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15講座中 1〜15件を表示 

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鎌倉の秘境を巡る【講義と野外観察】−10月・11月
鎌倉を取り巻く山の地形・地質と隠れたやぐらと石切場を探索する

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  • 上本 進二/神奈川災害考古学研究所代表
  • 2025/10/02 〜 2025/11/20
  • 15:30〜17:00
  • 全4回
  • 会員 15,180円
  • 2025年10月から半年にわたって、鎌倉の秘境(全6か所)を巡るシリーズ講座です。 ハイキングコースでは見られない、鎌倉を取り巻く山に隠れたやぐらや石切場、鎌倉防衛のための地形改変跡、地形・地質など鎌倉特有の自然文化遺産を探索します。整備されていない道ばかり歩くので、山歩きに適した靴と服装で参加してください。 各月ごとに講義と野外観察があります。講義では野外観察ルート上の遺構について解説します。講義だけの参加も可能です。 ### 10月:鎌倉のやぐら全般 <講   義>10月2日 鎌倉のやぐら全般:北鎌倉駅〜大仏切通一帯の地形・地質とやぐら群 <野外観察>10月16日 10時北鎌倉駅集合→東・西瓜ヶ谷やぐら群→葛原神社古墳山城→大仏切通・古戦場・やぐら群→長谷配水場→やぶさめ道→極楽寺駅(解散)  ※野外観察予備日:10月23日   ### 11月:鎌倉の石切場全般 <講   義>11月6日 鎌倉の石切場全般:西御門・朱垂木・十王岩北・南石切場群 <野外観察>11月20日 10時鎌倉駅集合→西御門やぐら群→朱垂木やぐら→十王岩南・北石切場群→建長寺回春院→北鎌倉駅(解散) ※野外観察予備日:11月27日 ◆10月・11月【講義のみ】の詳細は[こちら](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=8485924) ◆12月・1月【講義と野外観察】の詳細は[こちら](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=8447561) ◆12月・1月【講義のみ】の詳細は[こちら](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=8485746) ◆2月・3月の講座は2026年1月期(募集開始:11月中旬ごろ)に開催します。  

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天変地異―地震・雷・火事・親父

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  • 藤岡 換太郎/静岡大学防災総合センター客員教授
  • 2025/10/04 〜 2025/12/06
  • 10:30〜12:00
  • 全3回
  • 会員 11,385円
  • 地球ができてから大きな事件が山ほど起こっている。それは「天変地異」と言われるもので、地球が壊れかかったり、生物が絶滅したりするような大きな事件であった。人類が誕生してからはそのような事件は「災害」と呼ばれてきた。寺田寅彦は「天災は忘れた頃にやって来る」という言葉を残しているが、最近は忘れた頃ではなくて忘れる暇がないほど頻発している。災害の種類やその原因についてみていく。更に時間を遡って地質時代に起こった天災=天変地異を探っていくと地球史の中で起こった大きな事件に出会う。その真の原因は明らかではないが、地球の層構造(地球システム)を横断する形でその影響が及んでいたことがわかる。その原因は地球内部や宇宙の姿を考えないと解けない問題である。本講座ではこの天変地異というものを、時間を追って探っていきその真の原因にせまる。(講師記) *2025年10月開講。全6講。 1. 天変地異とは(10月4日) 「天災は忘れた頃にやってくる」という寺田寅彦の言葉があるが、最近は天災は忘れる暇がないほど頻繁に起こっている。その災害の種類や原因についてみていく。更にその周期は時間単位や日単位、月単位などさまざまであることを見る。地球科学が始まったころには地球上に起こった事件を説明するのに「漸進説」と「激変説」とがあった。それはキリスト教の影響でノアの洪水のような天変地異が主流であった。しかしライエルが唱えた漸進説(斉一説)がそれに取って代わって久しい。1980年のAlvarezの論文が出てから天変地異説が復活した経緯を述べる。 2. 人類紀の天変地異災害(11月1日) 人類が誕生した700万年前というより第四紀(258万年から現在まで)を氷河時代とか人類の時代(人類紀)ともいう。人類に対して起こる天変地異は天災、あるいは災害と呼んでいるが、災害にはどのようなものがあって、どのようなメカニズムでそれが起こるのかについて話す。災害の種類には気象災害、固体地球災害(火山、地震、土砂災害)、宇宙災害(隕石、彗星)などがあり場合によっては複合災害として地球システム全体に影響を及ぼす災害がある。災害に対してどのように対応していくのかの面白い立場を紹介する。 3.陸、海、空と天変地異(12月6日) 地球システム全体に起こる天変地異の原因の中で氷期、間氷期などに関しては太陽の日射量の周期的な変化を計算で求めたミランコビッチサイクルがある。また氷期・間氷期に起こる短い変動としてダンスガード・オイシュガーサイクルやハインリッヒベントなどを紹介する。海洋の事件としては大陸と海洋の変遷に伴う第三紀の三大海洋事件を紹介する。 <各回テーマ> 1. 天変地異とは 2. 人類紀の天変地異災害 3.陸、海、空と天変地異 4. 生物を襲った天変地異 5.地質時代の天変地異 6.銀河と天変地異まとめ  

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カーブラックホールの幾何学

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  • 諏訪 雄大/東京大学准教授
  • 2025/10/11 〜 2026/03/14
  • 13:00〜14:30
  • 全4回
  • 会員 15,180円
  • 宇宙で観測されるブラックホールの多くは高速回転しています。本講座(全4回)では、回転する"時空の渦"カーブラックホールを題材に、引きずられる光の軌道、二つの地平面の存在、そして面積定理に代表されるブラックホール熱力学までを、図と数式を交えて解説します。前回シリーズ(一般相対性理論とブラックホール)の復習も随時挟みます。朝日カルチャーセンターで、数学と物理を駆使してブラックホールが見せるダイナミックな宇宙像の深淵にどこまで迫れるか――。一緒に挑戦してみませんか。(講師・記) <カリキュラム(予定)> ### 第1回: カー時空(1) 回転するブラックホール ◆観測データ(EHT画像・重力波・X線連星)の具体例を挙げ、「多くのブラックホールは高速で回転している」ことを示す。 ◆回転が加わると現れる独特の領域(エルゴ領域など)を紹介し、静止ブラックホールとの違いを実感する。 ◆ブラックホールの回転エネルギーを取り出せる可能性など、天文学の夢に触れ、学習動機を高める。 ### 第2回: カー時空(2) 時空の引きずり ◆ブラックホールの回転が周囲の時空そのものを「引きずる」現象(フレームドラッギング)を説明する。 ◆光や粒子の軌道がブラックホールの回転によってどのように変わるかを、シュバルツシルトの場合と比較しながら直感的に理解する。 ◆時空のねじれを利用したエネルギー増幅メカニズム(ペンローズ過程・超放射)を紹介。 ### 第3回: カー時空の因果構造とペンローズ図 ◆カーブラックホールが「外側」と「内側」の二重の境界を持つことを示し、その物理的意味を掴む。 ◆時空の可視化であるペンローズ図の描き方を解説し、光や情報がどこまで届くかを理解する。 ### 第4回: ブラックホール熱力学 ◆ブラックホールと熱力学の不思議な関係を説明する。 ◆ブラックホールの面積定理を、エントロピー増大則との対比で直感的に理解する。

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野鳥の楽しみ方
秋・冬編

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  • 安西 英明/㈶日本野鳥の会 参与
  • 2025/10/15 〜 2026/03/18
  • 15:30〜17:00
  • 全6回
  • 会員 22,770円
  •  巡る季節の中で、あるがままの野鳥を楽しむことは、資源やエネルギーを多々消費することがない、カーボンニュートラルやネイチャーポジティブに沿った趣味です。季節に沿って展開される命の営みに気づくと、生命の本質や自然の仕組みを知ることになります。画像、声、実物標本を用いて、鳥の見分け方、聞き分け方、行動や暮らし方も解説します。(講師・記) NHKラジオでは長年、解説役を務め、初心者向けからベテラン向けまで数々の図鑑を手掛けてきた安西さん、鳥に限らず、虫や植物、環境や宇宙の話まで展開されます。 〔各回予定〕 10月 鳥の保護や研究の歴史と最前線…ネイチャーポジティブの基礎 11月 鳥のお蔭その1:虫を減らしタネを運ぶ…持続可能な生態系のしくみ 12月 鳥のお蔭その2:色の世界は鳥がつくった…ヒトの色覚のワケ 1月 鳥のお蔭その3:家鴨・鶏・鳩のルーツ…ホモ・サピエンス繁栄のワケ 2月 スズメ・ハト・カラスでも不思議がいっぱい…わかっていないことの方が多い中で                    地球にやさしい娯楽とは?                        3 野外観察 ※最終回は野外観察会(現地集合・解散)場所・時間帯は未定。通常と異なる時間帯で行う場合もあります。予めご了承ください。詳細は授業の中でお知らせします。

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知って得する「遺伝」の基礎講座
遺伝カウンセラーと、健康と家族の未来を考える

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  • 鈴木 美慧/一般社団法人CancerX理事・聖路加国際病院認定遺伝カウンセラー
  • 2025/10/16 〜 2025/12/18
  • 15:30〜17:00
  • 全3回
  • 会員 11,385円 / 一般 14,685円
  •  「メンデル遺伝って、そういえばどんな話だったかな?」。そんな記憶の糸をたぐりながら、暮らしの中の「遺伝とゲノム」をあらためて見つめてみませんか。  家族とのつながり、体のしくみ、未来の医療や社会との関わりまで、身近な話題からやさしくひもときます。知っているようで知らない遺伝の世界へ、気軽にご参加ください。(講師記) 【各回のテーマ】(予定) 第1回(10月) 苦味の感じ方は遺伝で違う? ― ゲノム入門 ブロッコリーやピーマンの苦味を強く感じる人とそうでない人。その違いには、味覚を感じる遺伝子が関わっています。この回では、DNA・遺伝子・ゲノムの基本を、味覚の事例からやさしく解説します。兄弟姉妹でも好みが違う理由など、身近な問いからゲノムの世界を知る入門回です。 第2回(11月) お酒に強い/弱いはどこで決まる? ― 遺伝と健康 お酒を飲むと顔が赤くなる人とならない人。この差は、アルコールを分解する酵素の遺伝子の違いで説明できます。この回では、アルコール代謝の仕組みを紹介しながら、生活習慣や健康リスクとの関わりについて考えます。家族や自分の“体質”を知ることが、健康管理のヒントになるかもしれません。 第3回(12月) ゲノムを知れば、自分に合った食生活や健康管理ができる? ― 未来と社会 最近は「パーソナライズド栄養」や「ゲノム医療」といった言葉も聞かれるようになりました。この回では、最新のゲノム研究や医療の話題を紹介しつつ、食生活や検診、医療の未来への応用を考えます。倫理や社会とのかかわりにも触れ、ゲノムが広げる可能性を一緒に見つめます。

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はじめての天文学 超入門

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  • 坪内 重樹/なかのZEROプラネタリウム解説員
  • 2025/10/17 〜 2025/12/19
  • 13:30〜15:00
  • 全3回
  • 会員 11,385円
  • 星空や宇宙に関する超入門講座です。地球から太陽系、銀河系、そして宇宙の果てまで、毎回様々な切り口で私たちの宇宙について解説します。1年間で私たちの宇宙について理解を深めてみましょう。この道30年のベテランプラネタリウム解説員が、星空や宇宙についてわかりやすくお話しします。季節の星空のたどり方や、星座の物語などの星空の楽しみ方、近々見られるおすすめの天文現象や最新の天文ニュースもご案内します。(講師記) ★天文学が、初めての方向け対象の講座です。2025年1月開講。10月期からの受講も大歓迎です! <年間カリキュラム(予定)> 1月期  @ 夜空の星を見上げよう A 地球と月 B 太陽と太陽系 4月期  C 恒星と銀河系  番外編 ➀プラネタリウム100周年  D 恒星の一生 7月期  E 星までの距離を測る 番外編A 月食を見よう F 宇宙の誕生と進化 〜 宇宙に果てはあるのか 10月期 G 太陽系外の惑星   H 宇宙人はいるのか  番外編B オーロラを見に行こう

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データが語る最新科学
「理科年表」創刊100周年記念講座

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  • 植田 美那子ほか/東北大学生命科学研究科教授
  • 2025/10/18 〜 2025/12/20
  • 13:00〜14:45
  • 全5回
  • 会員 18,975円 / 一般 24,475円
  • 皆さんは「理科年表」をご存じでしょうか。日の出日の入りなどの暦、惑星や様々な天体の情報、日本と世界の気象観測値、物質の性質や火山や地震の履歴、生物の寿命や遺伝子、そして地球温暖化まで、あらゆるデータを網羅した世界に誇る科学データブックです。1925年の創刊から今年で100年となるのを記念した今回の連続講座では、各分野の気鋭の研究者が科学の最先端をデータの視点で深掘りします。【監修:国立天文台 平松正顕・記】 ※2025年7月開講。今期は後半です。  ★理科年表オフィシャルサイトは[こちら](https://official.rikanenpyo.jp/posts/6028) ## 第1回(10/18)生物部:東北大学生命科学研究科教授 植田 美那子 ※リモート講演 テーマ:細胞内の動きのデータから探る植物のかたち作り 「動物とは違って、植物は動けない」と言われます。しかし、細胞のなかを見ると、いろんなものがダイナミックに動いており、細胞自体も変形します。この「動き」のデータを使って、シミュレーションまで行ったことで、細胞のちょっとした変化が、植物全体の「かたち」作りに繋がることが分かってきました。この講演では、受精卵という、たった一つの細胞から、植物の「かたち」ができあがっていく過程についてお話しします。 ## 第2回(11/1)環境部:地球環境戦略研究機関研究顧問 甲斐沼 美紀子 テーマ:数字で見る温暖化 CO₂濃度や地表温度の長期変化、海洋に蓄積される熱量、極端気象の頻度増加などの科学的根拠を示し、世界の自然災害による経済損失や日本の温室効果ガス排出量目標、国際枠組みと政策対応を紹介します。さらに1.5℃目標やティッピングポイントが示す未来リスクを通じ、気候変動が社会・経済に与える影響と持続可能な道筋を考察します。 ## 第3回(11/15)天文部:大阪工業大学情報科学部教授 真貝 寿明 テーマ:相対性理論の検証の歴史と重力波天文学 今年は、アインシュタインが一般相対性理論を提唱してから110年、重力波が初めて直接検出されて10年になります。最近は、重力波観測の進展のほかにも、ブラックホールの直接撮像の成功、東京スカイツリーでの光格子時計を用いた時間の進み方の違いの検証など、さまざまなニュースで相対性理論が言及されるようになりました。本回では、相対性理論の正しさを巡る歴史を概観し、最新の重力波観測の成果までお伝えします。 ## 第4回(12/6)地学部(地震): 東京大学情報学環・学際情報学府教授 酒井 慎一 テーマ:最先端技術と過去の記録を利用した地震の理解 地震は断層運動である。その結果、地震波が発生して地面が揺れ、建物が倒壊する。最近の研究では、どこで地震が起きるのか、どの程度のゆれになるのか、どうすれば安全でいられるのか、といった課題に対する多くの進展がある。ただ、いつ起きるのか、という問いに対しては、まだ答えられていない。最先端の技術と過去の記録の両方を用いて、地震現象を総合的に理解したい。そして、地震発生による被害を減らすことにつなげたい。 ## 第5回(12/20)地学部(火山):東京大学地震研究所教授 大湊 隆雄 テーマ:火山観測研究の現在地 日本には多くの活火山があり、世界でも有数の火山国です。桜島のようにしばしば噴火を起こす火山もあれば、富士山のように噴火を起こさないまま300年以上経っている火山もあります。御嶽山噴火、西之島の新島形成、新燃岳噴火などについてはニュースでお聞きになった方も多いでしょう。この講義では、火山とはどのようなものか、どこまで理解が進んでいるか、噴火は予測できるのか、火山を観測する新たな手法にはどのようなものがあるか、などのトピックを紹介します。

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代数的数と超越数

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  • 柳谷 晃/元早稲田大学理工学術院講師
  • 2025/10/20 〜 2025/11/10
  • 13:00〜14:30
  • 全2回
  • 会員 7,590円 / 一般 9,790円
  •  数と一言で言っても数学で扱う数は色々あります。自然数、整数、有理数、実数、複素数のような普段使いの名前もあれば、専門家しか使わないような数の名前もあります。丁度その中間くらいにいるのが代数的数と超越数でしょう。  有理数係数のn次方程式の解を代数的数と呼びます。代数的数でない数を超越数と呼びます。これで複素数は代数的数と超越数に分けられることになります。  高校の教科書で2の平方根は無理数を背理法で証明しました。数学に現れる大切な定数が有理数か無理数か、代数的数か超越数か、この問題は天才数学者が取り組んできました。そして今でも続いています。超越数であることの証明は代数的数の性質を調べて、背理法を使い超越性を証明する方法しかありません。ただ興味深いことに0でない整数の絶対値は1以上という当たり前の事実がよく使われるのです。難しい定理でも証明に使っていることは皆さんが普通に使っていることであったりします。ただし、その使い方はかなり高度で微分積分も顔を出します。  この講座では余り難しいことは扱わないで、最初は2の平方根が無理数であるという所から始めてだんだん高い所へ昇って行きましょう。証明が難しいことは、ある程度認めながら見通しの良い所からながめて、楽しみながら超越性を感じましょう。そう言う勉強もあります。(講師記) <各回テーマ(予定)> 第一回 有理数か無理数か 第二回 代数的か超越か ※授業の進度により、多少の変更がある場合がございます ※ご参加の方を個別にあてることはありませんので、お気軽にご受講ください

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学び直す数学
数列とは何か

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  • 柳谷 晃/元早稲田大学理工学術院講師
  • 2025/10/21 〜 2025/12/16
  • 13:00〜14:30
  • 全4回
  • 会員 15,180円
  •  教科書で数列というと等差数列と等比数列が思い浮かびます。ですが数列は必ずしも決まった法則がある数の列だけではありません。規則が無く並んでいる乱数みたいな数列もあります。数学というと微分積分が浮かびますが、現実の現象を表現する時には数列が本質的な役割を果たすことが良くあります。皆さんがよく見ている毎年のGDPなども数列になります。数列に法則が見えなくても数列の特徴を見つける為に工夫をしている人たちもいます。この講座では教科書には余り出てこないけれど自然現象の中に出てくるような数列を作ってみましょう。自然現象を表現する数列は整数だけでは足りません。どうしても実数も使います。お菓子を作る時に出てくる数列もあります。方程式の整数解は直線上にある整数の座標列です。色々楽しい数列を考えてみましょう。(講師・記) ※使用テキストは、初回に教室で配布、WEBにアップロードします。(解答は学期の最終回に配布、アップロードします) <各回テーマ(予定)> 第1回 フィボナッチ数列 第2回 パイこね 第3回 何進法、循環小数 第4回 ユークリッドの互除法、格子点 ★受講生の方を個別にあてることはありません。 ★教室内では、講義の途中でも随時質問を受け付けています <参考テキスト> 高校教科書 『数学V』 (数V301、俣野博/河野俊丈編、東京書籍、824円) ※購入は必須ではありません ※横浜教室で購入希望の方はお申し出ください。 在庫がない場合はご予約いただき取り寄せます。入荷に時間がかかる場合があります ※値段は23年4月時点

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花咲く植物の多様性と進化

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  • 湯浅 浩史/一般財団法人 進化生物学研究所理事長・所長
  • 2025/10/31 〜 2025/12/26
  • 15:30〜17:00
  • 全3回
  • 会員 11,385円
  • 動物と同じく植物も進化を遂げてきました。現代は花の咲く植物が世界中で繁茂しています。美しい花もあれば目立たない花もあり、花弁の数や形、雄しべや雌しべの数もさまざまです。花以外にも木と草、刺、葉の形もいろいろです。その多様性はどのように進化してきたのでしょうか。要因や道すじを身近な植物だけでなく、世界の珍しい植物も取りあげながら新しい研究や見解にも触れて紹介します。さらに気候変動が将来の植物進化に及ぼす影響を考えてみましょう。(講師記) ★2025年7月開講。1年12講で学びます。途中受講大歓迎です。 <年間カリキュラム> ◆2025年7月期 植物体の進化 1 ギアナ高地の古い植生 人跡未踏の地が鍵 2 木から草へ 消失による進化 3 葉の進化  複葉から単葉へ ◆2025年10月期 花の進化 4 花弁の進化 多数から5数性、3数性 5 花の構造の進化 雄しべ、雌しべの多様性、花のABCモデル 6 花の共進化 動物が花を進化させた ◆2026年1月期 進化の要因 7 ランの花の進化 ランは逆さに咲く 8 同所性とすみわけ 隔離とその乱れ 9 生殖的隔離と進化 染色体や遺伝子の分化 ◆2026年4月期 環境と進化 10 刺はなぜできたか 動物から守るためか 11 乾燥適応と進化 五つのタイプと先行進化 12 熱帯高山の巨草 寒さに適応できるわけ

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横浜の暗渠を愉しむ【講義と野外観察】
あなたの知らない吉田新田!

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  • 山 英男/暗渠マニアックス
  • 吉村 生/暗渠マニアックス
  • 2025/11/15 〜 2025/11/22
  • 13:00〜14:30
  • 全2回
  • 会員 7,590円 / 一般 9,790円
  • 暗渠(あんきょ)とは、川や水路を地下に移したもの。高低差に富む横浜にはたくさんの谷があり、そこに川がありました。しかしその水面は時代とともに失われ、今では多くが「見えない川」となり街に埋もれているのです。本講座では、暗渠の基礎知識、見つけ方・探し方を座学で愉しく学んだ上で、実際に街に出て暗渠を歩きます。これを通じて、横浜のまちが秘めている歴史と横浜の新たな景観を見つける体験をしていただくものです。 前回大好評いただいた暗渠マニアックスによる横浜暗渠講座、第2弾は吉田新田エリアにスポットを当てます。江戸時代に開墾された、京浜東北線と大岡川、中村川に囲まれた三角地帯・吉田新田。関内・関外など横浜の昔と今を語る上で外せないこの場所は、実は暗渠的にも非常にホット!今回はここで、見えない川とちょっと前の横浜を感じてみましょう。(山英男・記) ※講師のお2人は、「暗渠マニアックス」なるユニットを組み、特定暗渠を深掘りする縦軸(吉村)×多数暗渠を俯瞰する横軸(山)という役割分担で、執筆やトークイベント、展示などを通して日本中の「暗渠目線」を開拓中。著作(全て吉村・山の共著):ユニット名の元となった『暗渠マニアック!』(柏書房)のほか、『暗渠パラダイス!』(朝日新聞出版)、『まち歩きが楽しくなる 水路上観察入門』(KADOKAWA)、『「暗橋」で楽しむ東京さんぽ 暗渠にかかる橋から見る街』(実業之日本社)、『暗渠マニアック!増補版』(ちくま文庫)など。

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驚いタネ! 実とタネの旅

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  • 多田 多恵子/植物生態学者
  • 2025/11/18
  • 15:30〜17:00
  • 全1回
  • 会員 3,795円 / 一般 4,895円
  • 冬を前に、いまはタネたちの旅立ちの季節。大地に根を下ろして動かない植物も、タネという時空間移動カプセルを利用して、新しい場所に移動し、生育に不適な時間を飛び越えて芽を出します。タネは小さくとも全遺伝情報を備え、丈夫で乾燥にも強く、空を飛んだり動物にくっついたり、柔らかな果肉の奥にそっと隠れたりして、巧みに旅をしています。何年も何十年も休眠してから芽を出すことも。私のコレクションから、よりすぐりのタネや実を持っていきます。観察や実験も交え、タネたちの旅の知恵を探りましょう。(講師記)                             .                                                             

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量子力学の世界
〜この世の中は非常識からできている〜

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  • 山本 貴博/東京理科大学教授・日本物理学会理事
  • 2025/11/29
  • 13:30〜16:45
  • 全1回
  • 会員 7,425円 / 一般 9,625円
  • 現代テクノロジーを支える「量子力学」が誕生したのは1925年。今からちょうど100年前のことです。原子や電子など、ミクロな世界を記述するこの理論は、スマートフォンやLED、MRIなどの技術の根幹を支えています。今回の講演会では、前半で量子力学が生まれる前の自然観をたどり、後半ではその誕生によってもたらされた新たな世界観を、専門知識がなくても楽しめるようご紹介します。「常識」をくつがえし未来を切り拓いた、人類の知的冒険を、どうぞお楽しみください。(講師・記) <講義内容> 第 1 回: 11/29  13:30〜15:00 量子力学の誕生に至るまでの物理学の発展と、人類の自然観の変遷を紹介します。アリストテレスからプトレマイオス、コペルニクス、ケプラー、ガリレオ・ガリレイ、そしてニュートンへと続く、約2000年にわたる自然哲学の歩みをダイジェストでたどることで、量子力学の扉を開く準備をします。 第 2 回: 11/29  15:15〜16:45 19世紀後半から20世紀前半にかけて、それまでの自然観では説明できない現象が次々と現れました。そうした謎に挑み、「量子力学」にたどり着いた物理学者たちの知的冒険を紹介します。さらに、量子力学誕生後の100年間にわたる人類の歩みと今なお残る謎、そして現代のテクノロジーがいかに量子力学に支えられているかを解説し、次の100年が「量子産業の時代」になりうる可能性について展望します。 ◆当日、横浜教室では、山本先生が監修として携わる[「Newton別冊『量子力学100年』」](https://www.newtonpress.co.jp/separate/back_physics/mook_25321_3.html)を販売予定です。

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鎌倉の秘境を巡る【講義と野外観察】−12月・1月
鎌倉を取り巻く山の地形・地質と隠れたやぐらと石切場を探索する

番場ヶ谷.JPG
  • 上本 進二/神奈川災害考古学研究所代表
  • 2025/12/04 〜 2026/01/15
  • 15:30〜17:00
  • 全4回
  • 会員 15,180円
  • 2025年10月から半年にわたって、鎌倉の秘境(全6か所)を巡るシリーズ講座です。 ハイキングコースでは見られない、鎌倉を取り巻く山に隠れたやぐらや石切場、鎌倉防衛のための地形改変跡、地形・地質など鎌倉特有の自然文化遺産を探索します。整備されていない道ばかり歩くので、山歩きに適した靴と服装で参加してください。 各月ごとに講義と野外観察があります。講義では野外観察ルート上の遺構について解説します。講義だけの参加も可能です。 ### 12月:鎌倉の地形入門編 <講   義>12月4日 鎌倉の地形入門編:十二所・二階堂の地形・地質とやぐら群 <野外観察>12月18日 10時北鎌倉駅集合→東・西瓜ヶ谷やぐら群→葛原神社古墳山城→大仏切通・古戦場・やぐら群→長谷配水場→やぶさめ道→極楽寺駅(解散)  ※野外観察予備日:12月25日   ### 1月:鎌倉の地形応用編 <講   義>1月8日 鎌倉の地形応用編:極楽寺仏法寺跡(新田軍進軍ルート)・稲村ヶ崎の砂鉄 <野外観察>1月15日 10時30分極楽寺駅集合→仏法寺跡→極楽寺駅→稲村ケ崎→砂鉄浜・戦争遺構→稲村ケ崎駅(解散) ※野外観察予備日:1月22日 ◆12月・1月【講義のみ】の詳細は[こちら](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=8485746) ◆10月・11月【講義と野外観察】の詳細は[こちら](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=8424671) ◆10月・11月【講義のみ】の詳細は[こちら](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=8485924) ◆2月・3月は2026年1月期(募集開始:11月中旬ごろ)に開催します。  

  • 横浜教室
  • 教室開催

鎌倉の秘境を巡る【講義のみ】−12月・1月
鎌倉を取り巻く山の地形・地質と隠れたやぐらと石切場を探索する

番場ヶ谷.JPG
  • 上本 進二/神奈川災害考古学研究所代表
  • 2025/12/04 〜 2026/01/08
  • 15:30〜17:00
  • 全2回
  • 会員 7,810円
  • **★★★本ページは<12月・1月の講義のみ>を受講される方のお申し込みページです★★★** 2025年10月から半年にわたって、鎌倉の秘境(全6か所)を巡るシリーズ講座です。 ハイキングコースでは見られない、鎌倉を取り巻く山に隠れたやぐらや石切場、鎌倉防衛のための地形改変跡、地形・地質など鎌倉特有の自然文化遺産を探索します。 講義では野外観察ルート上の遺構について解説します。 ### 12月:鎌倉の地形入門編 <講   義>12月4日 鎌倉の地形入門編:十二所・二階堂の地形・地質とやぐら群   ### 1月:鎌倉の地形応用編 <講   義>1月8日 鎌倉の地形応用編:極楽寺仏法寺跡(新田軍進軍ルート)・稲村ヶ崎の砂鉄 ◆本講座は<講義・野外観察>を行いますが、このページでは<12月・1月の講義のみ>お申込みいただけます。野外観察とセットでのお申し込みは[こちら](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=8447561) ◆10月・11月の講義のみは[こちら](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=8485924) ◆2月・3月は2026年1月期(募集開始:11月中旬ごろ)に開催します。