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”満洲人脈”の戦後展開
その3
- 小林 英夫/早稲田大学名誉教授
- 2026/07/02木 〜 2026/09/17木
- 15:30〜17:00
- 全4回
- 会員 15,400円
昭和期は大きく戦前期と戦後期に2分されます。今回も前回に引き続き昭和の戦前、戦後の両期にわたり活動した「文」、「経」、「学」、「政」の各界の代表的人物を取り上げて、両期を生き抜いた彼らの多様性と国際性の展開を跡付けます。(講師・記) @7月 2日 スポーツ界 浜崎真二(満鉄から阪急ブレーブス選手・監督) A7月30日 経済界 佐伯喜一(満鉄から戦後は経済安本そして野村総研社長) B8月20日 学界 具嶋兼三郎(満鉄から九州大学教授) C9月17日 政界 佐々木義武(満鉄から衆議院議員・通産大臣)
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侍従長百武三郎と昭和天皇
- 山田 朗/明治大学教授
- 2026/07/17金 〜 2026/09/18金
- 15:30〜17:00
- 全3回
- 会員 11,550円
海軍大将・百武三郎は、1936(昭和11)年11月から1944年8月まで昭和天皇を支える侍従長を務めました。この時期は、2.26事件から日中戦争、日独伊3国同盟の締結、対英米戦争の開戦、緒戦の勝利、ミッドウェー海戦とガダルカナル攻防戦に始まる苦戦、そしてサイパン決戦に至る、まさに日本国家にとっての大激動期にあたります。 一般に侍従長は、侍従たちを監督し、天皇の日常生活・業務を補佐する役割を果たしているのですが、戦時における侍従長には、しかも海軍出身の侍従長である百武には、戦時ならではの役割が課せられていたものと考えられています。 本シリーズでは、刊本が完結した『百武三郎日記』を詳細に読み解きながら、この大激動期に昭和天皇や百武たち天皇側近たちが、いかなる情報を得て、どのようなことを考え、そしてどのような判断を下していったのかを見ていきます。(講師・記) <今期の予定> 【7月期】 7月:日中戦争と昭和天皇(2)(1938年) 8月:日ソ紛争と昭和天皇(1939年) 9月:三国同盟と昭和天皇(1940年) <今後の予定> 【10月期】 10月:対英米戦争への傾斜と昭和天皇(1941年) 11月:対英米戦争開戦と昭和天皇(1941年) 12月:緒戦期の戦況と昭和天皇(1942年) 【1月期】 1月:ガダルカナル戦と昭和天皇(1942〜1943年) 2月:トラック島壊滅と昭和天皇(1944年) 3月:サイパン決戦と昭和天皇(1944年)
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「大東亜戦争」の虚像と実像
歴史研究と歴史認識の葛藤
- 等松 春夫/防衛大学校教授
- 2026/07/22水 〜 2026/09/16水
- 19:00〜20:30
- 全3回
- 会員 11,550円 / 一般 14,850円
80余年前の「大東亜戦争」中、日本は現在の東南アジア諸国連合(ASEAN)に相当する地域を占領統治した。「大東亜戦争」という当時の呼称には「西洋帝国主義からアジアの諸民族を解放する正義の戦争」というイデオロギーがある。占領軍政の実態は解放や正義と程遠かったが、日本ではいまだに歴史認識論争のテーマとなっている。ひるがえって、占領統治された側の人々は、あの戦争をどのように受け止めているのか。最近、東南アジア諸国では自国の歴史の見直しが進行中である。本講義ではベトナム、インドネシア、フィリピンを事例として、東南アジア諸国の自国史の形成に「大東亜戦争」がどのように関わっているかを考察したい。(講師:記) <各回のテーマ> 第1回 ベトナム 第2回 インドネシア 第3回 フィリピン ※テーマの順番は変更となる場合がございます。あらかじめご了承ください。(2026/6/27記) <講師詳細> 等松 春夫:1962年米国パサデナ市生。防衛大学校国際関係学科教授。専門は政治外交史・比較戦争史。筑波大学、早稲田大学を経て1991〜97年に英国留学。オックスフォード大学博士(政治学・国際関係論)。2011年にNATO国防大学で研修、ディプロマ取得。著書『日本帝国と委任統治』(名古屋大学出版会2011)、訳書『なぜ国々は戦争をするのか』(国書刊行会2015)、『大いなる聖戦:第二次世界大戦全史』(国書刊行会、2018)、共著書『日英交流史3〈軍事〉』(東京大学出版会、2001)、『日中戦争の軍事的展開』(慶應義塾大学出版会、2006)、『昭和史講義1・2』(筑摩書房、2015、2016)、Pearl Harbor (Cassell, 2001)、A Gathering Darkness (Scholarly Resources, 2004), Imperialism on Trial (Lexington Books, 2006), Russo Japanese War in Global Perspective (Brill, 2007), History Textbooks and the Wars in Asia (Routledge, 2011), Maritime Strategy and National Security in Japan and Britain (Brill, 2012), Spain 1936: Year Zero (Liverpool University Press, 2018), East Asians in the League of Nations (Palgrave Macmillan, 2023 )他多数。
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ノモンハン事件
―国境をめぐる戦い―
- 齋藤 達志/防衛研究所戦史研究センター所員
- 2026/07/23木 〜 2026/09/24木
- 19:00〜20:30
- 全3回
- 会員 11,550円 / 一般 14,850円
我が国は四面環海であり、長い歴史の中で陸地国境というものにはあまり馴染みがありません。ノモンハン事件は、満州とソ連、モンゴルとの国境で起きた数々の国境紛争の中でも、最大規模のものといえます。日本軍にとっては、日中戦争を遂行する中で起こしてはならない、早期に収束を図るべき国境紛争でした。一方、ソ連・モンゴル軍側からみれば自らの主張する国境線を強要するものであり、合わせて戦略目標までも達成しようとするものでした。本講座では、このような国境紛争がどのような経緯で始まり、どのように収束し、どのように国境を画定したのか、現地の写真なども織り交ぜて、考察してみたいと思います。(講師・記) 第1回:相互の国境認識と第1次ノモンハン事件 第2回:第2次ノモンハン事件とソ連軍の8月攻勢 第3回:停戦と国境画定交渉
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人物で読み解く満洲国と関東軍
石原莞爾・石井四郎・古海忠之
- 麻田 雅文/成城大学教授
- 2026/07/28火 〜 2026/09/22火
- 10:30〜12:00
- 全3回
- 会員 11,550円 / 一般 14,850円
「悪名」は、歴史の何を映しているのか——。前講座に続き、満洲国・関東軍を舞台に活躍した三人の人物に迫ります。 満洲事変を主導し「王道楽土」の夢を描いた石原莞爾。関東軍防疫給水部(731部隊)を率い、人体実験と細菌兵器開発を推し進めた石井四郎。満洲国の財政を握りながら、アヘン専売政策にも深く関与した古海忠之。「参謀」「軍医将校」「官僚」と立場は異なりながら、三者はいずれも満洲国という「実験場」で巨大な権力を行使しました。その足跡を丁寧に辿ることで見えてくるのは、理想と暴力が表裏一体となった帝国日本の膨張の論理です。 史料を手がかりに、満洲国の深部へと踏み込みます。(講師・記) 【各回のテーマ】 第1回 石原莞爾——満洲事変の設計者と「王道楽土」の蹉跌 満洲事変を独断で起こし、満洲国建設の青写真を描いた石原莞爾。「世界最終戦論」という壮大なビジョンと、現実の満洲統治との落差を検証しながら、関東軍の自律的膨張がいかにして生まれたかを考えます。 第2回 石井四郎——731部隊と関東軍の「秘密戦」 関東軍の庇護のもと、細菌兵器の研究・開発・実戦使用を推進した石井四郎と731部隊の実態を検証します。組織的隠蔽と戦後の免責問題にも触れながら、「科学」と戦争犯罪の交差点を読み解きます。 第3回 古海忠之——満洲国財政とアヘンの影 大蔵省出身の高級官僚として満洲国国務院総務庁次長を務めた古海忠之。財政・経済政策の実権を握る一方、満洲国が国家管理のもとで推進したアヘン専売政策にも深く関与しました。「五族協和」の看板の裏に潜む収奪の構造を、アヘン問題を軸に読み解きます。
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晩年の昭和天皇は自身の戦争責任をどう考えていたのか
- 河西 秀哉/名古屋大学教授
- 2026/08/10月 〜 2026/09/07月
- 13:00〜14:30
- 全2回
- 会員 7,700円 / 一般 9,900円
占領期には退位論も広がっていた昭和天皇。しかし、在位し続けることこそ戦争責任をとることだと考え、天皇は退位せず、その後も在位し続けます。こうした昭和天皇のあり方に対して、晩年まで戦争責任を問う声はメディアなど様々な媒体で出ました。どのような論理でそれは展開されたのでしょうか。そして、昭和天皇はそうした自らの戦争責任を問う声に対して、どう考えていたのでしょうか。特に、1970年代の二つの外国訪問(訪欧・訪米)は注目される局面でした。本講座では、晩年、戦争責任論に対して昭和天皇が何を考え、どう対応したのかを見ていきたいと思います。(講師・記) (1)訪欧までの戦争責任論 1971年の訪欧までの戦争責任論とその時の対応を見ていきます。 (2)訪米からの戦争責任論 1975年の訪米とその後の戦争責任論、その時の対応を見ていきます。 【書籍販売・サイン会のご案内】 初回講座日(8/10)に限り、河西秀哉さんの著書[『〈退位〉の終戦史 免責と問責にゆれた天皇』](https://www.keio-up.co.jp/np/isbn/9784766431247/)(慶應義塾大学出版会、2026年)を販売いたします。講座終了後には、サイン会も予定しております。 ※書籍販売・サイン会は、教室でご受講の方限定です。オンライン受講の方への販売・配送は行っておりません。 ※書籍代のお支払いは、現金のほか、クレジットカード・電子マネーにも対応しています。
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1941(昭和16)年の戦争と政治
木戸幸一内大臣の日記・回想録を中心に
- 望月 雅士/早稲田大学教育学部非常勤講師
- 2026/08/20木 〜 2026/09/17木
- 10:30〜12:00
- 全3回
- 会員 11,550円 / 一般 14,850円
2026年はアジア太平洋戦争の勃発から85年となります。国力において圧倒的に劣る日本はアメリカとの交渉を打ち切り、1941(昭和16)年12月8日、開戦へと突入していきます。なぜアメリカとの交渉は失敗に終わったのでしょうか。交渉がまとまる可能性は皆無だったのでしょうか。 この講座では、開戦へと向かう宮中、政府、軍部の攻防について、昭和天皇の最側近・木戸幸一内大臣の日記や回想録を中心に、近年刊行された百武三郎侍従長の日記なども使いながら検証していきます。今学期の講座は1941年7〜12月に焦点をあて、3回にわたって考察していきます。(講師:記) 第1回 1941年7〜8月 第2回 1941年9〜10月 第3回 1941年11〜12月 画像:木戸幸一
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軍人政治家からみる近代日本
山県有朋・田中義一・東条英機
- 小山 俊樹/帝京大学教授
- 2026/08/31月
- 13:00〜14:30
- 全1回
- 会員 3,850円 / 一般 4,950円
本講座は、近代日本で特徴的な役割を果たした三人の軍人政治家(宰相)について、近年の知見をまじえてお話します。近代史において悪名高い「軍人宰相」ですが、これまでの講座では、すでに田中義一(2024年3月)・東条英機(同6月)に注目して、その事績と失敗の様相について考えてきました。今回はこれに、近年研究がとくに進んだ山県有朋を加えて、明治・大正・昭和の「軍人宰相」を比較します。軍人でありながら総理大臣をつとめ、ひとつの時代を象徴する存在となった「人物」の実像を手がかりに、近代日本の政治と軍事を読み解いていきます。(講師・記) ※これまでの講座を受講されていない方にもご参加いただける内容です。
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戦争の終結:降伏文書への調印と日ソ戦争
- 山田 朗/明治大学教授
- 2026/09/04金
- 15:30〜17:00
- 全1回
- 会員 3,850円 / 一般 4,950円
9月2日は81年前(1945年)に東京湾上で降伏文書への調印式が行われた日です。国際法的には、これで日本と連合国との戦闘は終結したことになります。しかし、現実には、千島列島などではソ連軍の侵攻は続きます。 今回の講座では、〔1〕8月15日以降も続いたソ連軍との戦闘(日ソ戦争)の経緯(その背後にあった米ソのかけひき)、〔2〕日本側の「終戦」への対応(確実な停戦の実施と日本軍の武装解除)、〔3〕9月2日の東京湾上のアメリカ戦艦「ミズーリ」における降伏文書調印式はどのように準備され、実行されたのか、日米双方の思惑と取り組みについて検証します。(講師・記)
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- オンライン(事前選択講座)
21世紀の視点で昭和史を再検証する(オンライン受講)
昭和後期の非軍事憲法はいかに形骸化していったか
- 保阪 正康/ノンフィクション作家
- 2026/09/05土
- 13:00〜14:30
- 全1回
- 会員 3,850円 / 一般 4,950円
昭和100年/戦後80年の年が過ぎた。この節目は昭和史もいよいよ「同時代史」から「歴史」の時代に移行したと言っていいのではないだろうか。 この講座は、昭和史を新たな歴史的解釈ではどのようになるのだろうか、という視点で解説していく。これまではともすれば、「解釈」の下に「史実」があったが、それを「史実」の下に解釈を据えるという方法でもう一度昭和史の年表を見直すのである。むろんこれまでの解釈は尊重しつつ、史実を吟味して解釈を補完、あるいは再検証するとの意味でもある。昭和史自体は人類史の見本市たり得ているのだが、なぜそうなのかを徹底解剖してみたいとも思う。貴重な教訓が学べるはずである。(講師・記) 〈9月のテーマ〉 昭和後期の非軍事憲法はいかに形骸化していったか 〈全カリキュラム(予定)〉 3月 昭和史は近代史の矛盾と錯誤を克服し得たのだろうか(3/28終了) 6月 昭和前期の軍事主導体制と天皇、そして国民の責任(6/6) 9月 昭和後期の非軍事憲法はいかに形骸化していったか 12月 昭和史は平成、令和にどのように継承されているか ※変更する場合がございます。あらかじめご了承ください。 *こちらは【オンライン「受講】の申し込みページです。[教室受講をご希望の方はこちら](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=8902636&p=1f3ecea5bc4c4e0d6f1554ea23093388a0abd73fe4d770c71e338eaf5a546b2e)
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21世紀の視点で昭和史を再検証する(教室受講)
昭和後期の非軍事憲法はいかに形骸化していったか
- 保阪 正康/ノンフィクション作家
- 2026/09/05土
- 13:00〜14:30
- 全1回
- 会員 3,850円 / 一般 4,950円
昭和100年/戦後80年の年が過ぎた。この節目は昭和史もいよいよ「同時代史」から「歴史」の時代に移行したと言っていいのではないだろうか。 この講座は、昭和史を新たな歴史的解釈ではどのようになるのだろうか、という視点で解説していく。これまではともすれば、「解釈」の下に「史実」があったが、それを「史実」の下に解釈を据えるという方法でもう一度昭和史の年表を見直すのである。むろんこれまでの解釈は尊重しつつ、史実を吟味して解釈を補完、あるいは再検証するとの意味でもある。昭和史自体は人類史の見本市たり得ているのだが、なぜそうなのかを徹底解剖してみたいとも思う。貴重な教訓が学べるはずである。(講師・記) 〈9月のテーマ〉 昭和後期の非軍事憲法はいかに形骸化していったか 〈全カリキュラム(予定)〉 3月 昭和史は近代史の矛盾と錯誤を克服し得たのだろうか(3/28終了) 6月 昭和前期の軍事主導体制と天皇、そして国民の責任(6/6) 9月 昭和後期の非軍事憲法はいかに形骸化していったか 12月 昭和史は平成、令和にどのように継承されているか ※変更する場合がございます。あらかじめご了承ください。 *こちらは【教室受講】の申し込みページです。[オンライン受講をご希望の方はこちら](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=8905765&p=cb29457d25a4887be6198a23b5d831e02edd2a0177c37e91512e8599d726efac)
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8月15日をめぐる政治力学
――「戦争」の終わり方と「戦後」の始まり方
- 成田 龍一/日本女子大学名誉教授
- 2026/09/11金
- 15:30〜17:00
- 全1回
- 会員 3,850円 / 一般 4,950円
81年目の8月15日を迎えました。「玉音放送」によって戦争の終わりが告げられ、「戦後」がここからスタートします。ポツダム宣言の受諾をめぐっての激論は、二度にわたり作成された映画『日本のいちばん長い日』に描かれていますが、この事態はなにを意味しているのでしょうか。また、この「「戦争」の終わり方」と「「戦後」の始まり方」は、その後の歴史をどのように規定しているでしょうか。「戦後」が旋回するようにみえる<いま>、あらためて「8月15日」の意味を探ってみたいと思います。 (講師・記)
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