35講座中 1〜20件を表示
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キリスト教図像学入門
キリスト教美術の「読み方」
- 秋山 聰/東京大学教授
- 2026/07/25土 〜 2026/10/31土
- 10:30〜12:00
- 全3回
- 会員 11,550円
※講師のご都合により9/5休講 → 10/31補講となります。(9/1) 6世紀末、ともすると破壊の対象とみなされがちであった教会内の美術作品を、教皇グレゴリウス1世は「文字の読まない者たちにとって聖書のようなもの」であるとして、擁護しました。これ以降徐々に美術は、教養のない人々を教育・教化するための効果的な手段として活用されるようになりました。中世のキリスト教美術には、さまざまな約束事があり、それらを少し覚えるだけでも、多くの作品の意味内容を、キャプションや解説なしに、理解できるようになります。かつて東大駒場キャンパスで1、2年生向けに開講していたのと近い形で、キリスト教美術の「読み方」について講じてみようと思います。 (講師・記) �@ 7月25日 ゴシックの図像学64 �A 8月 1日 ゴシックの図像学65 �B10月31日 ゴシックの図像学66
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システィーナ礼拝堂天井装飾とその影響
ミケランジェロからラファエロへ
- 松浦 弘明/多摩美術大学教授
- 2026/10/01木 〜 2026/12/03木
- 10:30〜12:00
- 全5回
- 会員 19,250円
ミケランジェロは1508年から12年にかけてシスティーナ礼拝堂の天井装飾を行いますが、その壁画は1511年を境に大きくふたつに分かれます。前者は伝統に則ったクラシック的な表現、後者は新しいヘレニズム的な表現です。 今期はまず、システィーナ礼拝堂天井装飾の物語場面における様式の変化を検証していきます。そのうえで、それが同時期のラファエロにどのような影響を与えたのかを見ていきます。(講師記) <各回の予定> 1 システィーナ礼拝堂天井装飾における様式の変化(1) 2 システィーナ礼拝堂天井装飾における様式の変化(2) 3 システィーナ礼拝堂天井装飾以前のラファエロ 4 システィーナ礼拝堂天井装飾以後のラファエロ(1) 5 システィーナ礼拝堂天井装飾以後のラファエロ(2)
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世界遺産プランバナンとインドネシアの美術
- 北 進一/群馬県立女子大学兼任講師
- 2026/10/01木 〜 2026/12/03木
- 15:30〜17:00
- 全3回
- 会員 11,550円 / 一般 14,850円
インドネシアのジャワ島には、東南アジア三大遺跡の一つボロブドゥールと並んで、壮大な世界遺産がもう一つあります。プランバナン寺院群です。中心となるチャンディ・プランバナンは広大なヒンドゥー教の寺院(9世紀中頃)で、その浮彫りや彫像はボロブドゥールに匹敵するほどの素晴らしさです。10世紀頃から、ジャワの政治と文化は東部へ移り、クディリ王朝、シンガサリ王朝、マジャパイト王朝のもとで、シンガサリ出土の般若波羅蜜多菩薩像やチャンディ・ブラハン、チャンディ・ジャヴィなどのヒンドゥー寺院が造られました。本講座は、仏教とヒンドゥー教が混淆したインドネシアの遺跡や美術を探究します。(講師・記) 【各回のテーマ(予定)】 1 チャンディ・プランバナンの美〜ジャワのヒンドゥー教美術と死生観(11/5予定) 2 チャンディ・ブラハンとチャンディ・グラ出土ヒンドゥー神像〜東部ジャワ美術の始動(12/3予定) 3 優美なるシンガサリ出土般若波羅蜜多菩薩像とチャンディ・ジャヴィ〜東部ジャワの美術の展開(来期) 画像は、チャンディ・ブラハン
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美を愛した権力者たち ヨーロッパ美術とパトロンの物語
初回(10/5)のみ申込あり
- 笹山 美栄/西洋美術史家
- 2026/10/05月 〜 2026/12/07月
- 10:30〜12:00
- 全3回
- 会員 11,220円 / 一般 12,870円
今年の通年の講座のテーマは、”アートとパトロン”。 アートと呼ばれるものは、いつの時代もパトロンの存在抜きに語ることはできません。 そのパトロンも、時代や場所を超えて、様々な形で存在してきました。 古くは中世の修道院から、近代の画商、我々が日常的に訪れる美術館・博物館も、大義ではパトロン的な存在と言えるかもしれません。 様々なパトロンの存在と、アートとの関係を時代を追ってご案内いたします。 【10期テーマ】 10 ナポレオン、アカデミーとサロン 11 アメリカの5大財閥とその周辺 12 画廊(商)とコレクター
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ビザンティン美術
中世美術の西と東
- 益田 朋幸/早稲田大学教授
- 2026/10/08木 〜 2026/12/24木
- 10:30〜12:00
- 全6回
- 会員 23,100円 / 一般 29,700円
ビザンティンはコンスタンティノープル(現イスタンブール)を首都として、4世紀から15世紀半ばまでの千年以上続いた長命の帝国です。ビザンティン美術はキリスト教図像学のリーダーとなり、中世美術全体を牽引しました。その間、ヨーロッパ西方(西欧)諸国は、初期キリスト教美術に始まり、長い空白期間を経て、ロマネスク、ゴシック美術に続きます。「長い空白期間」は便宜上、西欧初期中世美術と称されます。 ビザンティン美術と西欧カトリックの美術はどのように異なるのか、図像、様式、三次元表現などさまざまな角度から考えます。(講師・記) リーフレット画像:オフリド(北マケドニア)、パナギア・ペリブレプトス聖堂、聖母の嘆き <スケジュール> ※スケジュールは変更になる場合がございます。 第1回 ジョットとビザンティンの空間表現 第2回 ニンブス(光輪)とは何か1 第3回 ニンブス(光輪)とは何か2 第4回 正教とカトリックの図像 第5回 カロリング朝の美術とビザンティン 第6回 ゴシックの聖堂装飾とビザンティン
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慶應生が学ぶ西洋絵画史入門 ルネサンスから新印象派まで
初回(10/9)のみ申込あり
- 荒木 文果/慶応義塾大学准教授
- 2026/10/09金 〜 2026/12/11金
- 15:30〜17:00
- 全3回
- 会員 11,550円 / 一般 14,850円
毎年、慶応義塾大学日吉キャンパスで秋学期に開講している「西洋絵画史入門」は、美術史家になったわたしが「学部時代に受けたかった授業」を独自に考えて組み立てたものです。 美術史家を目指す方はもちろん、美術にあまり興味のない方のためにも西洋絵画史というエキサイティングな世界の扉をひらき、楽しみながら一生ものの鑑賞眼や知識を身につけられるような構成を考え、学生とともにブラッシュアップさせてきました。 その結果、現在ではとても多くの学生さんが履修してくれる科目に成長しました。慶應のみなさんと作ってきたといっても過言ではない本講座を、朝日カルチャーセンターでもお話できるのを楽しみにしています。 全12回で盛期ルネサンス美術史から新印象派までの絵画作品を中心に学びます。初回からの参加が効果的ですが、途中からの参加も歓迎いたします。 *24年度受講の学生さんの声* 「ただ夜空を見上げて、星が綺麗ということしか分からなかった人が、星座という概念を知って、夜空から形を見つけ出すことが出来るようになったように、この授業を通して新たな視点が私のなかに身につき、見ていたのに見えていなかったものに気が付くようになりました。」 7.バロック�B:各地域のイタリア美術 8.ロココ美術 9.新古典主義と近代絵画の誕生 ※11月のみ講師はオンラインでの講義になりますが、お教室でもご参加いただけます。 10月のみご参加は[こちら](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=9026805&p=ddb65f05055208f609385980ffa842bfc871b39ce41ffbc5c8c48c08c45e2f1e)
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イングリッシュ・ガーデンの喜びをご一緒に
- 井関 百合子/語学講師
- 2026/10/12月 〜 2026/12/14月
- 11:45〜13:15
- 全3回
- 会員 11,550円 / 一般 15,180円
世界三大庭園に数えられるイングリッシュ・ガーデンがなぜこれほど多くの人を惹きつけ続けているかをその流れ、背景、様々な様式とその未来などの観点から見ていきます。 1)10月12日 イングリッシュ・ガーデンの流れを辿る ローマンヴィラ、イタリアン、フレンチ様式、ヨーロッパで流行った古典的整式庭園、ヴェルサイユ宮殿、ハンプトンコートパレス、シシングハースト、ヒドコート、アイフォードマナーガーデンなど。カップ&ソーサーで圧倒的人気を誇った「ハドン・ホール」シリーズも解説します。 2)11月9日 イギリス人ガーデナーの魂動きだす イギリスがヨーロッパの大国になるにつれ、王や廷臣、貴族たちはこぞって新世界やアジア、アフリカから新しい植物を取り入れ始めます。人気はチューリップ、オレンジとパイナップルでした。 一方、整形庭園の中にも変化が現れ始めます。「新しい『自然らしさ』」を求めてイタリア風な門や橋を庭に置く、次に登場するのが圧倒的人気を誇った「風景式庭園」です。「自然は直線を嫌う」を旗印に実に様々な変化を伴った庭園ができました。スタウアヘッド・ガーデン、ラウシャムガーデン、ブレナムパレス あの「ダウントン・アビー」の撮影場所となったハイクレア城等、紹介します。 3)12月14日 「イギリスらしさ」から「未来の庭園へ」 イングリッシュ・ガーデンにはまさに百花繚乱の黄金期が訪れます。華やかさを競ったィクトリア時代、それに反するように中世への回帰を目指したウイリアム・モリスや造園家ラティエンスの「アーツ&クラフツ」運動、野の花をめでたロビンスン、絵を描くように花壇を彩ったジークルの「カラー・スキーム」こじんまりした庶民のお庭コテージガーデン。どれもお馴染み深いお庭だと思います。 モリスの庭 シシングハーストカースルガーデン、ヒドコートマナーガーデン グレート・ディクスター、ナイマンズガーデン、ベス・チャトーガーデンなどを紹介します。 ほとんどが講師自身が訪れた庭です。その中から厳選したお勧めの場所です。次の訪英の際はぜひ候補地に入れてください。(講師・記)
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南北ルネサンス美術史
ドイツ絵画と宗教改革
- 塚本 博/美術史家
- 2026/10/12月 〜 2026/12/14月
- 13:00〜14:30
- 全5回
- 会員 19,250円
西欧のルネサンス美術は、南のトスカーナと北のフランドルの双方に勃興しました。フィレンツェには存在感のある造形的な様式が、他方ブリュージュには油彩による精妙な描写が現れます。この車の両輪のごとき南北ルネサンス美術を併せて俯瞰することで、西洋美術の骨格がよく理解できます。この講座では、南北のルネサンス美術の全体像を、巨匠たちの名作を通して解明します。(講師・記) ※テキストは講師著書を使用します。持ち物欄参照 **2026年10月期 各回のテーマ** 1. グリューネヴァルトとクラナハ 2. ホルバインと肖像画 3. ブリュージュ美術都市めぐり 4. フランドル・南北美術の交流 5. ポントルモとパルミジャニーノ 画像: ホルバイン「エラスムス」
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西洋美術入門:アルプス以北のルネサンス
- 千速 敏男/成安造形大学名誉教授
- 2026/10/13火 〜 2026/12/08火
- 15:30〜17:00
- 全3回
- 会員 11,550円 / 一般 14,850円
名画の鑑賞を通じて西洋美術の歴史を学ぶ初学者向けの講座です。 7月期にご紹介したイタリア・ルネサンス美術が花ひらいた15世紀から16世紀にかけて、アルプス山脈以北の地域、現在のベルギー・オランダや南ドイツでも独自のルネサンス美術が生まれました。「初期ネーデルラント絵画」と「ドイツ・ルネサンス」です。 今期は、このアルプス以北のルネサンスを扱います。第1回ではヤン・ファン・エイクを中心に15世紀の初期ネーデルラント絵画、第2回ではアルブレヒト・デューラーを中心に16世紀のドイツ・ルネサンス、第3回ではピーテル・ブリューゲルを中心に15世紀の初期ネーデルラント絵画を紹介します。 時代と地域による表現方法(様式)の違いや、西洋美術のなかで繰り返し現れる表現内容(図像)についても解説します。展覧会で作品を鑑賞なさるときの一助になれば幸いです。 (講師・記) ・リーフレット画像:デューラー《アダムとエヴァ》メトロポリタン美術館ほか
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西欧庭園史
イタリア盛期ルネサンスの庭園と修景
- 桑木野 幸司/大阪大学栄誉教授
- 2026/10/14水 〜 2026/12/09水
- 13:30〜15:00
- 全3回
- 会員 11,220円 / 一般 12,870円
15〜16世紀に花開いた、イタリアのルネサンス文化。特に16世紀前半の「盛期ルネサンス」と呼ばれる次期には、自然と文化とのクリエイティヴな対話が促進されました。中世までのように、自然を毒されたもの、と見るのではなく、自然に人の手を加えることで、より生産性・創造性を増した、新たな自然を生み出す試みが、様々に行われたのです。 そうした動きが、もっとも典型的にみられるのが、造園・都市計画・ランドスケープ造成、の領域でした。16世紀初頭に活躍した天才的な建築家・造園家のおかげで、人は、広大な敷地を思うままに造成し、人工的な自然ともいえる環境すなわち大庭園を作り上げました。この連続講義では、そうした大規模な造園術の発展過程を追いかけてゆきます。 まずは、16世紀の造園観・自然観を理解するうえで格好の事例である、15世紀中葉のピエンツァの理想都市計画を見ます。建築家やパトロンの視線が、都市内から外部の自然へと広がるさまを、ピエンツァの中央広場再開発や、宮殿付属庭園の分析を通じて概観します。 そこでの議論をベースに、16世紀初頭にローマで展開した、ルネサンス庭園の大革新をたどります。主人公は、教皇庁の首席建築家ドナート・ブラマンテ。彼が設計した、ヴァティカンの「ベルヴェデーレの中庭」を、じっくりと分析し、この作品が以降の庭園文化に与えた影響を確認します。続いて、そのブラマンテの跡をつぎ、さらに造形を洗練させた、ラッファエッロによる造園作品を取り上げます。建築と庭園と風景が一体化する「ヴィッラ・マダーマ」は、ラッファエッロの空間造形作品のなかでも最高傑作の1つであると同時に、15世紀のピエンツァの都市計画において萌芽したアイデアの、完全な開花としても見ることができるでしょう。(講師・記) ### 第1回:理想都市ピエンツァ:風景、庭園。都市の融合(動画あり) ルネサンス期イタリアの庭園を、デザインやコンセプト、美学等の観点から分析する際、風景と庭・建築との対話、という点が、非常に重要になります。この考え方が、16世紀以降の盛期ルネサンスの庭園造形に、大きな影響を与えることになります。この点を深く掘り下げるために、狭義の庭園史からは少し離れ、ルネサンス期の都市計画事例と、庭園・建築との関係を、風景との対話という観点から分析してみます。取り上げるのは、トスカーナの小邑ピエンツァ。ルネサンス期の理想都市として名高く世界遺産にも登録されています。この小さな町は15世紀中ごろ、人文主義的素養を備えたローマ教皇ピウス二世が、自信の出身地を、最新の古典主義的建築によって作り替えたもの。その際、町の周囲に広がるオルチャ渓谷をどう居住空間に取り込むか、が、計画のキーポイントとなりました。本講義では、写真と動画、図面をまじえて、建築・都市・庭と風景との豊かな対話の諸相を掘り下げます。 ### 第2回:ドナート・ブラマンテによる庭園芸術の革新:ヴァティカン・とベルヴェデーレの中庭 十五世紀のトスカーナにおいて萌芽した、イタリア・ルネサンス式庭園が、真の意味で成熟を遂げるのが、文化の中心がローマに移った16世紀。今回は、そのローマにおける庭園デザインの革命となった、ヴァティカンのベルヴェデーレの中庭を取り上げ、その斬新さを徹底的に分析します。この庭園を設計した建築家ブラマンテは、広大な敷地をまとめあげる構成力と、古典主義建築のボキャブラリー、洗練された視覚効果の追求、といった多彩な要素を、この計画のうちに破綻なく融合しています。以降のイタリア庭園、ひいてはヨーロッパの庭園の基礎をつくったこの庭のデザインを理解することは西欧庭園史の理解にかかせません。 ### 第3回:ラッファエッロの夢:ローマ盛期ルネサンスの芸術文化ととヴィッラ・マダーマ ルネサンスの三大巨匠のひとりに数えられるラッファエッロは、一般には画家としての業績が広く知られていますが、晩年には建築の領域でも、際立った才能を発揮しました。その彼が死の直前まで関わっていた巨大なヴィッラ・庭園プロジェクトが、通称ヴィッラ・マダーマです。ヴァティカンの北の郊外に位置する同ヴィッラは、残念ながら未完成におわりますが、残された図面や一部完成した遺構だけでも、後世の庭園デザインに大きな影響を与えるほどの傑作でした。ラッファエッロは、ブラマンテによるベルヴェデーレの中庭を、さらに洗練させ、周辺風景とヴィッラ・庭園との豊かな対話を、このプロジェクトにおいて試みています。庭園の敷地内だけではなく、周辺のランドスケープにも目を向け、そのデザインの妙を味わってみましょう。
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『変身物語』に学ぶ 西洋絵画の神話主題
テーバイ建国、バッカスの神罰、ペルセウスの戦い
- 平松 洋/美術評論家、フリーキュレーター
- 2026/10/15木 〜 2026/12/17木
- 15:30〜17:00
- 全3回
- 会員 11,220円 / 一般 12,870円
西洋絵画はルネサンス以降、ギリシャ・ローマ神話を主題とした「神話画」を数多く描いてきました。そのため、西洋絵画を鑑賞するには、ギリシャ・ローマ神話に関する知識が不可欠です。だからといって、ホメーロスやウェルギリウスの書物を紐解くのは大変です。そこでお勧めなのが「変身」をテーマにギリシャ神話を集大成したオウィディウスの『変身物語』です。本講座は、ルネサンスやバロックの画家たちにとっても霊感源の一つだった『変身物語』に即しながら、神話主題を理解することで、絵画鑑賞のための必修教養を身に着けていくものです。さあ、「詩のごとく」描かれた神話画ならではの鑑賞法を学んでいきましょう。 (講師・記) <今期のテーマ> 第4回 『変身物語』第3巻:テーバイ建国と王家の悲劇―カドモス、アクタイオンからペンテウスまで 第5回 『変身物語』第4巻:バッカスの神罰とペルセウスの冒険―ミニュアスの娘たちからメデューサまで 第6回 『変身物語』第5巻:ペルセウスの戦いとミューズたちの歌合戦―ピネウスからアレトゥーサまで ※配布資料のアップは直前になります。画面に映しながら解説しますので、復習などにご活用ください。
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イタリア美術の500年(�])
- 石鍋 真澄/成城大学名誉教授
- 2026/10/15木 〜 2026/12/17木
- 13:00〜14:30
- 全5回
- 会員 19,250円 / 一般 24,750円
ジョットからティエポロまで、14世紀から18世紀までのイタリア美術を概観する講座シリーズです。この時代、とりわけドナテッロやミケランジェロからカラヴァッジョやベルニーニまでのイタリアは、比類のない美術作品の数々を生み出しました。この近代ヨーロッパのアートの文化の基礎となった「イタリア美術の500年」とはどのようなものだったのか、美術と社会の関係を含めた、広い視野に立って、その歴史と意義を考えていきます。 前回の講座は、ローマ・バロック美術の多様性に焦点を当て、祝祭や都市建設、理想風景画や風俗画などの新しいジャンル、外国人美術家の活躍などについて学びました。第10回の講座は、美術史の原点に戻って、18世紀後半までのローマ・バロック美術の歴史とその社会背景を考察していきたいと思います。(講師・記) ・2024年7月期開講。 リーフレット画像:ベルニーニ INRIの銘をもつ天使 サンタンドレア・デッレ・フラッテ聖堂 <スケジュール> ※スケジュールは変更になる場合がございます。 10月15日 教皇たちのローマ1 パウルス5世とウルバヌス8世 11月05日 教皇たちのローマ2 イノケンティウス10世とアレクサンデル7世 11月19日 ローマ・バロックの衰退と継続 12月03日 18世紀のローマ トレヴィの泉とスペイン階段 12月17日 新古典主義のローマ ポンペオ・バトーニとピラネージ
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オランダ近代の美術と建築
- 圀府寺 司/大阪大学名誉教授
- 2026/10/15木 〜 2026/12/17木
- 13:00〜14:30
- 全3回
- 会員 11,220円 / 一般 12,870円
ファン・ゴッホ、モンドリアンといった偉大な芸術家を輩出しながらも、オランダ近代美術は、「西洋近代美術史」に断片的に顔を出すだけで、まとまった歴史として語られることはほとんどありませんでした。 本講座では、国際的な繋がりの中でも独自の発展を遂げたオランダ近代美術の魅力を、二つの系譜が交錯する歴史として紹介します。ひとつは幾何学的、理知的な系譜、ひとつは表現主義的な情念の系譜です。オランダ近代美術はまた、建築とも密接に結びついて発展しました。本講座では豊富な画像とともに美術と建築の関わりについてもわかりやすく紹介します。 第1期(3回)ではファン・ゴッホを生んだハーグ派の画家たちから、ファン・ゴッホとその同時代人、アムステルダム国立美術館の建築を紹介します。第2期では、印象派の洗礼を受けたブレイトナー、象徴主義、共同体芸術の画家トーロップらを、次いで、オランダ近代建築の祖ベルラーへ、アムステルダム派の建築を紹介します。第3期では神秘主義に傾倒した初期モンドリアンら抽象画家たち、モンドリアンの全画業と彼のユートピア観、この時期に抽象絵画が生まれた理由について述べます。また、モンドリアンとともにデ・ステイル運動を推進したファン・ドゥースブルフの多彩な活動も紹介します。第4期ではデ・ステイルと機能主義の建築、それらとは対照的な魔術的レアリスムの画家たち、最後にアペルらコブラ運動の画家たちを紹介します。(講師・記) 【26年10月期/第1期】 1.ハーグ派 ファン・ゴッホを生んだハーグ美術界の復活 2.ファン・ゴッホと同時代人たち メイエル・ド・ハーン、フェルカーデほか 3.美術の殿堂としてのアムステルダム国立美術館 建築家カイペルスの作品群 【27年1月期/第2期】 4.80年代派 -- 印象主義、ジャポニスム、写真 アムステルダム派 ブレイトナー、I. イスラエルスほか 5.象徴主義と共同体芸術 トーロップ、トルン=プリッカー、ロラント=ホルスト、デルキンデレンほか 6.近代建築への胎動 ベルラーへからアムステルダム派へ 【27年4月期/第3期】 7.神秘主義から抽象絵画へ 初期モンドリアン、ヤヌス・ド・ウィンター他、神秘主義と美術の接点 8.モンドリアンとユートピアのヴィジョン 抽象絵画はなぜこの時代に生まれたのか 9.ファン・ドゥースブルフとデ・ステイル運動 ファン・デル・レック、リートフェルト 【27年7月期/第4期】 10.デ・ステイルと機能主義の建築 リートフェルト、アウトほか 11.魔術的レアリスム コッホ、Ch.トーロップ、ウィリンクほか 12.コブラ CoBrA、情念の画家たち カレル・アペルからアルマンドまで
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西洋建築史 ゴシック・リヴァイヴァルの世俗建築
——英仏の趣味人の夢の邸宅——
- 中島 智章/工学院大学教授
- 2026/10/15木 〜 2026/12/17木
- 13:00〜14:30
- 全3回
- 会員 11,550円
西洋建築史の新シリーズでは、城や宮殿を中心とした、キリスト教建築ではない世俗建築を取り上げていきます。今期は、ゴシック・リヴァヴァルの嚆矢となったストロベリーヒル・ハウスをはじめとした、18世紀から19世紀にかけての英仏のゴシック・リヴァイヴァルの邸宅建築を講師が撮影した写真を豊富に交えながら紹介します。(講師・記) <講座スケジュール> �@10月15日 ゴシック小説家の夢の邸宅——ストロベリーヒル・ハウス—— �A11月 5日 中世美術の蒐集家の夢の邸宅——クリュニー美術館—— �B12月17日 ナポレオン3世の夢の邸宅——ピエルフォン城館——
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サン・サヴァンとロワールの谷の全壁画を読み解く
ロマネスクの図像世界�X
- 池田 健二/美術史家
- 2026/10/16金 〜 2026/11/06金
- 10:30〜12:15
- 全2回
- 会員 7,700円 / 一般 9,900円
ロワール川とその支流が刻む谷にはロマネスクの壁画で飾られたの教会が点在しています。天井いっぱいに旧約聖書の物語が展開するサン・サヴァンの修道院教会がその代表ですが、モントーワル、タヴァン、ブリネー、ヴィックなどの諸教会を飾る壁画も見事な作品です。講座では、フランスのロマネスク絵画の中心地であるこの地域の教会を講師の撮影した映像で巡り、そこに残る壁画の美を楽しみつつ、描かれた図像をていねいに読み解きます。(講師・記) ・リーフレット画像:サン・サヴァン教会 <スケジュール> 10月16日 サン・サヴァンの全壁画を読み解く 11月6日 ロワールの谷の全壁画を読み解く
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ぼくのイタリア映画史(6)
1954年の名作3本 【立川サテライト教室】
- 押場 靖志/学習院大学講師
- 2026/10/17土 〜 2026/12/19土
- 15:30〜17:00
- 全3回
- 会員 11,484円 / 一般 14,784円
【立川サテライト教室での開催】お問い合わせは新宿教室へお電話ください。 3回にわたる連続講座でイタリア映画の歴史を少しずつ振り返ってゆきます。今回は1954年という年に公開された名作を3本とりあげて、それぞれの作品の成立背景やその意図などをご紹介しながら、その魅力をさぐってみようと思います。 �@10月17日 デ・シーカの見つめるナポリ ヴィットリオ・デ・シーカ『ナポリの黄金』(1954) 日本未公開ですが、ようやく配信で視聴可能になりました。ヴィットリオ・デ・シーカによるナポリ的な笑いと哀愁のオムニバス映画。ナポリの喜劇王トト、若きソフィア・ローレンの魅力、シルヴァーナ・マンガノの美しさ、そしてエドアルド・デ・フィリッポの名演。魅力たっぷりの名作です。 �A11月 7日 アルベルト・ソルディが体現するローマの人 ステーノ『ローマのアメリカ人』(1954) これまた日本未公開ですが配信に上がりましたね。監督のステーノ(ステファノ・ヴァンツィーナ)は、映画実験センターに学んだ喜劇を得意とする脚本家でやがて監督としても活躍。俳優にして喜劇人たるアルベルト・ソルディを主演に迎えて、イタリア人がイタリア人を笑い飛ばすという、イタリア式喜劇の真骨頂。 �B12月19日 哀愁のジェルソミーナ フェデリコ。フェリーニ『道』(1954年) ご存知フェデリコ・フェリーニの代表作。最初の『寄席の脚光』(1950)は共同監督、続く『白い酋長』(1951)はピンチヒッターでメガフォンを握り、『青春群像』はツナギの作品。フェリーニにとっては『道』が実質的にデビュー作ともいえるだろう。イタリア国内では左派から批判されながらも、カトリックの側からは歓迎され、国際的な大成功を収めた作品。その魅力のありかを考えてみます。 ※[押場靖志氏ブログ](https://yasujihp.wixsite.com/yasuji)
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カント美学入門
『判断力批判』を読み解く
- 大澤 慶久/東京藝術大学非常勤講師
- 2026/10/24土 〜 2026/12/19土
- 18:00〜19:30
- 全3回
- 会員 11,220円 / 一般 12,870円
自然や芸術作品を前にして「美しい」や「よい」と感じるとき、その感覚を他の人にもわかってもらえたらと思うことがあります。また、自分がよいと思った作品を誰かに勧め、「この感じ」が伝わればと期待することもあるかもしれません。カント美学の中心的な著作『判断力批判』は、美についてのこうした経験をめぐって、とても緻密な考察を展開した書物です。 この講座では、カントの思想と『判断力批判』の位置づけから始め、その独特な専門用語を一つずつひもといていきます。無関心性、趣味判断の普遍妥当性、悟性と構想力の自由な戯れ、目的なき合目的性、共通感覚といった一見すると難解な概念を、絵画や音楽、映画など、身近な具体例を交えながら丁寧に見ていきます。全3回を通して、それぞれの概念がどのようにつながっているのか、その全体像をしっかりと捉えます。 カント美学を初めて学ぶ方はもちろん、あらためて学び直したい方にもご受講いただける講座です。私たち自身の経験に照らしながら、カントが「美しい」と判断することをどのように考えたのか、皆さんと一緒に考えていければ幸いです。 【カリキュラム】 第1回 カントと『判断力批判』──趣味判断と無関心性 第2回 趣味判断のメカニズム──普遍妥当性と自由な戯れ 第3回 目的なき合目的性と共通感覚──趣味判断の共有可能性
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- 新宿教室
- 教室・オンライン自由講座
自然と人に寄り添う建築 アルヴァ・アアルトの魅力
- 和田 菜穂子/東京家政大学特任教授
- 2026/10/27火
- 19:00〜20:30
- 全1回
- 会員 3,850円 / 一般 4,950円
2026年にアルヴァ・アアルトの代表的な建築群が世界遺産に登録されたことを記念して開催する講座です。フィンランドを代表する建築家アルヴァ・アアルト(1898–1976)は、機能主義建築に自然や人間への温かなまなざしを取り入れ、20世紀を代表する建築家として高く評価されています。本講座では、パイミオのサナトリウムやセイナッツァロの町役場など世界遺産に登録された13の作品を取り上げ、魅力を紹介します。(講師・記)
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- 新宿教室
- 教室・オンライン自由講座
ヴェネツィア−都市と美術
- 京谷 啓徳/学習院大学教授
- 2026/10/28水 〜 2026/12/23水
- 10:30〜12:00
- 全3回
- 会員 11,550円 / 一般 14,850円
多くの歴史文化遺産が残るイタリアでは、それぞれの都市が、町全体として一つの美術館・博物館になっているといっても過言ではありません。本講座では、そのようなイタリア諸都市のなかでも、ひときわ特殊な成り立ちと美しさを有する水の都ヴェネツィアを取り上げます。運河、広場、路地を巡りつつ、皆さんと一緒にヴェネツィア逍遙を楽しむとともに、ヴェネツィア共和国が教会や宮殿の絵画や彫刻を用いて、いかに国家の栄光を謳い上げたのかということについても考えてみたいと思います。 ※2026年4月〜2027年3月の1年間の予定 【カリキュラム】 1)サン・マルコ大聖堂:天地創造のクーポラ 2)パラッツォ・ドゥカーレ1:ヴェネツィア擬人像をめぐって 3)パラッツォ・ドゥカーレ2:ヴェネツィア共和国と異教の神々 ※カリキュラムは変更になる場合があります。ご了承ください。
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- 新宿教室
- オンライン(事前選択講座)
《美しきフェロニエール》とルーヴル美術館のレオナルド作品【オンライン受講】
- 矢澤 佳子/西洋美術史講師
- 2026/11/03火
- 13:30〜15:00
- 全1回
- 会員 4,400円 / 一般 5,500円
レオナルド・ダ・ヴィンチがミラノ時代に制作した「美しきフェロニエール」が初来日。モデルは誰か?革新性は?フランス国王との関係は? 世界一のコレクションを誇るルーヴル美術館のレオナルド絵画作品群において、どう他の傑作と結びつくか。歴史的な背景とともに考察します。(講師・記) ●オンライン受講の方には印刷資料を郵送いたします。直前にお申し込みの場合は、講座当日までに届かないことがございます。講座は資料がなくてもお楽しみ頂ける内容です。(郵送代として教材費を頂戴いたします。) ●画像: �@レオナルド・ダ・ヴィンチ作「美しきフェロニエール」 �Aレオナルド・ダ・ヴィンチ作「岩窟の聖母」 ■紹介予定作品 ◆「美しきフェロニエール」 ◆「岩窟の聖母」 ◆「聖母子と聖アンナ」 ◆「モナリザ」 ◆「洗礼者聖ヨハネ」 ◆「マントヴァ侯妃イザベラ・デステの肖像習作」他
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