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新宿 美術史・鑑賞・外国の美術と文化
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66講座中 1〜20件を表示 

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イタリア美術の500年(U)

ドゥッチョ 十字架降下3.jpg
  • 石鍋 真澄/成城大学名誉教授
  • 2024/10/03 〜 2024/12/19
  • 13:00〜14:30
  • 全5回
  • 会員 17,325円 / 一般 22,825円
  •  ジョットからティエポロまで、14世紀から18世紀までのイタリア美術を概観する講座シリーズです。この時代、とりわけドナテッロやミケランジェロからカラヴァッジョやベルニーニまでのイタリアは、比類のない美術作品の数々を生み出しました。この近代ヨーロッパのアートの文化の基礎となった「イタリア美術の500年」とはどのようなものだったのか、美術と社会の関係を含めた、広い視野に立って、その歴史と意義を考えていきます。第2回目の講座は、ジョットやシモーネ・マルティーニを代表とするトレチェント(14世紀)のイタリア美術について学んでいきます。 (講師・記) ・2024年7月期開講。 ・リーフレット画像:(図版)ドゥッチョ 十字架降下(シエナ大聖堂付属美術館 部分) <スケジュール> ※スケジュールは変更になる場合がございます。 1(10月3日) ドゥエチェント(13世紀)の美術 2(11月7日) ジョットとフィレンツェの美術(1) 3(11月21日) ジョットとフィレンツェの美術(2) 4(12月5日) シモーネ・マルティーニとシエナの美術 5(12月19日) 14世紀後半のトスカーナと北イタリアの美術

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モダンアートを読み解く

大澤慶久1.jpg
  • 大澤 慶久/東京藝術大学教育研究助手
  • 2024/10/07 〜 2024/12/09
  • 13:00〜14:30
  • 全6回
  • 会員 20,790円 / 一般 27,390円
  •  この講座では、シャルル・ボードレールの「モデルニテ」の概念を起点に、モダンアートの歴史を読み解きます。  新古典主義とロマン主義からはじまり、マネやクールベなどのモダンアートの先駆者たちの作品を通じて、その萌芽を観察します。そして、印象派、新印象派、ポスト印象派へと展開し、20世紀初頭のダダ・シュルレアリスムまでを概観します。  それから、場所はフランスからアメリカへ。まずは、MoMA(ニューヨーク近代美術館)の創設者、アルフレッド・バー・Jrが示したモダンアートの系統図を通じて、この転換点を見ていきます。そして、モダニズムの美術批評家、クレメント・グリーンバーグやマイケル・フリードの芸術理論を学びます。これらの理論をもとに、抽象表現主義やミニマル・アートといった同時代の美術動向を探究し、アメリカのモダニズムの本質に迫ります。  さらに、ポストモダニズムの理論やコンセプチュアル・アートなど、モダニズムを乗り越えようとする新たな潮流について見ていきます。  最後に、日本の現代美術に焦点を当てます。日本の芸術家たちがいかに独自性を追求したかを知り、その集大成としての「スーパーフラット」を取り上げます。ここでは、マネのフラットな絵画表現や、印象派の先駆とされる浮世絵へとの興味深い連続性が明らかになります。モダンアートの歴史を辿ることで、芸術表現の革新性と原点回帰の妙を体感していただければ幸いです。(講師・記) 【カリキュラム予定】 ■ 前編(今期) 1. 伝統を超えて:ボードレールが見た新たな芸術の胎動 2. 現在を輝かせる:クールベとマネが切り開いた「いま・ここ」の美学 3. 光と色彩の革命:マネから始まる印象派の探究 4. 理性と美への抵抗:ダダイスムが仕掛けた芸術の転覆 5. 超現実を求めて:シュルレアリスムの不思議な世界 6. イズムの生起・交替:次々と生まれ変わるモダンアートの潮流 ■ 後編(2025年1月期を予定) 7. 平面性と視覚的イリュージョン:クレメント・グリーンバーグが見たモダニズム絵画の特徴 8. 究極のシンプルさを求めて:マイケル・フリードとミニマル・アート批判 9. オリジナリティの神話を解体する:ロザリンド・クラウスが示すポスト・モダンの地平 10. 形なき芸術の挑戦:コンセプチュアル・アートが試みる概念の芸術 11. 日本的感性を求めて:もの派が体現する近代美術の超克 12. 日本の革新性と原点回帰:前衛美術の日本からスーパーフラットへ ****

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プラド美術館の名品群
名画を読み解く(教室受講)

ラスメニーナス(部分).jpg
  • 矢澤 佳子/西洋美術史講師
  • 2024/10/08 〜 2025/03/04
  • 13:00〜14:30
  • 全6回
  • 会員 22,770円
  • 大帝国を築いたスペインが、富と権力で手に入れた膨大な絵画作品を核とし、名だたる巨匠の名品を集める。 世界で最も魅力的な美術館の一つ。 至極の作品群は何を語るのか? 物語は?人物は?寓意は?背景の意図は? 巨匠の作品群を読み解きます。 【カリキュラム】 ◆(後編)スペイン絵画他◆ 7.ヴェネツィア絵画の魅力 10/8(第二火曜)  ティントレット、ヴェロネーゼ、ヤコポ・バッサーノ 8.レンブラント、デューラーとその周辺 11/5 9.スペイン絵画の重要画家 エル・グレコ 12/3 10.スペイン絵画の重要画家 黄金時代 リベーラ、スルバラン、ムリリョ 1/7 11.スペイン絵画の重要画家 最大の巨匠ベラスケス 2/4 12.【特別編】ティッセン・ボルミネッサ美術館の名品群 3/4  ファン・デル・ウェイデン、カラヴァッジョ他 ◆(前編)北方絵画・イタリア絵画◆ (2024年4〜9月に終了しました。) 1.初期フランドル絵画の至宝群  ファン・デル・ウェイデン、ピーテル・ブリューゲル父他 2.ヒエロニムス・ボス   「快楽の園」、「乾草車」、「七つの大罪」他 3.17世紀最大の巨匠ルーベンス   国王のための神話画群他 4.ルーベンスとヤン・ブリューゲル   「五感の寓意」他 5.イタリア絵画の重要作品    フラ・アンジェリコ「受胎告知の祭壇画」他 6.帝王の画家 ティツィアーノ  ※欠席時の資料郵送はしておりません。ご来社時に事務所でお受け取りください。(保管期間3ヶ月) ****

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プラド美術館の名品群
名画を読み解く(オンライン受講)

ラスメニーナス(部分).jpg
  • 矢澤  佳子/西洋美術史講師
  • 2024/10/08 〜 2025/03/04
  • 13:00〜14:30
  • 全6回
  • 会員 24,090円
  • 大帝国を築いたスペインが、富と権力で手に入れた膨大な絵画作品を核とし、 名だたる巨匠の名品を集める。 世界で最も魅力的な美術館の一つ。 至極の作品群は何を語るのか? 物語は?人物は?寓意は?背景の意図は? 巨匠の作品群を読み解きます。 ・教室受講も可能です。 ・オンライン受講の方には印刷資料を郵送いたします。直前にお申し込みの場合は、講座当日までに届かないことがございます。講座は資料がなくてもお楽しみ頂ける内容です。 ・今期より資料代を改訂いたしました。ご理解のほど何卒よろしくお願い申し上げます。 【カリキュラム】 ◆(後編)スペイン絵画他◆ 7.ヴェネツィア絵画の魅力 10/8(第二火曜)  ティントレット、ヴェロネーゼ、ヤコポ・バッサーノ 8.レンブラント、デューラーとその周辺 11/5 9.スペイン絵画の重要画家 エル・グレコ 12/3 10.スペイン絵画の重要画家 黄金時代 リベーラ、スルバラン、ムリリョ 1/7 11.スペイン絵画の重要画家 最大の巨匠ベラスケス 2/4 12.【特別編】ティッセン・ボルミネッサ美術館の名品群 3/4  ファン・デル・ウェイデン、カラヴァッジョ他 ◆(前編)北方絵画・イタリア絵画◆ (2024年4〜9月に終了しました。) 1.初期フランドル絵画の至宝群  ファン・デル・ウェイデン、ピーテル・ブリューゲル父他 2.ヒエロニムス・ボス   「快楽の園」、「乾草車」、「七つの大罪」他 3.17世紀最大の巨匠ルーベンス   国王のための神話画群他 4.ルーベンスとヤン・ブリューゲル   「五感の寓意」他 5.イタリア絵画の重要作品    フラ・アンジェリコ「受胎告知の祭壇画」他 6.帝王の画家 ティツィアーノ 

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魅惑と驚きのルネサンス空間史

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  • 桑木野 幸司/大阪大学栄誉教授
  • 2024/10/09 〜 2024/12/11
  • 13:30〜15:00
  • 全3回
  • 会員 9,900円 / 一般 11,550円
  •  西欧のルネサンス時代(15世紀−17世紀初頭)というと、華やかな視覚芸術にばかり目が行きがちですが、この二世紀あまりの期間は、発見・変化の時代であったとも言われます。実際、新大陸アメリカが発見され、コペルニクスによる地動説が提唱され、ルターらによる宗教改革が起こり、市場経済が活性化して初期資本主義発展しました。そうした大きな政治・経済・学問的な大変革のなかから、黄金のルネサンス芸術文化が花開いたのだ、と見ることができるでしょう。  そうした大きな変化のなかで、まさにこの時期に、「空間」についての考え方もまた、大きな変化をこうむりました。我々が空間を見て、体験する、その仕方が、劇的に変わったのです。いわば、中世的な空間が、近代的な空間に生まれ変わった、ともいえます。そして我々が日々体験している、日常の都市生活、あるいはネットの世界で広がるヴァーチャル空間などの基礎が、このルネサンス時代の空間革命によって、準備されたのです。その背景には、15−16世紀にかけて西欧社会で見られた遠近法の発達や、建築土木・都市計画学の発展、そして思想的地平の広がり、といった要素がありました。  このレクチャーでは、そうした大きな文化的・知的バックグラウンドを分かりやすくおさえつつ、ルネサンス時代の建築、都市、庭園、絵画空間、文学空間の体験の仕方、歩き方、感じ方、といったものを紹介してみたいと思います。一風変わった、けれども果てしなく魅力的な「ルネサンス建築史・特別編」とお考え下さい。通常の美術史教科書には載っていない魅惑的な情報満載です。受講生の皆さまと一緒に、ルネサンス時代の豪華で贅沢な空間を、堪能してみたいと思います。(講師:記) 【全12回の予定】 1〜3回(7月期):このレクチャーの基礎となる「遠近法」という魔術的視法について、その他誕生、発展、変容を、具体的な絵画・建築作品を通じてたどります。 4〜6回(10月期):ルネサンス建築・都市空間に革命を起こした2名の建築家、ブルネッレスキ、アルベルティの業績をじっくり追いかけたのち、ルネサンス建築と文学の世界の摩訶不思議なつながりについて、探ってみます。 7〜9回(1月期):ルネサンスの三大建築家の最後の一人、ブラマンテの業績をじっくり分析したのち、彼の影響下に花開いた、黄金のルネサンス庭園の空間について論じます。 10〜12回(4月期):引続きルネサンス庭園の魅力を体験したのち、今度は、ルネサンス人の精神内面のヴァーチャル空間を論じます(記憶術)。そして最後に、ルネサンス空間論の総まとめとして、理想の都市空間をめぐるスリリングな知的営みを紹介します。 【今期の予定】 (第四回)ブルネッレスキと初期ルネサンス建築の展開:天才エンジニアの空間詩学  線遠近法の発明者として、このレクチャーの第一回でとりあげたブルネッレスキは、画家というよりは建築家、エンジニア、彫刻家、発明家として活躍した、万能の天才でした。大変魅力的な人物ではありましたが、時代の先端を行きすぎて、周囲からなかなか理解してもらえず、衝突も多かったようですが、故郷のフィレンツェの街のシンボルである、サンタ・マリーア・デル・フィオーレ大聖堂の巨大ドームの設計競技に勝利し、その実力を周囲に認められました。彼が遠近法のテクニックを開発したのは、巨大建造物の設計上の要請があったからだとも言えます。ブルネッレスキは、その遠近法を駆使しながら、その後のフィレンツェの建築や都市空間に大きな影響を与えることになる数々の傑作を市内に設計してゆきます。ルネサンスの街フィレンツェの基礎をつくったのが、ブルネッレスキといっていいでしょう。ということは、ルネサンスからはじまる西欧近代の都市空間の創始者、とさえ見なすことができるのです。このレクチャーでは、そのブルネッレスキの建築・エンジニアリングの才が際立った、サンタ・マリーア・デル・フィオーレ大聖堂の巨大ドームについて、そのデザインや構造の秘密をじっくりさぐります。ブルネッレスキの建築活動を通じて、人々の空間の捉え方に、どのような変化が現れたのかをたどってみましょう。

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バルカン半島のビザンティン美術

オフリドのパナギア・ペリブレプトス聖堂、13世紀末.jpg
  • 益田 朋幸/早稲田大学教授
  • 2024/10/10 〜 2024/12/26
  • 10:30〜12:00
  • 全6回
  • 会員 20,790円 / 一般 27,390円
  •  ギリシアからセルビアに至るバルカン半島には、12世紀から14世紀、すなわち中期から後期のビザンティン壁画が多く残っています。この地の聖堂を巡ることによって、キリストの受難の苦しみ、母マリアの哀しみを軸としたビザンティン美術の発展を概観することができます。静謐な気品を漂わせる聖人たち、聖母マリアは時に憂鬱に沈み、時に激情を爆発させます。神キリストですら、苦痛に満ちた表情を見せることがあります。図像学の約束をたどりながら、時空の旅をしましょう。  (講師・記) リーフレット画像:オフリドのパナギア・ペリブレプトス聖堂、13世紀末 <スケジュール> ※スケジュールは変更になる場合がございます。 @12世紀の美術(ネレヅィとクルビノヴォを中心に) A12世紀の美術(ネレヅィとクルビノヴォを中心に) B13世紀の美術(ソポチャニ、ミレシェヴァ、ストゥデニツァ) C13世紀の美術(ソポチャニ、ミレシェヴァ、ストゥデニツァ) D14世紀の美術(スタロ・ナゴリチャネ、グラチャニツァ、デチャニ) E14世紀の美術(スタロ・ナゴリチャネ、グラチャニツァ、デチャニ)

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西洋建築史
バロックの世俗建築―ヴェルサイユ宮殿―

ヴェルサイユ.jpg
  • 中島 智章/工学院大学教授
  • 2024/10/10 〜 2024/12/19
  • 13:00〜14:30
  • 全3回
  • 会員 10,395円
  •  西洋建築史の新シリーズでは、城や宮殿を中心とした、キリスト教建築ではない世俗建築を取り上げていきます。今次シリーズでは、フランス・バロック建築の代表的な建築作品であるヴェルサイユ城館とその庭園を、インテリアの天井画や当時のバロック音楽とともに、講師が撮影した写真を豊富に交えながら紹介します。(講師・記) <講座スケジュール> @10月10日 ヴェルサイユの神々―新城館天井画と庭園彫刻の太陽神アポロン― A11月21日 ヴェルサイユの歓待インフラ―鏡の間に導入された新たな寓意世界と鏡― B12月19日 ヴェルサイユの宮廷生活―王と王妃たちの生活空間― ※10月は第2週目です。ご注意ください。

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フィレンツェの優美 
ギベルティからフラ・アンジェリコまで

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  • 荒木 文果/慶応義塾大学准教授
  • 2024/10/11 〜 2024/12/13
  • 15:30〜17:00
  • 全3回
  • 会員 10,395円 / 一般 13,695円
  •  ルネサンスが花開いたフィレンツェでは、新しい様式である写実的な表現が流行りました。しかし同時に、流麗で優美な作品を好む傾向がつづいたことも忘れてはいけません。 本講座では、15世紀ルネサンスの芸術家ロレンツォ・ギベルティとフラ・アンジェリコの作品を中心に、彼らの美術史上の位置づけを確認したうえで、その作品をキリスト教との関わりからご紹介します。一緒に絵画や彫刻をながめ、知識だけでなく芸術作品をみる確かな眼を磨きましょう。みなさんの次の旅がもっと楽しく豊かなものになることを願っています。(講師・記) 1.ギベルティ:フィレンツェ洗礼堂門扉のコンクール 2.フラ・アンジェリコ:コルトーナ大聖堂の《受胎告知》 3.フラ・アンジェリコ:サン・マルコ修道院の壁画群

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南北ルネサンス美術史

南北ルネサンス美術史2410 D08ピエロ「ソロモン王とシバの女王の会見」.jpg
  • 塚本 博/美術史家
  • 2024/10/14 〜 2024/12/23
  • 13:00〜14:30
  • 全5回
  • 会員 17,325円
  •  西欧のルネサンス美術は、南のトスカーナと北のフランドルの双方に勃興しました。フィレンツェには存在感のある造形的な様式が、他方ブリュージュには油彩による精妙な描写が現れます。この車の両輪のごとき南北ルネサンス美術を併せて俯瞰することで、西洋美術の骨格がよく理解できます。この講座では、南北のルネサンス美術の全体像を、巨匠たちの名作を通して解明します。(講師・記) **2024年10月期 各回のテーマ** 1 ピエロ・デッラ・フランチェスカ芸術(1) 2 ピエロ・デッラ・フランチェスカ芸術(2) 3 ピエロ・デッラ・フランチェスカ芸術(3) 4 ピエロ・デッラ・フランチェスカ芸術(4) 5 フラ・アンジェリコのキリスト教美術 テキストは講師の著書を使用します。(持ち物欄に記載)

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名画の見方が変わる必修教養
徹底解説様式史

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  • 平松 洋/美術評論家
  • 2024/10/17 〜 2024/12/12
  • 15:30〜17:00
  • 全3回
  • 会員 9,900円 / 一般 11,550円
  • **目からウロコの西洋美術の基礎知識**  西洋絵画を鑑賞するのに知識なんていらない、感性があれば、充分だと思っていないでしょうか。しかし、時代も国も違う西洋美術を鑑賞するには、それなりの知識が必要です。たとえば、感性だけで鑑賞している人も、いつの時代の作品なのか、その様式は何なのか、気になっているはずです。  本講座は、西洋美術を鑑賞するうえで、基本中の基本である「様式」という概念を改めて問い直すとともに、古典古代から20世紀までの美術を様式史として学んでいく連続講座です。今では当たり前のように分類されている「様式」ですが、その考え方も時代とともに変わってきたのです。様式史の本当の意味に触れ、歴史の流れの中で美術を捉える時、名画の見方が変わるとともに、より深い、絵画鑑賞が可能になるはずです。 (講師・記/全18講予定。23年7月開講) <今期の予定>※番号はシリーズ通し番号です。 第16回 20世紀美術の展開❶抽象絵画への道 第17回 20世紀美術の展開❷モダニズムと現代美術の変遷 第18回 20世紀美術の展開➌アートの終焉とポストモダン ※配布資料のアップは直前になります。画面に映しながら解説しますので、復習などにご活用ください。

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ケルトの装飾美術とデザイン
中世の「聖書の装飾写本」から マリアとキリスト

turuokamayumi.jpg
  • 鶴岡 真弓/多摩美術大学名誉教授
  • 2024/10/19 〜 2024/12/21
  • 13:00〜14:30
  • 全2回
  • 会員 6,600円 / 一般 7,700円
  •  ヨーロッパの古層文化を築いた「ケルト」は「聖なる装飾」の美を創造してきました。アイルランドやスコットランドの中世の修道院から生まれた「聖書の装飾写本」を通して「神聖な文様・デザイン」の神秘の美学の極みを、多彩な図版から学びます。  異教の神々とキリスト教の神、そして祖霊にも捧げられた、輝く宝飾(ジュエル)や文字のデザイン(カリグラフィー)のミクロな世界にも迫ります。(講師・記) 【カリキュラム】※状況によって変更することもございます。 ■4月期 ケルトの装飾美術とデザイン1   渦巻の神秘➊『ダロウの書』 ケルトの装飾美術とデザイン2   渦巻の神秘❷「タラ・ブローチ」 ■7月期 ケルトの装飾美術とデザイン3   『ケルズの書』聖なる文字 ケルトの装飾美術とデザイン4   聖書の装飾イニシャル ★■10月期 ケルトの装飾美術とデザイン5   マリア像のドレス ケルトの装飾美術とデザイン6   キリスト像と孔雀 ■2025年1月期 ケルトの装飾美術とデザイン7   祈りの組紐文様➊ ケルトの装飾美術とデザイン8   祈りの組紐文様❷        ※お申込みは3か月単位です。

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東京藝大で教わるはじめての美学

東京藝大美学.jpg
  • 川瀬 智之/東京藝術大学教授
  • 2024/10/22 〜 2024/12/24
  • 19:00〜20:30
  • 全3回
  • 会員 9,900円 / 一般 11,550円
  •  美術館などで絵画を鑑賞することを趣味としている人は多いと思います。他方で、どのように絵を見れば良いか分からないという人もいるでしょう。また、他人がどのように絵を見ているのか知りたい人もいるかもしれません。本講座では、20世紀のフランスの美学、特にその中でも現象学という立場から絵画を論じた、サルトル、メルロ=ポンティ、デュフレンヌ、マルディネ、アンリの思想を取り上げます。彼らの思想を通して、絵を見ることや、現代の美学における一つの傾向について理解を深めていきたいと思います。 (講師・記) 〈スケジュール〉 第1回 サルトルの絵画論をめぐって 第2回 メルロ=ポンティとデュフレンヌの絵画論 第3回 抽象絵画をどう見るか -マルディネとアンリ-

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ボッティチェッリ絵画への誘い

神曲素描 2024.10月期web.jpg
  • 京谷 啓徳/学習院大学教授
  • 2024/10/23 〜 2024/12/25
  • 10:30〜12:00
  • 全3回
  • 会員 10,395円 / 一般 13,695円
  •  初期ルネサンスのフィレンツェで活躍した画家サンドロ・ボッティチェッリ。彼は《ヴィーナスの誕生》《プリマヴェーラ》などの神話画で知られますが、他にも幅広いジャンルの絵画を手掛けました。この講座では、神話画に加え、美しき聖母子像、教会の壁画や祭壇画、邸宅を飾った物語絵画、未完成に終わったダンテ『神曲』素描など、ボッティチェッリの名作の数々を鑑賞しながら、その画業についてじっくりと考えてみたいと思います。清々しさと、そこはかとない艶めかしさを併せ持つ、ボッティチェッリ絵画の美の世界に皆様をご案内いたします。(講師・記) ※2023年4月開講・2年間の予定 【今期のカリキュラム】 1)『神曲』挿絵素描「地獄篇」その2 2)『神曲』挿絵素描「地獄篇」その3 3)『神曲』挿絵素描「煉獄篇」その1 ※カリキュラムは変更になる場合があります。ご了承ください。

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ユダヤ人と近代美術
「魂のなかの国」に生きた人々の物語

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  • 圀府寺 司/大阪大学名誉教授
  • 2024/10/24 〜 2024/12/26
  • 13:00〜14:30
  • 全3回
  • 会員 9,900円 / 一般 11,550円
  •  ユダヤ教では偶像崇拝は固く禁じられているため、もともと敬虔なユダヤ教徒には画家という職業選択はありませんでした。スペインの代表的画家ベラスケスの家系が実は改宗ユダヤ人であったことは、近年ようやく知られるようになってきましたが、これはきわめて例外的で、ユダヤ系の画家、彫刻家、美術批評家、美術史家、画商が現れるのは、啓蒙主義以後の西欧諸国でユダヤ人が一定の市民権を獲得し、同化を始めてからのことです。その後はピサロ、シャガール、モディリアーニ、リーバーマン、ニューマン、ロスコらの画家をはじめ、数々の重要人物を美術界に輩出することになります。  本講座では祖国を持たなかったユダヤ人が、その居住国でどのようにして美術に関わる職業を選択をし生き抜いていったか、その静かな闘争の軌跡を物語ることにします。(講師・記) 書籍は[こちら](https://www.amazon.co.jp/dp/B0D62MZCRD?tag=gorogoro054-22&linkCode=ogi&th=1&psc=1)からご購入いただけます。 【10月〜12月】 ・パリ 印象派画家カミーユ・ピサロ、反ユダヤ主義、ドレフュス事件と画家たちの分裂 ・エコール・ド・パリ 異邦人たちがつくりあげた芸術の都 ・マルク・シャガール 「二つの世界」の狭間を生き抜いたイディッシュ文化の末裔 10月のみのお申込みは[こちら](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=7399001) 11月のみのお申込みは[こちら](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=7580407) 12月のみのお申込みは[こちら](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=7580408) 【1月〜3月】 ・ウィーン1900年頃の芸術とユダヤ系パトロンたち  ・クリムトの描くユダヤ系女性たち 映画「黄金のアデーレ」 ナチス侵略と亡命 ・ベルリン 芸術の揺籠としてのサロン、カフェ 反ユダヤ主義の動き  【4月〜6月】 ・戦争、ホロコースト、退廃芸術、アメリカ亡命、文化の大移動 ・ニューヨーク ユダヤ系移民たちの新たな戦場としてのアメリカ美術界  ・魂の中にしか祖国を持てなかった人々が美術に懸けた想い 画家、画商、美術史家

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スペイン絵画の巨匠たち 
スペイン絵画入門

プラド美術館リサイズ.jpg
  • 貫井 一美/大妻女子大学教授
  • 2024/10/29 〜 2024/12/17
  • 10:30〜12:00
  • 全3回
  • 会員 10,395円 / 一般 13,695円
  • スペイン絵画についての入門講座です。時代としては黄金世紀と称される17世紀を中心に19世紀初頭頃までを取り上げ、活躍したスペインの画家の生涯と作品をご紹介しながらスペイン絵画の流れを概観します。(講師・記) <各回テーマ> 第1回  エル・グレコ 第2回  ディエゴ・ベラスケス 第3回  フランシスコ・ゴヤ

    • 見逃し配信あり
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  • 教室開催

新西洋美術史
美術と時代・社会

senzoku.jpg
  • 千足 伸行/成城大学名誉教授
  • 2024/11/02 〜 2024/12/21
  • 10:15〜11:45
  • 全4回
  • 会員 13,860円
  •  19世紀は時に「長い19世紀」と呼ばれますが、実際19世紀は「長い世紀」でした。この時代は世界規模の戦争、紛争こそ見られませんが、それぞれの国、民族が自己主張を始めた時代でした。しかし一方で欧米諸国がひとつにまとまろうという、今のEUにつながるような動きもありました。その一つが万国博覧会で、実際19世紀は「万博の世紀」と呼ばれるほど、万博が盛んな世紀でもありました。日本でも2025年には大阪万博が予定されていますが、日本政府が万博に正式に参加したのは1873年(明治6年)のウィーンが最初でした。万博自体単なるフェア、物産展とは違い、人類の進歩、向上のシンボルでもありましたが、これには美術展も併設され、その都度話題を提供してきました。今回は「万博と美術」という新しい視点から、この時代の美術を見てゆきます。 (講師・記) <スケジュール>(※テーマは変更になることがあります) (1)11/2   万博の始まり:ロンドンとパリ (2) 11/16  第2回と3回のパリ万博:日本人気の高まり (3)12/7   第4回パリ:エッフェル塔登場 (4)12/21  第5回パリ:明るい未来に向けて ※今期より開催時間が10:15〜11:45(90分)となります。(延長の可能性あり)

  • 新宿教室
  • 教室開催

キリスト教図像学入門
キリスト教美術の「読み方」

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  • 秋山 聰/東京大学教授
  • 2024/11/09 〜 2024/12/28
  • 10:30〜12:00
  • 全3回
  • 会員 10,395円
  •  6世紀末、ともすると破壊の対象とみなされがちであった教会内の美術作品を、教皇グレゴリウス1世は「文字の読まない者たちにとって聖書のようなもの」であるとして、擁護しました。これ以降徐々に美術は、教養のない人々を教育・教化するための効果的な手段として活用されるようになりました。中世のキリスト教美術には、さまざまな約束事があり、それらを少し覚えるだけでも、多くの作品の意味内容を、キャプションや解説なしに、理解できるようになります。かつて東大駒場キャンパスで1、2年生向けに開講していたのと近い形で、キリスト教美術の「読み方」について講じてみようと思います。 (講師・記)  ※今期は日程が不規則です。ご注意ください。10/26休講 →11/9補講 @ゴシックの図像学46 Aゴシックの図像学47 Bゴシックの図像学48

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【12月】フィレンツェの優美
ギベルティからフラ・アンジェリコまで

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  • 荒木 文果/慶応義塾大学准教授
  • 2024/12/13
  • 15:30〜17:00
  • 全1回
  • 会員 3,465円 / 一般 4,565円
  •  ルネサンスが花開いたフィレンツェでは、新しい様式である写実的な表現が流行りました。しかし同時に、流麗で優美な作品を好む傾向がつづいたことも忘れてはいけません。 本講座では、15世紀ルネサンスの芸術家ロレンツォ・ギベルティとフラ・アンジェリコの作品を中心に、彼らの美術史上の位置づけを確認したうえで、その作品をキリスト教との関わりからご紹介します。一緒に絵画や彫刻をながめ、知識だけでなく芸術作品をみる確かな眼を磨きましょう。みなさんの次の旅がもっと楽しく豊かなものになることを願っています。(講師・記) <今回のテーマ> フラ・アンジェリコ:サン・マルコ修道院の壁画群 通し受講は[こちら](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=7348437)

    • 見逃し配信あり
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世界の美術館めぐり 
コートールド美術館(2)

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  • 笹山 美栄/西洋美術史家
  • 2024/12/14
  • 18:30〜20:00
  • 全1回
  • 会員 3,300円 / 一般 3,850円
  • 印象派の秀逸なコレクションで日本でもその名が知れ渡るロンドンのCourtauld Gallery(コートールド美術館)は、ロンドン大学の美術研究所付属美術館として1958年に開館しました。 その名前は、研究所の設立に貢献し、自身の印象派と後期印象派のコレクションを寄贈した、実業家・美術品収集家のサミュエル・コートールド(1876-1947)にちなみます。 2019年には「コートールド美術館展 魅惑の印象派」が東京都美術館で開催されたので、その名を知る方も多いでしょう。 印象派とポスト印象派のコレクションで有名ですが、実は中世からルネサンス期の貴重な美術品も多数所蔵しています。 この講座では、7月期に中世からルネサンス期、10月期には印象派・ポスト印象派のコレクションを取り上げ、その魅力をじっくりとご紹介します。 美術史に興味がある方、美術館巡りが好きな方、ロンドン旅行を計画中の方、ぜひ、お気軽にご参加ください。 10月期:耳に包帯をしたゴッホの自画像は世界に2点しか現存しません。      マネの「草上の昼食」は、オルセーにあるはずでは!?

    • 見逃し配信あり
  • 新宿教室
  • オンライン開催

ルネサンス芸術の宝箱ヴィッラ・ファルネジーナとラッファエッロの絵画

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  • 桑木野 幸司/大阪大学栄誉教授
  • 2024/12/18
  • 13:30〜15:00
  • 全1回
  • 会員 3,300円 / 一般 3,850円
  •  都市ローマの下町として知られるトラステーヴェレ地区に建つ、瀟洒なルネサンス風ヴィッラ。16世紀初頭のローマで随一の富豪と言われた銀行家アゴスティーノ・キージの邸館で、現在はヴィッラ・ファルネジーナと呼ばれる建物です。まさに「ルネサンス芸術の宝箱」ともいうべき華麗な住まいで、内装は当時のイタリア芸術界のトップ・アーティストたちが腕を振るいました。なかでも際立つのが時代の寵児ラッファエッロの作品群。神々しいまでに美しい《ガラテイア》と、「プシュケーのロッジア」を埋め尽くす妖艶な神話画が、当時の鮮やかな色調そのままに残されています。このレクチャーでは盛期ルネサンス最高峰のこれら絵画作品を、ヴィッラの建築や庭園とあわせて存分に堪能します。(講師:記)

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