアジアの人々に与えた影響、あるいは両経典を心の支えとして生きた人たちの群像を紹介いたします。(講師記) <各回カリキュラム(予定)> 第1回 『般若心経』の「色即是空」が示すもの 第2回 生きる力を生み出す「空」思想 第3回 『般若心経』における密教思想とその受容 第4回 『法華経』の一乗思想 第5回 永遠のブッダ 第6回 観音菩薩の救済
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華厳思想入門
- 竹村 牧男/東洋大学名誉教授
- 2025/10/07火 〜 2026/03/03火
- 13:30〜15:00
- 全6回
- 会員 22,770円
『華厳経』は主に菩薩道を説く経典ですが、しかしその中に、空思想、唯心思想、如来蔵思想などが説かれており、また一即一切・一切即一等を表わす不思議な光景がしばしば描かれています。この『華厳経』に基づき、唐の智儼(602〜668)とその弟子・賢首大師法蔵(643〜712)は、華厳宗の教学を創成・大成しました。本講では、『華厳経』の内容、華厳宗の教相判釈や、華厳独特の事事無礙法界の論理を明かす十玄縁起無礙法門および六相円融義などについて解説し、華厳仏教の特質に理解を深めていただきます。(講師記) ★今期開講。全6回で学びます。 <各回カリキュラム(予定)> 1 『華厳経』の教主・毘盧遮那仏 2 『華厳経』の思想概観 3 華厳宗の教相判釈・五教十宗判 4 華厳宗の十重唯識説 5 事事無礙法界の論理構造T 「十玄門」 6 事事無礙法界の論理構造U 「六相門」
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「マルコ福音書」を読む
- 田中 昇/カトリック東京大司教区司祭
- 2025/10/18土 〜 2026/03/21土
- 15:30〜17:00
- 全6回
- 会員 22,770円
マルコ福音書は四福音書の中で最も古い起源を有するとされており、他の福音書を読む上での基礎、土台となるものである。 本講座ではマルコ福音書の成立やその特徴、全体構造を概観し、福音書の冒頭から結末に至るまでの主要な記事の解釈を幅広く、教会の司牧者としての視点、つまり生活に即した聖書解釈を心がけながら紹介していく。 キリスト教にとって、神学、霊性、教義、典礼、法制などのあらゆる信仰生活の基礎は、まさに聖書、中でもキリストのことばに立脚しており、またそうであり続けなければならない。 そのため本講義が、受講者にとって聖書に親しみ、理解を深めるきっかけとなり、ひいては教会生活や学校教育の現場でも益するものとなるよう努めたい。(講師・記) 参考書:M.ヒーリー著、田中昇・湯浅俊治共訳『カトリック聖書注解 マルコによる福音書』(2014年初版2024年第2刷、サンパウロ) 【各回予定】 〈10〜2026年3月〉 7−1弟子となる歩みの途中でU(9:30-50)、7−2日々の生活における福音(10:1-31) 8−1弟子となる歩みの途中でV(10:32-52)、 8−2主がご自分の神殿に来られる(11:1-26) 9−1御子の権威(11:27-12:44)、 9−2最期の時の始まり(13:1-37) 10−1決断の時(14:1-31)、 10−2裏切りと断罪(14:32-72) 11−1十字架刑(15:1-47)、11−2復活(16:1-20) 12−1マルコ福音書の総括 12−2 質疑応答 〔ご参考(2025年4〜9月の各回テーマ)〕 1−1福音書のプロローグ(1:1-13)、1−2権威ある新しい教え(1:14-45) 2−1医者、花婿、安息日の主(2:1-3:6)、2−2新しいイスラエル、新しい家族(3:7-35) 3−1神の国のたとえ(4:1-34)、 3−2自然、悪霊、病気そして死を支配する権威1(4:35-5:43) 4−1自然、悪霊、病気そして死を支配する権威2(4:35-5:43)、4−2イエスはご自分のものである人々のもとに来る(6:1-32) 5−1パンの理解T(6:33-7:37)、5−2パンの理解T(6:33-7:37) 6−1パンの理解U(8:1-26)、6−2弟子となる歩みの途中でT(8:27-9:29)
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仏典の伝承をとおしてみる仏教通史 インド〜中国〜日本
基礎から学ぶ仏教の歴史と文化
- 宮崎 展昌/鶴見大学准教授
- 2025/10/20月 〜 2026/03/16月
- 14:30〜16:00
- 全6回
- 会員 22,770円
現在さまざまなかたちで伝わる膨大な仏典は、長く困難な伝承過程を経て伝えられてきたものである。本講座では、主にインド・中国・日本でなされてきた仏典の編纂および伝承の営みを通観することをとおして、各地域での仏教の受容や展開、特徴についても紹介する。いわゆる思想史や教理史、教団史とは異なる視点で、仏教通史を見直す機会を提供したい。(講師・記) *2025年4月開講。 *各回テーマがございますので、今期からの受講や途中受講歓迎です。 <2025年10〜2026年3月のテーマ(予定)> 10月 仏典の翻訳と整理A南北朝以降唐代まで(中国) 11月 版本大蔵経の登場と展開 宋代以降(中国) 12月 日本古代における一切経の将来と書写事業(日本) 1月 日本中世初期における一切経の書写事業(日本) 2月 日本中世における版本大蔵経の将来(日本) 3月 日本近世における版本大蔵経の開版と大蔵経研究の課題と展望(日本) <参考テキスト> 講師著書『大蔵経の歴史―成り立ちと伝承』(方丈堂出版) ISBN:9784892312120 ※今年秋ごろ重版予定 ※購入必須ではございません。 ------1年のテーマ予定------ <インド> 1. 仏教の誕生と仏典結集 2. 部派分裂と三蔵の成立 3. 大乗の経典と論書の諸相@初期のころまで 4. 大乗の経典と論書の諸相@中期以降 5. パーリ三蔵とチベット大蔵経の現状と来歴 <中国> 6. 仏典の翻訳と整理@南北朝の頃まで 7. 仏典の翻訳と整理A南北朝以降唐代まで 8. 版本大蔵経の登場と展開 宋代以降 <日本> 9. 日本古代における一切経の将来と書写事業 10. 日本中世初期における一切経の書写事業 11. 日本中世における版本大蔵経の将来 12. 日本近世における版本大蔵経の開版と大蔵経研究の課題と展望 ---------------------------------------- ※上記は予定です。進み具合により多少の変更が生じる場合があります。
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ユダヤ人の歴史
天地創造から現代まで
- 黒川 知文/愛知教育大学名誉教授
- 2025/10/21火 〜 2026/03/17火
- 10:30〜12:00
- 全6回
- 会員 22,770円
「わたしはあなたを大いなる国民とし、あなたを祝福し、あなたの名を大いなるものとしよう。あなたの名は祝福となる・・・地上のすべての民族は、あなたによって祝福されます。」創世記12章1―3節 ユダヤ人は世界人口の0.2%にすぎないが、ノーベル賞の20%以上を占め、歴史に大きな影響を与えています。ユダヤ人はどのような民族なのでしょうか。天地創造からイスラエル建国に至る壮大なユダヤ人の歴史について、社会史と思想の観点から考察します。一神教とユダヤ教を概説した後に、天地創造と原罪、アブラハム契約、ノア契約、モーセによる出エジプトからバビロン捕囚、エルサレム神殿建設に至る古代ユダヤ史、西欧中世における迫害、スペインと東欧・ロシアのユダヤ史、ホロコーストとイスラエル建国に至る西欧ユダヤ史を扱います。(講師記) ※講義では毎回専門書に匹敵する内容のレジュメを配布します。 ※2024年10月開講。途中受講、大歓迎です。 <各回カリキュラム(予定)> ◆2024年10月期 1 一神教について宗教の比較 神存在の証明/2 ユダヤ教について 神学と生活規範/3 天地創造 人間の創造と原罪/4 族長時代 ノア契約とアブラハム契約/5 出エジプトと十戒 モーセの生涯/6 士師の時代 ギデオンとサムソン ◆2025年4月期 7 統一王国時代 ダビデ王とソロモン王/8 分裂王国時代 預言者エリヤとエリシャ/9 単立王国時代 預言者イザヤとエレミヤ/10 バビロン捕囚時代 エゼキエルとダニエル/11 中間時代@ ハスモン国家の成立/12 中間時代A ローマ帝国による支配 ◆2025年10月期 13 ローマ帝国時代 キリスト教の進展とユダヤ人/14 西欧中世 宗教的反ユダヤ主義/15 中世スペイン ユダヤ教メシア運動/16 東欧・ロシア@ 同化政策 ハシディズム/17 東欧・ロシアA ポグロム/18 近代西欧@ ハスカラー(啓蒙主義) ◆2026年4月期 19 近代西欧A シオニズム/20 近代西欧B ホロコーストとイスラエル建国/21 現代 パレスチナ問題 ※カリキュラムは変更になる場合がございます。ご了承ください。
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道元「正法眼蔵」を読む
「行持」下巻「葛藤」巻
- 石井 清純/駒澤大学教授
- 2025/10/22水 〜 2026/03/25水
- 10:30〜12:00
- 全6回
- 会員 22,770円
中国に禅を広めた菩提達磨は、インドの王族出身でした。六世紀に中国に渡来し、少林寺において、九年間にわたって坐禅を続けることによって教えを伝え残したのです。その教えは、九世紀に大きく花開き、日本へも伝わりました。『正法眼蔵』では、多くの巻で、達磨の偉業を讃える記述が参見されます。とりわけ「行持」下巻は、菩提達磨の人となりを詳細に語り、コメントを付しています。 本講座では、まず達磨の生涯と教えを俯瞰します。そのうえで、『正法眼蔵』「行持」下巻の、達磨に関する記述を読み解いていきます。 さらに、菩提達磨の跡継ぎ選びの逸話も紹介します。この逸話は、「達磨皮肉骨髄」の話として知られています。その逸話を詳細に解説しているのが、「葛藤」巻です。講座の後半では、この逸話を、独自の解釈によって「葛藤」と名付けた理由を考えていきたいと思います。(講師記) <各回のテーマ(予定)> 1 達磨さんの教えと跡継ぎ選び ―禅の伝統の誕生― 2 「行持」下巻を読む@ ―達磨さんと武帝の対話と少林寺での坐禅― 3 「行持」下巻を読むA ―達磨さんの生い立ちと禅の特徴― 4 「行持」下巻を読むB ―教えをいかに受け継ぐか― 5 「葛藤」巻を読む@ ―達磨の四人の弟子と跡継ぎ選び― 6 「葛藤」巻を読むA ―跡継ぎは二祖だけだったのか?― ※途中回からの受講も歓迎です。
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フロイトのイタリア
旅・芸術・精神分析
- 岡田 温司/京都大学名誉教授
- 2025/10/31金 〜 2026/03/27金
- 16:30〜18:00
- 全6回
- 会員 21,780円
精神分析とアートとは、きわめて密接な関係にある。精神分析の生みの親、フロイトは大のイタリア・ルネサンス美術通で、何度もくりかえされたイタリア旅行が精神分析の着想と発展にとって重要な契機となっている。さらにフロイトは、レオナルドとミケランジェロについて、精神分析によってそれぞれの芸術創造の秘密に迫ろうとした。レオナルドとミケランジェロのアートがむしろ精神分析を先取りしていたという側面も含めて、本コースでは双方向の関係性から精神分析とアートの関係を解き明かしたい。(講師・記)全6回 1.精神分析はフロイトのイタリア旅行で生まれた(1) 2.精神分析はフロイトのイタリア旅行で生まれた(2) 3.フロイトによるレオナルド・ダ・ヴィンチ 4.フロイトによるミケランジェロ 5.レオナルドのアートVS.ミケランジェロのアート 6.近代芸術と精神分析 参考書籍:岡田温司著『フロイトのイタリア: 旅・芸術・精神分析』(平凡社)購入必須ではありません
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「赦し」の哲学2
- 高橋 哲哉/東京大学名誉教授
- 2025/11/01土 〜 2026/03/28土
- 13:00〜14:30
- 全6回
- 会員 22,770円
不正な暴力によって傷つけられた人(個人、集団)は、傷つけた人(個人、集団)を、どこまで「赦す」ことができるのだろうか。そもそも「赦す」ことは良いことなのだろうか。古来から人間を悩ませてきた「罪」と「赦し」の問題について、前半では、ホロコースト(ナチスドイツによるユダヤ人大虐殺)の経験から独自の思索を展開したハンナ・アーレント、ウラジーミル・ジャンケレヴィッチの議論を見た。後半の今回は、同じ問題について、ジャック・デリダがどう考えたのかをじっくり見ていく。(講師記) *2025年4月開講 *各回テーマがございますので、今期からの受講や途中受講歓迎です。 <各回テーマ(予定)> 第1回 デリダ 赦しえぬものの赦し 第2回 デリダ 純粋な赦し1 第3回 デリダ 純粋な赦し2 第4回 デリダ 無条件の赦し1 第5回 デリダ 無条件の赦し2 第6回 ジェノサイドの時代 「赦し」の意味とは?
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エマニュエル・レヴィナスと「全体性と無限」
現代思想の巨人たち
- 加賀野井 秀一/中央大学名誉教授
- 2026/01/07水 〜 2026/03/04水
- 13:00〜14:30
- 全3回
- 会員 11,385円
今年度もひき続き「現代思想の巨人たち」と題して、レヴィナス、リクール、デリダ、リオタールをとりあげ、それぞれを3回講義とし、代表作を中心にその思想の本質を探ってまいりましょう。混迷の時代にふさわしい柔軟な哲学を追求してみたいと思います。年間の予定は次のとおり。 第1期(1〜3月)エマニュエル・レヴィナスと『全体性と無限』 第2期(4〜6月)ポール・リクールと『生きた隠喩』 第3期(7〜9月)ジャック・デリダと『グラマトロジーについて』 第4期(10〜12月)ジャン=フランソワ・リオタールと『ポストモダンの条件』 今期はレヴィナスです。ふるってご参加ください。 エマニュエル・レヴィナスと『全体性と無限』 1. レヴィナスとその時代 2. 他者と『全体性と無限』 3. 『存在するとは別様に』の方へ (講師・記) *「現代思想の巨人たち」シリーズは2024年1月期開講。途中受講歓迎です。
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禅と生きる
やさしい坐禅と禅の生き方
- 永井 宗直/臨済宗建長寺派満願寺住職
- 2026/01/08木 〜 2026/03/12木
- 10:00〜12:00
- 全3回
- 会員 11,385円
「今日仏法を修行する者は、何よりも真正の見解を求めることが肝要である。若し真正の見解を得れば、生死の問題に染まることなく、死ぬも生きるも自在である。至高の境地を求めようとしなくても、そこに自から至るのだ」。臨済義玄禅師のことばです。真正の見解とは、人惑を受けない真実の自己のことです。しっかりと自分を信じ、主体性をもっていけば、去るも住(とど)まるも自由自在に生きることができるのです。 難しいことはありません。坐禅をしながら本当の自分と向き合うのです。心をおちつけ、自然にしていると、そのままでいいのだと、気がつくことでしょう。 臨済禅師はさらに、「この頃の修行者が駄目な原因はどこにあるのか。病因は自分を信じ切れない処に在るのだ」。と言っておられます。坐禅はどなたでもできます。ありのままの自分への気付き、ほっとする時間がもてることでしょう。やさしく坐禅指導し、後半は「臨済録」を学びます。禅の生き方を共に学び自信を取り戻しましょう。
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哲学で考える12の言葉
「力」にも、さまざまな意味がある
- 岡本 裕一朗/玉川大学名誉教授
- 2026/01/10土 〜 2026/03/14土
- 10:30〜12:00
- 全3回
- 会員 11,385円
哲学は世界を見るメガネです。そのメガネをかけて世界を見ると、どんな世界が広がっているのでしょうか。ここに哲学の面白さがあります。しかし、困ったことに哲学者が提示するメガネは、言葉や概念によってできており、その基本的な意味を理解する必要があります。この講座では、哲学の重要な言葉を取り上げ、それぞれの意味の違いや変化について明らかにします。分かったつもりの言葉も、意外と誤解しているものです。この機会に、今までの知識をぜひともブラッシュアップしてみませんか。(講師記) ★2025年7月開講。1年12講で学びます。途中受講大歓迎です。 <各回カリキュラム(予定)> 2025年7月期 「弁証法」って役に立つの? 1 ヘーゲルの「弁証法」? 2 プラトンがつくった「問答法」! 3 通俗化したマルクス・エンゲルスの「弁証法」 2025年10月期 「テクノロジー」って悪いもの? 4 プラトンやアリストテレスの「技術」論 5 ベーコンや百科全書派の「技術」論 6 ハイデガーの「技術」論 2026年1月期 「力」にも、さまざまな意味がある 7 ベンヤミンの「暴力」論 8 ニーチェの「権力」論 9 アーレントの「権力―暴力」論 2026年4月期 「自由」に関する誤解? 10 バーリンとフロムの「積極的自由」 11 カントかミルか? 12 スピノザとヘーゲルの「自由」
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ヨーロッパの芸術論
プラトンからエミール・ゾラまで
- 伊藤 博明/専修大学教授
- 2026/01/12月 〜 2026/03/09月
- 15:30〜17:00
- 全3回
- 会員 11,385円
ヨーロッパの造形芸術(絵画・彫刻・建築)の歴史を見てみますと、その変遷と発展は、たんに技術的な革新の問題だけではなく、さまざまな時代や地域における「美」についての考え方、「芸術作品」についての捉え方、そして「芸術家」のあり方の相違が大きな要因であることが分かります。本講座では、古代ギリシアから印象派まで、転換期となる時代の芸術論を、哲学者・文学者・批評家・芸術家自身の言葉から解き明かしたいと思います。また、同時代の芸術作品との関係についても、多くのスライドを用いながら具体的に説明いたします。1月期は新古典主義から印象派までを取り扱います。(講師・記) *2025年4月開講。全12講。随時、途中受講が可能です。 <各回テーマ>1月期―近代 1 新古典主義(ヴィンケルマン) 2 啓蒙期(ディドロ) 3 印象派(エミール・ゾラ)
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「大乗起信論」を読む
- 吉村 誠/駒澤大学教授
- 2026/01/15木 〜 2026/02/19木
- 13:30〜15:00
- 全2回
- 教室受講 7,590円 / オンライン 7,590円
『大乗起信論』は大乗仏教の理論と実践をたくみに要約した書物です。迷える心の構造を解き明かし、悟りへの道程を指し示すこの仏典は、中国や日本で仏教の綱要書として読み継がれ、東アジア仏教の形成に大きな影響を与えました。 馬鳴(2世紀)造、真諦(6世紀)訳と伝えられますが、今日ではインドの仏教思想を中国で編集したものと推定されています。しかしその内容は、大乗仏教の空の思想や唯識思想、六波羅蜜や禅定・念仏を、如来蔵思想によって包摂するもので、きわめて豊かで魅力的です。本講座では『大乗起信論』の全文を精読します。本文は漢文ですが、一字一句分かりやすく解説しますので、初めての方でも安心して受講していただけます。(講師・記) ※2024年4月開講。今期終了です。 【各回のテーマ(予定)】 1月15日:修行信心分B−観(ヴィパシャナー) 2月19日:勧修利益−修行の利益
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ユダヤ教の精神構造
比較宗教の視点から
- 市川 裕/東京大学名誉教授
- 2026/01/16金 〜 2026/06/05金
- 13:00〜14:30
- 全6回
- 会員 22,770円 / 一般 29,370円
ユダヤは今後どこに向かっていくのか。イスラエルのユダヤ人とアメリカのユダヤ人は、それぞれどう考えるのだろうか。 未来を考える起点が現在にあるとすれば、現在という果を知るには、過去の因を探ることが求められます。ユダヤ教の精神構造を比較宗教の視点から分析した拙著の増補新装版が2020年に復刊されていますので、これを手掛かりに、未来を展望してみたいと思います。第二部として、ユダヤ精神の諸相を6回に分けて考えます。(講師・記) 【今期】 ・第二部(2026年1〜6月):「ユダヤ精神の諸相」 第1回 自由と戒律 第2回 偶像崇拝との闘い 第3回 神への愛 第4回 罪と赦し 第5回 ギリシアとの相克 第6回 神秘の力 【来期】 ・第三部(2026年7〜9月) 第10〜12回は、第3部として、「近代との相剋」をテーマとします。
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心理臨床のための哲学
人は何を求めているのか?なぜ心を病むのか?
- 山竹 伸二/哲学者
- 2026/01/17土 〜 2026/06/20土
- 15:30〜17:30
- 全6回
- 会員 22,770円 / 一般 29,370円
心理臨床において、哲学の考え方はどのように活かせるのか? これが本講座のテーマです。心理療法の創始者たちは、自らの理論を説明する際、特定の哲学的立場を表明したり、独自の人間論を語ってきました。人間の心を対象として心理療法やカウンセリングを行う以上、人間理解は欠かせないからです。しかし、各々の心理療法は人間観の違い、哲学的背景の違いによって、理論的な対立を繰り返し、そのことが心理療法の共通原理を解明することを妨げてきました。そのため、心を癒し、治すための原理がはっきりしないまま、多様な理論と技法が増え続けています。 この講座では、実存主義、構成主義、ポストモダンなど、心理療法の背景にある哲学に触れた上で、「本質を考える」という哲学本来の観点から、人間性の本質、心理療法の本質を考えていきます。現象学の本質観取によって、人間のあり方を規定している欲望、不安、承認欲求、自由、無意識、共感、対話の本質を明らかにできれば、人は何を求め、何を怖れているのか、なぜ心は病んでしまうのかがわかると思います。そして、どうすれば癒され、自由に生きていけるのか、その道すじが見えてくるのではないでしょうか。本講座では、こうした問題をみなさんと一緒に考えていきたいと思います。(講師・記)全6回 【各回テーマ】 1.1/17 人間とはどのような存在か? ― 心理療法の人間観、人間理解と現象学 2.2/21 認められたいから自由を捨てる? ― 自由と承認の葛藤、ヘーゲルの人間論 3.3/21 自由な人間になるための条件 ― 「自由の主体」の哲学、子どもの成長と自由 4.4/18 不安を避けると心は病むのか? ― フロイトの不安論、精神病理の哲学 5.5/16 無意識を知ると心は治るのか? ― 無意識とは何か、ハイデガーと自己理解 6.6/20 共感と対話で心は治るのか? ― 共感とは何か、対話の効果、癒しの原理 ※必要な資料は教室にて配布します。 ※講義内容は、進行具合によって若干変更する場合があります。
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エピクロスの哲学U
- 納富 信留/東京大学教授
- 2026/01/19月 〜 2026/02/09月
- 19:00〜20:30
- 全2回
- 会員 7,590円
古代ギリシア哲学の中でも、原子論と快楽主義で大きな影響を与えたエピクロス(前341〜前270)は、現代でも大きな関心が向けられる最も重要な哲学者です。残されたいくつかの著作に加えて、パピュロス断片から復元された新資料も含めて編集された新しい翻訳で、その哲学の全貌を改めて考えていきます。(講師記) ※哲学を初めて学ばれる方の参加も歓迎です。 ※2025年10月開講
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コーランを読んでみよう
- 鎌田 繁/東京大学名誉教授
- 2026/01/20火 〜 2026/03/17火
- 15:30〜17:00
- 全3回
- 会員 11,385円
イスラームについてさまざまな理解や意見が飛び交っている。どのような思索を進め行動を起こす場合もムスリム(イスラーム教徒)はコーランの言葉に基づこうとする。その意味でクルアーンを知ることはイスラームを知る王道であろう。 クルアーンはムスリムにとっては神の言葉であり、聖典であるが、ひとつの古典として読むこともできるであろう。どのような立場をとるにしろ、なにがどのように書かれているのかを知るのをねらいとして、受講者の方と読み進めてみたい。1月期(1〜3月)は15章アル・ヒジュルを中心に読む予定です。(講師・記) 2019年1月開講
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- 横浜教室
- 教室・オンライン自由講座
近代日本の宗教論
−天皇と仏教―
- 田中 久文/日本女子大学名誉教授
- 2026/01/21水 〜 2026/03/25水
- 13:00〜14:30
- 全3回
- 会員 11,385円 / 一般 14,685円
近代日本では天皇を中心とした国体・国家神道によって国の骨格を作ろうとした。その結果、仏教に代表される世界宗教との関係をどうみるかについて様々な議論が起こった。 宮沢賢治や石原莞爾など多方面の人々に大きな影響を与えた田中智学は、天皇による世界統一という超国家主義を説いたが、実はその上に普遍的な法華経信仰を置いていた。一方、戦前から象徴天皇制に近い思想を抱いていた和辻哲郎は、近代以前の天皇が仏教を篤く信仰していたことの意義を説いている。また、九鬼周造は神道・儒教・仏教を 包摂する原理を三種の神器のうちにみようとした。 彼ら三者三様の考え方のなかに天皇制と世界宗教との調和をはかろうとした試みの意味を探ってみたい。(講師記) <各回テーマ(予定)> 1.田中智学 法華経信仰と国体 2.和辻哲郎 天皇の仏教信仰 3.九鬼周造 三種の神器の意味
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ベルクソンの哲学
「思想と動くもの」を読む
- 前田 英樹/批評家
- 2026/01/22木 〜 2026/03/26木
- 18:30〜20:00
- 全3回
- 会員 11,385円
フランスの哲学者、アンリ・ベルクソン(1859-1941)は、西洋の哲学を独りで最も深くから疑い、そこからすべてを立て直した人です。言葉が作る観念からではなく、自分が現に生きて、このように在る、という経験から、いっさいを考え尽くした思想家だと言ってもいいでしょう。その文章は、他の哲学者にはない、生きて澄んだ具体の姿を匂うように放っています。それは、普通に暮らし、迷い、なお考える喜びを求めてやまない人々のために書かれているのです。その新しさには、繰り返し驚かずにいられません。 この講座では、ベルクソンが生前に刊行した最後の本、『思想と動くもの』(1934)という論文集を、始めに置かれた長い自伝のような「序論」から、ゆっくりと講義を交えながら読み進んでいきます。 哲学の歴史に関わる予備知識は、まったく不要です。 テキストとしては、これまでで最良の翻訳と思われる原章二氏の『思考と動き』(平凡社ライブラリー)を用います。(講師・記) *2022年10月開講 <各回のテーマ> @いわゆる「頭のいい人」とは A「物を作る人」とは B学ぶこと、読むこと、まねること ・・・・・・・・・・・・・・・
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